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JPH054910A - 化粧料組成物 - Google Patents

化粧料組成物

Info

Publication number
JPH054910A
JPH054910A JP21277091A JP21277091A JPH054910A JP H054910 A JPH054910 A JP H054910A JP 21277091 A JP21277091 A JP 21277091A JP 21277091 A JP21277091 A JP 21277091A JP H054910 A JPH054910 A JP H054910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thiohydantoin
amino acid
acid
cosmetic composition
ultraviolet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21277091A
Other languages
English (en)
Inventor
Saburo Yamashita
三郎 山下
Koichiro Tsubokawa
恒一郎 坪川
Setsuko Kanetaka
節子 金高
Katsuyasu Miyata
勝保 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIKKA CHEM CO Ltd
Nikka Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
NIKKA CHEM CO Ltd
Nikka Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIKKA CHEM CO Ltd, Nikka Chemical Industry Co Ltd filed Critical NIKKA CHEM CO Ltd
Priority to JP21277091A priority Critical patent/JPH054910A/ja
Publication of JPH054910A publication Critical patent/JPH054910A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】UVB領域やUVA領域の紫外線に対し強い吸
収を示し、かつ紫外線照射時における安定性及び皮膚に
対する安全性に優れた化粧料組成物を提供する。 【構成】図示の一般式で表わされるチオヒダントインの
α−アミノ酸誘導体を含有する化粧料組成物。 〔式中のRはL−体、D−体又はDL−体α−アミノ酸
残基である〕 【効果】この化粧料組成物は、毛髪の損傷及び黄色化を
有効に抑制することができ、皮膚用クリームに用いれ
ば、皮膚を紫外線から守り、かつ過酸化脂質生成による
肌の老化を防ぎ、さらに硫黄による美白効果が期待でき
る利点がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な化粧料組成物、さ
らに詳しくは、アミノ酸残基の種類によって長波長領域
(320〜400nm)及び/又は中波長領域(280〜
320nm)にそれぞれ強い吸収を示す紫外線吸収能を有
するチオヒダントインのα−アミノ酸誘導体を含有して
成る化粧料組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】皮膚のシミやソバカスなどの色素沈着の
発生機構については不明な点が多いが、一般にはホルモ
ン異常や紫外線による刺激が原因となって、メラニン色
素が過剰に生成し、皮膚内に異常沈着するものと考えら
れている。このように、紫外線はシミやソバカスの原因
の1つと考えられており、またその他皮膚に対して種々
の害を与えることが知られている。したがって、近年ほ
とんどの化粧品に皮膚保護剤として紫外線吸収剤が配合
され、紫外線対策が施されている。この紫外線吸収剤と
しては、従来ベンゾフェノン系、サリチル酸系、ケイ皮
酸系、p−アミノ安息香酸系、ベンゾトリアゾール系化
合物などが用いられているが、これらの化合物は、紫外
線吸収効果は確認されているものの、皮膚に対する安全
性、汎用される溶媒に対する溶解性、紫外線照射時にお
ける安定性などの面で問題を有するものがある。サリチ
ル酸系紫外線吸収剤やウロカニン酸などは、皮膚に対す
る刺激は比較的少ないが、紫外線吸収能が十分でないの
で、高濃度に配合する必要があるという問題を有してい
る。また、前記紫外線吸収剤は、主としてUVB領域
(280〜320nm)に最大吸収を示すものが多く、長
期暴露により、しみ、そばかすの原因となるUVA領域
(320〜400nm)で有効な吸収を示すものが少な
い。その他、植物や動物組織抽出液の中に紫外線吸収能
をもつ成分を含むものがあるが、着色により化粧料に配
合するのに適さないものが多く、また、紫外線吸収効果
の持続性について、必ずしも十分確認されているとはい
えない。他方、紫外線吸収能を有し、化粧料に有用なヒ
ダントイン化合物として、ジメトキシベンザルヒダント
イン誘導体(特開昭63−101371号公報)及びベ
ンザルヒダントイン誘導体(特開昭63−101372
号公報)が開示されているが、チオヒダントインのアミ
ノ酸誘導体の紫外線吸収能についての報告は、これまで
全くなされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はUVB領域や
UVA領域の紫外線に対し強い吸収を示し、かつ紫外線
照射時における安定性及び皮膚に対する安全性に優れた
化合物を配合して成る化粧料組成物を提供することを目
的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の特徴
を有する化粧料組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた結
果、チオヒダントインのα−アミノ酸誘導体は、α−ア
ミノ酸残基の種類によってUVB領域及び/又はUVA
領域に強い吸収を示す紫外線吸収能を有する上、紫外線
照射時における安定性及び皮膚に対する安全性に優れて
いることを見い出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明は、一般式
【0005】
【化2】
【0006】(式中のRはL−体、D−体又はDL−体
α−アミノ酸残基である)で表されるチオヒダントイン
のα−アミノ酸誘導体の中から選ばれた少なくとも1種
を含有して成る化粧料組成物を提供するものである。以
下、本発明を詳細に説明する。本発明の化粧料組成物に
おいては、紫外線吸収能を有する化合物として、前記一
般式(1)で表されるチオヒダントインのα−アミノ酸
誘導体が用いられる。該一般式(1)におけるRはα−
アミノ酸残基、すなわち、アミノ酸のα−アミノ酢酸基
を除いた残基であって、L−体、D−体又はDL−体の
いずれであってもよい。前記一般式(1)で表されるチ
オヒダントインのα−アミノ酸誘導体の製造方法につい
ては特に制限はなく、公知の方法を用いることができ
る。例えば一般式
【0007】
【化3】
【0008】(式中のRは前記と同じ意味をもつ)で表
されるα−アミノ酸と無水酢酸とを酢酸溶媒中に加えて
加熱し、これにチオシアン酸アンモニウムを添加して反
応させ、環化させたのち、加水分解することにより、前
記一般式(1)で表されるチオヒダントインのα−アミ
ノ酸誘導体を製造することができる。
【0009】前記一般式(2)で表されるα−アミノ酸
としては、例えばグリシン、アラニン、バリン、ロイシ
ン、イソロイシン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リ
ジン、アルギニン、フェニルアラニン、チロシン、シス
テイン、シスチン、メチオニン、セリン、スレオニン、
トリプトファン、ヒスチジン、プロリンなどが挙げら
れ、これらのα−アミノ酸はL−体であってもよいし、
D−体であってもよく、またラセミ体であってもよい。
【0010】前記一般式(1)で表されるチオヒダント
インのα−アミノ酸誘導体の例として、L−スレオニ
ン、L−イソロイシン、DL−メチオニン及びL−トリ
プトファンの各チオヒダントイン誘導体を挙げ、これら
の紫外部吸収スペクトルをそれぞれ図1、図2、図3及
び図4に示す。また、これらのチオヒダントイン誘導体
と、従来よく用いられている紫外線吸収剤のUVA領域
及びUVB領域における吸光度の比較を第1表に示す。
【0011】
【表1】
【0012】第1表から、L−スレオニンチオヒダント
インはUVA領域に強い吸収及びUVB領域に弱い吸収
を示し、一方、L−トリプトファンチオヒダントイン、
L−イソロイシンチオヒダントイン及びDL−メチオニ
ンチオヒダントインはUVB領域にそれぞれ強い吸収を
示すことが分かる。すなわち、本発明に係わるチオヒダ
ントインのα−アミノ酸誘導体はアミノ酸残基の種類に
よって、UVA領域及び/又はUVB領域に強い吸収を
示す紫外線吸収能を有している。さらに該チオヒダント
インのα−アミノ酸誘導体は光や熱に対する安定性が良
好で、かつ皮膚に対する安全性に優れている上、分子内
のチオカルボニル基により、一重項酸素をトラップし、
紫外線照射によって生じる過酸化反応の抑制効果、ある
いは生成した過酸化物の除去効果を併せもつことが期待
できる。
【0013】したがって、該チオヒダントインのα−ア
ミノ酸誘導体の中で、UVA領域とUVB領域の両方に
吸収をもつものを単独で、あるいはUVA領域に吸収を
有するものとUVB領域に吸収を有するものとを組み合
わせて化粧料組成物に配合することにより、UVA領域
とUVB領域の紫外線を共に吸収し、かつその効果の持
続性を有する本発明の化粧料組成物が得られる。このよ
うな本発明の化粧料組成物は、紫外線の害から肌を保護
し、かつ過酸化脂質生成による肌の老化を防ぎ、しかも
イオウによる美白効果も期待できる。
【0014】本発明の化粧料組成物においては、前記一
般式(1)で表されるチオヒダントインのα−アミノ酸
誘導体を1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて
用いてもよく、またその含有量は製品形態や使用頻度に
もよるが、通常組成物全量に基づき、0.1〜4重量
%、好ましくは0.2〜1重量%の範囲で選ばれる。本
発明組成物には、所望に応じ、通常化粧料組成物に用い
られている種々の成分、例えば油分、水、界面活性剤を
はじめ、保湿剤、低級アルコール、増粘剤、酸化防止
剤、キレート剤、pH調整剤、防腐剤、香料、色素、他の
紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、ビタミン類、アミノ酸類
などを配合することができる。
【0015】前記油分としては、例えばオリーブ油、ホ
ホバ油、カカオ脂、椿油、やし油、木ロウ、クレープシ
ード油、アボカド油、ミンク油、卵黄油、硬化油などの
油脂類、鯨ロウ、蜜ロウ、ラノリン、カルナウバロウ、
キャンデリラロウなどのロウ類、流動パラフィン、セレ
シン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス、パ
ラフィンワックス、ワセリンなどの炭化水素類、ステア
リン酸、オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、イソ
ステアリン酸、ベヘニン酸などの脂肪酸類、セタノー
ル、ステアリルアルコール、ラノリルアルコール、オク
チルドデカノール、ヘキシルデカノールなどのアルコー
ル類、ミリスチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチ
ル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチル
ドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、コレステロー
ルオレートなどのエステル類などが挙げられる。
【0016】界面活性剤としては、例えばステアリン酸
ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンラウリルエーテルリン酸、ラウリルリン酸ナトリウ
ム、パルミチン酸トリエタノール、N−アシルグルタミ
ン酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤、塩化ステ
アリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリル
トリメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤、
塩酸アルキルアミノエチルグリシン液、レシチンなどの
両性界面活性剤、モノステアリン酸グリセリン、モノス
テアリン酸ソルビタン、ショ糖脂肪酸エステル、モノス
テアリン酸プロピレングリコール、ポリオキシエチレン
オレイルエーテル、モノステアリン酸ポリエチレングリ
コール、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタ
ン、ポリオキシエチレンヤシ脂肪酸モノエタノールアミ
ド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコー
ル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン
ラノリンなどの非イオン性界面活性剤などが挙げられ
る。
【0017】保湿剤としては、例えばグリセリン、1,
3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ソル
ビトール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリ
コールなどの多価アルコール、アミノ酸、乳酸ナトリウ
ム、ピロリドンカルボン酸ナトリウムなどのNMF成
分、ヒアルロン酸、コラーゲン、ムコ多糖類、コンドロ
イチン硫酸などの水溶性高分子物質などが、低級アルコ
ールとしては、例えばエタノール、イソプロパノールな
どが、増粘剤としては、例えばアルギン酸ナトリウム、
キサンタンガム、ケイ酸アルミニウム、マロメロ種子抽
出物、トラガントガム、デンプンなどの天然高分子物
質、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、可溶性デンプン、カチオ
ン化セルロースなどの半合成高分子物質、カルボキシビ
ニルポリマー、ポリビニルアルコールなどの合成高分子
物質などが挙げられる。
【0018】また、酸化防止剤としては、例えばジブチ
ルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、
没食子酸プロピル、アスコルビン酸などが、キレート剤
としては、例えばエデト酸二ナトリウム、エタンヒドロ
キシジホスフェート、ピロリン酸塩、ヘキサメタリン酸
塩、クエン酸、酒石酸、グルコン酸などが、pH調整剤と
しては、例えば水酸化ナトリウム、トリエタノールアミ
ン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、ホウ酸、ホウ砂、
リン酸一水素ナトリウムなどが、防腐剤としては、例え
ばp−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息
香酸エチル、デヒドロ酢酸、サリチル酸、安息香酸、ソ
ルビン酸、塩化ベンザルコニウムなどが挙げられる。
【0019】さらに、他の紫外線吸収剤としては、例え
ば2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、オク
チルジメチルp−アミノベンゾエート、エチルヘキシル
p−メトキシシンナメートなどが、紫外線散乱剤として
は、例えば酸化チタン、カオリン、タルクなどが、ビタ
ミン類としては、例えばビタミンA、ビタミンB、ビタ
ミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンF、ビタミ
ンK、ビタミンP、ビタミンU、カルニチン、フェルラ
酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロット酸及びそ
の誘導体などが、アミノ酸類としては、例えばグリシ
ン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリ
ン、スレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプ
トファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロリ
ン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン
酸、アルギニン、ヒスチジン、リジン及びこれらの誘導
体などが挙げられる。なお、任意成分はこれらに限定さ
れるものではない。本発明の化粧料組成物は、前記チオ
ヒダントインのα−アミノ酸誘導体の必須成分とこれら
の任意成分とを適当に配合することにより、例えば化粧
水、クリーム、パック剤、ローション、スキンミルク、
乳液、リキッドファンデーション、エアゾール化粧品な
ど種々の製品形態として用いることができる。
【0020】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。 製造例1 L−スレオニンチオヒダントインの製造 L−スレオニン0.01mol(1.19g)を反応容器に
とり無水酢酸10.2ml、酢酸1.0mlを順次加え80℃
まで昇温させ、均一になるまで撹拌する。さらにチオシ
アン酸アンモニウム0.01mol(0.76g)を加え、
温水浴上(45〜50℃)で2時間反応させる。この時
溶液は淡黄色〜濃橙色を呈する。その後、エバポレータ
ーにて溶媒を完全に留去し、6N−HCl 2.0mlを
加え、温水浴上(45〜50℃)で3時間放置する。放
置の後、エバポレーターにて塩酸を留去し適量の精製水
を加え、ろ過、洗浄を行うことによりL−スレオニンチ
オヒダントイン(有効成分95%)が得られる。このよ
うにして得られたL−スレオニンチオヒダントインの波
長320〜325nm及び275〜285nmにおける分子
吸光度を求めたところ、それぞれ2.1×104及び1.
2×104であった。また、その紫外部吸収スペクトル
を図1に示す。
【0021】製造例2〜4 アミノ酸としてL−イソロイシン(製造例2)、DL−
メチオニン(製造例3)及びL−トリプトファン(製造
例4)を用い、製造例1と同様にして、それぞれL−イ
ソロイシンチオヒダントイン、DL−メチオニンチオヒ
ダントイン及びL−トリプトファンチオヒダントインを
製造した。これらのα−アミノ酸チオヒダントインの波
長320〜325nm及び275〜285nmにおける分子
吸光度を求めた。その結果を第2表に示す。また、L−
イソロイシンチオヒダントインの紫外部吸収スペクトル
を図2に、DL−メチオニンチオヒダントインのそれを
図3に、L−トリプトファンチオヒダントインのそれを
図4に示す。
【0022】
【表2】
【0023】実施例1 クリームの調製 次の組成のクリームを調製した。 製造例1のL−スレオニンチオヒダントイン 0.5wt% ステアリン酸 6.0wt% グリセリンモノステアレート 2.5wt% セリシン 3.8wt% 白色ワセリン 12.0wt% 液状ワセリン 3.2wt% プロピレングリコール 6.4wt% トリエタノールアミン 1.9wt% メチルパラベン 0.1wt% グリチルリチンジカリウム 0.1wt% 香料 微量 精製水 バランス
【0024】実施例2 乳液の調製 A.油相部 流動パラフィン(♯100) 10.0wt% 製造例1のL−スレオニンチオヒダントイン 0.25wt% 製造例3のDL−メチオニンチオヒダントイン 0.25wt% イソプロピルミリステート 3.0wt% グリセリンモノステアレート 0.5wt% ステアリン酸 2.0wt% POE(20)ステアリルエーテル 0.7wt% グリチルリチン酸 0.08wt% ブチルパラベン 0.1wt%B.水相部 グリセリン 3.0wt% カーボポール941 0.2wt% エタノール 9.0wt% 精製水 バランスC.香料 微量 前記処方物A、Bを70℃でそれぞれ混合溶解したの
ち、BにAを加え、均一に乳化した。さらにCを加えて
冷却し、乳液を調製した。実施例−1の処方によるクリ
ームを用い日本化粧品工業連合会SPF測定基準案(3
粧工連第11号)に則り、各SPF値の測定を行った。
但し、光源としては7月の晴天の太陽光を利用し、被験
者は20代の健常者男性10人により行った。以下の数
値は各人のSPF値の平均値である。 試料クリーム SPF L−イソロイシンチオヒダントイン配合クリーム 6 L−メチオニンチオヒダントイン配合クリーム 6 L−スレオニンチオヒダントイン配合クリーム 9
【0025】以上の結果から、上記アミノ酸チオヒダン
トインが皮膚へのUVA、UVBの影響に対して有効な
防御効果を示していることが判る。ここにSPFは下記
の方法で測定した。 1.被験者の選定及び被験部位 (1)被験者は下記の肌タイプ分類の(イ)〜(ハ)に
入る18才以上の健康な男女とする。ただし問診を行
い、光線過敏症を有する人や、皮膚の光感受性に関与す
るような薬物(抗炎症剤、降圧剤など)を服用している
人を除く。 肌タイプ (イ) 非常に日焼け(赤くなる)し易いが、決して黒
くならない。 (ロ) 容易に日焼け(赤くなる)し、微かに黒くな
る。 (ハ) 日焼け(赤くなる)した後、いつも黒くなる。 (ニ) あまり日焼け(赤くなる)せず、すぐ黒くな
る。 (ホ) 滅多に日焼け(赤くなる)せず、非常に黒くな
る。 (ヘ) 決して日焼け(赤くなる)せず、非常に黒くな
る。 春から夏にかけて、30〜45分日光浴をした後の皮膚
反応に基づいて行う。 (2)被験部位は、背部とし、その皮膚に色素沈着や母
斑等がなくほぼ均一な皮膚色をしているものとする。 2.被験者数 10名以上とする。ただし、SPF測定の際の標準誤差
が、得られたSPF値の10%を超えてはならない。 3.標準試料の調製 標準試料Aを調製して、これを被験試料の測定と同時に
行って、被験試料の判定基準の妥当性を確認する。標準
試料Aの処方は以下のとおりである。 標準試料A 8%サリチル酸ホモメンチル配合製剤(SPF4相当) A−a部 ラノリン(粧原基) 5.00重量% サリチル酸ホモメンチル(粧外規) 8.00重量% ワセリン(粧原基) 2.50重量% ステアリン酸(粧原基) 4.00重量% パラオキシ安息香酸プロピル(粧原基) 0.05重量% A−b部 パラオキシ安息香酸メチル(粧原基) 0.10重量% エデト酸二ナトリウム(粧原基) 0.05重量% プロピレングリコール(粧原基) 5.00重量% トリエタノールアミン(粧原基) 1.00重量% 精製水(粧原基) 74.30重量% A−a部は、77℃に、A−b部は82℃に加熱し、各
々の成分を溶解させる。その後撹拌しながら、A−a部
をA−b部に注ぎ入れる。形成された乳化が室温に下が
るまで撹拌し続ける。標準試料が100wt%になるよう
に精製水を加え重量補正を行う。
【0026】4.試料塗布量 試料塗布量は、2mg/cm2あるいは2μl/cm2とする。 5.試料塗布面積 試料塗布面積は、20cm2以上とする。 6.試料塗布から照射までの時間 試料塗布が終了してから、照射を開始するまでの時間
は、15分以上とする。 7.光源 光源はキセノンアークソーラーシミュレーターを用い、
それは次の条件を満足していなければならない。 (1)放射されるUVB領域の紫外線は、波長290〜
320nmにおいて太陽光に近似した連続スペクトルであ
ること。 (2)波長290nm以下の紫外線は適切なフィルターを
用いて極力除去されていること。また、上記条件が常に
満足されるよう保守、点検を行わなければならない。 8.照射野 1照射野は、0.5cm2以上とする。 9.照射増量幅 照射量の増量は、等比的に行い、その比は最大25%と
する。 10.MED(Minimal Erythema D
ose:最小紅斑量) MEDとは、照射後16〜24時間で、照射野のほぼ全
域に微かな紅斑が認められる最小の紫外線量をいう。M
EDの判定は、照射終了時から16〜24時間後に充分
明るい部屋で行う。なお、判定は複数の熟練者で行うの
が望ましい。 11.SPF値の算定方法 試料無塗布部及び試料塗付部で求められたMEDを用い
て、次式に従いSPF値を求める。 SPF値=試料塗布部のMED/試料無塗布部のMED このようにして求めた各被験者のSPF値の算術平均値
をもって、この試料のSPF値とする。なお、平均値の
小数点以下は切捨て、SPF値は整数をもって表す。次
にこれらの紫外線吸収剤をヘアケア製品に配合した場合
の実験例を示す。
【0027】実施例3 リンス剤(No.1)の調製 次の組成のリンス剤を調製した。 製造例2のイソロイシンチオヒダントイン 0.1wt% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0wt% セタノール 3.2wt% グリセリンモノステアレート 0.4wt% 環状シリコーン 1.0wt% メチルパラベン 0.1wt% エデト酸二ナトリウム 0.1wt% 香料 微量 精製水 バランス
【0028】実施例4 リンス剤(No.2)の調製 次の組成のリンス剤を調製した。 製造例3のDL−メチオニンヒダントイン 0.1wt% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 4.0wt% ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 1.0wt% ポリオキシエチレンオレイルエテーテル 1.0wt% セトステアリルアルコール 2.8wt% グリセリンモノステアレート 1.0wt% メチルパラベン 0.1wt% エデト酸二ナトリウム 0.1wt% 香料 微量 精製水 バランス
【0029】実施例5 コンディショニング剤の調製 次のコンディショニング剤を調製した。 製造例1のL−スレオニンチオヒダントイン 0.1wt% 製造例2のL−イソロイシンチオヒダントイン 0.1wt% オクチルドデカノール 2.0wt% 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 4.0wt% ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 1.0wt% ポリオキシエチレンオレイルエーテル 1.0wt% 環状シリコーン 1.0wt% セトステアリルアルコール 3.0wt% ラノリン 2.0wt% グリセリンモノステアレート 1.0wt% メチルパラベン 0.1wt% エデト酸二ナトリウム 0.1wt% 香料 微量 精製水 バランス
【0030】実施例3、実施例4及び実施例5により調
製したリンス剤又はコンディショニング剤をシャンプー
洗浄後の毛髪に適量塗布した後、軽くすすぎ洗いをし、
紫外線(UVA及びUVB)を30J/cm2(晴天の約
1日分)を照射するという操作を連続して7回繰り返し
て行った後の毛髪表面の電子顕微鏡写真を撮った。図
5、図6及び図7はそれぞれ実施例3、4及び5の紫外
線照射テスト後の毛髪の電子顕微鏡写真の模写図であ
る。図8は紫外線未照射の毛髪の電子顕微鏡写真の模写
図であり、図9は、この毛髪を紫外線吸収剤無添加のリ
ンス剤を使用して、上記と同様の紫外線照射テストを行
った後の毛髪の電子顕微鏡写真の模写図である。
【0031】図9では、図の1〜6のキューティクルの
激しいめくれ及び割れ目が観察される。実際の写真で
は、特に1及び2の部分のキューティクルの亀裂(キュ
ーティクルのめくれ部分が白く輝き、その影部分の亀裂
が黒い溝状に現れる)は大きく、また、1〜6以外の部
分にも小さい乱れが2、3箇所観察される。本発明の紫
外線吸収剤を添加したリンス又はコンディショナーを使
用した場合は実施例3の図5のa、b、cに示すような
キューティクルの小さな乱れがある他は、他の実施例図
6及び図7ではキューティクルの乱れはほとんどなく、
未照射の毛髪の図8と差異がほとんど観察されていな
い。
【0032】
【発明の効果】上述の実施例により、チオヒダントイン
のαアミノ酸誘導体の中から適宜1種以上を選び化粧料
組成物に配合することにより、UVA領域及びUVB領
域の紫外線を有効に吸収することができ、かつその効果
が持続性を有する化粧料組成物を得ることができる。本
発明の化粧料組成物は、例えば、実施例3、4、5で示
したアミノ酸チオヒダントイン配合の毛髪用リンス剤及
びコンディショニング剤で処理することにより、毛髪の
損傷及び黄色化を有効に抑制することができる。また、
上記アミノ酸チオヒダントイン配合皮膚用クリームを皮
膚表面に塗布することにより、UVA領域及びUVB領
域を有効に遮蔽し、皮膚を紫外線の害から守り、かつ過
酸化脂質生成による肌の老化を防ぎ、さらに硫黄による
美白効果が期待できるなど優れた特徴を示すことができ
る。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、L−スレオニンチオヒダントイン、L
−イソロイシンチオヒダントイン、DL−メチオニンチ
オヒダントイン及びL−トリプトファンチオヒダントイ
ンの紫外部吸収スペクトル図である。
【0034】
【図2】図2は、L−スレオニンチオヒダントイン、L
−イソロイシンチオヒダントイン、DL−メチオニンチ
オヒダントイン及びL−トリプトファンチオヒダントイ
ンの紫外部吸収スペクトル図である。
【0035】
【図3】図3は、L−スレオニンチオヒダントイン、L
−イソロイシンチオヒダントイン、DL−メチオニンチ
オヒダントイン及びL−トリプトファンチオヒダントイ
ンの紫外部吸収スペクトル図である。
【0036】
【図4】図4は、L−スレオニンチオヒダントイン、L
−イソロイシンチオヒダントイン、DL−メチオニンチ
オヒダントイン及びL−トリプトファンチオヒダントイ
ンの紫外部吸収スペクトル図である。
【0037】
【図5】図5は、実施例3、4、5の紫外線照射テスト
後の毛髪の電子顕微鏡写真の模写図である。
【0038】
【図6】図6は、実施例3、4、5の紫外線照射テスト
後の毛髪の電子顕微鏡写真の模写図である。
【0039】
【図7】図7は、実施例3、4、5の紫外線照射テスト
後の毛髪の電子顕微鏡写真の模写図である。
【0040】
【図8】図8は照射テスト前の毛髪の電子顕微鏡写真の
模写図である。
【0041】
【図9】図9は、実施例3において、本発明の紫外線吸
収剤が未配合のリンスで処理した毛髪に対して行った紫
外線照射テスト後の毛髪の電子顕微鏡写真の模写図であ
る。
【0042】
【符号の説明】
a、b、cはキューティクルの乱れ部分 1〜6はキューティクルの乱れ部分

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】一般式 【化1】 (式中のRはL−体、D−体又はDL−体α−アミノ酸
    残基である)で表されるチオヒダントインのα−アミノ
    酸誘導体の中から選ばれた少なくとも1種を含有して成
    る化粧料組成物。
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