[go: up one dir, main page]

JPH0614850A - 便 座 - Google Patents

便 座

Info

Publication number
JPH0614850A
JPH0614850A JP6682791A JP6682791A JPH0614850A JP H0614850 A JPH0614850 A JP H0614850A JP 6682791 A JP6682791 A JP 6682791A JP 6682791 A JP6682791 A JP 6682791A JP H0614850 A JPH0614850 A JP H0614850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hard
toilet seat
soft
hole
peripheral side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6682791A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Taguchi
和弘 田口
Hitoshi Oshima
斉 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP6682791A priority Critical patent/JPH0614850A/ja
Publication of JPH0614850A publication Critical patent/JPH0614850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所要の強度を確保しつつ、皮膚接触部を着脱
自在とすることによって、使用者に良好な使用感を与
え、清掃及び交換を簡単に行うことができ、2部材によ
る外観部分の2色化によって意匠性を向上できるととも
に、使用時等において前記皮膚接触部を基盤部に安定し
て保持できる便座を提供する。 【構成】 便座の内周側を基盤部及び外周側を意匠部の
一部として形成し、前記基盤部に貫通孔を有する硬質部
と、前記硬質部に着脱自在に取付けられ、便座の皮膚接
触部を形成する軟質部と、前記軟質部の硬質部取付面に
接合され、前記硬質部の基盤部の貫通孔と対応して取付
部が設けられた芯材と、前記芯材の取付部に挿入されて
前記硬質部を挾持する取付具とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は腰掛け式便器の便座に関
するもので、特に、硬質部と軟質部の2部材で構成する
ことによって、着座したときの使用感を良くし、2色化
による意匠の向上を行なった便座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、腰掛け式便器の便座は、一般
に、木、或いは、ABS等の合成樹脂材料などを使用し
て、輪状に形成されている。しかし、これらの材料を使
用した便座は硬くて座り心地が悪く、長時間着座してい
ると臀部或いは脚部が痛くなったり、しびれたりする。
また、冬期には断熱性が良くないために、ひやりとした
冷感を覚え、着座していることにより寒気を感じさせる
ことがあった。
【0003】このため、弾力性及び断熱性を付与するた
めに、例えば、実開昭56−111892号公報、実開
昭56−111893号公報では便座を発泡ウレタンで
成形する技術が開示されている。また、実開昭60−2
7799号公報、実開昭63−166100号公報のよ
うに、便座を覆う便座カバーを発泡樹脂で形成した技術
も開示されている。
【0004】しかし、前記のように便座を発泡体だけで
形成すると、剛性強度が低いために着座したときの人体
の荷重に対して所定形状を維持することができず、皺等
の変形が生じたりして反って座り心地が悪くなってしま
う可能性があった。
【0005】これらの不具合を解消したものとして、支
持部分となる基盤部を硬質樹脂材料で構成して全体的な
剛性強度を大きくし、臀部及び脚部等の接触部分を発泡
体で被覆し、更にその外側を塩化ビニルシートで被覆し
た後、この端末を縫製または熱溶着等にて固着したもの
がある。しかし、この場合には、コスト高となる上に、
外観的にもあまり良いものではなかった。
【0006】一方、実開昭62−53091号公報に
は、便座基盤上に、これと対応した形状のクッション体
を着脱自在に載置支承することにより使用者に良好な使
用感を与える技術が掲載されている。これによれば、汚
れ易いクッション体を取外して洗浄することが容易とな
り、常に清潔に保つことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実開昭62
−53091号公報に開示されているクッション体を着
脱自在とした便座は、外観部分が前記クッション体で一
体に覆われているので、外観色が単色となりデザイン的
には単調なものであった。なお、印刷等によって多色化
することも可能ではあるが、立体感がなく、安っぽい感
じとなってしまう。また、クッション体を合成樹脂シー
トで覆い、このシートに木、草などの天然素材を混合
し、或いは、貼着させることも可能であるが、素材構成
が複雑化するばかりでなく、はでさだけが目だち、量感
のある意匠となるものではなかった。
【0008】ところで、便座を基盤部と皮膚接触部との
2部材とし、前記皮膚接触部を着脱自在なものとする場
合には、便座の開閉時の衝撃、或いは、乱暴な取扱い等
によって皮膚接触部が離脱することがなく、また、使用
者が着座したときにずれることなく安定して保持される
ことが要求される。
【0009】そこで、本発明は、所要の強度を確保しつ
つ、皮膚接触部を着脱自在とすることによって、使用者
に良好な使用感を与え、清掃及び交換を簡単に行うこと
ができ、2部材による外観部分の2色化によって意匠性
を向上できるとともに、使用時等において前記皮膚接触
部を基盤部に安定して保持できる便座の提供を課題とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる便座は、
便座の内周側を基盤部及び外周側を意匠部の一部として
形成し、前記基盤部に貫通孔を穿設した硬質部と、前記
硬質部に着脱自在に取付けられ、便座の皮膚接触部を形
成する軟質部と、前記軟質部の硬質部取付面に接合さ
れ、前記硬質部の基盤部の貫通孔と対応して取付部が設
けられた芯材と、前記芯材の取付部に挿入されて前記硬
質部を挾持する取付具とから構成したものである。
【0011】
【作用】本発明においては、便座の基盤部を硬質部で形
成しているので、全体的な所要強度が確保される。ま
た、皮膚接触部が軟質部で形成されているので、使用者
に違和感、しびれ、痛みを与えることがなく、冬期には
軟質部の断熱作用により冷感を与えることがない。更
に、取付具の係止部を硬質部の貫通孔から軟質部に接合
されている芯材の取付部内に挿入することにより硬質部
を挾持することができるため、軟質部を簡単に取付ける
ことができ、かつ、開閉時の衝撃、乱暴な取扱い等によ
って離脱するのを防止できる。一方、取付具を外すこと
により、軟質部を取外すことができる。この結果、皮膚
接着部を適宜使用者に適するもの、或いは、汚損品、破
損品と交換することができ、汚れやすい皮膚接触部を取
外して簡単に清掃することができる。そして、意匠部の
一部を形成する硬質部と、皮膚接触部で、かつ、意匠部
ともなる軟質部とを別色で形成できるので、意匠設計の
自由度が大きくなって意匠性が向上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5に基
づいて説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例による便座を取付
けた便器の斜視図、図2は本発明の一実施例の便座から
軟質部を取外した状態を示す斜視図、図3は取付具挿着
前の状態を示す図1のA−A切断線による断面図、図4
は取付具挿着後の状態を示す図1のA−A切断線による
断面図、図5は図3の要部分解斜視図である。
【0014】図において、腰掛け式便器の便座1は硬質
部2及び軟質部3とから構成され、硬質部2の一端部を
軸として回動し、便器本体11の開口部に開閉自在に取
付けられている。
【0015】前記便座1の硬質部2は便座1の底面部及
び外周部に相当する部分に環状に形成されており、図3
に示すように、全周に至って、後述する取付具7を介し
て便器本体11の上面部と当接する水平面2a、この水
平面2aの外周側端部から垂直方向に立設した垂直面2
b、更に垂直面2bの上端部から外側斜め下方に円弧状
に下垂して外周側意匠部を形成する意匠面2cとから形
成されている。前記硬質部2の水平面2a及び垂直面2
bは便座1の基盤部を構成するものである。
【0016】更に、前記水平面2aには、周方向に適宜
間隔をおいて貫通する複数個の細長の四角形状の貫通孔
2dが穿設されている。
【0017】硬質部2はPP、ABS、ナイロン等の合
成樹脂材料を使用して射出成形等により一体に形成され
ている。
【0018】一方、前記便座1の硬質部2の上部には、
軟質部3が載置されており、この軟質部3の底面3a及
び外周面3bはそれぞれ前記硬質部2の水平面2a及び
垂直面2bと当接している。更に、この軟質部3の上面
部には、外周側から内周側に向かって下方に傾斜するテ
ーパ面をなし、人体の臀部及び脚部が接触する皮膚接触
面3cがほぼ全周に至って形成されている。このテーパ
面をなす皮膚接触面3cの平面形状は、使用者が着座し
たときに適する形状に形成されている。
【0019】即ち、軟質部3は人体の臀部及び脚部が接
触する皮膚接触部を構成しており、ウレタン、軟質塩化
ビニル、TPR(熱可塑性ラバー)等の材料を使用して
発泡させた発泡体を使用して成形され、ゴム硬度が30
〜45度程度となるように調整されている。
【0020】また、前記軟質部3の底面3a及び外周面
3bには、鉄板、アルミニウム板などの金属板、或い
は、硬質樹脂等からなる芯材4が接合されている。前記
芯材4は断面が略L字状に形成された芯材本体5と円板
状の支持板6とから構成されており、前記芯材本体5の
水平面中央部にはプレス等により上方、即ち、軟質部3
側に凹設された2段からなる円筒状の凹部が形成されて
おり、下側の凹部には前記支持板6が図5の×印で示す
位置にスポット溶接を行なうことにより接合されてい
る。そして、芯材本体5の上側(底部側)凹部は支持板
6との間で、取付具7の一端を係止する取付部となる保
持空間4aを形成している。更に、前記支持板6の中央
部には前記硬質部2の貫通孔2dとほぼ同形状、同寸法
の細長の角穴6aが穿設されており、また、この角孔6
aの周辺部には取付具7の位置ずれを防止するためのダ
ボ6bが形成されている。なお、軟質部3への芯材4の
接合は、接着剤、両面テープ、ねじ等の公知の手段を使
用することによって行なわれており、また、支持板6の
芯材本体5への接合は、支持板6が硬質樹脂で形成され
ている場合には、接着剤による接着、或いは、超音波溶
着、熱溶着等の溶着により行なうことが可能である。
【0021】取付具7は前記硬質部2の貫通孔2d及び
支持板6の角穴6aとほぼ同形状で僅かに小さい四角板
状の係止部7a、支柱7b、略半球面状の緩衝体7cと
により構成され、TPR、合成樹脂材料等を使用して形
成されている。
【0022】なお、硬質部2及び軟質部3は、材料に添
加する着色剤を任意に選択することにより互いに異なっ
た色調に形成することが可能である。
【0023】次に、上記のように構成された本実施例の
便座の使用について説明する。
【0024】軟質部3を硬質部2上に取付けるために
は、軟質部3を硬質部2上の所定位置に載置する。する
と、軟質部3の底面3a及び外周面3bに接合された芯
材4の支持板の角穴6aは、硬質部2の水平面2bに穿
設されたほぼ同形状の貫通孔2dと重合するごとく対向
する。そこで、下方より取付具7の係止部7aを硬質部
2の貫通孔2d及び芯材4の角穴6aの形状に合わせて
挿入する。そして、取付具7の係止部7aが芯材本体5
の凹部と支持板6とによって形成された保持空間4a内
に収納されたら、取付具7を図の2点鎖線の矢印の方向
に90度回動し、支持板6のダボ6b間に位置させる。
これにより、図4に示すように、取付具7は係止部7a
と緩衝体7cとによって支持板6及び硬質部2の水平面
2aを挾持することになり、軟質部3は硬質部2上の所
定位置に取付けられて便座1は使用可能な状態となる。
【0025】上記のようにして軟質部3が取付けられた
便座1は、硬質部2の垂直面2bが環状に形成されてい
るために水平方向の移動が規制されることと、軟質部3
の皮膚接触面3cが外周側から内周側に向かって下方に
傾斜したテーパ面となっているので、着座して人体の臀
部及び脚部が軟質部3を下方に押圧したときに、軟質部
3は外周方向に弾性的に圧縮され、硬質部2の垂直面2
bを強く押圧するため、使用時に硬質部2から離脱する
ことがない。
【0026】更に、周方向に所定の間隔をおいて取付け
られた複数個の取付具7によって、軟質部3と硬質部2
は強固に接合することとなり、軟質部3が、便座1の開
閉時の衝撃、或いは、乱暴な取扱い等によっても離脱す
ることがなく、また、使用者が着座したときにずれるこ
とがなく安定して保持される。
【0027】なお、取付具7の係止部7aは支持板6の
ダボ6bによって水平方向の回動が規制され、使用中に
取付具7が脱落するのが防止される。
【0028】更に、取付具7の緩衝体7cは係止部7a
とともに硬質部2の水平面2aを挾持する他、その弾性
によって便座1の開閉時における便器本体11との衝撃
を緩和する作用も行なう。
【0029】一方、前記軟質部3を取外すときは、取付
具7を支持板6のダボ6aに対して係止部7aを弾性変
形させながら図5の2点鎖線の矢印の方向に90度回動
させて係止部7aが支持板6の角穴6aの形状と重合し
た後、下方に抜出すことにより支持板6及び硬質部2の
水平面2aに対する挾持が解除され、軟質部3を上方に
取外すことができる。
【0030】次に、本実施例の便座の作用を説明する。
【0031】硬質部2は、PP、ABS、ナイロン等の
合成樹脂材料からなる硬質材で成形されており、しか
も、垂直面2bと意匠面2cとによって形成された凸状
断面形状による剛性向上作用によって、所要の剛性を有
し、使用者が着座したときもその押圧力に対して変形す
ることなく所定形状を維持するとともに、この上部に載
置されている軟質部3を安定して保持する。
【0032】一方、人体の臀部及び脚部と接触する軟質
部3は、発泡ウレタン等の発泡体で形成されているの
で、その弾性力により皮膚接触部は全体的に接触するこ
とになり、局部的に押圧されることがなくなるため、使
用者は違和感を覚えることがなく、長時間着座してもし
びれ、痛みが生ずることが少ない。軟質部3を発泡ウレ
タン等の発泡体で成形する場合には、その表面にスキン
層が形成され、特に、肌触りに違和感が生じず、かつ、
水分が浸透することがない。
【0033】また、発泡体の断熱作用により、冬期にお
いてひやりとした冷感がなくなり、快適に使用すること
ができる。
【0034】なお、これらの目的に使用する発泡体とし
ては各種のものを使用できるが、このうち、ウレタンフ
ォームは、軽量であるにもかかわらず、強度が大きく、
また、高い弾力性を有するので、軟質部3を構成する材
料としては好適である。そして、気泡構造としては、連
続気泡構造、独立気泡構造のいずれも成形可能である
が、それぞれ弾力性、断熱性等の物性が異なるので、希
望する物性を優先して選択すればよい。
【0035】更に、硬質部2と軟質部3とは別部材で構
成されているので、それぞれ異なった色調に成形するこ
とにより、便座1の外観部分が2色化されてトイレ内に
カラフルなイメージを与えることが可能である。譬ば、
季節感を表現することができるし、大人用または子供用
として使用者にあった色、模様等の加飾を行なうことが
できる。
【0036】ところで、上記実施例の芯材4は、芯材本
体5に凹部を形成することにより取付具7の係止部7a
の取付部となる保持空間4aを設けた構成としている
が、図6のような構成とすることもできる。
【0037】図6は本発明の別の実施例の便座による取
付具挿着前の状態を示す要部断面図である。
【0038】図において、硬質部2の水平面2aには、
周方向に適宜間隔をおいて貫通する複数個の丸孔2eが
穿設されている。
【0039】また、前記軟質部3の底面3a及び外周面
3bには、鉄板、アルミニウム板などの金属板、或い
は、硬質樹脂等からなる芯材8が接合されている。前記
芯材8は断面が略L字状に形成された芯材本体9と皿状
の支持板10とから構成されており、前記芯材本体9の
水平面中央部にはプレス等の手段により上方、即ち、軟
質部3側に凹設された浅い円筒状の凹部が形成されてお
り、底部には前記支持板10がフランジ部にスポット溶
接、溶着、接着等により接合されている。更に、前記支
持板10の中央部には取付具7の係止部7aとほぼ同形
状で僅かに大きい細長の角穴10aが穿設されている。
即ち、本実施例は、支持板10側によって取付具7の係
止部7aの取付部となる保持空間8aを形成したもので
ある。なお、便器本体11の上面と当接する緩衝体7d
は、外周縁部において硬質部2と係合すべく、丸穴2e
の外形寸法よりも大きく形成され、円板状或いは長円状
に形成されている。
【0040】この便座の場合には、取付具7の係止部7
aが挿入するのは支持板10の角穴10aのみであるか
ら、支持板10の芯材本体9への接合においては、前記
実施例のように支持板6の角穴6aを硬質部2の貫通孔
2dに重合させるような正確な位置合せを必要としない
ので、作業が容易となる。
【0041】このように、上記実施例の便座は、便座1
の内周側を基盤部及び外周側を意匠部の一部として形成
し、前記基盤部の水平面2aに貫通孔2dまたは丸穴2
eを穿設した硬質部2と、前記硬質部2に着脱自在に取
付けられ、便座1の皮膚接触部を形成する軟質部3と、
前記軟質部3の底面3a及び外周面3bに接合され、前
記硬質部2の貫通孔2dまたは丸穴2eと対応して保持
空間4aまたは保持空間8aが設けられた芯材4または
芯材8と、前記芯材4の保持空間4aまたは芯材8の保
持空間8aに挿入されて前記硬質部2を挾持する取付具
7とから構成したものである。
【0042】したがって、上記実施例によれば、硬質部
2により便座1としての所要強度を有し、使用者が着座
したときもその押圧力に十分耐えることができる。
【0043】また、便座1は軟質部3に接合された芯材
4の保持空間4aまたは芯材8の保持空間8aに取付具
7を挿入して軟質部3を硬質部2に取付けられるので、
簡易な構造で、軟質部3を硬質部2に安定して保持で
き、開閉時の衝撃、乱暴な使用等によって離脱するのを
防止することができる。一方、必要時には取付具7を取
外すことにより簡単に軟質部3を取外すことができる。
このため、使用者の体型に応じて、例えば、小人用、大
人用、肥満者用として、或いは、特殊用途では、障害者
用として適宜交換して使い分けることができ、また、随
時、希望するフィーリングのものと交換することもで
き、更に、汚損、破損したときに簡単に取替えることも
できる。加えて、汚れやすい皮膚接触部を構成する軟質
部3を取外して清掃できるので、作業が容易となり、衛
生的となる。
【0044】更に、皮膚接触部が軟質材からなる軟質部
3で形成されているので、使用者に違和感、しびれ、痛
みを与えることがなく、冬期においては軟質部3の断熱
作用により使用者に冷感を与えることがない。
【0045】そして、便座1は基盤部及び意匠部の一部
を構成する硬質部2と、皮膚接触部でかつ意匠部ともな
る軟質部3との2部材で構成されているので、それぞれ
異なった色調に成形することによって、高品位のカラー
リングを楽しむことができ、意匠性が向上する。しか
も、この2色化は、成形材料に着色剤を添加するだけで
達成できるので、特別に印刷等の手段を用いなくても簡
単かつ安価に高級感のある意匠を提供することができ
る。更に、硬質部2と軟質部3とのデザインの組合わせ
を適宜変更することによって意匠設計の自由度を大きく
することができ、多様化するニーズに応えることができ
る。
【0046】ところで、上記実施例の芯材4及び芯材8
は、接着剤、両面テープ、ねじ等によって軟質部3に接
合しているが、本発明においては、これに限定されるも
のではなく、例えば、芯材4または芯材8の適宜個所に
鍵状の切起しを形成しておき、軟質部3の形成において
一体成形により接合させることも可能である。
【0047】また、上記実施例の芯材の支持板は、取付
具7の係止部7aの形状と対応させた細長の角穴6aま
たは角穴10aを穿設しているが、本発明を実施する場
合には、これに限定されるものではなく、例えば、長円
形等他の形状の孔としてもよい。要するに、芯材と取付
具7は、取付具7を簡単に着脱でき、かつ、硬質部2を
挾持できればいかなる形状であってもよい。
【0048】なお、上記実施例の硬質部2は、外周側に
垂直面2bを立設した形状としているが、本発明を実施
する場合には、これに限定されるものではなく、内周側
に垂直面2bを立設してもよく、或いは、両側に設けて
もよい。但し、使用者が着座したときにかかる押圧力の
方向性、着座したときの当り具合等を考慮すると、図3
に示した形状が好適である。
【0049】また、上記実施例の軟質部3は、皮膚接触
面3cが外周側から内周側に向かって下垂したテーパ面
となっているが、本発明を実施する場合には、これに限
定されるものではなく、着座したときに快適な使用感を
得ることができる形状であればよい。
【0050】更に、上記実施例の硬質部2は、PP、A
BS、ナイロン等の合成樹脂材料で形成しているが、こ
れらの材料に限定されるものではなく、木など他の材料
を使用することもできる。或いは、必要に応じて、フィ
ラー、ガラス繊維等各種の補強材を混合して剛性を更に
向上させることもできる。
【0051】そして、上記実施例の軟質部3は、ウレタ
ン、塩化ビニル、TPR等の材料を使用して発泡させた
発泡体で形成しているが、発泡させないノーマルタイプ
としてもよい。しかし、クッショクン性、断熱性を考慮
すると、発泡体とりわけ発泡ウレタンが好適である。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明の便座は、便座の
内周側を基盤部及び外周側を意匠部の一部として形成
し、前記基盤部に貫通孔を有する硬質部と、前記硬質部
に着脱自在に取付けられ、便座の皮膚接触部を形成する
軟質部と、前記軟質部の硬質部取付面に接合され、前記
硬質部の基盤部の貫通孔と対応して取付部が設けられた
芯材と、前記芯材の取付部に挿入されて前記硬質部を挾
持する取付具とから構成したものである。したがって、
硬質部により便座としての所要強度を有し、使用者が着
座したときにその押圧力に十分耐えることができる。ま
た、軟質部に接合された芯材の取付部に取付具を挿入し
て硬質部に取付けられるので、簡易な構造にて安定して
硬質部を保持でき、開閉時の衝撃、乱暴な使用等によっ
て離脱するのを防止することができるとともに、必要時
には取付具を取外すことにより簡単に取外すことができ
る。このため、使用者の体型、希望等に応じて適宜交換
して使い分けることができ、また、汚損、破損したとき
に簡単に取替えることもできる。加えて、汚れやすい皮
膚接触部を構成する軟質部を取外して清掃できるので、
作業が容易となり、衛生的となる。更に、皮膚接触部が
軟質材からなる軟質部で形成されているので、使用者に
違和感、しびれ、痛みを与えることがなく、冬期におい
ては軟質部の断熱作用により使用者に冷感を与えること
がない。そして、便座は硬質部と軟質部の2部材で構成
されているので、それぞれ異なった色調に成形し、高品
位の2色化が可能となって、意匠性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例による便座を取付けた
便器の斜視図である。
【図2】図2は本発明の一実施例の便座から軟質部を取
外した状態を示す斜視図である。
【図3】図3は取付具挿着前の状態を示す図1のA−A
切断線による断面図である。
【図4】図4は取付具挿着後の状態を示す図1のA−A
切断線による断面図である。
【図5】図5は図3の要部分解斜視図である。
【図6】図6は本発明の別の実施例の便座による取付具
挿着前の状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】 1 便座 2 硬質部 2d 貫通孔 2e 丸孔 3 軟質部 4,8 芯材 4a,8a 保持空間 7 取付具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 斉 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座の内周側を基盤部及び外周側を意匠
    部の一部として形成し、前記基盤部に貫通孔を有する硬
    質部と、 前記硬質部に着脱自在に取付けられ、便座の皮膚接触部
    を形成する軟質部と、 前記軟質部の硬質部取付面に接合され、前記硬質部の基
    盤部の貫通孔と対応して取付部が設けられた芯材と、 前記芯材の取付部に挿入されて前記硬質部を挾持する取
    付具とを具備することを特徴とする便座。
JP6682791A 1991-03-29 1991-03-29 便 座 Pending JPH0614850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6682791A JPH0614850A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 便 座

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6682791A JPH0614850A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 便 座

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614850A true JPH0614850A (ja) 1994-01-25

Family

ID=13327061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6682791A Pending JPH0614850A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 便 座

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614850A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4312073A1 (de) * 1993-04-13 1994-10-20 Zinser Textilmaschinen Gmbh Spinnanlage mit an einer Kranbahn verfahrbarer Laufkatze zum Aufnehmen und Transportieren von Vorgarnspulen enthaltenden Hängewagenzügen
JP2020080997A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 株式会社サンコー 便座シート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4312073A1 (de) * 1993-04-13 1994-10-20 Zinser Textilmaschinen Gmbh Spinnanlage mit an einer Kranbahn verfahrbarer Laufkatze zum Aufnehmen und Transportieren von Vorgarnspulen enthaltenden Hängewagenzügen
JP2020080997A (ja) * 2018-11-16 2020-06-04 株式会社サンコー 便座シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0614850A (ja) 便 座
JP4995384B2 (ja) 便座および携帯用便器
JPH05176865A (ja) 便 座
JPH11196973A (ja) 椅 子
JPH05176859A (ja) 便 座
JPH05176864A (ja) 便 座
JPH05176860A (ja) 便 座
KR200373176Y1 (ko) 유아용 변기 보조 좌대
JP3010154B2 (ja) 便座カバー
JPH05176863A (ja) 便 座
KR200340131Y1 (ko) 목 받침대를 구비한 소파
JP2002282167A (ja) 便 座
CN210354508U (zh) 一种多功能便器
JPH09122028A (ja) 洗い場付浴室
JP3112506U (ja) 浴用椅子
KR200337301Y1 (ko) 쿳션부재를 구비한 아동용 의자
JP3117431U (ja) 浴室用椅子
CN2249052Y (zh) 马桶座垫
JP3071346U (ja) 座椅子カバー
KR200381223Y1 (ko) 유아 겸용 목욕용 의자
JP2571455Y2 (ja) 浴 槽
KR200293804Y1 (ko) 아기 목욕용 좌대
KR200294481Y1 (ko) 팩 의자
JPH029716Y2 (ja)
KR200341476Y1 (ko) 욕조용 베개 겸용 방석