JPH06288203A - 発電設備におけるタービン出力制御装置 - Google Patents
発電設備におけるタービン出力制御装置Info
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- JPH06288203A JPH06288203A JP5077059A JP7705993A JPH06288203A JP H06288203 A JPH06288203 A JP H06288203A JP 5077059 A JP5077059 A JP 5077059A JP 7705993 A JP7705993 A JP 7705993A JP H06288203 A JPH06288203 A JP H06288203A
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Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸気タービンにより駆動される発電機の出力
が法律上許容される最大許容蒸気タービン発電機出力を
越えないようにする。 【構成】 発電機出力指令POが一定の定常的な場合は
発電機出力指令POからガスタービン発電機出力PGと蒸
気タービン発電機出力PSの和である発電機合計出力P
を引いて発電機偏差出力ΔPを求め、該発電機偏差出力
ΔPをもとに蒸気タービンへ蒸気を送る系統に設けられ
ている流量制御弁25の開度を調整し、又発電機出力指
令POを上昇させる際には、蒸気タービン発電機出力PS
が許容蒸気タービン発電機出力指令PSOよりも大きくな
ったら、比例積分調節器35により得られた比例積分値
Xから発電機合計出力Pを引いて得られた発電機偏差出
力ΔPをもとに前記流量制御弁25の開度を調整する。
が法律上許容される最大許容蒸気タービン発電機出力を
越えないようにする。 【構成】 発電機出力指令POが一定の定常的な場合は
発電機出力指令POからガスタービン発電機出力PGと蒸
気タービン発電機出力PSの和である発電機合計出力P
を引いて発電機偏差出力ΔPを求め、該発電機偏差出力
ΔPをもとに蒸気タービンへ蒸気を送る系統に設けられ
ている流量制御弁25の開度を調整し、又発電機出力指
令POを上昇させる際には、蒸気タービン発電機出力PS
が許容蒸気タービン発電機出力指令PSOよりも大きくな
ったら、比例積分調節器35により得られた比例積分値
Xから発電機合計出力Pを引いて得られた発電機偏差出
力ΔPをもとに前記流量制御弁25の開度を調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電設備におけるター
ビン出力制御装置に関するものである。
ビン出力制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、加圧流動床ボイラを備えた発電設
備が種々開発されており、その一例として図2に示す如
き設備がある。
備が種々開発されており、その一例として図2に示す如
き設備がある。
【0003】図中、1は加圧流動床ボイラであり、該加
圧流動床ボイラ1は、圧力容器2と、該圧力容器2内に
格納されたボイラ本体3と、該ボイラ本体3内に格納さ
れた蒸発器及び過熱器4と、ボイラ本体3の側部に配置
され且つボイラ本体3内へ石炭等の燃料5を供給するた
めの燃料供給ノズル6を備えており、燃料供給ノズル6
には、流量制御弁8を備えた燃料供給管7が接続されて
いる。又ボイラ本体3内にはベッド材9が収納されてお
り、該ベッド材9は圧力容器2からボイラ本体3内に導
入される圧縮空気10により流動化して流動床が形成さ
れ、流動床の熱により燃料5を燃焼させるようになって
いる。
圧流動床ボイラ1は、圧力容器2と、該圧力容器2内に
格納されたボイラ本体3と、該ボイラ本体3内に格納さ
れた蒸発器及び過熱器4と、ボイラ本体3の側部に配置
され且つボイラ本体3内へ石炭等の燃料5を供給するた
めの燃料供給ノズル6を備えており、燃料供給ノズル6
には、流量制御弁8を備えた燃料供給管7が接続されて
いる。又ボイラ本体3内にはベッド材9が収納されてお
り、該ベッド材9は圧力容器2からボイラ本体3内に導
入される圧縮空気10により流動化して流動床が形成さ
れ、流動床の熱により燃料5を燃焼させるようになって
いる。
【0004】ボイラ本体3の頂部には、ボイラ本体3で
生成した燃焼ガスを排ガス11としてガスタービン13
へ送給する排ガスダクト12が圧力容器2の頂部を貫通
して接続され、排ガス11によりガスタービン13を駆
動し得るようになっている。又ガスタービン13には、
圧縮機14及び発電機15が接続され、ガスタービン1
3によって圧縮機14及び発電機15が駆動されるよう
になっている。更に圧縮機14の吸引側には、流量制御
弁17を備えた空気吸引管16が接続され、吐出側に
は、圧縮空気送給管18の一端が接続され、圧縮空気送
給管18の他端は前記圧力容器2に接続されている。
生成した燃焼ガスを排ガス11としてガスタービン13
へ送給する排ガスダクト12が圧力容器2の頂部を貫通
して接続され、排ガス11によりガスタービン13を駆
動し得るようになっている。又ガスタービン13には、
圧縮機14及び発電機15が接続され、ガスタービン1
3によって圧縮機14及び発電機15が駆動されるよう
になっている。更に圧縮機14の吸引側には、流量制御
弁17を備えた空気吸引管16が接続され、吐出側に
は、圧縮空気送給管18の一端が接続され、圧縮空気送
給管18の他端は前記圧力容器2に接続されている。
【0005】蒸発器及び過熱器4の入口側には、給水ポ
ンプ19から吐出された水20を蒸発器及び過熱器4へ
送給するための給水管21が接続され、蒸発器及び過熱
器4の出口側には、蒸発器及び過熱器4で生成された蒸
気22を蒸気タービン24へ送給するための蒸気管23
が接続され、蒸気管23の中途部には流量制御弁25が
接続されている。又蒸気タービン24から排出された蒸
気は復水器26において冷却されて水となり、前記給水
ポンプ19へ吸込まれ循環するようになっており、更に
蒸気タービン24には発電機27が接続され、蒸気ター
ビン24により発電機27を駆動し得るようになってい
る。
ンプ19から吐出された水20を蒸発器及び過熱器4へ
送給するための給水管21が接続され、蒸発器及び過熱
器4の出口側には、蒸発器及び過熱器4で生成された蒸
気22を蒸気タービン24へ送給するための蒸気管23
が接続され、蒸気管23の中途部には流量制御弁25が
接続されている。又蒸気タービン24から排出された蒸
気は復水器26において冷却されて水となり、前記給水
ポンプ19へ吸込まれ循環するようになっており、更に
蒸気タービン24には発電機27が接続され、蒸気ター
ビン24により発電機27を駆動し得るようになってい
る。
【0006】なお、図中、28はガスタービン13によ
り駆動される発電機15の出力を検出するガスタービン
発電機出力検出器、29は蒸気タービン24により駆動
される発電機27の出力を検出する蒸気タービン発電機
出力検出器である。
り駆動される発電機15の出力を検出するガスタービン
発電機出力検出器、29は蒸気タービン24により駆動
される発電機27の出力を検出する蒸気タービン発電機
出力検出器である。
【0007】発電時には、圧力容器2へ導入された圧縮
空気10は、ボイラ本体3の下部からボイラ本体3内へ
導入され、ベッド材9が流動化して流動床が形成され、
燃料供給管7から燃料供給ノズル6を経てボイラ本体3
内へ供給された燃料5は、流動床の熱により燃焼して燃
焼ガスが生成される。
空気10は、ボイラ本体3の下部からボイラ本体3内へ
導入され、ベッド材9が流動化して流動床が形成され、
燃料供給管7から燃料供給ノズル6を経てボイラ本体3
内へ供給された燃料5は、流動床の熱により燃焼して燃
焼ガスが生成される。
【0008】燃焼ガスは、排ガス11として排ガスダク
ト12を通りガスタービン13へ導入され、ガスタービ
ン13が駆動されることにより圧縮機14及び発電機1
5が駆動される。このため空気吸引管16を経て圧縮機
14内へ導入された空気は圧縮機14で圧縮され、生成
された圧縮空気10は圧縮空気送給管18から圧力容器
2内へ送給され、又発電機15により発電が行われる。
ト12を通りガスタービン13へ導入され、ガスタービ
ン13が駆動されることにより圧縮機14及び発電機1
5が駆動される。このため空気吸引管16を経て圧縮機
14内へ導入された空気は圧縮機14で圧縮され、生成
された圧縮空気10は圧縮空気送給管18から圧力容器
2内へ送給され、又発電機15により発電が行われる。
【0009】一方、ボイラ本体3においては、燃料5の
燃焼により生成された燃焼ガスにより蒸発器及び過熱器
4内の水20が加熱され、生成した蒸気22は蒸気管2
3から蒸気タービン24へ導入されて蒸気タービン24
が駆動され、蒸気タービン24により発電機27が駆動
されて発電が行われる。又蒸気タービン24から排出さ
れた蒸気は復水器26で冷却されて水に戻され、給水ポ
ンプ19によって再び蒸発器及び過熱器4へ送給され
る。
燃焼により生成された燃焼ガスにより蒸発器及び過熱器
4内の水20が加熱され、生成した蒸気22は蒸気管2
3から蒸気タービン24へ導入されて蒸気タービン24
が駆動され、蒸気タービン24により発電機27が駆動
されて発電が行われる。又蒸気タービン24から排出さ
れた蒸気は復水器26で冷却されて水に戻され、給水ポ
ンプ19によって再び蒸発器及び過熱器4へ送給され
る。
【0010】上記発電設備においては、ガスタービン1
3により駆動される発電機15の出力と蒸気タービン2
4により駆動される発電機27の出力の和は一定の値に
保持する必要があるため、従来、図3に示すごときター
ビン出力制御装置が使用されている。
3により駆動される発電機15の出力と蒸気タービン2
4により駆動される発電機27の出力の和は一定の値に
保持する必要があるため、従来、図3に示すごときター
ビン出力制御装置が使用されている。
【0011】図3中、30はガスタービン発電機出力検
出器28により検出されたガスタービン発電機出力PG
と蒸気タービン発電機出力検出器29により検出された
蒸気タービン発電機出力PSを加算して発電機合計出力
Pを求める加算器(ガスタービン発電機出力検出器28
及び蒸気タービン発電機出力検出器29の設置位置につ
いては図2参照)、31は蒸気タービン24により駆動
される発電機27とガスタービン13により駆動される
発電機15とにより出力されなければならない発電機出
力の指令(発電機出力指令)POと加算器30で求めら
れた発電機合計出力Pの差をとり発電機偏差出力ΔPを
求める減算器、32は減算器31からの発電機偏差出力
ΔPに対応した弁開閉指令Vを流量制御弁25(図2も
参照)へ与える調節器である。
出器28により検出されたガスタービン発電機出力PG
と蒸気タービン発電機出力検出器29により検出された
蒸気タービン発電機出力PSを加算して発電機合計出力
Pを求める加算器(ガスタービン発電機出力検出器28
及び蒸気タービン発電機出力検出器29の設置位置につ
いては図2参照)、31は蒸気タービン24により駆動
される発電機27とガスタービン13により駆動される
発電機15とにより出力されなければならない発電機出
力の指令(発電機出力指令)POと加算器30で求めら
れた発電機合計出力Pの差をとり発電機偏差出力ΔPを
求める減算器、32は減算器31からの発電機偏差出力
ΔPに対応した弁開閉指令Vを流量制御弁25(図2も
参照)へ与える調節器である。
【0012】発電時には、ガスタービン発電機出力検出
器28で検出されたガスタービン発電機出力PGと蒸気
タービン発電機出力検出器29で検出された蒸気タービ
ン発電機出力PSは加算器30で加算されて発電機合計
出力Pが求められ、求められた発電機合計出力Pは減算
器31に与えられ、減算器31では、発電機出力指令P
Oと発電機合計出力Pの差がとられて発電機偏差出力Δ
Pが求められ、求められた発電機偏差出力ΔPは調節器
32に与えられ、調節されて弁開閉指令Vが求められ、
求められた弁開閉指令Vは調節器32から流量制御弁2
5へ与えられて流量制御弁25の開度が調整される。こ
のため、発電機合計出力Pを発電機出力指令POに合致
させるためのタービン出力制御は専ら図2に示す蒸気2
2の流量を制御することにより行われる。
器28で検出されたガスタービン発電機出力PGと蒸気
タービン発電機出力検出器29で検出された蒸気タービ
ン発電機出力PSは加算器30で加算されて発電機合計
出力Pが求められ、求められた発電機合計出力Pは減算
器31に与えられ、減算器31では、発電機出力指令P
Oと発電機合計出力Pの差がとられて発電機偏差出力Δ
Pが求められ、求められた発電機偏差出力ΔPは調節器
32に与えられ、調節されて弁開閉指令Vが求められ、
求められた弁開閉指令Vは調節器32から流量制御弁2
5へ与えられて流量制御弁25の開度が調整される。こ
のため、発電機合計出力Pを発電機出力指令POに合致
させるためのタービン出力制御は専ら図2に示す蒸気2
2の流量を制御することにより行われる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記発電設備において
は、発電機出力指令POが増加することにより加圧流動
床ボイラ1の負荷をあげる場合には、燃料5と共に圧縮
空気10の流量も増加させる必要がある。このため、発
電機出力指令POは流量制御弁8に与えられて流量制御
弁8の開度が大きくなり、燃料供給ノズル6から噴射さ
れる燃料5の流量が増加すると共に、流量制御弁17へ
与えられて流量制御弁17の開度が大きくなり、空気吸
引管16から圧縮機14内へ吸込まれる空気の流量が多
くなる。
は、発電機出力指令POが増加することにより加圧流動
床ボイラ1の負荷をあげる場合には、燃料5と共に圧縮
空気10の流量も増加させる必要がある。このため、発
電機出力指令POは流量制御弁8に与えられて流量制御
弁8の開度が大きくなり、燃料供給ノズル6から噴射さ
れる燃料5の流量が増加すると共に、流量制御弁17へ
与えられて流量制御弁17の開度が大きくなり、空気吸
引管16から圧縮機14内へ吸込まれる空気の流量が多
くなる。
【0014】而して、圧縮機14で圧縮される空気の圧
縮比は圧縮機14内へ吸引される空気の流量が少い場合
と同じであるから、吸込まれる空気の流量が増加した場
合にはガスタービン13により駆動される圧縮機14の
消費電力が増大することになり、場合によってはガスタ
ービン13の出力のうち発電機15へ配分される出力が
減少することがある。従って斯かる過渡的状況の場合に
は、発電機15により出力されるガスタービン発電機出
力PGは一時的に低下することになり、発電機合計出力
Pが低下してしまう。
縮比は圧縮機14内へ吸引される空気の流量が少い場合
と同じであるから、吸込まれる空気の流量が増加した場
合にはガスタービン13により駆動される圧縮機14の
消費電力が増大することになり、場合によってはガスタ
ービン13の出力のうち発電機15へ配分される出力が
減少することがある。従って斯かる過渡的状況の場合に
は、発電機15により出力されるガスタービン発電機出
力PGは一時的に低下することになり、発電機合計出力
Pが低下してしまう。
【0015】又、発電機合計出力Pが低下すると、発電
機偏差出力ΔPが大きくなるため、発電機出力指令PO
に等しい発電機合計出力Pを得るには、発電機偏差出力
ΔPに対応した弁開閉指令Vを調節器32から流量制御
弁25へ与えて流量制御弁25の開度を大きくし、蒸気
タービン24へ送給される蒸気22の流量を増やして蒸
気タービン24により駆動される発電機27の出力(蒸
気タービン発電機出力PS)を増加させる必要がある。
機偏差出力ΔPが大きくなるため、発電機出力指令PO
に等しい発電機合計出力Pを得るには、発電機偏差出力
ΔPに対応した弁開閉指令Vを調節器32から流量制御
弁25へ与えて流量制御弁25の開度を大きくし、蒸気
タービン24へ送給される蒸気22の流量を増やして蒸
気タービン24により駆動される発電機27の出力(蒸
気タービン発電機出力PS)を増加させる必要がある。
【0016】一方、蒸気タービン発電機出力PSの許容
される最大値すなわち最大許容蒸気タービン発電機出力
PSmax.は法律上制限を受けており、上述のように発電
機出力指令POをあげる場合には、蒸気タービン24に
より駆動される発電機27の蒸気タービン発電機出力P
Sは、法律上制限されている最大許容蒸気タービン発電
機出力PSmax.を超過するおそれがある。
される最大値すなわち最大許容蒸気タービン発電機出力
PSmax.は法律上制限を受けており、上述のように発電
機出力指令POをあげる場合には、蒸気タービン24に
より駆動される発電機27の蒸気タービン発電機出力P
Sは、法律上制限されている最大許容蒸気タービン発電
機出力PSmax.を超過するおそれがある。
【0017】本発明は上述の実情に鑑み、発電量を増加
するため発電機出力指令POをあげる場合に、蒸気ター
ビン24により駆動される発電機27の蒸気タービン発
電機出力PSが、法律で定められている最大許容蒸気タ
ービン発電機出力PSmax.を越えないようにすることを
目的としてなしたものである。
するため発電機出力指令POをあげる場合に、蒸気ター
ビン24により駆動される発電機27の蒸気タービン発
電機出力PSが、法律で定められている最大許容蒸気タ
ービン発電機出力PSmax.を越えないようにすることを
目的としてなしたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧力容器2と
該圧力容器2内に格納されると共に燃料供給ノズル6を
有し且つ内部に前記圧力容器2からの圧縮空気10によ
り流動化可能なベッド材9を収納し得るようにしたボイ
ラ本体3を備えた加圧流動床ボイラ1と、前記燃料供給
ノズル6からボイラ本体3内へ投入された燃料5が燃焼
することにより生成された燃焼ガスにより加熱され得ら
れた蒸気22により駆動される蒸気タービン24及び該
蒸気タービン24により駆動される発電機27と、前記
ボイラ本体3から排出された排ガス11により駆動され
るガスタービン13及び該ガスタービン13により駆動
される発電機15並びにガスタービン13により駆動さ
れ生成された圧縮空気10を前記圧力容器2内へ供給す
る圧縮機14を備えた発電設備において、蒸気タービン
24により駆動される発電機27の出力を検出する蒸気
タービン発電機出力検出器29とガスタービン13によ
り駆動される発電機15の出力を検出するガスタービン
発電機出力検出器28と、蒸気タービン発電機出力検出
器29により検出した蒸気タービン発電機出力PSとガ
スタービン発電機出力検出器28により検出したガスタ
ービン発電機出力PGを加算して発電機合計出力Pを求
め且つ求められた発電機合計出力Pを減算器31へ与え
る加算器30と、信号発生器33により与えられた、最
大許容蒸気タービン発電機出力PSmax.よりも低い許容
蒸気タービン発電機出力指令PSOから蒸気タービン発電
機出力検出器29により検出された蒸気タービン発電機
出力PSを減算して蒸気タービン発電機偏差出力ΔPSを
求める減算器34と、該減算器34で求められた蒸気タ
ービン発電機偏差出力ΔPSを処理して比例積分値Xを
求めバイアス発生器38から与えられたバイアス指令Y
nと比較してX≧Ynの場合にはバイアス指令Ynを出力
し、X<Ynの場合には比例積分値Xを出力する上限制
限器36付きの比例積分調節器35と、蒸気タービン2
4により駆動される発電機27とガスタービン13によ
り駆動される発電機15とにより出力されなければなら
ない発電機出力指令PO及び前記上限制限器36からの
バイアス指令Yn又は比例積分値Xのうち低い信号を出
力し前記減算器31及びバイアス発生器38に与えるよ
うにした低信号選択器37と、前記減算器31において
発電機出力指令POと発電機合計出力Pの差をとり求め
た発電機偏差出力ΔP或いはバイアイ指令Yn、又は比
例積分値Xと発電機合計出力Pの差をとって求めた発電
機偏差出力ΔPに基づいて弁開閉指令Vを求め該弁開閉
指令Vを前記蒸気22を前記蒸気タービン24へ送給す
る蒸気管23に設けた流量制御弁25へ与える調節器3
2を設けたものである。
該圧力容器2内に格納されると共に燃料供給ノズル6を
有し且つ内部に前記圧力容器2からの圧縮空気10によ
り流動化可能なベッド材9を収納し得るようにしたボイ
ラ本体3を備えた加圧流動床ボイラ1と、前記燃料供給
ノズル6からボイラ本体3内へ投入された燃料5が燃焼
することにより生成された燃焼ガスにより加熱され得ら
れた蒸気22により駆動される蒸気タービン24及び該
蒸気タービン24により駆動される発電機27と、前記
ボイラ本体3から排出された排ガス11により駆動され
るガスタービン13及び該ガスタービン13により駆動
される発電機15並びにガスタービン13により駆動さ
れ生成された圧縮空気10を前記圧力容器2内へ供給す
る圧縮機14を備えた発電設備において、蒸気タービン
24により駆動される発電機27の出力を検出する蒸気
タービン発電機出力検出器29とガスタービン13によ
り駆動される発電機15の出力を検出するガスタービン
発電機出力検出器28と、蒸気タービン発電機出力検出
器29により検出した蒸気タービン発電機出力PSとガ
スタービン発電機出力検出器28により検出したガスタ
ービン発電機出力PGを加算して発電機合計出力Pを求
め且つ求められた発電機合計出力Pを減算器31へ与え
る加算器30と、信号発生器33により与えられた、最
大許容蒸気タービン発電機出力PSmax.よりも低い許容
蒸気タービン発電機出力指令PSOから蒸気タービン発電
機出力検出器29により検出された蒸気タービン発電機
出力PSを減算して蒸気タービン発電機偏差出力ΔPSを
求める減算器34と、該減算器34で求められた蒸気タ
ービン発電機偏差出力ΔPSを処理して比例積分値Xを
求めバイアス発生器38から与えられたバイアス指令Y
nと比較してX≧Ynの場合にはバイアス指令Ynを出力
し、X<Ynの場合には比例積分値Xを出力する上限制
限器36付きの比例積分調節器35と、蒸気タービン2
4により駆動される発電機27とガスタービン13によ
り駆動される発電機15とにより出力されなければなら
ない発電機出力指令PO及び前記上限制限器36からの
バイアス指令Yn又は比例積分値Xのうち低い信号を出
力し前記減算器31及びバイアス発生器38に与えるよ
うにした低信号選択器37と、前記減算器31において
発電機出力指令POと発電機合計出力Pの差をとり求め
た発電機偏差出力ΔP或いはバイアイ指令Yn、又は比
例積分値Xと発電機合計出力Pの差をとって求めた発電
機偏差出力ΔPに基づいて弁開閉指令Vを求め該弁開閉
指令Vを前記蒸気22を前記蒸気タービン24へ送給す
る蒸気管23に設けた流量制御弁25へ与える調節器3
2を設けたものである。
【0019】
【作用】蒸気タービン発電機出力PSが許容蒸気タービ
ン発電機出力指令PSOよりも低い場合、及び蒸気タービ
ン発電機出力PSが許容蒸気タービン発電機出力指令PS
Oよりも高いがその時のバイアス指令Ynがその時の蒸気
タービン発電機偏差出力ΔPSを処理して得られた比例
積分値Xよりも低くしかも発電機出力指令POよりも高
い場合には、発電機出力指令POと、検出された蒸気タ
ービン発電機出力PS及びガスタービン発電機出力PGを
加えて得られた発電機合計出力Pの差である発電機偏差
出力ΔPをもとに流量制御弁25の開度が調整され、又
蒸気タービン発電機出力PSが許容蒸気タービン発電機
出力指令PSOよりも高くその時の蒸気タービン発電機偏
差出力ΔPSを処理して得られた比例積分値Xがその時
のバイアス指令Ynよりも低くしかも発電機出力指令PO
よりも低い場合には、比例積分値Xと発電機合計出力P
の差である発電機偏差出力ΔPをもとに流量制御弁25
の開度が調整される。従って流量制御弁25の開度は過
大とならず、蒸気タービン24により駆動される発電機
27の出力が最大許容蒸気タービン発電機出力P Smax.
を超過することはない。
ン発電機出力指令PSOよりも低い場合、及び蒸気タービ
ン発電機出力PSが許容蒸気タービン発電機出力指令PS
Oよりも高いがその時のバイアス指令Ynがその時の蒸気
タービン発電機偏差出力ΔPSを処理して得られた比例
積分値Xよりも低くしかも発電機出力指令POよりも高
い場合には、発電機出力指令POと、検出された蒸気タ
ービン発電機出力PS及びガスタービン発電機出力PGを
加えて得られた発電機合計出力Pの差である発電機偏差
出力ΔPをもとに流量制御弁25の開度が調整され、又
蒸気タービン発電機出力PSが許容蒸気タービン発電機
出力指令PSOよりも高くその時の蒸気タービン発電機偏
差出力ΔPSを処理して得られた比例積分値Xがその時
のバイアス指令Ynよりも低くしかも発電機出力指令PO
よりも低い場合には、比例積分値Xと発電機合計出力P
の差である発電機偏差出力ΔPをもとに流量制御弁25
の開度が調整される。従って流量制御弁25の開度は過
大とならず、蒸気タービン24により駆動される発電機
27の出力が最大許容蒸気タービン発電機出力P Smax.
を超過することはない。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
つ説明する。
【0021】図1は本発明の発電設備におけるタービン
出力制御装置の一実施例で、本実施例のタービン出力制
御装置が適用される発電設備は図2に示す発電設備と同
じであるため、本実施例の説明においては、図2をも参
照しつつ説明を行う。又図1中、図3に示す構成と同一
構成部分においては同一のものには同一の符号を付して
説明を省略する。
出力制御装置の一実施例で、本実施例のタービン出力制
御装置が適用される発電設備は図2に示す発電設備と同
じであるため、本実施例の説明においては、図2をも参
照しつつ説明を行う。又図1中、図3に示す構成と同一
構成部分においては同一のものには同一の符号を付して
説明を省略する。
【0022】図1中、33は蒸気タービン24により駆
動される発電機27の最大許容蒸気タービン発電機出力
PSmax.よりも若干低い許容蒸気タービン発電機出力指
令PS Oを出力し得るようにした信号発生器、34は信号
発生器33からの許容蒸気タービン発電機出力指令PSO
と蒸気タービン発電機出力検出器29により検出された
蒸気タービン発電機出力PSの差をとって蒸気タービン
発電機偏差出力ΔPSを求める減算器、35は減算器3
4からの蒸気タービン発電機偏差出力ΔPSを処理して
比例積分値Xを求める比例積分調節器、36は比例積分
調節器35に内蔵され且つバイアス発生器38から与え
られたバイアス指令Ynと比例積分値Xを比較してX≧
Ynの場合はバイアスYnを出力しX<Ynの場合には比
例積分値Xを出力し得るようにした上限制限器、37は
上限制限器36から出力されたバイアス指令Yn若しく
は比例積分値Xと発電機出力指令POとを比較して低い
方の信号を選択する低信号選択器であり、バイアス発生
器38は低信号選択器37で選択された発電機出力指令
PO又は比例積分値Xに所定のバイアス率α(5%程
度)を掛けて得られたバイアス指令Yn[=(1+α)
PO]又はYn[=(1+α)X]を上限制限器36へ与
え得るようになっており、低信号選択器37から出力さ
れた発電機出力指令PO又は比例積分値Xはバイアス発
生器38の他に減算器31へ与え得るようになってい
る。なお、許容蒸気タービン発電機出力指令PSOを最大
許容蒸気タービン発電機出力PSmax.よりもどの程度低
くするかは、試運転等により決定する。
動される発電機27の最大許容蒸気タービン発電機出力
PSmax.よりも若干低い許容蒸気タービン発電機出力指
令PS Oを出力し得るようにした信号発生器、34は信号
発生器33からの許容蒸気タービン発電機出力指令PSO
と蒸気タービン発電機出力検出器29により検出された
蒸気タービン発電機出力PSの差をとって蒸気タービン
発電機偏差出力ΔPSを求める減算器、35は減算器3
4からの蒸気タービン発電機偏差出力ΔPSを処理して
比例積分値Xを求める比例積分調節器、36は比例積分
調節器35に内蔵され且つバイアス発生器38から与え
られたバイアス指令Ynと比例積分値Xを比較してX≧
Ynの場合はバイアスYnを出力しX<Ynの場合には比
例積分値Xを出力し得るようにした上限制限器、37は
上限制限器36から出力されたバイアス指令Yn若しく
は比例積分値Xと発電機出力指令POとを比較して低い
方の信号を選択する低信号選択器であり、バイアス発生
器38は低信号選択器37で選択された発電機出力指令
PO又は比例積分値Xに所定のバイアス率α(5%程
度)を掛けて得られたバイアス指令Yn[=(1+α)
PO]又はYn[=(1+α)X]を上限制限器36へ与
え得るようになっており、低信号選択器37から出力さ
れた発電機出力指令PO又は比例積分値Xはバイアス発
生器38の他に減算器31へ与え得るようになってい
る。なお、許容蒸気タービン発電機出力指令PSOを最大
許容蒸気タービン発電機出力PSmax.よりもどの程度低
くするかは、試運転等により決定する。
【0023】発電時には、ガスタービン発電機出力検出
器28で検出されたガスタービン発電機出力PGと蒸気
タービン発電機出力検出器29で検出された蒸気タービ
ン発電機出力PSは加算器30で加算されて発電機合計
出力Pが求められ、求められた発電機合計出力Pは減算
器31に与えられる。
器28で検出されたガスタービン発電機出力PGと蒸気
タービン発電機出力検出器29で検出された蒸気タービ
ン発電機出力PSは加算器30で加算されて発電機合計
出力Pが求められ、求められた発電機合計出力Pは減算
器31に与えられる。
【0024】一方、蒸気タービン発電機出力検出器29
で検出された蒸気タービン発電機出力PSは減算器34
に与えられ、減算器34では、信号発生器33により与
えられた許容蒸気タービン発電機出力指令PSOから蒸気
タービン発電機出力PSが減算されて蒸気タービン発電
機偏差出力ΔPS(=PSO−PS)が求められ、求められ
た蒸気タービン発電機出力PSは比例積分調節器35に
与えられて処理され比例積分値Xが求められる。而し
て、発電機出力指令POに変更がない定常的な発電時に
は、比例積分調節器35で得られる比例積分値Xはバイ
アス発生器38から与えられるその時のバイアス指令Y
n[=(1+α)PO]よりも大きな値となり、上限制限
器36ではその時のバイアス指令Yn[=(1+α)
PO]により上限が制限されることになる。このため上
限制限器36からは、バイアス発生器38からのバイア
ス指令Yn[=(1+α)PO]が出力されて低信号選択
器37に与えられ、低信号選択器37からは、バイアス
指令Yn[=(1+α)PO]よりも低い発電機出力指令
POが出力されて減算器31及びバイアス発生器38に
与えられる。又バイアス発生器38ではバイアス率αを
掛けて得られたバイアス指令Yn[=(1+α)PO]が
上限制限器36へ与えられるが、定常運転時には、上述
のように上限制限器36からはバイアス指令Yn[=
(1+α)PO]が出力されて低信号選択器37に与え
られ、低信号選択器37からはバイアス指令Yn[=
(1+α)PO]よりも低い発電機出力指令POが継続的
に出力される。
で検出された蒸気タービン発電機出力PSは減算器34
に与えられ、減算器34では、信号発生器33により与
えられた許容蒸気タービン発電機出力指令PSOから蒸気
タービン発電機出力PSが減算されて蒸気タービン発電
機偏差出力ΔPS(=PSO−PS)が求められ、求められ
た蒸気タービン発電機出力PSは比例積分調節器35に
与えられて処理され比例積分値Xが求められる。而し
て、発電機出力指令POに変更がない定常的な発電時に
は、比例積分調節器35で得られる比例積分値Xはバイ
アス発生器38から与えられるその時のバイアス指令Y
n[=(1+α)PO]よりも大きな値となり、上限制限
器36ではその時のバイアス指令Yn[=(1+α)
PO]により上限が制限されることになる。このため上
限制限器36からは、バイアス発生器38からのバイア
ス指令Yn[=(1+α)PO]が出力されて低信号選択
器37に与えられ、低信号選択器37からは、バイアス
指令Yn[=(1+α)PO]よりも低い発電機出力指令
POが出力されて減算器31及びバイアス発生器38に
与えられる。又バイアス発生器38ではバイアス率αを
掛けて得られたバイアス指令Yn[=(1+α)PO]が
上限制限器36へ与えられるが、定常運転時には、上述
のように上限制限器36からはバイアス指令Yn[=
(1+α)PO]が出力されて低信号選択器37に与え
られ、低信号選択器37からはバイアス指令Yn[=
(1+α)PO]よりも低い発電機出力指令POが継続的
に出力される。
【0025】このため、減算器31では、低信号選択器
37からの発電機出力指令POから発電機合計出力Pが
引かれて発電機偏差出力ΔPが求められ、調節器32へ
与えられ、調節器32からは発電機偏差出力ΔPに対応
した弁開閉指令Vが出力されて流量制御弁25へ与えら
れ、流量制御弁25の開度が調整される。
37からの発電機出力指令POから発電機合計出力Pが
引かれて発電機偏差出力ΔPが求められ、調節器32へ
与えられ、調節器32からは発電機偏差出力ΔPに対応
した弁開閉指令Vが出力されて流量制御弁25へ与えら
れ、流量制御弁25の開度が調整される。
【0026】而して、発電機偏差出力ΔP>0の場合
は、発電機合計出力Pは発電機出力指令POに達してい
ないから、流量制御弁25の開度が大きくなり、蒸気タ
ービン24へ送給される蒸気22の流量が増え、蒸気タ
ービン24により駆動される蒸気タービン発電機出力P
Sが増加する。又発電機偏差出力ΔP<0の場合は、発
電機合計出力Pは発電機出力指令POを越えているた
め、流量制御弁25は絞られ、蒸気タービン24へ送給
される蒸気22の流量が減少し、蒸気タービン24によ
り駆動される蒸気タービン発電機出力PSが減少する。
は、発電機合計出力Pは発電機出力指令POに達してい
ないから、流量制御弁25の開度が大きくなり、蒸気タ
ービン24へ送給される蒸気22の流量が増え、蒸気タ
ービン24により駆動される蒸気タービン発電機出力P
Sが増加する。又発電機偏差出力ΔP<0の場合は、発
電機合計出力Pは発電機出力指令POを越えているた
め、流量制御弁25は絞られ、蒸気タービン24へ送給
される蒸気22の流量が減少し、蒸気タービン24によ
り駆動される蒸気タービン発電機出力PSが減少する。
【0027】発電量を多くするために発電機出力指令P
Oを高くすると、図3で説明したように一時的にガスタ
ービン発電機出力PGが低下し、加算器30で求められ
る発電機合計出力Pが減少することがある。この場合に
は、減算器31へ与えられる発電機出力指令POと発電
機合計出力Pの差である発電機偏差出力ΔPは増大し、
調節器32から流量制御弁25へ与えられる弁開閉指令
Vも大きくなり流量制御弁25の開度は大きくなる。従
って、加圧流動床ボイラ1から蒸気タービン24へ与え
られる蒸気22の流量は増加し、蒸気タービン24によ
り駆動される発電機27の出力は増大するため、蒸気タ
ービン発電機出力検出器29により検出される蒸気ター
ビン発電機出力PSも増加する。
Oを高くすると、図3で説明したように一時的にガスタ
ービン発電機出力PGが低下し、加算器30で求められ
る発電機合計出力Pが減少することがある。この場合に
は、減算器31へ与えられる発電機出力指令POと発電
機合計出力Pの差である発電機偏差出力ΔPは増大し、
調節器32から流量制御弁25へ与えられる弁開閉指令
Vも大きくなり流量制御弁25の開度は大きくなる。従
って、加圧流動床ボイラ1から蒸気タービン24へ与え
られる蒸気22の流量は増加し、蒸気タービン24によ
り駆動される発電機27の出力は増大するため、蒸気タ
ービン発電機出力検出器29により検出される蒸気ター
ビン発電機出力PSも増加する。
【0028】而して、蒸気タービン発電機出力PSが許
容蒸気タービン発電機出力指令PSOよりも大きくなる
と、減算器34から出力される蒸気タービン発電機偏差
出力ΔPSはマイナスになる。そうすると、比例積分調
節器35で蒸気タービン発電機偏差出力ΔPSを比例積
分して得られた比例積分値Xはその時のバイアス指令Y
n[=(1+α)PO]よりも小さい値となるため、上限
制限器36では、比例積分値Xにより上限が制限される
ことになる。このため以後は比例積分値Xが上限制限器
36から出力されて低信号選択器37へ与えられる。
容蒸気タービン発電機出力指令PSOよりも大きくなる
と、減算器34から出力される蒸気タービン発電機偏差
出力ΔPSはマイナスになる。そうすると、比例積分調
節器35で蒸気タービン発電機偏差出力ΔPSを比例積
分して得られた比例積分値Xはその時のバイアス指令Y
n[=(1+α)PO]よりも小さい値となるため、上限
制限器36では、比例積分値Xにより上限が制限される
ことになる。このため以後は比例積分値Xが上限制限器
36から出力されて低信号選択器37へ与えられる。
【0029】比例積分値Xが低信号選択器37へ与えら
れ始めた直後は、発電機出力指令P Oの方が比例積分値
Xよりも低く、発電機出力指令POが減算器31及びバ
イアス発生器38に与えられる。このため、減算器31
からはPO−Pの発電機偏差出力ΔPが出力されて流量
制御弁25の開度の調整が行われる。
れ始めた直後は、発電機出力指令P Oの方が比例積分値
Xよりも低く、発電機出力指令POが減算器31及びバ
イアス発生器38に与えられる。このため、減算器31
からはPO−Pの発電機偏差出力ΔPが出力されて流量
制御弁25の開度の調整が行われる。
【0030】又、PSO<PSの状態のままで時間が経過
し、X<POとなると、低信号選択器37からは比例積
分値Xが出力されて減算器31及びバイアス発生器38
に与えられる。この場合、減算器31では発電機偏差出
力ΔPはX−Pにより求められるが、X<POであるた
め、ΔPはPO−Pにより求められる場合よりも減少す
る。このため、減算器31から出力されて調節器32に
与えられる発電機偏差出力ΔPも減少し、調節器32か
ら流量制御弁25へ与えられる弁開閉指令Vも減少する
結果、流量制御弁25は開かなくなり、又比例積分値X
はPSO<PSが継続している場合には、時間の経過と共
に減少するため、減算器31から出力される発電機偏差
出力ΔPはΔP=X−P<0となり、この場合には、調
節器32からの弁開閉指令Vにより流量制御弁25は閉
じられてゆく。
し、X<POとなると、低信号選択器37からは比例積
分値Xが出力されて減算器31及びバイアス発生器38
に与えられる。この場合、減算器31では発電機偏差出
力ΔPはX−Pにより求められるが、X<POであるた
め、ΔPはPO−Pにより求められる場合よりも減少す
る。このため、減算器31から出力されて調節器32に
与えられる発電機偏差出力ΔPも減少し、調節器32か
ら流量制御弁25へ与えられる弁開閉指令Vも減少する
結果、流量制御弁25は開かなくなり、又比例積分値X
はPSO<PSが継続している場合には、時間の経過と共
に減少するため、減算器31から出力される発電機偏差
出力ΔPはΔP=X−P<0となり、この場合には、調
節器32からの弁開閉指令Vにより流量制御弁25は閉
じられてゆく。
【0031】低信号選択器37から比例積分値Xが出力
される場合には、バイアス発生器38から出力されるバ
イアス指令Ynは(1+α)XとなるがX<(1+α)
Xであるため、上限制限器36からは比例積分値Xが継
続して出力される。
される場合には、バイアス発生器38から出力されるバ
イアス指令Ynは(1+α)XとなるがX<(1+α)
Xであるため、上限制限器36からは比例積分値Xが継
続して出力される。
【0032】流量制御弁25が閉じられた結果、加圧流
動床ボイラ1から蒸気タービン24へ送給される蒸気2
2の流量が低下すると、蒸気タービン24の出力が減少
して発電機27の蒸気タービン発電機出力PSも低下す
るが、圧縮機14からの圧縮空気10の流量は徐々に増
加し、ボイラ本体3から排ガスダクト12を介してガス
タービン13へ導入される排ガス11の流量も増加する
ため、ガスタービン13の出力も徐々に増加する。従っ
てガスタービン13により駆動される発電機15の出力
も増加してガスタービン発電機出力検出器28により検
出されるガスタービン発電機出力PGが増加し、発電機
合計出力Pは発電機出力指令POと合致し且つ蒸気ター
ビン発電機出力PSは最大許容蒸気タービン発電機出力
PSmax.を超過しないよう制御が行われる。
動床ボイラ1から蒸気タービン24へ送給される蒸気2
2の流量が低下すると、蒸気タービン24の出力が減少
して発電機27の蒸気タービン発電機出力PSも低下す
るが、圧縮機14からの圧縮空気10の流量は徐々に増
加し、ボイラ本体3から排ガスダクト12を介してガス
タービン13へ導入される排ガス11の流量も増加する
ため、ガスタービン13の出力も徐々に増加する。従っ
てガスタービン13により駆動される発電機15の出力
も増加してガスタービン発電機出力検出器28により検
出されるガスタービン発電機出力PGが増加し、発電機
合計出力Pは発電機出力指令POと合致し且つ蒸気ター
ビン発電機出力PSは最大許容蒸気タービン発電機出力
PSmax.を超過しないよう制御が行われる。
【0033】流量制御弁25が絞られて蒸気タービン2
4により駆動される発電機27の出力が押えられ、蒸気
タービン発電機出力検出器29により検出される蒸気タ
ービン発電機出力PSが許容蒸気タービン発電機出力指
令PSOよりも下降すると、減算器34で求められて出力
される蒸気タービン発電機偏差出力ΔPSはプラスにな
る。
4により駆動される発電機27の出力が押えられ、蒸気
タービン発電機出力検出器29により検出される蒸気タ
ービン発電機出力PSが許容蒸気タービン発電機出力指
令PSOよりも下降すると、減算器34で求められて出力
される蒸気タービン発電機偏差出力ΔPSはプラスにな
る。
【0034】蒸気タービン発電機偏差出力ΔPSがプラ
スになって比例積分調節器35で求められる比例積分値
Xが増加しバイアス指令Yn以上になると、上限制限器
36からは、バイアス発生器38により与えられたバイ
アス指令Y[=1+α)PO]が低信号選択器37へ与
えられるようになるため、以後の流量制御弁25の開度
の調整は、発電機出力指令POにより行われることにな
る。
スになって比例積分調節器35で求められる比例積分値
Xが増加しバイアス指令Yn以上になると、上限制限器
36からは、バイアス発生器38により与えられたバイ
アス指令Y[=1+α)PO]が低信号選択器37へ与
えられるようになるため、以後の流量制御弁25の開度
の調整は、発電機出力指令POにより行われることにな
る。
【0035】上述のように、本実施例においては、ガス
タービン13により駆動される発電機15と蒸気タービ
ン24により駆動される発電機27とにより出力されな
ければならない発電機出力指令POを上昇させる際に、
ガスタービン13により駆動される発電機15のガスタ
ービン発電機出力PGが一時的に低下した過渡的な場合
でも、蒸気タービン24で駆動される発電機27の出力
を法律上許容される最大許容発電機出力PSmax.以下に
押えることができる。
タービン13により駆動される発電機15と蒸気タービ
ン24により駆動される発電機27とにより出力されな
ければならない発電機出力指令POを上昇させる際に、
ガスタービン13により駆動される発電機15のガスタ
ービン発電機出力PGが一時的に低下した過渡的な場合
でも、蒸気タービン24で駆動される発電機27の出力
を法律上許容される最大許容発電機出力PSmax.以下に
押えることができる。
【0036】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更を加え得ることは勿論である。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
変更を加え得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】本発明の発電設備におけるタービン出力
制御装置によれば、ガスタービン13により駆動される
発電機27と蒸気タービン24により駆動される発電機
27とにより出力されなければならない発電機出力指令
POを上昇させる際にガスタービン13により駆動され
る発電機15のガスタービン発電機出力PGが一時的に
低下した過渡的な場合にあっても、蒸気タービン24に
より駆動される発電機27の蒸気タービン発電機出力P
Sを法律上許容される最大許容発電機出力PSmax.以下に
押えることができるという優れた効果を奏し得る。
制御装置によれば、ガスタービン13により駆動される
発電機27と蒸気タービン24により駆動される発電機
27とにより出力されなければならない発電機出力指令
POを上昇させる際にガスタービン13により駆動され
る発電機15のガスタービン発電機出力PGが一時的に
低下した過渡的な場合にあっても、蒸気タービン24に
より駆動される発電機27の蒸気タービン発電機出力P
Sを法律上許容される最大許容発電機出力PSmax.以下に
押えることができるという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の発電設備におけるタービン出力制御装
置の一実施例のブロック図である。
置の一実施例のブロック図である。
【図2】加圧流動床ボイラを備えた発電設備の一般的な
フロー系統図である。
フロー系統図である。
【図3】従来の発電設備におけるタービン出力制御装置
の一実施例のブロック図である。
の一実施例のブロック図である。
1 加圧流動床ボイラ 2 圧力容器 3 ボイラ本体 5 燃料 6 燃料供給ノズル 9 ベッド材 10 圧縮空気 11 排ガス 13 ガスタービン 14 圧縮機 15 発電機 22 蒸気 23 蒸気管 24 蒸気タービン 25 流量制御弁 27 発電機 28 ガスタービン発電機出力検出器 29 蒸気タービン発電機出力検出器 30 加算器 31 減算器 32 調節器 33 信号発生器 34 減算器 35 比例積分調節器 36 上限制限器 37 低信号選択器 38 バイアス発生器 PG ガスタービン発電機出力 PS 蒸気タービン発電機出力 P 発電機合計出力 PO 発電機出力指令 ΔP 発電機偏差出力 V 弁開閉指令 PSO 許容蒸気タービン発電機出力指令 PSmax. 最大許容蒸気タービン発電機出力 ΔPS 蒸気タービン発電機偏差出力 Yn バイアス指令 X 比例積分値
Claims (1)
- 【請求項1】 圧力容器2と該圧力容器2内に格納され
ると共に燃料供給ノズル6を有し且つ内部に前記圧力容
器2からの圧縮空気10により流動化可能なベッド材9
を収納し得るようにしたボイラ本体3を備えた加圧流動
床ボイラ1と、前記燃料供給ノズル6からボイラ本体3
内へ投入された燃料5が燃焼することにより生成された
燃焼ガスにより加熱され得られた蒸気22により駆動さ
れる蒸気タービン24及び該蒸気タービン24により駆
動される発電機27と、前記ボイラ本体3から排出され
た排ガス11により駆動されるガスタービン13及び該
ガスタービン13により駆動される発電機15並びにガ
スタービン13により駆動され生成された圧縮空気10
を前記圧力容器2内へ供給する圧縮機14を備えた発電
設備において、蒸気タービン24により駆動される発電
機27の出力を検出する蒸気タービン発電機出力検出器
29とガスタービン13により駆動される発電機15の
出力を検出するガスタービン発電機出力検出器28と、
蒸気タービン発電機出力検出器29により検出した蒸気
タービン発電機出力PSとガスタービン発電機出力検出
器28により検出したガスタービン発電機出力PGを加
算して発電機合計出力Pを求め且つ求められた発電機合
計出力Pを減算器31へ与える加算器30と、信号発生
器33により与えられた、最大許容蒸気タービン発電機
出力PSmax.よりも低い許容蒸気タービン発電機出力指
令PSOから蒸気タービン発電機出力検出器29により検
出された蒸気タービン発電機出力PSを減算して蒸気タ
ービン発電機偏差出力ΔPSを求める減算器34と、該
減算器34で求められた蒸気タービン発電機偏差出力Δ
PSを処理して比例積分値Xを求めバイアス発生器38
から与えられたバイアス指令Ynと比較してX≧Ynの場
合にはバイアス指令Ynを出力し、X<Ynの場合には比
例積分値Xを出力する上限制限器36付きの比例積分調
節器35と、蒸気タービン24により駆動される発電機
27とガスタービン13により駆動される発電機15と
により出力されなければならない発電機出力指令PO及
び前記上限制限器36からのバイアス指令Yn又は比例
積分値Xのうち低い信号を出力し前記減算器31及びバ
イアス発生器38に与えるようにした低信号選択器37
と、前記減算器31において発電機出力指令POと発電
機合計出力Pの差をとり求めた発電機偏差出力ΔP或い
はバイアス指令Y n、又は比例積分値Xと発電機合計出
力Pの差をとって求めた発電機偏差出力ΔPに基づいて
弁開閉指令Vを求め該弁開閉指令Vを前記蒸気22を前
記蒸気タービン24へ送給する蒸気管23に設けた流量
制御弁25へ与える調節器32を設けたことを特徴とす
る発電設備におけるタービン出力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077059A JPH06288203A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 発電設備におけるタービン出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077059A JPH06288203A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 発電設備におけるタービン出力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06288203A true JPH06288203A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=13623228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5077059A Pending JPH06288203A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 発電設備におけるタービン出力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06288203A (ja) |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP5077059A patent/JPH06288203A/ja active Pending
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