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JPH06210810A - バツクシームし得る多層フイルム - Google Patents

バツクシームし得る多層フイルム

Info

Publication number
JPH06210810A
JPH06210810A JP25901393A JP25901393A JPH06210810A JP H06210810 A JPH06210810 A JP H06210810A JP 25901393 A JP25901393 A JP 25901393A JP 25901393 A JP25901393 A JP 25901393A JP H06210810 A JPH06210810 A JP H06210810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
heat
propylene
copolymer
ethylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25901393A
Other languages
English (en)
Inventor
Ram K Ramesh
ラム・ケイ・ラメシユ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WR Grace and Co
Original Assignee
WR Grace and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WR Grace and Co filed Critical WR Grace and Co
Publication of JPH06210810A publication Critical patent/JPH06210810A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 プロピレンのコポリマーと、約0.90g/
cc未満の密度を有する均一系エチレンアルファ−オレ
フィンコポリマーとのブレンド物である少なくとも1つ
のヒートシーリング層が備わっている、熱収縮性多層フ
ィルムを提供する。 【効果】 好適には、この最外層は、該ヒートシーリン
グ層に適合性を示すことにより、最終使用用途、例えば
バックシームされた外被のための重なりシールを容易に
生じる。内部のポリアミド含有層が優れた弾性回復を与
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明の分野は、充分に「クックイン
(cook-in)」として特徴づけられるような改良された
構造的健全さを示すバッグ類および外被類(casings)
を製造するための包装用フィルムである。ここで用いる
言葉「クックイン」は、食品を入れたまま、時間−温度
条件への暴露に構造的に耐え得る包装材料を表すことを
意図している。
【0002】本発明は、一般に、クックイン包装に適し
た熱可塑性フィルムに関するものであり、より詳細には
食物クックインフィルムに関する。これらのフィルム
は、クックイン中その中に入っている食品への結合接着
を促進する食物接触表面特性を示してもよい。本発明の
フィルムは、公知フィルムに比べて改良された熱および
冷シール強度、改良された光学性を示すと共に、容易に
加工可能である。本発明は特にバックシームされた(ba
ckseamed)外被を意図したものである。
【0003】
【従来技術】クックイン包装された食物には、本質的
に、包装の中で調理される食物が含まれ、ここでこれら
は、消費者に配達された後温めるか或は温めることなし
に消費され得る。クックイン時間温度条件は、典型的に
は長いゆっくりとした料理を表しており、例えば、約5
5から約65℃の熱水に約1から約4時間浸漬すること
を表している。これらの条件は、習慣的な調理必要条件
の代表例である。約12時間に及ぶ約70℃から約10
0℃の浸漬がその限界を表している。このような条件
下、クックイン包装材料は、シールの一体性を保持する
必要がある、即ち如何なるヒートシールされた(heat s
ealed)継目も、クックイン中、引きはがされることに
対して抵抗力を示すべきである。このフィルムはまた、
それ自身にヒートシールし得る(heat sealable)必要
性があり、この包装フィルムは、本質的に、そこに入っ
ている食品に適合性を示すべきである。好適には、この
本質的な適合性は、フィルムが上記条件下で密に密着し
た包装を生じるような熱収縮を示すことによって達成さ
れる、即ちこのフィルムは、このような時間−温度条件
下で熱収縮性を示し、そしてその包装されている食品を
熱水の中に浸漬したとき、そこに入っている製品の回り
にその包装用フィルムがぴったりと縮むに充分な収縮エ
ネルギーを有するべきであり、特に、約55%に及ぶ単
軸および/または二軸収縮率を有するべきである。
【0004】このフィルムはまた、クックイン中、そこ
に含まれている食品と包装材料の食物接触表面との間に
ジュースが「クックアウト(cook-out)」するか或は集
まることを制限することによって製品収率を上昇させ
る、食品接着性を示してもよい。より詳細には、クック
イン中の第一「シーリングおよび食物接触」層がそこに
含まれている食品に接着する型の材料でできている種類
の多層フィルムにおいて、この第一層を二者択一的に
「接着層」と呼ぶことができる。ここで用いる言葉「接
着」は、クックイン中、そのフィルムとそこに含まれて
いる製品との間に流体が蓄積するのを本質的に防止する
に充分な程、そのフィルムの食物接触表面がそこに含ま
れている食品に結合することを意味することを意図して
いる。
【0005】Oberle他の米国特許番号4,469,742には、
熱収縮性クックインフィルムが記述されており、これに
は、次の収縮層のそれよりも高い軟化点を有する非親油
ポリマー材料から成る第一「シーリングもしくは食物接
触」層;この第一層に溶融接着しているエチレンのホモ
ポリマーまたはコポリマーから成る第二層;この第二層
に溶融接着している第三もしくは接着剤層(これは、照
射架橋可能でありそして次のバリヤー層に比較的強い親
和力を示す官能基を有している、化学的に修飾されたポ
リエチレンから成る);この第三層に溶融接着している
加水分解したエチレンと酢酸ビニルのコポリマーから成
る第四もしくはバリヤー層;この第四層に溶融接着して
いる上記第三層と同じ第五もしくは接着剤層;およびこ
の第五層に溶融接着している第六もしくは酷使層;が備
わっている。1つの具体例において、この第一「シーリ
ングおよび食物接触」層は、アイオノマー、即ちオレフ
ィンとカルボン酸のコポリマーを金属塩中和したもので
あり、その代表例は、クックイン中そこに入っている肉
製品に接着する種類の材料であるSurlyn(TM)である。
このSurlyn(TM)層はまた蛋白質に接着する層として機
能する。別の具体例において、該シーリング層は、エチ
レンを1から6重量%含んでいるプロピレン−エチレン
のランダムコポリマーである。この特許はまた、全体の
共押し出しおよび選択照射および選択配向を含むフィル
ム製造方法も開示している。
【0006】Oberle他が記述している如き、熱収縮性フ
ィルムを製造するための通常の方法では、管状配向方法
が用いられており、ここでは、バブルを生じさせて内部
圧力を作り出すことで横方向の引き伸ばしを行いそして
異なる速度のピンチロールを用いることで機械方向の引
き伸ばしを行うことにより、このフィルムの最初の管を
二軸配向させる。本発明のフィルムは、配向させている
間にバブルが壊れることを最小限、時にはなくさせなが
ら、容易に配向させ得る。次に、この引き伸ばしたバブ
ルを崩壊させることで、継目なし管状フィルムを平らに
したものとして巻き取ることにより、後者を用いてバッ
グ類を製造する、例えば典型的に、この管状物を平らに
したものが有する幅を交差させて横方向にヒートシール
することでその管状物の横方向のシールがそのバッグの
底を形成するようにすることによって、エンドシールバ
ッグを製造するか、或は横方向のヒートシールがバッグ
の側面を形成しておりそしてこの管状物の1つの縁がそ
のバッグの底を形成しているサイドシールバッグを製造
する。上記バッグ類は、典型的には、このバッグの中に
食品を入れ、このバッグの脱気を行い、そしてこのバッ
グの口をヒートシールするか、或はこのバッグの口を一
緒にした後、この一緒にしたバッグの口回りに金属製ク
リップを取り付けることでシールを生じさせることによ
り用いられている。二者択一的に、この崩壊させた管
を、所望の幅に応じて、1枚のフィルムか或は2枚以上
のフィルムに分割してもよい。次に、このフィルムをフ
ォーミングシュー(forming shoe)の回りで縦方向に折
り畳み、そして向かい合う端をラップシールとして連結
させることにより、バックシームされた外被を生じさせ
てもよい。工程による制限から、配向させた管を生じさ
せることが不可能であるか、或は与えられたクックイン
用途に充分な程小さい直径を生じさせることが不可能な
とき、このバックシームされた外被がしばしば望まれて
いる。しかしながら、上記外被の重なりシールは、その
クックイン材料の内部層(任意に接着する層)がその最
外層にヒートシールし得ることを必要としている。この
ような必要とされるシーリング適合性(sealing compat
ibility)は、同じ化学組成を有する内部層と外側層を
与えることによって最も容易に達成される。しかしなが
ら、個々の組成物が激しいクックイン条件下で剥離抵抗
を示すシールを生じさせるに充分な適合性を示す限り、
これらの内部層および外側層は同じである必要はない。
フィルムを用いたバックシームされた管の製造は、連続
もしくは断続方法であってもよい。この断続方法では、
典型的には、このフィルムをシールすることで、与えら
れた最終使用用途に必要とされている長さを有する管状
物を生じさせた後、横方向に切断する。このフィルムの
インデックスを前に送り、そしてシーリングと切断段階
を繰り返すと、所望の直径と長さを有する1組の管状外
被が得られる。これらの外被の1つの末端をクリップで
止めた後、詰め込みを行い、そしてその反対側の末端を
クリップで止めるか、或はそれらを、継目なし管状物か
らバッグ類を製造するのと同じように、ヒートシールす
ることで処理してもよい。二者択一的に、独立して生じ
させたシールが少なくともある程度の重なりを有してい
る限り、連続した管を生じさせる断続方法を用いること
も可能である。連続方法では、このフィルムの長さ全体
をシールすることで、連続した管を生じさせた後、クリ
ップで止め、詰め込みを行った後、クリップ止めをす
る。
【0007】継目なしであるか或はバックシームされた
ものであっても、クックイン管状物にひだを付けてもよ
い、即ち折り畳むか或はひだを取ることにより、長さを
比較的短くして、詰め込みを行っている間の取り扱いを
容易にしてもよい。製造方法に関係なく、次に、該バッ
グもしくは外被を、そのフィルムを引き伸ばし配向させ
た温度とおおよそ同じ温度、典型的には約160から2
05度F(61から96℃)の熱水の中に浸漬するが、
この熱水浸漬が、このフィルムを均一に収縮させるに充
分な熱をこのフィルムに伝える最も早くそして最も経済
的な手段の1つである。二者択一的に、このバッグ、フ
ィルムまたは外被を、料理用鋳型のライナーとして用い
てもよい。
【0008】Schirmerの米国特許番号4,606,922には、
接着するプラスチック製クックイン包装、例えば外被、
並びにクックイン包装されている肉製品の収率を増強す
る方法が記述されている。この方法は、そこに入ってい
る肉製品に本質的に適合性を示す軟質の熱可塑性外被を
含んでいると共に選択照射したアイオノマーから成る内
部の肉接触表面が備わっている、接着するクックイン容
器を最初に準備し、次にこの容器を、選択した肉製品の
回りに適合させてその包装した製品を調理することを含
んでおり、その時点で、この外被の内部表面がその肉製
品に接着することにより、流体がクックアウトするのを
本質的に防止している。
【0009】Thompsonの米国特許番号4,411,919には、
接着する軟質プラスチック製クックイン包装、並びにク
ックイン包装した肉製品の収率を増強する方法が開示さ
れている。この方法は、選択した肉製品に本質的に適合
性を示す軟質プラスチック容器を含んでいると共にポリ
マーオレフィンから成る肉製品接触表面が備わってい
る、接着するクックイン包装を準備することを伴ってい
る。クックイン中の肉製品にその内部表面が接着するに
充分なエネルギー放射表面処理を酸素の存在下で該容器
に受けさせるが、この容器は、ホットブローン(hot bl
own)管状フィルムから作られたものである。この包装
を、選択した肉製品の回りに適合させた後、この包装し
た製品を調理し、その時点で、この内部表面がその肉製
品に接着することにより、流体がクックアウトするのを
本質的に防止している。
【0010】Erk他の米国特許番号4,303,711には、包装
後加熱するか或は熱流体状態で包装されるペースト型の
食料を包装して包み込むための、二軸引き伸ばしされた
プラスチック材料から成る包装用および外被用管状フィ
ルムが記述されている。このフィルムは、少なくとも1
種の脂肪族ポリアミドが約50−99重量部でありそし
てアイオノマー樹脂、改質エチレン酢酸ビニルコポリマ
ーおよび改質ポリオレフィンから成る群の1員以上が約
1−50重量部である混合物である。
【0011】Erk他の米国特許番号4,601,929は、ペース
ト形態の食料、特に熱いまま包装されるか或は包装後熱
処理を受ける食料を包装して包み込むための、ポリアミ
ドフィルムから成る単一層に関するものである。
【0012】Ghiradello他の米国特許番号4,568,580
は、少なくとも2種の異なるポリアミド前駆体モノマー
類をランダム共重合させることによって得られるコポリ
アミドを含む少なくとも1つの表面が備わっている第一
フィルム部分を含む、食品を包装するための製品に関す
るものである。この製品は、上述したコポリアミドを含
んでいる表面を有するフィィルムから成る第二フィルム
部分、そして上記第一フィルム部分と第二フィルム部分
のコポリアミド表面の間に少なくとも1つの熱溶接を含
んでいる。この製品は、この熱溶接の損傷を受けること
なく、少なくとも10分間に渡り、70℃から120℃
の温度の熱処理に耐えることができる。
【0013】Oberleの米国特許番号4,855,183には、ポ
リアミド組成物から成る第一食物接触層が備わっている
クックインフィルムが開示されている。
【0014】Oberleの米国特許番号4,762,748には、コ
ア層と酷使層か、接着剤層か、或はその両方にエチレン
アクリル酸アルキルコポリマーが備わっていることによ
って特徴づけられるクックイン収縮フィルムが開示され
ている。このシーリング層は、プロピレンエチレンコポ
リマー、アイオノマー、低密度リニアポリエチレンとア
イオノマーのブレンド物、並びに低密度リニアポリエチ
レンとエチレンアクリル酸コポリマーのブレンド物から
成る群から選択される。
【0015】Schirmerの米国特許番号4,448,792には、
プロピレンのホモポリマーまたはコポリマー、好適には
低エチレン含有量のプロピレンエチレンコポリマーから
成るシーリングおよび食物接触層が備わっているクック
イン収縮バッグが記述されている。このシーリング層に
隣接しているコア層は、プロピレンのホモポリマーまた
はコポリマーのブレンド物である。また、バリヤー層、
酷使層、このバリヤー層を挟んでいる接着剤層が備わっ
ている。
【0016】Oberleの米国特許番号4,879,124には、穴
の開いたクックイン収縮バッグが記述されている。この
シーリング層に好適な材料にはエチレン−アクリル酸コ
ポリマー類、エチレンメタアクリル酸コポリマー類、ア
イオノマー類、並びに上記のブレンド物が含まれる。
【0017】Schirmerの米国特許番号4,608,302には、
調製した食品の包装で用いるに適切な、プロピレンコポ
リマー類と未可塑化サラン(Saran)から得られる配向
フィルムが開示されている。コア層は、10から12重
量%の酢酸ビニル含有量とフラクショナルメルトインデ
ックス(fractional melt index)を有するエチレン酢
酸ビニルコポリマーから成っていてもよい。このコア層
は、プロピレンのホモポリマーまたはコポリマー(これ
はプロピレンとエチレンのコポリマーであってもよい)
であるシーリング層に隣接している。
【0018】Bekeleの米国特許番号4,909,726には、チ
ャブ(chub)包装用耐衝撃フィルムが記述されている。
種々の層が、フラクショナルメルトインデックスを有す
るポリマー材料を含んでいてもよい。
【0019】Muellerの米国特許番号4,977,922には、フ
ラクショナルメルトインデックスを有するエチレン酢酸
ビニルコポリマーから成っていてもよい少なくとも1つ
の内部層が備わっているバリヤーストレッチフィルムが
記述されている。
【0020】Schirmerの米国特許番号4,937,112には、
オレフィンのシーリング層と、このシーリング層に隣接
している、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンお
よびエチレン酢酸ビニルコポリマーから成る群から選択
される、高い分子量とフラクショナルメルトインデック
スを有するポリマー材料を含んでいるコア層とが備わっ
ているチャブ包装用フィルムが記述されている。
【0021】Ohya他に発行された米国特許番号4,495,24
9には、加水分解したエチレン−酢酸ビニルコポリマー
のコア層、そしてエチレンと酢酸ビニルのコポリマーお
よびプロピレンとエチレンのコポリマーまたは低密度の
リニアポリエチレンから成る混合物の2つの外側層が備
わっている多層積層フィルムが開示されている。この文
献の多層積層フィルムは、それが熱収縮性を示すように
することができ、そしてこれは、ガスバリヤー特性を示
す。
【0022】米国特許番号4,182,457(Yamada他)に
は、EVOHのコア、接着剤層、そして例えばポリプロ
ピレンまたはエチレンプロピレンコポリマーから成る追
加的層が備わっている容器が開示されている。
【0023】米国特許番号4,511,610(Yazaki他)に
は、EVOHのコア、接着剤層、そして例えばポリプロ
ピレンまたはエチレンプロピレンコポリマーから成る追
加的層が備わっている容器が開示されている。
【0024】Christensen他に発行された米国特許番号
4,405,667は、明らかに、低密度のリニアポリエチレン
製ヒートシール層、低密度のリニアポリエチレンとプロ
ピレンエチレンコポリマーとのブレンド物から成る第二
層、プロピレンエチレンコポリマーから成る任意の第
三、第四および第五層、無水物で改質されたポリプロピ
レンから成る第六層、ナイロンから成る第七層、EVO
Hから成る第八層、および第九層またはナイロン、が備
わっているリトータブル(retortable)パウチを開示し
ている。
【0025】Muellerに発行された米国特許番号4,532,1
89には、各々が例えばポリプロピレンとエチレンプロピ
レンコポリマーとのブレンド物を含んでいる2つのスキ
ン層が備わっている収縮フィルムが開示されている。
【0026】また興味の持たれるものは、Rosenthal他
に発行された米国特許番号4,400,428であり、これは、
加水分解したエチレン酢酸ビニルコポリマーから成るガ
スバリヤー層と、このベースフィルムに隣接している層
と、例えば改質されたプロピレン/エチレンコポリマー
であってもよいヒートシールし得る外側層を含んでいる
多層構造を有する、少なくとも1つの表面の上に積層さ
れている、二軸配向したポリプロピレンを基とするフィ
ルム(BOPP)が備わっている複合体フィルムを開示
している。
【0027】EPO特許出願番号0149321には、塩化ビニリ
デンのコポリマーから成るガスバリヤー層、エチレンプ
ロピレンコポリマー、ポリプロピレンおよびそれらの混
合物の如きポリオレフィンから成る外側層、例えばポリ
アミドから成る少なくとも1つの中間層、そして上記層
のいずれかの間に配置されている接着剤層、が備わって
いる熱収縮性管状フィルムが開示されている。
【0028】英国特許出願GB 2,139,948Aには、ヒート
シールし得るポリマー、例えば低密度のリニアポリエチ
レンか或はEVAの如き他のポリマー類とブレンドされ
ているLLDPEから成る表面層と、EVOH層と、ポ
リプロピレンの層とが備わっている多層、好適には共押
し出しされた繊維−層のヒートシールし得るフィルムが
開示されている。これらの層を、ポリマー接着結合層で
接着させてもよい。
【0029】英国特許出願GB 2,221,649には、70−1
10℃のビーカー軟化点を有するプロピレンと1種以上
のアルファオレフィンとのコポリマーから成るコア層
と、135−150℃の融点を有する結晶性ポリプロピ
レン樹脂から成る2つの外側層が備わっている、改良さ
れた熱収縮特性を示す複合体フィルムが開示されてい
る。
【0030】EPO特許出願番号435498-Aは、プロピレン
と少なくとも2種の他のアルファ−オレフィン類とのコ
ポリマーであるヒートシーリング層が備わっている熱収
縮性多層フィルムを意図したものである。
【0031】日本特許出願3063133-Aは、脂肪族ポリア
ミドと非結晶性ポリアミドとのブレンド物である少なく
とも1つの層が備わっている熱収縮性多層フィルムを意
図したものである。
【0032】日本特許出願3121842-Aは、ポリアミド/
ポリエチレンのブレンド物である内部層を含んでいる包
装材料を意図したものである。
【0033】ドイツ国特許出願3943024-Aは、ナイロン
6とコポリアミドとのブレンド物である単層外被を意図
したものである。
【0034】従って、本発明の1つの目的は、二軸配向
が容易な新規クックインフィルムを提供することにあ
る。
【0035】本発明の更に一層の目的は、バブルの破壊
が本質的に最小限であるか或は全く生じないバブル形成
手段を用いた、改良された二軸配向性を管として示す新
規なクックインフィルムを提供することにある。
【0036】本発明の更に一層の目的は、プロピレンを
基とするコポリマーとエチレンアルファ−オレフィンコ
ポリマーとのブレンド物をそのシーリング層が含んでい
る上記新規クックインフィルムを製造する方法を提供す
ることにある。
【0037】本発明の更に一層の目的は、プロピレンを
基とするコポリマーとエチレンアルファ−オレフィンコ
ポリマーとのブレンド物を最外層が含んでいる上記新規
クックインフィルムを製造する方法を提供することにあ
る。
【0038】本発明の更に別の目的は、密な包装外観を
与えるための、良好な弾性回復を示すクックインフィル
ムを提供することにある。
【0039】本発明の更に一層の目的は、成形すること
でバックシームされた外被を生じ得るクックインフィル
ムを提供することにある。
【0040】本発明の追加的目的および利点の一部を以
下の記述の中に挙げ、そしてその一部は、この記述から
本分野の通常の技術者に明らかになるか或は本発明の実
施で習得され得る。本発明の目的および利点は、添付請
求の範囲に特に指摘する方法および組み合わせを用いて
現実化されると共に達成され得る。
【0041】
【発明の要約】これらの目的と共に他の目的は、プロピ
レンを基とするコポリマーが約50から約95重量%で
ありそして約0.90g/cc未満の密度を有する均一
系(homogeneous)エチレンアルファ−オレフィンコポ
リマーが約5から約50重量%であるブレンド物のヒー
トシーリング(heat sealing)層が備わっている熱収縮
性多層フィルムを与えることによって達成される。上記
目的は更に、ポリアミドか、コポリアミドか、非晶質コ
ポリアミドか、或は上記のブレンド物を含んでいる少な
くとも1層が備わっている上記フィルムを与えることに
よって達成される。
【0042】
【発明の詳細な記述】本発明は、一般に、プロピレンを
基とするコポリマーと、約0.90g/cc未満の密度
を有する均一系エチレンアルファ−オレフィンコポリマ
ーとのブレンド物であるヒートシーリング層が備わって
いる熱収縮性多層フィルムを意図したものである。詳細
には、本発明に従う改良された加工性とヒートシール特
性を示すフィルムは、構造:(内部シーリングおよび食
物接触層)/(ナイロン層)/(外側シーリング層)ま
たは(内部シーリングおよび食物接触層)/(ナイロン
層)/(バリヤー層)/(外側シーリング層)を有して
いる。ここで再び、この内部シーリングおよび食物接触
層は、約0.90g/cc未満の密度を有するエチレン
アルファ−オレフィンコポリマーと、プロピレンを基と
するコポリマーとのブレンド物である。このプロピレン
を基とするコポリマーは、好適には、約94から約99
重量%のプロピレンと約1から約6重量%のエチレンを
含んでいるエチレンプロピレンコポリマーである。
【0043】二者択一的に、このプロピレンを基とする
コポリマーは、プロピレンとエチレンとブテンとのコポ
リマーであってもよい。上記エチレンとプロピレンとブ
テンとのコポリマーは、好適には、約90から約99重
量%のプロピレンと約1から約6重量%のエチレンと約
1から約10重量%のブテンを含んでいるべきである。
本明細の目的で、言葉「コポリマー」は、2種以上のコ
モノマー類の重合生成物を幅広く記述することを意図し
ていることを特記する。
【0044】本ヒートシーリング層は、如何なる場合で
も、上記プロピレンを基とするコポリマーを50から約
95重量%含んでいてもよいが、より好適な範囲は70
から約85%であり、該ヒートシーリング層の75%が
上記コポリマーの最適量である。上述したように、この
プロピレンを基とするコポリマーを、約0.90g/c
c未満の密度を有する均一系エチレンアルファ−オレフ
ィンコポリマーとブレンドする。
【0045】エチレンアルファ−オレフィン類は、一般
的に言って、エチレンと、C3から約C10のアルファオ
レフィン類から選択される1種以上のコモノマー類との
コポリマー類であるが、特に、C4から約C10のアルフ
ァオレフィン類、例えばブテン−1、ペンテン−1、ヘ
キセン−1、オクテン−1などとエチレンとのコポリマ
ー類を含んでおり、ここで、これらのポリマー分子は、
側鎖もしくは分枝が少ない長鎖を含んでおり、時にはリ
ニアポリマー類と呼ばれている。これらのポリマー類は
低圧重合方法で得られ、そして存在している側鎖分枝
は、非リニアエチレン類よりも短い。エチレン/アルフ
ァ−オレフィンのコポリマー類は、約0.860g/c
cから約0.940g/ccの範囲の密度を有してい
る。言葉「低密度リニアポリエチレン」は、一般に、約
0.915から約0.940g/ccの密度範囲に入る
群のエチレン/アルファ−オレフィンコポリマー類を包
含していると理解される。時には、約0.926から約
0.940の密度範囲にあるリニアポリエチレンは、中
密度リニアポリエチレン(LMDPE)と呼ばれてい
る。より低い密度のエチレンアルファオレフィン類は、
非常に低密度のポリエチレン(VLDPE、典型的に
は、Union Carbideが供給しているエチレンとブテンの
コポリマー類を表す目的で用いられている)および超低
密度ポリエチレン(ULDPE、典型的には、Dowが供
給しているエチレンとオクテンのコポリマー類を表す目
的で用いられている)を表し得る。ここではVLDP
E、ULDPE、LLDPEおよびLMDPEに関する
特定の密度範囲を挙げてきたが、密度の分類分けに関す
る明らかな線を引くことは不可能であり、上記は供給者
によって変化することを特記する。
【0046】今まで、通常のエチレンアルファ−オレフ
ィン類は、チーグラー−ナッタ(Ziegler-Natta)触媒
重合で製造されてきた。伝統的なチーグラー−ナッタ均
一系は、金属アルキル触媒で活性化された金属ハロゲン
化物を含んでいる。これらは、種々の金属酸化状態が存
在していると共に、配位子の部位がこの触媒のどこに位
置しているかに応じて種々の配位子環境が存在してお
り、これらは全て、比較的幅広い分子量分布と共に一般
的に不均質な組成をもたらす。一般的に言って、チーグ
ラー−ナッタ触媒は、それによるコモノマーの組み込み
は弱く、多くのコモノマーを有するいくつかのポリマー
と、それが本質的に少ない他のポリマーを生じる。例え
ば、通常のチーグラー−ナッタ触媒を用いると、平均で
10%のコモノマーを有するリニアエチレンアルファ−
オレフィンは、与えられた個々の鎖のいずれにおいても
0から40%のコモノマー範囲を示し得る。
【0047】最近、新しい種類の、エチレンを基とする
リニアポリマー類が紹介された。これらの新規な樹脂
は、メタロセン触媒重合で製造されたものであり、そし
てこれらは、通常のチーグラー−ナッタ重合方法で製造
された樹脂よりも狭いか或はより均質な組成特性、例え
ば分子量分布を有することによって特徴づけられる。通
常のチーグラー−ナッタ重合系は、考慮された触媒組成
差を有しており、これらは、各々の部位が異なる反応率
と選択性を示す異なる触媒反応部位として照明されてい
る。メタロセン触媒系は、注目すべき選択率を示す単一
の同定可能化学型として特徴づけられている。従って、
通常の系は、異なる触媒部位が示す特異的な特性が反映
された樹脂を生じる一方、メタロセン系を用いて製造さ
れた樹脂は単一の触媒部位を反映している。しかしなが
ら、以前から入手可能な少なくともいくつかのエチレン
を基とするリニアポリマー類は、本メタロセン触媒ポリ
オレフィン類を用いることで達成される物性および組成
的特性を示すことを特記する。上記コポリマー類は、メ
タロセン触媒で製造されたものではないが、メタロセン
を触媒として用いた樹脂が示す均一性を達成する樹脂を
生じる非メタロセン単一部位触媒によって製造されたも
のであった。上記の例は、Mitsuiが商標Tafmer(TM)の
下で市販している樹脂である。メタロセン触媒が用いら
れたエチレンアルファオレフィン類およびTafmer型の樹
脂が、本発明のヒートシーリング層で用いるに適当であ
る。
【0048】従って、本ヒートシーリング層のエチレン
アルファ−オレフィンは、均一系メタロセン触媒が用い
られた樹脂であるか、或は少なくとも、単一部位触媒が
用いられた樹脂、例えばTafmerである。このフィルム構
造全体が示す加工性を補助しそして改良されたシーリン
グを得る目的で、その密度を約0.90g/cc未満に
制限する。用いる均一系エチレンアルファ−オレフィン
は、好適にはプロピレンを基とする樹脂に優れた相溶性
を示すエチレンとブテンのコポリマーまたはエチレンと
プロピレンのコポリマーである。このエチレンアルファ
−オレフィンは、該ヒートシーリング層の約5から約5
0重量%、最も好適には15から30重量%を構成して
いる。
【0049】本フィルム構造物には、少なくとも1種の
ポリアミドもしくはナイロンを含んでいる層が備わって
いる。この構造物全体に弾性回復特性を与える目的で上
記層を存在させる。詳細には、上述した如きクックイン
用途では、文字通り、食品をフィルム包装の中で調理す
る。本フィルムは二軸配向していることから、これは調
理中に収縮して、そこに含まれている食品と密に適合す
る。調理後、典型的には、この製品を冷却し、これによ
って、少なくとも肉製品の場合、しばしば製品の収縮が
もたらされる。このように収縮している間の肉に密に適
合させるためには、このフィルムが良好な弾性回復を示
すことが望まれている。
【0050】ナイロン類が上記弾性回復特性を熱可塑性
フィルムに与えることは一般的に知られている。本発明
の目的でポリアミド類、コポリアミド類および非晶質ナ
イロン類の種々の組み合わせを調査することにより、加
工性、剛性付与特性および弾性回復の好適な組み合わせ
を決定した。ナイロン6/12から成る層が、本発明に
最適な特性組み合わせを生じることを見い出した。
【0051】従って、本発明は、好適には、前に示した
(内部シーリングおよび食物接触層)/(ナイロン層)
/(外側シーリング層)、そして更に一層の具体例にお
いて、構造:(内部シーリングおよび食物接触層)/
(ナイロン層)/(バリヤー層)/(外側シーリング
層)を含んでいる。これらの層の各々はまた同様に、任
意に結合層で互いに接着していてもよい。
【0052】該食物接触層に、任意に、これに限定され
るものではないがコロナ放電、プラズマ、炎、紫外およ
び高エネルギー電子処理を含むエネルギー放射処理を受
けさせてもよい。例えば、この食物接触層を選択的に高
エネルギー電子で照射してもよく、これは有利に、以下
に更に詳しく考察する如きクックイン一体性のため、こ
の多層フィルム構造物全体を照射している間に達成され
得る。放射線量を、ここでは、放射単位「RAD」で表
し、そして百万RADもしくはメガラッドを「MR」と
して表示する。高エネルギー電子の適切な放射線量は、
約12MR以下、より好適には約2から約9MRの範囲
である。
【0053】該接着剤または結合層はまた、該バリヤー
層とコア層にか、或は該酷使層にか、或はこのコア層と
酷使層の両方に優れた接着性を示す如何なるポリマーを
含んでいてもよい。本文中に記述した如きポリエチレン
のコポリマー類およびエチレンと酢酸ビニルのコポリマ
ー類を含む種々のポリエチレン類が、本発明に従って用
いる結合層として有効である。好適には、この結合層
は、上で考察したコア層の中に含まれている如き、ゴム
部分を有する無水物改質アルファ−オレフィンコポリマ
ー類を含んでいる。好適な樹脂は、Morton Internation
al製Tymor 1203である。また適切なものはdu Pont製Byn
el 4107である。しかしながら、フィルム製造技術でよ
く知られている種々の接着剤のいずれも、例えばChempl
ex Co.が供給しているPlexar(TM)接着剤などを用いる
ことも可能である。
【0054】1つの種類のポリエチレンとしてここで用
いる言葉「エチレン酢酸ビニルコポリマー」(EVA)
は、このコポリマーの中にエチレンを誘導する単位が主
要量で存在しておりそしてこのコポリマーの中に酢酸ビ
ニルを誘導する単位が少量存在しているところの、エチ
レンと酢酸ビニルモノマー類から生じるコポリマーを表
している。EVAは、エチレンアルファ−オレフィンポ
リマーと同様な構造的強度を有するばかりでなく、隣接
する層に優れた接着力を与えることで知られており、こ
れによって、「接着剤」の必要性が低くなるか或はなく
すことができる。EVAコポリマー類を加水分解するこ
とで、エチレンとビニルアルコールのコポリマー類(E
VOH)を生じさせることができ、これらは主に、本発
明に従うバリヤー層として用いられる。配向性(orient
ability)を増強する目的で、エチレン/アクリル酸エ
ステル/無水マレイン酸のターポリマーの如き改質剤
を、本EVOHバリヤー層にブレンドしてもよい。
【0055】この言葉「配向させた」はまた、ここで
は、言葉「熱収縮性を示す」と交換可能様式で用いら
れ、これらの言葉は、材料を引き伸ばした後、その引き
伸ばした寸法を本質的に維持しながらこれを冷却するこ
とによって硬化させた材料を表している。配向させた
(即ち熱収縮性を示す)材料は、適当な高温に加熱され
ると、元の引き伸ばされていない(未拡張)寸法に戻る
傾向を示す。
【0056】本発明のクックインフィルムは、好適には
配向しており、押し出し方法、特にこの技術で知られて
いる共押し出し方法で生じる。これを最初に、例えばカ
スケードの水クエンチで冷却した後、これを再び、それ
の配向温度範囲内に加熱して引き伸ばすことによって配
向させる。配向させるための引き伸ばしは、数多くの方
法、例えば「ブローンバブル(blown bubble)」技術ま
たは「テンターフレーミング(tenter framing)」など
で達成され得る。これらの方法は本分野の技術者によく
知られており、この材料を交差もしくは横方向(TD)
および/または縦もしくは機械方向(MD)に引き伸ば
す配向操作と呼ばれている。引き伸ばした後、このフィ
ルムを、本質的にこの引き伸ばされた寸法を維持しなが
ら、急速クエンチしてこのフィルムを迅速に冷却するこ
とにより、その配向した分子構造で硬化させるか或は固
定させる。
【0057】ほとんどか或は全く配向していないフィル
ムが望まれている場合、例えば非配向もしくは非熱収縮
性フィルムが望まれている場合、このフィルムを、非配
向性材料から生じさせるか、或は配向性材料から生じさ
せる場合、それを「ホットブローン(hot blown)」し
てもよい。ホットブローンフィルムを生じさせる場合、
このフィルムを、押し出しもしくは共押し出しした後直
ちに冷却するのではなく、このフィルムがまだこの材料
の配向温度範囲以上の高温にある間に、これを最初に押
し出した後短期間引き伸ばす。その後、このフィルム
を、よく知られた方法で冷却する。本分野の技術者にと
って上記方法は馴染みのあるものであり、そして、この
得られるフィルムが本質的に未配向特性を示すといった
こともよく知られている。未配向フィルムを生じさせる
他の方法、例えばキャスト押し出しまたはキャスト共押
し出し方法などもよく知られている。
【0058】示したように、これらのフィルム層は共押
し出しで製造可能であり、ここでは、それの上に追加的
層を後で押し出しコートすることによって多層フィルム
を生じさせる。2つの多層管を製造し、後で、これらの
管の1つをもう1つの管の上に押し出しコートするか或
は積層させることもできる。このフィルムの1層以上に
処理を受けさせることが望まれており、この処理が他の
層の1つ以上に有害であり得る場合のフィルム製造で
は、このフィルム全体を共押し出しするよりも、押し出
しコーティング方法の方が好ましい。フィルムが有する
1つ以上の層を高エネルギー電子で照射することが望ま
れており、そしてこのフィルムが、塩化ビニリデンの1
種以上のコポリマー類(例えばサラン(TM))、例えば
塩化ビニリデンと塩化ビニルまたは塩化ビニリデンとア
クリル酸メチル、並びに塩化ビニリデンとアクリル酸エ
チルもしくはアクリロニトリル、などのバリヤー層を含
んでいる場合、上記を行うことができる。
【0059】この種類のフィルムには、例えば、該バリ
ヤー層が、EVOH層に追加されたか或はそれの代わり
としてのサラン(TM)層である、フィルムが含まれる。
本分野の技術者は、一般に、高エネルギー電子を用いた
照射は、照射によってサラン(TM)が劣化すると共に変
色してそれが褐色になることから、上記サラン(TM)バ
リヤー層組成物にとって一般に有害であることを認識し
ている。従って、サラン(TM)層を含んでいるバリヤー
層が備わっているフィルムに関しては、全体の共押し出
しを行った後、この多層構造物を高エネルギー電子で照
射する場合、この照射は低レベルで注意深く行われる必
要がある。二者択一的に、第一層または層類を押し出
し、この層もしくは層類に高エネルギー電子照射を受け
させた後、サラン(TM)バリヤー層を取り付け、そして
そのことから、押し出して予め照射した管の外側表面に
他の層(これらは照射されているか或は照射されていな
くてもよい)を逐次取り付けることによって、上記を避
ける。このような順序を用いることにより、該サラン
(TM)バリヤー層に有害な変色を受けさせることなく、
該第一層もしくは層類の高エネルギー電子照射を行うこ
とが可能になる。
【0060】従って、ここで用いる言葉「押し出し」ま
たは言葉「押し出しする」は、共押し出し、押し出しコ
ーティング、或はそれらの組み合わせを含むことを意図
したものである。
【0061】上に示したフィルム製造に関する一般にな
概略は、上記方法は米国特許番号4,274,900; 4,229,24
1;、4,194,039; 4,188,443; 4,048,428; 3,821,182およ
び3,022,543に挙げられるようによく知られていること
から、それに全てを包含させることを意図したものでは
ない。
【0062】
【実施例】以下に示すフィルム構造物を製造する試みを
行った。内部層のポリアミド組成は通常の内部シーラン
ト/結合/バリヤー/結合/外側シーラント構造物に良
好な弾性回復特性を与えるものと考えた。しかしなが
ら、これらの比較フィルム構造物を配向させるのは困難
でありそして時には不可能であることが確認された。各
々の層に関する相対的な厚さパーセントも示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】以下に示すフィルム構造物(これらの全て
が、そのシーラントの中にプロピレンを基とするコポリ
マーとエチレンアルファ−オレフィンとのブレンド物を
含んでいる)の加工は容易であると共に、それを配向さ
せるのはほとんどか或は全く困難でなかった。本実施例
の構造物の中には、上記比較実施例1−9のそれに匹敵
する厚さを有するポリアミド含有層が入っていることを
特記する。それらの最初の方の構造物では、該ポリアミ
ドを分割して2つに分離した層を生じさせて該バリヤー
層を挟まさせることにより、上から見ても下から見ても
同じフィルム構造物を生じさせた。対称的な構造物は湾
曲を防止すると考えられた。しかしながら、本実施例で
は、該バリヤー層が有する堅さが単一のポリアミド含有
層が有する堅さとの均衡を保つことで湾曲を防止してい
ることが確認された。
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】
【表5】
【0069】
【表6】
【0070】前に示した実施例において、下記の材料を
用いた。
【0071】EPC-1 Finaが市販しているFina 847
3、エチレンが3.1%のプロピレン/エチレンコポリ
マー EPC-2 Solvayが市販しているEltex P KS 409、エ
チレンが3.2%のプロピレンエチレンコポリマー EPB Sumitomoが市販しているW531D、エチレンプ
ロピレンブテンコポリマー R-AD エチレンアルファ−オレフィンコポリマ
ー、Morton Internationalが市販しているTymor(TM)1
203、ゴムと無水マレイン酸をグラフト化したもの P-AD DuPontが市販しているBynel E302、無水物
をグラフト化したポリプロピレン PAまたは PA-1 Alliedが市販している8209FN、ナイロン6 PA-2 Huls America, Inc.が市販しているVestami
d L1940 NaturalでありIrganox 1098、抗酸化剤および
ステアリン酸カルシウムを含んでいる APA DuPontが市販しているSelar PA 3426、非晶
質ナイロン CPA-1 Emserが市販しているXE 3303、ナイロン6
6/610 CPA-2 Emserが市販しているCF62BSE、ナイロン6
/69 CPA-3 BASFが市販しているUltramid C35、ナイロ
ン666 CPA-4 Emserが市販しているGrilon CF6S、ナイロ
ン6/12 EVOH エチレンビニルアルコールコポリマー、Eva
l of Americaが市販しているEval LC-E105A EVOH-2 エチレンビニルアルコールコポリマー、Eva
l of Americaが市販しているECG-156B M エチレン−アクリル酸エステル−無水マレ
イン酸コポリマー改質剤 EAO-1 Mitsuiが市販しているTafmer A-4085、均一
系エチレンブテンコポリマー、密度=0.885g/c
c EAO-1 Dow Chemicalが市販している低密度エチレ
ンアルファ−オレフィンコポリマーATTANE(TM)4203、
0.905g/ccの密度を有する1−オクテンと一緒
に重合したエチレン EAO-2 Dow Chemicalが市販しているエチレン−1
−オクテンコポリマーDowlex(TM)2045 EBA Quantum Chemical Companyが市販しているE
A 705-009、アクリル酸ブチル含有量が5重量%のエチ
レンアクリル酸ブチルコポリマー COLOR-1 白色濃縮物、Teknor Colorが市販しているE
PE 10214-C、50%TiO2/50%LDPEブレンド
物 説明および記述の目的で本発明の好適な具体例に関する
上記記述を与えた。これは、徹底的ではない、即ち本発
明をその記述した正確な形態に限定することを意図した
ものではなく、上に示した教示を鑑みて修飾および変更
を行うことが可能であるか、或は本発明の実施からそれ
らを取得することが可能である。本発明の原理およびそ
の実際の用途を説明して、本分野の技術者が、本発明の
種々の具体例を利用できるようにしそして意図された特
別な使用に適合するように種々の修飾を行って本発明を
利用できるようにする目的で、該具体例を選択しそして
記述した。例えば、本文中ではバックシームされた外被
を考察したが、本シール層および他の構造層が用いられ
ている熱可塑性フィルムもまた本発明の範囲内である。
ここに添付した請求の範囲およびそれらの同等物によっ
て本発明の範囲を限定することを意図したものである。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロピレンを基とするコポリマーが約5
    0から約95重量%でありそして約0.90g/cc未
    満の密度を有する均一系エチレンアルファ−オレフィン
    コポリマーが約5から約50重量%であるブレンド物を
    含んでいるヒートシーリング層が備わっている熱収縮性
    多層フィルム。
  2. 【請求項2】 上記プロピレンを基とするコポリマーが
    約70から約85重量%でありそして上記均一系エチレ
    ンアルファ−オレフィンコポリマーが約15から約30
    重量%であるブレンド物を上記ヒートシーリング層が含
    んでいる請求項1記載の熱収縮性多層フィルム。
  3. 【請求項3】 上記プロピレンを基とするコポリマー
    が、プロピレンと1種以上の他のアルファ−オレフィン
    類とのコポリマーである請求項1記載の熱収縮性多層フ
    ィルム。
  4. 【請求項4】 上記プロピレンを基とするコポリマー
    が、プロピレンとエチレンとのコポリマーである請求項
    3記載の熱収縮性多層フィルム。
  5. 【請求項5】 上記プロピレンを基とするコポリマー
    が、プロピレンとエチレンとブテンとのコポリマーであ
    る請求項4記載の熱収縮性多層フィルム。
  6. 【請求項6】 上記プロピレンを基とするコポリマー
    が、約94から約99重量%のプロピレンと約1から約
    6重量%のエチレンを含んでいる請求項4記載の熱収縮
    性多層フィルム。
  7. 【請求項7】 上記プロピレンを基とするコポリマー
    が、約90から約99重量%のプロピレンと約1から約
    6重量%のエチレンと約1から約10重量%のブテンを
    含んでいる請求項5記載の熱収縮性多層フィルム。
  8. 【請求項8】 上記ヒートシーリング層にヒートシール
    し得る外側層が更に備わっている請求項1記載の熱収縮
    性多層フィルム。
  9. 【請求項9】 ポリアミドか、コポリアミドか、或はそ
    れらのブレンド物を含んでいる少なくとも1つの内部層
    が更に備わっている請求項1記載の熱収縮性多層フィル
    ム。
  10. 【請求項10】 上記ポリアミドが非晶質である請求項
    9記載の熱収縮性多層フィルム。
  11. 【請求項11】 バリヤー層が更に備わっている請求項
    1記載の熱収縮性多層フィルム。
  12. 【請求項12】 1層以上の接着結合層が更に備わって
    いる請求項1記載の熱収縮性多層フィルム。
  13. 【請求項13】 上記フィルムがコロナ処理されている
    請求項1記載の熱収縮性多層フィルム。
  14. 【請求項14】 約0.90g/cc未満の密度を有す
    る均一系エチレンアルファ−オレフィンコポリマーを約
    5から約50重量%含むブレンド物を含んでいる内部ヒ
    ートシーリング層と、約0.90g/cc未満の密度を
    有する均一系エチレンアルファ−オレフィンコポリマー
    を約5から約50重量%含むブレンド物を含んでいる外
    側ヒートシーリング層とが備わっている熱収縮性多層フ
    ィルム。
  15. 【請求項15】 ポリアミド類、コポリアミド類、非晶
    質ポリアミド類およびそれらのブレンド物から成る群か
    ら選択されるポリマー材料を含む少なくとも1つの内部
    層が更に備わっている請求項14記載の熱収縮性多層フ
    ィルム。
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