JPH06196816A - レンズ付きレーザダイオードおよびその製造方法 - Google Patents
レンズ付きレーザダイオードおよびその製造方法Info
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- JPH06196816A JPH06196816A JP34237892A JP34237892A JPH06196816A JP H06196816 A JPH06196816 A JP H06196816A JP 34237892 A JP34237892 A JP 34237892A JP 34237892 A JP34237892 A JP 34237892A JP H06196816 A JPH06196816 A JP H06196816A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で高安定、高信頼なレンズ付きレーザダ
イオードを高精度かつ短時間に組み立てる。 【構成】 高屈折率部をレーザダイオードアレイとは反
対側に設けるとともに入射部に窪みを設けたレンズアレ
イをサブマウントに直接固定することにより、レーザダ
イオードアレイとレンズアレイとの間の距離および平行
度の調整が不要になると共に、高安定化、高信頼化、小
型化が図れる。また、YAGレーザビームをレンズアレ
イのサブマウントとは反対側から入射し、レンズアレイ
とサブマウントの間に設けられた半田を非接触かつ局部
的に加熱することによって溶かしてレンズアレイとサブ
マウントの間の光軸直交方向に位置合わせ固定を行うこ
とにより、組み立て装置の熱変形が少なくて済み、高精
度な組み立てが行えるとともに、温度変化部分の熱容量
が小さいため、上昇・冷却が短時間に行える。
イオードを高精度かつ短時間に組み立てる。 【構成】 高屈折率部をレーザダイオードアレイとは反
対側に設けるとともに入射部に窪みを設けたレンズアレ
イをサブマウントに直接固定することにより、レーザダ
イオードアレイとレンズアレイとの間の距離および平行
度の調整が不要になると共に、高安定化、高信頼化、小
型化が図れる。また、YAGレーザビームをレンズアレ
イのサブマウントとは反対側から入射し、レンズアレイ
とサブマウントの間に設けられた半田を非接触かつ局部
的に加熱することによって溶かしてレンズアレイとサブ
マウントの間の光軸直交方向に位置合わせ固定を行うこ
とにより、組み立て装置の熱変形が少なくて済み、高精
度な組み立てが行えるとともに、温度変化部分の熱容量
が小さいため、上昇・冷却が短時間に行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータや交換
機などにおいて、並列デジタルデータなどを光ファイバ
を用いて伝送する際の信号光源として必要となる、複数
のレーザ光の出射部を有するレーザダイオードチップを
備えたレンズ付きレーザダイオードに関するものであ
る。
機などにおいて、並列デジタルデータなどを光ファイバ
を用いて伝送する際の信号光源として必要となる、複数
のレーザ光の出射部を有するレーザダイオードチップを
備えたレンズ付きレーザダイオードに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば、守谷らによって「多チ
ャンネルLD、PDアレイモジュールの試作」と題して
1992年電子情報通信学会春季大会(発表番号C−2
69)で発表された従来の複数のレーザ光の出射部を有
するレーザダイオードチップを備えたレンズ付きレーザ
ダイオードアレイの構成例である。図において、1はレ
ーザダイオードアレイ、2はレーザダイオードアレイ1
の活性層、3は出力光、4はレンズアレイ、5は光ファ
イバ端末、6はキャリア、7はサブマウント、8は高融
点半田、9は低融点半田である。
ャンネルLD、PDアレイモジュールの試作」と題して
1992年電子情報通信学会春季大会(発表番号C−2
69)で発表された従来の複数のレーザ光の出射部を有
するレーザダイオードチップを備えたレンズ付きレーザ
ダイオードアレイの構成例である。図において、1はレ
ーザダイオードアレイ、2はレーザダイオードアレイ1
の活性層、3は出力光、4はレンズアレイ、5は光ファ
イバ端末、6はキャリア、7はサブマウント、8は高融
点半田、9は低融点半田である。
【0003】図7は、従来のレンズ付きレーザダイオー
ドアレイの組み立て方法を表す図である。図において、
10はホットプレート、11はレーザダイオードアレイ
微動装置、12はレンズアレイ微動装置であり、その他
の符号は図6と同一である。
ドアレイの組み立て方法を表す図である。図において、
10はホットプレート、11はレーザダイオードアレイ
微動装置、12はレンズアレイ微動装置であり、その他
の符号は図6と同一である。
【0004】次に動作について説明する。レーザダイオ
ードアレイ1に並列して設けられた活性層2から放射さ
れる出力光3は、集光光学系の集合体であるレンズアレ
イ4によって、レンズアレイ4の前方の光ファイバ端末
5の入射端面に集光される。キャリア6は、レーザダイ
オードアレイ1とレンズアレイ4との相対位置を固定す
るための金属製の構造部材であり、また、サブマウント
7は、組み立て時や使用時においてレーザダイオードア
レイ1に加わる熱歪みを緩和するための緩衝部材であ
り、通常、シリコン等レーザダイオードアレイ1基板材
料と類似の物理的性質を有する材料が用いられる。
ードアレイ1に並列して設けられた活性層2から放射さ
れる出力光3は、集光光学系の集合体であるレンズアレ
イ4によって、レンズアレイ4の前方の光ファイバ端末
5の入射端面に集光される。キャリア6は、レーザダイ
オードアレイ1とレンズアレイ4との相対位置を固定す
るための金属製の構造部材であり、また、サブマウント
7は、組み立て時や使用時においてレーザダイオードア
レイ1に加わる熱歪みを緩和するための緩衝部材であ
り、通常、シリコン等レーザダイオードアレイ1基板材
料と類似の物理的性質を有する材料が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のレンズ付きレー
ザダイオードアレイは以上のように構成され、組み立て
られていたので、以下の問題点があった。
ザダイオードアレイは以上のように構成され、組み立て
られていたので、以下の問題点があった。
【0006】第一の問題点は、レーザダイオードアレイ
1とレンズアレイ4との位置合わせ工程の繁雑さに関す
るものである。レーザダイオードアレイ1の出力光3を
レンズアレイ4で集光して光ファイバ端末5に効率良く
入射するには、レーザダイオードの放射パターンを光フ
ァイバの伝搬モードに変換するために、所定の像倍率を
持った結像関係を満たすよう、レーザダイオードアレイ
1、レンズアレイ4と光ファイバ端末5の位置関係を高
精度に調整する必要がある。通常、この調整は、まず、
像倍率の関係上、調整範囲が狭いレーザダイオードとレ
ンズの間を調整した後に所定の出力が得られるように光
ファイバ端末の位置を調整する手順がとられる。
1とレンズアレイ4との位置合わせ工程の繁雑さに関す
るものである。レーザダイオードアレイ1の出力光3を
レンズアレイ4で集光して光ファイバ端末5に効率良く
入射するには、レーザダイオードの放射パターンを光フ
ァイバの伝搬モードに変換するために、所定の像倍率を
持った結像関係を満たすよう、レーザダイオードアレイ
1、レンズアレイ4と光ファイバ端末5の位置関係を高
精度に調整する必要がある。通常、この調整は、まず、
像倍率の関係上、調整範囲が狭いレーザダイオードとレ
ンズの間を調整した後に所定の出力が得られるように光
ファイバ端末の位置を調整する手順がとられる。
【0007】レーザダイオードの活性層が一つしかな
く、レンズと光ファイバ端末も一つずつの場合にはそれ
ぞれの間の距離と光軸直交方向の位置を調整するだけで
良いが、複数の光源を持つレーザダイオードアレイ1の
出力光3をレンズアレイ4で集光する際には、全ての光
源とレンズの距離を等しくするためにレーザダイオード
アレイ1とレンズアレイ4との平行度をも調整しなけれ
ばならない。このため、図6に示した従来のレンズ付き
レーザダイオードアレイの構成においては、キャリア6
の端面に対してレーザダイオードアレイ1端面の平行度
と光軸方向の距離とを調整した後にレンズアレイ4の光
軸直交方向の位置を調整しなければならず組み立て工程
が繁雑であった。
く、レンズと光ファイバ端末も一つずつの場合にはそれ
ぞれの間の距離と光軸直交方向の位置を調整するだけで
良いが、複数の光源を持つレーザダイオードアレイ1の
出力光3をレンズアレイ4で集光する際には、全ての光
源とレンズの距離を等しくするためにレーザダイオード
アレイ1とレンズアレイ4との平行度をも調整しなけれ
ばならない。このため、図6に示した従来のレンズ付き
レーザダイオードアレイの構成においては、キャリア6
の端面に対してレーザダイオードアレイ1端面の平行度
と光軸方向の距離とを調整した後にレンズアレイ4の光
軸直交方向の位置を調整しなければならず組み立て工程
が繁雑であった。
【0008】第二の問題点は、大きさと特性の安定性お
よび信頼度に関するものである。図6に示した従来のレ
ンズ付きレーザダイオードアレイの構成においては、キ
ャリア6を介してレーザダイオードアレイ1とレンズア
レイ4が固定されており、キャリア6の大きさによって
レンズ付きレーザダイオードアレイの小形化が制限され
ていた。また、レーザダイオードアレイ1に対する放熱
を良くするためにキャリア6として銅等の熱伝導率の良
い材質を用いると、レーザダイオードアレイ1、サブマ
ウント7、レンズアレイ4に比べてキャリア6の熱膨張
率が大幅に大きくなり、サブマウント7とキャリア6の
間の接合部及びレンズアレイ4とキャリア6の間の接合
部に大きな熱歪みが加わり、レンズ付きレーザダイオー
ドアレイの安定性および信頼度を損なうこととなる。
よび信頼度に関するものである。図6に示した従来のレ
ンズ付きレーザダイオードアレイの構成においては、キ
ャリア6を介してレーザダイオードアレイ1とレンズア
レイ4が固定されており、キャリア6の大きさによって
レンズ付きレーザダイオードアレイの小形化が制限され
ていた。また、レーザダイオードアレイ1に対する放熱
を良くするためにキャリア6として銅等の熱伝導率の良
い材質を用いると、レーザダイオードアレイ1、サブマ
ウント7、レンズアレイ4に比べてキャリア6の熱膨張
率が大幅に大きくなり、サブマウント7とキャリア6の
間の接合部及びレンズアレイ4とキャリア6の間の接合
部に大きな熱歪みが加わり、レンズ付きレーザダイオー
ドアレイの安定性および信頼度を損なうこととなる。
【0009】第三の問題点は、レーザダイオードアレイ
1とレンズアレイ4との位置合わせ工程の精度と所要時
間に関するものである。図7の従来の組み立て方法を表
わす図を用いて説明する。まず、ホットプレート10で
レンズ付きレーザダイオードアレイ全体を加熱して高融
点半田8を溶融状態とした後に、レーザダイオードアレ
イ微動装置11を用いてレーザダイオードアレイ1のキ
ャリア6端面に対する平行度と距離を調整する。次に、
高融点半田8は凝固状態、低融点半田9は溶融状態とな
るようホットプレート10の温度を下げ、レンズアレイ
微動装置12を用いてレンズアレイ4の光軸直交方向の
位置を光ファイバ端末5への入射光が所定の値となるよ
うに調整する。この調整が終了後、ホットプレート10
の温度を室温まで下げ、レンズ付きレーザダイオードア
レイを取り出す。
1とレンズアレイ4との位置合わせ工程の精度と所要時
間に関するものである。図7の従来の組み立て方法を表
わす図を用いて説明する。まず、ホットプレート10で
レンズ付きレーザダイオードアレイ全体を加熱して高融
点半田8を溶融状態とした後に、レーザダイオードアレ
イ微動装置11を用いてレーザダイオードアレイ1のキ
ャリア6端面に対する平行度と距離を調整する。次に、
高融点半田8は凝固状態、低融点半田9は溶融状態とな
るようホットプレート10の温度を下げ、レンズアレイ
微動装置12を用いてレンズアレイ4の光軸直交方向の
位置を光ファイバ端末5への入射光が所定の値となるよ
うに調整する。この調整が終了後、ホットプレート10
の温度を室温まで下げ、レンズ付きレーザダイオードア
レイを取り出す。
【0010】従来は上記のような方法で組み立てられて
いたので、高融点半田8として例えば融点が280°C
のAuSn半田、低融点半田9として例えば融点が18
3°CのPbSn半田を用いた場合には、最終位置合わ
せ後に対してもホットプレート10の温度を室温に対し
て少なくとも150度程度変化させねばならず、ホット
プレート10の熱変形によって位置合わせに誤差が生じ
るとともに、昇温・冷却に少なからぬ時間を要する。
いたので、高融点半田8として例えば融点が280°C
のAuSn半田、低融点半田9として例えば融点が18
3°CのPbSn半田を用いた場合には、最終位置合わ
せ後に対してもホットプレート10の温度を室温に対し
て少なくとも150度程度変化させねばならず、ホット
プレート10の熱変形によって位置合わせに誤差が生じ
るとともに、昇温・冷却に少なからぬ時間を要する。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、レーザダイオードアレイ1とレ
ンズアレイ4との位置合わせを簡単かつ高精度に行うと
ともに、小型でかつ高安定、高信頼なレンズ付きレーザ
ダイオードアレイを実現することを目的とする。
ためになされたもので、レーザダイオードアレイ1とレ
ンズアレイ4との位置合わせを簡単かつ高精度に行うと
ともに、小型でかつ高安定、高信頼なレンズ付きレーザ
ダイオードアレイを実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のレンズ付きレ
ーザダイオードは、複数のレーザ光の出射部を有するレ
ーザダイオードチップと、レーザダイオードチップのレ
ーザ光の出射側の端面と一面を揃えて配置され、レーザ
ダイオードチップを保持するマウントと、マウントの上
記一面に保持され、レーザ光を透過する基板に形成され
た複数のレンズを有し、上記レーザダイオードチップの
それぞれのレーザ光を所定の位置に集光させるレンズア
レイとを備え、少なくともレーザダイオードチップのレ
ーザ光の出射部とレンズアレイとの間に、上記出射部と
レンズアレイとの接触を回避する間隙を有するものであ
る。
ーザダイオードは、複数のレーザ光の出射部を有するレ
ーザダイオードチップと、レーザダイオードチップのレ
ーザ光の出射側の端面と一面を揃えて配置され、レーザ
ダイオードチップを保持するマウントと、マウントの上
記一面に保持され、レーザ光を透過する基板に形成され
た複数のレンズを有し、上記レーザダイオードチップの
それぞれのレーザ光を所定の位置に集光させるレンズア
レイとを備え、少なくともレーザダイオードチップのレ
ーザ光の出射部とレンズアレイとの間に、上記出射部と
レンズアレイとの接触を回避する間隙を有するものであ
る。
【0013】請求項2のレンズ付きレーザダイオード
は、複数のレーザ光の出射部を有するレーザダイオード
チップと、レーザダイオードチップのレーザ光の出射側
の端面と一面を揃えて配置され、レーザダイオードチッ
プを保持するマウントと、マウントの上記一面に保持さ
れ、レーザ光を透過する基板に屈折率分布を設けて形成
された複数のレンズを有し、上記レーザダイオードチッ
プのそれぞれのレーザ光を所定の位置に集光させるレン
ズアレイとを備え、上記レンズアレイの屈折率分布がレ
ーザダイオードチップ側に凸面を有する凸レンズと等価
に形成されたものである。
は、複数のレーザ光の出射部を有するレーザダイオード
チップと、レーザダイオードチップのレーザ光の出射側
の端面と一面を揃えて配置され、レーザダイオードチッ
プを保持するマウントと、マウントの上記一面に保持さ
れ、レーザ光を透過する基板に屈折率分布を設けて形成
された複数のレンズを有し、上記レーザダイオードチッ
プのそれぞれのレーザ光を所定の位置に集光させるレン
ズアレイとを備え、上記レンズアレイの屈折率分布がレ
ーザダイオードチップ側に凸面を有する凸レンズと等価
に形成されたものである。
【0014】請求項3のレンズ付きレーザダイオードの
製造方法は、複数のレーザ光の出射部を有するレーザダ
イオードチップと、レーザダイオードチップのレーザ光
の出射側の端面と一面を揃えて配置され、レーザダイオ
ードチップを保持するマウントと、マウントの上記一面
に半田により保持され、レーザ光を透過する基板に形成
された複数のレンズを有し、上記レーザダイオードチッ
プのそれぞれのレーザ光を所定の位置に集光させるレン
ズアレイとを備えたレンズ付きレーザダイオードを製造
するものにおいて、レーザダイオードチップのレーザ光
の出射側の端面とマウントの一面を揃えてレーザダイオ
ードチップをマウントに固着し、レンズアレイの基板を
透過するレーザ光をレンズアレイの基板のマウントとは
反対側から入射させ、レンズアレイとマウントの間に設
けられた半田を加熱して溶かし、レンズアレイをマウン
トに固着するものである。
製造方法は、複数のレーザ光の出射部を有するレーザダ
イオードチップと、レーザダイオードチップのレーザ光
の出射側の端面と一面を揃えて配置され、レーザダイオ
ードチップを保持するマウントと、マウントの上記一面
に半田により保持され、レーザ光を透過する基板に形成
された複数のレンズを有し、上記レーザダイオードチッ
プのそれぞれのレーザ光を所定の位置に集光させるレン
ズアレイとを備えたレンズ付きレーザダイオードを製造
するものにおいて、レーザダイオードチップのレーザ光
の出射側の端面とマウントの一面を揃えてレーザダイオ
ードチップをマウントに固着し、レンズアレイの基板を
透過するレーザ光をレンズアレイの基板のマウントとは
反対側から入射させ、レンズアレイとマウントの間に設
けられた半田を加熱して溶かし、レンズアレイをマウン
トに固着するものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、少なくともレーザダ
イオードチップのレーザ光の出射部とレンズアレイとの
間に、上記出射部とレンズアレイとの接触を回避する間
隙を有するので、レーザダイオードチップとレンズアレ
イとの平行度および間隔の調整無しに、レンズアレイを
マウントに直接固定できる。
イオードチップのレーザ光の出射部とレンズアレイとの
間に、上記出射部とレンズアレイとの接触を回避する間
隙を有するので、レーザダイオードチップとレンズアレ
イとの平行度および間隔の調整無しに、レンズアレイを
マウントに直接固定できる。
【0016】請求項2の発明によれば、レンズアレイの
屈折率分布がレーザダイオードチップ側に凸面を有する
凸レンズと等価に形成されているので、レーザダイオー
ドチップとレンズアレイとの光軸直交方向位置合せの要
求精度が緩和され、レーザダイオードチップとレンズア
レイとの間隔調整無しに、高性能なレンズ付きレーザダ
イオードが容易に得られる。
屈折率分布がレーザダイオードチップ側に凸面を有する
凸レンズと等価に形成されているので、レーザダイオー
ドチップとレンズアレイとの光軸直交方向位置合せの要
求精度が緩和され、レーザダイオードチップとレンズア
レイとの間隔調整無しに、高性能なレンズ付きレーザダ
イオードが容易に得られる。
【0017】請求項3の発明によれば、レーザダイオー
ドチップのレーザ光の出射側の端面とマウントの一面を
揃えてレーザダイオードチップをマウントに固着し、レ
ンズアレイの基板を透過するレーザ光をレンズアレイの
基板のマウントとは反対側から入射させ、レンズアレイ
とマウントの間に設けられた半田を加熱して溶かし、レ
ンズアレイをマウントに固着するので、レンズアレイと
マウントの間に設けられた半田を効率良く均一に加熱で
きる。
ドチップのレーザ光の出射側の端面とマウントの一面を
揃えてレーザダイオードチップをマウントに固着し、レ
ンズアレイの基板を透過するレーザ光をレンズアレイの
基板のマウントとは反対側から入射させ、レンズアレイ
とマウントの間に設けられた半田を加熱して溶かし、レ
ンズアレイをマウントに固着するので、レンズアレイと
マウントの間に設けられた半田を効率良く均一に加熱で
きる。
【0018】
【実施例】実施例1.図1はこの発明に係るレンズ付き
レーザダイオードの構成図であり、1はレーザダイオー
ドアレイ、2はレーザダイオードアレイ1の活性層、3
は出力光、5は光ファイバ端末、7はサブマウント、8
は高融点半田、9は低融点半田、13は窪み付きレンズ
アレイであり、レーザダイオードチップのレーザ光の出
射部とレンズアレイとの接触を回避する間隙として窪み
14が設けられたものである。
レーザダイオードの構成図であり、1はレーザダイオー
ドアレイ、2はレーザダイオードアレイ1の活性層、3
は出力光、5は光ファイバ端末、7はサブマウント、8
は高融点半田、9は低融点半田、13は窪み付きレンズ
アレイであり、レーザダイオードチップのレーザ光の出
射部とレンズアレイとの接触を回避する間隙として窪み
14が設けられたものである。
【0019】このレンズ付きレーザダイオードの基本的
な動作は、先に図6に示した従来例と同じであり、レー
ザダイオードアレイ1に並列して設けられた活性層2か
ら放射される出力光3は、集光光学系の集合体である窪
み付きレンズアレイ13によって、光ファイバ端末5の
入射端面に集光される。
な動作は、先に図6に示した従来例と同じであり、レー
ザダイオードアレイ1に並列して設けられた活性層2か
ら放射される出力光3は、集光光学系の集合体である窪
み付きレンズアレイ13によって、光ファイバ端末5の
入射端面に集光される。
【0020】次に、レーザダイオードアレイとレンズア
レイとの間の平行度および光軸方向の距離の調整が不要
になる理由を説明する。図2はこの発明に係るレンズ付
きレーザダイオードの構成を側面から見た図である。図
中、15は窪み付きレンズアレイ13に形成されている
高屈折率部であり、その他の符号は図1と同一である。
レイとの間の平行度および光軸方向の距離の調整が不要
になる理由を説明する。図2はこの発明に係るレンズ付
きレーザダイオードの構成を側面から見た図である。図
中、15は窪み付きレンズアレイ13に形成されている
高屈折率部であり、その他の符号は図1と同一である。
【0021】図2に示すレンズ付きレーザダイオードの
組み立てにおいては、高融点半田8が溶融状態のときに
レーザダイオードアレイ1とサブマウント7を平面治具
に軽く押し付けた後に冷却することにより、レーザダイ
オードアレイ1とサブマウント7の端面が一致するよう
に固定することができる。この後にレーザダイオードア
レイ1に対する窪み付きレンズアレイ13の光軸直交方
向の位置を調整した後に固定することによってレンズ付
きレーザダイオードが完成する。
組み立てにおいては、高融点半田8が溶融状態のときに
レーザダイオードアレイ1とサブマウント7を平面治具
に軽く押し付けた後に冷却することにより、レーザダイ
オードアレイ1とサブマウント7の端面が一致するよう
に固定することができる。この後にレーザダイオードア
レイ1に対する窪み付きレンズアレイ13の光軸直交方
向の位置を調整した後に固定することによってレンズ付
きレーザダイオードが完成する。
【0022】上述の方法で組み立てられたレンズ付きレ
ーザダイオードにおいては、レーザダイオードアレイ1
と窪み付きレンズアレイ13が極めて小さな隙間を持っ
て固定されるので、図2に示すように、窪み付きレンズ
アレイ13の高屈折率部15がレーザダイオードアレイ
1とは反対側に設けられていれば、窪み付きレンズアレ
イ13の基板厚さを適当に選ぶことにより、レーザダイ
オードアレイ1の発光点とレンズの主点の距離を無調整
で最適な値に設定できる。従って、レーザダイオードア
レイとレンズアレイとの間の平行度および光軸方向の距
離の調整が不要となる。
ーザダイオードにおいては、レーザダイオードアレイ1
と窪み付きレンズアレイ13が極めて小さな隙間を持っ
て固定されるので、図2に示すように、窪み付きレンズ
アレイ13の高屈折率部15がレーザダイオードアレイ
1とは反対側に設けられていれば、窪み付きレンズアレ
イ13の基板厚さを適当に選ぶことにより、レーザダイ
オードアレイ1の発光点とレンズの主点の距離を無調整
で最適な値に設定できる。従って、レーザダイオードア
レイとレンズアレイとの間の平行度および光軸方向の距
離の調整が不要となる。
【0023】次に、窪み付きレンズアレイ13に設けた
窪み14の働きについて説明する。レーザダイオードは
一般にチップ両端のへき開面を共振器の反射面として用
いており、へき開面の形状や特性が僅かでも変化すると
レーザダイオードの特性が劣化する。また、レーザダイ
オードの外部に波長と同程度の隙間を介して反射点があ
ると、レーザダイオードのへき開面とこの反射点との間
の干渉によりレーザダイオード共振器の反射率が実効的
に変化し、レーザダイオードの特性が不安定となる。前
述のように、この発明に係るレンズ付きレーザダイオー
ドにおいては、レーザダイオードアレイ1と窪み付きレ
ンズアレイ13が極めて小さな隙間を持って固定される
ので、両者が接してレーザダイオードのへき開面を破損
することによってレーザダイオードを劣化させたり、レ
ンズアレイ表面とレーザダイオードへき開面との間の干
渉によってレーザダイオードの特性を不安定にすること
を防ぐため、レーザダイオードの活性層の付近において
は、レンズアレイ表面とレーザダイオードアレイとの間
には一定の間隔を保つことが望まれる。窪み14はこれ
らの理由から設けられたものである。なお、窪み14の
底部に無反射コートが施されていれば、上述の窪み付き
レンズアレイ13の表面とレーザダイオードへき開面と
の間の干渉が一層低減できるので望ましい。
窪み14の働きについて説明する。レーザダイオードは
一般にチップ両端のへき開面を共振器の反射面として用
いており、へき開面の形状や特性が僅かでも変化すると
レーザダイオードの特性が劣化する。また、レーザダイ
オードの外部に波長と同程度の隙間を介して反射点があ
ると、レーザダイオードのへき開面とこの反射点との間
の干渉によりレーザダイオード共振器の反射率が実効的
に変化し、レーザダイオードの特性が不安定となる。前
述のように、この発明に係るレンズ付きレーザダイオー
ドにおいては、レーザダイオードアレイ1と窪み付きレ
ンズアレイ13が極めて小さな隙間を持って固定される
ので、両者が接してレーザダイオードのへき開面を破損
することによってレーザダイオードを劣化させたり、レ
ンズアレイ表面とレーザダイオードへき開面との間の干
渉によってレーザダイオードの特性を不安定にすること
を防ぐため、レーザダイオードの活性層の付近において
は、レンズアレイ表面とレーザダイオードアレイとの間
には一定の間隔を保つことが望まれる。窪み14はこれ
らの理由から設けられたものである。なお、窪み14の
底部に無反射コートが施されていれば、上述の窪み付き
レンズアレイ13の表面とレーザダイオードへき開面と
の間の干渉が一層低減できるので望ましい。
【0024】次に、窪み付きレンズアレイ13に設けた
窪み14と高屈折率部15との関係について説明する。
この実施例のレンズアレイは屈折率を高めるイオンをガ
ラス基板に、一定の間隔で穴を空けたマスクを介して注
入することによって作られる。このとき、イオンの種類
によっては、イオン注入工程完了時にガラス基板のイオ
ン濃度に分布が生じ、これによって高屈折率部15内部
にも同心円状の屈折率分布が生じることがある。窪み1
4がこのイオンが注入された高屈折率部15に及ぶと上
述の屈折率分布に急俊な乱れを与えるので、レンズアレ
イの集光特性を劣化させる。従って、窪み14の深さは
高屈折率部15にかからない範囲に止める必要がある。
窪み14と高屈折率部15との関係について説明する。
この実施例のレンズアレイは屈折率を高めるイオンをガ
ラス基板に、一定の間隔で穴を空けたマスクを介して注
入することによって作られる。このとき、イオンの種類
によっては、イオン注入工程完了時にガラス基板のイオ
ン濃度に分布が生じ、これによって高屈折率部15内部
にも同心円状の屈折率分布が生じることがある。窪み1
4がこのイオンが注入された高屈折率部15に及ぶと上
述の屈折率分布に急俊な乱れを与えるので、レンズアレ
イの集光特性を劣化させる。従って、窪み14の深さは
高屈折率部15にかからない範囲に止める必要がある。
【0025】次に、窪み付きレンズアレイ13に設けた
高屈折率部15の形状と光ファイバ端末5の固定位置の
関係について説明する。図3は、立川らによって、「半
導体レーザー多モードファイバ結合系における球面収差
の検討」と題して電子通信学会通信システム研究会(発
表番号CS83−177)で発表された、球面収差を有
する結合光学系における、光ファイバ端末の光軸直交許
容軸ずれ量の光ファイバ端末の光軸方向位置依存性であ
る。図において、20はレーザダイオード、21は球面
収差を有する結合レンズ、5は光ファイバ端末である。
この図では、光ファイバ端末を最大の光出力が得られる
位置から僅かに遠ざけることにより、光出力の絶対値は
少なくなるものの、光ファイバ端末の光軸直交方向の位
置ずれに対する光出力の変化量は少なくなることが示さ
れている。
高屈折率部15の形状と光ファイバ端末5の固定位置の
関係について説明する。図3は、立川らによって、「半
導体レーザー多モードファイバ結合系における球面収差
の検討」と題して電子通信学会通信システム研究会(発
表番号CS83−177)で発表された、球面収差を有
する結合光学系における、光ファイバ端末の光軸直交許
容軸ずれ量の光ファイバ端末の光軸方向位置依存性であ
る。図において、20はレーザダイオード、21は球面
収差を有する結合レンズ、5は光ファイバ端末である。
この図では、光ファイバ端末を最大の光出力が得られる
位置から僅かに遠ざけることにより、光出力の絶対値は
少なくなるものの、光ファイバ端末の光軸直交方向の位
置ずれに対する光出力の変化量は少なくなることが示さ
れている。
【0026】図2に示すように、この発明に係るレンズ
付きレーザダイオードにおいては、窪み付きレンズアレ
イ13の高屈折率部15はレーザダイオードアレイ1と
は反対側に設けられており、屈折率分布はレーザダイオ
ードアレイ1側に凸面を持つ平凸レンズと等価である。
付きレーザダイオードにおいては、窪み付きレンズアレ
イ13の高屈折率部15はレーザダイオードアレイ1と
は反対側に設けられており、屈折率分布はレーザダイオ
ードアレイ1側に凸面を持つ平凸レンズと等価である。
【0027】一般に、レーザダイオードと光ファイバと
の結合系においては、レーザダイオードの放射角が光フ
ァイバの受光角より大きいため、3〜5倍程度の倍率を
もって構成される。球面収差は、光線を急俊に曲げる方
が大きくなるため、レーザダイオードアレイ1側に平面
側を向けるよりも凸面を向ける方が平凸レンズの球面収
差は大きくなる。
の結合系においては、レーザダイオードの放射角が光フ
ァイバの受光角より大きいため、3〜5倍程度の倍率を
もって構成される。球面収差は、光線を急俊に曲げる方
が大きくなるため、レーザダイオードアレイ1側に平面
側を向けるよりも凸面を向ける方が平凸レンズの球面収
差は大きくなる。
【0028】この発明に係るレンズ付きレーザダイオー
ドにおいては、上述の光ファイバ端末の光軸直交許容軸
ずれ量の光ファイバ端末の光軸方向位置依存性が顕著に
表れ、光ファイバ端末を最大の光出力が得られる位置か
ら遠ざけることにより、光出力の絶対値は少なくなるも
のの、光ファイバ端末の光軸直交方向の位置ずれに対す
る光出力の変化量は少なくなり、許容軸ずれ量を増大で
きる。
ドにおいては、上述の光ファイバ端末の光軸直交許容軸
ずれ量の光ファイバ端末の光軸方向位置依存性が顕著に
表れ、光ファイバ端末を最大の光出力が得られる位置か
ら遠ざけることにより、光出力の絶対値は少なくなるも
のの、光ファイバ端末の光軸直交方向の位置ずれに対す
る光出力の変化量は少なくなり、許容軸ずれ量を増大で
きる。
【0029】なお、コンピュータや交換機などにおいて
は、伝送距離が短いので、並列デジタルデータなどを光
ファイバを用いて伝送する際の信号光源としては、光出
力は少なくても差し支えない。一方、光ファイバ端末の
光軸直交方向の位置ずれに対する許容量が大きいことは
組み立て工程の簡素化が図れるため、光ファイバ端末を
最大の光出力が得られる位置から遠ざけた位置で固定す
ることは有用である。
は、伝送距離が短いので、並列デジタルデータなどを光
ファイバを用いて伝送する際の信号光源としては、光出
力は少なくても差し支えない。一方、光ファイバ端末の
光軸直交方向の位置ずれに対する許容量が大きいことは
組み立て工程の簡素化が図れるため、光ファイバ端末を
最大の光出力が得られる位置から遠ざけた位置で固定す
ることは有用である。
【0030】実施例2.図4はこの発明に係るレンズ付
きレーザダイオードの製造方法におけるレンズアレイの
位置合わせ固定方法を表わす説明図である。なお、レン
ズ付きレーザダイオードとしては上記実施例1の構成の
ものについて説明する。図中、16は窪み付きレンズア
レイ13の基板を透過するレーザ光を発生するYAGレ
ーザ装置、17はYAGレーザビーム、18はレーザビ
ーム集光レンズであり、その他の符号は図1と同一であ
る。
きレーザダイオードの製造方法におけるレンズアレイの
位置合わせ固定方法を表わす説明図である。なお、レン
ズ付きレーザダイオードとしては上記実施例1の構成の
ものについて説明する。図中、16は窪み付きレンズア
レイ13の基板を透過するレーザ光を発生するYAGレ
ーザ装置、17はYAGレーザビーム、18はレーザビ
ーム集光レンズであり、その他の符号は図1と同一であ
る。
【0031】先に述べた方法でそれぞれの端面が一致す
るように固定されたレーザダイオードアレイ1とサブマ
ウント7に対して窪み付きレンズアレイ13を位置合わ
せ固定するには、YAGレーザ装置16から出射される
YAGレーザビーム17をレーザビーム集光レンズ18
を用いて窪み付きレンズアレイ13とサブマウント7と
の間に設けられた低融点半田9に集光させ、低融点半田
9を溶融状態とした後にレンズアレイ微動装置12を用
いて窪み付きレンズアレイ13の光軸直交方向の位置を
光ファイバ端末5への入射光が所定の値となるように調
整し、その後にYAGレーザビーム17を遮断して低融
点半田9を凝固させることによって行われる。
るように固定されたレーザダイオードアレイ1とサブマ
ウント7に対して窪み付きレンズアレイ13を位置合わ
せ固定するには、YAGレーザ装置16から出射される
YAGレーザビーム17をレーザビーム集光レンズ18
を用いて窪み付きレンズアレイ13とサブマウント7と
の間に設けられた低融点半田9に集光させ、低融点半田
9を溶融状態とした後にレンズアレイ微動装置12を用
いて窪み付きレンズアレイ13の光軸直交方向の位置を
光ファイバ端末5への入射光が所定の値となるように調
整し、その後にYAGレーザビーム17を遮断して低融
点半田9を凝固させることによって行われる。
【0032】この発明に係るレンズ付きレーザダイオー
ドにおけるレンズアレイの位置合わせ固定方法において
は、YAGレーザビーム17を低融点半田9の全部が見
通せる方向から照射できるので、低融点半田9を効率良
く均一に加熱できる。また、低融点半田9の局部加熱が
できるため、組み立て装置の熱変形が少なく、これによ
って生じる位置合わせ誤差も小さくなる。さらに、従来
のように、ホットプレートのごとき熱容量の大きな部分
が無いので昇温・冷却が短時間で行なえ、組み立て時間
の短縮が図れる。
ドにおけるレンズアレイの位置合わせ固定方法において
は、YAGレーザビーム17を低融点半田9の全部が見
通せる方向から照射できるので、低融点半田9を効率良
く均一に加熱できる。また、低融点半田9の局部加熱が
できるため、組み立て装置の熱変形が少なく、これによ
って生じる位置合わせ誤差も小さくなる。さらに、従来
のように、ホットプレートのごとき熱容量の大きな部分
が無いので昇温・冷却が短時間で行なえ、組み立て時間
の短縮が図れる。
【0033】実施例3.また、上記実施例では、窪み付
きレンズアレイ13として、ガラス基板に屈折率を高め
るイオンを注入したものを例に挙げて説明したが、図5
に示すように、ガラスもしくはシリコン等の対象波長で
透明な材質の平板に、レーザダイオードアレイ1とは反
対側に凸面を持つ平凸レンズと等価のレンズアレイを加
工してレンズ効果を持たせた、窪み付き凸レンズアレイ
19を用いても良い。
きレンズアレイ13として、ガラス基板に屈折率を高め
るイオンを注入したものを例に挙げて説明したが、図5
に示すように、ガラスもしくはシリコン等の対象波長で
透明な材質の平板に、レーザダイオードアレイ1とは反
対側に凸面を持つ平凸レンズと等価のレンズアレイを加
工してレンズ効果を持たせた、窪み付き凸レンズアレイ
19を用いても良い。
【0034】なお、上記実施例では、レーザダイオード
チップのレーザ光の出射部とレンズアレイとの接触を回
避する間隙として、窪み付きレンズアレイ13に窪み1
4を設けた例を示したが、これに限らず、レンズアレイ
の基板を切り欠いたり、レーザダイオードチップのほう
に凹部を形成しても良い。
チップのレーザ光の出射部とレンズアレイとの接触を回
避する間隙として、窪み付きレンズアレイ13に窪み1
4を設けた例を示したが、これに限らず、レンズアレイ
の基板を切り欠いたり、レーザダイオードチップのほう
に凹部を形成しても良い。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、レーザダイオ
ードチップとレンズアレイとの平行度および間隔の調整
無しに、レンズアレイをマウントに直接固定できる。請
求項2の発明によれば、レーザダイオードチップとレン
ズアレイとの光軸直交方向位置合せの要求精度が緩和さ
れ、レーザダイオードチップとレンズアレイとの間隔調
整無しに、高性能なレンズ付きレーザダイオードが容易
に得られる。請求項3の発明によれば、レンズアレイと
マウントの間に設けられた半田を効率良く均一に加熱で
きる。
ードチップとレンズアレイとの平行度および間隔の調整
無しに、レンズアレイをマウントに直接固定できる。請
求項2の発明によれば、レーザダイオードチップとレン
ズアレイとの光軸直交方向位置合せの要求精度が緩和さ
れ、レーザダイオードチップとレンズアレイとの間隔調
整無しに、高性能なレンズ付きレーザダイオードが容易
に得られる。請求項3の発明によれば、レンズアレイと
マウントの間に設けられた半田を効率良く均一に加熱で
きる。
【図1】この発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】この発明に係るレンズ付きレーザダイオードの
構成を側面から見た図である。
構成を側面から見た図である。
【図3】球面収差を有する結合光学系における、光ファ
イバ端末の光軸直交許容軸ずれ量の光ファイバ端末の光
軸方向位置依存性を表す図である。
イバ端末の光軸直交許容軸ずれ量の光ファイバ端末の光
軸方向位置依存性を表す図である。
【図4】この発明のレンズ付きレーザダイオードの製造
方法におけるレンズアレイの位置合わせ固定方法を表わ
す説明図である。
方法におけるレンズアレイの位置合わせ固定方法を表わ
す説明図である。
【図5】この発明の実施例3を示す構成図である。
【図6】従来のレンズ付きレーザダイオードアレイの構
成図である。
成図である。
【図7】従来のレンズ付きレーザダイオードアレイの組
み立て方法を表す説明図である。
み立て方法を表す説明図である。
1 レーザダイオードアレイ 2 活性層 3 出力光 4 レンズアレイ 5 光ファイバ端末 6 キャリア 7 サブマウント 8 高融点半田 9 低融点半田 10 ホットプレート 11 レーザダイオードアレイ微動装置 12 レンズアレイ微動装置 13 窪み付きレンズアレイ 14 窪み 15 高屈折率部 16 YAGレーザ装置 17 YAGレーザビーム 18 レーザビーム集光レンズ 19 窪み付き凸レンズアレイ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のレーザ光の出射部を有するレーザ
ダイオードチップと、レーザダイオードチップのレーザ
光の出射側の端面と一面を揃えて配置され、レーザダイ
オードチップを保持するマウントと、マウントの上記一
面に保持され、レーザ光を透過する基板に形成された複
数のレンズを有し、上記レーザダイオードチップのそれ
ぞれのレーザ光を所定の位置に集光させるレンズアレイ
とを備え、少なくともレーザダイオードチップのレーザ
光の出射部とレンズアレイとの間に、上記出射部とレン
ズアレイとの接触を回避する間隙を有することを特徴と
するレンズ付きレーザダイオード。 - 【請求項2】 複数のレーザ光の出射部を有するレーザ
ダイオードチップと、レーザダイオードチップのレーザ
光の出射側の端面と一面を揃えて配置され、レーザダイ
オードチップを保持するマウントと、マウントの上記一
面に保持され、レーザ光を透過する基板に屈折率分布を
設けて形成された複数のレンズを有し、上記レーザダイ
オードチップのそれぞれのレーザ光を所定の位置に集光
させるレンズアレイとを備え、上記レンズアレイの屈折
率分布がレーザダイオードチップ側に凸面を有する凸レ
ンズと等価に形成されたことを特徴とするレンズ付きレ
ーザダイオード。 - 【請求項3】 複数のレーザ光の出射部を有するレーザ
ダイオードチップと、レーザダイオードチップのレーザ
光の出射側の端面と一面を揃えて配置され、レーザダイ
オードチップを保持するマウントと、マウントの上記一
面に半田により保持され、レーザ光を透過する基板に形
成された複数のレンズを有し、上記レーザダイオードチ
ップのそれぞれのレーザ光を所定の位置に集光させるレ
ンズアレイとを備えたレンズ付きレーザダイオードを製
造するものにおいて、レーザダイオードチップのレーザ
光の出射側の端面とマウントの一面を揃えてレーザダイ
オードチップをマウントに固着し、レンズアレイの基板
を透過するレーザ光をレンズアレイの基板のマウントと
は反対側から入射させ、レンズアレイとマウントの間に
設けられた半田を加熱して溶かし、レンズアレイをマウ
ントに固着することを特徴とするレンズ付きレーザダイ
オードの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34237892A JPH06196816A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | レンズ付きレーザダイオードおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34237892A JPH06196816A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | レンズ付きレーザダイオードおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06196816A true JPH06196816A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18353266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34237892A Pending JPH06196816A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | レンズ付きレーザダイオードおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06196816A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5757830A (en) * | 1996-02-07 | 1998-05-26 | Massachusetts Institute Of Technology | Compact micro-optical edge-emitting semiconductor laser assembly |
| JPH10341040A (ja) * | 1997-06-09 | 1998-12-22 | Nec Corp | 光半導体モジュール及びその製造方法 |
| JP2002232056A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Hamamatsu Photonics Kk | 半導体レーザ装置、及び、半導体レーザ装置のレンズ位置固定方法 |
| JP2002232055A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Hamamatsu Photonics Kk | 半導体レーザ装置、及び、半導体レーザ装置のレンズ位置固定方法 |
| JP2002232057A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Hamamatsu Photonics Kk | 半導体レーザ装置、及び、半導体レーザ装置のレンズ位置固定方法 |
| JP2002232064A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-16 | Hamamatsu Photonics Kk | 半導体レーザ装置、及び、半導体レーザ装置のレンズ位置固定方法 |
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-
1992
- 1992-12-22 JP JP34237892A patent/JPH06196816A/ja active Pending
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