JPH0539244A - 3,5−ジクロロフタル酸及び3,5−ジクロロフタル酸無水物の製造方法 - Google Patents
3,5−ジクロロフタル酸及び3,5−ジクロロフタル酸無水物の製造方法Info
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- JPH0539244A JPH0539244A JP4002288A JP228892A JPH0539244A JP H0539244 A JPH0539244 A JP H0539244A JP 4002288 A JP4002288 A JP 4002288A JP 228892 A JP228892 A JP 228892A JP H0539244 A JPH0539244 A JP H0539244A
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- dichlorophthalic
- dichlorophthalic acid
- tetrachloro
- trichloro
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D209/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D209/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
- C07D209/44—Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles
- C07D209/48—Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles with oxygen atoms in positions 1 and 3, e.g. phthalimide
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
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- Indole Compounds (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリクロロフタルイミド、特にN−置換テト
ラクロロフタルイミド及びN−置換トリクロロフタルイ
ミドを、亜鉛及び水溶液中の塩基で処理すると、酸性に
した後、3,5-ジクロロフタル酸又はそれらの塩が生成す
る。 【効果】 3,5-ジクロロフタル酸を高収率で製造するこ
とができる。
ラクロロフタルイミド及びN−置換トリクロロフタルイ
ミドを、亜鉛及び水溶液中の塩基で処理すると、酸性に
した後、3,5-ジクロロフタル酸又はそれらの塩が生成す
る。 【効果】 3,5-ジクロロフタル酸を高収率で製造するこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N-置換テトラクロロフ
タルイミド及びトリクロロフタルイミドからの3,5-ジク
ロロフタル酸若しくはその塩又は3,5-ジクロロフタル酸
無水物の製造方法に関する。3,5-ジクロロフタル酸は、
植物成長調節剤の合成に有用である (米国特許3,940,41
9 及び4,017,299)。3,5-ジクロロフタル酸及びフタル酸
無水物は、直接塩素化方法によっては非常に少ない収量
でしか製造され得ないと考えられる。例えば、フタル酸
無水物を塩素化することにより、塩素化フタル酸無水物
の混合物が製造され得る。生成物が分離され、場合によ
っては、3,5-ジクロロフタル酸無水物が低収率で得られ
うる。加水分解により、無水物を酸に転化しうる。
タルイミド及びトリクロロフタルイミドからの3,5-ジク
ロロフタル酸若しくはその塩又は3,5-ジクロロフタル酸
無水物の製造方法に関する。3,5-ジクロロフタル酸は、
植物成長調節剤の合成に有用である (米国特許3,940,41
9 及び4,017,299)。3,5-ジクロロフタル酸及びフタル酸
無水物は、直接塩素化方法によっては非常に少ない収量
でしか製造され得ないと考えられる。例えば、フタル酸
無水物を塩素化することにより、塩素化フタル酸無水物
の混合物が製造され得る。生成物が分離され、場合によ
っては、3,5-ジクロロフタル酸無水物が低収率で得られ
うる。加水分解により、無水物を酸に転化しうる。
【0002】O'Reilly等による米国特許出願No.07/439,
227 には、テトラクロロ、トリクロロ又はジクロロフタ
ル酸無水物を、塩素を除去するために、水溶液中、亜鉛
及び水酸化ナトリウムで処理してもよいことが記載され
ている。塩素は、最初に第5位のものが、次に第4位の
ものが、三番目に第3位のものが、順に除去される。従
って、二つの塩素をテトラクロロフタル酸無水物から除
去すると、酸性化後に得られる生成物は、3,6-ジクロロ
フタル酸である。同様に、3,4,6-トリクロロフタル酸無
水物から一つの塩素原子を除去すると、生成物は3,6-ジ
クロロフタル酸である。この方法は、塩素原子の除去を
含むが、異性体化は含まない。ジクロロ及びトリクロロ
誘導体の番号付けは、命名法の標準システムの下ではト
リクロロ誘導体はより低い可能な数を塩素原子に与える
ため、異なってくる。
227 には、テトラクロロ、トリクロロ又はジクロロフタ
ル酸無水物を、塩素を除去するために、水溶液中、亜鉛
及び水酸化ナトリウムで処理してもよいことが記載され
ている。塩素は、最初に第5位のものが、次に第4位の
ものが、三番目に第3位のものが、順に除去される。従
って、二つの塩素をテトラクロロフタル酸無水物から除
去すると、酸性化後に得られる生成物は、3,6-ジクロロ
フタル酸である。同様に、3,4,6-トリクロロフタル酸無
水物から一つの塩素原子を除去すると、生成物は3,6-ジ
クロロフタル酸である。この方法は、塩素原子の除去を
含むが、異性体化は含まない。ジクロロ及びトリクロロ
誘導体の番号付けは、命名法の標準システムの下ではト
リクロロ誘導体はより低い可能な数を塩素原子に与える
ため、異なってくる。
【0003】驚くべきことに、本発明において、ポリク
ロロフタルイミド、特にN-置換テトラクロロフタルイミ
ド及びN-置換トリクロロフタルイミドが、水溶液中の亜
鉛及び塩基で処理され、酸性にした後、生成物である3,
5-ジクロロフタル酸又はその塩を生成しうることが見出
された。N-置換テトラクロロフタルイミド及びトリクロ
ロフタルイミドは対応するフタル酸無水物とは異なった
反応をする。フタルイミドは、水溶液中の亜鉛及び塩基
で処理され、3,5-ジクロロフタル酸を生成する。
ロロフタルイミド、特にN-置換テトラクロロフタルイミ
ド及びN-置換トリクロロフタルイミドが、水溶液中の亜
鉛及び塩基で処理され、酸性にした後、生成物である3,
5-ジクロロフタル酸又はその塩を生成しうることが見出
された。N-置換テトラクロロフタルイミド及びトリクロ
ロフタルイミドは対応するフタル酸無水物とは異なった
反応をする。フタルイミドは、水溶液中の亜鉛及び塩基
で処理され、3,5-ジクロロフタル酸を生成する。
【0004】
【化2】
【0005】(式中、X1及びX2は、塩素原子又は水素原
子を表し、ただし、X1及びX2の両方が水素原子を表すこ
とはなく、Q は1 又は2 を表す) Q が1 を表す場合には、R は1 価の基である。Q が2 で
ある場合には、R は2価の基である。より詳しくは、R
は炭素原子1ないし8の直鎖又は枝分かれ鎖のアルキル
基、炭素原子3ないし8のシクロアルキル基又は炭素原
子6ないし12のアリール基を表す。出発材料は、当該
技術分野の技術者によく知られた方法により製造されう
る。例えば、モノアミン又はジアミンを、適当な溶媒、
例えばジオキサン又は酢酸中で所望のポリクロロフタル
酸無水物と縮合しうる。それらは、当該技術分野の技術
者により容易に単離されうる。
子を表し、ただし、X1及びX2の両方が水素原子を表すこ
とはなく、Q は1 又は2 を表す) Q が1 を表す場合には、R は1 価の基である。Q が2 で
ある場合には、R は2価の基である。より詳しくは、R
は炭素原子1ないし8の直鎖又は枝分かれ鎖のアルキル
基、炭素原子3ないし8のシクロアルキル基又は炭素原
子6ないし12のアリール基を表す。出発材料は、当該
技術分野の技術者によく知られた方法により製造されう
る。例えば、モノアミン又はジアミンを、適当な溶媒、
例えばジオキサン又は酢酸中で所望のポリクロロフタル
酸無水物と縮合しうる。それらは、当該技術分野の技術
者により容易に単離されうる。
【0006】反応は、水溶液中で行われる。反応が始ま
ると、ポリクロロフタルイミドは完全には水中に溶解し
ないと考えられる。しかしながら、反応が進行するにつ
れ、塩素原子が水素原子で置換され、イミドが加水分解
されてジクロロフタル酸の塩が生成する。この時点にお
いて、反応生成物は水に溶解する。所望により、ポリク
ロロフタルイミドの溶解性を強化するために、水溶性有
機溶媒、例えば低級アルコール、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、及びN-メ
チルピロリドンを添加しうる。
ると、ポリクロロフタルイミドは完全には水中に溶解し
ないと考えられる。しかしながら、反応が進行するにつ
れ、塩素原子が水素原子で置換され、イミドが加水分解
されてジクロロフタル酸の塩が生成する。この時点にお
いて、反応生成物は水に溶解する。所望により、ポリク
ロロフタルイミドの溶解性を強化するために、水溶性有
機溶媒、例えば低級アルコール、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、及びN-メ
チルピロリドンを添加しうる。
【0007】反応は、少なくとも化学量論量で存在すべ
き金属亜鉛の存在下で行われる。塩素1モルの除去のた
めに、亜鉛1モルが要求される。しかしながら、亜鉛
は、副反応で消費されうるので、過剰量の亜鉛を存在さ
せるのが好ましい。6当量以下の亜鉛が適当な量であ
る。金属亜鉛は、表面積を最大にし、これにより反応速
度を最大にするために微細に粉砕された形態で存在させ
るのが好ましい。
き金属亜鉛の存在下で行われる。塩素1モルの除去のた
めに、亜鉛1モルが要求される。しかしながら、亜鉛
は、副反応で消費されうるので、過剰量の亜鉛を存在さ
せるのが好ましい。6当量以下の亜鉛が適当な量であ
る。金属亜鉛は、表面積を最大にし、これにより反応速
度を最大にするために微細に粉砕された形態で存在させ
るのが好ましい。
【0008】反応には、塩基性の強い溶液が要求され
る。好ましい塩基は、アルカリ金属の水酸化物である。
水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムが、いずれも安価
であるため最も好ましい。水酸化ナトリウム又は水酸化
カリウムを選択する場合は、使用すべき塩基の濃度は、
溶媒の重量をベースとして約5〜約25%の範囲であ
る。塩基の最適な濃度は、約20%である。典型的な反
応においては、N-置換フタルイミドを、水中の20%の
水酸化アルカリ溶液に、金属亜鉛及び所望により水混和
性の有機溶媒と共に添加する。反応の好ましい温度範囲
は、約60〜約100℃である。温度をより低くする
と、反応速度が減少する。好ましい温度範囲において、
温度は、反応が合理的な期間、例えば3〜5時間で完結
するように選択されうる。
る。好ましい塩基は、アルカリ金属の水酸化物である。
水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムが、いずれも安価
であるため最も好ましい。水酸化ナトリウム又は水酸化
カリウムを選択する場合は、使用すべき塩基の濃度は、
溶媒の重量をベースとして約5〜約25%の範囲であ
る。塩基の最適な濃度は、約20%である。典型的な反
応においては、N-置換フタルイミドを、水中の20%の
水酸化アルカリ溶液に、金属亜鉛及び所望により水混和
性の有機溶媒と共に添加する。反応の好ましい温度範囲
は、約60〜約100℃である。温度をより低くする
と、反応速度が減少する。好ましい温度範囲において、
温度は、反応が合理的な期間、例えば3〜5時間で完結
するように選択されうる。
【0009】反応生成物は、3,5-ジクロロフタル酸の二
ナトリウム塩である。反応混合物は、出発フタルイミド
を製造するのに使用されるアミン又はジアミンをも含
む。困難を避けるために、エーテル又は酢酸エチルのよ
うな溶媒で抽出することにより、又は当該技術分野の技
術者に知られている他の手段により、該アミンを除去す
るのが非常に望ましい。一度アミンを除去すると、所望
の3,5-ジクロロフタル酸又はその塩は、当該技術分野の
技術者に良く知られた方法で酸性にすることにより単離
されうる。酸性化を、溶液が強い酸性になるよりも中性
になるように注意深く行うと、3,5-ジクロロフタル酸の
モノ塩が沈殿しうる。フタル酸それ自体は、当該技術分
野の技術者によりよく知られた方法によりさらに酸性に
し、酢酸エチルのような有機溶媒で抽出することにより
塩から回収されうる。
ナトリウム塩である。反応混合物は、出発フタルイミド
を製造するのに使用されるアミン又はジアミンをも含
む。困難を避けるために、エーテル又は酢酸エチルのよ
うな溶媒で抽出することにより、又は当該技術分野の技
術者に知られている他の手段により、該アミンを除去す
るのが非常に望ましい。一度アミンを除去すると、所望
の3,5-ジクロロフタル酸又はその塩は、当該技術分野の
技術者に良く知られた方法で酸性にすることにより単離
されうる。酸性化を、溶液が強い酸性になるよりも中性
になるように注意深く行うと、3,5-ジクロロフタル酸の
モノ塩が沈殿しうる。フタル酸それ自体は、当該技術分
野の技術者によりよく知られた方法によりさらに酸性に
し、酢酸エチルのような有機溶媒で抽出することにより
塩から回収されうる。
【0010】3,5-ジクロロフタル酸は、当該技術分野の
技術者によく知られた方法により容易に3,5-ジクロロフ
タル酸無水物に転化しうる。例えば、該酸を無水酢酸で
処理すると、該酸は容易に無水物に転化する。酸を無水
物に転化する別の方法は、該酸をキシレン又はトルエン
のような炭化水素と共に還流し、蒸発する水を凝縮する
ために適当なトラップを使用することである。
技術者によく知られた方法により容易に3,5-ジクロロフ
タル酸無水物に転化しうる。例えば、該酸を無水酢酸で
処理すると、該酸は容易に無水物に転化する。酸を無水
物に転化する別の方法は、該酸をキシレン又はトルエン
のような炭化水素と共に還流し、蒸発する水を凝縮する
ために適当なトラップを使用することである。
【0011】下記の実施例により、本発明をさらに詳細
に説明する。 実施例1 テトラクロロ-N- フェニルフタルイミドからの3,5-ジク
ロロフタル酸の製造 テトラクロロ-N- フェニルフタルイミド(30g) を、30
0mlの15%NaOH水溶液及び15mgの亜鉛粉末に添加した。
その後、該混合物を65℃に加熱し、該温度で8時間攪拌
した。
に説明する。 実施例1 テトラクロロ-N- フェニルフタルイミドからの3,5-ジク
ロロフタル酸の製造 テトラクロロ-N- フェニルフタルイミド(30g) を、30
0mlの15%NaOH水溶液及び15mgの亜鉛粉末に添加した。
その後、該混合物を65℃に加熱し、該温度で8時間攪拌
した。
【0012】室温に冷却した後、反応混合物を濾過し、
濾塊を100mlの水で洗浄した。その後、水相を100
mlのジクロロメタンで2回抽出した。濃塩酸をpH1.0
まで添加して沈殿物を得て、これを酢酸エチルで抽出し
た。この酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を除去し、続いて真空デシケーター(80 ℃、0.
5mmHg)で乾燥すると、3,5-ジクロロフタル酸(18.92g,9
6.8%,GCによる純度80%)が得られた。サンプルを水から
再結晶すると、融点171-172 ℃の生成物が得られた。 実施例2 テトラクロロ-N- メチルフタルイミドからの3,5-ジクロ
ロフタル酸の製造 テトラクロロ-N- メチルフタルイミド1.0g、亜鉛粉末0.
7g、及び20%NaOH水溶液10mlの混合物を合わせ、65℃で
3時間攪拌した。反応混合物のサンプルは、41.62 %の
3,5-ジクロロフタル酸を含んでいることが示された。 実施例3 N-N'- ジメチレンビス (テトラクロロフタルイミド) か
らの3,5-ジクロロフタル酸の製造 N-N'- ジメチレンビス (テトラクロロフタルイミド) 0.
5g、亜鉛粉末0.27g 、及び10%NaOH水溶液5ml の混合物
を合わせ、60℃で48時間加熱した。反応混合物の分析に
より、上記で製造された真正のサンプルに対する保持時
間と同一の3,5-ジクロロフタル酸無水物39%が示され
た。 実施例4 3,4,6-トリクロロ-N- フェニルフタルイミドからの3,5-
ジクロロフタル酸の製造 3,4,6-トリクロロ-N- フェニルフタルイミド1.0g、亜鉛
粉末1.0g、及び5%NaOH水溶液10mlの混合物を合わせ、
60℃で25時間加熱した。反応混合物の分析により、36.7
%の3,5-ジクロロフタル酸の生成が示された。 比較実施例1 テトラクロロ-N- フェニルフタルイミドを、触媒量の炭
素上のパラジウムを含むメタノール中、ギ酸ナトリウム
と反応させた。N-フェニルフタルイミドのみが製造され
た。部分的に塩素化された材料は見られなかった。
濾塊を100mlの水で洗浄した。その後、水相を100
mlのジクロロメタンで2回抽出した。濃塩酸をpH1.0
まで添加して沈殿物を得て、これを酢酸エチルで抽出し
た。この酢酸エチル溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を除去し、続いて真空デシケーター(80 ℃、0.
5mmHg)で乾燥すると、3,5-ジクロロフタル酸(18.92g,9
6.8%,GCによる純度80%)が得られた。サンプルを水から
再結晶すると、融点171-172 ℃の生成物が得られた。 実施例2 テトラクロロ-N- メチルフタルイミドからの3,5-ジクロ
ロフタル酸の製造 テトラクロロ-N- メチルフタルイミド1.0g、亜鉛粉末0.
7g、及び20%NaOH水溶液10mlの混合物を合わせ、65℃で
3時間攪拌した。反応混合物のサンプルは、41.62 %の
3,5-ジクロロフタル酸を含んでいることが示された。 実施例3 N-N'- ジメチレンビス (テトラクロロフタルイミド) か
らの3,5-ジクロロフタル酸の製造 N-N'- ジメチレンビス (テトラクロロフタルイミド) 0.
5g、亜鉛粉末0.27g 、及び10%NaOH水溶液5ml の混合物
を合わせ、60℃で48時間加熱した。反応混合物の分析に
より、上記で製造された真正のサンプルに対する保持時
間と同一の3,5-ジクロロフタル酸無水物39%が示され
た。 実施例4 3,4,6-トリクロロ-N- フェニルフタルイミドからの3,5-
ジクロロフタル酸の製造 3,4,6-トリクロロ-N- フェニルフタルイミド1.0g、亜鉛
粉末1.0g、及び5%NaOH水溶液10mlの混合物を合わせ、
60℃で25時間加熱した。反応混合物の分析により、36.7
%の3,5-ジクロロフタル酸の生成が示された。 比較実施例1 テトラクロロ-N- フェニルフタルイミドを、触媒量の炭
素上のパラジウムを含むメタノール中、ギ酸ナトリウム
と反応させた。N-フェニルフタルイミドのみが製造され
た。部分的に塩素化された材料は見られなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニール ジエイ オライリー アメリカ合衆国 ニユーヨーク州 14072 グランド アイランド シエリー ドラ イヴ 1134 (72)発明者 ヘンリー シー リン アメリカ合衆国 ニユーヨーク州 14072 グランド アイランド ヒユース ロー ド 1971
Claims (19)
- 【請求項1】 次式で表されるポリクロロフタルイミド
を、塩基の存在下、金属亜鉛と反応させ、これにより、
3,5-ジクロロフタル酸の塩を含む反応混合物を生成させ
ることを含む3,5-ジクロロフタル酸の塩の製造方法。 【化1】 (式中、X1及びX2は、塩素原子又は水素原子を表し、た
だし、X1及びX2の両方が水素原子を表すことはなく、Q
は1 又は2 を表し、そしてR 基は、1 価又は2 価の有機
の基、より好ましくは炭素原子1ないし8の直鎖又は枝
分かれ鎖のアルキル基、炭素原子3ないし8のシクロア
ルキル基又は炭素原子6ないし12のアリール基を表
す) - 【請求項2】 塩基が、水酸化ナトリウム及び水酸化カ
リウムからなる群から選ばれる請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 反応温度が20℃〜100℃である請求
項1記載の方法。 - 【請求項4】 反応混合物を酸性にする追加の工程を含
む請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 酸性化が、3,5-ジクロロフタル酸の一ナ
トリウム塩が生成する中和点まで行われる請求項4記載
の方法。 - 【請求項6】 酸性化が3,5-ジクロロフタル酸を生成す
るのに十分である請求項4記載の方法。 - 【請求項7】 前記ポリクロロフタルイミドが、3,4,6-
トリクロロ-N- メチルフタルイミドである請求項1記載
の方法。 - 【請求項8】 前記ポリクロロフタルイミドが、3,4,6-
トリクロロ-N- フェニルフタルイミドである請求項1記
載の方法。 - 【請求項9】 前記ポリクロロフタルイミドが、テトラ
クロロ-N- メチルフタルイミドである請求項1記載の方
法。 - 【請求項10】前記ポリクロロフタルイミドが、テトラ
クロロ-N- フェニルフタルイミドである請求項1記載の
方法。 - 【請求項11】前記ポリクロロフタルイミドが、3,4,6-
トリクロロ-N- メチルフタルイミドである請求項4記載
の方法。 - 【請求項12】前記ポリクロロフタルイミドが、3,4,6-
トリクロロ-N- フェニルフタルイミドである請求項4記
載の方法。 - 【請求項13】前記ポリクロロフタルイミドが、テトラ
クロロ-N- メチルフタルイミドである請求項4記載の方
法。 - 【請求項14】前記ポリクロロフタルイミドが、テトラ
クロロ-N- フェニルフタルイミドである請求項4記載の
方法。 - 【請求項15】3,5-ジクロロフタル酸を脱水して、3,5-
ジクロロフタル酸無水物を生成させる追加の工程を含む
請求項6記載の方法。 - 【請求項16】前記ポリクロロフタルイミドが、3,4,6-
トリクロロ-N- メチルフタルイミドである請求項15記
載の方法。 - 【請求項17】前記ポリクロロフタルイミドが、3,4,6-
トリクロロ-N- フェニルフタルイミドである請求項15
記載の方法。 - 【請求項18】前記ポリクロロフタルイミドが、テトラ
クロロ-N- メチルフタルイミドである請求項15記載の
方法。 - 【請求項19】前記ポリクロロフタルイミドが、テトラ
クロロ-N- フェニルフタルイミドである請求項15記載
の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/641,961 US5086188A (en) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | Preparation of 3,5-dichlorophthalic acid and 3,5-dichlorophthalic anhydride |
| US07/641961 | 1991-01-16 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539244A true JPH0539244A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=24574573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4002288A Pending JPH0539244A (ja) | 1991-01-16 | 1992-01-09 | 3,5−ジクロロフタル酸及び3,5−ジクロロフタル酸無水物の製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5086188A (ja) |
| EP (1) | EP0495426A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0539244A (ja) |
| CA (1) | CA2054073A1 (ja) |
| MX (1) | MX9102607A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0514863B1 (de) * | 1991-05-22 | 1995-09-13 | Hoechst Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung von 3,4,6-Trifluorphthalsäure und deren Anhydrid |
| US5294738A (en) * | 1992-04-03 | 1994-03-15 | Occidental Chemical Corporation | Process for selective hydrodefluorination |
| ES2089644T3 (es) * | 1992-07-10 | 1996-10-01 | Hoechst Ag | Procedimiento para la preparacion de acido tetrafluoro-ftalico y/o anhidrido de acido tetrafluoro-ftalico. |
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