JPH0569802U - 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 - Google Patents
自動車用前照灯における光軸調整確認装置Info
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- JPH0569802U JPH0569802U JP074790U JP7479092U JPH0569802U JP H0569802 U JPH0569802 U JP H0569802U JP 074790 U JP074790 U JP 074790U JP 7479092 U JP7479092 U JP 7479092U JP H0569802 U JPH0569802 U JP H0569802U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水準器36を外部の衝撃から保護し、また水
準器36を灯室101内の熱から遮断保護することを目
的とする。 【構成】 灯室101の外部に位置させた水準器36を
透明キャップ11で覆っう。この結果、水準器36を透
明キャップ11で、外部の衝撃等、例えば異物が当った
り、水が入ったりすること等から、保護することができ
る。また、ランプハウジング1の開口10を覆って、水
準器36の挿通を許容し得る形状の、柔軟な防熱部材8
を設け、上記の水準器36を灯室101内空気の熱対流
から遮断する。この結果、水準器36は、熱の影響を極
力受けることがなく、その分正確な光軸調整の確認を行
なうことができる。
準器36を灯室101内の熱から遮断保護することを目
的とする。 【構成】 灯室101の外部に位置させた水準器36を
透明キャップ11で覆っう。この結果、水準器36を透
明キャップ11で、外部の衝撃等、例えば異物が当った
り、水が入ったりすること等から、保護することができ
る。また、ランプハウジング1の開口10を覆って、水
準器36の挿通を許容し得る形状の、柔軟な防熱部材8
を設け、上記の水準器36を灯室101内空気の熱対流
から遮断する。この結果、水準器36は、熱の影響を極
力受けることがなく、その分正確な光軸調整の確認を行
なうことができる。
Description
【0001】
本考案は、自動車用前照灯の上下方向の光軸調整を確認する光軸調整確認装置 に係り、特に水準器を、外部の衝撃、例えば小石等の異物が当ったり、水が入っ たりすること等から保護し、またランプハウジング内の熱等から遮断保護するこ とができる光軸調整確認装置に関するものである。
【0002】
自動車用前照灯は、照射光が上向き過ぎであると対向車に眩惑を与えるので危 険である。逆に、照射光が下向き過ぎであると走行方向前方の路上が旨く照明さ れないので運転し難い。そこで、自動車用前照灯においては、車体に装着した状 態で、その光軸を若干上向き・下向きに調節する装置を設ける必要が有る。
【0003】 この種の自動車用前照灯としては、例えば特開平3−276502号公報に記 載のものがある。この自動車用前照灯は、取付体に被調整体を、ピボット軸受機 構により回動可能に取り付け、その被調整体に光源バルブを装備し、前記被調整 体と前記取付体とに上下方向用の光軸調整機構を装備する。かかる、上下方向用 の光軸調整機構を操作して、前記被調整体を前記取付体に対して上下方向に回動 させて上下方向の光軸調整を行なうものである。 なお、上述の自動車用前照灯においては、上下方向用の光軸調整機構の他に、 左右方向用の光軸調整機構も装備されており、その左右方向用の光軸調整機構を 操作して、前記被調整体を前記取付体に対して左右方向に回動させて左右方向の 光軸調整を行なうこともできる。 また、上述の自動車用前照灯においては、リフレクタ可動タイプのものと、ラ ンプユニット可動タイプのものとがある。リフレクタ可動タイプのものは、取付 体としてのランプハウジングに被調整体としてのリフレクタを回動可能に取り付 けたものである。また、ランプユニット可動タイプのものは、取付体としての車 体に被調整体としてのランプユニットを回動可能に取り付けたものである。
【0004】 そして、上述の光軸の方向は厳密な調整を必要とするが、専門設備と専門技術 者によらねば容易に調整できない。そこで、自動車製造工場から出荷される前、 および専門整備工場で設備される際は専門技術者が専用の調整設備によって光軸 方向を調整する。ところが、光軸方向調整済みの自動車において、何等かの原因 で光軸調整が狂ってしまった場合には、再調整が必要になる。 この場合の再調整は、全然基準の無い状態から出発するのではなく、既に一度 正確な調整が行われているので、その調整状態を再現させるという方法をとれば 、専門の設備や技術者によらなくても実施することができる。こうした考え方に 基づく光軸調整確認装置(詳しくは、光軸調整済みの状態に再現されたか否かを 確認する装置)が種々案出されて実用されている。
【0005】 この種の光軸調整確認装置としては、例えば上述の特開平3−276502号 公報に記載のものがある。 この光軸調整確認装置は、被調整体に設けた水平延出部と、その水平延出部に 板ばね等を介して間接的に若しくはスクリュウ等で直接的に取り付けたケーシン グと、気泡管と、裏面に前記気泡管を支持し、かつ一端を前記ケーシングの一端 に係合した蓋体と、その蓋体の他端を前記ケーシングの他端に上下方向に傾動調 整可能に取り付けたスプリング及び調整スクリュウと、を備える。 かくして、専門設備,技術者による光軸調整を終えた後、気泡管の気泡が基準 線(目盛ゼロ点)に位置するように調整スクリュウを操作して、光軸調整確認装 置の初期設定を行なっておく。そして、車体の架装や積荷によって光軸方向を狂 わせた虞が有ると考えられたときは、当該自動車を水平な床面上に停止させた状 態で、気泡管の気泡の位置を視認する。このとき、気泡が基準線に一致していな ければ、上下方向の光軸が狂っていることとなるので、上下方向用の光軸調整機 構を操作して、気泡管の気泡の動きを目視しつつ、該気泡が基準線と一致するよ うに被調整体を上下方向に傾動調節すれば良い。この操作によって光軸の上下方 向は、正確に調整された元の状態に復元する。
【0006】
ところが、上述の従来の光軸調整確認装置は、気泡管やケーシングや蓋体等か らなる水準器を自動車用前照灯から外部にただ単に突出させたものであるから、 外部からの衝撃等に対する対策手段が何等施されていない。
【0007】 また、上述の従来の光軸調整確認装置は、ソケットフィクチャーから延設した 水平延出部に気泡管等の水準器を取り付けたものであるから、その気泡管は前照 灯の光源バルブの熱の影響を直接受け易い。この気泡管が熱の影響を受けると、 例えばこの気泡管の長手方向に温度差を生じる。この気泡管に温度勾配が出来る と、内液の特性により粘性が変化し、気泡が高温側へ移動するという現象を生じ る。このため、気泡管が水平であるのに気泡位置が偏ったり、気泡管が水平でな いのに気泡が中央基準線に位置したりして測定誤差を生じる。このため、前照灯 の光源バルブの点灯中は正しい光軸調整状態を再現することができない。また、 光源バルブを消灯しても気泡管内が均熱するまで待たなければ正しい光軸調整状 態を再現することができない。作業者が上記のような誤差に関する知識を有して いる場合は、光源バルブを消して均熱するまで待つことにより作業能率が下がっ たり、操作を煩わしく感じたりするだけで済むが、作業者にこうした知識が無い 場合は光軸方向を正しく再現調整したと思っていても誤差を生じる。
【0008】 本考案の目的は、水準器を、外部の衝撃から保護することができ、またランプ ハウジング内の熱から遮断保護することができる光軸調整確認装置を提供するこ とにある。
【0009】
本考案(請求項1に記載の考案)は、灯室の外部に位置させた水準器を透明キ ャップで覆ったことを特徴とする。
【0010】 また、本考案(請求項3に記載の考案)は、ランプハウジングの水準器挿通用 の開口を覆って、水準器の挿通を許容し得る形状の、柔軟なシートを設け、上記 の水準器をランプハウジング内空気の熱対流から遮断したことを特徴とする。
【0011】
本考案は、上記の構成により、灯室の外部に位置させた水準器を透明キャップ で、外部の衝撃等、例えば異物が当ったり、水が入ったりすること等から、保護 することができる。
【0012】 また、本考案は、上記の構成により、灯室の外部側の水準器を灯室内の空気の 熱対流から遮断することができる。この結果、前記水準器は、熱の影響を極力受 けることがなく、その分正確な光軸調整の確認を行なうことができる。
【0013】
以下、本考案に係る光軸調整確認装置の実施例のうちの3例を添付図面を参照 して説明する。 図1乃至図9は本考案の光軸調整確認装置の第1の実施例を示す。 図において、Aはこの考案の光軸調整確認装置を装備したリフレクタ可動タイ プの自動車用前照灯である。この自動車用前照灯Aは、下記の構造からなる。す なわち、図1乃至図4に示すように、取付体としてのランプハウジング1の前面 開口部に前面レンズ100を配設して、その前面レンズ100及びランプハウジ ング1により灯室101を形成する。この灯室101内に被調整体としての可動 リフレクタ2を配設し、その可動リフレクタ2を前記ランプハウジング1に、ピ ボット軸受機構102により回動可能に取り付ける。その可動リフレクタ2の前 面側に後述する光源バルブ103からの光を前記前面レンズ100側に反射させ る反射面を設ける。その可動リフレクタ2の反射面側に光源バルブ103を装備 し、かつその光源バルブ103を前記灯室101内に配設する。前記ランプハウ ジング1と前記可動リフレクタ2とに上下方向用の光軸調整機構104及び左右 方向用の光軸調整機構105を装備する。前記上下方向用の光軸調整機構104 若しくは左右方向用の光軸調整機構105を操作して、前記可動リフレクタ2( 光源バルブ103をも含む。)を前記ランプハウジング1に対して上下方向若し くは左右方向に回動させて光軸調整を行なうものである。 なお、上述の上下方向用の光軸調整機構104及び左右方向用の光軸調整機構 105及びピボット軸受機構102等は、例えば上述の特開平3−276502 号公報に記載のように、自明の手段であるので、その構造の詳細な説明や図示等 を省略する。 また、図2及び図3において、106は左右方向の光軸調整確認装置、107 はこの考案の上下方向の光軸調整確認装置である。
【0014】 そして、図4乃至図6に示すように、前記ランプハウジング1の後部のうち、 この考案の光軸調整確認装置を装備する箇所に開口10を設ける。このランプハ ウジング1の開口10の周縁に段部を設ける。一方、前記可動リフレクタ2の背 面のうち、この考案の光軸調整確認装置を装備する箇所に取付ボス部20を一体 に突設すると共に、その取付ボス部20の両側に2本の位置決め用の凸部21を それぞれ一体に突設する。なお、前記位置決め用の凸部21の方が前記取付ボス 部20より若干長い。
【0015】 図において、5は後述する水準器36を前記可動リフレクタ2に取り付ける取 付部材である。この取付部材5は、図7乃至図9に示すように、例えば薄鋼板か らなる第1取付板51に同じく例えば薄鋼板からなる第2取付板52を溶接等に より固定してなる。 前記第1取付板51は、ほぼ中間から一端部側の巾狭部と、他端部側の幅広部 とからなる。この第1取付板51の幅広部を直角に折り曲げて、水平部510と 垂直部511とを形成し、かつこの第1取付板51の水平部510の一端から垂 直部511の途中までの両側縁部を直角に折り曲げる。前記水平部510のほぼ 中央にねじ穴512を設ける。前記垂直部511の中央に取付ねじ50の貫通用 の透孔513を設けると共に、その貫通用の透孔513の両側に2個の位置決め 凸部21が貫通するための2個の透孔514をそれぞれ設ける。 前記第2取付板52は、水平底部の両側を直角に折り曲げてなる。この第2取 付板52の水平底部の中央部から一端部にかけて切り起こして、弾性部材として の舌形状の板ばねのばね部520を形成する。このばね部520の先端部を水平 に折り曲げて後述するケース6の底部に当接する水平当接部を設ける。なお、こ のばね部520、すなわち弾性部材は、取付部材5に一体に設けたが、後述する 水準器36のケース6側に一体に設けても良いし、また取付部材5及びケース6 の双方に一体に設けても良い。 この第2取付板52の水平底部の他端部に後述する初期設定保持用のねじ53 の貫通用の透孔521を、前記第1取付板51のねじ穴512と連通するように 設ける。この第2取付板52の両垂直側部の一端に円錐形凹部状の一対の係合凹 部522をそれぞれ一体に設ける。なお、この係合凹部522は、上述の円錐形 凹部状以外の凹部状でも良いし、また第2取付板52と別体のもので、接着等に より固定しても良い。 図6に示すように、前記取付部材5の位置決め用の2個の透孔514を、前記 可動リフレクタ2の位置決め用の2個の凸部21に外嵌して、取付部材5の可動 リフレクタ2への取付位置を決める。次に、取付ねじ50により、前記取付部材 5を前記可動リフレクタ2に取り付ける。なお、前記位置決め機構21及び51 4は、可動リフレクタ2に取り付ける取付部材5の短手方向(図6中矢印a方向 )の水平度を保つものである。
【0016】 図において、53は水準器の初期設定保持具としてのねじである。このねじ5 3は、後述する水準器36を支持部材522及び602の支持支点を中心に回動 させて前記水準器36の初期設定を行ない、かつその初期設定後の前記水準器3 6の姿勢を前記ばね520の弾性力に抗して保持するものである。
【0017】 図において、36は気泡管3をケース6内に収容保持した水準器である。 前記気泡管3は、図5及び図6に示すように、例えばBC(半硬質ガラス)等 からなる透明管30中に例えば無水アルコール等の液体を封入して気泡31を形 成する。この気泡管3の透明管30の上面に目盛32を、軸方向(長手方向)に 対して直角に施す。この気泡管3の透明管30の一端面の中心に液体を封入する ためのほぼ円錐形状をなす凸部33を一体に設けると共に、その透明管30の他 端面に平面の基準面34を形成する。また、この気泡管3の透明管30を、側面 から見て、中央部がやや上方に上がり、かつ両端がやや下方に下がった湾曲形状 に形成する。 前記ケース6は、例えばPP(ポリプロピレン)等の合成樹脂からなる。また 、本体部60の一端に蓋部62の一端を、一体連結部61を介して開閉可能にか つ一体に設けてなる。前記本体部60の内部に前記気泡管3を収容する収容凹部 630を設ける。かつこの本体部60の一端部の両側外面に前記取付部材5の一 対の係合凹部522に上下方向に回動可能に支持するためのほぼ円錐形状の一対 の係合凸部602をそれぞれ一体に設ける。なお、この係合凸部602は、上述 の円錐形状以外の凸部形状でも良いし、また本体部60と別体のもので、接着等 により固定しても良い。 図において、64は前記ケース6の本体部60の一端に設けたリブ形状若しく は板形状の弾性保持部である。また、図において、65は前記本体部60の収容 凹部630の他端面に設けた平面の基準面である。
【0018】 かくして、前記気泡管3を前記ケース6の本体部60内に押し込んで、そのケ ース6の底部の上面に気泡管3の下面を合せて、かつその気泡管3をケース5内 に収納すると共に、前記気泡管3の凸部33に弾性保持部64を弾性当接する。 次に、前記ケース6の蓋部62をヒンジ構造の一体連結部61において回動させ て、その蓋部62で本体部60の開口部を覆う。なお、この際、蓋部62には透 視用の透孔620が設けられているので、気泡管3の目視には何等影響を与えな い。このようにして、水準器36が構成される。 かくして、前記水準器36の一対の係合凸部602を前記取付部材5の一対の 係合凹部522に係合させて、水準器36を取付部材5に、前記係合凹部522 及び係合凸部602からなる支持部材の支持支点を中心に上下方向に回動可能に 支持させる。次に、ねじ53を前記水準器36の透孔を通して取付部材5のねじ 穴512にねじ込む。その結果、前記水準器36は、前記取付部材5に、初期設 定可能に取り付けられ、かつその初期設定後の前記水準器36の姿勢が前記ばね 520の弾性力に抗して保持されることとなる。また、前記水準器36は、前記 取付部材5を介して、ランプハウジング1の開口10から自動車用前照灯Aの灯 室101の外部に突出して位置することとなる。
【0019】 図において、8は防熱部材である。この防熱部材8は、図2乃至図6に示すよ うに、柔軟なゴム弾性を有する部材からなり、前記ランプハウジング1の開口1 0の周縁に嵌合する環状部80と、その環状部80と一体に形成され前記開口1 0を覆うシート部81とからなる。このシート部81に前記水準器36及び取付 部材5の挿通を容易にするための複数本のスリット82を放射状に設けると共に 、その複数本のスリット82の先端に複数個の丸穴83を設けて、スリット82 の先端から裂け目が生じないように構成する。 上記の防熱部材8の環状部80を前記ランプハウジング1の開口10の周縁に 嵌合すると共に、その防熱部材8のシート部81を前記ランプハウジング1の開 口10を覆う。この防熱部材8は、自動車用前照灯Aの外部側の水準器36を自 動車用前照灯Aの灯室101内の空気の熱対流から遮断するものである。この結 果、前記水準器36は、熱の影響を極力受けることがなく、その分正確な光軸調 整の確認を行なうことができる。 なお、上述の防熱部材8は、ランプハウジング1の開口10の周縁に取り付け たものであるが、後述する透明キャップ11の開口端の周縁に取り付けても良い 。
【0020】 図において、11は透明キャップである。この透明キャップ11は、図2乃至 図6に示すように、PMMA(ボリメタクリル酸メチル)等からなり、一端を開 口した中空状の円筒形状をなす。この透明キャップ11の開口端部側の外面に3 個の取付片110を、等間隔に一体に設ける。この取付片110は、ほぼ三角形 状をなし、かつ透明キャップ11に対して垂直にかつ放射状に設けられている。 また、この透明キャップの開口端に外側に突出した段部を設ける。この透明キャ ップ11で前記自動車用前照灯Aの灯室101の外部に突出した水準器36を覆 うと共に、ランプハウジング1の開口10を覆う。また、この透明キャップ11 の開口端の段部の内側と前記ランプハウジング1の開口10の周縁の段部の外側 との間にOリングを介在させる。この透明キャップ11の3個の取付片110を 3本の取付ねじ111でランプハウジング1の開口10の周縁に取り付ける。 この透明キャップ11は、前記自動車用前照灯Aの灯室101の外部に突出し た水準器36を覆うので、その水準器36を外部の衝撃等(例えば、異物が当っ たり、水が入ったりすること。)から保護することができる。
【0021】 この考案の光軸調整確認装置は、以上の構成からなるので、専門設備,技術者 による光軸調整を終えたとき、透明キャップ11を取り外して気泡管3の気泡3 1が中央基準線若しくはケース6の一対の小三角形の中央基準突起と一致するよ うに、ねじ53を操作して、水準器36の初期設定を行なう。そして、水準器3 6の初期設定が完了したところで、透明キャップ11を取付ねじ111でランプ ハウジング1に取り付けておく。その後、架装や積荷などの関係で光軸方向を狂 わせたおそれが有ると考えられたときは、当該自動車を水平な床面上に停止させ た状態で、透明キャップ11の外側から気泡管3の気泡31の位置を視認する。 このとき気泡31が中央基準線に一致していなければ、透明キャップ11を取り 外すことなくその外側から気泡31の動きを目視しつつ、上下方向用の光軸調整 機構104を操作して、該気泡31が中央基準線と一致するように可動リフレク タ2を上下方向に傾動調節すれば良い。この操作によって光軸Z−Zの上下方向 は、正確に調整された元の状態に復元する。
【0022】 図10はこの考案の光軸調整確認装置をランプユニット可動タイプの自動車用 前照灯Bに装備した状態の断面図である。 このランプユニット可動タイプの自動車用前照灯Bは、ランプハウジング1及 び固定リフレクタ200及び光源バルブ(図示せず)等からなるランプユニット (被調整体)を取付体としての車体109にピボット軸受等(図示せず)により 回動可能に取り付け、そのランプユニットと車体109とに光軸調整機構(図示 せず)を装備してなるものである。このランプユニット可動タイプの自動車用前 照灯Bのランプハウジング1のボス部108に取付部材5を取付ねじ50により 取り付け、この取付部材5に水準器36を、支持部材522,602及び弾性部 材(図示せず)及びねじ53により、取り付け、その水準器36を灯室101の 外部に位置させ、かつこの水準器36を透明キャップ11で覆う。 この例の光軸調整確認装置は、上述の光軸調整確認装置と同様に、水準器36 を外部の衝撃等から保護することができる。
【0023】 図11はこの考案の光軸調整確認装置の変形例を示した断面図である。 この実施例は、取付部材5を無くし、この考案の光軸調整確認装置(水準器3 6等からなる。)を、被調整体としての可動リフレクタ2(若しくはランプユニ ットB)に、初期設定可能に直接取り付けたものである。すなわち、可動リフレ クタ2の後部に取付部材201を後方に一体に突設し、かつこの取付部材201 をランプハウジング1の開口10から外部に突出させる。この取付部材201は 、上述の取付部材5の第2取付板52と同様の縦断面形状をなす。この外部に突 出した取付部材201の水平底部に水準器36を載置し、その取付部材201の 両垂直側部に水準器36を、支持部材(一対の係合凹部202及び一対の係合突 部602)により回動可能に支持すると共に、この取付部材201の水平底部と 水準器36の底面との間に弾性部材(図示せず)を介在させ、さらにねじ53を 水準器36のケース6を介して前記取付部材201にねじ込む。 そして、上述の灯室101から外部に突出した水準器36を透明キャップ11 で覆う。かつ、ランプハウジング1の開口10に防熱部材8を張設する。この結 果、上述の実施例と同様に、水準器36を外部の衝撃から保護することができ、 また水準器36を灯室101内の熱から遮断保護することができる。 なお、この図11はリフレクタ可動タイプの自動車用前照灯について説明した が、ランプユニット可動タイプのものにも適用することができる。この場合、ラ ンプハウジング1から取付部材を後方に一体に突設して、その取付部材に水準器 を、支持部材や弾性部材やねじ等を介して、初期設定可能に取り付ける。
【0024】
以上から明らかなように、本考案の光軸調整確認装置は、灯室の外部に位置さ せた水準器を透明キャップで覆ったものであるから、その水準器を透明キャップ で、外部の衝撃等、例えば異物が当ったり、水が入ったりすること等から、保護 することができる。
【0025】 また、本考案は、ランプハウジングの水準器挿通用の開口を覆って、水準器の 挿通を許容し得る形状の、柔軟なシートを設け、上記の水準器をランプハウジン グ内空気の熱対流から遮断したものであるから、灯室の外部側の水準器を灯室内 の空気の熱対流から遮断することができる。この結果、前記水準器は、熱の影響 を極力受けることがなく、その分正確な光軸調整の確認を行なうことができる。
【図1】光軸調整確認装置を装備したリフレクタ可動タ
イプの自動車用前照灯の正面図である。
イプの自動車用前照灯の正面図である。
【図2】同じく背面図である。
【図3】同じく要部の拡大背面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】同じく要部の拡大断面図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】取付部材の平面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線断面図であ
る。
る。
【図9】図7におけるIX−IX線断面図である。
【図10】本考案の光軸調整確認装置の第2の実施例を
示し、ランプユニット可動タイプの自動車用前照灯に装
備した状態の縦断面図である。
示し、ランプユニット可動タイプの自動車用前照灯に装
備した状態の縦断面図である。
【図11】本考案の光軸調整確認装置の第3の実施例を
示した断面図である。
示した断面図である。
A…リフレクタ可動タイプの自動車用前照灯、1…ラン
プハウジング(取付体)、2…可動リフレクタ(被調整
体)、3…気泡管、5…取付部材、6…ケース、8…防
熱部材、10…ランプハウジングの開口、11…透明キ
ャップ、36…水準器、53…ねじ(初期設定保持
具)、520…ばね部、(弾性部材)、522…係合凹
部(支持部材)、602…係合凸部(支持部材)、B…
ランプユニット可動タイプの自動車用前照灯(ランプユ
ニットで被調整体)、109…車体(取付体)、201
…取付部材、202…係合凹部(支持部材)。
プハウジング(取付体)、2…可動リフレクタ(被調整
体)、3…気泡管、5…取付部材、6…ケース、8…防
熱部材、10…ランプハウジングの開口、11…透明キ
ャップ、36…水準器、53…ねじ(初期設定保持
具)、520…ばね部、(弾性部材)、522…係合凹
部(支持部材)、602…係合凸部(支持部材)、B…
ランプユニット可動タイプの自動車用前照灯(ランプユ
ニットで被調整体)、109…車体(取付体)、201
…取付部材、202…係合凹部(支持部材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01C 9/24 8201−2F
Claims (3)
- 【請求項1】 取付体と、その取付体に回動可能に取り
付けた被調整体と、その被調整体に装備し、かつ灯室内
に配設した光源バルブと、前記取付体に対して前記被調
整体を上下方向に回動させて上下方向の光軸調整を行う
光軸調整機構と、を備えた自動車用前照灯において、 ケースと気泡管とからなり、前記被調整体に取り付け、
かつ前記灯室の外部に位置させ、前記気泡管の気泡の動
きを目視して前記被調整体の上下方向の光軸調整を確認
する水準器と、 前記水準器を覆った透明キャップと、 を備えたことを特徴とする自動車用前照灯における光軸
調整確認装置。 - 【請求項2】 水準器は、被調整体としての可動リフレ
クタに取り付けられており、かつ取付体としてのランプ
ハウジングに設けた開口から灯室の外部に突出されてお
り、 透明キャップは、前記ランプハウジングの開口の周縁に
取り付けられており、かつ前記水準器及び前記開口を覆
い、 前記開口には、前記水準器を前記ランプハウジング内の
空気の熱対流から遮断する防熱部材が、張設されてい
る、 ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用前照灯にお
ける光軸調整確認装置。 - 【請求項3】 ランプハウジング内にリフレクタが傾動
可能に支承され、該リフレクタの光軸方向を上下に調節
する手段を具備しており、かつ、上記リフレクタの後方
にブラケットが固定されていて該ブラケットによって支
持された水準器が、前記ランプハウジングに設けられた
水準器用開口から後方に突出している自動車用前照灯に
おいて、 前記ランプハウジングの水準器開口を覆って、水準器の
挿通を許容し得る形状の、柔軟なシートを設け、上記の
水準器をランプハウジング内空気の熱対流から遮断した
ことを特徴とする自動車用前照灯における光軸調整確認
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP074790U JPH0569802U (ja) | 1991-10-28 | 1992-10-27 | 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-88280 | 1991-10-28 | ||
| JP8828091 | 1991-10-28 | ||
| JP074790U JPH0569802U (ja) | 1991-10-28 | 1992-10-27 | 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569802U true JPH0569802U (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=26415968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP074790U Pending JPH0569802U (ja) | 1991-10-28 | 1992-10-27 | 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569802U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03187105A (ja) * | 1989-12-06 | 1991-08-15 | Robert Bosch Gmbh | 自動車用の前照灯 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP074790U patent/JPH0569802U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03187105A (ja) * | 1989-12-06 | 1991-08-15 | Robert Bosch Gmbh | 自動車用の前照灯 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |