JPH0624472U - 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 - Google Patents
魚釣用リ−ルの逆転防止装置Info
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- JPH0624472U JPH0624472U JP067063U JP6706392U JPH0624472U JP H0624472 U JPH0624472 U JP H0624472U JP 067063 U JP067063 U JP 067063U JP 6706392 U JP6706392 U JP 6706392U JP H0624472 U JPH0624472 U JP H0624472U
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽負荷時の逆転止めは第1逆転防止装置で行
ない、過負荷時の逆転止めは爪式の第2逆転防止装置で
行なって、ロ−タ−逆転時のガタに伴う糸フケの防止や
フッキング性の向上が可能なこと。 【構成】 リ−ル本体1の前部1aから突出した駆動軸2
の外周に第2逆転防止装置Aの逆転防止爪車3と第1逆
転防止装置Bの円板10が回り止め嵌合され、その前側に
回転部材のロ−タ−4が回り止め嵌合されてナットで固
定されている。リ−ル本体1の前部1a右側には、逆転防
止用係止爪6が回動自在にビス17で支持されて逆転防止
用係止爪6の爪先6aは前記逆転防止爪車3に係合可能に
臨まされて第2逆転防止装置Aが構成されている。リ−
ル本体1の前部1a左側には腕杆8が回動自在にビス20で
支持されて腕杆8の一端8aに逆転防止用摩擦係合体21が
回動自在にビス22で支持され、前部1aに固植されたピン
23と逆転防止用摩擦係合体21の間に発条24が張設されて
逆転防止用摩擦係合体21は前記円板10の外周に臨まされ
て第1逆転防止装置Bが構成されている。
ない、過負荷時の逆転止めは爪式の第2逆転防止装置で
行なって、ロ−タ−逆転時のガタに伴う糸フケの防止や
フッキング性の向上が可能なこと。 【構成】 リ−ル本体1の前部1aから突出した駆動軸2
の外周に第2逆転防止装置Aの逆転防止爪車3と第1逆
転防止装置Bの円板10が回り止め嵌合され、その前側に
回転部材のロ−タ−4が回り止め嵌合されてナットで固
定されている。リ−ル本体1の前部1a右側には、逆転防
止用係止爪6が回動自在にビス17で支持されて逆転防止
用係止爪6の爪先6aは前記逆転防止爪車3に係合可能に
臨まされて第2逆転防止装置Aが構成されている。リ−
ル本体1の前部1a左側には腕杆8が回動自在にビス20で
支持されて腕杆8の一端8aに逆転防止用摩擦係合体21が
回動自在にビス22で支持され、前部1aに固植されたピン
23と逆転防止用摩擦係合体21の間に発条24が張設されて
逆転防止用摩擦係合体21は前記円板10の外周に臨まされ
て第1逆転防止装置Bが構成されている。
Description
【0001】
この考案は、リ−ル本体に回転可能に支持された回転部材の両方向の回転を許 容すると共に、一方向の回転を許容し、他方向の回転を阻止する軽負荷用と過負 荷用の逆転防止装置を組み込んだ魚釣用リ−ルの逆転防止装置に関する。
【0002】
従来、魚釣用リ−ルの逆転防止装置としては、爪車に係止爪を係脱させること でON/OFF制御可能とした例えば実開昭62−181166号公報の構成や、ころが り部材のクサビ作用を利用した一方向クラッチを装着した例えば実開昭64−3896 4 号公報、実開平3−102852号公報の構成が知られている。 しかしながら、前記前者の構成では、逆転時の空転量が大きく、ロ−タ−の遊 びにより糸フケが発生し易く、魚釣り操作を円滑・確実に行えない欠点があった 。 前記後者の構成では、一方向クラッチにより、ころがり部材のクサビ作用を利 用して逆転時の空転量を極力少なくでき、ロ−タ−逆転時のガタに伴う糸フケの 防止やフッキング性は向上するが、一方向クラッチはクサビ作用の強度、耐久性 の関係から鋼材が使用されているので、高価であると共に、水や海水に触れるか ら保管管理が悪いと、錆てクサビ作用に支障を来し、動作が不安定になることが あった。
【0003】
解決しようとする問題点は、爪車に係止爪を係脱させる逆転防止装置では、ロ −タ−の遊びにより糸フケが発生し易く、魚釣り操作を円滑・確実に行えず、鋼 材が使用されたころがり部材のクサビ作用を利用した逆転防止装置では高価にな ると共に、保管管理が悪いと動作が不安定になることである。
【0004】 本考案の目的は前記欠点に鑑み、軽負荷時の逆転止めは第1逆転防止装置で行 ない、過負荷時の逆転止めは爪式の第2逆転防止装置で行なって、ロ−タ−逆転 時のガタに伴う糸フケの防止やフッキング性の向上が可能な魚釣用リ−ルの逆転 防止装置を提供することである。
【0005】
本考案は、リ−ル本体に回転可能に支持された回転部材の釣糸巻取方向の正回 転を許容し、釣糸繰出し方向の逆回転を阻止する逆転防止装置を備えた魚釣用リ −ルにおいて、前記回転部材の逆回転初期時の逆転止めを行う第1逆転防止装置 と、該第1逆転防止装置の逆転止めが不可な過負荷時の逆転止めとして作動する 前記第1逆転防止装置より逆回転遊度の大きい爪式の第2逆転防止装置とを併用 したことを要旨とするものである。
【0006】
図3で獲物の引きで図示しない釣糸が繰り出されてロ−タ−4が反時計方向に 逆回転されると、第1逆転防止装置Bの逆転防止用摩擦係合体21が円板10の外周 に当接されてJ形鈎は係合されるので、ロ−タ−4の逆回転に制動が掛けられる 。 又、前記ロ−タ−4が反時計方向に逆回転されると、摩擦発条18が反時計方向 に回転されて逆転防止用係止爪6に時計方向の回転が掛けられ、第2逆転防止装 置Aの逆転防止用係止爪6の爪先6aが逆転防止爪車3に係合されてロ−タ−4の 逆回転が係止される。 前記J形鈎の係合による制動は、逆転防止用係止爪6の爪先6aと逆転防止爪車 3の係合より敏速に起こる。 しかし、J形鈎の係合による制動力は小さいので、逆転負荷が大きくなると、 J形鈎が係合状態で滑りが発生し、この滑りが或る角度経過すると逆転防止用係 止爪6の爪先6aと逆転防止爪車3の係合となり、ロ−タ−4の逆回転が係止され る。 即ち、前記第1逆転防止装置Bは回転部材のロ−タ−4が逆回転初期時に逆転 止めを行い、第1逆転防止装置Bの逆転止めが不可な過負荷時の逆転止めは、第 1逆転防止装置Bより逆回転遊度の大きい爪式の第2逆転防止装置Aの作動で逆 転止めされることになる。
【0007】
以下、図示の実施例によって本考案を説明すると、図1から図5は第1実施例 で、図1は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面側面図、図2は魚釣用スピニング リ−ルの要部拡大断面側面図、図3は逆転ON時の動作を示すリ−ル本体の要部 断面正面説明図、図4は第1逆転防止装置要部の分解斜視図、図5は逆転OFF 時の動作を示すリ−ル本体の要部断面正面説明図である。
【0008】 魚釣用リ−ルを魚釣用スピニングリ−ルで述べれば、図1、図2で魚釣用スピ ニングリ−ルは、リ−ル本体1の前部1aから突出した筒状駆動軸2の外周に第2 逆転防止装置Aの逆転防止爪車3と第1逆転防止装置Bの円板10が回り止め嵌合 され、その前側に回転部材のロ−タ−4が回り止め嵌合されてナット11で固定さ れている。 ロ−タ−4は駆動軸2に設けられたピニオン2aと噛合する駆動歯車5を介して ハンドル12の回転に連動して回転されるように支持されている。 前記駆動軸2内に嵌合されて突出されたスプ−ル軸13の先端部にスプ−ル14が 支持され、スプ−ル14はハンドル12の回転に連動して前後に往復動される。 リ−ル本体1の前部1a内部には、軸受15が止め板16で抜け止めされている。
【0009】 リ−ル本体1の前部1a右側には、図3のように逆転防止用係止爪6が回動自在 にビス17で支持されて逆転防止用係止爪6の爪先6aは前記逆転防止爪車3に係合 可能に臨まされて第2逆転防止装置Aが構成されている。 逆転防止爪車3の軸筒部3a外周には溝が形成されて摩擦発条18が嵌められてい る。 逆転防止用係止爪6には係止板7が重合されて係止板7の溝状の係止部7aに前 記摩擦発条18の一端が嵌められてロ−タ−4の回転方向に摩擦発条18が回転され た時逆転防止用係止爪6が回動される。 逆転防止用係止爪6の爪先6aの右外側には回り止めピン19がリ−ル本体1に固 定されている。
【0010】 リ−ル本体1の前部1a左側には腕杆8が回動自在にビス20で支持されて腕杆8 の一端8aに逆転防止用摩擦係合体21が回動自在にビス22で支持され、前部1aに固 植されたピン23と逆転防止用摩擦係合体21の間に発条24が張設されて逆転防止用 摩擦係合体21は前記円板10の外周に臨まされて第1逆転防止装置Bが構成されて いる。 円板10の外周面と摩擦係合体21の円弧面には、図4のように方向性のある係止 材25、26が貼着されている。 方向性のある係止材25、26は、例えば合成樹脂製のJ形鈎が布に多数植毛され た係止材が用いられる。 J形鈎のある係止材は、円板10が図4で反時計方向に回転された時J形鈎が係 合され、時計方向に回転された時離脱されるように構成されている。
【0011】 前記逆転防止用係止爪6の一端には前記爪先6aが形成され、他端には作動部6b が形成されている。 前記腕杆8の一端8aには逆転防止用摩擦係合体21が回動自在に支持され、他端 には作動部8bが形成されている。 リ−ル本体1の前部1a上側にはカム部Cが設けられてカム部Cには、逆転防止 用係止爪6の作動部6bと腕杆8の作動部8bが当接される逆転防止用係合カム平面 部C1と、逆転可能用係合カム凸部C2が夫々形成されている。
【0012】 リ−ル本体1には横向きに操作杆27が支持され、図1で右側の操作杆27後端に はストッパ−ツマミ28が取り付けられ、操作杆27の図1、図2の左側先端部にカ ム部Cが一体的に固定されている。 操作杆27又はカム部Cは図示しない発条でロ−タ−4の逆転防止状態ONと逆 回転可能状態OFFの2位置にクリックストップするように構成されている。
【0013】 図3ではストッパ−ツマミ28がロ−タ−4の逆転防止状態ONに切換えられ、 カム部Cの逆転防止用係合カム平面部C1に逆転防止用係止爪6の作動部6bが臨ま されているので、第2逆転防止装置Aの逆転防止用係止爪6の爪先6aが逆転防止 爪車3の爪先に係合可能なオン状態にある。 更にカム部Cの逆転防止用係合カム平面部C1に腕杆8の作動部8bが臨まされて いるので、第1逆転防止装置Bの逆転防止用摩擦係合体21が円板10の外周に当接 されて係合可能なオン状態となっている。
【0014】 図5ではストッパ−ツマミ28がロ−タ−4の逆回転可能状態OFFに切換えら れ、カム部Cは図3に対して角度90°反時計方向に回動されているから、カム 部Cの逆転可能用係合カム凸部C2で逆転防止用係止爪6の作動部6bが押し下げら れているので、第2逆転防止装置Aの逆転防止用係止爪6の爪先6aが逆転防止爪 車3の爪先から離脱されたオフ状態にある。 更に腕杆8の作動部8bが逆転可能用係合カム凸部C2で押し下げられているから 第1逆転防止装置Bの逆転防止用摩擦係合体21が前記円板10の外周から離脱した オフ状態となっている。
【0015】 図3のロ−タ−4の逆転防止状態ONにおける動作は、図示しない釣糸がスプ −ル14に捲回される正転方向にハンドル12が回転されると、ロ−タ−4が図3で 時計方向に正回転されると共に、第1逆転防止装置Bの逆転防止用摩擦係合体21 が前記円板10の外周に当接されているが、円板10が時計方向に回転された時J形 鈎は係合されず、ロ−タ−4の正回転が継続可能になる。 又、ロ−タ−4が図3で時計方向に正回転されると、摩擦発条18が時計方向に 回転されて第2逆転防止装置Aの逆転防止用係止爪6が回り止めピン19に当接さ れるまで逆転防止用係止爪6が反時計方向に回動され、ロ−タ−4の正回転が継 続可能になる。
【0016】 図3で獲物の引きで図示しない釣糸が繰り出されてロ−タ−4が反時計方向に 逆回転されると、第1逆転防止装置Bの逆転防止用摩擦係合体21が前記円板10の 外周に当接されてJ形鈎は係合されるので、ロ−タ−4の逆回転に制動が掛けら れる。 又、前記ロ−タ−4が反時計方向に逆回転されると、摩擦発条18が反時計方向 に回転されて逆転防止用係止爪6に時計方向の回転が掛けられ、第2逆転防止装 置Aの逆転防止用係止爪6の爪先6aが逆転防止爪車3に係合されてロ−タ−4の 逆回転が係止される。
【0017】 前記J形鈎の係合による制動は、逆転防止用係止爪6の爪先6aと逆転防止爪車 3の係合より敏速に起こる。 しかし、J形鈎の係合による制動力は小さいので、逆転負荷が大きくなると、 J形鈎が係合状態で滑りが発生し、この滑りが或る角度経過すると逆転防止用係 止爪6の爪先6aと逆転防止爪車3の係合となり、ロ−タ−4の逆回転が係止され る。 即ち、前記第1逆転防止装置Bは回転部材のロ−タ−4が逆回転初期時に逆転 止めを行い、第1逆転防止装置Bの逆転止めが不可な過負荷時の逆転止めは、第 1逆転防止装置Bより逆回転遊度の大きい爪式の第2逆転防止装置Aの作動で逆 転止めされることになる。
【0018】 次に図5のロ−タ−4の逆回転可能状態OFFにおける動作は、カム部Cの逆 転可能用係合カム凸部C2で、第2逆転防止装置Aの逆転防止用係止爪6の作動部 6bと第1逆転防止装置Bの腕杆8の作動部8bが夫々押し下げられている。 従って逆転防止用係止爪6の爪先6aが逆転防止爪車3の爪先から離脱され、逆 転防止用摩擦係合体21が円板10の外周から離脱されてオフ状態にあるので、回転 部材のロ−タ−4は正・逆回転が自由になる。
【0019】 前記のように魚釣用リ−ルの逆転防止装置が構成されると、ロ−タ−4の逆回 転初期の軽負荷時には逆回転遊度の少ない第1逆転防止装置Bで逆転止めを行う ことで、敏速に逆回転動作に対応出来て糸フケの防止やフッキング性の向上が可 能になり、第1逆転防止装置Bでは逆転止め出来ない過負荷時の逆転止めは爪式 の第2逆転防止装置Aで行なうことで確実に逆転止め出来る。 更に第1逆転防止装置Bは、鋼材が使用されたころがり部材のクサビ作用を利 用した逆転防止装置に比較して軽量になると共に安価に構成することが出来る。
【0020】 前記説明で、第1逆転防止装置Bの円板10の外周面と摩擦係合体21の円弧面に は、合成樹脂製のJ形鈎が植毛された方向性のある係止材25、26が貼着されるよ うに述べたが、円板10の外周面と摩擦係合体21の円弧面に直接、円板10が図4で 反時計方向に回転された時係合され、時計方向に回転された時離脱される小さな 凹凸を形成してもよい。
【0021】 図6から図12は第2実施例で、図6は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面側面 図、図7は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面図、図8はカム部の斜視 図、図9は第2逆転防止装置Aの逆転ON時の動作を示すリ−ル本体の要部断面 正面説明図、図10はころがり式一方向クラッチの断面正面図、図11は逆転ON時 の動作を示すリ−ル本体の要部断面正面説明図、図12は逆転OFF時の動作を示 すリ−ル本体の要部断面正面説明図である。
【0022】 図6、図7で魚釣用スピニングリ−ルは、リ−ル本体1の前部1aから突出した 筒状駆動軸2の外周に第2逆転防止装置Aの逆転防止爪車3と鍔付きカラ−29が 回り止め嵌合され、その前側に回転部材のロ−タ−4が回り止め嵌合されてナッ ト11で固定されている。 前記第1実施例と同様に、ロ−タ−4は駆動軸2に設けられたピニオン2aと噛 合する駆動歯車5を介してハンドル12の回転に連動して回転されるように支持さ れている。 前記駆動軸2内に嵌合されて突出されたスプ−ル軸13の先端部にスプ−ル14が 支持され、スプ−ル14はハンドル12の回転に連動して前後に往復動される。 リ−ル本体1の前部1a内部には、軸受15が止め板16で抜け止めされている。
【0023】 逆転防止爪車3には前記第1実施例と同様に、図9のようにリ−ル本体1の前 部1a右側に、逆転防止用係止爪6が回動自在にビス17で支持されて逆転防止用係 止爪6の爪先6aは前記逆転防止爪車3に係合可能に臨まされて第2逆転防止装置 Aが構成されている。 逆転防止爪車3の軸筒部3a外周には溝が形成されて摩擦発条18が嵌められてい る。 逆転防止用係止爪6には係止板7が重合されて係止板7の溝状の係止部7aに前 記摩擦発条18の一端が嵌められてロ−タ−4の回転方向に摩擦発条18が回転され た時逆転防止用係止爪6が回動される。 逆転防止用係止爪6の爪先6aの右外側には回り止めピン19がリ−ル本体1に固 定されている。
【0024】 前記鍔付きカラ−29の外周には第1逆転防止装置Bのころがり式一方向クラッ チDの内輪30が回り止め嵌合され、内輪30の外周に棒状ころがり部材31が回転可 能に載せられている。 更に鍔付きカラ−29の外周には外枠体9のリング状隣接部9aが回転可能に嵌合 され、外枠体9の大径部9bに凹部9cが形成されて凹部9c内に前記ころがり式一方 向クラッチDの外輪32が収容されている。 前記隣接部9aの外側には逆転防止用爪部からなる係止部9dが形成されている。 前記係止部9dには図11のようにリ−ル本体1の前部1a右側に、ビス33で支持さ れて変位可能に設けた逆転防止用係止部材Fが係脱自在に臨まされてバネ部材34 で係止方向に付勢されている。
【0025】 ころがり式一方向クラッチDは合成樹脂材で形成され、図6、図7、図10のよ うに内輪30と複数個の棒状ころがり部材31と外輪32と保持体35と発条36とで構成 されている。 保持体35の複数個の貫通孔には複数個の棒状ころがり部材31が挿入されて保持 されると共に、発条36で押圧付勢されている。 更に外輪32の内周面には棒状ころがり部材31の自由回転域αと棒状ころがり部 材31が当接されて回転が阻止される阻止面βが構成されている。
【0026】 外枠体9の係止部9dには切欠部9eが形成され、逆転防止用係止部材Fの爪先F1 に切欠部9eに嵌まり係合される段部からなる係合部F2が形成されて切欠部9eと係 合部F2とバネ部材34で係止部材Fの爪先F1を係止部9dから離脱することを阻止す る阻止手段が構成されている。
【0027】 リ−ル本体1の前部1a上側には図9、図11、図12のようにカム部Cが設けられ てカム部Cには、図8のように逆転防止用係止爪6の作動部6bが当接される逆転 防止用係合カム平面部C1と、逆転防止用係止部材Fの他側に形成された作動部F3 が当接される逆転防止用係合カム平面部C3と、逆転可能用係合カム凸部C2が夫々 形成されている。 カム部Cは操作杆27の先端に固定されてリ−ル本体1の後方に突出した操作杆 27にはストツパ−ツマミ28が固定されている。 図11ではストツパ−ツマミ28がON方向に倒されて係止部9dの切欠部9eに係止 部材Fの係合部F2が係合されている。 又、図11では図9と同様に、逆転防止用係止爪6の爪先6aが逆転防止爪車3に 係合されている。
【0028】 第2実施例の逆転防止動作は、図11のようにストツパ−ツマミ28がON方向に 倒されて係止部9dの切欠部9eに逆転防止用係止部材Fの係合部F2が係合された係 合状態で図示しない釣糸がスプ−ル14に巻回される方向にハンドル12が回転され ると、図11で駆動軸2とロ−タ−4と鍔付きカラ−28ところがり式一方向クラッ チDの内輪30が時計方向に正回転される。 更に内輪30が時計方向に正回転されると、図10でころがり式一方向クラッチD の棒状ころがり部材31が外輪32の自由回転域αに位置されてロ−タ−4の時計方 向の回転が可能となる。 この時外枠体9は係止部9dの切欠部9eに係止部材Fの係合部F2が係合されてい るので回転されない。 又、逆転防止用係止爪6の爪先6aは逆転防止爪車3に図9、図11のように係合 されているが、逆転防止爪車3が時計方向に正回転されると、係合が離脱されて ロ−タ−4の時計方向の回転が可能となる。
【0029】 次に獲物の引きでスプ−ル14に巻回された図示しない釣糸が繰り出されると、 ロ−タ−4が図9、図11の反時計方向に逆回転される。 この逆回転で駆動軸2と鍔付きカラ−29ところがり式一方向クラッチDの内輪 30が逆回転されると、ころがり式一方向クラッチDの棒状ころがり部材31が自由 回転域α位置から阻止面βに移動されて当接され、棒状ころがり部材31のクサビ 作用で外輪32に対して内輪30の逆回転が阻止される。 このことでロ−タ−4の逆回転が停止される。 更にこの時、棒状ころがり部材31のクサビ作用による逆転時の遊度が少ないこ とから極めて敏速にロ−タ−4の逆回転が停止される。 又、逆転防止用係止爪6の爪先6aは逆転防止爪車3に図9、図11のように係合 されているので、逆転防止爪車3が反時計方向に逆回転されると、ロ−タ−4の 反時計方向の逆回転が阻止される。
【0030】 前記棒状ころがり部材31のクサビ作用による逆回転が阻止は、逆転防止用係止 爪6の爪先6aと逆転防止爪車3の係合より敏速に起こる。 しかし、棒状ころがり部材31のクサビ作用による逆回転阻止力は小さいので、 逆転負荷が大きくなると、棒状ころがり部材31の滑りや喰い込みが発生するが、 この滑りでロ−タ−4が或る角度空転すると逆転防止用係止爪6の爪先6aと逆転 防止爪車3の係合となり、ロ−タ−4の逆回転が係止される。 即ち、前記ころがり式一方向クラッチDによる第1逆転防止装置Bは回転部材 のロ−タ−4が逆回転初期時に空転角度の小さい逆転止めを行い、第1逆転防止 装置Bの逆転止めが不可な過負荷時の逆転止めは、第1逆転防止装置Bより逆回 転遊度が大きいが逆転阻止力の強い爪式の第2逆転防止装置Aの作動で逆転止め されることになる。
【0031】 次にストツパ−ツマミ28が図12のようにOFF方向に倒されてカム部Cの逆転 可能用係合カム凸部C2で逆転防止用係止爪6の作動部6bと逆転防止用係止部材F の作動部F3が押し下げられると、逆転防止用係止爪6と逆転防止用係止部材Fが 反時計方向に回動されてロ−タ−4は正・逆方向に自由に回転される。
【0032】 図13から図15は第3実施例で、図13は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面側面 図、図14は魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面図、図15は偏平型一方向 クラッチの断面正面図である。
【0033】 図13、図14で魚釣用スピニングリ−ルは、リ−ル本体1の前部1aから突出した 筒状駆動軸2の外周に第2逆転防止装置Aの逆転防止爪車3と鍔付きカラ−29が 回り止め嵌合され、その前側に回転部材のロ−タ−4が回り止め嵌合されてナッ ト11で固定されている。 前記第2実施例と同様に、ロ−タ−4は駆動軸2に設けられたピニオン2aと噛 合する駆動歯車5を介してハンドル12の回転に連動して回転されるように支持さ れている。 前記駆動軸2内に嵌合されて突出されたスプ−ル軸13の先端部にスプ−ル14が 支持され、スプ−ル14はハンドル12の回転に連動して前後に往復動される。 リ−ル本体1の前部1a内部には、軸受15が止め板16で抜け止めされている。
【0034】 逆転防止爪車3には前記第2実施例の図9と同様に、リ−ル本体1の前部1a右 側に、逆転防止用係止爪6が回動自在にビス17で支持されて逆転防止用係止爪6 の爪先6aは前記逆転防止爪車3に係合可能に臨まされて第2逆転防止装置Aが構 成されている。 逆転防止爪車3の軸筒部3a外周には溝が形成されて摩擦発条18が嵌められてい る。 逆転防止用係止爪6には係止板7が重合されて係止板7の溝状の係止部7aに前 記摩擦発条18の一端が嵌められてロ−タ−4の回転方向に摩擦発条18が回転され た時逆転防止用係止爪6が回動される。 逆転防止用係止爪6の爪先6aの右外側には回り止めピン19がリ−ル本体1に固 定されている。
【0035】 前記鍔付きカラ−29の外周には第1逆転防止装置Bの偏平型一方向クラッチE の逆転防止体Gが回転可能に保持され、逆転防止体Gの外周に前記偏平型一方向 クラッチEの内輪39が回り止め嵌合されると共に、逆転防止体Gに逆転防止爪車 G1が形成されている。 爪車G1は第3実施例図11の係止部9dに該当し、爪車G1には図11の逆転防止用係 止部材Fの爪先F1が係合可能に臨まされている。 ロ−タ−4の凹陥部4a内の内周面には図13、図14のように偏平型一方向クラッ チEの外枠体9′の複数の切欠部9fが嵌まる凸部と、図13、図14のように発条か らなる止め環37が係止される鈎部4bが形成されている。
【0036】 偏平型一方向クラッチEは合成樹脂材で枠体9′と保持体Hと複数個の円盤状 ころがり部材38と内輪39と発条40で構成されている。 外枠体9′は外周が円形で内周面が図で正八角形の多角形に形成されて内周面 に保持体Hの一側フランジ部H1が嵌合され、保持体Hの他側フランジ部H2の内側 面が外枠体9′の一側面9gに当接されている。 外枠体9′の内周面は他の数の正多角形でもよい。 外枠体9′の内周面に保持体Hの一側フランジ部H1は圧入等の嵌合で固定して もよい。 保持体Hの複数個の貫通孔H3には複数個図では4個の円盤状ころがり部材38が 挿入されて保持されると共に内輪39の外周に載せられ、発条40で押圧付勢されて いる。 更に保持体Hの内周面は直接内輪39の外周に載せられて円盤状ころがり部材38 に対する軸受作用をするように構成されている。 外枠体9′の内周面には内周面の隅部9hで円盤状ころがり部材38の自由回転域 αが構成され、内周面の辺部9iで円盤状ころがり部材38が当接されて回転が阻止 される阻止面βが構成されている。 発条40はN形に屈曲形成されて一側が円盤状ころがり部材38の外周面に当接さ れ、他側は保持体Hの孔H4に嵌められている。
【0037】 カム部Cは前記第2実施例と略同型に形成されている。 第1逆転防止装置Bと第2逆転防止装置Aの動作は前記第2実施例と略同一で ある。
【0038】 図16から図19は第4実施例で、図16は魚釣用スピニングリ−ルの要部断面側面 図、図17は回転側の切換部材と操作側の切換部材の側面図、図18は回転軸筒と回 転側の切換部材と操作側の切換部材と一方向クラッチの要部断面側面図、図19は 魚釣用スピニングリ−ルの要部断面平面図である。
【0039】 図16、図17で魚釣用スピニングリ−ルは、リ−ル本体1の前側に突出した筒状 駆動軸2の外周に鍔付きカラ−29が嵌合され、その前側にロ−タ−4が回り止め 嵌合されてナット11で固定されている。 ロ−タ−4は駆動軸2に設けられたピニオン2aに噛合された駆動歯車5を介し てハンドル12の回転に連動して回転されるように支持されている。 前記駆動軸2内に嵌合されて突出されたスプ−ル軸13の先端部にスプ−ル14が 支持され、スプ−ル14はハンドル12の回転に連動して前後に往復動される。 リ−ル本体1の前部1aには、軸受15が止め板16で抜け止めされている。
【0040】 軸受15と駆動軸2の外周の間に回転側の切換部材Iが駆動軸2に回り止め嵌合 されて回転側の切換部材Iは軸受15と駆動軸2の段部2bで前後の位置が固定され ている。 リ−ル本体1の軸受15より後方の内側にはころがり式一方向クラッチJが嵌合 固定されている。 ころがり式一方向クラッチJの棒状ころがり部材31の内側には操作側の切換部 材Kが軸方向に摺動自在に嵌合されている。 操作側の切換部材Kの内径と駆動軸2の太径2cの外周間には間隙が設けられて いる。 ころがり式一方向クラッチJと回転側の切換部材Iと操作側の切換部材Kと操 作部材Mで第1逆転防止装置Bが構成されている。
【0041】 回転側の切換部材Iと操作側の切換部材Kには図16から図19のように、夫々凹 部と凸部の係合部I1、I2、K1、K2が形成され、各係合部の凸部先端には傾斜面が 形成されている。 操作側の切換部材Kの他側には鍔部K3が形成されている。 鍔部K3の下側で外側には操作部材Mが設けられている。 操作部材Mは板状に形成されて凹部M1とカム溝M2が形成されている。 凹部M1の中には鍔部K3が配置されている。 カム溝M2の中にはカム41が設けられてカム41はカム軸42に固定され、カム軸42 は外部に突出されてツマミ43が取り付けられると共に図示しないクリック機構が 設けられている。
【0042】 ころがり式一方向クラッチJは合成樹脂材で、図16、図18、図19のように外輪 32と保持体35と複数個の棒状ころがり部材31と発条36とで構成されている。 保持体35の複数個の貫通孔には複数個図では6個の棒状ころがり部材31が挿入 されて保持されると共に操作側の切換部材Kの外周に載せられ、発条36で押圧付 勢されている。 更に外輪32の内周面には棒状ころがり部材31の自由回転域αと棒状ころがり部 材31が当接されて回転が阻止される阻止面βが構成されている。
【0043】 駆動歯車5の軸筒5aは図19のようにリ−ル本体1に軸受44、45で軸承され、図 16、図19のように軸筒5aの外周に第1実施例の第2逆転防止装置Aの逆転防止爪 車3と同型の逆転防止爪車3が回り止め嵌合されている。 リ−ル本体1内の側壁には、第1実施例と同型の逆転防止用係止爪6が回動自 在にビス17で支持されて逆転防止用係止爪6の爪先6aは前記逆転防止爪車3に係 合可能に臨まされて第2逆転防止装置Aが構成されている。 逆転防止爪車3の軸筒部3a外周には溝が形成されて摩擦発条18が嵌められてい る。 逆転防止用係止爪6には係止板7が重合されて係止板7の溝状の係止部7aに前 記摩擦発条18の一端が嵌められて駆動歯車5の軸筒5aの回転方向に摩擦発条18が 回転された時逆転防止用係止爪6が回動される。 逆転防止用係止爪6の爪先6aの右外側には回り止めピン19がリ−ル本体1に固 定されている。
【0044】 リ−ル本体1内の側壁には、第1実施例と同型のカム部Cが設けられてカム部 Cには、逆転防止用係止爪6の作動部6bが当接される逆転防止用係合カム平面部 C1と、逆転可能用係合カム凸部C2が夫々形成されている。 カム部Cの中心軸は外部に突出されてツマミ46が取り付けられると共に図示し ないクリック機構が設けられている。 前記操作部材Mとカム部Cの操作を同一ツマミで連動して行うようにしてもよ い。
【0045】 第4実施例の逆転防止動作は、図16、図17、図19のように第1逆転防止装置B 側は回転側の切換部材Iと操作側の切換部材Kの係合部I1、I2、K1、K2が係合状 態で図示しない釣糸がスプ−ル14に巻回される方向にハンドル12が回転されると 、図18で筒状駆動軸2とロ−タ−3と回転側の切換部材I及び操作側の切換部材 Kが時計方向に正回転される。 更にこの回転で操作側の切換部材Kが時計方向に正回転されると、一方向クラ ッチJの棒状ころがり部材31が外輪32の自由回転域αに位置されて操作側の切換 部材Kの回転が可能となる。 第2逆転防止装置A側は、カム部Cの逆転防止用係合カム平面部C1に逆転防止 用係止爪6の作動部6bが当接されている状態で、ハンドル12が回転されると、駆 動歯車5と逆転防止爪車3が図19で反時計方向に正回転される。
【0046】 次に獲物の引きでスプ−ル14に巻回された図示しない釣糸が繰り出されると、 ロ−タ−3が逆回転され、この回転で第1逆転防止装置B側は操作側の切換部材 Kが図19で反時計方向に逆回転される。 操作側の切換部材Kが逆回転されると、一方向クラッチJの棒状ころがり部材 31が自由回転域α位置から阻止面βに移動されて当接され、棒状ころがり部材31 のクサビ作用で外輪32に対して操作側の切換部材Kの逆回転が阻止される。 このことでロ−タ−3の逆回転が停止される。 更にこの時、棒状ころがり部材31のクサビ作用による逆転時の遊度が少ないこ とから極めて敏速にロ−タ−3の逆回転が停止される。 又、第2逆転防止装置A側は、逆転防止用係止爪6の爪先6aは逆転防止爪車3 に係合されているので、逆転防止爪車3が反時計方向に逆回転されると、ロ−タ −4の反時計方向の逆回転が阻止される。
【0047】 前記棒状ころがり部材31のクサビ作用による逆回転が阻止は、逆転防止用係止 爪6の爪先6aと逆転防止爪車3の係合より敏速に起こる。 しかし、棒状ころがり部材31のクサビ作用による逆回転阻止力は小さいので、 逆転負荷が大きくなると、棒状ころがり部材31の滑りや喰い込みが発生するが、 この滑りで或る角度回動すると逆転防止用係止爪6の爪先6aと逆転防止爪車3の 係合となり、ロ−タ−4の逆回転が係止される。 即ち、前記ころがり式一方向クラッチJによる第1逆転防止装置Bは回転部材 のロ−タ−4が逆回転初期時に逆転止めを行い、第1逆転防止装置Bの逆転止め が不可な過負荷時の逆転止めは、第1逆転防止装置Bより逆回転遊度の大きい爪 式の第2逆転防止装置Aの作動で逆転止めされることになる。
【0048】 第1逆転防止装置B側のツマミ43が回動されて操作部材Mで回転側の切換部材 Iと操作側の切換部材Kの係合部I1、I2、K1、K2が離脱されると、筒状駆動軸2 とロ−タ−3と回転側の切換部材Iの回転は操作側の切換部材Kと一方向クラッ チJに伝達されないから、筒状駆動軸2とロ−タ−3と回転側の切換部材Iは正 ・逆方向に自由に回転される。 又、第2逆転防止装置A側のツマミ46が回動されてカム部Cの逆転可能用係合 カム凸部C2で逆転防止用係止爪6の作動部6bが押し下げられると、駆動歯車5の 軸筒5aと筒状駆動軸2とロ−タ−3は正・逆方向に自由に回転される。
【0049】 第4実施例において、ころがり式一方向クラッチJを駆動歯車5の軸筒5a側に 設け、逆転防止爪車3を駆動軸2側に設けてもよい。 前記説明ではころがり式一方向クラッチを棒状ころがり部材又は円盤状ころが り部材を用いる一方向クラッチで説明したが、必要に応じて球をころがり部材と してもよい。 前記説明では魚釣用リ−ルを魚釣用スピニングリ−ルで述べたが、他の形式の リ−ルに実施してもよい。
【0050】
本考案は前述のように構成されたから、ロ−タ−の逆回転初期の軽負荷時には 逆回転遊度の少ない第1逆転防止装置Bで逆転止めを行うことで、敏速に逆回転 動作に対応出来て糸フケの防止やフッキング性の向上が可能になり、第1逆転防 止装置Bでは逆転止め出来ない過負荷時の逆転止めは爪式の第2逆転防止装置A で行なうことで確実に逆転止め出来る。 更に第1逆転防止装置Bは、鋼材が使用されたころがり部材のクサビ作用を利 用した逆転防止装置に比較して軽量になると共に安価に構成することが出来る等 実用上優れた効果を奏する魚釣用リ−ルの逆転防止装置を提供することが出来る 。
【図1】第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図である。
断面側面図である。
【図2】同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面
図である。
図である。
【図3】同逆転ON時の動作を示すリ−ル本体の要部断
面正面説明図である。
面正面説明図である。
【図4】同第1逆転防止装置要部の分解斜視図である。
【図5】同逆転OFF時の動作を示すリ−ル本体の要部
断面正面説明図である。
断面正面説明図である。
【図6】第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図である。
断面側面図である。
【図7】同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面
図である。
図である。
【図8】同カム部の斜視図である。
【図9】同第2逆転防止装置Aの逆転ON時の動作を示
すリ−ル本体の要部断面正面説明図である。
すリ−ル本体の要部断面正面説明図である。
【図10】同ころがり式一方向クラッチの断面正面図であ
る。
る。
【図11】同逆転ON時の動作を示すリ−ル本体の要部断
面正面説明図である。
面正面説明図である。
【図12】同逆転OFF時の動作を示すリ−ル本体の要部
断面正面説明図である。
断面正面説明図である。
【図13】第3実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図である。
断面側面図である。
【図14】同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面
図である。
図である。
【図15】同偏平型一方向クラッチの断面正面図である。
【図16】第4実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図である。
断面側面図である。
【図17】同回転側の切換部材と操作側の切換部材の側面
図である。
図である。
【図18】同回転軸筒と回転側の切換部材と操作側の切換
部材と一方向クラッチの要部断面側面図である。
部材と一方向クラッチの要部断面側面図である。
【図19】同魚釣用スピニングリ−ルの要部断面平面図で
ある。
ある。
1 リ−ル本体 2 駆動軸 3 逆転防止爪車 4 回転部材(ロ−タ−) 3、6 第2逆転防止装置構成部品 8、9、9′、10、21、31、38、D、E、F、G、H、
I、J、K、M 第1逆転防止装置構成部品 A 第2逆転防止装置 B 第1逆転防止装置
I、J、K、M 第1逆転防止装置構成部品 A 第2逆転防止装置 B 第1逆転防止装置
Claims (1)
- 【請求項1】 リ−ル本体に回転可能に支持された回転
部材の釣糸巻取方向の正回転を許容し、釣糸繰出し方向
の逆回転を阻止する逆転防止装置を備えた魚釣用リ−ル
において、前記回転部材の逆回転初期時の逆転止めを行
う第1逆転防止装置と、該第1逆転防止装置の逆転止め
が不可な過負荷時の逆転止めとして作動する前記第1逆
転防止装置より逆回転遊度の大きい爪式の第2逆転防止
装置とを併用したことを特徴とする魚釣用リ−ルの逆転
防止装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP067063U JPH0624472U (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 |
| US08/114,337 US5485969A (en) | 1992-09-01 | 1993-08-31 | Reverse rotation preventive mechanism for fishing reel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP067063U JPH0624472U (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624472U true JPH0624472U (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=13334017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP067063U Pending JPH0624472U (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 魚釣用リ−ルの逆転防止装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5485969A (ja) |
| JP (1) | JPH0624472U (ja) |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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