JPH06205780A - 超音波画像処理装置 - Google Patents
超音波画像処理装置Info
- Publication number
- JPH06205780A JPH06205780A JP5003037A JP303793A JPH06205780A JP H06205780 A JPH06205780 A JP H06205780A JP 5003037 A JP5003037 A JP 5003037A JP 303793 A JP303793 A JP 303793A JP H06205780 A JPH06205780 A JP H06205780A
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- JP
- Japan
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- histogram
- frame
- circuit
- pixel
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000009499 grossing Methods 0.000 abstract description 9
- 238000000605 extraction Methods 0.000 abstract description 5
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 2
- 210000001835 viscera Anatomy 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 注目する領域のコントラストの度合いを検索
し、その領域に適したコントラスト強化を常時行える超
音波画像処理装置を提供する。 【構成】 濃淡差の小さい２つの領域をはっきりさせる
場合、所望の領域を枠で囲むと、フレームメモリ読出し
回路４はフレームメモリ２へ領域抽出信号１０１を出力
する。フレームメモリ２は領域抽出信号１０１に従い枠
に囲まれた所定領域の現画像データをヒストグラム化回
路７へ出力する。ヒストグラム化回路７は、枠に囲まれ
た所定領域の現画像データに基づきヒストグラムを作成
する。このヒストグラムは、ヒストグラム平滑化回路１
１により平滑化され、平滑化されたヒストグラムは、ピ
ーク値検索回路１５によりそのピーク値Ｐが検索され
る。それから、画素値強調回路３は、検索されたピーク
値Ｐに基づき新たな濃淡値を求め、新たな濃淡値により
枠に囲まれた注目画素を中心とした所定領域の画像を表
示する。
し、その領域に適したコントラスト強化を常時行える超
音波画像処理装置を提供する。 【構成】 濃淡差の小さい２つの領域をはっきりさせる
場合、所望の領域を枠で囲むと、フレームメモリ読出し
回路４はフレームメモリ２へ領域抽出信号１０１を出力
する。フレームメモリ２は領域抽出信号１０１に従い枠
に囲まれた所定領域の現画像データをヒストグラム化回
路７へ出力する。ヒストグラム化回路７は、枠に囲まれ
た所定領域の現画像データに基づきヒストグラムを作成
する。このヒストグラムは、ヒストグラム平滑化回路１
１により平滑化され、平滑化されたヒストグラムは、ピ
ーク値検索回路１５によりそのピーク値Ｐが検索され
る。それから、画素値強調回路３は、検索されたピーク
値Ｐに基づき新たな濃淡値を求め、新たな濃淡値により
枠に囲まれた注目画素を中心とした所定領域の画像を表
示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置に用い
られる超音波画像処理装置に係り、特に画素情報におけ
る注目画素を中心とした所定領域を囲む枠の範囲を選択
し得る超音波画像処理装置に関する。
られる超音波画像処理装置に係り、特に画素情報におけ
る注目画素を中心とした所定領域を囲む枠の範囲を選択
し得る超音波画像処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、超音波診断装置において、得られ
た超音波画像のうちで濃淡差の大きい２つの領域、例え
ば骨と内臓器官のように超音波の反射率が異なる場合、
骨は白く表示されかつ内臓器官は灰色に表示されて濃淡
差が大きいためにはっきり表示されるが、例えば肝臓と
腎臓とのように濃淡差の小さい２つの領域をはっきりさ
せる機能としてコントラスト調整やポストプロセス処理
としてグレースケールバーの割当てを変化させる機能が
ある。
た超音波画像のうちで濃淡差の大きい２つの領域、例え
ば骨と内臓器官のように超音波の反射率が異なる場合、
骨は白く表示されかつ内臓器官は灰色に表示されて濃淡
差が大きいためにはっきり表示されるが、例えば肝臓と
腎臓とのように濃淡差の小さい２つの領域をはっきりさ
せる機能としてコントラスト調整やポストプロセス処理
としてグレースケールバーの割当てを変化させる機能が
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コント
ラスト調整やグレースケールバーの割当てを変化させる
機能は、画面全体に対して行うものであり、画質が硬い
という印象を与えてしまうという不具合がある。また、
コントラスト調整やグレースケールバーの割当てを変化
させる機能は、一度設定してしまうとそのままとなって
しまい、時々刻々変化する超音波画像において、レベル
の異なる濃淡差の小さい２つの領域をはっきりさせるた
めには、そのレベルに合わせて再設定しなければなら
ず、その手間が煩雑であった。
ラスト調整やグレースケールバーの割当てを変化させる
機能は、画面全体に対して行うものであり、画質が硬い
という印象を与えてしまうという不具合がある。また、
コントラスト調整やグレースケールバーの割当てを変化
させる機能は、一度設定してしまうとそのままとなって
しまい、時々刻々変化する超音波画像において、レベル
の異なる濃淡差の小さい２つの領域をはっきりさせるた
めには、そのレベルに合わせて再設定しなければなら
ず、その手間が煩雑であった。
【０００４】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたものであり、注目する領域のコントラスト
の度合いを検索し、その領域に適したコントラスト強化
を常時行える超音波画像処理装置を提供することを目的
とするものである。
めになされたものであり、注目する領域のコントラスト
の度合いを検索し、その領域に適したコントラスト強化
を常時行える超音波画像処理装置を提供することを目的
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、本発明に係る超音波画像処理
装置は、画素情報における注目画素を中心とした所定領
域内画素群のヒストグラムを作成するヒストグラム作成
手段と、ヒストグラム作成手段により作成されたヒスト
グラムのピーク値を検索するピーク値検索手段と、予め
記憶した濃淡値表により注目画素のみをコントラスト強
調処理を行う画素値強調手段と、を備え、枠選択手段に
より所定領域を枠で囲み、枠で囲んだ所定領域のみにコ
ントラスト強調を行うことを特徴とするものである。
みなされたものであって、本発明に係る超音波画像処理
装置は、画素情報における注目画素を中心とした所定領
域内画素群のヒストグラムを作成するヒストグラム作成
手段と、ヒストグラム作成手段により作成されたヒスト
グラムのピーク値を検索するピーク値検索手段と、予め
記憶した濃淡値表により注目画素のみをコントラスト強
調処理を行う画素値強調手段と、を備え、枠選択手段に
より所定領域を枠で囲み、枠で囲んだ所定領域のみにコ
ントラスト強調を行うことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】上述構成に基づき、本発明に係る超音波画像処
理装置は、枠選択手段により所定領域を枠で囲み、ヒス
トグラム作成手段により画素情報における注目画素を中
心とした所定領域内画素群のヒストグラムを作成し、ヒ
ストグラム作成手段により作成されたヒストグラムのピ
ーク値をピーク値検索手段で検索し、画素値強調手段に
より予め記憶した濃淡値表により枠で囲んだ注目画素を
中心とした所定領域のみにコントラスト強調処理を行
い、リアルタイムに枠で囲んだ注目画素を中心とした所
定領域に最適なコントラスト強調を行える。
理装置は、枠選択手段により所定領域を枠で囲み、ヒス
トグラム作成手段により画素情報における注目画素を中
心とした所定領域内画素群のヒストグラムを作成し、ヒ
ストグラム作成手段により作成されたヒストグラムのピ
ーク値をピーク値検索手段で検索し、画素値強調手段に
より予め記憶した濃淡値表により枠で囲んだ注目画素を
中心とした所定領域のみにコントラスト強調処理を行
い、リアルタイムに枠で囲んだ注目画素を中心とした所
定領域に最適なコントラスト強調を行える。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。
る。
【０００８】図１は、本発明に係る超音波画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【０００９】超音波画像処理装置は、超音波受信信号
（アナログ信号）をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄコンバータ１
を有しており、Ａ／Ｄコンバータ１には、Ａ／Ｄ変換さ
れた１画面分の超音波受信信号（デジタル信号）１００
を記憶するフレームメモリ２と後述する画素値強調回路
３とが接続されている。更に、超音波画像処理装置は、
操作部（図示せず）からの入力信号により枠で囲んだ注
目画素を中心とした所定領域を抽出するための領域抽出
信号１０１をフレームメモリ２へ入力するフレームメモ
リ読出し回路４を有しており、フレームメモリ２は、フ
レームメモリ読出し回路４からの領域抽出信号（アドレ
ス）に従い注目画素を中心とした所定領域のデータＸｉ
を出力する。
（アナログ信号）をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄコンバータ１
を有しており、Ａ／Ｄコンバータ１には、Ａ／Ｄ変換さ
れた１画面分の超音波受信信号（デジタル信号）１００
を記憶するフレームメモリ２と後述する画素値強調回路
３とが接続されている。更に、超音波画像処理装置は、
操作部（図示せず）からの入力信号により枠で囲んだ注
目画素を中心とした所定領域を抽出するための領域抽出
信号１０１をフレームメモリ２へ入力するフレームメモ
リ読出し回路４を有しており、フレームメモリ２は、フ
レームメモリ読出し回路４からの領域抽出信号（アドレ
ス）に従い注目画素を中心とした所定領域のデータＸｉ
を出力する。
【００１０】そして、フレームメモリ２には、後述する
画素値強調回路３とセレクタ５とが接続されており、セ
レクタ５は、フレームメモリ２からの信号又はヒストグ
ラム読出しカウンタ６からの信号を選択するようになっ
ている。更に、セレクタ５には、枠で囲んだ注目画素を
中心とした所定領域のヒストグラムを作成するヒストグ
ラム化回路７が接続されており、ヒストグラム化回路７
は、ヒストグラム用ＲＡＭ８と、インクリメント回路９
と、ラッチ１０とにより構成されている。
画素値強調回路３とセレクタ５とが接続されており、セ
レクタ５は、フレームメモリ２からの信号又はヒストグ
ラム読出しカウンタ６からの信号を選択するようになっ
ている。更に、セレクタ５には、枠で囲んだ注目画素を
中心とした所定領域のヒストグラムを作成するヒストグ
ラム化回路７が接続されており、ヒストグラム化回路７
は、ヒストグラム用ＲＡＭ８と、インクリメント回路９
と、ラッチ１０とにより構成されている。
【００１１】また、ヒストグラム化回路７には、作成し
たヒストグラムを平滑化するヒストグラム平滑化回路１
１が接続されており、ヒストグラム平滑化回路１１は、
シフトレジスタ１２と、前後８個ずつのデータを加算す
る加算器１３と、ラッチ１４とにより構成されている。
そして、ヒストグラム平滑化回路１１とヒストグラム読
出しカウンタ６とには、ヒストグラム平滑化回路１１に
より平滑化したヒストグラムのピーク値Ｐを検索するピ
ーク値検索回路１５が接続されており、ピーク値検索回
路１５は、前回のピーク値と今回のピーク値とを比較し
て今回のピーク値が大きい場合のみラッチ信号を出力す
る比較器１６と、ラッチ１７、１８とにより構成されて
いる。
たヒストグラムを平滑化するヒストグラム平滑化回路１
１が接続されており、ヒストグラム平滑化回路１１は、
シフトレジスタ１２と、前後８個ずつのデータを加算す
る加算器１３と、ラッチ１４とにより構成されている。
そして、ヒストグラム平滑化回路１１とヒストグラム読
出しカウンタ６とには、ヒストグラム平滑化回路１１に
より平滑化したヒストグラムのピーク値Ｐを検索するピ
ーク値検索回路１５が接続されており、ピーク値検索回
路１５は、前回のピーク値と今回のピーク値とを比較し
て今回のピーク値が大きい場合のみラッチ信号を出力す
る比較器１６と、ラッチ１７、１８とにより構成されて
いる。
【００１２】更に、ピーク値検索回路１５、フレームメ
モリ２及びＡ／Ｄコンバータ１には、枠で囲んだ注目画
素を中心とした所定領域のコントラストを強調する画素
値強調回路３が接続されており、画素値強調回路３は、
枠で囲んだ注目画素を中心とした所定領域の現画像デー
タＸｉからピーク値検索回路１５により検索された前画
像データのピーク値Ｐを減算する減算器１９と、減算器
１９からの出力（Ｘｉ−Ｐ）にコントラスト強調定数Ｋ
を乗じる乗算器２０と、乗算器２０の出力Ｋ（Ｘｉ−
Ｐ）にピーク値Ｐを加算する加算器２１と、Ａ／Ｄコン
バータ１からの信号又は加算器２１から出力される信号
を選択するセレクタ２２とにより構成されている。
モリ２及びＡ／Ｄコンバータ１には、枠で囲んだ注目画
素を中心とした所定領域のコントラストを強調する画素
値強調回路３が接続されており、画素値強調回路３は、
枠で囲んだ注目画素を中心とした所定領域の現画像デー
タＸｉからピーク値検索回路１５により検索された前画
像データのピーク値Ｐを減算する減算器１９と、減算器
１９からの出力（Ｘｉ−Ｐ）にコントラスト強調定数Ｋ
を乗じる乗算器２０と、乗算器２０の出力Ｋ（Ｘｉ−
Ｐ）にピーク値Ｐを加算する加算器２１と、Ａ／Ｄコン
バータ１からの信号又は加算器２１から出力される信号
を選択するセレクタ２２とにより構成されている。
【００１３】なお、ヒストグラムは、図２に示すよう
に、ガウス分布となり、このガウス分布はコントラスト
を上げるとガウス分布が広がり、コントラストを下げる
と狭くなるので、この特徴を応用して、図２に示すよう
な現在のヒストグラムの形状を、図３に示すように、ピ
ーク値を中心に広がるように変化させればコントラスト
を上げられる。すなわち、ヒストグラムの形状をピーク
値を中心に広がるような濃淡値表を作成し、画像を再表
示させればコントラストを上げられる。図２に示すよう
なヒストグラムが得られた場合、ピーク値をとる濃淡値
をＰ、現在の各画素の濃淡値をＸｉとすると、新たな濃
淡値Ｙｉは次式により求められる。
に、ガウス分布となり、このガウス分布はコントラスト
を上げるとガウス分布が広がり、コントラストを下げる
と狭くなるので、この特徴を応用して、図２に示すよう
な現在のヒストグラムの形状を、図３に示すように、ピ
ーク値を中心に広がるように変化させればコントラスト
を上げられる。すなわち、ヒストグラムの形状をピーク
値を中心に広がるような濃淡値表を作成し、画像を再表
示させればコントラストを上げられる。図２に示すよう
なヒストグラムが得られた場合、ピーク値をとる濃淡値
をＰ、現在の各画素の濃淡値をＸｉとすると、新たな濃
淡値Ｙｉは次式により求められる。
【００１４】Ｙｉ＝Ｋ（Ｘｉ−Ｐ）＋Ｐ 次に、本実施例の作用について説明する。
【００１５】超音波診断装置により得られた超音波受信
信号（アナログ信号）は、Ａ／Ｄコンバータ１によりデ
ジタル信号１００に変換され、セレクタ２２を介して図
示しない表示装置に表示される。この際、Ａ／Ｄコンバ
ータ１によりデジタル信号に変換された超音波受信信号
１００はフレームメモリ２に記憶されている。
信号（アナログ信号）は、Ａ／Ｄコンバータ１によりデ
ジタル信号１００に変換され、セレクタ２２を介して図
示しない表示装置に表示される。この際、Ａ／Ｄコンバ
ータ１によりデジタル信号に変換された超音波受信信号
１００はフレームメモリ２に記憶されている。
【００１６】そして、表示装置に表示されている画像の
うちで濃淡差の小さい２つの領域をはっきりさせたい場
合、オペレータは図示しない操作部により所望の領域を
枠で囲む。すると、操作部からの入力信号はフレームメ
モリ読出し回路４へ入力され、フレームメモリ読出し回
路４よりフレームメモリ２へ領域抽出信号１０１として
出力される。それから、フレームメモリ２は領域抽出信
号１０１により指定されるアドレスに従い１画面分のデ
ータから枠に囲まれた注目画素を中心とした所定領域の
現画像データＸｉを画素値強調回路３の減算器１９へ出
力し、またセレクタ５を介してヒストグラム化回路７へ
出力する。
うちで濃淡差の小さい２つの領域をはっきりさせたい場
合、オペレータは図示しない操作部により所望の領域を
枠で囲む。すると、操作部からの入力信号はフレームメ
モリ読出し回路４へ入力され、フレームメモリ読出し回
路４よりフレームメモリ２へ領域抽出信号１０１として
出力される。それから、フレームメモリ２は領域抽出信
号１０１により指定されるアドレスに従い１画面分のデ
ータから枠に囲まれた注目画素を中心とした所定領域の
現画像データＸｉを画素値強調回路３の減算器１９へ出
力し、またセレクタ５を介してヒストグラム化回路７へ
出力する。
【００１７】更に、ヒストグラム化回路７は、枠に囲ま
れた注目画素を中心とした所定領域の現画像データＸｉ
に基づき図２に示すようなヒストグラムを作成する。そ
して、ヒストグラム化回路７により作成されたヒストグ
ラムは、ヒストグラム平滑化回路１１により平滑化され
る。例えば、前後８個ずつのデータを加算器１３により
加算することにより平滑化している。
れた注目画素を中心とした所定領域の現画像データＸｉ
に基づき図２に示すようなヒストグラムを作成する。そ
して、ヒストグラム化回路７により作成されたヒストグ
ラムは、ヒストグラム平滑化回路１１により平滑化され
る。例えば、前後８個ずつのデータを加算器１３により
加算することにより平滑化している。
【００１８】それから、ヒストグラム化回路７により平
滑化されたヒストグラムは、ピーク値検索回路１５によ
りそのピーク値Ｐを検索される。すなわち、比較器１６
により前回のピーク値と今回のピーク値とを比較して今
回のピーク値が大きい場合のみラッチ信号をラッチ１
７、１８へ出力する。更に、ラッチ１８より出力される
ピーク値Ｐは減算器１９に入力され、減算器１９は、枠
に囲まれた注目画素を中心とした所定領域の現画像デー
タＸｉからピーク値Ｐを差し引き、差し引いた値Ｘｉ−
Ｐを乗算器２０へ出力する。
滑化されたヒストグラムは、ピーク値検索回路１５によ
りそのピーク値Ｐを検索される。すなわち、比較器１６
により前回のピーク値と今回のピーク値とを比較して今
回のピーク値が大きい場合のみラッチ信号をラッチ１
７、１８へ出力する。更に、ラッチ１８より出力される
ピーク値Ｐは減算器１９に入力され、減算器１９は、枠
に囲まれた注目画素を中心とした所定領域の現画像デー
タＸｉからピーク値Ｐを差し引き、差し引いた値Ｘｉ−
Ｐを乗算器２０へ出力する。
【００１９】そして、乗算器２０は、減算器１９の出力
Ｘｉ−Ｐにコントラスト強調定数Ｋを乗じて加算器２１
へ出力し、加算器２１は、乗算器２０の出力Ｋ（Ｘｉ−
Ｐ）にピーク値検索回路１５の出力Ｐを加算し、新たな
濃淡値Ｙｉを得る。それから、新たな濃淡値Ｙｉにより
枠に囲まれた注目画素を中心とした所定領域の画像を表
示する。
Ｘｉ−Ｐにコントラスト強調定数Ｋを乗じて加算器２１
へ出力し、加算器２１は、乗算器２０の出力Ｋ（Ｘｉ−
Ｐ）にピーク値検索回路１５の出力Ｐを加算し、新たな
濃淡値Ｙｉを得る。それから、新たな濃淡値Ｙｉにより
枠に囲まれた注目画素を中心とした所定領域の画像を表
示する。
【００２０】例えば、Ｋ＝２、Ｐ＝１００とした場合、
図４に示すように、Ｘｉが１００より小さくなればなる
ほどＹｉはＸｉの値より小さくなり、Ｘｉが１００より
大きくなればなるほどＹｉはＸｉの値より大きくなり、
コントラストが上げられる。
図４に示すように、Ｘｉが１００より小さくなればなる
ほどＹｉはＸｉの値より小さくなり、Ｘｉが１００より
大きくなればなるほどＹｉはＸｉの値より大きくなり、
コントラストが上げられる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒストグラム作成手段により画素情報における枠で囲ん
だ注目画素を中心とした所定領域内画素群のヒストグラ
ムを作成し、ヒストグラム作成手段により作成されたヒ
ストグラムのピーク値をピーク値検索手段により検索
し、画素値強調手段により予め記憶した濃淡値表により
枠で囲んだ注目画素を中心とした所定領域のみにコント
ラスト強調処理を行うように構成したので、リアルタイ
ムに枠で囲んだ注目画素を中心とした所定領域に最適な
コントラスト強調を行うことができる。
ヒストグラム作成手段により画素情報における枠で囲ん
だ注目画素を中心とした所定領域内画素群のヒストグラ
ムを作成し、ヒストグラム作成手段により作成されたヒ
ストグラムのピーク値をピーク値検索手段により検索
し、画素値強調手段により予め記憶した濃淡値表により
枠で囲んだ注目画素を中心とした所定領域のみにコント
ラスト強調処理を行うように構成したので、リアルタイ
ムに枠で囲んだ注目画素を中心とした所定領域に最適な
コントラスト強調を行うことができる。
【図１】本発明に係る超音波画像処理装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本発明に係るヒストグラム化回路により作成さ
れたヒストグラムを示す図である。
れたヒストグラムを示す図である。
【図３】本発明に係る画素値強調回路によりコントラス
ト強調処理を行ったヒストグラムを示す図である。
ト強調処理を行ったヒストグラムを示す図である。
【図４】本発明の動作を説明するための図である。
３ 画素値強調回路 ７ ヒストグラム化回路 １１ ヒストグラム平滑化回路 １５ ピーク値検索回路
Claims (1)
- 【請求項１】 画素情報における注目画素を中心とした
所定領域を囲む枠の範囲を選択し得る超音波画像処理装
置において、 前記所定領域内画素群のヒストグラムを作成するヒスト
グラム作成手段と、 ヒストグラム作成手段により作成されたヒストグラムの
ピーク値を検索するピーク値検索手段と、 予め記憶した濃淡値表により注目画素を中心とした所定
領域のみをコントラスト強調処理を行う画素値強調手段
と、 を備え、枠選択手段により所定領域を枠で囲み、枠で囲
んだ注目画素を中心とした所定領域のみにコントラスト
強調を行うことを特徴とする超音波画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5003037A JPH06205780A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 超音波画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5003037A JPH06205780A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 超音波画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06205780A true JPH06205780A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11546118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5003037A Pending JPH06205780A (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 超音波画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06205780A (ja) |
Cited By (9)
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|---|---|---|---|---|
| EP0996002A3 (en) * | 1998-10-19 | 2003-07-16 | General Electric Company | Method and apparatus for edge enhancement in ultrasound imaging |
| US6901157B2 (en) | 2001-01-15 | 2005-05-31 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Ultrasonic diagnostic apparatus |
| US6959293B2 (en) | 2000-02-24 | 2005-10-25 | Holding B.E.V.S.A. | Method and device for automatic visual perception |
| US7136842B2 (en) | 2000-02-24 | 2006-11-14 | Holding B.E.V. S.A. | Method and device for adapting a signal for the detection of the movement of an object |
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| US7190725B2 (en) | 1996-07-26 | 2007-03-13 | Patrick Pirim | System and methods for smoothing an input signal |
| US7313551B2 (en) | 2001-08-10 | 2007-12-25 | William J. Brown | Processing device and method for an automatic perception system |
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