JPH05505122A - 生理用ナプキンまたは失禁防護帯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 生理用ナプキンまたは失禁防護帯 本発明はケーシング内に密閉された吸収性物体よりなる、例えば、生理用ナプキ ン、パンティ保護帯または失禁防護帯などの吸収性物品に関するものである。

この種の物品は従来のパンツまたはパンティの内側に着用されるようにできてい て、パンツの股に配置される。この物品は通常は物品に設けられた圧感接着剤の ビーズの助けを得てパンツに固着される。

この種の公知物品についての一つの特に大きな問題は承服できない程の漏れ頻度 が高いことである。生理用ナプキンやパンティ保護帯の場合に、こうした漏れは これによって起きる肉体的不快感のみならず、着用者の衣服の変色ま　−たは全 体的な損傷を起すことになる。

漏れは物品の長い側縁におこるのが通例である。

この理由は子供のおむつまたは重い失禁に悩む人々の用いるおむつといった物品 はこれが使用者の大腿部間の空間に着用されるためには比較的幅を狭くした形状 に作らなければならないことである。物品に当ってこれに吸収される液体は湿潤 点を中心にあらゆる方向からほぼ同じ速度で物品内に拡散する。生理用ナプキン などのごとき吸収性製品は通常細長くした方形をしているので、物品が吸収した 液体は物品の各端部分の吸収性が利用されるよりもずっと前に物品の側縁に達す る。この種の物品での側縁の漏れに対するもう一つの理由はこの物品が使用中に ひどく変形していることである。この変形は着用者の大腿部間に位置するために 着用者の大腿部によって機械的な力を受ける物品の部分内において最も顕著であ る。この結果、着用者が排出した体液を最初に捕取する目的に作っである丁度そ の部域内の物品の幅がさらに減少することになる。物品をパンツ内に着付けた最 初の位置が間違っていたために、または物品が使用中に間違った位置へ移動して いたために漏れが起ることもある。

生理用ナプキンおよびその同類物での漏れの危険を少なくする一つの方法は、物 品の吸収力を過度に大きくすることによって、着用者の股部分における狭い物品 幅を補償することにある。この方法もまた、もし着用者のパンツ内における物品 の位置を間違えた場合には、ある程度は漏れの危険を小さくするであろう。

しかし、漏れの問題に対する完全な解決策とはならない。本文に意味するような 吸収性物品は繊維素毛羽の吸収パッドを備えていることが普通である。その理由 は毛羽は比較的安価な原料であり、十分に試みられた製造技術で処理することが できるからである６毛羽を吸収性材料として使用する場合の主要な欠点は体積単 位当りの吸収性が比較的低いことである。その結果として、繊維素毛羽で製造さ れた製品は、所望の吸収容量が大きくなればなるほど、必然的に厚さが大きくな り且つ不細工の程度も犬きくなる。生理用ナプキン、パンティ保護帯、および軽 い失禁に苦しむ人々用の失禁防護帯などの物品は成人、それも多くは健康で働け る人々が着用することを目的にしたものである。従って、こうした物品は在来の 衣服の下に着用した場合目立たず、それでいて漏れないことが使用者の望む所で ある。

物品はまた着用して不快感を与えず、着用者の皮膚をこすってひりひりさせたり 、刺激したりしないことである。この点において、着用者の皮膚に一番近い位置 にある物品の表面が体液を吸収後も、できる限り乾いていることが重要である。

これは簡単にはできない。特に吸収性物が生理用ナプキンである場合、容易には 達成できない。その理由は月経鹿液は粘度が高いので生理用ナプキンの表面に付 着しがちであるからである。生理用ナプキンにも失禁防護帯にも特に顕著な所謂 再湿潤が今一つの問題点である。再湿潤は吸収バットに既に吸収されてしまった 体液が外力によって、例えば着用者が着座する場合などに着用者の皮膚の方へ押 し戻されることを意味する。

しかし、本発明は漏れない且つ別個の部分から成り、再湿潤傾向が低い吸収性物 の製造に関連する先きに述べた諸々の問題を本質的に解決する文頭に定義したよ うな物品を提供するものである。

本発明の物品は吸収パッドが親水性繊維と超吸収性材料の混合を含む第１吸収層 と良好な液体展延性を有する高圧縮性液体吸収性繊維材料よりなる第２吸収層と よりなり、上記において第１吸収Ｍは使用中着用者の方に面するよつにした物品 側に位置し、第２吸収層は使用中は着用者から遠い物品側で第１吸収層と直かに 接続した位置にあるようにしたことを主たる特徴としている。

本発明のさらに別の特徴および発明の利点は付属の発明の請求範囲において述べ る。

本発明の互に異なる吸収特性を有する二つ吸収層の組合せによって多数の利点が 提供される。

上面層、即ち使用中は着用者に面するようにした層には所謂超吸収材料が含まれ る。超吸収材料とは自体の重量の数倍に相当する液を吸収できると共に膨張して ゲルを形成する親水性重合体のことである。超吸収材料または超吸収剤は種々異 なる形で、例えば微粒、顆粒、薄片、膜体および繊維の形で既に公知である。本 発明に関してこの超吸収材に課せられた唯一の必要条件は超吸収材が親水性吸収 繊維と好ましくは繊維素毛羽の形で可なり均一に混合できることである。

上面吸収層の主目的は分泌体液が既に外側へ向って展延している底面層まで分泌 体液を急速に下方へ通すことにある。底面層はさらに底面吸収層から、物品に加 えられた外力によって、分泌体液が押し戻されることによって起る再湿潤に対し 障壁を提供する。しかのみならず、体液は底面層の平面において展延させない。

以前には普通のことであったのとは違って、こうしたことが、使用中に着用者に 面するようにした物品側に最も近く超吸収体含有層を配置することによって本発 明でみごとに達成されている。この超吸収材は吸収された液体をゲル状に化学的 に固めるように作用する。これによって液は上面の吸収層における湿潤点を中心 に展延するのが効果的に防止される。超吸収材は液を比較的にゆっくりと吸収す るので、相当量の体液が上面層に吸収されないうちに物品面から液は移動し去る ことができ、この液の移送はこれら二つの吸収層間に重力的に且つ毛管現象の差 によっておこなわれる。

底面吸収層、即ち使用中着用者から去る方へ向くようにした層が物品における液 展延屡としての役目を果すように圧縮される。

この圧縮によって底面層の繊維は密実に固まる結果になるので、隣接する繊維間 の空隙は上面層の繊維間の空隙より小さくなる。隣接繊維間の空隙が毛細管大と なり、液は常に粗い毛細管から細い毛細管へと移送されるので、吸収された体液 は上面層から底面層へと活発に移送される。こ−の点において、特に大切なこと はこれら二つの吸収層が互に直接に連結しているので液体の大部分は物品の深さ 乃至厚さ範囲内に移送されることである。

底面吸収層の別の目的は最初に濡れた部域から遠い方の吸収材料の吸収性でも効 果的に利用できるように体液を展延することにある。湿潤点を中心に所在する液 は底面層における材料の圧縮度が小さいために、上面層よりも底面層においてよ り広い範囲に展延する。しかしながら、底面層と本質的には同じ程度まで均等に 圧縮される場合には、液体は湿潤点を中心にあらゆる方向に等しく展延する。こ の場合、液体は物品の各側縁に速かに到達して、その結果漏れをおこす。従って 、液体が展延する場合のパターンを変えて液がその横方向よりも縦方向に多く展 延するように圧縮パターンを底面層に与えるのが適切である。このようなパター ンは例えば周囲の吸収材料の毛細管よりも細い毛細管を有する縦方向に延びるス トリップで達成できる。従って、吸収された体液は周囲材料におけるよりもこの ストリップに沿ってより迅速に展延する。ストリップはかくして液体を物品の縦 方向に展延させるよう作用すると共に液体が物品を横切って移送されるのを阻止 する障壁の役目をする。しかしながら、物品の各線における漏れを防止するため 、圧縮されたストリップを吸収層の各側縁より僅かに内方で終わるようにするこ とが適切である。

いくつかの場合に、例えば生理用ナプキンおよびパンティ保護帯の場合には、底 面吸収層の各側縁に沿って圧縮ストリップをただ一つだけまたは数本を設けるだ けで十分と云える。これで側方の漏れに対して本質的には防護ができるが、一方 では、液体は物品の縦方向により小さい範囲に展延するだけである。このような 漏れに対する障壁は、例えばスエーデン特許明細書番号８８０４１３６−３号に 記載された形式の追加的圧縮パターンで補足することができる。

底面吸収層に体液が十分に浸み込むと、底面層からの液は上面層で再び吸収され この上面の層にある超吸収性材料内に固められる。底面吸収層から外力で上面層 内に押圧されて戻された液体はさらに上面吸収層によって吸収され固められる。

本発明構造の吸収性物品は比較的長時間着用されている場合でも驚くほど乾いた 気持ちのよい表面を提供する。

本発明構造の吸収性物品が提供する今一つの利点はこの物品が非常に薄手に作ら れるのに吸収性を失うことがなく、従って別個の部分からなり快適な物品を必要 とする人々の使用に特に適している。しかし、薄い吸収性物品に伴う一つの問題 は使用中にしわができるとか、あるいは変形して不適当になることが少なくない ことである。従って、変形を起させる外力に耐えるために物品には比較的剛さか なければならない。底面の吸収層は５ＩＳ６５００４３に従って測定された１５ ．５ｃｍから１７．５ｃｍの間に亘る剛性または硬さを備えていなければならな いことが判った。底面層が５ＩＳ６５００４３による１６．５ｃｍの剛性を備え ている場合、物品は特に良好な特性を出す。この点において、本発明物品の圧縮 された底面の吸収層は物品の望ましくない変形を防止する手段として役立つこと ができる。この形式の物品では、底面層は上面層より若干幅狭く、希望によって はまたより短かくするように形成することが便利である。そうすれば物品の縁部 分はもつと軽く圧縮してもつと柔かな上面吸収層で形成されよう。こうすればま た物品が着用者の皮膚をこすってひりひりさせる危険も避けられる。

本発明の物品を以下に添付の図面に示した例示的実施例を参考にさらに詳しく説 明する。

図面の簡単な説明 図１は本発明の第１実施例による生理用ナプキンを使用時着用者に面する側から 見た上面図、 図２は図１に示した生理用ナプキンのＩＩ　−ＩＩ線に沿った断面図、 図３および図４は本発明の液体移送の吸収層の種々異なる実施例の説明図、 図５は本発明の第２実施例による生理用ナプキンの断面図、 図６は本発明の第３実施例の生理用ナプキンを使用時着用者の方に面するナプキ ン側から見た場合の説明図である図１および図２に示す生理用ナプキンは液透過 性第１外側シート１と、液不透過性第２外側シート２と、これら二つの外側シー ト間に密閉された吸収バッド３とを含む。液透過性外側シート１は使用中着用者 の方に向くようにしである。これらの外側層は例えば種々異なる形式の不織布ま たは多孔性プラスチックである。液不透過性外側シートまたは裏張りシート２に は自己接着ビーズ４が設けられていて、これによってナプキンはパンティの内側 に固定できる。液不透過性シート２は例えば液を透過させないように処理された プラスチック膜または不織布よりなる。液不透過性シートが造られる材料はさら に水蒸気を通過させるように呼吸可能な材料とすることができる。

吸収パッド３は二つの層５，６よりなる。図において上面層である第１吸収層５ は超吸収材料と親水性繊維、例えば繊維素毛羽などの混合物を含む。本発明によ れば、適当な割合の超吸収材は吸収層５の総量の１０乃至５０％であることが判 明している。超吸収材を約２０重量％を含む混合が特に適当であることが判った 。これらの比率よりなる吸収Ｍは十分な総吸収力のみならず良好な再湿潤および 液体展延特性を示す。

図において底面層で示す第２吸収屡６は上面吸収層よりずっと大きく圧縮され、 本質的には超吸収材を含まない。

底面吸収層６は好ましくは圧縮パターン例えば図３および図４に示したパターン が設けられ、これが生理用ナプキンの縦方向に吸収された液体の展延を改良また は増進する。

図３に示した吸収層６は多数の縦方向に延びる線７を含み、これらの線がその縦 方向に液体を展延させるが線に対し一直角方向へ液の展延するのを阻止するよう に作用する。

図４は吸収層の各線に沿って設けた液体障壁線８とさらにこの障壁線より内方へ 圧縮線パターン９とが設けられた吸収層を示す。

図５のナプキンは本質的には図１および図２に示した生理用ナプキンと同じ構造 である。従って、図１および図２の説明に用いた参照符号を用いて図５の説明に おいて対応する構成要素として扱う。図５のナプキンが図１および図２のナプキ ンと異なる点は上面吸収Ｎ５が底面吸収層６より拡り範囲が太き（ことである。

このような形状にしたナプキンは縁漏れ防止障壁の役目をも果す柔軟で、摩擦に よりひりひりさせない縁部分１０を備えることになる。底面層６の縁１１に達す る吸収された液体は上面Ｍ５の外方へ突出する部分１０によって阻まれる。これ は一部には毛細管構造がより粗であることとこのため上面Ｎ５における液体の移 送がより緩慢になるためであるが、また一部には上面Ｌ５が吸収された液体を化 学的に固めることによって液の展延をくじく超吸収材を含むことが理由である。

排出された体液が本発明の生理用ナプキンに吸収されると、液は先ず液透過性シ ートを透通して下ってゆく。このシートを作っている材料は実質的には液体が実 際のシートそのものには吸収されないことを保証する種類のものでなければなら ない。次いで液は吸収パッドの上面吸収層５を通って移送されて下る。この液は 一部は重力的に、また一部には、上面吸収層５の粗い毛細管から底面吸収ｒｒＩ ６の細い毛細管へ吸い込みにより液を排除する毛管作用によって移送される。液 の小量部分は液が上面吸収Ｎ５を通過する際に上面層に吸収される。しかし、こ の上面層における液の吸収および展延は液がこの上層を急速に通過することによ って大きく制限される。さらに、詰ってない、ふわふわした繊維構造と超吸収材 の混合物との組合せがこの層５内の液の展延に対し特に効果的な障壁を生み出し ている。

この液がもっと密実な繊維構造の底面吸収Ｎ６に達すると、この液はこの層内で 外側へ向って展延する。以下に説明するように、この層での液の展延は底面層６ における圧縮線のパターンを設けることによって制御できる。底面層６の液を展 延させることによって、この層の吸収材を、この層が浸潤してこの液の一部が上 面吸収層５に再び吸収されないうちに、非常に広範囲に利用することができる。

上面層５における液の再吸収およびそのためこの再吸収によりこの層の利用は液 展延能力の低い超吸収層で可能なよりもずっと大きな部域に亘っておこなわれる 。今まで生理用ナプキンに超吸収材を使用することは無意味だと考えられてきた が、これは超吸収材の吸収力が極く狭い範囲に利用できるに過ぎないと考えられ ていたためである。さらに詳しく云うと、月経血液は粘度が高く、例えば尿と比 べると在来の吸収パッドにおいては展延が劣っている。それだけでは液の展延を 妨げる超吸収材であっても、これを含む吸収バットが包入される場合にはナプキ ンの湿潤点を中心にした周りの部域だけは吸収目的に利用できる。

上面吸収層に封入するために選ばれた適当な超吸収材は囲撓する繊維構造をほぐ すように液が吸収されるにつれて膨張し、従って液は吸収パッドが新しく未使用 の場合よりももっと速く吸収パッド中に移送される。この点で特に適当な特性を 有することが判った超吸収材は巳本触媒株式会社から販売のアクアリックＣＡＷ ３である。他の因子で液透過性外側シートの方へ押し戻される体液もまた上面吸 収層の超吸収材によって吸収され固められる。

図１９図２および図５に示されたナプキンと同様に、図６の生理用ナプキン（よ 液透過性上面シート１と、液不透過性裏張りシート２と、これら両シート間に密 閉された本発明の吸収パッド３とよりなる。

二枚の外側シート１および２は使用中前方に向って着用者に位置するようにナプ キンの端１３に吸収パット３の縦方向側縁１２を僅かに越えた先きに延びている 。可撓性側面フラップ１４．１５はこのようにナプキンの前側部分１３において 吸収パッド３の互に対向する側に形成されている。使用に際して、これらの側面 フラップは使用者のパンツの脚を通す開口のバンドまたは境界帯の周りに折り曲 げられまたは巻きつけられてこの側面フラップに設けられた圧感接着剤面１６． １７によってそれらのバンドまたは境界帯の外側に取付けられる。

本発明によって、生理用ナプキンおよび失禁防護帯に超吸収材の効果的利用が可 能になるので、極めて薄い強力な吸収性物品の製造が可能である。しかし、こう した物品の目的とする機能に否定的影響を持つような変形を物品の使用中に起す のを防止することは困難である。しかしながら、着用者のパンティの脚を通す開 口の周りに固定される可撓性側面フラップ１４．１５は使用中そのような変形を 回避するように着用者の陰部上にナプキンを伸張して保持する作用をする。

本発明は生理用ナプキンを参考にして以上のごとく説明したが、本発明がさらに パンティ保護帯や失禁防護帯にも同様に使用できることを理解されたい。本発明 は関係する物品の寸法および形状に特別な注意を必要とする使用部域にただ限定 したに過ぎないのである。

本発明の物品はさらに強化手段またはこれに類似の手段を含むこともでき図示説 明の手段以外の形状および取付は手段を備えることができる。

次の請求の範囲内で多数の実施型が考えられる。

要　約　書 本発明はケーシング（１，２）内に密閉された吸収パッドよりなる、例えば生理 用ナプキン、パンティ保護帯または失禁防護帯などの吸収性物品に関する。本発 明の特徴は吸収体（３）が親水性繊維と超吸収性材料との混合物を含む第１吸収 Ｎ（５）と、高度に圧縮された、そのために良好な液体展延能力を有する液体吸 収性繊維材料の第２吸収Ｎ（６）とよりなる点にある。この第１吸収層（５）は 使用中着用者の方に面するようにした物品の側に配置されており、第２吸収屡（ ６）は使用中着用者から遠い方の物品の側において第１吸収層（５）と直結して いる。

平成４年９月２５日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ケーシング（１，２）内に密閉された吸収パッドを含む生理用ナプキン、パ ンティ保護帯または失禁防護帯などの吸収性物品において、上記吸収パッド（３ ）が親水性繊維および超吸収性材料を含む第１吸収層（５）と、高度に圧縮され 、従って良好な液体展延性能を表わす液体吸収性繊維材料よりなる第２繊維材料 とよりなり、上記において上記第１吸収層（５）は使用中着用者の方に面するよ うにした物品の側に配置され、上記第２吸収層（６）は使用中着用者からのく方 へ向くようにした物品の側で上記第１吸収層（５）と直結に配置されていること を特徴とする吸収性物品。 ２．前記第１吸収層（５）が繊維素毛羽と超吸収性材料との混合物より構成され ていることと、前記第２吸収層（６）が繊維素毛羽より構成されていることを特 徴とする請求の範囲１に記載の物品。 ３．前記第２吸収層（６）が少なくとも二つの縦方向に延びる圧縮されたストリ ップ（７）を有することを特徴とする請求の範囲１または２に記載の物品。 ４．前記圧縮されたストリップ（７，８）が前記第２吸収層（６）の横方向縁よ り内方に終っていることを特徴とする請求の範囲３に記載の物品。 ５．前記第２吸収層（６）が前記縦方向に延びる圧縮線（８）より内方ヘパター ンに配置された別の圧縮線（９）を含むことを特徴とする請求の範囲３または４ に記載の物品。 ６．前記第１吸収層（５）が１０−５０重量％、好ましくは２０重量％の超吸収 性材料を含むことを特徴とする前記各請求の範囲のいずれか１項に記載の物品。 ７．前記第２吸収層（６）が前記第１吸収層（５）より幅の狭いことを特徴とす る前記請求の範囲のいずれか１項に記載の物品。 ８．前記第２吸収層（６）が前記第１吸収層（５）より長さが短いことを特徴と する前記請求の範囲のいずれか１項に記載の物品。 ９．前記第２吸収層（６）が１５．５ｃｍ乃至１７．５ｃｍの硬度、好ましくは ＳＩＳ６５００４３により測定された１６．５ｃｍの硬度を有することを特徴と する前記請求の範囲のいずれか１項に記載の物品。 １０．前記物品が使用中着用者の方に面するようにした物品の側に第１液体透過 性外側シート（１）と、使用中着用者からい物品の側に配置の液体不透過性第２ 外側シート（２）とよりなり、上記において外側シート（１，２）は吸収パッド （３）の周りに互に接続され、これらのシートの両側にパンティの脚を通す開口 の周りに折曲げられるようにした外側に向って突出する側面フラップ（１４，１ ５）で、且つ該側面フラップに設けられた接着剤表面（１６，１７）により上記 パンティの外面に取付け可能な突出側面フラップ（１４，１５）を形成すること を特徴とする前記請求の範囲のいずれか１項に記載の物品。