JPH06225279A - 符号化方法、復号化方法、符号化装置及び復号化装置 - Google Patents
符号化方法、復号化方法、符号化装置及び復号化装置Info
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- JPH06225279A JPH06225279A JP25784093A JP25784093A JPH06225279A JP H06225279 A JPH06225279 A JP H06225279A JP 25784093 A JP25784093 A JP 25784093A JP 25784093 A JP25784093 A JP 25784093A JP H06225279 A JPH06225279 A JP H06225279A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、符号化方法、復号化方法、符号化装
置及び復号化装置において、従来に比して効率良く量子
化データを可変長符号化できる符号化方法及び復号化方
法を実現し、かつこれを可変長復号化できる復号化方法
及び復号化装置を実現する。 【構成】複数用意された可変長符号化テーブル23C及
び23Dのうち符号化効率に基づいて選択された可変長
符号化テーブル23C又は23Dを用いて入力データを
可変長符号化する。これにより可変長符号化テーブルを
1つに固定する場合に比して可変長符号化効率を一段と
向上させることができる。この結果、可変長符号化テー
ブルを1つに固定するときと同じ量の情報量を発生させ
る場合には一段と小さい量子化サイズで量子化された量
子化データを処理対象とすることができ、符号化データ
として伝送される情報の品質を一段と高めることができ
る。
置及び復号化装置において、従来に比して効率良く量子
化データを可変長符号化できる符号化方法及び復号化方
法を実現し、かつこれを可変長復号化できる復号化方法
及び復号化装置を実現する。 【構成】複数用意された可変長符号化テーブル23C及
び23Dのうち符号化効率に基づいて選択された可変長
符号化テーブル23C又は23Dを用いて入力データを
可変長符号化する。これにより可変長符号化テーブルを
1つに固定する場合に比して可変長符号化効率を一段と
向上させることができる。この結果、可変長符号化テー
ブルを1つに固定するときと同じ量の情報量を発生させ
る場合には一段と小さい量子化サイズで量子化された量
子化データを処理対象とすることができ、符号化データ
として伝送される情報の品質を一段と高めることができ
る。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図18〜図21) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1、図12、図14、図
15及び図17) 作用 実施例(図1〜図17) (1)第1の実施例(図1〜図13) (1−1)エンコーダの構成(図1及び図2) (1−2)ハイブリツドコーダの構成(図3) (1−3)可変長符号化テーブル(図4〜図11) (1−4)デコーダの構成(図12) (1−5)ハイブリツドデコーダの構成(図13) (1−6)符号化処理及び復号化処理 (2)第2の実施例(図14〜図17) (2−1)エンコーダの構成(図14〜図16) (2−2)デコーダの構成(図17) (2−3)符号化処理及び復号化処理 (3)他の実施例 発明の効果
15及び図17) 作用 実施例(図1〜図17) (1)第1の実施例(図1〜図13) (1−1)エンコーダの構成(図1及び図2) (1−2)ハイブリツドコーダの構成(図3) (1−3)可変長符号化テーブル(図4〜図11) (1−4)デコーダの構成(図12) (1−5)ハイブリツドデコーダの構成(図13) (1−6)符号化処理及び復号化処理 (2)第2の実施例(図14〜図17) (2−1)エンコーダの構成(図14〜図16) (2−2)デコーダの構成(図17) (2−3)符号化処理及び復号化処理 (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は符号化方法及び符号化装
置並びに復号化方法及び復号化装置に関し、例えば直交
変換された画像信号の可変長符号化方法及び可変長符号
化装置や可変長復号化方法及び可変長復号化装置に適用
して好適なものである。
置並びに復号化方法及び復号化装置に関し、例えば直交
変換された画像信号の可変長符号化方法及び可変長符号
化装置や可変長復号化方法及び可変長復号化装置に適用
して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、例えばテレビ会議システムやテレ
ビ電話システムのように動画映像でなる映像信号を遠隔
地に伝送するいわゆる映像信号伝送システムの構築が進
められている。この映像信号伝送システムにおいては、
伝送路を効率良く利用するため映信号のライン相関やフ
レーム間相関を利用して映像信号を符号化し、これによ
り有意情報の伝送効率を高めるようになされている。
ビ電話システムのように動画映像でなる映像信号を遠隔
地に伝送するいわゆる映像信号伝送システムの構築が進
められている。この映像信号伝送システムにおいては、
伝送路を効率良く利用するため映信号のライン相関やフ
レーム間相関を利用して映像信号を符号化し、これによ
り有意情報の伝送効率を高めるようになされている。
【0004】例えばフレーム内符号化処理は映像信号の
ライン相関を利用するもので、図18に示すように、動
画を構成する各時点t=t1 、t2 、t3 ……の各画像
PC1、PC2、PC3……を伝送する際、伝送処理す
べき画像データを同一走査線内で一次元符号化して伝送
するものである。
ライン相関を利用するもので、図18に示すように、動
画を構成する各時点t=t1 、t2 、t3 ……の各画像
PC1、PC2、PC3……を伝送する際、伝送処理す
べき画像データを同一走査線内で一次元符号化して伝送
するものである。
【0005】またフレーム間符号化処理は映像信号のフ
レーム間相関を利用して順次隣合う画像PC1及びPC
2、PC2及びPC3……間の画素データの差分でなる
画像データPC12、PC23……を求めることにより
圧縮率を向上させるものである。
レーム間相関を利用して順次隣合う画像PC1及びPC
2、PC2及びPC3……間の画素データの差分でなる
画像データPC12、PC23……を求めることにより
圧縮率を向上させるものである。
【0006】これにより映像信号伝送システムは画像P
C1、PC2、PC3……の全ての画像データを伝送す
る場合と比較して格段的に少ないデータ量のデイジタル
データに高能率符号化して伝送路に送出し得るようにな
されている。
C1、PC2、PC3……の全ての画像データを伝送す
る場合と比較して格段的に少ないデータ量のデイジタル
データに高能率符号化して伝送路に送出し得るようにな
されている。
【0007】次に図19に画像シーケンスがどのように
フレーム内符号化又はフレーム間符号化され、フレーム
内予測されたフレーム、前向きフレーム間予測されたフ
レーム、又は前向き/後向き/両方向フレーム間予測さ
れたフレームの3種類のフレームタイプ(マクロブロツ
ク)に変換されるかを示す。この図19は、15枚のフ
レーム周期(フレームF0〜フレームF14)を符号化
の1単位としている。
フレーム内符号化又はフレーム間符号化され、フレーム
内予測されたフレーム、前向きフレーム間予測されたフ
レーム、又は前向き/後向き/両方向フレーム間予測さ
れたフレームの3種類のフレームタイプ(マクロブロツ
ク)に変換されるかを示す。この図19は、15枚のフ
レーム周期(フレームF0〜フレームF14)を符号化
の1単位としている。
【0008】この例の場合、フレームF2はフレーム内
符号化されており、イントラピクチヤ(Intra Picture
)と呼ばれる。またフレームF5、F8、F11、F
14は、それぞれ各フレームの前方向に位置するフレー
ムF2、F5、F8、F11からのみ予測されてフレー
ム間符号化されており、プレデイクトピクチヤ(Predic
ted Picture )と呼ばれる。
符号化されており、イントラピクチヤ(Intra Picture
)と呼ばれる。またフレームF5、F8、F11、F
14は、それぞれ各フレームの前方向に位置するフレー
ムF2、F5、F8、F11からのみ予測されてフレー
ム間符号化されており、プレデイクトピクチヤ(Predic
ted Picture )と呼ばれる。
【0009】残るフレームF0、F1、F3、F4、F
6、F7、F9、F10、F12、F13はそれぞれ各
フレームの前方向に位置するフレーム又は後方向に位置
するフレーム又は両方向に位置するフレームから予測さ
れてフレーム間符号化され、バイデイレクシヨナルピク
チヤ(Bidirectional Picture )と呼ばれる。
6、F7、F9、F10、F12、F13はそれぞれ各
フレームの前方向に位置するフレーム又は後方向に位置
するフレーム又は両方向に位置するフレームから予測さ
れてフレーム間符号化され、バイデイレクシヨナルピク
チヤ(Bidirectional Picture )と呼ばれる。
【0010】これら映像信号伝送システムの一例を図2
0に示す。映像信号伝送システム1はデータの送り側で
ある符号化装置1Aと符号化されたデータの受信側であ
る復号化装置1Bによつて構成される。
0に示す。映像信号伝送システム1はデータの送り側で
ある符号化装置1Aと符号化されたデータの受信側であ
る復号化装置1Bによつて構成される。
【0011】このうち符号化装置1Aは、入力映像信号
VDを前処理回路2を介して輝度信号SY及び色差信号
SCに変換した後、アナログディジタル変換回路3及び
4によつて8ビツトのデイジタル輝度信号DY及び色差
信号DCに変換する。続いて符号化装置1Aは、デイジ
タル輝度信号DY及びデイジタル色差信号DCをフレー
ムメモリ5の輝度信号フレームメモリ5A及び色差信号
フレームメモリ5Bにそれぞれ書き込んだ後、フオーマ
ツト変換回路6において画像データをフレームフオーマ
ツトからブロツクフオーマツトに変換する。
VDを前処理回路2を介して輝度信号SY及び色差信号
SCに変換した後、アナログディジタル変換回路3及び
4によつて8ビツトのデイジタル輝度信号DY及び色差
信号DCに変換する。続いて符号化装置1Aは、デイジ
タル輝度信号DY及びデイジタル色差信号DCをフレー
ムメモリ5の輝度信号フレームメモリ5A及び色差信号
フレームメモリ5Bにそれぞれ書き込んだ後、フオーマ
ツト変換回路6において画像データをフレームフオーマ
ツトからブロツクフオーマツトに変換する。
【0012】符号化装置1Aは、ブロツクフオーマツト
に変換された画像データをエンコーダ7に入力し、この
画像データを高能率符号化してビツトストリームを生成
し、通信路や記録メデイア8を介して復号化装置1Bへ
伝送する。ここでエンコーダ7は、フレーム内又はフレ
ーム間(前向き、後向き又は両方向予測)符号化された
画像データをデイスクリートコサイン変換した後量子化
するハイブリツドコーダ7Aと量子化されたデータを可
変長符号化して出力する可変長符号化器7Bとによつて
形成されている。
に変換された画像データをエンコーダ7に入力し、この
画像データを高能率符号化してビツトストリームを生成
し、通信路や記録メデイア8を介して復号化装置1Bへ
伝送する。ここでエンコーダ7は、フレーム内又はフレ
ーム間(前向き、後向き又は両方向予測)符号化された
画像データをデイスクリートコサイン変換した後量子化
するハイブリツドコーダ7Aと量子化されたデータを可
変長符号化して出力する可変長符号化器7Bとによつて
形成されている。
【0013】一方、復号化装置1Bは、符号化装置1A
と逆の手順によつて記録メデイア8から取り込んだビツ
トストリームを復号する。すなわち復号化装置1Bは、
デコーダ9によつて高能率符号化されたビツトストリー
ムを逆変換して復元し、フオーマツト変換回路10にお
いてブロツクフオーマツトからフレームフオーマツトに
変換する。
と逆の手順によつて記録メデイア8から取り込んだビツ
トストリームを復号する。すなわち復号化装置1Bは、
デコーダ9によつて高能率符号化されたビツトストリー
ムを逆変換して復元し、フオーマツト変換回路10にお
いてブロツクフオーマツトからフレームフオーマツトに
変換する。
【0014】続いて復号化装置1Bは、フレームフオー
マツトに変換されたデイジタル輝度信号DY及びデイジ
タル色差信号DCをそれぞれ輝度信号フレームメモリ1
1A及び色差信号フレームメモリ11Bに書き込む。か
かる後、復号化装置1Bは、デイジタルアナログ変換回
路12及び13を介してアナログ信号SY及びSCに変
換し、これを後処理回路14に入力することにより出力
画像を得、出力映像信号VOとして出力する。
マツトに変換されたデイジタル輝度信号DY及びデイジ
タル色差信号DCをそれぞれ輝度信号フレームメモリ1
1A及び色差信号フレームメモリ11Bに書き込む。か
かる後、復号化装置1Bは、デイジタルアナログ変換回
路12及び13を介してアナログ信号SY及びSCに変
換し、これを後処理回路14に入力することにより出力
画像を得、出力映像信号VOとして出力する。
【0015】これら一連の処理によつて映像信号伝送シ
ステム1はデータの送受信を実現するようになされてい
る。因に映像信号伝送システム1は図20に示す単位で
一枚のフレーム画像データを処理する。まず図21
(A)に示すように一枚のフレーム画像データをN個の
スライスに分割する。各スライスは図21(B)に示す
ようにM個のマクロブロツクを含み、各マクロブロツク
は図21(C)に示すように8×8画素分の輝度信号デ
ータY1 〜Y4 とこれら全画素データに対応する色差信
号データCb 及びCr を含んでなる。
ステム1はデータの送受信を実現するようになされてい
る。因に映像信号伝送システム1は図20に示す単位で
一枚のフレーム画像データを処理する。まず図21
(A)に示すように一枚のフレーム画像データをN個の
スライスに分割する。各スライスは図21(B)に示す
ようにM個のマクロブロツクを含み、各マクロブロツク
は図21(C)に示すように8×8画素分の輝度信号デ
ータY1 〜Y4 とこれら全画素データに対応する色差信
号データCb 及びCr を含んでなる。
【0016】このとき各スライス内の画像データの配列
はマクロブロツク単位で画像データが連続するようにな
されており、このマクロブロツク内ではラスタ走査の順
で微小ブロツク単位で画像データが連続するようになさ
れている。またマクロブロツクは輝度信号については水
平走査方向及び垂直走査方向に連続する16×16画素の画
像データ(Y1 〜Y4 )を1つの単位とするのに対し、
これら16×16画素の画像データ(Y1 〜Y4 )に対応す
る2つの色差信号についてはデータ量が低減処理された
後時間軸多重化処理されることにより16×16画素分のデ
ータが割り当てられた1つの微小ブロツクCr 、Cb を
単位とする。
はマクロブロツク単位で画像データが連続するようにな
されており、このマクロブロツク内ではラスタ走査の順
で微小ブロツク単位で画像データが連続するようになさ
れている。またマクロブロツクは輝度信号については水
平走査方向及び垂直走査方向に連続する16×16画素の画
像データ(Y1 〜Y4 )を1つの単位とするのに対し、
これら16×16画素の画像データ(Y1 〜Y4 )に対応す
る2つの色差信号についてはデータ量が低減処理された
後時間軸多重化処理されることにより16×16画素分のデ
ータが割り当てられた1つの微小ブロツクCr 、Cb を
単位とする。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで符号化装置1
Aの場合、画像データを高能率符号化するエンコーダ7
の可変長符号化(VLC:variable length coding)器
7Bは、処理画の種類によらず、量子化データを可変長
符号化処理するのに使用する変換テーブル(以下VLC
テーブルという)として1種類しか用意していない。例
えばMPEG1(Moving Picture Experts Group1)に
準拠するエンコーダ7の場合、このVLCテーブルはフ
レーム間符号化によつて生成された量子化データを元に
構成されている。
Aの場合、画像データを高能率符号化するエンコーダ7
の可変長符号化(VLC:variable length coding)器
7Bは、処理画の種類によらず、量子化データを可変長
符号化処理するのに使用する変換テーブル(以下VLC
テーブルという)として1種類しか用意していない。例
えばMPEG1(Moving Picture Experts Group1)に
準拠するエンコーダ7の場合、このVLCテーブルはフ
レーム間符号化によつて生成された量子化データを元に
構成されている。
【0018】ところがフレーム間符号化によつて生成さ
れた量子化データとフレーム内符号化によつて生成され
た量子化データとを比較すると必ずしも同じ頻度分布を
とらない。すなわちフレーム内符号化によつて生成され
た量子化データをマクロブロツクとして見るとき、量子
化データの中にフレーム間符号化によつて生成された量
子化データと非常に性質が似ているものもあるものの全
体的な性質(又は傾向)にはかなりの差が認められる。
従つてフレーム間符号化処理に対応して用意されたVL
Cテーブルをフレーム内符号化によつて生成された量子
化データの処理に単純に適用するだけでは十分な符号化
効率を望むことができないことが予想される。
れた量子化データとフレーム内符号化によつて生成され
た量子化データとを比較すると必ずしも同じ頻度分布を
とらない。すなわちフレーム内符号化によつて生成され
た量子化データをマクロブロツクとして見るとき、量子
化データの中にフレーム間符号化によつて生成された量
子化データと非常に性質が似ているものもあるものの全
体的な性質(又は傾向)にはかなりの差が認められる。
従つてフレーム間符号化処理に対応して用意されたVL
Cテーブルをフレーム内符号化によつて生成された量子
化データの処理に単純に適用するだけでは十分な符号化
効率を望むことができないことが予想される。
【0019】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比して符号化効率の高い符号化方法及びその
符号化装置を提案すると共に、このように符号化された
符号化データを復号化する復号化方法及びその復号化装
置を提案しようとするものである。
で、従来に比して符号化効率の高い符号化方法及びその
符号化装置を提案すると共に、このように符号化された
符号化データを復号化する復号化方法及びその復号化装
置を提案しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、量子化された入力データを所定ブ
ロツク単位で(例えばマクロブロツク単位で)可変長符
号化する符号化方法において、複数用意された可変長符
号化テーブル23C及び23Dのうち符号化効率に基づ
いて選択された可変長符号化テーブル23C又は23D
を用いて入力データを可変長符号化する。
め本発明においては、量子化された入力データを所定ブ
ロツク単位で(例えばマクロブロツク単位で)可変長符
号化する符号化方法において、複数用意された可変長符
号化テーブル23C及び23Dのうち符号化効率に基づ
いて選択された可変長符号化テーブル23C又は23D
を用いて入力データを可変長符号化する。
【0021】また本発明においては、量子化された入力
データを所定ブロツク単位で(例えばマクロブロツク単
位で)可変長符号化する符号化装置において、符号長の
割当がそれぞれ異なる複数の可変長符号化テーブル23
C及び23Dと、符号化効率に基づいて入力データの可
変長符号化処理に用いる可変長符号化テーブルの切換を
指示する符号化情報発生手段22と、符号化情報発生手
段22から出力される符号化情報によつて選択された可
変長符号化テーブル23C又は23Dを用いて入力デー
タを可変長符号化する符号手段23A、23Bとを設け
るようにする。
データを所定ブロツク単位で(例えばマクロブロツク単
位で)可変長符号化する符号化装置において、符号長の
割当がそれぞれ異なる複数の可変長符号化テーブル23
C及び23Dと、符号化効率に基づいて入力データの可
変長符号化処理に用いる可変長符号化テーブルの切換を
指示する符号化情報発生手段22と、符号化情報発生手
段22から出力される符号化情報によつて選択された可
変長符号化テーブル23C又は23Dを用いて入力デー
タを可変長符号化する符号手段23A、23Bとを設け
るようにする。
【0022】さらに本発明においては、記録媒体又は伝
送路を介して入力された符号化データを所定ブロツク単
位で(例えばマクロブロツク単位で)可変長復号化する
復号化方法において、符号化データの符号化時に用いら
れた可変長符号化テーブル23C又は23Dと同じ可変
長符号化テーブルを複数用意された可変長符号化テーブ
32C及び32Dルの中から選択し、当該可変長符号化
テーブル32C又は32Dを用いて符号化データを可変
長復号化する。
送路を介して入力された符号化データを所定ブロツク単
位で(例えばマクロブロツク単位で)可変長復号化する
復号化方法において、符号化データの符号化時に用いら
れた可変長符号化テーブル23C又は23Dと同じ可変
長符号化テーブルを複数用意された可変長符号化テーブ
32C及び32Dルの中から選択し、当該可変長符号化
テーブル32C又は32Dを用いて符号化データを可変
長復号化する。
【0023】さらに本発明においては、記録媒体又は伝
送路を介して入力された符号化データを所定ブロツク単
位で(例えばマクロブロツク単位で)可変長復号化する
復号化装置において、符号長の割当がそれぞれ異なる複
数の可変長符号化テーブル32C及び32Dと、符号化
データの中から抜き出された符号化情報に基づいて当該
符号化データの符号化時に用いられた可変長符号化テー
ブル23C又は23Dと同じ可変長符号化テーブルを複
数の可変長符号化テーブル32C及び32Dの中から選
択する切換手段32Bと、切換手段32Bによつて選択
された可変長符号化テーブル32C又は32Dを用いて
符号化データを可変長復号化する復号手段32Aとを設
けるようにする。
送路を介して入力された符号化データを所定ブロツク単
位で(例えばマクロブロツク単位で)可変長復号化する
復号化装置において、符号長の割当がそれぞれ異なる複
数の可変長符号化テーブル32C及び32Dと、符号化
データの中から抜き出された符号化情報に基づいて当該
符号化データの符号化時に用いられた可変長符号化テー
ブル23C又は23Dと同じ可変長符号化テーブルを複
数の可変長符号化テーブル32C及び32Dの中から選
択する切換手段32Bと、切換手段32Bによつて選択
された可変長符号化テーブル32C又は32Dを用いて
符号化データを可変長復号化する復号手段32Aとを設
けるようにする。
【0024】
【作用】複数用意された可変長符号化テーブル23C及
び23Dのうち符号化効率に基づいて選択された可変長
符号化テーブル23C又は23Dを用いて入力データを
可変長符号化することにより可変長符号化テーブルを1
つに固定する場合に比して可変長符号化効率を一段と向
上させることができる。これにより可変長符号化テーブ
ルを1つに固定するときと同じ量の情報量を発生させる
場合には一段と小さい量子化サイズで量子化された量子
化データを処理対象とすることができ、符号化データと
して伝送される情報の品質を一段と高めることができ
る。
び23Dのうち符号化効率に基づいて選択された可変長
符号化テーブル23C又は23Dを用いて入力データを
可変長符号化することにより可変長符号化テーブルを1
つに固定する場合に比して可変長符号化効率を一段と向
上させることができる。これにより可変長符号化テーブ
ルを1つに固定するときと同じ量の情報量を発生させる
場合には一段と小さい量子化サイズで量子化された量子
化データを処理対象とすることができ、符号化データと
して伝送される情報の品質を一段と高めることができ
る。
【0025】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0026】(1)第1の実施例 (1−1)エンコーダの構成 図1において20は全体として動画像符号化装置を構成
するエンコーダを示し、符号化効率を高めるため符号化
方式に対応した2種類の可変長符号化テーブルを用いる
ことを特徴とする。フレームメモリ21は入力された画
像信号S0を順に取り込み、現在処理対象となる画像デ
ータS1をマクロブロツク単位でハイブリツドコーダ2
2に供給する。
するエンコーダを示し、符号化効率を高めるため符号化
方式に対応した2種類の可変長符号化テーブルを用いる
ことを特徴とする。フレームメモリ21は入力された画
像信号S0を順に取り込み、現在処理対象となる画像デ
ータS1をマクロブロツク単位でハイブリツドコーダ2
2に供給する。
【0027】ハイブリツドコーダ22は画像データS1
を動き補償予測符号化した後、デイスクリートコサイン
変換(DCT:discrete cosine transform )符号化す
ることにより画像データS1をハイブリツド符号化す
る。ハイブリツドコーダ22はハイブリツド符号化によ
つて得られる処理結果のうち画像情報を量子化信号S2
とし、制御情報を画像符号化制御信号S3として可変長
符号化(VLC)器23に与える。
を動き補償予測符号化した後、デイスクリートコサイン
変換(DCT:discrete cosine transform )符号化す
ることにより画像データS1をハイブリツド符号化す
る。ハイブリツドコーダ22はハイブリツド符号化によ
つて得られる処理結果のうち画像情報を量子化信号S2
とし、制御情報を画像符号化制御信号S3として可変長
符号化(VLC)器23に与える。
【0028】VLC器23は量子化信号S2をVLC回
路23に入力し、また画像符号化制御信号S3をVLC
回路23A及びテーブル切換器23Bに入力する。因に
量子化信号S2はマクロブロツク層における動き補償予
測誤差信号であるDCT係数及びランレングス情報によ
つて構成され、画像符号化制御信号S3は動きベクト
ル、マクロブロツクタイプ(動き補償モード、DCT係
数の有無)、DCTモード等の制御情報によつて構成さ
れる。
路23に入力し、また画像符号化制御信号S3をVLC
回路23A及びテーブル切換器23Bに入力する。因に
量子化信号S2はマクロブロツク層における動き補償予
測誤差信号であるDCT係数及びランレングス情報によ
つて構成され、画像符号化制御信号S3は動きベクト
ル、マクロブロツクタイプ(動き補償モード、DCT係
数の有無)、DCTモード等の制御情報によつて構成さ
れる。
【0029】VLC回路23Aは量子化信号S2として
入力されたDCT係数を2つの変換テーブル(すなわち
フレーム内符号化用VLCテーブル23Cとフレーム間
符号化用VLCテーブル23D)に基づいて可変長符号
化する。VCL回路23Aにおける2つの変換テーブル
の切替処理には画像符号化制御信号S3として入力され
る動き補償モード信号が用いられ、この際の切替え処理
を図2を用いて説明する。
入力されたDCT係数を2つの変換テーブル(すなわち
フレーム内符号化用VLCテーブル23Cとフレーム間
符号化用VLCテーブル23D)に基づいて可変長符号
化する。VCL回路23Aにおける2つの変換テーブル
の切替処理には画像符号化制御信号S3として入力され
る動き補償モード信号が用いられ、この際の切替え処理
を図2を用いて説明する。
【0030】まずVLC回路23Aは処理ルーチンRT
0より当該処理を開始する。VLC回路23Aはステツ
プSP1においてDCT係数及びランレングス情報をハ
イブリツドコーダ22から入力すると、続くステツプS
P2において処理対象である画像データがフレーム内符
号化モードであるか否かを判定する。
0より当該処理を開始する。VLC回路23Aはステツ
プSP1においてDCT係数及びランレングス情報をハ
イブリツドコーダ22から入力すると、続くステツプS
P2において処理対象である画像データがフレーム内符
号化モードであるか否かを判定する。
【0031】肯定結果が得られる場合、VLC回路23
AはステツプSP3に移つてフレーム内符号化用VLC
テーブル23Cを参照して対応する可変長符号化データ
を得るのに対し、否定結果が得られる場合、VLC回路
23BはステツプSP4に移つてフレーム間符号化用V
LCテーブル23Dを参照して対応する可変長符号化デ
ータを得る。
AはステツプSP3に移つてフレーム内符号化用VLC
テーブル23Cを参照して対応する可変長符号化データ
を得るのに対し、否定結果が得られる場合、VLC回路
23BはステツプSP4に移つてフレーム間符号化用V
LCテーブル23Dを参照して対応する可変長符号化デ
ータを得る。
【0032】次にVLC回路23Aは各テーブルを参照
することにより得られた可変長符号化データを可変長符
号化データを送信用のバツフアメモリ24に転送し(ス
テツプSP5)、全ての処理を終了する(ステツプSP
6)。これによりVLC回路23は量子化データを量子
化スケール、マクロブロツク(動き補償モード)と共に
可変長符号化処理し、伝送データとして送信バツフアメ
モリ24に供給する。
することにより得られた可変長符号化データを可変長符
号化データを送信用のバツフアメモリ24に転送し(ス
テツプSP5)、全ての処理を終了する(ステツプSP
6)。これによりVLC回路23は量子化データを量子
化スケール、マクロブロツク(動き補償モード)と共に
可変長符号化処理し、伝送データとして送信バツフアメ
モリ24に供給する。
【0033】バツフアメモリ24はこのように可変長符
号化された可変長符号化データを一旦格納した後、一定
伝送レートのビツトストリームとして出力する。このと
きバツフアメモリ24はメモリに残留している残留デー
タ量に応じてマクロブロツク単位の量子化制御信号を量
子化回路にフイードバツクして量子化スケールを制御す
る。これによりバツフアメモリ24はビツトストリーム
として発生されるデータ量を調整し、メモリ内のデータ
量を適正な残量(オーバーフロー又はアンダーフローを
生じさせないようなデータ量)に維持する。
号化された可変長符号化データを一旦格納した後、一定
伝送レートのビツトストリームとして出力する。このと
きバツフアメモリ24はメモリに残留している残留デー
タ量に応じてマクロブロツク単位の量子化制御信号を量
子化回路にフイードバツクして量子化スケールを制御す
る。これによりバツフアメモリ24はビツトストリーム
として発生されるデータ量を調整し、メモリ内のデータ
量を適正な残量(オーバーフロー又はアンダーフローを
生じさせないようなデータ量)に維持する。
【0034】すなわちデータ残量が許容上限にまで増量
すると、バツフアメモリ24は量子化制御信号によつて
量子化回路の量子化スケールを大きくすることにより量
子化データのデータ量を低下させる。これに対してデー
タ残量が許容下限値まで減量すると、バツフアメモリ2
4は量子化制御信号によつて量子化回路の量子化スケー
ルを小さくすることにより量子化データのデータ量を増
大させるようになされている。
すると、バツフアメモリ24は量子化制御信号によつて
量子化回路の量子化スケールを大きくすることにより量
子化データのデータ量を低下させる。これに対してデー
タ残量が許容下限値まで減量すると、バツフアメモリ2
4は量子化制御信号によつて量子化回路の量子化スケー
ルを小さくすることにより量子化データのデータ量を増
大させるようになされている。
【0035】(1−2)ハイブリツドコーダの構成 ここではハイブリツドコーダ22における信号処理を図
3を用いて説明する。ハイブリツドコーダ22はフレー
ムメモリ21を介して取り込まれたブロツクフオーマツ
トの画像を動きベクトル検出回路22Aに供給し、動き
ベクトルの検出する。動きベクトル検出回路22Aはす
でに図19で説明したように非補間フレーム(すなわち
フレーム内予測フレーム)を予測画像とし、検出された
動きベクトルを用いて補間画像を生成するようになされ
ている。
3を用いて説明する。ハイブリツドコーダ22はフレー
ムメモリ21を介して取り込まれたブロツクフオーマツ
トの画像を動きベクトル検出回路22Aに供給し、動き
ベクトルの検出する。動きベクトル検出回路22Aはす
でに図19で説明したように非補間フレーム(すなわち
フレーム内予測フレーム)を予測画像とし、検出された
動きベクトルを用いて補間画像を生成するようになされ
ている。
【0036】ここで動きベクトル検出回路22Aは予め
設定されている所定のシーケンスに従つて各フレームの
画像データをイントラピクチヤ、プレデイクトピクチ
ヤ、又はバイデイレクシヨナルピクチヤとして処理する
ようになされている。フレームメモリ21はこれら所定
のシーケンスに従つて各フレームの画像データを前方原
画像部21A、参照原画像部21B又は後方原画像部2
1Cに記憶する。
設定されている所定のシーケンスに従つて各フレームの
画像データをイントラピクチヤ、プレデイクトピクチ
ヤ、又はバイデイレクシヨナルピクチヤとして処理する
ようになされている。フレームメモリ21はこれら所定
のシーケンスに従つて各フレームの画像データを前方原
画像部21A、参照原画像部21B又は後方原画像部2
1Cに記憶する。
【0037】動きベクトル検出回路22Aは処理対象で
ある参照画像と予測画像(すなわち前方原画像及び後方
原画像)を各原画像部21A〜21Cから読み出し、各
ブロツクごと動きベクトルを検出する。このとき動きベ
クトル検出回路22Aはフレーム間差分の絶対値和のう
ち最も小さい値を動きベクトルとする。動きベクトル検
出回路22Aは、ブロツク単位で求められたフレーム間
差分の絶対値和をフレーム内/前方/両方向予測判定回
路22Bに伝送する。
ある参照画像と予測画像(すなわち前方原画像及び後方
原画像)を各原画像部21A〜21Cから読み出し、各
ブロツクごと動きベクトルを検出する。このとき動きベ
クトル検出回路22Aはフレーム間差分の絶対値和のう
ち最も小さい値を動きベクトルとする。動きベクトル検
出回路22Aは、ブロツク単位で求められたフレーム間
差分の絶対値和をフレーム内/前方/両方向予測判定回
路22Bに伝送する。
【0038】フレーム内/前方/両方向予測判定回路2
2Bはこの絶対値和の値をもとに参照ブロツクのフレー
ムタイプを決定し、決定されたフレームタイプをもとに
演算部22Cの処理をマクロブロツク単位で切り替え
る。まずフレーム内符号化フレームの場合、演算部22
Cは動きベクトル検出回路22Aから入力された入力画
像そのものを切換回路22C3を介して出力する。一
方、前方予測符号化フレーム又は両方向予測符号化フレ
ームの場合、減算器22C1又は22C2によつて予測
画像からフレーム間符号化データを発生し、当該差分デ
ータを切換回路22C3を介して出力する。
2Bはこの絶対値和の値をもとに参照ブロツクのフレー
ムタイプを決定し、決定されたフレームタイプをもとに
演算部22Cの処理をマクロブロツク単位で切り替え
る。まずフレーム内符号化フレームの場合、演算部22
Cは動きベクトル検出回路22Aから入力された入力画
像そのものを切換回路22C3を介して出力する。一
方、前方予測符号化フレーム又は両方向予測符号化フレ
ームの場合、減算器22C1又は22C2によつて予測
画像からフレーム間符号化データを発生し、当該差分デ
ータを切換回路22C3を介して出力する。
【0039】デイスクリートコサイン変換(DCT:di
screte cosine transform )回路22Dは演算器22C
からフレーム内符号化又はフレーム間符号化された画像
データを入力すると、映像信号の2次元相関を利用して
入力画像データ又は差分データをブロツク単位でデイス
クリートコサイン変換する。量子化器22Eはこの変換
によつて得られたDCT係数をマクロブロツクおよびス
ライスごとに定まる量子化ステツプサイズで量子化し、
その結果出力端に得られる量子化データを可変長符号化
器23へ出力するようになされている。
screte cosine transform )回路22Dは演算器22C
からフレーム内符号化又はフレーム間符号化された画像
データを入力すると、映像信号の2次元相関を利用して
入力画像データ又は差分データをブロツク単位でデイス
クリートコサイン変換する。量子化器22Eはこの変換
によつて得られたDCT係数をマクロブロツクおよびス
ライスごとに定まる量子化ステツプサイズで量子化し、
その結果出力端に得られる量子化データを可変長符号化
器23へ出力するようになされている。
【0040】因に量子化器22Eの量子化スケールは送
信バツフアのバツフア残量をフイードバツクすることに
よつて送信バツフアの容量が破綻しない値に決定される
ようになされている。この量子化スケールも可変長符号
化回路23に出力される。一方、ハイブリツドコーダ2
2は可変長符号化器23に出力される量子化データ及び
量子化スケールを逆量子化器22Fに入力し、局部復号
処理に移る。
信バツフアのバツフア残量をフイードバツクすることに
よつて送信バツフアの容量が破綻しない値に決定される
ようになされている。この量子化スケールも可変長符号
化回路23に出力される。一方、ハイブリツドコーダ2
2は可変長符号化器23に出力される量子化データ及び
量子化スケールを逆量子化器22Fに入力し、局部復号
処理に移る。
【0041】逆量子化器22Eは量子化器22Eから送
出される量子化データを代表値に逆量子化して逆量子化
データに変換することにより量子化器22Eにおける変
換前の変換データを復号し、この逆量子化データをディ
スクリートコサイン逆変換IDCT(inverse discrete
cosine trasform)回路22Gに供給するようになされ
ている。
出される量子化データを代表値に逆量子化して逆量子化
データに変換することにより量子化器22Eにおける変
換前の変換データを復号し、この逆量子化データをディ
スクリートコサイン逆変換IDCT(inverse discrete
cosine trasform)回路22Gに供給するようになされ
ている。
【0042】IDCT回路22Gは逆量子化回路22F
によつて復号された逆量子化データをDCT回路22D
とは逆の変換処理によつて復号画像データに変換し、演
算器22Hに入力する。この演算器22Hには演算器2
2Cに供給されている予測画像データと同一のデータが
供給されており、IDCT回路22Gが出力する差分デ
ータに動き補償回路22Jが出力する予測画像データを
加算するようになされている。
によつて復号された逆量子化データをDCT回路22D
とは逆の変換処理によつて復号画像データに変換し、演
算器22Hに入力する。この演算器22Hには演算器2
2Cに供給されている予測画像データと同一のデータが
供給されており、IDCT回路22Gが出力する差分デ
ータに動き補償回路22Jが出力する予測画像データを
加算するようになされている。
【0043】これにより元の(復元した)プレデイクト
ピクチヤ及びイントラピクチヤの画像データが得られ、
フレームメモリ22Iにおける後方原画像部22I1及
び前方原画像部22I2にそれぞれ記憶される。因に後
方原画部22I1及び前方原画部22I2に画像データ
がそれぞれ記憶された後、動きベクトル検出回路22A
は次のピクチヤ処理に移る。
ピクチヤ及びイントラピクチヤの画像データが得られ、
フレームメモリ22Iにおける後方原画像部22I1及
び前方原画像部22I2にそれぞれ記憶される。因に後
方原画部22I1及び前方原画部22I2に画像データ
がそれぞれ記憶された後、動きベクトル検出回路22A
は次のピクチヤ処理に移る。
【0044】動き補償回路22Jはフレーム内/前方/
両方向予測判定回路22Bが決定したフレームタイプに
従い、各原画部22I1及び22I2に記憶されている
画像データをもとに予測画像データを生成する。すなわ
ちフレームタイプが後方予測フレームの場合には演算部
22Cに入力されるブロツクの位置に対応する位置から
動きベクトルに対応する分だけずれた読み出しアドレス
を後方原画像部22I1に与えて予測画像データを生成
する。
両方向予測判定回路22Bが決定したフレームタイプに
従い、各原画部22I1及び22I2に記憶されている
画像データをもとに予測画像データを生成する。すなわ
ちフレームタイプが後方予測フレームの場合には演算部
22Cに入力されるブロツクの位置に対応する位置から
動きベクトルに対応する分だけずれた読み出しアドレス
を後方原画像部22I1に与えて予測画像データを生成
する。
【0045】これに対して両方向予測フレームの場合に
は演算部22Cに入力されるブロツクの位置に対応する
位置から動きベクトルに対応する分だけずれた読み出し
アドレスを後方原画像部22I1及び前方原画像部22
I2に与えて予測画像データを生成する。
は演算部22Cに入力されるブロツクの位置に対応する
位置から動きベクトルに対応する分だけずれた読み出し
アドレスを後方原画像部22I1及び前方原画像部22
I2に与えて予測画像データを生成する。
【0046】(1−3)可変長符号化テーブル 次にハイブリツドコーダ22からVLC器23に入力さ
れる量子化データS2を効率良く符号化するために用意
された2種類の変換テーブルについて説明する。VLC
器23は0ランの長さ(ランレングス)と量子化データ
のレベルとの組み合わせによつて符号化された量子化デ
ータを発生頻度によつて符号長を可変することに符号化
効率を稼ぐものであり、この例の場合、フレーム内符号
化用VLCテーブル23C及びフレーム間符号化用VL
Cテーブル23Dがそれぞれ用意されている。
れる量子化データS2を効率良く符号化するために用意
された2種類の変換テーブルについて説明する。VLC
器23は0ランの長さ(ランレングス)と量子化データ
のレベルとの組み合わせによつて符号化された量子化デ
ータを発生頻度によつて符号長を可変することに符号化
効率を稼ぐものであり、この例の場合、フレーム内符号
化用VLCテーブル23C及びフレーム間符号化用VL
Cテーブル23Dがそれぞれ用意されている。
【0047】これはフレーム内符号化された量子化デー
タとフレーム間符号化処理された量子化データとではラ
ンレングスとレベルとの頻度分布が異なることによる。
すなわちフレーム内符号化された量子化データの場合、
図4からも分かるように、フレーム内符号化は絵柄その
ものをデイスクリートコサイン変換するため低域の周波
数成分にデータが集中する。従つてランレングスが比較
的短くなり、レベルが比較的高くなる傾向がある。一
方、フレーム間符号化された量子化データの場合、図5
からも分かるように、他のフレームの絵柄との差分をデ
イスクリートコサイン変換するため高域の周波数成分ま
でデータが分散する。従つてランレングスが比較的長く
なり、レベルが比較的低くなる傾向がある。
タとフレーム間符号化処理された量子化データとではラ
ンレングスとレベルとの頻度分布が異なることによる。
すなわちフレーム内符号化された量子化データの場合、
図4からも分かるように、フレーム内符号化は絵柄その
ものをデイスクリートコサイン変換するため低域の周波
数成分にデータが集中する。従つてランレングスが比較
的短くなり、レベルが比較的高くなる傾向がある。一
方、フレーム間符号化された量子化データの場合、図5
からも分かるように、他のフレームの絵柄との差分をデ
イスクリートコサイン変換するため高域の周波数成分ま
でデータが分散する。従つてランレングスが比較的長く
なり、レベルが比較的低くなる傾向がある。
【0048】この性質を反映し、効率良く量子化データ
の符号長を短くできるように符号が割り当てた変換テー
ブルがフレーム内符号化用VLCテーブル23C及びフ
レーム間符号化テーブル23Dである。
の符号長を短くできるように符号が割り当てた変換テー
ブルがフレーム内符号化用VLCテーブル23C及びフ
レーム間符号化テーブル23Dである。
【0049】ここで可変長符号化される量子化データS
2はいずれの符号化方法によつて符号化された場合にも
図6に示すスキヤン手順によつて変換されたDCT係数
を量子化することにより得られる。一般に量子化データ
S2は、図7に示すように、0ランの長さ(ランレング
ス)と量子化データのレベルとの組み合わせ(すなわち
(ラン、レベル))によつてなる。ところがスキヤンさ
れずに残つている残りの量子化データが全て0である場
合には量子化データS2はこれら組み合わせに代えてE
OB(end of brock)コードを送り、最後に符号化した
量子化データまで0以外のレベルがないことを知らせる
ようになされている。
2はいずれの符号化方法によつて符号化された場合にも
図6に示すスキヤン手順によつて変換されたDCT係数
を量子化することにより得られる。一般に量子化データ
S2は、図7に示すように、0ランの長さ(ランレング
ス)と量子化データのレベルとの組み合わせ(すなわち
(ラン、レベル))によつてなる。ところがスキヤンさ
れずに残つている残りの量子化データが全て0である場
合には量子化データS2はこれら組み合わせに代えてE
OB(end of brock)コードを送り、最後に符号化した
量子化データまで0以外のレベルがないことを知らせる
ようになされている。
【0050】次にこの形式により表される量子化データ
S2について用意されたフレーム間符号化用VLCテー
ブル23Dを図8及び図9に示し、フレーム内符号化用
VLCテーブル23Cを図10及び図11に示す。この
図8及び図10において、中央の列はランレングスの値
を示し、また右側の列はレベルの値をそれぞれ示してい
る。そしてこれらランレングスとレベルとの組み合わせ
に対して割り当てられたコードが左側の列に示されてい
る。
S2について用意されたフレーム間符号化用VLCテー
ブル23Dを図8及び図9に示し、フレーム内符号化用
VLCテーブル23Cを図10及び図11に示す。この
図8及び図10において、中央の列はランレングスの値
を示し、また右側の列はレベルの値をそれぞれ示してい
る。そしてこれらランレングスとレベルとの組み合わせ
に対して割り当てられたコードが左側の列に示されてい
る。
【0051】図8からも分かるように、フレーム間符号
化用VLCテーブル23Dの場合、発生頻度が比較的高
いランレングスの長い量子化データについてビツト長の
短い符号が割り当てられていることが分かる。これはラ
ンレングスとレベルとの各組み合わせについて実際に割
り当てられる符号長との関係を示す図9からも分かる。
化用VLCテーブル23Dの場合、発生頻度が比較的高
いランレングスの長い量子化データについてビツト長の
短い符号が割り当てられていることが分かる。これはラ
ンレングスとレベルとの各組み合わせについて実際に割
り当てられる符号長との関係を示す図9からも分かる。
【0052】すなわち例えばランレングスが「0」であ
り、かつレベルが「5」の量子化データには9ビツト長
の符号が割り当てられているのに対し、ランレングスが
「4」であり、かつレベルが「1」の量子化データには
6ビツト長の符号しか割り当てられていないことからも
分かる。因に図9に示されるビツト長は、図8に示され
るフレーム間符号化用VLCテーブル23Dのコード長
に1ビツト分加算した値である。
り、かつレベルが「5」の量子化データには9ビツト長
の符号が割り当てられているのに対し、ランレングスが
「4」であり、かつレベルが「1」の量子化データには
6ビツト長の符号しか割り当てられていないことからも
分かる。因に図9に示されるビツト長は、図8に示され
るフレーム間符号化用VLCテーブル23Dのコード長
に1ビツト分加算した値である。
【0053】またフレーム間符号化用VLCテーブル2
3Dでは発生頻度があまり高くない組み合わせの量子化
データについては符号を割り当てる代わりに20ビツト
の符号長を有するコードを割り当て、固定長符号化する
ようになされている。ここで20ビツトの割当は6ビツ
トの(ESCAPEコード)、6ビツトの(ランレング
ス)及び8ビツトの(レベル)である。
3Dでは発生頻度があまり高くない組み合わせの量子化
データについては符号を割り当てる代わりに20ビツト
の符号長を有するコードを割り当て、固定長符号化する
ようになされている。ここで20ビツトの割当は6ビツ
トの(ESCAPEコード)、6ビツトの(ランレング
ス)及び8ビツトの(レベル)である。
【0054】一方、図10からも分かるように、フレー
ム内符号化用VLCテーブル23Cの場合、発生頻度が
比較的高いレベルの低い量子化データについてビツト長
の短い符号が割り当てられていることが分かる。これは
各組み合わせと各組合わせについて実際に割り当てられ
る符号長との関係を示す図11からも分かる。
ム内符号化用VLCテーブル23Cの場合、発生頻度が
比較的高いレベルの低い量子化データについてビツト長
の短い符号が割り当てられていることが分かる。これは
各組み合わせと各組合わせについて実際に割り当てられ
る符号長との関係を示す図11からも分かる。
【0055】すなわち例えばランレングスが「0」であ
り、かつレベルが「5」の量子化データには6ビツト長
の符号が割り当てられているのに対し、ランレングスが
「4」であり、かつレベルが「1」の量子化データには
7ビツト長の符号しか割り当てられていないことからも
分かる。図11の場合にもランレングスとレベルとの組
み合わせについて割り当てられているビツト長は、図1
0に示されるフレーム内符号化用VLCテーブル23C
のコード長に1ビツト分加算した値である。
り、かつレベルが「5」の量子化データには6ビツト長
の符号が割り当てられているのに対し、ランレングスが
「4」であり、かつレベルが「1」の量子化データには
7ビツト長の符号しか割り当てられていないことからも
分かる。図11の場合にもランレングスとレベルとの組
み合わせについて割り当てられているビツト長は、図1
0に示されるフレーム内符号化用VLCテーブル23C
のコード長に1ビツト分加算した値である。
【0056】またフレーム内符号化用VLCテーブル2
3Cでは発生頻度があまり高くない組み合わせの量子化
データについては符号を割り当てる代わりに22ビツト
の符号長を有するコードを割り当て、固定長符号化する
ようになされている。ここで22ビツトの割当は8ビツ
トの(ESCAPEコード)、6ビツトの(ランレング
ス)及び8ビツトの(レベル)である。
3Cでは発生頻度があまり高くない組み合わせの量子化
データについては符号を割り当てる代わりに22ビツト
の符号長を有するコードを割り当て、固定長符号化する
ようになされている。ここで22ビツトの割当は8ビツ
トの(ESCAPEコード)、6ビツトの(ランレング
ス)及び8ビツトの(レベル)である。
【0057】(1−4)デコーダの構成 続いてエンコーダ20によつて符号化され、伝送路又は
メデイアを介して伝送されたビツトストリームから動画
像を復元するデコーダの構成を説明する。
メデイアを介して伝送されたビツトストリームから動画
像を復元するデコーダの構成を説明する。
【0058】図12において30は全体として動画像復
号化装置を構成するデコーダを示す。デコーダ30はメ
デイア等から入力されるビツトストリームS10を一旦
受信用のバツフアメモリ31に蓄積し、順次所定のタイ
ミングで逆可変長符号化(逆VLC)器32に入力す
る。
号化装置を構成するデコーダを示す。デコーダ30はメ
デイア等から入力されるビツトストリームS10を一旦
受信用のバツフアメモリ31に蓄積し、順次所定のタイ
ミングで逆可変長符号化(逆VLC)器32に入力す
る。
【0059】逆VLC器32はビツトストリームS11
中に含まれるヘツダ情報のうち動き補償モードに関する
情報を逆VLC回路32Aにおいてまず逆VLC変換
し、復号結果を動き補償モード信号S13としてテーブ
ル切換器32Bに供給する。このときテーブル切換器3
2Bは処理対象であるマクロブロツクの動き補償モード
がフレーム内符号化モードである場合にはフレーム内符
号化用VLCテーブル32Cを逆変換テーブルとして選
択し、フレーム間符号化モードである場合にはフレーム
間符号化用VLCテーブル32Dを逆変換テーブルとし
て選択する。
中に含まれるヘツダ情報のうち動き補償モードに関する
情報を逆VLC回路32Aにおいてまず逆VLC変換
し、復号結果を動き補償モード信号S13としてテーブ
ル切換器32Bに供給する。このときテーブル切換器3
2Bは処理対象であるマクロブロツクの動き補償モード
がフレーム内符号化モードである場合にはフレーム内符
号化用VLCテーブル32Cを逆変換テーブルとして選
択し、フレーム間符号化モードである場合にはフレーム
間符号化用VLCテーブル32Dを逆変換テーブルとし
て選択する。
【0060】逆VLC回路32Aはこのようにテーブル
切換器32Bによつて選択された逆変換テーブルを参照
してビツトストリームS11として入力されるDCT係
数及びランレングス情報を逆VLC変換する。ハイブリ
ツドデコーダ33はマクロブロツク層について得られた
動き補償予測誤差信号のDCT係数やランレングス情
報、動きベクトルや動き補償モード等の復号データS1
2を逆VLC回路32Aから入力する。ハイブリツドデ
コーダ33は、ハイブリツトコーダ22とは逆の処理手
順により高能率符号化されたデータを復号することによ
り画像データを復元するようになされている。
切換器32Bによつて選択された逆変換テーブルを参照
してビツトストリームS11として入力されるDCT係
数及びランレングス情報を逆VLC変換する。ハイブリ
ツドデコーダ33はマクロブロツク層について得られた
動き補償予測誤差信号のDCT係数やランレングス情
報、動きベクトルや動き補償モード等の復号データS1
2を逆VLC回路32Aから入力する。ハイブリツドデ
コーダ33は、ハイブリツトコーダ22とは逆の処理手
順により高能率符号化されたデータを復号することによ
り画像データを復元するようになされている。
【0061】(1−5)ハイブリツドデコーダの構成 このハイブリツドデコーダ33の内部構造を図13を用
いて説明する。ハイブリツドデコーダ33は逆VLC器
32から入力される可変長復号データのうち量子化ステ
ツプ及び画像データを逆量子化器33Aに与える一方、
動きベクトル、予測モード、予測フラグ及びDCTフラ
グを動き補償回路33Dに与えるようになされている。
いて説明する。ハイブリツドデコーダ33は逆VLC器
32から入力される可変長復号データのうち量子化ステ
ツプ及び画像データを逆量子化器33Aに与える一方、
動きベクトル、予測モード、予測フラグ及びDCTフラ
グを動き補償回路33Dに与えるようになされている。
【0062】逆量子化器33Aは逆VLC器32から供
給された画像データを同じく逆VLC器32から供給さ
れた量子化ステツプに従つて逆量子化し、逆デイスクリ
ートコサイン変換(IDCT:invert DCT )回路3
3Bに供給する。IDCT回路33Bは逆量子化器33
Aより入力されるDCT係数を逆DCT変換して演算器
33Cに供給する。演算器33Cは動き補償回路33D
によつて動き補償されたデータにIDCT回路33Bの
出力を加算することにより原画像を復元する。
給された画像データを同じく逆VLC器32から供給さ
れた量子化ステツプに従つて逆量子化し、逆デイスクリ
ートコサイン変換(IDCT:invert DCT )回路3
3Bに供給する。IDCT回路33Bは逆量子化器33
Aより入力されるDCT係数を逆DCT変換して演算器
33Cに供給する。演算器33Cは動き補償回路33D
によつて動き補償されたデータにIDCT回路33Bの
出力を加算することにより原画像を復元する。
【0063】このように演算器33Cから出力された画
像データは出力端に出力される一方フレームメモリ33
Eに取り込まれる。フレームメモリ33Eには前方予測
画像部33E1及び後方予測画像部33E2が設けられ
ている。前方予測画像部33E1にはプレデイクトピク
チヤ及びバイデイレクシヨナルピクチヤ生成のためのイ
ントラピクチヤを記憶され、後方予測画像部33E2に
はプレデイクトピクチヤやバイデイレクシヨナルピクチ
ヤ生成のためのプレデイクトピクチヤが記憶される。
像データは出力端に出力される一方フレームメモリ33
Eに取り込まれる。フレームメモリ33Eには前方予測
画像部33E1及び後方予測画像部33E2が設けられ
ている。前方予測画像部33E1にはプレデイクトピク
チヤ及びバイデイレクシヨナルピクチヤ生成のためのイ
ントラピクチヤを記憶され、後方予測画像部33E2に
はプレデイクトピクチヤやバイデイレクシヨナルピクチ
ヤ生成のためのプレデイクトピクチヤが記憶される。
【0064】動き補償回路33Dは復号対象である画像
データのモードに基づいて前方予測画像部33E1や後
方予測画像部33E2に記憶されている画像データの動
きを補償し、演算器33Cに与えるようになされてい
る。
データのモードに基づいて前方予測画像部33E1や後
方予測画像部33E2に記憶されている画像データの動
きを補償し、演算器33Cに与えるようになされてい
る。
【0065】(1−6)符号化処理及び復号化処理 以上の構成において、所定の手順に従つて動画像を順次
符号化する動画像符号化装置の符号化処理を説明する。
この動画像符号化装置は前処理回路2等を介してデイジ
タルデータに変換された動画像をフレームメモリ21を
介してエンコーダ20に取り込み、このエンコーダ20
において高能率符号化する。
符号化する動画像符号化装置の符号化処理を説明する。
この動画像符号化装置は前処理回路2等を介してデイジ
タルデータに変換された動画像をフレームメモリ21を
介してエンコーダ20に取り込み、このエンコーダ20
において高能率符号化する。
【0066】エンコーダ20はフレームメモリ21から
読み出した画像データをハイブリツドコーダ22におい
てハイブリツド符号化し、動き補償やDCT変換された
後量子化された量子化データをVLC器23に与える。
VLC器23は、2種類の符号化モードに応動して可変
長符号化に用いられる変換テーブルをフレーム内符号化
用VLCテーブル23Cとフレーム間符号化用VLCテ
ーブル23Dとで切り換えて可変長符号化する。
読み出した画像データをハイブリツドコーダ22におい
てハイブリツド符号化し、動き補償やDCT変換された
後量子化された量子化データをVLC器23に与える。
VLC器23は、2種類の符号化モードに応動して可変
長符号化に用いられる変換テーブルをフレーム内符号化
用VLCテーブル23Cとフレーム間符号化用VLCテ
ーブル23Dとで切り換えて可変長符号化する。
【0067】このようにVLC器23は伝送画像がフレ
ーム内符号化された画像データである場合にはフレーム
内符号化された量子化データの発生頻度を反映するフレ
ーム内符号化用VLCテーブル23Cを用いて可変長符
号化し、フレーム間符号化された画像データである場合
にはフレーム間符号化された量子化データの発生頻度を
反映するフレーム間符号化用VLCテーブル23Dを用
いて可変長符号化する。
ーム内符号化された画像データである場合にはフレーム
内符号化された量子化データの発生頻度を反映するフレ
ーム内符号化用VLCテーブル23Cを用いて可変長符
号化し、フレーム間符号化された画像データである場合
にはフレーム間符号化された量子化データの発生頻度を
反映するフレーム間符号化用VLCテーブル23Dを用
いて可変長符号化する。
【0068】以上の構成によれば、いずれの符号化方式
によつて符号化された量子化データの場合にもフレーム
間符号化用VLCテーブルを用いて可変長符号化処理し
ていた従来の場合に比して変換後に出力される画像デー
タのビツト長を一段と削減することができる。
によつて符号化された量子化データの場合にもフレーム
間符号化用VLCテーブルを用いて可変長符号化処理し
ていた従来の場合に比して変換後に出力される画像デー
タのビツト長を一段と削減することができる。
【0069】これにより同じ動画像を伝送する場合に要
する伝送レートは従来の場合に比して低くでき、その分
量子化サイズを小さくすることができる。その分、この
実施例の符号化装置の場合には各画素に割り当てること
ができる情報量を増やすことができ、従来の場合に比し
て画質を一段と高めることができる。またこの実施例で
用いるフレーム間符号化用VLCテーブル23Dは従来
から用いられている変換テーブルを用いれば良いため従
来機種との互換性も補償される。
する伝送レートは従来の場合に比して低くでき、その分
量子化サイズを小さくすることができる。その分、この
実施例の符号化装置の場合には各画素に割り当てること
ができる情報量を増やすことができ、従来の場合に比し
て画質を一段と高めることができる。またこの実施例で
用いるフレーム間符号化用VLCテーブル23Dは従来
から用いられている変換テーブルを用いれば良いため従
来機種との互換性も補償される。
【0070】因にマクロブロツクごとフレーム内符号化
処理するかフレーム間符号化処理するかの情報は従来の
符号化方式の場合にも画像データに付加して送くられて
いるため、どのVLCテーブルを使うかの情報をヘツダ
情報に新たに付加する必要はない。
処理するかフレーム間符号化処理するかの情報は従来の
符号化方式の場合にも画像データに付加して送くられて
いるため、どのVLCテーブルを使うかの情報をヘツダ
情報に新たに付加する必要はない。
【0071】(2)第2の実施例 (2−1)エンコーダの構成 図1との対応部分に同一符号を付して示す図14におい
て40は全体として動画像符号化装置を構成するエンコ
ーダを示し、可変長符号化テーブルとして符号化方式に
対応する2種類の変換テーブルを用意するのに加えて各
変換テーブルを用いた場合に発生する情報量を考慮して
予測符号化方式(フレームタイプ)によらずビツト長が
短くて済む変換テーブルを選択するテーブル切換信号発
生器41を有することを除いて同様の構成を有してい
る。
て40は全体として動画像符号化装置を構成するエンコ
ーダを示し、可変長符号化テーブルとして符号化方式に
対応する2種類の変換テーブルを用意するのに加えて各
変換テーブルを用いた場合に発生する情報量を考慮して
予測符号化方式(フレームタイプ)によらずビツト長が
短くて済む変換テーブルを選択するテーブル切換信号発
生器41を有することを除いて同様の構成を有してい
る。
【0072】テーブル切換信号発生器41は図15に示
す構成を有している。テーブル切換信号発生器41はV
LC器23による可変長符号化処理の開始前に各変換テ
ーブルを使用した場合に発生する発生情報量を計算する
ため2つの発生情報量カウント部を有している。テーブ
ル切換信号発生器41はハイブリツドコーダ22からD
CT係数及びランレングス情報を2つのVLC回路41
A及び41Bに入力し、各VLC回路41A及び41B
において量子化データを可変長符号化する。
す構成を有している。テーブル切換信号発生器41はV
LC器23による可変長符号化処理の開始前に各変換テ
ーブルを使用した場合に発生する発生情報量を計算する
ため2つの発生情報量カウント部を有している。テーブ
ル切換信号発生器41はハイブリツドコーダ22からD
CT係数及びランレングス情報を2つのVLC回路41
A及び41Bに入力し、各VLC回路41A及び41B
において量子化データを可変長符号化する。
【0073】ここでVLC回路41Aはフレーム内符号
化用VLCテーブル23Cを変換テーブルとし、VLC
回路41Bはフレーム間符号化用VLCテーブル23D
を変換テーブルとする。各VLC回路41A及び41B
において可変長符号化されたデータはそれぞれビツト数
カウンタ41C及び41Dに与えられ、発生情報量を意
味するビツト数がカウントされる。ここでビツト数カウ
ンタ41C及び41Dは、加算器41C1及び41D1
においてメモリ41C2及び41D2に記憶されている
ビツト数に新たに変換された可変長データのビツト数を
順次加算することによりメモリ41C2及び41D2に
記憶されている発生情報量を更新する。
化用VLCテーブル23Cを変換テーブルとし、VLC
回路41Bはフレーム間符号化用VLCテーブル23D
を変換テーブルとする。各VLC回路41A及び41B
において可変長符号化されたデータはそれぞれビツト数
カウンタ41C及び41Dに与えられ、発生情報量を意
味するビツト数がカウントされる。ここでビツト数カウ
ンタ41C及び41Dは、加算器41C1及び41D1
においてメモリ41C2及び41D2に記憶されている
ビツト数に新たに変換された可変長データのビツト数を
順次加算することによりメモリ41C2及び41D2に
記憶されている発生情報量を更新する。
【0074】コンパレータ41Eはマクロブロツク単位
で発生された発生情報量を比較するため各メモリ41C
2及び41D2にデータ要求信号SRを送り、メモリ4
1C2及び41D2の双方からマクロブロツク全体のビ
ツト数が求められたことを意味する応答信号SAが入力
されたタイミングで2つのメモリ41C2及び41D2
に記憶されているビツト数を比較する。コンパレータ4
1Eはこの比較結果をテーブル切換信号としてVLC器
23のVLC回路23A及びテーブル切換器23Bに出
力する。これによりコンパレータ41EはVLC回路2
3Aにいずれの変換テーブルで可変長符号化すべきかを
指示すると共にテーブル切換器23Bの接続を切り換え
ている。
で発生された発生情報量を比較するため各メモリ41C
2及び41D2にデータ要求信号SRを送り、メモリ4
1C2及び41D2の双方からマクロブロツク全体のビ
ツト数が求められたことを意味する応答信号SAが入力
されたタイミングで2つのメモリ41C2及び41D2
に記憶されているビツト数を比較する。コンパレータ4
1Eはこの比較結果をテーブル切換信号としてVLC器
23のVLC回路23A及びテーブル切換器23Bに出
力する。これによりコンパレータ41EはVLC回路2
3Aにいずれの変換テーブルで可変長符号化すべきかを
指示すると共にテーブル切換器23Bの接続を切り換え
ている。
【0075】エンコーダ40によるこれら一連の処理を
図16を用いて説明する。エンコーダ40はハイブリツ
ドコーダ22の処理が終了し、量子化データが得られる
と処理ルーチンRT1の処理を開始し、ステツプSP1
0及びステツプSP11の処理に移る。各ステツプSP
10及びSP11において、テーブル切換信号発生器4
1は先に説明した手順によりフレーム内符号化用VLC
テーブル23Cを用いて量子化データを可変長符号化し
た場合の発生ビツト数N1とフレーム間符号化用VLC
テーブル23Dを用いて量子化データを可変長符号化し
た場合の発生ビツト数N2とを順にカウントする。
図16を用いて説明する。エンコーダ40はハイブリツ
ドコーダ22の処理が終了し、量子化データが得られる
と処理ルーチンRT1の処理を開始し、ステツプSP1
0及びステツプSP11の処理に移る。各ステツプSP
10及びSP11において、テーブル切換信号発生器4
1は先に説明した手順によりフレーム内符号化用VLC
テーブル23Cを用いて量子化データを可変長符号化し
た場合の発生ビツト数N1とフレーム間符号化用VLC
テーブル23Dを用いて量子化データを可変長符号化し
た場合の発生ビツト数N2とを順にカウントする。
【0076】マクロブロツク単位の発生ビツト数N1及
びN2のカウントがそれぞれ終了すると、テーブル切換
信号発生器41は次のステツプSP12に移り、ビツト
数をメモリに記憶してカウント値を確定する。テーブル
切換信号発生器41は続くステツプSP13においてい
ずれの変換テーブルによつて符号化した場合に発生ビツ
ト数が小さくなるか判定する(実際にはコンパレータ4
1Eによつて比較する)。
びN2のカウントがそれぞれ終了すると、テーブル切換
信号発生器41は次のステツプSP12に移り、ビツト
数をメモリに記憶してカウント値を確定する。テーブル
切換信号発生器41は続くステツプSP13においてい
ずれの変換テーブルによつて符号化した場合に発生ビツ
ト数が小さくなるか判定する(実際にはコンパレータ4
1Eによつて比較する)。
【0077】ここでフレーム内符号化用VLCテーブル
23Cを用いて変換した方が少ない発生ビツト数で済む
と判定した場合にはステツプSP14に移り、切換信号
によつてフレーム内符号化用VLCテーブル23Cを参
照するようにテーブル切換器23Bを制御する。これに
対してフレーム間符号化用VLCテーブル23Dを用い
て変換した方が少ない発生ビツト数で済むと判定した場
合にはステツプSP15に移り、切換信号によつてフレ
ーム内符号化用VLCテーブル23Dを参照するように
テーブル切換器23Bを制御する。
23Cを用いて変換した方が少ない発生ビツト数で済む
と判定した場合にはステツプSP14に移り、切換信号
によつてフレーム内符号化用VLCテーブル23Cを参
照するようにテーブル切換器23Bを制御する。これに
対してフレーム間符号化用VLCテーブル23Dを用い
て変換した方が少ない発生ビツト数で済むと判定した場
合にはステツプSP15に移り、切換信号によつてフレ
ーム内符号化用VLCテーブル23Dを参照するように
テーブル切換器23Bを制御する。
【0078】これらの切換処理が終了するとステツプS
P16の処理に移り、VLC回路23Aはハイブリツド
コーダ22から取り込んだDCT係数及びランレングス
でなる量子化データの可変長符号化処理に移る。またV
LC回路23AはステツプSP17において可変長符号
化に使用された変換テーブルを指定するフラグを制御デ
ータとしてヘツダ情報に付加する。続くステツプSP1
8において、VLC回路23Aはヘツダ情報と共に可変
長符号化された画像データを送信用のバツフアメモリ2
4に転送して一旦蓄積し、蓄積されたデータをバツフア
メモリ24から伝送路又はメデイアに書き込むことによ
り以上の符号化処理を終了するようになされている。
P16の処理に移り、VLC回路23Aはハイブリツド
コーダ22から取り込んだDCT係数及びランレングス
でなる量子化データの可変長符号化処理に移る。またV
LC回路23AはステツプSP17において可変長符号
化に使用された変換テーブルを指定するフラグを制御デ
ータとしてヘツダ情報に付加する。続くステツプSP1
8において、VLC回路23Aはヘツダ情報と共に可変
長符号化された画像データを送信用のバツフアメモリ2
4に転送して一旦蓄積し、蓄積されたデータをバツフア
メモリ24から伝送路又はメデイアに書き込むことによ
り以上の符号化処理を終了するようになされている。
【0079】(2−2)デコーダの構成 一方、エンコーダ40により高能率符号化された画像デ
ータを復号するデコーダの構成を図17を用いて説明す
る。図12との対応部分に同一符号を付して示す図17
において、50は全体としてデコーダを示し、逆VLC
器32における逆VLC回路32Aに代えて逆VLC回
路51を用いることを除いて同様の構成を有している。
ータを復号するデコーダの構成を図17を用いて説明す
る。図12との対応部分に同一符号を付して示す図17
において、50は全体としてデコーダを示し、逆VLC
器32における逆VLC回路32Aに代えて逆VLC回
路51を用いることを除いて同様の構成を有している。
【0080】この逆VLC回路51はまずヘツダ情報を
逆VLC変換してその変換結果の中から可変長符号化の
際に選択された変換テーブルを示すフラグを抜き出し、
テーブル切換器32Bの切り換えに用いる。この切り換
えにより逆VLC回路51はこのようにテーブル切換器
32Bによつて選択された変換テーブルを参照してビツ
トストリームとして入力されるDCT係数及びランレン
グス情報を逆VLC変換する。
逆VLC変換してその変換結果の中から可変長符号化の
際に選択された変換テーブルを示すフラグを抜き出し、
テーブル切換器32Bの切り換えに用いる。この切り換
えにより逆VLC回路51はこのようにテーブル切換器
32Bによつて選択された変換テーブルを参照してビツ
トストリームとして入力されるDCT係数及びランレン
グス情報を逆VLC変換する。
【0081】(2−3)符号化処理及び復号化処理 以上の構成において、所定の手順に従つて動画像を順次
符号化する動画像符号化装置の符号化処理を説明する。
この動画像符号化装置は前処理回路2等を介してデイジ
タルデータに変換された動画像をフレームメモリ21を
介してエンコーダ40に取り込み、このエンコーダ40
において高能率符号化する。
符号化する動画像符号化装置の符号化処理を説明する。
この動画像符号化装置は前処理回路2等を介してデイジ
タルデータに変換された動画像をフレームメモリ21を
介してエンコーダ40に取り込み、このエンコーダ40
において高能率符号化する。
【0082】エンコーダ40はフレームメモリ21から
読み出した画像データをハイブリツドコーダ22におい
てハイブリツド符号化し、動き補償やDCT変換された
後量子化された量子化データをVLC器23に与える。
このときテーブル切換信号発生器41にもVLC器23
に与えられるのと同じ量子化データが入力され、いずれ
の変換テーブルを用いれば可変長符号化時に発生する発
生情報量が少なくなるかを判定する。
読み出した画像データをハイブリツドコーダ22におい
てハイブリツド符号化し、動き補償やDCT変換された
後量子化された量子化データをVLC器23に与える。
このときテーブル切換信号発生器41にもVLC器23
に与えられるのと同じ量子化データが入力され、いずれ
の変換テーブルを用いれば可変長符号化時に発生する発
生情報量が少なくなるかを判定する。
【0083】これはフレーム内符号化されたマクロブロ
ツクの量子化データであつてもその中にはフレーム間符
号化されたマクロブロツクの量子化データと非常に近い
性質のものとそうでないものがあり、フレーム内符号化
された量子化データだからといつて必ずしもフレーム内
符号化用VLCテーブルを用いた方が少ないビツト数に
変換できるとは限らないことによる。
ツクの量子化データであつてもその中にはフレーム間符
号化されたマクロブロツクの量子化データと非常に近い
性質のものとそうでないものがあり、フレーム内符号化
された量子化データだからといつて必ずしもフレーム内
符号化用VLCテーブルを用いた方が少ないビツト数に
変換できるとは限らないことによる。
【0084】従つて例えばフレーム内符号化されたマク
ロブロツクの量子化データであつてもフレーム間符号化
されたマクロブロツクの量子化データと非常に近い性質
のものについてはフレーム間符号化用VLCテーブル2
3Dを用いて可変長符号化し、それ以外のマクロブロツ
クに対してはフレーム内符号化用VLCテーブル23C
を用いて可変長符号化する。これにより可変長符号化の
際の変換効率を一段と上げることができる。
ロブロツクの量子化データであつてもフレーム間符号化
されたマクロブロツクの量子化データと非常に近い性質
のものについてはフレーム間符号化用VLCテーブル2
3Dを用いて可変長符号化し、それ以外のマクロブロツ
クに対してはフレーム内符号化用VLCテーブル23C
を用いて可変長符号化する。これにより可変長符号化の
際の変換効率を一段と上げることができる。
【0085】この場合、可変長符号化の際に使用する変
換テーブルは一般にフレーム内符号化方式であるかフレ
ーム間符号化方式であるかによらないため、どちらのV
LCテーブルを用いて可変長符号化したかの情報を可変
長符号化されたデータと共に符号化して伝送する必要が
ある。従つてマクロブロツクごとに1ビツトづつ情報を
付加したVLCテーブルを用いる。
換テーブルは一般にフレーム内符号化方式であるかフレ
ーム間符号化方式であるかによらないため、どちらのV
LCテーブルを用いて可変長符号化したかの情報を可変
長符号化されたデータと共に符号化して伝送する必要が
ある。従つてマクロブロツクごとに1ビツトづつ情報を
付加したVLCテーブルを用いる。
【0086】以上の構成によれば、フレーム内符号化に
よつて生成された量子化データを可変長符号化する際で
あつてもフレーム間符号化によつて生成された量子化デ
ータと性質が似ているものはフレーム間符号化用VLC
テーブルを用いて可変長符号化することとし、マクロブ
ロツクごとに2種類の変換テーブルのうちいずれのテー
ブルを用いれば発生情報量が減るかに基づいて変換テー
ブルを選択するようにしたことにより、従来に比して一
段と可変長符号化効率の良い可変長符号化装置を実現す
ることができる。
よつて生成された量子化データを可変長符号化する際で
あつてもフレーム間符号化によつて生成された量子化デ
ータと性質が似ているものはフレーム間符号化用VLC
テーブルを用いて可変長符号化することとし、マクロブ
ロツクごとに2種類の変換テーブルのうちいずれのテー
ブルを用いれば発生情報量が減るかに基づいて変換テー
ブルを選択するようにしたことにより、従来に比して一
段と可変長符号化効率の良い可変長符号化装置を実現す
ることができる。
【0087】これにより同じ動画像を伝送する場合に要
する伝送レートは従来の場合に比して低くでき、その分
量子化サイズを小さくすることができる。これによりこ
の実施例の符号化装置の場合には1つしかVLCテーブ
ルをもたない従来の符号化装置に比して各画素に割り当
てることができる情報量を増やすことができ、従来の場
合に比して画質を一段と高めることができる。
する伝送レートは従来の場合に比して低くでき、その分
量子化サイズを小さくすることができる。これによりこ
の実施例の符号化装置の場合には1つしかVLCテーブ
ルをもたない従来の符号化装置に比して各画素に割り当
てることができる情報量を増やすことができ、従来の場
合に比して画質を一段と高めることができる。
【0088】またこの可変長符号化方式の場合には1マ
クロブロツクあたり1ビツトの付加情報を必要とする
が、適応的にVLCテーブルを切替えることによるビツ
ト数の削減の度合の方を付加情報のためのビツト数の増
加より大きくすることができるため発生情報量は低く抑
えることができる。
クロブロツクあたり1ビツトの付加情報を必要とする
が、適応的にVLCテーブルを切替えることによるビツ
ト数の削減の度合の方を付加情報のためのビツト数の増
加より大きくすることができるため発生情報量は低く抑
えることができる。
【0089】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、テレビ会議システムやテ
レビ電話システムに用いられる映像信号伝送システムに
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、各種の記録装
置と再生装置を用いたシステムや伝送装置と受信装置を
用いるシステムにも広く適用し得る。
レビ電話システムに用いられる映像信号伝送システムに
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、各種の記録装
置と再生装置を用いたシステムや伝送装置と受信装置を
用いるシステムにも広く適用し得る。
【0090】また上述の実施例においては、画像データ
より得られた量子化データを可変長符号化する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、音声データ等他
のデータより得られた量子化データを可変長符号化する
場合に広く適用し得る。
より得られた量子化データを可変長符号化する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、音声データ等他
のデータより得られた量子化データを可変長符号化する
場合に広く適用し得る。
【0091】さらに上述の実施例においては、フレーム
内符号化又はフレーム間符号化された後量子化された量
子化データそれぞれに対応して2つの可変長符号化テー
ブルを用意する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、符号長の割当の異なる3つ以上の可変長符号化
テーブルを用意しても良い。
内符号化又はフレーム間符号化された後量子化された量
子化データそれぞれに対応して2つの可変長符号化テー
ブルを用意する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、符号長の割当の異なる3つ以上の可変長符号化
テーブルを用意しても良い。
【0092】さらに上述の実施例においては、フレーム
内符号化又はフレーム間符号化された画像データをデイ
スクリートコサイン変換する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、他の直交符号化方式によつて変換
する場合にも広く適用し得る。
内符号化又はフレーム間符号化された画像データをデイ
スクリートコサイン変換する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、他の直交符号化方式によつて変換
する場合にも広く適用し得る。
【0093】さらに上述の実施例においては、マクロブ
ロツク単位で量子化データを可変長符号化する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、任意の大きさの
ブロツクを処理単位とする場合にも広く適用し得る。
ロツク単位で量子化データを可変長符号化する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、任意の大きさの
ブロツクを処理単位とする場合にも広く適用し得る。
【0094】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数用意
された可変長符号化テーブルのうち符号化効率に基づい
て選択された可変長符号化テーブルを用いて入力データ
を可変長符号化することにより1つの可変長符号化テー
ブルのみを用いて可変長符号化する場合に比して可変長
符号化効率を一段と向上させることができる。これによ
り1つの可変長符号化テーブルを用いるときと同じ情報
量を発生させるには一段と小さい量子化サイズを選択す
ることができ、符号化データにより伝送される情報の品
質を一段と高めることができる。
された可変長符号化テーブルのうち符号化効率に基づい
て選択された可変長符号化テーブルを用いて入力データ
を可変長符号化することにより1つの可変長符号化テー
ブルのみを用いて可変長符号化する場合に比して可変長
符号化効率を一段と向上させることができる。これによ
り1つの可変長符号化テーブルを用いるときと同じ情報
量を発生させるには一段と小さい量子化サイズを選択す
ることができ、符号化データにより伝送される情報の品
質を一段と高めることができる。
【図1】本発明による可変長符号化装置を用いた符号化
装置の一実施例を示すブロツク図である。
装置の一実施例を示すブロツク図である。
【図2】可変長符号化処理手順の説明に供するフローチ
ヤートである。
ヤートである。
【図3】ハイブリツドコーダを示すブロツク図である。
【図4】フレーム内符号化によつて得られた量子化デー
タの発生頻度を示す頻度分布図である。
タの発生頻度を示す頻度分布図である。
【図5】フレーム間符号化によつて得られた量子化デー
タの発生頻度を示す頻度分布図である。
タの発生頻度を示す頻度分布図である。
【図6】DCT係数のスキヤンの手順を示す略線図であ
る。
る。
【図7】ラン及びレベルの2次元データによつてなる量
子化データの説明に供する略線図である。
子化データの説明に供する略線図である。
【図8】フレーム間符号化用VLCテーブルを示す略線
図である。
図である。
【図9】フレーム間符号化用VLCテーブルによるビツ
トの割当を示す略線図である。
トの割当を示す略線図である。
【図10】フレーム内符号化用VLCテーブルを示す略
線図である。
線図である。
【図11】フレーム内符号化用VLCテーブルによるビ
ツトの割当を示す略線図である。
ツトの割当を示す略線図である。
【図12】本発明による可変長符号化装置を用いた復号
化装置の一実施例を示すブロツク図である。
化装置の一実施例を示すブロツク図である。
【図13】ハイブリツドデコーダを示すブロツク図であ
る。
る。
【図14】本発明による可変長符号化装置を用いた符号
化装置の一実施例を示すブロツク図である。
化装置の一実施例を示すブロツク図である。
【図15】テーブル切換信号発生器を示すブロツク図で
ある。
ある。
【図16】可変長符号化処理手順の説明に供するフロー
チヤートである。
チヤートである。
【図17】本発明による可変長符号化装置を用いた復号
化装置の一実施例を示すブロツク図である。
化装置の一実施例を示すブロツク図である。
【図18】フレーム間符号化処理の説明に供する略線図
である。
である。
【図19】画像シーケンスにおけるピクチヤ構造を示す
略線図である。
略線図である。
【図20】映像信号伝送システムを示すブロツク図であ
る。
る。
【図21】画像データの階層構造を示す略線図である。
1……映像信号伝送システム、1A……符号化装置、1
B……復号化装置、2……前処理回路、5、11、21
……フレームメモリ、6、10……フオーマツト変換回
路、7、20、40……エンコーダ、8……メデイア、
9、30、50……デコーダ、14……後処理回路、2
2……ハイブリツドコーダ、23……VLC器、23A
……VLC回路、23B、32B……テーブル切換器、
23C、32C……フレーム内符号化用VLCテーブ
ル、23D、32D……フレーム間符号化用VLCテー
ブル、32……逆VLC器、32A……逆VLC回路、
41……テーブル切換信号発生器。
B……復号化装置、2……前処理回路、5、11、21
……フレームメモリ、6、10……フオーマツト変換回
路、7、20、40……エンコーダ、8……メデイア、
9、30、50……デコーダ、14……後処理回路、2
2……ハイブリツドコーダ、23……VLC器、23A
……VLC回路、23B、32B……テーブル切換器、
23C、32C……フレーム内符号化用VLCテーブ
ル、23D、32D……フレーム間符号化用VLCテー
ブル、32……逆VLC器、32A……逆VLC回路、
41……テーブル切換信号発生器。
Claims (16)
- 【請求項1】量子化された入力データを所定ブロツク単
位で可変長符号化する符号化方法において、 複数用意された可変長符号化テーブルのうち符号化効率
に基づいて選択された可変長符号化テーブルを用いて上
記入力データを可変長符号化することを特徴とする符号
化方法。 - 【請求項2】量子化された入力データを所定ブロツク単
位で可変長符号化する符号化装置において、 符号長の割当がそれぞれ異なる複数の可変長符号化テー
ブルと、 符号化効率に基づいて上記入力データの可変長符号化処
理に用いる可変長符号化テーブルの切換を指示する符号
化情報発生手段と、 上記符号化情報発生手段から出力される符号化情報によ
つて選択された可変長符号化テーブルを用いて上記入力
データを可変長符号化する符号手段とを具えることを特
徴とする符号化装置。 - 【請求項3】記録媒体又は伝送路を介して入力された符
号化データを所定ブロツク単位で可変長復号化する復号
化方法において、 上記符号化データの符号化時に用いられた可変長符号化
テーブルと同じ可変長符号化テーブルを複数用意された
可変長符号化テーブルの中から選択し、当該可変長符号
化テーブルを用いて上記符号化データを可変長復号化す
ることを特徴とする復号化方法。 - 【請求項4】記録媒体又は伝送路を介して入力された符
号化データを所定ブロツク単位で可変長復号化する復号
化装置において、 符号長の割当がそれぞれ異なる複数の可変長符号化テー
ブルと、 上記符号化データの中から抜き出された符号化情報に基
づいて当該符号化データの符号化時に用いられた可変長
符号化テーブルと同じ可変長符号化テーブルを上記複数
の可変長符号化テーブルの中から選択する切換手段と、 上記切換手段によつて選択された可変長符号化テーブル
を用いて上記符号化データを可変長復号化する復号手段
とを具えることを特徴とする復号化装置。 - 【請求項5】上記入力データは動き補償された後量子化
されたデータであり、かつ、上記符号化情報は予測符号
化方式に基づいて生成された情報であることを特徴とす
る請求項2に記載の符号化装置。 - 【請求項6】上記入力データは動き補償された後量子化
されたデータであり、かつ、上記符号化情報は予測符号
化方式に基づいて生成された情報であることを特徴とす
る請求項4に記載の復号化装置。 - 【請求項7】予測符号化方式に対応する可変長符号化テ
ーブルによらず、上記複数用意された可変長符号化テー
ブルそれぞれを用いて上記入力データを可変長符号化し
た場合に発生する発生情報量に基づいて可変長符号化テ
ーブルを選択することを特徴とする請求項1に記載の符
号化方法。 - 【請求項8】上記符号化情報発生手段は、予測符号化方
式に対応する可変長符号化方式によらず、上記複数用意
された可変長符号化テーブルそれぞれを用いて上記入力
データを可変長符号化した場合に発生する発生情報量に
基づいて上記入力データを可変長符号化する可変長符号
化テーブルを指示することを特徴とする請求項2に記載
の符号化装置。 - 【請求項9】上記入力データを可変長符号化処理する前
に、上記複数の可変長符号化テーブルそれぞれを用いて
上記入力データを可変長符号化した場合に発生する発生
情報量をそれぞれ求め、当該複数の発生情報量の比較結
果に基づいて上記入力データを可変長符号化する可変長
符号化テーブルを選択することを特徴とする請求項1に
記載の符号化方法。 - 【請求項10】上記符号化情報発生手段は、上記符号手
段が上記入力データを可変長符号化する前に、上記複数
の可変長符号化テーブルそれぞれを用いて可変長符号化
した場合に発生する発生情報量をそれぞれ求め、当該複
数の発生情報量の比較結果に基づいて上記入力データを
可変長符号化する可変長符号化テーブルを指示すること
を特徴とする請求項2に記載の符号化装置。 - 【請求項11】予測符号化方式に対応する可変長符号化
テーブルによらず、発生情報量に基づいて選択された可
変長符号化テーブルを上記複数用意された可変長符号化
テーブルの中から選択し、当該可変長符号化テーブルを
用いて上記符号化データを可変長復号化することを特徴
とする請求項3に記載の復号化方法。 - 【請求項12】上記切換手段は、予測符号化方式に対応
する可変長符号化方式によらず、上記複数用意された可
変長符号化テーブルそれぞれを用いて上記入力データを
可変長符号化した場合に発生する発生情報量に基づいて
上記入力データを可変長符号化する可変長符号化テーブ
ルを選択することを特徴とする請求項4に記載の復号化
装置。 - 【請求項13】上記入力データを可変長復号化処理する
前に、符号化時に選択された可変長符号化テーブルと同
じ可変長符号化テーブルを上記複数用意された可変長符
号化テーブルの中から選択し、当該可変長符号化テーブ
ルを用いて上記符号化データを可変長復号化することを
特徴とする請求項3に記載の符号化方法。 - 【請求項14】上記切換手段は、上記復号化手段が上記
入力データを可変長復号化処理する前に、符号化時に選
択された可変長符号化テーブルと同じ可変長符号化テー
ブルを上記複数用意された可変長符号化テーブルの中か
ら選択し、当該可変長符号化テーブルを用いて上記符号
化データを可変長復号化することを特徴とする請求項4
に記載の復号化装置。 - 【請求項15】マクロブロツクごと予測符号化された画
像データを直交変換した後量子化して得られる量子化デ
ータを可変長符号化する符号化装置において、 フレーム内符号化後に量子化された量子化データの発生
頻度に適応した第1の可変長符号化テーブルと、 フレーム間符号化後に量子化された量子化データの発生
頻度に適応した第2の可変長符号化テーブルと、 上記量子化データが予測符号化としてフレーム内符号化
されたデータかフレーム間符号化されたデータかに基づ
いて上記第1及び第2の可変長符号化テーブルの切換を
指示する符号化情報発生手段と、 上記符号化情報発生手段から出力される符号化情報によ
つて選択された第1又は第2の可変長符号化テーブルを
用いて上記量子化データを可変長符号化する符号手段と
を具えることを特徴とする符号化装置。 - 【請求項16】記録媒体又は伝送路を介して入力された
符号化データをマクロブロツク単位で可変長復号化する
復号化装置において、 フレーム内符号化後に量子化された量子化データの発生
頻度に適応した第1の可変長符号化テーブルと、 フレーム間符号化後に量子化された量子化データの発生
頻度に適応した第2の可変長符号化テーブルと、 予測符号化時に選択された符号化方法を符号化データの
中から抜き出し、上記符号化データがフレーム内符号化
された後可変長符号化された符号化データである場合に
は上記第1の可変長符号化テーブルを選択し、上記符号
化データがフレーム間符号化された後可変長符号化され
た符号化データである場合には上記第2の可変長符号化
テーブルを選択する切換手段と、 上記切換手段によつて選択された第1又は第2の可変長
符号化テーブルを用いて上記符号化データを可変長復号
化する復号手段とを具えることを特徴とする復号化装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25784093A JPH06225279A (ja) | 1992-10-26 | 1993-09-20 | 符号化方法、復号化方法、符号化装置及び復号化装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28718092 | 1992-10-26 | ||
| JP4-287180 | 1992-10-26 | ||
| JP25784093A JPH06225279A (ja) | 1992-10-26 | 1993-09-20 | 符号化方法、復号化方法、符号化装置及び復号化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06225279A true JPH06225279A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=26543422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25784093A Pending JPH06225279A (ja) | 1992-10-26 | 1993-09-20 | 符号化方法、復号化方法、符号化装置及び復号化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06225279A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003081784A1 (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Variable length encoding method, variable length decoding method, storage medium, variable length encoding device, variable length decoding device, and bit stream |
| JP2005516497A (ja) * | 2002-01-22 | 2005-06-02 | ノキア コーポレイション | イメージ/ビデオ符号器及び/又は復号器における変換係数の符号化 |
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| JP2009005217A (ja) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 画像符号化方法,画像復号方法,画像符号化装置,画像復号装置,画像符号化プログラム,画像復号プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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| US9319700B2 (en) | 2006-10-12 | 2016-04-19 | Qualcomm Incorporated | Refinement coefficient coding based on history of corresponding transform coefficient values |
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-
1993
- 1993-09-20 JP JP25784093A patent/JPH06225279A/ja active Pending
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