JPH058031U - テーパランド形スラスト軸受構造 - Google Patents
テーパランド形スラスト軸受構造Info
- Publication number
- JPH058031U JPH058031U JP6346491U JP6346491U JPH058031U JP H058031 U JPH058031 U JP H058031U JP 6346491 U JP6346491 U JP 6346491U JP 6346491 U JP6346491 U JP 6346491U JP H058031 U JPH058031 U JP H058031U
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- JP
- Japan
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- thrust bearing
- taper portion
- taper
- land type
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 船舶で実際に使用される条件に適合した構造
とすることにより実用上の性能を犠牲にすることなく軸
受寿命を延長できる舶用過給機用スラスト軸受を提供す
るにある。 【構成】 スラスト軸受メタルのテーパ部を複数個の勾
配を有するテーパ部となし、該テーパ部は給油溝に近い
程勾配が大きくなる様に形成したことを特徴としてい
る。
とすることにより実用上の性能を犠牲にすることなく軸
受寿命を延長できる舶用過給機用スラスト軸受を提供す
るにある。 【構成】 スラスト軸受メタルのテーパ部を複数個の勾
配を有するテーパ部となし、該テーパ部は給油溝に近い
程勾配が大きくなる様に形成したことを特徴としてい
る。
Description
【0001】
本考案は回転機械のテーパランド形スラスト軸受構造に関する。
【0002】
従来のテーパランド形スラスト軸受11は図4に示すように、フラット部3と 、ごくゆるやかな勾配をもつテーパ部2と、該テーパ部に油を供給する給油孔1 0と給油溝1からなっている。該テーパ部は油膜圧力を十分発生させるため小さ な勾配として高負荷にたえうるようにしている。なお2はスラストカラーである 。
【0003】
ところが従来形のようにテーパ部を小さい勾配とすると、スラスト軸受メタル が摩耗した場合、図5のようにテーパ部4が著しく小さくなる。このテーパ部4 の減少により軸受の負荷能力が低下するが、これはスラストカラー2とテーパ部 端のすき間H′が小さくなり油のテーパ部7の流れ込み量が減少し油膜が十分形 成されなくなる為である。即ち従来のテーパランド形スラスト軸受は負荷能力を 高くとる程寿命が短かくなると云う問題がある。 一方、舶用ディーゼル機関の過給機に用いられるテーパランド形軸受では、一 般に高負荷が要求されるのは試運転時の100%出力運転時のみで、就航後は通 常75〜90%出力で運転され、軸受の負荷は低減されるのが普通である。
【0004】 本考案の目的は前記従来装置の問題点を解消し、船舶で実際に使用される条件 に適合した構造とすることによりスラスト軸受寿命を延長できる舶用過給機用の スラスト軸受を提供するにある。
【0005】
本考案のテーパランド形スラスト軸受構造は舶用ディーゼル機関の過給機等に 使用されるものにおいて、テーパ部の勾配を給油溝1近くではフラット部3側よ り大きくなる様にした。この勾配変化はステップ的に変化させる方法(図1)あ るいは連続的に変化させる方法(図2)がある。
【0006】
本考案のスラスト軸受11のメタルは給油溝1近くのテーパ勾配が大きくとら れていることから、スラスト軸受11が摩耗した場合においても給油溝1からテ ーパ部4,5へ油が流出するテーパ部5とスラストカラー2で挟まれた部分Hの 面積は十分確保されテーパ部への給油不足が不足することなく該スラスト軸受の 耐用寿命を大幅に延ばすことができる。
【0007】
以下図1〜3を参照し本考案の一実施例について説明する。 図1は第1実施例のスラスト軸受図、図2は第2実施例のスラスト軸受図、図 3は第1〜2実施例の作用説明図である。 図1に示すスラスト軸受の第1実施例はスラストを受けるテーパ部と潤滑油を テーパ部に供給する給油孔10及び給油溝1からなっている。又前記テーパ部は フラット部3側の勾配の小さい小テーパ部4と給油溝1側の勾配の大きい大テー パ部5からなっている。
【0008】 次に前記実施例の作用について説明する。 本考案のスラスト軸受11のメタルは、給油溝1の近くは大テーパ部(勾配大 )となっているので、スラスト軸受11が摩耗した場合においても、給油溝1か らテーパ部4,5へ油の流出するテーパ部とスラストカラー2との間に挟まれた 部分の面積は十分確保できる。 舶用、ディーゼル主機関で100%出力が加えられるのは、試運転時の短時間 のみで、船の就航後は機関負荷は通常75〜90%出力で運転される為、主機関 用過給機に使用される軸受の負荷は試運転時は高負荷がかかるが就航後は比較的 低負荷がかかるのみである。
【0009】 従って本考案のようにテーパランド形スラスト軸受のテーパ部を構成しておけ ば、試運転時の高負荷に耐えかつ就航後の軸受寿命を延長できる。 図2の第2実施例では、スラスト軸受メタルのテーパ部はフラット部3側の勾 配の小さな小テーパ部4と、給油溝1側の曲面部6からなり、この曲面は給油溝 1に近い程大きな勾配となっているが、その作用効果は第1実施例と全く同様で ある。
【0010】
100%出力で運転される試運転時には高い負荷がスラスト軸受がかかるが、 これは従来形スラスト軸受がかかる。これは従来形スラスト軸受と同様の勾配の 小さいテーパ部で受けられる。一方、就航後潤滑油中の異物により、徐々にスラ スト軸受メタルが摩耗し図3下のようになるが、本考案によるスラスト軸受メタ ルでは、給油溝側でテーパの勾配が大きくなっている為、摩耗後においても給油 溝1からテーパ部へ油が流出するすき間H′の高さは確保されるので、従来形で 生じる様なテーパ部への油供給の不足は生じない。
【0011】 またスラスト軸受摩耗後は、勾配の大きなテーパ部でスラストを受けるが、舶 用主機関では、就航中の出力は75〜90%であるので、最大負荷を考慮して設 計された勾配の小さいテーパ部が摩耗しても勾配の大きいテーパ部で実用上十分 にスラスト力を受けることが可能であり問題はなく、長寿命のスラスト軸受を提 供できる。
【図1】本考案の第1実施例に係るスラスト軸受図
【図2】本考案の第2実施例に係るスラスト軸受図
【図3】本考案によるスラスト軸受の摩耗時の状況図
【図4】従来例の図1応当図
【図5】従来例の図3応当図
1…給油溝、2…スラストカラー、3…フラット部、4
…小テーパ部(勾配小)、5…大テーパ部(勾配大)、
6…曲面部。
…小テーパ部(勾配小)、5…大テーパ部(勾配大)、
6…曲面部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 テーパランド形スラスト軸受において、
スラスト軸受メタルのテーパ部を複数個の勾配を有する
テーパ部となし、該テーパ部は給油溝に近い程勾配が大
きくなる様に形成したことを特徴とするテーパランド形
スラスト軸受構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6346491U JPH058031U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | テーパランド形スラスト軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6346491U JPH058031U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | テーパランド形スラスト軸受構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058031U true JPH058031U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=13229991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6346491U Withdrawn JPH058031U (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | テーパランド形スラスト軸受構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH058031U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2002077473A1 (ja) * | 2001-03-27 | 2004-07-15 | Nok株式会社 | スラスト軸受 |
| JP2006183702A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | スラスト軸受 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP6346491U patent/JPH058031U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2002077473A1 (ja) * | 2001-03-27 | 2004-07-15 | Nok株式会社 | スラスト軸受 |
| JP2006183702A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | スラスト軸受 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |