JPH05506701A - 防壁、特に高潮時の潮水路を遮断するための防壁 - Google Patents
防壁、特に高潮時の潮水路を遮断するための防壁Info
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- JPH05506701A JPH05506701A JP91502523A JP50252391A JPH05506701A JP H05506701 A JPH05506701 A JP H05506701A JP 91502523 A JP91502523 A JP 91502523A JP 50252391 A JP50252391 A JP 50252391A JP H05506701 A JPH05506701 A JP H05506701A
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- E02B7/00—Barrages or weirs; Layout, construction, methods of, or devices for, making same
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
防壁、特に高潮時の潮水路を遮断するだめの防壁本発明は防壁に関し、 特に高
潮時の潮水路を遮断するための防壁に関するものである。
高潮防壁は潮水路に設けられる設備であり、そのシャッタ一部は通常は開口して
いる。従って通常の潮水波の振動を妨害せず、他方船舶の通過を妨げない。大型
の船舶の通過にたいしては、防壁の通過開口部に特に次のような要求が課される
。
一つは、連続する水路は幅が少なくとも200ないし400mで、深さが平均低
水位以下の約12ないし15mであり、建築物の制限を受けないことである。他
方、潮の干満にたいする大きな影響を避けるため、水路の全横断面積はできるだ
け少なく変化されるべきである。
このような要求を満たすため、例えば水路の底で支持されるフラップが知られて
いる。フラップは油圧または圧縮空気を吹き込むことによって直立せしめられる
。フラップの欠点は、可動な部分がすべて水面下にあり、従って保守が困難なこ
とである。また砂に埋まる問題があるが、そのほかにも閉鎖時の高さが20mを
越えるので、構造上の大きな困難をも克服しなければならない。
水路の底に設置されるホース状の弾性的な形成物も知られている。この形成物は
、水を充填することによって堰き止め体を形成することができる。また水上輸送
可能な閉鎖体も知られている。この閉鎖体は、満潮と水位の低下により底の境目
(水門の土台)で支持される。前記ホース状の形成物も水上輸送可能な閉鎖体も
、いざというときの極めて困難な状況のもとでは不安定であり、もしくはサイズ
が大きいために制御性に劣る。
同様に、水路が幅広であるという望ましい条件のもとで、水圧による力が側方の
支柱に逃げるような構造はすべて難がある。なぜなら安定性が保証されないから
である。従って、発生した力をできるだけ直接に基礎体及び水路の底に逃がすよ
うな構造物だけが適している。このような構造物は、例えば基礎体上に設けた水
平な軌道上を、ドッグ状の部屋から走出可能なスライド式水門である。
三角形の横断面を持つこの種の水門は、例えば閘門用のスライド式水門としてド
イツ特許第729333号明細書から知られている。スライド式水門は水平方向
に走行するので、そのためには、移動する水門の全長を収容することができる部
屋を設けて、その貫流部を全幅にわたって解放しなければならない。このことは
構造がかなり複雑になることを意味し、その結果コスト高になる。
特に、閉鎖面が長方形であるために流動横断面全体を変化させねばならず、その
結果流動速度が増大する。水門の土台と走行レールとを解放状態に維持するため
のコストにも悪影響を与える。なぜなら、流動速度が増大することによって常時
水が流れ込むことを考慮しなければならないからである。
本発明の課題は、サイズが適宜に大きく、安定性にたいする要求が十分に満たさ
れているにもかかわらず、流動横断面をそれほど変化させる必要がなく、コスト
高の構成を必要どすることがなく、安価に製造でき、保守が簡革であり、緊急の
場合に確実に機能することが保証されているような防壁を提供することである。
この課題は、請求項1の特徴部分に記載の構成により解決される。他の有利な構
成は、従属項に記載されている。
上記課題の解決のために提案される防壁は、傾斜面上を走行せしめられる閉鎖要
素または閉鎖部分から構成されている。これらの閉鎖要素または閉鎖部分は、入
れ子式に互いに嵌合できる特性を有している。
前記傾斜面は、基礎体から成っている。基礎体は、自然の河床横断面に適合する
ように取り付けるのが有利である。これにより流動横断面はほとんど変化せず、
影響が少ない。従って
1、潮の干満にたいする影響がない。
2、水路の幅が狭くならず、よって船舶の航行を妨害しない。
選択される走行軌道の傾斜は、まっすぐな傾斜した軌道が不規則な流動横断面に
できるだけ良好に適合するように選定される。船舶の航行路の幅と高さは制限さ
れるべきではないので、主水路の側部境界部分における該主水路の底の深さは、
閉鎖要素のための傾斜面の高さ位置に対する強制点である。主水路の中央部での
深さは、船舶の航行のために目標となる底の下方数メートルである。
従って水路は、水位が低い場合でも、大型の船舶の喫水に必要な水位を十分に満
たしている。
閉鎖要素が静止位置において互いに入れ子式に嵌合することにより、非使用時に
おける閉鎖要素の設置場所が狭くなる。傾斜面を形成している基礎体の長さを適
宜選定すると、閉鎖要素は水から完全に突出した状態で走行し、少なくとも平均
高潮レベル上方において一緒に走行することができる。この目的のために、閉鎖
要素はそれぞれ固有の駆動部を有することができ、互いに独立に走行可能である
。この場合、静止位置における閉鎖要素の保管を水の外側で行うのが有利である
。これにより、基礎体の場合と同様に潮の干満に影響を及ぼさず、個々の閉鎖要
素を損傷しないように、且つ保守がしやすいように保管することができる。
閉鎖要素の横断面は三角形の形状を有している。この場合海側の側面は堰き止め
壁を担持し、内陸側は主に支持力を吸収する。堰き止め壁は、平坦にまたは湾曲
するように構成されていることができ、これにより、生じた力を基礎体に好都合
に誘導させることができる。閉鎖要素の脚部が上部エツジにおいて互いに成す角
度は、場所的な条件及び計画に応じてフレームの剛性を適宜算出することにより
得られる。この場合、特に転倒の防止、及び入れ子式に互いに嵌合させるために
必要な遊び空間、例えばパツキンのための遊び空間を考慮しなければならない。
尖端部を直角にすると、二等辺三角形という好ましい形状が得られ、堰き止め壁
側を、2本の支柱で支えられる担持体と見做すことができるようなカシステムが
得られる。担持体の下部は走行軌道内に位置し、上部は背面側の支持構造部上に
ある。
鉛直の端部エツジは、閉鎖要素の少なくとも次のような位置に形成されており、
即ち閉鎖要素が互いに重なりあって走行する際に、二つの閉鎖要素が流れ河の中
央部で閉鎖しなければならないような位置に形成されている。
閉鎖要素の上部エツジは、傾斜面にほぼ平行に延びているが、傾斜面はど傾斜し
ていない。その結果上部エツジは、個々の長さ及び走行軌道の傾斜の影響を設け
て、岸辺側においては、水の流動側よりも高い。従って二つの閉鎖要素の間には
高さの差があり、その際岸辺により近いほうの閉鎖要素は、水の流れの中央部に
より近い閉鎖要素よりも前記高さの差だけ低い。従って防壁を閉じた場合の外観
は、はぼ鋸言状である。上部エツジの最も低い点は、防護されるべき高潮の最高
水位の高さにある。
この場合、波がかぶることがあるが、これはやむを得ない。岸辺の上方であって
、閉鎖されるべき三角形の高潮横断面(これは、堤防ラインにほぼ一致しており
、平均的な高潮のラインまで達し、もしくはそれをいくぶん越えている)の最上
領域では、水平方向に延びる堅牢な壁が防壁を岸辺にたいして密閉している。こ
の壁の最上部においてはこの壁の上方において互いに入れ子式に嵌合する。 閉
鎖位置においてはすべての閉鎖要素が互いに且つ水路の底にたいして密閉される
。個々の閉鎖要素の間に設けられるパツキン、及び水路の底に設けられるパツキ
ンは、閉鎖要素の最終的な閉鎖位置において初めて完全に接するように配置され
ている。これにたいして中間位置及び静止位置においては、閉鎖要素は貫流間隙
を解放させる。このことは、パツキンが接している面の形状を適当に選定するこ
とによって達成される。個々の閉鎖要素の閉鎖位置にたいして走行軌道が深い位
置にあることも効果的なパツキンに寄与することができる。中間パツキンは、個
々の閉鎖要素の内面であって岸辺側のエツジに取り付けられている。中間パツキ
ンは、閉鎖位置において、次に高い閉鎖要素の堰き止め壁に設けた隆起状の接触
面にたいして押圧される。
水路の底におけるパツキンは、堰き止め壁の前方へ突出している弾性板によって
得られる。これらの弾性板はその下面に異形ゴム部材を担持し、この異形ゴム部
材は堰き止め壁に沿って延びている。これらの弾性板は、閉鎖要素の下部エツジ
に取り付けられており、水圧が弾性板を対応する接触板にたいして押圧させるこ
とによりパツキン作用を生じさせる。接触面は、それぞれの閉鎖要素の前部走行
軌道の前方であって基礎体上に設けられている。
閉鎖要素は、基礎体上において走行軌道を走行する。
この場合各閉鎖要素は、固有の海側の走行軌道及び内陸側の走行軌道を走行する
。走行軌道は、基礎体のなかに凹み状に埋設されており、傾斜面を有している。
その結果、閉鎖要素は閉鎖走行または開口走行の間、フランク傾斜部によって強
制的に調心される。この処置は、各閉鎖要素の直立安定性に対する要求を考慮し
たものである。
なぜなら、特に防壁を閉鎖する場合、閉鎖要素の走行と同時に発生する駆動力及
び横力のために確実な案内が必要であり、最終的な閉鎖位置において確実に支持
を行うためである。このようにすると、水圧による力を基礎構造部または水路の
底に好適に逃がすことができる。
閉鎖要素は、走行軌道における案内のためにローラを有し、そしてこれらローラ
がうまく作動しないときのために補助的に滑り木を有している。ローラは、閉鎖
要素の脚部の下に次のように取り付けられており、即ち特にローラを互いに直角
に配置する場合、縦方向の力と横方向の力を好適に基礎体へ伝動させることがで
きるように取り付けられている。このため、ローラによって付勢される凹み状の
走行軌道のフランクは補強されており、及び(または)基礎台として適当な組み
込み部材を有している。ローラの支持は弾性的に行うことができ、このことは振
動時の走行音を改善させる。ここで問題なのは、走行軌道上で支持する場合転勤
抵抗が非常に高くなることである。閉鎖要素の下部エツジに取り付けられている
除去要素により、特にローラまたは滑り木の前方及び後方に取り付けられている
板により、大きな障害物も小さな障害物も簡単に除去することができ、例えば除
去翼を用いて側方へ取り払うことができる。砂及び他のなんらかの侵入物は、基
礎体に設けられた洗浄ノズルを用いて圧力水管を介して洗浄することができる。
この場合特に有利な構成は、洗浄ノズルと圧力木管とを直接凹み状の走行軌道の
内部へ指向させ、または洗浄ノズルを走行軌道内部へ向けることである。また、
閉鎖体に洗浄ノズルを設け、構造物に組み込んだポンプによって供給してもよい
。
本発明による防壁は、もちろん河の流れを遮断するために使用することもできる
。河の水は、閉鎖位置において防壁の前に堰き止められ、流出が阻止される。こ
れは、例えば乾期時の貯水を目的として行うことができ、または人口密度の高い
下流側の領域を洪水から防護するために用いることができる。狭い谷では、防壁
の個々の要素を例えば防壁の前の谷壁の空間に隠すことができる。
次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。
第1図は 防壁の半分を閉鎖位置において示した側面図であり、防壁の高さを際
立たせて図示した側面図。
第2図は 第1図の平面図、
第3図は 静止位置にある閉鎖要素とともに示した基礎体の横断面図、
第4図は 走行軌道とその内部を走行する堰き止め壁の部分断面図、
第5図は 防壁の半分を種々の作動位置において示した図、
である。
潮水路4は、例えば第1図に一点鎖線で示したような底部41を部分的に有して
いる。この底部41は、岸42の方へ次第に傾斜していくように延在し、その中
心部が扁平になっている。防壁の底部21は、傾斜面22を形成している基礎体
2を有している。基礎体2は、岸上方の点を起点にして、流れのほぼ中央に位置
する最も深い点まで延びている。底部21は、岸辺42の領域においては平坦に
延在し、潮水路4の中央部においては、潮水路の底部41よりも深く延在してい
る。このような構成は、川の中央にある水路43にとって有利である。
第2図は、基礎体2上の堰き止め壁11と支持壁12の走行軌道23を示すもの
である。一つの堰き止め壁11と一つの支持壁12とは、それぞれ一つの閉鎖要
素1aないし1dを形成している。支持壁12は蔽いをμ成しておらず、その桁
の間に開口部を有している。
第1図は、防壁の半分を閉鎖位置において海側から見た図である。44は高潮の
平均水位であり、45は最大水位である。
防壁の閉鎖位置を示す第1図は、閉鎖要素1aないし1dがその鉛直方向の端部
エツジ14において互いにオーバーラツプしている様子と、堰き止め壁のオーバ
ーラツプ個所にパツキン15が設けられていることが示されている。パツキン1
5は、次に高い閉鎖要素の図示していない隆起状の取付は面に取り付けられてい
る。閉鎖要素1aないし1dはその形状において同一であるが、大きさは異なっ
ている。その上エツジ13は、傾斜面22に対応して傾斜しているが、これとは
別の構成にすることができ、例えばより平坦に構成することができる。閉鎖要素
1aないし1dは川の中央部から岸の方へ小さくなっていき、これを図では符号
aないしdで示した。例えば第1図においては、閉鎖要素1aないし1dの高さ
を誇張して図示した。
実際には、例えばほぼ3ないし5個の要素が防壁の一つの側面を形成している。
この場合最も大きな要素の高さは25ないし30mであり、その長さは100な
いし200mである。中間パツキン15のオーバーラツプの範囲は、例えば工な
いし数メートルの長さである。最上位の可動な閉鎖要素1dのパツキンの代わり
に、傾斜面22の上部部分には、適当な接触面51を備えた壁51が形成されて
いる。この壁5の上方にして高潮平均水位44の上方において閉鎖要素1aない
し1dは互いに入れ子犬に係合し2ている。これを第1図では破線で示した。
閉鎖要素1aないし1dを走行させるため、特に駆動棒またはランクが使用され
るが、風によって駆動される引張り手段によって開口運動を補助するようにして
もよい。必要な駆動機械は、マシーンハウス6に収容されている。
第3図は、コンクリートから製造されている基礎体2の断面図である。基礎体2
は、主に、図示していないケーブルダクトと、複数の稼動通路28とを有してい
る。
第3図では、複数の稼動通路28のうち、基礎体2の中央部にある稼動通路を図
示した。基礎体2は、閉鎖要素1aないし1dの堰き止め壁側面下方において、
付加的な密封壁29により地底または水路21の底に固定され、侵食にたいして
保護されている。基礎体2には、支持壁12及び堰き止め壁11のための走行軌
道23が設けられている。これらの走行壁23は、支持壁12及び堰き止め壁1
1にたいして同一に構成され、側面26が傾斜したくぼみ状の横断面25を有し
ている。走行軌道23内では、すべての閉鎖要素1aないし1dにおいて同一に
構成された下部エツジ3がローラ31によりくぼみ状の走行軌道23の側面26
で支持されている。
側面26は45°の角度を有し、ローラ31はこれに対応して互いに直角に配置
されている。ローラ31の配置、または側面26の傾斜は、堰き止め壁11及び
支持壁12を好都合に支持するためのものである。側面26の傾斜角を変えて、
これに適合するようにローラ31を配置してもよい。この場合、それぞれの堰き
止め壁11または支持壁12に応じて走行軌道または走行軌道群23における側
面の傾斜角を種々に選定した組合せも可能である。
第3図では、閉鎖要素1aないし1dを、壁5を介して一緒に静止位置へ移動さ
せた状態で図示した。それぞれの内面16の端部エツジ14に設けられているパ
ツキン15は図示しなかった(第1図と第2図を参照)。堰き止め壁11の板】
8をハツチングで示した。
第4図は、一つの走行軌道23における下部エツジ3の一部の拡大図である。走
行軌道側面26は、埋設された補強部24、例えば二重T型梁を有している。こ
の補強部24上をローラ31が走行する。側面26または補強部24は、レール
のような横断面を有していてもよい。
両側には、ローラ31に密接して滑り木32が配置されている。ローラの代わり
に滑り木32上を閉鎖要素1が滑動することができる。
閉鎖要素1の、断面にて示した堰き止め壁11の前方には、該堰き止め壁11の
下部エツジ3から板33が突出している。板33の下面34にはゴム異形部材3
5が固定されている。このゴム異形部材35は下部エツジ3に沿って延び、走行
軌道23の前方において条溝状に延びている載置面27内に置かれる。ゴム異形
部材35は水圧によって密接し、堰き止め壁11の下方へ海水が侵入するのを阻
止する。
第5図は、防壁の種々の作動位置aないしeを示したものである。作動位置aに
おいては、すべての閉鎖要素1aないし1dは、壁5上方の静止位置にある。作
動位置すにおいては、一つの閉鎖要素、例えば保守作業用の閉鎖要素が他の閉鎖
要素の前へ突出している。平均的な低水位46のときには、この一つの閉鎖要素
は完全に水の外側にあり、平均的な高水位44のときには一部が水の中にある。
作動位tCとdは、期待される高潮にたいする準備態勢Cとより高くした準備態
勢dとの位置を示している。横断面が次第に狭くなると、流動速度が著しく加速
されて、場合によっては閉鎖要素1aないし1dへの荷重を次第に増大させるよ
うな落差が発生する危険があるので、閉鎖要素1aないし1dを順次迅速に閉鎖
位置へ移動させることが問題である。閉鎖要素1aなし)し1dを別個に駆動し
て、互いに独立に走行させることにより、横断面を部分的に遮蔽し、緊急時に閉
塞時間を短くさせることができる。この場合同時に、主水路43を非常に長く開
けておくことができる(作動位置d)。
よって迅速に開けることができ、従って船の交通にたし)する遮断時間が短縮さ
れる。作動位置dは、高潮が最大高潮水位45にあるときの防壁の閉鎖位置であ
る。
水かさが増している水の流動圧力が、走行している閉鎖要素1aないし1dにた
いしてかなりの付加力を及ぼすので、個々の閉鎖要素1aないし1dの堰き止め
壁に、荷重を軽減させるための貫流穴を設けるのが好ましい。
貫流穴は、閉鎖要素が最終的な閉鎖位置に達した後に閉塞され1例えば傾斜した
軌道に設けられる巻き上げ式開閉板または巻き上げシャッターによって閉塞され
る。閉鎖要素の高さに応じて種々の装置が考えられ1例えば閉鎖要素の高さまた
は上部エツジを可変にさせることができ、例えばフレーム構造体に懸架式フラッ
プを備えた構造が考えられる。
走行軌道の傾斜に対応している傾斜した上部エツジの代わりに、堰き止めフラッ
プを支持するための水平方向の担持構造を使用することができる。閉鎖要素が走
行している間にほぼ水平方向に保持されているフラップは、最終的な閉鎖のため
に、残りの閉鎖要素の堰き止め壁の傾斜に対応している傾斜位置へ降下せしめら
れる。
要約書
潮水路を遮断するものとして知られている高潮防壁の欠点は、特に構築がコスト
高になること、流動横断面が変化すること、漂流物の処理が面倒なこと、もしく
は保守が困難なことである。さらに連続している潮水路は、幅が少なくとも20
0ないし400mあり、平均低水位以下の十分な深さを備えていなければならな
い。このような課題を解決するために提案された本発明による防壁は、傾斜面(
22)上を走行せしめられる閉鎖要素または閉鎖部分(la−1d)を有し、こ
れらの閉鎖要素または閉鎖部分(la−1d)は、潮水路のエツジ、特に岸での
静止位置において互いに入れ子犬に嵌合することができる。傾斜面(22)を形
成している基礎体(2)の長さを適当に選定することにより、互いに独立に走行
軌道(23)を走行可能な閉鎖要素(la−1d)は、水から完全に突出して走
行し、平均高潮レベル(44)上方で一緒に走行する。閉鎖要素(la−1d)
の横断面は三角形であり、その際海側は堰き止め壁(11)を担持し、内陸側(
12)は主に支持力を吸収する。
国際調査報告
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.特に高潮時の潮水路を遮断するための防壁であつて、防壁の横断面がほぼ三 角形であり、防壁の一つの傾斜壁が堰き止め壁(11)を形成し、他の壁が支持 壁(12)を形成し、堰き止め壁(11)と支持壁(12)とが共通の上部エッ ジ(13)を介して互いに連結されており、潮水路の縁における静止位置と潮水 路内での閉鎖位置との間を基礎体(2)上で移動可能である防壁において、 走行可能な複数の閉鎖要素(1a,1b,1c,1d)を有していること、基礎 体(2)が、潮水路(21)の底部に適合した傾斜面(22)を形成し、該傾斜 面(22)上を閉鎖臭素(1a,1b,1c,1d)が走行可能であること、す べての閉鎖要素(1a,1b,1c,1d)が幾何学的に類似した三角形の横断 面を有し、しかし閉鎖位置における位置に応じて大きさが異なり、且つ前記縁に おける静止位置で、有利には潮水路の岸における静止位置で互いに入れ子状に挿 入可能であり、閉鎖位置で大きさに応じて潮水路の最深点まで運び出されるよう に配置、形成されていること、堰き止め壁(11)の端部エッジ(14)に弾性 的なパッキン(15)が配置され、該パッキン(15)が、前記閉鎖位置におい て、互いにオーバーラップしている二つの閉鎖要素(1a,1b,1c,1d) の間の隙間を密封していることを特徴とする防壁。 2.閉鎖要素(1a,1b,1c,1d)の堰き止め壁(11)と支持壁(12 )の端部エッジ(14)が、少なくとも部分的に、鉛直方向の面を決定するよう に構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の防壁。 3.堰き止め壁(11)が湾曲し、支持壁(12)がフレーム状に構成されてい ることを特徴とする、請求項1または2に記載の防壁。 4.基礎体(2)が平行な走行軌道(23)を含み、走行軌道(23)が、傾斜 面(22)に沿って延び、且つくぼみ状の横断面(25)を有し、該横断面(2 5)が傾斜したフランク(26)を有していることを特徴とする、請求項1から 3までのいずれか1つに記載の防壁。 5.閉鎖要素(1a,1b,1c,1d)が、該閉鎖要素(1a,1b,1c, 1d)の下部エッジ(3)に設けられ弾性的に支持されるローラ滑動装置によリ 、それぞれ堰き止め壁(11)下方の走行軌道(23)と支持壁(12)下方の 走行軌道(23)にて案内され、且つ少なくともくぼみ状の横断面(25)のフ ランク(26)で支持され、その際自動調心されていることを特徴とする、請求 項4に記載の防壁。 6.閉鎖要素(1a,1b,1c,1d)の下部エッジ(3)に除去要素が装着 され、該除去要素は、少なくとも部分的に、各ローラ滑動装置(31,32)の 前方及び後方に配置される板から成っていることを特徴とする、請求項1から5 までのいずれか1つに記載の防壁。 7.基礎体(2)に水管が設けられ、該水管は、少なくとも部分的に走行軌道( 23,24)内に配置され、且つ圧力水を流出させるノズルを有し、走行軌道( 23)を圧力水によって洗浄可能であることを特徴とする、請求項4に記載の防 壁。 8.パッキン(15)が、堰き止め壁(11)の端部エッジ(14)にして閉鎖 要素(1a,1b,1c,1d)の岸側の内面(16)に取り付けられているこ と、隆起状の載置面(27)が、堰き止め壁(11)にして岸側の端部エッジ( 14)に設けられていること、パッキン(15)が水圧により次の高さの閉鎖要 素(1b,1c,1d)の隆起状の載置面(27)に押圧可能であることを特徴 とする、請求項4から7までのいずれか1つに記載の防壁。 9.堰き止め壁(11)の下部エッジ(3)に連続的に板(33)が取り付けら れ、該板(33)が、堰き止め壁(11)の前方へ突出し、且つ下部エッジ(3 4)に異形ゴム部材(35)を担持し、該異形ゴム部材(35)が、堰き止め壁 (11)の下部エッジ(3)に沿って延びていること、載置面(27)が、基礎 体(2)上にして堰き止め壁(11)の前方に配置され、板(33)が、水圧に よって載置面(27)にたいして押圧可能であることを特徴とする、請求項1か ら8までのいずれか1つに記載の防壁。 10.閉鎖要素(1a,1b,1c,1d)が、その堰き止め壁(11)に、閉 鎖可能な開口部を有し、該開口部により、閉鎖位置への走行中に圧力平衡が可能 であることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1つに記載の防壁。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4010221A DE4010221A1 (de) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | Verfahren und sperrwerk fuer die absperrung eines tidewasserlaufes bei sturmflut |
| DE4010221.1 | 1990-03-27 | ||
| PCT/DE1991/000076 WO1991014829A1 (de) | 1990-03-27 | 1991-01-24 | Sperrwerk, insbesondere für die absperrung eines tidewasserlaufes bei sturmflut |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH05506701A true JPH05506701A (ja) | 1993-09-30 |
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