JPH06174036A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents
トロイダル型無段変速機Info
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- JPH06174036A JPH06174036A JP34109492A JP34109492A JPH06174036A JP H06174036 A JPH06174036 A JP H06174036A JP 34109492 A JP34109492 A JP 34109492A JP 34109492 A JP34109492 A JP 34109492A JP H06174036 A JPH06174036 A JP H06174036A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- output
- shaft
- input
- input shaft
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H15/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
- F16H15/02—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
- F16H15/04—Gearings providing a continuous range of gear ratios
- F16H15/06—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
- F16H15/32—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
- F16H15/36—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
- F16H15/38—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces
- F16H2015/383—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces with two or more sets of toroid gearings arranged in parallel
Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明のトロイダル型無段変速機は、逆転機
構の負荷頻度を少なくして、逆転機構に使用する歯車の
小型化を図る。 【構成】 このトロイダル型無段変速機では、前進時に
は、前進用クラッチ14が接続され、後進用クラッチ2
8が切られ、出力ディスク3,5の回転は連結部材12
から前進用クラッチ14を介して出力歯車13に伝達さ
れ、出力歯車13の回転方向が逆転機構16で逆転され
て出力軸15に伝達され、出力軸15の回転方向は入力
軸1の回転方向と同じになる。また、後進時には、前進
用クラッチ14が切られ、出力ディスク3,5の回転は
逆転機構16に伝達されない。そして、後進用クラッチ
28が接続され、遊星歯車機構22を介して入力軸1の
回転と逆方向の回転が出力軸15に伝達される。
構の負荷頻度を少なくして、逆転機構に使用する歯車の
小型化を図る。 【構成】 このトロイダル型無段変速機では、前進時に
は、前進用クラッチ14が接続され、後進用クラッチ2
8が切られ、出力ディスク3,5の回転は連結部材12
から前進用クラッチ14を介して出力歯車13に伝達さ
れ、出力歯車13の回転方向が逆転機構16で逆転され
て出力軸15に伝達され、出力軸15の回転方向は入力
軸1の回転方向と同じになる。また、後進時には、前進
用クラッチ14が切られ、出力ディスク3,5の回転は
逆転機構16に伝達されない。そして、後進用クラッチ
28が接続され、遊星歯車機構22を介して入力軸1の
回転と逆方向の回転が出力軸15に伝達される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等に適用され
るトロイダル型無段変速機に関し、特に、2組のトロイ
ダル変速部を同軸上に配置したダブルキャビティ式のト
ロイダル型無段変速機に関する。
るトロイダル型無段変速機に関し、特に、2組のトロイ
ダル変速部を同軸上に配置したダブルキャビティ式のト
ロイダル型無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トロイダル型無段変速機は、入
力ディスク、出力ディスク及び両ディスク間に配置され
たパワーローラから構成されるトロイダル変速部を備え
ており、入力軸によって駆動された入力ディスクの回転
動力をパワーローラを介して出力ディスクに伝達し、出
力ディスクから出力軸へ回転動力を伝達するように構成
されており、パワーローラの傾きを変えることによって
変速比を無段階に変えることができるものである。
力ディスク、出力ディスク及び両ディスク間に配置され
たパワーローラから構成されるトロイダル変速部を備え
ており、入力軸によって駆動された入力ディスクの回転
動力をパワーローラを介して出力ディスクに伝達し、出
力ディスクから出力軸へ回転動力を伝達するように構成
されており、パワーローラの傾きを変えることによって
変速比を無段階に変えることができるものである。
【0003】従来のトロイダル型無段変速機は、例え
ば、図2に示すように、入力ディスク2、入力ディスク
2に対向して配置された出力ディスク3及び入力ディス
ク2から出力ディスク3へトルクを伝達する傾転可能な
パワーローラ8から成る第1トロイダル変速部6と、入
力ディスク4、入力ディスク4に対向して配置された出
力ディスク5、入力ディスク4から出力ディスク5へト
ルクを伝達する傾転可能なパワーローラ9から成る第2
トロイダル変速部7とから構成されている。このトロイ
ダル型無段変速機は、これらの2組のトロイダル変速部
6,7が入力軸1上に対向して配置されており、ダブル
キャビティ式トロイダル型無段変速機と称されるもので
ある。
ば、図2に示すように、入力ディスク2、入力ディスク
2に対向して配置された出力ディスク3及び入力ディス
ク2から出力ディスク3へトルクを伝達する傾転可能な
パワーローラ8から成る第1トロイダル変速部6と、入
力ディスク4、入力ディスク4に対向して配置された出
力ディスク5、入力ディスク4から出力ディスク5へト
ルクを伝達する傾転可能なパワーローラ9から成る第2
トロイダル変速部7とから構成されている。このトロイ
ダル型無段変速機は、これらの2組のトロイダル変速部
6,7が入力軸1上に対向して配置されており、ダブル
キャビティ式トロイダル型無段変速機と称されるもので
ある。
【0004】入力ディスク2は入力軸1に対して相対回
転可能に支持されているが、図示しないローディングカ
ムを介して入力軸1に駆動連結され、入力軸1と一体に
回転することができる。入力ディスク4も入力軸1に対
して相対回転可能に支持されているが、図示しない別の
ローディングカムを介して入力軸1に駆動連結され、入
力軸1と一体に回転することができる。出力ディスク
3,5はそれぞれ入力ディスク2,4に対向して配置さ
れており、入力軸1に対して回転自在に支持されてい
る。2つの出力ディスク3,5は、互いに連結部材12
で連結されているので、一体となって回転することがで
きる。この連結部材12に固着された出力歯車13は、
逆転機構16を介して出力軸15に駆動連結されてい
る。逆転機構16は、入力軸1に平行に配置されたカウ
ンタ軸17を有している。カウンタ軸17は、一端に出
力歯車13に噛み合う歯車18が固着され、他端に中間
歯車20に噛み合う歯車19が固着されている。中間歯
車20は出力軸15の歯車21に噛み合っている。
転可能に支持されているが、図示しないローディングカ
ムを介して入力軸1に駆動連結され、入力軸1と一体に
回転することができる。入力ディスク4も入力軸1に対
して相対回転可能に支持されているが、図示しない別の
ローディングカムを介して入力軸1に駆動連結され、入
力軸1と一体に回転することができる。出力ディスク
3,5はそれぞれ入力ディスク2,4に対向して配置さ
れており、入力軸1に対して回転自在に支持されてい
る。2つの出力ディスク3,5は、互いに連結部材12
で連結されているので、一体となって回転することがで
きる。この連結部材12に固着された出力歯車13は、
逆転機構16を介して出力軸15に駆動連結されてい
る。逆転機構16は、入力軸1に平行に配置されたカウ
ンタ軸17を有している。カウンタ軸17は、一端に出
力歯車13に噛み合う歯車18が固着され、他端に中間
歯車20に噛み合う歯車19が固着されている。中間歯
車20は出力軸15の歯車21に噛み合っている。
【0005】パワーローラ8は、入力ディスク2と出力
ディスク3との間に配置され、両ディスク2,3のトロ
イダル面に摩擦係合し、パワーローラ9は、入力ディス
ク4と出力ディスク5の間に配置され、両ディスク4,
5のトロイダル面に摩擦係合する。パワーローラ8,9
は、それぞれ自己の回転軸線10の周りに回転自在であ
り、且つこの回転軸線10に直交する傾転軸線11の周
りに傾転運動する。
ディスク3との間に配置され、両ディスク2,3のトロ
イダル面に摩擦係合し、パワーローラ9は、入力ディス
ク4と出力ディスク5の間に配置され、両ディスク4,
5のトロイダル面に摩擦係合する。パワーローラ8,9
は、それぞれ自己の回転軸線10の周りに回転自在であ
り、且つこの回転軸線10に直交する傾転軸線11の周
りに傾転運動する。
【0006】このトロイダル型無段変速機は、各パワー
ローラ8,9の傾転角度を一致させるために、リンク機
構等により各パワーローラ8,9が同期して傾転運動す
るように構成されている。各パワーローラ8,9の傾転
角度が変化すると、それに伴って、パワーローラ8,9
と入力ディスク2,4及び出力ディスク3,5との摩擦
係合点が変化し、無段変速が行われる。
ローラ8,9の傾転角度を一致させるために、リンク機
構等により各パワーローラ8,9が同期して傾転運動す
るように構成されている。各パワーローラ8,9の傾転
角度が変化すると、それに伴って、パワーローラ8,9
と入力ディスク2,4及び出力ディスク3,5との摩擦
係合点が変化し、無段変速が行われる。
【0007】ところで、この種のトロイダル型無段変速
機は、エンジンから出力されたトルクが入力軸1を介し
てトロイダル型無段変速機に入力され、更にトロイダル
型無段変速機から出力軸15を介してディファレンシャ
ル装置へと伝達されるように配置されている。そして、
車両の前進と後進を選択的に切り換えることができるよ
うにするために、このトルク伝達経路の途中に、前後進
切換装置が設けられているのが普通である。
機は、エンジンから出力されたトルクが入力軸1を介し
てトロイダル型無段変速機に入力され、更にトロイダル
型無段変速機から出力軸15を介してディファレンシャ
ル装置へと伝達されるように配置されている。そして、
車両の前進と後進を選択的に切り換えることができるよ
うにするために、このトルク伝達経路の途中に、前後進
切換装置が設けられているのが普通である。
【0008】前後進切換装置としては、従来から種々の
ものが開示されている。例えば、図2に示すトロイダル
型無段変速機(以下、Aタイプという。)においては、
エンジンとトロイダル変速部6,7との間にダブルピニ
オン式の遊星歯車機構30と2組のクラッチ31,32
が設けられており、これらのクラッチ31,32の断接
の組合わせにより、トロイダル変速部6,7への入力回
転方向が切り換えられる。
ものが開示されている。例えば、図2に示すトロイダル
型無段変速機(以下、Aタイプという。)においては、
エンジンとトロイダル変速部6,7との間にダブルピニ
オン式の遊星歯車機構30と2組のクラッチ31,32
が設けられており、これらのクラッチ31,32の断接
の組合わせにより、トロイダル変速部6,7への入力回
転方向が切り換えられる。
【0009】遊星歯車機構30とクラッチ31,32の
配置構造について具体的に説明すると、入力軸1は遊星
歯車機構30のリングギヤ33に前進用クラッチ31を
介して連結されている。また、リングギヤ33はケーシ
ング34に後進用クラッチ32を介して連結されてい
る。一方、入力軸1は遊星歯車機構30のキャリヤ35
に連結されている。キャリヤ35はサンギヤ36に噛み
合う第一ピニオンギヤ37と、第一ピニオンギヤ37及
びリングギヤ33に噛み合い第二ピニオンギヤ38とを
回転自在に支持している。サンギヤ36は入力ディスク
2に連結されている。なお、このAタイプの前後進切換
装置としては、例えば、特開昭61−99761号公報
に開示されたものがある。
配置構造について具体的に説明すると、入力軸1は遊星
歯車機構30のリングギヤ33に前進用クラッチ31を
介して連結されている。また、リングギヤ33はケーシ
ング34に後進用クラッチ32を介して連結されてい
る。一方、入力軸1は遊星歯車機構30のキャリヤ35
に連結されている。キャリヤ35はサンギヤ36に噛み
合う第一ピニオンギヤ37と、第一ピニオンギヤ37及
びリングギヤ33に噛み合い第二ピニオンギヤ38とを
回転自在に支持している。サンギヤ36は入力ディスク
2に連結されている。なお、このAタイプの前後進切換
装置としては、例えば、特開昭61−99761号公報
に開示されたものがある。
【0010】Aタイプの前後進切換装置は、上記のよう
な構造を備えており、前進時には、前進用クラッチ31
を接続し、後進用クラッチ32を切るように操作する。
この場合、入力軸1の回転に伴って、遊星歯車機構30
は入力軸1の回転方向と同じ方向に一体になって回転
し、トルクは入力ディスク2に伝達される。これに対し
て、後進時には、前進用クラッチ31を切り、後進用ク
ラッチ32を接続するように操作する。この場合、リン
グギヤ33はケーシング34に固定されているので、入
力軸1の回転に伴って、キャリヤ35は入力軸1と同じ
方向に一体となって回転する。すると、リングギヤ33
に噛み合っている第二ピニオンギヤ38は逆方向に回転
し、第二ピニオンギヤ38に噛み合っている第一ピニオ
ンギヤ37は正方向に回転し、第一ピニオンギヤ37に
噛み合っているサンギヤ36は逆方向に回転するので、
入力ディスク2には逆方向の回転が伝達されることにな
る。
な構造を備えており、前進時には、前進用クラッチ31
を接続し、後進用クラッチ32を切るように操作する。
この場合、入力軸1の回転に伴って、遊星歯車機構30
は入力軸1の回転方向と同じ方向に一体になって回転
し、トルクは入力ディスク2に伝達される。これに対し
て、後進時には、前進用クラッチ31を切り、後進用ク
ラッチ32を接続するように操作する。この場合、リン
グギヤ33はケーシング34に固定されているので、入
力軸1の回転に伴って、キャリヤ35は入力軸1と同じ
方向に一体となって回転する。すると、リングギヤ33
に噛み合っている第二ピニオンギヤ38は逆方向に回転
し、第二ピニオンギヤ38に噛み合っている第一ピニオ
ンギヤ37は正方向に回転し、第一ピニオンギヤ37に
噛み合っているサンギヤ36は逆方向に回転するので、
入力ディスク2には逆方向の回転が伝達されることにな
る。
【0011】図3に示すトロイダル型無段変速機(以
下、Bタイプという)は、トロイダル変速部6,7の出
力ディスク3,5同士を連結する連結部材12に2組の
歯車13,39とクラッチ40,41とを設け、これら
のクラッチ40,41の断接の組合わせにより、トロイ
ダル型無段変速機からの出力回転方向を切り換えるもの
である。
下、Bタイプという)は、トロイダル変速部6,7の出
力ディスク3,5同士を連結する連結部材12に2組の
歯車13,39とクラッチ40,41とを設け、これら
のクラッチ40,41の断接の組合わせにより、トロイ
ダル型無段変速機からの出力回転方向を切り換えるもの
である。
【0012】2組の歯車13,39とクラッチ40,4
1の配置構造について具体的に説明すると、連結部材1
2に出力歯車13,39が2枚固着されており、一方の
出力歯車13は前進用クラッチ40に駆動連結されてい
るが、他方の出力歯車39は中間歯車42に噛み合って
おり、中間歯車42を介して後進用クラッチ41に駆動
連結されている。前進用クラッチ40及び後進用クラッ
チ41はカウンタ軸17上に設けられており、カウンタ
軸17は中間歯車20を介して出力軸15に駆動連結さ
れている。なお、このBタイプの前後進切換装置として
は、例えば、特開昭61−96258号公報に開示され
たものがある。
1の配置構造について具体的に説明すると、連結部材1
2に出力歯車13,39が2枚固着されており、一方の
出力歯車13は前進用クラッチ40に駆動連結されてい
るが、他方の出力歯車39は中間歯車42に噛み合って
おり、中間歯車42を介して後進用クラッチ41に駆動
連結されている。前進用クラッチ40及び後進用クラッ
チ41はカウンタ軸17上に設けられており、カウンタ
軸17は中間歯車20を介して出力軸15に駆動連結さ
れている。なお、このBタイプの前後進切換装置として
は、例えば、特開昭61−96258号公報に開示され
たものがある。
【0013】Bタイプの前後進切換装置は、上記のよう
な構造を備えており、前進時には、前進用クラッチ40
を接続し、後進用クラッチ41を切るように操作する。
この場合、出力歯車13の回転に伴って、歯車43が逆
方向に回転し、歯車43の回転は前進用クラッチ40を
介してカウンタ軸17へ伝達し、更に歯車19、中間歯
車20、歯車21を経て出力軸15へ伝達される。出力
軸15は、出力歯車13の回転方向と逆方向に回転する
ので、結局、入力軸1と同方向に回転することになる。
これに対して、後進時には、前進用クラッチ40を切
り、後進用クラッチ41を接続するように操作する。こ
の場合、出力歯車39の回転に伴って中間歯車42が逆
回転し、更に後進用クラッチ41を介してカウンタ軸1
7が正回転する。カウンタ軸17の回転は中間歯車20
を介して出力軸15に伝達されるので、出力軸15は出
力歯車39と同じ方向に回転する。
な構造を備えており、前進時には、前進用クラッチ40
を接続し、後進用クラッチ41を切るように操作する。
この場合、出力歯車13の回転に伴って、歯車43が逆
方向に回転し、歯車43の回転は前進用クラッチ40を
介してカウンタ軸17へ伝達し、更に歯車19、中間歯
車20、歯車21を経て出力軸15へ伝達される。出力
軸15は、出力歯車13の回転方向と逆方向に回転する
ので、結局、入力軸1と同方向に回転することになる。
これに対して、後進時には、前進用クラッチ40を切
り、後進用クラッチ41を接続するように操作する。こ
の場合、出力歯車39の回転に伴って中間歯車42が逆
回転し、更に後進用クラッチ41を介してカウンタ軸1
7が正回転する。カウンタ軸17の回転は中間歯車20
を介して出力軸15に伝達されるので、出力軸15は出
力歯車39と同じ方向に回転する。
【0014】図4に示すトロイダル型無段変速機(以
下、Cタイプという)は、エンジンとトロイダル変速部
6,7との間に、後進用の1組の歯車44とクラッチ4
5が設けられ、トロイダル変速部6,7と出力軸15と
の間に、前進用の1組の歯車13とクラッチ46が設け
られたものであり、これらのクラッチ45,46の断接
の組合わせにより、トロイダル型無段変速機からの出力
回転方向を切り換えるものである。
下、Cタイプという)は、エンジンとトロイダル変速部
6,7との間に、後進用の1組の歯車44とクラッチ4
5が設けられ、トロイダル変速部6,7と出力軸15と
の間に、前進用の1組の歯車13とクラッチ46が設け
られたものであり、これらのクラッチ45,46の断接
の組合わせにより、トロイダル型無段変速機からの出力
回転方向を切り換えるものである。
【0015】後進用の1組の歯車44とクラッチ45、
及び前進用の1組の歯車13とクラッチ46の配置構造
について具体的に説明すると、入力軸1は後進用クラッ
チ45を介して出力歯車44に連結されている。また、
両出力ディスク3,5を連結する連結部材12には、前
進用クラッチ46を介して出力歯車13が連結されてい
る。また、それぞれの出力歯車44,13は、入力軸1
に平行なカウント軸17に駆動連結され、そのカウンタ
軸17は中間歯車20を介して出力軸15に駆動連結さ
れている。
及び前進用の1組の歯車13とクラッチ46の配置構造
について具体的に説明すると、入力軸1は後進用クラッ
チ45を介して出力歯車44に連結されている。また、
両出力ディスク3,5を連結する連結部材12には、前
進用クラッチ46を介して出力歯車13が連結されてい
る。また、それぞれの出力歯車44,13は、入力軸1
に平行なカウント軸17に駆動連結され、そのカウンタ
軸17は中間歯車20を介して出力軸15に駆動連結さ
れている。
【0016】Cタイプの前後進切換装置は、上記のよう
な構造を備えており、前進時には、前進用クラッチ46
を接続し、後進用クラッチ45を切るように操作する。
この場合、入力軸1が回転すると、前進用クラッチ46
を介して出力歯車13が逆方向に回転し、出力歯車13
に噛み合う歯車48が入力軸1と同じ方向に回転し、こ
れに伴ってカウンタ軸17が回転するので、中間歯車2
0を介して出力軸15は入力軸1と同じ方向に回転す
る。これに対して、後進時には、前進用クラッチ46を
切り、後進用クラッチ45を接続するように操作する。
この場合、入力軸1が回転すると、後進用クラッチ45
を介して出力歯車44が回転し、出力歯車44に噛み合
う歯車47を介してカウンタ軸17が逆方向に回転し、
これに伴って、カウンタ軸17の回転は中間歯車20を
介して出力軸15に伝達され、出力軸15は入力軸1と
逆の方向に回転する。
な構造を備えており、前進時には、前進用クラッチ46
を接続し、後進用クラッチ45を切るように操作する。
この場合、入力軸1が回転すると、前進用クラッチ46
を介して出力歯車13が逆方向に回転し、出力歯車13
に噛み合う歯車48が入力軸1と同じ方向に回転し、こ
れに伴ってカウンタ軸17が回転するので、中間歯車2
0を介して出力軸15は入力軸1と同じ方向に回転す
る。これに対して、後進時には、前進用クラッチ46を
切り、後進用クラッチ45を接続するように操作する。
この場合、入力軸1が回転すると、後進用クラッチ45
を介して出力歯車44が回転し、出力歯車44に噛み合
う歯車47を介してカウンタ軸17が逆方向に回転し、
これに伴って、カウンタ軸17の回転は中間歯車20を
介して出力軸15に伝達され、出力軸15は入力軸1と
逆の方向に回転する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Aタイ
プでは、エンジンとトロイダル変速部6,7との間に、
ダブルピニオン式の遊星歯車機構30が配置されている
ので、トロイダル変速部6,7の回転方向が前進時と後
進時では反転するため、トロイダル変速部6,7の変速
制御が複雑になる。また、クラッチ31,32がトロイ
ダル変速部6,7よりもエンジン側に配置されているの
で、雪道を走行中に急ブレーキをかけた時などのよう
に、車輪がロックされると、トロイダル型無段変速機は
その時の変速位置でロックされることになり、トロイダ
ル変速部が最大減速比以外の変速位置でロックされた場
合には、パワー不足となって再び発進することができな
くなる。そこで、最大減速位置に変速することができれ
ばパワー不足も解消できるが、出力軸が回転しない状態
では変速できないので、結局、発進することができない
という問題がある。
プでは、エンジンとトロイダル変速部6,7との間に、
ダブルピニオン式の遊星歯車機構30が配置されている
ので、トロイダル変速部6,7の回転方向が前進時と後
進時では反転するため、トロイダル変速部6,7の変速
制御が複雑になる。また、クラッチ31,32がトロイ
ダル変速部6,7よりもエンジン側に配置されているの
で、雪道を走行中に急ブレーキをかけた時などのよう
に、車輪がロックされると、トロイダル型無段変速機は
その時の変速位置でロックされることになり、トロイダ
ル変速部が最大減速比以外の変速位置でロックされた場
合には、パワー不足となって再び発進することができな
くなる。そこで、最大減速位置に変速することができれ
ばパワー不足も解消できるが、出力軸が回転しない状態
では変速できないので、結局、発進することができない
という問題がある。
【0018】Bタイプでは、クラッチ40,41がトロ
イダル変速部6,7からディファレンシャル装置への動
力伝達経路の途中に設けられているから、アイドリング
時にトロイダル変速部がエンジンと共に回転することが
できる。従って、トロイダル型無段変速機が最大減速位
置以外でロックされても、アイドリング中に最大減速位
置に速やかに移行させることによって、車両は再び発進
することができるようになる。従って、このBタイプで
は、上記Aタイプの問題は解決される。しかしながら、
このBタイプでは、クラッチ40,41が入力軸1上で
はなくてカウンタ軸17上に配置されているので、装置
全体が幅方向に大型化するという問題がある。
イダル変速部6,7からディファレンシャル装置への動
力伝達経路の途中に設けられているから、アイドリング
時にトロイダル変速部がエンジンと共に回転することが
できる。従って、トロイダル型無段変速機が最大減速位
置以外でロックされても、アイドリング中に最大減速位
置に速やかに移行させることによって、車両は再び発進
することができるようになる。従って、このBタイプで
は、上記Aタイプの問題は解決される。しかしながら、
このBタイプでは、クラッチ40,41が入力軸1上で
はなくてカウンタ軸17上に配置されているので、装置
全体が幅方向に大型化するという問題がある。
【0019】Cタイプでは、Aタイプの問題を解決する
ことができるというBタイプと同様の利点に加え、後進
用クラッチのサイズを小さくすることができるという利
点がある。しかしながら、このCタイプでは、後輪駆動
用変速機(FR用T/M)に適用するには、カウンタ軸
17が長くなると共に、出力歯車44と後進用クラッチ
45が軸方向に直列に並ぶため、装置全体が大きくなっ
てしまうという問題がある。
ことができるというBタイプと同様の利点に加え、後進
用クラッチのサイズを小さくすることができるという利
点がある。しかしながら、このCタイプでは、後輪駆動
用変速機(FR用T/M)に適用するには、カウンタ軸
17が長くなると共に、出力歯車44と後進用クラッチ
45が軸方向に直列に並ぶため、装置全体が大きくなっ
てしまうという問題がある。
【0020】また、Aタイプ、Bタイプ及びCタイプに
共通して言えることであるが、前進、後進いずれの場合
でも、出力軸15へのトルク伝達に逆転機構16が使用
されるので、逆転機構16の各歯車の負荷頻度が高く、
それらの歯車の寿命が短くなってしまうという問題があ
る。また、所定の寿命を得るには各歯車を大きくするな
どの対応が必要となり、装置全体の大型化につながる。
共通して言えることであるが、前進、後進いずれの場合
でも、出力軸15へのトルク伝達に逆転機構16が使用
されるので、逆転機構16の各歯車の負荷頻度が高く、
それらの歯車の寿命が短くなってしまうという問題があ
る。また、所定の寿命を得るには各歯車を大きくするな
どの対応が必要となり、装置全体の大型化につながる。
【0021】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、トロイダル変速部と出力軸の間に
クラッチが配置されたダブルキャビティ式のトロイダル
型無段変速機において、逆転機構へのトルクの伝達頻度
を少なくすること、及びクラッチを入力軸上に配置する
ことを課題とし、この課題を解決することによって、逆
転機構の歯車を小型化し、装置全体の小型化、及び後輪
駆動用の変速機としての適用を可能としたダブルキャビ
ティ式トロイダル型無段変速機を提供することである。
解決することであり、トロイダル変速部と出力軸の間に
クラッチが配置されたダブルキャビティ式のトロイダル
型無段変速機において、逆転機構へのトルクの伝達頻度
を少なくすること、及びクラッチを入力軸上に配置する
ことを課題とし、この課題を解決することによって、逆
転機構の歯車を小型化し、装置全体の小型化、及び後輪
駆動用の変速機としての適用を可能としたダブルキャビ
ティ式トロイダル型無段変速機を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、以下のように構成されている。即ち、
この発明は、入力軸、該入力軸と一体に回転する一対の
入力ディスク、該入力ディスクのそれぞれに対向して配
置され且つ前記入力軸に対して回転自在に支持された一
対の出力ディスク、対向する前記入力ディスクと前記出
力ディスクの間にそれぞれ配置され且つ前記入力ディス
クから前記出力ディスクへトルクを伝達する傾転可能な
パワーローラ、前記出力ディスク同士を連結する連結部
材、該連結部材に回転自在に支持された出力歯車、該出
力歯車と前記連結部材とを断接する前進用クラッチ、前
記入力軸と同一軸上に配置された出力軸、前記出力歯車
の回転を逆転して前記出力軸に伝達する逆転機構、前記
入力軸と前記出力軸との間に配置され前記入力軸の回転
を逆転して前記出力軸に伝達する遊星歯車機構、及び前
記遊星歯車機構を空転状態又はトルク伝達状態に切り換
える後進用クラッチを有するトロイダル型無段変速機に
関する。
を達成するため、以下のように構成されている。即ち、
この発明は、入力軸、該入力軸と一体に回転する一対の
入力ディスク、該入力ディスクのそれぞれに対向して配
置され且つ前記入力軸に対して回転自在に支持された一
対の出力ディスク、対向する前記入力ディスクと前記出
力ディスクの間にそれぞれ配置され且つ前記入力ディス
クから前記出力ディスクへトルクを伝達する傾転可能な
パワーローラ、前記出力ディスク同士を連結する連結部
材、該連結部材に回転自在に支持された出力歯車、該出
力歯車と前記連結部材とを断接する前進用クラッチ、前
記入力軸と同一軸上に配置された出力軸、前記出力歯車
の回転を逆転して前記出力軸に伝達する逆転機構、前記
入力軸と前記出力軸との間に配置され前記入力軸の回転
を逆転して前記出力軸に伝達する遊星歯車機構、及び前
記遊星歯車機構を空転状態又はトルク伝達状態に切り換
える後進用クラッチを有するトロイダル型無段変速機に
関する。
【0023】また、このトロイダル型無段変速機におい
て、前記遊星歯車機構は、前記入力軸と一体に回転する
サンギヤ、該サンギヤに噛み合うピニオンギヤ、該ピニ
オンギヤを回転自在に支持するキャリヤ、及び前記ピニ
オンギヤに噛み合い且つ前記出力軸に連結されたリング
ギヤを有していて、前記後進用クラッチは、前記キャリ
ヤをケーシングに対して断接するものである。
て、前記遊星歯車機構は、前記入力軸と一体に回転する
サンギヤ、該サンギヤに噛み合うピニオンギヤ、該ピニ
オンギヤを回転自在に支持するキャリヤ、及び前記ピニ
オンギヤに噛み合い且つ前記出力軸に連結されたリング
ギヤを有していて、前記後進用クラッチは、前記キャリ
ヤをケーシングに対して断接するものである。
【0024】更に、このトロイダル型無段変速機におい
て、前記逆転機構は、前記入力軸に平行に配置されたカ
ウンタ軸、該カウンタ軸の一端に固着され且つ前記出力
歯車に噛み合う第1歯車、前記カウンタ軸の他端に固着
された第2歯車、該第2歯車に噛み合う中間歯車、及び
該中間歯車に噛み合い前記出力軸に固着された歯車を有
するものである。
て、前記逆転機構は、前記入力軸に平行に配置されたカ
ウンタ軸、該カウンタ軸の一端に固着され且つ前記出力
歯車に噛み合う第1歯車、前記カウンタ軸の他端に固着
された第2歯車、該第2歯車に噛み合う中間歯車、及び
該中間歯車に噛み合い前記出力軸に固着された歯車を有
するものである。
【0025】
【作用】この発明は、上記のように構成されているの
で、以下のように作用する。即ち、この発明によるトロ
イダル型無段変速機において、前進用クラッチは、2つ
の出力ディスクを連結する連結部材と、この連結部材に
回転自在に支持された出力歯車とを断接するクラッチで
ある。また、後進用クラッチは、入力軸と同一軸上に配
置された遊星歯車機構を空転状態又は伝達状態に切り換
えるクラッチである。従って、上記両クラッチは、いず
れも入力軸と同一軸上に配置されていることになり、装
置の幅を小さくすることができる。
で、以下のように作用する。即ち、この発明によるトロ
イダル型無段変速機において、前進用クラッチは、2つ
の出力ディスクを連結する連結部材と、この連結部材に
回転自在に支持された出力歯車とを断接するクラッチで
ある。また、後進用クラッチは、入力軸と同一軸上に配
置された遊星歯車機構を空転状態又は伝達状態に切り換
えるクラッチである。従って、上記両クラッチは、いず
れも入力軸と同一軸上に配置されていることになり、装
置の幅を小さくすることができる。
【0026】また、この発明によるトロイダル型無段変
速機においては、入力軸からそれぞれのトロイダル変速
部の入力ディスクに伝達されたトルクは、パワーローラ
を介して出力ディスクへ伝達される。この時、出力ディ
スクの回転方向は入力軸の回転方向と反対である。そし
て、前進時には、前進用クラッチが接続され、後進用ク
ラッチが切られる。この時、出力ディスクの回転は連結
部材から前進用クラッチを介して出力歯車に伝達され、
出力歯車の回転方向が逆転機構で逆転されて出力軸に伝
達されるので、結局、出力軸の回転方向は入力軸の回転
方向と同じになる。一方、後進時には、前進用クラッチ
が切られるので、出力ディスクの回転は、逆転機構に伝
達されない。しかし、後進用クラッチが接続されている
ので、遊星歯車機構を介して、入力軸の回転は逆転され
て出力軸に伝達される。従って、逆転機構にトルクが伝
達されるのは、前進時だけであって、後進時にはトルク
は逆転機構に伝達されないので、逆転機構の負荷頻度は
低減される。
速機においては、入力軸からそれぞれのトロイダル変速
部の入力ディスクに伝達されたトルクは、パワーローラ
を介して出力ディスクへ伝達される。この時、出力ディ
スクの回転方向は入力軸の回転方向と反対である。そし
て、前進時には、前進用クラッチが接続され、後進用ク
ラッチが切られる。この時、出力ディスクの回転は連結
部材から前進用クラッチを介して出力歯車に伝達され、
出力歯車の回転方向が逆転機構で逆転されて出力軸に伝
達されるので、結局、出力軸の回転方向は入力軸の回転
方向と同じになる。一方、後進時には、前進用クラッチ
が切られるので、出力ディスクの回転は、逆転機構に伝
達されない。しかし、後進用クラッチが接続されている
ので、遊星歯車機構を介して、入力軸の回転は逆転され
て出力軸に伝達される。従って、逆転機構にトルクが伝
達されるのは、前進時だけであって、後進時にはトルク
は逆転機構に伝達されないので、逆転機構の負荷頻度は
低減される。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明による
トロイダル型無段変速機の実施例について説明する。図
1はこの発明によるトロイダル型無段変速機の実施例を
示す概略構造図である。このトロイダル型無段変速機
は、2組のトロイダル変速部6,7を同軸上に対向して
配置したダブルキャビティ式のトロイダル型無段変速機
である。第1トロイダル変速部6は、第1入力ディスク
2と、第1入力ディスク2に対向して配置された第1出
力ディスク3と、第1入力ディスク2と第1出力ディス
ク3との間に配置され、両ディスクのトロイダル面に摩
擦係合する第1パワーローラ8から構成されている。第
2トロイダル変速部7も第1トロイダル変速部6と同様
に、第2入力ディスク4と、第2入力ディスク4に対向
して配置された第2出力ディスク5と、第2入力ディス
ク4と第2出力ディスク5との間に配置され、両ディス
クのトロイダル面に摩擦係合する第2パワーローラ9か
ら構成されている。各トロイダル変速部6,7には、パ
ワーローラは2つずつ設けられている。第1パワーロー
ラ8及び第2パワーローラ9は、それぞれ自己の回転軸
線10の周りに回転自在であり、且つこの回転軸線10
に直交する傾転軸線11の周りに傾転運動する。
トロイダル型無段変速機の実施例について説明する。図
1はこの発明によるトロイダル型無段変速機の実施例を
示す概略構造図である。このトロイダル型無段変速機
は、2組のトロイダル変速部6,7を同軸上に対向して
配置したダブルキャビティ式のトロイダル型無段変速機
である。第1トロイダル変速部6は、第1入力ディスク
2と、第1入力ディスク2に対向して配置された第1出
力ディスク3と、第1入力ディスク2と第1出力ディス
ク3との間に配置され、両ディスクのトロイダル面に摩
擦係合する第1パワーローラ8から構成されている。第
2トロイダル変速部7も第1トロイダル変速部6と同様
に、第2入力ディスク4と、第2入力ディスク4に対向
して配置された第2出力ディスク5と、第2入力ディス
ク4と第2出力ディスク5との間に配置され、両ディス
クのトロイダル面に摩擦係合する第2パワーローラ9か
ら構成されている。各トロイダル変速部6,7には、パ
ワーローラは2つずつ設けられている。第1パワーロー
ラ8及び第2パワーローラ9は、それぞれ自己の回転軸
線10の周りに回転自在であり、且つこの回転軸線10
に直交する傾転軸線11の周りに傾転運動する。
【0028】入力軸1は図示しないケーシングに回転自
在に支持されており、この入力軸1に、図示しないトル
クコンバータを介してエンジントルクが入力される。第
1入力ディスク2は入力軸1に対して回転自在に支持さ
れているが、図示しないローディングカムを介して入力
軸1に駆動連結され、入力軸1と一体に回転することが
できる。第1入力ディスク2に対向して配置された第1
出力ディスク3は、入力軸1に対して回転自在に支持さ
れている。また、第2入力ディスク4は入力軸1に対し
て回転自在に支持されているが、図示しない別のローデ
ィングカムを介して入力軸1に駆動連結され、入力軸1
と一体に回転することができる。第2入力ディスク4に
対向して配置された第2出力ディスク5は、入力軸1に
対して回転自在に支持されている。
在に支持されており、この入力軸1に、図示しないトル
クコンバータを介してエンジントルクが入力される。第
1入力ディスク2は入力軸1に対して回転自在に支持さ
れているが、図示しないローディングカムを介して入力
軸1に駆動連結され、入力軸1と一体に回転することが
できる。第1入力ディスク2に対向して配置された第1
出力ディスク3は、入力軸1に対して回転自在に支持さ
れている。また、第2入力ディスク4は入力軸1に対し
て回転自在に支持されているが、図示しない別のローデ
ィングカムを介して入力軸1に駆動連結され、入力軸1
と一体に回転することができる。第2入力ディスク4に
対向して配置された第2出力ディスク5は、入力軸1に
対して回転自在に支持されている。
【0029】第1出力ディスク3と第2出力ディスク5
は、その背面同士を互いに連結部材12で連結されてお
り、一体となって入力軸1の周りに回転することができ
る。出力歯車13は連結部材12に対して回転自在に支
持されている。連結部材12と出力歯車13は前進用ク
ラッチ14で連結されており、前進用クラッチ14は入
力軸1と同一軸上に配置されている。前進用クラッチ1
4は、前進時に接続されて、連結部材12から出力歯車
13へトルクを伝達することができる。後進時には、前
進用クラッチ14は切られるので、連結部材12から出
力歯車13へのトルクの伝達は行われない。
は、その背面同士を互いに連結部材12で連結されてお
り、一体となって入力軸1の周りに回転することができ
る。出力歯車13は連結部材12に対して回転自在に支
持されている。連結部材12と出力歯車13は前進用ク
ラッチ14で連結されており、前進用クラッチ14は入
力軸1と同一軸上に配置されている。前進用クラッチ1
4は、前進時に接続されて、連結部材12から出力歯車
13へトルクを伝達することができる。後進時には、前
進用クラッチ14は切られるので、連結部材12から出
力歯車13へのトルクの伝達は行われない。
【0030】出力軸15は入力軸1と同一軸上に配置さ
れており、出力歯車13と出力軸15の間には逆転機構
16が配置されている。逆転機構16は、入力軸1に平
行に配置されたカウンタ軸17と、このカウンタ軸17
の一端に固着され且つ出力歯車13に噛み合う第1歯車
18と、カウンタ軸17の他端に固着された第2歯車1
9と、第2歯車19に噛み合う中間歯車20と、中間歯
車20に噛み合い且つ出力軸15に固着された歯車21
とから構成されている。この逆転機構16の働きで、出
力歯車13の回転は、逆方向の回転となって出力軸15
に伝達される。
れており、出力歯車13と出力軸15の間には逆転機構
16が配置されている。逆転機構16は、入力軸1に平
行に配置されたカウンタ軸17と、このカウンタ軸17
の一端に固着され且つ出力歯車13に噛み合う第1歯車
18と、カウンタ軸17の他端に固着された第2歯車1
9と、第2歯車19に噛み合う中間歯車20と、中間歯
車20に噛み合い且つ出力軸15に固着された歯車21
とから構成されている。この逆転機構16の働きで、出
力歯車13の回転は、逆方向の回転となって出力軸15
に伝達される。
【0031】逆転機構16におけるカウンタ軸17は、
出力歯車13から歯車21までの距離にほぼ等しい長さ
であるから、図3に示したBタイプや図4に示したCタ
イプに比べて、カウンタ軸17が短くなる。また、カウ
ンタ軸17を支持するベアリングは2組だけで済む。B
タイプにおいては、カウンタ軸を支持するベアリング以
外に、前進用クラッチ及び後進用クラッチを支持するた
めのベアリングも必要となる。Cタイプにおいては、カ
ウンタ軸が長く、歯車伝達が3組あるので、ベアリング
数が3組必要である。従って、この発明によるトロイダ
ル型無段変速機は、Bタイプ及びCタイプに比べて、使
用するベアリングの数を減少させることができる。
出力歯車13から歯車21までの距離にほぼ等しい長さ
であるから、図3に示したBタイプや図4に示したCタ
イプに比べて、カウンタ軸17が短くなる。また、カウ
ンタ軸17を支持するベアリングは2組だけで済む。B
タイプにおいては、カウンタ軸を支持するベアリング以
外に、前進用クラッチ及び後進用クラッチを支持するた
めのベアリングも必要となる。Cタイプにおいては、カ
ウンタ軸が長く、歯車伝達が3組あるので、ベアリング
数が3組必要である。従って、この発明によるトロイダ
ル型無段変速機は、Bタイプ及びCタイプに比べて、使
用するベアリングの数を減少させることができる。
【0032】入力軸1と出力軸15との間には、遊星歯
車機構22が配置されている。遊星歯車機構22は、入
力軸1の回転を逆転して出力軸15に伝達する働きがあ
る。遊星歯車機構22は、入力軸1の先端に固着され入
力軸1と一体に回転するサンギヤ23と、サンギヤ23
に噛み合うピニオンギヤ24と、ピニオンギヤ24を回
転自在に支持するキャリヤ25と、ピニオンギヤ24に
噛み合い且つ出力軸15に連結されたリングギヤ26と
から構成されている。また、キャリヤ25とケーシング
27との間には後進用クラッチ28が設けられている。
この後進用クラッチ28が接続されると、キャリヤ25
がケーシング27に対して固定されて、入力軸1から出
力軸15へのトルクが伝達可能な状態になる。逆に、後
進用クラッチが切られると、キャリヤ25が回転可能に
なるので、入力軸1は出力軸15に対して空転状態にな
り、入力軸1から出力軸15へのトルクの伝達は行われ
なくなる。
車機構22が配置されている。遊星歯車機構22は、入
力軸1の回転を逆転して出力軸15に伝達する働きがあ
る。遊星歯車機構22は、入力軸1の先端に固着され入
力軸1と一体に回転するサンギヤ23と、サンギヤ23
に噛み合うピニオンギヤ24と、ピニオンギヤ24を回
転自在に支持するキャリヤ25と、ピニオンギヤ24に
噛み合い且つ出力軸15に連結されたリングギヤ26と
から構成されている。また、キャリヤ25とケーシング
27との間には後進用クラッチ28が設けられている。
この後進用クラッチ28が接続されると、キャリヤ25
がケーシング27に対して固定されて、入力軸1から出
力軸15へのトルクが伝達可能な状態になる。逆に、後
進用クラッチが切られると、キャリヤ25が回転可能に
なるので、入力軸1は出力軸15に対して空転状態にな
り、入力軸1から出力軸15へのトルクの伝達は行われ
なくなる。
【0033】このトロイダル型無段変速機は、後進のた
めの機構として遊星歯車機構22が用いられており、し
かも、この遊星歯車機構22の円周外側に後進用クラッ
チ28が配置されているので、後進のための機構が、B
タイプやCタイプに比べて、軸方向に短縮される。ま
た、後進用クラッチ28も前進用クラッチ14と同様に
入力軸1と同一軸上に配置されているので、装置全体の
幅、即ち軸方向に垂直な方向の長さも短縮される。従っ
て、装置全体は小型化したものになる。また、後進のた
めの機構として遊星歯車機構22を用いたので、歯車の
反力を内部で相殺することができる。従って、従来のB
タイプやCタイプにおいて必要であった歯車を支持する
ためのラジアル軸受が不要となる。
めの機構として遊星歯車機構22が用いられており、し
かも、この遊星歯車機構22の円周外側に後進用クラッ
チ28が配置されているので、後進のための機構が、B
タイプやCタイプに比べて、軸方向に短縮される。ま
た、後進用クラッチ28も前進用クラッチ14と同様に
入力軸1と同一軸上に配置されているので、装置全体の
幅、即ち軸方向に垂直な方向の長さも短縮される。従っ
て、装置全体は小型化したものになる。また、後進のた
めの機構として遊星歯車機構22を用いたので、歯車の
反力を内部で相殺することができる。従って、従来のB
タイプやCタイプにおいて必要であった歯車を支持する
ためのラジアル軸受が不要となる。
【0034】このトロイダル型無段変速機は、上記のよ
うに構成されている。次に、このトロイダル型無段変速
機の作動を説明する。エンジンの稼働に伴って、入力軸
1にトルクが入力されると、そのトルクはローディング
カムを介して第1入力ディスク2に伝達される。同時
に、トルクは別のローディングカムを介して入力軸1か
ら第2入力ディスク4に伝達される。トルクが第1入力
ディスク2に伝達されると、第1入力ディスク2は回転
し、その回転に伴って第1パワーローラ8が回転し、そ
の回転が第1出力ディスク3に伝達する。また、第2入
力ディスク4に伝達されたトルクは、第2パワーローラ
9を介して第2出力ディスク5に伝達される。この伝動
中に、パワーローラ8,9をそれぞれ同期させて傾転軸
線11周りに同角度だけ傾転させると、パワーローラ
8,9と入力ディスク2,4及び出力ディスク3,5と
の摩擦係合点が変化して、無段変速を行うことができ
る。
うに構成されている。次に、このトロイダル型無段変速
機の作動を説明する。エンジンの稼働に伴って、入力軸
1にトルクが入力されると、そのトルクはローディング
カムを介して第1入力ディスク2に伝達される。同時
に、トルクは別のローディングカムを介して入力軸1か
ら第2入力ディスク4に伝達される。トルクが第1入力
ディスク2に伝達されると、第1入力ディスク2は回転
し、その回転に伴って第1パワーローラ8が回転し、そ
の回転が第1出力ディスク3に伝達する。また、第2入
力ディスク4に伝達されたトルクは、第2パワーローラ
9を介して第2出力ディスク5に伝達される。この伝動
中に、パワーローラ8,9をそれぞれ同期させて傾転軸
線11周りに同角度だけ傾転させると、パワーローラ
8,9と入力ディスク2,4及び出力ディスク3,5と
の摩擦係合点が変化して、無段変速を行うことができ
る。
【0035】出力ディスク3,5の回転方向は入力軸1
の回転方向と反対である。そして、前進時には、前進用
クラッチ14が接続され、後進用クラッチ28が切られ
る。この時、出力ディスク3,5の回転は連結部材12
から前進用クラッチ14を介して出力歯車13に伝達さ
れ、出力歯車12の回転方向が逆転機構16で逆転され
て出力軸15に伝達されるので、結局、出力軸15の回
転方向は入力軸1の回転方向と同じになる。一方、後進
時には、前進用クラッチ14が切られるので、出力ディ
スク3,5の回転は、逆転機構16には伝達されない。
しかし、後進用クラッチ28が接続されているので、遊
星歯車機構22を介して、入力軸1の回転と逆方向の回
転が出力軸15に伝達される。従って、逆転機構16を
トルクが伝達するのは前進時だけである。このように、
出力軸15への動力伝達を行う歯車を前進と後進とで独
立させたので、逆転機構の各歯車にかかる負荷頻度が軽
減されることになり、従来のAタイプ、Bタイプ、及び
Cタイプに比べて、歯車を小型化することができる。
の回転方向と反対である。そして、前進時には、前進用
クラッチ14が接続され、後進用クラッチ28が切られ
る。この時、出力ディスク3,5の回転は連結部材12
から前進用クラッチ14を介して出力歯車13に伝達さ
れ、出力歯車12の回転方向が逆転機構16で逆転され
て出力軸15に伝達されるので、結局、出力軸15の回
転方向は入力軸1の回転方向と同じになる。一方、後進
時には、前進用クラッチ14が切られるので、出力ディ
スク3,5の回転は、逆転機構16には伝達されない。
しかし、後進用クラッチ28が接続されているので、遊
星歯車機構22を介して、入力軸1の回転と逆方向の回
転が出力軸15に伝達される。従って、逆転機構16を
トルクが伝達するのは前進時だけである。このように、
出力軸15への動力伝達を行う歯車を前進と後進とで独
立させたので、逆転機構の各歯車にかかる負荷頻度が軽
減されることになり、従来のAタイプ、Bタイプ、及び
Cタイプに比べて、歯車を小型化することができる。
【0036】また、出力軸15が停止状態にある時に、
変速を行うには、前進用クラッチ14を切ればよい。前
進用クラッチ14が切られると、トロイダル変速部6,
7に出力側の負荷がかからなくなる。この状態では、入
力ディスク2,4の回転はパワーローラ8,9を介して
出力ディスク3,5に伝達されるので、パワーローラ
8,9の傾転角度を変化させることができる。従って、
トロイダル変速部6,7が最大減速位置以外の変速位置
にある時に車輪がロックされた場合でも、アイドリング
中に最大減速位置に変速することによって、再び発進す
ることができる。
変速を行うには、前進用クラッチ14を切ればよい。前
進用クラッチ14が切られると、トロイダル変速部6,
7に出力側の負荷がかからなくなる。この状態では、入
力ディスク2,4の回転はパワーローラ8,9を介して
出力ディスク3,5に伝達されるので、パワーローラ
8,9の傾転角度を変化させることができる。従って、
トロイダル変速部6,7が最大減速位置以外の変速位置
にある時に車輪がロックされた場合でも、アイドリング
中に最大減速位置に変速することによって、再び発進す
ることができる。
【0037】なお、上記実施例では、逆転機構として歯
車伝達機構を用いた例を示したが、これに限定されるも
のではなく、その他の逆転機構、例えばチェーンとスプ
ロケットを用いた伝動機構、或いはベルト伝動機構など
を用いてもよい。
車伝達機構を用いた例を示したが、これに限定されるも
のではなく、その他の逆転機構、例えばチェーンとスプ
ロケットを用いた伝動機構、或いはベルト伝動機構など
を用いてもよい。
【0038】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成されてい
るので、次のような効果を有する。即ち、このトロイダ
ル型無段変速機は、前進時には、トルクは入力軸からト
ロイダル変速部及び逆転機構を介して出力軸に伝達され
るが、後進時には、トルクは逆転機構に伝達されずに、
入力軸から遊星歯車機構を介して直接、出力軸に伝達さ
れるように構成されているので、逆転機構の各歯車にか
かる負荷頻度を軽減することが可能となり、従来のトロ
イダル型無段変速機に比べて、歯車の小型化を図ること
ができる。
るので、次のような効果を有する。即ち、このトロイダ
ル型無段変速機は、前進時には、トルクは入力軸からト
ロイダル変速部及び逆転機構を介して出力軸に伝達され
るが、後進時には、トルクは逆転機構に伝達されずに、
入力軸から遊星歯車機構を介して直接、出力軸に伝達さ
れるように構成されているので、逆転機構の各歯車にか
かる負荷頻度を軽減することが可能となり、従来のトロ
イダル型無段変速機に比べて、歯車の小型化を図ること
ができる。
【0039】また、後進のための機構として遊星歯車機
構が用いられており、しかも、この遊星歯車機構の円周
外側に後進用クラッチが配置されているので、後進のた
めの機構が、BタイプやCタイプに比べて、軸方向に短
縮される。また、後進用クラッチも前進用クラッチと同
様に入力軸と同一軸上に配置されているので、装置全体
の幅、即ち軸方向に垂直な方向の長さも短縮される。従
って、装置全体は小型化したものになる。
構が用いられており、しかも、この遊星歯車機構の円周
外側に後進用クラッチが配置されているので、後進のた
めの機構が、BタイプやCタイプに比べて、軸方向に短
縮される。また、後進用クラッチも前進用クラッチと同
様に入力軸と同一軸上に配置されているので、装置全体
の幅、即ち軸方向に垂直な方向の長さも短縮される。従
って、装置全体は小型化したものになる。
【0040】また、逆転機構のカウンタ軸の長さは、2
つのトロイダル変速部の間に配置された出力歯車から出
力軸の歯車までの距離にほぼ等しいから、BタイプやC
タイプに比べて、カウンタ軸の長さを短縮することがで
きる。従って、このトロイダル型無段変速機を後輪駆動
用変速機として適用しやすくなるという利点がある。
つのトロイダル変速部の間に配置された出力歯車から出
力軸の歯車までの距離にほぼ等しいから、BタイプやC
タイプに比べて、カウンタ軸の長さを短縮することがで
きる。従って、このトロイダル型無段変速機を後輪駆動
用変速機として適用しやすくなるという利点がある。
【0041】また、このトロイダル型無段変速機は、入
力軸とこれに平行なカウンタ軸との歯車伝達が2組だけ
であるから、従来のBタイプやCタイプに比べて、ベア
リングの数を減ずることができる。更に、後進のための
機構として遊星歯車機構を用いたので、歯車の反力を内
部で相殺することができるので、歯車を支持するための
ラジアル軸受が不要となる。
力軸とこれに平行なカウンタ軸との歯車伝達が2組だけ
であるから、従来のBタイプやCタイプに比べて、ベア
リングの数を減ずることができる。更に、後進のための
機構として遊星歯車機構を用いたので、歯車の反力を内
部で相殺することができるので、歯車を支持するための
ラジアル軸受が不要となる。
【0042】更にまた、このトロイダル型無段変速機
は、トロイダル変速部と出力軸の間に前進用クラッチを
設けたので、この前進用クラッチを切りさえすれば、出
力軸が停止状態にある時でも、変速することができる。
従って、トロイダル変速部が最大減速位置以外の変速位
置にある時に車輪がロックされた場合でも、アイドリン
グ中に最大減速位置に変速して、再び発進することがで
きる。
は、トロイダル変速部と出力軸の間に前進用クラッチを
設けたので、この前進用クラッチを切りさえすれば、出
力軸が停止状態にある時でも、変速することができる。
従って、トロイダル変速部が最大減速位置以外の変速位
置にある時に車輪がロックされた場合でも、アイドリン
グ中に最大減速位置に変速して、再び発進することがで
きる。
【図1】この発明によるトロイダル型無段変速機の実施
例を示す概略構造図である。
例を示す概略構造図である。
【図2】従来のトロイダル型無段変速機の一例を示す概
略構造図である。
略構造図である。
【図3】従来のトロイダル型無段変速機の別の例を示す
概略構造図である。
概略構造図である。
【図4】従来のトロイダル型無段変速機の更に別の例を
示す概略構造図である。
示す概略構造図である。
1 入力軸 2 第1入力ディスク 3 第1出力ディスク 4 第2入力ディスク 5 第2出力ディスク 6 第1トロイダル変速部 7 第2トロイダル変速部 8 第1パワーローラ 9 第2パワーローラ 12 連結部材 13 出力歯車 14 前進用クラッチ 15 出力軸 16 逆転機構 17 カウンタ軸 18 第1歯車 19 第2歯車 20 中間歯車 21 歯車 22 遊星歯車機構 23 サンギヤ 24 ピニオンギヤ 25 キャリヤ 26 リングギヤ 27 ケーシング 28 後進用クラッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 入力軸、該入力軸と一体に回転する一対
の入力ディスク、該入力ディスクのそれぞれに対向して
配置され且つ前記入力軸に対して回転自在に支持された
一対の出力ディスク、対向する前記入力ディスクと前記
出力ディスクの間にそれぞれ配置され且つ前記入力ディ
スクから前記出力ディスクへトルクを伝達する傾転可能
なパワーローラ、前記出力ディスク同士を連結する連結
部材、該連結部材に回転自在に支持された出力歯車、該
出力歯車と前記連結部材とを断接する前進用クラッチ、
前記入力軸と同一軸上に配置された出力軸、前記出力歯
車の回転を逆転して前記出力軸に伝達する逆転機構、前
記入力軸と前記出力軸との間に配置され前記入力軸の回
転を逆転して前記出力軸に伝達する遊星歯車機構、及び
前記遊星歯車機構を空転状態又はトルク伝達状態に切り
換える後進用クラッチを有するトロイダル型無段変速
機。 - 【請求項2】 前記遊星歯車機構は、前記入力軸と一体
に回転するサンギヤ、該サンギヤに噛み合うピニオンギ
ヤ、該ピニオンギヤを回転自在に支持するキャリヤ、及
び前記ピニオンギヤに噛み合い且つ前記出力軸に連結さ
れたリングギヤを有し、前記後進用クラッチは前記キャ
リヤをケーシングに対して断接するクラッチであること
を特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速
機。 - 【請求項3】 前記逆転機構は、前記入力軸に平行に配
置されたカウンタ軸、該カウンタ軸の一端に固着され且
つ前記出力歯車に噛み合う第1歯車、前記カウンタ軸の
他端に固着された第2歯車、該第2歯車に噛み合う中間
歯車、及び該中間歯車に噛み合い前記出力軸に固着され
た歯車を有することを特徴とする請求項1又は2に記載
のトロイダル型無段変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34109492A JPH06174036A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | トロイダル型無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34109492A JPH06174036A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | トロイダル型無段変速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06174036A true JPH06174036A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18343204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34109492A Pending JPH06174036A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | トロイダル型無段変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06174036A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0942199A3 (en) * | 1998-03-13 | 1999-09-29 | Isuzu Motors Limited | Toroidal continuous variable transmission |
| US7121164B2 (en) | 2003-11-12 | 2006-10-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | Hybrid drive system |
| JP2007271057A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Equos Research Co Ltd | 無段変速機 |
| EA009220B1 (ru) * | 2002-09-30 | 2007-12-28 | Ульрих Рос | Вращательное передаточное устройство |
| JP2008075863A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Nsk Ltd | 無段変速装置 |
| US7682278B2 (en) | 2002-09-30 | 2010-03-23 | Ulrich Rohs | Revolving transmission |
| WO2013046362A1 (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-04 | 本田技研工業株式会社 | 無段変速機 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP34109492A patent/JPH06174036A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0942199A3 (en) * | 1998-03-13 | 1999-09-29 | Isuzu Motors Limited | Toroidal continuous variable transmission |
| EA009220B1 (ru) * | 2002-09-30 | 2007-12-28 | Ульрих Рос | Вращательное передаточное устройство |
| US7682278B2 (en) | 2002-09-30 | 2010-03-23 | Ulrich Rohs | Revolving transmission |
| US7121164B2 (en) | 2003-11-12 | 2006-10-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | Hybrid drive system |
| JP2007271057A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Equos Research Co Ltd | 無段変速機 |
| JP2008075863A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Nsk Ltd | 無段変速装置 |
| WO2013046362A1 (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-04 | 本田技研工業株式会社 | 無段変速機 |
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