JPH058713A - 車両のスリツプ制御装置 - Google Patents
車両のスリツプ制御装置Info
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- JPH058713A JPH058713A JP15915791A JP15915791A JPH058713A JP H058713 A JPH058713 A JP H058713A JP 15915791 A JP15915791 A JP 15915791A JP 15915791 A JP15915791 A JP 15915791A JP H058713 A JPH058713 A JP H058713A
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 23
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
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- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンチスキッドブレーキ制御において、第1
サイクル目ではブレーキ圧の減圧制御を早くし、車輪の
ロック状態を早く解除して速やかに車輪速を回復させ
る。 【構成】 車体速の低下に応じて低下するようにスリッ
プ率の閾値が予め設定された第1のマップと該第1のマ
ップよりも車体速に対するスリップ率閾値の低下率が大
きくなるようにスリップ率閾値が予め設定された第2の
マップとが記憶された記憶手段35と、ブレーキ圧の制
御サイクルを判別するサイクル判別手段36と、制御サ
イクルが第1サイクル目と判断されると、前記第1のマ
ップから車体速に応じたスリップ率の閾値を読出し、制
御サイクルが第2サイクル目以降と判断されると、前記
第2のマップから車体速に応じたスリップ率の閾値を読
出す閾値読出手段34とを備え、制動時に算出されたス
リップ率を上記読み出された閾値と比較し、スリップ率
が閾値以下に低下すると、増圧後のブレーキ圧を減圧す
るようにした。
サイクル目ではブレーキ圧の減圧制御を早くし、車輪の
ロック状態を早く解除して速やかに車輪速を回復させ
る。 【構成】 車体速の低下に応じて低下するようにスリッ
プ率の閾値が予め設定された第1のマップと該第1のマ
ップよりも車体速に対するスリップ率閾値の低下率が大
きくなるようにスリップ率閾値が予め設定された第2の
マップとが記憶された記憶手段35と、ブレーキ圧の制
御サイクルを判別するサイクル判別手段36と、制御サ
イクルが第1サイクル目と判断されると、前記第1のマ
ップから車体速に応じたスリップ率の閾値を読出し、制
御サイクルが第2サイクル目以降と判断されると、前記
第2のマップから車体速に応じたスリップ率の閾値を読
出す閾値読出手段34とを備え、制動時に算出されたス
リップ率を上記読み出された閾値と比較し、スリップ率
が閾値以下に低下すると、増圧後のブレーキ圧を減圧す
るようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪速のスリップ率に
基づきブレーキ圧を増減制御し、制動時における過大な
制動力を抑制する車両のスリップ制御装置に関するもの
である。
基づきブレーキ圧を増減制御し、制動時における過大な
制動力を抑制する車両のスリップ制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、制動時における車輪のロック又は
スキッド状態の発生を防止することを目的としたアンチ
スキッドブレーキ制御が知られている。
スキッド状態の発生を防止することを目的としたアンチ
スキッドブレーキ制御が知られている。
【0003】このアンチスキッドブレーキ制御では、制
動中の車輪速と車体速とを検出し、更に検出された車輪
速と車体速とから車輪のスリップ率を算出し、このスリ
ップ率に基づいてブレーキ圧の増減制御が行われるよう
になっている。すなわち、ブレーキ圧の増圧後のスリッ
プ率が予め設定された閾値以下に低下すると、ブレーキ
圧の減圧制御が行われ、制動力を減少させて車輪速が回
復される。また、ブレーキ圧の減圧後のスリップ率が予
め設定された閾値以上に復帰すると、再度ブレーキ圧の
増圧制御が行われ、制動力を増大させて車輪速が低下さ
れる。そして、上記ブレーキ圧の増減制御を繰り返すこ
とにより車輪のロック状態又はスキッド状態を回避しつ
つ車体速が所定の勾配に従って低下されるようになって
いる。
動中の車輪速と車体速とを検出し、更に検出された車輪
速と車体速とから車輪のスリップ率を算出し、このスリ
ップ率に基づいてブレーキ圧の増減制御が行われるよう
になっている。すなわち、ブレーキ圧の増圧後のスリッ
プ率が予め設定された閾値以下に低下すると、ブレーキ
圧の減圧制御が行われ、制動力を減少させて車輪速が回
復される。また、ブレーキ圧の減圧後のスリップ率が予
め設定された閾値以上に復帰すると、再度ブレーキ圧の
増圧制御が行われ、制動力を増大させて車輪速が低下さ
れる。そして、上記ブレーキ圧の増減制御を繰り返すこ
とにより車輪のロック状態又はスキッド状態を回避しつ
つ車体速が所定の勾配に従って低下されるようになって
いる。
【0004】ところで、上記車輪のスリップ率は、例え
ば車体速に対する車輪速の割合(%)として算出され、
車体速と車輪速との差、すなわち、車輪のスリップ量が
同一の場合は、車体速が低下する程、スリップ率は大き
くなる。従って、スリップ率の閾値を車体速に拘らず一
定値に設定した場合は、車体速が低下する程、少ない車
輪のスリップ量でスリップ率が閾値低下に低下すること
となり、増圧・保持後のブレーキ圧の減圧タイミングが
早くなる。特に、スリップ率の閾値を高く設定すると、
低速域では車輪速が少し低下すると、スリップ率の閾値
を低下してブレーキ圧の減圧制御が行われ、いわゆるハ
ンチングが生じやすくなる。
ば車体速に対する車輪速の割合(%)として算出され、
車体速と車輪速との差、すなわち、車輪のスリップ量が
同一の場合は、車体速が低下する程、スリップ率は大き
くなる。従って、スリップ率の閾値を車体速に拘らず一
定値に設定した場合は、車体速が低下する程、少ない車
輪のスリップ量でスリップ率が閾値低下に低下すること
となり、増圧・保持後のブレーキ圧の減圧タイミングが
早くなる。特に、スリップ率の閾値を高く設定すると、
低速域では車輪速が少し低下すると、スリップ率の閾値
を低下してブレーキ圧の減圧制御が行われ、いわゆるハ
ンチングが生じやすくなる。
【0005】この問題を解決するため、従来、スリップ
率の閾値に設定において、例えば特公昭62−4205
6号公報に示されるように車輪速が大きいときは比較的
小さい値を設定し、車輪速が小さいときは比較的大きい
値を設定するものが知られている。
率の閾値に設定において、例えば特公昭62−4205
6号公報に示されるように車輪速が大きいときは比較的
小さい値を設定し、車輪速が小さいときは比較的大きい
値を設定するものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記アンチスキッドブ
レーキ制御において、制動開始直後の第1サイクル目に
おけるブレーキ圧の減圧制御では、路面の摩擦係数が分
からないため、早めにブレーキ圧を減圧させて車輪速を
回復させ、車輪のロック状態を早く解除する一方、第2
サイクル目以降のブレーキ圧の減圧制御では、路面の摩
擦係数を推定し、その推定結果に基づいてブレーキ圧の
減圧制御を行うことが望ましい。
レーキ制御において、制動開始直後の第1サイクル目に
おけるブレーキ圧の減圧制御では、路面の摩擦係数が分
からないため、早めにブレーキ圧を減圧させて車輪速を
回復させ、車輪のロック状態を早く解除する一方、第2
サイクル目以降のブレーキ圧の減圧制御では、路面の摩
擦係数を推定し、その推定結果に基づいてブレーキ圧の
減圧制御を行うことが望ましい。
【0007】従来のアンチスキッドブレーキ制御では、
制御サイクルに拘らず車体速に応じた一定のスリップ率
の閾値が設定されるので、例えば車体速に対する閾値の
低下率を比較的大きくした場合、低速域において第1サ
イクル目におけるブレーキ圧の減圧制御のタイミングが
遅くなり、早めにブレーキ圧を減圧させて車輪速を回復
させることが困難となる。一方、車体速に対する閾値の
低下率を比較的小さくした場合、上記問題は解決される
反面、低速域において第2サイクル目以降においてもブ
レーキ圧の減圧タイミングが早くなり、ハンチングが生
じやすくなる。
制御サイクルに拘らず車体速に応じた一定のスリップ率
の閾値が設定されるので、例えば車体速に対する閾値の
低下率を比較的大きくした場合、低速域において第1サ
イクル目におけるブレーキ圧の減圧制御のタイミングが
遅くなり、早めにブレーキ圧を減圧させて車輪速を回復
させることが困難となる。一方、車体速に対する閾値の
低下率を比較的小さくした場合、上記問題は解決される
反面、低速域において第2サイクル目以降においてもブ
レーキ圧の減圧タイミングが早くなり、ハンチングが生
じやすくなる。
【0008】また、従来のアンチスキッドブレーキ制御
では、路面の摩擦係数に拘らず車体速に対するスリップ
率の閾値の低下率は一定であるため、路面の摩擦係数に
応じて好適なブレーキ圧の減圧制御を行うことは困難で
ある。
では、路面の摩擦係数に拘らず車体速に対するスリップ
率の閾値の低下率は一定であるため、路面の摩擦係数に
応じて好適なブレーキ圧の減圧制御を行うことは困難で
ある。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされもの
で、第1サイクル目の閾値と第2サイクル目以降の閾値
とを異ならせるとともに、路面の摩擦係数を加味した閾
値を設定することにより好適なアンチスキッドブレーキ
制御を行うことのできる車両のスリップ制御装置を提供
することを目的とする。
で、第1サイクル目の閾値と第2サイクル目以降の閾値
とを異ならせるとともに、路面の摩擦係数を加味した閾
値を設定することにより好適なアンチスキッドブレーキ
制御を行うことのできる車両のスリップ制御装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、ブレーキ
圧を調節するブレーキ圧調節手段と、検出された車輪速
に基づいて当該車両の車体速を算出する車体速算出手段
と、検出された車輪速と算出された車体速とから車輪の
スリップ率を算出するスリップ率算出手段と、制動時に
算出されたスリップ率を所定の閾値と比較し、スリップ
率が閾値以下に低下すると、上記ブレーキ圧を減圧する
ように上記ブレーキ圧調節手段を制御する制御手段とを
備えた車両のスリップ制御装置おいて、上記車体速の低
下に応じて低下するようにスリップ率の閾値が予め設定
された第1のマップと該第1のマップよりも車体速に対
するスリップ率閾値の低下率が大きくなるようにスリッ
プ率閾値が予め設定された第2のマップとが記憶された
記憶手段と、ブレーキ圧の制御サイクルを判別するサイ
クル判別手段と、制御サイクルが第1サイクル目と判断
されると、前記第1のマップから車体速に応じたスリッ
プ率の閾値を読出し、制御サイクルが第2サイクル目以
降と判断されると、前記第2のマップから車体速に応じ
たスリップ率の閾値を読出す閾値読出手段とを備えたも
のである。
車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、ブレーキ
圧を調節するブレーキ圧調節手段と、検出された車輪速
に基づいて当該車両の車体速を算出する車体速算出手段
と、検出された車輪速と算出された車体速とから車輪の
スリップ率を算出するスリップ率算出手段と、制動時に
算出されたスリップ率を所定の閾値と比較し、スリップ
率が閾値以下に低下すると、上記ブレーキ圧を減圧する
ように上記ブレーキ圧調節手段を制御する制御手段とを
備えた車両のスリップ制御装置おいて、上記車体速の低
下に応じて低下するようにスリップ率の閾値が予め設定
された第1のマップと該第1のマップよりも車体速に対
するスリップ率閾値の低下率が大きくなるようにスリッ
プ率閾値が予め設定された第2のマップとが記憶された
記憶手段と、ブレーキ圧の制御サイクルを判別するサイ
クル判別手段と、制御サイクルが第1サイクル目と判断
されると、前記第1のマップから車体速に応じたスリッ
プ率の閾値を読出し、制御サイクルが第2サイクル目以
降と判断されると、前記第2のマップから車体速に応じ
たスリップ率の閾値を読出す閾値読出手段とを備えたも
のである。
【0011】また、請求項2記載の発明は、車輪の回転
速度を検出する車輪速検出手段と、ブレーキ圧を調節す
るブレーキ圧調節手段と、検出された車輪速に基づいて
当該車両の車体速を算出する車体速算出手段と、検出さ
れた車輪速と算出された車体速とから車輪のスリップ率
を算出するスリップ率算出手段と、制動時に算出された
スリップ率を所定の閾値と比較し、スリップ率が閾値以
下に低下すると、上記ブレーキ圧を減圧するように上記
ブレーキ圧調節手段を制御する制御手段とを備えた車両
のスリップ制御装置おいて、上記車輪速検出手段の検出
信号に応じて車輪速の加速度及び減速度を算出する加減
速度算出手段と、算出された車輪速の加速度及び減速度
から路面の摩擦係数を推定する路面状態推定手段と、上
記車体速の低下に応じて低下するとともに、この車体速
に対する低下率が路面の摩擦係数の増加に応じて増大す
るように車体速と路面の摩擦係数とをパラメータとした
スリップ率の閾値が予め記憶された記憶手段と、上記路
面状態推定手段で推定された路面の摩擦係数と上記車体
速算出手段で算出された車体速とに基づいて上記記憶手
段からスリップ率の閾値を読み出す閾値読出手段とを備
えたものである。
速度を検出する車輪速検出手段と、ブレーキ圧を調節す
るブレーキ圧調節手段と、検出された車輪速に基づいて
当該車両の車体速を算出する車体速算出手段と、検出さ
れた車輪速と算出された車体速とから車輪のスリップ率
を算出するスリップ率算出手段と、制動時に算出された
スリップ率を所定の閾値と比較し、スリップ率が閾値以
下に低下すると、上記ブレーキ圧を減圧するように上記
ブレーキ圧調節手段を制御する制御手段とを備えた車両
のスリップ制御装置おいて、上記車輪速検出手段の検出
信号に応じて車輪速の加速度及び減速度を算出する加減
速度算出手段と、算出された車輪速の加速度及び減速度
から路面の摩擦係数を推定する路面状態推定手段と、上
記車体速の低下に応じて低下するとともに、この車体速
に対する低下率が路面の摩擦係数の増加に応じて増大す
るように車体速と路面の摩擦係数とをパラメータとした
スリップ率の閾値が予め記憶された記憶手段と、上記路
面状態推定手段で推定された路面の摩擦係数と上記車体
速算出手段で算出された車体速とに基づいて上記記憶手
段からスリップ率の閾値を読み出す閾値読出手段とを備
えたものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、車輪速と該車輪
速に基づいて算出された車体速とから車輪のスリップ率
が算出され、該車輪のスリップ率が所定の閾値以下に低
下すると、ブレーキ圧の減圧制御が行われる。
速に基づいて算出された車体速とから車輪のスリップ率
が算出され、該車輪のスリップ率が所定の閾値以下に低
下すると、ブレーキ圧の減圧制御が行われる。
【0013】上記スリップ率の閾値は、車体速の低下に
応じて低下するように予め第1及び第2のマップに記憶
され、第1のマップの車体速に対する閾値の低下率は、
第2のマップのものより小さく設定されている。
応じて低下するように予め第1及び第2のマップに記憶
され、第1のマップの車体速に対する閾値の低下率は、
第2のマップのものより小さく設定されている。
【0014】そして、アンチスキッドブレーキ制御が第
1サイクル目のときは、第1のマップから車体速に応じ
た閾値が設定され、第2サイクル目以降のときは、第2
のマップから車体速に応じた閾値が設定される。すなわ
ち、車体速が低速域のときは、第2サイクル目以降にお
けるスリップ率の閾値は、第1サイクル目におけるスリ
ップ率の閾値より小さくなり、第2サイクル目以降の増
圧・保持後のブレーキ圧の減圧タイミングは、第1サイ
クル目のときよりも遅くなる。これにより第1サイクル
目では、車輪のロックを早期に解除するとともに、第2
サイクル目以降ではハンチングを防止しつつ車輪の制動
が可能となる。
1サイクル目のときは、第1のマップから車体速に応じ
た閾値が設定され、第2サイクル目以降のときは、第2
のマップから車体速に応じた閾値が設定される。すなわ
ち、車体速が低速域のときは、第2サイクル目以降にお
けるスリップ率の閾値は、第1サイクル目におけるスリ
ップ率の閾値より小さくなり、第2サイクル目以降の増
圧・保持後のブレーキ圧の減圧タイミングは、第1サイ
クル目のときよりも遅くなる。これにより第1サイクル
目では、車輪のロックを早期に解除するとともに、第2
サイクル目以降ではハンチングを防止しつつ車輪の制動
が可能となる。
【0015】また、請求2記載の発明によれば、スリッ
プ率の閾値は、車体速の低下に応じて低下するととも
に、この車体速に対する低下率が路面の摩擦係数の増加
に応じて増大するように車体速と路面の摩擦係数とをパ
ラメータとしたマップとして予め記憶されている。
プ率の閾値は、車体速の低下に応じて低下するととも
に、この車体速に対する低下率が路面の摩擦係数の増加
に応じて増大するように車体速と路面の摩擦係数とをパ
ラメータとしたマップとして予め記憶されている。
【0016】第2サイクル目以降におけるスリップ率の
閾値は、推定された路面の摩擦係数と車体速とに基づき
上記マップから読み出される。車体速が低速の場合は、
路面の摩擦係数が大きい程、小さい値が設定され、車輪
のスリップ率は閾値以下に低下しにくくブレーキ圧の減
圧タイミングが遅くなる。これにより、高μ路では車体
速が低速になるほど、車体は車輪のロックにより停止さ
れるようになる。
閾値は、推定された路面の摩擦係数と車体速とに基づき
上記マップから読み出される。車体速が低速の場合は、
路面の摩擦係数が大きい程、小さい値が設定され、車輪
のスリップ率は閾値以下に低下しにくくブレーキ圧の減
圧タイミングが遅くなる。これにより、高μ路では車体
速が低速になるほど、車体は車輪のロックにより停止さ
れるようになる。
【0017】
【実施例】図2は、本発明に係るスリップ制御装置を備
えた車両を示している。この車両は、従動輪となる左右
の前輪1,2と、駆動輪となる左右の後輪3,4とを備
え、エンジン5の駆動力が自動変速機6、プロペラシャ
フト7、ディファレンシャル8及び左右の車軸9,10
を介して後輪3,4に伝達されるように構成されてい
る。
えた車両を示している。この車両は、従動輪となる左右
の前輪1,2と、駆動輪となる左右の後輪3,4とを備
え、エンジン5の駆動力が自動変速機6、プロペラシャ
フト7、ディファレンシャル8及び左右の車軸9,10
を介して後輪3,4に伝達されるように構成されてい
る。
【0018】上記各車輪1〜4には、車輪と一体的に回
転するディスク11a〜14a及び制動圧の供給を受け
て該ディスク11a〜14aの回転を制御するキャリパ
11からなるブレーキ装置11〜14が設けられ、これ
らブレーキ装置11〜14は、後述するブレーキ制御シ
ステム15により駆動制御されるようになっている。
転するディスク11a〜14a及び制動圧の供給を受け
て該ディスク11a〜14aの回転を制御するキャリパ
11からなるブレーキ装置11〜14が設けられ、これ
らブレーキ装置11〜14は、後述するブレーキ制御シ
ステム15により駆動制御されるようになっている。
【0019】ブレーキ制御システム15は、ブレーキペ
ダル16の踏込力を増大する倍力装置17と該倍力装置
17により増大された踏込力に応じてブレーキ油圧を発
生させるマスタシリンダ18とを有する。そして、この
マスタシリンダ18から導かれた前輪用制動圧供給ライ
ン19が2経路に分岐されて、これらの前輪用分岐制動
圧ライン19a,19bが左右の前輪1,2におけるブ
レーキ装置11,12のキャリパ11a,12aにそれ
ぞれ接続されているとともに、左前輪1のブレーキ11
に通じる一方の前輪用分岐制動圧ライン19aには、電
磁式の開閉弁20aと、電磁式のリリーフ弁20bとか
らなる第1のバルブユニット20が配置され、また、右
前輪2のブレーキ装置12に通じる他方の前輪用分岐制
動圧ライン19bにも、上記第1バルブユニット20と
同様に電磁式の開閉弁21と、同じく電磁式のリリーフ
弁21bとからなる第2バルブユニット21が設置され
ている。
ダル16の踏込力を増大する倍力装置17と該倍力装置
17により増大された踏込力に応じてブレーキ油圧を発
生させるマスタシリンダ18とを有する。そして、この
マスタシリンダ18から導かれた前輪用制動圧供給ライ
ン19が2経路に分岐されて、これらの前輪用分岐制動
圧ライン19a,19bが左右の前輪1,2におけるブ
レーキ装置11,12のキャリパ11a,12aにそれ
ぞれ接続されているとともに、左前輪1のブレーキ11
に通じる一方の前輪用分岐制動圧ライン19aには、電
磁式の開閉弁20aと、電磁式のリリーフ弁20bとか
らなる第1のバルブユニット20が配置され、また、右
前輪2のブレーキ装置12に通じる他方の前輪用分岐制
動圧ライン19bにも、上記第1バルブユニット20と
同様に電磁式の開閉弁21と、同じく電磁式のリリーフ
弁21bとからなる第2バルブユニット21が設置され
ている。
【0020】一方、上記マスタシリンダ18から導かれ
た後輪用制動圧供給ライン22には、上記第1、第2バ
ルブユニット20,21と同様に電磁式の開閉弁23a
と、同じく電磁式のリリーフ弁23bとからなる第3バ
ルブユニット23が設置されているとともに、この後輪
用制動圧供給ライン22は、上記第3バルブユニット2
3の下流側で2経路に分岐されて、これらの後輪用分岐
制動圧ライン22a,22bが左右の後輪2,3におけ
るブレーキ装置13,14のキャリパ13b,14bに
それぞれ接続されている。
た後輪用制動圧供給ライン22には、上記第1、第2バ
ルブユニット20,21と同様に電磁式の開閉弁23a
と、同じく電磁式のリリーフ弁23bとからなる第3バ
ルブユニット23が設置されているとともに、この後輪
用制動圧供給ライン22は、上記第3バルブユニット2
3の下流側で2経路に分岐されて、これらの後輪用分岐
制動圧ライン22a,22bが左右の後輪2,3におけ
るブレーキ装置13,14のキャリパ13b,14bに
それぞれ接続されている。
【0021】なお、上記リリーフ弁20b,21b,2
3bから排出されるブレーキオイルは、不図示のドレイ
ンラインを介して上記マスタシリンダ18のリザーバタ
ンク18aに戻されるようになっている。
3bから排出されるブレーキオイルは、不図示のドレイ
ンラインを介して上記マスタシリンダ18のリザーバタ
ンク18aに戻されるようになっている。
【0022】そして、上記第1〜第3バルブユニット
は、コントロールユニットUTRによりそれぞれ独立に
駆動制御され、第1及び第2バルブユニット20,21
の作動により左前輪1のブレーキ装置11と右前輪2の
ブレーキ装置12の制動力がそれぞれ可変制御され、第
3バルブユニット23の作動により左右の後輪3,4の
ブレーキ装置13,14の制動力が可変制御されるよう
になっている。
は、コントロールユニットUTRによりそれぞれ独立に
駆動制御され、第1及び第2バルブユニット20,21
の作動により左前輪1のブレーキ装置11と右前輪2の
ブレーキ装置12の制動力がそれぞれ可変制御され、第
3バルブユニット23の作動により左右の後輪3,4の
ブレーキ装置13,14の制動力が可変制御されるよう
になっている。
【0023】上記コントロールユニットUTRには、ブ
レーキペダル16の踏込みの有無を検出するブレーキス
イッチ25の検出信号と各車輪の回転速度をそれぞれ検
出する車輪速センサ26〜29の検出信号とが入力さ
れ、コントロールユニットUTRは、これらの検出信号
に基づいてアンチスキッドブレーキ制御の制御信号を生
成し、該制御信号を上記第1〜第3バルブユニット2
0,21,23にそれぞれ出力して左右の前輪1,2及
び後輪3,4のスリップに対する制動制御を第1〜第3
バルブユニット毎に並行して行う。
レーキペダル16の踏込みの有無を検出するブレーキス
イッチ25の検出信号と各車輪の回転速度をそれぞれ検
出する車輪速センサ26〜29の検出信号とが入力さ
れ、コントロールユニットUTRは、これらの検出信号
に基づいてアンチスキッドブレーキ制御の制御信号を生
成し、該制御信号を上記第1〜第3バルブユニット2
0,21,23にそれぞれ出力して左右の前輪1,2及
び後輪3,4のスリップに対する制動制御を第1〜第3
バルブユニット毎に並行して行う。
【0024】図1は、コントロールユニットUTR内の
ブロック構成を示す図である。
ブロック構成を示す図である。
【0025】同図において、30は、制動中の車体速を
算出する車体速算出手段である。車輪1〜4がスリップ
しているときの車体速は正確に検出できないことから車
体速算出手段30は、上記車輪速センサ26〜29の検
出信号から得られる車輪速Vwに基づき擬似的な車体速
Vrを算出する。31は、車輪1〜4のスリップ率を算
出するスリップ率算出手段であり、上記車輪速Vwと上
記擬似車体速vrとから次式によりスリップ率Sを算出
する。
算出する車体速算出手段である。車輪1〜4がスリップ
しているときの車体速は正確に検出できないことから車
体速算出手段30は、上記車輪速センサ26〜29の検
出信号から得られる車輪速Vwに基づき擬似的な車体速
Vrを算出する。31は、車輪1〜4のスリップ率を算
出するスリップ率算出手段であり、上記車輪速Vwと上
記擬似車体速vrとから次式によりスリップ率Sを算出
する。
【0026】スリップ率(S1)=(車輪速Vw/擬似
車体Vr)×100 〔%〕 また、32は、車輪速Vwの加速度及び減速度を算出す
る加減速度算出手段である。加減速度算出手段32は、
車輪速Vwの前回値と今回値との差分をサンプリング周
期Δt(例えば7ms)で除算した結果を重力加速度に
換算して車輪速Vwの加速度AW及び減速度DWを算出
する。33は、路面の摩擦係数を推定する路面状態推定
手段である。路面状態推定手段33は、車輪速Vwの加
速度AW及び減速度DWから図3に示すフローチャート
に従って路面の摩擦係数を推定する。
車体Vr)×100 〔%〕 また、32は、車輪速Vwの加速度及び減速度を算出す
る加減速度算出手段である。加減速度算出手段32は、
車輪速Vwの前回値と今回値との差分をサンプリング周
期Δt(例えば7ms)で除算した結果を重力加速度に
換算して車輪速Vwの加速度AW及び減速度DWを算出
する。33は、路面の摩擦係数を推定する路面状態推定
手段である。路面状態推定手段33は、車輪速Vwの加
速度AW及び減速度DWから図3に示すフローチャート
に従って路面の摩擦係数を推定する。
【0027】すなわち、上記摩擦係数を推定する制御動
作がスタートすると、まず、各種データを読み込んだ
後、アンチスキッドブレーキ制御中であることを表示す
るフラグFabsに応じ、現在アンチスキッドブレーキ
制御中か否かを判別する(#10,#11)。この判別
結果がNOであり、現在アンチスキッドブレーキ制御中
でないことが確認された場には、摩擦係数値MUに高μ
路を示す「3」がセットされる(#12)。
作がスタートすると、まず、各種データを読み込んだ
後、アンチスキッドブレーキ制御中であることを表示す
るフラグFabsに応じ、現在アンチスキッドブレーキ
制御中か否かを判別する(#10,#11)。この判別
結果がNOであり、現在アンチスキッドブレーキ制御中
でないことが確認された場には、摩擦係数値MUに高μ
路を示す「3」がセットされる(#12)。
【0028】一方、上記ステップ#11において、現在
アンチスキッドブレーキ制御中であることが確認された
場合には、ステップ#13,#14,#16において、
前回の制御時の車輪速Vwのの減速度DW若しくは加速
度AWに基づいて路面状態にが高μ路、中μ路及び低μ
路に分類され、各路面状態に応じた摩擦係数値MUがセ
ットされる。
アンチスキッドブレーキ制御中であることが確認された
場合には、ステップ#13,#14,#16において、
前回の制御時の車輪速Vwのの減速度DW若しくは加速
度AWに基づいて路面状態にが高μ路、中μ路及び低μ
路に分類され、各路面状態に応じた摩擦係数値MUがセ
ットされる。
【0029】すなわち、上記減速度DWが予め設定され
た基準減速度「−20G」よりも小さいか否かを判別す
るとともに、加速度AWが予め設定された第1基準加速
度「10G」及び第2基準加速度「20G」よりも大き
いか否かを判定する。そして、上記判定の結果、減速度
DWが基準減速度「−20G」以下であることが確認さ
れた場合には、摩擦係数値MUに低μ路を示す「1」が
セットされ(#15)、加速度AWが基準加速度「20
G」よりも大きいことが確認された場合には、摩擦係数
値MUに高μ路を示す「3」がセットされ(#17)、
加速度AWが「10〜20G」の範囲内にあることが確
認された場合には、摩擦係数値MUに中μ路を示す
「2」がセットされる(#18)。
た基準減速度「−20G」よりも小さいか否かを判別す
るとともに、加速度AWが予め設定された第1基準加速
度「10G」及び第2基準加速度「20G」よりも大き
いか否かを判定する。そして、上記判定の結果、減速度
DWが基準減速度「−20G」以下であることが確認さ
れた場合には、摩擦係数値MUに低μ路を示す「1」が
セットされ(#15)、加速度AWが基準加速度「20
G」よりも大きいことが確認された場合には、摩擦係数
値MUに高μ路を示す「3」がセットされ(#17)、
加速度AWが「10〜20G」の範囲内にあることが確
認された場合には、摩擦係数値MUに中μ路を示す
「2」がセットされる(#18)。
【0030】図1の戻り、34は、後述の閾値記憶手段
に記憶されたマップからスリップ率の閾値及び減速度の
閾値を読み出す閾値読出手段である。閾値読出手段34
は、後述する制御サイクル判別手段36からの判別結
果、上記路面状態推定手段33からの推定結果及び擬似
車体速Vrに基づきスリップ率の閾値及び減速度の閾値
を後述する制御手段37に読み出す。35は、後述する
アンチスキッドブレーキ制御の開始タイミングを判別す
るための車輪速の減速度の閾値のマップとブレーキ圧の
減圧制御の開始タイミングを判別するためのスリップ率
の閾値のマップとが記憶された閾値記憶手段である。
に記憶されたマップからスリップ率の閾値及び減速度の
閾値を読み出す閾値読出手段である。閾値読出手段34
は、後述する制御サイクル判別手段36からの判別結
果、上記路面状態推定手段33からの推定結果及び擬似
車体速Vrに基づきスリップ率の閾値及び減速度の閾値
を後述する制御手段37に読み出す。35は、後述する
アンチスキッドブレーキ制御の開始タイミングを判別す
るための車輪速の減速度の閾値のマップとブレーキ圧の
減圧制御の開始タイミングを判別するためのスリップ率
の閾値のマップとが記憶された閾値記憶手段である。
【0031】上記車輪速の減速度の閾値のマップは、高
μ路、中μ路及び低μ路の各路面状態において車輪1〜
4がロックを生じる値として予め実験等により求められ
たものであり、本実施例では、例えば(高μ路閾値,中
μ路閾値,低μ路閾値)=(−3.0G,−2.0G,
−1.5G)に設定されている。
μ路、中μ路及び低μ路の各路面状態において車輪1〜
4がロックを生じる値として予め実験等により求められ
たものであり、本実施例では、例えば(高μ路閾値,中
μ路閾値,低μ路閾値)=(−3.0G,−2.0G,
−1.5G)に設定されている。
【0032】また、上記スリップ率の閾値のマップは、
第1サイクル目のブレーキ圧の減圧制御に適用される第
1のマップと第2サイクル目以降のブレーキ圧の減圧制
御に適用される第2のマップの2種類のマップから構成
されている。スリップ率の閾値は、図4に示すように車
体速の低下に応じて低下するように設定され、第1のマ
ップにおける車体速に対する閾値の低下率は第2のマッ
プよりも小さく設定されている。また、上記第2のマッ
プは、図5に示すように路面の摩擦係数をパラメータと
した複数の車体速に対する閾値を有し、車体速に対する
閾値の低下率は路面の摩擦係数が低下するのに応じて小
さくなっている。
第1サイクル目のブレーキ圧の減圧制御に適用される第
1のマップと第2サイクル目以降のブレーキ圧の減圧制
御に適用される第2のマップの2種類のマップから構成
されている。スリップ率の閾値は、図4に示すように車
体速の低下に応じて低下するように設定され、第1のマ
ップにおける車体速に対する閾値の低下率は第2のマッ
プよりも小さく設定されている。また、上記第2のマッ
プは、図5に示すように路面の摩擦係数をパラメータと
した複数の車体速に対する閾値を有し、車体速に対する
閾値の低下率は路面の摩擦係数が低下するのに応じて小
さくなっている。
【0033】なお、第1のマップのスリップ率の閾値
は、アンチスキッドブレーキ制御の開始直後の第1サイ
クル目では、路面の摩擦状態が推定できないことから、
路面の摩擦係数をパラメータとして設定されていない。
しかし、第1サイクル目のスリップ率の閾値としては、
低μ路を考慮した閾値が予め実験的に求められており、
その車体速に対する閾値の低下率は、第2のマップの低
μ路における閾値の低下率と略同一若しくはそれ以下に
なっている。なお、第1のマップとして第2のマップの
低μ路における閾値を用いるようにしてもよい。
は、アンチスキッドブレーキ制御の開始直後の第1サイ
クル目では、路面の摩擦状態が推定できないことから、
路面の摩擦係数をパラメータとして設定されていない。
しかし、第1サイクル目のスリップ率の閾値としては、
低μ路を考慮した閾値が予め実験的に求められており、
その車体速に対する閾値の低下率は、第2のマップの低
μ路における閾値の低下率と略同一若しくはそれ以下に
なっている。なお、第1のマップとして第2のマップの
低μ路における閾値を用いるようにしてもよい。
【0034】図1に戻り、36は、アンチスキッドブレ
ーキ制御が第1サイクル目のものか否かを判別する制御
サイクル判別手段である。この判別結果は、上記閾値読
出手段34に入力され、閾値読出手段34は、この判別
結果に基づき上記閾値記憶手段35から上記第1又は第
2のスリップ率の閾値のマップを読み出す。
ーキ制御が第1サイクル目のものか否かを判別する制御
サイクル判別手段である。この判別結果は、上記閾値読
出手段34に入力され、閾値読出手段34は、この判別
結果に基づき上記閾値記憶手段35から上記第1又は第
2のスリップ率の閾値のマップを読み出す。
【0035】また、37は、ブレーキ圧の増減制御を行
う制御手段である。制御手段37は、ブレーキペダル6
が踏み込まれ、制動開始直後の車輪の減速度と閾値読出
手段34で読み出された減速度の閾値とを比較し、車輪
の減速度が閾値以下に低下すると、増圧後のブレーキ圧
を保持させる制御信号を生成する。また、ブレーキ圧を
増圧・保持した後の車輪のスリップ率と閾値読出手段3
4で読み出されたスリップ率の閾値とを比較し、車輪の
スリップ率が閾値以下に低下すると、ブレーキ圧の減圧
させる制御信号を生成する。
う制御手段である。制御手段37は、ブレーキペダル6
が踏み込まれ、制動開始直後の車輪の減速度と閾値読出
手段34で読み出された減速度の閾値とを比較し、車輪
の減速度が閾値以下に低下すると、増圧後のブレーキ圧
を保持させる制御信号を生成する。また、ブレーキ圧を
増圧・保持した後の車輪のスリップ率と閾値読出手段3
4で読み出されたスリップ率の閾値とを比較し、車輪の
スリップ率が閾値以下に低下すると、ブレーキ圧の減圧
させる制御信号を生成する。
【0036】上記制御信号は、ブレーキ圧算出手段38
に入力され、ブレーキ圧算出手段38は、これらの制御
信号を受けて制動圧制御信号を生成し、この制動圧制御
信号を上記第1〜第3バルブユニット20,21,23
にそれぞれ出力する。
に入力され、ブレーキ圧算出手段38は、これらの制御
信号を受けて制動圧制御信号を生成し、この制動圧制御
信号を上記第1〜第3バルブユニット20,21,23
にそれぞれ出力する。
【0037】上記第1〜第3バルブユニット20,2
1,23は、制動圧制御信号に基づき開閉弁20a,2
1a,23aとリリーフ弁20b,21b,23bとを
それぞれデューティ制御により開閉制御し、これにより
スリップ状態に応じた制動力を前輪1,2及び後輪3,
4に発生させる。
1,23は、制動圧制御信号に基づき開閉弁20a,2
1a,23aとリリーフ弁20b,21b,23bとを
それぞれデューティ制御により開閉制御し、これにより
スリップ状態に応じた制動力を前輪1,2及び後輪3,
4に発生させる。
【0038】なお、アンチスキッドブレーキ制御が行わ
れてないときは、上記第1〜第3バルブユニット20,
21,23には上記制動圧制御信号が出力されず、上記
開閉弁20a,21a,23aは開状態に保持さる一
方、上記リリーフ弁20b,21b,23bは閉状態に
保持される。これによりブレーキペダル16の踏込力に
応じてマスタシリンダ18で発生したブレーキ圧が制動
圧供給ライン19,22を介して左右の前輪1,2及び
後輪3,4のブレーキ装置11〜14に供給され、ブレ
ーキペダル16の踏込力に応じた制動圧が車輪1〜4に
直接付加される。
れてないときは、上記第1〜第3バルブユニット20,
21,23には上記制動圧制御信号が出力されず、上記
開閉弁20a,21a,23aは開状態に保持さる一
方、上記リリーフ弁20b,21b,23bは閉状態に
保持される。これによりブレーキペダル16の踏込力に
応じてマスタシリンダ18で発生したブレーキ圧が制動
圧供給ライン19,22を介して左右の前輪1,2及び
後輪3,4のブレーキ装置11〜14に供給され、ブレ
ーキペダル16の踏込力に応じた制動圧が車輪1〜4に
直接付加される。
【0039】次に、図6を用いて本発明に係るスリップ
制御装置のブレーキ圧の制御動作について説明する。な
お、ブレーキ圧の増減制御は、第1〜第3バルブユニッ
トの各バルブユニットについて行われるが、ここでは第
1バルブユニットを例に説明する。
制御装置のブレーキ圧の制御動作について説明する。な
お、ブレーキ圧の増減制御は、第1〜第3バルブユニッ
トの各バルブユニットについて行われるが、ここでは第
1バルブユニットを例に説明する。
【0040】時刻Toでブレーキペダル16が踏み込ま
れると、マスタシリンダ18で発生したブレーキ圧が除
々に増大し、この制動力により左前輪1の車輪速Vw1
は減少する。この車輪速Vw1の減速度DW1は上記加
減速度算出手段32により算出され、閾値読出手段34
で読み出された高μ路における減速度の閾値−3Gと比
較される。そして、車輪速Vw1の減速度DW1が閾値
−3G以下に低下すると、アンチスキッドブレーキ制御
の非制御状態であるフェーズ0からフェーズ2に移行
し、アンチスキッドブレーキ制御が開始される。
れると、マスタシリンダ18で発生したブレーキ圧が除
々に増大し、この制動力により左前輪1の車輪速Vw1
は減少する。この車輪速Vw1の減速度DW1は上記加
減速度算出手段32により算出され、閾値読出手段34
で読み出された高μ路における減速度の閾値−3Gと比
較される。そして、車輪速Vw1の減速度DW1が閾値
−3G以下に低下すると、アンチスキッドブレーキ制御
の非制御状態であるフェーズ0からフェーズ2に移行
し、アンチスキッドブレーキ制御が開始される。
【0041】アンチスキッドブレーキ制御は、増圧後の
ブレーキ圧を保持するフェーズ2から開始され、以後、
増圧・保持後のブレーキ圧を減圧するフェーズ3及び減
圧後のブレーキ圧を保持するフェーズ4を経て第1サイ
クル目が終了する。続いて、時刻Tdから再度ブレーキ
圧を増圧するフェーズ1から第2サイクル目が開始さ
れ、以後、上記フェーズ2〜フェーズ4を経て第2サイ
クル目が終了すると、時刻Teから第2サイクル目と同
様のブレーキ圧の増減制御が数サイクル繰り返される。
ブレーキ圧を保持するフェーズ2から開始され、以後、
増圧・保持後のブレーキ圧を減圧するフェーズ3及び減
圧後のブレーキ圧を保持するフェーズ4を経て第1サイ
クル目が終了する。続いて、時刻Tdから再度ブレーキ
圧を増圧するフェーズ1から第2サイクル目が開始さ
れ、以後、上記フェーズ2〜フェーズ4を経て第2サイ
クル目が終了すると、時刻Teから第2サイクル目と同
様のブレーキ圧の増減制御が数サイクル繰り返される。
【0042】上記のようにアンチスキッドブレーキ制御
の第1サイクル目では、車輪の減速度の閾値として高μ
路の閾値が読み出されるようになっている。これは、第
1サイクル目では路面の摩擦係数を推定することができ
ないので、低μ路における閾値(−1.5G)を用いる
と、車輪の減速度がわずかに低下した場合にも閾値以下
に低下し、不必要にアンチスキッド制御が開始されるこ
とを回避するためのものである。
の第1サイクル目では、車輪の減速度の閾値として高μ
路の閾値が読み出されるようになっている。これは、第
1サイクル目では路面の摩擦係数を推定することができ
ないので、低μ路における閾値(−1.5G)を用いる
と、車輪の減速度がわずかに低下した場合にも閾値以下
に低下し、不必要にアンチスキッド制御が開始されるこ
とを回避するためのものである。
【0043】続いて、フェーズ2の間に車輪速Vw1か
らスリップ率算出手段31でスリップ率S1が算出さ
れ、閾値読出手段34により第1のマップから読み出さ
れた車体速に応じたスリップ率の閾値と比較される。例
えばスリップ率の閾値として高速時の閾値90%が設定
された場合、時刻Tbで上記スリップ率S1が90%以
下に低下すると、フェーズ2からフェーズ3に移行し、
ブレーキ圧の減圧制御が開始される。第1バルブユニッ
ト20のリリーフ弁20bは所定のデューティ率に従っ
てオン・オフされ、これによりブレーキ圧が所定の勾配
で減少し、制動力が除々に低下して左前輪1の回転力は
回復する。
らスリップ率算出手段31でスリップ率S1が算出さ
れ、閾値読出手段34により第1のマップから読み出さ
れた車体速に応じたスリップ率の閾値と比較される。例
えばスリップ率の閾値として高速時の閾値90%が設定
された場合、時刻Tbで上記スリップ率S1が90%以
下に低下すると、フェーズ2からフェーズ3に移行し、
ブレーキ圧の減圧制御が開始される。第1バルブユニッ
ト20のリリーフ弁20bは所定のデューティ率に従っ
てオン・オフされ、これによりブレーキ圧が所定の勾配
で減少し、制動力が除々に低下して左前輪1の回転力は
回復する。
【0044】続いて、時刻Tcで左前輪1の車輪速Vw
1の減速度DW1及び加速度AW1がそれぞれ0になる
と、フェーズ3からフェーズ4に移行し、ブレーキ圧は
減速後のレベルに保持され、このフェーズ4の間に車輪
速Vw1は、再び上昇する。
1の減速度DW1及び加速度AW1がそれぞれ0になる
と、フェーズ3からフェーズ4に移行し、ブレーキ圧は
減速後のレベルに保持され、このフェーズ4の間に車輪
速Vw1は、再び上昇する。
【0045】そして、時刻Tdで回復した車輪速Vw1
のスリップ率S1が再び上記スリップ率の閾値90%を
越えると、フェーズ4からフェーズ1に移行し、第2サ
イクル目のアンチスキッドブレーキ制御が開始される。
のスリップ率S1が再び上記スリップ率の閾値90%を
越えると、フェーズ4からフェーズ1に移行し、第2サ
イクル目のアンチスキッドブレーキ制御が開始される。
【0046】第2サイクル目のフェーズ1への移行直後
は、第1サイクルにおけるフェーズ5の持続時間に基づ
いて設定された初期急増圧時間Tp2の間、第1バルブ
ユニット20の開閉弁20bが100%のデューティ率
で開閉され、ブレーキ圧は急勾配で増圧され、その後は
上記開閉弁20bが所定のデューティ率で開閉され、ブ
レーキ圧は上記勾配よりも緩やかな勾配で増圧される。
は、第1サイクルにおけるフェーズ5の持続時間に基づ
いて設定された初期急増圧時間Tp2の間、第1バルブ
ユニット20の開閉弁20bが100%のデューティ率
で開閉され、ブレーキ圧は急勾配で増圧され、その後は
上記開閉弁20bが所定のデューティ率で開閉され、ブ
レーキ圧は上記勾配よりも緩やかな勾配で増圧される。
【0047】一方、第2サイクル目以降においては、路
面状態推定手段33で前サイクルにおける車輪速Vw1
の減速度DW1及び加速度AW1から路面の摩擦係数μ
が推定され、この路面の摩擦係数μと車体速Vrとに基
づいて減速度及びスリップ率の閾値が設定される。すな
わち、減速度の閾値は、閾値記憶手段35に記憶された
マップから路面の摩擦係数に応じた閾値が読みだされ、
スリップ率の閾値は、閾値記憶手段35に記憶された第
2のマップから路面の摩擦係数と車体速とをパラメータ
として所定の閾値が読み出される。
面状態推定手段33で前サイクルにおける車輪速Vw1
の減速度DW1及び加速度AW1から路面の摩擦係数μ
が推定され、この路面の摩擦係数μと車体速Vrとに基
づいて減速度及びスリップ率の閾値が設定される。すな
わち、減速度の閾値は、閾値記憶手段35に記憶された
マップから路面の摩擦係数に応じた閾値が読みだされ、
スリップ率の閾値は、閾値記憶手段35に記憶された第
2のマップから路面の摩擦係数と車体速とをパラメータ
として所定の閾値が読み出される。
【0048】そして、上記第1サイクルと同様に左前輪
1の減速度DW1が減速度の閾値以下に低下すると、フ
ェーズ1からフェーズ2に移行して増圧後のブレーキ圧
の保持制御が行われ、スリップ率S1が設定されたスリ
ップ率の閾値以下に低下すると、フェーズ2からフェー
ズ3に移行して増圧・保持後のブレーキ圧の減圧制御が
行われる。
1の減速度DW1が減速度の閾値以下に低下すると、フ
ェーズ1からフェーズ2に移行して増圧後のブレーキ圧
の保持制御が行われ、スリップ率S1が設定されたスリ
ップ率の閾値以下に低下すると、フェーズ2からフェー
ズ3に移行して増圧・保持後のブレーキ圧の減圧制御が
行われる。
【0049】上記のようにアンチスキッドブレーキ制御
において、スリップ率の閾値を車体速の低下に応じて低
下させるようにしたので、車体速が低速になるのに応じ
て少ない車輪のスリップ量(車体速と車輪速との差)で
車輪のスリップ率が閾値以下に低下し、車体速の低下に
応じてブレーキ圧の増圧・保持後の減圧制御の開始タイ
ミングが早くなるようなことがなくなる。これにより車
体速の低速域におけるハンチングを防止することができ
る。
において、スリップ率の閾値を車体速の低下に応じて低
下させるようにしたので、車体速が低速になるのに応じ
て少ない車輪のスリップ量(車体速と車輪速との差)で
車輪のスリップ率が閾値以下に低下し、車体速の低下に
応じてブレーキ圧の増圧・保持後の減圧制御の開始タイ
ミングが早くなるようなことがなくなる。これにより車
体速の低速域におけるハンチングを防止することができ
る。
【0050】また、車体速に対する低下率が異なる2種
類のスリップ率の閾値のマップを設け、アンチスキッド
ブレーキ制御の第1サイクル目では、上記低下率の小さ
い第1のマップからスリップ率の閾値を設定し、第2サ
イクル目以降では上記低下率の大きい第2のマップから
スリップ率の閾値を設定するようにしたので、車体速が
低速の場合には、第1サイクル目の方が第2サイクル目
以降よりも車輪のスリップ率が早く閾値以下に低下し、
増圧・保持後のブレーキ圧を早く減圧させることができ
る。これにより路面の摩擦係数が推定できないアンチス
キッドブレーキ制御開始直後の第1サイクル目では、制
動後の車輪速を早く回復させることができ、特に低μ路
の場合、第1サイクル目に車輪がロックした場合にも速
やかにロック状態を解除して車輪速を回復させることが
できる利点がある。
類のスリップ率の閾値のマップを設け、アンチスキッド
ブレーキ制御の第1サイクル目では、上記低下率の小さ
い第1のマップからスリップ率の閾値を設定し、第2サ
イクル目以降では上記低下率の大きい第2のマップから
スリップ率の閾値を設定するようにしたので、車体速が
低速の場合には、第1サイクル目の方が第2サイクル目
以降よりも車輪のスリップ率が早く閾値以下に低下し、
増圧・保持後のブレーキ圧を早く減圧させることができ
る。これにより路面の摩擦係数が推定できないアンチス
キッドブレーキ制御開始直後の第1サイクル目では、制
動後の車輪速を早く回復させることができ、特に低μ路
の場合、第1サイクル目に車輪がロックした場合にも速
やかにロック状態を解除して車輪速を回復させることが
できる利点がある。
【0051】また、第2サイクル目以降は、路面の摩擦
係数が高くなる程、スリップ率の閾値の車体速に対する
低下率を大きくしたので、低速走行している場合は、高
μ路になる程、増圧・保持後のブレーキ圧を減圧するタ
イミングが遅くなり、車輪をロックさせて車体を停止さ
せることができるとともに、ブレーキ圧の増減制御のハ
ンチングを防止することができる。
係数が高くなる程、スリップ率の閾値の車体速に対する
低下率を大きくしたので、低速走行している場合は、高
μ路になる程、増圧・保持後のブレーキ圧を減圧するタ
イミングが遅くなり、車輪をロックさせて車体を停止さ
せることができるとともに、ブレーキ圧の増減制御のハ
ンチングを防止することができる。
【0052】ところで、低μ路では車輪がロックした場
合、ブレーキ圧を減圧しても路面反力が小さいため車輪
速を速やかに回復させることは困難で、車輪のスリップ
により車体が不安定となる。上記実施例では、第2サイ
クル目以降のスリップ率の閾値は、低μ路においても車
速の低下に応じて小さく設定するようにしていたが、上
記問題を解決するため、図7に示すように低μ路では、
車体速の低下に応じて閾値を大きくするようにしてもよ
い。このようにすると、低μ路においては、増圧・保持
後のブレーキ圧を減圧するタイミングが早くなり、車輪
のロックによるスリップを防止し、車体が停止するまで
方向安定性を保持することができる。
合、ブレーキ圧を減圧しても路面反力が小さいため車輪
速を速やかに回復させることは困難で、車輪のスリップ
により車体が不安定となる。上記実施例では、第2サイ
クル目以降のスリップ率の閾値は、低μ路においても車
速の低下に応じて小さく設定するようにしていたが、上
記問題を解決するため、図7に示すように低μ路では、
車体速の低下に応じて閾値を大きくするようにしてもよ
い。このようにすると、低μ路においては、増圧・保持
後のブレーキ圧を減圧するタイミングが早くなり、車輪
のロックによるスリップを防止し、車体が停止するまで
方向安定性を保持することができる。
【0053】なお、上記実施例では、スリップ率の閾値
を車体速に対して連続的に変化させていたが、車体速を
領域に分割し、各分割領域で段階的に閾値を変化させる
ようにしてもよい。
を車体速に対して連続的に変化させていたが、車体速を
領域に分割し、各分割領域で段階的に閾値を変化させる
ようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
レーキ圧の減圧制御のためのスリップ率の閾値を車体速
の低下に応じて小さくするとともに、車体速に対するス
リップ率の閾値の低下率を第1サイクル目のものより第
2サイクル目以降のものを大きくしたので、第1サイク
ル目における増圧・保持後のブレーキ圧を減圧する減圧
タイミングは第2サイクル目以降の減圧タイミングより
も早くなる。これにより路面の摩擦係数が分からない第
1サイクル目では、車輪のロックが早く解除され、速や
かに第2サイクル目に移行して好適なアンチスキッドブ
レーキ制御が可能となる。
レーキ圧の減圧制御のためのスリップ率の閾値を車体速
の低下に応じて小さくするとともに、車体速に対するス
リップ率の閾値の低下率を第1サイクル目のものより第
2サイクル目以降のものを大きくしたので、第1サイク
ル目における増圧・保持後のブレーキ圧を減圧する減圧
タイミングは第2サイクル目以降の減圧タイミングより
も早くなる。これにより路面の摩擦係数が分からない第
1サイクル目では、車輪のロックが早く解除され、速や
かに第2サイクル目に移行して好適なアンチスキッドブ
レーキ制御が可能となる。
【0055】また、第2サイクル目以降におけるブレー
キ圧の減圧制御では、上記スリップ率の閾値を車速に低
下に応じて小さくするとともに、車速に対するスリップ
率の閾値の低下率を路面の摩擦係数の増加に応じて大き
くしたので、摩擦係数の大きい路面では低速域になる
程、ブレーキ圧の減圧開始タイミングが遅くなり、車輪
をロックさせて車体を迅速に停止させることができると
ともに、ハンチングを防止することができる。
キ圧の減圧制御では、上記スリップ率の閾値を車速に低
下に応じて小さくするとともに、車速に対するスリップ
率の閾値の低下率を路面の摩擦係数の増加に応じて大き
くしたので、摩擦係数の大きい路面では低速域になる
程、ブレーキ圧の減圧開始タイミングが遅くなり、車輪
をロックさせて車体を迅速に停止させることができると
ともに、ハンチングを防止することができる。
【図1】本発明に係るスリップ制御装置のブロック構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明に係るスリップ制御装置を備えた車両の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】路面の摩擦係数を推定するフローチャートであ
る。
る。
【図4】車体速に対するスリップ率の閾値を示す図であ
る。
る。
【図5】路面の摩擦係数をパラメータとした車体速に対
するスリップ率の閾値を示す図である。
するスリップ率の閾値を示す図である。
【図6】本発明に係るスリップ制御装置によるアンチス
キッドブレーキ制御の動作を説明するための図である。
キッドブレーキ制御の動作を説明するための図である。
【図7】路面の摩擦係数をパラメータとした車体速に対
するスリップ率の閾値の第2実施例を示す図である。
するスリップ率の閾値の第2実施例を示す図である。
1,2 前輪
3,4 後輪
11〜14 ブレーキ装置
15 ブレーキ制御システム
16 ブレーキペダル
17 倍力装置
18 マスタシリンダ
19,22 制動圧供給ライン
20,21,23 バルブユニット
26〜29 車輪速センサ
30 車体速算出手段
31 スリップ率算出手段
32 加減速度算出手段
33 路面状態推定手段
34 閾値読出手段
35 閾値記憶手段
36 制御サイクル判別手段
37 制御手段
38 ブレーキ圧算出手段
UTR コントロールユニット
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 川村 誠
広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ
株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 車輪の回転速度を検出する車輪速検出手
段と、ブレーキ圧を調節するブレーキ圧調節手段と、検
出された車輪速に基づいて当該車両の車体速を算出する
車体速算出手段と、検出された車輪速と算出された車体
速とから車輪のスリップ率を算出するスリップ率算出手
段と、制動時に算出されたスリップ率を所定の閾値と比
較し、スリップ率が閾値以下に低下すると、上記ブレー
キ圧を減圧するように上記ブレーキ圧調節手段を制御す
る制御手段とを備えた車両のスリップ制御装置おいて、
上記車体速の低下に応じて低下するようにスリップ率の
閾値が予め設定された第1のマップと該第1のマップよ
りも車体速に対するスリップ率閾値の低下率が大きくな
るようにスリップ率閾値が予め設定された第2のマップ
とが記憶された記憶手段と、ブレーキ圧の制御サイクル
を判別するサイクル判別手段と、制御サイクルが第1サ
イクル目と判断されると、前記第1のマップから車体速
に応じたスリップ率の閾値を読出し、制御サイクルが第
2サイクル目以降と判断されると、前記第2のマップか
ら車体速に応じたスリップ率の閾値を読出す閾値読出手
段とを備えたことを特徴とする車両のスリップ制御装
置。 - 【請求項2】 車輪の回転速度を検出する車輪速検出手
段と、ブレーキ圧を調節するブレーキ圧調節手段と、検
出された車輪速に基づいて当該車両の車体速を算出する
車体速算出手段と、検出された車輪速と算出された車体
速とから車輪のスリップ率を算出するスリップ率算出手
段と、制動時に算出されたスリップ率を所定の閾値と比
較し、スリップ率が閾値以下に低下すると、上記ブレー
キ圧を減圧するように上記ブレーキ圧調節手段を制御す
る制御手段とを備えた車両のスリップ制御装置おいて、
上記車輪速検出手段の検出信号に応じて車輪速の加速度
及び減速度を算出する加減速度算出手段と、算出された
車輪速の加速度及び減速度から路面の摩擦係数を推定す
る路面状態推定手段と、上記車体速の低下に応じて低下
するとともに、この車体速に対する低下率が路面の摩擦
係数の増加に応じて増大するように車体速と路面の摩擦
係数とをパラメータとしたスリップ率の閾値が予め記憶
された記憶手段と、上記路面状態推定手段で推定された
路面の摩擦係数と上記車体速算出手段で算出された車体
速とに基づいて上記記憶手段からスリップ率の閾値を読
み出す閾値読出手段とを備えたことを特徴とする車両の
スリップ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15915791A JP3299549B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 車両のスリップ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15915791A JP3299549B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 車両のスリップ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058713A true JPH058713A (ja) | 1993-01-19 |
| JP3299549B2 JP3299549B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=15687517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15915791A Expired - Fee Related JP3299549B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 車両のスリップ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3299549B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5886205A (en) * | 1996-04-15 | 1999-03-23 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Process for producing silicon-containing isocyanate compound |
| JP2010031850A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-02-12 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車両用スリップ抑制制御装置 |
| US8124714B2 (en) | 2005-10-27 | 2012-02-28 | 3M Innovative Properties Company | Silicon-urea-azolides, their preparation and use in the preparation of silicones with isocyanate terminal groups |
| WO2012029476A1 (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-08 | 日立建機株式会社 | 電気駆動車両 |
| CN119459624A (zh) * | 2024-11-26 | 2025-02-18 | 中国第一汽车股份有限公司 | 电子机械制动系统控制方法、控制装置及车辆 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP15915791A patent/JP3299549B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5886205A (en) * | 1996-04-15 | 1999-03-23 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Process for producing silicon-containing isocyanate compound |
| US8124714B2 (en) | 2005-10-27 | 2012-02-28 | 3M Innovative Properties Company | Silicon-urea-azolides, their preparation and use in the preparation of silicones with isocyanate terminal groups |
| JP2010031850A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-02-12 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車両用スリップ抑制制御装置 |
| WO2012029476A1 (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-08 | 日立建機株式会社 | 電気駆動車両 |
| JP2012055113A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 電気駆動車両 |
| CN103068610A (zh) * | 2010-09-02 | 2013-04-24 | 日立建机株式会社 | 电力驱动车辆 |
| AU2011297399B2 (en) * | 2010-09-02 | 2014-04-24 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Electric drive vehicle |
| CN119459624A (zh) * | 2024-11-26 | 2025-02-18 | 中国第一汽车股份有限公司 | 电子机械制动系统控制方法、控制装置及车辆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3299549B2 (ja) | 2002-07-08 |
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