JPH06105671B2 - 金属化フィルムコンデンサ - Google Patents
金属化フィルムコンデンサInfo
- Publication number
- JPH06105671B2 JPH06105671B2 JP1216706A JP21670689A JPH06105671B2 JP H06105671 B2 JPH06105671 B2 JP H06105671B2 JP 1216706 A JP1216706 A JP 1216706A JP 21670689 A JP21670689 A JP 21670689A JP H06105671 B2 JPH06105671 B2 JP H06105671B2
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- Japan
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- metallized
- metallized film
- thickness
- film
- vapor
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子機器、電気機器に用いられるコンデン
サ、特に金属化フィルムコンデンサに関するものであ
る。
サ、特に金属化フィルムコンデンサに関するものであ
る。
近年、電子機器、電気機器の多機能化、小型化への取組
みが盛んであり、これに用いられる電子部品も、小型化
およびコストダウンが求められており、フィルムコンデ
ンサにおいてもこれらの要望が強い。
みが盛んであり、これに用いられる電子部品も、小型化
およびコストダウンが求められており、フィルムコンデ
ンサにおいてもこれらの要望が強い。
特に金属化フィルムコンデンサでは、小型化のために有
機フィルムの薄膜化、レーザー光あるいは光ビームによ
る細幅の非金属化部(以下マージンと称す。)形成によ
る対向幅拡大化が進んでいる。
機フィルムの薄膜化、レーザー光あるいは光ビームによ
る細幅の非金属化部(以下マージンと称す。)形成によ
る対向幅拡大化が進んでいる。
以下第3図(a),(b),(c)に基づいて従来の技
術について説明する。
術について説明する。
第3図(a),(b),(c)は従来の技術による金属
化フィルムコンデンサの製造工程図である。
化フィルムコンデンサの製造工程図である。
第3図(a)に示すように金属化フィルム1の金属化部
2にレーザ光あるいは光ビームを略円の一部を重ね合わ
せるように連続的に照射し、略直線上のマージン3を形
成する。次に第2図(b)に示すように、第3図(a)
に示す金属化フィルム1を積層し、熱および圧力を加え
ることにより層間を接着し、その後溶射電極5を形成す
ることにより第3図(c)に示す金属化フィルムコンデ
ンサを得ていた。
2にレーザ光あるいは光ビームを略円の一部を重ね合わ
せるように連続的に照射し、略直線上のマージン3を形
成する。次に第2図(b)に示すように、第3図(a)
に示す金属化フィルム1を積層し、熱および圧力を加え
ることにより層間を接着し、その後溶射電極5を形成す
ることにより第3図(c)に示す金属化フィルムコンデ
ンサを得ていた。
しかし、このような工程においては、金属化フィルム1
にレーザ光あるいは光ビームの熱エネルギーによってマ
ージン3を形成する際、第4図(a)に示すように瞬間
的に液相化した蒸着金属(図示せず)が、その表面張力
のためマージン3と金属化部2の境界線4上に凝集して
固まり、蒸着金属の突起部6となる。したがって第4図
(b)に示すようにこの金属化フィルム1を積層し、層
間の接着のため熱や圧力を加えた場合、蒸着金属の突起
部6が有機フィルム7にダメージを与える。また蒸着金
属の突起部6に電荷が集中しやすいため、製造された金
属化フィルムコンデンサは積層方向に絶縁破壊を極めて
起こし易くなる。
にレーザ光あるいは光ビームの熱エネルギーによってマ
ージン3を形成する際、第4図(a)に示すように瞬間
的に液相化した蒸着金属(図示せず)が、その表面張力
のためマージン3と金属化部2の境界線4上に凝集して
固まり、蒸着金属の突起部6となる。したがって第4図
(b)に示すようにこの金属化フィルム1を積層し、層
間の接着のため熱や圧力を加えた場合、蒸着金属の突起
部6が有機フィルム7にダメージを与える。また蒸着金
属の突起部6に電荷が集中しやすいため、製造された金
属化フィルムコンデンサは積層方向に絶縁破壊を極めて
起こし易くなる。
この発明は上記問題点に鑑み、小型化および高絶縁性を
兼ね備えた金属化フィルムコンデンサを提供することを
目的とするものである。
兼ね備えた金属化フィルムコンデンサを提供することを
目的とするものである。
この発明の金属化フィルムコンデンサは、金属化フィル
ムに形成されたマージン(非金属化部)と金属化部の境
界線上に凝集した蒸着金属の突起部の厚みを、有機フィ
ルムの厚さの10分の1以下と制限したことを特徴とす
る。
ムに形成されたマージン(非金属化部)と金属化部の境
界線上に凝集した蒸着金属の突起部の厚みを、有機フィ
ルムの厚さの10分の1以下と制限したことを特徴とす
る。
この発明によれば、蒸着金属の突起部の厚みを有機フィ
ルムの厚みと比べ10分の1以下に制限したことにより、
蒸着金属の突起部が有機フィルムに与えるダメージを防
止し、積層方向の耐電圧レベルを向上させ、金属化フィ
ルムコンデンサの耐電圧特性、生産性を向上できる。
ルムの厚みと比べ10分の1以下に制限したことにより、
蒸着金属の突起部が有機フィルムに与えるダメージを防
止し、積層方向の耐電圧レベルを向上させ、金属化フィ
ルムコンデンサの耐電圧特性、生産性を向上できる。
第2図に、有機フィルムとして厚み2μmのPPSフィル
ムに、金属化部として400〜500ÅのAl蒸着を施した金属
化フィルムにおいて、レーザ光によりマージンを形成
し、それを完成素子としたものを昇圧破壊試験にかけた
結果を示す。横軸が有機フィルムの厚みと蒸着金属の突
起部の厚みとの比、縦軸が昇圧破壊電圧である。なおこ
の場合、マージン3の幅を変化させることにより、異な
った蒸着金属の突起部の厚みを得て試験資料とした。
ムに、金属化部として400〜500ÅのAl蒸着を施した金属
化フィルムにおいて、レーザ光によりマージンを形成
し、それを完成素子としたものを昇圧破壊試験にかけた
結果を示す。横軸が有機フィルムの厚みと蒸着金属の突
起部の厚みとの比、縦軸が昇圧破壊電圧である。なおこ
の場合、マージン3の幅を変化させることにより、異な
った蒸着金属の突起部の厚みを得て試験資料とした。
第2図に示すように蒸着金属の突起部の厚みが有機フィ
ルムの厚みの10分の1(蒸着金属の突起部の厚み/有機
フィルムの厚み=0.1)とした時、有機フィルム自身の
昇圧破壊電圧に近い300V程度のレベルが得られる。また
2μm厚以外の有機フィルムに関しても有機フィルム自
身の昇圧破壊電圧レベルに近づくほぼ同等の結果が得ら
れた。
ルムの厚みの10分の1(蒸着金属の突起部の厚み/有機
フィルムの厚み=0.1)とした時、有機フィルム自身の
昇圧破壊電圧に近い300V程度のレベルが得られる。また
2μm厚以外の有機フィルムに関しても有機フィルム自
身の昇圧破壊電圧レベルに近づくほぼ同等の結果が得ら
れた。
したがって、金属化フィルムコンデンサの蒸着金属の突
起部の厚みを、有機フィルムの厚みの10分の1以下に制
限したことにより、耐電圧特性を向上させ、生産性も向
上させることができる。
起部の厚みを、有機フィルムの厚みの10分の1以下に制
限したことにより、耐電圧特性を向上させ、生産性も向
上させることができる。
この発明の一実施例を第1図(a),(b),(c)に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第1図(a)はこの発明の実施例における金属化フィル
ムコンデンサを構成する金属化フィルムを示す。
ムコンデンサを構成する金属化フィルムを示す。
第1図(b)は第1図(a)の金属化フィルムの斜視図
である。
である。
第1図(c)はこの発明によって製造された金属化フィ
ルムコンデンサ素子の断面図を示す。
ルムコンデンサ素子の断面図を示す。
第1図(a),(b),(c)において、1は金属化フ
ィルム、2は金属化部、3は非金属化部であるマージ
ン、4は境界線、6は蒸着金属の突起部、7は有機フィ
ルム、Aはマージン3の最大幅である。
ィルム、2は金属化部、3は非金属化部であるマージ
ン、4は境界線、6は蒸着金属の突起部、7は有機フィ
ルム、Aはマージン3の最大幅である。
第1図(a)において、金属化フィルム1にレーザ光あ
るいは光ビームを照射しその熱エネルギーにより略円の
一部を連続して重ね合わせる様に金属化部2を溶融し
て、略直線状のマージン3を形成する。
るいは光ビームを照射しその熱エネルギーにより略円の
一部を連続して重ね合わせる様に金属化部2を溶融し
て、略直線状のマージン3を形成する。
この場合において、金属化フィルム1の有機フィルム7
の厚さが2μm以下、蒸着金属の厚さが400〜500Åであ
る場合、マージン3の最大幅Aを80μm以下とすること
で蒸着金属の突起部6の厚みを有機フィルム7の厚みの
10分の1とすることができた。これは、蒸着金属の突起
部6の厚みは、レーザ光あるいは光ビームの熱エネルギ
ーによって除去する金属化部2の面積すなわちマージン
3の幅に比例するため、マージン幅を制限することによ
り、この蒸着金属の突起部6の厚みを制限することがで
きるためである。
の厚さが2μm以下、蒸着金属の厚さが400〜500Åであ
る場合、マージン3の最大幅Aを80μm以下とすること
で蒸着金属の突起部6の厚みを有機フィルム7の厚みの
10分の1とすることができた。これは、蒸着金属の突起
部6の厚みは、レーザ光あるいは光ビームの熱エネルギ
ーによって除去する金属化部2の面積すなわちマージン
3の幅に比例するため、マージン幅を制限することによ
り、この蒸着金属の突起部6の厚みを制限することがで
きるためである。
この発明によれば、金属化フィルムの非金属化部と金属
化部との境界線上にある蒸着金属の突起部の厚みを有機
フィルムの厚みの10分の1以下としたため、蒸着金属の
突起部が有機フィルムに与えるダメージを少なくし、金
属化フィルムコンデンサの耐電圧を向上させ、小型化も
できる。
化部との境界線上にある蒸着金属の突起部の厚みを有機
フィルムの厚みの10分の1以下としたため、蒸着金属の
突起部が有機フィルムに与えるダメージを少なくし、金
属化フィルムコンデンサの耐電圧を向上させ、小型化も
できる。
第1図(a)はこの発明の一実施例における金属化フィ
ルムの平面図、第1図(b)は第1図(a)の金属化フ
ィルムの斜視図、第1図(c)はこの発明によって製造
された金属化フィルムコンデンサ素子の断面図、第2図
は有機フィルムの厚みと蒸着金属の突起部の厚みとの比
と昇圧破壊電圧の関係を示したグラフ、第3図(a),
(b),(c)は従来の技術による金属化フィルムコン
デンサの製造工程図、第4図(a)は従来の技術による
金属化フィルムの斜視図、第4図(b)は従来の技術に
よる金属化フィルムの断面図である。 1…金属化フィルム、2…金属化部、3…マージン(非
金属化部)、4…境界線、6…蒸着金属の突起部、7…
有機フィルム、A…マージン3の最大幅
ルムの平面図、第1図(b)は第1図(a)の金属化フ
ィルムの斜視図、第1図(c)はこの発明によって製造
された金属化フィルムコンデンサ素子の断面図、第2図
は有機フィルムの厚みと蒸着金属の突起部の厚みとの比
と昇圧破壊電圧の関係を示したグラフ、第3図(a),
(b),(c)は従来の技術による金属化フィルムコン
デンサの製造工程図、第4図(a)は従来の技術による
金属化フィルムの斜視図、第4図(b)は従来の技術に
よる金属化フィルムの断面図である。 1…金属化フィルム、2…金属化部、3…マージン(非
金属化部)、4…境界線、6…蒸着金属の突起部、7…
有機フィルム、A…マージン3の最大幅
Claims (1)
- 【請求項1】レーザ光あるいは光ビームにより蒸着金属
を連続的に除去して直線状の非金属化部を形成した金属
化フィルムコンデンサであって、金属化部と前記非金属
化部の境界線上にある蒸着金属の突起部の厚みを、有機
フィルムの厚みの10分の1以下としたことを特徴とする
金属化フィルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1216706A JPH06105671B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 金属化フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1216706A JPH06105671B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 金属化フィルムコンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0379016A JPH0379016A (ja) | 1991-04-04 |
| JPH06105671B2 true JPH06105671B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=16692646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1216706A Expired - Lifetime JPH06105671B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 金属化フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06105671B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5762918B2 (ja) * | 2011-10-13 | 2015-08-12 | 三菱伸銅株式会社 | 金属化フィルムコンデンサの製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60163419A (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-26 | 東レ株式会社 | コンデンサ−用蒸着積層フイルム |
| JPS60195918A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-04 | 東レ株式会社 | コンデンサ−素子の製造方法 |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP1216706A patent/JPH06105671B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0379016A (ja) | 1991-04-04 |
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