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JPH0616094A - ウエザストリップ - Google Patents

ウエザストリップ

Info

Publication number
JPH0616094A
JPH0616094A JP19774192A JP19774192A JPH0616094A JP H0616094 A JPH0616094 A JP H0616094A JP 19774192 A JP19774192 A JP 19774192A JP 19774192 A JP19774192 A JP 19774192A JP H0616094 A JPH0616094 A JP H0616094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
skin material
rubber
decorative skin
cushion layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19774192A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukenori Aritake
祐則 有竹
Toshiyuki Tanaka
利幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP19774192A priority Critical patent/JPH0616094A/ja
Publication of JPH0616094A publication Critical patent/JPH0616094A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両室内の色調にマッチさせることが容易
で、ソフト感を備えたウエザストリップを提供する。 【構成】 自動車ボディのドア開口周縁部に支持リップ
14によって取り付けらるウエザストリップ10は、中
空シール部24基部から内装部材Wの端部に亘る範囲を
車両室内に露出する。この範囲においては、車両室内側
から装飾用表皮材20とクッション層18とゴム基体1
2との順に積層した構造とし、このクッション層18を
高発泡で柔軟性を有するスポンジゴムから形成した。こ
の装飾用表皮材20は内装部材Wの色調に合わせた色に
予め彩色されており、ウエザストリップ10の生産ライ
ンにて熱溶着用の積層フィルム22を介してゴム基体1
2に強固に接着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソリッドゴムを基体と
する車両用のウエザストリップに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用のウエザストリップは、車両のド
ア開口等の周縁部に装着され、かつボディとドアの間隙
をシールし、外からの雨水や、塵、騒音などを防止する
ために用いられている。一般にウエザストリップの基体
は、種々のソリッドゴムからなり黒色の暗い色をしてい
る。
【0003】近年になって、車両の高級化や高付加価値
化が求められ、ウエザストリップのうち室内に露出した
部分に室内の色調にマッチした色彩を施したり、ソフト
感を付加することが行なわれている。例えば、実公昭5
9−17709では、基体にスポンジゴムを一体に形成
し、このスポンジゴムの表面に植毛する技術が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術をウエザストリップに適用しても、次のような
問題点が指摘されている。スポンジゴムの色も基体と同
様に黒色であることから、ウエザストリップの上記露出
部分を車両室内の色調にマッチさせるには色のついた短
繊維の植毛密度を高めなければならない。特に、車両室
内の色調が淡い場合には、淡い色の短繊維の植毛密度を
より一層高めざるを得ない。つまり、車両室内の色調に
合わせて生産ラインの工程にて植毛密度を変えなければ
ならず、その調整が煩雑である。なお、スポンジゴムに
色素を配合してその色を淡いものとすることもできる
が、スポンジゴムの形成に当たって色素の調整・配合或
いは変更を必要とし、その分煩雑である。また、カーボ
ンブラック以外の補強充填剤を用いなければならない。
よって、コストの上昇を招き現実的な解決にならない。
【0005】また、植毛に当たってマスキングを必要と
したり、異なる色への色替えには、使用していた色の短
繊維の除去を生産ラインの工程にて必要とする。このマ
スキングや短繊維の除去等の色替え作業には、多くの労
力を必要とする。また、それまで使用していた色の短繊
維の除去が不十分であると、新旧の色の短繊維が入り交
じった植毛となる。このような事態に到ると、植毛範囲
の色調が新旧の色が斑のものとなって車両室内の色調に
マッチせず、製品品質の低下を招く。また、色替え作業
に要する分、生産ラインの生産効率が低下する。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、車両室内の色調にマッチさせることが容易で、ソ
フト感を備えたウエザストリップを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の採用した手段は、ソリッドゴムを基体とす
る車両用のウエザストリップであって、前記基体の車両
室内に露出する領域には、前記基体を被覆する装飾用表
皮材を備え、該装飾用表皮材と基体との間に、装飾用表
皮材側からの外力に追従して陥没し該外力の解放により
原形復帰するクッション層を設けたことをその要旨とす
る。
【0008】
【作用】上記構成を有するウエザストリップは、基体の
車両室内に露出する領域については、車両室内側から装
飾用表皮材とクッション層と基体との順に積層した構造
を備える。そして、この基体と装飾用表皮材との間のク
ッション層を装飾用表皮材側からの外力に追従して陥没
し該外力の解放により原形復帰するものとしたので、こ
のクッション層によりソフト感が得られる。一方、車両
室内の色調にマッチさせるに際しては、装飾用表皮材に
当該色調に合わせて適宜彩色を予め施しておけばよい。
よって、車両室内の色調の濃淡に拘らず車両室内の色調
へのマッチが可能である。また、異なる色への色替えに
当たっては、色の異なる装飾用表皮材に取り替えるだけ
でよい。
【0009】
【実施例】次に、本発明に係るウエザストリップの好適
な実施例について、図面に基づき説明する。図1は実施
例のウエザストリップ(ウエザストリップドアオープニ
ングトリム)10の断面図である。
【0010】図1に示すように、ウエザストリップ10
は、断面U字型のソリッドゴムからなるゴム基体12と
このゴム基体12の内側に突出した支持リップ14とを
備える。このゴム基体12内には、上記U字型を保持す
るための板状のインサート部材16が埋設されている。
そして、このウエザストリップ10は、図2に示すよう
に、自動車ボディBのドア開口Dの周縁部に支持リップ
14によって取り付けられている。
【0011】また、ゴム基体12の車両室内側となる範
囲は、高発泡のスポンジゴムからなるクッション層18
を介在させて装飾用表皮材20で覆われている。この装
飾用表皮材20は、車両室内の色調にマッチした色に予
め彩色されている。装飾用表皮材20は、熱溶着用の積
層フィルム22を介してゴム基体12及びクッション層
18と接着されているが、その詳細については後述す
る。
【0012】この他、ウエザストリップ10は、ゴム基
体12の側部にシール用のスポンジゴムからなる中空シ
ール部24を備える。また、この中空シール部24と反
対側に、車両室内側の内装部材Wに圧接するようゴム基
体12の外側に突出した外側リップ26を備える。そし
て、中空シール部24基部から内装部材Wの端部に亘る
範囲が、車両室内に露出した範囲となる。なお、クッシ
ョン層18と中空シール部24は、ゴム基体12と一体
に形成されている。
【0013】次に、上記ウエザストリップ10の製造方
法について説明するが、これに先立ち、ゴム基体12,
装飾用表皮材20及び積層フィルム22について詳細に
説明する。
【0014】ゴム基体12は、無極性ポリマーであるE
PDMからなり、その配合は以下の通りである。 配合 配合量(重量部) EPDM 注1) 100 MAFカーボンブラック 130 パラフィン系プロセスオイル 100 亜鉛華 5 ステアリン酸 1 脱水剤(CaO) 5 加硫促進剤 3.5 硫黄 2 注1) 「JSREP 57C」日本合成ゴム株式会社
製、商品名
【0015】ここで、EPDMとは、エチレンプロピレ
ンジエン三元系ゴムを代表例とするエチレン−α−オレ
フィン−非共役ジエン共重合体ゴムをいう。つまり、エ
チレン、α−オレフィン(例えばプロピレン)に、第3
成分として、エチリデンノボルネン、ジシクロペンタジ
エン、1,4−ヘキサジエン等の非共役ジエンを微量添
加し、共重合させて側鎖に二重結合を導入し、硫黄加硫
可能としたものである。このEPDMには、通常、補強
充填剤(カーボンブラック)、可塑剤、滑剤、加硫系薬
剤等の副資材が配合されている。
【0016】装飾用表皮材20は、車両室内側の内装部
材Wの色調にマッチした色に予め彩色されたポリエステ
ル繊維を素材とした織物である。この他、彩色が容易な
PVC等の樹脂シート材を用いてもよい。
【0017】また、この装飾用表皮材20をEPDM製
のゴム基体12に接着するための積層フィルム22は、
次のような構成を備える。図3に示すように、積層フィ
ルム22は、ゴム基体12,クッション層18及び外側
リップ26に接触する第1のフィルム22aと、装飾用
表皮材20に接触する第2のフィルム22bとを積層形
成したフィルムである。
【0018】第1のフィルム22aは、無極性のオレフ
ィン系樹脂に極性官能基を導入したものである。つま
り、第1のフィルム22aは、オレフィン系樹脂の本来
の性質(EPDMに対する相溶性)によりEPDMに対
して接着性を有する。また、極性官能基の導入により、
ポリエチレンやナイロン等の樹脂に対しても接着性を有
することになる。このような性質を付加する極性官能基
としては、カルボキシル基、水酸基、アミノ基、ハロゲ
ン基、アクリル基等がある。
【0019】この第1のフィルム22aの製作に当たっ
ては、上記極性官能基を有するオレフィン系樹脂であ
る、アドマー(三井石油化学工業株式会社製:商品
名)、ボンドファースト(住友化学工業株式会社:商品
名)、モデイック(三菱油化株式会社:商品名)を用い
ることができる。
【0020】一方、第2のフィルム22bは、極性を有
する樹脂からなり、加熱により溶融する熱可塑性樹脂で
ある。この第2のフィルム22bはそれ自身が極性を有
することから、極性官能基の導入された第1のフィルム
22aに接着する。また、自身の極性により、ポリエス
テル繊維を素材とした織物である装飾用表皮材20と接
着する。つまり、第2のフィルム22bは、第1のフィ
ルム22aと装飾用表皮材20の両方に接着する性質を
有するものである。
【0021】この第2のフィルム22bの製作に当たっ
ては、共重合ポリエステル樹脂である、ケミットR−2
48(東レ株式会社製:商品名)を用いることができ
る。この他、ナイロン(N(PA))、ポリエチレン
(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(P
S)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ塩化ビニ
ール(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、エ
チレンビニールアルコール共重合体、アイオノマー(I
ONOMAER)等から第2のフィルム22bを製作す
ることもできる。
【0022】本実施例のウエザストリップ10における
第1のフィルム22aはオレフィン系樹脂・アドマー
(三井石油化学工業株式会社:商品名)を用いたフィル
ムであり、第2のフィルム22bは、共重合ポリエステ
ル樹脂・ケミットR−248(東レ株式会社製:商品
名)である。これら各フィルムは、そのフィルム厚がそ
れぞれ50μm及び30μmとなるように調整されてい
る。
【0023】また、このような積層フィルム22を形成
する方法としては、周知のエクストルージョンラミネー
ション法、ドライラミネーション法、ウェットラミネー
ション法、ホットメルトラミネーション法、2層インフ
レーション法等を用いることができる。そのうち、最も
好適な積層フィルム22の製造方法であるエクストルー
ジョンラミネーション法は、押出機の先端に設けたT字
型のダイスから、第1のフィルム22a及び第2のフィ
ルム22bの各溶融樹脂材料を共押出することにより、
幅広のフィルムを積層形成するものである。また、ドラ
イラミネーション法は、別々に成形されたフィルムを別
工程で接着剤で接着する方法である。
【0024】次に、上記ウエザストリップ10の製造方
法について、図4の生産ラインの概略図に基づき説明す
る。この図4に示すように、まず押出成形を行なう。押
出成形には、クロスヘッド型の押出機30を使用した。
即ち、上記組成のEPDM素材の充填されたシリンダ3
2と、スポンジゴム素材の充填されたシリンダ34,3
6と、インサート部材となる芯材38の収納された芯材
押出機40とから、それぞれEPDM素材,スポンジゴ
ム素材及び芯材38を同時に押し出す、いわゆる共押出
を行なう。なお、共押出の際の押出速度は、5m/分に
設定した。
【0025】つまり、シリンダ32からはEPDM素材
が押し出されて後にゴム基体12となり、シリンダ34
からはスポンジゴム素材が押し出されて後にクッション
層18となり、シリンダ36からはスポンジゴム素材が
押し出されて後に中空シール部24となる。この場合、
クッション層18,中空シール部24のスポンジゴム素
材として、EPDMに発砲剤を加えたものを用いて柔軟
性を付加させた。また、インサート部材16の芯材とな
る38には、鉄からなる板材を用いた。
【0026】この共押出により、図5に示す押出成形体
42が押出成形された。この押出成形体42は、後述す
る後工程を経てウエザストリップ10になるものであ
り、図示するようにゴム基体12にクッション層18,
中空シール部24を一体に備える。このうち中空シール
部24は最終形状とほぼ同一の形状を備え、クッション
層18はその両サイドが中央より盛り上がった形状を備
える。
【0027】次に、加硫処理を行なった。この工程は、
押出成形体42を、主として加熱用のマイクロ波加熱装
置(UHF)44と、主として保温用の熱風加硫装置
(HAV)46とを通すことにより行なった。この加硫
処理は、EPDMを加硫するのに好適な温度180℃〜
240℃にて行なえばよく、本実施例では200℃×5
分の処理を行なった。
【0028】続いて、接着処理を行なった。即ち、この
工程は、積層フィルム22を接着した装飾用表皮材20
を、ローラ48から繰り出して、加硫直後の余熱状態に
て、圧着ローラ50にてゴム基体12の表面に装飾用表
皮材20を溶着することにより行なった。このとき、積
層フィルム22は、図5に示すように、第1のフィルム
22aをゴム基体12側に、第2のフィルム22bを装
飾用表皮材20側にして、装飾用表皮材20の接着に供
される。
【0029】そして、圧着ローラ50による押圧を経る
と、図6に示すように、装飾用表皮材20は、積層フィ
ルム22を介してゴム基体12に接着される。この際、
この装飾用表皮材20は、中空シール部24の基部側で
ゴム基体12と接着し、クッション層18をやや押さえ
つけながらクッション層18と接着し、また外側リップ
26とも接着する。なお、中空シール部24や外側リッ
プ26の基部周辺への接着に当たっては、圧着ローラ5
0の形状に倣って接着される。また、外側リップ26の
先端部への接着に当たっては、圧着ローラ50下流の図
示しない圧着ローラにより、上記先端部を覆うよう接着
される。
【0030】積層フィルム22を介在させた装飾用表皮
材20とゴム基体12等の接着は、既述したように、第
1のフィルム22aがオレフィン系樹脂の本来の性質
(EPDMに対する相溶性)によりEPDM製のゴム基
体12,外側リップ26に接着し、第2のフィルム22
bが自身の極性及び第1のフィルム22aへの極性官能
基の導入とにより第1のフィルム22aと装飾用表皮材
20の両方に接着することに基づく。
【0031】続いて、加硫後の押出成形体42に装飾用
表皮材20を接着したものを冷却器52により冷却し、
さらに、加工機54にて断面U字形に折曲加工すること
により、図1のウエザストリップ10が完成する。
【0032】以上説明したように本実施例のウエザスト
リップによれば、図1に示すように、中空シール部24
基部から内装部材Wの端部に亘る車両室内に露出した範
囲については、車両室内側から装飾用表皮材20とクッ
ション層18とゴム基体12との順に積層した構造と
し、このクッション層18を高発泡で柔軟性を有するス
ポンジゴムから形成したので、このクッション層18に
よりソフト感を得ることができる。一方、装飾用表皮材
20を車両室内側の内装部材Wの色調に合わせた色を有
する他の装飾用表皮材に変更するだけで、車両室内に露
出した範囲を車両室内の色調にその濃淡に拘らずマッチ
させることができる。しかも、異なる色への色替えに当
たり、色の異なる装飾用表皮材20への取り替えを行な
うだけでよく、従来のように植毛密度の調整や色替え作
業等が不要となる。よって、本実施例のウエザストリッ
プ10によれば、車両室内の色調へのマッチングが容易
となる。この際、生産ラインを停止する必要がないの
で、その生産効率を維持することができる。
【0033】ところで、圧着ローラ50を介した押圧や
加工機54による断面U字形への折曲加工の際には、装
飾用表皮材20に作用する張力によりクッション層18
の両サイドは余分に押し潰されるので、クッション層1
8の両サイドにいわゆるダレが起きる。このダレが発生
すると、見栄えが悪くなる。しかし、本実施例のウエザ
ストリップ10では、上記したようにこのダレを見込ん
でクッション層18の両サイドを中央より盛り上げて、
このクッション層18をゴム基体12と一体に形成し
た。この結果、本実施例のウエザストリップ10によれ
ば、クッション層18の両サイドにおけるダレの発生を
回避して、見栄えを向上させることができる。
【0034】次に、このウエザストリップ10につい
て、室温で24時間放置した後行なった剥離試験につい
て説明する。即ち、ウエザストリップ10の各部位(ゴ
ム基体12と装飾用表皮材20の接着箇所,クッション
層18と装飾用表皮材20の接着箇所)から、図7に示
すように、幅5mmの試験片73を切り出し、ゴム基体
12又はクッション層18に該当する基材75に対し
て、装飾用表皮材20に該当する被接着部材77の先端
を矢印方向へ引張速度;100mm/分の条件で引っ張
った。このときの剥離強度は、基材75がゴム基体12
である場合には、1.5kg/5mmの荷重にて基材7
5に破壊が見られ、基材75がクッション層18である
場合には、1.0kg/5mmの荷重にて基材75に破
壊が見られた。つまり、ゴム基体12及び装飾用表皮材
20にそれぞれ接着する積層フィルム22を介して装飾
用表皮材20とEPDM製のゴム基体12とを接着する
ことにより、その接着強度を向上させることができる。
【0035】この他、実施例のウエザストリップ10に
よれば、以下に説明する効果を挙げることができる。 ゴム基体12,クッション層18等と装飾用表皮材
20との接着処理を、ゴム基体12等の加硫直後の余熱
状態における一連の生産ライン上で行なっているので、
生産性に優れている。 接着処理の熱溶着のエネルギーとして、加硫時の余
熱を利用しているので、省エネルギーにも貢献する。 積層フィルム22を用いず装飾用表皮材20を直接
ゴム基体12等に接着する場合に必要であったバフ処理
や接着剤等の塗布処理等の工程が不要であるので、生産
ラインが短くなり、設備が簡略化する。 熱溶着を利用しているので、接着剤が不要になり、
よってコストダウンを実現することもできる。 クッション層18には接着剤が浸透しないので、ク
ッション層18の柔軟性を損なうことがない。
【0036】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0037】例えば、クッション層18を高発泡で柔軟
性を有するスポンジゴムから形成したが、図8に示すよ
うな構成とすることもできる。即ち、図8に示すよう
に、ゴム基体12と同一素材であるEPDM素材の押出
により可撓性突起62,64,66,68をゴム基体1
2に一体に形成し、各可撓性突起の集合体70をクッシ
ョン層18に替わるクッション層としてもよい。この各
可撓性突起は、装飾用表皮材側からの外力に追従して撓
みこの外力の解放により原形に復帰するので、集合体7
0はクッション層18と同様にソフト感を与える。そし
て、図示するように、両サイドの可撓性突起62,68
は、中央の可撓性突起64,66よりその突設高さが高
くされている。図9に上記集合体70を用いて完成させ
たウエザストリップ10の断面を示す。このような構成
のウエザストリップ10であっても、上記実施例と同様
に、ソフト感を備え、車両室内の色調へのマッチングが
容易である。
【0038】更に、クッション層18を高発泡のスポン
ジゴムから形成したが、軟質のポリウレタン,ポリエス
テル,PVC等のフォーム材から形成することもでき
る。また、装飾用表皮材20として、予め彩色されたポ
リエステル繊維を素材とした織物も用いたが、織物に限
らず、ポリエステル,ポリ塩化ビニル(PVC),ナイ
ロン,ウレタン等の樹脂シート材等を用いることができ
る。これらの各樹脂は彩色が容易であるので、車両室内
の色調にマッチした色とすることが容易である。加え
て、樹脂シートの表面に植毛を施したシート材を装飾用
表皮材20として用いることもできる。この場合には、
ウエザストリップ10の生産ラインとは別個の設備にて
予め植毛できるので、色替え時の短繊維の除去等の色替
え作業を生産ラインにて行なう必要がない。よって、実
公昭59−17709の技術を適用した従来の場合と異
なり、異なる色の植毛が施された装飾用表皮材20を交
換するだけで容易に色替えを行なうことができる。しか
も、この際、生産ラインの停止等を必要としないので、
生産効率に影響を与えることなく色替えできる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のウエザスト
リップによれば、基体の車両室内に露出する領域につい
ては、車両室内側から装飾用表皮材とクッション層と基
体との順に積層した構造とし、このクッション層を装飾
用表皮材側からの外力に追従して陥没し該外力の解放に
より原形復帰するものとしたので、ソフト感が得られ
る。一方、装飾用表皮材を車両室内の色調に合わせた色
を有するものに変更するだけで、基体の車両室内に露出
する領域を車両室内の色調にその濃淡に拘らずマッチさ
せることができる。しかも、異なる色への色替えに当た
り、色の異なる装飾用表皮材への取り替えを行なうだけ
でよく、従来のように植毛密度の調整や色替え作業等が
不要となる。よって、本発明のウエザストリップによれ
ば、車両室内の色調へのマッチングが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のウエザストリップ10の断面図。
【図2】ウエザストリップ10の取り付け箇所を説明す
るために用いた自動車ボディBのドア開口D正面の概略
斜視図。
【図3】積層フィルム22の構成を説明するために用い
た断面図。
【図4】実施例のウエザストリップ10における生産ラ
インを示す説明図。
【図5】生産ラインにて得られる押出成形体42を示す
断面図。
【図6】装飾用表皮材20の接着の様子を説明するため
の説明図。
【図7】装飾用表皮材20の剥離試験の様子を説明する
ための説明図。
【図8】変形例のウエザストリップ10を説明するため
に用いた断面図。
【図9】変形例のウエザストリップ10を説明するため
に用いた断面図。
【符号の説明】
10 ウエザストリップ 12 ゴム基体 16 インサート部材 18 クッション層 22 積層フィルム 24 中空シール部 26 外側リップ 30 押出機 44 マイクロ波加熱装置(UHF) 46 熱風加硫装置(HAV) 50 圧着ローラ 52 冷却器 54 加工機 70 集合体 W 内装部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソリッドゴムを基体とする車両用のウエ
    ザストリップであって、 前記基体の車両室内に露出する領域には、前記基体を被
    覆する装飾用表皮材を備え、 該装飾用表皮材と基体との間に、装飾用表皮材側からの
    外力に追従して陥没し該外力の解放により原形復帰する
    クッション層を設けたことを特徴とするウエザストリッ
    プ。
JP19774192A 1992-06-30 1992-06-30 ウエザストリップ Pending JPH0616094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19774192A JPH0616094A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 ウエザストリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19774192A JPH0616094A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 ウエザストリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0616094A true JPH0616094A (ja) 1994-01-25

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ID=16379574

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19774192A Pending JPH0616094A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 ウエザストリップ

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JP (1) JPH0616094A (ja)

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