JPH057744A - 膜洗浄装置 - Google Patents
膜洗浄装置Info
- Publication number
- JPH057744A JPH057744A JP16537291A JP16537291A JPH057744A JP H057744 A JPH057744 A JP H057744A JP 16537291 A JP16537291 A JP 16537291A JP 16537291 A JP16537291 A JP 16537291A JP H057744 A JPH057744 A JP H057744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- cleaning
- water
- membrane module
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 膜モジュールの膜面に付着した汚濁物を効率
的に剥離洗浄する。 【構成】 膜モジュール4と、繊維状物質を含有する洗
浄水を貯留する洗浄水槽10と、この洗浄水を膜モジュ
ール4に供給する系(12、11)を備える膜洗浄装
置。 【効果】 繊維状物質による良好な物理的洗浄効果によ
り、膜面損傷等の不具合を生じることなく、膜面を短時
間で容易かつ効率的に洗浄し、膜性能を高い回復率にて
回復させることができる。
的に剥離洗浄する。 【構成】 膜モジュール4と、繊維状物質を含有する洗
浄水を貯留する洗浄水槽10と、この洗浄水を膜モジュ
ール4に供給する系(12、11)を備える膜洗浄装
置。 【効果】 繊維状物質による良好な物理的洗浄効果によ
り、膜面損傷等の不具合を生じることなく、膜面を短時
間で容易かつ効率的に洗浄し、膜性能を高い回復率にて
回復させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は膜洗浄装置に係り、特
に、MF(精密濾過)膜、UF(限外濾過)膜、RO
(逆浸透)膜等の膜モジュールの膜面に付着した汚濁物
を効率的に剥離洗浄することができる膜洗浄装置に関す
る。
に、MF(精密濾過)膜、UF(限外濾過)膜、RO
(逆浸透)膜等の膜モジュールの膜面に付着した汚濁物
を効率的に剥離洗浄することができる膜洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】膜分離装置による膜分離処理において
は、装置運転により経時的に膜モジュールの膜面に汚濁
物が付着し、膜の圧力損失が増大する、膜の目詰りが発
生して透過流束が低下する等の問題が生起する。
は、装置運転により経時的に膜モジュールの膜面に汚濁
物が付着し、膜の圧力損失が増大する、膜の目詰りが発
生して透過流束が低下する等の問題が生起する。
【0003】このような汚泥物付着による問題を軽減す
るために、従来、膜モジュールの構造について、汚泥物
付着防止のために様々な工夫がなされている。例えば、
クロスフロー濾過における膜面のゲル層形成防止のため
に、平板型膜モジュールの膜面に凹凸をつける濾板構造
が、本出願人より提案されている。また、最近では波板
スペーサーを採用したスパイラル型膜モジュールが実用
化されている。
るために、従来、膜モジュールの構造について、汚泥物
付着防止のために様々な工夫がなされている。例えば、
クロスフロー濾過における膜面のゲル層形成防止のため
に、平板型膜モジュールの膜面に凹凸をつける濾板構造
が、本出願人より提案されている。また、最近では波板
スペーサーを採用したスパイラル型膜モジュールが実用
化されている。
【0004】一方、膜面に付着した汚濁物を除去する方
法として、活性炭、イオン交換樹脂等の微粒子を混入し
た洗浄水を用いて膜面を洗浄する方法(物理的洗浄
法)、或いは、適当な薬液で膜面を洗浄する方法(化学
的洗浄法)が採用されている。
法として、活性炭、イオン交換樹脂等の微粒子を混入し
た洗浄水を用いて膜面を洗浄する方法(物理的洗浄
法)、或いは、適当な薬液で膜面を洗浄する方法(化学
的洗浄法)が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の汚濁物付着
防止のための膜モジュール構造及び汚濁物除去のための
膜面洗浄方法は、いずれも一長一短を有し、それぞれ、
一応の効果はあるが、十分に満足し得る効果は得られて
いない。特に、膜面洗浄方法については、膜分離装置の
被処理液の性状等に応じて様々な方法が採用されてはい
るものの、十分な洗浄効果が得られていないことから、
より一層の改善が望まれているのが現状である。
防止のための膜モジュール構造及び汚濁物除去のための
膜面洗浄方法は、いずれも一長一短を有し、それぞれ、
一応の効果はあるが、十分に満足し得る効果は得られて
いない。特に、膜面洗浄方法については、膜分離装置の
被処理液の性状等に応じて様々な方法が採用されてはい
るものの、十分な洗浄効果が得られていないことから、
より一層の改善が望まれているのが現状である。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決し、膜モ
ジュールの膜面に付着した汚濁物を効率的に剥離洗浄す
ることができる膜洗浄装置を提供することを目的とす
る。
ジュールの膜面に付着した汚濁物を効率的に剥離洗浄す
ることができる膜洗浄装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の膜洗浄装置は、
繊維状物質を含有する洗浄水を貯留する洗浄水槽と、該
洗浄水槽内の洗浄水を膜モジュールに供給する系とを備
えることを特徴とする。
繊維状物質を含有する洗浄水を貯留する洗浄水槽と、該
洗浄水槽内の洗浄水を膜モジュールに供給する系とを備
えることを特徴とする。
【0008】以下に本発明を詳細に説明する。本発明の
膜洗浄装置において、洗浄水中に含有させる繊維状物質
としては、セルロース、合成高分子等の、酸、アルカリ
に耐性があり、かつ、膜モジュールの膜面を損傷させる
ことのない物質よりなるものが好ましく、具体的には、
パルプ原料から得られたセルロースパウダー、ポリスチ
レンの粉末粒子等の合成高分子微粒子であって、その繊
維長さが50〜200μm、繊維幅が10〜50μm程
度のものが挙げられる。
膜洗浄装置において、洗浄水中に含有させる繊維状物質
としては、セルロース、合成高分子等の、酸、アルカリ
に耐性があり、かつ、膜モジュールの膜面を損傷させる
ことのない物質よりなるものが好ましく、具体的には、
パルプ原料から得られたセルロースパウダー、ポリスチ
レンの粉末粒子等の合成高分子微粒子であって、その繊
維長さが50〜200μm、繊維幅が10〜50μm程
度のものが挙げられる。
【0009】本発明に用いる洗浄水としては、上記繊維
状物質を水に懸濁させた洗浄水を好適に採用することが
できるが、好ましくは、下記〜の態様を採用するこ
とにより、繊維状物質による物理的洗浄と、薬品溶液に
よる化学的洗浄との相乗効果により著しく高い洗浄効果
が得られ、極めて有利である。
状物質を水に懸濁させた洗浄水を好適に採用することが
できるが、好ましくは、下記〜の態様を採用するこ
とにより、繊維状物質による物理的洗浄と、薬品溶液に
よる化学的洗浄との相乗効果により著しく高い洗浄効果
が得られ、極めて有利である。
【0010】 繊維状物質を酸又はアルカリ等の薬品
溶液に懸濁させた洗浄水を用いる。 繊維状物質を水
に懸濁させた洗浄水と、薬品溶液とを用い、繊維状物質
を水に懸濁させた洗浄水で洗浄後、薬品溶液で洗浄す
る。 繊維状物質を水に懸濁させた洗浄水で循環洗浄
し、所定時間後、洗浄水中に薬品(又は薬品溶液)を添
加する。
溶液に懸濁させた洗浄水を用いる。 繊維状物質を水
に懸濁させた洗浄水と、薬品溶液とを用い、繊維状物質
を水に懸濁させた洗浄水で洗浄後、薬品溶液で洗浄す
る。 繊維状物質を水に懸濁させた洗浄水で循環洗浄
し、所定時間後、洗浄水中に薬品(又は薬品溶液)を添
加する。
【0011】なお、洗浄水中の繊維状物質の含有量は、
洗浄水の種類や膜面に付着した汚濁物の性状、付着量に
よっても異なるが、通常の場合、繊維状物質を水に懸濁
させる場合には10〜50g/l、酸又はアルカリ等の
薬品溶液に懸濁させる場合には5〜20g/lとするの
が好ましい。この繊維状物質量が少な過ぎると、本発明
による十分な汚濁物の剥離効果が得られず、逆に多過ぎ
ると洗浄水の循環効率が低下するため、上記範囲とする
のが好ましい。
洗浄水の種類や膜面に付着した汚濁物の性状、付着量に
よっても異なるが、通常の場合、繊維状物質を水に懸濁
させる場合には10〜50g/l、酸又はアルカリ等の
薬品溶液に懸濁させる場合には5〜20g/lとするの
が好ましい。この繊維状物質量が少な過ぎると、本発明
による十分な汚濁物の剥離効果が得られず、逆に多過ぎ
ると洗浄水の循環効率が低下するため、上記範囲とする
のが好ましい。
【0012】本発明において、膜モジュールとしては特
に制限はないが、好ましくは前述の汚濁物の付着防止効
果の高い膜モジュール構造のもの、即ち、波板スペーサ
ーを挿入したスパイラル型膜モジュール又は平膜型膜モ
ジュール、とりわけ、スパイラル型膜モジュールが好適
である。このような膜面に汚濁物が付着し難い構造の膜
モジュールに対して本発明を適用することにより、より
一層優れた洗浄効果が達成される。
に制限はないが、好ましくは前述の汚濁物の付着防止効
果の高い膜モジュール構造のもの、即ち、波板スペーサ
ーを挿入したスパイラル型膜モジュール又は平膜型膜モ
ジュール、とりわけ、スパイラル型膜モジュールが好適
である。このような膜面に汚濁物が付着し難い構造の膜
モジュールに対して本発明を適用することにより、より
一層優れた洗浄効果が達成される。
【0013】即ち、例えば、繊維状物質を酸系の薬品水
溶液に懸濁させた洗浄水を用いて波板スペーサーを挿入
したスパイラル型膜モジュールを洗浄すると、波板スペ
ーサーの乱流効果により繊維状物質による汚濁物剥離効
果はより一層高められ、両効果の相乗効果で、膜面に付
着した汚濁物は効率的に剥離除去される。特に、汚濁物
が、酸化鉄又は炭酸カルシウム等の無機物質である場合
には、洗浄水中の酸系の薬品により、汚濁物の溶解反応
が促進され、洗浄効果は更に高められる。
溶液に懸濁させた洗浄水を用いて波板スペーサーを挿入
したスパイラル型膜モジュールを洗浄すると、波板スペ
ーサーの乱流効果により繊維状物質による汚濁物剥離効
果はより一層高められ、両効果の相乗効果で、膜面に付
着した汚濁物は効率的に剥離除去される。特に、汚濁物
が、酸化鉄又は炭酸カルシウム等の無機物質である場合
には、洗浄水中の酸系の薬品により、汚濁物の溶解反応
が促進され、洗浄効果は更に高められる。
【0014】なお、膜面に付着している汚濁物が有機物
質を主体とするものである場合には、アルカリ系の薬品
溶液に繊維状物質を懸濁させた洗浄水を用いるのが好ま
しい。
質を主体とするものである場合には、アルカリ系の薬品
溶液に繊維状物質を懸濁させた洗浄水を用いるのが好ま
しい。
【0015】膜面に付着した汚濁物を剥離洗浄した後の
洗浄水、即ち、洗浄廃液は、必要に応じて廃液処理(例
えば、中和、凝集、沈殿、濾過分離等の処理)に供され
るが、この場合、含有される繊維状物質により、効率的
に廃液処理を行なうことができる。即ち、例えば、酸化
鉄、酸化アルミニウム等を生体とする汚濁物を、繊維状
物質を含む酸系の薬品洗浄水で洗浄した場合の洗浄廃液
は、アルカリ剤で中和処理した後固液分離に供される
が、その際、繊維状物質が濾過助剤又は凝集剤として有
効に作用し、効率的に固液分離処理することが可能とさ
れる。
洗浄水、即ち、洗浄廃液は、必要に応じて廃液処理(例
えば、中和、凝集、沈殿、濾過分離等の処理)に供され
るが、この場合、含有される繊維状物質により、効率的
に廃液処理を行なうことができる。即ち、例えば、酸化
鉄、酸化アルミニウム等を生体とする汚濁物を、繊維状
物質を含む酸系の薬品洗浄水で洗浄した場合の洗浄廃液
は、アルカリ剤で中和処理した後固液分離に供される
が、その際、繊維状物質が濾過助剤又は凝集剤として有
効に作用し、効率的に固液分離処理することが可能とさ
れる。
【0016】
【作用】繊維状物質による良好な剥離効果により、膜面
を損傷させることなく、膜面に付着した汚濁物を容易か
つ効率的に剥離除去することができる。特に、洗浄水に
薬品を併用することにより、より一層洗浄効果が高めら
れ、少ない繊維状物質使用量にて、短時間で効率的に剥
離洗浄を行ない、膜の透過流束をほぼ完全に回復させる
ことが可能とされる。
を損傷させることなく、膜面に付着した汚濁物を容易か
つ効率的に剥離除去することができる。特に、洗浄水に
薬品を併用することにより、より一層洗浄効果が高めら
れ、少ない繊維状物質使用量にて、短時間で効率的に剥
離洗浄を行ない、膜の透過流束をほぼ完全に回復させる
ことが可能とされる。
【0017】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。第1図は本発明の膜洗浄装置の一実施例を
示す系統図である。
て説明する。第1図は本発明の膜洗浄装置の一実施例を
示す系統図である。
【0018】第1図において、1は原水槽2に原水を導
入する配管、3は原水槽2内の原水を膜モジュール4に
送給する配管であり、バルブV1 、循環水ポンプ5、圧
力計6を備える。7は膜モジュール4の膜透過水を処理
水として排出する配管であり、8は膜モジュール4の濃
縮水を原水槽2に返送する配管である。この配管8には
バルブV2 及び流量計9が設けられている。10は洗浄
水槽であり、配管8から分岐する洗浄水戻り管11及び
配管3に連結する洗浄水供給管12が接続されている。
これら洗浄水戻り管11及び洗浄水供給管12には、そ
れぞれバルブV3 、V4 が設けられている。
入する配管、3は原水槽2内の原水を膜モジュール4に
送給する配管であり、バルブV1 、循環水ポンプ5、圧
力計6を備える。7は膜モジュール4の膜透過水を処理
水として排出する配管であり、8は膜モジュール4の濃
縮水を原水槽2に返送する配管である。この配管8には
バルブV2 及び流量計9が設けられている。10は洗浄
水槽であり、配管8から分岐する洗浄水戻り管11及び
配管3に連結する洗浄水供給管12が接続されている。
これら洗浄水戻り管11及び洗浄水供給管12には、そ
れぞれバルブV3 、V4 が設けられている。
【0019】原水の濾過、脱塩等の膜分離処理を行なう
際には、まず、バルブV1 、V2 を開、バルブV3 、V
4 を閉とすると共に、循環水ポンプ5を起動させて、原
水槽2内の原水を配管3を経て膜モジュール4に供給
し、透過水を処理水として配管7より取り出すと共に、
濃縮水を配管8を経て原水槽2に循環させる。
際には、まず、バルブV1 、V2 を開、バルブV3 、V
4 を閉とすると共に、循環水ポンプ5を起動させて、原
水槽2内の原水を配管3を経て膜モジュール4に供給
し、透過水を処理水として配管7より取り出すと共に、
濃縮水を配管8を経て原水槽2に循環させる。
【0020】このような膜分離処理を継続して行なうこ
とにより、膜モジュール4の膜面に汚濁物が付着して、
透過流速の低下、損力損失の増大が圧力計6、流量計9
で確認された後は、一旦循環水ポンプ5を停止させ、バ
ルブV1 、V2 を閉、バルブV3 、V4 を開とした後、
再び循環水ポンプ5を起動して、洗浄水槽10内の洗浄
水を洗浄水供給管12、配管3を経て膜モジュール4に
供給し、その後、洗浄水戻り管11より洗浄水槽10に
返送する循環洗浄により、膜モジュール4の膜面の洗浄
を行なう。
とにより、膜モジュール4の膜面に汚濁物が付着して、
透過流速の低下、損力損失の増大が圧力計6、流量計9
で確認された後は、一旦循環水ポンプ5を停止させ、バ
ルブV1 、V2 を閉、バルブV3 、V4 を開とした後、
再び循環水ポンプ5を起動して、洗浄水槽10内の洗浄
水を洗浄水供給管12、配管3を経て膜モジュール4に
供給し、その後、洗浄水戻り管11より洗浄水槽10に
返送する循環洗浄により、膜モジュール4の膜面の洗浄
を行なう。
【0021】この洗浄に際し、洗浄水中に含有されてい
る繊維状物質により、膜面に付着した汚濁物は効率的に
剥離除去される。
る繊維状物質により、膜面に付着した汚濁物は効率的に
剥離除去される。
【0022】また、洗浄廃液は、必要に応じて洗浄水槽
10又は洗浄水戻り管11から抜き出され、廃液処理に
供されるが、その場合においても、前述の如く、繊維状
物質の作用により、効率的な処理が行なえる。
10又は洗浄水戻り管11から抜き出され、廃液処理に
供されるが、その場合においても、前述の如く、繊維状
物質の作用により、効率的な処理が行なえる。
【0023】なお、図示の装置では、バルブの開閉、ポ
ンプの起動、停止を、圧力計及び流量計の測定値に連動
してコンピュータ制御することにより、膜分離処理及び
膜洗浄を自動的に行なうことができる。
ンプの起動、停止を、圧力計及び流量計の測定値に連動
してコンピュータ制御することにより、膜分離処理及び
膜洗浄を自動的に行なうことができる。
【0024】以下に実験例を挙げて、本発明をより具体
的に説明する。 実験例1 第1図に示す装置(膜モジュールの設定条件は下記の通
り)に、原水(市水)を通水して脱塩処理を行なった。膜モジュールの設定条件 膜モジュールの構成:波板スペーサを挿入したポリアミ
ドRO膜(膜面積=25cm2 ) 膜面流束:0.5m/s秒 膜面圧力:7kg/cm2 透過流束:0.85m3 /m2 ・日 処理を継続して行なったところ、10日後に膜モジュー
ルの膜面にFe、Al等を主成分とする汚濁物が付着し
て透過流束が0.50m3 /m2 ・日に低下し、脱塩率
などの膜性能が低下したので、表1に示す洗浄水により
表1に示す時間膜洗浄を行なった。なお、繊維状物質と
しては、下記のものを使用した。繊維状物質 KCフロックW100(山陽国策パルプ株式会社製) (パルプ原料から得られたセルロースパウダー) 粒度:100メッシュパス90%以上 平均繊維長:約80μm 平均粒径(繊維幅):約10μm 洗浄後の透過流束及び下記式で求めた透過流束の回復率
を表1に示した。
的に説明する。 実験例1 第1図に示す装置(膜モジュールの設定条件は下記の通
り)に、原水(市水)を通水して脱塩処理を行なった。膜モジュールの設定条件 膜モジュールの構成:波板スペーサを挿入したポリアミ
ドRO膜(膜面積=25cm2 ) 膜面流束:0.5m/s秒 膜面圧力:7kg/cm2 透過流束:0.85m3 /m2 ・日 処理を継続して行なったところ、10日後に膜モジュー
ルの膜面にFe、Al等を主成分とする汚濁物が付着し
て透過流束が0.50m3 /m2 ・日に低下し、脱塩率
などの膜性能が低下したので、表1に示す洗浄水により
表1に示す時間膜洗浄を行なった。なお、繊維状物質と
しては、下記のものを使用した。繊維状物質 KCフロックW100(山陽国策パルプ株式会社製) (パルプ原料から得られたセルロースパウダー) 粒度:100メッシュパス90%以上 平均繊維長:約80μm 平均粒径(繊維幅):約10μm 洗浄後の透過流束及び下記式で求めた透過流束の回復率
を表1に示した。
【0025】
【数1】
【0026】
【表1】
【0027】表1より明らかなように、本発明によれ
ば、膜面の汚濁物を効率的に剥離洗浄して、膜の透過流
束を90%以上という高い回復率で回復させることがで
きる。特に、薬品洗浄を併用する場合(No. 3)には、
少ない繊維状物質量にて、従来(No. 1)の洗浄時間の
約1/4という短い洗浄時間にて透過流束をほぼ完全に
回復させることができる。しかして、透過流束の回復に
伴い、RO膜の脱塩率も十分に回復した。
ば、膜面の汚濁物を効率的に剥離洗浄して、膜の透過流
束を90%以上という高い回復率で回復させることがで
きる。特に、薬品洗浄を併用する場合(No. 3)には、
少ない繊維状物質量にて、従来(No. 1)の洗浄時間の
約1/4という短い洗浄時間にて透過流束をほぼ完全に
回復させることができる。しかして、透過流束の回復に
伴い、RO膜の脱塩率も十分に回復した。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の膜洗浄装置
によれば、洗浄水中に含有される繊維状物質の良好な物
理的洗浄効果により、膜モジュールの膜面に付着した汚
濁物を、膜面損傷等の不具合を引き起こすことなく、短
時間で容易かつ効率的に剥離洗浄し、圧力損失、透過流
束、脱塩率等の膜性能を著しく高い回復率にて回復させ
ることができる。本発明によれば、膜モジュールの膜性
能を高く維持して、安定かつ効率的な膜分離処理を行な
うことが可能とされる。
によれば、洗浄水中に含有される繊維状物質の良好な物
理的洗浄効果により、膜モジュールの膜面に付着した汚
濁物を、膜面損傷等の不具合を引き起こすことなく、短
時間で容易かつ効率的に剥離洗浄し、圧力損失、透過流
束、脱塩率等の膜性能を著しく高い回復率にて回復させ
ることができる。本発明によれば、膜モジュールの膜性
能を高く維持して、安定かつ効率的な膜分離処理を行な
うことが可能とされる。
【図1】第1図は本発明の膜洗浄装置の一実施例を示す
系統図である。
系統図である。
2 原水槽 4 膜モジュール 10 洗浄水槽
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 膜モジュールを洗浄するための装置であ
って、繊維状物質を含有する洗浄水を貯留する洗浄水槽
と、該洗浄水槽内の洗浄水を前記膜モジュールに供給す
る系とを備えることを特徴とする膜洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16537291A JPH057744A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 膜洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16537291A JPH057744A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 膜洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057744A true JPH057744A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15811127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16537291A Pending JPH057744A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 膜洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057744A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07148424A (ja) * | 1993-07-26 | 1995-06-13 | Pall Corp | 目詰まりした多孔質媒体を処理する方法 |
| JP2009241058A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-22 | Toyo Eng Corp | 排水の処理方法および排水処理装置 |
| JP2010184188A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 水処理方法および水処理装置 |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP16537291A patent/JPH057744A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07148424A (ja) * | 1993-07-26 | 1995-06-13 | Pall Corp | 目詰まりした多孔質媒体を処理する方法 |
| JP2009241058A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-22 | Toyo Eng Corp | 排水の処理方法および排水処理装置 |
| JP2010184188A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 水処理方法および水処理装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TW283657B (en) | Membrane device and its processing device | |
| CA2174847C (en) | Method and apparatus for recovering water from a sewer main | |
| JP3198923B2 (ja) | 膜の洗浄方法 | |
| JPH06292820A (ja) | 膜分離装置 | |
| JPH08243361A (ja) | 膜分離装置 | |
| JPH07236818A (ja) | 内圧式中空糸モジュールの逆洗方法 | |
| JP4071364B2 (ja) | 逆浸透膜分離装置の前処理装置 | |
| JP2000140585A (ja) | 膜分離装置の運転方法および膜分離装置 | |
| JPH10118470A (ja) | 分離膜モジュールの洗浄方法 | |
| JPH057744A (ja) | 膜洗浄装置 | |
| JP3333086B2 (ja) | 水処理装置 | |
| JP2004057883A (ja) | 外圧型中空糸膜モジュールを用いた浄水製造方法及びその装置 | |
| JPH07204474A (ja) | 膜分離装置及びその洗浄方法 | |
| JP3918304B2 (ja) | 中空糸膜処理装置 | |
| JPH11104636A (ja) | 逆浸透膜モジュールの洗浄方法及び装置 | |
| JP3919893B2 (ja) | 洗浄方法 | |
| JP3944973B2 (ja) | 逆浸透膜処理方法 | |
| JP3430385B2 (ja) | 膜の洗浄方法 | |
| JP2585879Y2 (ja) | 膜分離装置 | |
| JP4156984B2 (ja) | 分離膜モジュールの洗浄方法 | |
| JP3151977B2 (ja) | 中空糸膜モジュール濾過装置 | |
| JP2514930B2 (ja) | 逆洗用エゼクタを備えた膜分離装置 | |
| JP2017176951A (ja) | 分離膜モジュールの洗浄方法 | |
| JP3395274B2 (ja) | 膜分離装置 | |
| JPH01119306A (ja) | 逆浸透膜の洗浄方法 |