JPH06162B2 - 多重効用蒸発装置 - Google Patents
多重効用蒸発装置Info
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- JPH06162B2 JPH06162B2 JP17166085A JP17166085A JPH06162B2 JP H06162 B2 JPH06162 B2 JP H06162B2 JP 17166085 A JP17166085 A JP 17166085A JP 17166085 A JP17166085 A JP 17166085A JP H06162 B2 JPH06162 B2 JP H06162B2
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、海水等から淡水を蒸発によって製造するため
の多重効用蒸発装置の改良に関するものである。
の多重効用蒸発装置の改良に関するものである。
海水等から淡水を蒸発によって製造するための多段蒸発
装置には、例えば特開昭54−18469公報等に記載
されているような多段フラッシュ蒸発装置と、例えば特
公昭49−29070号公報とか特開昭50−2098
1号公報等に記載されているような多重効用蒸発装置と
があるが、一般に後者の多重効用蒸発装置は、前者の多
段フラッシュ蒸発装置に比べて設備費が安価で且つ消費
電力が少なく、しかも自動制御が容易である等の利点を
有することから、中小規模の淡水化設備に多く使用され
ている。
装置には、例えば特開昭54−18469公報等に記載
されているような多段フラッシュ蒸発装置と、例えば特
公昭49−29070号公報とか特開昭50−2098
1号公報等に記載されているような多重効用蒸発装置と
があるが、一般に後者の多重効用蒸発装置は、前者の多
段フラッシュ蒸発装置に比べて設備費が安価で且つ消費
電力が少なく、しかも自動制御が容易である等の利点を
有することから、中小規模の淡水化設備に多く使用され
ている。
そして、この多重効用蒸発装置は、前記特開昭49−2
9070号公報及び特開昭50−20981号公報等に
記載されているように、複数個の効用缶を隣接して形成
し、各効用缶内には、水平方向に延びる多数本の伝熱管
を各々配設すると共に、該伝熱管の外側面に対して海水
(ブライン)を散布するための散布手段を各々設け、前
記各効用缶のうち最高温度の第1段効用缶における伝熱
管の外側に当該第1段効用缶における散布手段にて散布
した海水を、次の段における伝熱管の外側に散布手段に
て散布するようにする一方、前記第1段効用缶における
伝熱管内に加熱蒸気を導入して加熱源とし、第1段効用
缶を除く効用缶における伝熱管内には、前の段における
効用缶の伝熱管の外側において発生した蒸気を導入して
加熱源とし、各段の効用缶における伝熱管内での凝縮水
を淡水として取り出すように構成されている。
9070号公報及び特開昭50−20981号公報等に
記載されているように、複数個の効用缶を隣接して形成
し、各効用缶内には、水平方向に延びる多数本の伝熱管
を各々配設すると共に、該伝熱管の外側面に対して海水
(ブライン)を散布するための散布手段を各々設け、前
記各効用缶のうち最高温度の第1段効用缶における伝熱
管の外側に当該第1段効用缶における散布手段にて散布
した海水を、次の段における伝熱管の外側に散布手段に
て散布するようにする一方、前記第1段効用缶における
伝熱管内に加熱蒸気を導入して加熱源とし、第1段効用
缶を除く効用缶における伝熱管内には、前の段における
効用缶の伝熱管の外側において発生した蒸気を導入して
加熱源とし、各段の効用缶における伝熱管内での凝縮水
を淡水として取り出すように構成されている。
そして、前記両公報に記載されている多重効用蒸発装置
は、いずれも海水(ブライン)を各効用缶における伝熱
管の外側面に対して散布手段によつて散布することによ
って、伝熱管の外側面に海水の薄い液膜を形成し、海水
をこの薄い液膜の状態で沸騰蒸発さすことから、一般的
に薄膜式と言われている。
は、いずれも海水(ブライン)を各効用缶における伝熱
管の外側面に対して散布手段によつて散布することによ
って、伝熱管の外側面に海水の薄い液膜を形成し、海水
をこの薄い液膜の状態で沸騰蒸発さすことから、一般的
に薄膜式と言われている。
この薄膜式の多重効用蒸発装置は、伝熱管の外側面にお
いて海水を薄い液膜の状態で沸騰蒸発させるために、伝
熱管を海水中に浸漬したいわゆる液浸式に比べて熱伝達
が良好で高い伝熱係数が得られる利点を有する反面、伝
熱管の外側面に対してスケールが発生し易く、特にこの
スケール生成は温度に比例して著増するから、以下に述
べるように第1段効用缶の温度を高くすることができ
ず、従って第1段効用缶と最終段効用缶との間の温度差
を大きくできないに問題がある。
いて海水を薄い液膜の状態で沸騰蒸発させるために、伝
熱管を海水中に浸漬したいわゆる液浸式に比べて熱伝達
が良好で高い伝熱係数が得られる利点を有する反面、伝
熱管の外側面に対してスケールが発生し易く、特にこの
スケール生成は温度に比例して著増するから、以下に述
べるように第1段効用缶の温度を高くすることができ
ず、従って第1段効用缶と最終段効用缶との間の温度差
を大きくできないに問題がある。
すなわち、散布手段にて伝熱管の外側面に海水の薄い液
膜を形成する場合、液膜の厚さは散布手段における異物
等による詰りや圧力変動等により均一にならず極端に薄
くなる部分ができたり、伝熱管の外側面に液膜の欠損部
分ができたりし、この部分では海水の局部的な過濃縮が
行なわれるから、伝熱管の外側面に対するスケールの生
成については厳しい環境となり、これに加えて伝熱管の
外側面に対するスケールの生成は、温度に比例して増大
する傾向にあるから、各効用缶における伝熱管の外側面
に生成するスケールは、温度が高い第1段効用缶の伝熱
管において最も顕著になる。
膜を形成する場合、液膜の厚さは散布手段における異物
等による詰りや圧力変動等により均一にならず極端に薄
くなる部分ができたり、伝熱管の外側面に液膜の欠損部
分ができたりし、この部分では海水の局部的な過濃縮が
行なわれるから、伝熱管の外側面に対するスケールの生
成については厳しい環境となり、これに加えて伝熱管の
外側面に対するスケールの生成は、温度に比例して増大
する傾向にあるから、各効用缶における伝熱管の外側面
に生成するスケールは、温度が高い第1段効用缶の伝熱
管において最も顕著になる。
そこで、従来の薄膜式の多重効用蒸発装置においては、
その各効用缶のうち最も高温となる第1段効用缶の温度
をその伝熱管の外側面に対するスケール生成の安全性を
見込んで約70℃程度に設定しなければならないから、
海水の温度によって決定される最終段階効用缶の温度を
例えば40℃とすれば、従来汎用の多重効用蒸発装置
は、70℃−40℃=30℃程度の作動温度範囲で使用
されているのが実情である。
その各効用缶のうち最も高温となる第1段効用缶の温度
をその伝熱管の外側面に対するスケール生成の安全性を
見込んで約70℃程度に設定しなければならないから、
海水の温度によって決定される最終段階効用缶の温度を
例えば40℃とすれば、従来汎用の多重効用蒸発装置
は、70℃−40℃=30℃程度の作動温度範囲で使用
されているのが実情である。
しかし、このように作動温度範囲が30℃程度である
と、各効用缶相互間の温度差が小さくなるから、この分
だけ各効用缶における伝熱管の伝熱面積を増大しなけれ
ばならず蒸発装置が大型化し、且つ、製造コストが上昇
するのであり、しかも、造水比(加熱蒸気に対する製造
淡水の割合)を上げるために、効用缶の段数を増加する
ことができないのであつた。
と、各効用缶相互間の温度差が小さくなるから、この分
だけ各効用缶における伝熱管の伝熱面積を増大しなけれ
ばならず蒸発装置が大型化し、且つ、製造コストが上昇
するのであり、しかも、造水比(加熱蒸気に対する製造
淡水の割合)を上げるために、効用缶の段数を増加する
ことができないのであつた。
本発明は、前記先行技術の多重効用蒸発装置において、
その各効用缶のうち温度の高い一部の効用缶に対し、そ
の伝熱管を海水中に浸漬するようにした液浸式を適用す
ることによって、前記の問題を解消するものである。
その各効用缶のうち温度の高い一部の効用缶に対し、そ
の伝熱管を海水中に浸漬するようにした液浸式を適用す
ることによって、前記の問題を解消するものである。
すなわち本発明は、複数個の効用缶を隣接して形成し、
各効用缶内には多数本の伝熱管を各々配設し、最高温度
の第1段効用缶における伝熱管内には加熱蒸気を供給
し、該第1段効用缶以外の効用缶における伝熱管内に
は、前の段の効用缶で発生した蒸気を導入するようにし
た多重効用蒸発装置において、前記第1段効用缶を含め
て温度の高い効用缶における伝熱管を海水中に浸漬する
液浸式に、残りの他の効用缶における伝熱管を、その外
側面に対して海水を散布手段にて散布する薄膜式に各々
構成したことを特徴とするものである。
各効用缶内には多数本の伝熱管を各々配設し、最高温度
の第1段効用缶における伝熱管内には加熱蒸気を供給
し、該第1段効用缶以外の効用缶における伝熱管内に
は、前の段の効用缶で発生した蒸気を導入するようにし
た多重効用蒸発装置において、前記第1段効用缶を含め
て温度の高い効用缶における伝熱管を海水中に浸漬する
液浸式に、残りの他の効用缶における伝熱管を、その外
側面に対して海水を散布手段にて散布する薄膜式に各々
構成したことを特徴とするものである。
このように第1段効用缶を含めて温度の高い効用缶にお
ける伝熱管を、海水中に浸漬した液浸式に構成したこと
により、温度の高い効用缶における伝熱管では、通常そ
の外側面での海水の沸騰蒸発は起らず、海水の沸騰蒸発
はその液面において起こる一方、海水中に浸漬した伝熱
管の外側面に薄膜式の場合のように伝熱管の外側面に乾
き部分が部分的に生じ局部的な濃縮が発生することがな
いから、当該伝熱管の外側面に、海水の加熱蒸発に伴っ
て生成するスケールの量は薄膜式に比べて著しく少なく
なる。従って、この分だけ第1段効用缶の温度を、従来
の設定温度よりも高くすることができる。一方、残りの
他の効用缶つまり温度の低い効用缶における伝熱管を、
その外側面に対して海水を散布手段にて散布するように
した薄膜式に構成したことにより、温度の低い効用缶で
は、熱伝達が良好で高い伝熱係数が得られ、且つ最終段
効用缶の温度も低く維持できるのである。
ける伝熱管を、海水中に浸漬した液浸式に構成したこと
により、温度の高い効用缶における伝熱管では、通常そ
の外側面での海水の沸騰蒸発は起らず、海水の沸騰蒸発
はその液面において起こる一方、海水中に浸漬した伝熱
管の外側面に薄膜式の場合のように伝熱管の外側面に乾
き部分が部分的に生じ局部的な濃縮が発生することがな
いから、当該伝熱管の外側面に、海水の加熱蒸発に伴っ
て生成するスケールの量は薄膜式に比べて著しく少なく
なる。従って、この分だけ第1段効用缶の温度を、従来
の設定温度よりも高くすることができる。一方、残りの
他の効用缶つまり温度の低い効用缶における伝熱管を、
その外側面に対して海水を散布手段にて散布するように
した薄膜式に構成したことにより、温度の低い効用缶で
は、熱伝達が良好で高い伝熱係数が得られ、且つ最終段
効用缶の温度も低く維持できるのである。
従って本発明によると、多重効用蒸発装置の第1段効用
缶の温度を、当該第1段効用缶及び高い温度の効用缶に
おける伝熱缶に対するスケールの生成を抑制した状態で
高い温度に設定できて、第1段効用缶と最終段効用缶と
の間の温度差、つまり多重効用蒸発装置の作動温度範囲
を拡大することができるから、各効用缶相互間の温度差
が大きくなり、各効効用缶における伝熱管の伝熱面積が
小さくなって蒸発装置を小型化できると共に、蒸発装置
の製造コストを低減できるのであり、しかも、多重効用
蒸発装置の作動温度範囲を拡大することができることか
ら、各効用缶の段数を多くして造水比の向上を図ること
ができる効果を有する。
缶の温度を、当該第1段効用缶及び高い温度の効用缶に
おける伝熱缶に対するスケールの生成を抑制した状態で
高い温度に設定できて、第1段効用缶と最終段効用缶と
の間の温度差、つまり多重効用蒸発装置の作動温度範囲
を拡大することができるから、各効用缶相互間の温度差
が大きくなり、各効効用缶における伝熱管の伝熱面積が
小さくなって蒸発装置を小型化できると共に、蒸発装置
の製造コストを低減できるのであり、しかも、多重効用
蒸発装置の作動温度範囲を拡大することができることか
ら、各効用缶の段数を多くして造水比の向上を図ること
ができる効果を有する。
以下本発明を堅型多重効用蒸発装置に適用した場合の実
施例を図面について説明すると、図において1は堅型多
重効用蒸発装置本体を示し、該本体1内には、複数枚の
水平仕切板2,3,4,にて上から第1段効用缶5、第
2段効用缶6、第3段効用缶7、及び凝縮室8に区成さ
れ、これら各効用缶5,6,7及び凝縮室8は、凝縮室
8に接続した蒸気エゼクター又は真空ポンプ等の抽気装
置9にて、上方から下方に順次低温・低圧になるように
維持されている。
施例を図面について説明すると、図において1は堅型多
重効用蒸発装置本体を示し、該本体1内には、複数枚の
水平仕切板2,3,4,にて上から第1段効用缶5、第
2段効用缶6、第3段効用缶7、及び凝縮室8に区成さ
れ、これら各効用缶5,6,7及び凝縮室8は、凝縮室
8に接続した蒸気エゼクター又は真空ポンプ等の抽気装
置9にて、上方から下方に順次低温・低圧になるように
維持されている。
前記各効用缶5,6,7内には水平方向に延びる多数本
の伝熱管5a,6a,7aを、また、前記凝縮室8内に
は多管式の凝縮室8aを各々設ける一方、第1段効用缶
5の伝熱管5aに対する蒸気室5bに加熱用蒸気の供給
管10を接続し、第2段効用缶6の伝熱管6aに対する
蒸気通路6bに前記第1段効用缶5を、第3段効用缶7
の伝熱管7aに対する入口ヘッダー7bに前記第2段効
用缶6を、そして凝縮室8に前記第3段効用缶7を各々
連通する。
の伝熱管5a,6a,7aを、また、前記凝縮室8内に
は多管式の凝縮室8aを各々設ける一方、第1段効用缶
5の伝熱管5aに対する蒸気室5bに加熱用蒸気の供給
管10を接続し、第2段効用缶6の伝熱管6aに対する
蒸気通路6bに前記第1段効用缶5を、第3段効用缶7
の伝熱管7aに対する入口ヘッダー7bに前記第2段効
用缶6を、そして凝縮室8に前記第3段効用缶7を各々
連通する。
また、前記凝縮室8内の凝縮室8aに、海から海水ポン
プ11にて汲み上げた海水を供給し、該凝縮管8aから
排出される海水の大部分を管12より廃棄する一方、一
部の海水を給水ポンプ13にて前記第3段効用缶7の伝
熱管7aの蒸気通路7b内及び第2段効用缶の伝熱管6
aへの蒸気通路6b内に設けた給水予熱器14,15を
通したのち、海水供給管16より前記第1段効用缶5内
に供給する。この場合、前記給水ポンプ13から給水予
熱器14への管路17には、スケール防止剤の定量注入
装置18が設けられている。
プ11にて汲み上げた海水を供給し、該凝縮管8aから
排出される海水の大部分を管12より廃棄する一方、一
部の海水を給水ポンプ13にて前記第3段効用缶7の伝
熱管7aの蒸気通路7b内及び第2段効用缶の伝熱管6
aへの蒸気通路6b内に設けた給水予熱器14,15を
通したのち、海水供給管16より前記第1段効用缶5内
に供給する。この場合、前記給水ポンプ13から給水予
熱器14への管路17には、スケール防止剤の定量注入
装置18が設けられている。
前記第1段効用缶5と第2段効用缶6とを区成する仕切
板2には、第1段効用缶5内の底に溜った未蒸発海水の
ブラインを、第2段効用缶6における伝熱管6aの外側
面に散布するための多数個の散布孔2aが、第2段効用
缶6と第3段効用缶7とを区成する仕切板3には、同様
に第2段効缶6内の底に溜るブラインを第3段効用缶7
における伝熱缶7aの外側面に散布するための多数個の
散布孔3aを各々設ける一方、前記第1段効用管5内の
底部には、複数の絞り孔19aを有する流量規制板19
を設けて、当該第1段効用缶5内における海水が伝熱管
5aの上部まで溜るように、換言すると、第1段効用缶
5内における海水の液面20を伝熱管5aが海水中に浸
漬する高さに保持するように構成する。この場合、第1
段効用缶5には、その缶内の最高水位を規制するための
オーバーフロー管21が設けられている。
板2には、第1段効用缶5内の底に溜った未蒸発海水の
ブラインを、第2段効用缶6における伝熱管6aの外側
面に散布するための多数個の散布孔2aが、第2段効用
缶6と第3段効用缶7とを区成する仕切板3には、同様
に第2段効缶6内の底に溜るブラインを第3段効用缶7
における伝熱缶7aの外側面に散布するための多数個の
散布孔3aを各々設ける一方、前記第1段効用管5内の
底部には、複数の絞り孔19aを有する流量規制板19
を設けて、当該第1段効用缶5内における海水が伝熱管
5aの上部まで溜るように、換言すると、第1段効用缶
5内における海水の液面20を伝熱管5aが海水中に浸
漬する高さに保持するように構成する。この場合、第1
段効用缶5には、その缶内の最高水位を規制するための
オーバーフロー管21が設けられている。
このように第1段効用缶5内に、その伝熱管5aが浸か
る高さまで溜った海水は、伝熱管5a内に供給管10よ
り供給された蒸気によつて加熱されて、その液面20に
おいて沸騰蒸発し、次いで未蒸発海水のブラインは前記
流量規制板19を経て仕切板2における散布孔2aから
第2段効用缶6における伝熱管6aの外側面に散布され
る一方、前記第1段効用缶5内で発生した蒸気は、気水
分離器22を通過し、蒸気通路6bを経て予熱器15内
の給水を予熱したのち第2段効用缶6における伝熱管6
a内に入って、該伝熱管6aの外側面に形成されている
薄膜状のブラインを加熱蒸発する。
る高さまで溜った海水は、伝熱管5a内に供給管10よ
り供給された蒸気によつて加熱されて、その液面20に
おいて沸騰蒸発し、次いで未蒸発海水のブラインは前記
流量規制板19を経て仕切板2における散布孔2aから
第2段効用缶6における伝熱管6aの外側面に散布され
る一方、前記第1段効用缶5内で発生した蒸気は、気水
分離器22を通過し、蒸気通路6bを経て予熱器15内
の給水を予熱したのち第2段効用缶6における伝熱管6
a内に入って、該伝熱管6aの外側面に形成されている
薄膜状のブラインを加熱蒸発する。
第2段効用缶6の伝熱管6aの外側面により流下したブ
ラインは、仕切板3における散布孔3aから第3段効用
缶7における伝熱管7aの外側面に散布される一方、前
記第2段効用缶6内で発生した蒸気は、気水分離器23
を通過し蒸気通路7b経て予熱器14内の給水を予熱し
たのち第3段効用缶7における伝熱管7a内に入つて、
該伝熱管7aの外側面に形成されている薄膜状のブライ
ンを加熱蒸発する。
ラインは、仕切板3における散布孔3aから第3段効用
缶7における伝熱管7aの外側面に散布される一方、前
記第2段効用缶6内で発生した蒸気は、気水分離器23
を通過し蒸気通路7b経て予熱器14内の給水を予熱し
たのち第3段効用缶7における伝熱管7a内に入つて、
該伝熱管7aの外側面に形成されている薄膜状のブライ
ンを加熱蒸発する。
第3段効用缶7の伝熱管7aの外側面より流下したブラ
インは仕切板4の上面に溜ったのち、ブラインポンプ2
4にて系外に排出される一方、第3段効用缶7内で発生
した蒸気は、気水分離器25を通過したのち、凝縮室8
内に入り、凝縮管8aの外側面において凝縮したのち凝
縮室8の底に溜る。
インは仕切板4の上面に溜ったのち、ブラインポンプ2
4にて系外に排出される一方、第3段効用缶7内で発生
した蒸気は、気水分離器25を通過したのち、凝縮室8
内に入り、凝縮管8aの外側面において凝縮したのち凝
縮室8の底に溜る。
また、前記各効用缶5,6,7の伝熱管5a,6a,7
aに対する各凝縮水室5c,6c,7c内には凝縮水が
溜り、この凝縮水は管26,27,28を経て前記凝縮
室8内に導いたのち、凝縮室8内の凝縮水と一緒に製造
水ポンプ29より製造淡水として取り出されるのであ
る。
aに対する各凝縮水室5c,6c,7c内には凝縮水が
溜り、この凝縮水は管26,27,28を経て前記凝縮
室8内に導いたのち、凝縮室8内の凝縮水と一緒に製造
水ポンプ29より製造淡水として取り出されるのであ
る。
以上のように第1段効用缶5における伝熱管5aを、海
水中に浸漬した液浸式に構成したことにより、当該伝熱
管5aの外側面に、海水の加熱蒸発に伴って生成するス
ケールの量を著しく少なくなり、従って、この分だけ第
1段効用缶5の温度を、従来の設定温度よりも高くする
ことができる。一方、第2段効用缶6及び第3効用缶7
における伝熱管6a,7aを、その外側面に対して海水
を散布孔2a,3aにて散布するようにした薄膜式に構
成したことにより、第2段効用缶6及び第3段効用缶7
における伝熱管6a,7aの熱伝達が良好で高い伝熱係
数が得られ、且つ第3段効用缶7の温度を低く維持でき
るのである。
水中に浸漬した液浸式に構成したことにより、当該伝熱
管5aの外側面に、海水の加熱蒸発に伴って生成するス
ケールの量を著しく少なくなり、従って、この分だけ第
1段効用缶5の温度を、従来の設定温度よりも高くする
ことができる。一方、第2段効用缶6及び第3効用缶7
における伝熱管6a,7aを、その外側面に対して海水
を散布孔2a,3aにて散布するようにした薄膜式に構
成したことにより、第2段効用缶6及び第3段効用缶7
における伝熱管6a,7aの熱伝達が良好で高い伝熱係
数が得られ、且つ第3段効用缶7の温度を低く維持でき
るのである。
なお、前記実施例は、3段の多重効用蒸発装置におい
て、最高温度の第1段効用缶5における伝熱管5aのみ
を液浸式にした場合であったが、段数が多い場合には、
最高温度の第1段効用缶を含めて温度を高い複数段の効
用缶における伝熱管を液浸式にすれば良く、また、本発
明は、前記実施例の堅型多重効用蒸発装置に限らず、複
数の効用缶を横に並べた横型とか、例えば特公昭51−
19425号公報に記載されているように複数の効用缶
を2系列の堅型に並設したものにも適用できることは言
うまでもない、更にまた、前記実施例は、流量規制板1
9によって第1段効用缶5における液面20を高い位置
に保持する場合であつたが、これに代えて、複数のオー
バーフロー管21に第1段効用缶5の中途部とを繋ぐ液
面レベル調節用弁を備えたバイパス管路を設けることに
よって、所定の液面20を保持するようにしても良いの
である。
て、最高温度の第1段効用缶5における伝熱管5aのみ
を液浸式にした場合であったが、段数が多い場合には、
最高温度の第1段効用缶を含めて温度を高い複数段の効
用缶における伝熱管を液浸式にすれば良く、また、本発
明は、前記実施例の堅型多重効用蒸発装置に限らず、複
数の効用缶を横に並べた横型とか、例えば特公昭51−
19425号公報に記載されているように複数の効用缶
を2系列の堅型に並設したものにも適用できることは言
うまでもない、更にまた、前記実施例は、流量規制板1
9によって第1段効用缶5における液面20を高い位置
に保持する場合であつたが、これに代えて、複数のオー
バーフロー管21に第1段効用缶5の中途部とを繋ぐ液
面レベル調節用弁を備えたバイパス管路を設けることに
よって、所定の液面20を保持するようにしても良いの
である。
図面は本発明の実施例を示す縦断正面図である。 1・・・多重効用蒸発装置本体、2,3,4・・・仕切
板、5・・・第1段効用缶、6・・・第2段効用缶、7
・・・第3段効用缶、5a,6a,7a・・・伝熱管、
16・・・海水供給管、2a,3a・・・散布孔、19
・・・流量規制板、20・・・・・・液面。
板、5・・・第1段効用缶、6・・・第2段効用缶、7
・・・第3段効用缶、5a,6a,7a・・・伝熱管、
16・・・海水供給管、2a,3a・・・散布孔、19
・・・流量規制板、20・・・・・・液面。
Claims (1)
- 【請求項1】複数個の効用缶を隣接して形成し、各効用
缶内には多数本の伝熱管を各々配設し、最高温度の第1
段効用缶における伝熱管内には加熱蒸気を供給し、該第
1段効用缶以外の効用缶における伝熱管内には、前の段
の効用缶で発生した蒸気を導入するようにした多重効用
蒸発装置において、前記第1段効用缶を含めて温度の高
い効用管における伝熱管を海水中に浸漬する液浸式に、
残りの他の効用缶における伝熱管を、その外側面に対し
て海水を散布手段にて散布する薄膜式に各々構成したこ
とを特徴とする多重効用蒸発装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17166085A JPH06162B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 多重効用蒸発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17166085A JPH06162B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 多重効用蒸発装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6233501A JPS6233501A (ja) | 1987-02-13 |
| JPH06162B2 true JPH06162B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15927330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17166085A Expired - Lifetime JPH06162B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 多重効用蒸発装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06162B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101323160B1 (ko) * | 2012-02-06 | 2013-10-30 | 강희자 | 선박용 수직형 다단 조수기 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000030167A (ko) * | 2000-01-26 | 2000-06-05 | 신정호 | 진공증류에의한 염수정화 시스템 |
| WO2001072638A1 (fr) * | 2000-03-31 | 2001-10-04 | Ebara Corporation | Dispositif de dessalement |
| JP4982073B2 (ja) * | 2005-11-15 | 2012-07-25 | 日立造船株式会社 | 多重効用型造水装置用蒸発器におけるブライン供給方法 |
-
1985
- 1985-08-02 JP JP17166085A patent/JPH06162B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101323160B1 (ko) * | 2012-02-06 | 2013-10-30 | 강희자 | 선박용 수직형 다단 조수기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6233501A (ja) | 1987-02-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |