JPH06227976A - エステル誘導体、その製造方法およびロイコトリエン媒介疾患または医学的症状に使用するための製薬学的組成物 - Google Patents
エステル誘導体、その製造方法およびロイコトリエン媒介疾患または医学的症状に使用するための製薬学的組成物Info
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- JPH06227976A JPH06227976A JP17283793A JP17283793A JPH06227976A JP H06227976 A JPH06227976 A JP H06227976A JP 17283793 A JP17283793 A JP 17283793A JP 17283793 A JP17283793 A JP 17283793A JP H06227976 A JPH06227976 A JP H06227976A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 酵素リポキシゲナーゼの阻害剤として有効な
新規化合物を提供する。 【構成】 下記式I 〔式中、Arはフェニル、ナフチルなど、A1はエステ
ル基の酸素原子に対する直接結合又はアルキレン、R4
は水素原子又はアルキル、R5は水素原子又はアルキ
ル、R2及びR3は一緒に−A2−X−A3−の基を形
成し、R1はアルキル、アルケニル又はアルキニルを示
す〕で表されるエステル誘導体又はその製薬学的に許容
される塩。具体的一例を示すと、ナフト−2−イルメチ
ル(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒド
ロピラン−4−イル)−プロプ−2−エノエートにな
る。
新規化合物を提供する。 【構成】 下記式I 〔式中、Arはフェニル、ナフチルなど、A1はエステ
ル基の酸素原子に対する直接結合又はアルキレン、R4
は水素原子又はアルキル、R5は水素原子又はアルキ
ル、R2及びR3は一緒に−A2−X−A3−の基を形
成し、R1はアルキル、アルケニル又はアルキニルを示
す〕で表されるエステル誘導体又はその製薬学的に許容
される塩。具体的一例を示すと、ナフト−2−イルメチ
ル(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒド
ロピラン−4−イル)−プロプ−2−エノエートにな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エステル誘導体および
詳しくは酵素、5−リポキシゲナーゼ(これ以後5−L
Oと称する)の阻害剤であるエステル誘導体に関する。
本発明はまた前記エステル誘導体の製造方法および該誘
導体を含有する新規製薬学的組成物に関する。更に本発
明には、アラキドン酸の5−LO触媒酸化の直接的また
は間接的生成物に関する、前記エステル誘導体の種々の
炎症性および/またはアレルギー性疾患の治療への使用
およびそのような使用のための新規医薬品の製造が含ま
れる。
詳しくは酵素、5−リポキシゲナーゼ(これ以後5−L
Oと称する)の阻害剤であるエステル誘導体に関する。
本発明はまた前記エステル誘導体の製造方法および該誘
導体を含有する新規製薬学的組成物に関する。更に本発
明には、アラキドン酸の5−LO触媒酸化の直接的また
は間接的生成物に関する、前記エステル誘導体の種々の
炎症性および/またはアレルギー性疾患の治療への使用
およびそのような使用のための新規医薬品の製造が含ま
れる。
【0002】
【従来の技術】すでに述べたように、以下に記載のエス
テル誘導体は5−LOの阻害剤であり、該酵素はカスケ
ード的プロセスを介して生理的に活性のロイコトリエ
ン、たとえばロイコトリエンB4(LTB4)、およびペ
プチド−リピッドロイコトリエン、たとえばロイコトリ
エンC4(LTC4)およびロイコトリエンD4(LT
D4)および種々の代謝産物を生じるアラキドン酸の酸
化の触媒作用に関連するものとして公知である。
テル誘導体は5−LOの阻害剤であり、該酵素はカスケ
ード的プロセスを介して生理的に活性のロイコトリエ
ン、たとえばロイコトリエンB4(LTB4)、およびペ
プチド−リピッドロイコトリエン、たとえばロイコトリ
エンC4(LTC4)およびロイコトリエンD4(LT
D4)および種々の代謝産物を生じるアラキドン酸の酸
化の触媒作用に関連するものとして公知である。
【0003】ロイコトリエンの生合成関係および生理的
特性はG.W.TaylorおよびS.R.Clarkにより、Trends in P
harmacological Sciences,1986,7,100〜1
03に要約されている。ロイコトリエンおよびその代謝
産物は種々の炎症性およびアレルギー性疾患、たとえば
関節の炎症(特にリュウマチ性関節炎、骨関節炎および
痛風)、胃腸管の炎症(特に炎症性腸疾患、潰瘍性大腸
炎および胃炎)、皮膚疾患(特に乾せん、湿疹および皮
膚炎)および呼吸器疾患(特に喘息、気管支炎およびア
レルギー性鼻炎)の発生および進行、および種々の心臓
血管および脳血管障害、たとえば心筋梗塞、のどの炎症
および末梢血管の疾患の発生および進行に関与してき
た。更にロイコトリエンはリンパ球および白血球機能を
変調させる能力にもとづき炎症性疾患のメディエータで
ある。ほかの生理的に活性のアラキドン酸の代謝産物、
たとえばプロスタグランジンおよびトロンボキサンは、
アラキドン酸への酵素シクロオキシゲナーゼの作用を介
して生じる。
特性はG.W.TaylorおよびS.R.Clarkにより、Trends in P
harmacological Sciences,1986,7,100〜1
03に要約されている。ロイコトリエンおよびその代謝
産物は種々の炎症性およびアレルギー性疾患、たとえば
関節の炎症(特にリュウマチ性関節炎、骨関節炎および
痛風)、胃腸管の炎症(特に炎症性腸疾患、潰瘍性大腸
炎および胃炎)、皮膚疾患(特に乾せん、湿疹および皮
膚炎)および呼吸器疾患(特に喘息、気管支炎およびア
レルギー性鼻炎)の発生および進行、および種々の心臓
血管および脳血管障害、たとえば心筋梗塞、のどの炎症
および末梢血管の疾患の発生および進行に関与してき
た。更にロイコトリエンはリンパ球および白血球機能を
変調させる能力にもとづき炎症性疾患のメディエータで
ある。ほかの生理的に活性のアラキドン酸の代謝産物、
たとえばプロスタグランジンおよびトロンボキサンは、
アラキドン酸への酵素シクロオキシゲナーゼの作用を介
して生じる。
【0004】欧州特許第0375404号明細書および
同第0385662号明細書には、特定の複素環式誘導
体が5−LOに対する阻害特性を有することが開示され
た。更に欧州特許第0409413号明細書、同第04
20511号明細書、同第0462812号明細書、同
第0462813号明細書、同第0466452号明細
書および同第0488602号明細書は、5−LOに対
する阻害特性を有する複素環式誘導体に関する。
同第0385662号明細書には、特定の複素環式誘導
体が5−LOに対する阻害特性を有することが開示され
た。更に欧州特許第0409413号明細書、同第04
20511号明細書、同第0462812号明細書、同
第0462813号明細書、同第0466452号明細
書および同第0488602号明細書は、5−LOに対
する阻害特性を有する複素環式誘導体に関する。
【0005】
【発明の構成】ところで、前記明細書に記載の化合物の
特徴と類似の構造的特徴を有するが、前記明細書で考察
されなかったほかの構造的特徴、特にエステル基を有す
る特定のエステル誘導体が酵素5−LO、従ってロイコ
トリエン生合成の有効な阻害剤であることが判明した。
従ってそのような化合物は、1種以上のロイコトリエン
だけによってまたは部分的にロイコトリエンによって媒
介される、たとえばアレルギー症状、乾せん、喘息、心
臓血管および脳血管性障害および/または炎症性および
関節炎の症状の治療に治療剤として重要である。
特徴と類似の構造的特徴を有するが、前記明細書で考察
されなかったほかの構造的特徴、特にエステル基を有す
る特定のエステル誘導体が酵素5−LO、従ってロイコ
トリエン生合成の有効な阻害剤であることが判明した。
従ってそのような化合物は、1種以上のロイコトリエン
だけによってまたは部分的にロイコトリエンによって媒
介される、たとえばアレルギー症状、乾せん、喘息、心
臓血管および脳血管性障害および/または炎症性および
関節炎の症状の治療に治療剤として重要である。
【0006】本発明によれば、式I:
【0007】
【化4】
【0008】[式中、Arはフェニル、ナフチル、イン
デニルまたはインダニルであり、またはArは10員環
の2環式の複素環式基であり、該基は1または2個の窒
素ヘテロ原子を有し、および場合により窒素、酸素およ
び硫黄から選択される別のヘテロ原子を有し、またはA
rは9員環または10員環の2環式の複素環式基であ
り、該基は酸素、硫黄、スルフィニル、スルホニルおよ
びイミノから選択される1つのヘテロ原子の基を有し、
かつArは場合によりハロゲノ、ヒドロキシ、アミノ、
シアノ、ホルミル、オキソ、チオキソ、(1〜4C)ア
ルキル、(1〜4C)アルコキシ、フルオロ−(1〜4
C)アルキル、ヒドロキシ−(1〜4C)アルキル、
(2〜4C)アルカノイル、(2〜4C)アルカノイル
アミノ、N−(1〜4C)アルキル−(2〜4C)アル
カノイルアミノ、ヒドロキシイミノ−(1〜4C)アル
キル、(1〜4C)アルコキシイミノ−(1〜4C)ア
ルキル、(2〜5C)アルカノイルオキシイミノ−(1
〜4)アルキル、シアノ−(1〜4C)アルコキシイミ
ノ−(1〜4C)アルキル、ヒドロキシアミノ−(1〜
4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシアミノ−(1
〜4C)アルキル、N−ヒドロキシウレイド−(1〜4
C)アルキル、N−(1〜4C)アルコキシウレイド−
(1〜4C)アルキル、N−ヒドロキシ−(2〜4C)
アルカノイルアミノ−(1〜4C)アルキル、N−(1
〜4C)アルコキシ−(2〜4C)アルカノイルアミノ
−(1〜4C)アルキル、(1〜6C)アルキリデンア
ミノオキシ−(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アル
カンスルホンアミド、N−(1〜4C)アルキル−(1
〜4C)アルカンスルホンアミド、N−(1〜4C)ア
ルキルスルファモイル、N,N−ジ−[(1〜4C)ア
ルキル]スルファモイル、フェニル、ベンゾイル、ベン
ジル、N−フェニルスルファモイル、N−(1〜4C)
アルキル−N−フェニルスルファモイル、ヒドロキシイ
ミノ、(1〜4C)アルコキシイミノ、(2〜5C)ア
ルカノイルオキシイミノおよびシアノ−(1〜4C)ア
ルコキシイミノから選択される4個までの置換基を有し
ていてもよく、かつ上記フェニル置換基またはフェニル
基を有する任意の上記置換基は場合によりハロゲノ、
(1〜4C)アルキルおよび(1〜4C)アルコキシか
ら選択される置換基を有していてもよく、A1はエステ
ル基の酸素原子に対する直接結合であり、またはA1は
(1〜3C)アルキレンであり、R4は水素原子または
(1〜4C)アルキルであり、R5は水素原子または
(1〜4C)アルキルであり、R1は(1〜4C)アル
キル、(3〜4C)アルケニルまたは(3〜4C)アル
キニルであり、かつR2およびR3は一緒に式:−A2−
X−A3−の基を形成し、該基はA2およびA3が結合し
た炭素原子と一緒に5または6個の環原子を有する環を
形成し、上記式中A2およびA3のそれぞれは無関係に
(1〜3C)アルキレンであり、かつXはオキシ、チ
オ、スルフィニル、スルホニルまたはイミノであり、か
つ該環は場合によりヒドロキシ、(1〜4C)アルキル
および(1〜4C)アルコキシから選択される1または
2個の置換基を有していてもよい]で示されるエステル
誘導体またはその製薬学的に認容される塩が提供され
る。
デニルまたはインダニルであり、またはArは10員環
の2環式の複素環式基であり、該基は1または2個の窒
素ヘテロ原子を有し、および場合により窒素、酸素およ
び硫黄から選択される別のヘテロ原子を有し、またはA
rは9員環または10員環の2環式の複素環式基であ
り、該基は酸素、硫黄、スルフィニル、スルホニルおよ
びイミノから選択される1つのヘテロ原子の基を有し、
かつArは場合によりハロゲノ、ヒドロキシ、アミノ、
シアノ、ホルミル、オキソ、チオキソ、(1〜4C)ア
ルキル、(1〜4C)アルコキシ、フルオロ−(1〜4
C)アルキル、ヒドロキシ−(1〜4C)アルキル、
(2〜4C)アルカノイル、(2〜4C)アルカノイル
アミノ、N−(1〜4C)アルキル−(2〜4C)アル
カノイルアミノ、ヒドロキシイミノ−(1〜4C)アル
キル、(1〜4C)アルコキシイミノ−(1〜4C)ア
ルキル、(2〜5C)アルカノイルオキシイミノ−(1
〜4)アルキル、シアノ−(1〜4C)アルコキシイミ
ノ−(1〜4C)アルキル、ヒドロキシアミノ−(1〜
4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシアミノ−(1
〜4C)アルキル、N−ヒドロキシウレイド−(1〜4
C)アルキル、N−(1〜4C)アルコキシウレイド−
(1〜4C)アルキル、N−ヒドロキシ−(2〜4C)
アルカノイルアミノ−(1〜4C)アルキル、N−(1
〜4C)アルコキシ−(2〜4C)アルカノイルアミノ
−(1〜4C)アルキル、(1〜6C)アルキリデンア
ミノオキシ−(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アル
カンスルホンアミド、N−(1〜4C)アルキル−(1
〜4C)アルカンスルホンアミド、N−(1〜4C)ア
ルキルスルファモイル、N,N−ジ−[(1〜4C)ア
ルキル]スルファモイル、フェニル、ベンゾイル、ベン
ジル、N−フェニルスルファモイル、N−(1〜4C)
アルキル−N−フェニルスルファモイル、ヒドロキシイ
ミノ、(1〜4C)アルコキシイミノ、(2〜5C)ア
ルカノイルオキシイミノおよびシアノ−(1〜4C)ア
ルコキシイミノから選択される4個までの置換基を有し
ていてもよく、かつ上記フェニル置換基またはフェニル
基を有する任意の上記置換基は場合によりハロゲノ、
(1〜4C)アルキルおよび(1〜4C)アルコキシか
ら選択される置換基を有していてもよく、A1はエステ
ル基の酸素原子に対する直接結合であり、またはA1は
(1〜3C)アルキレンであり、R4は水素原子または
(1〜4C)アルキルであり、R5は水素原子または
(1〜4C)アルキルであり、R1は(1〜4C)アル
キル、(3〜4C)アルケニルまたは(3〜4C)アル
キニルであり、かつR2およびR3は一緒に式:−A2−
X−A3−の基を形成し、該基はA2およびA3が結合し
た炭素原子と一緒に5または6個の環原子を有する環を
形成し、上記式中A2およびA3のそれぞれは無関係に
(1〜3C)アルキレンであり、かつXはオキシ、チ
オ、スルフィニル、スルホニルまたはイミノであり、か
つ該環は場合によりヒドロキシ、(1〜4C)アルキル
および(1〜4C)アルコキシから選択される1または
2個の置換基を有していてもよい]で示されるエステル
誘導体またはその製薬学的に認容される塩が提供され
る。
【0009】ローマ数字によりここで言及される化学式
は以下の別の箇所に便宜的に記載した。
は以下の別の箇所に便宜的に記載した。
【0010】本明細書において“アルキル”という一般
的な用語には直鎖および分枝鎖のアルキル基が含まれ
る。しかしながら、“プロピル”のような個々のアルキ
ル基に関しては特別に直鎖のもののみを表し、かつ“イ
ソプロピル”のような個々の分枝鎖のアルキル基に関し
ては分枝鎖のもののみを表す。同様のことはほかの一般
的な用語にもあてはまる。
的な用語には直鎖および分枝鎖のアルキル基が含まれ
る。しかしながら、“プロピル”のような個々のアルキ
ル基に関しては特別に直鎖のもののみを表し、かつ“イ
ソプロピル”のような個々の分枝鎖のアルキル基に関し
ては分枝鎖のもののみを表す。同様のことはほかの一般
的な用語にもあてはまる。
【0011】前記に定義した式Iの化合物の特定のもの
が互変異性の現象を有することができ、かつ本明細書に
示した任意の式が可能な互変異性体の1つだけを表すこ
とができる限り、本発明にはその定義において5−LO
を阻害する特性を有する式Iの化合物の任意の互変異性
体が含まれており、かつ単に化学式中に示される任意の
1つの互変異性体のみに限定されるものでないと理解さ
れるべきである。
が互変異性の現象を有することができ、かつ本明細書に
示した任意の式が可能な互変異性体の1つだけを表すこ
とができる限り、本発明にはその定義において5−LO
を阻害する特性を有する式Iの化合物の任意の互変異性
体が含まれており、かつ単に化学式中に示される任意の
1つの互変異性体のみに限定されるものでないと理解さ
れるべきである。
【0012】更に、前記に定義した式Iの若干の化合物
がオキシム誘導体を表し、かつオキシム誘導体が一般に
(E)または(Z)異性体として示される、異なる幾何
学的異性体で存在することが知られている限り、本発明
にはその定義において5−LOを阻害する特性を有する
任意のそのような幾何学的異性体が含まれると理解され
るべきである。そのような幾何学的異性体の分離は有機
化学の標準的実験室技術により、たとえば前記異性体の
混合物のクロマトグラフィーによる分離によりまたはそ
の混合物からそのような1つの異性体を結晶化すること
により可能である。
がオキシム誘導体を表し、かつオキシム誘導体が一般に
(E)または(Z)異性体として示される、異なる幾何
学的異性体で存在することが知られている限り、本発明
にはその定義において5−LOを阻害する特性を有する
任意のそのような幾何学的異性体が含まれると理解され
るべきである。そのような幾何学的異性体の分離は有機
化学の標準的実験室技術により、たとえば前記異性体の
混合物のクロマトグラフィーによる分離によりまたはそ
の混合物からそのような1つの異性体を結晶化すること
により可能である。
【0013】前記に定義した式Iの化合物の特定のもの
が1個以上の不斉の炭素原子を有することにもとづき光
学的活性体またはラセミ体の形で存在する限り、本発明
にはその定義において5−LOを阻害する特性を有する
ような任意の光学的活性またはラセミ体の形が含まれる
ものと理解されるべきである。光学的活性体の合成は当
業者に周知の有機化学の標準的技術により、たとえば光
学的活性の出発物質からの合成によりまたはラセミ体か
らの分解により実施することができる。
が1個以上の不斉の炭素原子を有することにもとづき光
学的活性体またはラセミ体の形で存在する限り、本発明
にはその定義において5−LOを阻害する特性を有する
ような任意の光学的活性またはラセミ体の形が含まれる
ものと理解されるべきである。光学的活性体の合成は当
業者に周知の有機化学の標準的技術により、たとえば光
学的活性の出発物質からの合成によりまたはラセミ体か
らの分解により実施することができる。
【0014】前記に示した一般的基の適当なものを以下
に記載する。
に記載する。
【0015】Arがナフチルである場合の適当なもの
は、たとえば1−ナフチルまたは2−ナフチルである。
は、たとえば1−ナフチルまたは2−ナフチルである。
【0016】Arがインデニルまたはインダニルである
場合の適当なものは、たとえば5−インデニル、6−イ
ンデニル、5−インダニルまたは6−インダニルであ
る。
場合の適当なものは、たとえば5−インデニル、6−イ
ンデニル、5−インダニルまたは6−インダニルであ
る。
【0017】Arが10員環の2環式の複素環式基であ
り、該基が1または2個の窒素ヘテロ原子を含有し、か
つ場合により窒素、酸素および硫黄から選択されるほか
のヘテロ原子を含有する場合の適当なものは、たとえば
10員環のベンゾ縮合環化された複素環式基、たとえば
キノリル、イソキノリル、シンノリニル、キナゾリニ
ル、キノキサリニル、4H−1,4−ベンゾオキサジニ
ルまたは4H−1,4−ベンゾチアジニル、またはその
水素化された誘導体、たとえば1,2−ジヒドロキノリ
ル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリル、1,2−
ジヒドロイソキノリル、2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサジニルまたは2,3−ジヒドロ−4H
−1,4−ベンゾチアジニル、またはたとえば10員環
のピリド縮合環化された複素環式基、たとえば1,7−
ナフチリジニル、1,8−ナフチリジニル、ピリド
[2,3−d]ピリミジニル、ピリド[2,3−b]ピ
ラジニル、4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキ
サジニルおよび4H−ピリド[3,2−b][1,4]
チアジニル、またはその水素化された誘導体である。
り、該基が1または2個の窒素ヘテロ原子を含有し、か
つ場合により窒素、酸素および硫黄から選択されるほか
のヘテロ原子を含有する場合の適当なものは、たとえば
10員環のベンゾ縮合環化された複素環式基、たとえば
キノリル、イソキノリル、シンノリニル、キナゾリニ
ル、キノキサリニル、4H−1,4−ベンゾオキサジニ
ルまたは4H−1,4−ベンゾチアジニル、またはその
水素化された誘導体、たとえば1,2−ジヒドロキノリ
ル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリル、1,2−
ジヒドロイソキノリル、2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサジニルまたは2,3−ジヒドロ−4H
−1,4−ベンゾチアジニル、またはたとえば10員環
のピリド縮合環化された複素環式基、たとえば1,7−
ナフチリジニル、1,8−ナフチリジニル、ピリド
[2,3−d]ピリミジニル、ピリド[2,3−b]ピ
ラジニル、4H−ピリド[3,2−b][1,4]オキ
サジニルおよび4H−ピリド[3,2−b][1,4]
チアジニル、またはその水素化された誘導体である。
【0018】複素環式基は2環式の複素環式基の2つの
環の一方に由来し、および利用可能の窒素原子を介して
任意の利用可能の位置を介して結合することができる。
複素環式基は適当な置換基、たとえば(1〜4C)アル
キル、フルオロ−(1〜4C)アルキル、フェニル、ベ
ンゾイルまたはベンジル置換基を利用できる窒素原子上
に有することができる。
環の一方に由来し、および利用可能の窒素原子を介して
任意の利用可能の位置を介して結合することができる。
複素環式基は適当な置換基、たとえば(1〜4C)アル
キル、フルオロ−(1〜4C)アルキル、フェニル、ベ
ンゾイルまたはベンジル置換基を利用できる窒素原子上
に有することができる。
【0019】Arが9員環または10員環の2環式の複
素環式基であり、該基が酸素、硫黄、スルフィニル、ス
ルホニルおよびイミノから選択される1つのヘテロ原子
の基を含有する場合の適当なものは、たとえば9員環ま
たは10員環のベンゾ縮合環化された複素環式基、たと
えばベンゾフラニル、ベンゾチエニル、インドリル、4
H−クロメニルまたは4H−ベンゾチアピラニル、また
はその水素化された誘導体、たとえば2,3−ジヒドロ
ベンゾフラニル、2,3−ジヒドロベンゾチエニル、イ
ンドリニル、クロマニルまたは2,3−ジヒドロ−4H
−ベンゾチアピラニルである。
素環式基であり、該基が酸素、硫黄、スルフィニル、ス
ルホニルおよびイミノから選択される1つのヘテロ原子
の基を含有する場合の適当なものは、たとえば9員環ま
たは10員環のベンゾ縮合環化された複素環式基、たと
えばベンゾフラニル、ベンゾチエニル、インドリル、4
H−クロメニルまたは4H−ベンゾチアピラニル、また
はその水素化された誘導体、たとえば2,3−ジヒドロ
ベンゾフラニル、2,3−ジヒドロベンゾチエニル、イ
ンドリニル、クロマニルまたは2,3−ジヒドロ−4H
−ベンゾチアピラニルである。
【0020】Ar、Arのフェニル置換基、またはフェ
ニル基を含有するArの任意の置換基に位置してもよい
置換基のための適当なものには、たとえば、ハロゲノに
関しては、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨウド、
(1〜4C)アルキルに関しては、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチ
ルおよびt−ブチル、(1〜4C)アルコキシに関して
は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ
およびブトキシ、フルオロ−(1〜4C)アルキルに関
しては、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフル
オロメチル、2−フルオロエチル、2,2,2−トリフ
ルオロエチルおよびペンタフルオロエチル、ヒドロキシ
−(1〜4C)アルキルに関しては、ヒドロキシメチ
ル、2−ヒドロキシエチルおよび3−ヒドロキシプロピ
ル、(2〜4C)アルカノイルに関しては、アセチル、
プロピオニルおよびブチリル、(2〜4C)アルカノイ
ルアミノに関しては、アセトアミド、プロピオンアミド
およびブチルアミド、N−(1〜4C)アルキル−(2
〜4C)アルカノイルアミノに関しては、N−メチルア
セトアミド、N−エチルアセトアミドおよびN−メチル
プロピオンアミド、ヒドロキシイミノ−(1〜4C)ア
ルキルに関しては、ヒドロキシイミノメチル、1−ヒド
ロキシイミノエチルおよび2−ヒドロキシイミノエチ
ル、(1〜4C)アルコキシイミノ−(1〜4C)アル
キルに関しては、メトキシイミノエチル、エトキシイミ
ノメチル、1−メトキシイミノエチルおよび2−メトキ
シイミノエチル、(2〜5C)アルカノイルオキシイミ
ノ−(1〜4C)アルキルに関しては、アセトキシイミ
ノメチル、プロピオニルオキシイミノメチル、1−アセ
トキシイミノエチルおよび2−アセトキシイミノエチ
ル、シアノ−(1〜4C)アルコキシイミノ−(1〜4
C)アルキルに関しては、シアノメトキシイミノメチ
ル、2−シアノエトキシイミノメチル、1−シアノメト
キシイミノエチルおよび2−シアノメトキシイミノエチ
ル、ヒドロキシアミノ−(1〜4C)アルキルに関して
は、ヒドロキシアミノメチル、1−ヒドロキシアミノエ
チルおよび2−ヒドロキシアミノエチル、(1〜4C)
アルコキシアミノ−(1〜4C)アルキルに関しては、
メトキシアミノメチル、エトキシアミノメチル、1−メ
トキシアミノエチルおよび2−メトキシアミノエチル、
N−ヒドロキシウレイド−(1〜4C)アルキルに関し
ては、N−ヒドロキシウレイドメチル、1−(N−ヒド
ロキシウレイド)エチルおよび2−(N−ヒドロキシウ
レイド)エチル、N−(1〜4C)アルコキシウレイド
−(1〜4C)アルキルに関しては、N−メトキシウレ
イドメチル、N−エトキシウレイドメチル、1−(N−
メトキシウレイド)エチルおよび2−(N−メトキシウ
レイド)エチル、N−ヒドロキシ−(2〜4C)アルカ
ノイルアミノ−(1〜4C)アルキルに関しては、N−
ヒドロキシアセトアミドメチル、N−ヒドロキシプロピ
オンアミドメチル、1−(N−ヒドロキシアセトアミ
ド)エチルおよび2−(N−ヒドロキシアセトアミド)
エチル、N−(1〜4C)アルコキシ−(2〜4C)ア
ルカノイルアミノ−(1〜4C)アルキルに関しては、
N−メトキシアセトアミドメチル、N−エトキシアセト
アミドメチル、1−(N−メトキシアセトアミド)エチ
ルおよび2−(N−メトキシアセトアミド)エチル、
(1〜6C)アルキリデンアミノオキシ−(1〜4C)
アルキルに関しては、メチレンアミノオキシメチル、エ
チリデンアミノオキシメチル、イソプロピリデンアミノ
オキシメチル、1−(イソプロピリデンアミノオキシ)
エチルおよび2−(イソプロピリデンアミノオキシ)エ
チル、(1〜4C)アルカンスルホンアミドに関して
は、メタンスルホンアミドおよびエタンスルホンアミ
ド、N−(1〜4C)アルキル−(1〜4C)アルカン
スルホンアミドに関しては、N−メチルメタンスルホン
アミド、N−エチルメタンスルホンアミドおよびN−メ
チルエタンスルホンアミド、N−(1〜4C)アルキル
スルファモイルに関しては、N−メチルスルファモイ
ル、N−エチルスルファモイルおよびN−プロピルスル
ファモイル、N,N−ジ−[(1〜4C)アルキル]ス
ルファモイルに関しては、N,N−ジメチルスルファモ
イル、N−エチル−N−メチルスルファモイルおよび
N,N−ジエチルスルファモイル、N−(1〜4C)ア
ルキル−N−フェニルスルファモイルに関しては、N−
メチル−N−フェニルスルファモイルおよびN−エチル
−N−フェニルスルファモイル、(1〜4C)アルコキ
シイミノに関しては、メトキシイミノおよびエトキシイ
ミノ、(2〜5C)アルカノイルオキシイミノに関して
は、アセトキシイミノおよびプロピオニルオキシイミ
ノ、シアノ−(1〜4C)アルコキシイミノに関して
は、シアノメトキシイミノおよび2−シアノエトキシイ
ミノが含まれる。
ニル基を含有するArの任意の置換基に位置してもよい
置換基のための適当なものには、たとえば、ハロゲノに
関しては、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨウド、
(1〜4C)アルキルに関しては、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチ
ルおよびt−ブチル、(1〜4C)アルコキシに関して
は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ
およびブトキシ、フルオロ−(1〜4C)アルキルに関
しては、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフル
オロメチル、2−フルオロエチル、2,2,2−トリフ
ルオロエチルおよびペンタフルオロエチル、ヒドロキシ
−(1〜4C)アルキルに関しては、ヒドロキシメチ
ル、2−ヒドロキシエチルおよび3−ヒドロキシプロピ
ル、(2〜4C)アルカノイルに関しては、アセチル、
プロピオニルおよびブチリル、(2〜4C)アルカノイ
ルアミノに関しては、アセトアミド、プロピオンアミド
およびブチルアミド、N−(1〜4C)アルキル−(2
〜4C)アルカノイルアミノに関しては、N−メチルア
セトアミド、N−エチルアセトアミドおよびN−メチル
プロピオンアミド、ヒドロキシイミノ−(1〜4C)ア
ルキルに関しては、ヒドロキシイミノメチル、1−ヒド
ロキシイミノエチルおよび2−ヒドロキシイミノエチ
ル、(1〜4C)アルコキシイミノ−(1〜4C)アル
キルに関しては、メトキシイミノエチル、エトキシイミ
ノメチル、1−メトキシイミノエチルおよび2−メトキ
シイミノエチル、(2〜5C)アルカノイルオキシイミ
ノ−(1〜4C)アルキルに関しては、アセトキシイミ
ノメチル、プロピオニルオキシイミノメチル、1−アセ
トキシイミノエチルおよび2−アセトキシイミノエチ
ル、シアノ−(1〜4C)アルコキシイミノ−(1〜4
C)アルキルに関しては、シアノメトキシイミノメチ
ル、2−シアノエトキシイミノメチル、1−シアノメト
キシイミノエチルおよび2−シアノメトキシイミノエチ
ル、ヒドロキシアミノ−(1〜4C)アルキルに関して
は、ヒドロキシアミノメチル、1−ヒドロキシアミノエ
チルおよび2−ヒドロキシアミノエチル、(1〜4C)
アルコキシアミノ−(1〜4C)アルキルに関しては、
メトキシアミノメチル、エトキシアミノメチル、1−メ
トキシアミノエチルおよび2−メトキシアミノエチル、
N−ヒドロキシウレイド−(1〜4C)アルキルに関し
ては、N−ヒドロキシウレイドメチル、1−(N−ヒド
ロキシウレイド)エチルおよび2−(N−ヒドロキシウ
レイド)エチル、N−(1〜4C)アルコキシウレイド
−(1〜4C)アルキルに関しては、N−メトキシウレ
イドメチル、N−エトキシウレイドメチル、1−(N−
メトキシウレイド)エチルおよび2−(N−メトキシウ
レイド)エチル、N−ヒドロキシ−(2〜4C)アルカ
ノイルアミノ−(1〜4C)アルキルに関しては、N−
ヒドロキシアセトアミドメチル、N−ヒドロキシプロピ
オンアミドメチル、1−(N−ヒドロキシアセトアミ
ド)エチルおよび2−(N−ヒドロキシアセトアミド)
エチル、N−(1〜4C)アルコキシ−(2〜4C)ア
ルカノイルアミノ−(1〜4C)アルキルに関しては、
N−メトキシアセトアミドメチル、N−エトキシアセト
アミドメチル、1−(N−メトキシアセトアミド)エチ
ルおよび2−(N−メトキシアセトアミド)エチル、
(1〜6C)アルキリデンアミノオキシ−(1〜4C)
アルキルに関しては、メチレンアミノオキシメチル、エ
チリデンアミノオキシメチル、イソプロピリデンアミノ
オキシメチル、1−(イソプロピリデンアミノオキシ)
エチルおよび2−(イソプロピリデンアミノオキシ)エ
チル、(1〜4C)アルカンスルホンアミドに関して
は、メタンスルホンアミドおよびエタンスルホンアミ
ド、N−(1〜4C)アルキル−(1〜4C)アルカン
スルホンアミドに関しては、N−メチルメタンスルホン
アミド、N−エチルメタンスルホンアミドおよびN−メ
チルエタンスルホンアミド、N−(1〜4C)アルキル
スルファモイルに関しては、N−メチルスルファモイ
ル、N−エチルスルファモイルおよびN−プロピルスル
ファモイル、N,N−ジ−[(1〜4C)アルキル]ス
ルファモイルに関しては、N,N−ジメチルスルファモ
イル、N−エチル−N−メチルスルファモイルおよび
N,N−ジエチルスルファモイル、N−(1〜4C)ア
ルキル−N−フェニルスルファモイルに関しては、N−
メチル−N−フェニルスルファモイルおよびN−エチル
−N−フェニルスルファモイル、(1〜4C)アルコキ
シイミノに関しては、メトキシイミノおよびエトキシイ
ミノ、(2〜5C)アルカノイルオキシイミノに関して
は、アセトキシイミノおよびプロピオニルオキシイミ
ノ、シアノ−(1〜4C)アルコキシイミノに関して
は、シアノメトキシイミノおよび2−シアノエトキシイ
ミノが含まれる。
【0021】A1が(1〜3C)アルキレンである場合
の適当なものは、たとえばメチレン、エチレンまたはト
リメチレンである。
の適当なものは、たとえばメチレン、エチレンまたはト
リメチレンである。
【0022】R4およびR5が(1〜4C)アルキルであ
る場合の適当なものは、たとえばメチル、エチルおよび
プロピルである。
る場合の適当なものは、たとえばメチル、エチルおよび
プロピルである。
【0023】R1が(1〜4C)アルキルである場合の
適当なものは、たとえばメチル、エチル、プロピルまた
はブチルであり、(3〜4C)アルケニルである場合の
適当なものは、たとえばアリル、2−ブテニルまたは3
−ブテニルであり、(3〜4C)アルキニルである場合
の適当なものは、たとえば2−プロピニルまたは2−ブ
チニルである。
適当なものは、たとえばメチル、エチル、プロピルまた
はブチルであり、(3〜4C)アルケニルである場合の
適当なものは、たとえばアリル、2−ブテニルまたは3
−ブテニルであり、(3〜4C)アルキニルである場合
の適当なものは、たとえば2−プロピニルまたは2−ブ
チニルである。
【0024】R2およびR3が一緒に式:−A2−X−A3
−の基を形成し、該基がA2およびA3が結合した炭素原
子と一緒に5または6個の環原子を有する環を形成する
場合は、A2およびA3の適当なものは、それぞれ無関係
に(1〜3C)アルキレンである場合は、たとえばメチ
レン、エチレンまたはトリメチレンである。
−の基を形成し、該基がA2およびA3が結合した炭素原
子と一緒に5または6個の環原子を有する環を形成する
場合は、A2およびA3の適当なものは、それぞれ無関係
に(1〜3C)アルキレンである場合は、たとえばメチ
レン、エチレンまたはトリメチレンである。
【0025】前記5員環または6員環に存在する置換基
のための適当なものは、たとえば、(1〜4C)アルキ
ルに関しては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチルおよびイソブチル、(1〜4C)アルコキシ
に関しては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシおよびブトキシを包含する。
のための適当なものは、たとえば、(1〜4C)アルキ
ルに関しては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチルおよびイソブチル、(1〜4C)アルコキシ
に関しては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシおよびブトキシを包含する。
【0026】前記の置換基は、該置換基が(1〜4C)
アルキルである場合には、Xがイミノである場合の窒素
原子上の、任意の利用できる位置に位置することができ
る。
アルキルである場合には、Xがイミノである場合の窒素
原子上の、任意の利用できる位置に位置することができ
る。
【0027】本発明の化合物の適当な製薬学的に認容さ
れる塩は、たとえば十分に塩基性である本発明の化合物
の酸付加塩、たとえば無機酸または有機酸、たとえば塩
酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、クエ
ン酸またはマレイン酸との酸付加塩である。更に、十分
に酸性である本発明の化合物の適当な製薬学的に認容さ
れる塩は、アルカリ金属塩、たとえばナトリウム塩また
はカリウム塩、アルカリ土類金属塩、たとえばカルシウ
ム塩またはマグネシウム塩、アンモニウム塩または生理
的に認容されるカチオンを提供する有機塩基との塩、た
とえばメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン、ピペリジン、モルホリンまたはトリス−(2−ヒド
ロキシエチル)アミンとの塩である。
れる塩は、たとえば十分に塩基性である本発明の化合物
の酸付加塩、たとえば無機酸または有機酸、たとえば塩
酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸、クエ
ン酸またはマレイン酸との酸付加塩である。更に、十分
に酸性である本発明の化合物の適当な製薬学的に認容さ
れる塩は、アルカリ金属塩、たとえばナトリウム塩また
はカリウム塩、アルカリ土類金属塩、たとえばカルシウ
ム塩またはマグネシウム塩、アンモニウム塩または生理
的に認容されるカチオンを提供する有機塩基との塩、た
とえばメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン、ピペリジン、モルホリンまたはトリス−(2−ヒド
ロキシエチル)アミンとの塩である。
【0028】本発明の特別な化合物、たとえば以下の式
Iのエステル誘導体またはその製薬学的に認容される塩
は、たとえば以下に定義するものである: (a)Arはフェニルまたはナフチルであり、該基は場
合により、オキソ、チオキソ、ヒドロキシイミノ、(1
〜4C)アルコキシイミノ、(2〜5C)アルカノイル
オキシイミノおよびシアノ−(1〜4C)アルコキシイ
ミノとは別の前記に定義した任意のArの置換基から選
択される1、2または3個の置換基を有し、かつA1、
R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したものを
表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊な
化合物。
Iのエステル誘導体またはその製薬学的に認容される塩
は、たとえば以下に定義するものである: (a)Arはフェニルまたはナフチルであり、該基は場
合により、オキソ、チオキソ、ヒドロキシイミノ、(1
〜4C)アルコキシイミノ、(2〜5C)アルカノイル
オキシイミノおよびシアノ−(1〜4C)アルコキシイ
ミノとは別の前記に定義した任意のArの置換基から選
択される1、2または3個の置換基を有し、かつA1、
R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したものを
表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊な
化合物。
【0029】(b)Arはフェニルまたはナフト−2−
イルであり、該基はフルオロ、クロロ、メチル、エチ
ル、イソプロピル、t−ブチル、メトキシ、トリフルオ
ロメチル、フェニル、ベンゾイルおよびベンジルから選
択される1または2個の置換基を有していてもよく、か
つ前記のフェニル、ベンゾイルまたはベンジル置換基は
場合によりフルオロ、クロロ、メチルおよびメトキシか
ら選択される置換基を有していてもよく、かつA1、
R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したものを
表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊な
化合物。
イルであり、該基はフルオロ、クロロ、メチル、エチ
ル、イソプロピル、t−ブチル、メトキシ、トリフルオ
ロメチル、フェニル、ベンゾイルおよびベンジルから選
択される1または2個の置換基を有していてもよく、か
つ前記のフェニル、ベンゾイルまたはベンジル置換基は
場合によりフルオロ、クロロ、メチルおよびメトキシか
ら選択される置換基を有していてもよく、かつA1、
R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したものを
表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊な
化合物。
【0030】(c)Arはフェニルであり、該基はホル
ミル、アセチル、プロピオニル、アセトアミド、プロピ
オンアミド、N−メチルアセトアミド、N−エチルアセ
トアミド、ヒドロキシイミノメチル、1−ヒドロキシイ
ミノエチル、メトキシイミノメチル、エトキシイミノメ
チル、1−メトキシイミノエチル、1−エトキシイミノ
エチル、アセトキシイミノメチル、プロピオニルオキシ
イミノメチル、1−アセトキシイミノエチル、シアノメ
トキシイミノメチル、1−シアノメトキシイミノエチ
ル、メタンスルホンアミド、エタンスルホンアミド、N
−メチルメタンスルホンアミド、N−エチルメタンスル
ホンアミド、N−メチルスルファモイル、N,N−ジメ
チルスルファモイル、フェニル、ベンゾイル、ベンジ
ル、N−フェニルスルファモイルおよびN−メチル−N
−フェニルスルファモイルから選択される置換基を有
し、かつ前記のフェニル置換基またはフェニル基を含有
する任意の前記置換基は場合によりフルオロ、クロロ、
メチルおよびメトキシから選択される置換基を有してい
てもよく、かつArは場合によりフルオロ、クロロ、メ
チル、エチル、メトキシ、エトキシおよびトリフルオロ
メチルから選択されるほかの置換基を有していてもよ
く、かつA1、R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定
義したものを表すものまたはこの文節で定義する本発明
による特殊な化合物。
ミル、アセチル、プロピオニル、アセトアミド、プロピ
オンアミド、N−メチルアセトアミド、N−エチルアセ
トアミド、ヒドロキシイミノメチル、1−ヒドロキシイ
ミノエチル、メトキシイミノメチル、エトキシイミノメ
チル、1−メトキシイミノエチル、1−エトキシイミノ
エチル、アセトキシイミノメチル、プロピオニルオキシ
イミノメチル、1−アセトキシイミノエチル、シアノメ
トキシイミノメチル、1−シアノメトキシイミノエチ
ル、メタンスルホンアミド、エタンスルホンアミド、N
−メチルメタンスルホンアミド、N−エチルメタンスル
ホンアミド、N−メチルスルファモイル、N,N−ジメ
チルスルファモイル、フェニル、ベンゾイル、ベンジ
ル、N−フェニルスルファモイルおよびN−メチル−N
−フェニルスルファモイルから選択される置換基を有
し、かつ前記のフェニル置換基またはフェニル基を含有
する任意の前記置換基は場合によりフルオロ、クロロ、
メチルおよびメトキシから選択される置換基を有してい
てもよく、かつArは場合によりフルオロ、クロロ、メ
チル、エチル、メトキシ、エトキシおよびトリフルオロ
メチルから選択されるほかの置換基を有していてもよ
く、かつA1、R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定
義したものを表すものまたはこの文節で定義する本発明
による特殊な化合物。
【0031】(d)Arは5−インデニルまたは5−イ
ンダニルであり、該基はヒドロキシイミノ、メトキシイ
ミノ、エトキシイミノ、アセトキシイミノおよびシアノ
メトキシイミノから選択される置換基を有し、かつ
A1、R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したも
のを表すものまたはこの文節で定義する本発明による特
殊な化合物。
ンダニルであり、該基はヒドロキシイミノ、メトキシイ
ミノ、エトキシイミノ、アセトキシイミノおよびシアノ
メトキシイミノから選択される置換基を有し、かつ
A1、R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したも
のを表すものまたはこの文節で定義する本発明による特
殊な化合物。
【0032】(e)Arは1−ヒドロキシイミノインダ
ン−5−イル、1−メトキシイミノインダン−5−イ
ル、1−アセトキシイミノインダン−5−イルまたは1
−シアノメトキシイミノインダン−5−イルであり、か
つA1、R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義した
ものを表すものまたはこの文節で定義する本発明による
特殊な化合物。
ン−5−イル、1−メトキシイミノインダン−5−イ
ル、1−アセトキシイミノインダン−5−イルまたは1
−シアノメトキシイミノインダン−5−イルであり、か
つA1、R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義した
ものを表すものまたはこの文節で定義する本発明による
特殊な化合物。
【0033】(f)Arは10員環のベンゾ縮合環化さ
れた複素環式基であり、該基は1または2個の窒素ヘテ
ロ原子を有し、かつ場合により酸素および硫黄から選択
されるほかのヘテロ原子を有し、該複素環式基は場合に
より1または2個のオキソまたはチオキソ置換基および
オキソまたはチオキソとは別の前記に定義した任意のA
rの置換基から選択される2個までのほかの置換基を有
していてもよく、かつA1、R1、R2、R3、R4および
R5は前記に定義したものを表すものまたはこの文節で
定義する本発明による特殊な化合物。
れた複素環式基であり、該基は1または2個の窒素ヘテ
ロ原子を有し、かつ場合により酸素および硫黄から選択
されるほかのヘテロ原子を有し、該複素環式基は場合に
より1または2個のオキソまたはチオキソ置換基および
オキソまたはチオキソとは別の前記に定義した任意のA
rの置換基から選択される2個までのほかの置換基を有
していてもよく、かつA1、R1、R2、R3、R4および
R5は前記に定義したものを表すものまたはこの文節で
定義する本発明による特殊な化合物。
【0034】(g)Arはキノリル、1,2−ジヒドロ
キノリル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリルまた
は2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサジニ
ルであり、これらは場合により1つのオキソまたはチオ
キソ置換基およびフルオロ、クロロ、メチル、エチル、
メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、アセチル、
プロピオニル、フェニル、ベンゾイルおよびベンジルか
ら選択される2個までのほかの置換基を有していてもよ
く、かつフェニル、ベンゾイルまたはベンジル置換基は
それぞれ場合によりフルオロ、クロロ、メチルおよびメ
トキシから選択される置換基を有していてもよく、かつ
A1、R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したも
のを表すものまたはこの文節で定義する本発明による特
殊な化合物。
キノリル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリルまた
は2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサジニ
ルであり、これらは場合により1つのオキソまたはチオ
キソ置換基およびフルオロ、クロロ、メチル、エチル、
メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、アセチル、
プロピオニル、フェニル、ベンゾイルおよびベンジルか
ら選択される2個までのほかの置換基を有していてもよ
く、かつフェニル、ベンゾイルまたはベンジル置換基は
それぞれ場合によりフルオロ、クロロ、メチルおよびメ
トキシから選択される置換基を有していてもよく、かつ
A1、R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したも
のを表すものまたはこの文節で定義する本発明による特
殊な化合物。
【0035】(h)Arは2−オキソ−1,2−ジヒド
ロキノリニル、2−チオキソ−1,2−ジヒドロキノリ
ニル、2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノ
リニル、2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ
キノリニルまたは3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H
−1,4−ベンゾオキサジニルであり、これらは場合に
よりフルオロ、クロロ、メチル、エチル、メトキシ、エ
トキシ、トリフルオロメチル、アセチル、プロピオニ
ル、フェニル、ベンゾイルおよびベンジルから選択され
る3個までの置換基を有していてもよく、かつフェニ
ル、ベンゾイルまたはベンジル置換基はそれぞれ場合に
よりフルオロ、クロロ、メチルおよびメトキシから選択
される1つの置換基を有していてもよく、かつA1、
R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したものを
表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊な
化合物。
ロキノリニル、2−チオキソ−1,2−ジヒドロキノリ
ニル、2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノ
リニル、2−チオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ
キノリニルまたは3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H
−1,4−ベンゾオキサジニルであり、これらは場合に
よりフルオロ、クロロ、メチル、エチル、メトキシ、エ
トキシ、トリフルオロメチル、アセチル、プロピオニ
ル、フェニル、ベンゾイルおよびベンジルから選択され
る3個までの置換基を有していてもよく、かつフェニ
ル、ベンゾイルまたはベンジル置換基はそれぞれ場合に
よりフルオロ、クロロ、メチルおよびメトキシから選択
される1つの置換基を有していてもよく、かつA1、
R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したものを
表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊な
化合物。
【0036】(i)Arは2−オキソ−1,2−ジヒド
ロキノリン−3−イル、2−オキソ−1,2−ジヒドロ
キノリン−6−イル、2−オキソ−1,2−ジヒドロキ
ノリン−7−イル、3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4
H−1,4−ベンゾオキサジン−7−イルまたは3−オ
キソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾチアジ
ン−7−イルであり、これらは場合によりフルオロ、ク
ロロ、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフル
オロメチル、アセチル、プロピオニル、フェニル、ベン
ゾイルおよびベンジルから選択される3個までの置換基
を有していてもよく、かつフェニル、ベンゾイルまたは
ベンジル置換基はそれぞれ場合によりフルオロ、クロ
ロ、メチルおよびメトキシから選択される1つの置換基
を有していてもよく、かつA1、R1、R2、R3、R4お
よびR5は前記に定義したものを表すものまたはこの文
節で定義する本発明による特殊な化合物。
ロキノリン−3−イル、2−オキソ−1,2−ジヒドロ
キノリン−6−イル、2−オキソ−1,2−ジヒドロキ
ノリン−7−イル、3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4
H−1,4−ベンゾオキサジン−7−イルまたは3−オ
キソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾチアジ
ン−7−イルであり、これらは場合によりフルオロ、ク
ロロ、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフル
オロメチル、アセチル、プロピオニル、フェニル、ベン
ゾイルおよびベンジルから選択される3個までの置換基
を有していてもよく、かつフェニル、ベンゾイルまたは
ベンジル置換基はそれぞれ場合によりフルオロ、クロ
ロ、メチルおよびメトキシから選択される1つの置換基
を有していてもよく、かつA1、R1、R2、R3、R4お
よびR5は前記に定義したものを表すものまたはこの文
節で定義する本発明による特殊な化合物。
【0037】(j)Arはクロマニルおよび2,3−ジ
ヒドロ−4H−ベンゾチアピラニルから選択された10
員環のベンゾ縮合環化された複素環式基であり、該複素
環式基はヒドロキシイミノ、メトキシイミノ、エトキシ
イミノ、アセトキシイミノおよびシアノメトキシイミノ
から選択される1つの置換基を有し、かつA1、R1、R
2、R3、R4およびR5は前記に定義したものを表すもの
またはこの文節で定義する本発明による特殊な化合物。
ヒドロ−4H−ベンゾチアピラニルから選択された10
員環のベンゾ縮合環化された複素環式基であり、該複素
環式基はヒドロキシイミノ、メトキシイミノ、エトキシ
イミノ、アセトキシイミノおよびシアノメトキシイミノ
から選択される1つの置換基を有し、かつA1、R1、R
2、R3、R4およびR5は前記に定義したものを表すもの
またはこの文節で定義する本発明による特殊な化合物。
【0038】(k)Arは4−ヒドロキシイミノクロマ
ニル、4−メトキシイミノクロマニル、4−エトキシイ
ミノクロマニル、4−アセトキシイミノクロマニルまた
は4−シアノメトキシイミノクロマニルであり、かつA
1、R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したもの
を表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊
な化合物。
ニル、4−メトキシイミノクロマニル、4−エトキシイ
ミノクロマニル、4−アセトキシイミノクロマニルまた
は4−シアノメトキシイミノクロマニルであり、かつA
1、R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したもの
を表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊
な化合物。
【0039】(l)A1はメチレンであり、かつAr、
R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したものを
表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊な
化合物。
R1、R2、R3、R4およびR5は前記に定義したものを
表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊な
化合物。
【0040】(m)R4は水素原子であり、かつR5は水
素原子、メチルまたはエチルであるかまたはR4および
R5のそれぞれは水素原子であり、かつAr、R1、R2
およびR3は前記に定義したものを表すものまたはこの
文節で定義する本発明による特殊な化合物。
素原子、メチルまたはエチルであるかまたはR4および
R5のそれぞれは水素原子であり、かつAr、R1、R2
およびR3は前記に定義したものを表すものまたはこの
文節で定義する本発明による特殊な化合物。
【0041】(n)R1は(1〜4C)アルキルであ
り、かつAr、A1、R2、R3、R4およびR5は前記に
定義したものを表すものまたはこの文節で定義する本発
明による特殊な化合物。
り、かつAr、A1、R2、R3、R4およびR5は前記に
定義したものを表すものまたはこの文節で定義する本発
明による特殊な化合物。
【0042】(o)R2およびR3は一緒に式:−A2−
X−A3−の基を形成し、該基はA2およびA3が結合し
た炭素原子と一緒に5または6個の環原子を有する環を
形成し、上記式中A2およびA3のそれぞれは無関係にメ
チレンまたはエチレンであり、かつXはオキシであり、
かつ該環は場合によりメチル、エチルおよびメトキシか
ら選択される1または2個の置換基を有してもよく、か
つAr、A1、R1、R4およびR5は前記に定義したもの
を表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊
な化合物。
X−A3−の基を形成し、該基はA2およびA3が結合し
た炭素原子と一緒に5または6個の環原子を有する環を
形成し、上記式中A2およびA3のそれぞれは無関係にメ
チレンまたはエチレンであり、かつXはオキシであり、
かつ該環は場合によりメチル、エチルおよびメトキシか
ら選択される1または2個の置換基を有してもよく、か
つAr、A1、R1、R4およびR5は前記に定義したもの
を表すものまたはこの文節で定義する本発明による特殊
な化合物。
【0043】本発明の有利な化合物は式Iのエステル誘
導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、上記
式中Arはフェニルであり、該基はt−ブチル、アセト
アミド、N−メチルアセトアミド、ヒドロキシイミノメ
チル、1−ヒドロキシイミノエチル、メトキシイミノエ
チル、1−メトキシイミノエチル、1−シアノメトキシ
イミノエチル、メタンスルホンアミド、N−メチルメタ
ンスルホンアミド、ベンゾイルおよびベンジルから選択
される1つの置換基を有し、かつ前記ベンゾイルまたは
ベンジル置換基は場合によりフルオロおよびクロロから
選択される1つの置換基を有していてもよく、またはA
rはナフト−2−イルであり、該基は場合によりフルオ
ロ、クロロおよびメチルから選択される1つの置換基を
有していてもよく、またはArは2−オキソ−1,2−
ジヒドロキノリニル、2−オキソ−1,2,3,4−テ
トラヒドロキノリニルまたは3−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−4H−1,4−ベンゾオキサジニルであり、これ
らは場合によりフルオロ、クロロ、メチルおよびエチル
から選択される1、2または3個の置換基を有していて
もよく、A1はメチレンであり、R4は水素原子であり、
R5は水素原子、メチルまたはエチルであり、R1はメチ
ル、エチルまたはアリルであり、かつR2およびR3は一
緒に式:−A2−X−A3−の基を形成し、該基はA2お
よびA3が結合した炭素原子と一緒に5または6個の環
原子を有する環を形成し、上記式中A2はメチレンまた
はエチレンであり、A3はエチレンであり、かつXはオ
キシであり、かつ該環は場合によりメチルおよびエチル
から選択される1または2個の置換基を有してもよい。
導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、上記
式中Arはフェニルであり、該基はt−ブチル、アセト
アミド、N−メチルアセトアミド、ヒドロキシイミノメ
チル、1−ヒドロキシイミノエチル、メトキシイミノエ
チル、1−メトキシイミノエチル、1−シアノメトキシ
イミノエチル、メタンスルホンアミド、N−メチルメタ
ンスルホンアミド、ベンゾイルおよびベンジルから選択
される1つの置換基を有し、かつ前記ベンゾイルまたは
ベンジル置換基は場合によりフルオロおよびクロロから
選択される1つの置換基を有していてもよく、またはA
rはナフト−2−イルであり、該基は場合によりフルオ
ロ、クロロおよびメチルから選択される1つの置換基を
有していてもよく、またはArは2−オキソ−1,2−
ジヒドロキノリニル、2−オキソ−1,2,3,4−テ
トラヒドロキノリニルまたは3−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−4H−1,4−ベンゾオキサジニルであり、これ
らは場合によりフルオロ、クロロ、メチルおよびエチル
から選択される1、2または3個の置換基を有していて
もよく、A1はメチレンであり、R4は水素原子であり、
R5は水素原子、メチルまたはエチルであり、R1はメチ
ル、エチルまたはアリルであり、かつR2およびR3は一
緒に式:−A2−X−A3−の基を形成し、該基はA2お
よびA3が結合した炭素原子と一緒に5または6個の環
原子を有する環を形成し、上記式中A2はメチレンまた
はエチレンであり、A3はエチレンであり、かつXはオ
キシであり、かつ該環は場合によりメチルおよびエチル
から選択される1または2個の置換基を有してもよい。
【0044】本発明の更に有利な化合物は式Iのエステ
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、
上記式中Arはナフト−2−イル、4−[(E)−1−
ヒドロキシイミノエチル]フェニル、4−[(E)−1
−メトキシイミノエチル]フェニル、4−[(E)−1
−シアノメトキシイミノエチル]フェニル、1−メトキ
シ−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル
または4−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4
H−1,4−ベンゾオキサジン−7−イルであり、A1
はメチレンであり、R4は水素原子であり、R5は水素原
子であり、R1はメチル、エチルまたはアリルであり、
かつR2およびR3は一緒に式:−A2−X−A3−の基を
形成し、該基はA2およびA3が結合した炭素原子と一緒
に6個の環原子を有する環を形成し、上記式中A2およ
びA3のそれぞれはエチレンであり、かつXはオキシで
あり、かつ該環は場合により1または2個のメチル置換
基を有してもよい。
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、
上記式中Arはナフト−2−イル、4−[(E)−1−
ヒドロキシイミノエチル]フェニル、4−[(E)−1
−メトキシイミノエチル]フェニル、4−[(E)−1
−シアノメトキシイミノエチル]フェニル、1−メトキ
シ−2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル
または4−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4
H−1,4−ベンゾオキサジン−7−イルであり、A1
はメチレンであり、R4は水素原子であり、R5は水素原
子であり、R1はメチル、エチルまたはアリルであり、
かつR2およびR3は一緒に式:−A2−X−A3−の基を
形成し、該基はA2およびA3が結合した炭素原子と一緒
に6個の環原子を有する環を形成し、上記式中A2およ
びA3のそれぞれはエチレンであり、かつXはオキシで
あり、かつ該環は場合により1または2個のメチル置換
基を有してもよい。
【0045】本発明の更に有利な化合物は式Iのエステ
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、
上記式中Arはフェニルであり、該基はt−ブチル、ア
セトアミド、N−メチルアセトアミド、ヒドロキシイミ
ノメチル、1−ヒドロキシイミノエチル、メトキシイミ
ノエチル、1−メトキシイミノエチル、1−シアノメト
キシイミノエチル、メタンスルホンアミド、N−メチル
メタンスルホンアミド、ベンゾイルおよびベンジルから
選択される1つの置換基を有し、かつ前記ベンゾイルま
たはベンジル置換基は場合によりフルオロおよびクロロ
から選択される1つの置換基を有していてもよく、また
はArはナフト−2−イルであり、該基は場合によりフ
ルオロ、クロロおよびメチルから選択される1つの置換
基を有してもよく、またはArは2−オキソ−1,2−
ジヒドロキノリニル、2−オキソ−1,2,3,4−テ
トラヒドロキノリニルまたは3−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−4H−1,4−ベンゾオキサジニルであり、これ
らは場合によりフルオロ、クロロ、メチルおよびエチル
から選択される1、2または3つの置換基を有していて
もよく、またはArは4−ヒドロキシイミノクロマン−
7−イル、4−メトキシイミノクロマン−7−イル、4
−アセトキシイミノクロマン−7−イルまたは4−シア
ノメトキシイミノクロマン−7−イルであり、A1はメ
チレンであり、R4は水素原子であり、R5は水素原子、
メチルまたはエチルであり、R1はメチル、エチルまた
はアリルであり、かつR2およびR3は一緒に式:−A2
−X−A3−の基を形成し、該基はA2およびA3が結合
した炭素原子と一緒に5または6個の環原子を有する環
を形成し、上記式中A2はメチレンまたはエチレンであ
り、かつA3はエチレンであり、かつXはオキシであ
り、かつ該環は場合によりメチルおよびエチルから選択
される1または2個の置換基を有してもよい。
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、
上記式中Arはフェニルであり、該基はt−ブチル、ア
セトアミド、N−メチルアセトアミド、ヒドロキシイミ
ノメチル、1−ヒドロキシイミノエチル、メトキシイミ
ノエチル、1−メトキシイミノエチル、1−シアノメト
キシイミノエチル、メタンスルホンアミド、N−メチル
メタンスルホンアミド、ベンゾイルおよびベンジルから
選択される1つの置換基を有し、かつ前記ベンゾイルま
たはベンジル置換基は場合によりフルオロおよびクロロ
から選択される1つの置換基を有していてもよく、また
はArはナフト−2−イルであり、該基は場合によりフ
ルオロ、クロロおよびメチルから選択される1つの置換
基を有してもよく、またはArは2−オキソ−1,2−
ジヒドロキノリニル、2−オキソ−1,2,3,4−テ
トラヒドロキノリニルまたは3−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−4H−1,4−ベンゾオキサジニルであり、これ
らは場合によりフルオロ、クロロ、メチルおよびエチル
から選択される1、2または3つの置換基を有していて
もよく、またはArは4−ヒドロキシイミノクロマン−
7−イル、4−メトキシイミノクロマン−7−イル、4
−アセトキシイミノクロマン−7−イルまたは4−シア
ノメトキシイミノクロマン−7−イルであり、A1はメ
チレンであり、R4は水素原子であり、R5は水素原子、
メチルまたはエチルであり、R1はメチル、エチルまた
はアリルであり、かつR2およびR3は一緒に式:−A2
−X−A3−の基を形成し、該基はA2およびA3が結合
した炭素原子と一緒に5または6個の環原子を有する環
を形成し、上記式中A2はメチレンまたはエチレンであ
り、かつA3はエチレンであり、かつXはオキシであ
り、かつ該環は場合によりメチルおよびエチルから選択
される1または2個の置換基を有してもよい。
【0046】本発明の更に有利な化合物は式Iのエステ
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、
上記式中Arはナフト−2−イル、4−[(E)−ヒド
ロキシイミノエチル]フェニル、4−[(E)−1−メ
トキシイミノエチル]フェニル、4−[(E)−1−シ
アノメトキシイミノエチル]フェニル、1−メチル−2
−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−
メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4
−ベンゾオキサジン−7−イル、4−[(E)−ヒドロ
キシイミノ]クロマン−7−イル、4−[(E)−メト
キシイミノ]クロマン−7−イル、4−[(E)−アセ
トキシイミノ]クロマン−7−イルまたは4−[(E)
−シアノメトキシイミノ]クロマン−7−イルであり、
A1はメチレンであり、R4は水素原子であり、R5は水
素原子であり、R1はメチル、エチルまたはアリルであ
り、かつR2およびR3は一緒に式:−A2−X−A3−の
基を形成し、該基はA2およびA3が結合した炭素原子と
一緒に6個の環原子を有する環を形成し、上記式中A2
およびA3のそれぞれはエチレンであり、かつXはオキ
シであり、かつ該環は場合により1または2個のメチル
置換基を有してもよい。
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、
上記式中Arはナフト−2−イル、4−[(E)−ヒド
ロキシイミノエチル]フェニル、4−[(E)−1−メ
トキシイミノエチル]フェニル、4−[(E)−1−シ
アノメトキシイミノエチル]フェニル、1−メチル−2
−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−
メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4
−ベンゾオキサジン−7−イル、4−[(E)−ヒドロ
キシイミノ]クロマン−7−イル、4−[(E)−メト
キシイミノ]クロマン−7−イル、4−[(E)−アセ
トキシイミノ]クロマン−7−イルまたは4−[(E)
−シアノメトキシイミノ]クロマン−7−イルであり、
A1はメチレンであり、R4は水素原子であり、R5は水
素原子であり、R1はメチル、エチルまたはアリルであ
り、かつR2およびR3は一緒に式:−A2−X−A3−の
基を形成し、該基はA2およびA3が結合した炭素原子と
一緒に6個の環原子を有する環を形成し、上記式中A2
およびA3のそれぞれはエチレンであり、かつXはオキ
シであり、かつ該環は場合により1または2個のメチル
置換基を有してもよい。
【0047】本発明の更に有利な化合物は式Iのエステ
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、
上記式中Arはナフト−2−イル、4−[(E)−1−
メトキシイミノエチル]フェニルまたは1−メチル−2
−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イルであ
り、A1はメチレンであり、R4は水素原子であり、R5
は水素原子であり、R1はメチルであり、かつR2および
R3は一緒に式:−A2−X−A3−の基を形成し、該基
はA2およびA3が結合した炭素原子と一緒に6個の環原
子を有する環を形成し、上記式中A2およびA3のそれぞ
れはエチレンであり、かつXはオキシであり、かつ該環
は場合によりXに対するα位のメチル置換基を有しても
よい。
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、
上記式中Arはナフト−2−イル、4−[(E)−1−
メトキシイミノエチル]フェニルまたは1−メチル−2
−オキソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イルであ
り、A1はメチレンであり、R4は水素原子であり、R5
は水素原子であり、R1はメチルであり、かつR2および
R3は一緒に式:−A2−X−A3−の基を形成し、該基
はA2およびA3が結合した炭素原子と一緒に6個の環原
子を有する環を形成し、上記式中A2およびA3のそれぞ
れはエチレンであり、かつXはオキシであり、かつ該環
は場合によりXに対するα位のメチル置換基を有しても
よい。
【0048】本発明のもう1つの化合物は式Iのエステ
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、
上記式中Arはナフト−2−イル、4−[(E)−1−
メトキシイミノエチル]フェニル、1−メチル−2−オ
キソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−メチ
ル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベ
ンゾオキサジン−7−イルまたは4−[(E)−メトキ
シイミノ]クロマン−7−イルであり、A1はメチレン
であり、R4は水素原子であり、R5は水素原子であり、
R1はメチルであり、かつR2およびR3は一緒に式:−
A2−X−A3−の基を形成し、該基はA2およびA3が結
合した炭素原子と一緒に6個の環原子を有する環を形成
し、上記式中A2およびA3のそれぞれはエチレンであ
り、かつXはオキシであり、かつ該環は場合によりXに
対するα位のメチル置換基を有してもよい。
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩からなり、
上記式中Arはナフト−2−イル、4−[(E)−1−
メトキシイミノエチル]フェニル、1−メチル−2−オ
キソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−メチ
ル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベ
ンゾオキサジン−7−イルまたは4−[(E)−メトキ
シイミノ]クロマン−7−イルであり、A1はメチレン
であり、R4は水素原子であり、R5は水素原子であり、
R1はメチルであり、かつR2およびR3は一緒に式:−
A2−X−A3−の基を形成し、該基はA2およびA3が結
合した炭素原子と一緒に6個の環原子を有する環を形成
し、上記式中A2およびA3のそれぞれはエチレンであ
り、かつXはオキシであり、かつ該環は場合によりXに
対するα位のメチル置換基を有してもよい。
【0049】本発明の特に有利な化合物は以下の式Iの
化合物またはその製薬学的に認容される塩である:ナフ
ト−2−イルメチル(Z)−3−アミノ−3−(4−メ
トキシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ−2−エ
ノエートまたは4−[(E)−1−メトキシイミノエチ
ル]ベンジル(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシ
テトラヒドロピラン−4−イル)プロプ−2−エノエー
ト。
化合物またはその製薬学的に認容される塩である:ナフ
ト−2−イルメチル(Z)−3−アミノ−3−(4−メ
トキシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ−2−エ
ノエートまたは4−[(E)−1−メトキシイミノエチ
ル]ベンジル(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシ
テトラヒドロピラン−4−イル)プロプ−2−エノエー
ト。
【0050】本発明のもう1つの特に有利な化合物は、
以下の式Iの化合物またはその製薬学的に認容される塩
である:4−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−
4H−1,4−ベンゾオキサジン−7−イルメチル
(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロ
ピラン−4−イル)プロプ−2−エノエートまたは4−
[(E)−メトキシイミノ]クロマン−7−イルメチル
(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロ
ピラン−4−イル)プロプ−2−エノエート。
以下の式Iの化合物またはその製薬学的に認容される塩
である:4−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−
4H−1,4−ベンゾオキサジン−7−イルメチル
(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロ
ピラン−4−イル)プロプ−2−エノエートまたは4−
[(E)−メトキシイミノ]クロマン−7−イルメチル
(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロ
ピラン−4−イル)プロプ−2−エノエート。
【0051】式Iのエステル誘導体またはその製薬学的
に認容される塩からなる本発明の化合物は、構造的に関
連した化合物の製造に適用可能であることが公知の任意
の方法により製造することができる。更にこのような方
法も本発明のもう1つの特徴として提供され、かつ以下
の代表的な例により説明する、該例において特にことわ
りのない限りAr、A1、R4、R5、R1、R2およびR3
は前記に定義した任意のものを表す、ただし、Ar、R
2またはR3中にアミノ、イミノまたはヒドロキシ基が存
在する場合にはそのような任意の基は場合により、所望
により通常の方法により除去することができる通常の保
護基により保護されていてもよい。
に認容される塩からなる本発明の化合物は、構造的に関
連した化合物の製造に適用可能であることが公知の任意
の方法により製造することができる。更にこのような方
法も本発明のもう1つの特徴として提供され、かつ以下
の代表的な例により説明する、該例において特にことわ
りのない限りAr、A1、R4、R5、R1、R2およびR3
は前記に定義した任意のものを表す、ただし、Ar、R
2またはR3中にアミノ、イミノまたはヒドロキシ基が存
在する場合にはそのような任意の基は場合により、所望
により通常の方法により除去することができる通常の保
護基により保護されていてもよい。
【0052】(a)式II:
【0053】
【化5】
【0054】(式中、Rは(1〜4C)アルキル基であ
る)で示されるエステルの、式:Ar−A1−OH−の
アルコールとのエステル交換。
る)で示されるエステルの、式:Ar−A1−OH−の
アルコールとのエステル交換。
【0055】反応は適当な酸または塩基の存在下で有利
に実施する。反応のための適当な酸は、たとえば塩酸、
硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸または4−トルエンスル
ホン酸、またはルイス酸、たとえば三ハロゲン化硼素、
たとえば三弗化硼素である。選択的に適当な酸は無機物
質、たとえばクレイ、たとえばモンモリロナイトクレイ
により提供される。反応のための適当な塩基は、たとえ
ばアルカリ金属またはアルカリ土類金属炭酸塩、(1〜
4C)アルコキシド、水酸化物または水素化物、たとえ
ば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水素化ナトリウムまたは水素化カリウム、また
は有機金属塩基、たとえば(1〜4C)アルキルリチウ
ム、たとえばn−ブチルリチウムである。
に実施する。反応のための適当な酸は、たとえば塩酸、
硫酸、燐酸、トリフルオロ酢酸または4−トルエンスル
ホン酸、またはルイス酸、たとえば三ハロゲン化硼素、
たとえば三弗化硼素である。選択的に適当な酸は無機物
質、たとえばクレイ、たとえばモンモリロナイトクレイ
により提供される。反応のための適当な塩基は、たとえ
ばアルカリ金属またはアルカリ土類金属炭酸塩、(1〜
4C)アルコキシド、水酸化物または水素化物、たとえ
ば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水素化ナトリウムまたは水素化カリウム、また
は有機金属塩基、たとえば(1〜4C)アルキルリチウ
ム、たとえばn−ブチルリチウムである。
【0056】反応は適当な不活性溶剤または希釈剤、た
とえば1種以上の1,2−ジメトキシエタン、テトラヒ
ドロフラン、塩化メチレン、四塩化炭素、ベンゼン、ト
ルエン中で、または双極性の非プロトン性の溶剤、たと
えばN,N−ジメチルホルムアミドおよびジメチルスル
ホキシド中で有利に実施する。反応はたとえば10〜1
50℃の範囲、有利には80℃またはそれに近い温度で
有利に実施する。
とえば1種以上の1,2−ジメトキシエタン、テトラヒ
ドロフラン、塩化メチレン、四塩化炭素、ベンゼン、ト
ルエン中で、または双極性の非プロトン性の溶剤、たと
えばN,N−ジメチルホルムアミドおよびジメチルスル
ホキシド中で有利に実施する。反応はたとえば10〜1
50℃の範囲、有利には80℃またはそれに近い温度で
有利に実施する。
【0057】式IIの出発物質は有機化学の標準的方法
にもとづき得ることができる。そのような出発物質の製
造は後で記載する、ただし制限するものでない実施例の
範囲内に記載する。選択的に必要な出発物質は有機化学
の当業者の通常の知識の範囲内にある物質に関すると類
似した方法により得られる。
にもとづき得ることができる。そのような出発物質の製
造は後で記載する、ただし制限するものでない実施例の
範囲内に記載する。選択的に必要な出発物質は有機化学
の当業者の通常の知識の範囲内にある物質に関すると類
似した方法により得られる。
【0058】アミノ基またはイミノ基のための適当な保
護基は、たとえばアシル基、たとえば(2〜4C)アル
カノイル基(特にアセチル)、(1〜4C)アルコキシ
カルボニル基(特にメトキシカルボニル、エトキシカル
ボニルまたはt−ブトキシカルボニル)、アリールメト
キシカルボニル基(特にベンジルオキシカルボニル)ま
たはアロイル基(特にベンゾイル)である。前記保護基
のための脱保護基条件は保護基の選択に応じて変更す
る。従って、たとえばアシル基、たとえばアルカノイル
またはアルコキシカルボニル基またはアロイル基はたと
えば適当な塩基、たとえばアルカリ金属水酸化物、たと
えば水酸化リチウムまたは水酸化ナトリウムでの加水分
解により除去することができる。選択的にアシル基、た
とえばt−ブトキシカルボニル基は適当な酸、たとえば
塩酸、硫酸または燐酸またはトリフルオロ酢酸での処理
により除去することができ、かつアリールメトキシカル
ボニル基、たとえばベンジルオキシカルボニル基はたと
えばパラジウム・オン・木炭のような触媒上での水素添
加により除去することができる。
護基は、たとえばアシル基、たとえば(2〜4C)アル
カノイル基(特にアセチル)、(1〜4C)アルコキシ
カルボニル基(特にメトキシカルボニル、エトキシカル
ボニルまたはt−ブトキシカルボニル)、アリールメト
キシカルボニル基(特にベンジルオキシカルボニル)ま
たはアロイル基(特にベンゾイル)である。前記保護基
のための脱保護基条件は保護基の選択に応じて変更す
る。従って、たとえばアシル基、たとえばアルカノイル
またはアルコキシカルボニル基またはアロイル基はたと
えば適当な塩基、たとえばアルカリ金属水酸化物、たと
えば水酸化リチウムまたは水酸化ナトリウムでの加水分
解により除去することができる。選択的にアシル基、た
とえばt−ブトキシカルボニル基は適当な酸、たとえば
塩酸、硫酸または燐酸またはトリフルオロ酢酸での処理
により除去することができ、かつアリールメトキシカル
ボニル基、たとえばベンジルオキシカルボニル基はたと
えばパラジウム・オン・木炭のような触媒上での水素添
加により除去することができる。
【0059】ヒドロキシ基のための適当な保護基は、た
とえばアシル基、たとえば(2〜4C)アルカノイル基
(特にアセチル)、アロイル基(特にベンゾイル)また
はアリールメチル基(特にベンジル)である。前記保護
基のための脱保護基条件は保護基の選択に応じて必要に
応じて変更する。従って、たとえばアシル基、たとえば
アルカノイルまたはアロイル基は、たとえば適当な塩
基、たとえばアルカリ金属水酸化物、たとえば水酸化リ
チウムまたは水酸化ナトリウムでの加水分解により除去
することができる。選択的にアリールメチル基、たとえ
ばベンジル基はたとえばパラジウム・オン・木炭のよう
な触媒上での水素添加により除去することができる。
とえばアシル基、たとえば(2〜4C)アルカノイル基
(特にアセチル)、アロイル基(特にベンゾイル)また
はアリールメチル基(特にベンジル)である。前記保護
基のための脱保護基条件は保護基の選択に応じて必要に
応じて変更する。従って、たとえばアシル基、たとえば
アルカノイルまたはアロイル基は、たとえば適当な塩
基、たとえばアルカリ金属水酸化物、たとえば水酸化リ
チウムまたは水酸化ナトリウムでの加水分解により除去
することができる。選択的にアリールメチル基、たとえ
ばベンジル基はたとえばパラジウム・オン・木炭のよう
な触媒上での水素添加により除去することができる。
【0060】(b)R4およびR5がそれぞれ水素原子で
ある式Iの化合物を製造するための、有利には適当な触
媒の存在下での、式III:
ある式Iの化合物を製造するための、有利には適当な触
媒の存在下での、式III:
【0061】
【化6】
【0062】の化合物と、Zが離脱可能の基を表す式:
Ar−A1−O・CO−CH2−Zの化合物とのカップリ
ング。
Ar−A1−O・CO−CH2−Zの化合物とのカップリ
ング。
【0063】適当な離脱可能の基Zは、たとえばハロゲ
ノまたはスルホニルオキシ基、たとえばフルオロ、クロ
ロ、ブロモ、ヨード、メタンスルホニルオキシまたは4
−トルエンスルホニルオキシ基である。
ノまたはスルホニルオキシ基、たとえばフルオロ、クロ
ロ、ブロモ、ヨード、メタンスルホニルオキシまたは4
−トルエンスルホニルオキシ基である。
【0064】カップリング反応は有利には前記に定義し
た適当な不活性溶剤または希釈剤中で、およびたとえば
10〜150℃の範囲の温度で、有利には70℃または
それに近い温度で実施する。
た適当な不活性溶剤または希釈剤中で、およびたとえば
10〜150℃の範囲の温度で、有利には70℃または
それに近い温度で実施する。
【0065】反応は適当な触媒、たとえば金属触媒、た
とえば亜鉛、銅またはマグネシウムの存在下で有利に実
施することができる。
とえば亜鉛、銅またはマグネシウムの存在下で有利に実
施することができる。
【0066】式:Ar−A1−O・CO−CH2−Zの出
発物質は有機化学の標準的方法により得ることができ
る。式IIIの出発物質は以下の例に示される方法と同
様の方法によりまたは有機化学の当業者の通常の知識の
範囲内で変更することにより得ることができる。
発物質は有機化学の標準的方法により得ることができ
る。式IIIの出発物質は以下の例に示される方法と同
様の方法によりまたは有機化学の当業者の通常の知識の
範囲内で変更することにより得ることができる。
【0067】(c)Xがスルフィニルまたはスルホニル
基である式Iの化合物を製造するための、Xがチオ基で
ある式Iの化合物の酸化。
基である式Iの化合物を製造するための、Xがチオ基で
ある式Iの化合物の酸化。
【0068】適当な酸化剤は、たとえばチオのスルフィ
ニルおよび/またはスルホニルへの酸化のための周知の
任意の剤、たとえば過酸化水素、ペル酸(たとえば3−
クロロペルオキシ安息香酸またはペルオキシ酢酸)、ア
ルカリ金属ペルオキシスルフェート(たとえばペルオキ
シモノ硫酸カリウム)、三酸化クロムまたはプラチナの
存在下での気体の酸素である。酸化は過酸化の危険およ
びほかの官能基に対する損失を減少するために一般にで
きるだけ温和な条件下でかつ必要な化学量論的量の酸化
剤を使用して実施する。一般に反応は適当な溶剤または
希釈剤、たとえば塩化メチレン、クロロホルム、アセト
ン、テトラヒドロフランまたはt−ブチルメチルエーテ
ル中で、およびたとえば周囲温度またはそれに近い温度
で、すなわち15〜35℃の範囲の温度で実施する。ス
ルフィニル基を有する化合物が所望であればより温和な
酸化剤、たとえば過ヨウ素酸ナトリウムまたは過ヨウ素
酸カリウムを有利には極性溶剤、たとえば酢酸またはエ
タノール中で使用することもできる。スルホニル基を有
する式Iの化合物が所望であれば、相当するチオ化合物
と同様の相当するスルフィニル化合物の酸化により得ら
れる。
ニルおよび/またはスルホニルへの酸化のための周知の
任意の剤、たとえば過酸化水素、ペル酸(たとえば3−
クロロペルオキシ安息香酸またはペルオキシ酢酸)、ア
ルカリ金属ペルオキシスルフェート(たとえばペルオキ
シモノ硫酸カリウム)、三酸化クロムまたはプラチナの
存在下での気体の酸素である。酸化は過酸化の危険およ
びほかの官能基に対する損失を減少するために一般にで
きるだけ温和な条件下でかつ必要な化学量論的量の酸化
剤を使用して実施する。一般に反応は適当な溶剤または
希釈剤、たとえば塩化メチレン、クロロホルム、アセト
ン、テトラヒドロフランまたはt−ブチルメチルエーテ
ル中で、およびたとえば周囲温度またはそれに近い温度
で、すなわち15〜35℃の範囲の温度で実施する。ス
ルフィニル基を有する化合物が所望であればより温和な
酸化剤、たとえば過ヨウ素酸ナトリウムまたは過ヨウ素
酸カリウムを有利には極性溶剤、たとえば酢酸またはエ
タノール中で使用することもできる。スルホニル基を有
する式Iの化合物が所望であれば、相当するチオ化合物
と同様の相当するスルフィニル化合物の酸化により得ら
れる。
【0069】式Iの化合物の製薬学的に認容される塩が
所望であれば、たとえば前記化合物を通常の方法を使用
して適当な酸または塩基と反応させることにより得られ
る。式Iの化合物の光学的活性の形が所望であれば、光
学的活性の出発物質を使用して前記方法の1つを実施す
ることによりまたは通常の方法を使用して前記化合物の
ラセミ体の分割により得られる。
所望であれば、たとえば前記化合物を通常の方法を使用
して適当な酸または塩基と反応させることにより得られ
る。式Iの化合物の光学的活性の形が所望であれば、光
学的活性の出発物質を使用して前記方法の1つを実施す
ることによりまたは通常の方法を使用して前記化合物の
ラセミ体の分割により得られる。
【0070】すでに述べたように、式Iの化合物は酵素
5−LOの阻害剤である。この阻害効果は、以下に記載
の標準的方法の1つ以上を使用して評価することができ
る。
5−LOの阻害剤である。この阻害効果は、以下に記載
の標準的方法の1つ以上を使用して評価することができ
る。
【0071】a)カルシウムイオノホアA23187で
攻撃する前に、ヘパリン添加したヒトの血液と共に試験
化合物をインキュベートし、次いでCarey及びForderに
よって記載された特殊な放射線免疫検定法(F.Carey an
d R.A.Forder,Prostaglandins, Luekotrienes Med., 19
86, 22, 57; Prostaglandins, 1984, 28, 666; Brit.J.
Pharmacol.,1985, 84, 34p)[該検定法は、Young et
alia 著(Prostaglandins, 1983 26(4), 605-613)の方
法を使用することにより生じたプロテイン−LTB4複
合体の使用を包含する]を使用して、LTB4の量を計
量することにより5−LOにおける阻害効果を間接的に
測定することよりなる試験管内検定法。試験化合物の酵
素シクロオキシゲナーゼに対する効果(該酵素はアラキ
ドン酸の選択的代謝経路内に包含されかつプロスタグラ
ンジン、トロンボキサンおよび相関代謝生成物を生ぜし
める)は、同時にCareyおよびForder(前記参照)によ
って記載されたトロンボキサンB2(TxB2)のための
特殊放射線免疫検定法を使用して測定することができ
る。この試験は、血液細胞及び蛋白質の存在下での5−
LOおよびまたシクロオキシゲナーゼに対する試験化合
物の効果の指標を提供する。これは検定すべき5−LO
またはシクロオキシゲナーゼに対する試験化合物の阻害
効果の選択性を可能にする。
攻撃する前に、ヘパリン添加したヒトの血液と共に試験
化合物をインキュベートし、次いでCarey及びForderに
よって記載された特殊な放射線免疫検定法(F.Carey an
d R.A.Forder,Prostaglandins, Luekotrienes Med., 19
86, 22, 57; Prostaglandins, 1984, 28, 666; Brit.J.
Pharmacol.,1985, 84, 34p)[該検定法は、Young et
alia 著(Prostaglandins, 1983 26(4), 605-613)の方
法を使用することにより生じたプロテイン−LTB4複
合体の使用を包含する]を使用して、LTB4の量を計
量することにより5−LOにおける阻害効果を間接的に
測定することよりなる試験管内検定法。試験化合物の酵
素シクロオキシゲナーゼに対する効果(該酵素はアラキ
ドン酸の選択的代謝経路内に包含されかつプロスタグラ
ンジン、トロンボキサンおよび相関代謝生成物を生ぜし
める)は、同時にCareyおよびForder(前記参照)によ
って記載されたトロンボキサンB2(TxB2)のための
特殊放射線免疫検定法を使用して測定することができ
る。この試験は、血液細胞及び蛋白質の存在下での5−
LOおよびまたシクロオキシゲナーゼに対する試験化合
物の効果の指標を提供する。これは検定すべき5−LO
またはシクロオキシゲナーゼに対する試験化合物の阻害
効果の選択性を可能にする。
【0072】b)生体外検定法、該検定法は前記試験
a)の変更法であり、試験化合物をラットのグループに
投与し(一般に、ジメチルスルホキシド中の試験化合物
の溶液をカルボキエチルセルロースに添加して製造され
る懸濁液として経口で投与する)、血液を採取し、ヘパ
リン添加し、A23187で攻撃させかつLTB4及び
TxB2の放射線免疫検定を行うことよりなる。この試
験は、5−LOまたはシクロオキシゲナーゼの阻害剤と
しての試験化合物の生体有効性の指標を提供する。
a)の変更法であり、試験化合物をラットのグループに
投与し(一般に、ジメチルスルホキシド中の試験化合物
の溶液をカルボキエチルセルロースに添加して製造され
る懸濁液として経口で投与する)、血液を採取し、ヘパ
リン添加し、A23187で攻撃させかつLTB4及び
TxB2の放射線免疫検定を行うことよりなる。この試
験は、5−LOまたはシクロオキシゲナーゼの阻害剤と
しての試験化合物の生体有効性の指標を提供する。
【0073】c)生体内検定法、該検定法は、雄のラッ
トの背中の皮下組織内に発生した気嚢内のザイモサンに
よって誘導されるLTB4の遊離に対する経口投与した
試験化合物の効果を測定することよりなる。この検定法
では、ラットを麻酔し、かつ無菌空気(20ml)を注
射することにより気嚢を形成する。更に空気(10m
l)を3日後に同様に注射する。最初の空気注射の6日
後に、試験化合物を投与し(一般に、ジメチルスルホキ
シド中の試験化合物の溶液をヒドロキシプロピルメチル
セルロースに添加して製造される懸濁液として経口で投
与する)、次いでザイモサン(生理食塩水中の1%懸濁
液1%ml)を気嚢内注射する。3時間後に、ラットを
殺し、気嚢を生理食塩水で洗浄し、かつ前記の特殊な放
射線免疫検定を使用して洗浄液中のLTB4を検定す
る。この試験は、炎症性環境内の5−LOに対する阻害
効果の指標を提供する。
トの背中の皮下組織内に発生した気嚢内のザイモサンに
よって誘導されるLTB4の遊離に対する経口投与した
試験化合物の効果を測定することよりなる。この検定法
では、ラットを麻酔し、かつ無菌空気(20ml)を注
射することにより気嚢を形成する。更に空気(10m
l)を3日後に同様に注射する。最初の空気注射の6日
後に、試験化合物を投与し(一般に、ジメチルスルホキ
シド中の試験化合物の溶液をヒドロキシプロピルメチル
セルロースに添加して製造される懸濁液として経口で投
与する)、次いでザイモサン(生理食塩水中の1%懸濁
液1%ml)を気嚢内注射する。3時間後に、ラットを
殺し、気嚢を生理食塩水で洗浄し、かつ前記の特殊な放
射線免疫検定を使用して洗浄液中のLTB4を検定す
る。この試験は、炎症性環境内の5−LOに対する阻害
効果の指標を提供する。
【0074】本発明の式Iの化合物の薬理学的特性は予
測されるように構造変化に伴い変化するが、一般に式I
の化合物は前記試験a)〜c)の1つ以上において以下
の濃度または用量で5−LO阻害効果を有する。
測されるように構造変化に伴い変化するが、一般に式I
の化合物は前記試験a)〜c)の1つ以上において以下
の濃度または用量で5−LO阻害効果を有する。
【0075】試験a):IC50(LTB4) 例えば
0.01〜40μMの範囲内 IC50(TxB2) 例えば40〜200μMの範囲内 試験b):経口ED50(LTB4) 例えば0.1〜1
00mg/kgの範囲内 試験c):経口ED50(LTB4) 例えば0.1〜1
00mg/kgの範囲内 式Iの化合物をそれらの最低阻害剤用量または濃度で数
回投与した場合、試験b)および/またはc)において
明白な毒性またはその他の不都合な効果は存在しない。
0.01〜40μMの範囲内 IC50(TxB2) 例えば40〜200μMの範囲内 試験b):経口ED50(LTB4) 例えば0.1〜1
00mg/kgの範囲内 試験c):経口ED50(LTB4) 例えば0.1〜1
00mg/kgの範囲内 式Iの化合物をそれらの最低阻害剤用量または濃度で数
回投与した場合、試験b)および/またはc)において
明白な毒性またはその他の不都合な効果は存在しない。
【0076】従って、実施例によれば、化合物、ナフト
−2−イルメチル(Z)−3−アミノ−3−(4−メト
キシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ−2−エノ
エートは、試験a)においてLTB4に対してIC50
0.07μMを有し、化合物、4−[(E)−1−メト
キシイミノエチル]ベンジル(Z)−3−アミノ−3−
(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ
−2−エノエートは、試験a)においてLTB4に対し
てIC50 0.36μMを有し、および化合物、4−
[(E)−メトキシイミノ]クロマン−7−イルメチル
(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロ
ピラン−4−イル)プロプ−2−エノエートは、試験
a)においてLTB4に対してIC50 0.23μMを有
し、かつ試験c)においてLTB4に対してIC50 約
1.5mg/kgを有する。
−2−イルメチル(Z)−3−アミノ−3−(4−メト
キシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ−2−エノ
エートは、試験a)においてLTB4に対してIC50
0.07μMを有し、化合物、4−[(E)−1−メト
キシイミノエチル]ベンジル(Z)−3−アミノ−3−
(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ
−2−エノエートは、試験a)においてLTB4に対し
てIC50 0.36μMを有し、および化合物、4−
[(E)−メトキシイミノ]クロマン−7−イルメチル
(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロ
ピラン−4−イル)プロプ−2−エノエートは、試験
a)においてLTB4に対してIC50 0.23μMを有
し、かつ試験c)においてLTB4に対してIC50 約
1.5mg/kgを有する。
【0077】これらの化合物は、シクロオキシゲナーゼ
を阻害するような5−LOの選択的阻害特性を示す本発
明の化合物の例であり、該選択的特性は改良された治療
特性、例えばインドメタシンのようなシクロオキシゲナ
ーゼ阻害剤にしばしば関連した胃腸の副作用の軽減する
かまたは該副反応を有しないものと予測される。
を阻害するような5−LOの選択的阻害特性を示す本発
明の化合物の例であり、該選択的特性は改良された治療
特性、例えばインドメタシンのようなシクロオキシゲナ
ーゼ阻害剤にしばしば関連した胃腸の副作用の軽減する
かまたは該副反応を有しないものと予測される。
【0078】本発明のもう1つの対象によれば、式Iの
エステル誘導体、またはその製薬学的に認容される塩
と、製薬学的に認容される希釈剤または担持物質とから
なる製薬学的組成物が提供される。
エステル誘導体、またはその製薬学的に認容される塩
と、製薬学的に認容される希釈剤または担持物質とから
なる製薬学的組成物が提供される。
【0079】該組成物は、経口適用のために適当な形、
例えば錠剤、カプセル、水性もしくは油性溶液、懸濁液
もしくは乳濁液、局所適用のために適当な形、例えばク
リームもしくは軟膏、ゲルまたは水性もしくは油性溶液
または懸濁液、鼻適用のために適当な形、例えば嗅薬、
鼻用スプレーもしくは鼻用ドロップ、膣もしくは直腸適
用のために適当な形、例えば坐薬、吸入投与のために適
当な形、例えば微細粉末、たとえば乾燥粉末、微細な結
晶の形もしくは液体エーロゾル、舌下もしくは口内使用
の適用のために適当な形、例えば錠剤もしくはカプセ
ル、又は非経口適用(静脈内、皮下、筋内、血管内また
は注入を含む)のために適当な形、例えば無菌溶液又は
油性溶液もしくは懸濁液であってよい。一般に、前記組
成物は常用の賦形剤を使用して常法で製造することがで
きる。
例えば錠剤、カプセル、水性もしくは油性溶液、懸濁液
もしくは乳濁液、局所適用のために適当な形、例えばク
リームもしくは軟膏、ゲルまたは水性もしくは油性溶液
または懸濁液、鼻適用のために適当な形、例えば嗅薬、
鼻用スプレーもしくは鼻用ドロップ、膣もしくは直腸適
用のために適当な形、例えば坐薬、吸入投与のために適
当な形、例えば微細粉末、たとえば乾燥粉末、微細な結
晶の形もしくは液体エーロゾル、舌下もしくは口内使用
の適用のために適当な形、例えば錠剤もしくはカプセ
ル、又は非経口適用(静脈内、皮下、筋内、血管内また
は注入を含む)のために適当な形、例えば無菌溶液又は
油性溶液もしくは懸濁液であってよい。一般に、前記組
成物は常用の賦形剤を使用して常法で製造することがで
きる。
【0080】単一投与形を製造するために1種以上の賦
形剤と組合わせた活性成分(即ち、式Iのエステル誘導
体もしくはその製薬学的に認容される塩)の量は、必然
的に治療されるホストおよび投与の特殊な経路に依存し
て変動する。例えば、ヒトに対する経口投与のために特
定された製剤は、一般に、全組成物に対して約5〜約9
8重量%の量で変動することができる適当かつ通常の量
の賦形剤が配合されて、例えば活性成分0.5mg〜2
gを含有する。用量単位形は、一般に活性成分約1mg
〜約500mgを含有する。
形剤と組合わせた活性成分(即ち、式Iのエステル誘導
体もしくはその製薬学的に認容される塩)の量は、必然
的に治療されるホストおよび投与の特殊な経路に依存し
て変動する。例えば、ヒトに対する経口投与のために特
定された製剤は、一般に、全組成物に対して約5〜約9
8重量%の量で変動することができる適当かつ通常の量
の賦形剤が配合されて、例えば活性成分0.5mg〜2
gを含有する。用量単位形は、一般に活性成分約1mg
〜約500mgを含有する。
【0081】本発明のもう1つの対象によれば、ヒト又
は動物を治療する方法で使用するための、式Iのエステ
ル誘導体、またはその製薬学的に認容される塩が提供さ
れる。
は動物を治療する方法で使用するための、式Iのエステ
ル誘導体、またはその製薬学的に認容される塩が提供さ
れる。
【0082】また、本発明は、単独でまたは部分的に1
種以上のロイコトリエンによって媒介される疾患または
医学的症状を治療する方法を包含し、該方法は、このよ
うな治療を必要とする温血動物に前記定義した活性成分
を有効量で投与することよりなる。本発明はまた、ロイ
コトリエンにより媒介される疾患または医学的症状にお
いて使用するための新規の医薬の製造においてそのよう
な活性成分を使用することを提供する。
種以上のロイコトリエンによって媒介される疾患または
医学的症状を治療する方法を包含し、該方法は、このよ
うな治療を必要とする温血動物に前記定義した活性成分
を有効量で投与することよりなる。本発明はまた、ロイ
コトリエンにより媒介される疾患または医学的症状にお
いて使用するための新規の医薬の製造においてそのよう
な活性成分を使用することを提供する。
【0083】式Iの化合物の治療もしくは予防目的のた
めの投与量は、周知の医学の原則に基づき、勿論症状の
性質および程度、動物及び患者の年齢および性別および
投与経路に応じて変更すべきである。既に述べたよう
に、式Iの化合物は、全くまたは部分的に線形(5−L
O触媒)経路、およびその産生が5−LOによって媒介
されるロイコトリエンにより生じるアラキドン酸の代謝
生成物の効果に基づくようなアレルギーおよび炎症性症
状を治療する際に有用である。既に述べたように、この
ような症状は、例えば喘息症状、アレルギー反応、アレ
ルギー性鼻炎、アレルギー性ショック、乾癬、アトピー
性皮膚炎、炎症性の心臓血管性及び脳血管性障害、関節
炎及び炎症性関節疾患、および炎症性腸疾患を包含す
る。
めの投与量は、周知の医学の原則に基づき、勿論症状の
性質および程度、動物及び患者の年齢および性別および
投与経路に応じて変更すべきである。既に述べたよう
に、式Iの化合物は、全くまたは部分的に線形(5−L
O触媒)経路、およびその産生が5−LOによって媒介
されるロイコトリエンにより生じるアラキドン酸の代謝
生成物の効果に基づくようなアレルギーおよび炎症性症
状を治療する際に有用である。既に述べたように、この
ような症状は、例えば喘息症状、アレルギー反応、アレ
ルギー性鼻炎、アレルギー性ショック、乾癬、アトピー
性皮膚炎、炎症性の心臓血管性及び脳血管性障害、関節
炎及び炎症性関節疾患、および炎症性腸疾患を包含す
る。
【0084】治療または予防目的のために式Iの化合物
を使用する際には、必要に応じて分割した用量で、一般
に1日当りの用量が例えば0.5mg〜75mg/体重
1kgが摂取されるように投与すべきである。腸管外経
路を使用する場合には、一般により少ない用量を投与す
べきである。従って、例えば静脈内投与のためには、一
般にたとえば0.5mg〜30mg/体重1kgの範囲
の用量を使用すべきである。同様に、吸入による投与の
ためには、例えば0.5mg〜25mg/体重1kgの
範囲の用量を使用すべきである。
を使用する際には、必要に応じて分割した用量で、一般
に1日当りの用量が例えば0.5mg〜75mg/体重
1kgが摂取されるように投与すべきである。腸管外経
路を使用する場合には、一般により少ない用量を投与す
べきである。従って、例えば静脈内投与のためには、一
般にたとえば0.5mg〜30mg/体重1kgの範囲
の用量を使用すべきである。同様に、吸入による投与の
ためには、例えば0.5mg〜25mg/体重1kgの
範囲の用量を使用すべきである。
【0085】式Iの化合物は、第一に温血動物(ヒトを
含む)において使用するための治療薬として有効である
が、これらはまた酵素5−LOを阻害することが必要で
ある場合にはいつでも有用である。従って、これらは新
規の生物学的試験の開発および新規の医薬の研究におい
て使用するための薬理学的標準として有用である。
含む)において使用するための治療薬として有効である
が、これらはまた酵素5−LOを阻害することが必要で
ある場合にはいつでも有用である。従って、これらは新
規の生物学的試験の開発および新規の医薬の研究におい
て使用するための薬理学的標準として有用である。
【0086】これらのロイコトリエン産物に対する効果
に基づき、式Iの化合物は特定の細胞保護作用を有す
る、例えばこれらはシクロオキシゲナーゼ阻害非ステロ
イド抗炎症剤(NSAIA)、例えばインドメタシン、
アセチルサリシル酸、イブプロフェン、スリンダック、
トルメチンおよびピロキシカンの不利な特定の胃腸効果
を軽減または抑制させる際に有用である。更に、式Iの
5−LO阻害剤とNSAIAとの同時投与は、治療効果
を生ぜしめるために必要な後者の医薬の量を減少させる
ことができ、ひいては不利な副作用の優度を軽減させる
ことができる。本発明のもう1つの対象によれば、シク
ロオキシゲナーゼ阻害非ステロイド抗炎症剤(前記のよ
うなもの)、および製薬学的に認容される希釈剤または
担持物質と共役してもしくは混合して、前記に定義した
式Iのエステル誘導体、またはその製薬学的に認容され
る塩を含有する製薬学的組成物が提供される。
に基づき、式Iの化合物は特定の細胞保護作用を有す
る、例えばこれらはシクロオキシゲナーゼ阻害非ステロ
イド抗炎症剤(NSAIA)、例えばインドメタシン、
アセチルサリシル酸、イブプロフェン、スリンダック、
トルメチンおよびピロキシカンの不利な特定の胃腸効果
を軽減または抑制させる際に有用である。更に、式Iの
5−LO阻害剤とNSAIAとの同時投与は、治療効果
を生ぜしめるために必要な後者の医薬の量を減少させる
ことができ、ひいては不利な副作用の優度を軽減させる
ことができる。本発明のもう1つの対象によれば、シク
ロオキシゲナーゼ阻害非ステロイド抗炎症剤(前記のよ
うなもの)、および製薬学的に認容される希釈剤または
担持物質と共役してもしくは混合して、前記に定義した
式Iのエステル誘導体、またはその製薬学的に認容され
る塩を含有する製薬学的組成物が提供される。
【0087】式Iの化合物の細胞保護作用は、例えばラ
ットの胃腸管のインドメタシン誘発もしくはエタノール
誘発潰瘍形成に対する保護を評価する標準実験室的モデ
ルにおいて立証することができる。
ットの胃腸管のインドメタシン誘発もしくはエタノール
誘発潰瘍形成に対する保護を評価する標準実験室的モデ
ルにおいて立証することができる。
【0088】更に、本発明の組成物は、治療されている
疾病のために有効であると知られている1種以上の治療
または予防薬を含有することができる。従って、有利に
は例えば血小板凝結阻止剤、低脂血剤、血圧降下剤、β
−アドレナリン遮断剤または血管拡張剤が、心臓もしく
は血管疾患もしくは症状の治療において使用するために
本発明の製薬学的組成物中に存在してもよい。同様に、
例として、肺性疾患もしくは症状の治療で使用するため
に、有利には抗ヒスタミン剤、ステロイド(例えばベク
ロメタソンジプロピオネート)、ナトリウムクロモグリ
ケート、ホスホジエステラーゼ阻害剤またはβ−アドレ
ナリン興奮剤が本発明の製薬学的組成物中に存在しても
よい。
疾病のために有効であると知られている1種以上の治療
または予防薬を含有することができる。従って、有利に
は例えば血小板凝結阻止剤、低脂血剤、血圧降下剤、β
−アドレナリン遮断剤または血管拡張剤が、心臓もしく
は血管疾患もしくは症状の治療において使用するために
本発明の製薬学的組成物中に存在してもよい。同様に、
例として、肺性疾患もしくは症状の治療で使用するため
に、有利には抗ヒスタミン剤、ステロイド(例えばベク
ロメタソンジプロピオネート)、ナトリウムクロモグリ
ケート、ホスホジエステラーゼ阻害剤またはβ−アドレ
ナリン興奮剤が本発明の製薬学的組成物中に存在しても
よい。
【0089】
【実施例】本発明を以下の実施例につき説明するが、以
下の実施例は本発明を制限するものではない。なお実施
例においては、他にことわりのない限り、以下のことが
当て嵌まる。
下の実施例は本発明を制限するものではない。なお実施
例においては、他にことわりのない限り、以下のことが
当て嵌まる。
【0090】(i)蒸発は真空内で回転蒸発で実施しか
つ後処理法は濾過により残留固体を除去した後に実施し
た。
つ後処理法は濾過により残留固体を除去した後に実施し
た。
【0091】(ii)操作は18〜25℃の範囲内にある
実験室温度でかつアルゴンのような不活性ガスの雰囲気
下で実施した。
実験室温度でかつアルゴンのような不活性ガスの雰囲気
下で実施した。
【0092】(iii)カラムクロマトグラフィー(フラ
ッシュ法による)および中圧液体クロマトグラフィー
(MPLC)は、メルク社(E. Mercck,)、ダルムシュ
ッタト、西ドイツから市販されているMerck Kieselgel
silica(Art.9385)またはMerck Lichroprep RP-18
(Art.9303)逆相シリカ上で実施した。
ッシュ法による)および中圧液体クロマトグラフィー
(MPLC)は、メルク社(E. Mercck,)、ダルムシュ
ッタト、西ドイツから市販されているMerck Kieselgel
silica(Art.9385)またはMerck Lichroprep RP-18
(Art.9303)逆相シリカ上で実施した。
【0093】(iv)収率は説明のためのみに記載したも
のであり、当然達成可能な最大値ではない。
のであり、当然達成可能な最大値ではない。
【0094】(v)式Iの最終生成物は満足すべき微量
分析値を有しかつこれらの構造は核磁気共鳴(NMR)
および質量分光分析技術によって確認した。他にことわ
りのない限り、式Iの最終生成物のCDCl3溶液をN
MRスペクトルデータを確認するために使用した。化学
シフト値はデルタスケールで測定し、以下の略語を使用
した:s=一重線、d=二重線、t=三重線、m=多重
線。
分析値を有しかつこれらの構造は核磁気共鳴(NMR)
および質量分光分析技術によって確認した。他にことわ
りのない限り、式Iの最終生成物のCDCl3溶液をN
MRスペクトルデータを確認するために使用した。化学
シフト値はデルタスケールで測定し、以下の略語を使用
した:s=一重線、d=二重線、t=三重線、m=多重
線。
【0095】(vi)中間体は一般に完全には特性決定せ
ず、かつ純度は薄層クロマトグラフィー、赤外線(I
R)またはNMR分析によって検定した。
ず、かつ純度は薄層クロマトグラフィー、赤外線(I
R)またはNMR分析によって検定した。
【0096】(vii)融点は未補正でありかつメットラ
ー(Mettler)SP62自動融点ブロック装置または油
浴装置を使用して決定した。式Iの最終生成物の融点
は、通常の有機溶剤,例えばエタノール、メタノール、
アセトン、エーテルまたはヘキサンの個々のものまたは
それらの混合物から再結晶後決定した。
ー(Mettler)SP62自動融点ブロック装置または油
浴装置を使用して決定した。式Iの最終生成物の融点
は、通常の有機溶剤,例えばエタノール、メタノール、
アセトン、エーテルまたはヘキサンの個々のものまたは
それらの混合物から再結晶後決定した。
【0097】(viii)以下の略語を使用した: THF=テトラヒドロフラン、 DMF=N,N−ジメチルホルムアミド。
【0098】例1 1,2−ジブロモエタン(0.1ml)および4−シア
ノ−4−メトキシテトラヒドロピラン(0.21g)を
THF(20ml)中の亜鉛粉末(0.486g)の撹
拌した懸濁液に順次加え、還流加熱した。THF(5m
l)中のナフト−2−イルメチルブロモアセテート
(0.837g)の溶液を1時間にわたって滴加し、こ
の間に混合物を撹拌し、かつ還流に維持した。混合物を
還流で更に2時間撹拌した。混合物を周囲温度に冷却
し、かつ炭酸カリウム飽和水溶液を添加することにより
中和した。混合物を30分間撹拌し、濾過し、かつ蒸発
させた。残留物を溶離剤として石油エーテル(沸点40
〜60℃)およびジエチルエーテルの3:2混合物を使
用してカラムクロマトグラフィーにより精製した。こう
してナフト−2−イルメチル(Z)−3−アミノ−3−
(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ
−2−エノエート(0.2g,40%)が得られた。融
点110〜112℃。
ノ−4−メトキシテトラヒドロピラン(0.21g)を
THF(20ml)中の亜鉛粉末(0.486g)の撹
拌した懸濁液に順次加え、還流加熱した。THF(5m
l)中のナフト−2−イルメチルブロモアセテート
(0.837g)の溶液を1時間にわたって滴加し、こ
の間に混合物を撹拌し、かつ還流に維持した。混合物を
還流で更に2時間撹拌した。混合物を周囲温度に冷却
し、かつ炭酸カリウム飽和水溶液を添加することにより
中和した。混合物を30分間撹拌し、濾過し、かつ蒸発
させた。残留物を溶離剤として石油エーテル(沸点40
〜60℃)およびジエチルエーテルの3:2混合物を使
用してカラムクロマトグラフィーにより精製した。こう
してナフト−2−イルメチル(Z)−3−アミノ−3−
(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ
−2−エノエート(0.2g,40%)が得られた。融
点110〜112℃。
【0099】NMRスペクトル 1.7−1.9(m,
4H),3.06(s,3H),3.5−3.7(m,4
H),4.6(s,1H),5.22(s,2H),
6.9(幅広s,1H),7.4−7.6(m,3
H),7.9−8.0(m,5H)。
4H),3.06(s,3H),3.5−3.7(m,4
H),4.6(s,1H),5.22(s,2H),
6.9(幅広s,1H),7.4−7.6(m,3
H),7.9−8.0(m,5H)。
【0100】出発物質として使用されるナフト−2−イ
ルメチルブロモアセテートは以下のようにして得られ
た:2−ブロモアセチルブロミド(1.9ml)を0℃
に冷却した2−ナフタレンメタノール(3.16g)、
トリエチルアミン(2.8ml)および塩化メチレン
(100ml)の混合物に滴加した。混合物を2時間撹
拌し、かつ周囲温度に加温した。混合物を蒸発させ、か
つ残留物を溶離剤として石油エーテル(沸点40〜60
℃)および塩化メチレンの7:3混合物を使用してカラ
ムクロマトグラフィーにより精製した。こうして固形物
として所望の出発物質(3g,54%)が得られた。
ルメチルブロモアセテートは以下のようにして得られ
た:2−ブロモアセチルブロミド(1.9ml)を0℃
に冷却した2−ナフタレンメタノール(3.16g)、
トリエチルアミン(2.8ml)および塩化メチレン
(100ml)の混合物に滴加した。混合物を2時間撹
拌し、かつ周囲温度に加温した。混合物を蒸発させ、か
つ残留物を溶離剤として石油エーテル(沸点40〜60
℃)および塩化メチレンの7:3混合物を使用してカラ
ムクロマトグラフィーにより精製した。こうして固形物
として所望の出発物質(3g,54%)が得られた。
【0101】出発物質として使用される4−シアノ−4
−メトキシテトラヒドロピランは以下のようにして得ら
れた:テトラヒドロピラン−4−オン(5g)、アセト
ンジメチルアセタール(7.4ml)、4−トルエンス
ルホン酸(0.01g)およびメタノール(5ml)の
混合物を撹拌し、かつ1時間で75℃に加熱し、この間
に反応混合物から溶剤を蒸留した。残留物をナトリウム
メトキシドのメタノール性溶液を添加することにより中
和した。得られた混合物を減圧下での蒸留により精製し
た。こうしてテトラヒドロピラン−4−オンジメチルア
セタール(5.9g,88%)が得られた。沸点、水銀
20mmで80℃。
−メトキシテトラヒドロピランは以下のようにして得ら
れた:テトラヒドロピラン−4−オン(5g)、アセト
ンジメチルアセタール(7.4ml)、4−トルエンス
ルホン酸(0.01g)およびメタノール(5ml)の
混合物を撹拌し、かつ1時間で75℃に加熱し、この間
に反応混合物から溶剤を蒸留した。残留物をナトリウム
メトキシドのメタノール性溶液を添加することにより中
和した。得られた混合物を減圧下での蒸留により精製し
た。こうしてテトラヒドロピラン−4−オンジメチルア
セタール(5.9g,88%)が得られた。沸点、水銀
20mmで80℃。
【0102】こうして得られた物質の一部(2.25
g)を−78℃に冷却した四塩化チタン(1.75m
l)および塩化メチレン(50ml)の撹拌した混合物
に滴加した。t−ブチルイソシアニド(1.9ml)を
混合物に加え、1時間かけて0℃に加温した。混合物を
ジエチルエーテルおよび炭酸ナトリウム飽和水溶液の間
に分配した。有機相を塩水で洗浄し、乾燥させ(MgS
O4)、かつ蒸発させた。残留物を溶離剤として石油エ
ーテル(沸点40〜60℃)およびジエチルエーテルの
4:1混合物を使用してカラムクロマトグラフィーによ
り精製した。こうして所望の出発物質が油状物として得
られた(1.24g,60%)。
g)を−78℃に冷却した四塩化チタン(1.75m
l)および塩化メチレン(50ml)の撹拌した混合物
に滴加した。t−ブチルイソシアニド(1.9ml)を
混合物に加え、1時間かけて0℃に加温した。混合物を
ジエチルエーテルおよび炭酸ナトリウム飽和水溶液の間
に分配した。有機相を塩水で洗浄し、乾燥させ(MgS
O4)、かつ蒸発させた。残留物を溶離剤として石油エ
ーテル(沸点40〜60℃)およびジエチルエーテルの
4:1混合物を使用してカラムクロマトグラフィーによ
り精製した。こうして所望の出発物質が油状物として得
られた(1.24g,60%)。
【0103】例2 1,2−ジブロモエタン(0.1ml)および4−シア
ノ−4−メトキシテトラヒドロピラン(0.14g)を
THF(20ml)中の亜鉛粉末(0.325g)の撹
拌した懸濁液に順次加え、還流加熱した。THF(5m
l)中の4−[(E)−1−メトキシイミノエチル]ベ
ンジルブロモアセテート(0.57g)の溶液を90分
間にわたって滴加し、この間に混合物を撹拌し、かつ還
流に維持した。混合物を更に1時間還流加熱した。混合
物を周囲温度に冷却し、かつ炭酸カリウム飽和水溶液を
添加することにより中和した。混合物を周囲温度で30
分間撹拌し、濾過し、かつ蒸発させた。残留物を溶離剤
として石油エーテル(沸点40〜60℃)およびジエチ
ルエーテルの3:2混合物を使用してカラムクロマトグ
ラフィーにより精製した。こうして4−[(E)−1−
メトキシイミノエチル]ベンジル(Z)−3−アミノ−
3−(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル)プ
ロプ−2−エノエート(0.094g,26%)が得ら
れた。融点75〜77℃。
ノ−4−メトキシテトラヒドロピラン(0.14g)を
THF(20ml)中の亜鉛粉末(0.325g)の撹
拌した懸濁液に順次加え、還流加熱した。THF(5m
l)中の4−[(E)−1−メトキシイミノエチル]ベ
ンジルブロモアセテート(0.57g)の溶液を90分
間にわたって滴加し、この間に混合物を撹拌し、かつ還
流に維持した。混合物を更に1時間還流加熱した。混合
物を周囲温度に冷却し、かつ炭酸カリウム飽和水溶液を
添加することにより中和した。混合物を周囲温度で30
分間撹拌し、濾過し、かつ蒸発させた。残留物を溶離剤
として石油エーテル(沸点40〜60℃)およびジエチ
ルエーテルの3:2混合物を使用してカラムクロマトグ
ラフィーにより精製した。こうして4−[(E)−1−
メトキシイミノエチル]ベンジル(Z)−3−アミノ−
3−(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル)プ
ロプ−2−エノエート(0.094g,26%)が得ら
れた。融点75〜77℃。
【0104】NMRスペクトル 1.7−1.9(m,
4H),2.15(s,3H),3.07(s,3
H),3.6−3.8(m,4H),3.92(s,3
H),4.63(s,1H),5.06(s,2H),
5.2(幅広、丘状、1H),7.31(d,2H),
7.57(d,2H),7.9(幅広、丘状、1H)。
4H),2.15(s,3H),3.07(s,3
H),3.6−3.8(m,4H),3.92(s,3
H),4.63(s,1H),5.06(s,2H),
5.2(幅広、丘状、1H),7.31(d,2H),
7.57(d,2H),7.9(幅広、丘状、1H)。
【0105】出発物質として使用される4−[(E)−
1−メトキシイミノエチル]ベンジルブロモアセテート
は以下のようにして得られた:4′−ブロモアセトフェ
ノン(10g)、エチレングリコール(14ml)、ト
リメチルオルトホルメート(28ml)、4−トルエン
スルホン酸(0.01g)およびトルエン(100m
l)の混合物を撹拌し、かつ3時間で60℃に加熱し
た。混合物を周囲温度に冷却し、重炭酸ナトリウム飽和
水溶液および水で洗浄し、かつ蒸発させた。こうして
4′−ブロモアセトフェノンエチレンアセタール(11
g,91%)が得られた。
1−メトキシイミノエチル]ベンジルブロモアセテート
は以下のようにして得られた:4′−ブロモアセトフェ
ノン(10g)、エチレングリコール(14ml)、ト
リメチルオルトホルメート(28ml)、4−トルエン
スルホン酸(0.01g)およびトルエン(100m
l)の混合物を撹拌し、かつ3時間で60℃に加熱し
た。混合物を周囲温度に冷却し、重炭酸ナトリウム飽和
水溶液および水で洗浄し、かつ蒸発させた。こうして
4′−ブロモアセトフェノンエチレンアセタール(11
g,91%)が得られた。
【0106】n−ブチルリチウム(ヘキサン中1.5モ
ル、26ml)を−78℃に冷却したTHF(70m
l)中の4′−ブロモアセトフェノンエチレンアセター
ル(7.3g)の撹拌した溶液に滴加した。混合物を−
78℃で15分間撹拌した。DMF(4.6ml)を加
え、混合物を撹拌し、かつ周囲温度に加温した。混合物
をジエチルエーテルおよび塩化アンモニウム飽和水溶液
の間に分配した。有機相を塩水で洗浄し、乾燥させ(M
gSO4)、かつ蒸発させた。残留物を溶離剤として塩
化メチレンを使用してカラムクロマトグラフィーにより
精製した。こうして4′−ホルミルアセトフェノンエチ
レンアセタール(3.5g,60%)が得られた。
ル、26ml)を−78℃に冷却したTHF(70m
l)中の4′−ブロモアセトフェノンエチレンアセター
ル(7.3g)の撹拌した溶液に滴加した。混合物を−
78℃で15分間撹拌した。DMF(4.6ml)を加
え、混合物を撹拌し、かつ周囲温度に加温した。混合物
をジエチルエーテルおよび塩化アンモニウム飽和水溶液
の間に分配した。有機相を塩水で洗浄し、乾燥させ(M
gSO4)、かつ蒸発させた。残留物を溶離剤として塩
化メチレンを使用してカラムクロマトグラフィーにより
精製した。こうして4′−ホルミルアセトフェノンエチ
レンアセタール(3.5g,60%)が得られた。
【0107】硼水素化ナトリウム(2g)を1,4−ジ
オキサン(50ml)およびエタノール(10ml)の
混合物中のこうして得られたアセタールの撹拌した溶液
に少量ずつ加えた。混合物を周囲温度で2時間撹拌し
た。混合物を蒸発させ、かつ残留物を酢酸エチルおよび
塩化アンモニウム飽和水溶液の間に分配した。有機相を
塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発させ
た。残留物を溶離剤として塩化メチレンおよび酢酸エチ
ルの9:1混合物を使用してカラムクロマトグラフィー
により精製した。こうして4′−ヒドロキシメチルアセ
トフェノンエチレンアセタール(2g,58%)が得ら
れた。
オキサン(50ml)およびエタノール(10ml)の
混合物中のこうして得られたアセタールの撹拌した溶液
に少量ずつ加えた。混合物を周囲温度で2時間撹拌し
た。混合物を蒸発させ、かつ残留物を酢酸エチルおよび
塩化アンモニウム飽和水溶液の間に分配した。有機相を
塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発させ
た。残留物を溶離剤として塩化メチレンおよび酢酸エチ
ルの9:1混合物を使用してカラムクロマトグラフィー
により精製した。こうして4′−ヒドロキシメチルアセ
トフェノンエチレンアセタール(2g,58%)が得ら
れた。
【0108】2N塩酸水溶液(4滴)をアセトン(50
ml)中のこうして得られたアセタールの溶液に加え、
かつ混合物を周囲温度で45分間撹拌した。混合物を蒸
発させ、かつ残留物を溶離剤として塩化メチレンおよび
酢酸エチルの9:1混合物を使用してカラムクロマトグ
ラフィーにより精製した。こうして4′−ヒドロキシメ
チルアセトフェノン(1.5g,98%)が得られた。
ml)中のこうして得られたアセタールの溶液に加え、
かつ混合物を周囲温度で45分間撹拌した。混合物を蒸
発させ、かつ残留物を溶離剤として塩化メチレンおよび
酢酸エチルの9:1混合物を使用してカラムクロマトグ
ラフィーにより精製した。こうして4′−ヒドロキシメ
チルアセトフェノン(1.5g,98%)が得られた。
【0109】こうして得られたアセトフェノンの一部
(1.23g)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(3.3
g)、酢酸ナトリウム(3.9g)、水(2ml)およ
び1,4−ジオキサン(20ml)の混合物を撹拌し、
かつ2時間還流加熱した。混合物を蒸発させ、かつ残留
物を酢酸エチルおよび水の間に分配した。有機相を乾燥
させ(MgSO4)、かつ蒸発させた。残留物を酢酸エ
チルから再結晶させた。こうして(E)−4′−ヒドロ
キシメチルアセトフェノンオキシム(0.827g,6
1%)が得られた。
(1.23g)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(3.3
g)、酢酸ナトリウム(3.9g)、水(2ml)およ
び1,4−ジオキサン(20ml)の混合物を撹拌し、
かつ2時間還流加熱した。混合物を蒸発させ、かつ残留
物を酢酸エチルおよび水の間に分配した。有機相を乾燥
させ(MgSO4)、かつ蒸発させた。残留物を酢酸エ
チルから再結晶させた。こうして(E)−4′−ヒドロ
キシメチルアセトフェノンオキシム(0.827g,6
1%)が得られた。
【0110】水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液、
0.2g)を0℃に冷却したDMF(5ml)中のこう
して得られたオキシムの撹拌した溶液に加え、かつ混合
物を10分間撹拌した。ヨウ化メチル(0.625m
l)を加え、かつ混合物を周囲温度で1時間撹拌した。
混合物を酢酸エチルおよび水の間に分配した。有機相を
塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発させ
た。残留物を溶離剤として塩化メチレンおよび酢酸エチ
ルの30:1混合物を使用してカラムクロマトグラフィ
ーにより精製した。こうして(E)−4′−ヒドロキシ
メチルアセトフェノンオキシムO−メチルエーテル
(0.426g,50%)が得られた。
0.2g)を0℃に冷却したDMF(5ml)中のこう
して得られたオキシムの撹拌した溶液に加え、かつ混合
物を10分間撹拌した。ヨウ化メチル(0.625m
l)を加え、かつ混合物を周囲温度で1時間撹拌した。
混合物を酢酸エチルおよび水の間に分配した。有機相を
塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発させ
た。残留物を溶離剤として塩化メチレンおよび酢酸エチ
ルの30:1混合物を使用してカラムクロマトグラフィ
ーにより精製した。こうして(E)−4′−ヒドロキシ
メチルアセトフェノンオキシムO−メチルエーテル
(0.426g,50%)が得られた。
【0111】上記工程を適当に繰り返した後、トリエチ
ルアミン(0.86ml)を、0℃に冷却した、こうし
て得られたオキシムO−メチルエーテル(1g)、2−
ブロモアセチルブロミド(0.54ml)および塩化メ
チレン(30ml)の混合物に滴加した。混合物を周囲
温度に加温し、かつ90分間撹拌した。混合物を蒸発さ
せ、かつ残留物を溶離剤として塩化メチレンおよび石油
エーテル(沸点40〜60℃)の4:1混合物を使用し
てカラムクロマトグラフィーにより精製した。こうして
4−[(E)−1−メトキシイミノエチル]ベンジルブ
ロモアセテート(1.15g,68%)が得られた。
ルアミン(0.86ml)を、0℃に冷却した、こうし
て得られたオキシムO−メチルエーテル(1g)、2−
ブロモアセチルブロミド(0.54ml)および塩化メ
チレン(30ml)の混合物に滴加した。混合物を周囲
温度に加温し、かつ90分間撹拌した。混合物を蒸発さ
せ、かつ残留物を溶離剤として塩化メチレンおよび石油
エーテル(沸点40〜60℃)の4:1混合物を使用し
てカラムクロマトグラフィーにより精製した。こうして
4−[(E)−1−メトキシイミノエチル]ベンジルブ
ロモアセテート(1.15g,68%)が得られた。
【0112】例3 水素化ナトリウム(鉱油中60%分散液、0.045
g)をベンゼン(30ml)中の6−ヒドロキシメチル
−1−メチル−1,2−ジヒドロキノリン−2−オン
(0.19g)の撹拌した懸濁液に加え、かつ混合物を
周囲温度で20分間撹拌した。メチル(Z)−3−アミ
ノ−3−(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イ
ル)プロプ−2−エノエート(0.215g)を加え、
引続きメタノール(1滴)を加えた。混合物を撹拌し、
かつ2時間還流加熱し、この間に溶剤を反応混合物から
蒸留した。残留物を溶離剤として塩化メチレンおよび酢
酸エチルの9:1混合物を使用してカラムクロマトグラ
フィーにより精製した。こうして1−メチル−2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イルメチル(Z)
3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロピラン−
4−イル)プロプ−2−エノエート(0.15g,40
%)が得られた。融点152〜154℃。
g)をベンゼン(30ml)中の6−ヒドロキシメチル
−1−メチル−1,2−ジヒドロキノリン−2−オン
(0.19g)の撹拌した懸濁液に加え、かつ混合物を
周囲温度で20分間撹拌した。メチル(Z)−3−アミ
ノ−3−(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イ
ル)プロプ−2−エノエート(0.215g)を加え、
引続きメタノール(1滴)を加えた。混合物を撹拌し、
かつ2時間還流加熱し、この間に溶剤を反応混合物から
蒸留した。残留物を溶離剤として塩化メチレンおよび酢
酸エチルの9:1混合物を使用してカラムクロマトグラ
フィーにより精製した。こうして1−メチル−2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イルメチル(Z)
3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロピラン−
4−イル)プロプ−2−エノエート(0.15g,40
%)が得られた。融点152〜154℃。
【0113】NMRスペクトル 1.5−1.9(m,
4H),3.14(s,3H),3.6−3.9(m,
4H),3.72(s,3H),4.7(s,1H),
5.19(s,2H),5.3(幅広、s,1H),
6.72(d,1H),7.37(d,1H),7.6
(m,2H),7.68(d,1H),8.0(幅広、
s,1H)。
4H),3.14(s,3H),3.6−3.9(m,
4H),3.72(s,3H),4.7(s,1H),
5.19(s,2H),5.3(幅広、s,1H),
6.72(d,1H),7.37(d,1H),7.6
(m,2H),7.68(d,1H),8.0(幅広、
s,1H)。
【0114】出発物質として使用されるメチル−(Z)
−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロピラン
−4−イル)プロプ−2−エノエートは例1に記載と同
様の方法を使用してメチルブロモアセテートおよび4−
シアノ−4−メトキシテトラヒドロピランの反応により
得られた。こうして所望の出発物質が収率69%で得ら
れた。融点80〜84℃。
−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロピラン
−4−イル)プロプ−2−エノエートは例1に記載と同
様の方法を使用してメチルブロモアセテートおよび4−
シアノ−4−メトキシテトラヒドロピランの反応により
得られた。こうして所望の出発物質が収率69%で得ら
れた。融点80〜84℃。
【0115】出発物質として使用される6−ヒドロキシ
メチル−1−メチル−1,2−ジヒドロキノリン−2−
オンは以下のようにして得られた:6−ブロモメチル−
1−メチル−1,2−ジヒドロキノリン−2−オン(欧
州特許第0485875号明細書、例6、2.5g)、
水(40ml)、炭酸ナトリウム(2.1g)およびア
セトン(40ml)の混合物を撹拌し、かつ2時間還流
加熱した。混合物を蒸発させた。残留物を水のもとで磨
砕した。沈殿物を単離し、かつ乾燥させた。こうして6
−ヒドロキシメチル−1−メチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン−2−オン(1.24g,66%)が得られた。
メチル−1−メチル−1,2−ジヒドロキノリン−2−
オンは以下のようにして得られた:6−ブロモメチル−
1−メチル−1,2−ジヒドロキノリン−2−オン(欧
州特許第0485875号明細書、例6、2.5g)、
水(40ml)、炭酸ナトリウム(2.1g)およびア
セトン(40ml)の混合物を撹拌し、かつ2時間還流
加熱した。混合物を蒸発させた。残留物を水のもとで磨
砕した。沈殿物を単離し、かつ乾燥させた。こうして6
−ヒドロキシメチル−1−メチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン−2−オン(1.24g,66%)が得られた。
【0116】NMRスペクトル(CD3SOCD3)
3.63(s,3H),4.59(s,2H),5.2
5(m,1H),6.6(d,1H),7.5−7.7
5(m,3H),7.9(d,1H)。
3.63(s,3H),4.59(s,2H),5.2
5(m,1H),6.6(d,1H),7.5−7.7
5(m,3H),7.9(d,1H)。
【0117】例4 例3に記載と同様の方法を使用して7−ヒドロキシメチ
ル−4−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H
−1,4−ベンゾオキサジンをメチル(Z)−3−アミ
ノ−3−(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イ
ル)プロプ−2−エノエートと反応させ、4−メチル−
3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾ
オキサジン−7−イルメチル(Z)−3−アミノ−3−
(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ
−2−エノエートが収率32%で得られた。融点118
〜120℃。
ル−4−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H
−1,4−ベンゾオキサジンをメチル(Z)−3−アミ
ノ−3−(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イ
ル)プロプ−2−エノエートと反応させ、4−メチル−
3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾ
オキサジン−7−イルメチル(Z)−3−アミノ−3−
(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ
−2−エノエートが収率32%で得られた。融点118
〜120℃。
【0118】NMRスペクトル 1.7−1.9(m,
4H),3.14(s,3H),3.36(s,3
H),3.7−3.85(m,4H),4.61(s,
2H),4.69(s,1H),5.06(s,2
H),6.9−7.1(m,3H),5.2−5.4
(m,1H),7.9−8.1(m,1H)。
4H),3.14(s,3H),3.36(s,3
H),3.7−3.85(m,4H),4.61(s,
2H),4.69(s,1H),5.06(s,2
H),6.9−7.1(m,3H),5.2−5.4
(m,1H),7.9−8.1(m,1H)。
【0119】出発物質として使用される7−ヒドロキシ
メチル−4−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−
4H−1,4−ベンゾオキサジンは以下のようにして得
られた:硼水素化ナトリウム(3g)を1,4−ジオキ
サン(80ml)およびエタノール(16ml)の混合
物中の5−ホルミル−2−ニトロフェノール(7g)の
溶液に加えた。混合物を周囲温度で2時間撹拌した。混
合物を蒸発させ、かつ残留物を酢酸エチルおよび2N塩
酸水溶液の間に分配した。有機相を水で洗浄し、乾燥さ
せ(MgSO4)、かつ蒸発させた。こうして5−ヒド
ロキシメチル−2−ニトロフェノール(7g)が得ら
れ、これを更に精製せずに使用した。
メチル−4−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−
4H−1,4−ベンゾオキサジンは以下のようにして得
られた:硼水素化ナトリウム(3g)を1,4−ジオキ
サン(80ml)およびエタノール(16ml)の混合
物中の5−ホルミル−2−ニトロフェノール(7g)の
溶液に加えた。混合物を周囲温度で2時間撹拌した。混
合物を蒸発させ、かつ残留物を酢酸エチルおよび2N塩
酸水溶液の間に分配した。有機相を水で洗浄し、乾燥さ
せ(MgSO4)、かつ蒸発させた。こうして5−ヒド
ロキシメチル−2−ニトロフェノール(7g)が得ら
れ、これを更に精製せずに使用した。
【0120】ブロモ酢酸エチル(5.5ml)をこうし
て得られた生成物、炭酸カリウム(6.2g)およびD
MF(40ml)の混合物に加え、かつ混合物を周囲温
度で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルおよび水の
間に分配した。有機相を水で洗浄し、乾燥させ(MgS
O4)、かつ蒸発させた。こうしてエチル2−(5−ヒ
ドロキシメチル−2−ニトロフェノキシ)アセテート
(11g)が得られ、これを更に精製せずに使用した。
て得られた生成物、炭酸カリウム(6.2g)およびD
MF(40ml)の混合物に加え、かつ混合物を周囲温
度で16時間撹拌した。混合物を酢酸エチルおよび水の
間に分配した。有機相を水で洗浄し、乾燥させ(MgS
O4)、かつ蒸発させた。こうしてエチル2−(5−ヒ
ドロキシメチル−2−ニトロフェノキシ)アセテート
(11g)が得られ、これを更に精製せずに使用した。
【0121】こうして得られた生成物、t−ブチルジメ
チルシリルクロリド(8.4g)、イミダゾール(6.
4g)および塩化メチレン(100ml)の混合物を周
囲温度で16時間撹拌した。混合物を2N塩酸水溶液、
重炭酸ナトリウム飽和水溶液および水で順次洗浄した。
有機溶液を蒸発させ、かつ残留物を溶離剤として塩化メ
チレンおよび石油エーテル(沸点40〜60℃)の4:
1混合物を使用してカラムクロマトグラフィーにより精
製した。こうしてエチル2−(5−t−ブチルジメチル
シリルオキシメチル−2−ニトロフェノキシ)アセテー
ト(11.3g)が得られた。
チルシリルクロリド(8.4g)、イミダゾール(6.
4g)および塩化メチレン(100ml)の混合物を周
囲温度で16時間撹拌した。混合物を2N塩酸水溶液、
重炭酸ナトリウム飽和水溶液および水で順次洗浄した。
有機溶液を蒸発させ、かつ残留物を溶離剤として塩化メ
チレンおよび石油エーテル(沸点40〜60℃)の4:
1混合物を使用してカラムクロマトグラフィーにより精
製した。こうしてエチル2−(5−t−ブチルジメチル
シリルオキシメチル−2−ニトロフェノキシ)アセテー
ト(11.3g)が得られた。
【0122】こうして得られた生成物、パラジウム・オ
ン・木炭触媒(10%w/w,0.4g)およびメタノ
ール(300ml)の混合物を水素雰囲気下で周囲温度
で1時間撹拌した。混合物を濾過し、かつ濾液を蒸発さ
せた。こうして7−(t−ブチルジメチルシリルオキシ
メチル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサジン(7.6g)が得られた。
ン・木炭触媒(10%w/w,0.4g)およびメタノ
ール(300ml)の混合物を水素雰囲気下で周囲温度
で1時間撹拌した。混合物を濾過し、かつ濾液を蒸発さ
せた。こうして7−(t−ブチルジメチルシリルオキシ
メチル)−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサジン(7.6g)が得られた。
【0123】水素化ナトリウム(鉱油中50%分散液、
1.3g)を0℃に冷却した、こうして得られた生成
物、ヨウ化メチル(3.3ml)およびDMF(50m
l)の撹拌した混合物に加えた。混合物を周囲温度で2
時間撹拌した。混合物を酢酸エチルおよび水の間に分配
した。有機相を水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、
かつ蒸発させた。こうして7−(t−ブチルジメチルシ
リルオキシメチル)−4−メトキシ−3−オキソ−2,
3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン(8
g)が得られた。
1.3g)を0℃に冷却した、こうして得られた生成
物、ヨウ化メチル(3.3ml)およびDMF(50m
l)の撹拌した混合物に加えた。混合物を周囲温度で2
時間撹拌した。混合物を酢酸エチルおよび水の間に分配
した。有機相を水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、
かつ蒸発させた。こうして7−(t−ブチルジメチルシ
リルオキシメチル)−4−メトキシ−3−オキソ−2,
3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン(8
g)が得られた。
【0124】こうして得られた生成物、水(3ml)中
の40%フッ化水素溶液およびアセトニトリル(50m
l)の混合物を周囲温度で1時間撹拌した。混合物を蒸
発させ、かつ残留物を酢酸エチルおよび水の間に分配し
た。有機相を水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、か
つ蒸発させた。残留物を溶離剤として塩化メチレンおよ
びメタノールの49:1混合物を使用してカラムクロマ
トグラフィーにより精製した。こうして所望の出発物質
(3.1g)が得られた。
の40%フッ化水素溶液およびアセトニトリル(50m
l)の混合物を周囲温度で1時間撹拌した。混合物を蒸
発させ、かつ残留物を酢酸エチルおよび水の間に分配し
た。有機相を水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、か
つ蒸発させた。残留物を溶離剤として塩化メチレンおよ
びメタノールの49:1混合物を使用してカラムクロマ
トグラフィーにより精製した。こうして所望の出発物質
(3.1g)が得られた。
【0125】NMRスペクトル 3.35(s,3
H),4.59(s,2H),4.63(s,2H),
6.8−7.2(m,3H)。
H),4.59(s,2H),4.63(s,2H),
6.8−7.2(m,3H)。
【0126】例5 例3に記載と同様の方法を使用して(E)−7−ヒドロ
キシメチルクロマン−4−オンオキシムO−メチルエー
テルをメチル(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシ
テトラヒドロピラン−4−イル)プロプ−2−エノエー
トと反応させ、4−[(E)−メトキシイミノ]クロマ
ン−7−イルメチル(Z)−3−アミノ−3−(4−メ
トキシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ−2−エ
ノエートが収率23%で得られた。融点136〜139
℃。
キシメチルクロマン−4−オンオキシムO−メチルエー
テルをメチル(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシ
テトラヒドロピラン−4−イル)プロプ−2−エノエー
トと反応させ、4−[(E)−メトキシイミノ]クロマ
ン−7−イルメチル(Z)−3−アミノ−3−(4−メ
トキシテトラヒドロピラン−4−イル)プロプ−2−エ
ノエートが収率23%で得られた。融点136〜139
℃。
【0127】NMRスペクトル 1.7−2.0(m,
4H),2.8−2.9(m,2H),3.14(s,
3H),3.65−3.85(m,4H),3.98
(s,3H),4.1−4.25(m,2H),4.7
1(s,1H),5.07(s,2H),6.9−7.
0(m,2H),7.88(d,1H)。
4H),2.8−2.9(m,2H),3.14(s,
3H),3.65−3.85(m,4H),3.98
(s,3H),4.1−4.25(m,2H),4.7
1(s,1H),5.07(s,2H),6.9−7.
0(m,2H),7.88(d,1H)。
【0128】出発物質として使用される(E)−7−ヒ
ドロキシメチルクロマン−4−オンオキシムO−メチル
エーテルは以下のようにして得られた:3−ブロモフェ
ノール(8.6g)および3−クロロプロピオニルクロ
リド(4.8ml)の混合物を撹拌し、かつ45分間で
110℃に加熱した。混合物を80℃に冷却し、かつ塩
化アルミニウム(20g)を少量ずつ加えた。混合物を
更に2時間で90℃に加熱した。混合物を氷および水の
混合物に注ぎ、かつジエチルエーテルで抽出した。有機
相を塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発
させた。残留物を溶離剤として石油エーテルおよび塩化
メチレンの4:1混合物を使用してカラムクロマトグラ
フィーにより精製した。こうして4−ブロモ−2−ヒド
ロキシフェニル−2−クロロエチルケトン(8.2g,
63%)が得られた。
ドロキシメチルクロマン−4−オンオキシムO−メチル
エーテルは以下のようにして得られた:3−ブロモフェ
ノール(8.6g)および3−クロロプロピオニルクロ
リド(4.8ml)の混合物を撹拌し、かつ45分間で
110℃に加熱した。混合物を80℃に冷却し、かつ塩
化アルミニウム(20g)を少量ずつ加えた。混合物を
更に2時間で90℃に加熱した。混合物を氷および水の
混合物に注ぎ、かつジエチルエーテルで抽出した。有機
相を塩水で洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、かつ蒸発
させた。残留物を溶離剤として石油エーテルおよび塩化
メチレンの4:1混合物を使用してカラムクロマトグラ
フィーにより精製した。こうして4−ブロモ−2−ヒド
ロキシフェニル−2−クロロエチルケトン(8.2g,
63%)が得られた。
【0129】こうして得られた生成物および2N水酸化
ナトリウム水溶液(100ml)の混合物を周囲温度で
撹拌した。沈殿物を単離し、かつ溶離剤として石油エー
テルおよび塩化メチレンの4:1混合物を使用してカラ
ムクロマトグラフィーにより精製した。こうして7−ブ
ロモクロマン−4−オンが収率39%で得られた。融点
95〜97℃。
ナトリウム水溶液(100ml)の混合物を周囲温度で
撹拌した。沈殿物を単離し、かつ溶離剤として石油エー
テルおよび塩化メチレンの4:1混合物を使用してカラ
ムクロマトグラフィーにより精製した。こうして7−ブ
ロモクロマン−4−オンが収率39%で得られた。融点
95〜97℃。
【0130】出発物質の製造に関して例2のパラグラフ
に記載と同様の方法を使用して7−ブロモクロマン−4
−オンを順次転化させた:7−ブロモクロマン−4−オ
ンエチレンアセタール、収率64%、7−ホルミルクロ
マン−4−オンエチレンアセタール、収率75%(n−
ブチルリチウムおよびDMF添加を−110℃の反応温
度で実施した)、7−ヒドロキシメチルクロマン−4−
オンエチレンアセタール、収率65%、7−ヒドロキシ
メチルクロマン−4−オン、融点62〜64℃、収率7
8%、(E)−7−ヒドロキシメチルクロマン−4−オ
ンオキシム、融点118〜120℃、収率75%、およ
び(E)−7−ヒドロキシメチルクロマン−4−オンオ
キシムO−メチルエーテル、融点78〜80℃、収率7
8%。
に記載と同様の方法を使用して7−ブロモクロマン−4
−オンを順次転化させた:7−ブロモクロマン−4−オ
ンエチレンアセタール、収率64%、7−ホルミルクロ
マン−4−オンエチレンアセタール、収率75%(n−
ブチルリチウムおよびDMF添加を−110℃の反応温
度で実施した)、7−ヒドロキシメチルクロマン−4−
オンエチレンアセタール、収率65%、7−ヒドロキシ
メチルクロマン−4−オン、融点62〜64℃、収率7
8%、(E)−7−ヒドロキシメチルクロマン−4−オ
ンオキシム、融点118〜120℃、収率75%、およ
び(E)−7−ヒドロキシメチルクロマン−4−オンオ
キシムO−メチルエーテル、融点78〜80℃、収率7
8%。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/54 ABF 7431−4C C07D 265/36 279/16 307/20 311/22 9360−4C 405/12 215 7602−4C // C07D 309/10 9360−4C (72)発明者 トーマ ジェフリー コルリク バール フランス国 ランス ゾーン−アンドゥス トリーユ シデスト (番地なし) (72)発明者 アニー アントワネット クリスティアー ヌ オリヴィエ フランス国 ランス ゾーン−アンドゥス トリーユ シデスト (番地なし)
Claims (11)
- 【請求項1】 式I: 【化1】 [式中、 Arはフェニル、ナフチル、インデニルまたはインダニ
ル、または10員環の2環式の複素環式基であり、該基
は1または2個の窒素ヘテロ原子を有し、および窒素、
酸素および硫黄から選択される別のヘテロ原子を有して
いてもよく、またはArは9員環または10員環の2環
式の複素環式基であり、該基は酸素、硫黄、スルフィニ
ル、スルホニルおよびイミノから選択される1つのヘテ
ロ原子の基を有し、かつArはハロゲノ、ヒドロキシ、
アミノ、シアノ、ホルミル、オキソ、チオキソ、(1〜
4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシ、フルオロ−
(1〜4C)アルキル、ヒドロキシ−(1〜4C)アル
キル、(2〜4C)アルカノイル、(2〜4C)アルカ
ノイルアミノ、N−(1〜4C)アルキル−(2〜4
C)アルカノイルアミノ、ヒドロキシイミノ−(1〜4
C)アルキル、(1〜4C)アルコキシイミノ−(1〜
4C)アルキル、(2〜5C)アルカノイルオキシイミ
ノ−(1〜4)アルキル、シアノ−(1〜4C)アルコ
キシイミノ−(1〜4C)アルキル、ヒドロキシアミノ
−(1〜4C)アルキル、(1〜4C)アルコキシアミ
ノ−(1〜4C)アルキル、N−ヒドロキシウレイド−
(1〜4C)アルキル、N−(1〜4C)アルコキシウ
レイド−(1〜4C)アルキル、N−ヒドロキシ−(2
〜4C)アルカノイルアミノ−(1〜4C)アルキル、
N−(1〜4C)アルコキシ−(2〜4C)アルカノイ
ルアミノ−(1〜4C)アルキル、(1〜6C)アルキ
リデンアミノオキシ−(1〜4C)アルキル、(1〜4
C)アルカンスルホンアミド、N−(1〜4C)アルキ
ル−(1〜4C)アルカンスルホンアミド、N−(1〜
4C)アルキルスルファモイル、N,N−ジ−[(1〜
4C)アルキル]スルファモイル、フェニル、ベンゾイ
ル、ベンジル、N−フェニルスルファモイル、N−(1
〜4C)アルキル−N−フェニルスルファモイル、ヒド
ロキシイミノ、(1〜4C)アルコキシイミノ、(2〜
5C)アルカノイルオキシイミノおよびシアノ−(1〜
4C)アルコキシイミノから選択される4個までの置換
基を有していてもよく、かつ上記フェニル置換基または
フェニル基を有する任意の上記置換基がハロゲノ、(1
〜4C)アルキルおよび(1〜4C)アルコキシから選
択される置換基を有していてもよく、 A1はエステル基の酸素原子に対する直接結合であり、
またはA1は(1〜3C)アルキレンであり、 R4は水素原子または(1〜4C)アルキルであり、 R5は水素原子または(1〜4C)アルキルであり、 R1は(1〜4C)アルキル、(3〜4C)アルケニル
または(3〜4C)アルキニルであり、かつR2および
R3は一緒に式:−A2−X−A3−の基を形成し、該基
はA2およびA3が結合した炭素原子と一緒に5または6
個の環原子を有する環を形成し、上記式中A2およびA3
のそれぞれは無関係に(1〜3C)アルキレンであり、
かつXはオキシ、チオ、スルフィニル、スルホニルまた
はイミノであり、かつ該環はヒドロキシ、(1〜4C)
アルキルおよび(1〜4C)アルコキシから選択される
1または2個の置換基を有していてもよい]で示される
エステル誘導体またはその製薬学的に認容される塩。 - 【請求項2】 式I中、 Arがフェニルであり、該基はt−ブチル、アセトアミ
ド、N−メチルアセトアミド、ヒドロキシイミノメチ
ル、1−ヒドロキシイミノエチル、メトキシイミノエチ
ル、1−メトキシイミノエチル、1−シアノメトキシイ
ミノエチル、メタンスルホンアミド、N−メチルメタン
スルホンアミド、ベンゾイルおよびベンジルから選択さ
れる1つの置換基を有し、かつ上記ベンゾイルまたはベ
ンジル置換基はフルオロおよびクロロから選択される1
つの置換基を有していてもよく、またはArがナフト−
2−イルであり、該基はフルオロ、クロロおよびメチル
から選択される1つの置換基を有していてもよく、また
はArが2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリニル、2
−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニルま
たは3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベ
ンゾオキサジニルであり、これらはフルオロ、クロロ、
メチルおよびエチルから選択される1、2または3個の
置換基を有していてもよく、 A1がメチレンであり、 R4が水素原子であり、 R5が水素原子、メチルまたはエチルであり、 R1がメチル、エチルまたはアリルであり、かつR2およ
びR3が一緒に式:−A2−X−A3−の基を形成し、該
基はA2およびA3が結合した炭素原子と一緒に5または
6個の環原子を有する環を形成し、上記式中A2はメチ
レンまたはエチレンであり、A3はエチレンであり、か
つXがオキシであり、かつ該環がメチルおよびエチルか
ら選択される1または2個の置換基を有していてもよ
い、請求項1記載のエステル誘導体またはその製薬学的
に認容される塩。 - 【請求項3】 式I中、 Arがフェニルであり、該基はt−ブチル、アセトアミ
ド、N−メチルアセトアミド、ヒドロキシイミノメチ
ル、1−ヒドロキシイミノエチル、メトキシイミノエチ
ル、1−メトキシイミノエチル、1−シアノメトキシイ
ミノエチル、メタンスルホンアミド、N−メチルメタン
スルホンアミド、ベンゾイルおよびベンジルから選択さ
れる1つの置換基を有し、かつ上記ベンゾイルまたはベ
ンジル置換基はフルオロおよびクロロから選択される1
つの置換基を有していてもよく、またはArがナフト−
2−イルであり、該基はフルオロ、クロロおよびメチル
から選択される1つの置換基を有していてもよく、また
はArが2−オキソ−1,2−ジヒドロキノリニル、2
−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニルま
たは3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベ
ンゾオキサジニルであり、これらはフルオロ、クロロ、
メチルおよびエチルから選択される1、2または3個の
置換基を有していてもよく、またはArが4−ヒドロキ
シイミノクロマン−7−イル、4−メトキシイミノクロ
マン−7−イル、4−アセトキシイミノクロマン−7−
イルまたは4−シアノメトキシイミノクロマン−7−イ
ルであり、 A1がメチレンであり、 R4が水素原子であり、 R5が水素原子、メチルまたはエチルであり、 R1がメチル、エチルまたはアリルであり、かつR2およ
びR3が一緒に式:−A2−X−A3−の基を形成し、該
基はA2およびA3が結合した炭素原子と一緒に5または
6個の環原子を有する環を形成し、上記式中A2はメチ
レンまたはエチレンであり、A3はエチレンであり、か
つXがオキシであり、かつ該環がメチルおよびエチルか
ら選択される1または2個の置換基を有していてもよ
い、請求項1記載のエステル誘導体またはその製薬学的
に認容される塩。 - 【請求項4】 式I中、 Arがナフト−2−イル、4−[(E)−1−ヒドロキ
シイミノエチル]フェニル、4−[(E)−1−メトキ
シイミノエチル]フェニル、4−[(E)−1−シアノ
メトキシイミノエチル]フェニル、1−メチル−2−オ
キソ−1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−メチ
ル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベ
ンゾオキサジン−7−イル、4−[(E)−ヒドロキシ
イミノ]クロマン−7−イル、4−[(E)−メトキシ
イミノ]クロマン−7−イル、4−[(E)−アセトキ
シイミノ]クロマン−7−イルまたは4−[(E)−シ
アノメトキシイミノ]クロマン−7−イルであり、 A1がメチレンであり、 R4が水素原子であり、 R5が水素原子であり、 R1がメチル、エチルまたはアリルであり、かつR2およ
びR3が一緒に式:−A2−X−A3−の基を形成し、該
基はA2およびA3が結合した炭素原子と一緒に6個の環
原子を有する環を形成し、上記式中A2およびA3のそれ
ぞれはエチレンであり、かつXがオキシであり、かつ該
環が1または2個のメチル置換基を有していてもよい、
請求項1記載のエステル誘導体またはその製薬学的に認
容される塩。 - 【請求項5】 式I中、 Arがナフト−2−イル、4−[(E)−1−メトキシ
イミノエチル]フェニル、1−メチル−2−オキソ−
1,2−ジヒドロキノリン−6−イル、4−メチル−3
−オキソ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオ
キサジン−7−イルまたは4−[(E)−メトキシイミ
ノ]クロマン−7−イルであり、 A1がメチレンであり、 R4が水素原子であり、 R5が水素原子であり、 R1がメチルであり、かつR2およびR3が一緒に式:−
A2−X−A3−の基を形成し、該基はA2およびA3が結
合した炭素原子と一緒に6個の環原子を有する環を形成
し、上記式中A2およびA3のそれぞれはエチレンであ
り、かつXがオキシであり、かつ該環がXに対するα位
にメチル置換基を有していてもよい、請求項1記載のエ
ステル誘導体またはその製薬学的に認容される塩。 - 【請求項6】 ナフト−2−イルメチル(Z)−3−ア
ミノ−3−(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イ
ル)−プロプ−2−エノエートおよび4−[(E)−1
−メトキシイミノエチル]ベンジル(Z)−3−アミノ
−3−(4−メトキシテトラヒドロピラン−4−イル)
プロプ−2−エノエートから選択される、式Iのエステ
ル誘導体またはその製薬学的に認容される塩。 - 【請求項7】 4−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−7−イルメチ
ル(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒド
ロピラン−4−イル)プロプ−2−エノエートおよび4
−[(E)−メトキシイミノ]−クロマン−7−イルメ
チル(Z)−3−アミノ−3−(4−メトキシテトラヒ
ドロピラン−4−イル)プロプ−2−エノエートから選
択される、式Iのエステル誘導体またはその製薬学的に
認容される塩。 - 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか1項記載
の式Iのエステル誘導体またはその製薬学的に認容され
る塩を製造する方法において、Rが(1〜4C)アルキ
ル基である式II: 【化2】 のエステルを式:Ar−A1−OHのアルコールでエス
テル交換し、かつ式Iの化合物の製薬学的に認容される
塩が所望であれば、前記化合物を通常の方法を使用して
適当な酸または塩基と反応させることにより該塩を得る
ことができ、および式Iの化合物の光学的活性の形が所
望であれば、光学的活性の出発物質を使用して前記方法
の1つを実施することにより、または通常の方法を使用
して前記化合物のラセミ体を分解することにより光学的
活性の形を得ることができることを特徴とする、式Iの
エステル誘導体またはその製薬学的に認容される塩を製
造する方法。 - 【請求項9】 請求項1から7までのいずれか1項記載
の式Iのエステル誘導体またはその製薬学的に認容され
る塩を製造する方法において、R4およびR5がそれぞれ
水素原子である式Iの化合物を製造するために、式II
I: 【化3】 の化合物をZが離脱可能の基である式:Ar−A1−O
・CO−CH2−Zの化合物とカップリングし、かつ式
Iの化合物の製薬学的に認容される塩が所望であれば、
前記化合物を通常の方法を使用して適当な酸または塩基
と反応させることにより該塩を得ることができ、および
式Iの化合物の光学的活性の形が所望であれば、光学的
活性の出発物質を使用して前記方法の1つを実施するこ
とにより、または通常の方法を使用して前記化合物のラ
セミ体を分解することにより光学的活性の形を得ること
ができることを特徴とする、式Iのエステル誘導体また
はその製薬学的に認容される塩を製造する方法。 - 【請求項10】 請求項1から7までのいずれか1項記
載の式Iのエステル誘導体またはその製薬学的に認容さ
れる塩を製造する方法において、Xがスルフィニルまた
はスルホニル基である式Iの化合物を製造するために、
Xがチオ基である式Iの化合物を酸化し、かつ式Iの化
合物の製薬学的に認容される塩が所望であれば、前記化
合物を通常の方法を使用して適当な酸または塩基と反応
させることにより該塩を得ることができ、および式Iの
化合物の光学的活性の形が所望であれば、光学的活性の
出発物質を使用して前記方法の1つを実施することによ
り、または従来の方法を使用して前記化合物のラセミ体
を分解することにより光学的活性の形を得ることができ
ることを特徴とする、式Iのエステル誘導体またはその
製薬学的に認容される塩を製造する方法。 - 【請求項11】 製薬学的に認容される希釈剤または担
持物質と結合した、請求項1から7までのいずれか1項
記載の、式Iのエステル誘導体またはその製薬学的に認
容される塩からなるロイコトリエンを媒介する疾患また
は医学的症状に使用するための製薬学的組成物。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP92402035 | 1992-07-15 | ||
| FR92402035.7 | 1993-03-16 | ||
| FR93400672.7 | 1993-03-16 | ||
| EP93400672 | 1993-03-16 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06227976A true JPH06227976A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=26132393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17283793A Pending JPH06227976A (ja) | 1992-07-15 | 1993-07-13 | エステル誘導体、その製造方法およびロイコトリエン媒介疾患または医学的症状に使用するための製薬学的組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06227976A (ja) |
| CA (1) | CA2099819A1 (ja) |
-
1993
- 1993-07-05 CA CA 2099819 patent/CA2099819A1/en not_active Abandoned
- 1993-07-13 JP JP17283793A patent/JPH06227976A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2099819A1 (en) | 1994-01-16 |
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