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JPH0625185A - 6−フェニルピリダジノンの製造方法 - Google Patents

6−フェニルピリダジノンの製造方法

Info

Publication number
JPH0625185A
JPH0625185A JP15504893A JP15504893A JPH0625185A JP H0625185 A JPH0625185 A JP H0625185A JP 15504893 A JP15504893 A JP 15504893A JP 15504893 A JP15504893 A JP 15504893A JP H0625185 A JPH0625185 A JP H0625185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
formula
melting point
reaction
methylphenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15504893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0651681B2 (ja
Inventor
Hideo Takeshiba
英雄 竹柴
Takao Otsu
孝夫 乙
Teruomi Jojima
輝臣 城島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP15504893A priority Critical patent/JPH0651681B2/ja
Publication of JPH0625185A publication Critical patent/JPH0625185A/ja
Publication of JPH0651681B2 publication Critical patent/JPH0651681B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】広範囲の抗菌スペクトラムを有しており、こと
にイネのモンガレ病の防除剤等の農園芸用殺菌剤として
極めて有用な化合物を有利に製造する方法を見出すこ
と。 【構成】 式 【化11】 (R1 、R3 =H、ハロゲン、R2 =H、低級アルキル
基等、但し、R1 、R2、R3 のうち少なくとも1つは
H以外)の4−置換フェニル−4−オキソ−2−ブテン
酸に、ハロゲン化水素を付加し、式 【化12】 (X=ハロゲン原子)の4−置換フェニル−2−ハロゲ
ノ−4−オキソ酪酸を得、これを酸の存在下にヒドラジ
ンと反応させることを特徴とする、式 【化13】 の6−置換フェニル−3(2H)ピリダジノンの製法。 【効果】出発原料として、経済的に有利である化合物を
使用し、かつ副反応を伴なわず目的物の単離が容易にで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、下記(I)式を有する6−置換
フェニル−3(2H)ピリダジノンの改良された製法に
関する。
【0002】式
【0003】
【化4】
【0004】(式中、R1 及びR3 は水素原子又はハロ
ゲン原子を示し、R2 は水素原子、低級アルキル基、低
級アルコキシ基又はハロゲン原子を示し、R1 ,R2
びR3 のうち少なくとも1つは水素原子以外の基を示
す。) 上記化合物は、例えば特開昭52−120126号等に
記載の公知化合物であり、広範囲の抗菌スペクトラムを
有しており、ことにイネのモンガレ病の防除剤等の農園
芸用殺菌剤として極めて有用である。
【0005】本化合物の製法としては、前記公報に記載
のとおり、4−置換フェニル−4−オキソ酪酸(II)を
ヒドラジンと反応させて、6−置換フェニル−4,5−
ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン(III)を得、ついで
これを脱水素して製造する方法が知られている。
【0006】
【化5】
【0007】しかしながら、上記方法は、出発原料であ
る4−置換フェニル−4−オキソ酪酸(II)の製造が困
難であり、コスト上の難点があり、加えて、脱水素工程
が発熱反応であるため反応の制御が困難である等の難点
がある。
【0008】式(I)の化合物は、また、特公昭56−
428号に記載の方法に準じて、4−置換フェニル−4
−オキソ−2−ブテン酸(IV)に、無水炭酸カリウムの
存在下、20〜50℃でメタノールを付加させて4−置
換フェニル−2−メトキシ酪酸のカリウム塩(V)を
得、これを一旦遊離の酸にしてからヒドラジンと反応さ
せることによっても得ることができる。
【0009】
【化6】
【0010】しかしながら、この方法は、しばしば副反
応を伴うため、種々の副生成物を生じ、目的物の純度が
低く、かつその精製が困難である等の難点がある。
【0011】本発明者等は、式(I)の化合物を、上記
公知方法に内在する難点を克服して有利に製造する方法
を鋭意検討の結果、出発原料として、経済的に有利であ
る前記(IV)式の化合物を使用し、かつ副反応を伴なわ
ず目的物の単離が容易にできる製造法を見出すに至っ
た。
【0012】本発明の方法は下記のAないしDの態様に
より実施される。
【0013】A法 この方法は、下記のフローチャートに従って反応が進行
する。
【0014】
【化7】
【0015】(式中、R1 ,R2 及びR3 は前述と同
じ。R4 はヒドロキシ、低級アルコキシ、カルボキシも
しくは低級アルコキシカルボニルが置換又は無置換のア
ルキル基、低級アルケニル基、置換基を有しても良いフ
ェニル基、アラルキル基もしくはピリジル基を示す。) 本方法の第1工程は、式(IV)の化合物にチオール類を
付加させて式(VI)の化合物を得る反応である。本反応
に使用されるチオール類としては、例えばメタンチオー
ル、エタンチオール、プロパンチオール、イソプロパン
チオール、ブタンチオール、t−ブタンチオール、ペン
タンチオール、ヘキサンチオールのようなアルカンチオ
ール類;2−メルカプトエタノール、3−メルカプトプ
ロパノール、2−メトキシエタンチオール、α−メルカ
プト酢酸、α−メルカプトプロピオン酸、β−メルカプ
トプロピオン酸、γ−メルカプト酪酸、β−メルカプト
イソ酪酸、α−メルカプト酢酸エチル、β−メルカプト
プロピオン酸メチル、β−メルカプトプロピオン酸エチ
ルのようなヒドロキシ、低級アルコキシ、カルボキシ又
は低級アルコキシカルボニルを置換したアルカンチオー
ル類;2−プロペンチオール、2−メチル−2−プロペ
ンチオール、2−ブテンチオールのようなアルケンチオ
ール類;ベンゼンチオール、4−メチルベンゼンチオー
ル、4−クロルベンゼンチオール、4−ニトロベンゼン
チオールのような低級アルキル、ハロゲン又はニトロで
置換されていてもよいベンゼンチオール類;フェニルメ
タンチオール、フェニルエタンチオール、4−メチルフ
ェニルメタンチオール、4−クロルフェニルメタンチオ
ール、4−ニトロフェニルメタンチオールのような低級
アルキル、ハロゲン又はニトロで置換されていてもよい
アラルカンチオール類;2−ピリジンチオール、3−ピ
リジンチオール、4−ピリジンチオール、3−ニトロ−
2−ピリジンチオール、4−クロル−2−ピリジンチオ
ール、6−メチル−3−ピリジンチオールのような低級
アルキル、ハロゲン又はニトロで置換されていてもよい
ピリジンチオール類があげられる。
【0016】上記フローチャートから理解されるよう
に、基−SR4 は脱離基であり、従って、上記チオール
類の種類、ことにフェニル、アラルキル及びピリジルの
置換基については、反応に関与しないものであれば特に
限定はない。
【0017】第1工程は、式(IV)の化合物に対して、
チオール類を等モルないしは大過剰量使用して、好まし
くは不活性溶媒中で反応させることにより遂行される。
溶媒としては、反応に関与しないものであればことに限
定はなく、例えばベンゼン、トルエンまたはキシレンの
ような芳香族炭化水素類、エチルエーテル、テトラヒド
ロフランまたはジオキサンのようなエーテル類、メタノ
ール、エタノールまたはイソプロパノールのようなアル
コール類、ジメチルホルムアミドのようなアミド類、ジ
メチルスルホキシド、並びに水等があげられるが、水ま
たは水とアルコール類との混合溶媒が好ましい。
【0018】上記反応を促進するために、好適には塩基
が使用され、そのような塩基としては、例えば水酸化ナ
トリウムまたは水酸化カリウムのようなアルカリ金属水
酸化物;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリ
ウムのようなアルカリ金属炭酸塩または重炭酸塩;並び
にトリエチルアミン、トリエチレンジアミンまたはピリ
ジンのような第三級アミン類等があげられる。
【0019】反応温度は特に限定はないが、室温ないし
冷却下に行なうのが有利である。塩基の存在下に反応を
行なった場合は反応終了後、酸処理により式(VI)の化
合物を遊離酸の形にし、次の工程に供することができる
が、酸処理は必らずしも必要ではない。
【0020】本方法の第2工程は、式(VI)の化合物を
ヒドラジンと反応させて、式(VII)のジヒドロピリダジ
ノン化合物を得る反応である。本反応に使用されるヒド
ラジンは、通常その水和物または塩酸塩もしくは硫酸塩
等の鉱酸塩の形で用いられる。
【0021】反応は、通常、不活性溶媒中で行なわれる
が、そのような溶媒としては、例えばメタノール、エタ
ノールまたはイソプロパノールのようなアルコール類、
酢酸または水があげられ、ことに酢酸が好ましい。反応
温度は特に限定はなく、室温以上、溶媒の還流温度以下
であるが、反応を促進するために加温することが好まし
い。
【0022】本方法の第3工程は、式(VII)の化合物を
酸又はアルカリ、好ましくは鉱酸又はアルカリ金属の水
酸化物又は炭酸塩で処理して式(I)の目的化合物を得
る反応である。
【0023】使用される鉱酸としては、例えば塩酸、硫
酸、硝酸またはリン酸等が挙げられ、通常は式(VII)の
化合物に対して、等モルないし大過剰量用いられる。
【0024】反応は、通常、不活性溶媒中で行なわれ、
そのような溶媒としては、例えばメタノール、エタノー
ルまたはイソプロパノールのようなアルコール類、ジオ
キサンまたはテトラヒドロフランのようなエーテル類、
ジメチルホルムアミドのようなアミド類、ジメチルスル
ホキシド並びに水等があげられるが、水または水とアル
コール類との混合溶媒が好ましい。
【0025】反応温度は特に限定はなく、室温以上、溶
媒の還流温度以下であるが、反応を促進するために加温
することが好ましい。
【0026】反応終了後、式(I)の目的化合物は通常
の方法により採取されるが、本方法の特徴は、反応終了
後に通常は加温された反応液を室温程度まで冷却するこ
とにより目的化合物の結晶が得られ、このものは再結晶
等の精製手段を用いなくとも充分に純度が高いことであ
る。かくして目的化合物を濾取し、次いで母液を濃縮す
ることにより第2次結晶を得るが、このものもまた精製
不要な程度に純度が高い。このことは、下記のB法,C
法およびD法でも共通した利点であり、本発明の方法は
工業上多大の利点を有する。
【0027】なお、A法においては、中間体である式
(VI)および式(VII)の化合物を単離することなく、第
1ないし第3工程を連続して行なうことが可能であり、
この連続法は工業的に有利な実施態様である。また、第
3工程で除去されるチオール類を回収して、第1工程に
再使用することができる。
【0028】さらに、式(VI)および式(VII)の化合物
は、いずれも文献未載の新規化合物であり、その反応性
に鑑み、式(I)の化合物のみならず、他の化合物の合
成中間体としても有用である。また式(VII)の化合物は
それ自体農園芸用殺菌剤として有用である。
【0029】B法 この方法は、下記のフローチャートに従って反応が進行
する。
【0030】
【化8】
【0031】(式中、R1 ,R2 及びR3 は前述と同
じ。R5 は基−C(=Y)−R6 又は基−P(=Y)R
7 8 を示し、Yは酸素又は硫黄原子を示し、R6 は低
級アルコキシ基を示し、R7 は低級アルコキシ基を示
し、R8 は低級アルコキシ基、低級アルキル基又はフェ
ニル基を示す。) 本法の第1工程は、式(IV)の化合物にチオ炭酸又はチ
オ燐酸を付加させて式(VIII)の化合物を得る反応であ
る。本反応に使用されるチオ炭酸としては、例えばキサ
ントゲン酸カリウムのようなチオールチオン炭酸の塩、
O−エチルモノチオ炭酸カリウムのようなモノチオ炭酸
の塩があげられる。またチオ燐酸としては、例えばO,
O−ジエチルチオロ燐酸、O,O−ジメチルチオロチオ
ノ燐酸、O,O−ジエチルチオロチオノ燐酸、O,O−
ジイソプロピルチオロチオノ燐酸、O−メチルメチルチ
オロチオノホスホン酸、O−エチルフェニルチオロチオ
ノホスホン酸のようなチオロ−又はチオロチオノ−燐酸
又は−ホスホン酸があげられる。
【0032】第1工程は、式(IV)の化合物に対して、
チオ炭酸又はチオ燐酸を等モルないし大過剰量使用し
て、好ましくは不活性溶媒中で反応させることにより遂
行される。溶媒としては、A法の第一工程において例示
したものがあげられるが、他にアセトンのようなケトン
類が用いられる。好ましくはチオ炭酸との反応には水
が、またチオ燐酸との反応にはアルコール類又はケトン
類が用いられる。反応温度は室温ないし冷却下に行なわ
れる。チオ炭酸塩を用いた場合は反応終了後、酸処理に
より式(VIII)の化合物を遊離酸の形にし、次の工程に
供する。
【0033】本方法の第2工程は、式(VIII)の化合物
をヒドラジンと反応させて、直接目的物の式(I)の化
合物を得る反応である。本反応に使用されるヒドラジン
は、水和物の形で用いられる。反応は、通常、不活性溶
媒中で行なわれるが、第1工程で得た式(VIII)の化合
物を分離することなく、引続いて第2工程の反応を行な
うことができる。反応温度は室温ないし加熱して行な
う。
【0034】反応終了後、析出した結晶を濾取して目的
物を得る。
【0035】C法 この方法は、下記のフローチャートに従って反応が進行
する。
【0036】
【化9】
【0037】(式中、R1 ,R2 及びR3 は前述と同
じ。Xはハロゲン原子を示す。) 本法の第1工程は、式(IV)の化合物に、メタノール中
でハロゲン化水素と反応させて、メタノールを付加させ
るとともにエステル化させて式(IX)の化合物を得る反
応である。
【0038】本反応に使用されるハロゲン化水素として
は、例えば塩化水素、臭化水素またはフッ化水素があげ
られるが、塩化水素が特に好ましく、通常、式(IV)の
化合物に対して大過剰量用いられる。
【0039】反応はメタノールを含む混合溶媒中でも行
なわれるが、溶媒を兼ねてメタノール単独で、これに式
(IV)の化合物を懸濁させて行なうのが有利である。
【0040】反応温度は特に限定はなく、冷却下ないし
溶媒の還流温度以下である。
【0041】第1工程の反応を高速液体クロマトグラフ
ィーにより詳細に検討した結果、式(IV)の化合物がま
ずハロゲン化水素の触媒作用によりエステル化され、同
時に二重結合にハロゲン化水素が付加して対応する4−
置換フェニル−2−ハロゲノ−4−オキソ酪酸メチルエ
ステルが生成し、ついでハロゲン原子がメトキシ基に置
換されて式(IX)の化合物が生成するものと推定され
た。
【0042】本方法の第2工程は、式(IX)の化合物を
酸の存在下にヒドラジンと反応させて式(I)の目的化
合物を得る反応である。
【0043】第2工程は、従って、A法の第2工程と第
3工程とを結合したものに相当するが、本法により生成
するA法の式(VII)の化合物に相当する中間体がやや不
安定であるため、中間体を単離することなく、式(I)
の目的物を直接得るのが有利である。従って、式(IX)
の化合物を先ず溶媒中でヒドラジンと好適には加熱下に
反応させ、ついで当量ないし過剰量の酸を加えて、引続
き加熱することにより式(I)の目的物が得られる。ヒ
ドラジンの酸塩を使用することは有利であり、またヒド
ラジンと同時に酸を加えても差支えない。本法において
は、酸処理は鉱酸のみならず酢酸のような有機酸でも可
能であり、溶媒を兼ねて酢酸中で式(IX)の化合物をヒ
ドラジンと加熱下に反応させるのは好ましい態様であ
る。
【0044】D法 この方法は、下記のフローチャートに従って反応が進行
する。
【0045】
【化10】
【0046】(式中、R1 ,R2 及びR3 は前述と同
じ。Xはハロゲン原子を示す。) 本方法の第1工程は、式(IV)の化合物にハロゲン化水
素を付加させて式(X)の化合物を得る反応である。
【0047】本反応に使用されるハロゲン化水素はC法
の第1工程に用いられるものと同様であり、式(IV)の
化合物に対して当量ないし大過剰量用いられる。
【0048】反応は不活性溶媒中で行なわれ、そのよう
な溶媒としては、例えばアセトン、メチルエチルケトン
またはメチルイソブチルケトンのようなケトン類、ジエ
チルエーテル、ジオキサンまたはテトラヒドロフランの
ようなエーテル類、並びにメチレンクロリド、クロロホ
ルム、ジクロルエタンまたはテトラクロルエタンのよう
なハロゲン化炭化水素類があげられ、ことにケトン類が
好ましい。
【0049】反応温度は特に限定はなく、冷却下ないし
溶媒の還流温度以下であるが、5℃ないし20℃が好適
である。
【0050】本方法の第2工程は、式(X)の化合物を
酸の存在下にヒドラジンと反応させて式(I)の目的化
合物を得る反応であり、その条件はC法の第2工程とほ
ぼ同様である。しかしながら、本法にあっては酸処理は
鉱酸で行なうことが好ましい。
【0051】次に本発明の方法を実施例をあげてさらに
詳細に説明する。
【0052】実施例1(A法第1工程)4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
オキソ−2−ブテン酸から4−(3,5−ジクロル−4
−メチルフェニル)−2−メチルチオ−4−オキソ酪酸
の製造 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
オキソ−2−ブテン酸2.59g(0.01モル)を水10mlに
懸濁させ、水冷撹拌下に20%メタンチオールのナトリ
ウム塩水溶液 3.5g(0.01モル)を注加し30分撹拌し
た。次いで水冷下濃塩酸2mlを滴下し、析出した結晶を
濾取水洗し、風乾して目的物を3.03g(収率98.7%)得
た。融点158〜160℃。
【0053】IR νNujol max cm-1:2400-2700,1720,1
690 NMR δppm (DMF-d7):2.30(3H,s,メチル), 2.53(3H,s,
メチルチオ), 3.12-4.12(3H,m,メチレンとメチン), 7.4
2(1H,bs,ヒドロキシカルボニル), 8.13(2H,s, フェニ
ル)。
【0054】実施例1の方法に準じて以下の化合物が製
造された。
【0055】4−(3−ブロモフェニル)−2−メチル
チオ−4−オキソ酪酸 融点 123−134℃ 4−(3−ブロモフェニル)−2−エチルチオ−4−オ
キソ酪酸 融点 125−134℃ 4−(3−ブロモフェニル)−2−イソプロピルチオ−
4−オキソ酪酸 融点 136−138℃ 4−(3−ブロモフェニル)−2−フェニルチオ−4−
オキソ酪酸 融点 125−128℃ 4−(3−ブロモフェニル)−2−(2−ヒドロキシエ
チルチオ)−4−オキソ酪酸 油状物 4−(3−ブロモフェニル)−2−(2−カルボキシエ
チルチオ)−4−オキソ酪酸 融点 135−137℃ 4−(3−ブロモフェニル)−2−(3−ニトロ−2−
ピリジルチオ−4−オキソ酪酸 融点 159−162℃ 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
エチルチオ−4−オキソ酪酸 融点 168−172℃ 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
イソプロピルチオ−4−オキソ酪酸 融点 166−169℃ 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
ベンジルチオ−4−オキソ酪酸 融点 132−135℃ 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
(2−ヒドロキシエチルチオ)−4−オキソ酪酸 融点 129−131℃ 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
(2−カルボキシエチルチオ)−4−オキソ酪酸 融点 149−151℃ 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
エトキシカルボニルメチルチオ−4−オキソ酪酸 融点 95−97℃ 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
(2−メトキシカルボニルエチルチオ)−4−オキソ酪
酸 融点 125−127℃ 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
カルボキシメチルチオ−4−オキソ酪酸 融点 163−166℃ 4−(3,4−ジクロルフェニル)−2−メチルチオ−
4−オキソ酪酸 融点 136−139℃ 4−(3,4−ジクロルフェニル)−2−エチルチオ−
4−オキソ酪酸 融点 108−110℃ 4−(3,4−ジクロルフェニル)−2−イソプロピル
チオ−4−オキソ酪酸 融点 136−138℃ 4−(3,4−ジクロルフェニル)−2−(2−ヒドロ
キシエチルチオ)−4−オキソ酪酸 融点 110−112℃ 4−(3,4−ジクロルフェニル)−2−(2−カルボ
キシエチルチオ)−4−オキソ酪酸 融点 150−152℃ 4−(3−ブロモ−4−クロルフェニル)−2−メチル
チオ−4−オキソ酪酸 融点 143−145℃ 4−(3,5−ジブロモ−4−メトキシフェニル)−2
−n−ヘキシルチオ−4−オキソ酪酸 融点 103−105℃ 4−(4−メトキシフェニル)−2−メチルチオ−4−
オキソ酪酸 融点 116−118℃ 4−(3−ブロモフェニル)−2−アリルチオ−4−オ
キソ酪酸 融点 50−63℃ 実施例2(A法第2工程)4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
メチルチオ−4−オキソ酪酸から6−(3,5−ジクロ
ル−4−メチルフェニル)−4−メチルチオ−4,5−
ジヒドロ−3(2H)ピリダジノンの製造 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
メチルチオ−4−オキソ酪酸1.54g(0.005 モル)をエ
タノール5mlに懸濁させ、これにヒドラジン−水和物0.
25gを室温で添加し、引続き室温で1時間撹拌した後、
6時間加熱還流した。放冷後、結晶を濾取し、少量のエ
タノールで洗浄し目的物を1.32g(収率87.1%)得た。
融点163〜165℃。
【0056】IR νNujol max cm-1:3200,3100,2000-2
800,1680,1610 NMR δppm(CDCl3):2.23(3H,s,メチル), 2.52(3H,s, メ
チルチオ), 3.19(2H,d,J=6, メチレン), 3.58(1H,dd,J=
6,メチン), 7.78(2H,s, フェニル), 9.72(1H,bs,NH) 。
【0057】実施例2の方法に準じて以下の化合物が製
造された。
【0058】6−(3−ブロモフェニル)−4−メチル
チオ−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 融点 151−152℃ 6−(3−ブロモフェニル)−4−エチルチオ−4,5
−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 融点 126−129℃ 6−(3−ブロモフェニル)−4−イソプロピルチオ−
4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 融点 155−158℃ 6−(3−ブロモフェニル)−4−フェニルチオ−4,
5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 融点 153−156℃ 6−(3−ブロモフェニル)−4−(2−ヒドロキシエ
チルチオ)−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノ
ン 融点 115−118℃ 6−(3−ブロモフェニル)−4−(2−カルボキシエ
チルチオ)−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノ
ン 融点 150−152℃ 6−(3−ブロモフェニル)−4−(3−ニトロ−2−
ピリジルチオ)−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダ
ジノン 融点 171−174℃ 6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
エチルチオ−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノ
ン 融点 174−177℃ 6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
イソプロピルチオ−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリ
ダジノン 融点 174−177℃ 6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
ベンジルチオ−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジ
ノン 融点 161−163℃ 6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
(2−ヒドロキシエチルチオ)−4,5−ジヒドロ−3
(2H)ピリダジノン 融点 192−195℃ 6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
(2−カルボキシエチルチオ)−4,5−ジヒドロ−3
(2H)ピリダジノン 融点 192−194℃ 6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
(2−メトキシカルボニルエチルチオ)−4,5−ジヒ
ドロ−3(2H)ピリダジノン 融点 126−128℃ 6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−(4
−エトキシカルボニルメチルチオ)−4,5−ジヒドロ
−3(2H)ピリダジノン 融点 146−149℃ 6−(3,4−ジクロルフェニル)−4−メチルチオ−
4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 融点 149−152℃ 6−(3,4−ジクロルフェニル)−4−エチルチオ−
4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 融点 134−136℃ 6−(3,4−ジクロルフェニル)−4−イソプロピル
チオ−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 融点 136−138℃ 6−(3,4−ジクロルフェニル)−4−(2−ヒドロ
キシエチルチオ)−3(2H)ピリダジノン 融点 127−129℃ 6−(3,4−ジクロルフェニル)−4−(2−カルボ
キシエチルチオ)−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリ
ダジノン 融点 162−165℃ 6−(3,5−ジブロモ−4−メトキシフェニル)−4
−n−ヘキシルチオ−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピ
リダジノン 融点 80−83℃ 6−(4−メトキシフェニル)−4−メチルチオ−4,
5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 融点 145−147℃ 6−(3−ブロモフェニル)−4−アリルチオ−4,5
−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノン 融点 112−115℃ 実施例3(A法第3工程)6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
メチルチオ−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノ
ンから6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)
−3(2H)ピリダジノンの製造 6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
メチルチオ−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノ
ン6.06g(0.02モル)、水20ml、濃塩酸5.2mlの混合
物を2時間加熱還流した。放冷後、析出した結晶を濾取
し、風乾した後、少量の酢酸エチルで洗浄、風乾し、4.
59g(収率90%)の目的物を得た。
【0059】融点254〜258℃。
【0060】実施例4(A法第3工程)6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
メチルチオ−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノ
ンより6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)
−3(2H)ピリダジノンの製造 6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
メチルチオ−4,5−ジヒドロ−3(2H)ピリダジノ
ン1.52g(0.005 モル)と1N水酸化ナトリウム水溶液
30mlの懸濁液を1時間加熱還流した。冷後水冷下、濃
塩酸で酸性とし結晶を濾取、十分に水洗し乾燥して目的
物を1.2 g(収率94%)得た。
【0061】融点 254〜258℃。
【0062】実施例5(A法)4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
オキソ−2−ブテン酸から6−(3,5−ジクロル−4
−メチルフェニル)−3(2H)ピリダジノンの製造 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
オキソ−2−ブテン酸5.18g(0.02モル)の水20ml懸
濁液に、水冷下20%メタンチオールナトリウム塩水溶
液7gを注加し30分撹拌し、次いで水冷下濃塩酸2.08
ml(0.02モル)を注加、撹拌した。次にヒドラジン−水
和物1.1 gを水冷下に加え室温で1時間撹拌し、その
後、2時間加熱還流した。得られた混合物に濃塩酸 5.2
ml(0.04モル)を滴下し、更に1.5 時間加熱還流した。
放冷し、析出した結晶を濾取、水洗、風乾し4.97g(粗
収率97.5%)の粗目的物を得た。融点243〜249
℃。このものを少量の酢酸エチルで洗浄、風乾し、3.90
g(収率76.5%)の目的物を得た。融点254〜258
℃。
【0063】なお、この化合物の赤外線吸収スペクトル
(IR)は、1705cm-1にカルボニル基による吸収を示
し、結晶型は粉状である。このものをさらに、ジメチル
ホルムアミドより再結晶すると結晶型は針状に変り、I
Rスペクトルも変化して1680および1660cm-1にカルボニ
ル基による吸収を示すようになる。しかしながら、両者
は融点、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグ
ラフィーおよび核磁気共鳴スペクトルにおいてはまった
く同一物質であることが認められた。
【0064】実施例3,4又は5の方法に準じて以下の
化合物が製造された。
【0065】6−(3−ブロモフェニル)−3(2H)
ピリダジノン 融点 202−204℃ 6−(3,4−ジクロルフェニル)−3(2H)ピリダ
ジノン 融点 258−262℃ 6−(3−ブロモ−4−クロルフェニル)−3(2H)
ピリダジノン 融点 289−293℃ 6−(4−メトキシフェニル)−3(2H)ピリダジノ
ン 融点 189−192℃ 実施例6(B法第1工程)4−(3−ブロモフェニル)−4−オキソ−2−ブテン
酸から4−(3−ブロモフェニル)−2−(ジエトキシ
ホスフィノチオイルチオ)−4−オキソ酪酸の製造 4−(3−ブロモフェニル)−4−オキソ−2−ブテン
酸1.28g(0.005 モル)とアセトン20mlの溶液にO,
O−ジエチルチオロチオノ燐酸1.12g(0.006モル)を
滴下し、室温で一夜撹拌した。反応終了後、溶媒を留去
し残渣をエーテル抽出し、水洗、Na2 SO4 で乾燥し
た後溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付しベンゼン−酢酸エチル(4:1)で溶出し、得
られた固体をベンゼン−n−ヘキサンより再結し、標記
オキソ酪酸化合物を1.54g(収率69.8%)得た。融点1
07−110℃。
【0066】IR νNujol max cm-1:2050-2800,1750,1
680,1010,960 NMR δ (CDCl3):1.37(6H,t,メチル), 3.6-3.8(2H,m,メ
チレン), 3.9-4.7(5H,m,メチレン,メチン), 7.2-8.1(4
H,m,フェニル), 8.90(1H,s, カルボキシ)。
【0067】実施例6の方法に準じて以下の化合物が製
造された。
【0068】4−(3−ブロモフェニル)−2−(ジイ
ソプロポキシホスフィノチオイルチオ)−4−オキソ酪
酸 融点 106−112℃ 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
(ジエトキシホスフィノチオイルチオ)−4−オキソ酪
酸 融点 97−99℃ 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
(ジエトキシホスフィノチオイルチオ)−4−オキソ酪
酸メチルエステル nD 25℃ 1.5604 4−(3,4−ジクロルフェニル)−2−(ジエトキシ
ホスフィノチオイルチオ)−4−オキソ酪酸 融点 136−137℃ 実施例7(B法第1工程)4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
オキソ−2−ブテン酸から4−(3,5−ジクロル−4
−メチルフェニル)−2−エトキシチオカルボニルチオ
−4−オキソ酪酸の製造 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
オキソ−2−ブテン酸2.59g(0.01モル)、エチルキサ
ントゲン酸カリ1.60g(0.01モル)と水40mlの懸濁液
を3時間室温で撹拌した。反応終了後水冷下濃塩酸で酸
性とし、エーテル抽出した。以下常法通り処理しカラム
クロマトグラフィーに付し目的物を3.60g(収率94.5
%)得た。融点 126〜128℃ IR νNujol max cm-1:2100-2750,1700,1690 NMR δ (CDCl3):1.42(3H,t,J=7,メチル), 2.50(3H,s,
メチル), 3.64(2H,d,J=6, C(=O)-CH2), 4.68(2H,q,J=7,
メチレン), 5.03(1H,t,J=6, メチン), 7.82(2H,s, フェ
ニル), 9.40(1H,bs,カルボキシ) 実施例8(B法第2工程)4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
エトキシチオカルボニルチオ−4−オキソ酪酸から6−
(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−3(2
H)ピリダジノンの製造 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
エトキシチオカルボニルチオ−4−オキソ酪酸1.91g
(0.005 モル)とエタノール(20ml)の溶液にヒドラ
ジン−水和物0.275 g(0.0055モル)を加え3時間熱還
流した。冷後析出した結晶を濾取しエタノールで洗浄し
目的物を得た。融点254〜258℃また上記エタノー
ル洗浄濾液を濃縮しシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、6−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニ
ル)−4−メルカプト−4,5−ジヒドロ−3(2H)
ピリダジノンを得た。融点184〜187℃ 実施例9(B法)4−(3−ブロモフェニル)−4−オキソ−2−ブテン
酸から6−(3−ブロモフェニル)−3(2H)ピリダ
ジノンの製造 4−(3−ブロモフェニル)−4−オキソ−2−ブテン
酸1.28g(0.005 モル)とエタノール10mlの懸濁液に
室温でO,O−ジエチルチオロチオノ燐酸1.12g(0.00
6 モル)を加え、10分間撹拌し、TLCで4−(3−
ブロモフェニル)−2−(ジエトキシホスフィノチオイ
ルチオ)−4−オキソ酪酸の生成を確認した後、ヒドラ
ジン−水和物0.3 g(0.006 モル)を加え一夜室温で撹
拌した。反応終了後析出した結晶を濾取、エタノールで
洗浄し0.48gの目的物を得た。濾液は濃縮し、常法通り
に処理しシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し0.
48gの目的物を得た。融点202〜204℃ 実施例10(C法第1工程)4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
オキソ−2−ブテン酸から4−(3,5−ジクロル−4
−メチルフェニル)−2−メトキシ−4−オキソ酪酸メ
チルエステルの製造 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
オキソ−2−ブテン酸5.18g(0.02モル)をメタノール
50mlに懸濁させ、氷冷、撹拌下に乾燥塩化水素ガスを
吹込み飽和させた。更に2時間室温で撹拌し、4−
(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−クロ
ル−4−オキソ−酪酸メチルエステルとする。次いで2
時間加熱還流し、塩素原子とメトキシ基の交換反応を行
った。反応終了後、メタノールを留去し、エーテルで抽
出し、水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留
去し、5.93gの粗目的物を得た。このものをシリカゲル
カラムクロマトに付し、ベンゼン、次いでベンゼン−酢
酸エチル(20:1)で溶出し、4.46g(収率73.1%)
の目的物を得た。融点75〜78℃ IR νNujol max cm-1:1740,1675 NMR δppm(CDCl3):2.50(3H,s,メチル), 3.05-3.75(2H,
m,メチレン), 3.55(3H,s, メトキシ), 3.80(3H,s,CO2CH
3), 4.40(1H,dd,J=6, メチン), 7.77(2H,s, フェニル) 実施例11(C法第2工程)4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
メトキシ−4−オキソ酪酸メチルエステルから6−
(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−3(2
H)ピリダジノンの製造 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
メトキシ−4−オキソ酪酸メチルエステル3.05g(0.01
モル)、ヒドラジン−水和物0.6 g(0.012 モル)とメ
タノール30mlの混合物を3.5 時間加熱還流後、濃塩酸
1.1ml を添加し6時間更に加熱還流した。反応終了後、
溶媒を留去し、残渣を水洗、少量のエーテルで洗浄後風
乾し、目的物を1.80g得た。洗浄液を酢酸エチルで抽出
し以下常法通りに処理し、有機溶剤を留去し、ベンゼ
ン、エーテルで洗浄し0.11gの目的物を得た。合計収量
1.91g(収率74.9%)。融点254〜258℃。
【0069】実施例12(C法第2工程)4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
メトキシ−4−オキソ酪酸メチルエステルから6−
(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−3(2
H)ピリダジノンの製造 4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
メトキシ−4−オキソ酪酸メチルエステル1.53g(0.00
5 モル)を酢酸4mlに加え、加熱溶解させた後、氷冷下
にヒドラジン−水和物0.275 g(0.0055モル)を加え、
3時間加熱還流した。放冷後、反応混合物に水40mlを
加え撹拌後、結晶を濾取、水洗、少量の酢酸エチルで洗
浄、風乾し、目的物を1.1 g(収率86.2%)得た。融点
254〜258℃。
【0070】実施例13(D法第1工程)4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
オキソ−2−ブテン酸から4−(3,5−ジクロル−4
−メチルフェニル)−2−クロル−4−オキソ酪酸の製
4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−4−
オキソ−2−ブテン酸5.18g(0.02モル)とメチルイソ
ブチルケトン50mlの懸濁液に氷冷、撹拌下に乾燥塩酸
ガスを飽和するまで吹込み、室温で更に1時間撹拌し
た。反応終了後、反応液に冷水30mlを加え酢酸エチル
で抽出し、水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、有
機溶媒を留去し、残渣を少量のn−ヘキサンで洗浄、乾
燥し、目的物を5.91g(収率100%)得た。融点12
9〜132℃。
【0071】IR νNujol max cm-1:2400-2800,1720,1
685 NMR δppm(CDCl3):2.54(3H,s,メチル), 3.65, 3.70(2
H,d,J=6,d,J=8, メチレン), 4.80(1H,dd,J=6,J=8,メチ
ン), 7.88(2H,s, フェニル), 10.06(1H,bs, カルボキ
シ)。
【0072】実施例14(D法第2工程)4−(3,5−ジクロル−4−メチルフェニル)−2−
クロル−4−オキソ酪酸から6−(3,5−ジクロル−
4−メチルフェニル)−3(2H)ピリダジノンの製造 ヒドラジン−塩酸塩0.68g(0.01モル)のエタノール1
5mlおよび水2mlの混合溶液に4−(3,5−ジクロル
−4−メチルフェニル)−2−クロル−4−オキソ酪酸
1.48g(0.005 モル)を加え溶解させた後、3時間加熱
還流した。放冷後、溶媒を留去し、残渣に水20mlを加
え撹拌した後、結晶を濾取、水洗、少量のジエチルエー
テルで洗浄、乾燥し目的物を0.85g(収率66.7%)得
た。融点254〜258℃。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (式中、R1 及びR3 は水素原子又はハロゲン原子を示
    し、R2 は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ
    基又はハロゲン原子を示し、R1 ,R2 及びR3 のうち
    少なくとも1つは水素原子以外の基を示す。)を有する
    4−置換フェニル−4−オキソ−2−ブテン酸に、ハロ
    ゲン化水素を付加し、 式 【化2】 (式中、R1 ,R2 及びR3 は前述と同じ。Xはハロゲ
    ン原子を示す。)を有する4−置換フェニル−2−ハロ
    ゲノ−4−オキソ酪酸を得、これを酸の存在下にヒドラ
    ジンと反応させることを特徴とする式 【化3】 (式中、R1 ,R2 及びR3 は前述と同じ。)を有する
    6−置換フェニル−3(2H)ピリダジノンの製法。
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