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JPH0542643A - 金属ラミネート用フイルム - Google Patents

金属ラミネート用フイルム

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Publication number
JPH0542643A
JPH0542643A JP20193391A JP20193391A JPH0542643A JP H0542643 A JPH0542643 A JP H0542643A JP 20193391 A JP20193391 A JP 20193391A JP 20193391 A JP20193391 A JP 20193391A JP H0542643 A JPH0542643 A JP H0542643A
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JP
Japan
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film
polyester
metal
thickness
layer
Prior art date
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JP20193391A
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English (en)
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JP3139505B2 (ja
Inventor
Kunio Shibatsuji
邦雄 芝辻
Kunikazu Fukui
國和 福井
Hideyuki Yamauchi
英幸 山内
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=16449195&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0542643(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属板との接着性、成形性、耐熱性が良好な
金属ラミネート用フイルムを提供する。 【構成】 少なくとも2層構造からなり、その一方の面
を金属にラミネートして用いられる、二軸方向に延伸さ
れたポリエステル樹脂からなるフイルムであって、金属
にラミネートされる面側の表面層(A)の融点(TmA
)が170℃以上220℃以下、金属にラミネートさ
れない面側の表面層(B)の融点(TmB )が220℃
以上255℃以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属ラミネート用フイル
ムに関するものである。さらに詳しくはポリエステルフ
イルムと金属板とラミネートしたのち、金属缶にするた
めのしぼり加工、しごき加工に耐え得る二軸延伸ポリエ
ステルフイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属缶の内面および外面の腐食防止には
一般的には塗料が塗布され、その塗料は熱硬化性樹脂が
使用される。
【0003】さらにまた熱可塑性樹脂を用いる方法があ
る。たとえばポリオレフインフイルムを加熱したテイン
フリ−スチ−ルにラミネートしたり、あるいはポリプロ
ピレン樹脂をラミネートすることが試みられている。ま
た、さらに耐熱性の良い二軸配向ポリエチレンテレフタ
レ−トフイルムを金属板にラミネートすることが検討さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】熱硬化性樹脂塗料の塗
装は用途に適した塗料が塗装されているが、その多くは
溶剤型であり塗膜の形成には数分という長時間と150
〜250℃の高温の加熱が必要であり、焼き付けの際多
量の有機溶剤が飛散する。また、きびしい加工にはクラ
ックが発生したり、耐食性やピンホ−ルにも気を配る必
要がある。
【0005】熱可塑性樹脂フイルムを使用する場合はこ
れらの問題点は解決されるが、接着剤を用いてラミネー
トすると塗装法と同様に溶剤飛散や残留溶剤の問題が残
る。接着剤を全く用いない場合もあり、たとえば加熱し
たテインフリ−スチ−ルにポリエチレンフイルムをラミ
ネートする方法があるが、ポリエチレンは融点が低くレ
トルト処理を施すと白色化し剥離することがある。
【0006】この点、二軸配向ポリエステルフイルムは
機械的特性、耐熱性にすぐれているためレトルト処理を
行っても問題がないので最近検討されている。
【0007】ラミネートする方法としては、(1)配向
ポリエステルフイルムを金属板にラミネートと同時にポ
リエステルのガラス転移点+80℃〜融点の温度で加熱
圧着する方法、(2)熱可塑性樹脂フイルムを粘着開始
温度より20〜80℃高い温度(T1 )に加熱された金
属板に仮接着させ、T1 +20〜80℃の温度で再加熱
し完全に融着させたのち急冷する方法、(3)ポリエス
テルフイルムをその融点〜融点+160℃に加熱された
金属板にラミネートし急冷する方法(特開昭58−82
717)などがある。
【0008】これらの方法でラミネートされた二軸配向
ポリエステルフイルムラミネート金属板では成形性が悪
く、また金属板とフイルムとの接着性も不十分である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この点を解消するために
鋭意検討した結果、本発明に到達したものである。すな
わち、本発明は、少なくとも2層構造からなり、その一
方の面を金属にラミネートして用いられる、二軸方向に
延伸されたポリエステル樹脂からなるフイルムであっ
て、金属にラミネートされる面側の表面層(A)の融点
(TmA )が170℃以上220℃以下であり、金属に
ラミネートされない面側の表面層(B)の融点(TmB
)が220℃以上255℃以下であることを特徴とす
る金属ラミネート用フイルム、とするものである。
【0010】本発明のフィルムは、少なくとも2層構造
を有しなければならない。少なくとも2層構造でないと
金属板との接着性と外側になる層すなわち金属板と接し
ない面の耐熱性が両立しない。また単層フイルムで耐熱
性を重視すれば成形性が悪くなり好ましくない。
【0011】金属にラミネートされる面側の表面層
(A)の融点(TmA )は170〜220℃の範囲であ
り、好ましくは180〜210℃である。170℃未満
になると熱処理温度がそれに応じて低くなるため熱収縮
率が高くなり、金属とラミネートする際不都合である。
220℃を超えると金属との接着性が悪くなり、これに
起因する塗膜欠陥につながる。
【0012】金属とラミネートしない面側の表面層
(B)の融点(TmB )は、したがって220〜255
℃の範囲のポリエステル樹脂である。220℃未満であ
ると後加工で加えられた場合軟化してキズがつくなど欠
点になりやすい。また成形時、成形品から金型の抜け性
が悪くなる。255℃を超えると成形性が良くない。
【0013】金属にラミネートされる面側の表面層
(A)の厚み(tA )とラミネートされない面側の表面
層(B)の厚み(tB )とは、tA >tB であることが
好ましいが、さらに好ましくはtA >2tB である。t
A ≦tB にすると成形性が悪くなる傾向にある。
【0014】また、層(A)、層(B)をそれぞれ構成
するポリエステル(A)、ポリエステル(B)のガラス
転移温度(Tg)はいずれも55〜80℃が望ましい。
55℃未満になると製膜時の作業性が良くなく、80℃
をこえると成形性が良くない。
【0015】本発明でいうポリエステルとはジカルボン
酸とジオ−ルの縮重合で得られるポリエチレンテレフタ
レ−トで代表されるものである。
【0016】ここでいうジカルボン酸としてはテレフタ
ル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6ナフタレンジカ
ルボン酸、アジピン酸、セバチン酸、デカンジカルボン
酸、アゼライン酸、ドデカジカルボン酸、シクロヘキサ
ンジカルボン酸などの単独ないしは混合物であり、ジオ
−ルとしてはエチレングリコ−ル、ブタンジオ−ル、ヘ
キサンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、1,4シク
ロヘキサンジメタノ−ル、デカンジオ−ル、2−エチル
−2−ブチル−1−プロパンジオ−ルなどの単独叉は混
合物である。また、2種以上のジカルボン酸やジオ−ル
の共重合体や、ジエチレングリコ−ル、トリエチレング
リコ−ル、ポリエチレングリコ−ルなどの他のモノマ−
やポリマ−との共重合体などにしてもよい。必要に応じ
て酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、可塑剤、無機
粒子、有機粒子、有機滑剤、顔料、帯電防止剤などの添
加剤を分散, 配合することができる。
【0017】従来の二軸配向ポリエステルフイルムはポ
リエチレンテレフタレ−トフイルムで代表されるように
機械的特性、耐熱性、寸法安定性などが非常に優れてい
る。しかし、ポリエステルフイルムを金属にラミネート
させるためには金属板をフイルムの融点前後の温度に加
熱、これにフイルムをラミネートさせることからフイル
ムの融点が高いとフイルムと金属との接着性が悪く、こ
れが成形性や成形後の欠陥につながることになる。
【0018】本発明のフイルムは次に述べるような一つ
の連続した工程で一挙に製造することができるが必ずし
もこれに制約されることはない。
【0019】金属面に接着させる面のポリエステル
(A)と接着させない面のポリエステル(B)とを別々
の押出機に供給して溶融し、パイプ内で合流させた後、
口金から該ポリマ−溶融体を押し出し冷却ドラム上で冷
却固化させる。必要に応じて長手方向、あるいは幅方向
に延伸し、熱処理を行ってもよい。ポリエステル(A)
(B)としてはたとえばブタンジオ−ル、ヘキサンジオ
−ルなどのジオ−ルやアジピン酸、イソフタル酸などの
ジカルボン酸を共重合させたものが非常に有効的であ
る。冷却ドラム上で冷却固化された無延伸フイルムは延
伸されるがその倍率は2〜6倍、好ましくは3〜5倍で
ある。延伸後の熱処理は必要に応じて行われるがポリマ
−の種類、融点に応じて適宜選択される。フイルム厚み
としては好ましくは6〜250μmであるが使用頻度の
高い範囲は12〜50μmであり、さらに好ましくは1
6〜35μmである。12μm未満では成形後はさらに
薄くなりピンホ−ルやクラックなどの欠陥になり耐食性
が悪くなる危険性がある。50μmを超えるとこのよう
な危険性はないが、経済的でなくまたフイルム自身の内
部応力が金属板との接着力より大きくなり、金属板との
接着性も懸念されるようになる。
【0020】金属板はブリキ、アルミニウム、スチ−ル
などの通常用いられる缶詰用金属からなる。金属板の厚
みは一般に0.20〜0.50mm、さらに0.22〜
0.35mmが望ましい。
【0021】
【実施例】本発明の特性値は次の測定法による。
【0022】(1)融点(Tm)、ガラス転移温度(T
g) 示差走査型熱量計DSC2(パ−キンエルマ−社製)を
用いて求める。測定はサンプル10mgを窒素気流下に
て、280℃×5分間溶融保持し、次いで320℃/分
の冷却速度で冷却する。こうして得られたサンプルを1
0℃/分の昇温速度で昇温していった際に、ガラス状態
→ゴム状態への転移に基づく比熱変化を読みとりこの温
度をガラス転移温度(Tg)とした。また、結晶融解に
基づく吸熱ピ−ク温度を融点(Tm)とした。
【0023】(2)接着性 加熱可能な金属ロ−ルにゴムロ−ルを圧着させ、その間
をポリエステルフイルムと金属板とを重ね合わせて圧力
20kg/cm、速度3m/分で通した。金属ロ−ルの
温度は180℃とした。通過後のフイルムと金属板のラ
ミネート品の接着力(ラミネート強さ)をテンシロンで
測定した。 ○:ラミネート強さが200g/cm以上 ×:ラミネート強さが200g/cm未満
【0024】(3)耐熱性 ASTM−D1894に準じた摩擦係数を測定して耐熱
性を判断した。すなわち、80×150mmの試料フイ
ルムの金属と接しない面(B面)と120℃に加熱した
クロムメッキスチ−ルとを重ね合わせ、その上に200
gの荷重をのせ下側のスチ−ルを200mm/分で引っ
張った時の張力を荷重200gで割った値が摩擦係数で
ある。 ○:摩擦係数が5未満 ×:摩擦係数が5以上
【0025】(4)成形性 ポリエステルフイルムと金属板とをラミネートしたもの
を成形機(センバ鉄工(株)製、VAS−33P型)に
て100kg/cm2 の圧力でプレス成形を行い、径1
00mm、深さ70mmのカップを得た。カップ内面の
フイルムのクラック状態を目視および顕微鏡で観察を行
った。 ○:フイルムにクラックが認められない △:ややクラックが入るものの金属の素地が表れていな
い ×:フイルムにクラックが認められ金属の素地が表れて
いる
【0026】実施例1 ポリエステルAとしてテレフタル酸/イソフタル酸(モ
ル比70/30)とエチレングリコ−ルからの共重合ポ
リエステル(Tm=190℃)と、ポリエステルBとし
てテレフタル酸/イソフタル酸(モル比92/8)とエ
チレングリコ−ルからの共重合ポリエステル(Tm=2
47℃)とを、別々の押出機で溶融させ、この溶融体を
パイプ内で合流させた後冷却ドラム上に押出して冷却さ
せ未延伸フイルムを得た。該未延伸フイルムをまず縦方
向に90℃で3.3倍、次いで横方向に110℃で3.
4倍に延伸した後、熱処理を160℃、6秒間行い、総
厚み30μm(ポリエステルAからなる層の厚み25μ
m、ポリエステルBからなる層の厚み5μm)のポリエ
ステルフイルムを得た。該ポリエステルフイルムのA面
と0.27mmのブリキ板と重ね合わせ170℃の金属
ロ−ルと間を通しラミネート品を得た。この物の接着
性、成形性、耐熱性は表1に示すとおり良好であった。
【0027】実施例2 ポリエステルAとしてテレフタル酸/イソフタル酸(モ
ル比80/20)とエチレングリコ−ルからの共重合ポ
リエステル(Tm=211℃)と、ポリエステルBとし
てテレフタル酸/アジピン酸(モル比90/10)とエ
チレングリコ−ルからの共重合ポリエステル(Tm=2
36℃)とを、別々の押出機で溶融させ、この溶融体を
パイプ内で合流させた後冷却ドラム上に押出して冷却さ
せ未延伸フイルムを得、実施例1と同様に延伸した後、
熱処理を180℃、5秒間行い、総厚み25μm(ポリ
エステルAからなる層の厚み20μm、ポリエステルB
からなる層の厚み5μm)のポリエステルフイルムを得
た。該ポリエステルフイルムを実施例1と同様に評価を
行った。その結果この物の接着性、成形性、耐熱性は表
1に示すとおり良好であった。
【0028】実施例3 ポリエステルAとしてテレフタル酸とエチレングリコ−
ル/1,4シクロヘキサンジメタノ−ル(モル比75/
25)からの共重合ポリエステル(Tm=203℃)
と、ポリエステルBとしてテレフタル酸/イソフタル酸
(モル比90/10)とエチレングリコ−ルからの共重
合ポリエステル(Tm=242℃)とを、別々の押出機
で溶融させ、この溶融体をパイプ内で合流させた後冷却
ドラム上に押出して冷却させ未延伸フイルムを得、実施
例1と同様に延伸した後、熱処理を170℃、10秒間
行い、総厚み30μm(ポリエステルAからなる層の厚
み27μm、ポリエステルBからなる層の厚み3μm)
のポリエステルフイルムを得た。該ポリエステルフイル
ムを実施例1と同様に評価を行った。その結果この物の
接着性、成形性、耐熱性は表1に示すとおり良好であっ
た。
【0029】実施例4 ポリエステルAとしてテレフタル酸/イソフタル酸/セ
バシン酸(モル比75/20/5)とエチレングリコ−
ルからの共重合ポリエステル(Tm=198℃)と、ポ
リエステルBとしてテレフタル酸/イソフタル酸(モル
比87/13)とエチレングリコ−ルからの共重合ポリ
エステル(Tm=235℃)とを、別々の押出機で溶融
させ、この溶融体をパイプ内で合流させた後冷却ドラム
上に押出して冷却させ未延伸フイルムを得、実施例1と
同様に延伸した後、熱処理を165℃、5秒間行い、総
厚み35μm(ポリエステルAからなる層の厚み27μ
m、ポリエステルBからなる層の厚み8μm)のポリエ
ステルフイルムを得た。該ポリエステルフイルムを実施
例1と同様に評価を行った。その結果この物の接着性、
成形性、耐熱性は表1に示すとおり良好であった。
【0030】実施例5 ポリエステルAとしてテレフタル酸とエチレングリコ−
ル/1,4シクロヘキサンジメタノ−ル(モル比75/
25)からの共重合ポリエステル(Tm=203℃)
と、ポリエステルBとしてテレフタル酸/イソフタル酸
(モル比90/10)とエチレングリコ−ルからの共重
合ポリエステル(Tm=242℃)とを、別々の押出機
で溶融させ、この溶融体をパイプ内で合流させた後冷却
ドラム上に押出して冷却させ未延伸フイルムを得、実施
例1と同様に延伸した後、熱処理を170℃、10秒間
行い、総厚み30μm(ポリエステルAからなる層の厚
み8μm、ポリエステルBからなる層の厚み22μm)
のポリエステルフイルムを得た。該ポリエステルフイル
ムを実施例1と同様に評価を行った。その結果この物の
接着性は良好であり、成形性は良好であったがフイルム
面にややクラックが入った。
【0031】比較例1 ポリエステルAとしてテレフタル酸/イソフタル酸(モ
ル比80/20)とエチレングリコ−ルからの共重合ポ
リエステル(Tm=211℃)と、ポリエステルBとし
てポリエチレンテレフタレ−ト(Tm=260℃)と
を、別々の押出機で溶融させ、この溶融体をパイプ内で
合流させた後冷却ドラム上に押出して冷却させ未延伸フ
イルムを得、実施例1と同様に延伸した後、熱処理を1
85℃、5秒間行い、総厚み25μm(ポリエステルA
からなる層の厚み20μm、ポリエステルBからなる層
の厚み5μm)のポリエステルフイルムを得た。該ポリ
エステルフイルムを実施例1と同様に評価を行った。そ
の結果、成形は出来たもののフイルムにクラックが入っ
た。
【0032】比較例2 ポリエステルAとしてテレフタル酸/イソフタル酸(モ
ル比70/30)とエチレングリコ−ルからの共重合ポ
リエステル(Tm=190℃)と、ポリエステルBとし
てテレフタル酸/イソフタル酸(モル比82/18)と
エチレングリコ−ルからの共重合ポリエステル(Tm=
215℃)とを、別々の押出機で溶融させ、この溶融体
をパイプ内で合流させた後冷却ドラム上に押出して冷却
させ未延伸フイルムを得、実施例1と同様に延伸した
後、熱処理を160℃、5秒間行い、総厚み25μm
(ポリエステルAからなる層の厚み20μm、ポリエス
テルBからなる層の厚み5μm)のポリエステルフイル
ムを得た。該ポリエステルフイルムを実施例1と同様に
評価を行った。その結果この物の接着性、成形性は良好
であったが、耐熱性が悪く成形時に金型の抜けが良くな
かった。
【0033】比較例3 ポリエステルAとしてテレフタル酸/セバシン酸(モル
比88/12)とエチレングリコ−ルからの共重合ポリ
エステル(Tm=234℃)と、ポリエステルBとして
テレフタル酸/イソフタル酸(モル比90/10)とエ
チレングリコ−ルからの共重合ポリエステル(Tm=2
42℃)とを、別々の押出機で溶融させ、この溶融体を
パイプ内で合流させた後冷却ドラム上に押出して冷却さ
せ未延伸フイルムを得、実施例1と同様に延伸した後、
熱処理を205℃、5秒間行い、総厚み35μm(ポリ
エステルAからなる層の厚み27μm、ポリエステルB
からなる層の厚み8μm)のポリエステルフイルムを得
た。該ポリエステルフイルムを実施例1と同様に評価を
行った。その結果この物の接着性が悪くこの後の評価に
耐えなかった。
【0034】比較例4 ポリエステルとしてテレフタル酸/イソフタル酸(モル
比82/18)とエチレングリコ−ルからの共重合ポリ
エステル(Tm=215℃)を押出機で溶融させ、この
溶融体を冷却ドラム上に押出して冷却させ未延伸フイル
ムを得、実施例1と同様に延伸した後、熱処理を180
℃、5秒間行い、厚み30μmのポリエステルフイルム
を得た。該ポリエステルフイルムを実施例1と同様に評
価を行った。その結果この物の接着性、成形性は良好で
あったが、耐熱性が悪く成形時に金型の抜けが良くなか
った。
【0035】比較例5 ポリエステルとしてテレフタル酸とエチレングリコ−ル
とからなるポリエチレンテレフタレ−ト(Tm=260
℃)を比較例4と同様にして未延伸フイルムを得、さら
に延伸した後225℃、10秒間熱処理行い、厚み30
μmの単層フイルムを得た。該ポリエステルフイルムを
実施例1と同様に評価を行った。その結果、金属との接
着性が良くなく成形後の評価まで至らなかった。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】本発明のフィルムは、2層以上の構造を
有し、両表面層の特性を特定範囲としたポリエステルフ
イルムを適用することにより、金属板との接着性が向上
し、缶にするための成形性も良好であり、しかも缶にな
った後もフイルム表層の耐熱性が良好であるため印刷な
どの後加工に耐え得る。すなわち、単層フイルムでは接
着性、成形性、耐熱性を同時に満足させることは出来な
いが、本発明ではすべて満たすことが出来る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2層構造からなり、その一方
    の面を金属にラミネートして用いられる、二軸方向に延
    伸されたポリエステル樹脂からなるフイルムであって、
    金属にラミネートされる面側の表面層(A)の融点(T
    mA )が170℃以上220℃以下であり、金属にラミ
    ネートされない面側の表面層(B)の融点(TmB )が
    220℃以上255℃以下であることを特徴とする金属
    ラミネート用フイルム。
  2. 【請求項2】 層(A)の厚み(tA )と、層(B)の
    厚み(tB )が、tA >tB であることを特徴とする請
    求項1に記載の金属ラミネート用フイルム。
JP20193391A 1991-08-12 1991-08-12 金属ラミネート用フイルム Expired - Lifetime JP3139505B2 (ja)

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