JPH06287916A - 吊床版橋工法に於けるプレキャスト床版施工法及び該施工法に用いる治具 - Google Patents
吊床版橋工法に於けるプレキャスト床版施工法及び該施工法に用いる治具Info
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- JPH06287916A JPH06287916A JP7600393A JP7600393A JPH06287916A JP H06287916 A JPH06287916 A JP H06287916A JP 7600393 A JP7600393 A JP 7600393A JP 7600393 A JP7600393 A JP 7600393A JP H06287916 A JPH06287916 A JP H06287916A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 40
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 吊床版橋工法に於てプレキャスト床版をPC
鋼材に吊架するとき、該プレキャスト床版の横移動並び
に高さ調整設備を省略し、橋台前面の仮設備の規模も可
及的に縮小してコストダウンに寄与せしめる。 【構成】 長方形状の枠組構造を有する上部吊部材14
とコ型治具9とを組合せて用いるとき、先ず、上部吊部
材をクレーン17に吊下し、そして、該上部吊部材の四
隅から垂設したチェーン15にてプレキャスト床版3を
吊り下げた状態でコ型治具の開放端面に対して、該上部
吊部材を直角にして該コ型治具内にプレキャスト床版を
挿入載置し、その後、該上部吊部材をプレキャスト床版
より取外して90度回転せしめて後、該上部吊部材の四
隅に垂下した前記チェーンをコ型治具の上面に設けた引
掛部13に止着してPC鋼材1の所定個所まで運び、そ
して、該PC鋼材を該プレキャスト床版上に配置せしめ
て該プレキャスト床版をPC鋼材に吊下して前方へ移送
する。
鋼材に吊架するとき、該プレキャスト床版の横移動並び
に高さ調整設備を省略し、橋台前面の仮設備の規模も可
及的に縮小してコストダウンに寄与せしめる。 【構成】 長方形状の枠組構造を有する上部吊部材14
とコ型治具9とを組合せて用いるとき、先ず、上部吊部
材をクレーン17に吊下し、そして、該上部吊部材の四
隅から垂設したチェーン15にてプレキャスト床版3を
吊り下げた状態でコ型治具の開放端面に対して、該上部
吊部材を直角にして該コ型治具内にプレキャスト床版を
挿入載置し、その後、該上部吊部材をプレキャスト床版
より取外して90度回転せしめて後、該上部吊部材の四
隅に垂下した前記チェーンをコ型治具の上面に設けた引
掛部13に止着してPC鋼材1の所定個所まで運び、そ
して、該PC鋼材を該プレキャスト床版上に配置せしめ
て該プレキャスト床版をPC鋼材に吊下して前方へ移送
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吊床版橋工法に於け
るプレキャスト床版施工法及び該施工法に用いる治具に
関するものであり、特に、橋台間に張架せられたPC鋼
材にプレキャスト床版を架設するための施工法並びに該
施工法に用いる治具に関するものである。
るプレキャスト床版施工法及び該施工法に用いる治具に
関するものであり、特に、橋台間に張架せられたPC鋼
材にプレキャスト床版を架設するための施工法並びに該
施工法に用いる治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレキャスト床版を橋台間に張設
したPC鋼材に吊架して架設する工法は知られている。
而して、上記工法に於て、プレキャスト床版を一方の橋
台端から他方の橋台側へ移送させる場合には、該一方の
橋台前面に該プレキャスト床版を運搬、配置するための
足場、支保工を仮設し、そして、現場に搬入されたプレ
キャスト床版をクレーンを用いて前記橋台前面の支保工
上に仮置きし、更に、橋台間に張設したPC鋼材の下方
まで台車等にて横移動させ、ジャッキー等を用いて高さ
調整を行って該プレキャスト床版を前記PC鋼材の下面
に吊下せしめて移送している。
したPC鋼材に吊架して架設する工法は知られている。
而して、上記工法に於て、プレキャスト床版を一方の橋
台端から他方の橋台側へ移送させる場合には、該一方の
橋台前面に該プレキャスト床版を運搬、配置するための
足場、支保工を仮設し、そして、現場に搬入されたプレ
キャスト床版をクレーンを用いて前記橋台前面の支保工
上に仮置きし、更に、橋台間に張設したPC鋼材の下方
まで台車等にて横移動させ、ジャッキー等を用いて高さ
調整を行って該プレキャスト床版を前記PC鋼材の下面
に吊下せしめて移送している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の工法に於て
は、橋台前面にプレキャスト床版を仮置きし、そして、
横移動させるための大規模な支保工の設置が必要であ
り、更に、該プレキャスト床版をPC鋼材の下面まで横
移動させ、そして、高さ調整するための設備も必要とな
ってコストアップの要因となる。
は、橋台前面にプレキャスト床版を仮置きし、そして、
横移動させるための大規模な支保工の設置が必要であ
り、更に、該プレキャスト床版をPC鋼材の下面まで横
移動させ、そして、高さ調整するための設備も必要とな
ってコストアップの要因となる。
【0004】そこで、前記プレキャスト床版の横移動並
びに高さ調整設備を省略すると共に、橋台前面の仮設備
の規模も可及的に縮小してコストダウンに寄与できるよ
うにするために解決せらるべき技術的課題が生じてくる
のであり、本発明は該課題を解決することを目的とす
る。
びに高さ調整設備を省略すると共に、橋台前面の仮設備
の規模も可及的に縮小してコストダウンに寄与できるよ
うにするために解決せらるべき技術的課題が生じてくる
のであり、本発明は該課題を解決することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、橋台間にPC鋼
材を張架して、該橋台間に該プレキャスト床版を架設す
る工法に於て、上部吊部材を揚重装置にて吊り下げられ
て、該上部吊部材から垂下した吊持具にプレキャスト床
版の短辺方向の両側部を止着せしめ、該揚重装置にて吊
下した該プレキャスト床版をコ型治具の片側の開放端面
より該コ型治具の内側面に移送せしめて載置し、然る
後、該上部吊部材を該プレキャスト床版より取外して9
0度回転せしめ乍ら該上部吊部材の長手方向を前記コ型
治具の長手方向の上面に配置して該上部吊部材に吊下し
た前記吊持具をコ型治具の上面に設けた止着部に止着
し、更に、該揚重装置によって該コ型治具に載置されて
いるプレキャスト床版を橋台間に張架されているPC鋼
材の所定位置にセットして前記PC鋼材に吊下せしめる
ようにした吊床版橋工法に於けるプレキャスト床版施工
法、及び上記上部吊部材に垂下した吊持具は長さを任意
に調節できるようにした吊床版橋工法に於けるプレキャ
スト床版施工法に用いる上部吊部材、並びに上記長方形
状の枠組にて構成された上部吊部材は、その長辺方向の
長さをコ型治具の短辺方向の長さよりも長くすると共
に、該上部吊部材の短辺方向の長さとコ型治具の短辺方
向の長さとを略等しくして成る吊床版橋工法に於けるプ
レキャスト床版施工法に用いる治具を提供するものであ
る。
成するために提案せられたものであり、橋台間にPC鋼
材を張架して、該橋台間に該プレキャスト床版を架設す
る工法に於て、上部吊部材を揚重装置にて吊り下げられ
て、該上部吊部材から垂下した吊持具にプレキャスト床
版の短辺方向の両側部を止着せしめ、該揚重装置にて吊
下した該プレキャスト床版をコ型治具の片側の開放端面
より該コ型治具の内側面に移送せしめて載置し、然る
後、該上部吊部材を該プレキャスト床版より取外して9
0度回転せしめ乍ら該上部吊部材の長手方向を前記コ型
治具の長手方向の上面に配置して該上部吊部材に吊下し
た前記吊持具をコ型治具の上面に設けた止着部に止着
し、更に、該揚重装置によって該コ型治具に載置されて
いるプレキャスト床版を橋台間に張架されているPC鋼
材の所定位置にセットして前記PC鋼材に吊下せしめる
ようにした吊床版橋工法に於けるプレキャスト床版施工
法、及び上記上部吊部材に垂下した吊持具は長さを任意
に調節できるようにした吊床版橋工法に於けるプレキャ
スト床版施工法に用いる上部吊部材、並びに上記長方形
状の枠組にて構成された上部吊部材は、その長辺方向の
長さをコ型治具の短辺方向の長さよりも長くすると共
に、該上部吊部材の短辺方向の長さとコ型治具の短辺方
向の長さとを略等しくして成る吊床版橋工法に於けるプ
レキャスト床版施工法に用いる治具を提供するものであ
る。
【0006】
【作用】一方の橋台側に於て、プレキャスト床版を橋台
間に張設されているPC鋼材に吊架して前方へ移送する
とき、先ず、上部吊部材を揚重装置にて吊り下げ、そし
て、この上部吊部材から垂下されている吊持具にプレキ
ャスト床版の短辺方向の両側部を止着せしめる。通常
は、プレキャスト床版の中央部の前後方向に貫通されて
いる挿入ケーブル用シース孔にボルトを挿入し、該ボル
トを前記吊持具の下端部に止着する。そして、該揚重装
置を作動させてプレキャスト床版を上部吊部材に吊り下
げ乍らコ型治具の片側の開放端面より該プレキャスト床
版を該コ型治具内に挿入して載置する。このとき、該上
部吊部材の長辺方向の長さをコ型治具の短辺方向の長さ
より長く形成してある請求項3記載の発明により、プレ
キャスト床版をコ型治具内に挿入して載置させる作業が
円滑に行われる。
間に張設されているPC鋼材に吊架して前方へ移送する
とき、先ず、上部吊部材を揚重装置にて吊り下げ、そし
て、この上部吊部材から垂下されている吊持具にプレキ
ャスト床版の短辺方向の両側部を止着せしめる。通常
は、プレキャスト床版の中央部の前後方向に貫通されて
いる挿入ケーブル用シース孔にボルトを挿入し、該ボル
トを前記吊持具の下端部に止着する。そして、該揚重装
置を作動させてプレキャスト床版を上部吊部材に吊り下
げ乍らコ型治具の片側の開放端面より該プレキャスト床
版を該コ型治具内に挿入して載置する。このとき、該上
部吊部材の長辺方向の長さをコ型治具の短辺方向の長さ
より長く形成してある請求項3記載の発明により、プレ
キャスト床版をコ型治具内に挿入して載置させる作業が
円滑に行われる。
【0007】斯くして、該プレキャスト床版をコ型治具
内に載置した後、前記上部吊部材を該プレキャスト床版
より外し、そして、90度回転させて該上部吊部材をコ
型治具の長手方向と一致させる。このとき、上部吊部材
の長辺方向の長さとコ型治具の長辺方向の長さとが略等
しく形成されている前記請求項3記載の発明により、該
上部吊部材から垂下されている吊持具は、該コ型治具上
面の略四隅近傍に対峙することができ、従って、該吊持
具をコ型治具の四隅近傍に設けてある止着部に引掛し、
そして、揚重装置の作動によって該コ型治具をPC鋼材
の近傍まで吊下し乍ら運び、更に該コ型治具の片側の開
放端面をPC鋼材の側方に対峙せしめ、そして、前記プ
レキャスト床版上にPC鋼材が配置されるように該コ型
治具をPC鋼材側に移動させる。然るときは、該PC鋼
材はプレキャスト床版上に当接する状態に配置されるの
であるが、このとき、該PC鋼材は橋台間に張架されて
いる関係上、自重によってたるみ、橋台側が傾斜した状
態となる。そこで、上部吊部材の四隅に垂下されている
吊持具の高さを調整することができる請求項2記載の発
明により、プレキャスト床版の傾きと、前記PC鋼材の
傾きとを一致させることができるので、該プレキャスト
床版をPC鋼材に吊架する作業が円滑に行われる。
内に載置した後、前記上部吊部材を該プレキャスト床版
より外し、そして、90度回転させて該上部吊部材をコ
型治具の長手方向と一致させる。このとき、上部吊部材
の長辺方向の長さとコ型治具の長辺方向の長さとが略等
しく形成されている前記請求項3記載の発明により、該
上部吊部材から垂下されている吊持具は、該コ型治具上
面の略四隅近傍に対峙することができ、従って、該吊持
具をコ型治具の四隅近傍に設けてある止着部に引掛し、
そして、揚重装置の作動によって該コ型治具をPC鋼材
の近傍まで吊下し乍ら運び、更に該コ型治具の片側の開
放端面をPC鋼材の側方に対峙せしめ、そして、前記プ
レキャスト床版上にPC鋼材が配置されるように該コ型
治具をPC鋼材側に移動させる。然るときは、該PC鋼
材はプレキャスト床版上に当接する状態に配置されるの
であるが、このとき、該PC鋼材は橋台間に張架されて
いる関係上、自重によってたるみ、橋台側が傾斜した状
態となる。そこで、上部吊部材の四隅に垂下されている
吊持具の高さを調整することができる請求項2記載の発
明により、プレキャスト床版の傾きと、前記PC鋼材の
傾きとを一致させることができるので、該プレキャスト
床版をPC鋼材に吊架する作業が円滑に行われる。
【0008】斯くして、該プレキャスト床版をPC鋼材
に吊架した後は、再び揚重装置の作動によってプレキャ
スト床版の支持を該コ型治具より脱せしめ、そして、該
コ型治具を側方へ移動させて元の移動まで運び、次の作
業に移行させる。
に吊架した後は、再び揚重装置の作動によってプレキャ
スト床版の支持を該コ型治具より脱せしめ、そして、該
コ型治具を側方へ移動させて元の移動まで運び、次の作
業に移行させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図8に従
って説明する。図7及び図8に於て、1は橋台2,2間
に張架されるPC鋼材である。而して、該PC鋼材1は
多数本が並列に張架され、そして、該PC鋼材1,1…
に多数のプレキャスト床版3,3…が一連に吊架されて
該橋台2,2間に据付けられることになる。
って説明する。図7及び図8に於て、1は橋台2,2間
に張架されるPC鋼材である。而して、該PC鋼材1は
多数本が並列に張架され、そして、該PC鋼材1,1…
に多数のプレキャスト床版3,3…が一連に吊架されて
該橋台2,2間に据付けられることになる。
【0010】又、該プレキャスト床版3は前後方向中央
部3aを隆起してあり、該中央部3aの両側に平坦な凹
部3b,3bを設け、該凹部3b,3b上に前記PC鋼
材1,1…を左右夫々同数宛載置し、そして、その上面
に止め金具4,4を載置してボルト5,5…にて該止め
金具4,4を該凹部3b,3b上に固定し、前記PC鋼
材1,1…に該止め金具4,4を介してプレキャスト床
版3を吊架できるように構成されている。
部3aを隆起してあり、該中央部3aの両側に平坦な凹
部3b,3bを設け、該凹部3b,3b上に前記PC鋼
材1,1…を左右夫々同数宛載置し、そして、その上面
に止め金具4,4を載置してボルト5,5…にて該止め
金具4,4を該凹部3b,3b上に固定し、前記PC鋼
材1,1…に該止め金具4,4を介してプレキャスト床
版3を吊架できるように構成されている。
【0011】又、該プレキャスト床版3の中央部3aの
前後方向に複数の挿入ケーブル用シース孔6,6…が貫
設されており、更に、前後方向の両側縁には高欄7の建
込みのための箱抜き穴8,8…が設けられて該高欄7を
プレキャスト床版3に建込むことができるように構成さ
れている。次に、図1乃至図3に基づいてコ型治具9を
説明する。該コ型治具9は正面視がコ字状に形成されて
いる。而して、図示例のコ型治具9は同一形状の二個の
コ字状片9a,9aを設け、一定の間隔Lを有して前後
に配設すると共に、前後を横継ぎ部材10,10…にて
結合して一体的に構成してある。又、該コ型治具9は上
横部材9b,9bと下横部材9c,9cとを縦部材9
d,9dにて結合し、更に、図示例では下横部材9c,
9cを上横部材9b,9bより長く形成してある。
前後方向に複数の挿入ケーブル用シース孔6,6…が貫
設されており、更に、前後方向の両側縁には高欄7の建
込みのための箱抜き穴8,8…が設けられて該高欄7を
プレキャスト床版3に建込むことができるように構成さ
れている。次に、図1乃至図3に基づいてコ型治具9を
説明する。該コ型治具9は正面視がコ字状に形成されて
いる。而して、図示例のコ型治具9は同一形状の二個の
コ字状片9a,9aを設け、一定の間隔Lを有して前後
に配設すると共に、前後を横継ぎ部材10,10…にて
結合して一体的に構成してある。又、該コ型治具9は上
横部材9b,9bと下横部材9c,9cとを縦部材9
d,9dにて結合し、更に、図示例では下横部材9c,
9cを上横部材9b,9bより長く形成してある。
【0012】又、該下横部材9c,9cの先端部(図1
に於て左端部)と、図3に示す如く、該前方の下横部材
9cの前端部に張出材11を突設し、該張出材11との
夫々の先端部にストッパー12,12を上方へ向って突
設し、そして、該下横部材9c,9c上に載置されるプ
レキャスト床版3の位置決めを為すと同時に不慮落下し
ないように形成してある。
に於て左端部)と、図3に示す如く、該前方の下横部材
9cの前端部に張出材11を突設し、該張出材11との
夫々の先端部にストッパー12,12を上方へ向って突
設し、そして、該下横部材9c,9c上に載置されるプ
レキャスト床版3の位置決めを為すと同時に不慮落下し
ないように形成してある。
【0013】更に、該コ型治具9の上面の略四隅近傍に
は後述のチェーンを引掛するための引掛部13,13,
13,13が設けられており、且つ、該コ型治具9の内
側部の高さHは前記プレキャスト床版3を該コ型治具9
の内側面に挿入し、そして、作業員が該プレキャスト床
版3上にて該プレキャスト床版3をPC鋼材1,1…に
吊架するための作業が行われるに適する高さに形成され
ていることは当然である。
は後述のチェーンを引掛するための引掛部13,13,
13,13が設けられており、且つ、該コ型治具9の内
側部の高さHは前記プレキャスト床版3を該コ型治具9
の内側面に挿入し、そして、作業員が該プレキャスト床
版3上にて該プレキャスト床版3をPC鋼材1,1…に
吊架するための作業が行われるに適する高さに形成され
ていることは当然である。
【0014】次に図4乃至図7に従って上部吊部材14
について説明する。該上部吊部材14は長方形状の枠組
構造を有し、且つ、該上部吊部材14の長辺方向の長さ
Mはコ型治具9の短辺方向の長さMaよりも長く形成さ
れ、更に、該上部吊部材14の短辺方向の長さNとコ型
治具9の短辺方向の長さMaとを略等しく形成してあ
る。
について説明する。該上部吊部材14は長方形状の枠組
構造を有し、且つ、該上部吊部材14の長辺方向の長さ
Mはコ型治具9の短辺方向の長さMaよりも長く形成さ
れ、更に、該上部吊部材14の短辺方向の長さNとコ型
治具9の短辺方向の長さMaとを略等しく形成してあ
る。
【0015】又、該上部吊部材14の四隅からチェーン
15,15,15,15を垂下してその下端部に夫々フ
ック15a,15a,15a,15aを設け、更に、夫
々のチェーン15,15,15,15にはチェーンブロ
ック16,16,16,16が設けられており、且つ、
該チェーン15,15,15,15を垂下したとき、該
チェーン15,15,15,15は夫々前記コ型治具9
の上面に設けられている引掛部13,13,13,13
と垂直線上にて対峙できるように構成されている。
15,15,15,15を垂下してその下端部に夫々フ
ック15a,15a,15a,15aを設け、更に、夫
々のチェーン15,15,15,15にはチェーンブロ
ック16,16,16,16が設けられており、且つ、
該チェーン15,15,15,15を垂下したとき、該
チェーン15,15,15,15は夫々前記コ型治具9
の上面に設けられている引掛部13,13,13,13
と垂直線上にて対峙できるように構成されている。
【0016】尚、図中符号17はクレーンであり、該ク
レーン17によって前記上部吊部材14をワイヤ17
a,17a,17a,17aを介して吊り下げて移動さ
せることができるように構成される。又、18はプレキ
ャスト床版3の挿入ケーブル用シース孔6,6…に嵌挿
されたボルトであり、該ボルト18は該挿入ケーブル用
シース孔6,6…のうち、前後面の両側に位置する挿入
ケーブル用シース孔6,6,6,6に夫々嵌挿され、そ
して、前記上部吊部材14の四隅から垂下されたチェー
ン15,15,15,15にて該ボルト18,18,1
8,18を夫々引掛して該プレキャスト床版3を上部吊
部材14にて吊り下げ乍ら前記コ型治具9の一側の開放
面に対して、該上部吊部材14の長辺方向を直角にした
状態で挿入せしめ、そして、該プレキャスト床版3をコ
型治具9の下横部材9c,9c上に載置させるのであ
る。
レーン17によって前記上部吊部材14をワイヤ17
a,17a,17a,17aを介して吊り下げて移動さ
せることができるように構成される。又、18はプレキ
ャスト床版3の挿入ケーブル用シース孔6,6…に嵌挿
されたボルトであり、該ボルト18は該挿入ケーブル用
シース孔6,6…のうち、前後面の両側に位置する挿入
ケーブル用シース孔6,6,6,6に夫々嵌挿され、そ
して、前記上部吊部材14の四隅から垂下されたチェー
ン15,15,15,15にて該ボルト18,18,1
8,18を夫々引掛して該プレキャスト床版3を上部吊
部材14にて吊り下げ乍ら前記コ型治具9の一側の開放
面に対して、該上部吊部材14の長辺方向を直角にした
状態で挿入せしめ、そして、該プレキャスト床版3をコ
型治具9の下横部材9c,9c上に載置させるのであ
る。
【0017】斯くして、プレキャスト床版3を集積場所
に於て該上部吊部材14を用いてコ型治具9に載置した
ときは、該上部吊部材14の各チェーン15,15,1
5,15を該プレキャスト床版3より外し、そして、該
チェーン15,15,15,15を夫々上方へ持上げる
と共に90度回転させてコ型治具9の長辺方向と該上部
吊部材14の長辺方向とを一致させて該上部吊部材14
の四隅から垂下されているチェーン15,15,15,
15を夫々該コ型治具9の上面に設けられている引掛部
13,13,13,13に引掛させ、そして、前記クレ
ーン17を作動させて該コ型治具9を橋台2,2間に張
設したPC鋼材1,1…の所定位置まで移動せしめ、更
に、該コ型治具9の片側の開放部を該PC鋼材1,1…
の側面に対峙せしめて該PC鋼材1,1…側へ移動せし
める。
に於て該上部吊部材14を用いてコ型治具9に載置した
ときは、該上部吊部材14の各チェーン15,15,1
5,15を該プレキャスト床版3より外し、そして、該
チェーン15,15,15,15を夫々上方へ持上げる
と共に90度回転させてコ型治具9の長辺方向と該上部
吊部材14の長辺方向とを一致させて該上部吊部材14
の四隅から垂下されているチェーン15,15,15,
15を夫々該コ型治具9の上面に設けられている引掛部
13,13,13,13に引掛させ、そして、前記クレ
ーン17を作動させて該コ型治具9を橋台2,2間に張
設したPC鋼材1,1…の所定位置まで移動せしめ、更
に、該コ型治具9の片側の開放部を該PC鋼材1,1…
の側面に対峙せしめて該PC鋼材1,1…側へ移動せし
める。
【0018】このとき、該PC鋼材1,1…に干渉され
ることなく、プレキャスト床版3の左右の凹部3b,3
b上面に該PC鋼材1,1…が配置された状態となり、
そこで、前述せる如く、止め金具4,4にて該プレキャ
スト床版3を該PC鋼材1,1…に吊架せしめるのであ
る。このとき、該PC鋼材1,1…はその自重によって
たるみ、そして、プレキャスト床版3の取付位置が傾い
ているので、上部吊部材14の四隅に設けたチェーンブ
ロック16,16,16,16を操作し、そして、前記
PC鋼材1,1…の傾きに対応してプレキャスト床版3
の上面を傾斜せしめると共に、該プレキャスト床版3の
高さも任意に調整して該プレキャスト床版3の前記吊架
作業を円滑に行うことができるように構成されている。
ることなく、プレキャスト床版3の左右の凹部3b,3
b上面に該PC鋼材1,1…が配置された状態となり、
そこで、前述せる如く、止め金具4,4にて該プレキャ
スト床版3を該PC鋼材1,1…に吊架せしめるのであ
る。このとき、該PC鋼材1,1…はその自重によって
たるみ、そして、プレキャスト床版3の取付位置が傾い
ているので、上部吊部材14の四隅に設けたチェーンブ
ロック16,16,16,16を操作し、そして、前記
PC鋼材1,1…の傾きに対応してプレキャスト床版3
の上面を傾斜せしめると共に、該プレキャスト床版3の
高さも任意に調整して該プレキャスト床版3の前記吊架
作業を円滑に行うことができるように構成されている。
【0019】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0020】
【発明の効果】この発明は上記一実施例に詳述せる如
く、吊床版橋工法に於て、プレキャスト床版を橋台間に
張架せられているPC鋼材に吊架する作業を行うとき、
上部吊部材とコ型治具とを組合せて該プレキャスト床版
を吊下し、そして、揚重装置によって該PC鋼材の所定
位置にセットし、且つ、高さ調整、角度調整を行うこと
により従来必要とされている橋台前面の仮設備の規模を
縮小させることができると共に、移動高さ調整のための
設備を省略してコストダウンに寄与することができ、且
つ、該プレキャスト床版の吊架作業も極めて円滑に行わ
れ、作業性を向上させる等、正に諸種の著大なる効果を
奏する発明である。
く、吊床版橋工法に於て、プレキャスト床版を橋台間に
張架せられているPC鋼材に吊架する作業を行うとき、
上部吊部材とコ型治具とを組合せて該プレキャスト床版
を吊下し、そして、揚重装置によって該PC鋼材の所定
位置にセットし、且つ、高さ調整、角度調整を行うこと
により従来必要とされている橋台前面の仮設備の規模を
縮小させることができると共に、移動高さ調整のための
設備を省略してコストダウンに寄与することができ、且
つ、該プレキャスト床版の吊架作業も極めて円滑に行わ
れ、作業性を向上させる等、正に諸種の著大なる効果を
奏する発明である。
【図1】本発明の一実施例であるコ型治具の正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】本発明の一実施例を示し、上部吊部材にプレキ
ャスト床版を吊り下げた状態を示す斜面図。
ャスト床版を吊り下げた状態を示す斜面図。
【図5】本発明の上部吊部材とコ型治具とを用いてプレ
キャスト床版をコ型治具に挿入して載置する状態を示す
斜面図。
キャスト床版をコ型治具に挿入して載置する状態を示す
斜面図。
【図6】プレキャスト床版を載置したコ型治具をPC鋼
材の所定個所にセットした状態を示す斜面図。
材の所定個所にセットした状態を示す斜面図。
【図7】図6の状態でPC鋼材にプレキャスト床版を吊
架する状態を示す斜面図。
架する状態を示す斜面図。
【図8】橋台間にプレキャスト床版を架設した状態を示
す側面図。
す側面図。
1 PC鋼材 2 橋台 3 プレキャスト床版 9 コ型治具 14 上部吊部材 15 チェーン 16 チェーンブロック 17 クレーン M 上部吊部材の長辺方向の長さ Ma コ型治具の短辺方向の長さ N 上部吊部材の短辺方向の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 信行 埼玉県大宮市大成町2丁目226番地 株式 会社熊谷組関越支店内 (72)発明者 脇島 秀行 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内
Claims (3)
- 【請求項1】 橋台間にPC鋼材を張架して、該橋台間
に該プレキャスト床版を架設する工法に於て、上部吊部
材を揚重装置にて吊り下げて、該上部吊部材から垂下し
た吊持具にプレキャスト床版の短辺方向の両側部を止着
せしめ、該揚重装置にて吊下した該プレキャスト床版を
コ型治具の片側の開放端面より該コ型治具の内側面に移
送せしめて載置し、然る後、該上部吊部材を該プレキャ
スト床版より取外して90度回転せしめ乍ら該上部吊部
材の長手方向を前記コ型治具の長手方向の上面に配置し
て該上部吊部材に吊下した前記吊持具をコ型治具の上面
に設けた止着部に止着し、更に、該揚重装置によって該
コ型治具に載置されているプレキャスト床版を橋台間に
張架されているPC鋼材の所定位置にセットして前記P
C鋼材に吊下せしめるようにしたことを特徴とする吊床
版橋工法に於けるプレキャスト床版施工法。 - 【請求項2】 上記上部吊部材に垂下した吊持具は長さ
を任意に調節できるようにしたことを特徴とする請求項
1記載の吊床版橋工法に於けるプレキャスト床版施工法
に用いる上部吊部材。 - 【請求項3】 上記長方形状の枠組にて構成された上部
吊部材は、その長辺方向の長さをコ型治具の短辺方向の
長さよりも長くすると共に、該上部吊部材の短辺方向の
長さとコ型治具の短辺方向の長さとを略等しくしたこと
を特徴とする請求項1及び2記載の吊床版橋工法に於け
るプレキャスト床版施工法に用いる治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7600393A JP2937683B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 吊床版橋工法に於けるプレキャスト床版施工法及び該施工法に用いる治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7600393A JP2937683B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 吊床版橋工法に於けるプレキャスト床版施工法及び該施工法に用いる治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06287916A true JPH06287916A (ja) | 1994-10-11 |
| JP2937683B2 JP2937683B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=13592636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7600393A Expired - Fee Related JP2937683B2 (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 吊床版橋工法に於けるプレキャスト床版施工法及び該施工法に用いる治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2937683B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4787381B1 (ja) * | 2011-03-15 | 2011-10-05 | 株式会社小山 | ガーダ橋懸吊治具を用いたガーダ橋の懸吊方法 |
| CN110329895A (zh) * | 2019-08-06 | 2019-10-15 | 安徽水利开发有限公司 | 大型预制块专用的起吊装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100964155B1 (ko) * | 2008-02-04 | 2010-06-17 | 김근택 | 리프팅 보조장치가 구비된 교량용 프리캐스트 바닥판 |
-
1993
- 1993-04-01 JP JP7600393A patent/JP2937683B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4787381B1 (ja) * | 2011-03-15 | 2011-10-05 | 株式会社小山 | ガーダ橋懸吊治具を用いたガーダ橋の懸吊方法 |
| CN110329895A (zh) * | 2019-08-06 | 2019-10-15 | 安徽水利开发有限公司 | 大型预制块专用的起吊装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2937683B2 (ja) | 1999-08-23 |
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