JPH058356Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH058356Y2 JPH058356Y2 JP1987018708U JP1870887U JPH058356Y2 JP H058356 Y2 JPH058356 Y2 JP H058356Y2 JP 1987018708 U JP1987018708 U JP 1987018708U JP 1870887 U JP1870887 U JP 1870887U JP H058356 Y2 JPH058356 Y2 JP H058356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- hub
- elastic body
- vibration ring
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Pulleys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、各種の回転軸系に発生する捩り振動
を吸収減衰するトーシヨナルダンパの改良に関す
る。
を吸収減衰するトーシヨナルダンパの改良に関す
る。
従来からこの種のダンパの一例として、実開昭
57−160437号公報第4図に示されるように、ハブ
の軸方向部の内周側にスリーブを配置し、該スリ
ーブの内周側に弾性体を配置し、該弾性体の内周
側に振動リングを配置したものが知られている。
ハブ、スリーブおよび振動リングはそれぞれ所定
の金属により成形され、弾性体は所定のゴムによ
り成形されており、当該ダンパを製造するに際し
ては、予めスリーブと振動リングの間に弾性体を
加硫接着して該3部材よりなる成形品を成形して
から該成形品をハブの内周側に挿入している。ス
リーブにはハブに対する所定の嵌合代が設定さ
れ、該スリーブは次の理由から備えられている。
すなわちスリーブが無くて弾性体と振動リングの
2部材よりなる成形品をハブの内周側に挿入する
場合を想定すると、挿入に際して弾性体が挿入の
相手方であるハブに接して摺動摩擦により剪断方
向に捩れてしまうために該成形品を所定の位置に
挿入するのが困難となる。スリーブは弾性体がハ
ブに接して捩れるのを防止するために備えられた
もので、したがつて前記3部材よりなる成形品を
挿入するに際しては治具によりスリーブを軸方向
に押圧している。
57−160437号公報第4図に示されるように、ハブ
の軸方向部の内周側にスリーブを配置し、該スリ
ーブの内周側に弾性体を配置し、該弾性体の内周
側に振動リングを配置したものが知られている。
ハブ、スリーブおよび振動リングはそれぞれ所定
の金属により成形され、弾性体は所定のゴムによ
り成形されており、当該ダンパを製造するに際し
ては、予めスリーブと振動リングの間に弾性体を
加硫接着して該3部材よりなる成形品を成形して
から該成形品をハブの内周側に挿入している。ス
リーブにはハブに対する所定の嵌合代が設定さ
れ、該スリーブは次の理由から備えられている。
すなわちスリーブが無くて弾性体と振動リングの
2部材よりなる成形品をハブの内周側に挿入する
場合を想定すると、挿入に際して弾性体が挿入の
相手方であるハブに接して摺動摩擦により剪断方
向に捩れてしまうために該成形品を所定の位置に
挿入するのが困難となる。スリーブは弾性体がハ
ブに接して捩れるのを防止するために備えられた
もので、したがつて前記3部材よりなる成形品を
挿入するに際しては治具によりスリーブを軸方向
に押圧している。
上記ダンパのようにハブの内周側に振動リング
を挿入する場合、ハブの内周側の空間が狭くて該
空間に挿入可能な振動リングの大きさが限られて
しまうことがある。振動リングは慣性質量として
作用するもので、その大きさは共振系の設計によ
り決定されるが、大きな振動リングが必要な場合
に取付空間の都合が付かないのは如何にも不便で
ある。このような場合には、特開昭58−77947号
公報に示されるように、ハブの内周側に挿入する
振動リングに外径方向に突出する径方向部を設け
て該振動リングを大型化することが考えられる
が、このようにして振動リングを大型化すると径
方向部がスリーブより大径である場合に径方向部
によりスリーブの軸方向端面が隠れてしまうため
に治具によりスリーブを押すことができなくな
る。したがつて、この場合はやむを得ず治具によ
り振動リングを押圧しなければならず、この結
果、弾性体が捩れて成形品を所定の位置に挿入す
るのが困難となる。
を挿入する場合、ハブの内周側の空間が狭くて該
空間に挿入可能な振動リングの大きさが限られて
しまうことがある。振動リングは慣性質量として
作用するもので、その大きさは共振系の設計によ
り決定されるが、大きな振動リングが必要な場合
に取付空間の都合が付かないのは如何にも不便で
ある。このような場合には、特開昭58−77947号
公報に示されるように、ハブの内周側に挿入する
振動リングに外径方向に突出する径方向部を設け
て該振動リングを大型化することが考えられる
が、このようにして振動リングを大型化すると径
方向部がスリーブより大径である場合に径方向部
によりスリーブの軸方向端面が隠れてしまうため
に治具によりスリーブを押すことができなくな
る。したがつて、この場合はやむを得ず治具によ
り振動リングを押圧しなければならず、この結
果、弾性体が捩れて成形品を所定の位置に挿入す
るのが困難となる。
本考案は以上の点に鑑み、ハブの内周側に振動
リングを挿入し、該振動リングにスリーブより大
径の径方向部を設けたダンパについて、挿入に際
して弾性体が捩れることがないようにした構造を
提供することを目的とする。
リングを挿入し、該振動リングにスリーブより大
径の径方向部を設けたダンパについて、挿入に際
して弾性体が捩れることがないようにした構造を
提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案のダンパは、
軸と一体に回転するハブまたは前記ハブに対して
同芯に形成された振動リングの何れか一方の部材
に弾性体を介してスリーブを固定してから前記ハ
ブの内周側に前記振動リングを挿入するトーシヨ
ナルダンパであつて、前記振動リングに前記スリ
ーブより大径の径方向部を設け、前記一方の部材
の径方向部に、前記スリーブと径方向の位置を合
わせて、治具を挿通する貫通部を設けたことを特
徴とする。
軸と一体に回転するハブまたは前記ハブに対して
同芯に形成された振動リングの何れか一方の部材
に弾性体を介してスリーブを固定してから前記ハ
ブの内周側に前記振動リングを挿入するトーシヨ
ナルダンパであつて、前記振動リングに前記スリ
ーブより大径の径方向部を設け、前記一方の部材
の径方向部に、前記スリーブと径方向の位置を合
わせて、治具を挿通する貫通部を設けたことを特
徴とする。
本考案のダンパによれば振動リングにスリーブ
より大径の径方向部が設けられているにも拘ら
ず、ハブの内周側に振動リングを挿入する際に弾
性体が捩れることがない。その理由は次のとおり
である。すなわちスリーブと振動リングの間に弾
性体を加硫接着してから該成形品をハブの内周側
に挿入する際に、振動リングの径方向部に設けた
貫通部から治具を差し入れて該治具によりスリー
ブを直接押圧することができ、このため弾性体が
捩れるのを防止することができる。またハブの内
周側に振動リングを挿入するダンパについてはそ
の製造に際して予めハブに弾性体とスリーブを固
定してから該ハブの内周側に振動リングを単体で
挿入することが考えられ、本考案はこの場合にも
適用されて弾性体が捩れるのを防止することがで
きる。
より大径の径方向部が設けられているにも拘ら
ず、ハブの内周側に振動リングを挿入する際に弾
性体が捩れることがない。その理由は次のとおり
である。すなわちスリーブと振動リングの間に弾
性体を加硫接着してから該成形品をハブの内周側
に挿入する際に、振動リングの径方向部に設けた
貫通部から治具を差し入れて該治具によりスリー
ブを直接押圧することができ、このため弾性体が
捩れるのを防止することができる。またハブの内
周側に振動リングを挿入するダンパについてはそ
の製造に際して予めハブに弾性体とスリーブを固
定してから該ハブの内周側に振動リングを単体で
挿入することが考えられ、本考案はこの場合にも
適用されて弾性体が捩れるのを防止することがで
きる。
つぎに本考案の実施例を図面にしたがつて説明
する。
する。
第1図および第2図に示すダンパは、振動リン
グ1の外周側に弾性体2と該弾性体2がハブ3に
接するのを防止するスリーブ4を固定してからハ
ブ3の内周側に振動リング1を挿入するものであ
つて、振動リング1にスリーブ4より大径の径方
向部5が設けられ、該径方向部5に、前記スリー
ブ4と径方向の位置を合わせて、押圧治具(図示
せず)を挿通する貫通部6が設けられており、し
かして、このダンパによれば、ハブ3の内周側に
振動リング1を挿入する際に貫通部6から押圧治
具を差し入れて該押圧治具によりスリーブ4を直
接押圧することができるために、弾性体2が捩れ
るのを防止することができる。弾性体2は振動リ
ング1に加硫接着されておらず該弾性体2の内周
側に配置した第2のスリーブ7に加硫接着されて
おり、該第2のスリーブ7を介して予め振動リン
グ1に固定されている。
グ1の外周側に弾性体2と該弾性体2がハブ3に
接するのを防止するスリーブ4を固定してからハ
ブ3の内周側に振動リング1を挿入するものであ
つて、振動リング1にスリーブ4より大径の径方
向部5が設けられ、該径方向部5に、前記スリー
ブ4と径方向の位置を合わせて、押圧治具(図示
せず)を挿通する貫通部6が設けられており、し
かして、このダンパによれば、ハブ3の内周側に
振動リング1を挿入する際に貫通部6から押圧治
具を差し入れて該押圧治具によりスリーブ4を直
接押圧することができるために、弾性体2が捩れ
るのを防止することができる。弾性体2は振動リ
ング1に加硫接着されておらず該弾性体2の内周
側に配置した第2のスリーブ7に加硫接着されて
おり、該第2のスリーブ7を介して予め振動リン
グ1に固定されている。
第3図および第4図に示すダンパは、ハブ3の
内周側に弾性体2と該弾性体2が振動リング1に
接するのを防止するスリーブ4を固定してからハ
ブ3の内周側に振動リング1を単体で挿入するも
のであつて、振動リング1にスリーブ4より大径
の径方向部5が設けられ、ハブ3の径方向部8
に、前記スリーブ4と径方向の位置を合わせて、
位置決め治具(図示せず)を挿通する貫通部6が
設けられており、しかして、このダンパによれ
ば、ハブ3の内周側に振動リング1を挿入する際
に貫通部6から位置決め治具を差し入れて該位置
決め治具によりスリーブ4を押えることができる
ために、スリーブ4が振動リング1に従動せず、
弾性体2が捩れるのを防止することができる。弾
性体2はハブ3に加硫接着されておらず該弾性体
2の外周側に配置した第2のスリーブ7に加硫接
着されており、該第2のスリーブ7を介して予め
ハブ3に固定されている。
内周側に弾性体2と該弾性体2が振動リング1に
接するのを防止するスリーブ4を固定してからハ
ブ3の内周側に振動リング1を単体で挿入するも
のであつて、振動リング1にスリーブ4より大径
の径方向部5が設けられ、ハブ3の径方向部8
に、前記スリーブ4と径方向の位置を合わせて、
位置決め治具(図示せず)を挿通する貫通部6が
設けられており、しかして、このダンパによれ
ば、ハブ3の内周側に振動リング1を挿入する際
に貫通部6から位置決め治具を差し入れて該位置
決め治具によりスリーブ4を押えることができる
ために、スリーブ4が振動リング1に従動せず、
弾性体2が捩れるのを防止することができる。弾
性体2はハブ3に加硫接着されておらず該弾性体
2の外周側に配置した第2のスリーブ7に加硫接
着されており、該第2のスリーブ7を介して予め
ハブ3に固定されている。
本考案のトーシヨナルダンパは以上の構成と作
用によつて次の効果を奏する。すなわち振動リン
グにスリーブより大径の径方向部が設けられてい
るにも拘らず、ハブの内周側に振動リングを挿入
する際に弾性体が捩れることがなく、スリーブ、
弾性体および振動リングよりなる成形品または振
動リング単体を所定の位置に正確に挿入すること
ができる。
用によつて次の効果を奏する。すなわち振動リン
グにスリーブより大径の径方向部が設けられてい
るにも拘らず、ハブの内周側に振動リングを挿入
する際に弾性体が捩れることがなく、スリーブ、
弾性体および振動リングよりなる成形品または振
動リング単体を所定の位置に正確に挿入すること
ができる。
第1図は本考案の第1実施例に係るトーシヨナ
ルダンパの半裁断面図、第2図は第1図における
A方向矢視図、第3図は本考案の第2実施例に係
るトーシヨナルダンパの半裁断面図、第4図は第
3図におけるB方向矢視図である。 1……振動リング、2……弾性体、3……ハ
ブ、4……スリーブ、5,8……径方向部、6…
…貫通部、7……第2のスリーブ。
ルダンパの半裁断面図、第2図は第1図における
A方向矢視図、第3図は本考案の第2実施例に係
るトーシヨナルダンパの半裁断面図、第4図は第
3図におけるB方向矢視図である。 1……振動リング、2……弾性体、3……ハ
ブ、4……スリーブ、5,8……径方向部、6…
…貫通部、7……第2のスリーブ。
Claims (1)
- 軸と一体に回転するハブ3または前記ハブ3に
対して同芯に形成された振動リング1の何れか一
方の部材に弾性体2を介してスリーブ4を固定し
てから前記ハブ3の内周側に前記振動リング1を
挿入するトーシヨナルダンパであつて、前記振動
リング1に前記スリーブ4より大径の径方向部5
を設け、前記一方の部材1,3の径方向部5,8
に、前記スリーブ4と径方向の位置を合わせて、
治具を挿通する貫通部6を設けたトーシヨナルダ
ンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987018708U JPH058356Y2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987018708U JPH058356Y2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63126637U JPS63126637U (ja) | 1988-08-18 |
| JPH058356Y2 true JPH058356Y2 (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=30812628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987018708U Expired - Lifetime JPH058356Y2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058356Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02183358A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-17 | Nec Corp | 情報処理装置 |
| JPH0724677Y2 (ja) * | 1989-01-13 | 1995-06-05 | エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社 | ダンパ |
| JP7695153B2 (ja) * | 2021-08-26 | 2025-06-18 | Toyo Tire株式会社 | 防振装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57160437U (ja) * | 1981-04-03 | 1982-10-08 | ||
| JPS5877947A (ja) * | 1981-10-31 | 1983-05-11 | Yamaha Motor Co Ltd | 回転軸のダンパ装置 |
| JPS60143962U (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-24 | 富士機工株式会社 | プ−リ− |
-
1987
- 1987-02-13 JP JP1987018708U patent/JPH058356Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63126637U (ja) | 1988-08-18 |
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