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JPH06136168A - 澱粉関連物系発泡体の製造方法 - Google Patents

澱粉関連物系発泡体の製造方法

Info

Publication number
JPH06136168A
JPH06136168A JP3328220A JP32822091A JPH06136168A JP H06136168 A JPH06136168 A JP H06136168A JP 3328220 A JP3328220 A JP 3328220A JP 32822091 A JP32822091 A JP 32822091A JP H06136168 A JPH06136168 A JP H06136168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
foam
polyol
acid
based substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3328220A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Shiraishi
信夫 白石
Kinichi Shirakawa
欣一 白川
Yasushi Kurimoto
康司 栗本
Masayuki Isshiki
正之 一色
Masuo Yabu
益生 薮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Sanwa Starch Co Ltd
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Sanwa Starch Co Ltd
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd, Sanwa Starch Co Ltd, Rengo Co Ltd filed Critical Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP3328220A priority Critical patent/JPH06136168A/ja
Publication of JPH06136168A publication Critical patent/JPH06136168A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
    • C08G18/64Macromolecular compounds not provided for by groups C08G18/42 - C08G18/63
    • C08G18/6484Polysaccharides and derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2101/00Manufacture of cellular products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2230/00Compositions for preparing biodegradable polymers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】生分解性の優れた澱粉系発泡体を開発するこ
と。 【構成】澱粉系物質を酸触媒および多価アルコール(ポ
リオール)の存在下で、30〜200℃で加熱して澱粉
系物質を液状化し、ここに得た液状物を発泡、硬化させ
ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生分解性など極めて優れ
た特性を有する澱粉および/または種皮など澱粉関連物
質発泡体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック発泡体は断熱材、緩衝材、
遮音材などとして包装材、建材、家具、寝具、自動車部
材などに広く使われて来ているが、最近、地球環境全般
への関心の高まりと共に、生分解性発泡体が強く期待さ
れるようになって来た。
【0003】しかし乍ら全体として実用的な生分解性プ
ラスチック発泡体といえるものは、従来開発されていな
い。このため開発研究がいろいろと行われる様になって
来ている。
【0004】生分解性プラスチックとしては、(1)エ
ネルギー貯蔵物質として菌体中に生合成される3−ヒド
ロキシブチレートなど微生物由来の生分解性プラスチッ
ク、(2)セルロース、澱粉の如き天然物由来の生分解
性プラスチック、および(3)ポリカプロラクトンなど
合成高分子由来の生分解性高分子の大別して3種があ
る。
【0005】ここでは天然物由来の生分解性高分子のう
ちの一つである澱粉関連物質系生分解性高分子の現状に
ついて更に詳しく述べれば以下の通りである。
【0006】その第一のものとして、澱粉添加系崩壊性
プラスチックといわれるものがある。これは汎用プラス
チック、主としてポリエチレンに澱粉を混入したもので
あり、すでに実用化されており、余剰農産物である澱粉
の利用という利点もある。しかしこのプラスチックは、
土壌中に埋めた場合、澱粉は分解するもののプラスチッ
ク(ポリエチレン)は分解困難であり、このため崩壊性
プラスチックといわれている。
【0007】上記プラスチックに基づく分解困難性を解
消する対策の1つとして澱粉と共に自動酸化剤を混入し
たポリエチレン用のマスターバッチが開発されている。
このマスターバッチには、ポリエチレン中での澱粉の分
散性を良くするために、シランカップリング剤で処理し
た疎水性の澱粉と、自動酸化剤として働くコーン油が添
加されている。これを土壌中に埋めると、澱粉は土壌中
の微生物によって分解されてポーラスな構造となる。そ
して、コーン油などの自動酸化剤が土壌中の金属塩と反
応して過酸化物を形成して、この過酸化物がポリエチレ
ンを破壊するといわれている。すなわち、上記のような
自動酸化剤はポリエチレンの分解促進剤であり、それら
分解促進剤と土中の金属塩が反応して出来る過酸化物が
ポリマーの鎖を切断する。そしてポリマー分子鎖の切断
はオリゴマーを生成し、やがて低分子量分子となり、生
分解を受けやすくなると考えられている。しかし乍ら、
澱粉をポリエチレンに添加するため、衝撃強度、引張強
度などの物性や光沢が大きく低下し、しかもなお、ポリ
マー部分(ポリエチレン部分)の生分解性はいまだ完全
なものでない。
【0008】また別の例としては、無処理の澱粉と自動
酸化剤をポリエチレンに練りこんだものがあり、ポリマ
ー中の酸化防止剤が消費された時点から自動酸化を起こ
し、水分、バクテリアがなくても分解反応が持続すると
いう特徴がある。
【0009】他方、澱粉含有量の多い崩壊性プラスチッ
クも開発されている。ゼラチン状の澱粉をエチレン−ア
クリル酸共重合体とポリエチレンの混合物に加える方法
であり、この際のエチレン−アクリル酸共重合体は、ポ
リエチレンと澱粉の相溶化剤として作用するといわれて
いる。澱粉の添加量は多く、40〜50%混入すること
が出来る。この組成物も熱可塑性で、得られるフィルム
は無色、半透明で強度は高い。しかし、澱粉の熱安定性
が悪い為、成形時の温度が高い場合には変色を起こす。
また、耐水性が悪いという欠点をもつ。このものでは澱
粉は短時間で完全に生分解するが、プラスチックの部分
は非生分解性であり、完全な生分解性プラスチックでは
ない。
【0010】類似の例として生澱粉を40〜85%含
み、アミラーゼの作用で崩壊するポリエチレンブレント
体、ポリプロピレンブレント体が開発されている。また
生澱粉とポリカプロラクトンからなるブレント体も生分
解性高分子として開発されている。
【0011】以上の諸例の場合、澱粉は顆粒状ないしゼ
ラチン状で、ポリエチレンなど汎用高分子に練りこまれ
ており、前者は流動せず、必ずしも両者は一体化してい
ない。この点の改良をはかるための試みが以下に示す通
りいくつかある。
【0012】元来澱粉は、直鎖状のアミロースと短いア
ミロースが枝状に結合した高分子量のアミロペクチンか
らなっている。直鎖状のアミロースはプラスチックの原
料として有用であるが、通常の澱粉には約20重量%し
か含まれていない。
【0013】近年75重量%程度のアミロースを含む澱
粉がグリーンピースの品種改良により新たに開発され、
この澱粉を化学修飾して熱可塑性樹脂を合成することも
行われている。このものに10%程度のバイオ物質を加
えた組成物は生分解性プラスチックであるとされてい
る。
【0014】また澱粉をヒドロキンプロピル化すること
により、射出成形で発泡体となりうる材料へと変える手
段も開発され、これも生分解性があるものと考えられて
いる。
【0015】また、米国に於いて変性澱粉の構成比率が
60〜90%と高い「ノボン(NOVON)」という商
品名の生分解性プラスチックが開発された。このもの
は、変性澱粉、多糖類のグラフトポリマー、および場合
により、さらに非水溶性の熱可塑性ポリマーを加え、押
出機を用い圧力をかけて加熱処理された組成物であり、
土中などバクテリアによってほぼ完全に分解されるとい
う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】我が国のプラスチック
産業における発泡製品としては、その75〜85%はス
チレン系樹脂が占め、ポリエチレン系は11〜12%で
あり、熱可塑性合成樹脂が主要発泡体原料となっている
【0017】これらの石油系合成樹脂は自然界に放出さ
れたとき安定で、分解性を殆ど示さず、環境汚染や公害
問題を惹き起こすものとして、世界的関心を集めてい
る。この問題を低減させる一対策として廃棄の過程での
焼却性も問題となっているが、ポリスチレンフォームや
ポリエチレンフォームが必ずしも焼却しやすいものでな
いこともよく知られている。即ち、ポリスチレンやポリ
エチレンフォームは、炭素と水素だけから出来ているた
めに、燃焼熱量は約10000kcal/kgにのぼ
り、他の材料と比較しても、ポリスチレンフォームなど
がかなり高燃焼熱量をもつものということが出来る。こ
れが、焼却炉内の異常高温を来たし、炉に損傷を与え、
問題となっている。
【0018】一方、燃焼の際の必要空気量を見てみる
と、ポリスチレンフォーム等の場合には、通常のゴミに
比べ、5倍量の空気を必要とし、従来のゴミ焼却炉では
対応がとれず、スス発生等のトラブルの原因ともなって
いる。
【0019】本発明者らは、前記問題点の解決を図るべ
く鋭意検討を行い、澱粉およびその関連物質が生分解性
を有し且つその燃焼発熱量がポリスチレンの半分以下で
あることに注目し、しかもポリウレタン類のあるもの
が、ポリスチレン、ポリエチレンに比べ格段に生分解さ
れやすいことも勘案し、澱粉およびその関連物質を主要
成分とする発泡体を得ることにより、前記問題点を解決
し得るのではないかとの全く新しい着想に至り、この着
想の実現化を図った。
【0020】
【課題を解決するための手段】澱粉および/または種皮
など澱粉関連物質(以下澱粉系物質という)を酸触媒お
よび多価アルコールの存在下で、30〜200℃で加熱
して澱粉系物質の溶液ないし液化物を得、該液化物を整
泡剤、触媒、発泡剤、多価イソシアネート化合物などの
存在下で発泡硬化させることによって解決される。
【0021】
【発明の作用並びに構成】本発明において出発原料とし
て用いる澱粉系物質にはトウモロコシ澱粉、馬鈴薯澱
粉、タピオカ澱粉、小麦澱粉など広く各種の通常の澱粉
が使用される。さらには、上記澱粉の加工されたもの、
たとえばエステル化、エーテル化、酸化、酵素分解した
ものなども使用される。エステル化、エーテル化澱粉の
置換度は0.01〜0.5が好ましく、その他架橋澱粉
も使用できる。ここでいう置換度とは、澱粉誘導体のグ
ルコース残基1個あたりの置換水酸基の平均値である。
架橋程度は通常、置換度0.0003〜0.01であ
る。使用されるエステル化剤、エーテル化剤、架橋剤と
しては従来から使用されて来たものが使用出来、たとえ
ばエステル化剤としてはギ酸、無水ギ酸、酢酸、無水酢
酸、酢酸ビニル、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、塩化アセ
チル、ケテン、リン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナト
リウムなど、エーテル化剤としては塩化メチル、酸化エ
チレン、エチレンクロルヒドリン、モノクロル酢酸、ジ
エチルアミノエチルクロリド、2.3−エポキシプロピ
ルトリメチルアンモニウムクロリドなど、架橋剤として
はオキシ塩化リン、トリメタリン酸、アクロレイン、エ
ピクロルヒドリンなどがある。酸化澱粉としてはカルボ
キシル基の置換度が0.00001〜0.02程度生成
したものが好ましく、また澱粉の酵素分解物とは、澱粉
をα−アミラーゼ、β−アミラーゼ、グルコアミラー
ゼ、イソアミラーゼ、α−グルコシダーゼ、プルラナー
ゼなどの酵素により分解したものをいう。さらに澱粉系
物質には澱粉製造時に副生する種皮、蛋白、脂肪などが
あげられる。
【0022】これ等澱粉系物質の粒度は充分に液化、溶
解しうる程度でよい。本発明で用いる多価アルコール及
び多価アミンは、2価以上のアルコールないしアミンで
あり、脂肪族多価アルコール(アルキレンポリオー
ル)、ポリエーテルタイプのポリオール、ポリエステル
タイプのポリオールを含み、例えばエチレングリコー
ル、1.4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、1.2.
6.−ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、エ
チレンジアミン、ジエチレントリアミン、ソルビトー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、エポキサイド付加ポリエーテルポリオール、変性ポ
リエーテルポリオール(グラフトポリオール;ポリ尿素
分散ポリオール;アミン変性ポリオール)、ポリテトラ
メチレンエーテルグリコール、汎用ポリエステルポリオ
ール、ポリカプロラクトンポリオール、芳香族ポリエス
テルポリオール、ポリカーボネートポリオールなど多く
のものが包含され、とくにポリエチレングリコール、グ
リセリン、エチレングリコール、エポキサイド付加ポリ
エーテルポリオール、ポリカプロラクトンポリオールな
どが好ましい。
【0023】液化溶解に際しては、上記の多価アルコー
ルを各々単独で用いてもよく、また、それら2種以上を
適宜に混合して用いることも出来る。更に溶液の粘度を
低めたり、液化溶解を助長する目的で、液化溶解時に最
初から、あるいはその途中で、水あるいは1価アルコー
ル、アセトン、酢酸エチルなどの有機溶媒の1種又は2
種以上を添加共存させることも可能である。これらの有
機溶剤は通常多価アルコール100重量部に対して1〜
1000、好ましくは5〜600重量部程度添加され
る。この際の1価アルコールとしては、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−ブチルアルコール等が例示
出来る。
【0024】本発明においては通常多価アルコール10
0重量部に対して澱粉系物質を10〜1000重量部の
割合で加えることが好ましい。10重量部未満でも液化
物を得ることは可能であるが、樹脂化を目的とする場合
に、特に好適とは言い難い。また、あまり多量加えると
液化溶解が不充分となる傾向がある。
【0025】尚、本発明で言う液化溶解反応とは澱粉系
物質が多価アルコールとの反応も場合により起こして、
固相から液相へと液化溶解することを言う。
【0026】本発明においてはこの反応は特に酸触媒の
存在下で常圧で行うものである。酸触媒としては、鉱
酸、有機酸、更にはルイス酸でも良く、例えば硫酸、塩
酸、トルエンスルホン酸、フェノールスルホン酸、塩化
アルミニウム、塩化亜鉛や三フッ化ホウ素などが好まし
いものとして例示される。酸触媒添加量は0〜20重量
%である。反応温度は30〜200℃で、適宜その中か
ら選択する。液化溶解反応中適宜撹拌を行うことが好ま
しい。この撹拌により、懸濁液にトルクを付加して、液
化溶解の能率を高めることが出来る。液化溶解は15分
〜数時間で達成される。この様にして得られた澱粉系物
質の液状化物中の澱粉系物質の濃度は、その溶液の利用
目的によって異なるが、重量比で最大約90%までの範
囲である。
【0027】以上により得られた澱粉系物質のポリオー
ル溶解ないし液化溶液全体について、まず、フタル酸エ
ステル化法によりOH価を測定する。次いで上記澱粉系
物質のポリオール溶解液の所定量に所定量の整泡剤、ウ
レタン化触媒および発泡剤を加えよく混合したのち、上
述のOH価を考慮して所定量の多価イソシアネート化合
物を加え、一定時間、強く撹拌したのち、発泡、樹脂化
を行う。
【0028】この際加える整泡剤としては、線状および
分岐状ポリエーテル/シロキサンタイプのものなどから
適宜選択して用いる。たとえば、ポリジメチルシロキサ
ン、エチレンオキサシド/プロピレンオキシド共重合物
からの水溶性ポリエーテルシロキサン、スルホン化リシ
ノール酸のナトリウム塩とポリシロキサンポリオキシア
ルキレンコーポリマーとの混合物などが用いられるが、
それらの種類と量の選択はウレタン樹脂発泡体製造上の
常法に従う。
【0029】ウレタン化反応触媒としては、N、N−ジ
メチルシクロヘキシルアミン、N、N−ジシクロヘキシ
ルメチルアミンなどモノアミン、ピリジン、N−メチル
モルフォリンなどサイクリックアミン、N、N、N′、
N′−テトラメチルエチレンジアミン、N、N、N、N
−テトラメチル、1.3−プロパンジアミンなどジアミ
ン、ビス−2−ジメチルアミノエチルエーテル、4.
4′−オキシジエチレンジモルフォリンなどエーテルジ
アミン、N、N、N′、N′、N、−n−ペンタメチル
ジエチレントリアミンなどトリアミン、N、N、N′、
N′−テトラ(3−ジメチルアミノプロピル)メタンジ
アミンなどヘキサミン、トリエチレンジアミン、N、
N′−ジメチルピペラジン、1.2−ジメチルイミダゾ
ール、1.8−ジアザビシクロ(5、4、0)ウンデセ
ン−7(DBU)などサイクリックポリアミン、N、N
−ジメチルアミノエタノールなど水酸基含有アミン、モ
ルフォリンなどその他のアミン、ジブチルスズジアセテ
ート、ジメチルスズメルカプタイド、酢酸カリウム、カ
ルシウムカーボネートなど有機金属化合物や弱酸の塩な
どの塩素性物質を挙げることが出来る。
【0030】発泡剤としては水もよく用いられるが、他
にフロン11、12のような塩化フッ化炭素、メチレン
クロライド、エチレンクロライドのような塩化アルキレ
ン、その他イソペンタンなどが挙げられる。
【0031】多価イソシアネート化合物としては、トル
エンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジ
イソシアネート(MDI)、1.6−ヘキサメチレンジ
イソシアネート(HDI)、2.2.4(2.4.4)
−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMD
I)、p−フェニレンジイソシアネート(PPDI)な
どジイソシアネート;ジメチレントリフェニルメタンテ
トライソシアネート、トリフェニルメタントリイソシア
ネート、トリ(イソシアネートフェニル)−チオフォス
フェートなど多官能イソシアネート;ウレタン変性TD
I、アロファネート変性TDI、ビウレット変性TD
I、イソシアヌレート変性TDIなど変性TDI;ウレ
タン変性MDI、カルボジイミド変性MDI、ウトニミ
ン変性MDIなど変性MDI;TDI/MDI混合物;
HDI変性物などその他の変性イソシアネートなどが挙
げられる。
【0032】発泡成形にあたっては重合ないし分子間結
合を強固にするため、鎖延長剤ないし架橋剤と称せられ
る反応性単分子を加えることも出来る。それらには、エ
チレングリコール、ジエチレングリコールなどジオール
類、グリセリン、トリメチロールプロパンなどトリオー
ル、ペンタエリスリトールなどテトラオール;ヘキサメ
チレンジアミン、4.4′−ジアミノジフェニルメタン
などジアミン;ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミンなどアミノアルコールなどが挙げられる。
【0033】本発明で得られる樹脂発泡体の性能をより
改善するため樹脂化を行う前に、各種の添加剤を添加す
ることが出来る。
【0034】例えば、澱粉系物質のポリオール液化物お
よび溶液の粘性、作業性といった溶液物性を改善するた
め、低分子化合物または乳化剤の添加、用いる成分間の
混合状態の改善のための乳化剤の添加、イソシアネート
化合物の反応性を改善するための反応ブロック剤(ポリ
オールに溶解しない溶媒など)の添加、発泡成形材料の
着色のための着色剤の添加、発泡成形材料を増量した
り、物性を改善したりするための充填剤(フィラー)の
添加、発泡成形材料の難燃化を図るための難燃化剤の添
加などを行うことが出来る。
【0035】本発明法で得られる発泡体は通常セル数5
〜60個/インチ程度のサイズの2〜50倍程度の発泡
倍率を有している。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば澱粉系物質のポリオール
液化ないし溶解物よりの発泡成形体を、従来存在しなか
った組成物として製造することが出来る。従来の合成高
分子発泡体と比べても、ポリオールとしてモノマーやオ
リゴマーをも用いることができ、はるかに容易に発泡体
化できる。
【0037】更に従来の充填材、増量材としての澱粉系
物質そのものの利用ではなく、液状化ないし相液化した
澱粉系物質を用いているので、低比重(高発泡)のもの
を得ることができ、例えば実施例に示したものでは比重
0.033の発泡体も得られている。
【0038】その上、発泡体の壁中に反応性の良い変性
された澱粉系物質が存在するので、多くの場合、剛性が
高く、熱安定性、寸法安定性、蒸気透過性並びに吸湿性
にすぐれた、極めて有用な発泡体が得られる。ポリオー
ルと多価イソシアネート化合物からなる従来のポリウレ
タン発泡体の中には、組合わせる原料化合物の選択によ
りかなりの生分解性を示すものが認められているが、本
発明では構成主成分の一つとして変性澱粉ないしその関
連物質という易生分解性物質をさらに含有しているの
で、その性質が助長されることとなる。
【0039】また本発明の発泡体は応用範囲も広く、た
とえば木材や紙との接着発泡も可能であり、その様にし
て得られたものは一般に耐剥離強度が高い。
【0040】この様に、本発明は澱粉系物質から極めて
容易に、性質のすぐれた焼却にせよ埋立にせよ廃棄の容
易な発泡体を得ることが出来るものである。
【0041】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。
【0042】
【実施例1】とうもろこし澱粉(コーンスターチ)乾燥
物9gを、予めその全量に対し3重量%量の硫酸を均一
に混合したポリエチレングリコール(PEG400)9
gと共に、還流コンデンサーを備えた50ml容ガラス
フラスコに投入し、150℃の油浴中に静置し、60分
間撹拌することなしに反応させた。この反応により液状
物が得られる。次いで、該溶液の1部をとり、48%苛
性ソーダ水溶液を必要量加えて中和したのち、液状物全
体をポリオール溶液とみなし、フタル酸エステル化法に
よりOH価を測定したところ277.7KOHmg/g
の値が得られた。そこで、該溶液10gを100mlビ
ーカに取り、中和剤として48%苛性ソーダ水溶液0.
24g、触媒としてトリエチレンジアミン(TEDA)
0.3g(全量の3%相当)、整泡剤として東レシリコ
ン(株)製「シリコンオイルSH193」0.3g(全
量の3%相当)をそれぞれに加え、それぞれよく混合し
たのち、多価イソシアネート化合物として日本ポリウレ
タン(株)製「MR100」を11.4g(NCOイン
デックス=120相当)加えて、常温で高速撹拌機で、
均一に20秒撹拌したのち、全量をビーカー中に投入し
た。発泡が起こり、比重0.048g/cm3、圧縮強
度0.68kgf/cm2、圧縮弾性率15.8kgf
/cm2の発泡体が得られた。なお、これらの場合発泡
剤としては中和剤中の水が機能している。
【0043】
【実施例2】発泡体調製時に、多価イソシアネート化合
物日本ポリウレタン(株)製「MR100」を13.3
g(NCOインデックス=140相当)とする以外は、
実施例1と同様にして発泡体を製造したところ、比重
0.054g/cm3、圧縮強度0.72kgf/c
2、圧縮弾性率17.8kgf/cm2の発泡体が得ら
れた。
【0044】
【実施例3】コーンフィード(とうもろこしの種皮)乾
燥物25gを、あらかじめその全量に対し、3重量%の
硫酸を均一に混合したポリエチレングリコール(PEG
400)75gと共に還流コンデンサーを備えた200
ml容ガラスフラスコに取り、150℃の油溶中に静置
し、外観的に溶液状になった時点から撹拌し、合計で6
0分反応させた。反応により、液状物が得られる。次い
で該溶液の1部をとり、48%苛性ソーダ水溶液を必要
量加えて中和したのち、液状物全体をポリオール溶液と
みなし、フタル酸エステル化法により、OH価を測定し
たところ、202.2KOHmg/gの値が得られた。
そこで該溶液10gを100mlビーカに取り、中和剤
として48%苛性ソーダ水溶液0.36g、触媒として
TEDA0.03g(全体の0.3%相当)、整泡剤と
して東レシリコン(株)製シリコンオイル「SH19
3」0.15g(全体の1.5%相当)をそれぞれ加
え、それぞれよく混合したのち、多価イソシアネート化
合物として日本ポリウレタン(株)製「MR100」を
10.8g(NCOインデックス=120相当)加え
て、常温で高連撹拌機で均一に10秒撹拌したのち、全
量をビーカー中に投入したところ、発泡が起こり、比重
0.032g/cm3、圧縮強度0.58kgf/c
2、圧縮弾性率14.4kgf/cm2の発泡体が得ら
れた。なお、これらの場合中和剤中の水が発泡剤として
作用している。
【0045】
【実施例4】発泡体調製時に、多価イソシアネート化合
物日本ポリウレタン(株)製「MR100」を12.7
g(NCOインデックス=140相当)とする以外は実
施例3と同様に処理して発泡体を製造したところ、比重
0.0313g/cm3圧縮強度0.61kgf/c
2、圧縮弾性率17.3kgf/cm2の発泡体が得ら
れた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 信夫 京都府京都市左京区下鴨狗子田町13−3 (72)発明者 白川 欣一 大阪市福島区大開4丁目1番186号 レン ゴー株式会社中央研究所内 (72)発明者 栗本 康司 大阪市福島区大開4丁目1番186号 レン ゴー株式会社中央研究所内 (72)発明者 一色 正之 奈良県大和高田市南本町3番の33号 (72)発明者 薮 益生 奈良県北葛城郡河合町星和台1丁目12番6 号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】澱粉系物質を酸触媒および多価アルコール
    (ポリオール)の存在下で、30〜200℃で加熱して
    澱粉系物質を液状化し、ここに得た液状物を発泡、硬化
    させることを特徴とする澱粉系発泡体の製造方法。
  2. 【請求項2】上記多価アルコールが、脂肪族多価アルコ
    ール、ポリエーテルポリオール及びポリエステルポリオ
    ールの少なくとも1種であり、且つ加熱温度が30〜2
    00℃である請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】酸触媒が無機酸、有機酸及びルイス酸の少
    なくとも1種である請求項1に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】ポリオール100重量部に対して、澱粉系
    物質5〜1000重量部を使用する請求項1に記載の澱
    粉系発泡体の製造法。
  5. 【請求項5】揮発性溶媒の共存下に澱粉系物質を液状化
    し、得られた液状物から揮発性溶媒を留去することを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 【請求項6】液状物の発泡に際し、多価イソシアネート
    と発泡剤、必要に応じ、触媒並びに整泡剤を使用するポ
    リウレタン樹脂化発泡法を行うことを特徴とする請求項
    1に記載の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001083600A1 (en) * 2000-04-28 2001-11-08 Sankyo Company, Limited Biodegradable foam having high oil-absorbing ability and floating on water surface, process for producing the same, and composition containing the same
JP2007092040A (ja) * 2005-08-31 2007-04-12 San Nopco Ltd 反応性界面活性剤、これを含有してなる樹脂組成物及び塗料
JP2012126858A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Kyoto Univ 液化バイオマスの製造方法、熱硬化性樹脂の製造方法、液化バイオマス及び熱硬化性樹脂
CN103360568A (zh) * 2013-07-24 2013-10-23 淮阴师范学院 淀粉的液化产物制备聚氨酯弹性体的方法
JP2018515646A (ja) * 2015-04-27 2018-06-14 サン−ゴバン イゾベール 熱硬化発泡体及び製造方法

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