JPH0616702A - 修飾ヒアルロン酸、その製造方法及びそれを用いた徐放化製剤 - Google Patents
修飾ヒアルロン酸、その製造方法及びそれを用いた徐放化製剤Info
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- JPH0616702A JPH0616702A JP5112227A JP11222793A JPH0616702A JP H0616702 A JPH0616702 A JP H0616702A JP 5112227 A JP5112227 A JP 5112227A JP 11222793 A JP11222793 A JP 11222793A JP H0616702 A JPH0616702 A JP H0616702A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 下記一般式化1の構造を有する修飾ヒアルロ
ン酸。 (R1,R2,R3,R4は水素またはエステル結合された
生体内に存在する低分子量水溶性有機酸残基を意味し、
R5は水素またはアルカリ金属原子を示す。) 【効果】 ヒアルロン酸の本来有する特性に大きな影響
を与えることなく、生体内における分解を遅らせること
ができる。
ン酸。 (R1,R2,R3,R4は水素またはエステル結合された
生体内に存在する低分子量水溶性有機酸残基を意味し、
R5は水素またはアルカリ金属原子を示す。) 【効果】 ヒアルロン酸の本来有する特性に大きな影響
を与えることなく、生体内における分解を遅らせること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は修飾ヒアルロン酸及びそ
の製造方法、それを用いた徐放化製剤、特にヒアルロン
酸のアルコール性水酸基に酸残基を結合させた修飾ヒア
ルロン酸及びその製造方法の改良に関する。
の製造方法、それを用いた徐放化製剤、特にヒアルロン
酸のアルコール性水酸基に酸残基を結合させた修飾ヒア
ルロン酸及びその製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】生体のさまざまな疾患に対し、種々の薬
剤が生体内投与されるが、これらの薬剤の中には長時間
にわたって生体内に滞留することが必要なものがあり、
一方で生体への副作用を低減するためには生体による分
解性が高いことも要求される。このような相反する二つ
の機能を有する製剤を得るため、近年、生体内投与され
た薬剤を徐々に放出させる徐放化技術が発展してきてい
る。徐放化技術として最も一般的なものは、特開平1−
156912号あるいは特開平1−287041号、特
開平2−213号、特開昭62−129226号等にみ
られるように、生体内で徐々に分解される高分子物質に
薬効成分を物理的ないし化学的に担持させるものであ
る。ところで、このような高分子物質としては、生体へ
の負荷を小さくするため、本来生体内に存在する物質を
用いることが好ましい。この例としてヒアルロン酸が極
めて好適である。ヒアルロン酸は生体由来の高分子物質
であり、しかも高い増粘性、粘張性、曳糸性等の特異的
な物性を有しており、しかも生体適合性が高いことから
より広い分野での応用が期待されている。
剤が生体内投与されるが、これらの薬剤の中には長時間
にわたって生体内に滞留することが必要なものがあり、
一方で生体への副作用を低減するためには生体による分
解性が高いことも要求される。このような相反する二つ
の機能を有する製剤を得るため、近年、生体内投与され
た薬剤を徐々に放出させる徐放化技術が発展してきてい
る。徐放化技術として最も一般的なものは、特開平1−
156912号あるいは特開平1−287041号、特
開平2−213号、特開昭62−129226号等にみ
られるように、生体内で徐々に分解される高分子物質に
薬効成分を物理的ないし化学的に担持させるものであ
る。ところで、このような高分子物質としては、生体へ
の負荷を小さくするため、本来生体内に存在する物質を
用いることが好ましい。この例としてヒアルロン酸が極
めて好適である。ヒアルロン酸は生体由来の高分子物質
であり、しかも高い増粘性、粘張性、曳糸性等の特異的
な物性を有しており、しかも生体適合性が高いことから
より広い分野での応用が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヒアル
ロン酸は生体に投与されても該生体に与える影響が極め
て少ないという利点が有するものの、反面生体内で極め
て短時間に分解してしまい、薬剤の徐放化剤として用い
るには未だ改善の余地が多く残されていた。本発明は前
記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的
はヒアルロン酸の本来有する生体適合性を害することな
く、その生体内における分解性を適度に調整し、優れた
徐放化剤として用いることができる修飾ヒアルロン酸及
びその製造方法を提供することにある。
ロン酸は生体に投与されても該生体に与える影響が極め
て少ないという利点が有するものの、反面生体内で極め
て短時間に分解してしまい、薬剤の徐放化剤として用い
るには未だ改善の余地が多く残されていた。本発明は前
記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的
はヒアルロン酸の本来有する生体適合性を害することな
く、その生体内における分解性を適度に調整し、優れた
徐放化剤として用いることができる修飾ヒアルロン酸及
びその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明者が鋭意検討した結果、ヒアルロン酸のアルコ
ール性水酸基に低分子量水溶性有機酸をエステル結合す
ることにより、ヒアルロン酸の生体に対する適合性を害
することなく薬剤徐放化剤を調整し得ることを見出し、
本発明を完成するにいった。即ち、本出願の請求項1記
載の修飾ヒアルロン酸は、次の化2を構造を有すること
を特徴とする。
に本発明者が鋭意検討した結果、ヒアルロン酸のアルコ
ール性水酸基に低分子量水溶性有機酸をエステル結合す
ることにより、ヒアルロン酸の生体に対する適合性を害
することなく薬剤徐放化剤を調整し得ることを見出し、
本発明を完成するにいった。即ち、本出願の請求項1記
載の修飾ヒアルロン酸は、次の化2を構造を有すること
を特徴とする。
【化2】 尚、上記化2中、R1,R2,R3,R4は水素またはエス
テル結合された生体内に存在する低分子量水溶性有機酸
残基を示し、R5は水素又はアルカリ金属原子を示す。
請求項2記載の修飾ヒアルロン酸は、前記低分子量水溶
性有機酸がピルビン酸及び/又は乳酸残基であることを
特徴とする。又、請求項3記載の修飾ヒアルロン酸の製
造方法は、粉末状ヒアルロン酸を遊離状態の低分子量水
溶性有機酸に懸濁し、触媒として無水トリフルオロ酢酸
を加え、反応させることを特徴とする。請求項4記載の
徐放化製剤は、前記修飾ヒアルロン酸に要徐放性薬剤を
含ませたことを特徴とする。以下、本発明の構成を更に
詳細に説明する。
テル結合された生体内に存在する低分子量水溶性有機酸
残基を示し、R5は水素又はアルカリ金属原子を示す。
請求項2記載の修飾ヒアルロン酸は、前記低分子量水溶
性有機酸がピルビン酸及び/又は乳酸残基であることを
特徴とする。又、請求項3記載の修飾ヒアルロン酸の製
造方法は、粉末状ヒアルロン酸を遊離状態の低分子量水
溶性有機酸に懸濁し、触媒として無水トリフルオロ酢酸
を加え、反応させることを特徴とする。請求項4記載の
徐放化製剤は、前記修飾ヒアルロン酸に要徐放性薬剤を
含ませたことを特徴とする。以下、本発明の構成を更に
詳細に説明する。
【0005】本発明者らは、ヒアルロン酸の生体内分解
速度を遅らせるため、該ヒアルロン酸の修飾を試みた。
しかしながら、生体内投与を前提とする場合、分解を遅
らせるのみであり、非分解性であってはならず、しかも
修飾ヒアルロン酸自体及びその分解産物が生体に影響を
与えないことが必要である。そして、このような要求を
満すものとして、生体内に存在する水溶性有機酸残基が
エステル統合された修飾ヒアルロン酸を開発したのであ
る。本発明において、ヒアルロン酸とは、ヒアルロン酸
及びヒアルロン酸塩を意味し、各種分子量のものを用い
ることができる。
速度を遅らせるため、該ヒアルロン酸の修飾を試みた。
しかしながら、生体内投与を前提とする場合、分解を遅
らせるのみであり、非分解性であってはならず、しかも
修飾ヒアルロン酸自体及びその分解産物が生体に影響を
与えないことが必要である。そして、このような要求を
満すものとして、生体内に存在する水溶性有機酸残基が
エステル統合された修飾ヒアルロン酸を開発したのであ
る。本発明において、ヒアルロン酸とは、ヒアルロン酸
及びヒアルロン酸塩を意味し、各種分子量のものを用い
ることができる。
【0006】又、本発明にかかる修飾ヒアルロン酸の製
造方法において、ヒアルロニダーゼ等の酵素処理によ
り、オリゴヒアルロン酸から分子量10,000kd以
上におよぶ広範囲の修飾ヒアルロン酸を得ることがで
き、又エステル化反応時間を変えることにより修飾化率
を大幅に変更することができる。本発明において、修飾
を行うための遊離酸としては、生体内に存在する各種の
有機酸を用いることができるが、特にピルビン酸、乳酸
等が好適である。また、本発明において、無水トリフル
オロ酢酸は触媒として機能し、ヒアルロン酸と遊離酸の
反応は、例えば室温にて数時間行なえば済み、温和な条
件でヒアルロン酸自体の構造に変化を与えることなく、
修飾ヒアルロン酸を製造することができる。
造方法において、ヒアルロニダーゼ等の酵素処理によ
り、オリゴヒアルロン酸から分子量10,000kd以
上におよぶ広範囲の修飾ヒアルロン酸を得ることがで
き、又エステル化反応時間を変えることにより修飾化率
を大幅に変更することができる。本発明において、修飾
を行うための遊離酸としては、生体内に存在する各種の
有機酸を用いることができるが、特にピルビン酸、乳酸
等が好適である。また、本発明において、無水トリフル
オロ酢酸は触媒として機能し、ヒアルロン酸と遊離酸の
反応は、例えば室温にて数時間行なえば済み、温和な条
件でヒアルロン酸自体の構造に変化を与えることなく、
修飾ヒアルロン酸を製造することができる。
【0007】また、発明において徐放化製剤は、前記修
飾ヒアルロン酸に要徐放性薬剤を化学的ないし物理的に
担持させたものであり、該担持手段としては各種公知の
技術を用いることができ、例えば粉末状修飾ヒアルロン
酸に要徐放性薬剤を分散させ、加圧成形して錠剤状にし
たものを皮下または筋肉内に埋め込み投与することが可
能である。前記要徐放性薬剤としては例えば抗生物質、
抗炎症剤、抗菌剤、抗ウイルス剤、抗感染剤、抗腫瘍
剤、細胞増殖抑制剤、創傷治癒剤、麻酔剤、循環器官用
薬剤、消化器官用薬剤、ホルモン剤、ビタミン剤等が挙
げられる。
飾ヒアルロン酸に要徐放性薬剤を化学的ないし物理的に
担持させたものであり、該担持手段としては各種公知の
技術を用いることができ、例えば粉末状修飾ヒアルロン
酸に要徐放性薬剤を分散させ、加圧成形して錠剤状にし
たものを皮下または筋肉内に埋め込み投与することが可
能である。前記要徐放性薬剤としては例えば抗生物質、
抗炎症剤、抗菌剤、抗ウイルス剤、抗感染剤、抗腫瘍
剤、細胞増殖抑制剤、創傷治癒剤、麻酔剤、循環器官用
薬剤、消化器官用薬剤、ホルモン剤、ビタミン剤等が挙
げられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。
尚、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。実施例1 乳酸化ヒアルロン酸 500mlのガラス製ビーカーに200mlの無水トリフル
オロ酢酸を入れ、2gのバイオヒアルロン酸(分子量1
400kd、資生堂(株)製)の微細粉末を攪拌しながら
少しずつ加える。続いて100mlの特級乳酸を氷冷しな
がらゆっくり加え、室温で一晩攪拌しながら反応させ
る。反応液は粘張で無色透明な液体となる。これに、予
め氷冷しておいた300mlの精製水を徐々に加えたの
ち、セルロース透析膜に移し替え、3日間流水透析を行
った。透析内液をシャーレに移し、凍結乾燥して乳酸化
ヒアルロン酸の白色粉末を得た。本実施例品の赤外吸収
スペクトルを図1に示す。1738cm-1にカルボニル基
の伸縮振動に基づく吸収が現われる。実施例2 ピルビン酸化ヒアルロン酸 乳酸の代わりに特級ピルビン酸を用いる以外は実施例1
と同じ操作を行って、ピルビン酸化ヒアルロン酸を得
た。本実施例品の赤外吸収スペクトルを図2に示した
が、1738cm-1にカルボニル基の伸縮振動に基づく吸
収が現われる。実施例3 30gの無水トリフルオロ酢酸の入った100ml容三
角フラスコを2コ用意し、一方に乳酸を、他方にピルビ
ン酸を30gずつ氷冷下で加え、次いで、各々1.2g
のヒアルロン酸(分子量約150万)を分散して、室温
で反応させた。反応時間が5時間目と100時間目に両
フラスコから少量サンプリングし、2日間流氷透析した
のち凍結乾燥して、修飾度の異なるピルビン酸化ヒアル
ロン酸二種と乳酸化ヒアルロン酸二種を調製した。な
お、これらはpH6のリン酸緩衡液20mlに各々0.
5%となるように溶解し、50℃に保ったまま、ヒアル
ロニダーゼ(天野製薬剤)20ユニットを加え、毛細管
粘度計で還元粘度の変化を追跡した。結果を表1に示
す。
尚、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。実施例1 乳酸化ヒアルロン酸 500mlのガラス製ビーカーに200mlの無水トリフル
オロ酢酸を入れ、2gのバイオヒアルロン酸(分子量1
400kd、資生堂(株)製)の微細粉末を攪拌しながら
少しずつ加える。続いて100mlの特級乳酸を氷冷しな
がらゆっくり加え、室温で一晩攪拌しながら反応させ
る。反応液は粘張で無色透明な液体となる。これに、予
め氷冷しておいた300mlの精製水を徐々に加えたの
ち、セルロース透析膜に移し替え、3日間流水透析を行
った。透析内液をシャーレに移し、凍結乾燥して乳酸化
ヒアルロン酸の白色粉末を得た。本実施例品の赤外吸収
スペクトルを図1に示す。1738cm-1にカルボニル基
の伸縮振動に基づく吸収が現われる。実施例2 ピルビン酸化ヒアルロン酸 乳酸の代わりに特級ピルビン酸を用いる以外は実施例1
と同じ操作を行って、ピルビン酸化ヒアルロン酸を得
た。本実施例品の赤外吸収スペクトルを図2に示した
が、1738cm-1にカルボニル基の伸縮振動に基づく吸
収が現われる。実施例3 30gの無水トリフルオロ酢酸の入った100ml容三
角フラスコを2コ用意し、一方に乳酸を、他方にピルビ
ン酸を30gずつ氷冷下で加え、次いで、各々1.2g
のヒアルロン酸(分子量約150万)を分散して、室温
で反応させた。反応時間が5時間目と100時間目に両
フラスコから少量サンプリングし、2日間流氷透析した
のち凍結乾燥して、修飾度の異なるピルビン酸化ヒアル
ロン酸二種と乳酸化ヒアルロン酸二種を調製した。な
お、これらはpH6のリン酸緩衡液20mlに各々0.
5%となるように溶解し、50℃に保ったまま、ヒアル
ロニダーゼ(天野製薬剤)20ユニットを加え、毛細管
粘度計で還元粘度の変化を追跡した。結果を表1に示
す。
【0009】ピルビン酸化および乳酸化することでヒア
ルロン酸はヒアルロニダーゼ分解を受けにくくなると共
に、修飾度の高いほど酵素分解耐性が上がることが分か
る。この結果は、生体内に埋め込まれたヒアルロン酸の
分解速度を制御できることを示している。
ルロン酸はヒアルロニダーゼ分解を受けにくくなると共
に、修飾度の高いほど酵素分解耐性が上がることが分か
る。この結果は、生体内に埋め込まれたヒアルロン酸の
分解速度を制御できることを示している。
【表1】 還元粘度の経時変化 ──────────────────────────────────── 酵素反応時間(分) 0 10 20 40 80 ──────────────────────────────────── HA(対照) 14.6dl/g 6.3 2.4 1.0 0.7 ──────────────────────────────────── ピルビン酸化HA 7.3 5.1 4.4 3.5 2.5 (反応5時間) ──────────────────────────────────── ピルビン酸化HA 4.9 4.5 4.1 3.8 3.5 (反応100時間) ──────────────────────────────────── 乳酸化HA 8.3 6.0 4.7 3.9 2.7( 反応5時間) ──────────────────────────────────── 乳酸化HA 5.8 5.5 5.3 5.2 5.0 (反応100時間) ──────────────────────────────────── 上記表1より明らかなように、反応時間が長いほど当初
粘度が低く分子量が低下していることが示唆されるが、
反面、修飾率が高い(反応時間が長い)ほど粘度の経時
変化が少なく、分解速度が低下していることが理解され
る。従って、本発明によれば、修飾率を変化させること
により、徐放性を大幅に変化・調整することができる。
粘度が低く分子量が低下していることが示唆されるが、
反面、修飾率が高い(反応時間が長い)ほど粘度の経時
変化が少なく、分解速度が低下していることが理解され
る。従って、本発明によれば、修飾率を変化させること
により、徐放性を大幅に変化・調整することができる。
【0010】尚、次の表2に各修飾ヒアルロン酸の各種
溶媒に対する溶解性試験の結果を示す。
溶媒に対する溶解性試験の結果を示す。
【表2】 ──────────────────────────────────── ピルビン酸化HA 乳酸化HA 未修飾HA ──────────────────────────────────── DMF × × × DMSO × × × CH2Cl2 × × × CCl4 × × × Lp−E × × × D.W. ○ ○ ○ 0.2Mリン酸1Na ○ ○ ○ 0.2Mリン酸2Na △ △ ○ 30%EtOH △ ○ ○ 80%EtOH × × × EtOH × × × CIO × × × n−Hexane × × × 80%Acetone × × × アイソパーH × × × ──────────────────────────────────── 上記表2より、本発明にかかる修飾ヒアルロン酸は、未
修飾ヒアルロン酸に準じる特性を有していることが示唆
される。しかも、高粘性等の特性は維持しており、生体
内に投与されても直ちに分散してしまうことはない。
修飾ヒアルロン酸に準じる特性を有していることが示唆
される。しかも、高粘性等の特性は維持しており、生体
内に投与されても直ちに分散してしまうことはない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる修飾
ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸の本来有する特徴に大き
な影響を与えることなく、生体内における分解を遅らせ
ることができる。
ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸の本来有する特徴に大き
な影響を与えることなく、生体内における分解を遅らせ
ることができる。
【図1】実施例1にかかる乳酸化ヒアルロン酸の赤外吸
収スペクトル図である。
収スペクトル図である。
【図2】実施例2にかかるピルビン酸化ヒアルロン酸の
赤外吸収スペクトル図である。
赤外吸収スペクトル図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋間 和雄 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内
Claims (4)
- 【請求項1】 下記一般式化1の構造を有する修飾ヒア
ルロン酸。 【化1】 なお、上記化1において、R1,R2,R3,R4は水素ま
たはエステル結合された生体内に存在する低分子量水溶
性有機酸残基を示し、R5は水素またはアルカリ金属原
子を示す。 - 【請求項2】 請求項1記載の修飾ヒアルロン酸におい
て、低分子量水溶性有機酸残基はピルビン酸及び/又は
乳酸残基であることを特徴とする修飾ヒアルロン酸。 - 【請求項3】 粉末状ヒアルロン酸を遊離状態の低分子
量水溶性有機酸に懸濁し、触媒として無水トリフルオロ
酢酸を加え、反応させることを特徴とする修飾ヒアルロ
ン酸の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の修飾ヒアルロン酸
に、要徐放性薬剤を含ませたことを特徴とする徐放化製
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112227A JPH0616702A (ja) | 1992-04-21 | 1993-04-15 | 修飾ヒアルロン酸、その製造方法及びそれを用いた徐放化製剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-128199 | 1992-04-21 | ||
| JP12819992 | 1992-04-21 | ||
| JP5112227A JPH0616702A (ja) | 1992-04-21 | 1993-04-15 | 修飾ヒアルロン酸、その製造方法及びそれを用いた徐放化製剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616702A true JPH0616702A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=26451450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5112227A Withdrawn JPH0616702A (ja) | 1992-04-21 | 1993-04-15 | 修飾ヒアルロン酸、その製造方法及びそれを用いた徐放化製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616702A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07309902A (ja) * | 1994-05-16 | 1995-11-28 | Seikagaku Kogyo Co Ltd | アシル化ヒアルロン酸の製造法 |
| WO1996035721A1 (en) * | 1995-05-10 | 1996-11-14 | Fidia Advanced Biopolymers S.R.L. | A dicarboxylic acid hemiester or hemiamide with a pharmacologically active compound and with hyaluronic acid or with a hyaluronic acid ester, a process for its preparation and a controlled release medicament containing this derivative |
| JP2005239687A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Nobuhiko Yui | 嚢胞内投与薬 |
| JP2006312725A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-11-16 | Shiseido Co Ltd | ヒドロキシアルキル化ヒアルロン酸 |
| JP2015522366A (ja) * | 2012-07-18 | 2015-08-06 | アラーガン・アンデュストリー・ソシエテ・パール・アクシオン・サンプリフィエAllergan Industrie Sas | ピルビン酸塩を含有するヒアルロン酸製剤 |
| US10537128B2 (en) | 2010-10-05 | 2020-01-21 | Ajinomoto Co., Inc. | Yeast, yeast extract containing gamma-Glu-Abu, and a method for producing the same |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP5112227A patent/JPH0616702A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07309902A (ja) * | 1994-05-16 | 1995-11-28 | Seikagaku Kogyo Co Ltd | アシル化ヒアルロン酸の製造法 |
| WO1996035721A1 (en) * | 1995-05-10 | 1996-11-14 | Fidia Advanced Biopolymers S.R.L. | A dicarboxylic acid hemiester or hemiamide with a pharmacologically active compound and with hyaluronic acid or with a hyaluronic acid ester, a process for its preparation and a controlled release medicament containing this derivative |
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