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JPH06156827A - 長尺体巻取方法及びその装置 - Google Patents

長尺体巻取方法及びその装置

Info

Publication number
JPH06156827A
JPH06156827A JP32867692A JP32867692A JPH06156827A JP H06156827 A JPH06156827 A JP H06156827A JP 32867692 A JP32867692 A JP 32867692A JP 32867692 A JP32867692 A JP 32867692A JP H06156827 A JPH06156827 A JP H06156827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
magnetic tape
touch roll
winding shaft
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32867692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasufumi Saotome
康文 五月女
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP32867692A priority Critical patent/JPH06156827A/ja
Publication of JPH06156827A publication Critical patent/JPH06156827A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 巻上開始点より巻取軸3の中心部に対応する
位置に導入された磁気テープ1Bは、巻取軸3に既に巻
回された磁気テープの最外周面を巻回し、巻上開始点の
すぐ下流側に配置されたタッチロール6により押圧され
る。タッチロール6の中心軸線が、巻取軸中心線4に対
して 0.5〜5°の傾斜角度で傾斜するので、磁気テープ
1Bは、傾斜するタッチロール押圧面6aに沿って一定
角度位置移動し、巻取軸3の片側面のフランジ5側に寄
せられ、位置規制され、磁気テープ巻回体1Cとなる。 【効果】 タッチロール6による位置規制が正確であ
り、タッチロール6の押圧力が圧力制御手段により適切
であるため、磁気テープは整然と巻回され、巻取軸フラ
ンジ部に傷が付かない。タッチロールにより、磁気テー
プ間のエアフィルムが除去され、磁気テープの進入速度
が速く、大径であっても、巻き乱れが起こらず整然と巻
回される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺体巻取方法及びそ
の装置に関し、例えば放送局用の1インチVTRテープ
等に好適な長尺体巻取方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープの製造工程において、非磁性
ベースフィルム上に磁性層が形成された幅広の磁気テー
プ素材は、一般に所定の表面処理が施された後、スリッ
ティング工程で一定の幅の磁気テープに裁断され、引続
き一定の搬送速度で搬送され、巻取軸(一般に巻取ハブ
または巻取コアと呼ばれる)に巻き取られる。
【0003】生産性の観点から、巻取軸の磁気テープは
出来るだけ長いことが望まれ、これが長くなる程、巻取
軸のスクロール径が大きくなる。同様の観点から、磁気
テープの裁断工程からの搬送速度も、出来るだけ速いこ
とが望まれる。
【0004】しかし、搬送速度が上がるに従い、搬送さ
れてくる磁気テープ部分と既に巻回されている磁気テー
プ部分との間に空気が侵入し、エアフィルム(空気の薄
膜)が形成されるため巻乱れが生じることが多い。
【0005】ところで、フランジのない巻取軸に巻き取
られた磁気テープ(パンケーキと呼ばれる)は、極めて
長いものであって、次の工程で、リーダテープを介して
所定のハブに巻回されると共に所定の長さに切断され、
更にこの切断端部に他のリーダテープが接続される。
【0006】パンケーキ中の磁気テープは、次の工程で
別のハブに巻き取る際、側端が平面になるように行儀よ
く、即ち巻き乱れがない状態で巻取ハブに巻回されてい
なければならない。
【0007】パンケーキに磁気テープの巻乱れがある
と、パンケーキの保管中や搬送中に磁気テープの側縁部
にダメージを与えるおそれがある。
【0008】そこで、磁気テープを巻取軸に巻回してパ
ンケーキとする際、タッチロールと呼ばれるロールを使
用し、搬送されて来る磁気テープ部分を既に巻回された
磁気テープ部分に圧接するようにしている。このタッチ
ロールは、搬送されて来る磁気テープ部分と既に巻回さ
れている磁気テープ部分との間に空気が侵入しないよう
に、更に此処に形成されたエアフィルムを抜くようにす
るためのものである。
【0009】ところで、磁気テープの搬送速度が大きく
なるに従ってエアフィルムが抜け難くなるのでタッチロ
ールによる圧接圧力を大きくするようにしている。然
し、最近は磁気テープの表面を平滑にする傾向があり、
薄くかつ表面粗さを小さくして滑り易くなっている磁気
テープにあっては、エアフィルムが益々抜け難くなる。
そこで、タッチロールによる圧接圧力を更に大きくする
と、巻き皺が発生するようになる。
【0010】パンケーキの巻乱れを防止する磁気テープ
の巻取方法としては、例えば、特開昭62−31645 号公報
に、図9に示すようにフランジ付きタッチロール76、80
を用いることが提案されている。
【0011】しかし、この方法においては、巻回された
磁気テープ1Cのスクロール径が変化するに従って、タ
ッチロール76、80の押圧力が変化するのでエアフィルム
の抜け出し効果が十分ではなく、また、巻乱れ防止効果
も万全とは言えない。
【0012】また、空気の巻き込みや、巻き皺の発生を
防止する磁気テープの巻取方法としては、例えば、特開
平1−209252号公報に次のような方法が提案されてい
る。
【0013】即ち、図10に示すように、極薄フィルムを
巻き上げる方法において、フィルム1Bの巻上開始位置
Pより半周以上後方に、巻き上げられた磁気テープ1C
を押圧する押圧ロール86を配置することにより、空気の
巻き込みや、皺の発生を防止する方法が提案されてい
る。
【0014】しかし、この場合、押圧ロール86をフィル
ム巻上開始位置Pより半周以上も後方に配置するため、
フィルム巻上開始位置Pから押圧ロール86までの間に発
生する空気の巻き込みや、皺の発生を防止することがで
きない。
【0015】一方、フランジが付いた巻取軸(オープン
リールと呼ばれる)に巻き取られた磁気テープは、例え
ば、放送局用のVTRオメガテープ等として、極めて長
いテープが巻取軸に巻かれたまま、商品として出荷され
ている。
【0016】フランジが付いた巻取軸に巻き取られる磁
気テープにおいても、スリッティング工程で裁断される
裁断速度が上がり、搬送速度も上がるに従い、巻回され
ている磁気テープ間にエアフィルムが入ってしまい、巻
乱れが発生する。
【0017】エアフィルムの侵入を防止し、かつ磁気テ
ープ巻回体の側端が平面になるように巻き取る、即ち巻
乱れがない状態で巻取軸に巻き取るためには、巻き取る
磁気テープを位置規制しながら巻取軸に巻き取ることが
望まれる。
【0018】そこで、従来、フランジ付きタッチロール
を用いてタッチロールのフランジにより幅方向の位置を
規制しながら巻取軸に圧接することが行われている。
【0019】しかし、両側にフランジが付いた巻取軸を
用いて、磁気テープを巻き取る場合、フランジ付きタッ
チロール(一般にステンレス鋼製)では、巻取軸に挿入
できなかったり、挿入するのに狭すぎたりする。
【0020】たとえ挿入されたとしても、巻取時の巻取
軸のフレ等によって、タッチロールのフランジが巻取軸
フランジに接触して傷が付き易い。特に、巻取軸のフラ
ンジは、一般にアルミニウム製であって軟らかく、傷が
目立ち、外観を損ねて商品価値を著しく損ねる。また、
接触時に生じる摩耗粉末が磁気テープ巻回体内に混入
し、ドロップアウトの要因となることもある。
【0021】また、従来、タッチロールとしてゴムロー
ルを用いることが行われている。
【0022】しかし、この場合においても、ゴムロール
では磁気テープの方向が規制されないため、搬送速度が
上がるに従い、エアフィルムのため巻乱れが生じること
が多い。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたものであって、長尺体の搬送速度が高
速で、かつ長尺体のスクロール径が大きくなっても、巻
乱れを起こすことなく、長尺体をフランジの付いた巻取
軸に整然と巻き取ることができ、フランジに傷がつくな
どの外観の損傷を防止することができる長尺体巻取方法
及びその装置を提供することを目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、次のような構成としている。
【0025】本発明は、巻取位置規制用のフランジを有
する巻取軸に長尺体を巻き取るに際し、回転中心軸線が
前記巻取軸の回転中心軸線に対して傾斜する押圧手段で
前記長尺体を前記巻取軸に対して押圧し、この押圧によ
って前記長尺体を前記巻取軸の所定の前記フランジ側に
寄せて位置規制しながら巻き取る長尺体巻取方法に係
る。
【0026】更に、本発明は、巻取位置規制用のフラン
ジを具備する巻取軸と、この巻取軸に巻き取られる長尺
体を押圧する押圧手段とを有し、この押圧手段の回転中
心軸線が前記巻取軸の回転中心軸線に対して傾斜してい
る長尺体巻取装置に係る。
【0027】本発明において、更に次のように構成する
ことが望ましい。 (1).巻取軸の回転中心軸線と押圧手段の回転中心軸線と
がなす角度を5度以下とすること。 (2).長尺体の巻取軸への搬送速度の変化に対応して押圧
手段の押圧力を変化させる(搬送速度が大きい程押圧力
を大きくする)こと。 (3).押圧手段がロールからなり、このロールの外周面の
みによって長尺体の位置規制を行う(即ち、フランジを
設けないロールによって位置規制を行う)こと。 (4).押圧手段の少なくとも両側縁部が丸みを呈する形状
(例えば押圧面を中高に彎曲した形状)とすること。
【0028】また、本発明にあって、押圧手段を巻取軸
の周方向において複数設けると、長尺体位置規制及びエ
アフィルム発生を防止するのに更に有効である。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0030】先ず、図8により、磁気テープのスリッテ
ィング工程及びこれに続く巻取工程の概要について説明
する。
【0031】繰出ハブ61に巻回された磁気テープ素材1
Aは、一対の繰出ロール63A、63Bからなる搬送機構62
によって所定の速度で矢印方向に繰出され、互いに僅か
重なり合って接触し回転するスリッタ群65A、65Bから
なるスリッティング機構64によって所定の幅に裁断さ
れ、磁気テープ1Bの群となる。
【0032】磁気テープ1Bの群は、一対のガイドロー
ラ66、66によって隣同士の磁気テープが交互に搬送方向
に分けられ、夫々ニップロール67、68;67、68によって
搬送され、導入ロール2を経て、夫々フランジ5が付い
た巻取軸3、3に巻き取られて1C、1Cとなる。ニッ
プロール67、68;67、68により、ガイドローラ66、66と
搬送機構62との間で磁気テープ素材1A及び磁気テープ
1Bには所定の張力が付与され、スリッティングがスム
ーズに遂行される。
【0033】図1は、図8の巻取軸3の周辺の詳細を示
す正面図であり、図2は同左側面図である。
【0034】矢印のように搬送されてくる磁気テープ1
Bは、導入ガイドロール2を通過したのち、巻上開始点
Pより巻取軸3にロール状に巻き取られる。このとき、
磁気テープ1Bは導入ガイドロール2により、巻取軸3
の両側面フランジ5、5に接触しないよう、巻取軸3の
中央に対応する位置に導入される。
【0035】巻取軸の中央に対応する位置に導入された
磁気テープ1Bは、巻取軸3の既に巻回された磁気テー
プ1Cの最外周面に接触し、巻上開始点Pの下流側に配
置されたタッチロール6により押圧されて、位置規制さ
れる。1インチテープ(幅25.3mm)の場合、フランジ
5、5間の間隙は 25.95mmであり、磁気テープ1Bと各
フランジ5、5との間の間隙は夫々僅か 0.325mmであ
る。タッチロールにフランジ付きタッチロールが使用で
きない所以である。なお、フランジ5の直径D1は14イ
ンチである。
【0036】タッチロール6の押圧位置は、巻上開始点
Pのすぐ下流に配置することが好ましい。具体的には、
巻上開始点Pと、タッチロール6とが、巻取軸3の中心
点Oに対して鋭角(∠α)となる位置とする。
【0037】タッチロール6は、その中心軸線6bが巻
取軸3の中心軸線4に対して傾斜している。即ち、タッ
チロール6の押圧面6aが、巻取軸中心線4に対して一
定角度の傾斜角度を有している。この傾斜角度(θ)
は、 0.5°≦θ≧5°の範囲に設定されるのが好まし
く、特に好ましいのは、例えば、1インチテープの場
合、約2度前後の範囲内である。
【0038】タッチロール6の押圧面6aが、巻取軸中
心線4に対して一定角度傾斜しているので、巻取軸3の
中央に巻き付けられて導入されてきた磁気テープ1B
は、タッチロール押圧面6aに沿って一定角度位置移動
し、巻取軸3の片側面のフランジ5側に寄せられる。
【0039】かくして、磁気テープ1Cは、巻取軸3の
片側面のフランジ5側に位置規制され、整然と巻き取る
ことができる。
【0040】図3はタッチロールの正面図、図4はタッ
チロールアームの拡大部分平面図、図5は同拡大部分正
面図、図6は図5のVI−VI線断面図である。
【0041】タッチロール6は、タッチロールアーム7
の先端部にブラケット9を介して取り付けられている。
タッチロールアーム7の先端部には、貫通孔10と、貫通
孔10を中心とする同心円周上に対称に設けられた一対の
円弧状貫通孔11、11(スカットと呼ばれる)とが設けら
れている。ブラケット9の後端面中央には、タッチロー
ルアームの貫通孔10へ挿入する軸芯12が立設し、軸芯12
の両側にタッチアームの円弧状貫通孔11、11に挿入する
係止柱13、13が立設している。
【0042】タッチロールアーム7の貫通孔10と円弧状
貫通孔11、11とに、ブラケット9の軸芯12と係止柱13、
13を夫々挿入したとき、軸芯12は回転可能となる。所定
の回転位置で係止柱13、13をタッチロールアーム7にボ
ルト14、14で係止、固定することにより、タッチロール
6の中心軸線6bが、巻取軸中心軸線4に対して所定の
角度傾斜するようになる。
【0043】タッチロール6は弾性部材、例えば、ゴム
等からなることが好ましい。ゴム硬度は通常、20〜35°
の範囲内が好ましく、特に好ましいのは25°である。
【0044】タッチロール押圧面6aは、中高に彎曲し
て形成されており、これが傾斜角度θを所望の角度に設
定することを容易にしている。
【0045】巻取軸3の中央に対応する位置に導入され
てきた磁気テープ1Bは、タッチロール6による適切な
押圧により、タッチロール押圧面6aに沿って一定角度
位置移動し、巻取軸3の片側のフランジ5側に寄せられ
位置規制される。また、上記導入磁気テープ1Bは、巻
上開始点Pからすぐ下流でタッチロール6に押圧される
ことから、位置規制される磁気テープと既に巻回されて
いる磁気テープとの間のエアフィルムが実質的に起こら
ず、磁気テープは巻乱れを起こすことなく整然と巻取軸
に巻き取られる。
【0046】タッチロール6の寸法は、磁気テープの幅
によって異なるが、直径D2は20〜50mm、幅Wはテープ
幅の 0.5倍〜0.8 倍、押圧面6aの曲率半径Rは50〜20
0mmの範囲が良い。タッチロール6の幅Wが、磁気テー
プの幅に対して 0.5倍未満であると磁気テープに皺が発
生し易くなり、 0.8倍を越えると巻取軸のフランジに干
渉され易い。この例では、1インチテープに対し、D2
を30mm、Wを15mm、Rを100mm としている。
【0047】タッチロール6は、前述したようにフラン
ジを有しないロールからなり、このロールの外周面のみ
によって、磁気テープを巻取軸3の片側フランジ5側へ
押し付ける。なお、タッチロールの押圧面は、前記のよ
うに断面円弧状とするほか、両側縁部に丸みを付し、こ
の丸み部分に挟まれた領域は同一径としても良い。
【0048】図1において、一対のフランジ5、5のう
ちの一方のフランジには打抜きによって形成された窓5
aが3箇所に設けられている。これらの窓5a、5a、
5aは、前述のエアフィルムを形成しようとする空気を
フランジ外に逃がすのを容易ならしめている。
【0049】タッチロール6の磁気テープへの押付力G
2は、搬送速度(ラインスピード:L)と、タッチロー
ルの圧力G1(図7参照)と、タッチロールの傾斜角度
(θ)と、磁気テープとタッチロールとの摩擦抵抗とに
より決定される。
【0050】図7はタッチロールの圧力制御機構を示し
た概略正面図である。
【0051】タッチロール6は、タッチロールアーム7
を経て揺動可能に取付けられたレバー8に固定されてお
り、エアーシリンダー15、電磁弁18、レギュレーター19
及びエアー源20に連設されている。
【0052】タッチロール圧力(G1)、即ちタッチロ
ール6の磁気テープへの押圧はエアーシリンダー15によ
って行われる。レバー8は、エアーシリンダー15のピス
トンロッド15aに固定され、エアーシリンダーの駆動に
よって往復動するようになっている。エアー源20からエ
アーシリンダー15への空気供給量は、レギュレーター19
により制御されるようになっており、電磁弁18がオン・
オフ(セット・リセット)して、エアーシリンダー15の
駆動を制御するようになっている。
【0053】タッチロール圧力(G1)の調節は、図2
に示す搬送速度(L)に合わせて行われる。タッチロー
ル圧力は、搬送速度やテープ種等によって異なるため一
概には限定できないが、通常、50g〜200 gの範囲内と
し、この例では 120gとしている。
【0054】タッチロール圧力(G1)を、巻き取る磁
気テープの1巻ずつに対応させて、エアーシリンダーの
駆動により変化させることが可能なため、傾斜角度θを
一定にした儘で容易に条件を変更させることが可能であ
る。タッチロール圧力の変化は、テープの品種によって
摩擦係数が異なる場合などに有効である。
【0055】本例によれば、以上のようにして、巻乱れ
やエアフィルムを発生させることなく、フランジ付きの
巻取軸に磁気テープを高速でかつ大径迄巻き取ることが
できる。
【0056】上記の実施例にタッチロールを追加し、複
数のタッチロールで磁気テープの位置規制を行わせるこ
ともできる。
【0057】例えば、2個のタッチロールを備える場
合、図1に仮想線で示すように、第2タッチロール16を
例えば第1タッチロール6の対称位置に設ける。
【0058】第2タッチロール16も適度な傾斜角を有す
ることにより、さらなるスピードアップが可能になる。
第2タッチロールは、第1タッチロールと、傾斜角度
(θ)及び圧力(G1)が同一であってもよく、また、
異なっていてもよい。
【0059】2個のタッチロールを使用した場合、第1
タッチロールの傾斜角度が1〜5°、圧力50〜200g、第
2タッチロールの傾斜角度が1°未満、圧力50〜200gの
範囲内にあることが好ましい。第2タッチロール16の位
置は、巻上位置Pから鈍角の位置になるが、第1タッチ
ロール6によって既に略位置規制されているので、エア
フィルム発生のおそれはない。
【0060】以上説明した巻取方法及び装置は、フラン
ジが付いている巻取軸にテープを巻き取る場合において
有用である。特に、そのフランジが、例えばアルミニウ
ム製で、著しく傷が付きやすい場合等に有効である。本
方法によれば、巻き形状がよいため、操業速度を速く、
大径でもきれいに巻き取ることができ、そしてフランジ
が傷つくことを防止して、外観の損傷を防止することが
できる。また、摩耗粉末の発生を防止することによりド
ロップアウトの要因を除去することができる。
【0061】以上の実施例では、巻取装置を所定幅に裁
断された磁気テープを巻き取るために使用したが、本発
明に基づく巻取方法及び装置は、例えば、インクリボ
ン、印刷物、フィルム、製紙、粘着テープ等、あらゆる
長尺の巻取り物を整然と巻き取る際に同様に適用するこ
とが可能である。
【0062】
【発明の作用効果】本発明は、巻取軸に巻き取られる長
尺体を、回転中心軸線が巻取軸の回転中心軸線に対して
傾斜する押圧手段で押圧し、この押圧によって巻取軸の
所定のフランジ側に寄せて位置規制しながら巻き取るの
で、巻取軸への長尺体の搬送速度を大きくしても、巻乱
れやエアフィルムが発生することなく長尺体は整然と巻
取軸に巻き取られる。
【0063】その結果、長尺体巻回体の商品価値が高
く、かつ、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による磁気テープ巻取装置の要部正面図
である。
【図2】同、磁気テープ巻取装置の左側面図である。
【図3】同、タッチロールの正面図である。
【図4】同、タッチロールアームの拡大部分平面図であ
る。
【図5】同、タッチロールアームの拡大部分正面図であ
る。
【図6】同、図5のVI−VI線断面図である。
【図7】同、タッチロールの圧力制御機構を示す概略正
面図である。
【図8】磁気テープのスリッティング工程及びこれに続
く巻取工程の概要を示す概略正面図である。
【図9】従来例による磁気テープ巻取装置の要部正面図
である。
【図10】他の従来例による磁気テープ巻取装置の要部正
面図である。
【符号の説明】
1A 磁気テープ素材 1B 磁気テープ 1C 巻取軸に巻き付けられた磁気テープ 2 導入ガイドロール 3 巻取軸 4 巻取軸中心線 5 巻取軸フランジ 6、16 タッチロール 6a タッチロール押圧面 6b タッチロール中心軸線 7、17 タッチロールアーム 8 レバー 9 ブラケット 10 貫通孔 11 円弧状貫通孔 12 タッチロール軸 13 タッチロールアーム軸芯 14 ボルト 15 エアーシリンダー 15a ピストンロッド 18 電磁弁 19 レギュレーター 20 エアー源 θ 傾斜角度

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取位置規制用のフランジを有する巻取
    軸に長尺体を巻き取るに際し、回転中心軸線が前記巻取
    軸の回転中心軸線に対して傾斜する押圧手段で前記長尺
    体を前記巻取軸に対して押圧し、この押圧によって前記
    長尺体を前記巻取軸の所定の前記フランジ側に寄せて位
    置規制しながら巻き取る長尺体巻取方法。
  2. 【請求項2】 巻取位置規制用のフランジを具備する巻
    取軸と、この巻取軸に巻き取られる長尺体を押圧する押
    圧手段とを有し、この押圧手段の回転中心軸線が前記巻
    取軸の回転中心軸線に対して傾斜している長尺体巻取装
    置。
  3. 【請求項3】 巻取軸の回転中心軸線と押圧手段の回転
    中心軸線とがなす傾斜角度が5度以下である、請求項1
    又は2に記載された方法又は装置。
  4. 【請求項4】 長尺体の巻取軸への搬送速度の変化に対
    応して押圧手段の押圧力を変化させる、請求項1〜3の
    いずれかに記載された方法又は装置。
  5. 【請求項5】 押圧手段がロールからなり、このロール
    の外周面のみによって長尺体の位置規制を行う、請求項
    1〜4のいずれかに記載された方法又は装置。
  6. 【請求項6】 押圧手段の少なくとも両側縁部が丸みを
    呈している、請求項1〜5のいずれかに記載された方法
    又は装置。
  7. 【請求項7】 押圧手段を巻取軸の周方向において複数
    設ける請求項1〜6のいずれかに記載された方法又は装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003068047A (ja) * 2001-08-30 2003-03-07 Tdk Corp 磁気テープ巻取装置及び磁気テープ巻取方法
JP2014019549A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Fuji Xerox Co Ltd 搬送装置、画像形成装置
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