JPH06100510B2 - 熱量計 - Google Patents
熱量計Info
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- JPH06100510B2 JPH06100510B2 JP17341589A JP17341589A JPH06100510B2 JP H06100510 B2 JPH06100510 B2 JP H06100510B2 JP 17341589 A JP17341589 A JP 17341589A JP 17341589 A JP17341589 A JP 17341589A JP H06100510 B2 JPH06100510 B2 JP H06100510B2
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- flow meter
- fuel gas
- flow
- laminar flow
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、熱量計、より詳細には、熱式流量計と層流流
量計とを直列に接続して熱式流量計の出力を一定にする
条件で層流流量計の圧力損失を検知することにより、該
損失圧力の関数として得られる燃料混合ガスの熱量を計
測する簡易な燃料混合ガスの熱量計に関する。
量計とを直列に接続して熱式流量計の出力を一定にする
条件で層流流量計の圧力損失を検知することにより、該
損失圧力の関数として得られる燃料混合ガスの熱量を計
測する簡易な燃料混合ガスの熱量計に関する。
従来技術 燃料ガスおよび天然ガスは、その製造出荷時において熱
量および燃焼性を検知記録することが法的に規定されて
おり、この規定に基づいて混合ガスの熱量を計測する熱
量計が定められている。代表的な熱量計としてユンカー
ス式流水熱量計がある。この熱量計の原理は、混合ガス
の燃料を空気と共に完全に燃焼させ、燃焼して生じた廃
ガスを最初のガス温度迄冷却して生成水蒸気を凝縮さ
せ、発生した熱の総量を熱量計に流れる水に吸収させる
ことにより、一定の混合ガス試料に対応する流水量と、
該流水の流入口および流出口における温風の温度差とを
乗算し、この乗算結果から総熱量を求めるものである。
この熱量計は、基準熱量計として使用されているが、試
験においては、水温と室温との温度差を±0.5℃の範囲
内で一致させるとか、1回の測定時間内における水の温
度変化を0.05℃以内に保つことが条件とされる等、測定
環境においての規定が厳しく、また、測定の応答性も悪
いので精度試験には適しているが生産ラインに適しない
ため、別に速応形の熱量計を使用することも認められて
おり、通常、熱量の測定は、速応形の熱量計により連続
的に行われている。速応形の熱量計は、燃料ガスおよび
空気を各々流量計により計算して混合し、これをバーナ
で燃焼させ、燃焼して生じた排ガスの温度と、燃焼用空
気のバーナ入口における温度とを熱電対等の温度検出器
により検出して各々の温度差を求め、一方、燃料ガスの
空気に対する比重を検知して、試料ガスの総発熱量と、
該試料ガスの空気に対する比重の平方根との比であるウ
ォッペ指数(W.Iと呼ぶ)を求め、被検燃料ガスの熱量
をW.Iと試料ガスの空気に対する比重の平方根との積と
して算出するものである。その他の熱量検知方法とし
て、混合ガスの熱量が、該混合ガスの密度に比例するこ
とが実験的に確かめられており、混合ガスの密度計測結
果から熱量を算出することも試みられている。
量および燃焼性を検知記録することが法的に規定されて
おり、この規定に基づいて混合ガスの熱量を計測する熱
量計が定められている。代表的な熱量計としてユンカー
ス式流水熱量計がある。この熱量計の原理は、混合ガス
の燃料を空気と共に完全に燃焼させ、燃焼して生じた廃
ガスを最初のガス温度迄冷却して生成水蒸気を凝縮さ
せ、発生した熱の総量を熱量計に流れる水に吸収させる
ことにより、一定の混合ガス試料に対応する流水量と、
該流水の流入口および流出口における温風の温度差とを
乗算し、この乗算結果から総熱量を求めるものである。
この熱量計は、基準熱量計として使用されているが、試
験においては、水温と室温との温度差を±0.5℃の範囲
内で一致させるとか、1回の測定時間内における水の温
度変化を0.05℃以内に保つことが条件とされる等、測定
環境においての規定が厳しく、また、測定の応答性も悪
いので精度試験には適しているが生産ラインに適しない
ため、別に速応形の熱量計を使用することも認められて
おり、通常、熱量の測定は、速応形の熱量計により連続
的に行われている。速応形の熱量計は、燃料ガスおよび
空気を各々流量計により計算して混合し、これをバーナ
で燃焼させ、燃焼して生じた排ガスの温度と、燃焼用空
気のバーナ入口における温度とを熱電対等の温度検出器
により検出して各々の温度差を求め、一方、燃料ガスの
空気に対する比重を検知して、試料ガスの総発熱量と、
該試料ガスの空気に対する比重の平方根との比であるウ
ォッペ指数(W.Iと呼ぶ)を求め、被検燃料ガスの熱量
をW.Iと試料ガスの空気に対する比重の平方根との積と
して算出するものである。その他の熱量検知方法とし
て、混合ガスの熱量が、該混合ガスの密度に比例するこ
とが実験的に確かめられており、混合ガスの密度計測結
果から熱量を算出することも試みられている。
従来技術の問題点 上述した速応形の熱量計は、高精度な基準熱量計である
コンカース式流水形熱量計に代わる実用形の熱量計であ
るが、測定値がドリフトするため計測精度が低く一回の
連続運転時間に2回の割合で、前記ユンカース式流水形
熱量計と比較し、計測値を補正している。この補正操作
は煩わしいものであり、また、密度を検知する方法にお
いては、密度計が、通常、高価である等の問題点があ
り、安価,簡易に熱量を求めることはできなかった。
コンカース式流水形熱量計に代わる実用形の熱量計であ
るが、測定値がドリフトするため計測精度が低く一回の
連続運転時間に2回の割合で、前記ユンカース式流水形
熱量計と比較し、計測値を補正している。この補正操作
は煩わしいものであり、また、密度を検知する方法にお
いては、密度計が、通常、高価である等の問題点があ
り、安価,簡易に熱量を求めることはできなかった。
問題点解決のための手段 本発明は、上述した従来の熱量計測手段の問題点を解決
するためになされたもので、混合ガスの物性として熱量
は密度に比例し、定圧比熱、粘度に逆比例することを熱
式流量計と層流流量計の各々の流量測定原理に適用する
ことにより簡易で正確な熱量計を提供することを目的と
したもので、その要旨とするところは、燃料ガスを層流
で流通する流管に巻回された抵抗線と一定電流で加熱す
る加熱手段の前後流における温度差から燃料ガスの質量
流量を検知する熱式流量計と、層流素子両端間を流通す
る燃料ガスの圧力差に比例した体積流量を検知する層流
流量計とを直列に接続し、熱式流量計の前記温度差を一
定にして得られる前記層流流量計における層流素子間差
圧を検知し、燃料ガスの熱量を該差圧に逆比例した量と
して算出する熱量計を提出するものである。
するためになされたもので、混合ガスの物性として熱量
は密度に比例し、定圧比熱、粘度に逆比例することを熱
式流量計と層流流量計の各々の流量測定原理に適用する
ことにより簡易で正確な熱量計を提供することを目的と
したもので、その要旨とするところは、燃料ガスを層流
で流通する流管に巻回された抵抗線と一定電流で加熱す
る加熱手段の前後流における温度差から燃料ガスの質量
流量を検知する熱式流量計と、層流素子両端間を流通す
る燃料ガスの圧力差に比例した体積流量を検知する層流
流量計とを直列に接続し、熱式流量計の前記温度差を一
定にして得られる前記層流流量計における層流素子間差
圧を検知し、燃料ガスの熱量を該差圧に逆比例した量と
して算出する熱量計を提出するものである。
実施例 現在都市ガスとして使用されている燃料ガスは、液化天
然ガス(以下単にLNGと呼ぶ)を基ガスとして所定熱量
を得るためにプロパン、ブタン等の高熱量の炭化水素ガ
スを混合している。LNGはメタンを主成分としている
が、各産地によりメタンの含有量が異なり、従って、熱
量も異なっているので、各産地のLNGに混合されるプロ
パン、ブタンガスの配分量が定められている。これら混
合ガスに関して熱量と密度ρ、定圧比熱Cp(以下単に比
熱と呼ぶ)と粘度μ、との関係を熱量を横軸に密度ρ、
比熱Cp、粘度μを縦軸にしめした実測値の例を第3図に
示した。即ち、混合ガスの熱量は密度に比例し、比熱、
粘度に逆比例するという関係がある。一方、第4図は、
熱式流量計の原理構成を示すもので、図において、50は
熱伝導性の優れた流管で矢標方向から密度ρ、比熱Cpの
燃料ガス等の流体が流量Q、レイノルズ数200以下の層
流で流通している。51は流管50中央部に捲回された抵抗
線からなる加熱ヒータで、端子51a,51bより一定電力で
加熱されている。52,53は抵抗線で各々ヒータ51の前後
流において流管50を捲回しており、流量Q=0のとき各
々等しい抵抗値をもっていて、流れによる抵抗値の変化
を、該抵抗52,53を各々ブリッジの2辺としたブリッジ
回路より求める。端子52a,53a,53bは図示しないブリッ
ジ回路の端子を示すものである。このような構成の熱式
流量計の流管50の管壁から流体への熱伝導は流体の層流
境界層を通して行われ、且つ、該層流境界層の厚さに比
例することから、ブリッジ出力Vは比例定数をK1とし
て、 V=K1ρCpQ ……(1) の関係があることが知られ、既知の比熱Cpの流体であれ
ば、質量流量ρQに比例した出力Vが得られる。また、
第5図は、半径r、長さlの流管60内を層流流量Qが流
通する周知の層流流量計を示すもので、61は圧力差をΔ
Pを発生させるための層流素子で、細管または格子等か
ら構成される。流入圧P1,流出圧P2として差圧計7によ
り測定された圧力差ΔPは、流体が粘度μの気体である
ときハーゲンポアゼイユの式として、流量Qは、 であらわされる。(2)式において流入圧P1が高く差圧
ΔPが低い場合は、(P1+P2)/P1≒2としてもよく、流
量Qは差圧ΔPに比例して求められる。
然ガス(以下単にLNGと呼ぶ)を基ガスとして所定熱量
を得るためにプロパン、ブタン等の高熱量の炭化水素ガ
スを混合している。LNGはメタンを主成分としている
が、各産地によりメタンの含有量が異なり、従って、熱
量も異なっているので、各産地のLNGに混合されるプロ
パン、ブタンガスの配分量が定められている。これら混
合ガスに関して熱量と密度ρ、定圧比熱Cp(以下単に比
熱と呼ぶ)と粘度μ、との関係を熱量を横軸に密度ρ、
比熱Cp、粘度μを縦軸にしめした実測値の例を第3図に
示した。即ち、混合ガスの熱量は密度に比例し、比熱、
粘度に逆比例するという関係がある。一方、第4図は、
熱式流量計の原理構成を示すもので、図において、50は
熱伝導性の優れた流管で矢標方向から密度ρ、比熱Cpの
燃料ガス等の流体が流量Q、レイノルズ数200以下の層
流で流通している。51は流管50中央部に捲回された抵抗
線からなる加熱ヒータで、端子51a,51bより一定電力で
加熱されている。52,53は抵抗線で各々ヒータ51の前後
流において流管50を捲回しており、流量Q=0のとき各
々等しい抵抗値をもっていて、流れによる抵抗値の変化
を、該抵抗52,53を各々ブリッジの2辺としたブリッジ
回路より求める。端子52a,53a,53bは図示しないブリッ
ジ回路の端子を示すものである。このような構成の熱式
流量計の流管50の管壁から流体への熱伝導は流体の層流
境界層を通して行われ、且つ、該層流境界層の厚さに比
例することから、ブリッジ出力Vは比例定数をK1とし
て、 V=K1ρCpQ ……(1) の関係があることが知られ、既知の比熱Cpの流体であれ
ば、質量流量ρQに比例した出力Vが得られる。また、
第5図は、半径r、長さlの流管60内を層流流量Qが流
通する周知の層流流量計を示すもので、61は圧力差をΔ
Pを発生させるための層流素子で、細管または格子等か
ら構成される。流入圧P1,流出圧P2として差圧計7によ
り測定された圧力差ΔPは、流体が粘度μの気体である
ときハーゲンポアゼイユの式として、流量Qは、 であらわされる。(2)式において流入圧P1が高く差圧
ΔPが低い場合は、(P1+P2)/P1≒2としてもよく、流
量Qは差圧ΔPに比例して求められる。
本発明の熱量計は、熱式流量計と層流流量計とを直列接
続して同一流量出力で燃料ガスを流通することにより叙
上の熱式流量計および層流流量計の関係式(1),
(2)式と、第3図に示した燃料ガスの物性と熱量との
関係とから熱量を求めるものである。第3図の関係は次
の(a),(b),(c)をあらわす。
続して同一流量出力で燃料ガスを流通することにより叙
上の熱式流量計および層流流量計の関係式(1),
(2)式と、第3図に示した燃料ガスの物性と熱量との
関係とから熱量を求めるものである。第3図の関係は次
の(a),(b),(c)をあらわす。
(a)燃料ガス密度ρと熱量Hとの関係より ρ=K2H (K2:定数) ……(3) (b)燃料ガス比熱Cpと熱量Hとの関係より Cp=K3/H (K3:定数) ……(4) (c)燃料ガス粘度μと熱量Hとの関係より μ=K4/H ……(5) 即ち、上記(3),(4),(5)式を示す。
(1)式に、(3),(4)式を代入すると、 V=K1K2K3Q=K5Q ……(6) ただし、K1K2K3=K5 (2)式は、(P1+P2)/P1=2として(5)式を代入する
と、 (7)式を(6)式に代入し、出力Vを一定として定数
をKであらわすと、次の(8)式 が求められる。即ち、燃料ガスの熱量Hは差圧ΔPに逆
比例した関係として演算可能となる。
と、 (7)式を(6)式に代入し、出力Vを一定として定数
をKであらわすと、次の(8)式 が求められる。即ち、燃料ガスの熱量Hは差圧ΔPに逆
比例した関係として演算可能となる。
第1図は、叙上の原理を具現する本発明の熱量計の構成
を示すものである。図において、1は被測燃料ガスを流
通する流路、2は燃料ガスの圧力を一定圧力に減圧する
減圧弁、3はフィルタ、4は圧力計、12は断熱槽、5,6,
7は該断熱槽内に収納される前述の各々熱式流量計、層
流流量計および差圧計で、前述の原理に基づくものであ
る。8は熱式流量計5の流量出力を一定に設定する流量
設定制御装置で、最大流量を100%として百分率で流量
出力を設定し、設定された流量に制御される。10は断熱
槽12内の温度を測定する測温体、9は該測温体10の測温
値と差圧ΔP信号に基づいて熱量を演算する演算器であ
り、演算結果は熱量表示器11で表示される。断熱槽12内
の流路1a部は流路1の熱影響によるひずみを除去するた
めに該流路1をコイル状に巻回したものである。第1図
は、(8)式を具現するための具体例を示すものである
が、測温体10は熱式流量計5の出力を一定にした場合に
おいて質量流量は一定となるが、該質量流量における体
積流量Qと層流流量計の流量Qとの差異を補正するため
のもので、断熱槽12内の温度を一定に制御することによ
り測温体10を除去することができる。
を示すものである。図において、1は被測燃料ガスを流
通する流路、2は燃料ガスの圧力を一定圧力に減圧する
減圧弁、3はフィルタ、4は圧力計、12は断熱槽、5,6,
7は該断熱槽内に収納される前述の各々熱式流量計、層
流流量計および差圧計で、前述の原理に基づくものであ
る。8は熱式流量計5の流量出力を一定に設定する流量
設定制御装置で、最大流量を100%として百分率で流量
出力を設定し、設定された流量に制御される。10は断熱
槽12内の温度を測定する測温体、9は該測温体10の測温
値と差圧ΔP信号に基づいて熱量を演算する演算器であ
り、演算結果は熱量表示器11で表示される。断熱槽12内
の流路1a部は流路1の熱影響によるひずみを除去するた
めに該流路1をコイル状に巻回したものである。第1図
は、(8)式を具現するための具体例を示すものである
が、測温体10は熱式流量計5の出力を一定にした場合に
おいて質量流量は一定となるが、該質量流量における体
積流量Qと層流流量計の流量Qとの差異を補正するため
のもので、断熱槽12内の温度を一定に制御することによ
り測温体10を除去することができる。
第2図は、他の実施例を示すもので、図において、第1
図と同一の構成要素には第1図の場合と同一符号を付し
て説明を省く。105は周知のバイパス形の熱式流量計で
第1図における熱式流量計5と層流流量計6とを一体に
したもので、第6図に示したバイパス形熱式流量計の原
理構造を有するものである。第6図において、600は燃
料ガスの流通する主流管で、中央に層流素子610を嵌挿
している。500は前記主流管600の層流素子610前後流部
管壁501,502に開口するバイパス管で、該バイパス管500
には第4図の熱式流量計におけるヒータ51、抵抗線52,5
3が捲回され、バイパス形熱式流量を構成している。抵
抗R1,R2は抵抗線52,53とで構成されるブリッジの2辺を
なす抵抗で、Eは該ブリッジに印加される電源である。
ブリッジ回路出力は叙上の如くバイパス管500の質量流
量を計測するものであるが、該バイパス管500および主
流管600内の流れは共に層流であるから、主流管600の質
量流量はバイパス管500の質量流量を検知することによ
り求められる。即ち、差圧一定の層流で流れる流管流量
は流管抵抗に逆比例関係にあり、バイパス管500および
主流管600内の抵抗が予め知られていることによる。従
って該バイパス形熱式流量計の場合もバイパス管500の
流量出力Vを一定にすると(8)式が適用でき、燃料ガ
スの熱量Hは差圧ΔPに逆比例した関係から求められ
る。第2図に戻って、100は熱式流量計105の流量を該熱
式流量計105出力と設定値とを比較し、出力一定に制御
する周知の制御弁で、第7図にその概要を示す。第7図
において102は、前記流量設定制御装置80の比較信号に
応じた電流で駆動されるコイルで、継鉄103を有するケ
ーシング101に収納され、燃料ガス流量Qを上下流600a,
600bに区分する弁孔106aを穿設する弁座106と協働する
弁104aを電磁駆動する。弁104aは板ばね105で弾性支持
され、コイル102の励磁電流に応じて電磁力を受けるプ
ランジャ104に一体構成される。尚、プランジャ104は該
プランジャ104に作用する電磁力と板ばね105の弾性力と
平衝する変位を受ける。叙上の如く、第2図の実施例に
おいては、バイパス形熱式流量計105と制御弁100および
流量設定制御装置80とは(8)式を満足する演算を行
う。この場合も断熱槽12は恒温槽であってもよい。又、
第6図において熱式流量計の層流素子610部は流路を閉
止する遮閉板とし、細管500のみとしてもよい。尚、図
においてはバイパス形熱式流量計105と制御弁100とを分
離しているが一体構成したものでもよい。また、(1)
式の関係式の成立する熱式流量計であれば第4図、第6
図に示した熱式流量計でなくとも可能である。
図と同一の構成要素には第1図の場合と同一符号を付し
て説明を省く。105は周知のバイパス形の熱式流量計で
第1図における熱式流量計5と層流流量計6とを一体に
したもので、第6図に示したバイパス形熱式流量計の原
理構造を有するものである。第6図において、600は燃
料ガスの流通する主流管で、中央に層流素子610を嵌挿
している。500は前記主流管600の層流素子610前後流部
管壁501,502に開口するバイパス管で、該バイパス管500
には第4図の熱式流量計におけるヒータ51、抵抗線52,5
3が捲回され、バイパス形熱式流量を構成している。抵
抗R1,R2は抵抗線52,53とで構成されるブリッジの2辺を
なす抵抗で、Eは該ブリッジに印加される電源である。
ブリッジ回路出力は叙上の如くバイパス管500の質量流
量を計測するものであるが、該バイパス管500および主
流管600内の流れは共に層流であるから、主流管600の質
量流量はバイパス管500の質量流量を検知することによ
り求められる。即ち、差圧一定の層流で流れる流管流量
は流管抵抗に逆比例関係にあり、バイパス管500および
主流管600内の抵抗が予め知られていることによる。従
って該バイパス形熱式流量計の場合もバイパス管500の
流量出力Vを一定にすると(8)式が適用でき、燃料ガ
スの熱量Hは差圧ΔPに逆比例した関係から求められ
る。第2図に戻って、100は熱式流量計105の流量を該熱
式流量計105出力と設定値とを比較し、出力一定に制御
する周知の制御弁で、第7図にその概要を示す。第7図
において102は、前記流量設定制御装置80の比較信号に
応じた電流で駆動されるコイルで、継鉄103を有するケ
ーシング101に収納され、燃料ガス流量Qを上下流600a,
600bに区分する弁孔106aを穿設する弁座106と協働する
弁104aを電磁駆動する。弁104aは板ばね105で弾性支持
され、コイル102の励磁電流に応じて電磁力を受けるプ
ランジャ104に一体構成される。尚、プランジャ104は該
プランジャ104に作用する電磁力と板ばね105の弾性力と
平衝する変位を受ける。叙上の如く、第2図の実施例に
おいては、バイパス形熱式流量計105と制御弁100および
流量設定制御装置80とは(8)式を満足する演算を行
う。この場合も断熱槽12は恒温槽であってもよい。又、
第6図において熱式流量計の層流素子610部は流路を閉
止する遮閉板とし、細管500のみとしてもよい。尚、図
においてはバイパス形熱式流量計105と制御弁100とを分
離しているが一体構成したものでもよい。また、(1)
式の関係式の成立する熱式流量計であれば第4図、第6
図に示した熱式流量計でなくとも可能である。
効果 叙上のごとく本発明の熱量計によれば、極めて簡単な手
段により高精度に混合燃料ガスの熱量を計測できる。ま
た、断熱槽内の温度変化も小さいので、安定した熱量が
得られ、簡易熱量計として基準熱量計の補助手段を安価
に提供することができる。
段により高精度に混合燃料ガスの熱量を計測できる。ま
た、断熱槽内の温度変化も小さいので、安定した熱量が
得られ、簡易熱量計として基準熱量計の補助手段を安価
に提供することができる。
第1図は、本発明による熱量計の一実施例を示す構成
例、第2図は、他の実施例を示す構成例、第3図は、燃
料ガスの物性と熱量との関係を示す図、第4図は、熱式
流量計の原理図、第5図は、層流流量計の原理図、第6
図は、バイパス形熱式流量計の原理図、第7図は、制御
弁の原理図である。 1……流路、5,105……熱式流量計、6……層流流量
計、8……流量設定制御装置、9……演算器、10……測
温体、11……熱量表示器、12……断熱槽。
例、第2図は、他の実施例を示す構成例、第3図は、燃
料ガスの物性と熱量との関係を示す図、第4図は、熱式
流量計の原理図、第5図は、層流流量計の原理図、第6
図は、バイパス形熱式流量計の原理図、第7図は、制御
弁の原理図である。 1……流路、5,105……熱式流量計、6……層流流量
計、8……流量設定制御装置、9……演算器、10……測
温体、11……熱量表示器、12……断熱槽。
Claims (4)
- 【請求項1】燃料ガスを層流で流通する流管に巻回され
た抵抗線と一定電力で加熱する加熱手段の前後流におけ
る温度差から燃料ガスの質量流量を検知する熱式流量計
と、層流素子両端間を流通する燃料ガスの圧力差に比例
した体積流量を検知する層流流量計とを直列に接続し、
熱式流量計の前記温度差を一定にして得られる前記層流
流量計における層流素子間差圧を検知し、燃料ガスの熱
量を該差圧に逆比例した量として算出することを特徴と
する熱量計。 - 【請求項2】層流素子を介装した主管と該層流素子を挾
む主管管壁に開口し、該主管のバイパス流路をなす細管
と、該細管を加熱する加熱手段と、該加熱手段により加
熱されて得られる流体の前記加熱手段前後流の温度差を
求める温度差検出手段とを有し、前記主管を流通する燃
料ガスの質量流量を検知する熱式流量計、および、該熱
式流量計における前温度差に比例して変位駆動する駆動
手段と、該駆動手段に連動して流路を開閉する弁手段と
からなる制御弁とからなり、前記熱式流量計の温度差信
号と基準電圧とを比較し、該比較値に基づいて前記制御
弁の駆動手段を燃料ガス流量が基準電圧に定められた流
量出力に制御する質量流量制御装置において燃料ガスの
熱量を前記熱式流量計における主管層流素子間の差圧に
逆比例した量として燃料ガス熱量を算出することを特徴
とする請求項1記載の熱量計。 - 【請求項3】熱式流量計と層流流量計とを保温室内に収
納し、燃料ガス比熱を保温室内の温度に基づいて補正す
ることを特徴とする請求項1又は2記載の熱量計。 - 【請求項4】熱式流量計と層流流量計とを設定された一
定雰囲気温度に保持する恒温槽内に収納したことを特徴
とする請求項1又は2記載の熱量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17341589A JPH06100510B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 熱量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17341589A JPH06100510B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 熱量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0339623A JPH0339623A (ja) | 1991-02-20 |
| JPH06100510B2 true JPH06100510B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=15960017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17341589A Expired - Lifetime JPH06100510B2 (ja) | 1989-07-05 | 1989-07-05 | 熱量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100510B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0781918B2 (ja) * | 1990-08-02 | 1995-09-06 | 東京瓦斯株式会社 | 熱量計 |
| JP5001908B2 (ja) * | 2008-06-25 | 2012-08-15 | 東京瓦斯株式会社 | 混合ガスの成分測定装置及び成分測定方法 |
| EP2808608A1 (en) * | 2012-01-23 | 2014-12-03 | JX Nippon Oil & Energy Corporation | Fuel supply system, fuel cell system, and method for running each |
| JPWO2013111776A1 (ja) * | 2012-01-23 | 2015-05-11 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 燃料供給システム、燃料電池システム、及びそれらの運転方法 |
-
1989
- 1989-07-05 JP JP17341589A patent/JPH06100510B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0339623A (ja) | 1991-02-20 |
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