JPH06256929A - 金色蒸着製品 - Google Patents
金色蒸着製品Info
- Publication number
- JPH06256929A JPH06256929A JP5044151A JP4415193A JPH06256929A JP H06256929 A JPH06256929 A JP H06256929A JP 5044151 A JP5044151 A JP 5044151A JP 4415193 A JP4415193 A JP 4415193A JP H06256929 A JPH06256929 A JP H06256929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractive index
- gold
- vapor deposition
- layer
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/0015—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterized by the colour of the layer
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強い金発色と高い透過率を両立することがで
き、かつ製造容易でコストが安い金色蒸着製品を提供す
る。 【構成】 透明な基体表面の少なくとも一部に、屈折率
1.3〜1.5の物質からなる低屈折率層と、屈折率
2.0以上の物質からなる高屈折率層とが、最上層が高
屈折率層となるように交互に積層して設けられ、各低屈
折率層は厚さ1050〜1350オングストロームとさ
れる一方、最上層を除く高屈折率層は厚さ700〜90
0オングストロームとされ、かつ最上層の高屈折率層は
厚さ330〜530オングストロームとされている。
き、かつ製造容易でコストが安い金色蒸着製品を提供す
る。 【構成】 透明な基体表面の少なくとも一部に、屈折率
1.3〜1.5の物質からなる低屈折率層と、屈折率
2.0以上の物質からなる高屈折率層とが、最上層が高
屈折率層となるように交互に積層して設けられ、各低屈
折率層は厚さ1050〜1350オングストロームとさ
れる一方、最上層を除く高屈折率層は厚さ700〜90
0オングストロームとされ、かつ最上層の高屈折率層は
厚さ330〜530オングストロームとされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金を使用することなし
に金色調が得られる金色蒸着製品に関する。
に金色調が得られる金色蒸着製品に関する。
【0002】
【従来の技術】ファッションレンズ(サングラス)、化
粧品容器、装飾品などの分野において、製品の外面に金
を蒸着することにより装飾性を高めた製品が従来から知
られている。また、金の代わりに窒化チタンを蒸着し、
金色を呈する蒸着膜を形成することも、時計など金属製
品を中心として広範に行われている。
粧品容器、装飾品などの分野において、製品の外面に金
を蒸着することにより装飾性を高めた製品が従来から知
られている。また、金の代わりに窒化チタンを蒸着し、
金色を呈する蒸着膜を形成することも、時計など金属製
品を中心として広範に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金の蒸着膜
を形成した製品には、以下のような問題がある。 金属の蒸着に際しては、蒸着装置内部の広範囲に亙
って蒸着材料が付着することが避けられないが、金の場
合には原料が高価であるから、装置内部に付着した金を
回収しなければならず、手間がかかる。また、完全に回
収することは不可能であるから、製品の製造コストを高
めてしまう。 製品基体がプラスチックである場合、金の蒸着膜は
接合強度が低く、剥がれ易い。 金蒸着膜は硬度が低く傷つきやすいため、その上に
保護膜が必須である。 金蒸着膜は膜厚が大きいほど金色調が強くなるが、
同時に透過率が低下するため、ファッションレンズなど
においては金色調の弱い蒸着膜しか形成できない。すな
わち、濃い金色を呈しかつ透過率のよい製品は得られ難
い。
を形成した製品には、以下のような問題がある。 金属の蒸着に際しては、蒸着装置内部の広範囲に亙
って蒸着材料が付着することが避けられないが、金の場
合には原料が高価であるから、装置内部に付着した金を
回収しなければならず、手間がかかる。また、完全に回
収することは不可能であるから、製品の製造コストを高
めてしまう。 製品基体がプラスチックである場合、金の蒸着膜は
接合強度が低く、剥がれ易い。 金蒸着膜は硬度が低く傷つきやすいため、その上に
保護膜が必須である。 金蒸着膜は膜厚が大きいほど金色調が強くなるが、
同時に透過率が低下するため、ファッションレンズなど
においては金色調の弱い蒸着膜しか形成できない。すな
わち、濃い金色を呈しかつ透過率のよい製品は得られ難
い。
【0004】一方、窒化チタン蒸着膜を形成した金色蒸
着製品では、蒸着時の膜厚調整や蒸着時の残留ガスの圧
力変化により、蒸着膜の色調が鋭敏に変化する欠点を有
している。したがって、均一な色調の金色蒸着製品を大
量生産することは難しく、歩留まりが悪い。また、窒化
チタン蒸着膜は透過率が低いため、ファッションレンズ
などには適用困難である。
着製品では、蒸着時の膜厚調整や蒸着時の残留ガスの圧
力変化により、蒸着膜の色調が鋭敏に変化する欠点を有
している。したがって、均一な色調の金色蒸着製品を大
量生産することは難しく、歩留まりが悪い。また、窒化
チタン蒸着膜は透過率が低いため、ファッションレンズ
などには適用困難である。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、強い金発色と高い透過率を両立することができ、か
つ製造容易でコストが安い金色蒸着製品を提供すること
を課題としている。
で、強い金発色と高い透過率を両立することができ、か
つ製造容易でコストが安い金色蒸着製品を提供すること
を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本発明に係る金色
蒸着製品を具体的に説明する。本発明の金色蒸着製品
は、基体表面の少なくとも一部に、屈折率1.3〜1.
5の物質からなる低屈折率層と、屈折率2.0以上の物
質からなる高屈折率層とが、最上層が高屈折率層となる
ように交互に積層して設けられ、各低屈折率層は厚さ1
050〜1350オングストローム、より好ましくは1
200±30オングストロームとされる一方、最上層を
除く高屈折率層は厚さ700〜900オングストロー
ム、より好ましくは800±20オングストロームとさ
れ、かつ最上層の高屈折率層は厚さ330〜530オン
グストローム、より好ましくは430±10オングスト
ロームとされていることを特徴とする。
蒸着製品を具体的に説明する。本発明の金色蒸着製品
は、基体表面の少なくとも一部に、屈折率1.3〜1.
5の物質からなる低屈折率層と、屈折率2.0以上の物
質からなる高屈折率層とが、最上層が高屈折率層となる
ように交互に積層して設けられ、各低屈折率層は厚さ1
050〜1350オングストローム、より好ましくは1
200±30オングストロームとされる一方、最上層を
除く高屈折率層は厚さ700〜900オングストロー
ム、より好ましくは800±20オングストロームとさ
れ、かつ最上層の高屈折率層は厚さ330〜530オン
グストローム、より好ましくは430±10オングスト
ロームとされていることを特徴とする。
【0007】前記基体としては、金属,ガラス,セラミ
ックス,プラスチックなど従来から蒸着用に供されてい
たいかなる材質も使用可能であるし、基体の色も限定さ
れず、不透明および透明のいずれであってもよい。ただ
し、基体の色により若干、蒸着膜の色調は変化するので
予め考慮しておく必要がある。
ックス,プラスチックなど従来から蒸着用に供されてい
たいかなる材質も使用可能であるし、基体の色も限定さ
れず、不透明および透明のいずれであってもよい。ただ
し、基体の色により若干、蒸着膜の色調は変化するので
予め考慮しておく必要がある。
【0008】前記屈折率1.3〜1.5の物質として
は、Ca,Li,Mg,SiおよびNaの酸化物および
フッ化物から選択される1種または2種以上の混合物が
使用可能である。このような物質として特に、SiO2
/屈折率:1.46,MgF2/屈折率:1.35,C
aF2/屈折率:1.36は透過率が高くてコストが安
く、基体への接合強度が高いので好適である。
は、Ca,Li,Mg,SiおよびNaの酸化物および
フッ化物から選択される1種または2種以上の混合物が
使用可能である。このような物質として特に、SiO2
/屈折率:1.46,MgF2/屈折率:1.35,C
aF2/屈折率:1.36は透過率が高くてコストが安
く、基体への接合強度が高いので好適である。
【0009】なお、上記以外にも前記屈折率範囲の蒸着
材料があればいずれも使用可能であるし、低屈折率層と
して基体への接合強度が比較的低い材質、例えばNa
F,LiF等を使用する場合には、低屈折率層の基体へ
の接合強度を向上するために、低屈折率層と基体との間
にCr,Y2O3等の下地層(ハードコート)を設けても
よい。
材料があればいずれも使用可能であるし、低屈折率層と
して基体への接合強度が比較的低い材質、例えばNa
F,LiF等を使用する場合には、低屈折率層の基体へ
の接合強度を向上するために、低屈折率層と基体との間
にCr,Y2O3等の下地層(ハードコート)を設けても
よい。
【0010】一方、屈折率2.0以上の物質としては、
Al,Sb,Be,Bi,Cd,Ce,Ge,Hf,L
a,Mg,Pb,Te,Nd,Pr,Sc,Si,T
a,Ti,Tl,Th,Y,ZnおよびZrの、酸化
物,フッ化物,塩化物および硫化物から選択される1種
または2種以上の混合物が使用可能である。例えば、T
iO2,Fe2O3,ZnS,ZrO2,ITO,Cr
2O3,SeO2,Ta2O5,Bi2O3,CdS,CdS
eなどが挙げられる。
Al,Sb,Be,Bi,Cd,Ce,Ge,Hf,L
a,Mg,Pb,Te,Nd,Pr,Sc,Si,T
a,Ti,Tl,Th,Y,ZnおよびZrの、酸化
物,フッ化物,塩化物および硫化物から選択される1種
または2種以上の混合物が使用可能である。例えば、T
iO2,Fe2O3,ZnS,ZrO2,ITO,Cr
2O3,SeO2,Ta2O5,Bi2O3,CdS,CdS
eなどが挙げられる。
【0011】上記物質のうちでも特に、TiO2/屈折
率:2.20,ZrO2/屈折率:2.00,ZnS/
屈折率:2.25は透過率が高く、コストが安いうえ接
合強度も高く、好適である。また、上記物質以外にも前
記屈折率範囲の材料があれば使用可能である。
率:2.20,ZrO2/屈折率:2.00,ZnS/
屈折率:2.25は透過率が高く、コストが安いうえ接
合強度も高く、好適である。また、上記物質以外にも前
記屈折率範囲の材料があれば使用可能である。
【0012】前記各低屈折率層または各高屈折率層の屈
折率または厚さが上記範囲を外れると、いずれの場合に
も蒸着膜の色調が金色からずれてしまう。低屈折率層お
よび高屈折率層の合計層数は、4層が最も好ましい。2
層では金色を呈さず、6,8層以上になると金色ではあ
るものの少しづづ透過率が低下し、製造コストが増す。
折率または厚さが上記範囲を外れると、いずれの場合に
も蒸着膜の色調が金色からずれてしまう。低屈折率層お
よび高屈折率層の合計層数は、4層が最も好ましい。2
層では金色を呈さず、6,8層以上になると金色ではあ
るものの少しづづ透過率が低下し、製造コストが増す。
【0013】低屈折率層および高屈折率層の形成方法と
しては、従来公知のいかなる蒸着方法を使用してもよい
が、基体がプラスチック等の熱に弱い材質である場合に
は、基体を加熱することの少ない電子ビーム加熱式蒸着
法が好適である。
しては、従来公知のいかなる蒸着方法を使用してもよい
が、基体がプラスチック等の熱に弱い材質である場合に
は、基体を加熱することの少ない電子ビーム加熱式蒸着
法が好適である。
【0014】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明の効果を実証す
る。本発明に係る実施例1として、電子ビーム加熱式蒸
着装置を使用し、ポリカーボネート製の基板上に以下の
4層を順に形成した。 下地層(ハードコート):シリケート/2μm 第1層(低屈折率層):SiO2/1200オングスト
ローム 第2層(高屈折率層):TiO2/800オングストロ
ーム 第3層(低屈折率層):SiO2/1200オングスト
ローム 第4層(高屈折率層):TiO2/430オングストロ
ーム
る。本発明に係る実施例1として、電子ビーム加熱式蒸
着装置を使用し、ポリカーボネート製の基板上に以下の
4層を順に形成した。 下地層(ハードコート):シリケート/2μm 第1層(低屈折率層):SiO2/1200オングスト
ローム 第2層(高屈折率層):TiO2/800オングストロ
ーム 第3層(低屈折率層):SiO2/1200オングスト
ローム 第4層(高屈折率層):TiO2/430オングストロ
ーム
【0015】なお、蒸着条件は、次の通りである。 真空度:1〜2×10-5Torr 基板温度:90℃ 使用装置:陰極直熱式自己加速型(180゜電磁偏向) 蒸着レート: SiO2:22Hz/sec. TiO2:7Hz/sec. (水晶振動子膜厚計による)
【0016】一方、比較のための金蒸着品として、上記
実施例1と同じポリカーボネート基板に金を600オン
グストロームの厚さに蒸着したものを作成した。蒸着に
は実施例1と同じ装置を用いた。
実施例1と同じポリカーボネート基板に金を600オン
グストロームの厚さに蒸着したものを作成した。蒸着に
は実施例1と同じ装置を用いた。
【0017】実施例1と金蒸着品を肉眼で比較したとこ
ろ、両者とも同程度の金色を呈していた。また、日立製
作所製「日立分光光度計u3200型」を用いて両者の
反射光特性を測定した。その結果を図1(実施例1)お
よび図2(金蒸着品)に示す。これら図1および図2の
グラフから明らかなように、実施例1は金蒸着品とほぼ
同様の反射光特性を有していた。
ろ、両者とも同程度の金色を呈していた。また、日立製
作所製「日立分光光度計u3200型」を用いて両者の
反射光特性を測定した。その結果を図1(実施例1)お
よび図2(金蒸着品)に示す。これら図1および図2の
グラフから明らかなように、実施例1は金蒸着品とほぼ
同様の反射光特性を有していた。
【0018】次に、コンピューターおよび市販の光学多
層膜自動設計プログラムを使用して、上記金蒸着品、実
施例1、6層形成の場合(実施例2)、8層形成の場合
(実施例3)のそれぞれについて、反射率特性および透
過率特性の分布を求めた。実施例2および3は、上記実
施例1の第1層と第2層を、同じ条件で2回および3回
繰り返して形成したものである。
層膜自動設計プログラムを使用して、上記金蒸着品、実
施例1、6層形成の場合(実施例2)、8層形成の場合
(実施例3)のそれぞれについて、反射率特性および透
過率特性の分布を求めた。実施例2および3は、上記実
施例1の第1層と第2層を、同じ条件で2回および3回
繰り返して形成したものである。
【0019】その結果を図3〜図6に示す。図3は金蒸
着品、図4は4層である実施例1、図5は6層である実
施例2、図6は8層である実施例3をそれぞれ示してい
る。図4と図1の比較からプログラムはほぼ現実の光学
特性と同じ結果を出力していることがわかる。また、図
4〜図6に示すように、層が増えると金蒸着品の光学特
性からのずれが大きくなる。ただし、実施例2および3
を実際に作成し、肉眼で見た限りでは、いずれも金蒸着
品と同様の金色調を有していた。
着品、図4は4層である実施例1、図5は6層である実
施例2、図6は8層である実施例3をそれぞれ示してい
る。図4と図1の比較からプログラムはほぼ現実の光学
特性と同じ結果を出力していることがわかる。また、図
4〜図6に示すように、層が増えると金蒸着品の光学特
性からのずれが大きくなる。ただし、実施例2および3
を実際に作成し、肉眼で見た限りでは、いずれも金蒸着
品と同様の金色調を有していた。
【0020】次に、実施例1と同じ4層構造の場合につ
いて、各層の厚さおよび屈折率を種々に変化させた実施
例4〜13を作成し、色調の変化を調べた。他の構成お
よび製造方法は実施例1と共通である。その結果を表1
に示す。また、各実施例の反射率および透過率をコンピ
ューターで計算してなるグラフを図7〜16に示す。な
お表中、第1〜4層の欄内の記載は上から「膜材質」,
「屈折率」,「厚さ(オングストローム)」を示してい
る。
いて、各層の厚さおよび屈折率を種々に変化させた実施
例4〜13を作成し、色調の変化を調べた。他の構成お
よび製造方法は実施例1と共通である。その結果を表1
に示す。また、各実施例の反射率および透過率をコンピ
ューターで計算してなるグラフを図7〜16に示す。な
お表中、第1〜4層の欄内の記載は上から「膜材質」,
「屈折率」,「厚さ(オングストローム)」を示してい
る。
【0021】
【表1】
【0022】実施例4〜8の結果から、各層の膜厚が実
施例1よりも薄くなると黄色みが強くなり、本発明の膜
厚の限定範囲を下回ると金色の発色が得られないことが
推定できた。また、各層の膜厚が実施例1よりも大きく
なると赤身が強くなり、本発明の膜厚の限定範囲を上回
ると金色の発色が得られないことがわかった。
施例1よりも薄くなると黄色みが強くなり、本発明の膜
厚の限定範囲を下回ると金色の発色が得られないことが
推定できた。また、各層の膜厚が実施例1よりも大きく
なると赤身が強くなり、本発明の膜厚の限定範囲を上回
ると金色の発色が得られないことがわかった。
【0023】また、実施例9〜13の結果から、各層の
屈折率が実施例1からずれると反射率および透過率のバ
ランスが崩れ、本発明の屈折率の限定範囲から外れると
良好な金色が得られないことがわかった。
屈折率が実施例1からずれると反射率および透過率のバ
ランスが崩れ、本発明の屈折率の限定範囲から外れると
良好な金色が得られないことがわかった。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る金色
蒸着製品は、金を蒸着するよりも安いコストで金と同様
の高級感のある金色調が得られるうえ、透過率が良好で
あるから、各種レンズ等の用途にも好適である。また、
蒸着条件の僅差により色調が鋭敏に変わるなどの問題が
なく、製造条件が比較的にばらついた場合にも色調の再
現性がよく、大量生産に適する。さらに、蒸着膜は硬質
のセラミックスで形成されているから、保護膜を新たに
形成するなどの必要が無く、耐久性にも優れている。
蒸着製品は、金を蒸着するよりも安いコストで金と同様
の高級感のある金色調が得られるうえ、透過率が良好で
あるから、各種レンズ等の用途にも好適である。また、
蒸着条件の僅差により色調が鋭敏に変わるなどの問題が
なく、製造条件が比較的にばらついた場合にも色調の再
現性がよく、大量生産に適する。さらに、蒸着膜は硬質
のセラミックスで形成されているから、保護膜を新たに
形成するなどの必要が無く、耐久性にも優れている。
【図1】本発明に係る金色蒸着製品の実施例1(4層
品)の反射率特性を示すグラフである。
品)の反射率特性を示すグラフである。
【図2】金を蒸着した比較例の反射率特性を示すグラフ
である。
である。
【図3】金を蒸着した比較例の反射率特性および透過率
特性をコンピューターで計算した結果を示すグラフであ
る。
特性をコンピューターで計算した結果を示すグラフであ
る。
【図4】実施例1の反射率特性および透過率特性をコン
ピューターで計算した結果を示すグラフである。
ピューターで計算した結果を示すグラフである。
【図5】実施例2(6層品)の反射率特性および透過率
特性をコンピューターで計算した結果を示すグラフであ
る。
特性をコンピューターで計算した結果を示すグラフであ
る。
【図6】実施例3(8層品)の反射率特性および透過率
特性をコンピューターで計算した結果を示すグラフであ
る。
特性をコンピューターで計算した結果を示すグラフであ
る。
【図7】実施例4の反射率特性および透過率特性の計算
結果を示すグラフである。
結果を示すグラフである。
【図8】実施例5の反射率特性および透過率特性の計算
結果を示すグラフである。
結果を示すグラフである。
【図9】実施例6の反射率特性および透過率特性の計算
結果を示すグラフである。
結果を示すグラフである。
【図10】実施例7の反射率特性および透過率特性の計
算結果を示すグラフである。
算結果を示すグラフである。
【図11】実施例8の反射率特性および透過率特性の計
算結果を示すグラフである。
算結果を示すグラフである。
【図12】実施例9の反射率特性および透過率特性の計
算結果を示すグラフである。
算結果を示すグラフである。
【図13】実施例10の反射率特性および透過率特性の
計算結果を示すグラフである。
計算結果を示すグラフである。
【図14】実施例11の反射率特性および透過率特性の
計算結果を示すグラフである。
計算結果を示すグラフである。
【図15】実施例12の反射率特性および透過率特性の
計算結果を示すグラフである。
計算結果を示すグラフである。
【図16】実施例13の反射率特性および透過率特性の
計算結果を示すグラフである。
計算結果を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】基体表面の少なくとも一部に、屈折率1.
3〜1.5の物質からなる低屈折率層と、屈折率2.0
以上の物質からなる高屈折率層とが、最上層が高屈折率
層となるように交互に積層して設けられ、各低屈折率層
は厚さ1050〜1350オングストロームとされる一
方、最上層を除く高屈折率層は厚さ700〜900オン
グストロームとされ、かつ最上層の高屈折率層は厚さ3
30〜530オングストロームとされていることを特徴
とする金色蒸着製品。 - 【請求項2】前記屈折率1.3〜1.5の物質は、C
a,Li,Mg,SiおよびNaの、酸化物およびフッ
化物から選択される1種または2種以上の混合物である
ことを特徴とする請求項1記載の金色蒸着製品。 - 【請求項3】前記屈折率2.0以上の物質は、Al,S
b,Be,Bi,Cd,Ce,Ge,Hf,La,M
g,Pb,Te,Nd,Pr,Sc,Si,Ta,T
i,Tl,Th,Y,ZnおよびZrの、酸化物,フッ
化物,塩化物および硫化物から選択される1種または2
種以上の混合物であることを特徴とする請求項1または
2記載の金色蒸着製品。 - 【請求項4】前記基体は透明なプラスチックであること
を特徴とする請求項1,2または3記載の金色蒸着製
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5044151A JPH06256929A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 金色蒸着製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5044151A JPH06256929A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 金色蒸着製品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06256929A true JPH06256929A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12683634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5044151A Pending JPH06256929A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 金色蒸着製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06256929A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10237645A (ja) * | 1997-02-28 | 1998-09-08 | Asahi Optical Co Ltd | 光学薄膜製造システム |
| JP2005538028A (ja) * | 2002-09-14 | 2005-12-15 | ショット アクチエンゲゼルシャフト | 被覆物 |
| JP2009166855A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Toppan Printing Co Ltd | プラスチック容器 |
| JP2014177090A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Cbc Kk | 樹脂成形品の加飾方法 |
| WO2017090218A1 (ja) * | 2015-11-27 | 2017-06-01 | ソニー株式会社 | 金色調多層コートおよびこれを備える反射体 |
-
1993
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