JPH061281Y2 - チヤツク - Google Patents
チヤツクInfo
- Publication number
- JPH061281Y2 JPH061281Y2 JP1985100833U JP10083385U JPH061281Y2 JP H061281 Y2 JPH061281 Y2 JP H061281Y2 JP 1985100833 U JP1985100833 U JP 1985100833U JP 10083385 U JP10083385 U JP 10083385U JP H061281 Y2 JPH061281 Y2 JP H061281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- spindle
- phase
- work
- determining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gripping On Spindles (AREA)
- Turning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワークの被把持部から偏心した部分を加工す
るためのチャックに関し、特に偏心量の異なるワークで
も容易確実にチャッキングできるようにしたものに関す
る。
るためのチャックに関し、特に偏心量の異なるワークで
も容易確実にチャッキングできるようにしたものに関す
る。
従来、旋盤でワークを加工する場合は、主軸の先端部に
取り付けられたチャックによってワークをその被加工部
が主軸の軸線と一致するように支持し、該主軸によって
上記被加工部を中心に回転するようワークを駆動し、こ
の状態でバイトに切り込み送りを与え、これにより上記
被加工部を所望径に旋削するようにしている。
取り付けられたチャックによってワークをその被加工部
が主軸の軸線と一致するように支持し、該主軸によって
上記被加工部を中心に回転するようワークを駆動し、こ
の状態でバイトに切り込み送りを与え、これにより上記
被加工部を所望径に旋削するようにしている。
ところで、例えばクランクシャフトのように、被把持部
となるクランク軸部と被加工部であるクランクピン穴と
が偏心しているワークを加工する場合は、このクランク
ピン穴が旋盤の主軸軸線と一致するようクランク軸部を
チャッキングすることが必要となる。
となるクランク軸部と被加工部であるクランクピン穴と
が偏心しているワークを加工する場合は、このクランク
ピン穴が旋盤の主軸軸線と一致するようクランク軸部を
チャッキングすることが必要となる。
このように偏心した被加工部が主軸軸線と一致するよう
ワークを支持するチャックとして、従来、主軸軸線から
上記偏心量だ偏心した位置にチャック部を有するものが
ある。このチャックでは例えばクランク軸部(ジャーナ
ル部)を上記チャック部にて把持すれば自動的にクラン
クピン穴が主軸軸線と一致することとなる。
ワークを支持するチャックとして、従来、主軸軸線から
上記偏心量だ偏心した位置にチャック部を有するものが
ある。このチャックでは例えばクランク軸部(ジャーナ
ル部)を上記チャック部にて把持すれば自動的にクラン
クピン穴が主軸軸線と一致することとなる。
ところで、上記クランクシャフトの場合、エンジンのス
トロークが異なれば当然上記偏心量も異なるわけである
が、上記従来のチャックでは、チャック部から主軸軸線
までの距離は各チャックについて一定であるから偏心量
の異なるワークを1つのチャックでもって支持すること
はできない。そのため、従来の旋削作業では、偏心量の
異なるワークに対しては該偏心量に対応したチャックと
交換するようにしていた。そのため従来のチャックを用
いた旋削作業では、偏心量の異なるワークを加工する場
合の段取り作業に時間を要し、その分加工能率が低いと
いう問題があった。偏心量の異なるワーク毎にチャック
を容易しておくことが必要となり、部品点数が増加して
結局コスト高になるという問題があった。
トロークが異なれば当然上記偏心量も異なるわけである
が、上記従来のチャックでは、チャック部から主軸軸線
までの距離は各チャックについて一定であるから偏心量
の異なるワークを1つのチャックでもって支持すること
はできない。そのため、従来の旋削作業では、偏心量の
異なるワークに対しては該偏心量に対応したチャックと
交換するようにしていた。そのため従来のチャックを用
いた旋削作業では、偏心量の異なるワークを加工する場
合の段取り作業に時間を要し、その分加工能率が低いと
いう問題があった。偏心量の異なるワーク毎にチャック
を容易しておくことが必要となり、部品点数が増加して
結局コスト高になるという問題があった。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、偏心量の異なるワークについても1つのチャックで
もって対応でき、段取り作業が容易で加工能率を向上で
き、部品点数が少ない分だけコストを低減できるチャッ
クを提供することを目的としている。
で、偏心量の異なるワークについても1つのチャックで
もって対応でき、段取り作業が容易で加工能率を向上で
き、部品点数が少ない分だけコストを低減できるチャッ
クを提供することを目的としている。
本考案は、被把持部と被加工部とが偏心しているワーク
を該被加工部が旋盤の主軸軸線と一致するよう支持する
ためのチャックであって、上記主軸の前端面にチャック
本体を上記主軸軸線と直角方向に移動可能にかつ所望位
置に固定可能に取り付け、該チャック本体内に主軸軸線
方向前側,後側への移動により内径が拡大,縮小し、上
記被把持部を把持するコレット機構を設け、上記チャッ
ク本体の先端面に被被加工部が主軸軸線と一致するよう
該被加工部を回動させて位相決めする位相決めアームを
回動可能に設け、上記チャック本体内に主軸方向の駆動
力により上記位相決めアームを回転駆動する位相決め駆
動機構を設け、上記位相決めアーム及び位相決め駆動機
構と上記コレット機構とを主軸を挟んで対向する一側,
他側に位置させ、上記主軸に、上記位相決め駆動機構,
及び上記コレット機構に主軸方向の駆動力を与える駆動
源を設けたことを特徴としている。
を該被加工部が旋盤の主軸軸線と一致するよう支持する
ためのチャックであって、上記主軸の前端面にチャック
本体を上記主軸軸線と直角方向に移動可能にかつ所望位
置に固定可能に取り付け、該チャック本体内に主軸軸線
方向前側,後側への移動により内径が拡大,縮小し、上
記被把持部を把持するコレット機構を設け、上記チャッ
ク本体の先端面に被被加工部が主軸軸線と一致するよう
該被加工部を回動させて位相決めする位相決めアームを
回動可能に設け、上記チャック本体内に主軸方向の駆動
力により上記位相決めアームを回転駆動する位相決め駆
動機構を設け、上記位相決めアーム及び位相決め駆動機
構と上記コレット機構とを主軸を挟んで対向する一側,
他側に位置させ、上記主軸に、上記位相決め駆動機構,
及び上記コレット機構に主軸方向の駆動力を与える駆動
源を設けたことを特徴としている。
なお、主軸軸線方向前側,後側とはそれぞれ第1図右
側,左側の意味である。
側,左側の意味である。
〔作用〕 本考案に係るチャックによりワークをチャッキングする
には、駆動源によりコレット機構及び位相決め駆動機構
に主軸軸線方向前向きの駆動力を与えると、コレット機
構,位相決めアームがワーク挿入可能状態となる。ワー
クの被把持部をコレット機構内に挿入し、コレット機
構,位相決め駆動機構に主軸軸線方向後向きの駆動力を
与えると、位相決めアームがワークをこれの被加工部が
主軸軸線と同一位相となるように回動させて位相決め
し、これとともにコレット機構がワークの被把持部を把
持する。この状態でチャック本体を上記被加工部が旋盤
の主軸軸線と一致するよう該主軸軸線と直角方向に移動
させ、両者が一致したときチャック本体を主軸に対して
固定する。
には、駆動源によりコレット機構及び位相決め駆動機構
に主軸軸線方向前向きの駆動力を与えると、コレット機
構,位相決めアームがワーク挿入可能状態となる。ワー
クの被把持部をコレット機構内に挿入し、コレット機
構,位相決め駆動機構に主軸軸線方向後向きの駆動力を
与えると、位相決めアームがワークをこれの被加工部が
主軸軸線と同一位相となるように回動させて位相決め
し、これとともにコレット機構がワークの被把持部を把
持する。この状態でチャック本体を上記被加工部が旋盤
の主軸軸線と一致するよう該主軸軸線と直角方向に移動
させ、両者が一致したときチャック本体を主軸に対して
固定する。
このように本考案では、偏心量の異なるワークに対して
も、チャック本体を移動、固定するだけで被加工部を主
軸軸線一致させた状態でチャッキングできる。従って、
段取り作業を短時間で容易に行うことができ、しかも偏
心量の異なるワークに対しても1つのチャックで支持で
きる。
も、チャック本体を移動、固定するだけで被加工部を主
軸軸線一致させた状態でチャッキングできる。従って、
段取り作業を短時間で容易に行うことができ、しかも偏
心量の異なるワークに対しても1つのチャックで支持で
きる。
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第9図は本考案の一実施例によるチャック
を説明するための図であり、第1図,第2図,第3図,
第4図はそれぞれ本実施例チャックを旋盤の主軸に取り
付けた状態の複数箇所の断面側面図,平面図,正面図,
一部断面正面図、第5図,第6図は第3図のV−V線,
VI-VI線断面図、第7図はワーク装着状態を示す正面
図、第8図はワーク非装着状態を示す斜視図、第9図は
側面図である。
を説明するための図であり、第1図,第2図,第3図,
第4図はそれぞれ本実施例チャックを旋盤の主軸に取り
付けた状態の複数箇所の断面側面図,平面図,正面図,
一部断面正面図、第5図,第6図は第3図のV−V線,
VI-VI線断面図、第7図はワーク装着状態を示す正面
図、第8図はワーク非装着状態を示す斜視図、第9図は
側面図である。
図において、1は主軸であり、この主軸1の第1図左方
に位置する基端部(図示せず)には駆動モータ(図示せ
ず)が連結されており、図示右側に位置する先端部には
主軸フランジ2が配設されている。この主軸フランジ2
は軸心に矩形の貫通孔2cを有する厚肉円板状のもの
で、その嵌合凹部2aが主軸1の嵌合凸部1aに嵌合さ
れ、取り付けボルト3により主軸1にボルト締め固着さ
れている。
に位置する基端部(図示せず)には駆動モータ(図示せ
ず)が連結されており、図示右側に位置する先端部には
主軸フランジ2が配設されている。この主軸フランジ2
は軸心に矩形の貫通孔2cを有する厚肉円板状のもの
で、その嵌合凹部2aが主軸1の嵌合凸部1aに嵌合さ
れ、取り付けボルト3により主軸1にボルト締め固着さ
れている。
そして上記主軸1の軸心に貫通形成されたドロー孔1b
内にはドローバー4が第1図左右方向に移動自在に挿入
されている。このドローバー4は軸心にエア通路4aを
有する棒状のもので、その基端部にはチャッキング駆動
源である駆動シリンダ(図示せず)が連結され、該ドロ
ーバー4の先端にはドローバージョイント5がエア通路
6aを有する連結ボルト6によって固着されている。
内にはドローバー4が第1図左右方向に移動自在に挿入
されている。このドローバー4は軸心にエア通路4aを
有する棒状のもので、その基端部にはチャッキング駆動
源である駆動シリンダ(図示せず)が連結され、該ドロ
ーバー4の先端にはドローバージョイント5がエア通路
6aを有する連結ボルト6によって固着されている。
上記ドロージョイント5の前部(第1図右側部分)に
は、略矩形状のジョイント部5aが一体形成されてお
り、これは上記貫通孔2c内に位置している。このジョ
イント部5aには係止凹部5bが凹設され、さらに該係
止凹部5bを構成する前壁には摺動孔5cが形成されて
いる。このようにして後述するコレット機構42及び位
相決め駆動機構40の両方に主軸方向の駆動力を与える
1つの共通の駆動機構が構成されている。なお、7は上
記ジョイント部5aと当接するストッパ部材である。
は、略矩形状のジョイント部5aが一体形成されてお
り、これは上記貫通孔2c内に位置している。このジョ
イント部5aには係止凹部5bが凹設され、さらに該係
止凹部5bを構成する前壁には摺動孔5cが形成されて
いる。このようにして後述するコレット機構42及び位
相決め駆動機構40の両方に主軸方向の駆動力を与える
1つの共通の駆動機構が構成されている。なお、7は上
記ジョイント部5aと当接するストッパ部材である。
上記主軸フランジ2の前端面にはチャック摺動面2bが
主軸1の軸線と直交するよう凹設され、さらに該前端面
の第3図左,右縁部には弓形のガイドプレート8がボル
ト締め固着されており、この左,右のガイドプレート8
と上記チャック摺動面2bとにより主軸1の軸線と直角
方向に延びるチャックガイド溝9が構成されている。
主軸1の軸線と直交するよう凹設され、さらに該前端面
の第3図左,右縁部には弓形のガイドプレート8がボル
ト締め固着されており、この左,右のガイドプレート8
と上記チャック摺動面2bとにより主軸1の軸線と直角
方向に延びるチャックガイド溝9が構成されている。
そして、上記主軸フランジ2のチャック摺動面2bには
チャック10が主軸1の軸線と直角方向に摺動自在に配
設されている。このチャック10は主としてチャック本
体12と、コレット機構42と、位相決め駆動機構40
とから構成されている。
チャック10が主軸1の軸線と直角方向に摺動自在に配
設されている。このチャック10は主としてチャック本
体12と、コレット機構42と、位相決め駆動機構40
とから構成されている。
上記チャック本体12は矩形柱状のボディ11と、これ
の後端面にボルト締め固着されたチャックフランジ12
aとからなり、このチャックフランジ12aの左,右縁
部が上記ガイド溝9に摺動自在に嵌挿されている。また
上記ボディ11には主軸1と平行に延びるチャック孔1
1a及び位相決め孔11bが形成されている。
の後端面にボルト締め固着されたチャックフランジ12
aとからなり、このチャックフランジ12aの左,右縁
部が上記ガイド溝9に摺動自在に嵌挿されている。また
上記ボディ11には主軸1と平行に延びるチャック孔1
1a及び位相決め孔11bが形成されている。
そして上記チャック孔11a内に上記コレット機構42
を構成する円筒状のスリーブ13が挿入され、これの後
端部は上記チャックフランジ12aにボルト締め固着さ
れ、また該スリーブ13の先端部内面には前方ほど大径
の雌テーパ状の押圧部13aが形成されている。そして
このスリーブ13内にはこれも円筒状のコレット14が
主軸1の軸線方向に移動可能に挿入されており、該コレ
ット14の先端部にはスリッット14a及び上記押圧部
13aと嵌合する雄テーパ部14bを有する把持部14
cが形成されている。なお14d,12bはエアブロー
用エア穴である。
を構成する円筒状のスリーブ13が挿入され、これの後
端部は上記チャックフランジ12aにボルト締め固着さ
れ、また該スリーブ13の先端部内面には前方ほど大径
の雌テーパ状の押圧部13aが形成されている。そして
このスリーブ13内にはこれも円筒状のコレット14が
主軸1の軸線方向に移動可能に挿入されており、該コレ
ット14の先端部にはスリッット14a及び上記押圧部
13aと嵌合する雄テーパ部14bを有する把持部14
cが形成されている。なお14d,12bはエアブロー
用エア穴である。
また上記コレット14の後端部にはジョイントロッド1
5がボルト締め固着されており、このジョイントロッド
15の後端部には一体形成された係止フランジ15aは
上記ジョイント部5aの係止凹部5b内に位置してい
る。
5がボルト締め固着されており、このジョイントロッド
15の後端部には一体形成された係止フランジ15aは
上記ジョイント部5aの係止凹部5b内に位置してい
る。
さらにまた、上記ボディ11の前端面には環状の基準プ
レート16がボルト締め固着されており、この基準プレ
ート16の後面は上記スリーブ13の前端面に当接する
ストッパ面に、また前面はワークの軸方向の基準面とな
っている。なお、16aはバイトが干渉するのを防止す
るための逃げ溝である。
レート16がボルト締め固着されており、この基準プレ
ート16の後面は上記スリーブ13の前端面に当接する
ストッパ面に、また前面はワークの軸方向の基準面とな
っている。なお、16aはバイトが干渉するのを防止す
るための逃げ溝である。
そして上記位相決め駆動機構40は上記コレット機構4
2の第1図上方に設けられている。この位相決め駆動機
構40はワークの被加工部を回動固定するための位相決
め部41と、これを回転駆動するための位相決め駆動部
17とから構成されており、この位相決め駆動部17は
上記位相決め孔11b内に配設されている。この位相決
め駆動部17の円筒状の駆動部材18は上記位相決め孔
11b内に摺動自在に挿入されており、これの後端に一
体形成されたプッシュピン部18aは上記チャックフラ
ンジ12aを貫通してジョイント部5aと対向してい
る。またこの駆動部材18の前端には雌ねじである駆動
ねじ19が取り付けられている。そして上記位相決め孔
11bの底面(第1図右側部分)にはガイドリング22
が配設され、さらに該底面と上記駆動ねじ19との間に
は複数の付勢スプリング23が配設されている。なお、
20は上記駆動部材18の回転を防止し、かつこれを軸
方向にガイドするガイドピンである。
2の第1図上方に設けられている。この位相決め駆動機
構40はワークの被加工部を回動固定するための位相決
め部41と、これを回転駆動するための位相決め駆動部
17とから構成されており、この位相決め駆動部17は
上記位相決め孔11b内に配設されている。この位相決
め駆動部17の円筒状の駆動部材18は上記位相決め孔
11b内に摺動自在に挿入されており、これの後端に一
体形成されたプッシュピン部18aは上記チャックフラ
ンジ12aを貫通してジョイント部5aと対向してい
る。またこの駆動部材18の前端には雌ねじである駆動
ねじ19が取り付けられている。そして上記位相決め孔
11bの底面(第1図右側部分)にはガイドリング22
が配設され、さらに該底面と上記駆動ねじ19との間に
は複数の付勢スプリング23が配設されている。なお、
20は上記駆動部材18の回転を防止し、かつこれを軸
方向にガイドするガイドピンである。
また、上記駆動ねじ19には雄ねじである従動ねじ21
が螺合しており、該従動ねじ21の前端には支持部材2
4が螺着され、この支持部材24は軸受25によってボ
ディ11に回転可能に支持されている。なお、27は軸
受押さえプレートである。
が螺合しており、該従動ねじ21の前端には支持部材2
4が螺着され、この支持部材24は軸受25によってボ
ディ11に回転可能に支持されている。なお、27は軸
受押さえプレートである。
上記位相決め部41はワークを押圧回動させる位相決め
アーム26と、ワークを受け止める位相決め座28とか
らなり、この位相決めアーム26は上記支持部材24に
取り付けられている。この位相決めアーム26は略三角
形の平板状のもので、上記支持部材24との係合凸部2
6a及びワーク押圧部26bを有する。また上記位相決
め座28は平板状のもので、上記ボディ11の位相決め
アーム26と隣接する位置にボルト締め固着されてお
り、この位相決め座28の上記ワーク押圧部26bと対
向する部分がワーク受部28aとなっている。
アーム26と、ワークを受け止める位相決め座28とか
らなり、この位相決めアーム26は上記支持部材24に
取り付けられている。この位相決めアーム26は略三角
形の平板状のもので、上記支持部材24との係合凸部2
6a及びワーク押圧部26bを有する。また上記位相決
め座28は平板状のもので、上記ボディ11の位相決め
アーム26と隣接する位置にボルト締め固着されてお
り、この位相決め座28の上記ワーク押圧部26bと対
向する部分がワーク受部28aとなっている。
そして上記主軸フランジ2の第1図上部には上記チャッ
ク10を所定位置に固定するための位置決め部29が形
成されている。この位置決め部29は主として支持板3
0,移動ボルト31及びライナプレート33からなる。
上記支持板30は矩形の平板上のもので、上記主軸フラ
ンジ2にボルト締め固着されており、該支持板30の略
中央に貫通形成されたボルト挿入孔30aに上記移動ボ
ルト31が挿入されている。この移動ボルト31には円
筒状のガイド部材32が固定され、また該ボルト31の
下端部は上記チャックフランジ12aの上端部に螺合し
ている。そしてこの支持板30と上記チャック10との
間にライナプレート33が挿入されており。このライナ
プレート33は、加工しようとするワークの偏心量に対
応した厚さのものが各種準備されており、偏心量が大き
いほど厚いものが選択される。
ク10を所定位置に固定するための位置決め部29が形
成されている。この位置決め部29は主として支持板3
0,移動ボルト31及びライナプレート33からなる。
上記支持板30は矩形の平板上のもので、上記主軸フラ
ンジ2にボルト締め固着されており、該支持板30の略
中央に貫通形成されたボルト挿入孔30aに上記移動ボ
ルト31が挿入されている。この移動ボルト31には円
筒状のガイド部材32が固定され、また該ボルト31の
下端部は上記チャックフランジ12aの上端部に螺合し
ている。そしてこの支持板30と上記チャック10との
間にライナプレート33が挿入されており。このライナ
プレート33は、加工しようとするワークの偏心量に対
応した厚さのものが各種準備されており、偏心量が大き
いほど厚いものが選択される。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例のチャック10は、ワークである二輪車用クラ
ンクシャフトWのクランクアーム部W3のクランク軸部
(ジャーナル部)W1からLだけ偏心した位置にクラン
クピン穴W2を加工するためのものである。
ンクシャフトWのクランクアーム部W3のクランク軸部
(ジャーナル部)W1からLだけ偏心した位置にクラン
クピン穴W2を加工するためのものである。
偏心量LのクランクシャフトWをチャッキングするに
は、上記クランクシャフトWの被加工部を位相決め座2
8と位相決めアーム26とで挟持する位相決めと、被把
持部をコレット機構42で把持するチャッキングと、チ
ャック全体を上記クランクピン穴W2が主軸軸心に一致
するよう移動させて固定するチャック位置決めとを行
う。
は、上記クランクシャフトWの被加工部を位相決め座2
8と位相決めアーム26とで挟持する位相決めと、被把
持部をコレット機構42で把持するチャッキングと、チ
ャック全体を上記クランクピン穴W2が主軸軸心に一致
するよう移動させて固定するチャック位置決めとを行
う。
そのためにまず、ドローバー4用駆動シリンダを伸張さ
せる。するとドローバー4が前進し、係止凹部5bの後
壁がジョイントロッド15を押圧前進させ、これに伴っ
てコレット14が前進して把持部14cはクランク軸部
(ジャーナル部)W1を挿入できる大きさに拡開する。
せる。するとドローバー4が前進し、係止凹部5bの後
壁がジョイントロッド15を押圧前進させ、これに伴っ
てコレット14が前進して把持部14cはクランク軸部
(ジャーナル部)W1を挿入できる大きさに拡開する。
またこの時、上記ジョイント部5aが位相決め機構40
のプッシュピン部18aをも押圧して駆動部材18を前
進させ、これにより駆動ねじ19と螺合している従動ね
じ21が第3図時計回りに回転し、これに伴って位相決
めアーム26が回転してこれのワーク押圧部26bと位
相決め座28のワーク受部28aとの間隔が広くなる。
のプッシュピン部18aをも押圧して駆動部材18を前
進させ、これにより駆動ねじ19と螺合している従動ね
じ21が第3図時計回りに回転し、これに伴って位相決
めアーム26が回転してこれのワーク押圧部26bと位
相決め座28のワーク受部28aとの間隔が広くなる。
またコレット14の前進により、チャック10は主軸フ
ランジ2への押圧力が小さくなっており、そのためチャ
ック摺動面2b上を摺動可能となっている。従ってチャ
ック10は移動ボルト31を緩めれば、主軸1と直角方
向に移動する。この状態でライナプレート33を上記偏
心量Lと対応したものと交換し、再び移動ボルト31を
締め付ける。するとチャック10は上記偏心量Lのクラ
ンクシャフトWに対応した位置に位置決めされる。
ランジ2への押圧力が小さくなっており、そのためチャ
ック摺動面2b上を摺動可能となっている。従ってチャ
ック10は移動ボルト31を緩めれば、主軸1と直角方
向に移動する。この状態でライナプレート33を上記偏
心量Lと対応したものと交換し、再び移動ボルト31を
締め付ける。するとチャック10は上記偏心量Lのクラ
ンクシャフトWに対応した位置に位置決めされる。
次にクランクシャフトWのクランク軸部(ジャーナル
部)W1をコレット14内に、クランクアーム部W3が
上記ワーク押圧部26bとワーク受部28aとの間に位
置し、かつその後面が基準プレート16に当接するよう
挿入し、この状態で上記ドローバー4用駆動シリンダを
収縮させる。
部)W1をコレット14内に、クランクアーム部W3が
上記ワーク押圧部26bとワーク受部28aとの間に位
置し、かつその後面が基準プレート16に当接するよう
挿入し、この状態で上記ドローバー4用駆動シリンダを
収縮させる。
すると、位相決め駆動機構40の駆動ねじ19は付勢ス
プリング23により付勢されて第1図左方に後退し、そ
のため従動ねじ21が位相決めアーム26を第3図反時
計方向に回動させる。すると該アーム26のワーク押圧
部26bがクランクシャフトWのクランクアーム部W3
を位相決め座28のワーク受部28aに対して押圧する
こととなる。
プリング23により付勢されて第1図左方に後退し、そ
のため従動ねじ21が位相決めアーム26を第3図反時
計方向に回動させる。すると該アーム26のワーク押圧
部26bがクランクシャフトWのクランクアーム部W3
を位相決め座28のワーク受部28aに対して押圧する
こととなる。
また上記位相決めに続いてドロージョイント5によりコ
レット14が後方に引っ張られ、これの把持部14cに
よりクランク軸部(ジョイント部)W1が把持される。
その結果、クランクシャフトWはそのクランクピン穴W
2が主軸1の軸線と一致した状態でチャッキングされ、
この状態で穴加工が行われる。
レット14が後方に引っ張られ、これの把持部14cに
よりクランク軸部(ジョイント部)W1が把持される。
その結果、クランクシャフトWはそのクランクピン穴W
2が主軸1の軸線と一致した状態でチャッキングされ、
この状態で穴加工が行われる。
なお、上記と異なる偏心量L1,L2を有するクランク
シャフトをチャッキングする場合は、上記ライナプレー
ト33をこの偏心量L1,L2に対応した厚さのものに
交換すれば、これにより本実施例のチャック10は各偏
心量L1,L2のクランクシャフトに対応した位置に位
置決めされ、また、クランクシャフト位置決め機構40
によりクランクピン穴W2が主軸と一致するよう回動さ
れ、その状態で固定される。
シャフトをチャッキングする場合は、上記ライナプレー
ト33をこの偏心量L1,L2に対応した厚さのものに
交換すれば、これにより本実施例のチャック10は各偏
心量L1,L2のクランクシャフトに対応した位置に位
置決めされ、また、クランクシャフト位置決め機構40
によりクランクピン穴W2が主軸と一致するよう回動さ
れ、その状態で固定される。
このように本実施例のチャック10は、ライナプレート
33を交換するだけで各偏心量に応じた位置に位置決め
され、偏心量の異なるクランクシャフトであってもその
クランクピン穴を主軸1に一致させることができ、段取
り作業が非常に容易であり、短時間で行うことができ、
その結果加工能率を大きく向上できる。しかもこの場
合、段取り用部品はライナプレートだけであり、従来の
ようにチャックを各種準備する必要はなく、部品点数を
削減でき、その分コストを低減できる。
33を交換するだけで各偏心量に応じた位置に位置決め
され、偏心量の異なるクランクシャフトであってもその
クランクピン穴を主軸1に一致させることができ、段取
り作業が非常に容易であり、短時間で行うことができ、
その結果加工能率を大きく向上できる。しかもこの場
合、段取り用部品はライナプレートだけであり、従来の
ようにチャックを各種準備する必要はなく、部品点数を
削減でき、その分コストを低減できる。
また、ドローバー4の前後動、つまりチャッキング用駆
動源を利用して位相決めアームを回動させるようにした
ので、位相決め用駆動源を別個に要することなく、簡単
な構造で位相決めを行うことができ、この点からもコス
トを低減できる。
動源を利用して位相決めアームを回動させるようにした
ので、位相決め用駆動源を別個に要することなく、簡単
な構造で位相決めを行うことができ、この点からもコス
トを低減できる。
なお、上記実施例では、位置決め部29がライナプレー
ト33を利用するものである場合について説明したが、
本考案では必ずしもライナプレートを用いなくてもよ
く、例えばチャック本体を所定位置に移動し、この位置
でチャックフランジ12aを主軸フランジ2にボルト締
め固定していてもよい。要はチャック10を主軸1と直
角方向に移動させ、かつ固定できる構造であればどのよ
うな構造でもよい。
ト33を利用するものである場合について説明したが、
本考案では必ずしもライナプレートを用いなくてもよ
く、例えばチャック本体を所定位置に移動し、この位置
でチャックフランジ12aを主軸フランジ2にボルト締
め固定していてもよい。要はチャック10を主軸1と直
角方向に移動させ、かつ固定できる構造であればどのよ
うな構造でもよい。
以上のように本考案に係るチャックによれば、チャック
本体を主軸と直角方向に移動可能な構造とし、該チャッ
ク本体に位相決めアーム,位相決め駆動機構、及びコレ
ット機構を設け、該両機構に主軸方向の駆動力を与える
駆動源を設けたので、偏心量の異なるワークに対しても
被加工部を主軸の軸線と一致させた状態でチャッキング
でき、段取り作業が容易で加工能率を向上できる効果が
あり、また部品点数を削減でき、コストを低減できる効
果がある。
本体を主軸と直角方向に移動可能な構造とし、該チャッ
ク本体に位相決めアーム,位相決め駆動機構、及びコレ
ット機構を設け、該両機構に主軸方向の駆動力を与える
駆動源を設けたので、偏心量の異なるワークに対しても
被加工部を主軸の軸線と一致させた状態でチャッキング
でき、段取り作業が容易で加工能率を向上できる効果が
あり、また部品点数を削減でき、コストを低減できる効
果がある。
第1図ないし第9図は本考案の一実施例によるチャック
を説明するための図であり、第1図はチャックを旋盤の
主軸に取り付けた状態の2ケ所で断面した断面側面図、
第2図はその平面図、第3図はその正面図、第4図はそ
の一部断面正面図、第5図は第3図のV−V線断面図、
第6図は第3図のVI-VI線断面図、第7図はワーク装着
状態を示す正面図、第8図はワーク非装着状態を示す斜
視図、第9図は側面図である。 図において、1は主軸、2bは主軸前端面、10はチャ
ック、12はチャック本体、26は位相決めアーム、4
0は位相決め駆動機構、42はコレット機構、Wはクラ
ンクシャフト(ワーク)、W1はクランク軸部(被把持
部)、W2はクランクピン穴(被加工部)、Lは偏心量
である。
を説明するための図であり、第1図はチャックを旋盤の
主軸に取り付けた状態の2ケ所で断面した断面側面図、
第2図はその平面図、第3図はその正面図、第4図はそ
の一部断面正面図、第5図は第3図のV−V線断面図、
第6図は第3図のVI-VI線断面図、第7図はワーク装着
状態を示す正面図、第8図はワーク非装着状態を示す斜
視図、第9図は側面図である。 図において、1は主軸、2bは主軸前端面、10はチャ
ック、12はチャック本体、26は位相決めアーム、4
0は位相決め駆動機構、42はコレット機構、Wはクラ
ンクシャフト(ワーク)、W1はクランク軸部(被把持
部)、W2はクランクピン穴(被加工部)、Lは偏心量
である。
Claims (1)
- 【請求項1】被把持部と被加工部とが偏心しているワー
クを該被加工部が旋盤の主軸軸線と一致するよう支持す
るためのチャックであって、上記主軸の前端面にチャッ
ク本体を上記主軸軸線と直角方向に移動可能にかつ所望
位置に固定可能に取り付け、該チャック本体内に主軸軸
線方向前側,後側への移動により内径が拡大,縮小し、
上記被把持部を把持するコレット機構を設け、上記チャ
ック本体の先端面に上記被加工部が主軸軸線と一致する
よう該被加工部を回動させて位相決めする位相決めアー
ムを回動可能に設け、上記チャック本体内に主軸軸線方
向の駆動力により上記位相決めアームを回転駆動する位
相決め駆動機構を設け、上記位相決めアーム及び位相決
め駆動機構と上記コレット機構とを主軸を挟んで対向す
る一側,他側に位置させ、上記主軸に、上記位相決め駆
動機構,及び上記コレット機構に主軸軸線方向の駆動力
を与える駆動源を設けたことを特徴とするチャック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985100833U JPH061281Y2 (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | チヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985100833U JPH061281Y2 (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | チヤツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS628002U JPS628002U (ja) | 1987-01-19 |
| JPH061281Y2 true JPH061281Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=30971016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985100833U Expired - Lifetime JPH061281Y2 (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | チヤツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061281Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0188904U (ja) * | 1987-12-02 | 1989-06-12 | ||
| JPH0194903U (ja) * | 1987-12-14 | 1989-06-22 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5875663U (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-21 | 豊田工機株式会社 | クランク軸保持用チヤツク |
-
1985
- 1985-07-02 JP JP1985100833U patent/JPH061281Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS628002U (ja) | 1987-01-19 |
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