JPH06253445A - 電源遮断装置 - Google Patents
電源遮断装置Info
- Publication number
- JPH06253445A JPH06253445A JP3904593A JP3904593A JPH06253445A JP H06253445 A JPH06253445 A JP H06253445A JP 3904593 A JP3904593 A JP 3904593A JP 3904593 A JP3904593 A JP 3904593A JP H06253445 A JPH06253445 A JP H06253445A
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- JP
- Japan
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- circuit
- current
- breaker
- power supply
- signal
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特定回路で大容量の負荷機器を使用してもそ
の特定回路を遮断せずに過電流となることを防止できる
ようにする。 【構成】 分岐ブレーカ2 から分岐された一方の第１回
路（特定回路）5 の電流を検出する電流検出素子 (いわ
ゆるＣＴ）8 と、電流検出素子8 の電流信号が制限値以
上になると出力信号を出す制御部（定電流ダイオード）
9 と、制御部9 の出力信号により動作するスイッチング
素子（トライアック）10と、スイッチング素子10により
動作し分岐された第２回路（他回路）7 の電源を遮断す
る遮断器11と、を備えて構成されている。
の特定回路を遮断せずに過電流となることを防止できる
ようにする。 【構成】 分岐ブレーカ2 から分岐された一方の第１回
路（特定回路）5 の電流を検出する電流検出素子 (いわ
ゆるＣＴ）8 と、電流検出素子8 の電流信号が制限値以
上になると出力信号を出す制御部（定電流ダイオード）
9 と、制御部9 の出力信号により動作するスイッチング
素子（トライアック）10と、スイッチング素子10により
動作し分岐された第２回路（他回路）7 の電源を遮断す
る遮断器11と、を備えて構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、分岐された複数の回路
の電源を制御して遮断する電源遮断装置に関するもので
ある。
の電源を制御して遮断する電源遮断装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、住宅用の一般的な配電回路は、図
４に示すように、主幹ブレーカB0を通って来た電源回路
に分岐ブレーカB1が接続され、その分岐ブレーカB1から
複数のコンセントC1,C2 が分岐して接続されている。
４に示すように、主幹ブレーカB0を通って来た電源回路
に分岐ブレーカB1が接続され、その分岐ブレーカB1から
複数のコンセントC1,C2 が分岐して接続されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した住宅用の一般
的な配電回路にあっては、例えば、台所に設置されてい
る一方のコンセントC1に、分岐ブレーカB1の電流容量に
近い電子レンジ等の大容量の特定負荷機器を接続してい
る場合、その特定負荷だけで分岐ブレーカB1の電流容量
を殆ど使っているから、そのコンセントC1に別の負荷機
器を接続すると過電流となって分岐ブレーカB1がトリッ
プしてしまい、停止させたくない特定負荷機器を含めて
コンセントC1,C2 に接続されている機器が全て停止して
しまうことがある。この過電流防止のため、デマンドコ
ントローラが使用されることがあるが、一般の住宅用の
分電盤には取り付けるスペースがなく操作も面倒であ
る。
的な配電回路にあっては、例えば、台所に設置されてい
る一方のコンセントC1に、分岐ブレーカB1の電流容量に
近い電子レンジ等の大容量の特定負荷機器を接続してい
る場合、その特定負荷だけで分岐ブレーカB1の電流容量
を殆ど使っているから、そのコンセントC1に別の負荷機
器を接続すると過電流となって分岐ブレーカB1がトリッ
プしてしまい、停止させたくない特定負荷機器を含めて
コンセントC1,C2 に接続されている機器が全て停止して
しまうことがある。この過電流防止のため、デマンドコ
ントローラが使用されることがあるが、一般の住宅用の
分電盤には取り付けるスペースがなく操作も面倒であ
る。
【０００４】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、特定回路で大容量の負荷
機器を使用してもその特定回路を遮断せずに過電流とな
ることを防止できる電源遮断装置を提供することにあ
る。
で、その目的とするところは、特定回路で大容量の負荷
機器を使用してもその特定回路を遮断せずに過電流とな
ることを防止できる電源遮断装置を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の電源遮断装置は、分岐された複数の回
路の内の特定回路の電流を検出する電流検出素子と、電
流検出素子の電流信号が制限値以上になると出力信号を
出す制御部と、制御部の出力信号により動作し他回路の
電源を遮断する遮断器と、を備えてなる構成にしてあ
る。
ために、本発明の電源遮断装置は、分岐された複数の回
路の内の特定回路の電流を検出する電流検出素子と、電
流検出素子の電流信号が制限値以上になると出力信号を
出す制御部と、制御部の出力信号により動作し他回路の
電源を遮断する遮断器と、を備えてなる構成にしてあ
る。
【０００６】
【作用】本発明の電源遮断装置によれば、特定回路に大
容量の負荷機器を使用した場合でも、その電流を検出し
た電流検出素子の電流信号が制限値以上であれば制御部
からの出力信号でもって遮断器を動作させて他回路の電
源を遮断するので、その特定回路を遮断せずに過電流と
なることを防止できる。
容量の負荷機器を使用した場合でも、その電流を検出し
た電流検出素子の電流信号が制限値以上であれば制御部
からの出力信号でもって遮断器を動作させて他回路の電
源を遮断するので、その特定回路を遮断せずに過電流と
なることを防止できる。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図１に基づいて説明す
る。このものは、住宅用の一般的な配電回路であって、
主幹ブレーカ1 を通って来た電源回路に分岐ブレーカ2
が接続され、その分岐ブレーカ2 からの引込み線がコン
セントボックス3 に接続された後、コンセント4 を接続
した第１回路 (特定回路)5及びコンセント6 を接続した
第２回路7 に分岐されるとともに、その両回路間には、
電流検出素子8 、制御部9 、スイッチング素子10、遮断
器11等が以下のように接続されている。
る。このものは、住宅用の一般的な配電回路であって、
主幹ブレーカ1 を通って来た電源回路に分岐ブレーカ2
が接続され、その分岐ブレーカ2 からの引込み線がコン
セントボックス3 に接続された後、コンセント4 を接続
した第１回路 (特定回路)5及びコンセント6 を接続した
第２回路7 に分岐されるとともに、その両回路間には、
電流検出素子8 、制御部9 、スイッチング素子10、遮断
器11等が以下のように接続されている。
【０００８】電流検出素子8 は、電流トランス (いわゆ
るＣＴ）であって、その１次側コイルが第１回路5 を鎖
交するよう配設され、２次側コイルが整流ダイオード及
びコンデンサからなる整流回路12に接続されている。
るＣＴ）であって、その１次側コイルが第１回路5 を鎖
交するよう配設され、２次側コイルが整流ダイオード及
びコンデンサからなる整流回路12に接続されている。
【０００９】制御部9 は、定電流ダイオードであって、
第１回路5 の電流I1の設定電流I10に相応する制限電流
値I0以上の電流を流さないよう制御し、その出力電圧Vd
の上昇をツェナー電圧Vzに押さえることによって素子の
破壊を防止するツェナーダイオード13と共に整流回路12
間に接続され、設定電圧出力回路を形成している。
第１回路5 の電流I1の設定電流I10に相応する制限電流
値I0以上の電流を流さないよう制御し、その出力電圧Vd
の上昇をツェナー電圧Vzに押さえることによって素子の
破壊を防止するツェナーダイオード13と共に整流回路12
間に接続され、設定電圧出力回路を形成している。
【００１０】スイッチング素子10は、トライアック等か
らなり、ツェナー電圧Vz以下の動作電圧V0で動作するよ
う設定電圧出力回路に接続されている。
らなり、ツェナー電圧Vz以下の動作電圧V0で動作するよ
う設定電圧出力回路に接続されている。
【００１１】遮断器11は、リレー等からなり、スイッチ
ング素子10の出力信号により動作するよう接続され、そ
の接点部11a が第２回路7 の途中に接続されている。
ング素子10の出力信号により動作するよう接続され、そ
の接点部11a が第２回路7 の途中に接続されている。
【００１２】次に動作を説明する。電流検出素子8 は１
次側コイルで第１回路5 の電流I1を検知し、それに応じ
て２次側コイルに流れる出力電流Icは、図２に示すよう
に、設定電流I10 に相応する制限電流値I0になるまで定
電流ダイオード (制御部)9を流れて出力電圧Vdは殆ど出
ないが、制限電流値I0を越えると定電流ダイオード9の
インピーダンスが高くなって出力電圧Vdがツェナー電圧
Vzまで急激に上昇する。このとき、スイッチング素子10
の動作電圧V0がツェナー電圧Vz以下であるので、遮断器
11が動作して接点部11a が開離し、図３に示すように、
第２回路7 に流れる電流I2が遮断され、分岐ブレーカ2
はトリップせずに第１回路 (特定回路)5にはそのまま電
流I1を流せることになる。
次側コイルで第１回路5 の電流I1を検知し、それに応じ
て２次側コイルに流れる出力電流Icは、図２に示すよう
に、設定電流I10 に相応する制限電流値I0になるまで定
電流ダイオード (制御部)9を流れて出力電圧Vdは殆ど出
ないが、制限電流値I0を越えると定電流ダイオード9の
インピーダンスが高くなって出力電圧Vdがツェナー電圧
Vzまで急激に上昇する。このとき、スイッチング素子10
の動作電圧V0がツェナー電圧Vz以下であるので、遮断器
11が動作して接点部11a が開離し、図３に示すように、
第２回路7 に流れる電流I2が遮断され、分岐ブレーカ2
はトリップせずに第１回路 (特定回路)5にはそのまま電
流I1を流せることになる。
【００１３】かかる電源遮断装置にあっては、例えば、
台所に設置されている第１回路 (特定回路)5のコンセン
ト4 に、分岐ブレーカ2 の電流容量に近い電子レンジ等
の大容量の特定負荷機器を接続している場合、そのコン
セント4 に別の負荷機器を接続したとき、その電流I1を
検出した電流検出素子8 の電流信号が制限電流値I0以上
であれば制御部9 からの出力信号でもってスイッチング
素子10が動作し、さらに遮断器11を動作させて他回路つ
まり第２回路7 の電源を遮断するので、その第１回路
(特定回路)5を遮断せずに過電流となることを防止でき
る。
台所に設置されている第１回路 (特定回路)5のコンセン
ト4 に、分岐ブレーカ2 の電流容量に近い電子レンジ等
の大容量の特定負荷機器を接続している場合、そのコン
セント4 に別の負荷機器を接続したとき、その電流I1を
検出した電流検出素子8 の電流信号が制限電流値I0以上
であれば制御部9 からの出力信号でもってスイッチング
素子10が動作し、さらに遮断器11を動作させて他回路つ
まり第２回路7 の電源を遮断するので、その第１回路
(特定回路)5を遮断せずに過電流となることを防止でき
る。
【００１４】また、コンセント4 以外の部品点数も少な
くコンパレータのような別電源も必要としないため、コ
ンセントボックス3 内に収納が可能であり、一般住宅で
も使用でき、メンテナンスも必要ない。
くコンパレータのような別電源も必要としないため、コ
ンセントボックス3 内に収納が可能であり、一般住宅で
も使用でき、メンテナンスも必要ない。
【００１５】なお、本実施例では、スイッチング素子10
を用いているが、ツェナー電圧Vzによって遮断器11を直
接動作できる場合は使用しなくてもよい。
を用いているが、ツェナー電圧Vzによって遮断器11を直
接動作できる場合は使用しなくてもよい。
【００１６】
【発明の効果】本発明の電源遮断装置は、特定回路に大
容量の負荷機器を使用した場合でも、その電流を検出し
た電流検出素子の電流信号が制限値以上であれば制御部
からの出力信号でもって遮断器を動作させて他回路の電
源を遮断するので、その特定回路を遮断せずに過電流と
なることを防止できる。
容量の負荷機器を使用した場合でも、その電流を検出し
た電流検出素子の電流信号が制限値以上であれば制御部
からの出力信号でもって遮断器を動作させて他回路の電
源を遮断するので、その特定回路を遮断せずに過電流と
なることを防止できる。
【図１】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図２】電流検出素子の出力電流と制御部の出力電圧と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図３】第１回路 (特定回路）及び第２回路 (他回路)
の電流の状態を示す図である。
の電流の状態を示す図である。
【図４】従来例を示す全体構成図である。
5 第１回路 (特定回路） 7 第２回路 (他回路) 8 ＣＴ（電流検出素子） 9 定電流ダイオード (制御部) 11 リレー（遮断器）
Claims (1)
- 【請求項１】 分岐された複数の回路の内の特定回路の
電流を検出する電流検出素子と、電流検出素子の電流信
号が制限値以上になると出力信号を出す制御部と、制御
部の出力信号により動作し他回路の電源を遮断する遮断
器と、を備えてなることを特徴とする電源遮断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3904593A JPH06253445A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 電源遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3904593A JPH06253445A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 電源遮断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06253445A true JPH06253445A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12542156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3904593A Pending JPH06253445A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 電源遮断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06253445A (ja) |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP3904593A patent/JPH06253445A/ja active Pending
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