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JPH06161527A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

Info

Publication number
JPH06161527A
JPH06161527A JP30711392A JP30711392A JPH06161527A JP H06161527 A JPH06161527 A JP H06161527A JP 30711392 A JP30711392 A JP 30711392A JP 30711392 A JP30711392 A JP 30711392A JP H06161527 A JPH06161527 A JP H06161527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work table
value
motor
command
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30711392A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Tsutsui
克典 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP30711392A priority Critical patent/JPH06161527A/ja
Publication of JPH06161527A publication Critical patent/JPH06161527A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランプされた状態でモータの位置がずれた
場合はアラームを発生する数値制御装置を提供するこ
と。 【構成】 クランプ状態が確認されている場合、遮断位
置レジスタ232とパルスエンコーダ200の内容の差
を求め、求めた結果が判断値レジスタ230の内容をこ
えていれば、アラームを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置に関するも
のであり、特に、移動部材を移動させるサーボモータの
位置制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】数値制御装置は移動部材を数値データに
より指令された指令位置に移動させる装置であり、工作
機械,溶接装置,産業用ロボット,搬送装置および工業
用ミシン等において使用されている。
【0003】このような数値制御装置においては、一般
的に、移動部材を指令位置に移動させるためにフィード
バック制御が行われる。そのため、図11に示すよう
に、NC制御部210,軸移動制御部212,加減速演
算部214,偏差カウンタ216,速度制御回路220
および位置検出器としてパルスエンコーダ200が設け
られている。
【0004】NC制御部210は、運転データバッファ
160に転送されたNCデータを読み込み、ワークテー
ブル12の目標位置を表す目標位置値を含む移動指令を
発する。軸制御部212は、NC制御部210が発する
目標位置値および移動速度値から一定時間毎にモータを
作動させるべき移動量増分を求め、出力する。加減速演
算部214は、NC制御部210が指令する目標位置値
に基づいて、モータ50を加速し、定速で作動させ、減
速するための指令パルス信号を作成し、偏差カウンタ2
16に出力する。このようにすれば、ワークテーブル1
2を衝撃少なく発進及び停止させるために、ワークテー
ブル12は緩やかに移動を開始し、緩やかに停止するこ
とができる。
【0005】また偏差カウンタ216は、加減速演算部
214から出力される指令パルス信号のパルス数と、モ
ータ50の位置を検出するパルスエンコーダ200から
のフィードバックパルス信号のパルス数との差を記憶
し、速度制御回路220はその偏差カウンタ216の内
容に基づいて、D/A変換器218を介してアナログ変
換した電圧によってモータ50を速度制御しつつ駆動す
る。それによってワークテーブル12はNC制御部21
0により目標位置値で指定された位置へ移動させられ
る。
【0006】そして、このような数値制御装置において
更に、スイッチ224により速度制御回路220がモー
タをロック状態とフリー状態とに切り換え可能とされ
る。この切り換えは、サーボモータへの電源の投入及び
遮断を意味する。ここでロック状態とはサーボ電源投入
状態であり、具体的にはモータ50が偏差カウンタ21
6の内容に応じて駆動される状態であり、フリー状態と
はサーボ電源遮断状態であり、具体的には偏差カウンタ
216の内容とは無関係にモータ50が自由に回転し得
る状態である。
【0007】また工作機械等の回転軸には、一般的に
は、クランプ装置96が搭載されており、クランプ制御
の信号を使用して速度制御回路220のモータ50をロ
ック状態とフリー状態とに切り換えるように構成され
る。
【0008】このようにサーボ電源を切り換えるように
構成されるのは種々の理由からである。例えば、NCタ
ッピングマシンに設けられた0°/180°ワークテー
ブル12を駆動するサーボモータ制御は、次の理由でサ
ーボ電源を投入また遮断とに切り換えるようにされる。
【0009】この種のワークテーブル12は矩形を成
し、その両端部にそれぞれ設けられたパレットにワーク
が固定され、ワークテーブルが0度と180度とに回転
させられることにより2つのうちの一方が加工位置に位
置決めされ、他方がワークの着脱を行う着脱位置に位置
決めされる。そして、このワークテーブル12にはクラ
ンプ装置96が設けられ、ワークテーブルをハウジング
にクランプし、ワークの着脱時に大きな力が加えられて
もワークテーブルが動かず、加工中のワークに位置ずれ
が生じないようにされている。
【0010】このようにワークテーブル12がクランプ
された状態においてモータ50がロック状態にあれば、
クランプ力等を含めた外力によりモータ50の位置がず
れれば、指令パルス信号が出されていないのにパルスエ
ンコーダ200からのフィードバックパルス信号に基づ
いて偏差カウンタ216のカウント値が変わり、速度制
御回路220はモータ50を作動させてその変化を解消
しようとする。しかし、外力の方が強い場合、モータ5
0は元の位置に戻れず、速度制御回路220は更に大き
な電圧でモータ50を作動させようとし、モータのオー
バロードにより位置制御が中断されることとなる。その
ため、ワークテーブル12のクランプ時であって、ワー
クテーブル12を回転させる必要がない場合にはモータ
50をフリー状態とし、モータ50が動いてもフィード
バック制御が行われてオーバロードとならないように
し、クランプを解除するときにロック状態とすることが
行われていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、工作機
械等でワークテーブル12上のワークを加工する場合に
おいてモータ50をフリー状態とした場合、切削時に生
ずる力がクランプ力より上回ってしまうと、ワークテー
ブル12が回転してしまい精度良く加工できなかった。
また、ワークテーブル12の位置がずれてしまうため、
その後ワークテーブル12に保持される全てのワークに
対し不良の加工を続けることになるという問題があっ
た。
【0012】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、固定された軸の位置が所定量以
上ずれたときに、アラームを発生させ、不良加工物の発
生をいち早く検出することができる数値制御装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の数値制御装置では、サーボモータに連結され
た位置検出器と、その位置検出器により検出された位置
に基づいて位置決めされる軸と、その軸を位置決めした
後一時的に固定する固定手段と、その固定手段により前
記軸が固定された後サーボモータへの電源を遮断するサ
ーボ制御手段とを備えた数値制御装置において、前記サ
ーボ制御手段により前記サーボモータへの電源が遮断さ
れた時点における前記位置検出器の検出値を記憶するた
めの記憶手段と、前記固定手段により軸が固定された状
態で該軸が移動したか否かを判断するための基準値を記
憶する基準値記憶手段と、前記固定手段により軸が固定
された状態で前記位置検出器より求められる現在値と前
記記憶手段に記憶された検出値との差を演算するための
演算手段と、その演算手段により演算された前記現在値
と検出値との差が前記基準値記憶手段に記憶された基準
値をこえた時にアラームを発生するアラーム発生手段と
を備えている。
【0014】
【作用】上記の構成を有する本発明の数値制御装置で
は、前記位置検出器により軸が正確に位置決めされる
と、前記固定手段により軸が固定され、その後前記サー
ボ制御手段によりサーボモータへの電源が遮断され、そ
の電源遮断時の位置検出器の検出値が前記記憶手段に記
憶される。そして軸が固定された状態で前記位置検出器
より求められる現在値と前記記憶手段に記憶された検出
値との差が前記演算手段演算により演算され、その演算
された前記現在値と検出値との差が前記基準値記憶手段
に記憶された基準値をこえた時にアラーム発生手段によ
りアラームが発生される。
【0015】
【実施例】以下、本発明をNCタッピングマシンに適用
した場合の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】図2は、0°/180°回転ワークテーブ
ル装置10(以下、ワークテーブル装置10と略称す
る)を備えたNCタッピングマシンを示す。ワークテー
ブル装置10は、ワークを保持して180°ずつ回転す
るワークテーブル12を備えたものであり、本NCタッ
ピングマシンは、ワークテーブル装置10と、ワークテ
ーブル12上のワークを加工するための加工装置14と
を備えている。加工装置14に取り付けられるドリル,
センタドリル,タップ等の工具16は三次元空間内の任
意の位置へ移動可能である。これは、加工装置14がX
軸方向(図面の紙面に直角な方向)、Y軸方向(図面の
左右方向)、Z軸方向(図面の上下方向)に移動可能な
3つの部分を有するためである。
【0017】X軸方向の移動は、ベッド18に支持され
たキャリッジ20がX軸方向駆動モータ21(図7参
照)によって移動させられることにより、Y軸方向の移
動はキャリッジ20上に支持されたコラム26がY軸方
向駆動モータ24により移動させられることにより、Z
軸方向の移動はコラム26に支持された主軸ヘッド28
がZ軸方向駆動モータ30により移動させられることに
よりなされる。また、工具16は主軸ヘッド28に取り
付けられた主軸駆動モータ32によって回転させられ、
ワークを切削する。ワークテーブル12もワークテーブ
ル装置10に内蔵されたモータにより必要に応じて18
0°回転する。
【0018】図3に示す如く、ワークテーブル装置10
のワークテーブル12は長方形をなし、長手方向の両端
部にはパレット36,38が設けられている。パレット
36,38にそれぞれ、ワークを直接または治具を介し
て取り付けるための溝40,42が切られており、作業
時においてワークテーブル12が180°ずつ回転させ
られることにより、パレット36,38が交互に、加工
装置14の下方の加工位置と加工装置14から外れた着
脱位置とに位置決めされる。
【0019】図4に示す如く、ワークテーブル装置10
はテーブル駆動モータ50を備えている。このモータ5
0の回転は、モータ50の回転軸に取り付けられた平歯
車52と、回転軸54に取り付けられた平歯車56との
噛み合いによって、回転軸先端に一体に形成されたピニ
オン58に伝達され、この回転は、ピニオン58と大歯
車60との噛み合いによってワークテーブル12(図3
参照)に伝達される。
【0020】図5に示す如く、クランプ装置96は、ス
ピンドル86に取り付けられたクランプディスク98と
ハウジング68との摩擦力によって回転部88の回転を
阻止する摩擦式である。クランプディスク98は、スピ
ンドル86の下端にボルト100とピン102とによっ
て固定されており、ハウジング68に形成された摩擦面
104に微小な間隙を隔てて対向している。クランプデ
ィスク98の背後にはクランプシリンダ106が設けら
れている。クランプシリンダ106は、シリンダハウジ
ング108とそれに液密かつ軸方向に移動可能に嵌合さ
れたクランプピストン110とを備えている。クランプ
ピストン110は、常にはリターンスプリング112に
よりクランプディスク98から微小距離離れた後退位置
に保たれているが、クランプピストン110とシリンダ
ハウジング108との間に形成された液圧室114に液
圧が供給されることにより前進し、クランプディスク9
8を摩擦面104に押し付ける。
【0021】液圧室114は、シリンダハウジング10
8に形成された液通路116および管路118によって
液圧源120に接続されている。管路118には電磁方
向切換弁122が設けられ、液圧室114を液圧源12
0に連通する状態とタンク124に連通する状態とに切
り換えるようにされており、クランプ時には液圧室11
4が液圧源120に連通させられる。管路118には圧
力センサ126が設けられており、液圧室114内の液
圧を検出し、液圧室114内の液圧が設定値より低くな
ってクランプが解除された場合にON信号を発し、設定
値より高くなってワークテーブル12がクランプされた
場合にはOFF信号を発する。
【0022】本NCタッピングマシンは、図6に示す主
制御装置130および図7に示す副制御装置132によ
って制御される。これら主制御装置130及び副制御装
置132は図2に示すようにべッド18に取り付けられ
ている。主制御装置130は、主CPU134,主RO
M136,主RAM138およびそれらを接続するバス
140を有する主コンピュータ141を主体とするもの
であり、バス140には入出力部142を介してキーボ
ード144,入力装置146等が接続され、データおよ
び信号が供給されるようになっている。
【0023】キーボード144は、運転プログラムやデ
ータ等を入力するものであり、数字キー,アルファベッ
トキー等多数のキーを備えている。入力装置146はN
Cデータ(数値データを含む運転プログラム)を入力す
る装置であり、入力は紙テープに穿孔されたNCデータ
を読み込むことにより行われる。入出力部142にはま
た、制御回路150を介して表示装置152等が接続さ
れている。
【0024】入出力部142にはさらに、運転データバ
ッファ160が接続されるとともに、運転データバッフ
ァ160には運転データメモリ162が接続されてい
る。運転データメモリ162にはプログラム番号によっ
て管理される各種の運転プログラムが格納される。運転
プログラムは一連の命令コードから成り、運転データバ
ッファ160には主CPU134からの要求に従って運
転データメモリ162に格納された命令コードの一部が
複数指令分連続的に読み出され格納される。
【0025】副制御装置132はモータ制御用の装置で
あり、主制御装置130と同様に、副CPU170,副
ROM172,副RAM174およびそれらを接続する
バス176を有する副コンピュータ180を主体とする
ものである。バス176に接続された入出力部178に
は、駆動回路182,184,186,188,19
0,191を介してX軸,Y軸,Z軸方向の各駆動モー
タ21,24,30,主軸駆動モータ32,テーブル駆
動モータ50および電磁方向切換弁122等がそれぞれ
接続されるとともに、各モータの回転量をそれぞれ検出
するパルスエンコーダ192,194,196,19
8,200およびワークテーブル装置10のクランプ装
置96に設けられた圧力センサ126が接続されてい
る。パルスエンコーダ192〜200は、モータが一定
角度回転する毎に1個のパルスを発生するインクリメン
タルエンコーダである。なお、圧力センサ126の検出
信号は、主コンピュータ141にも供給される。
【0026】主コンピュータ141と副コンピュータ1
80との間には、それらコンピュータ141,180に
共用のモータ指令用メモリ204,基準値レジスタ23
0,遮断位置レジスタ232が設けられ、互に情報を交
換するようにされている。モータ指令用メモリ204に
は、副制御装置132によって制御される上記5つのモ
ータ21,24、30,32,50についてそれぞれ別
々に記憶領域が設けられ、モータによって移動させられ
る移動部材の目標位置あるいは移動量や方向等を指令す
るデータが格納されるようになっている。また、各記憶
領域には、指令された作動の開始および終了を指示する
指令実行開始フラグおよび指令実行終了フラグが設けら
れている。この指令実行終了フラグが位置決め終了信号
の役割を果たす。
【0027】基準値レジスタ230には、キーボード1
44より判断基準値となる数値が入力される。
【0028】遮断位置レジスタ232には、副コンピュ
ータ180によりテーブル駆動モータ50のサーボ電源
を遮断したときにパルスエンコーダ200の値が格納さ
れる。
【0029】主コンピュータ141および副コンピュー
タ180のうち、ワークテーブル装置10においてワー
クテーブル12を回転させるテーブル駆動モータ50お
よびクランプ装置96の制御を行う部分を取り出して示
したのが図1のブロック図である。続いて、このブロッ
ク図に基づいて説明する。
【0030】なお、図1の構成要素のうち図11と同一
のものについては同一の番号で示す。
【0031】NC制御部210が主コンピュータ141
により構成され、軸移動制御部212,加減速演算部2
14および偏差カウンタ216が副コンピュータ180
により構成されている。アラーム発生回路234は副コ
ンピュータ180により構成されておりアラーム発生時
はモータ指令用メモリ204を介し主コンピュータ14
1に伝えられ表示装置152にアラームメッセージが表
示される。また、DA変換器218は入出力部178に
より構成され、速度制御回路220は駆動回路190に
対応する。
【0032】NC制御部210は運転データバッファ1
60に転送されたNCデータを読み込んで解析し、コン
ピュータが実行し得る内部データに変換し、NCデータ
がワークテーブル12の回転指令であれば軸移動制御部
212へワークテーブル12の目標回転位置および回転
速度を含む回転指令値を出力する。軸移動制御部212
は、これらワークテーブル12の目標回転位置および回
転速度から、回転指令を実行するために必要なモータ5
0の回転量θおよび回転速度ωを求め、分配して加減速
演算部214に供給する。分配とは、回転速度ωで回転
量θを達成するために、一定時間Δt内に偏差カウンタ
216に供給すべき分配指令パルス数を求めることであ
る。
【0033】さらに具体的に説明する。テーブル駆動モ
ータ50を回転速度ωでθ度回転させるためには、Δt
時間毎にΔθ(=ω・Δt)度ずつ回転させることが必
要であり、θ度およびΔθ度にそれぞれ対応する指令パ
ルス数をそれぞれp(=kθ)個およびΔp(=kωΔ
t)個とすれば、分配によってΔt時間毎にΔp個の指
令パルスを供給することをn(=p/Δp)回繰り返す
ことが決定されるのである。
【0034】また、加減速演算部214には、回転速度
ωに対応する単位時間当たりの指令パルス数kωおよび
分配指令パルス数Δpが供給される。加減速演算部21
4は、これに応じて指令パルス信号を作成して偏差カウ
ンタ216に出力するのであるが、テーブル駆動モータ
50を回転開始当初は予め定められた時定数で加速し、
定速で回転させた後、同じ時定数で減速させて停止させ
るように指令パルス信号を作成する。すなわち、加速時
には、パルスの出力時間間隔が広い状態から除々に狭く
なって定速回転時の発信時間間隔Δt/Δpと同じにな
るように指令パルス信号を作成し、減速時には加速時と
ちょうど逆の変化が生じるように指令パルス信号を作成
するのである。
【0035】偏差カウンタ216では、加減速演算部2
14から1個の指令パルス信号が供給される毎に1を加
算する一方、テーブル駆動モータ50の回転量を検出す
るパルスエンコーダ200からフィードバックパルスが
1個供給される毎に1を減算して両者の差を記憶し、そ
の差のデジタル値がD/A変換器218によりアナログ
量である加減速指令電圧に変換されて速度制御回路22
0に出力される。
【0036】速度制御回路220はその加減速指令電圧
に対応する勾配でテーブル駆動モータ50の速度を変え
つつテーブル駆動モータ50を駆動する回路であり、か
つ、テーブル駆動モータ50をロック状態とフリー状態
とに切り換え得るスイッチ224を備えている。このス
イッチ224は軸移動制御部212によって制御され
る。
【0037】スイッチ224の接(ON)状態では、テ
ーブル駆動モータ50は速度制御回路220により制御
されるロック状態となる。偏差カウンタ216の内容が
D/A変換器218および速度制御回路220のオフセ
ットを打ち消すオフセット値に保たれるように、テーブ
ル駆動モータ50の速度が制御されるのである。
【0038】また、スイッチ224の切断(OFF)状
態では、テーブル駆動モータ50は速度制御回路220
の制御を受けないフリー状態となる。このスイッチ22
4は、ワークテーブル12の回転時にはONにされてお
り、ワークテーブル12の回転が終了し、位置決めされ
た状態でOFFにされる。これは、ワークテーブル12
がクランプ装置96によりクランプされた状態で外力が
加えられ、位置がずれた場合に、スイッチ224がON
になっていれば、フィードバック制御が行われ、元の位
置に戻そうとする。しかし、外力の方が大きい場合には
元の位置に戻れず、テーブル駆動モータ50に更に大き
な電流が供給されてオーバロードになるため、それを避
けるためにワークテーブル12を回転させる必要がない
場合にはスイッチ224がOFFにされるのである。
【0039】副コンピュータ180の副ROM172に
は、図8に示すワークテーブル回転制御ルーチンと図9
に示すワークテーブル停止中ルーチンが格納されてい
る。
【0040】まず、図8に基づいてワークテーブル12
の回転制御について説明する。
【0041】ワークテーブル回転制御ルーチンにおいて
は、まず、ステップS1(以下、S1と略記する。他の
ステップについても同じ。)においてワークテーブル回
転指令が出されたか否かの判定が行われる。前記運転デ
ータバッファ160から読み出される命令コードがワー
クテーブル12の回転位置決めであった場合には、前記
NC制御部210として機能する主コンピュータ141
によりワークテーブル12の回転方向、目標回転位置お
よび回転速度等が前記モータ指令用メモリ204に格納
されるとともに、前記指令実行開始フラグがセットされ
るため、この指令実行開始フラグがセットされているか
否かが判定されるのである。
【0042】判定結果がYESであった場合には、S2
において速度制御回路220のスイッチ224がONに
された後、S3が実行され、ワークテーブル12のクラ
ンプが解除される。具体的には、クランプ解除信号がO
Nにされて前記クランプ装置96の電磁方向切換弁12
2の切換えが行われ、液圧室114がタンク124に連
通させられてクランプが解除されるのである。クランプ
が解除されれば圧力センサ126の信号がONになり、
それに応じて次のステップが実行される。なお、クラン
プ解除信号のON,OFF,圧力センサ126が発する
クランプ解除確認信号のON,OFF,速度制御回路2
20のスイッチ224のON,OFFおよびテーブル駆
動モータ50の回転制御(ワークテーブル12の回転位
置決め)実行時期を図10のタイムチャートに示す。
【0043】ワークテーブル12のクランプ解除に続い
てS4が実行され、ワークテーブル12の位置決めが行
われる。ここでは、テーブル駆動モータ50の目標回転
位置,回転速度および回転方向がモータ指令用メモリ2
04から読み出され、副コンピュータ180の前記軸移
動制御部212としての機能により分配が行われ、前記
加減速演算部214としての機能により指令パルス信号
の作成が行われ、偏差カウンタ216に出力され、か
つ、モータ指令用メモリ204の指令実行終了フラグが
リセットされる。
【0044】偏差カウンタ216は、指令パルス信号の
パルス数とフィードバックパルス数との差を出力し、速
度制御回路220は偏差カウンタ216の内容に応じた
アナログ電圧によってテーブル駆動モータ50を速度制
御しつつ駆動する。加減速演算部214は、前述のよう
に、テーブル駆動モータ50が最初は加速され、次に定
速で回転させられ、停止時に減速されるように指令パル
ス信号を作成するため、ワークテーブル12は緩やかに
回転を開始し、停止する。テーブル駆動モータ50が指
令された量だけ回転し、ワークテーブル12の位置決め
が終了すれば、モータ指令用メモリ204の指令実行終
了フラグがセットされる。
【0045】上記位置決め後、ワークテーブル12がク
ランプされる(S5の実行)。クランプ解除信号がOF
Fにされることにより電磁方向切換弁122が切り換え
られ、液圧室114が液圧源120に接続されて液圧が
供給されるのであり、圧力センサ126の信号がOFF
になってクランプが完了すれば、S6が実行されて速度
制御回路224のスイッチ226がOFFにされる。
【0046】続いてS7においてパルスエンコーダ20
0の検出値が遮断位置レジスタ232に記憶されてルー
チンの実行が終了する。
【0047】以上説明したようにワークテーブル12の
アンクランプ、移動、クランプの動作が行われる。そし
て、クランプ状態で加工が行われる。
【0048】次に、図9に基づいてワークテーブル12
の停止中の制御について説明する。
【0049】ワークテーブル停止中制御ルーチンにおい
ては、まず、S11においてワークテーブル12が停止
中か否かの判定が行われる。これは、クランプ解除確認
信号がOFFになっていることを確認することによりな
される。判定結果がYESであった場合にはS12にお
いて、パルスエンコーダ200により検出された現在値
と前記S7において遮断位置レジスタ232に記憶され
た検出値との差の絶対値が演算される。
【0050】続いてS13において、S12で求めた絶
対値と判断値レジスタ230に予め記憶された基準値と
が比較される。
【0051】この時、ワークテーブル12が停止された
状態で、作業者によりすでにパレット38から加工済み
のワークが取り外されて未加工のワークが装着されてお
り、それと同時にもう一方のパレット36上のワークに
工具16により加工が行なわれている。その際、フライ
ス加工などにおいて工具16の軸線に直行する方向、す
なわちワークテーブル12の回転方向へ過大な力が加わ
った場合などにワークテーブル12が固定された位置か
ら所定量ずれ、前記絶対値が基準値を越えると、S13
の判定結果がYESとなり、S14においてアラーム発
生回路234によりアラームが発生され、表示装置15
2にて警告を表わす旨が表示される。また、アラームが
発生した場合は主コンピュータ141が副コンピュータ
180に対してモータ指令用メモリを介し停止指令を発
すので機械は停止し以後ワークの加工を中断する。
【0052】尚、本発明は、NCタッピングマシンにお
いてワークテーブル装置のワークテーブル12を駆動す
るテーブル駆動モータ以外のモータの制御や、NCタッ
ピングマシン以外の工作機械,搬送装置,産業用ロボッ
トおよび溶接装置等の数値制御装置にも適用することが
できる。
【0053】本実施例では、軸が移動したかどうかを判
断するために遮断位置レジスタ232に位置検出器の値
を格納しているが、偏差カウンタ216の値を利用して
もよい。
【0054】また、アラームを発生させるタイミングに
関しても、位置がずれた直後に行なうのではなく、ワー
クテーブル回転指令の直前にするなど適宜変更できる。
【0055】さらに、回転型のワークテーブルだけでな
く直線移動型のワークテーブルなど、特許請求の範囲を
逸脱することなく、当業者の知識に基づいて種々の変
形,改良を施した態様で本発明を実施することができ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の数値制御装置によれば、固定された状態で軸の位
置が基準値をこえた場合、アラームを発生させるので、
不良加工物の発生をいち早く検出するすることができる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置制御部分のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例であるNCタッピングマシン
の外観を示す側面図である。
【図3】上記NCタッピングマシンのワークテーブル装
置を示す平面図である。
【図4】上記ワークテーブル装置からワークテーブルを
取り外すとともに一部を断面にして示す平面図である。
【図5】上記ワークテーブル装置の側面断面図である。
【図6】上記NCタッピングマシンを制御する主制御装
置を示すブロック図である。
【図7】上記NCタッピングマシンを制御する副制御装
置を示すブロック図である。
【図8】上記副コンピュータの副ROMに格納されたワ
ークテーブル回転制御ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図9】上記副コンピュータの副ROMに格納されたワ
ークテーブル停止中ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図10】上記ワークテーブル回転制御ルーチンに従っ
て行われるワークテーブル回転制御のタイムチャートで
ある。
【図11】従来の位置制御部分のブロック図である。
【符号の説明】
12 ワークテーブル 50 テーブル駆動モータ 96 クランプ装置 130 主制御装置 132 副制御装置 141 主コンピュータ 152 表示装置 180 副コンピュータ 230 基準値レジスタ 232 遮断位置レジスタ 234 アラーム発生回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータに連結された位置検出器
    と、その位置検出器により検出された位置に基づいて位
    置決めされる軸と、その軸を位置決めした後一時的に固
    定する固定手段と、その固定手段により前記軸が固定さ
    れた後サーボモータへの電源を遮断するサーボ制御手段
    とを備えた数値制御装置において、 前記サーボ制御手段により前記サーボモータへの電源が
    遮断された時点における前記位置検出器の検出値を記憶
    するための記憶手段と、 前記固定手段により軸が固定された状態で該軸が移動し
    たか否かを判断するための基準値を記憶する基準値記憶
    手段と、 前記固定手段により軸が固定された状態で前記位置検出
    器より求められる現在値と前記記憶手段に記憶された検
    出値との差を演算するための演算手段と、 その演算手段により演算された前記現在値と検出値との
    差が前記基準値記憶手段に記憶された基準値をこえた時
    にアラームを発生するアラーム発生手段とを備えている
    ことを特徴とする数値制御装置。
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