JPH0616925U - 光学部品の取付装置 - Google Patents
光学部品の取付装置Info
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- JPH0616925U JPH0616925U JP5961192U JP5961192U JPH0616925U JP H0616925 U JPH0616925 U JP H0616925U JP 5961192 U JP5961192 U JP 5961192U JP 5961192 U JP5961192 U JP 5961192U JP H0616925 U JPH0616925 U JP H0616925U
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- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 3
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 座面の変形による光軸の平行移動を光学部品
の傾きで補償する。 【構成】 ベース部材2に形成した複数の突起部10、
11の座面10A、11Aに光学部品1を取り付ける取
付装置において、上記突起部10、11を半径R1,R
2の異なる半球状に成形する。これにより、この半球状
の突起部10、11が経時変化によって変形してもその
変形量を異ならしめることによって光学部品1に初期設
定位置に対して傾き角度θを持たせ、受光点Y2の位置
ズレを防止する。
の傾きで補償する。 【構成】 ベース部材2に形成した複数の突起部10、
11の座面10A、11Aに光学部品1を取り付ける取
付装置において、上記突起部10、11を半径R1,R
2の異なる半球状に成形する。これにより、この半球状
の突起部10、11が経時変化によって変形してもその
変形量を異ならしめることによって光学部品1に初期設
定位置に対して傾き角度θを持たせ、受光点Y2の位置
ズレを防止する。
Description
【0001】
本考案は、光学部品の取付装置に係り、特に、光ピックアップのミラーのよう に光軸の精度が、ミクロンオーダで必要となる部品において光学部品を取り付け るベース部品の経時変化等に起因する不良を大幅に削減することができる光学部 品の取付装置に関する。
【0002】
一般に、光学部品は、取り付け精度が重要なために、複数、例えば3個の球状 に成形された突起部の座面に支持固定することが行われている。近年、光ピック アップ等の小型部品においても、この光ピックアップに組み込まれるビームスプ リッタ等の光学部品を取り付けるベース部材をプラスチックやダイカスト等の成 形で作れるようになり、球状の突起部により座面を形成して光学部品の高精度の 取り付けが行われるようになってきた。
【0003】 ここで図2に基づいて従来の取付装置について説明する。図2は、従来の取付 装置を簡単化してモデル化した図であり、1はビームスプリッタとしてのハーフ ミラーであり、このハーフミラー1はベース部材2に設けられた複数の同一半径 の半球状の突起部3、4の表面を座面3A、4Aとして支持されており、このハ ーフミラー1は板バネ等の弾発部材5の押圧力Fによりベース部材2側へ付勢さ れている。 発光点Xから出た光6は、その一部がハーフミラー1により反射されて受光点 Yに到達する。上述したように図2は装置を簡単化してモデル化したものであり 、発光点Xには発光素子として例えば半導体レーザ7が設けられ、受光点Yには 、受光素子として例えばフォトダイオード8が設けられる。ハーフミラーの場合 は、通常、入射角は45°とするため、モデル図は45°入射角を代表例とする 。
【0004】
ところで、上述のようにハーフミラー1を固定するベース部材2がプラスチッ クや金属ダイカストにより成形されている場合には、半球状の突起部3、4の座 面3A、4Aの頂点が押圧力Fに起因する経時変化等によって均等に塑性変形し 、ハーフミラー1は図中一点鎖線で示す位置から実線で示す位置に平行移動する 。このため受光点Yに達する光6の到達点は受光点Yから受光点Y1に移動して しまう。 この塑性変形の進行に従ってハーフミラー1と座面3A、4Aの接触状態は、 点接触から面接触に変わり、接触面積が突起部の材料の許容応力以下となった時 に変形の進行は停止する。この接触面積Kは次の式により表わされる。 K=π(2R・t−t2 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) ここでtは変形量を、Rは半球状の突起部の半径をそれぞれ示す。
【0005】 すなわち、接触面積Kを一定とすると、半径Rが大きいほど変形量tは小さく なる。この時のハーフミラー1の平行移動量すなわち変形量をtとすると、45 °入射角の場合、受光点Yの移動量は√2tとなり、特に光ピックアップ等はマ イクロオーダの取り付け精度を必要とすることから上述したような座面3A、4 Aの微視的な変形も無視できなくなり、最悪の場合にはハーフミラー1における 反射光を十分に検出し得なくなるという問題点があった。 本考案は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案された ものであり、その目的は座面の変形による光軸の平行移動を光学部品の傾きで補 償するようにした光学部品の取付装置を提供することにある。
【0006】
本考案は、上記問題点を解決するために、ベース部材に形成された複数の突起 部により座面を形成し、この座面に光学部品を押圧させて取り付けるようにした 光学部品の取付装置において、前記複数の突起部は、塑性変形の発生量に差を生 ぜしめるように半径の異なる半球状の突起部として形成され、光軸の移動を制御 するように構成したものである。
【0007】
本考案は、以上のように構成したので、光学部品は複数の突起部に押圧させて 取り付けられており、この場合、各突起部は異なった半径の半球状に成形されて いるので、経時変化において単位面積当たりに付加される荷重が異なり、その結 果、各座面における変化量が異なって光学部材は移動しつつその傾きも変化して 光軸が適正に制御されることになる。
【0008】
以下に、本考案に係る光学部品の取付装置の一実施例を添付図面に基づいて詳 述する。 図1は本考案に係る光学部品の取付装置の一実施例を簡単化してモデル化した 図を示す。尚、図2中に示す部材と同一部分については同一符号を付す。 図示するように1は光学部品としてのハーフミラーであり、このハーフミラー 1はベース部材2に設けられた複数の突起部10、11の表面である座面10A 、11Aに支持されており、このハーフミラー1は板バネ等の弾発部材5の押圧 力Fによりベース部材2側へ付勢される。尚、図1において一方の弾発部材は図 面の簡単化のために省略される。 モデル化した図示例において発光点X1には、例えば半導体レーザ7が設けら れ、これより出た光はハーフミラー1にて反射されて受光点Y2に到達する。そ して、受光点Y2には例えばフォトダイオード8が設けられる。このハーフミラ ー1はビームスプリッタと呼ばれ、実際の装置においては行きの光と光ディスク (図示せず)で反射された帰りの光を分割する役割を有している。
【0009】 また、図示例にあっては2か所しか突起部が表わされていないが、実際には3 か所、またはそれ以上の突起部が形成される。そして、上記各半球状の突起部1 0、11の半径R1、R2はそれぞれ異ならせて設定されている。具体的には、 ハーフミラー1の反射点12よりも受光点Y2側に位置する突起部10、すなわ ち図示例にあってはハーフミラー1の中央よりも上方に位置する突起部10の半 径R1は、下方の突起部11の半径R2よりも大きく設定されており、従って経 時変化における上側の突起部10の変化量t1は下側の突起部11の変化量t2 よりも小さくなる。このように上側の突起部10と下側の突起部11の変化量に 差を設けることにより経時変化後にハーフミラー1を初期設定位置に対して意図 的に傾斜させることができ、この時発生する傾き角度θは、受光点Y2の位置が 変動しないように光軸13を制御し得る傾きに設定する。
【0010】 図中一点鎖線はハーフミラー1の初期設定位置を示し、実線は突起部10、1 1の変形後のハーフミラー1の位置を示す。 この場合、ハーフミラー1の初期設定位置に対する傾き角度θと受光点側の突 起部10の変形量t1と受光点から遠ざかる側の突起部11の変形量t2との関 係は、下記の式2によって表わされる。 √2(t1+t2)/2=Ltan2θ ・・・・・・・・・・ (2) ここでLは、ハーフミラー1上の反射点12から受光点Y2までの距離を示す 。また、√2は45°入射角の場合の係数であり、入射角度が異なった場合の数 値は幾何学的に求めることができる。
【0011】 また、変形時のハーフミラー1と突起部10、11との接触面積Kは、突起部 の材料の許容応力Zと押圧力Fとから下記の式(3)の関係より求めることがで きる定数である。 押圧力F=許容応力Z×接触面積K ・・・・・・・・・・・・ (3) そして、各変形量t1、t2は、押圧力Fが各突起部10、11に均等にかか っていれば、接触面積Kとの関係より、下記の式(4)により求めることができ る。 接触面積K=π(2・R1・t1−t12 )=π(2・R2・t2−t22 ) ・・・・・・・・・・ (4) 以上のような関係に基づいて、突起部10、11の塑性変形後においても反射 光の受光点Y2が初期設定時の受光点に対して変動しないような距離L、半径R 1、R2等を設定する。
【0012】 次に、以上のように構成された本実施例の作用について説明する。 まず、光学部材であるハーフミラー1は、プラスチック或いは金属ダイカスト 等により成形されたベース部材2の半球状の突起部10、11の座面10A、1 1Aに接触支持され、この状態で、例えば板バネ等よりなる弾発部材5により押 圧付勢されて取り付け固定される。この状態で、ハーフミラー1には常時、押圧 力Fが付与されており、従って、各突起部10、11の先端の座面10A、11 Aは経時変化を受けて次第に変形して行き、変形に伴って接触面積が増加し、こ れが所定の値になって押圧力Fと均衡するまで変形が続くことになる。
【0013】 この場合、受光点Y2側の半球状の突起部10の半径R1は、他方の受光点Y 2から遠ざかる方の半球状の突起部11の半径R2よりも大きく設定されている ので、受光点Y2側の突起部10は僅かな変形量t1で所定の広さの接触面積K となって押圧力Fの分圧に対して釣り合うのに対して、他方の突起部11は上記 変形量t1に対して大きな変形量t2で所定の広さの接触面積Kとなって分圧に 対して釣り合う。 従って、ハーフミラー1は、全体が移動しつつその初期設定位置に対して僅か な傾き角度θだけ傾斜して停止することになる。すなわちハーフミラー1の下端 部の方の移動量が大きくなる。
【0014】 このため、従来装置にあっては、ハーフミラー1が平行移動したことによって 受光点に位置ズレが生じたが、本実施例にあっては、突起部10、11の塑性変 形による光軸13の平行移動はハーフミラー1が僅かな傾き角度θだけ傾くこと によって補償され、受光点Y2の移動を抑制することができる。すなわち発光点 X1からの光6はハーフミラー1にて反射して常に定点である受光点Y2に到達 することになる。 この場合、受光点Y2とハーフミラー1の反射点12との間の距離Lと、突起 部の半径R1、R2の大きさは、材料の許容応力との関係で受光点Y2の移動が 生じないように予め設定されている。
【0015】 また、図1は前述の如く光学系を簡単化してモデル化したものであり、実際の 装置においては例えば発光点X1に、光ディスクを設置し、これよりハーフミラ ー1の反射点12に対する直線の延長線上に半導体レーザを設定するようになさ れており、光6はハーフミラー1を直線的に透過して光ディスクに当たった光の 反射光の光軸として認識することもできる。 このように、本考案は数ミクロンオーダの取り付け精度を必要とするミラー( ハーフミラーを含む)を取り付ける場合に全て適用することが可能である。 また、本実施例によれば、光軸を意識的に移動させることができ、他の部品等 の変形に起因する光軸移動をハーフミラー1の傾きにより補償することができる 。
【0016】
以上説明したように、本考案の光学部品の取付装置によれば次のように優れた 作用効果を発揮することができる。 光学部品を支持する突起部における経時変化の変形量を異ならせることにより 光軸移動を制御できるようにしたので、受光点の位置ズレを防止することができ 、経時変化による不良の発生を抑制することができる。
【図1】本考案に係る光学部品の取付装置の一実施例を
簡単化してモデル化した図を示す。
簡単化してモデル化した図を示す。
【図2】従来の取付装置を簡単化してモデル化した図を
示す。
示す。
1…ハーフミラー(光学部品)、2…ベース部材、5…
弾発部材、6…光、10,11…突起部、10A,11
A…座面、13…光軸、F…押圧力、R1,R2…突起
部の半径、X1…発光点、Y2…受光点、θ…傾き角
度。
弾発部材、6…光、10,11…突起部、10A,11
A…座面、13…光軸、F…押圧力、R1,R2…突起
部の半径、X1…発光点、Y2…受光点、θ…傾き角
度。
Claims (1)
- 【請求項1】 ベース部材に形成された複数の突起部に
より座面を形成し、この座面に光学部品を押圧させて取
り付けるようにした光学部品の取付装置において、前記
複数の突起部は、塑性変形の発生量に差を生ぜしめるよ
うに半径の異なる半球状の突起部として形成され、光軸
の移動を制御するように構成したことを特徴とする光学
部品の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5961192U JP2565543Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 光学部品の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5961192U JP2565543Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 光学部品の取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616925U true JPH0616925U (ja) | 1994-03-04 |
| JP2565543Y2 JP2565543Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=13118222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5961192U Expired - Lifetime JP2565543Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 光学部品の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565543Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP5961192U patent/JP2565543Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2565543Y2 (ja) | 1998-03-18 |
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Legal Events
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