[go: up one dir, main page]

JPH06184405A - フェノール樹脂組成物 - Google Patents

フェノール樹脂組成物

Info

Publication number
JPH06184405A
JPH06184405A JP34065092A JP34065092A JPH06184405A JP H06184405 A JPH06184405 A JP H06184405A JP 34065092 A JP34065092 A JP 34065092A JP 34065092 A JP34065092 A JP 34065092A JP H06184405 A JPH06184405 A JP H06184405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenol resin
dimethylene ether
type phenol
weight
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34065092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Murayama
友一 村山
Shinichi Maebotoke
伸一 前佛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP34065092A priority Critical patent/JPH06184405A/ja
Publication of JPH06184405A publication Critical patent/JPH06184405A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 数平均分子量500〜1200、全結合ホル
ムアルデヒド中ジメチレンエーテル結合の割合が30〜
55モル%、軟化点が70〜80℃であるジメチレンエ
ーテルレゾール型フェノール樹脂100重量部に、ノボ
ラック型フェノール樹脂5〜30重量部を配合してなる
フェノール樹脂組成物。 【効果】 レゾール型フェノール樹脂の自硬化性の特長
を生かしながら、ノボラック型フェノール樹脂の配合に
より成形機シリンダー内での熱安定性及び射出成型性を
充分に高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特定のレゾール型フェノ
ール樹脂とノボラック型フェノール樹脂からなる成形材
料に用いられるフェノール樹脂組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】レゾール型フェノール樹脂は自硬化する
という性質があり、硬化時にアンモニアを発生しないと
いう特長により、電気・電子部品を始めとして広い分野
で用いられている。一般にレゾール型フェノール樹脂は
フェノール核に結合する官能基によりメチロールレゾー
ル型とジメチレンエーテル型に大別できる。メチロール
型のフェノール樹脂は硬化反応の活性化エネルギーが小
さく比較的低温でも反応が進行すること、硬化時に多く
の縮合水を生成することなどの欠点を有しており、フェ
ノール樹脂成形材料に適用した場合、成形機のシリンダ
ー内での熱安定性が悪く金型曇りを発生し易いなどの問
題がある。また、ジメチレンエーテルレゾール型のフェ
ノール樹脂は、メチロールレゾール型のフェノール樹脂
に比べ、熱安定性は比較的良く成形安定性に優れている
が硬化性が劣る。一方、ノボラック型フェノール樹脂は
最も汎用的なフェノール樹脂であるが、ヘキサメチレン
テトラミンを硬化剤として用いており、硬化時にアンモ
ニアガスの発生が避けられないという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、かかる欠
点を解消して硬化性、熱安定性に優れたレゾール型フェ
ノール樹脂を主成分とするフェノール樹脂組成物を得ん
がため、鋭意研究を進めた結果、特定のジメチレンエー
テルレゾール型フェノール樹脂にノボラック型フェノー
ル樹脂を配合することにより、硬化性を劣化させること
なく熱安定性に著しく優れたフェノール樹脂組成物を見
出し、本発明を完成したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、数平均分子量
500〜1200、全結合ホルムアルデヒド中ジメチレ
ンエーテル結合の割合が30〜55モル%、軟化点が7
0〜80℃であるジメチレンエーテルレゾール型フェノ
ール樹脂100重量部に、数平均分子量400〜100
0のノボラック型フェノール樹脂5〜30重量部を配合
してなることを特徴とするフェノール樹脂組成物であ
る。
【0005】上記ジメチレンエーテルレゾール型フェノ
ール樹脂は、フェノールに対するホルムアルデヒドのモ
ル比(F/P)を1.0〜3.0とし、触媒として、通常
(a)第二族元素または遷移元素と蟻酸、酢酸等の有機カ
ルボン酸との塩、及び(b)第二族元素又は遷移元素とホ
ウ酸、塩酸、硝酸等の無機酸との塩を単独又は併用して
反応したのち、脱水して固型にしたものである。本発明
において、数平均分子量500〜1200、融点70〜
80℃が好ましい。また、全結合ホルムアルデヒド中の
ジメチレンエーテル結合の割合は30〜55モル%が好
ましい。30モル%以下ではメチロール結合の比率が大
きくなって熱安定性が劣るようになるため好ましくな
い。また、遊離フェノールは5%以下が好ましく、2%
以下が更に好ましい。5%以上では融点の低下、吸湿に
よる固結等により取扱いが困難となる。更に成形材料と
して使用した場合、成形金型の型曇りの原因となる。
【0006】フェノール樹脂として、上記の如きジメチ
レンエーテルレゾール型フェノール樹脂の50重量部以
下を上記以外のレゾール型フェノール樹脂に置換えるこ
とも可能で、この場合も本発明に含まれる。本発明にお
いてはジメチレンエーテルレゾール型フェノール樹脂に
ノボラック型フェノール樹脂を併用することにより硬化
性を低下させずに熱安定性を向上させることができる。
用いられるノボラック型フェノール樹脂は一般市販のも
のが使用できるが、数平均分子量が400〜1000の
ものが粘度及び融点が適当で取扱い易いので好ましい。
配合量はレゾール樹脂に対し、5〜30重量部が好まし
い。5重量部以下では熱安定性向上の効果が充分でな
く、30重量部を超えると硬化が低下する傾向がある。
【0007】さらに本発明は公知の硬化助剤と併用する
ことが望ましい。かかる硬化助剤としては水酸化カルシ
ウム、水酸化マグネシウムを用いることができる。その
配合量はフェノール樹脂に対して2〜7重量部が好まし
い。2重量部以下では効果が小さく、7重量部以上では
硬化が速すぎて良好な硬化物が得られない。また、その
他の添加剤として充填剤、顔料、滑剤等を配合すること
ができる。充填材としては、木粉、炭酸カルシウム、ガ
ラス繊維、アスベストなどを単体あるいは組合せて用い
ることができる。
【0008】
【実施例】次に本発明のフェノール樹脂組成物について
実施例及び比較例により具体的に説明する。 <ジメチレンエーテルレゾール型フェノール樹脂の製造
例>フェノール1モルとパラホルムアルデヒド 1.5モ
ルを配合、触媒として酢酸バリウムと硝酸亜鉛をフェノ
ールに対し、それぞれ0.9、0.35重量%存在させ、
120℃で4時間水を除去しながら反応を行った後、1
05℃で1時間熟成し取出した。得られたフェノール樹
脂はジメチレンエーテル基を43%有する固形レゾール
型フェノール樹脂で数平均分子量750、融点75℃、
遊離フェノール1.8%であった。
【0009】《実施例1,2》上記ジメチレンエーテル
レゾール型フェノール樹脂及び数平均分子量900、融
点92℃のノボラック型フェノール樹脂又はこれと数平
均分子量450、融点85℃のメチロールレゾール型フ
ェノール樹脂を表1の割合で配合した。これらフェノー
ル樹脂100重量部に対し、木粉100重量部、硬化助
剤として水酸化カルシウム4重量部滑剤及び顔料4重量
部を配合し、熱ロールで混練、冷却後粉砕して成形材料
を得た。 《実施例3,4》上記ジメチレンエーテルレゾール型フ
ェノール樹脂及び数平均分子量900、融点92℃のノ
ボラック型フェノール樹脂、またはこれと数平均分子量
450、融点85℃のメチロールレゾール型フェノール
樹脂を表1の割合で配合した。これらフェノール樹脂1
00重量部に対し、ガラス繊維130重量部、硬化助剤
として水酸化マグネシウム3重量部、滑剤及び顔料4重
量部を配合し、熱ロールで混練、冷却後粉砕して成形材
料を得た。 《比較例1,2》表1に示すように、ノボラック型フェ
ノール樹脂を配合しないで実施例と同様にしてフェノー
ル樹脂成形材料を得た。
【0010】これらの実施例及び比較例で得られた結果
を表1に示す。
【表1】
【0011】(測定方法)上記実施例及び比較例で得た
成形材料を使用して、金型温度175℃、成形圧力80
kg/cm2 にて直径50mm、厚さ3mmの円板試験片を
作成し、硬化度をバーコール硬度計(No.935)により測
定した。一方、射出成形機シリンダー内熱安定性の評価
は、ミニスーパーM32型成形機の金型温度を175℃
に設定し、かつ、シリンダー先端90℃、末端50℃に
設定し、射出待ち時間を延長してゆき、射出規定時間を
5秒とし、射出に10秒以上要するようになった時の待
ち時間で表す。
【0012】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明のフェノール樹脂組成物はレゾール型フェノール樹
脂の自硬化性の特長を生かしながら、ノボラック型フェ
ノール樹脂の配合により成形機シリンダー内での熱安定
性及び射出成型性を充分に高めることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数平均分子量500〜1200、全結合
    ホルムアルデヒド中ジメチレンエーテル結合の割合が3
    0〜55モル%、軟化点が70〜80℃であるジメチレ
    ンエーテルレゾール型フェノール樹脂100重量部に、
    ノボラック型フェノール樹脂5〜30重量部を配合して
    なることを特徴とするフェノール樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 前記ジメチレンエーテルレゾール型フェ
    ノール樹脂100重量部のうち50重量部以下を全結合
    ホルムアルデヒド中ジメチレンエーテル結合割合が30
    %モル以下のメチロールレゾール型フェノール樹脂に置
    換えたことを特徴とするフェノール樹脂組成物。
JP34065092A 1992-12-21 1992-12-21 フェノール樹脂組成物 Pending JPH06184405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34065092A JPH06184405A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 フェノール樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34065092A JPH06184405A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 フェノール樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06184405A true JPH06184405A (ja) 1994-07-05

Family

ID=18339004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34065092A Pending JPH06184405A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 フェノール樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06184405A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133094A (ja) * 2003-10-21 2005-05-26 Samsung Electronics Co Ltd レゾールを含有する樹脂溶液、これを使用して形成された硬化樹脂膜およびこれを使用して硬化樹脂膜を形成する方法
JP2010235671A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd フェノール樹脂組成物
WO2011118147A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 住友ベークライト株式会社 固形レゾール型フェノール樹脂およびその製造方法
JP2016138214A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 住友ベークライト株式会社 人工木材組成物及び人工木材成形品

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133094A (ja) * 2003-10-21 2005-05-26 Samsung Electronics Co Ltd レゾールを含有する樹脂溶液、これを使用して形成された硬化樹脂膜およびこれを使用して硬化樹脂膜を形成する方法
JP2010235671A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd フェノール樹脂組成物
WO2011118147A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 住友ベークライト株式会社 固形レゾール型フェノール樹脂およびその製造方法
JPWO2011118147A1 (ja) * 2010-03-25 2013-07-04 住友ベークライト株式会社 固形レゾール型フェノール樹脂およびその製造方法
US8742056B2 (en) 2010-03-25 2014-06-03 Sumitomo Bakelite Co., Ltd. Solid resol-type phenolic resin and method of manufacturing the same
JP2016138214A (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 住友ベークライト株式会社 人工木材組成物及び人工木材成形品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2012052C (en) Phenolic resin compositions
CN105980475B (zh) 摩擦材料用酚醛树脂组合物、摩擦材料和制动器
JPWO1993010164A1 (ja) シェールオイルレゾルシン系樹脂
JPH06184405A (ja) フェノール樹脂組成物
JP2002102999A (ja) シェルモールド用レジンコーテッドサンド
JP4013111B2 (ja) レゾール樹脂の製造方法
JP4661087B2 (ja) 固形レゾール型フェノール樹脂の製造方法
GB2177408A (en) Foundry binder compositions
JPH0791441B2 (ja) フェノール樹脂組成物
JP4129508B2 (ja) 耐火物用結合剤
JPH0841289A (ja) フェノール樹脂成形材料
JP3244195B2 (ja) メラミン・フェノール樹脂組成物
JP2000044642A (ja) フェノール樹脂及びフェノール樹脂組成物
JPS58500568A (ja) 熱に安定なフエノ−ル樹脂成形物
JPS63230760A (ja) フエノ−ル樹脂結合剤
JP3152883B2 (ja) フェノール樹脂組成物
JP2001106867A (ja) フェノール樹脂成形材料
JPH1171497A (ja) フェノール樹脂組成物
JP2005239949A (ja) フェノール樹脂組成物及びその硬化物
JP3972712B2 (ja) 酸硬化型レゾール樹脂組成物
JPH05148409A (ja) フエノール樹脂成形材料
JP6652050B2 (ja) フェノール樹脂組成物及びフェノール樹脂硬化物
JPH0670114B2 (ja) 自硬化性フエノ−ル樹脂の製造方法
JPH11323314A (ja) 摩擦材用樹脂組成物
JP2001151984A (ja) ブレーキピストン用成形材料