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JPH055251A - 織機の稼動条件決定方法と、その装置 - Google Patents

織機の稼動条件決定方法と、その装置

Info

Publication number
JPH055251A
JPH055251A JP15042991A JP15042991A JPH055251A JP H055251 A JPH055251 A JP H055251A JP 15042991 A JP15042991 A JP 15042991A JP 15042991 A JP15042991 A JP 15042991A JP H055251 A JPH055251 A JP H055251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating conditions
loom
condition
operating condition
fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15042991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Sainen
勉 西念
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsudakoma Corp, Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Corp
Priority to JP15042991A priority Critical patent/JPH055251A/ja
Publication of JPH055251A publication Critical patent/JPH055251A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 織物仕様qに対応して、最適の稼動条件Dを
自動決定する。 【構成】 織物仕様qを入力する仕様入力手段11と、
過去の実績稼動条件Di を記憶するデータ記憶手段12
と、データ抽出手段13、実験計画手段14、条件決定
手段15とを設ける。データ抽出手段13は、与えられ
る織物仕様qに対し、近似の織物仕様に対応する実績稼
動条件Di をデータ記憶手段12から抽出した上、実験
計画手段14を介して試織条件を決定する。人手によっ
て試織結果を評価すると、条件決定手段15は、それに
基づき、最適の稼動条件Dを自動決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製織すべき織物の仕
様に対応して、織機の最適稼動条件を自動的に決定する
ための織機の稼動条件決定方法と、その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】織機は、製織すべき織物の仕様(以下、
単に織物仕様という)に対応して、その稼動条件を最適
に設定する必要がある。たとえば、織機がエアジェット
ルームであるときは、製織時の織機の回転数、緯入れ用
の空気圧、経糸張力等の稼動条件は、製織される織物の
単位時間当りの生産量、品質、織機の稼動率等に大きな
影響を及ぼす。
【0003】そこで、織物仕様が与えられたときは、そ
れに対応して、織機の最適稼動条件を決定しなければな
らないが、そのためには、熟練工による多数回の試織
と、その逐次評価とが必要であった。
【0004】一方、このような煩雑な工程を一挙に自動
処理することも提案されている(たとえば、特開昭61
−239057号公報)。ここでは、織物仕様ごとに、
過去の実績稼動条件を記憶しておき、まず、与えられた
織物仕様に最も近似する織物仕様に対応する実績稼動条
件を検索して抽出する。次いで、同一仕様の稼動条件が
見出されたか否かにより、過去の稼動条件をそのまま流
用して採用し、または、過去の稼動条件に対して、適当
な補間修正計算を行なって稼動条件を決定する手法が提
示されている。
【0005】これらの一連の動作は、コンピュータシス
テムにより、多数台の織機群を制御対象として、自動的
に処理することが可能である。なお、一般に、織物仕様
としては、経糸や緯糸の糸種と太さ、織物組織、経糸本
数と織幅、緯糸の打込み密度等のパラメータが使用され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、稼動条件を決定するための一連の処理を全自動
によって行なうことができるから、処理が高速であると
いう利点がある一方、同一の織物仕様が過去の実績デー
タ中に見出し得なかった場合には、補間修正計算結果が
必ずしも適確とはいえない場合があるという問題があっ
た。すなわち、このときの補間修正計算は、織物仕様の
各パラメータごとに、過去の近似の実績データから、今
回の織物仕様に対応する稼動条件を補間計算により修正
して算出するものであるから、各パラメータの偏移量が
小さく、それぞれのパラメータが独立変数であるか、独
立変数とみなし得る範囲であるときはよいとしても、そ
うでないときは、算出された稼動条件が最適稼動条件に
なる保証がないからである。
【0007】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、過去の実績稼動条件と、人手による試
織結果の評価とを合理的に組み合わせることによって、
与えられた織物仕様に適合する最適稼動条件を、速やか
に、しかも適確に決定することができる織機の稼動条件
決定方法と、その装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、織物仕様に対応
して織機の稼動条件を決定するに際し、織物仕様ごとに
記憶する過去の実績稼動条件から、与えられた織物仕様
に近似の織物仕様に対応する稼動条件を自動抽出し、抽
出した稼動条件に基づいて複数の試織条件を自動決定
し、作業者の試織結果の評価に基づき、最適の稼動条件
を自動決定することをその要旨とする。
【0009】第2発明の構成は、織物仕様を入力する仕
様入力手段と、織物仕様ごとに過去の実績稼動条件を記
憶するデータ記憶手段と、仕様入力手段を介して与えら
れる織物仕様に近似の織物仕様に対応する稼動条件をデ
ータ記憶手段から抽出して複数の試織条件を決定するデ
ータ抽出手段と、作業者の試織結果の評価に基づき、最
適の稼動条件を自動決定する条件決定手段とを備えるこ
とをその要旨とする。
【0010】なお、データ抽出手段は、試織の際のサン
プル数を最少にするための実験計画手段を備えることが
できる。
【0011】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、織物仕様
が与えられると、与えられた織物仕様に近似の織物仕様
に対応する過去の実績稼動条件を抽出し、それに基づい
て試織条件を決定する。すなわち、このときの試織条件
は、十分な経験を有する熟練工によって決定される試織
条件に近い合理的なものとすることができる。また、試
織結果の評価は、人手によって行ない、その評価に基づ
いて最適の稼動条件を自動決定するが、このときの決定
手法は、いわゆる最適値の推論であって、ファジィ推論
を含む各様の手法を適用することが可能である。
【0012】第2発明の構成によるときは、データ抽出
手段は、仕様入力手段を介して与えられる織物仕様に基
づき、データ記憶手段に記憶されている織物仕様ごとの
過去の実績稼動条件から、近似の織物仕様に対応する稼
動条件を抽出した上、試織条件を決定する。また、条件
決定手段は、試織結果の評価に基づき、最適の稼動条件
を推論して自動決定する。したがって、試織と、その結
果評価の工程に人手を介在させる他は、すべての工程を
自動的に処理し、第1発明を円滑に実施することができ
る。
【0013】データ抽出手段に実験計画手段を備えれ
ば、実験計画手段は、実験計画法にいうラテン方格(L
atin square)等の手法を適用することによ
り、試織の際のサンプル数、すなわち所要試織回数を最
少にすることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0015】織機の稼動条件決定装置は、仕様入力手段
11、データ記憶手段12、データ抽出手段13、実験
計画手段14、条件決定手段15を備えてなり(図
1)、全体として、中央演算装置とメモリ装置と入出力
装置とを有するコンピュータ内のソフトウェアによって
実現するものとする。
【0016】仕様入力手段11は、たとえば、データ入
力用のキーボードとデータ表示用のディスプレイ装置と
の組合せからなり、図示しない織機に仕掛けるための織
物仕様qを入力することができる。ただし、ここでは、
織物仕様qは、簡単のために、経糸や緯糸の太さと糸
種、織物組織、緯糸の打込み密度(以下、単に密度とい
う)の各パラメータによって表現するものとする。
【0017】仕様入力手段11の出力は、データ抽出手
段13に接続されている。また、データ記憶手段12の
出力は、データ抽出手段13を介して、実験計画手段1
4に接続されており、さらに、データ抽出手段13の出
力は、条件決定手段15に分岐接続されている。なお、
条件決定手段15の出力は、データ記憶手段12にフィ
ードバック接続されている。
【0018】実験計画手段14と条件決定手段15との
間には、人手による試織評価工程Aが介在され、条件決
定手段15の出力側は、織機の稼動工程Bに直結されて
いる。
【0019】データ記憶手段12には、織物仕様qi
(i=1、2…)ごとに、過去の織機の実績稼動条件D
i (i=1、2…)が記憶されている。すなわち、稼動
工程Bにより、織機を現実に稼動させるに際し、条件決
定手段15は、織機の稼動条件Dを決定し、これを織機
に設定する。このとき、条件決定手段15は、データ記
憶手段12に稼動条件Dをフィードバックし、データ記
憶手段12は、そのときの織物仕様qに対応して、フィ
ードバックされる稼動条件Dを記憶するものとする。
【0020】いま、仕様入力手段11を介して、新しく
製織すべき織物の織物仕様qが入力されると(図2のプ
ログラムステップ(1)、以下、単に(1)のように記
す)、仕様入力手段11は、これをデータ抽出手段13
に転送する。
【0021】データ抽出手段13は、与えられた織物仕
様qをキーとして、データ記憶手段12に記憶されてい
る稼動条件Di を検索し、同一の織物仕様qi =qが見
出されたときは(2)、その織物仕様qi =qに対応す
る稼動条件Di を抽出し(3)、それを条件決定手段1
5に転送する。そこで、条件決定手段15は、転送され
た稼動条件Di を、与えられた織物仕様qに対応する最
適の稼動条件Dとして決定し(4)、稼動工程Bにおい
て、織機を稼動させればよい。なお、条件決定手段15
によって決定された稼動条件Dは、適当な通信ラインを
経由して織機に対して一挙に転送し、設定してもよい
が、適当なディスプレイ装置を介して外部に表示し、織
工が、その表示内容に従って織機に対して手動設定する
ようにしてもよい。前者の場合には、条件決定手段15
は、稼動条件Dを設定した後、織機を自動的に起動させ
ることも可能である。
【0022】データ抽出手段13は、データ記憶手段1
2の記憶内容を検索したとき、同一の織物仕様qi =q
を見出すことができなかったときは(2)、経糸、緯糸
の糸種が同一の織物仕様qi =qiaが存在するか否かを
チェックし(5)、同一糸種の織物仕様qi =qiaが見
出せなかったときは、その旨を表示して(6)、プログ
ラムを終了する。このとき、織工は、参考になる実績稼
動条件Di が見出せなかったので、以後、従来の手順に
従って試織を繰り返し、その遂次評価の結果に基づい
て、稼動条件Dを人手によって決定しなければならな
い。
【0023】データ抽出手段13は、同一糸種の織物仕
様qi =qiaが見出し得たときは(5)、そのうち、経
糸、緯糸が同一または近似の太さに係る実績稼動条件D
i1、同一または近似の織物組織に係る実績稼動条件Di
2、同一または近似の密度に係る実績稼動条件Di3を抽
出し((7)ないし(9))、各実績稼動条件Dij(j
=1、2、3)に含まれる織機の回転数、緯入れ用の空
気圧、経糸張力から、それぞれの近似データNj 、Pj
、Tj (j=1、2、3)を抽出する。
【0024】たとえば、同一の太さの経糸、緯糸を使用
した実績稼動条件Di1が見出された場合は(図3のプロ
グラムステップ(1)、以下、単に(1)のように記
す)、それが複数個存在するか否かをチェックし
(2)、複数個存在するときには、存在する複数の同一
例を採用する(3)。同一例がないか(1)、あっても
1個のみであるときは(2)、与えられた織物仕様qに
おける経糸、緯糸の太さの直近上位、直近下位に該当す
る近似例を追加して採用する(4)。つづいて、プログ
ラムは、このようにして採用した複数の同一例または近
似例に相当する実積稼動条件Di1に含まれる織機の回転
数、緯入れ用の空気圧、経糸張力の各パラメータの平均
値をとり、実績稼動条件Di1に基づく近似データN1 、
P1 、T1 として算出する(5)。
【0025】データ抽出手段13は、織物組織、密度に
ついても、全く同様にして、実績稼動条件Di2、Di3に
基づく近似データN2 、P2 、T2 、N3 、P3 、T3
を算出し、抽出することができる(図2のプログラムス
テップ(8)、(9)、図3)。
【0026】実験計画手段14は、このようにして、デ
ータ抽出手段13によって抽出された回転数、空気圧、
経糸張力の近似データNj 、Pj 、Tj を使用して実験
計画を作り(10)、試織条件を決定する(11)。こ
のとき、試織の際のサンプル数、すなわち所要試織回数
は、3要因3水準の組合せであるから、本来、3×3×
3=27(回)が必要であるが、実験計画法におけるラ
テン方格や直交配列表を用いれば、これを最少の9回に
することができる(図4)。すなわち、実験計画手段1
4は、試織条件として、図4の各サンプル番号に対応し
て、回転数、空気圧、経糸張力の近似データNj 、P
j、Tj を決定するから、以後、織工は、これらの試織
条件に従って試織を実行すればよい。
【0027】試織結果は、人手によって評価する。すな
わち、各サンプル番号ごとの試織サンプルに対し、単位
時間当りの生産量、品質、織機の稼動率等を勘案した総
合的な相対評価をして行き、その結果を条件決定手段1
5に入力すれば(図2のプログラムステップ(1
2))、条件決定手段15は、最良評価を得たサンプル
番号に対応する近似データNj 、Pj 、Tj の組合せ
が、与えられた織物仕様qに対応する最適の稼動条件D
であるとして自動決定することができる(4)。ただ
し、ここで、相対評価とは、たとえば、まず、サンプル
番号1の試織サンプルを基準にとり、サンプル番号2の
試織サンプルと比較して、優れた方を新しい基準にと
り、以下、同様の手順を全試織サンプルについて実行し
て、最良評価のサンプル番号を決定するものである。
【0028】このようにして、稼動条件Dが決定された
ら、条件決定手段15は、この稼動条件Dをデータ記憶
手段12に転送して記憶するとともに(図1)、通信ラ
インを介し、または人手により、稼動させるべき織機に
対して稼動条件Dを設定することができるから、以後、
織機は、与えられた織物仕様qに対応する最適の稼動条
件Dにより、連続稼動させることができる(図1の符号
B)。
【0029】ここで、図1と図2とを対比すれば、前者
の仕様入力手段11は、後者のプログラムステップ
(1)に対応し、データ抽出手段13は、プログラムス
テップ(2)、(3)、(5)ないし(9)に対応す
る。また、実験計画手段14は、プログラムステップ
(10)、(11)に対応し、条件決定手段15は、プ
ログラムステップ(4)に対応している。なお、図2の
プログラムステップ(7)、(8)、(9)の詳細は、
図3のプログラムフローチャートによって表現すること
ができる。
【0030】織工は、このようにして織機を連続稼動さ
せた後、その稼動状況を監視し、設定された稼動条件D
を手動変更する場合がある。手動変更の結果が一層良好
であるときは、新しい稼動条件をデータ記憶手段12に
更新記憶させ、次回の稼動条件決定に役立てることがで
きる。また、この際の新しい稼動条件の転送動作も、通
信ラインを介して自動転送させ、または、人手を介して
行なうことが可能である。
【0031】
【他の実施例】試織結果の評価は、各サンプル番号の試
織サンプルに対し、たとえば、5段階評価による評価得
点を与える絶対評価によってもよい(図5)。
【0032】各サンプル番号の試織サンプルに対して評
価得点xi (i=1、2…)が与えられたら、条件決定
手段15は、各サンプル番号における要因、水準ごとの
評価得点xi の平均値μ(Nj )、μ(Pj )、μ(T
j )を求める。すなわち、 μ(N1 )=(x1 +x2 +x3 )/3 μ(N2 )=(x4 +x5 +x6 )/3 μ(N3 )=(x7 +x8 +x9 )/3 μ(P1 )=(x1 +x4 +x7 )/3 μ(P2 )=(x2 +x5 +x8 )/3 μ(P3 )=(x3 +x6 +x9 )/3 μ(T1 )=(x1 +x6 +x8 )/3 μ(T2 )=(x2 +x4 +x9 )/3 μ(T3 )=(x3 +x5 +x7 )/3 条件決定手段15は、次いで、平均値μ(Nj )、μ
(Pj )、μ(Tj )が最大となるときの近似データN
j 、Pj 、Tjの組合せを最適の稼動条件Dとして決定
すればよい。
【0033】条件決定手段15は、評価得点xi に基づ
き、ファジィ推論を適用して最適の稼動条件Dを決定し
てもよい。
【0034】いま、評価得点xi が、高い、中程度であ
る、低いの各言語表現に対し、それぞれ図6の曲線P、
Z、Nの各メンバシップ関数を適合させるものとする。
ただし、図6の横軸は、評価得点xi 、縦軸は適合度ω
である。
【0035】そこで、まず、経糸張力に関する近似デー
タTj について考え、平均値μ(Tj )の大きさによ
り、図7の各制御則Rk (k=1、2…15)を適用す
ると、制御則Rk ごとに、最適適合度ωk (k=1、2
…15)を介して、最適の稼動条件Dにおける経糸張力
Tを決定することができる。たとえば、制御則R1 は、
平均値μ(T1 )、μ(T2 )、μ(T3 )のいずれも
が高いとき、最適の稼動条件Dの経糸張力Tは、最適適
合度ω1 と、重み関数f1 =(T1 +T2 +T3)/3
とから決定すべきことを示す。他の制御則Rk について
も同様である。ただし、最適適合度ωk とは、各制御則
Rkについて、前件部の適合度ωkj(k=1、2…1
5、j=1、2、3)の最小値をとるものとする。
【0036】たとえば、μ(T1 )=3(点)、μ(T
2 )=4(点)、μ(T3 )=4(点)とすると、制御
則R1 に対する前件部の各適合度ω11、ω12、ω13は、
それぞれの固有メンバシップ関数から、ω11=0、ω12
=0.5、ω13=0.5となるから(図8(A))、最
適適合度ω1 は、適合度ω11、ω12、ω13の最小値をと
り、ω1 =0と定めることができる。また、同様にし
て、制御則R4 、R10に対しては、ω4 =0.5、ω10
=0と定めることができる(同図(B)、(C))。た
だし、制御則R4 においては、平均値μ(T1 )に対す
るメンバシップ関数が定義されていないから、それに対
する前件部の適合度ω41は、不定である。
【0037】以下、同様にして、すべての制御則Rk に
対し、前件部の適合度ωkjの最小値をとることによっ
て、最適適合度ωk を決定する。
【0038】このようにして得られる最適適合度ωk と
重み関数fk (k=1、2…15)とを使用し、求める
最適の稼動条件Dの経糸張力Tは、次式によって定めれ
ばよい。すなわち、 T=Σ(ωk fk )/Σωk たとえば、図7、図8の例では、ω1 =ω2 =ω3 =ω
5=ω9 =ω10=ω11=ω12=ω13=ω14=ω15=0、
ω4 =ω6 =ω7 =ω8 =0.5となるから、 T=(ω4 f4 +ω6 f6 +ω7 f7 +ω8 f8 )/
(ω4 +ω6 +ω7 +ω8 ) =(2T1 +11T2 +11T3 )/24 として決定することができる。
【0039】以下、回転数、空気圧に関する近似データ
Nj 、Pj についても、同様の手順を実行することによ
り、条件決定手段15は、稼動条件Dの回転数N、空気
圧Pを決定することが可能である。
【0040】以上の説明において、実験計画手段14
は、実験計画法に基づき、最適の稼動条件Dを得るため
の試織サンプル数を最少にするためのものである。そこ
で、実験計画手段14は、試織サンプル数の多少を問わ
ない場合は、これを省略することができ、そのときは、
データ抽出手段13からの実績稼動条件Dijにより、直
接試織条件を決定すればよい。
【0041】また、実験計画手段14またはデータ抽出
手段13により試織条件を決定した後、試織結果の評価
を収集するまでの全工程は、試織サンプルの評価を除
き、そのすべてを自動処理することができる(図9)。
すなわち、まず、サンプル番号を1とし(同図のプログ
ラムステップ(1)、以下、単に(1)のように記
す)、サンプル番号1に対応する試織条件を試織織機に
設定する(2)。このときの条件設定は、通信ラインを
介し、コンピュータから織機に対して一挙にデータ転送
することができる。
【0042】次いで、織機を自動起動して試織を行ない
(3)、人手による試織サンプルの評価結果が入力され
るのを待つ(4)。評価結果が入力されたら(4)、そ
れを記憶し(5)、以下、所定の試織回数を完了するま
で同一手順を繰り返す((6)、(7)、(2)ないし
(6))。所定の試織回数を繰り返したら(6)、条件
決定手段15を起動し(8)、稼動条件Dを決定すれば
よい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、与えられた織物仕様に近似の織物仕様
に対応する過去の実績稼動条件を抽出し、これに基づい
て試織条件を決定し、人手による試織結果の評価に基づ
いて最適の稼動条件を自動決定することによって、稼動
条件は、人手による正確な評価工程を介し、補間修正計
算を経由することなく決定することができるから、全体
の処理時間は、全工程を人手に依存する場合に比して格
段に短くて済む上、得られる稼動条件の内容も極めて適
確であるという優れた効果がある。
【0044】第2発明によれば、仕様入力手段と、デー
タ記憶手段と、データ抽出手段と、稼動条件決定手段と
を備えることによって、データ抽出手段は、データ記憶
手段に記憶されている過去の実績稼動条件から、与えら
れた織物仕様に近似の織物仕様に対応する稼動条件を抽
出し、これに基づいて試織条件を決定する一方、条件決
定手段は、試織結果の評価に基づき、最適の稼動条件を
自動決定することができるから、第1発明を円滑に実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体概略ブロック系統図
【図2】 プログラムフローチャート(1)
【図3】 プログラムフローチャート(2)
【図4】 試織条件を示す図表
【図5】 評価得点を示す図表
【図6】 メンバシップ関数を示す線図
【図7】 制御則を示す図表
【図8】 固有メンバシップ関数を示す線図
【図9】 プログラムフローチャート(3)
【符号の説明】
q…織物仕様 D、Di …稼動条件 11…仕様入力手段 12…データ記憶手段 13…データ抽出手段 14…実験計画手段 15…条件決定手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 織物仕様に対応して織機の稼動条件を決
    定するに際し、織物仕様ごとに記憶する過去の実績稼動
    条件から、与えられた織物仕様に近似の織物仕様に対応
    する稼動条件を自動抽出し、抽出した稼動条件に基づい
    て複数の試織条件を自動決定し、作業者の試織結果の評
    価に基づき、最適の稼動条件を自動決定することを特徴
    とする織機の稼動条件決定方法。 【請求項2】 織物仕様を入力する仕様入力手段と、織
    物仕様ごとに過去の実績稼動条件を記憶するデータ記憶
    手段と、前記仕様入力手段を介して与えられる織物仕様
    に近似の織物仕様に対応する稼動条件を前記データ記憶
    手段から抽出して複数の試織条件を決定するデータ抽出
    手段と、作業者の試織結果の評価に基づき、最適の稼動
    条件を自動決定する条件決定手段とを備えてなる織機の
    稼動条件決定装置。 【請求項3】 前記データ抽出手段は、試織の際のサン
    プル数を最少にするための実験計画手段を備えることを
    特徴とする請求項2記載の織機の稼動条件決定装置。
JP15042991A 1991-06-21 1991-06-21 織機の稼動条件決定方法と、その装置 Pending JPH055251A (ja)

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JP15042991A JPH055251A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 織機の稼動条件決定方法と、その装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15042991A JPH055251A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 織機の稼動条件決定方法と、その装置

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Publication Number Publication Date
JPH055251A true JPH055251A (ja) 1993-01-14

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ID=15496736

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15042991A Pending JPH055251A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 織機の稼動条件決定方法と、その装置

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JP (1) JPH055251A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002024996A1 (en) * 2000-09-19 2002-03-28 Shima Seiki Mfg.,Ltd. Knitting support system for knitted product and knitting support server system

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