JPH06178917A - 中空糸膜モジュ−ル - Google Patents
中空糸膜モジュ−ルInfo
- Publication number
- JPH06178917A JPH06178917A JP35313392A JP35313392A JPH06178917A JP H06178917 A JPH06178917 A JP H06178917A JP 35313392 A JP35313392 A JP 35313392A JP 35313392 A JP35313392 A JP 35313392A JP H06178917 A JPH06178917 A JP H06178917A
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- Japan
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- fiber membrane
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- membrane
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】中空糸膜束の片端が自由状態であっても、エア
−スクラビング法により、中空糸膜の絡み合いなく高効
率で洗浄できる外圧式の中空糸膜モジュ−ルを提供す
る。 【構成】ケ−ス内に中空糸膜群を収容し、中空糸膜群の
一端を固定し、他端を自由状態とした膜モジュ−ルにお
いて、上記中空糸膜群を複数箇の子束に分割し、各子束
の自由端又はその近傍箇所を結束部材で結束した。
−スクラビング法により、中空糸膜の絡み合いなく高効
率で洗浄できる外圧式の中空糸膜モジュ−ルを提供す
る。 【構成】ケ−ス内に中空糸膜群を収容し、中空糸膜群の
一端を固定し、他端を自由状態とした膜モジュ−ルにお
いて、上記中空糸膜群を複数箇の子束に分割し、各子束
の自由端又はその近傍箇所を結束部材で結束した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体の濾過等に使用する
中空糸膜モジュ−ルに関するものである。
中空糸膜モジュ−ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】原液の濾過、精製、濃縮あるいは有価物
の回収等に膜モジュ−ルを使用することがある。この膜
モジュ−ルには、各種の形式のものが存在するが、就
中、中空糸膜モジュ−ルにおいては、単位容積当たりの
膜面積を大きくでき、特に、外圧式においては、内圧式
に較べ、圧力損失、洗浄等の点において有利であり、多
用されている。
の回収等に膜モジュ−ルを使用することがある。この膜
モジュ−ルには、各種の形式のものが存在するが、就
中、中空糸膜モジュ−ルにおいては、単位容積当たりの
膜面積を大きくでき、特に、外圧式においては、内圧式
に較べ、圧力損失、洗浄等の点において有利であり、多
用されている。
【0003】膜モジュ−ルにおいては、経時的な膜汚染
による濾過流速の低下が避けられず、適時、膜洗浄を行
って濾過流速を一定値以上に保持することが必要であ
る。従来、外圧式の中空糸膜結束の洗浄方法として、膜
モジュ−ルのケ−ス内に原液の充満下、ケ−ス一端より
エア−を注入し、膜外面をエア−混合液流に曝する、所
謂、エア−スクラビング法、濾過水貯槽の濾過水を中空
糸膜内に圧送する、逆洗法等が公知である。
による濾過流速の低下が避けられず、適時、膜洗浄を行
って濾過流速を一定値以上に保持することが必要であ
る。従来、外圧式の中空糸膜結束の洗浄方法として、膜
モジュ−ルのケ−ス内に原液の充満下、ケ−ス一端より
エア−を注入し、膜外面をエア−混合液流に曝する、所
謂、エア−スクラビング法、濾過水貯槽の濾過水を中空
糸膜内に圧送する、逆洗法等が公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中空糸
膜モジュ−ルのうち、中空糸膜束の一端を固定支持し、
他端を自由状態とした外圧式中空糸膜モジュ−ルを、上
記のエア−スクラビング法、逆洗法により洗浄すると、
個々の中空糸膜が乱雑に運動し、中空糸膜同士が絡み合
って膜破損が生じ易い。
膜モジュ−ルのうち、中空糸膜束の一端を固定支持し、
他端を自由状態とした外圧式中空糸膜モジュ−ルを、上
記のエア−スクラビング法、逆洗法により洗浄すると、
個々の中空糸膜が乱雑に運動し、中空糸膜同士が絡み合
って膜破損が生じ易い。
【0005】かかる不具合を解消するために、中空糸膜
束の外周に可撓性の多孔質保護体を隙間を介在させるこ
となく密接に被せることが提案されている(特開昭59
−147603号)。この提案は、中空糸膜束を保護体
で包み、中空糸膜が絡み合うような動きをするのを排除
することにあり、保護体による中空糸膜束の締め付けを
強くするほど、中空糸膜のそのような動きの排除に有効
である。
束の外周に可撓性の多孔質保護体を隙間を介在させるこ
となく密接に被せることが提案されている(特開昭59
−147603号)。この提案は、中空糸膜束を保護体
で包み、中空糸膜が絡み合うような動きをするのを排除
することにあり、保護体による中空糸膜束の締め付けを
強くするほど、中空糸膜のそのような動きの排除に有効
である。
【0006】しかしながら、中空糸膜束を保護体で包む
と、中空糸膜間に間隙を保持することが困難となり、エ
ア−スクラビング法の場合、エア−混合液流を中空糸膜
束内の中空糸膜に沿って流動させ難くなり、洗浄効率の
低下が避けられない。
と、中空糸膜間に間隙を保持することが困難となり、エ
ア−スクラビング法の場合、エア−混合液流を中空糸膜
束内の中空糸膜に沿って流動させ難くなり、洗浄効率の
低下が避けられない。
【0007】本発明の目的は、中空糸膜束の片端が自由
状態であっても、エア−スクラビング法により、中空糸
膜の絡み合いなく高効率で洗浄できる外圧式の中空糸膜
モジュ−ルを提供することにある。
状態であっても、エア−スクラビング法により、中空糸
膜の絡み合いなく高効率で洗浄できる外圧式の中空糸膜
モジュ−ルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の中空糸膜モジュ
−ルは、ケ−ス内に中空糸膜群を収容し、中空糸膜群の
一端を固定し、他端を自由状態とした膜モジュ−ルにお
いて、上記中空糸膜群を複数箇の子束に分割し、各子束
の自由端又はその近傍箇所を結束部材で結束したことを
特徴とする構成である。
−ルは、ケ−ス内に中空糸膜群を収容し、中空糸膜群の
一端を固定し、他端を自由状態とした膜モジュ−ルにお
いて、上記中空糸膜群を複数箇の子束に分割し、各子束
の自由端又はその近傍箇所を結束部材で結束したことを
特徴とする構成である。
【0009】
【作用】中空糸膜は直径1mm前後の合成樹脂体であ
り、相当の弾性的挙動を呈し、子束の一の中空糸膜に外
力が作用すると、その力が結束箇所を経て他の中空糸膜
にも作用し、外力が子束全体で負担される結果、曲げ又
は捩じれ外力に対する中空糸膜の剛性が高く、従って、
中空糸膜の絡み合いが生じ難くなる。
り、相当の弾性的挙動を呈し、子束の一の中空糸膜に外
力が作用すると、その力が結束箇所を経て他の中空糸膜
にも作用し、外力が子束全体で負担される結果、曲げ又
は捩じれ外力に対する中空糸膜の剛性が高く、従って、
中空糸膜の絡み合いが生じ難くなる。
【0010】また、中空糸膜子束間に充分な間隙があ
り、一の子束においても、結束が局部的であり、この結
束以外の部分には中空糸膜間に通常通り隙間が存在する
から、エア−スクラビング洗浄時、エア−混合液流がそ
れら隙間に沿って流動され、効率のよい膜洗浄を行うこ
とができる。
り、一の子束においても、結束が局部的であり、この結
束以外の部分には中空糸膜間に通常通り隙間が存在する
から、エア−スクラビング洗浄時、エア−混合液流がそ
れら隙間に沿って流動され、効率のよい膜洗浄を行うこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例を示す説明図である。図1に
おいて、1は縦型筒状ケ−スである。2は筒状ケ−ス1
内に収容した中空糸膜群であリ、通常、中空糸の外径は
0.02〜2mmφであり、本数は数十本から数千本で
ある。この中空糸膜には、精密濾過膜、限外濾過膜、逆
浸透分離膜の何れをも使用でき、例えば、ポリビニルア
ルコ−ル系、ポリオレフィン系、ポリスルホン系、ポリ
アクリロニトリル系、ポリアミド系等のポリマ−が使用
される。
る。図1は本発明の実施例を示す説明図である。図1に
おいて、1は縦型筒状ケ−スである。2は筒状ケ−ス1
内に収容した中空糸膜群であリ、通常、中空糸の外径は
0.02〜2mmφであり、本数は数十本から数千本で
ある。この中空糸膜には、精密濾過膜、限外濾過膜、逆
浸透分離膜の何れをも使用でき、例えば、ポリビニルア
ルコ−ル系、ポリオレフィン系、ポリスルホン系、ポリ
アクリロニトリル系、ポリアミド系等のポリマ−が使用
される。
【0012】3は筒状ケ−ス1の一端に樹脂の注入によ
り設けた樹脂隔壁(エポキシ系、ウレタン系、シリコ−
ン系等の硬化性樹脂の単独層、または積層)であり、こ
の樹脂隔壁3に中空糸膜群2の一端部21を固定支持
し、中空糸膜の一端211を当該樹脂隔壁3の外面に開口
してある。他方、中空糸膜の他端212は閉塞し(この閉
塞には、毛細管現象を利用して、シリコ−ン系,ウレタ
ン系等の樹脂を浸入させるか、中空糸膜内を吸引減圧し
て同上樹脂を浸入させる方法を使用できる)、自由状態
としてある。更に、中空糸膜群2を複数の子束20,…
に分割し、各子束20を自由端(他端)において結束部
材4で結束してある。
り設けた樹脂隔壁(エポキシ系、ウレタン系、シリコ−
ン系等の硬化性樹脂の単独層、または積層)であり、こ
の樹脂隔壁3に中空糸膜群2の一端部21を固定支持
し、中空糸膜の一端211を当該樹脂隔壁3の外面に開口
してある。他方、中空糸膜の他端212は閉塞し(この閉
塞には、毛細管現象を利用して、シリコ−ン系,ウレタ
ン系等の樹脂を浸入させるか、中空糸膜内を吸引減圧し
て同上樹脂を浸入させる方法を使用できる)、自由状態
としてある。更に、中空糸膜群2を複数の子束20,…
に分割し、各子束20を自由端(他端)において結束部
材4で結束してある。
【0013】11は筒状ケ−ス1の他端に設けた原水流
入口である。31,…は樹脂隔壁3に等間隔を隔てて設
けた複数箇の原水流出孔であり、その個数は、1〜10
とされる。
入口である。31,…は樹脂隔壁3に等間隔を隔てて設
けた複数箇の原水流出孔であり、その個数は、1〜10
とされる。
【0014】5は継手であり、隔壁51により原水室a
と濾過水室bとに仕切り、その隔壁51に原水流通用管
52,…を水密に貫設し、原水室aには濃縮原水流出口
53を、濾過水室bには濾過水取出口54をそれぞれ設
けてある。この継手5を筒状ケ−ス1の一端にVバンド
等により連結し、原水流通用管52を樹脂隔壁3の原水
流出孔31にOリング(図示せず)を介して水密に挿入
してある。
と濾過水室bとに仕切り、その隔壁51に原水流通用管
52,…を水密に貫設し、原水室aには濃縮原水流出口
53を、濾過水室bには濾過水取出口54をそれぞれ設
けてある。この継手5を筒状ケ−ス1の一端にVバンド
等により連結し、原水流通用管52を樹脂隔壁3の原水
流出孔31にOリング(図示せず)を介して水密に挿入
してある。
【0015】この外圧式中空糸膜モジュ−ルにおいて
は、原水が原水流入口11よりケ−ス1内に供給され、
ケ−ス1内において、原水が中空糸膜群2によって濾過
され、この濾過により中空糸膜内に現れた濾過水が継手
5の濾過水室bを経て濾過水取出口54から取り出され
ていく。
は、原水が原水流入口11よりケ−ス1内に供給され、
ケ−ス1内において、原水が中空糸膜群2によって濾過
され、この濾過により中空糸膜内に現れた濾過水が継手
5の濾過水室bを経て濾過水取出口54から取り出され
ていく。
【0016】他方、上記の濾過によって濃縮された原水
が原水流出孔31並びに原水流通用管52を経て継手5
の濃縮原水流出口53から流出していく。また、膜洗浄
には、逆洗法とエア−スクラビング法法とが併用され
る。上記外圧式中空糸膜モジュ−ルは、通常、縦向きで
設置され、エア−スクラビング洗浄時、ケ−ス下端の原
水流入口11からケ−ス1内にエア−が注入される。
が原水流出孔31並びに原水流通用管52を経て継手5
の濃縮原水流出口53から流出していく。また、膜洗浄
には、逆洗法とエア−スクラビング法法とが併用され
る。上記外圧式中空糸膜モジュ−ルは、通常、縦向きで
設置され、エア−スクラビング洗浄時、ケ−ス下端の原
水流入口11からケ−ス1内にエア−が注入される。
【0017】このエア−の注入に伴いエア−混合液流が
中空糸膜に接触し、中空糸膜子束20が曲げ変形や捩じ
れ変形の合成された複雑な変形を呈しようとするが、中
空糸膜子束20の自由端が結束されており、各子束の中
空糸膜が独立して変形することがなく、曲げ力やねじれ
力が子束を構成する全中空糸膜で分担される結果、中空
糸膜の曲げ変形や捩じれ変形を充分に抑制でき、中空糸
膜同士の絡み合いをよく防止できる。
中空糸膜に接触し、中空糸膜子束20が曲げ変形や捩じ
れ変形の合成された複雑な変形を呈しようとするが、中
空糸膜子束20の自由端が結束されており、各子束の中
空糸膜が独立して変形することがなく、曲げ力やねじれ
力が子束を構成する全中空糸膜で分担される結果、中空
糸膜の曲げ変形や捩じれ変形を充分に抑制でき、中空糸
膜同士の絡み合いをよく防止できる。
【0018】上記の子束20,20間には充分な隙間が
存在し、また各子束における結束箇所の長さが全長のご
く一部であり、他の部分の中空糸膜間には通常通り隙間
が存在するから、エア−スクラビング洗浄時、エア−混
合液流をこれらの隙間に沿って流動させ得、中空糸膜の
洗浄を効率よく行うことができる。
存在し、また各子束における結束箇所の長さが全長のご
く一部であり、他の部分の中空糸膜間には通常通り隙間
が存在するから、エア−スクラビング洗浄時、エア−混
合液流をこれらの隙間に沿って流動させ得、中空糸膜の
洗浄を効率よく行うことができる。
【0019】本発明において、結束材には、結束材で覆
われた子束部分の中空糸膜にも原水を滞留なく接触させ
得るように、充分に大きなメッシュまたは孔径のネツト
または多孔体、例えば、ホリエチレン、ポリプロピレン
等のプラスチック、ゴムまたはポリウレタン等の弾性体
のネツトあるいは多孔シ−ト等を使用することが好まし
い。
われた子束部分の中空糸膜にも原水を滞留なく接触させ
得るように、充分に大きなメッシュまたは孔径のネツト
または多孔体、例えば、ホリエチレン、ポリプロピレン
等のプラスチック、ゴムまたはポリウレタン等の弾性体
のネツトあるいは多孔シ−ト等を使用することが好まし
い。
【0020】これらの結束材においては、伸縮性を有
し、中空糸膜子束に比較的小さな締め付け力で装着で
き、結束箇所の子束部分の中空糸膜間にもある程度の隙
間を保持させることができる。
し、中空糸膜子束に比較的小さな締め付け力で装着で
き、結束箇所の子束部分の中空糸膜間にもある程度の隙
間を保持させることができる。
【0021】上記子束の結束部分の中空糸膜間の隙間は
他の子束部分の中空糸膜間の隙間に較べ小であり、子束
の結束部分の長さを余り長くすると、全体として子束内
での中空糸膜間の隙間が少なくなり、洗浄効率の低下が
招来されるので、子束の結束部分の長さは子束の有効長
(樹脂隔壁の内側面から自由端までの長さ)の30%以
下とすることが妥当である(結束上からは、最小限1%
は必要である)。
他の子束部分の中空糸膜間の隙間に較べ小であり、子束
の結束部分の長さを余り長くすると、全体として子束内
での中空糸膜間の隙間が少なくなり、洗浄効率の低下が
招来されるので、子束の結束部分の長さは子束の有効長
(樹脂隔壁の内側面から自由端までの長さ)の30%以
下とすることが妥当である(結束上からは、最小限1%
は必要である)。
【0022】本発明の中空糸膜結束においては、結束材
をできるだけ小さな締め付け力で子束上に装着すること
が好ましく、この場合、結束材の子束からの抜脱を防止
するために、図2に示すように、子束20の自由端eよ
りもやや上方の位置に結束材4を装着することが好まし
い。
をできるだけ小さな締め付け力で子束上に装着すること
が好ましく、この場合、結束材の子束からの抜脱を防止
するために、図2に示すように、子束20の自由端eよ
りもやや上方の位置に結束材4を装着することが好まし
い。
【0023】ただし、長さLの部分では、中空糸膜が独
立して曲げ又は捩じれ変形し、この長さLを余り長くす
ると、この部分で中空糸膜同士の絡み合いが惹起される
ので、長さLは50cm以下とすることが妥当である。
立して曲げ又は捩じれ変形し、この長さLを余り長くす
ると、この部分で中空糸膜同士の絡み合いが惹起される
ので、長さLは50cm以下とすることが妥当である。
【0024】本発明において、子束を構成する中空糸膜
の本数を多くするほど、曲げまたは捩じれ剛性の増大度
を高くでき、中空糸膜同士の絡み合いの防止には有利で
あるが、他方、子束の外径が大となり、上記エア−スク
ラビング洗浄時、子束内部をエア−混合液流に接触させ
ることが困難となって洗浄効率の低下が招来されるの
で、子束を構成する中空糸膜の本数は30〜100本
(通常、子束数にして、3〜10束程度)とすることが
好ましい。
の本数を多くするほど、曲げまたは捩じれ剛性の増大度
を高くでき、中空糸膜同士の絡み合いの防止には有利で
あるが、他方、子束の外径が大となり、上記エア−スク
ラビング洗浄時、子束内部をエア−混合液流に接触させ
ることが困難となって洗浄効率の低下が招来されるの
で、子束を構成する中空糸膜の本数は30〜100本
(通常、子束数にして、3〜10束程度)とすることが
好ましい。
【0025】本発明の中空糸膜モジュ−ルにおいては、
中空糸膜の絡み合いによる膜破損を排除してエア−スク
ラビング法により膜洗浄でき、高濾過流速並びに高塩除
去率で濾過を行うことができる。このことは、次の実施
例と比較例との対比からも明かである。
中空糸膜の絡み合いによる膜破損を排除してエア−スク
ラビング法により膜洗浄でき、高濾過流速並びに高塩除
去率で濾過を行うことができる。このことは、次の実施
例と比較例との対比からも明かである。
【0026】実施例1 内径126mmφ、厚さ7mm、長さ1000mmのア
クリル樹脂製ケ−スに外径1.60mmφ、厚さ0.4
0mmのポリスルホン製中空糸膜1000本を収容し、
原液通路孔成形用ピンを7本挿通したキャップでケ−ス
一端を閉じ、ケ−ス一端を下側にして全体を遠心注型器
にセットし、ケ−ス一端にエポキシ樹脂接着剤を注入し
て遠心注型により樹脂隔壁を成形し、中空糸膜の一端を
樹脂隔壁の表面に開口させた。
クリル樹脂製ケ−スに外径1.60mmφ、厚さ0.4
0mmのポリスルホン製中空糸膜1000本を収容し、
原液通路孔成形用ピンを7本挿通したキャップでケ−ス
一端を閉じ、ケ−ス一端を下側にして全体を遠心注型器
にセットし、ケ−ス一端にエポキシ樹脂接着剤を注入し
て遠心注型により樹脂隔壁を成形し、中空糸膜の一端を
樹脂隔壁の表面に開口させた。
【0027】そして、中空糸膜群を5個の子束に分割
し、自由端をポリエチレン製ネツト(長さは、中空糸膜
の有効長さの10%の長さ)で結束した。更に、遠心注
型の終了後、中空糸膜内を吸引減圧して中空糸膜の他端
にウレタン樹脂を25mm浸入させ、当該他端を閉塞し
た。
し、自由端をポリエチレン製ネツト(長さは、中空糸膜
の有効長さの10%の長さ)で結束した。更に、遠心注
型の終了後、中空糸膜内を吸引減圧して中空糸膜の他端
にウレタン樹脂を25mm浸入させ、当該他端を閉塞し
た。
【0028】実施例2 子束の束数を10束とした以外、実施例1に同じとし
た。
た。
【0029】実施例3 中空糸膜の総本数を1600本とし、子束の束数を8束
とした以外、実施例1に同じとした。
とした以外、実施例1に同じとした。
【0030】比較例 ポリエチレン製ネツトを使用しない以外、実施例1に同
じとした。これらの実施例品並びに比較例品のそれぞれ
につき、上記した縦型設置にてケ−ス内に水を満たした
状態で、ケ−ス下端の原水流入口よりエア−流量、3.
0Nm3/h,1分間通気・5秒間停止の条件で1ヵ月間エ
ア−スクラビング洗浄を行ったところ、実施例品には、
中空糸膜の絡み合い並びに膜損傷が全く観られなかった
が、比較例品においては、中空糸膜の絡み合いが観察さ
れ、5本の膜破損(折損)が観られた。
じとした。これらの実施例品並びに比較例品のそれぞれ
につき、上記した縦型設置にてケ−ス内に水を満たした
状態で、ケ−ス下端の原水流入口よりエア−流量、3.
0Nm3/h,1分間通気・5秒間停止の条件で1ヵ月間エ
ア−スクラビング洗浄を行ったところ、実施例品には、
中空糸膜の絡み合い並びに膜損傷が全く観られなかった
が、比較例品においては、中空糸膜の絡み合いが観察さ
れ、5本の膜破損(折損)が観られた。
【0031】
【発明の効果】本発明の中空糸膜モジュ−ルは、上述し
た通りの構成であり、中空糸膜の子束を結束してあるか
ら、中空糸膜の曲げ又は捩じれに対する剛性を高めるこ
とができ、エア−スクラビング法により洗浄しても中空
糸膜の曲げ又は捩じれ変形をよく防止でき、中空糸膜同
士の絡み合いとこの絡み合いに基づく膜破損を充分に防
止できる。
た通りの構成であり、中空糸膜の子束を結束してあるか
ら、中空糸膜の曲げ又は捩じれに対する剛性を高めるこ
とができ、エア−スクラビング法により洗浄しても中空
糸膜の曲げ又は捩じれ変形をよく防止でき、中空糸膜同
士の絡み合いとこの絡み合いに基づく膜破損を充分に防
止できる。
【0032】また、子束間に充分な隙間が存在し、ま
た、子束の結束箇所以外の部分には通常通り隙間が存在
するから、エア−スクラビング法による膜洗浄時、これ
らの隙間での充分なエア−混合液流の流動により効果的
な膜洗浄が可能となる。
た、子束の結束箇所以外の部分には通常通り隙間が存在
するから、エア−スクラビング法による膜洗浄時、これ
らの隙間での充分なエア−混合液流の流動により効果的
な膜洗浄が可能となる。
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の別の実施例を示す説明図である。
1 ケ−ス 11 原水流入口 2 中空糸膜群 20 中空糸膜の子束 211 中空糸膜の一端 212 中空糸膜の他端 4 結束部材 3 樹脂隔壁 53 濃縮原水流出口 54 濾過水取出し口
Claims (2)
- 【請求項1】ケ−ス内に中空糸膜群を収容し、中空糸膜
群の一端を固定し、他端を自由状態とした膜モジュ−ル
において、上記中空糸膜群を複数箇の子束に分割し、各
子束の自由端又はその近傍箇所を結束部材で結束したこ
とを特徴とする中空糸膜モジュ−ル。 - 【請求項2】結束部材がネットまたは多孔体である請求
項1記載の中空糸膜モジュ−ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35313392A JPH06178917A (ja) | 1992-12-12 | 1992-12-12 | 中空糸膜モジュ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35313392A JPH06178917A (ja) | 1992-12-12 | 1992-12-12 | 中空糸膜モジュ−ル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06178917A true JPH06178917A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18428786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35313392A Pending JPH06178917A (ja) | 1992-12-12 | 1992-12-12 | 中空糸膜モジュ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06178917A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003010649A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 逆浸透膜モジュールおよびこれを使用する淡水化装置 |
| JP2005230813A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-09-02 | Toray Ind Inc | 中空糸膜モジュール |
| JP2010125348A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Daiki Ataka Engineering Co Ltd | 膜分離装置 |
| JP2015226883A (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-17 | 栗田工業株式会社 | 中空糸膜モジュール |
| WO2017017777A1 (ja) * | 2015-07-28 | 2017-02-02 | 栗田工業株式会社 | 中空糸膜モジュール |
| JP2022184640A (ja) * | 2021-06-01 | 2022-12-13 | 株式会社クラレ | 中空糸膜モジュール |
| CN116081773A (zh) * | 2021-10-29 | 2023-05-09 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种湿法纺丝含硫氰酸钠地面污水处理及回收的过滤装置及方法 |
-
1992
- 1992-12-12 JP JP35313392A patent/JPH06178917A/ja active Pending
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