JPH0614541A - 多出力スイッチングレギュレータ - Google Patents
多出力スイッチングレギュレータInfo
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- JPH0614541A JPH0614541A JP4166353A JP16635392A JPH0614541A JP H0614541 A JPH0614541 A JP H0614541A JP 4166353 A JP4166353 A JP 4166353A JP 16635392 A JP16635392 A JP 16635392A JP H0614541 A JPH0614541 A JP H0614541A
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- circuit
- output voltage
- voltage
- switching regulator
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
- H02M1/0083—Converters characterised by their input or output configuration
- H02M1/009—Converters characterised by their input or output configuration having two or more independently controlled outputs
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- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチング素子のオン・オフ動作停止時
に、複数の出力の立下りを揃え、この電源を用いた機器
の誤動作や重大事故の発生を防止する。 【構成】 高い出力電圧V1(駆動用25V)の第1の
出力と低い出力電圧V2(制御用5V)の第2の出力と
を有する多出力スイッチングレギュレータに、2次巻線
N5と出力電圧V3の整流平滑回路と動作検出手段(Q
101)と、放電抵抗R8とトランジスタQ2からなる
放電回路とを設ける。動作検出手段が出力電圧V3の低
下によりスイッチング素子Q1の動作停止を検出する
と、放電回路がコンデンサC4の電荷を放電させて出力
電圧V1を急速に降下させるから、出力電圧V2が降下
して制御回路が動作しなくなっても、無制御状態におけ
る駆動部材の誤動作を防止できる。
に、複数の出力の立下りを揃え、この電源を用いた機器
の誤動作や重大事故の発生を防止する。 【構成】 高い出力電圧V1(駆動用25V)の第1の
出力と低い出力電圧V2(制御用5V)の第2の出力と
を有する多出力スイッチングレギュレータに、2次巻線
N5と出力電圧V3の整流平滑回路と動作検出手段(Q
101)と、放電抵抗R8とトランジスタQ2からなる
放電回路とを設ける。動作検出手段が出力電圧V3の低
下によりスイッチング素子Q1の動作停止を検出する
と、放電回路がコンデンサC4の電荷を放電させて出力
電圧V1を急速に降下させるから、出力電圧V2が降下
して制御回路が動作しなくなっても、無制御状態におけ
る駆動部材の誤動作を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば複写機、レー
ザプリンタのようなOA機器等に使用される多出力スイ
ッチングレギュレータに関する。
ザプリンタのようなOA機器等に使用される多出力スイ
ッチングレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、商用電源のような交流電源に接
続して安定化直流電源が得られる市販の直流電源装置、
あるいは本体機器に内蔵された各種の直流電源装置があ
る。最近は、これらの直流電源装置として、高周波スイ
ッチング方式のDC−DCコンバータを用いたスイッチ
ング電源装置が、小型軽量で低コストでもあり電力効率
が優れている点で多く使用されている。
続して安定化直流電源が得られる市販の直流電源装置、
あるいは本体機器に内蔵された各種の直流電源装置があ
る。最近は、これらの直流電源装置として、高周波スイ
ッチング方式のDC−DCコンバータを用いたスイッチ
ング電源装置が、小型軽量で低コストでもあり電力効率
が優れている点で多く使用されている。
【0003】複写機、レーザプリンタ等のOA機器にお
いては、その制御を行う回路のための制御電源(一般に
+5V)と、感光体駆動、転写紙搬送等の駆動用電源
(一般に+24V)の少なくとも2種類の電源が必要と
なる。本体機器の高速化、多機能化に伴い制御用、駆動
用の精度はますます厳しく、大きな出力容量が要求され
るようになってきている。
いては、その制御を行う回路のための制御電源(一般に
+5V)と、感光体駆動、転写紙搬送等の駆動用電源
(一般に+24V)の少なくとも2種類の電源が必要と
なる。本体機器の高速化、多機能化に伴い制御用、駆動
用の精度はますます厳しく、大きな出力容量が要求され
るようになってきている。
【0004】交流電源を入力としたこのような電源を構
成するには、入力された交流電力を1次整流平滑して1
次直流電力に変換し、その1次直流電力を1次,2次間
を絶縁した複数の2次巻線を備えたトランスを含むDC
−DCコンバータに入力し、複数の直流出力(例えば2
4V:第1の出力、5V:第2の出力)を得られるよう
に構成する。
成するには、入力された交流電力を1次整流平滑して1
次直流電力に変換し、その1次直流電力を1次,2次間
を絶縁した複数の2次巻線を備えたトランスを含むDC
−DCコンバータに入力し、複数の直流出力(例えば2
4V:第1の出力、5V:第2の出力)を得られるよう
に構成する。
【0005】このDC−DCコンバータはその直流出力
を安定化するために、入力する1次直流電力にトランス
の1次巻線とスイッチング素子との直列回路を接続し、
例えば第2の出力の電圧を検知して、検知した電圧に応
じてパルス幅変調された駆動パルスでスイッチング素子
を駆動する。即ち、スイッチング素子のデューティーを
調整することにより、第2の出力の負荷変動、入力変動
などを補償する。
を安定化するために、入力する1次直流電力にトランス
の1次巻線とスイッチング素子との直列回路を接続し、
例えば第2の出力の電圧を検知して、検知した電圧に応
じてパルス幅変調された駆動パルスでスイッチング素子
を駆動する。即ち、スイッチング素子のデューティーを
調整することにより、第2の出力の負荷変動、入力変動
などを補償する。
【0006】第1の出力の場合は入力変動は第2の出力
と同一であるので問題はない。負荷変動に関しても1次
側は第2の出力と同一条件であるから、結局2次側の負
荷変動の影響を受けるのみとなり、略安定化された出力
が得られる。帰還される第2の出力で±2%程度、非帰
還系の第1の出力で±8%程度の安定度が得られること
が知られている。
と同一であるので問題はない。負荷変動に関しても1次
側は第2の出力と同一条件であるから、結局2次側の負
荷変動の影響を受けるのみとなり、略安定化された出力
が得られる。帰還される第2の出力で±2%程度、非帰
還系の第1の出力で±8%程度の安定度が得られること
が知られている。
【0007】このように構成された多出力スイッチング
電源で、第1の出力はほぼ無負荷状態、第2の出力は定
格負荷状態で電源スイッチが遮断されると、第2の出力
は直ちに低下するが、第1の出力はなかなか低下しな
い。即ち、制御回路には電力が印加されず駆動回路のみ
電力が印加されることになり、この電源を使用する機器
の誤動作(例えばコピーカウンタの誤進)や暴走、制御
ICの破損等の重大事故を招く恐れがある。
電源で、第1の出力はほぼ無負荷状態、第2の出力は定
格負荷状態で電源スイッチが遮断されると、第2の出力
は直ちに低下するが、第1の出力はなかなか低下しな
い。即ち、制御回路には電力が印加されず駆動回路のみ
電力が印加されることになり、この電源を使用する機器
の誤動作(例えばコピーカウンタの誤進)や暴走、制御
ICの破損等の重大事故を招く恐れがある。
【0008】そのため、例えば特開昭63−95853
号公報に示されたように、交流入力電源の遮断を検知
し、整流平滑回路の平滑コンデンサを強制放電させるこ
とにより、不必要な出力の立下りを急峻にする提案があ
った。また特開昭63−99768号公報に示されたよ
うに、第1,第2の出力間に第2の出力より出力電圧を
低目に設定された安定化回路を設け、第2の出力がこの
安定化回路出力より低下した時に、第1の出力からこの
安定化回路を介して第2の出力へ電力を供給し、第1,
第2の出力の立下りを同じくする提案もあった。
号公報に示されたように、交流入力電源の遮断を検知
し、整流平滑回路の平滑コンデンサを強制放電させるこ
とにより、不必要な出力の立下りを急峻にする提案があ
った。また特開昭63−99768号公報に示されたよ
うに、第1,第2の出力間に第2の出力より出力電圧を
低目に設定された安定化回路を設け、第2の出力がこの
安定化回路出力より低下した時に、第1の出力からこの
安定化回路を介して第2の出力へ電力を供給し、第1,
第2の出力の立下りを同じくする提案もあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
提案は、1次,2次間を絶縁するためフォトカプラ等が
必要になり、小型化や低コスト化に逆行する。また、交
流電源に一時的な瞬断が発生した場合も、強制放電させ
る回路が動作し、機器の誤動作を招くという問題があっ
た。さらに、交流電源が入ったまま何等かの原因でスイ
ッチング素子のオン・オフ動作が停止した場合は、放電
回路が動作しないという問題もあった。
提案は、1次,2次間を絶縁するためフォトカプラ等が
必要になり、小型化や低コスト化に逆行する。また、交
流電源に一時的な瞬断が発生した場合も、強制放電させ
る回路が動作し、機器の誤動作を招くという問題があっ
た。さらに、交流電源が入ったまま何等かの原因でスイ
ッチング素子のオン・オフ動作が停止した場合は、放電
回路が動作しないという問題もあった。
【0010】また、後者の提案も第1,第2の出力間に
設ける安定化回路の出力電圧の調整が困難であり、調整
を誤ると常に第1の出力から安定化回路を介して第2の
出力に電力を供給する結果となり、安定化回路の異常発
熱や破損等を発生するという問題があった。
設ける安定化回路の出力電圧の調整が困難であり、調整
を誤ると常に第1の出力から安定化回路を介して第2の
出力に電力を供給する結果となり、安定化回路の異常発
熱や破損等を発生するという問題があった。
【0011】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、複数の出力巻線を有するトランスからなるDC
−DCコンバータで構成される多出力スイッチングレギ
ュレータの複数の出力の立下りを揃えることにより、こ
の電源を用いた機器の誤動作や重大事故の発生を、簡易
かつ低コストで確実に防止することを目的とする。
であり、複数の出力巻線を有するトランスからなるDC
−DCコンバータで構成される多出力スイッチングレギ
ュレータの複数の出力の立下りを揃えることにより、こ
の電源を用いた機器の誤動作や重大事故の発生を、簡易
かつ低コストで確実に防止することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、交流電源から入力する交流電力を1次整
流平滑して得られた1次直流電力を複数の外部出力用2
次巻線を備えたトランスの1次巻線とスイッチング素子
との直列回路に入力し、そのスイッチング素子をオン・
オフすることにより外部出力用2次巻線に誘起される電
力をそれぞれ2次整流平滑して外部の負荷に出力すると
共に、それらの外部出力の内のいずれかを帰還系出力と
して出力電圧を検出し、検出された該出力電圧に応じて
パルス幅変調される駆動パルスでスイッチング素子を駆
動することにより外部出力の電圧を安定化する多出力ス
イッチングレギュレータにおいて、次のようにしたもの
である。
達成するため、交流電源から入力する交流電力を1次整
流平滑して得られた1次直流電力を複数の外部出力用2
次巻線を備えたトランスの1次巻線とスイッチング素子
との直列回路に入力し、そのスイッチング素子をオン・
オフすることにより外部出力用2次巻線に誘起される電
力をそれぞれ2次整流平滑して外部の負荷に出力すると
共に、それらの外部出力の内のいずれかを帰還系出力と
して出力電圧を検出し、検出された該出力電圧に応じて
パルス幅変調される駆動パルスでスイッチング素子を駆
動することにより外部出力の電圧を安定化する多出力ス
イッチングレギュレータにおいて、次のようにしたもの
である。
【0013】第1の発明は、スイッチング素子のオン・
オフ動作停止を検出する動作検出手段と、該動作検出手
段がオン・オフ動作停止を検出した時に外部出力用の2
次整流平滑回路の平滑コンデンサの電荷を放電する放電
回路とを設けたものである。トランスに動作検出用2次
巻線を設け、動作検出手段を動作検出用2次巻線の出力
によりスイッチング素子のオン・オフ動作停止を検出す
る手段としてもよい。あるいは、2次整流平滑回路の内
のいずれかと並列に動作検出用整流平滑回路を設け、動
作検出手段を動作検出用整流平滑回路の出力によりスイ
ッチング素子のオン・オフ動作停止を検出する手段とし
てもよい。
オフ動作停止を検出する動作検出手段と、該動作検出手
段がオン・オフ動作停止を検出した時に外部出力用の2
次整流平滑回路の平滑コンデンサの電荷を放電する放電
回路とを設けたものである。トランスに動作検出用2次
巻線を設け、動作検出手段を動作検出用2次巻線の出力
によりスイッチング素子のオン・オフ動作停止を検出す
る手段としてもよい。あるいは、2次整流平滑回路の内
のいずれかと並列に動作検出用整流平滑回路を設け、動
作検出手段を動作検出用整流平滑回路の出力によりスイ
ッチング素子のオン・オフ動作停止を検出する手段とし
てもよい。
【0014】第2の発明は、スイッチング素子のオン・
オフ動作停止を検出する動作検出手段と、複数の外部出
力のうち出力電圧の高い第1の出力を入力端子に出力電
圧の低い第2の出力を出力端子にそれぞれ接続し、該第
2の出力と略等しい出力電圧を有し常時不動作で動作検
出手段がオン・オフ動作停止を検出した時に動作する安
定化回路とを設けたものである。
オフ動作停止を検出する動作検出手段と、複数の外部出
力のうち出力電圧の高い第1の出力を入力端子に出力電
圧の低い第2の出力を出力端子にそれぞれ接続し、該第
2の出力と略等しい出力電圧を有し常時不動作で動作検
出手段がオン・オフ動作停止を検出した時に動作する安
定化回路とを設けたものである。
【0015】トランスに動作検出用2次巻線を設け、動
作検出手段を動作検出用2次巻線の出力によりスイッチ
ング素子のオン・オフ動作停止を検出する手段としても
よい。あるいは、2次整流平滑回路の内のいずれかと並
列に動作検出用整流平滑回路を設け、動作検出手段を動
作検出用整流平滑回路の出力によりスイッチング素子の
オン・オフ動作停止を検出する手段としてもよい。
作検出手段を動作検出用2次巻線の出力によりスイッチ
ング素子のオン・オフ動作停止を検出する手段としても
よい。あるいは、2次整流平滑回路の内のいずれかと並
列に動作検出用整流平滑回路を設け、動作検出手段を動
作検出用整流平滑回路の出力によりスイッチング素子の
オン・オフ動作停止を検出する手段としてもよい。
【0016】
【作用】上記のように構成した多出力スイッチング電源
装置は、動作検出手段がスイッチング素子のオン・オフ
動作停止を検出すると、第1の発明は、放電回路が外部
出力用の2次整流平滑回路の平滑コンデンサの電荷を放
電させるから、その出力に接続されている機器の誤動作
や破損等が防止される。第2の発明は、安定化回路が動
作して第1の出力から第2の出力へ電力が供給されるか
ら、これらの出力に接続されている機器の誤動作や破損
等が防止される。
装置は、動作検出手段がスイッチング素子のオン・オフ
動作停止を検出すると、第1の発明は、放電回路が外部
出力用の2次整流平滑回路の平滑コンデンサの電荷を放
電させるから、その出力に接続されている機器の誤動作
や破損等が防止される。第2の発明は、安定化回路が動
作して第1の出力から第2の出力へ電力が供給されるか
ら、これらの出力に接続されている機器の誤動作や破損
等が防止される。
【0017】これらの発明に使用される動作検出手段
は、スイッチング素子のオン・オフ動作の停止を、外部
出力用とは別にトランスに設けた動作検出用2次巻線の
出力電圧の低下によって検出する。あるいは、外部出力
用2次巻線のいずれかに2次整流平滑回路と並列に接続
した動作検出用整流平滑回路の出力電圧の低下によって
検出する。
は、スイッチング素子のオン・オフ動作の停止を、外部
出力用とは別にトランスに設けた動作検出用2次巻線の
出力電圧の低下によって検出する。あるいは、外部出力
用2次巻線のいずれかに2次整流平滑回路と並列に接続
した動作検出用整流平滑回路の出力電圧の低下によって
検出する。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、第1の発明による多出力スイ
ッチングレギュレータの第1実施例である2出力スイッ
チング電源装置を示す回路図である。
体的に説明する。図1は、第1の発明による多出力スイ
ッチングレギュレータの第1実施例である2出力スイッ
チング電源装置を示す回路図である。
【0019】交流電源1から入力する交流電力は、ダイ
オードブリッジDBで整流され、1次平滑用のコンデン
サC1を充電する。コンデンサC1に充電された1次直
流電力は、パルス幅(以下「PW」という)制御回路2
の出力端子PEMから出力される駆動パルスでオン・オ
フするスイッチング素子であるFET(電界効果型トラ
ンジスタ)Q1により断続する1次電流となって、トラ
ンスT1の1次巻線N1とFETQ1と1次電流検出用
の抵抗R3とからなる直列回路を流れ、トランスT1の
外部出力用2次巻線N2,N3、内部出力用2次巻線N
4、動作検出用2次巻線N5にそれぞれ電力を誘起す
る。
オードブリッジDBで整流され、1次平滑用のコンデン
サC1を充電する。コンデンサC1に充電された1次直
流電力は、パルス幅(以下「PW」という)制御回路2
の出力端子PEMから出力される駆動パルスでオン・オ
フするスイッチング素子であるFET(電界効果型トラ
ンジスタ)Q1により断続する1次電流となって、トラ
ンスT1の1次巻線N1とFETQ1と1次電流検出用
の抵抗R3とからなる直列回路を流れ、トランスT1の
外部出力用2次巻線N2,N3、内部出力用2次巻線N
4、動作検出用2次巻線N5にそれぞれ電力を誘起す
る。
【0020】内部出力用2次巻線N4はダイオードD
2,コンデンサC2からなる整流平滑回路を介してPW
制御回路2の電源入力端子Vccに電力を供給し、外部に
は出力しない。なお、コンデンサC1の両端子間に接続
された抵抗R1,R2からなる分圧器の分圧点もダイオ
ードD1を介して端子Vccに接続されているが、これは
電源装置のスタート時にPW制御回路2に電力を供給す
る電源であり、定常状態になって2次巻線N4から電力
が供給されるようになると、ダイオードD1は逆流阻止
用として作用し、PW制御回路2とは無関係になる。
2,コンデンサC2からなる整流平滑回路を介してPW
制御回路2の電源入力端子Vccに電力を供給し、外部に
は出力しない。なお、コンデンサC1の両端子間に接続
された抵抗R1,R2からなる分圧器の分圧点もダイオ
ードD1を介して端子Vccに接続されているが、これは
電源装置のスタート時にPW制御回路2に電力を供給す
る電源であり、定常状態になって2次巻線N4から電力
が供給されるようになると、ダイオードD1は逆流阻止
用として作用し、PW制御回路2とは無関係になる。
【0021】トランスT1の1次巻線N1と並列に接続
されたダイオードD3,コンデンサC3,抵抗R4はス
ナバー回路であり、1次巻線N1を流れる1次電流のオ
ン・オフ時に発生するフライバック電圧を吸収してFE
TQ1を保護する。
されたダイオードD3,コンデンサC3,抵抗R4はス
ナバー回路であり、1次巻線N1を流れる1次電流のオ
ン・オフ時に発生するフライバック電圧を吸収してFE
TQ1を保護する。
【0022】1次電流のオン・オフにより外部出力用2
次巻線N2に誘起された電力は、1次電流オン時にダイ
オードD4及びチョークコイルL1を通る2次電流とな
ってコンデンサC4を充電し、その間その2次電流を平
滑化するためにチョークコイルL1のコアに磁気エネル
ギーとして蓄積された電力は、1次電流のオフ時に電流
に再変換され、転流ダイオードD5を通ってコンデンサ
C4をさらに充電する。このように整流されコンデンサ
C4に充電された電力は、出力電圧V1の第1の出力
(駆動用24V)として出力される。
次巻線N2に誘起された電力は、1次電流オン時にダイ
オードD4及びチョークコイルL1を通る2次電流とな
ってコンデンサC4を充電し、その間その2次電流を平
滑化するためにチョークコイルL1のコアに磁気エネル
ギーとして蓄積された電力は、1次電流のオフ時に電流
に再変換され、転流ダイオードD5を通ってコンデンサ
C4をさらに充電する。このように整流されコンデンサ
C4に充電された電力は、出力電圧V1の第1の出力
(駆動用24V)として出力される。
【0023】また2次巻線N3に誘起された電力は、1
次電流オン時にダイオードD6及びチョークコイルL2
を通る2次電流となってコンデンサC5を充電し、その
間その2次電流を平滑化するためにチョークコイルL2
のコアに磁気エネルギーとして蓄積された電力は、1次
電流のオフ時に電流に再変換され、転流ダイオードD7
を通ってコンデンサC5をさらに充電する。このように
整流されコンデンサC5に充電された電力は、出力電圧
V2の第2の出力(制御回路用5V)として出力され
る。
次電流オン時にダイオードD6及びチョークコイルL2
を通る2次電流となってコンデンサC5を充電し、その
間その2次電流を平滑化するためにチョークコイルL2
のコアに磁気エネルギーとして蓄積された電力は、1次
電流のオフ時に電流に再変換され、転流ダイオードD7
を通ってコンデンサC5をさらに充電する。このように
整流されコンデンサC5に充電された電力は、出力電圧
V2の第2の出力(制御回路用5V)として出力され
る。
【0024】出力電圧V2は抵抗R13,R14により
分圧された分圧信号として、抵抗R12及びフォトカプ
ラPC1の発光素子と直列回路を構成して出力端子間に
接続された出力可変ツェナダイオードZD1に出力され
る。出力可変ツェナダイオードZD1は入力する分圧信
号と内部の基準電圧との差に応じてフォトカプラPC1
の発光素子を発光させ、その光信号はフォトカプラPC
1の受光素子を介してPW制御回路2にフィードバック
される。
分圧された分圧信号として、抵抗R12及びフォトカプ
ラPC1の発光素子と直列回路を構成して出力端子間に
接続された出力可変ツェナダイオードZD1に出力され
る。出力可変ツェナダイオードZD1は入力する分圧信
号と内部の基準電圧との差に応じてフォトカプラPC1
の発光素子を発光させ、その光信号はフォトカプラPC
1の受光素子を介してPW制御回路2にフィードバック
される。
【0025】PW制御回路2は、フィードバックされた
信号に応じて駆動パルスのパルス幅を制御し、第2の直
流出力の出力電圧V2を予め設定された値(5V)にな
るように制御する。したがって、第2の直流出力の出力
電圧V2は、入力変動や負荷変動に対し安定化される。
第1の出力の出力電圧V1は、入力変動については第2
の出力と同じであるから付随して安定化される。負荷変
動に関しては、トランスT1の1次側は共通であり、2
次巻線N2以降の負荷変動による影響を受けるのみであ
るから、略安定化された出力となる。
信号に応じて駆動パルスのパルス幅を制御し、第2の直
流出力の出力電圧V2を予め設定された値(5V)にな
るように制御する。したがって、第2の直流出力の出力
電圧V2は、入力変動や負荷変動に対し安定化される。
第1の出力の出力電圧V1は、入力変動については第2
の出力と同じであるから付随して安定化される。負荷変
動に関しては、トランスT1の1次側は共通であり、2
次巻線N2以降の負荷変動による影響を受けるのみであ
るから、略安定化された出力となる。
【0026】第1又は第2の出力の出力端子間が短絡さ
れる等の事故により、トランスT1の1次側に過大な電
流が流れると、その過大電流は1次電流検出用の抵抗R
3による電圧降下の増大として検出され、PW制御回路
2はFETQ1の動作を制限してその破損を防止する。
れる等の事故により、トランスT1の1次側に過大な電
流が流れると、その過大電流は1次電流検出用の抵抗R
3による電圧降下の増大として検出され、PW制御回路
2はFETQ1の動作を制限してその破損を防止する。
【0027】また、フォトカプラPC1の故障等により
第1又は第2の直流出力に異常電圧が発生すると、ツェ
ナダイオードZD2,抵抗R10、又はツェナダイオー
ドZD3,R15からなる直列回路を介してフォトカプ
ラPC2の発光素子に電流が流れて発光素子が発光す
る。その光信号は抵抗R5と直列に接続されたフォトカ
プラPC2の受光素子を介してPW制御回路2にフィー
ドバックされる。PW制御回路2は、PC2の受光素子
からの入力信号によりFETQ1の動作を停止させる。
第1又は第2の直流出力に異常電圧が発生すると、ツェ
ナダイオードZD2,抵抗R10、又はツェナダイオー
ドZD3,R15からなる直列回路を介してフォトカプ
ラPC2の発光素子に電流が流れて発光素子が発光す
る。その光信号は抵抗R5と直列に接続されたフォトカ
プラPC2の受光素子を介してPW制御回路2にフィー
ドバックされる。PW制御回路2は、PC2の受光素子
からの入力信号によりFETQ1の動作を停止させる。
【0028】第2の出力の負荷である制御回路は、この
電源装置が用いられている本体機器の動作時,非動作時
に関わらずほぼ一定負荷であるが、第1の出力の負荷で
ある駆動部材は、動作時には定格負荷電流が流れるが、
非動作時には殆んど無負荷である場合が多い。
電源装置が用いられている本体機器の動作時,非動作時
に関わらずほぼ一定負荷であるが、第1の出力の負荷で
ある駆動部材は、動作時には定格負荷電流が流れるが、
非動作時には殆んど無負荷である場合が多い。
【0029】例えば複写機等のOA機器で電源スイッチ
(図示せず)が遮断されるのは、殆んどの場合その動作
停止時である。即ち、駆動系出力が無負荷、制御回路用
出力が定格負荷の状態で電源スイッチが遮断される場合
が圧倒的に多い。図1に示した第1実施例の場合、第1
の出力が無負荷であり、第2の出力が定格負荷の状態で
電源スイッチが遮断される。
(図示せず)が遮断されるのは、殆んどの場合その動作
停止時である。即ち、駆動系出力が無負荷、制御回路用
出力が定格負荷の状態で電源スイッチが遮断される場合
が圧倒的に多い。図1に示した第1実施例の場合、第1
の出力が無負荷であり、第2の出力が定格負荷の状態で
電源スイッチが遮断される。
【0030】電源スイッチの遮断に伴い、PW制御回路
2に供給される電源電圧Vccは低下し、FETQ1はそ
のオン・オフ動作を停止する。FETQ1のオン・オフ
動作停止により第2の出力の出力電圧V2は次第に低下
するが、同時にトランスT1に設けた動作検出用2次巻
線N5に接続したダイオードD101,コンデンサC1
01からなる動作検出用整流平滑回路の出力電圧V3は
急速に低下する。
2に供給される電源電圧Vccは低下し、FETQ1はそ
のオン・オフ動作を停止する。FETQ1のオン・オフ
動作停止により第2の出力の出力電圧V2は次第に低下
するが、同時にトランスT1に設けた動作検出用2次巻
線N5に接続したダイオードD101,コンデンサC1
01からなる動作検出用整流平滑回路の出力電圧V3は
急速に低下する。
【0031】FETQ1のオン・オフ動作時は、動作検
出用整流平滑回路に接続された負荷抵抗R101の端子
間電圧V3が抵抗R102,R103により分圧されて
供給されるトランジスタQ101はオン状態であるが、
FETQ1のオン・オフ動作停止により動作検出用2次
巻線N5の誘起電圧が消滅するので、トランジスタQ1
01はオフ状態に反転する。トランジスタQ101がオ
フになると、抵抗R7を介してトランジスタQ2にベー
ス電流が流れ、トランジスタQ2はオン状態に反転す
る。
出用整流平滑回路に接続された負荷抵抗R101の端子
間電圧V3が抵抗R102,R103により分圧されて
供給されるトランジスタQ101はオン状態であるが、
FETQ1のオン・オフ動作停止により動作検出用2次
巻線N5の誘起電圧が消滅するので、トランジスタQ1
01はオフ状態に反転する。トランジスタQ101がオ
フになると、抵抗R7を介してトランジスタQ2にベー
ス電流が流れ、トランジスタQ2はオン状態に反転す
る。
【0032】放電用の抵抗R8と共に放電回路を構成す
るトランジスタQ2がオン状態になることにより、第1
の出力の平滑コンデンサC4の電荷は抵抗R8を通って
放電されるので、第1の出力の出力電圧V1は第2の出
力の出力電圧V2と同様あるいはより急速に低下する。
るトランジスタQ2がオン状態になることにより、第1
の出力の平滑コンデンサC4の電荷は抵抗R8を通って
放電されるので、第1の出力の出力電圧V1は第2の出
力の出力電圧V2と同様あるいはより急速に低下する。
【0033】図3は、これら各部の電圧変化の一例を示
す波形図であり、同図の(A),(B)はそれぞれ第
1,第2の出力の出力電圧V1,V2、同図の(C)は
動作検出用整流平滑回路のコンデンサC101の端子間
電圧V3、同図の(D)はFETQ1を流れる1次電流
(スイッチングによる高周波断続波形は略す)をそれぞ
れ示している。
す波形図であり、同図の(A),(B)はそれぞれ第
1,第2の出力の出力電圧V1,V2、同図の(C)は
動作検出用整流平滑回路のコンデンサC101の端子間
電圧V3、同図の(D)はFETQ1を流れる1次電流
(スイッチングによる高周波断続波形は略す)をそれぞ
れ示している。
【0034】図3の(D)に示したように、t0で電源
スイッチがオフになりそれから若干遅れて、或いは何等
かの事故により、t1でFETQ1のオン・オフ動作が
停止すると、図3の(A)乃至(C)に示したように電
圧V1〜V3はt1から電圧低下が始まる。
スイッチがオフになりそれから若干遅れて、或いは何等
かの事故により、t1でFETQ1のオン・オフ動作が
停止すると、図3の(A)乃至(C)に示したように電
圧V1〜V3はt1から電圧低下が始まる。
【0035】第2の出力の負荷は常時作動している制御
回路であるから、出力電圧V2は次第に低下するが、第
1の出力の出力電圧V1は、電源スイッチが遮断される
時には無負荷であるから極めて徐々に、事故による場合
は何等かの駆動部材が動作していたとしても最大負荷状
態ではないから、破線で示した放電回路のない従来例の
ように徐々に低下する。即ち、制御回路が動作しなくな
っても駆動用電源は生きているから、ノイズ等により駆
動部材が無制御状態のまま暴走して重大な事故を発生さ
せる恐れがある。
回路であるから、出力電圧V2は次第に低下するが、第
1の出力の出力電圧V1は、電源スイッチが遮断される
時には無負荷であるから極めて徐々に、事故による場合
は何等かの駆動部材が動作していたとしても最大負荷状
態ではないから、破線で示した放電回路のない従来例の
ように徐々に低下する。即ち、制御回路が動作しなくな
っても駆動用電源は生きているから、ノイズ等により駆
動部材が無制御状態のまま暴走して重大な事故を発生さ
せる恐れがある。
【0036】第1実施例では、図3の(C)に示したよ
うに、動作検出用整流平滑回路の時定数を小さく設定す
ることにより、コンデンサC101の端子間電圧V3は
出力電圧V2に比べて急速に低下するので、直ちにトラ
ンジスタQ2がオンになって放電回路が作動し、出力電
圧V1は出力電圧V2と同様あるいはより急速に低下す
るから、駆動部材が暴走する恐れはなく、機器の誤動作
や重大事故の発生が防止出来る。
うに、動作検出用整流平滑回路の時定数を小さく設定す
ることにより、コンデンサC101の端子間電圧V3は
出力電圧V2に比べて急速に低下するので、直ちにトラ
ンジスタQ2がオンになって放電回路が作動し、出力電
圧V1は出力電圧V2と同様あるいはより急速に低下す
るから、駆動部材が暴走する恐れはなく、機器の誤動作
や重大事故の発生が防止出来る。
【0037】図2は、第1の発明による多出力スイッチ
ングレギュレータの第2実施例を示す回路図であり、第
1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。この第2実施例も放電回路を設けたものであるが、
第1実施例と異なる点は、FETQ1のオン・オフ動作
停止を検出する動作検出手段として、トランスT1の外
部出力用2次巻線N2に、第1の出力の整流平滑回路と
並列にダイオードD201,コンデンサC201からな
る動作検出用整流平滑回路を設け、その出力により放電
回路を動作させる。
ングレギュレータの第2実施例を示す回路図であり、第
1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。この第2実施例も放電回路を設けたものであるが、
第1実施例と異なる点は、FETQ1のオン・オフ動作
停止を検出する動作検出手段として、トランスT1の外
部出力用2次巻線N2に、第1の出力の整流平滑回路と
並列にダイオードD201,コンデンサC201からな
る動作検出用整流平滑回路を設け、その出力により放電
回路を動作させる。
【0038】電源スイッチ遮断あるいは事故によりFE
TQ1がオン・オフ動作を停止すると、ダイオードD2
01,コンデンサC201よりなる整流平滑回路の出力
電圧V3は第一実施例と同様急速に低下する。それ以降
の動作はトランジスタQ101オフ、トランジスタQ2
オンに反転する等、第1実施例と同一であるので説明は
省略する。
TQ1がオン・オフ動作を停止すると、ダイオードD2
01,コンデンサC201よりなる整流平滑回路の出力
電圧V3は第一実施例と同様急速に低下する。それ以降
の動作はトランジスタQ101オフ、トランジスタQ2
オンに反転する等、第1実施例と同一であるので説明は
省略する。
【0039】第2実施例は、第1実施例の動作検出用2
次巻線N5に代わり外部出力用2次巻線N2(N3を用
いてもよい)よりFETQ1オン・オフ動作停止を検出
しているため、余分な2次巻線が不要であり低コストで
同様な効果が得られる。また、従来のトランスを用いた
回路基板に整流平滑回路と放電回路を追加するだけで、
この発明を適用することが出来る。一方、第1実施例
は、2次巻線N5の巻数を変えることにより電圧V3を
設定することが可能であり、設計の自由度が増して部品
の選択が容易になる。
次巻線N5に代わり外部出力用2次巻線N2(N3を用
いてもよい)よりFETQ1オン・オフ動作停止を検出
しているため、余分な2次巻線が不要であり低コストで
同様な効果が得られる。また、従来のトランスを用いた
回路基板に整流平滑回路と放電回路を追加するだけで、
この発明を適用することが出来る。一方、第1実施例
は、2次巻線N5の巻数を変えることにより電圧V3を
設定することが可能であり、設計の自由度が増して部品
の選択が容易になる。
【0040】図4は、第2の発明による多出力スイッチ
ングレギュレータの第3実施例を示す回路図であり、図
1に示した第1実施例と同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。図4に示した第3実施例が第1実施例
と異なる点は、FETQ1のオン・オフ動作停止を検出
すると、出力電圧が高い第1の出力とそれより低い第2
の出力をそれぞれ入力端子INと出力端子OUTに接続
し、制御端子ON/OFFを有する安定化回路3を動作
させて、第1の出力から第2の出力へ電力を供給するよ
うにしたことである。
ングレギュレータの第3実施例を示す回路図であり、図
1に示した第1実施例と同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。図4に示した第3実施例が第1実施例
と異なる点は、FETQ1のオン・オフ動作停止を検出
すると、出力電圧が高い第1の出力とそれより低い第2
の出力をそれぞれ入力端子INと出力端子OUTに接続
し、制御端子ON/OFFを有する安定化回路3を動作
させて、第1の出力から第2の出力へ電力を供給するよ
うにしたことである。
【0041】FETQ1のオン・オフ動作停止を検出す
る動作検出手段は、第1実施例と同様に、FETQ1の
オン・オフ動作が停止すると(動作検出用2次巻線N5
に接続した)動作検出用整流平滑回路の出力電圧V3は
急速に低下する。出力電圧V3は抵抗R102,R10
3で分圧されて、第1の出力と第2の出力の間に設けた
安定化回路3のON/OFF端子に接続されている。
る動作検出手段は、第1実施例と同様に、FETQ1の
オン・オフ動作が停止すると(動作検出用2次巻線N5
に接続した)動作検出用整流平滑回路の出力電圧V3は
急速に低下する。出力電圧V3は抵抗R102,R10
3で分圧されて、第1の出力と第2の出力の間に設けた
安定化回路3のON/OFF端子に接続されている。
【0042】安定化回路3は、例えばサンケン電気製の
STR9005等のON/OFF端子付きICからな
り、ON/OFF端子が2V以上でオフ、0.6V以下
でオンするよう構成されている。FETQ1がオン・オ
フ動作中は安定化回路3の入力端子INに出力電圧V3
が分圧され印加されているから、出力端子OUTに出力
は現れない。
STR9005等のON/OFF端子付きICからな
り、ON/OFF端子が2V以上でオフ、0.6V以下
でオンするよう構成されている。FETQ1がオン・オ
フ動作中は安定化回路3の入力端子INに出力電圧V3
が分圧され印加されているから、出力端子OUTに出力
は現れない。
【0043】FETQ1のオン・オフ動作が停止すると
コンデンサC101の端子間電圧V3が急速に低下し、
或る閾値以下になると安定化回路3はオンになって、第
1の出力の電力は安定化回路3の出力電圧に変換され
て、出力端子OUTから第2の出力に供給される。
コンデンサC101の端子間電圧V3が急速に低下し、
或る閾値以下になると安定化回路3はオンになって、第
1の出力の電力は安定化回路3の出力電圧に変換され
て、出力端子OUTから第2の出力に供給される。
【0044】図6は、これら各部の電圧変化の一例を示
す波形図であり、同図の(A)乃至(D)はそれぞれ図
3の(A)乃至(D)に対応しているから、同様な部分
は説明を省略する。図6の(B)に破線で示した従来例
(第1,第2実施例も同じ)はFETQ1が停止した時
点t1から電圧が降下しているが、この第3実施例にお
いては第1の出力から電力が供給されているから、第2
の出力の電圧V2はt1以降も5Vを安定的に保持し、
図6の(A)に示した第1の出力の電圧が5V近傍まで
低下した時点t2になって、電圧V2も降下し始める。
す波形図であり、同図の(A)乃至(D)はそれぞれ図
3の(A)乃至(D)に対応しているから、同様な部分
は説明を省略する。図6の(B)に破線で示した従来例
(第1,第2実施例も同じ)はFETQ1が停止した時
点t1から電圧が降下しているが、この第3実施例にお
いては第1の出力から電力が供給されているから、第2
の出力の電圧V2はt1以降も5Vを安定的に保持し、
図6の(A)に示した第1の出力の電圧が5V近傍まで
低下した時点t2になって、電圧V2も降下し始める。
【0045】安定化回路3の出力電圧を仮りにv2とす
れば、v2が第2の出力の出力電圧V2より僅かでも低
い場合は、t1で出力電圧V2が降下し始めてv2に達
した時点で第1の出力から電力が供給され始め、それ以
降はv2に保持されるから制御回路はなんら問題なく制
御し続ける。t2で電圧降下が始まって制御回路が動作
しなくなっても、出力電圧V1は5V以下まで降下して
いるから駆動部材が暴走する恐れはない。
れば、v2が第2の出力の出力電圧V2より僅かでも低
い場合は、t1で出力電圧V2が降下し始めてv2に達
した時点で第1の出力から電力が供給され始め、それ以
降はv2に保持されるから制御回路はなんら問題なく制
御し続ける。t2で電圧降下が始まって制御回路が動作
しなくなっても、出力電圧V1は5V以下まで降下して
いるから駆動部材が暴走する恐れはない。
【0046】もし、v2が出力電圧V2より僅かでも高
い場合は、t1で安定化回路3がオンになった時に第1
の出力から電力が供給され始め、出力電圧V2はv2に
上昇するが問題はない。このように安定化回路3が動作
する時間は短かいから、第1の出力から安定化回路を通
して第2の出力に常時電力を供給するような従来技術の
安定化回路に比べて、遙かに低コストな小容量の安定化
回路で済む。すなわち、この発明による安定化回路の出
力電圧の調整は極めて容易になる。
い場合は、t1で安定化回路3がオンになった時に第1
の出力から電力が供給され始め、出力電圧V2はv2に
上昇するが問題はない。このように安定化回路3が動作
する時間は短かいから、第1の出力から安定化回路を通
して第2の出力に常時電力を供給するような従来技術の
安定化回路に比べて、遙かに低コストな小容量の安定化
回路で済む。すなわち、この発明による安定化回路の出
力電圧の調整は極めて容易になる。
【0047】図5は、同じく第2の発明による多出力ス
イッチングレギュレータの第4実施例を示す回路図であ
り、図2に示した第2実施例及び図4に示した第3実施
例と同一部分には同一符号を付している。図5に示した
第4実施例は、第3実施例の動作検出用2次巻線N5の
代りに外部出力用2次巻線N2を使用する点では第2実
施例と同一であり、安定化回路3を含むその他の点では
第3実施例と同一であるから、説明を省略する。
イッチングレギュレータの第4実施例を示す回路図であ
り、図2に示した第2実施例及び図4に示した第3実施
例と同一部分には同一符号を付している。図5に示した
第4実施例は、第3実施例の動作検出用2次巻線N5の
代りに外部出力用2次巻線N2を使用する点では第2実
施例と同一であり、安定化回路3を含むその他の点では
第3実施例と同一であるから、説明を省略する。
【0048】以上、実施例として2出力スイッチング電
源装置の場合について説明したが、この発明は、放電回
路を適宜設けることにより出力が3個以上あるスイッチ
ングレギュレータについても適用できることはいうまで
もない。また、放電回路の抵抗R8の抵抗値を選択して
時定数を調整することにより、電源スイッチ遮断又は事
故によるスイッチング素子の停止時の立下り時間の順序
を決めることも可能である。あるいは、各外部出力の負
荷に応じて、安定化回路と放電回路とを適宜組合せて最
もコスト/パフォーマンスのよいスイッチング電源装置
を構成することも出来る。
源装置の場合について説明したが、この発明は、放電回
路を適宜設けることにより出力が3個以上あるスイッチ
ングレギュレータについても適用できることはいうまで
もない。また、放電回路の抵抗R8の抵抗値を選択して
時定数を調整することにより、電源スイッチ遮断又は事
故によるスイッチング素子の停止時の立下り時間の順序
を決めることも可能である。あるいは、各外部出力の負
荷に応じて、安定化回路と放電回路とを適宜組合せて最
もコスト/パフォーマンスのよいスイッチング電源装置
を構成することも出来る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による多
出力スイッチングレギュレータは、各出力の立下りを揃
えることができるから、この電源装置を用いた機器の誤
動作や重大事故の発生を簡易かつ低コストで確実に防止
することができる。
出力スイッチングレギュレータは、各出力の立下りを揃
えることができるから、この電源装置を用いた機器の誤
動作や重大事故の発生を簡易かつ低コストで確実に防止
することができる。
【図1】第1の発明による多出力スイッチングレギュレ
ータの第1実施例を示す回路図である。
ータの第1実施例を示す回路図である。
【図2】第1の発明による多出力スイッチングレギュレ
ータの第2実施例を示す回路図である。
ータの第2実施例を示す回路図である。
【図3】図1及び図2に示した第1及び第2実施例にお
けるスイッチング素子停止時の出力電圧の変化の一例を
示す波形図である。
けるスイッチング素子停止時の出力電圧の変化の一例を
示す波形図である。
【図4】第2の発明による多出力スイッチングレギュレ
ータの第3実施例を示す回路図である。
ータの第3実施例を示す回路図である。
【図5】第2の発明による多出力スイッチングレギュレ
ータの第4実施例を示す回路図である。
ータの第4実施例を示す回路図である。
【図6】図4及び図5に示した第3及び第4実施例にお
けるスイッチング素子停止時の出力電圧の変化の一例を
示す波形図である。
けるスイッチング素子停止時の出力電圧の変化の一例を
示す波形図である。
1 交流電源 2 PW(パル
ス幅)制御回路 3 安定化回路 T1 トランス N1 1次巻線 N2,N3 外
部出力用2次巻線 N4 内部出力用2次巻線 N5 動作検出
用2次巻線 Q1 FET(電解効果型トランジスタ:スイッチング
素子)
ス幅)制御回路 3 安定化回路 T1 トランス N1 1次巻線 N2,N3 外
部出力用2次巻線 N4 内部出力用2次巻線 N5 動作検出
用2次巻線 Q1 FET(電解効果型トランジスタ:スイッチング
素子)
Claims (6)
- 【請求項1】 交流電源から入力する交流電力を1次整
流平滑して得られた1次直流電力を複数の外部出力用2
次巻線を備えたトランスの1次巻線とスイッチング素子
との直列回路に入力し、そのスイッチング素子をオン・
オフすることにより前記外部出力用2次巻線に誘起され
る電力をそれぞれ2次整流平滑して外部の負荷に出力す
ると共に、それらの外部出力の内のいずれかを帰還系出
力として出力電圧を検出し、検出された該出力電圧に応
じてパルス幅変調される駆動パルスで前記スイッチング
素子を駆動することにより前記外部出力の電圧を安定化
する多出力スイッチングレギュレータにおいて、 前記スイッチング素子のオン・オフ動作停止を検出する
動作検出手段と、 該動作検出手段がオン・オフ動作停止を検出した時に前
記外部出力用の2次整流平滑回路の平滑コンデンサの電
荷を放電する放電回路とを設けたことを特徴とする多出
力スイッチングレギュレータ。 - 【請求項2】 請求項1記載の多出力スイッチングレギ
ュレータにおいて、 前記トランスに動作検出用2次巻線を設け、 前記動作検出手段を前記動作検出用2次巻線の出力によ
り前記スイッチング素子のオン・オフ動作停止を検出す
る手段としたことを特徴とする多出力スイッチングレギ
ュレータ。 - 【請求項3】 請求項1記載の多出力スイッチングレギ
ュレータにおいて、 外部出力用の前記2次整流平滑回路の内のいずれかと並
列に動作検出用整流平滑回路を設け、 前記動作検出手段を、前記動作検出用整流平滑回路の出
力により前記スイッチング素子のオン・オフ動作停止を
検出する手段としたことを特徴とする多出力スイッチン
グレギュレータ。 - 【請求項4】 交流電源から入力する交流電力を1次整
流平滑して得られた1次直流電力を複数の外部出力用2
次巻線を備えたトランスの1次巻線とスイッチング素子
との直列回路に入力し、そのスイッチング素子をオン・
オフすることにより前記外部出力用2次巻線に誘起され
る電力をそれぞれ2次整流平滑して外部の負荷に出力す
ると共に、それらの外部出力の内のいずれかを帰還系出
力として出力電圧を検出し、検出された該出力電圧に応
じてパルス幅変調される駆動パルスで前記スイッチング
素子を駆動することにより前記外部出力の電圧を安定化
する多出力スイッチングレギュレータにおいて、 前記スイッチング素子のオン・オフ動作停止を検出する
動作検出手段と、 複数の前記外部出力のうち出力電圧の高い第1の出力を
入力端子に、出力電圧の低い第2の出力を出力端子にそ
れぞれ接続し、該第2の出力と略等しい出力電圧を有
し、常時不動作で前記動作検出手段がオン・オフ動作停
止を検出した時に動作する安定化回路とを設けたことを
特徴とする多出力スイッチングレギュレータ。 - 【請求項5】 請求項4記載の多出力スイッチングレギ
ュレータにおいて、 前記トランスに動作検出用2次巻線を設け、 前記動作検出手段を前記動作検出用2次巻線の出力によ
り前記スイッチング素子のオン・オフ動作停止を検出す
る手段としたことを特徴とする多出力スイッチングレギ
ュレータ。 - 【請求項6】 請求項4記載の多出力スイッチングレギ
ュレータにおいて、 外部出力用の前記2次整流平滑回路の内のいずれかと並
列に動作検出用整流平滑回路を設け、 前記動作検出手段を、前記動作検出用整流平滑回路の出
力により前記スイッチング素子のオン・オフ動作停止を
検出する手段としたことを特徴とする多出力スイッチン
グレギュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166353A JPH0614541A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 多出力スイッチングレギュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4166353A JPH0614541A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 多出力スイッチングレギュレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614541A true JPH0614541A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15829813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4166353A Pending JPH0614541A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 多出力スイッチングレギュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614541A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115882705A (zh) * | 2022-12-02 | 2023-03-31 | 中电科思仪科技(安徽)有限公司 | 一种磁放大器控制电路及控制方法 |
| CN116088625A (zh) * | 2023-04-07 | 2023-05-09 | 河北极太科技有限公司 | 一种输出电压调节电路 |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP4166353A patent/JPH0614541A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115882705A (zh) * | 2022-12-02 | 2023-03-31 | 中电科思仪科技(安徽)有限公司 | 一种磁放大器控制电路及控制方法 |
| CN116088625A (zh) * | 2023-04-07 | 2023-05-09 | 河北极太科技有限公司 | 一种输出电压调节电路 |
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