JPH0616091A - 安全機能付き自動車用収納装置 - Google Patents
安全機能付き自動車用収納装置Info
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- JPH0616091A JPH0616091A JP4607193A JP4607193A JPH0616091A JP H0616091 A JPH0616091 A JP H0616091A JP 4607193 A JP4607193 A JP 4607193A JP 4607193 A JP4607193 A JP 4607193A JP H0616091 A JPH0616091 A JP H0616091A
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Abstract
発揮できる自動車用収納装置の提供。 【構成】 ハウジング側のカム部材1と収納箱側のピン
部材Pの作用で、収納箱を付勢ばね圧に抗してハウジン
グ内の閉塞位置にロックでき、この収納箱を更に押し込
むことにより、収納箱をハウジングの開口部から自動的
に開放方向に移動できるプッシュオープン型の収納装置
において、上記カム部材1のカム溝2を画成する一縁側
に、ロック部4と導出口5とを間隔をおいて形成する一
方、該一縁と対向する他縁側に、当該ロック部4と導出
口5の間に突出するストッパーガイド壁6を一体に形成
して、ピン部材Pを係止するロック部4を該ストッパー
ガイド壁6よりも外方に位置させ、大きな慣性力が作用
した時に、ピン部材Pをストッパーガイド壁6の外側縁
6aに当接させることにより、収納箱が誤ってハウジン
グ内から外方に突出することを防止する。
Description
ントパネル等に設けられる所謂プッシュオープン型の収
納装置のうち、特に、安全機能付き収納装置の改良に関
するものである。
置は、インストルメントパネル側に設けられるハウジン
グに収納箱を開閉動可能に支承して、該収納箱を付勢ば
ね圧で常時開放方向に付勢する一方、ハウジング側に、
導入口とロック部と導出口を有するカム溝を形成したカ
ム部材を旋回可能に設け、収納箱側に、該カム部材のカ
ム溝内を移動するピン部材を設けて、該ピン部材をカム
溝のロック部に係止すると、収納箱を上記付勢ばね圧に
抗してハウジング内の閉塞位置にロックでき、この状態
のまま、収納箱を更にハウジング内に押し込むと、上記
ピン部材のカム溝のロック部に対する係止を解除して、
収納箱をハウジングの開口部から自動的に開放方向に移
動できる構成となっている。
材21は、図11・図12に示す如く、ハウジング側の
取付軸部27にトーションスプリング28を介して旋回
可能に設けられて、規制壁部29の規制を受けるまで、
当該トーションスプリング28のばね圧で、常時所定の
一方向に付勢されているが、その具体的な形態は、自身
のカム溝22を画成する一縁側に、ロック部24と導出
口25とを極めて接近させた状態に形成する一方、該一
縁と対向する他縁側に、ピン部材Pのガイド壁26を一
体に形成する構成となっている。但し、斯る従来のカム
部材21は、あくまでも、上記ガイド壁26の内側縁2
6aの作用で、ピン部材Pを専ら導出口25方向に案内
することだけを意図して開発されたものであるから、図
示する如く、当該ガイド壁26の先端部をロック部24
よりも外方、換言すれば、カム溝22の導入口23方向
に突出する状態に形成して、ピン部材Pを係止するロッ
ク部24をガイド壁26の先端よりも内方に位置させて
いる。
と、該収納箱の後端部側に設けられているピン部材P
が、カム部材21の外周ガイド面21aに当接して、カ
ム部材21をトーションスプリング28による付勢方向
とは逆方向に旋回させながらカム溝22の導入口23に
至り、上記カム部材21のガイド壁26に当接すると、
今度は、カム部材21がトーションスプリング28のば
ね圧で若干付勢方向に旋回するので、ピン部材Pはカム
溝22内に導かれることとなるが、この時、収納箱も付
勢ばね圧により後退するので、これにより、図11に示
す如く、ピン部材Pがカム溝22の内方に位置するロッ
ク部24に自動的に係止して、収納箱をその付勢ばね圧
に抗してハウジング内の閉塞位置に確実にロックする。
又、この状態のまま、収納箱を更にハウジング内に押し
込むと、図12に示す如く、ピン部材Pがカム溝22の
ロック部24から外れて、上記ガイド壁26の内側縁2
6aに当接し、カム部材21が更に付勢方向(ロック解
除方向)に旋回することを許容するので、その後は、収
納箱に対する押し込み操作を解けば、ピン部材Pはカム
溝22の導出口25方向に案内されながら、カム部材2
1のカム溝22から自動的に外れるので、これにより、
収納箱を付勢ばね圧でハウジングの開口部から自動的に
開放方向に移動させることが可能となる。
している収納箱の閉塞位置でのロック状態において、自
動車の衝突時や急ブレーキ時等に、大きな慣性力が作用
すると、収納箱が慣性力の方向と同一方向に移動するこ
ととなるが、この時には、これと連動して、図12に示
す開放操作時と同様に、ピン部材Pが内方に位置するロ
ック部24から外れて、カム部材21のロック解除方向
に対する旋回を許容してしまうので、これにより、収納
箱が誤ってハウジングの開口部から付勢ばね圧で自動的
に開放方向に移動して、運転者や同乗者に危害を与えて
しまう恐れがある。この為、近年は、斯る事態の発生を
防止するために、特に、プッシュオープン型の収納装置
に対しては、安全機能を施すことが余儀なくされてい
る。
て、例えば、実開平2−25332号公報に示すものが
提供されている。該安全機能付き収納装置は、具体的に
は図示しないが、上記した従来カム部材21と同一形態
を有するカム部材の後端部側にガイド片を一体に延設
し、該ガイド片上に重量のある慣性応動体を摺動可能に
配すると共に、該慣性応動体を引張スプリングでカム部
材の後端部方向に牽引する一方、ハウジングの対応部位
に慣性応動体の端部の突入を許容するロック筒体を設け
る構成となしている。依って、当該装置にあって、通常
の使用に供される場合には、従来のプッシュオープン型
収納装置と同様であるが、収納箱の閉塞位置でのロック
状態において、自動車の衝突時や急ブレーキ時等に、大
きな慣性力が作用すると、上記引張スプリングの牽引力
に抗して、カム部材のガイド片上に配された慣性応動体
の端部がロック筒体内に移動突入して、カム部材のロッ
ク解除方向への旋回を阻止するので、これにより、収納
箱が誤ってハウジングの開口部から外方に突出すること
が防止できることとなる。
安全機能付き収納装置にあっては、カム部材とは別体の
慣性応動体を余分に必要とするばかりか、カム部材の後
端部側にガイド片を一体に延設して、該ガイド片上に上
記慣性応動体を引張スプリングの牽引力を付与して配し
たり、この慣性応動体の端部の突入を許容するロック筒
体をハウジング側に別に形成しなければならないので、
自ずと部品点数が増加して、収納装置自体が徒にコスト
高となったり複雑化・大型化するばかりか、これに伴
い、組付工数が増加して、組付作業性も悪くなると言っ
た大きな問題点を有していた。又、収納箱のロック解除
ストロークが短い場合には、慣性応動体がガイド片上を
移動する前に、カム部材がロック解除方向に旋回して、
収納箱を誤って外方に突出させることも否定できないの
で、信頼性に欠ける嫌いもあった。そこで、本発明は、
斯る従来の安全機能付き収納装置の課題を有効に解決す
るために開発されたものである。
に、本発明は、ハウジングに収納箱を開閉動可能に支承
して、該収納箱を付勢ばね圧で常時開放方向に付勢する
一方、ハウジング側に、導入口とロック部と導出口を有
するカム溝を形成したカム部材を旋回可能に設け、収納
箱側に、該カム部材のカム溝内を移動するピン部材を設
けて、該ピン部材をカム溝のロック部に係止することに
より、収納箱を上記付勢ばね圧に抗してハウジング内の
閉塞位置にロックし、この状態のまま、収納箱を更にハ
ウジング内に押し込むことにより、上記ピン部材のカム
溝のロック部に対する係止を解除して、収納箱をハウジ
ングの開口部から自動的に開放方向に移動させる構成の
自動車用収納装置を前提として、上記カム部材は、自身
のカム溝を画成する一縁側に、ロック部と導出口とを間
隔をおいて形成する一方、該一縁と対向する他縁側に、
当該ロック部と導出口の間に突出するストッパーガイド
壁を一体に形成して、ピン部材を係止するロック部を該
ストッパーガイド壁よりも外方に位置させる構成を採用
した。又、斯る構成の下では、カム部材がカム溝の導入
口側からピン部材を外す方向へ旋回した場合に、当該カ
ム部材の旋回量を規制する規制壁部をハウジング側に設
けるか、或いは、カム部材の重心を旋回中心と一致させ
るためのバランス調整部をカム部材側に設けることが好
ましい。
る場合には、収納箱をハウジング内に押し込めば、収納
箱側に設けられているピン部材がハウジング側に設けら
れているカム部材のカム溝のロック部に係止して、収納
箱を付勢ばね圧に抗してハウジング内の閉塞位置に確実
にロックでき、又、この状態のまま、収納箱を更にハウ
ジング内に押し込めば、ストッパーガイド壁の存在に拘
らず、ピン部材がカム溝のロック部から外れて、カム部
材のロック解除方向への旋回を許容するので、これによ
り、収納箱を付勢ばね圧でハウジングの開口部から自動
的に開放方向に移動させることが可能となる。
において、自動車の衝突時や急ブレーキ時等に、大きな
慣性力が作用すると、本発明にあっても、通常は、収納
箱がピン部材と一緒に慣性力の方向と同一方向に移動す
ることとなるが、ピン部材を係止するロック部がストッ
パーガイド壁よりも外方に位置している関係で、この時
には、ピン部材はストッパーガイド壁の外側縁に当接し
て、カム溝の導出口方向へ移動することが確実に阻止さ
れるので、この結果、カム部材のロック解除方向への旋
回が不可能となって、収納箱はハウジング内の閉塞位置
に留まり、ハウジング内から外方に誤って突出する心配
が全くなくなる。又、この場合に、ハウジング側に規制
壁部を設けるか、或いは、カム部材側にバランス調整部
を設けておけば、例え、想像以上の大きさの慣性力や斜
め方向からの慣性力が作用しても、確実な安全機能を発
揮することが保障できる。
詳述する。まず、第一実施例に係る安全機能付き自動車
用収納装置を説明すると、該第一実施例のものも、具体
的には図示しないが、先に説明した従来のプッシュオー
プン型のものと同様に、インストルメントパネル側に設
けられるハウジングに収納箱を開閉動可能に支承して、
該収納箱を付勢ばね圧で常時開放方向に付勢する一方、
ハウジング側にカム部材を旋回可能に設け、収納箱側に
ピン部材を設けて、該ピン部材をカム部材に係止すれ
ば、収納箱を付勢ばね圧に抗してハウジング内の閉塞位
置に確実にロックでき、この状態のまま、収納箱を更に
ハウジング内に押し込めば、ピン部材のカム部材に対す
る係止を解除して、カム部材のロック解除方向への旋回
を許容することにより、収納箱を付勢ばね圧でハウジン
グの開口部から自動的に開放方向に移動させる構成を前
提としている。
く、カム部材とは別体に成形された慣性応動体やその付
属部品等を用いて、安全機能を発揮させるものではな
く、カム部材自体に改変を施すことにより、安全機能を
発揮させる新しい思想に着目して開発されたものであ
る。これを具体的に説明すると、第一実施例に係るカム
部材1も、合成樹脂の一体成形品で、図1に示す如く、
導入口3とロック部4と導出口5を有するカム溝2を形
成して、ハウジングH側の取付軸部7にトーションスプ
リング8とワッシャー9を介して旋回可能に支持され
て、トーションスプリング8のばね圧で、常時所定の一
方向に付勢されるものではあるが、特徴とするところ
は、上記カム溝2を画成する一縁側に、ロック部4と導
出口5とを相当の間隔をおいて形成する一方、該一縁と
対向する他縁側に、当該ロック部4と導出口5の間に突
出する略逆V字状のストッパーガイド壁6を一体に形成
して、ピン部材Pを係止するロック部4を当該ストッパ
ーガイド壁6の先端部よりもかなり外方に位置させた点
にある。この為、第一実施例にあっては、斯る位置関係
の設定により、通常の開放操作時には、上記ストッパー
ガイド壁6の先端部とカム溝2の一縁間に存する隙間を
利用して、ピン部材Pがカム溝2の導出口5方向へ移動
することを許容し、慣性力が作用した時には、このピン
部材Pをストッパーガイド壁6の外側縁6aに当接させ
て、該ピン部材Pのカム溝2の導出口5方向への移動を
阻止できることとなる。
スプリング8による付勢位置を規制する規制壁部、11
はカム部材1の腕部1bと共働してトーションスプリン
グ8の端部を係止する係止壁部、12は収納箱Bを常時
開放方向に付勢する定圧ばねで、該定圧ばね12は、巻
軸13に対して巻き縮まる方向に巻き回されて、その巻
軸13側を収納箱Bの後端壁に保持部14を介して固定
し、自由端12a側をハウジングHの開口部寄り底面に
ビス等で固定することにより、収納箱Bの付勢手段とし
て作用するものである。
通常の使用に供される場合には、収納箱Bをハウジング
H内に上記定圧ばね12の付勢ばね圧に抗して押し込め
ば、図2に示す如く、該収納箱Bの後端部側に設けられ
ているピン部材Pが、カム部材1の外周ガイド面1aに
当接して、カム部材1をトーションスプリング8のばね
圧に抗してその付勢方向とは逆方向(図中矢印方向)に
旋回させながらカム溝2の導入口3に至る。すると、今
度は、カム部材1がトーションスプリング8のばね圧で
若干付勢方向に旋回するので、ピン部材Pはカム溝2内
に導かれることとなるが、この時、収納箱Bも定圧ばね
12の付勢ばね圧により若干後退するので、これによ
り、図3に示す如く、ピン部材Pが上記位置関係にある
カム溝2のロック部4に自動的に係止して、収納箱Bを
定圧ばね12の付勢ばね圧に抗してハウジングH内の閉
塞位置に確実にロックする。
ジングH内に押し込めば、図4に示す如く、ピン部材P
がカム溝2のロック部4から外れて、カム部材1を更に
付勢方向(ロック解除方向)に旋回させるので、その後
は、収納箱Bに対する押し込み操作を解けば、例え、ス
トッパーガイド壁6が突出していても、ピン部材Pは、
図5に示す如く、従来と同一の軌跡をたどって、導出口
5を経て、カム部材1のカム溝2から自動的に外れるの
で、これにより、収納箱Bは定圧ばね12の付勢ばね圧
でハウジングHの開口部から自動的に開放方向に移動す
ることが可能となる。
ク状態において、自動車の衝突時や急ブレーキ時等に、
大きな慣性力Gが作用すると、第一実施例にあっても、
ピン部材Pが収納箱Bと一緒に慣性力Gの方向と同一方
向に移動することとなるが、この時には、図6に示す如
く、ピン部材Pが上記ストッパーガイド壁6の外側縁6
aに瞬時に当接して、ピン部材Pがカム溝2の導出口5
方向へ移動することを確実に阻止するので、この結果、
カム部材1のロック解除方向への旋回が全く不可能とな
って、収納箱BはハウジングH内の閉塞位置に留まり、
ハウジングH内から外方に誤って突出する心配がなくな
る。
操作時には、カム部材1のロック解除方向への旋回を促
して、ピン部材Pのカム溝2の導出口5方向への移動を
許容するが、急激な慣性力Gが作用した場合には、カム
部材1のロック解除方向への旋回速度よりも、ピン部材
Pの移動速度の方が速くなることに着目し、カム溝2を
画成する他縁側にストッパーガイド壁6を形成して、当
該ストッパーガイド壁6よりもロック部4を外方に位置
させると言う極めて簡単な構成を採用するだけで、必要
な安全機能を発揮させ得た訳である。
Bが定圧ばね12の付勢ばね圧で元の位置まで移動する
こととなるが、この時には、ピン部材Pはストッパーガ
イド壁6の外側縁6aに確実に案内されて、該ストッパ
ーガイド壁6よりも外方に位置するロック部4に導かれ
て、該ロック部4に自動的に係止するので、やはり、カ
ム部材1のロック解除方向への旋回が阻止されて、収納
箱BはハウジングH内の閉塞位置に留まることとなる。
動車用収納装置を説明すると、該第二実施例のものは、
前記した第一実施例の構成をそのまま前提とするもので
あるが、異なるところは、図7に示す如く、カム部材1
のトーションスプリング8による付勢位置を規制する規
制壁部10の反対側に、カム部材1の付勢方向とは逆方
向への旋回量、換言すれば、ピン部材Pがカム溝2の導
入口3側から外れる方向への旋回量を規制する別の規制
壁部15を更に付設した点にある。その理由は、通常予
測できる慣性力Gに対しては、第一実施例の構成のみで
十分であるが、例えば、これを越えた想像以上の大きな
慣性力G1が作用したり、或いは、斜め方向からの大き
な慣性力G2が作用したりすると、その構造上、カム部
材1の重心が先端部側に存在することに起因して、図8
に示す如く、カム部材1がトーションスプリング8の付
勢方向とは逆方向(図中矢印方向)に大きくオーバーラ
ンして、ピン部材Pがカム溝2の導入口3側から外れて
しまう恐れを有するからである。そこで、第二実施例に
あっては、既述した別の規制壁部15を更に設けること
により、例え、想像以上の慣性力G1又は斜め方向から
の慣性力G2が作用しても、図9に示す如く、カム部材
1の逆方向に対する旋回量を必要最小限度の範囲に抑え
て、ピン部材Pがカム溝2の導入口3側から容易に外れ
てしまうことを防止せんとした訳である。
1の旋回量をどの位置で規制するかが問題となるが、収
納箱Bを閉塞位置にロックするためには、図2で説明し
た如く、カム部材1をトーションスプリング8の付勢方
向とは逆方向に旋回させて、ピン部材Pを導入口3から
カム溝2内に導かなければならない関係で、カム部材1
の導入口3を画成する外周ガイド面1aの先端縁が、ピ
ン部材Pの移動軌跡線Lよりも外側(図中下側)に突出
することは許されない。この為、別の規制壁部15でカ
ム部材1の旋回量を規制するためには、カム部材1の逆
方向に対する必要最低量の旋回を保障して、ピン部材P
がカム溝2の導入口3内にスムーズに導かれる移動軌跡
線Lの内側(図中上側)において、上記外周ガイド面1
aの先端縁が当該移動軌跡線Lに最も近い位置におかれ
るように、別の規制壁部15をハウジングH側に設ける
こととなる。
え、慣性力G1・G2の作用で、カム部材1がトーショ
ンスプリング8の付勢方向とは逆方向に大きく旋回しよ
うとしても、カム部材Pは上記した別の規制壁部15に
衝突した後、再び、トーションスプリング8のばね圧で
付勢方向に速やかに旋回して、定圧ばね12のばね圧で
後退しようとするピン部材Pを確実に受け止めることが
可能となるので、ピン部材Pがカム部材1のカム溝2の
導入口3側から不用意に外れることが防止されることと
なって、第一実施例のものと比較すると、より確実な安
全機能が期待できることとなる。
動車用収納装置を説明すると、該第三実施例のものも、
上記第二実施例と同様な目的の下で開発されたものであ
るが、第二実施例と異なるところは、図10に示す如
く、上記別の規制壁部15の代わりに、カム部材1の重
心が旋回中心となる取付軸部7と一致するように、当該
カム部材1の後端部側にバランス調整部16を一体に延
設したものである。尚、この重心を移動させるバランス
調整部16に関しては、図面上では、その形状・大きさ
や肉厚等を適宜に設定して、所望の重量を付与したもの
であるが、大きさや肉厚等を小さくして、別体成形の錘
を別途付設して、所期の目的を達成するように構成する
ことも実施に応じ任意である。
の慣性力G1又は斜め方向からの慣性力G2が作用して
も、今度は、カム部材1の重心が取付軸部7上に存在し
ている関係で、これにより、カム部材1の逆方向に対す
るオーバーランを有効に防止できるので、やはり、ピン
部材Pがカム部材1のカム溝2の導入口3側から不用意
に外れて、収納箱Bが誤ってハウジングHの開口部から
開放方向に移動して、運転者や同乗者に危害を与えてし
まう心配がなくなる。
して直線的に開閉動する収納箱Bを対象としたものであ
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、下向きに回動することにより開放され上向きに回動
することにより閉塞される回動式の収納箱等に対して
も、本発明の精神に反しない限り、容易に実施応用でき
ることは言うまでもない。又、収納箱Bの付勢手段につ
いても、図示する定圧ばね12に限定されるものではな
く、その他公知のばね手段を利用することも可能であ
る。
付き収納装置とは異なり、慣性応動体やその付属部品等
を用いずとも、単に、カム部材そのものに改変を加える
だけで、プッシュオープン型収納装置の安全機能を発揮
することが可能となるので、安全機能を発揮するための
専用部品が全く不要となった。従って、収納装置自体の
簡素化・小型化に大いに貢献できると共に、これに伴
い、組付工数をも削減できるので、コストの低廉化にも
貢献できることとなる。その上、慣性力が作用した時
に、ピン部材をカム部材のストッパーガイド壁の外側縁
に当接させる構成は、如何なる状態にあっても、カム部
材のロック解除方向への旋回を確実に阻止できるので、
従来のものと比較すると、その信頼性も大巾に向上でき
ることとなる。又、ハウジング側に規制壁部を設ける
か、カム部材側にバランス調整部を設けておけば、想像
以上の大きさの慣性力や斜め方向からの慣性力が作用し
ても、確実な安全機能を発揮することが保障できるの
で、極めて好都合となる。
用収納装置を示す要部分解斜視図である。
を示す説明図である。
を示す説明図である。
を示す説明図である。
面図である。
置を示す要部斜視図である。
る。
説明図である。
置を示す要部平面図である。
状態で示す説明図である。
状態で示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジングに収納箱を開閉動可能に支承
して、該収納箱を付勢ばね圧で常時開放方向に付勢する
一方、ハウジング側に、導入口とロック部と導出口を有
するカム溝を形成したカム部材を旋回可能に設け、収納
箱側に、該カム部材のカム溝内を移動するピン部材を設
けて、該ピン部材をカム溝のロック部に係止することに
より、収納箱を上記付勢ばね圧に抗してハウジング内の
閉塞位置にロックし、この状態のまま、収納箱を更にハ
ウジング内に押し込むことにより、上記ピン部材のカム
溝のロック部に対する係止を解除して、収納箱をハウジ
ングの開口部から自動的に開放方向に移動させる構成の
自動車用収納装置において、上記カム部材は、自身のカ
ム溝を画成する一縁側に、ロック部と導出口とを間隔を
おいて形成する一方、該一縁と対向する他縁側に、当該
ロック部と導出口の間に突出するストッパーガイド壁を
一体に形成して、ピン部材を係止するロック部を該スト
ッパーガイド壁よりも外方に位置させたことを特徴とす
る安全機能付き自動車用収納装置。 - 【請求項2】 ハウジングに対して、カム部材が自身の
カム溝の導入口側からピン部材を外す方向へ旋回した場
合に、当該カム部材の旋回量を規制する規制壁部を設け
たことを特徴とする請求項1記載の安全機能付き自動車
用収納装置。 - 【請求項3】 カム部材に対して、自身の重心を旋回中
心と一致させるためのバランス調整部を設けたことを特
徴とする請求項1記載の安全機能付き自動車用収納装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4607193A JP3200695B2 (ja) | 1992-03-16 | 1993-02-12 | 安全機能付き自動車用収納装置 |
| EP19940101891 EP0610882B1 (en) | 1993-02-12 | 1994-02-08 | Storage device with safety function |
| DE1994600926 DE69400926T2 (de) | 1993-02-12 | 1994-02-08 | Bewahrungsvorrichtung mit einer Sicherheitsfunktion |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8929492 | 1992-03-16 | ||
| JP4-89294 | 1992-03-16 | ||
| JP4607193A JP3200695B2 (ja) | 1992-03-16 | 1993-02-12 | 安全機能付き自動車用収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP3200695B2 JP3200695B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=26386188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4607193A Expired - Lifetime JP3200695B2 (ja) | 1992-03-16 | 1993-02-12 | 安全機能付き自動車用収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3200695B2 (ja) |
Cited By (5)
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-
1993
- 1993-02-12 JP JP4607193A patent/JP3200695B2/ja not_active Expired - Lifetime
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