JPH0591886A - 8,11−エイコサジエン酸及びこれを含有する脂質の製造方法 - Google Patents
8,11−エイコサジエン酸及びこれを含有する脂質の製造方法Info
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- JPH0591886A JPH0591886A JP3251957A JP25195791A JPH0591886A JP H0591886 A JPH0591886 A JP H0591886A JP 3251957 A JP3251957 A JP 3251957A JP 25195791 A JP25195791 A JP 25195791A JP H0591886 A JPH0591886 A JP H0591886A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P7/00—Preparation of oxygen-containing organic compounds
- C12P7/64—Fats; Fatty oils; Ester-type waxes; Higher fatty acids, i.e. having at least seven carbon atoms in an unbroken chain bound to a carboxyl group; Oxidised oils or fats
- C12P7/6409—Fatty acids
- C12P7/6427—Polyunsaturated fatty acids [PUFA], i.e. having two or more double bonds in their backbone
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- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P7/00—Preparation of oxygen-containing organic compounds
- C12P7/64—Fats; Fatty oils; Ester-type waxes; Higher fatty acids, i.e. having at least seven carbon atoms in an unbroken chain bound to a carboxyl group; Oxidised oils or fats
- C12P7/6436—Fatty acid esters
- C12P7/6445—Glycerides
- C12P7/6458—Glycerides by transesterification, e.g. interesterification, ester interchange, alcoholysis or acidolysis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 8,11−エイコサジエン酸及びこれを含有
する脂質の新規な製造方法を提供する。 【構成】 オメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有する
微生物を、Δ5不飽和化酵素阻害剤を添加した培地で培
養するか、あるいは該微生物が培養されている培養液に
Δ5不飽和化酵素阻害剤を添加してさらに培養すること
により、8,11−エイコサジエン酸または8,11−
エイコサジエン酸を含有する脂質を生成せしめ、そして
8,11−エイコサジエン酸又はこれを含有する脂質を
採取することを特徴とする8,11−エイコサジエン酸
又はこれを含有する脂質の製造方法。
する脂質の新規な製造方法を提供する。 【構成】 オメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有する
微生物を、Δ5不飽和化酵素阻害剤を添加した培地で培
養するか、あるいは該微生物が培養されている培養液に
Δ5不飽和化酵素阻害剤を添加してさらに培養すること
により、8,11−エイコサジエン酸または8,11−
エイコサジエン酸を含有する脂質を生成せしめ、そして
8,11−エイコサジエン酸又はこれを含有する脂質を
採取することを特徴とする8,11−エイコサジエン酸
又はこれを含有する脂質の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオメガ9系高度不飽和脂
肪酸生産能を有する微生物を利用した発酵法による8,
11−エイコサジエン酸またはこれを含有する脂質の製
造方法に関する。
肪酸生産能を有する微生物を利用した発酵法による8,
11−エイコサジエン酸またはこれを含有する脂質の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オメガ9系高度不飽和脂肪酸、例えばミ
ード酸、8,11−エイコサジエン酸等は、必須脂肪酸
欠乏に陥った動物組織の構成脂肪酸のひとつとして存在
することが知られている。しかしながら、その含量はわ
ずかであるため単離精製は大変困難である。また微生物
界におけるその存在は、現在のところ全く知られていな
い。これらの高度不飽和脂肪酸は生体内でロイコトリエ
ン3グループの前駆体になることが可能で、その生理活
性が大いに期待される。このため8,11−エイコサジ
エン酸を大量に製造する方法を開発することが強く望ま
れている。
ード酸、8,11−エイコサジエン酸等は、必須脂肪酸
欠乏に陥った動物組織の構成脂肪酸のひとつとして存在
することが知られている。しかしながら、その含量はわ
ずかであるため単離精製は大変困難である。また微生物
界におけるその存在は、現在のところ全く知られていな
い。これらの高度不飽和脂肪酸は生体内でロイコトリエ
ン3グループの前駆体になることが可能で、その生理活
性が大いに期待される。このため8,11−エイコサジ
エン酸を大量に製造する方法を開発することが強く望ま
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、安価
な常用の培地を用い、Δ5不飽和化酵素阻害剤等の添加
を併用して、簡便に効率よく8,11−エイコサジエン
酸及び8,11−エイコサジエン酸含有油脂を製造する
方法を提供しようとするものである。
な常用の培地を用い、Δ5不飽和化酵素阻害剤等の添加
を併用して、簡便に効率よく8,11−エイコサジエン
酸及び8,11−エイコサジエン酸含有油脂を製造する
方法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の目的
を達成するため種々研究した結果、オメガ9系高度不飽
和脂肪酸生産能を有する微生物を、Δ5不飽和化酵素阻
害剤等を添加した培地で培養するとミード酸の割合が下
がり、8,11−エイコサジエン酸の割合が上昇するこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
を達成するため種々研究した結果、オメガ9系高度不飽
和脂肪酸生産能を有する微生物を、Δ5不飽和化酵素阻
害剤等を添加した培地で培養するとミード酸の割合が下
がり、8,11−エイコサジエン酸の割合が上昇するこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】従ってこの発明は、オメガ9系高度不飽和
脂肪酸生産能を有する微生物を、Δ5不飽和化酵素阻害
剤を添加した培地で培養するか、あるいは該微生物が培
養されている培養液にΔ5不飽和化酵素阻害剤を添加し
てさらに培養することにより、8,11−エイコサジエ
ン酸または8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質
を生成せしめ、そして8,11−エイコサジエン酸を採
取することを特徴とする8,11−エイコサジエン酸の
製造方法;及びオメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有
する微生物を、Δ5不飽和化酵素阻害剤を添加した培地
で培養するか、あるいは該微生物が培養されている培養
液にΔ5不飽和化酵素阻害剤を添加してさらに培養し、
8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質を採取する
ことを特徴とする8,11−エイコサジエン酸を含有す
る脂質の製造方法を提供しようとするものである。
脂肪酸生産能を有する微生物を、Δ5不飽和化酵素阻害
剤を添加した培地で培養するか、あるいは該微生物が培
養されている培養液にΔ5不飽和化酵素阻害剤を添加し
てさらに培養することにより、8,11−エイコサジエ
ン酸または8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質
を生成せしめ、そして8,11−エイコサジエン酸を採
取することを特徴とする8,11−エイコサジエン酸の
製造方法;及びオメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有
する微生物を、Δ5不飽和化酵素阻害剤を添加した培地
で培養するか、あるいは該微生物が培養されている培養
液にΔ5不飽和化酵素阻害剤を添加してさらに培養し、
8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質を採取する
ことを特徴とする8,11−エイコサジエン酸を含有す
る脂質の製造方法を提供しようとするものである。
【0006】この発明はさらに、オメガ9系高度不飽和
脂肪酸生産能を有する微生物を、ゴマ油、落花生油、ゴ
マ油に対して実質的に非混和性である有機溶媒によりゴ
マ油から抽出した抽出物、ゴマ種子の溶剤抽出物、五加
皮の抽出物、桐木の抽出物、白果樹皮の抽出物、ヒハツ
の抽出物、細辛の抽出物、タラゴン(Tarrago
n)の抽出物、イノンド種子(Dill Seed)の
抽出物、パセリ(Parsley)の抽出物、ウコン
(Turmeric)の抽出物、ナツメッグ(Nutm
eg)の抽出物を単独でまたは組み合せて添加した培地
で培養するか、あるいは該微生物が培養されている培養
液にゴマ油、落花生油、ゴマ油に対して実質的に非混和
性である有機溶媒によりゴマ油から抽出した抽出物、ゴ
マ種子の溶剤抽出物、五加皮の抽出物、桐木の抽出物、
白果樹皮の抽出物、ヒハツの抽出物、細辛の抽出物、タ
ラゴン(Tarragon)の抽出物、イノンド種子
(Dill Seed)の抽出物、パセリ(Parsl
ey)の抽出物、ウコン(Turmeric)の抽出
物、ナツメッグ(Nutmeg)の抽出物を添加してさ
らに培養することにより、8,11−エイコサジエン酸
または8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質を生
成せしめ、そして8,11−エイコサジエン酸を採取す
ることを特徴とする8,11−エイコサジエン酸の製造
方法;及びオメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有する
微生物を、ゴマ油、落花生油、ゴマ油に対して実質的に
非混和性である有機溶媒によりゴマ油から抽出した抽出
物、ゴマ種子の溶剤抽出物、五加皮の抽出物、桐木の抽
出物、白果樹皮の抽出物、ヒハツの抽出物、細辛の抽出
物、タラゴン(Tarragon)の抽出物、イノンド
種子(Dill Seed)の抽出物、パセリ(Par
sley)の抽出物、ウコン(Turmeric)の抽
出物、ナツメッグ(Nutmeg)の抽出物を単独でま
たは組み合せて添加した培地で培養するか、あるいは該
微生物が培養されている培養液にゴマ油、落花生油、ゴ
マ油に対して実質的に非混和性である有機溶媒によりゴ
マ油から抽出した抽出物、ゴマ種子の溶剤抽出物、五加
皮の抽出物、桐木の抽出物、白果樹皮の抽出物、ヒハツ
の抽出物、細辛の抽出物、タラゴン(Tarrago
n)の抽出物、イノンド種子(Dill Seed)の
抽出物、パセリ(Parsley)の抽出物、ウコン
(Turmeric)の抽出物、ナツメッグ(Nutm
eg)の抽出物を添加してさらに培養し、8,11−エ
イコサジエン酸を含有する脂質を採取することを特徴と
する8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質の製造
方法を提供しようとするものである。
脂肪酸生産能を有する微生物を、ゴマ油、落花生油、ゴ
マ油に対して実質的に非混和性である有機溶媒によりゴ
マ油から抽出した抽出物、ゴマ種子の溶剤抽出物、五加
皮の抽出物、桐木の抽出物、白果樹皮の抽出物、ヒハツ
の抽出物、細辛の抽出物、タラゴン(Tarrago
n)の抽出物、イノンド種子(Dill Seed)の
抽出物、パセリ(Parsley)の抽出物、ウコン
(Turmeric)の抽出物、ナツメッグ(Nutm
eg)の抽出物を単独でまたは組み合せて添加した培地
で培養するか、あるいは該微生物が培養されている培養
液にゴマ油、落花生油、ゴマ油に対して実質的に非混和
性である有機溶媒によりゴマ油から抽出した抽出物、ゴ
マ種子の溶剤抽出物、五加皮の抽出物、桐木の抽出物、
白果樹皮の抽出物、ヒハツの抽出物、細辛の抽出物、タ
ラゴン(Tarragon)の抽出物、イノンド種子
(Dill Seed)の抽出物、パセリ(Parsl
ey)の抽出物、ウコン(Turmeric)の抽出
物、ナツメッグ(Nutmeg)の抽出物を添加してさ
らに培養することにより、8,11−エイコサジエン酸
または8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質を生
成せしめ、そして8,11−エイコサジエン酸を採取す
ることを特徴とする8,11−エイコサジエン酸の製造
方法;及びオメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有する
微生物を、ゴマ油、落花生油、ゴマ油に対して実質的に
非混和性である有機溶媒によりゴマ油から抽出した抽出
物、ゴマ種子の溶剤抽出物、五加皮の抽出物、桐木の抽
出物、白果樹皮の抽出物、ヒハツの抽出物、細辛の抽出
物、タラゴン(Tarragon)の抽出物、イノンド
種子(Dill Seed)の抽出物、パセリ(Par
sley)の抽出物、ウコン(Turmeric)の抽
出物、ナツメッグ(Nutmeg)の抽出物を単独でま
たは組み合せて添加した培地で培養するか、あるいは該
微生物が培養されている培養液にゴマ油、落花生油、ゴ
マ油に対して実質的に非混和性である有機溶媒によりゴ
マ油から抽出した抽出物、ゴマ種子の溶剤抽出物、五加
皮の抽出物、桐木の抽出物、白果樹皮の抽出物、ヒハツ
の抽出物、細辛の抽出物、タラゴン(Tarrago
n)の抽出物、イノンド種子(Dill Seed)の
抽出物、パセリ(Parsley)の抽出物、ウコン
(Turmeric)の抽出物、ナツメッグ(Nutm
eg)の抽出物を添加してさらに培養し、8,11−エ
イコサジエン酸を含有する脂質を採取することを特徴と
する8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質の製造
方法を提供しようとするものである。
【0007】さらに本発明者らは、前記製造方法におい
てオメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有する微生物
が、Δ5不飽和化活性およびΔ6不飽和化活性を有し、
かつΔ12不飽和化活性の低下または欠損した微生物で
あることを特徴とする8,11−エイコサジエン酸また
はこれを含有する脂質の製造方法;及び前記オメガ9系
高度不飽和脂肪酸生産能を有する微生物が、アラキドン
酸(以下、ARAと称する)生産能を有しかつΔ12不
飽和化活性の低下または欠損した微生物であることを特
徴とする8,11−エイコサジエン酸又はこれを含有す
る脂質の製造方法を提供しようとするものである。
てオメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有する微生物
が、Δ5不飽和化活性およびΔ6不飽和化活性を有し、
かつΔ12不飽和化活性の低下または欠損した微生物で
あることを特徴とする8,11−エイコサジエン酸また
はこれを含有する脂質の製造方法;及び前記オメガ9系
高度不飽和脂肪酸生産能を有する微生物が、アラキドン
酸(以下、ARAと称する)生産能を有しかつΔ12不
飽和化活性の低下または欠損した微生物であることを特
徴とする8,11−エイコサジエン酸又はこれを含有す
る脂質の製造方法を提供しようとするものである。
【0008】
【具体的な説明】本発明においては、オメガ9系高度不
飽和脂肪酸生産能を有する微生物であれば、すべて使用
することができる。さらに具体的には、Δ5不飽和化活
性およびΔ6不飽和化活性を有し、かつΔ12不飽和化
活性の低下または欠損した微生物を使用することができ
る。このような微生物は、例えばアラキドン酸(AR
A)生産能を有する微生物に突然変異操作を行い、Δ1
2不飽和化酵素活性が低下又は欠失した変異株を誘発さ
せることによって得られる。ARA生産能を有する微生
物としては、例えばモルティエレラ(Mortiere
lla)属、コニディオボラス(Conidiobol
us)属、フィチウム(Pythium)属、フィトフ
トラ(Phytophthora)属、ペニシリューム
(Penicillium)属、クラドスポリューム
(Cladosporium)属、ムコール(Muco
r)属、フザリューム(Fusarium)属、アスペ
ルギルス(Aspergillus)属、ロードトルラ
(Rhodotorula)属またはエントモフトラ
(Entomophthora)属に属する微生物を挙
げることができる。モルティエレラ属では例えば、モル
ティエレラ・エロンガタ(Mortierella e
longata)、モルティエレラ・エキシグア(Mo
rtierella exigua)、モルティエレラ
・ヒグロフィラ(Mortierella hygro
phila)、モルティエレラ・アルピナ(Morti
erella alpina)等のモルティエレラ亜属
に属する菌株を挙げることができる。
飽和脂肪酸生産能を有する微生物であれば、すべて使用
することができる。さらに具体的には、Δ5不飽和化活
性およびΔ6不飽和化活性を有し、かつΔ12不飽和化
活性の低下または欠損した微生物を使用することができ
る。このような微生物は、例えばアラキドン酸(AR
A)生産能を有する微生物に突然変異操作を行い、Δ1
2不飽和化酵素活性が低下又は欠失した変異株を誘発さ
せることによって得られる。ARA生産能を有する微生
物としては、例えばモルティエレラ(Mortiere
lla)属、コニディオボラス(Conidiobol
us)属、フィチウム(Pythium)属、フィトフ
トラ(Phytophthora)属、ペニシリューム
(Penicillium)属、クラドスポリューム
(Cladosporium)属、ムコール(Muco
r)属、フザリューム(Fusarium)属、アスペ
ルギルス(Aspergillus)属、ロードトルラ
(Rhodotorula)属またはエントモフトラ
(Entomophthora)属に属する微生物を挙
げることができる。モルティエレラ属では例えば、モル
ティエレラ・エロンガタ(Mortierella e
longata)、モルティエレラ・エキシグア(Mo
rtierella exigua)、モルティエレラ
・ヒグロフィラ(Mortierella hygro
phila)、モルティエレラ・アルピナ(Morti
erella alpina)等のモルティエレラ亜属
に属する菌株を挙げることができる。
【0009】突然変異操作としては、放射線(X線、γ
線、中性子線)や紫外線を照射したり、高熱処理を行っ
たり、または微生物を適当なバッファー中などに懸濁
し、変異源を加えて一定時間インキュベート後、適当に
希釈して寒天培地に植菌し、変異株のコロニーを得ると
いった操作を行うこともできる。変異源としては、ナイ
トロジェンマスタード、メチルメタンサルホネート(M
MS)、N−メチル−N′−ニトロソ−N−ニトロソグ
アニジン(NTG)等のアルキル化剤や、5−ブロモウ
ラシル等の塩基類似体や、マイトマイシンC等の抗生物
質や、6−メルカプトプリン等の塩基合成阻害剤や、プ
ロフラビン等の色素類や、4−ニトロキノリン−N−オ
キシド等のある種の発癌剤や塩化マンガン、重クロム酸
カリウム、亜硝酸、ヒドラジン、ヒドロキシルアミン、
ホルムアルデヒド、ニトロフラン化合物類などを挙げる
ことができる。また使用する微生物は、生育菌体(菌糸
など)でも良いし、胞子でも良い。
線、中性子線)や紫外線を照射したり、高熱処理を行っ
たり、または微生物を適当なバッファー中などに懸濁
し、変異源を加えて一定時間インキュベート後、適当に
希釈して寒天培地に植菌し、変異株のコロニーを得ると
いった操作を行うこともできる。変異源としては、ナイ
トロジェンマスタード、メチルメタンサルホネート(M
MS)、N−メチル−N′−ニトロソ−N−ニトロソグ
アニジン(NTG)等のアルキル化剤や、5−ブロモウ
ラシル等の塩基類似体や、マイトマイシンC等の抗生物
質や、6−メルカプトプリン等の塩基合成阻害剤や、プ
ロフラビン等の色素類や、4−ニトロキノリン−N−オ
キシド等のある種の発癌剤や塩化マンガン、重クロム酸
カリウム、亜硝酸、ヒドラジン、ヒドロキシルアミン、
ホルムアルデヒド、ニトロフラン化合物類などを挙げる
ことができる。また使用する微生物は、生育菌体(菌糸
など)でも良いし、胞子でも良い。
【0010】モルティエレラ属の変異株としては例え
ば、本発明者らが誘導した突然変異株モルティエレラ・
アルピナSAM1861(微工研条寄第3590号)を
使用することができる。
ば、本発明者らが誘導した突然変異株モルティエレラ・
アルピナSAM1861(微工研条寄第3590号)を
使用することができる。
【0011】本発明に使用される変異株を培養するため
には、その菌株の胞子、菌糸、又は予め培養して得られ
た前培養液を、液体培地又は固形培地に接種し培養す
る。液体培地の場合に、炭素源としてはグルコース、フ
ラクトース、キシロース、サッカロース、マルトース、
可溶性デンプン、糖蜜、グリセロール、マンニトール等
の一般的に使用されているものが、いずれも使用できる
が、これらに限られるものではない。
には、その菌株の胞子、菌糸、又は予め培養して得られ
た前培養液を、液体培地又は固形培地に接種し培養す
る。液体培地の場合に、炭素源としてはグルコース、フ
ラクトース、キシロース、サッカロース、マルトース、
可溶性デンプン、糖蜜、グリセロール、マンニトール等
の一般的に使用されているものが、いずれも使用できる
が、これらに限られるものではない。
【0012】窒素源としてはペプトン、酵母エキス、麦
芽エキス、肉エキス、カザミノ酸、コーンスティプリカ
ー等の天然窒素源の他に、尿素等の有機窒素源、ならび
に硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウ
ム等の無機窒素源を用いることができる。この他必要に
応じリン酸塩、硫酸マグネシウム、硫酸鉄、硫酸銅等の
無機塩及びビタミン等も微量栄養源として使用できる。
芽エキス、肉エキス、カザミノ酸、コーンスティプリカ
ー等の天然窒素源の他に、尿素等の有機窒素源、ならび
に硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウ
ム等の無機窒素源を用いることができる。この他必要に
応じリン酸塩、硫酸マグネシウム、硫酸鉄、硫酸銅等の
無機塩及びビタミン等も微量栄養源として使用できる。
【0013】これらの培地成分は微生物の成育を害しな
い濃度であれば特に制限しない。実用上一般に、炭素源
は0.1〜30重量%、好ましくは1〜10重量%、窒
素源は0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量
%の濃度とするのが良い。又、培養温度は5〜40℃、
好ましくは20〜30℃とし、培地のpHは4〜10、好
ましくは6〜9として通気攪拌培養、振とう培養、又は
静置培養を行う。培養は通常2〜10日間行う。
い濃度であれば特に制限しない。実用上一般に、炭素源
は0.1〜30重量%、好ましくは1〜10重量%、窒
素源は0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量
%の濃度とするのが良い。又、培養温度は5〜40℃、
好ましくは20〜30℃とし、培地のpHは4〜10、好
ましくは6〜9として通気攪拌培養、振とう培養、又は
静置培養を行う。培養は通常2〜10日間行う。
【0014】固体培地で培養する場合は、固形物重量に
対して50〜100重量%の水を加えたふすま、もみが
ら、米ぬか等を用い、5〜40℃、好ましくは20〜3
0℃の温度において、3〜14日間培養を行う。この場
合に必要に応じて培地中に窒素源、無機塩類、微量栄養
源を加えることができる。
対して50〜100重量%の水を加えたふすま、もみが
ら、米ぬか等を用い、5〜40℃、好ましくは20〜3
0℃の温度において、3〜14日間培養を行う。この場
合に必要に応じて培地中に窒素源、無機塩類、微量栄養
源を加えることができる。
【0015】また、本発明における8,11−エイコサ
ジエン酸の蓄積を促進するため、オメガ9系高度不飽和
脂肪酸の基質を培地に添加することができる。基質とし
ては、テトラデカン、ヘキサデカン、オクタデカン等の
炭化水素、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデ
カン酸等の脂肪酸、又はその塩(例えばナトリウム塩ま
たはカリウム塩)、脂肪酸エステル、又は脂肪酸を構成
成分として含む油脂(例えばオリーブ油、大豆油、綿実
油、ヤシ油)等を挙げることができるが、これらに限ら
れるものではない。
ジエン酸の蓄積を促進するため、オメガ9系高度不飽和
脂肪酸の基質を培地に添加することができる。基質とし
ては、テトラデカン、ヘキサデカン、オクタデカン等の
炭化水素、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデ
カン酸等の脂肪酸、又はその塩(例えばナトリウム塩ま
たはカリウム塩)、脂肪酸エステル、又は脂肪酸を構成
成分として含む油脂(例えばオリーブ油、大豆油、綿実
油、ヤシ油)等を挙げることができるが、これらに限ら
れるものではない。
【0016】本発明において、Δ5不飽和化酵素阻害剤
としてはΔ5不飽和化酵素の活性を阻害するものであれ
ばよい。例えばΔ5不飽和化酵素阻害剤として、次の一
般式(I):
としてはΔ5不飽和化酵素の活性を阻害するものであれ
ばよい。例えばΔ5不飽和化酵素阻害剤として、次の一
般式(I):
【化3】
【0017】(式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 、
及びR6 はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜3のア
ルキル基、あるいはR1 とR2 、及び/又はR4 とR5
は一緒になってメチレン基もしくはエチレン基を表し、
そしてn,m,Lは0又は1を表す)で表わされるジオ
キサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体、ピペロニ
ルブトキサイド、クルクミン、又は次の一般式(II):
及びR6 はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜3のア
ルキル基、あるいはR1 とR2 、及び/又はR4 とR5
は一緒になってメチレン基もしくはエチレン基を表し、
そしてn,m,Lは0又は1を表す)で表わされるジオ
キサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体、ピペロニ
ルブトキサイド、クルクミン、又は次の一般式(II):
【化4】
【0018】(式中、R1 は低級アルキル基を示し、R
2 は水酸基、アルキル基、アルコキシ基、アルケニル
基、オキシアルキル基を示す。R2 が複数ある場合に
は、複数のR2 は同一であっても異なっていてもよい。
nは0〜5の整数を示す。)で表される化合物等が挙げ
られ、これらは単独で又は適宜組み合わせて用いること
ができる。
2 は水酸基、アルキル基、アルコキシ基、アルケニル
基、オキシアルキル基を示す。R2 が複数ある場合に
は、複数のR2 は同一であっても異なっていてもよい。
nは0〜5の整数を示す。)で表される化合物等が挙げ
られ、これらは単独で又は適宜組み合わせて用いること
ができる。
【0019】前記ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オク
タン誘導体としては、セサミン、セサミノール、エピセ
サミン、エピセサミノール、セサモリン、2−(3,4
−メチレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−
4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−(3メトキシ
−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシク
ロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒド
ロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタン等を挙げることができ、これらを単独
で、又はいずれか2種類以上を組み合せて使用すること
ができる。またこれらの立体異性体あるいはラセミ体も
合わせて使用することができる。
タン誘導体としては、セサミン、セサミノール、エピセ
サミン、エピセサミノール、セサモリン、2−(3,4
−メチレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−
4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−(3メトキシ
−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシク
ロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒド
ロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタン等を挙げることができ、これらを単独
で、又はいずれか2種類以上を組み合せて使用すること
ができる。またこれらの立体異性体あるいはラセミ体も
合わせて使用することができる。
【0020】Δ5不飽和化酵素阻害剤の一つである前記
ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を得る
方法として次の手順で行うことができる。まず、前記ジ
オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を主成分
とする抽出物を胡麻油から得るには、胡麻油とは実質的
に非混和性であり且つ該誘導体を抽出・溶解することが
できる種々の有機溶剤を用いて抽出・濃縮することで得
られる。
ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を得る
方法として次の手順で行うことができる。まず、前記ジ
オキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を主成分
とする抽出物を胡麻油から得るには、胡麻油とは実質的
に非混和性であり且つ該誘導体を抽出・溶解することが
できる種々の有機溶剤を用いて抽出・濃縮することで得
られる。
【0021】このような有機溶剤として、例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メタノー
ル、エタノール等を挙げることができる。前記ジオキサ
ビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を主成分とする
抽出物を得るには、胡麻油と上記の溶剤のいずれかとを
均一に混合した後、低温において静置し、遠心分離等の
常法に従って相分離を行い、溶剤画分から溶剤を蒸発除
去することにより得られる。
ン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メタノー
ル、エタノール等を挙げることができる。前記ジオキサ
ビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を主成分とする
抽出物を得るには、胡麻油と上記の溶剤のいずれかとを
均一に混合した後、低温において静置し、遠心分離等の
常法に従って相分離を行い、溶剤画分から溶剤を蒸発除
去することにより得られる。
【0022】さらに具体的には、胡麻油を2〜10倍、
好ましくは6〜8倍容量のアセトンに溶かし、−80℃
で一晩放置する。その結果油成分が沈澱となり、濾過に
より得た濾液から有機溶剤を留去して、該誘導体を主成
分とする抽出物が得られる。あるいは、胡麻油を熱メタ
ノール又は熱エタノールで混合した後、室温において静
置し、溶剤画分から溶剤を蒸発除去することにより得ら
れる。
好ましくは6〜8倍容量のアセトンに溶かし、−80℃
で一晩放置する。その結果油成分が沈澱となり、濾過に
より得た濾液から有機溶剤を留去して、該誘導体を主成
分とする抽出物が得られる。あるいは、胡麻油を熱メタ
ノール又は熱エタノールで混合した後、室温において静
置し、溶剤画分から溶剤を蒸発除去することにより得ら
れる。
【0023】さらに具体的には、胡麻油を2〜10倍、
好ましくは5〜7倍容量の熱メタノール(50℃以上)
又は熱エタノール(50℃以上)で激しく混合し抽出す
る。室温に静置あるいは遠心分離等の常法に従って相分
離を行い、溶剤画分から溶剤を留去して、該誘導体を主
成分とする抽出物が得られる。また超臨界ガス抽出も利
用できる。
好ましくは5〜7倍容量の熱メタノール(50℃以上)
又は熱エタノール(50℃以上)で激しく混合し抽出す
る。室温に静置あるいは遠心分離等の常法に従って相分
離を行い、溶剤画分から溶剤を留去して、該誘導体を主
成分とする抽出物が得られる。また超臨界ガス抽出も利
用できる。
【0024】この抽出物より、各々の前記ジオキサビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を得るためには、抽
出物をカラムクロマトグラフィー、高速液体クロマトグ
ラフィー、再結晶、蒸留、液々向流分配クロマトグラフ
ィー等の常法に従って処理することにより目的とする化
合物を単離すればよい。さらに具体的には、逆相カラム
(5C18)、溶離液にメタノール/水(60:40)を
使って、上記抽出物を高速液体クロマトグラフィーで分
取し、溶媒を留去した後、得られた結晶をエタノールで
再結晶化することでセサミン、エピセサミン、セサミノ
ール、エピセサミノール等の各前記ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン誘導体が得られる。
クロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を得るためには、抽
出物をカラムクロマトグラフィー、高速液体クロマトグ
ラフィー、再結晶、蒸留、液々向流分配クロマトグラフ
ィー等の常法に従って処理することにより目的とする化
合物を単離すればよい。さらに具体的には、逆相カラム
(5C18)、溶離液にメタノール/水(60:40)を
使って、上記抽出物を高速液体クロマトグラフィーで分
取し、溶媒を留去した後、得られた結晶をエタノールで
再結晶化することでセサミン、エピセサミン、セサミノ
ール、エピセサミノール等の各前記ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン誘導体が得られる。
【0025】用いる胡麻油は精製品でもよく、また胡麻
油の製造過程で脱色工程前のいずれの粗製品でもよく更
に、胡麻種子あるいは胡麻粕(脱脂胡麻種子、残油分8
〜10%)であってもよい。この場合、胡麻種子あるい
は胡麻粕を必要により破砕した後、任意の溶剤、例えば
胡麻油からの抽出について前記した溶剤を用いて常法に
より抽出することができる。抽出残渣を分離した後、抽
出液から蒸発等により溶剤を除去することにより抽出物
が得られる。
油の製造過程で脱色工程前のいずれの粗製品でもよく更
に、胡麻種子あるいは胡麻粕(脱脂胡麻種子、残油分8
〜10%)であってもよい。この場合、胡麻種子あるい
は胡麻粕を必要により破砕した後、任意の溶剤、例えば
胡麻油からの抽出について前記した溶剤を用いて常法に
より抽出することができる。抽出残渣を分離した後、抽
出液から蒸発等により溶剤を除去することにより抽出物
が得られる。
【0026】このように調製された胡麻種子抽出物、胡
麻粕抽出物からはセサミン、セサミノール、エピセサミ
ン、エピセサミノール、セサモリン、2−(3,4−メ
チレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−
ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−(3メトキシ
−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシク
ロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒド
ロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタンの前記ジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体が同様の手法で得られる。
麻粕抽出物からはセサミン、セサミノール、エピセサミ
ン、エピセサミノール、セサモリン、2−(3,4−メ
チレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−
ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−(3メトキシ
−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシク
ロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒド
ロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタンの前記ジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体が同様の手法で得られる。
【0027】なお細辛から得られるセサミンも胡麻種
子、胡麻粕及び胡麻油より得られるセサミンと同等の効
果を有する。さらに、胡麻油製造過程の副産物からも前
記ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を得
ることができる。なお、前記ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタン誘導体の精製法及び抽出物を得る方法
は、これに限られるものではない。さらに前記ジオキサ
ビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体及び該誘導体を
主成分とする抽出物は、胡麻油、胡麻粕、及び胡麻種子
から得たものに限定したわけではなく、該誘導体を含む
天然物をすべて使用できるのは明かであり、例えば五加
皮、桐木、白果樹皮、ヒハツ、細辛等を挙げることがで
きる。
子、胡麻粕及び胡麻油より得られるセサミンと同等の効
果を有する。さらに、胡麻油製造過程の副産物からも前
記ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体を得
ることができる。なお、前記ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタン誘導体の精製法及び抽出物を得る方法
は、これに限られるものではない。さらに前記ジオキサ
ビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体及び該誘導体を
主成分とする抽出物は、胡麻油、胡麻粕、及び胡麻種子
から得たものに限定したわけではなく、該誘導体を含む
天然物をすべて使用できるのは明かであり、例えば五加
皮、桐木、白果樹皮、ヒハツ、細辛等を挙げることがで
きる。
【0028】また、合成により前記ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン誘導体を得る方法としては、以
下のものが挙げられる。例えば、セサミン、エピセサミ
ンについては、Berozaらの方法〔J.Am.Chem.Soc.
78, 1242 (1956) 〕で合成することができる他、ピノレ
シノール(一般式IにおいてR1 =R4 =H,R2 =R
5 =CH3 ,n=m=L=0)はFreundenbergらの方法
〔Chem.Ber.,86,1157(1953)〕によって、シリンガレシ
ノール(一般式IにおいてR1 =R4 =H,R 2 =R3
=R5 =R6 =CH3 ,n=0,m=L=1)はFreund
enbergらの方法〔Chem.Ber.,88, 16 (1955) 〕によって
合成することができる。又、前記ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン誘導体は、Δ5不飽和化酵素の
特異的な阻害活性を有している限りその吸収を高めるた
めに例えば、配糖体等の形で使用することができる。
〔3.3.0〕オクタン誘導体を得る方法としては、以
下のものが挙げられる。例えば、セサミン、エピセサミ
ンについては、Berozaらの方法〔J.Am.Chem.Soc.
78, 1242 (1956) 〕で合成することができる他、ピノレ
シノール(一般式IにおいてR1 =R4 =H,R2 =R
5 =CH3 ,n=m=L=0)はFreundenbergらの方法
〔Chem.Ber.,86,1157(1953)〕によって、シリンガレシ
ノール(一般式IにおいてR1 =R4 =H,R 2 =R3
=R5 =R6 =CH3 ,n=0,m=L=1)はFreund
enbergらの方法〔Chem.Ber.,88, 16 (1955) 〕によって
合成することができる。又、前記ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン誘導体は、Δ5不飽和化酵素の
特異的な阻害活性を有している限りその吸収を高めるた
めに例えば、配糖体等の形で使用することができる。
【0029】また前記一般式(II)で表される化合物の
具体例としては、アニソール、メトキシフェノール、ジ
メトキシベンゼン、ジエトキシベンゼン、トリメトキシ
ベンゼン、メトキシトルエン、トリ−ブチルヒドロキシ
アニソール(BHA)、オイゲノール等が挙げられる。
具体例としては、アニソール、メトキシフェノール、ジ
メトキシベンゼン、ジエトキシベンゼン、トリメトキシ
ベンゼン、メトキシトルエン、トリ−ブチルヒドロキシ
アニソール(BHA)、オイゲノール等が挙げられる。
【0030】さらに本発明において培地に添加可能なも
のとして、ゴマ油、落花生油、ゴマ油に対して実質的に
非混和性である有機溶媒によりゴマ油から抽出した抽出
物、ゴマ種子の溶剤抽出物、五加皮の抽出物、桐木の抽
出物、白果樹皮の抽出物、ヒハツの抽出物、細辛の抽出
物や香辛性植物、例えばタラゴン(Tarrago
n)、イノンド種子(Dill Seed)、パセリ
(Parsley)、ウコン(Turmeric)、ナ
ツメッグ(Nutmeg)等からの抽出物を使用するこ
とができる。例えば、ジクロロメタン、エタノール、メ
タノール、エチルエーテル等を用いて調製することがで
きる。
のとして、ゴマ油、落花生油、ゴマ油に対して実質的に
非混和性である有機溶媒によりゴマ油から抽出した抽出
物、ゴマ種子の溶剤抽出物、五加皮の抽出物、桐木の抽
出物、白果樹皮の抽出物、ヒハツの抽出物、細辛の抽出
物や香辛性植物、例えばタラゴン(Tarrago
n)、イノンド種子(Dill Seed)、パセリ
(Parsley)、ウコン(Turmeric)、ナ
ツメッグ(Nutmeg)等からの抽出物を使用するこ
とができる。例えば、ジクロロメタン、エタノール、メ
タノール、エチルエーテル等を用いて調製することがで
きる。
【0031】添加物の量はおよそ次の通りである。胡麻
油又は落花生油、あるいはこの両者の総添加量は培地に
対して0.001〜10重量%、好ましくは0.5〜1
0重量%である。胡麻油の抽出物を添加する場合、その
添加量は培地に対して3×10-3〜3×10-1重量%で
ある。また、セサミン、セサミノール、エピセサミン、
エピセサミノール等の前記ジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体を添加する場合その量(これらの2
種類以上を組み合せて使用する場合はその合計量)は、
培地に対して1×10-3〜1×10-1重量%である。
油又は落花生油、あるいはこの両者の総添加量は培地に
対して0.001〜10重量%、好ましくは0.5〜1
0重量%である。胡麻油の抽出物を添加する場合、その
添加量は培地に対して3×10-3〜3×10-1重量%で
ある。また、セサミン、セサミノール、エピセサミン、
エピセサミノール等の前記ジオキサビシクロ〔3.3.
0〕オクタン誘導体を添加する場合その量(これらの2
種類以上を組み合せて使用する場合はその合計量)は、
培地に対して1×10-3〜1×10-1重量%である。
【0032】これらの添加物類は、生産微生物を接種す
る前又はその直後の培地に加えてもよく、あるいは両時
点で加えてもよい。培養開始後の添加は1回でもよく、
又は複数回に分けて間欠的に添加してもよい。あるい
は、連続的に添加することもできる。
る前又はその直後の培地に加えてもよく、あるいは両時
点で加えてもよい。培養開始後の添加は1回でもよく、
又は複数回に分けて間欠的に添加してもよい。あるい
は、連続的に添加することもできる。
【0033】このようにして培養して、菌体内に8,1
1−エイコサジエン酸を大量に含有する脂質が生成蓄積
される。液体培地を使用した場合には、培養菌体から、
例えば、次のようにして8,11−エイコサジエン酸の
採取を行う。
1−エイコサジエン酸を大量に含有する脂質が生成蓄積
される。液体培地を使用した場合には、培養菌体から、
例えば、次のようにして8,11−エイコサジエン酸の
採取を行う。
【0034】培養終了後、培養液より遠心分離及び濾過
等の常用の固液分離手段により培養菌体を得る。菌体は
十分水洗いし、好ましくは乾燥する。乾燥は凍結乾燥、
風乾等によって行うことができる。乾燥菌体は、好まし
くは窒素気流下で有機溶媒によって抽出処理する。有機
溶媒としてはエーテル、ヘキサン、メタノール、エタノ
ール、クロロホルム、ジクロロメタン、石油エーテル等
を用いることができ、又メタノールと石油エーテルの交
互抽出やクロロホルム−メタノール−水の一層系の溶媒
を用いた抽出によって良好な結果を得ることができる。
抽出物から減圧下で有機溶媒を留去することにより、高
濃度の8,11−エイコサジエン酸を含有した脂質が得
られる。
等の常用の固液分離手段により培養菌体を得る。菌体は
十分水洗いし、好ましくは乾燥する。乾燥は凍結乾燥、
風乾等によって行うことができる。乾燥菌体は、好まし
くは窒素気流下で有機溶媒によって抽出処理する。有機
溶媒としてはエーテル、ヘキサン、メタノール、エタノ
ール、クロロホルム、ジクロロメタン、石油エーテル等
を用いることができ、又メタノールと石油エーテルの交
互抽出やクロロホルム−メタノール−水の一層系の溶媒
を用いた抽出によって良好な結果を得ることができる。
抽出物から減圧下で有機溶媒を留去することにより、高
濃度の8,11−エイコサジエン酸を含有した脂質が得
られる。
【0035】また、上記の方法に代えて湿菌体を用いて
抽出を行うことができる。メタノール、エタノール等の
水に対して相溶性の溶媒、又はこれらと水及び/又は他
の溶媒とから成る水に対して相溶性の混合溶媒を使用す
る。その他の手順は上記と同様である。
抽出を行うことができる。メタノール、エタノール等の
水に対して相溶性の溶媒、又はこれらと水及び/又は他
の溶媒とから成る水に対して相溶性の混合溶媒を使用す
る。その他の手順は上記と同様である。
【0036】上記のようにして得られた脂質中には、
8,11−エイコサジエン酸が脂質化合物、例えば脂肪
の構成成分として含まれている。これらを直接分離する
こともできるが、低級アルコールとのエステル、例えば
8,11−エイコサジエン酸メチルとして分離するのが
好ましい。このようなエステルにすることにより、他の
脂質成分から容易に分離することができ、また、培養中
に生成する他の脂肪酸、例えばパルミチン酸、オレイン
酸等(これらも、8,11−エイコサジエン酸のエステ
ル化に際してエステル化される)から容易に分離するこ
とができる。例えば、8,11−エイコサジエン酸のメ
チルエステルを得るには、前記の抽出脂質を無水エタノ
ール−塩酸5〜10%、BF3−メタノール10〜50
%等により、室温にて1〜24時間処理するのが好まし
い。
8,11−エイコサジエン酸が脂質化合物、例えば脂肪
の構成成分として含まれている。これらを直接分離する
こともできるが、低級アルコールとのエステル、例えば
8,11−エイコサジエン酸メチルとして分離するのが
好ましい。このようなエステルにすることにより、他の
脂質成分から容易に分離することができ、また、培養中
に生成する他の脂肪酸、例えばパルミチン酸、オレイン
酸等(これらも、8,11−エイコサジエン酸のエステ
ル化に際してエステル化される)から容易に分離するこ
とができる。例えば、8,11−エイコサジエン酸のメ
チルエステルを得るには、前記の抽出脂質を無水エタノ
ール−塩酸5〜10%、BF3−メタノール10〜50
%等により、室温にて1〜24時間処理するのが好まし
い。
【0037】前記の処理液から8,11−エイコサジエ
ン酸メチルエステルを回収するにはヘキサン、エーテ
ル、酢酸エチル等の有機溶媒で抽出するのが好ましい。
次に、この抽出液を無水硫酸ナトリウム等により乾燥
し、有機溶媒を好ましくは減圧下で留去することにより
主として脂肪酸エステルからなる混合物が得られる。こ
の混合物中には、目的とする8,11−エイコサジエン
酸メチルエステルの他に、パルミチン酸メチルエステ
ル、ステアリン酸メチルエステル、オレイン酸メチルエ
ステル等が含まれている。これらの脂肪酸メチルエステ
ル混合物から8,11−エイコサジエン酸メチルエステ
ルを単離するには、カラムクロマトグラフィー、低温結
晶化法、尿素包接法、液々向流分配クロマトグラフィー
等を単独で、又は組み合わせて使用することができる。
ン酸メチルエステルを回収するにはヘキサン、エーテ
ル、酢酸エチル等の有機溶媒で抽出するのが好ましい。
次に、この抽出液を無水硫酸ナトリウム等により乾燥
し、有機溶媒を好ましくは減圧下で留去することにより
主として脂肪酸エステルからなる混合物が得られる。こ
の混合物中には、目的とする8,11−エイコサジエン
酸メチルエステルの他に、パルミチン酸メチルエステ
ル、ステアリン酸メチルエステル、オレイン酸メチルエ
ステル等が含まれている。これらの脂肪酸メチルエステ
ル混合物から8,11−エイコサジエン酸メチルエステ
ルを単離するには、カラムクロマトグラフィー、低温結
晶化法、尿素包接法、液々向流分配クロマトグラフィー
等を単独で、又は組み合わせて使用することができる。
【0038】こうして単離された8,11−エイコサジ
エン酸メチルから8,11−エイコサジエン酸を得るに
は、アルカリで加水分解した後、エーテル、酢酸エチル
等の有機溶媒で抽出すればよい。
エン酸メチルから8,11−エイコサジエン酸を得るに
は、アルカリで加水分解した後、エーテル、酢酸エチル
等の有機溶媒で抽出すればよい。
【0039】また、8,11−エイコサジエン酸をその
メチルエステルを経ないで採取するには、前記の抽出脂
質をアルカリ分解(例えば5%水酸化ナトリウムにより
室温にて2〜3時間)した後、この分解液から、脂肪酸
の抽出・精製に常用されている方法により抽出・精製す
ることができる。
メチルエステルを経ないで採取するには、前記の抽出脂
質をアルカリ分解(例えば5%水酸化ナトリウムにより
室温にて2〜3時間)した後、この分解液から、脂肪酸
の抽出・精製に常用されている方法により抽出・精製す
ることができる。
【0040】次に、実施例により、この発明をさらに具
体的に説明する。例1 .グルコース2%及び酵母エキス1%に、表1に示
した、Δ5−不飽和化酵素阻害剤を添加した培地(pH
6.0)2mlを10mlのエルレンマイヤーフラスコに入
れ、120℃で20分間殺菌した。モルティエレラ・ア
ルピナ(Mortierella alpina) の突然変異体SAM18
61を培地に1白金耳接種し、レシプロシェーカー(1
10rpm )により、20℃で10日間培養した。
体的に説明する。例1 .グルコース2%及び酵母エキス1%に、表1に示
した、Δ5−不飽和化酵素阻害剤を添加した培地(pH
6.0)2mlを10mlのエルレンマイヤーフラスコに入
れ、120℃で20分間殺菌した。モルティエレラ・ア
ルピナ(Mortierella alpina) の突然変異体SAM18
61を培地に1白金耳接種し、レシプロシェーカー(1
10rpm )により、20℃で10日間培養した。
【0041】培養後、濾過により菌体を回収し、十分水
洗した後、遠心エバポレーター(60℃,2時間)で乾
燥させ、そして、塩化メチレン2ml、無水メタノール−
塩酸(10%)2ml加え、50℃で3時間処理すること
によってメチルエステル化し、n−ヘキサン4ml、水1
mlを加え、2回抽出し溶媒を遠心エバポレーター(40
℃,1時間)で留去した後、得られた脂肪酸メチルエス
テルをガスクロマトグラフィーで分析した。結果を表1
に示す。
洗した後、遠心エバポレーター(60℃,2時間)で乾
燥させ、そして、塩化メチレン2ml、無水メタノール−
塩酸(10%)2ml加え、50℃で3時間処理すること
によってメチルエステル化し、n−ヘキサン4ml、水1
mlを加え、2回抽出し溶媒を遠心エバポレーター(40
℃,1時間)で留去した後、得られた脂肪酸メチルエス
テルをガスクロマトグラフィーで分析した。結果を表1
に示す。
【0042】
【表1】
【0043】例2.グルコース2%及び酵母エキス1%
に、セサミン0.01%またはサイシンエタノール抽出
物0.1%を添加した培地(pH6.0)の2.5lを5
lのジャーファーメンターに入れ、120℃で30分間
殺菌した。モルティエレラ・アルピナの突然変異体SA
M1861の前培養液40mlを接種し、24℃で、通気
量1vvm ,7日間の通気攪拌培養を行なった。培養2日
目から5日目まで毎日1%のグルコースを添加した。培
養終了後、各々の得られた菌体について、実施例1のそ
れぞれの反応試薬量を500倍にした条件で同様にメチ
ルエステル化し、一部をとってガスクロマトグラフィー
で分析した。表2にその結果を示す。
に、セサミン0.01%またはサイシンエタノール抽出
物0.1%を添加した培地(pH6.0)の2.5lを5
lのジャーファーメンターに入れ、120℃で30分間
殺菌した。モルティエレラ・アルピナの突然変異体SA
M1861の前培養液40mlを接種し、24℃で、通気
量1vvm ,7日間の通気攪拌培養を行なった。培養2日
目から5日目まで毎日1%のグルコースを添加した。培
養終了後、各々の得られた菌体について、実施例1のそ
れぞれの反応試薬量を500倍にした条件で同様にメチ
ルエステル化し、一部をとってガスクロマトグラフィー
で分析した。表2にその結果を示す。
【0044】
【表2】
【0045】得られた脂肪酸メチルエステル混合物より
8,11−エイコサジエン酸を、逆相カラム(5C1
8)、溶離液アセトニトリル−水(85:15)を用い
て高速液体クロマトグラフィーで分取することにより単
離し、質量分析、NMR分析等により、構造を同定、確
認した。
8,11−エイコサジエン酸を、逆相カラム(5C1
8)、溶離液アセトニトリル−水(85:15)を用い
て高速液体クロマトグラフィーで分取することにより単
離し、質量分析、NMR分析等により、構造を同定、確
認した。
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【具体的な説明】本発明においては、オメガ9系高度不
飽和脂肪酸生産能を有する微生物であれば、すべて使用
することができる。さらに具体的には、Δ5不飽和化活
性およびΔ6不飽和化活性を有し、かつΔ12不飽和化
活性の低下または欠損した微生物を使用することができ
る。このような微生物は、例えばアラキドン酸(AR
A)生産能を有する微生物に突然変異操作を行い、Δ1
2不飽和化酵素活性が低下又は欠失した変異株を誘発さ
せることによって得られる。ARA生産能を有する微生
物としては、例えばモルティエレラ(Mortiere
lla)属、コニディオボラス(Conidiobol
us)属、フィチウム(Pythium)属、フィトフ
トラ(Phytophthora)属、ペニシリューム
(Penicillium)属、クラドスポリューム
(Cladosporium)属、ムコール(Muco
r)属、フザリューム(Fusarium)属、アスペ
ルギルス(Aspergillus)属、ロードトルラ
(Rhodotorula)属またはエントモフトラ
(Entomophthora)属に属する微生物を挙
げることができる。モルティエレラ属では例えば、モル
ティエレラ・エロンガタ(Mortierella e
longata)、モルティエレラ・エキシグア(Mo
rtierella exigua)、モルティエレラ
・ヒグロフィラ(Mortierella hygro
phila)、モルティエレラ・アルピナ(Morti
erella alpina)等のモルティエレラ亜属
に属する菌株を挙げることができる。
飽和脂肪酸生産能を有する微生物であれば、すべて使用
することができる。さらに具体的には、Δ5不飽和化活
性およびΔ6不飽和化活性を有し、かつΔ12不飽和化
活性の低下または欠損した微生物を使用することができ
る。このような微生物は、例えばアラキドン酸(AR
A)生産能を有する微生物に突然変異操作を行い、Δ1
2不飽和化酵素活性が低下又は欠失した変異株を誘発さ
せることによって得られる。ARA生産能を有する微生
物としては、例えばモルティエレラ(Mortiere
lla)属、コニディオボラス(Conidiobol
us)属、フィチウム(Pythium)属、フィトフ
トラ(Phytophthora)属、ペニシリューム
(Penicillium)属、クラドスポリューム
(Cladosporium)属、ムコール(Muco
r)属、フザリューム(Fusarium)属、アスペ
ルギルス(Aspergillus)属、ロードトルラ
(Rhodotorula)属またはエントモフトラ
(Entomophthora)属に属する微生物を挙
げることができる。モルティエレラ属では例えば、モル
ティエレラ・エロンガタ(Mortierella e
longata)、モルティエレラ・エキシグア(Mo
rtierella exigua)、モルティエレラ
・ヒグロフィラ(Mortierella hygro
phila)、モルティエレラ・アルピナ(Morti
erella alpina)等のモルティエレラ亜属
に属する菌株を挙げることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、本発明における8,11−エイコサ
ジエン酸の蓄積を促進するため、オメガ9系高度不飽和
脂肪酸の基質を培地に添加することができる。基質とし
ては、テトラデカン、ヘキサデカン、オクタデカン等の
炭化水素、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデ
カン酸等の脂肪酸、又はその塩(例えばナトリウム塩ま
たはカリウム塩)、脂肪酸エステル、又は脂肪酸を構成
成分として含む油脂(例えばオリーブ油、パーム油、ヤ
シ油)等を挙げることができるが、これらに限られるも
のではない。
ジエン酸の蓄積を促進するため、オメガ9系高度不飽和
脂肪酸の基質を培地に添加することができる。基質とし
ては、テトラデカン、ヘキサデカン、オクタデカン等の
炭化水素、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデ
カン酸等の脂肪酸、又はその塩(例えばナトリウム塩ま
たはカリウム塩)、脂肪酸エステル、又は脂肪酸を構成
成分として含む油脂(例えばオリーブ油、パーム油、ヤ
シ油)等を挙げることができるが、これらに限られるも
のではない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】前記ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オク
タン誘導体としては、セサミン、セサミノール、エピセ
サミン、エピセサミノール、セサモリン、2−(3,4
−メチレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−
4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−(3−メトキ
シ−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,4−メチ
レンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒ
ドロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン等を挙げることができ、これら
を単独で、又はいずれか2種類以上を組み合せて使用す
ることができる。またこれらの立体異性体あるいはラセ
ミ体も合わせて使用することができる。
タン誘導体としては、セサミン、セサミノール、エピセ
サミン、エピセサミノール、セサモリン、2−(3,4
−メチレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−
4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−(3−メトキ
シ−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,4−メチ
レンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒ
ドロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン等を挙げることができ、これら
を単独で、又はいずれか2種類以上を組み合せて使用す
ることができる。またこれらの立体異性体あるいはラセ
ミ体も合わせて使用することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】このように調製された胡麻種子抽出物、胡
麻粕抽出物からはセサミン、セサミノール、エピセサミ
ン、エピセサミノール、セサモリン、2−(3,4−メ
チレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−
ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−(3−メトキ
シ−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,4−メチ
レンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒ
ドロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタンの前記ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタン誘導体が同様の手法で得られる。
麻粕抽出物からはセサミン、セサミノール、エピセサミ
ン、エピセサミノール、セサモリン、2−(3,4−メ
チレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−
ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−(3−メトキ
シ−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシ
クロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,4−メチ
レンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒ
ドロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタンの前記ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタン誘導体が同様の手法で得られる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また前記一般式(II)で表される化合物の
具体例としては、アニソール、メトキシフェノール、ジ
メトキシベンゼン、ジエトキシベンゼン、トリメトキシ
ベンゼン、メトキシトルエン、t−ブチルヒドロキシア
ニソール(BHA)、オイゲノール等が挙げられる。
具体例としては、アニソール、メトキシフェノール、ジ
メトキシベンゼン、ジエトキシベンゼン、トリメトキシ
ベンゼン、メトキシトルエン、t−ブチルヒドロキシア
ニソール(BHA)、オイゲノール等が挙げられる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】上記のようにして得られた脂質中には、
8,11−エイコサジエン酸が脂質化合物、例えば脂肪
の構成成分として含まれている。これらを直接分離する
こともできるが、低級アルコールとのエステル、例えば
8,11−エイコサジエン酸メチルとして分離するのが
好ましい。このようなエステルにすることにより、他の
脂質成分から容易に分離することができ、また、培養中
に生成する他の脂肪酸、例えばパルミチン酸、オレイン
酸等(これらも、8,11−エイコサジエン酸のエステ
ル化に際してエステル化される)から容易に分離するこ
とができる。例えば、8,11−エイコサジエン酸のメ
チルエステルを得るには、前記の抽出脂質を無水エタノ
ール−塩酸5〜10%、BF 3 −メタノール10〜50
%等により、室温にて1〜24時間処理するのが好まし
い。
8,11−エイコサジエン酸が脂質化合物、例えば脂肪
の構成成分として含まれている。これらを直接分離する
こともできるが、低級アルコールとのエステル、例えば
8,11−エイコサジエン酸メチルとして分離するのが
好ましい。このようなエステルにすることにより、他の
脂質成分から容易に分離することができ、また、培養中
に生成する他の脂肪酸、例えばパルミチン酸、オレイン
酸等(これらも、8,11−エイコサジエン酸のエステ
ル化に際してエステル化される)から容易に分離するこ
とができる。例えば、8,11−エイコサジエン酸のメ
チルエステルを得るには、前記の抽出脂質を無水エタノ
ール−塩酸5〜10%、BF 3 −メタノール10〜50
%等により、室温にて1〜24時間処理するのが好まし
い。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 7/64 C12R 1:80) (C12P 7/64 C12R 1:66)
Claims (8)
- 【請求項1】 オメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有
する微生物を、Δ5不飽和化酵素阻害剤を添加した培地
で培養するか、あるいは該微生物が培養されている培養
液にΔ5不飽和化酵素阻害剤を添加してさらに培養する
ことにより、8,11−エイコサジエン酸または8,1
1−エイコサジエン酸を含有する脂質を生成せしめ、そ
して8,11−エイコサジエン酸を採取することを特徴
とする8,11−エイコサジエン酸の製造方法。 - 【請求項2】 オメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有
する微生物を、Δ5不飽和化酵素阻害剤を添加した培地
で培養するか、あるいは該微生物が培養されている培養
液にΔ5不飽和化酵素阻害剤を添加してさらに培養し、
8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質を採取する
ことを特徴とする8,11−エイコサジエン酸を含有す
る脂質の製造方法。 - 【請求項3】 前記Δ5不飽和化酵素阻害剤が、次の一
般式(I): 【化1】 (式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4,R5 、及びR6 はそ
れぞれ独立に水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、あ
るいはR1 とR2 、及び/又はR4 とR5 は一緒になっ
てメチレン基もしくはエチレン基を表し、そしてn,
m,Lは0又は1を表す)で表わされるジオキサビシク
ロ〔3.3.0〕オクタン誘導体、ピペロニルブトキサ
イド、クルクミン、又は次の一般式(II): 【化2】 (式中、R1 は低級アルキル基を示し、R2 は水酸基、
アルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、オキシアル
キル基を示す。R2 が複数ある場合には、複数のR2 は
同一であっても異なっていてもよい。nは0〜5の整数
を示す。)で表わされる化合物であることを特徴とする
請求項1又は2記載の8,11−エイコサジエン酸また
は8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質の製造方
法。 - 【請求項4】 前記ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オ
クタン誘導体がセサミン、セサミノール、エピセサミ
ン、エピセサミノール、セサモリン、2−(3,4−メ
チレンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−
ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシクロ
〔3.3.0〕オクタン、2,6−ビス−(3メトキシ
−4−ヒドロキシフェニル)−3,7−ジオキサビシク
ロ〔3.3.0〕オクタン、又は2−(3,4−メチレ
ンジオキシフェニル)−6−(3−メトキシ−4−ヒド
ロキシフェノキシ)−3,7−ジオキサビシクロ〔3.
3.0〕オクタンであることを特徴とする請求項3記載
の8,11−エイコサジエン酸または8,11−エイコ
サジエン酸を含有する脂質の製造方法。 - 【請求項5】 オメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有
する微生物を、ゴマ油、落花生油、ゴマ油に対して実質
的に非混和性である有機溶媒によりゴマ油から抽出した
抽出物、ゴマ種子の溶剤抽出物、五加皮の抽出物、桐木
の抽出物、白果樹皮の抽出物、ヒハツの抽出物、細辛の
抽出物、タラゴン(Tarragon)の抽出物、イノ
ンド種子(Dill Seed)の抽出物、パセリ(P
arsley)の抽出物、ウコン(Turmeric)
の抽出物、ナツメッグ(Nutmeg)の抽出物を単独
でまたは組み合せて添加した培地で培養するか、あるい
は該微生物が培養されている培養液にゴマ油、落花生
油、ゴマ油に対して実質的に非混和性である有機溶媒に
よりゴマ油から抽出した抽出物、ゴマ種子の溶剤抽出
物、五加皮の抽出物、桐木の抽出物、白果樹皮の抽出
物、ヒハツの抽出物、細辛の抽出物、タラゴン(Tar
ragon)の抽出物、イノンド種子(DillSee
d)の抽出物、パセリ(Parsley)の抽出物、ウ
コン(Turmeric)の抽出物、ナツメッグ(Nu
tmeg)の抽出物を添加してさらに培養することによ
り、8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質または
8,11−エイコサジエン酸を生成せしめ、そして8,
11−エイコサジエン酸を採取することを特徴とする
8,11−エイコサジエン酸の製造方法。 - 【請求項6】 オメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能を有
する微生物を、ゴマ油、落花生油、ゴマ油に対して実質
的に非混和性である有機溶媒によりゴマ油から抽出した
抽出物、ゴマ種子の溶剤抽出物、五加皮の抽出物、桐木
の抽出物、白果樹皮の抽出物、ヒハツの抽出物、細辛の
抽出物、タラゴン(Tarragon)の抽出物、イノ
ンド種子(Dill Seed)の抽出物、パセリ(P
arsley)の抽出物、ウコン(Turmeric)
の抽出物、ナツメッグ(Nutmeg)の抽出物を単独
でまたは組み合せて添加した培地で培養するか、あるい
は該微生物が培養されている培養液にゴマ油、落花生
油、ゴマ油に対して実質的に非混和性である有機溶媒に
よりゴマ油から抽出した抽出物、ゴマ種子の溶剤抽出
物、五加皮の抽出物、桐木の抽出物、白果樹皮の抽出
物、ヒハツの抽出物、細辛の抽出物、タラゴン(Tar
ragon)の抽出物、イノンド種子(DillSee
d)の抽出物、パセリ(Parsley)の抽出物、ウ
コン(Turmeric)の抽出物、ナツメッグ(Nu
tmeg)の抽出物を添加してさらに培養し、8,11
−エイコサジエン酸を含有する脂質を採取することを特
徴とする8,11−エイコサジエン酸を含有する脂質の
製造方法。 - 【請求項7】 前記オメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能
を有する微生物が、Δ5不飽和化活性およびΔ6不飽和
化活性を有し、かつΔ12不飽和化活性の低下または欠
損した微生物であることを特徴とする請求項1〜6記載
の8,11−エイコサジエン酸または8,11−エイコ
サジエン酸を含有する脂質の製造方法。 - 【請求項8】 前記オメガ9系高度不飽和脂肪酸生産能
を有する微生物が、アラキドン酸生産能を有し、かつΔ
12不飽和化活性の低下または欠損した微生物であるこ
とを特徴とする請求項1〜6記載の8,11−エイコサ
ジエン酸または8,11−エイコサジエン酸を含有する
脂質の製造方法。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3251957A JPH0591886A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 8,11−エイコサジエン酸及びこれを含有する脂質の製造方法 |
| CA002079366A CA2079366A1 (en) | 1991-09-30 | 1992-09-29 | Process for production of 8,11- eicosadienoic acid |
| US07/953,044 US5376541A (en) | 1991-09-30 | 1992-09-29 | Process for production of 8,11-eicosadienoic acid using Mortierella alpina |
| DK92308929.6T DK0535941T3 (da) | 1991-09-30 | 1992-09-30 | Fremgangsmåde til fremstilling af 8,11-eicosadiensyre |
| EP92308929A EP0535941B1 (en) | 1991-09-30 | 1992-09-30 | Process for production of 8,11-eicosadienoic acid |
| AT92308929T ATE161579T1 (de) | 1991-09-30 | 1992-09-30 | Verfahren zur herstellung von 8,11- eicasodiensäure |
| DE69223722T DE69223722T2 (de) | 1991-09-30 | 1992-09-30 | Verfahren zur Herstellung von 8,11-Eicasodiensäure |
| ES92308929T ES2110474T3 (es) | 1991-09-30 | 1992-09-30 | Procedimiento para la produccion de acido 8,11-eicosadienoico. |
| GR980400395T GR3026216T3 (en) | 1991-09-30 | 1998-02-25 | Process for production of 8,11-eicosadienoic acid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3251957A JPH0591886A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 8,11−エイコサジエン酸及びこれを含有する脂質の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591886A true JPH0591886A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17230506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3251957A Pending JPH0591886A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 8,11−エイコサジエン酸及びこれを含有する脂質の製造方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5376541A (ja) |
| EP (1) | EP0535941B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0591886A (ja) |
| AT (1) | ATE161579T1 (ja) |
| CA (1) | CA2079366A1 (ja) |
| DE (1) | DE69223722T2 (ja) |
| DK (1) | DK0535941T3 (ja) |
| ES (1) | ES2110474T3 (ja) |
| GR (1) | GR3026216T3 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP2333094A1 (en) | 2005-02-08 | 2011-06-15 | Nippon Suisan Kaisha, Ltd. | Production of polyunsaturated fatty acids using novel cell treatment method |
| JP2012017263A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Shin-Etsu Chemical Co Ltd | 尿素存在下のラジカル異性化によるe,e−脂肪族共役ジエン化合物の製造方法 |
| US10993925B2 (en) | 2015-09-18 | 2021-05-04 | Sciadonics, Inc. | Lipid formulations containing bioactive fatty acids |
| US11058656B2 (en) | 2015-11-25 | 2021-07-13 | Sciadonics, Inc. | Lipid formulations containing bioactive fatty acids |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0741421A (ja) * | 1993-05-28 | 1995-02-10 | Suntory Ltd | ロイコトリエンb4 (ltb4 )による医学的症状の予防及び改善剤 |
| US5534422A (en) * | 1995-05-19 | 1996-07-09 | Merck & Co., Inc. | Bioconversion of beta keto-ester to (R) hydroxyester |
| JP3995290B2 (ja) * | 1996-08-23 | 2007-10-24 | サントリー株式会社 | オメガ9系高度不飽和脂肪酸及びそれを含有する脂質の製造方法 |
| US5855917A (en) * | 1996-12-04 | 1999-01-05 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Method for controlling body fat and/or body weight in animals and pharmaceutical compositions for use therein comprising 20-carbon conjugated unsaturated fatty acids |
| US6051754A (en) * | 1997-04-11 | 2000-04-18 | Abbott Laboratories | Methods and compositions for synthesis of long chain poly-unsaturated fatty acids in plants |
| US5968809A (en) * | 1997-04-11 | 1999-10-19 | Abbot Laboratories | Methods and compositions for synthesis of long chain poly-unsaturated fatty acids |
| US5972664A (en) | 1997-04-11 | 1999-10-26 | Abbott Laboratories | Methods and compositions for synthesis of long chain poly-unsaturated fatty acids |
| US6075183A (en) * | 1997-04-11 | 2000-06-13 | Abbott Laboratories | Methods and compositions for synthesis of long chain poly-unsaturated fatty acids in plants |
| US7745694B1 (en) | 1997-04-11 | 2010-06-29 | Monsanto Technology Llc | Methods and compositions for synthesis of long chain polyunsaturated fatty acids in plants |
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