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JPH06168101A - 加算装置及び加算方法 - Google Patents

加算装置及び加算方法

Info

Publication number
JPH06168101A
JPH06168101A JP31969292A JP31969292A JPH06168101A JP H06168101 A JPH06168101 A JP H06168101A JP 31969292 A JP31969292 A JP 31969292A JP 31969292 A JP31969292 A JP 31969292A JP H06168101 A JPH06168101 A JP H06168101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adder
circuit
addition
selection circuit
carry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31969292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hashimoto
和夫 橋本
Kazuo Takaragi
和夫 宝木
Masahiro Yamashita
正弘 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31969292A priority Critical patent/JPH06168101A/ja
Publication of JPH06168101A publication Critical patent/JPH06168101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、桁上げ選択型加算器の設計手法を提
供する。 【構成】本発明は、加算器選択回路を3入力のスイッチ
回路とすることにより上記目的を達成する。具体的な構
成は次の通り。 (1)前段の加算器1(103),2(104)からの
桁上げ信号と前段の加算器選択回路106の出力のみを
入力とし、前段の加算器選択回路が選択した加算器(1
または、2)からの桁上げ信号を出力とするスイッチ回
路を構成する。 (2)上記スイッチ回路をAND回路とOR回路とによ
り構成(一般にAOR回路と呼ばれている)する。 【効果】入力データ長によらず同一構造の回路構成が可
能である。特に、暗号で必要とされる512ビットデー
タの四則演算に対しては有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、桁上げ選択型加算器に
係り、特に、暗号で必要とされる512ビットデータの
四則演算のような多倍長演算に用いて有効な加算装置及
び加算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の発達により、高速な
加算回路を構成することは比較的容易である。従来よ
り、リプル桁上げ加算器,桁上げ先見型加算器,桁上げ
選択型加算器等、多くの手法が考案されている。例え
ば、HWANG著、堀越 彌訳「コンピュータの高速演
算方式」 近代科学社 昭和55年9月1日発行 の82
頁〜85頁に桁上げ選択型加算器が紹介されている。
【0003】この桁上げ選択型加算器は、長い語長の加
算器を固定長の加算ユニットに分け、各加算ユニットで
の加算を2個の加算器を用いて並列に実施する。ここ
で、一方は前段からの桁上げを仮定し、一方は桁上げな
しと仮定して加算を行う。2つの加算結果は加算器選択
回路を用いて一方を選択し、出力する。この加算器選択
回路は、上段の加算器1,2からの桁上げ信号を全て入
力とするように構成されている。ここで、加算器1とは
前段の桁上げ信号が0と仮定した加算結果X+Yを出力
する加算器であり、加算器2とは前段の桁上げ信号が1
と仮定した加算結果X+Y+1を出力する加算器であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに前記公知例で
は、上段の加算器1,2からの桁上げ信号をすべて入力
として加算器選択回路を構成しているので、加算ユニッ
ト数が増大するにつれて加算器選択回路の構造が急激に
煩雑になるという欠点がある。特に暗号で必要とされる
512ビットデータの四則演算に対しては本公知例は適
用出来ない。なぜならば、回路規模が膨大なものになる
からである。
【0005】そこで、本発明は加算器選択回路を同一構
造のスイッチ回路とすることにより回路構成を簡略化
し、処理速度の高速化を図った桁上げ選択型加算器を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回路構成の簡
略化および、処理動作の高速化を図るため、加算器選択
回路を次のように構成する。すなわち、ある段の加算器
選択回路は、前段の加算器1,2からの桁上げ信号と前
段の加算器選択回路の出力のみを入力(3入力)とし、
前段の加算器選択回路が選択した加算器(1または、2)
からの桁上げ信号を出力とするスイッチ回路として構成
される。上記スイッチ回路は1対のAND回路とOR回
路より構成するのが望ましい。この回路は一般に、AO
R回路と呼ばれている。
【0007】
【作用】桁上げ選択型加算器は、各加算ユニットでの加
算を一方は前段からの桁上げを仮定し、一方は桁上げな
しと仮定することにより、各加算ユニットを並列に実行
することができる。これにより、加算に要する時間は各
加算ユニットの語長分となり、高速化が図れる。例え
ば、語長512ビットの加算に対し各加算ユニットの語
長を16ビットとした場合、リプル桁上げ加算器に比
べ、約512/16=32倍の高速化が図れる。
【0008】前段の加算器1,2からの桁上げ信号と前
段の加算器選択回路からの出力のみを入力とし、常に入
力数を一定(3本)にすることにより同一構造の加算器選
択回路を実現できる。これは、加算ユニットを多段化す
るのを容易にする。
【0009】また、加算器選択回路をAOR回路で実現
することにより、回路規模の削減及び処理速度の高速化
が図れる。例えば、同回路をAND回路2個、OR回路
1個で実現した場合、回路規模3、論理段数2となる
が、AOR回路で実現した場合、回路規模1、論理段数
1.5となり、回路規模の削減および、処理速度の高速化
が期待できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、4ビット長加算ユ
ニット(×4)で構成された16ビット加算器を例にと
り、図1〜図6を用いて説明する。図1は、本発明の一
実施例である加算装置の構成を示している。本加算装置
は、与えられた2つの入力すなわち16ビット長数値a
(101)及びb(102)に対して、4ビット単位で
計算を行う加算器1 (103−1〜4)と加算器2(10
4−1〜4),加算器1及び2から出力された2つの加
算結果に対して一方を出力するセレクタ105,セレク
タを制御する加算器選択回路106−1〜4からなり、
加算結果c(107)を得る。なお、本文で扱う数値は
すべて2進数とし、最下位ビットを0とし、下位より順
番に1,2,3,…と番号を付けると約束する。加算器
1 (103)においては0を固定値とし、加算器2
(104)においては1を固定値とする。ここで、加算
器1 (103)ではX+Yが出力され、加算器2 (10
4)ではX+Y+1が出力されることに注意する。
【0011】図2は、加算器1,加算器2の内部構造を
示した図である。加算器1 (103),加算器2 (10
4)は同一構造であり、同一の1ビット加算器302を
4個用いて構成されている。通常、本方式による加算器
をリプル桁上げ加算器と呼ぶ。信号301は、前段から
の桁上げ信号が存在するか否かを決定する。
【0012】302は、1ビット加算器であり、X
(i),Y(i),S(i)を入力とし、内部で入力値の加算
を実行した後、Z(i),S(i+1)を出力する。通常、
S(i)を下位ビットへの桁上げと呼び、S(i+1)を上
位ビットへの桁上げと呼ぶ。
【0013】303は、桁上げ信号である。なお、30
3は下段の加算器選択回路106の入力となり、図1,
8,11ではS11(4),S12(4),…と記述してあるこ
とに注意する。
【0014】図3は、1ビット加算器302の内部構造
を示したものである。1ビット加算器302は、X
(i),Y(i),S(i)を入力とし、上位ビットへの桁上
げS(i+1)を出力する桁上げ回路401とX(i),Y
(i),S(i+1)を入力とし、加算結果Z(i)を出力す
る2組の排他的論理和回路402,403より構成され
る。つまり、X(i),Y(i),S(i+1)を入力とし、
内部で数1に示す式の処理を実行し、出力する。
【0015】
【数1】
【0016】図4は、桁上げ回路401の内部構成を示
している。すなわち、排他的論理和回路501,AND
回路502,503及びOR回路504によって構成さ
れており、X(i),Y(i),S(i)を入力とし、内部で
次式の処理を実行し、出力する。 S(i+1)=X(i)・S(i)+Y(i)・S(i)+X(i)・
Y(i) 図5は、加算器選択回路106の内部構造を示した図で
あり、1対のAND回路601,602と1個のOR回
路を組合わせたAOR回路からなっている。なお、加算
器選択回路の出力が入力されるAND回路601の入力
側には極性反転回路604が接続されている。加算器選
択回路106は、前段の加算器1 (103),加算器2
(104)からの桁上げ信号303と前段の加算器選択回
路106が出力した1ビット情報を入力とし、前段の加
算器選択回路106が選んだ加算器1 (103)又は、
加算器2 (104)からの桁上げ信号303を出力す
る。図5では、前段の加算器選択回路106の出力が0
の場合、加算器1 (103)が選ばれ、1の場合、加算
器2 (104)が選ばれる構成となっている。
【0017】図6は、図1の加算装置の処理動作を示し
た図である。以下、動作を詳細に説明する。 (1)16ビットの入力データa(0〜15),b(0
〜15)を4ビット単位のデータa(0〜3),a(4〜
7),a(8〜11),a(12〜15);b(0〜3), b
(4〜7),b(8〜11),b(12〜15)に分割する。
【0018】(2)4ビットデータa(0〜3),b(0
〜3)を最上段の加算器1,加算器2に入力する。以
下、各4ビットのデータa(4〜7),b(4〜7);a
(8〜11), b(8〜11);a(12〜15),b(12
〜15)についても同様に各段の加算 器1,2に各々
並列に入力する。ここで、加算器1とは前段の桁上げ信
号を0と仮定した加算結果X+Yを出力する加算器であ
り、加算器2とは前段の桁上げ信号を1と仮定した加算
結果X+Y+1を出力する加算器である。
【0019】(3)各加算ユニットより、2組の4ビッ
ト加算結果Zを得る。ここで、各加算ユニットは並列に
加算処理が行われたことに注意する。
【0020】(4)加算器選択回路は、前段の加算器選
択回路の選択信号と前段の加算器1,2からの桁上げ信
号を入力とし、前段の選択信号で選択された加算器(1
または2)からの桁上げ信号を出力することにより、2
組の4ビット加算結果Zの一方を出力する。
【0021】本実施例では、前段で選択された加算器に
桁上げがない場合、加算器1が選択され、桁上げがある
場合、加算器2が選択される。また、106−1のSと
は加算器1 (103−1)もしくは加算器2 (104−
1)のいずれかを決定する情報であり、S=0の時、加
算器1 (103−1)が選ばれ、S=1の時、加算器2
(104−1)が選ばれる。本発明の加算装置はS=0の
時、c=a+bを計算し、S=1の時、c=a+b+1
を計算する構造となっている。
【0022】(5)入力データa,bに対して、加算結
果cを上段より漸次に得る。
【0023】なお、図1〜図6の実施例では、4ビット
長の加算ユニット4つで構成された16ビット加算装置
を例にとり説明したが、加算ユニットの語長および、加
算ユニット数は任意に設定することができる。
【0024】[変形例1]ここで、図4の桁上げ回路4
01に対する変形例を挙げる。一般に、図2で示したリ
プル桁上げ加算器103,104は、下位ビットの桁上
げ信号を入力とし、次の桁上げ信号を出力する構造とな
っており、回路規模が小さくできるという利点がある
が、その反面処理時間がかかるという欠点がある。そこ
で、変形例として、各加算ユニットの桁上げ回路に桁上
げ先見回路を用いる。図7は、桁上げ先見回路402を
用いた加算器の内部構造を示した図である。
【0025】この桁上げ先見回路は、数2に示すP
(i),G(i)及びS(o)を入力とする。
【0026】
【数2】
【0027】G(i)=X(i)・Y(i) そして、4ビットの桁上げ信号S(1)〜S(4)を同
時に生成する構造となっている。この方式は、処理時間
が短いという利点がある反面、回路規模が大きくなると
いう欠点もある。求められている速度を考慮して採用す
ればよい。
【0028】[変形例2]本発明の加算器選択回路は同
一構造のスイッチ回路によって構成されるので、1つの
加算ユニットを1個のICチップ上に構成し、複数のI
Cチップを基板上に直列に接続することにより、一枚の
基板上で本方式の加算装置を構成することができる。図
8は、4ビット長加算ユニット80を4個用いて構成さ
れた16ビット加算装置を1枚の基板82上で実現した
例である。
【0029】[変形例3]M=512ビットの多倍長加
算装置を本方式で実現することもできる。本方式は、加
算ユニットの語長nを小さくすれば加算器1,加算器2
に要する時間が短くなるが、加算ユニット数(m=M/
n)が増加し、加算器選択回路の処理回数が増加する。
これにより加算器選択回路に要する時間が長くなり、加
算装置の性能が低下する場合がある。しかし、次式によ
り、Mビットの加算装置における加算ユニットの語長n
及び加算ユニット数mの最適数をみつけることができ
る。 処理時間T=(M/n)+n なお、上記式は、以下のようにして得られる。本発明の
加算装置の処理時間Tは、加算ユニットを構成している
加算器(加算器1,2を指す)の処理時間T1と加算器
選択回路の処理時間T2の合計で表せる。まず、桁上げ
回路(401)の処理時間=1個の加算器選択回路(1
06)の処理時間が成立する。ここで、加算器選択回路
の処理時間T2=1と考えると、nビット加算器の処理
時間T1は約n(桁上げの伝搬回数分)となる。また、
加算器選択回路がm段直列に並んだ場合、処理時間T2
はmとなる。以上より、本加算装置の処理時間は次のよ
うに表せる。 M=512ビットの加算装置をn=32ビットの加算ユ
ニット(加算器1,2を指す)で構成した場合、加算器
の処理時間T1=n=32 加算器選択回路の処理時間T2=M/n=m=512/
32=16 よって、本加算装置の処理時間T=T1+T2=32+1
6=48 同様に、Mビット加算装置をnビット加算ユニットで構
成した時の処理時間Tは、 nビット加算器の処理時間T1=n 加算器選択回路の個数(処理時間)T2=M/nとなる
ので、 加算装置の処理時間T=(M/n)+n この関係をグラフで示したのが図9である。Mが512
ビットの場合、n=22.6のときTの最小値になる。
実際に加算装置を構成する場合、512の約数をとるた
めn=16、32となる。すなわち、加算装置をn=1
6または32ビットの加算ユニットで構成したとき処理
時間Tが最小になり、効率の良い加算装置を実現でき
る。
【0030】ここで、本発明と比較するために、従来の
桁上げ選択型加算器を4ビット長加算ユニット(×4)で
構成された16ビット加算器を例にとりその内容を図1
3、図14で詳細に説明する。
【0031】図13は、桁上げ選択型加算器の構成を示
している。本桁上げ選択型加算器は、与えられた2つの
16ビット長数値a(701),b(702)に対し
て、4ビット単位で計算を行う加算器1 (703−1
〜4),加算器2 (704−1〜4),加算器1,2
から出力された2つの加算結果に対して一方を出力する
セレクタ705、セレクタを制御する加算器選択回路
(706−1〜4)からなり、入力データa,bの加算
結果c(707)を得る。
【0032】図14は、処理動作を示した図である。以
下、動作手順を説明する。 (1)16ビットデータa,bを4ビットデータa(0
〜3),a(4〜7),a(8〜11),a(12〜15);b
(0〜3),b(4〜7),b(8〜11),b(12〜15)
に分割する。
【0033】(2)4ビットデータa(0〜3),b(0
〜3)を加算器1 (703−1),加算器2 (704−
1)に入力する。以下、a(4〜7),b(4〜7);a(8
〜11),b(8〜11);a(12〜15),b(12〜1
5)についても同様に加算器1(703−2〜4),加算
器2 (704−2〜4)に入力する。
【0034】(3)各加算ユニットより、2組の4ビッ
ト加算結果Zを得る。ここで、各加算ユニットは並列に
加算処理が行われたことに注意する。
【0035】(4)上段の加算器1,2からの桁上げ信
号S11,S12,S21,…より、4つの加算器選択回路を
並列に作動させ、4ビット加算結果のうち一方を出力す
る。
【0036】詳しくは、次の等式を満たすように加算器
選択回路を構成する。 =S =S・S12+S11 =S・S12・S22+S11・S22+S21 =S・S12・S22・S32+S11・S22・S32+S21・S32
31 (+:ビット毎の論理和 ・:ビット毎の論理積) ここで、本従来例ではS=0の時、c=a+bを計算
し、S=1の時、c=a+b+1を計算する構造となっ
ていることに注意する。 (5)各加算ユニットより4ビット長加算結果を同時に
得、入力a,bに対する加算結果cを得る。
【0037】次に、図10に、本発明の加算装置と図1
3、図14で説明した従来技術との性能の比較を示す。
まず、図10の(A)は、Mビット長の加算装置におけ
る処理時間Tの比較を示す。図13、図14に示す従来
技術の方式では、ビット長Mの小さいときは構成が簡単
なため高速処理が可能である。しかし、ビット長が大き
くなるにつれて本発明による方式の処理時間に近づき、
512ビットではほとんど同じになる。
【0038】次に図10の(B)はMビット長の加算装
置を構成するのに必要なハードウェアの量を比較したも
のである。元々入力数が多いため、従来技術方式のほう
がハードウェア量は多いが、入力数の増加につれて、ハ
ードウェア量が指数関数的に増え、512ビット加算器
を作るのは不可能に近い。これに対して本発明の方式で
は、常に一定の割合でハードウェア量が増えるため、5
12ビット長の加算器を作るのも十分可能である。この
ように、処理時間とハードウェア量の両観点から考えた
とき、本発明の方式は多倍長演算用の加算装置に適して
いることから明らかである。例えば256ビット長の加
算器でも十分な効果が得られる。
【0039】〔応用例〕すでに述べたように、本発明の
加算装置は多倍長演算に有効である。一例として、51
2ビットの数値を使用する暗号アルゴリズムRSA暗号
の演算に使用することができる。ここで、RSA暗号と
は、数3をアルゴリズムとする暗号方式であり、通常、
M,n,eとして512ビットの数値を使用する。
【0040】
【数3】
【0041】数3の演算方法を図11に示す。図11の
ステップ2の剰余乗算アルゴリズム、すなわちM1・M2
modnの計算方法は図12に示すとおりである。図
12のステップ2のX+R、R−N及びR+Nの計算、
ステップ3のR+Nの計算に、本発明の加算装置を使用
し、512ビット加算を実行することにより、高速処理
を図ることができる。
【0042】以上述べたように、本発明の各実施例によ
り、次のような効果を得ることができる。
【0043】(1)前段の加算器1,2からの桁上げ信
号と前段の加算器選択回路の出力のみを入力とし、前段
の加算器選択回路が選択した加算器(1または、2)から
の桁上げ信号を出力するスイッチ回路を構成することに
より、加算ユニットの数に関係なく同一の加算器選択回
路が構成できる。これにより、加算ユニットの追加が容
易である。
【0044】(2)加算器選択回路は、AOR回路1個
と極性反転回路1個で実現できる。これにより、従来の
加算器選択回路に比べて回路規模の削減が図れる。
【0045】(3)加算器選択回路は、前段の加算器選
択回路の出力をもとに出力値を決定する為、前段の加算
器選択回路の出力値が決定するまでの遅れが生じる。し
かし、本加算器選択回路はAOR回路で実現できるた
め、AND回路及びOR回路に比べて約1.3倍の高速
化が図れる(作用で述べた論理段数2:1.5より試
算)。これにより、従来の加算器選択回路に比べて同等
の速度が得られる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、回路構成が簡単で、か
つ処理速度の速い桁上げ選択型加算器を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる加算装置の構成を示し
た図である。
【図2】図1における加算器1,2の概略図である。
【図3】図2における加算器1,2の詳細図である。
【図4】図3における桁上げ回路の詳細図である。
【図5】図1における加算器選択回路の詳細図である。
【図6】図1の加算装置の処理動作を示した図である。
【図7】図3で示した桁上げ回路の変形例を示す図であ
る。
【図8】本発明の一実施例になる桁上げ選択型加算器を
基板上で構成した図である。
【図9】本発明の加算装置におけるビット数と処理時間
の関係を示す図である。
【図10】本発明と従来技術の性能を比較した図であ
る。
【図11】本発明を応用したRSA暗号の演算手順を示
す図である。
【図12】図11の演算手順の過程の詳細を示す図であ
る。
【図13】桁上げ選択型加算器の従来例を示した図であ
る。
【図14】図13で示した従来方式の処理動作を示した
図である。
【符号の説明】
103…加算器1、104…加算器2、105…セレク
タ、106…加算器選択回路、302…1ビット加算
器、401…桁上げ回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの加算器と1つの加算器選択回路およ
    び1つのセレクタから構成されるnビットの加算を行う
    加算ユニットをm段直列に接続し、(n×m)ビットの加
    算結果を出力するようにした加算装置において、 各段の前記加算ユニットが、入力データを加算する第1
    の加算器と、入力データの加算結果より1大きい値を出
    力する第2の加算器と、 前段の前記第1の加算器からの第1の桁上げ信号、前段
    の前記第2の加算器からの第2の桁上げ信号および前段
    の加算器選択回路からの出力に応じて前記第1の桁上げ
    信号もしくは前記第2の桁上げ信号のいずれかを選択信
    号として出力する加算器選択回路と、 前記加算器選択回路からの選択信号に応じて、前記第1
    の加算器もしくは前記第2の加算器のいずれかの出力を
    前記加算ユニットの出力として選択するセレクタとを備
    え、 前記各加算ユニットが上段より漸次加算結果を出力する
    ようにしたことを特徴とする加算装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の加算装置において、前記各
    加算ユニットをICチップとして形成し、該ICチップ
    を基板上にm段直列に接続することにより、(n×m)ビ
    ットの加算結果を出力するように構成したことを特徴と
    する加算装置。
  3. 【請求項3】各段毎に1対の加算器1,2と1個の加算
    器選択回路及びセレクタを備えた加算ユニットを多段直
    列に接続した加算装置において、 前記加算器選択回路を、前段の加算器1,2からの桁上
    げ信号と前段の加算器選択回路の出力のみを入力とし、
    前段の加算器選択回路が選択した前記加算器1または2
    からの桁上げ信号を出力とするスイッチ回路として構成
    したことを特徴とする加算装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の加算装置において、前記ス
    イッチ回路を1対のAND回路とOR回路とを含むAO
    R回路により構成し、前記AND回路の1つに極性反転
    回路を介して前記加算器選択回路の出力を入力するよう
    にしたことを特徴とする加算装置。
  5. 【請求項5】各段毎に1対の加算器と1個の加算器選択
    回路及びセレクタを備えた加算ユニットを多段直列に接
    続した加算装置において、 前記各段の加算器選択回路への入力が前段の1対の加算
    器からの桁上げ信号と前段の加算器選択回路の出力信号
    の3つであり、該入力数が上位区分、下位区分にかかわ
    らず常に一定であることを特徴とする加算装置。
  6. 【請求項6】各段毎に1対の加算器と1個の加算器選択
    回路及びセレクタを備えnビットの加算を行う加算ユニ
    ットをm段直列に接続した加算装置において、 前記各段の加算器が桁上げ先見回路を備え、nビットの
    桁上げ信号を同時に生成するように構成されていること
    を特徴とする加算装置。
  7. 【請求項7】各段毎に1対の加算器と1個の加算器選択
    回路とセレクタとを備えた加算ユニットを多段直列に接
    続した加算装置を用いて、多倍長データを一括して加算
    する計算方法であって、 前記各加算ユニットにおいて、各区分の加算を下位区分
    からの桁上げありと仮定した加算器と桁上げなしと仮定
    した加算器を用いて各区分の加算を並列に実行し、 下位区分が選択した加算器の上位区分への桁上げ信号を
    出力する加算器選択回路により得られた前記2つの加算
    結果の一方を選択し、 下位区分より順次加算結果を得ることを特徴とした多倍
    長データの加算方法。
  8. 【請求項8】前段の桁上げ信号を0と仮定した加算結果
    X+Yを出力する加算器と、前段の桁上げ信号を1と仮
    定した加算結果X+Y+1を出力する加算器及び1個の
    加算器選択回路とを備えた加算ユニットを多段直列に接
    続した加算装置を用いた加算方法であって、 各段の加算ユニットにより並列にデータの加算処理を行
    なって、2組の加算結果を得るステップと、 前記加算器選択回路において、前段の加算器選択回路の
    出力信号と前段の1対の加算器からの桁上げ信号を入力
    とし、前段で選択された前記1対の加算器のいずれか一
    方からの桁上げ信号を出力することにより、前記2組の
    加算結果のうち一方を出力するステップを含む加算方
    法。
  9. 【請求項9】前記データが、512ビットの数値からな
    るRSA暗号であることを特徴とする請求項8記載の加
    算方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010122741A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Kumamoto Univ データ処理装置
JP2011180390A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Chugoku Electric Power Co Inc:The 整数を暗号化及び復号化する方法、装置及びシステム

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