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JPH0567525A - 磁性積層体およびその製造方法ならびに磁気抵抗効果素子の製造方法 - Google Patents

磁性積層体およびその製造方法ならびに磁気抵抗効果素子の製造方法

Info

Publication number
JPH0567525A
JPH0567525A JP3254600A JP25460091A JPH0567525A JP H0567525 A JPH0567525 A JP H0567525A JP 3254600 A JP3254600 A JP 3254600A JP 25460091 A JP25460091 A JP 25460091A JP H0567525 A JPH0567525 A JP H0567525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
buffer layer
laminated body
thin film
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3254600A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Araki
荒木悟
Yoshikazu Narumiya
成宮義和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP3254600A priority Critical patent/JPH0567525A/ja
Publication of JPH0567525A publication Critical patent/JPH0567525A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y25/00Nanomagnetism, e.g. magnetoimpedance, anisotropic magnetoresistance, giant magnetoresistance or tunneling magnetoresistance
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/32Spin-exchange-coupled multilayers, e.g. nanostructured superlattices
    • H01F10/324Exchange coupling of magnetic film pairs via a very thin non-magnetic spacer, e.g. by exchange with conduction electrons of the spacer
    • H01F10/325Exchange coupling of magnetic film pairs via a very thin non-magnetic spacer, e.g. by exchange with conduction electrons of the spacer the spacer being noble metal

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 Ag、AuおよびCuの少なくとも1種を含
む単結晶状バッファ層上に、Fe、CoおよびNiの少
なくとも1種を含む磁性薄膜と、Ag薄膜とを交互にエ
ピタキシャル成長させながら積層する。バッファ層、磁
性薄膜およびAg薄膜は、好ましくは分子線エピタキシ
ー法で成膜する。RHEEDパターンはバッファ層、多
層膜とも(100)配向単結晶であることを示す。積層
体は、面内に磁化容易軸をもち、面内の角型比0.5以
下であり、反強磁性を示す。 【効果】 従来の反強磁性型の積層体と比較して、数k
Oe程度と低い磁場でも巨大磁気抵抗変化率を示し、こ
の磁気抵抗変化率はバッファ層によって格段と高いもの
となり、0.01〜20kOe の範囲で1〜150%の任
意の磁気抵抗変化率を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性積層体と、その製
造方法と、磁気抵抗効果素子(MR素子)の製造方法と
に関する。
【0002】
【従来の技術】各種磁気抵抗センサ(MRセンサ)や磁
気抵抗ヘッド(MRヘッド)などのMR素子は、磁界に
よる磁性膜の電気抵抗変化を検出して磁界強度やその変
化を測定するものであり、一般に、室温における磁気抵
抗変化率が大きく、動作磁界強度が小さいことが要求さ
れる。
【0003】MR素子の磁性膜としては、従来、異方性
磁気抵抗効果を利用するFe−Ni合金(パーマロイ)
やNi−Co合金が代表的に用いられている。しかし、
Fe−Ni合金やNi−Co合金では、動作磁界強度は
小さいが磁気抵抗変化率が2〜5%と小さい。
【0004】他方、薄膜技術の進歩により、分子線エピ
タキシー(MBE)法を用いた人工格子が登場してい
る。この人工格子は、分子線エピタキシー(MBE)法
を用いて形成された金属の原子オーダーの厚さの薄膜が
周期的に積層された構成をもち、バルク状の金属とは異
なった特性を示す。
【0005】このような人工格子の1つとして、Feと
Crを交互に積層したFe/Cr系磁性積層体の巨大磁
気抵抗変化材料が開発されている。このものでは、Cr
薄膜をはさんだFe薄膜が、反平行に磁気的に結合して
いる。そして、外部磁場により、このFeのスピンが一
方向に揃いだし、それに従い抵抗が減少していく。この
結果4.2Kで46%、室温で16%の巨大な磁気抵抗
変化を示す(PhysicalReview Letters 61巻、247
2ページ、1988年等)。
【0006】しかし、Fe/Cr型磁性積層体は、磁気
抵抗変化率(MR変化率)は大きいものの動作磁界強度
が20kOe程度と極めて大きく、MR素子としては実
用上の制約がある。
【0007】このような反強磁性を示す人工格子磁性積
層体については、その後世界中で活発な研究開発が開始
されており、現在までに、Co/Cr系、Co/Ru系
磁性積層体で、反強磁性的なスピンの層間結合が発見さ
れている。(Physical Review Letters 64巻、230
4ページ、1990年)。しかし、MR変化率は、Co
/Cr系で6.5%(4.5K)、Co/Ru系で6.
5%(4.5K)ときわめて小さな値である。
【0008】そこで本発明者らは、巨大磁気抵抗変化を
示し、しかも巨大磁気抵抗変化を示す動作磁界強度を小
さくでき、またその動作磁界強度を変化させることので
きる磁性積層体の開発を目的として種々検討を行なっ
た。その結果、特願昭3−186906号として、F
e、CoおよびNiの1種以上を含む磁性薄膜と、Ag
薄膜とを分子線エピタキシー法で積層した磁性積層体を
提案している。このものは、面内に磁化容易軸をもち、
面内の角型比Br/Bsが0.5以下であり、反強磁性
的スピン配列をしており、数kOe と低い磁場でも巨大磁
気抵抗変化率を示し、室温で最大20%にもおよぶ巨大
磁気抵抗変化率が得られる。
【0009】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、先の提案の(Fe、Co、Ni)/Ag系磁性積層
体の磁気抵抗変化率をさらに増大し、きわめて大きな磁
気抵抗変化を示し、巨大磁気抵抗変化を示す動作磁界強
度を変化させることのできる磁性積層体と、その製造方
法と、磁気抵抗変化素子の製造方法とを提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(8)の本発明により達成される。
【0011】(1)Ag、AuおよびCuの少なくとも
1種を含む単結晶状バッファ層上に、Fe、Coおよび
Niの少なくとも1種を含む磁性薄膜と、Ag薄膜とを
積層した多層膜を有することを特徴とする磁性積層体。
【0012】(2)前記多層膜が、2〜60A の厚さの
Fe、CoおよびNiの1種以上を含む磁性薄膜と、2
〜60A の厚さのAg薄膜とを分子線エピタキシー法に
よってエピタキシャル成長させながら積層したものであ
る上記(1)に記載の磁性積層体。
【0013】(3)面内に磁化容易軸をもち、面内の角
型比がBr/Bsが0.5以下である上記(1)または
(2)に記載の磁性積層体。
【0014】(4)反強磁性を示す上記(1)ないし
(3)のいずれかに記載の磁性積層体。
【0015】(5)前記バッファ層の厚さが100〜2
000A である上記(1)ないし(4)のいずれかに記
載の磁性積層体。
【0016】(6)基体上に、Ag、AuおよびCuの
少なくとも1種を含む単結晶状のバッファ層を形成し、
このバッファ層上に、上記(1)ないし(5)のいずれ
かに記載の多層膜を形成することを特徴とする磁性積層
体の製造方法。
【0017】(7)前記バッファ層は、分子線エピタキ
シー法によって成膜後、150〜500℃にてアニール
して形成される上記(6)に記載の磁性積層体の製造方
法。
【0018】(8)上記(6)または(7)に記載の方
法で磁性積層体を得、この磁性積層体の多層膜表面に基
板を接着し、その後、前記基体およびバッファ層を除去
し、前記多層膜をパターニングすることを特徴とする磁
気抵抗効果素子の製造方法。
【0019】
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成を詳細に説明
する。
【0020】本発明の磁性積層体は、基体上に、バッフ
ァ層を有する。バッファ層は、Ag、AuおよびCuの
1種以上を含むものであればよく、実質的にAg、Au
あるいはCuから形成されるものの他、これらの2種ま
たは3種の合金であってもよい。あるいは、場合によっ
ては、これらの1〜3種を30at% 以上含む合金であっ
てもよい。
【0021】そして、バッファ層は、実質的に単結晶を
なし、(100)配向をしており、高速反射電子線回折
(RHEEP)パターンには、<010>方向や<01
1>方向に明瞭な等間隔のストリークが観察され、リン
グ状の回析は実質的に存在しない。
【0022】バッファ層の厚さは、100〜2000A
より好ましくは200〜1500A、特に400〜10
00A とすることが好ましい。バッファ層を厚くしすぎ
ることは時間やコストの無駄となり、薄すぎるとバッフ
ァ層本来のバルクとしての格子定数を保てなくなり、バ
ッファ層としての機能が消失する。
【0023】このようなバッファ層により、バッファ層
の抵抗を除外した抵抗変化である実質磁気抵抗変化率
は、2〜8倍程度向上する。
【0024】用いる基体の材質としては、マグネシアM
gO(100)、ガリウム−ヒ素GaAs(100)、
その他一般的な正方晶の単結晶基板が、使用可能であ
る。なお、基体の厚さには特に制限はないが、後述の基
体除去を行なうときには0.1〜3mm程度とすることが
好ましい。
【0025】このような基体上に形成されたバッファ層
上には、複数の鉄族元素を含む磁性薄膜が形成されてお
り、各磁性薄膜は、非磁性中間層であるAg薄膜と交互
に積層されている。本発明における磁性薄膜は、Fe、
CoおよびNiの1種以上を含むものであればよく、実
質的にFe、CoあるいはNiから形成されるもののほ
か、これらの2種または3種の合金であってもよい。あ
るいはこれらの1〜3種を30at% 以上含む合金であっ
てもよい。
【0026】磁性薄膜の厚さは60A 以下、 特に50A
以下、より好ましくは40A 以下、さらに好ましくは2
0A 以下とすることが好ましい。厚さが60A を超える
と、層間の磁性元素間の距離が相対的に遠くなり、反強
磁性的結合がなくなり、巨大磁気抵抗変化が示されなく
なってくる。また、磁性薄膜の厚さは2A 以上、特に、
4A 以上とすることが好ましい。2A 未満となると、形
成面内に磁性元素が連続して配列しなくなり、強磁性を
示さなくなる。
【0027】Ag薄膜は、Agのみから形成されること
が好ましく、その厚さは60A 以下、特に50A 以下、
より好ましくは45A 以下とすることが好ましい。60
A を超えると、磁性薄膜間の距離が大きくなり、反強磁
性的結合が失われてくる。また、Ag薄膜の厚さは、2
A 以上とすることが好ましい。2A 未満であると、連続
膜とならず、非磁性中間層の機能が失われてくる。
【0028】これら磁性薄膜、Ag薄膜およびそれらの
人工格子多層膜は、バッファ層により、実質的に単結晶
をなし、(100)配向している。そして、この(10
0)エピタキシャル成長は、前記同様、RHEEDパタ
ーンにて、<010>方向や<011>方向に明瞭な等
間隔のストリークが観察されることで確認される。
【0029】このような場合、本発明の磁性積層体で
は、磁性層のくり返し周期、とりわけAg薄膜の膜厚変
化によって、磁気交換結合エネルギーが周期的に振動し
つつ変化する。このような事実は、最近、スパッタによ
る磁性積層体では報告されているが、MBE法による本
発明の磁性積層体人工格子では始めての発見である。
【0030】より具体的には、主にAg薄膜の膜厚によ
る振動型磁気結合によって、Ag薄膜の膜厚を2〜60
A の範囲で変化させると、飽和印加磁界Hsatが周期
的に変化する。Hsatは、1kOe 〜10kOe の範囲に
て周期的に変化し、しかもHsatの極大値および極小
値も変化する。この際、磁気抵抗変化率も周期的に変化
し、振動するが、実質磁気抵抗変化率として、室温にて
20%をこえ、30%にも及ぶ巨大磁気抵抗変化率が得
られるAg薄膜膜厚領域が存在する。
【0031】この結果、2〜60A の範囲にてAg薄膜
の厚さを選択することにより、動作磁界強度0.01〜
20kOe にて、室温にて1〜50%の実質磁気抵抗変化
率をもつ磁性積層体を自由に設計することができる。な
お、実質磁気抵抗変化率とは、バッファ層の抵抗分を差
し引いた多層膜の磁気抵抗変化率である。
【0032】なお、磁性薄膜やAg薄膜の厚さは、透過
型電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡、オージェ電子分光分
析等により測定することができ、また、結晶構造等はX
線回折等によっても確認することができる。
【0033】本発明の磁性積層体において、磁性薄膜の
積層数および磁性薄膜/Ag薄膜ユニットのくり返し回
数に特に制限はなく、目的とする磁気抵抗変化率等に応
じて適宜選定すればよいが、十分な磁気抵抗変化率を得
るためには、くり返し回数を2回以上、特に8回以上と
することが好ましい。くり返し回数が多いほど自由電子
が散乱される割合が多くなり好ましい。また、くり返し
回数をあまりに多くすると膜質の劣化が大きくなり、特
性の向上が望めなくなるので、500回以下、特に20
0回以下とすることが好ましい。なお、長周期構造は、
小角X線回折パターンにて、くり返し周期に応じた1
次、2次ピーク等の出現により確認することができる。
【0034】このような積層体は、磁性薄膜の層間の反
強磁性的結合の結果、反強磁性を示すものである。反強
磁性は、例えば偏極中性子線回折によって容易に確認す
ることができる。また、反強磁性を示す結果、振動型磁
力計やB−Hトレーサーにて、積層体面内の印加磁場−
磁化曲線ないしB−Hループを測定すると、角形比Br
/Bsは0.5以下、特に0.3以下の値となり、場合
によってはBr/Bsはほぼ0となる。この際、印加磁
場−磁化曲線やB−Hループの減磁カーブと昇磁カーブ
とはきわめて近接する。そして、振動型磁力計やB−H
トレーサーやトルク計で、面内および面内法線方向面の
磁化のしやすさ、あるいは異方性エネルギーを測定する
と、磁化容易軸は面内に存在する。なお、図3には、曲
線Aおよび曲線Bとして、それぞれ、積層体面内および
法線面の印加磁場−磁化曲線が示される。面内のBr/
Bsが0.5を越えると積層体の内部において反強磁性
を示す割合が急激に減少してしまい、その結果、MR変
化率が減少してしまう。
【0035】なお、日本応用磁気学会誌13,335−
338(1989)には、高周波スパッタ法を用いたC
o/Ag、Fe/Ag系の人工格子磁性積層体が記載さ
れいる。しかし、このものは、極磁気カー効果を利用す
るための積層体であって、垂直磁気異方性をもち、MR
素子としたときには、MR変化率が低い。また、Japane
se Journal of Applied Physics, 26 巻 Supplement 26
-3,1451 ページ、1987年には、やはりスパッタ法に
よるCo/Ag系等の人工格子磁性積層体が報告されて
いるが、この場合は、積層体の電気抵抗(シート抵抗)
とCoとAgの積層周期依存性について主に述べられて
おり、反強磁性を示すとの報告はなく、またMR変化率
についても調べられていない。
【0036】さらにSuperlattices and Microstructure
s 4巻、1号、45ページ、1988年には、スパッタ
法により作製したFe、CoおよびNiとAgとの磁性
積層体のホール係数や磁気抵抗効果について述べられて
いる。しかしここで述べられているCo/Agの磁気抵
抗効果は弱い印加磁場のときに様々な方向を向いている
Coの磁区構造によってもたらされるものであり、反強
磁性による巨大な磁気抵抗変化とは根本的に異なる。
【0017】さらに、日本応用磁気学会誌13,339
−342(1989)には、分子線エピタキシー法によ
るCo/Au系の人工格子磁性積層体が報告されている
が、このものも垂直磁気異方性をもち、MR変化率は1
%(0.5kOe、室温)と低い。
【0037】本発明の磁性積層体を製造するには、分子
線エピタキシー(MBE)法を用いることが好ましい。
本発明の場合、形成する磁性薄膜およびAg薄膜の層厚
が極めてうすいため、ゆっくりと被着させることが必要
となる。成膜中の不純物混入を避けるため、超高真空領
域での成膜が必要となる。また、各々の層を生成する際
に相互拡散を起こし、反強磁性が失われることのないよ
う、被着粒子のエネルギーは低い程よい。この目的にも
っとも適しているのは、MBE法である。
【0038】MBE法は、超高真空蒸着法の1種であ
り、超高真空中で蒸着源から蒸発した分子ないし物質を
基体表面に付着させて薄膜を成長させる方法である。具
体的には、シャッタの開閉により蒸着源を選択し、膜厚
計で測定しながら磁性薄膜と非磁性薄膜とを交互に蒸着
して多層膜を形成する。
【0039】この際、通常、10-11 〜10-9Torr程度
の到達圧力とし、蒸着中の圧力は10-11 〜10-7Tor
r、特に10-10 〜10-7Torr程度とすることが好まし
い。そして、成膜速度は0.01〜1A/sec 、特に0.
05〜0.5A/sec 程度とすることが好ましい。
【0040】エピタキシャル成長による多層膜の形成に
際しては、基板温度を100℃以下、特に60℃以下に
保つことが好ましい。基板温度が高すぎると、界面部分
で各々の元素が相互拡散をおこし、人工格子の膜質が低
下する。なお、磁性薄膜を磁界中で成膜し、面内磁気異
方性を強めてもよい。
【0041】このような人工格子多層膜を担持するバッ
ファ層の形成に際してもMBE法を用いる。この際、成
膜速度は0.01〜1A/sec 、特に0.05〜0.3A/
secが好ましい。成膜速度が大きすぎると結晶構造が乱
れてしまい、単結晶バッファ層が得られにくくなる。た
だし、余りに遅い成膜速度では、時間やコストの無駄と
なる。なお、バッファ層成膜時の基体温度は200℃以
下、特に100℃以下が好ましい。基体温度が高すぎる
と、島状成長をおこしたり、バッファ表面に起伏や凹凸
を生じたりする。
【0042】このような成膜を行ったのち、表面平滑な
単結晶バッファ層を得るためアニールを行なうことが好
ましい。アニール圧力は、10-11 〜10-8Torrとし、
アニール温度150〜500℃、アニール時間1〜60
分とすることが好ましい。アニールの温度が高すぎた
り、時間が長すぎたりすると表面に凹凸が生じてしま
う。
【0043】そして、この後、このバッファ層上に、前
記のMBE法により、人工格子多層膜のエピタキシャル
成長を行う。
【0044】このような磁性積層体は、磁気抵抗センサ
(MRセンサ)や磁気抵抗ヘッド(MRヘッド)などの
各種磁気抵抗素子(MR素子)に用いられる。本発明の
バッファ層を有する磁性積層体から磁気抵抗素子を製造
するには、以下のような手順に従うことが好ましい。
【0045】まず、図1(a)に示されるように、前記
の方法に従い、単結晶の基体3上にバッファ層1および
多層膜2を有する磁性積層体を得る。次いで、図1
(b)に示されるように、多層膜2に別の基板5を接着
層4を介して一体化する。
【0046】用いる基板5の材質に制限はなく、アモル
ファスガラス基板、結晶化ガラス基板の他、通常用いら
れる各種基板、例えば、マグネシア、サファイヤ、シリ
コン、アルミナ、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バ
リウム、ニオブ酸リチウム、、チタン酸カルシウ等の各
種酸化物や、アルミナ−チタンカーバイド等の基板はい
ずれも使用可能であるが、特にコストと経時的に多層膜
に悪影響を及ぼさない点で、無アルカリガラスが好まし
い。そして、その厚さは0.3〜1mm程度とすればよ
い。また、用いる接着剤としては、公知の各種接着剤は
いずれも使用可能である。
【0047】この後、図1(c)に示されるように、基
体3とバッファ層1とを除去する。より具体的には、ラ
ッピング、ポリッシング等により単結晶基板3、バッフ
ァ層1の順に除去を行なう。この際、バッファ層1は多
層膜2上、dの厚さだけ残存させた方がよい。dはでき
るだけ0に近いことが好ましいが、100A 程度以下と
することが好ましい。dが大きくなると、残存単結晶バ
ッファ層と流れる電流が多くなり、みかけ上の磁気抵抗
変化率が減少してしまう。ただし、dがあまりに小さく
なると、人工格子多層膜にダメージが生じ、磁気抵抗変
化率が減少するので、dは50〜100A であることが
好ましい。
【0048】次いで、多層膜2をパターンニングして、
電極付により電極6を形成し、保護層やリード7を形成
して、図2、図3に示される磁気抵抗効果素子が製造さ
れる。
【0049】なお、上記ではバッファ層の除去を行なっ
たが、バッファ層の除去を行なわずに磁気抵抗素子を作
製してもよいことは勿論である。
【0050】
【実施例】以下、具体的実施例を挙げ、本発明をさらに
詳細に説明する。
【0051】実施例1 表面を鏡面研磨した0.5mm厚のマグネシアMgO(1
00)単結晶基体上に、MBE法でAg膜を成膜した。
到達圧力は7×10-11 Torr、動作圧力は7×10-10T
orr 、成膜速度は0.1A/sec とし、基体を22℃に保
持して、30rpm で回転させながら蒸着を行い、739
AのAgバッファ層を形成した。
【0052】図4(a)に、成膜直後のバッファ層のR
HEEDパターンを示す。成膜直後のAgバッファ層の
RHEEDパターンは<010>、<011>方向とも
等間隔のストリークが観察されるが、同時にリング状の
回析も観察されている。これは成膜直後のバッファ層の
結晶構造としては、単結晶となっている部分のほかに多
結晶の部分も少し含まれていることを示している。
【0053】バッファ層成膜後、圧力を8×10-9Torr
に維持したまま、350℃にて、15分間アニールを行
った。アニール後のRHEEDパターンを図4(b)に
示す。アニールにより、<010>、<011>方向と
も、ストリークはきわめて明瞭なものとなっており、
(100)単結晶Agバッファ層が形成されていること
がわかる。バッファ層形成時の基体温度を100℃以下
の温度に低く保つことにより平坦な表面が得られる。し
かし結晶構造が多少乱れてしまい、多少多結晶の部分が
含まれてしまう。そこでこのバッファ層を超高真空槽内
でアニールすることにより、表面を平滑に保ったまま、
結晶構造を改善し、単結晶とすることができる。
【0054】次いで、槽内を3×10-10 Torrとして、
このバッファ層上に、Co磁性薄膜と、Ag薄膜とを交
互に蒸着し、6AのCoと21AのAgを1単位とし
て、これを30回積層した磁性積層体サンプルを作製し
た。以下において、このような場合を [Co(6)-Ag(21)]30 と表示する。各薄膜の厚さは、透過型電子顕微鏡により
測定した。
【0055】蒸着は、MBE法により行い、動作圧力は
9.7×10-10 Torr、成膜速度はCoの場合0.1A/
sec 、Agの場合0.2A/sec とし、基体を30rpm で
回転させながら蒸着を行なった。蒸着の際の基体温度は
45℃とした。
【0056】人工格子多層膜のRHEEDパターンを図
4(c)に示す。<010>、<011>方向とも明瞭
なストリークが観察され、(100)エピタキシャル成
長が良好に行われたことがわかる。
【0057】印加磁場−磁化曲線を、振動型磁力計によ
り測定した。また、サンプルを0.3mm×1.0mmの短
冊状とし、外部磁界を最大−20〜+20kOe まで変化
させたときの抵抗を4端子法により測定し、実質磁気抵
抗(MR)変化率ΔR/Rを求めた。測定電流は1.0
9μA とし、外部磁界を異なる方向から印加した。MR
変化率ΔR/Rは、最大抵抗値をRmax、最小抵抗値をR
min とし、 ΔR/R=(Rmax −Rmin )/Rmin ×100(%) として計算した。この際としては、積層体全体の抵抗R
tは、バッファ層の抵抗Rbと、多層膜の実質磁気抵抗
Rmの並列結合と仮定し、Rm=Rt×Rb/(Rb−
Rt)、(Rb=5.4Ω)を用いて、それぞれの印加
磁場のときのRtよりRmを算出し、このRmからΔR
/Rを求めた。
【0058】MR変化率を図5に示す。図5中、Trans
は試料面内、電流と直角方向に外部磁界を印加した場
合、Longは、試料面内、電流と平行方向に外部磁界を印
加した場合、Normalは、試料法線方向に外部磁界を印加
したときの結果である。Transでは、室温にて、印加磁
界20kOe で29.9%の実質MR変化率が得られた。
また、77Kでは、118.2%を得た。
【0059】さらに、試料面内方向の印加磁場−磁化曲
線が図6(a)に示される。この場合の角形比は0.1
であった。
【0060】これらから、積層体は面内に磁化容易軸を
もち、角形比は小さく、反強磁性を示すことが推定され
た。実際、偏極中性子線回折の結果も、積層ユニット厚
の2倍周期に対応したブラッグ角に回折線が認められ、
層間の反強磁性的結合が確認された。
【0061】なお、基体をアモルファスガラスにかえた
他は、前記と全く同様にAgバッファ層と、[Co
(6)−Ag(21)]30の多層膜との磁性積層体を形
成した。このもののアニール後のバッファ層も、多層膜
もRHEEDパターンには単結晶を示す事実は確認され
なかった。このものの面内Br/Bsは、図6(b)に
示されるように、0.1で面内に磁化容易軸をもち、反
強磁性を示した。
【0062】この積層体は、図7に示されるように、室
温で14%、また77K、20kOeで26.1%のMR
変化率を示した。これらから、本発明の単結晶バッファ
層の効果が明らかである。
【0063】実施例2 実施例1において、[Co(6)−Ag(t)]70
て、Ag薄膜の厚さtを種々変えて実験を行なった。
【0064】Ag薄膜の厚さを変えたときの飽和印加磁
場Hsatを測定したところ、Hsatは、Ag薄膜の
厚さの変化により、周期的に振動して変化していること
が確認された。振動の極大ピークは、t=9A および2
5A にあり、反強磁性結合エネルギーJAFを、 JAF=Hsat・Ms・t(Co)/4 t(Co)はCo層の厚さ から計算すると、9A の1次ピークで0.12erg/cm
2 、25A の2次ピークで0.15erg/cm3 と評価され
た。
【0065】なお、以上のような効果は、NiやFeの
磁性薄膜でも、Au、Cuの単結晶バッファ層でも同等
に実現した。
【0066】
【発明の効果】本発明の多層膜は、従来の反強磁性的結
合による磁気抵抗変化積層体と比較して、より低磁場で
より大きな巨大磁気抵抗変化が得られる。この多層膜
は、単結晶状バッファ層上にエピタキシャル成長させて
形成されているので、磁気抵抗変化比はより一層大きな
ものとなる。そして、磁気結合エネルギーの振動周期変
化を利用して、0.01〜20kOe の任意の動作磁界に
て、1〜150%の任意の磁気変化を得ることができ
る。そして、外部磁場方向によって、異なる磁気抵抗変
化特性を得ることができるという特徴をもつ。さらに、
バッファ層を除去して磁気抵抗素子とすれば、きわめて
大きな感度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁性積層体を用いて磁気抵抗素子を製
造する際の工程を説明するための正面図である。
【図2】本発明によって得られる磁気抵抗素子の正面図
である。
【図3】本発明によって得られる磁気抵抗素子の平面図
である。
【図4】本発明の磁性積層体の製造方法における工程終
了ごとの高速反射電子線回折パターンを示す図面代用写
真である。
【図5】本発明の磁性積層体の印加磁場と磁気抵抗(M
R)変化率との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の磁性積層体の印加磁場−磁化曲線を示
すグラフである。
【図7】他の磁性積層体の印加磁場と、磁気抵抗(M
R)変化率との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 バッファ層 2 多層膜 3 基体 4 接着層 5 基板 6 電極 7 リード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ag、AuおよびCuの少なくとも1種
    を含む単結晶状バッファ層上に、Fe、CoおよびNi
    の少なくとも1種を含む磁性薄膜と、Ag薄膜とを積層
    した多層膜を有することを特徴とする磁性積層体。
  2. 【請求項2】 前記多層膜が、2〜60A の厚さのF
    e、CoおよびNiの1種以上を含む磁性薄膜と、2〜
    60A の厚さのAg薄膜とを分子線エピタキシー法によ
    ってエピタキシャル成長させながら積層したものである
    請求項1に記載の磁性積層体。
  3. 【請求項3】 面内に磁化容易軸をもち、面内の角型比
    がBr/Bsが0.5以下である請求項1または2に記
    載の磁性積層体。
  4. 【請求項4】 反強磁性を示す請求項1ないし3のいず
    れかに記載の磁性積層体。
  5. 【請求項5】 前記バッファ層の厚さが100〜200
    0A である請求項1ないし4のいずれかに記載の磁性積
    層体。
  6. 【請求項6】 基体上に、Ag、AuおよびCuの少な
    くとも1種を含む単結晶状のバッファ層を形成し、この
    バッファ層上に、請求項1ないし5のいずれかに記載の
    多層膜を形成することを特徴とする磁性積層体の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記バッファ層は、分子線エピタキシー
    法によって成膜後、150〜500℃にてアニールして
    形成される請求項6に記載の磁性積層体の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の方法で磁性積
    層体を得、 この磁性積層体の多層膜表面に基板を接着し、 その後、前記基体およびバッファ層を除去し、 前記多層膜をパターニングすることを特徴とする磁気抵
    抗効果素子の製造方法。
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