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JPH053765A - 調味料製剤 - Google Patents

調味料製剤

Info

Publication number
JPH053765A
JPH053765A JP3158338A JP15833891A JPH053765A JP H053765 A JPH053765 A JP H053765A JP 3158338 A JP3158338 A JP 3158338A JP 15833891 A JP15833891 A JP 15833891A JP H053765 A JPH053765 A JP H053765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribonucleotides
weight
melting point
seasoning preparation
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3158338A
Other languages
English (en)
Inventor
Itaru Mori
格 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP3158338A priority Critical patent/JPH053765A/ja
Publication of JPH053765A publication Critical patent/JPH053765A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品中のフォスファターゼによる5′−リボ
ヌクレオチド類の分解が抑えられ、同時に、異臭、溶解
時の皮膜生成という欠点を回避できる粉末調味料製剤。 【構成】 5′−リボヌクレオチド類、融点50℃以下
の油脂類、粉末化基材、およびポリオールからなり、混
合造粒、押し出し造粒等により酵素分解に対して安定な
粉末調味料製剤を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、5′−リボヌクレオチ
ド類、融点50℃以下の油脂、粉末化基材およびポリオ
ールからなり、酵素分解に対して安定な粉末調味料製剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】5′−イノシン酸、5′−グアニル酸
等、5′−リボヌクレオチドは、そのものが旨味をもつ
と同時にグルタミン酸ナトリウムとの相乗作用も強く、
旨味調味料として、また、複合調味料中に使用した場合
には塩味等を和らげてマイルドな味をもたらす成分とし
て、今日、多方面の食品に利用されている。
【0003】しかし、これらの5′−リボヌクレオチド
類は、食品の製造時に通常生じる条件では、化学的には
安定であるのに対して、食品原料中に広く存在するフォ
スファターゼにより容易に分解され呈味力が消失する欠
点を有する。フォスファターゼによる分解を避ける方法
として、従来、 (1)原料を加熱してフォスファターゼを失活させた後
5′−リボヌクレオチド類を添加する(特開昭62−5
1969号公報) (2)5′−リボヌクレオチド類をカルシウム塩等の難
溶性塩にする(特公昭43−24942号公報、特公昭
44−10154号公報) (3)5′−リボヌクレオチド類を油脂等で被覆する
(特開昭63−44864号公報、特開平1−1041
40号公報) 等が提案されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)の方法で
は、ミソ等の、加熱により風味が大きく影響されるよう
な食品に対しては実施できない。上記(2)の方法は、
水溶性の5′−リボヌクレオチド類は対象とならない。
また、上記(3)の方法では、常温で粉粒体の状態を保
つために、現実には比較的高融点(55℃以上)の油脂
またはワックス類が使用される。このため、異臭や、溶
解時の皮膜生成などの欠点が生ずる。例えば、高融点の
油脂またはワックスで被覆された5′−リボヌクレオチ
ド類を熱湯に溶解する形で使用した場合、温度が下がる
と表面に油脂またはワックスの硬い皮膜が生じて、食品
として見た場合外観上問題となる。
【0005】また、例えば、かまぼこなどの場合、本来
淡泊な風味であるため、高融点の油脂またはワックスの
匂いは無視できない悪影響を及ぼす。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の問題
を解決するため鋭意研究の結果、5′−リボヌクレオチ
ド類、低融点油脂(融点50℃以下)、粉末化基材、ポ
リオールからなる組成物とすることにより、5′−リボ
ヌクレオチド類のフォスファターゼによる分解を抑え、
同時に、食品に使用した場合、無臭かつ溶解時に皮膜の
形成しない状態を達成できることを発見し、本発明を完
成した。
【0007】すなわち、本発明は5′−リボヌクレオチ
ド類、融点50℃以下の油脂類、粉末化基材およびポリ
オールよりなる酵素分解に対して安定な粉末調味料製剤
に関する。本発明における5′−リボヌクレオチド類と
は5′−イノシン酸または5′−グアニル酸の塩(ナト
リウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、リジン塩、ヒ
スチジン塩、アルギニン塩、カルシウム塩、アルミニウ
ム塩、バリウム塩、マグネシウム塩、およびこれらの混
合物)のことである。
【0008】本発明における油脂とは、融点50℃以下
であれば動物油、植物油、あるいはそれらの混合物のい
ずれでもよく、特に限定されないが、例えば、パーム
油、大豆硬化油などが挙げられる。また、後述するごと
く本願の主たる効果のひとつは、低融点の油脂を使うこ
とにより、異臭を伴わずに酵素分解に対して安定な調味
料製剤を得ることであるが、添加する食品に香りを付与
することが望ましい場合には、植物性油脂、動物性油脂
等を用いて、香味野菜、畜肉、魚介類等の素材を加熱抽
出等の物理的操作を行って抽出した香味感を有するシー
ズニングオイル(香味油)、動植物素材から抽出した天
然香料、有機合成による合成香料等のうちで融点50℃
以下のものを油脂中に含むことができる。
【0009】また、用途によっては油脂中にシーズニン
グオイル、天然または合成の香料等を含有させて食品へ
の香りの付与を達成することも可能となる本発明におけ
る粉末化基材としては、親水性物質が好ましく、さらに
具体的には、ゼラチン、カゼイン、カゼインナトリウ
ム、ホエータンパク、アルブミン等の親水性タンパク
質、澱粉、アルギン酸塩、アラビアゴム、グアーガム、
キサンタンガム、ペクチン、カルボキシメチルセルロー
スのタンパク部分加水分解物、デキストリン、オリゴ糖
等の澱粉加水分解物、グルタミン酸、リジンに代表され
る親水性アミノ酸またはその塩、乳糖に代表される糖
類、酢酸、クエン酸、コハク酸、アジピン酸等の有機酸
またはその塩、および塩化ナトリウム、塩化カリウム等
の通常の食品に使用される塩類のいずれか、またはこれ
ら2種以上の混合物、あるいは少なくともこれらのいず
れかを含有する食用組成物をあげることができる。
【0010】本発明におけるポリオールとしては、グリ
セリン、プロピレングリコール等の無毒性グリコール、
および糖類または糖アルコール類が挙げられる。本発明
における粉末調味料製剤は、好ましくは1〜70重量%
の油脂、30〜90重量%の粉末化基材、および0.1
〜10重量%のポリオールとを含んでなる組成物であっ
て、全体の1〜70重量%の5′−リボヌクレオチド類
を粉末化基材中に含む。
【0011】本発明の効果を十分に実現するためには、
5′−リボヌクレオチド類の含量は3〜50重量%が好
ましい。また、さらに好ましくは粉末調味料製剤の最大
粒径は10mm以下、平均粒子径は0.3mm以上5m
m以下である。本発明の調味料製剤の製造方法として
は、油脂成分、粉末化基材、5′−リボヌクレオチド類
を混合錬成後、ポリオールを添加混合し、混合造粒、押
し出し造粒等により、単粒化する。
【0012】
【実施例】
【0013】
【実施例1および比較例1】デキストリン(DE=7)
37重量部5′−イノシン酸ナトリウム15重量部、
5′−グアニル酸ナトリウム15重量部、パーム油(融
点37℃)30重量部を混練する。その混練物にグリセ
リン3重量部を添加してさらに混練した後、1.5mm
φのスクリーンより押し出しを行い、粉末調味料製剤を
得た。最大粒子径は3.4mm以下、平均粒子径は1.
1mmであった。(サンプル) 市販の5′−リボヌクレオチド類無添加のみそ300g
に、サンプルまたは比較例1として5′−イノシン酸
ナトリウムと5′−グアニル酸ナトリウムの1:1の混
合粉末を5′−リボヌクレオチド換算で0.2%になる
ように添加、分散させた後、5℃で保存し、経時的に
5′−リボヌクレオチド類の残存率を測定した。
【0014】結果を表1に示す。 (5′−リボヌクレオチドの残存率の測定方法)上記の
みそのサンプル40gに水140gを加え、攪拌しなが
ら加熱し、80℃達温後、10分放置する。加熱終了
後、溶液を遠心分離にかけ、さらにメンブレンフィルタ
ーでろ過し、液体クロマトグラフィー用サンプルとし
た。
【0015】液体クロマトグラフィーの測定条件は ・カラム Asahipak GS320 ・カラム温度 60℃ ・移動層 0.06M Na2 HPO4
ッファ pH=5.0 ・流 量 1.0mm/min ・検出器 254nm UV ・試料量 20μl 5′−リボヌクレオチド類の残存率の測定結果は表1に
示す通りであった。
【0016】なお、ミソの混合粉末またはサンプルを
添加直後の残存率を100%とする。
【0017】
【実施例2および比較例2】デキストリン(DE=7)
37重量部、5′−イノシン酸カルシウム5重量部、
5′−グアニル酸カルシウム10重量部、グルタミン酸
ナトリウム15重量部、パーム油(融点37℃)30重
量部を混練する。その混練物にグリセリン3重量部を添
加してさらに混練した後、1.5mmφのスクリーンよ
り押し出しを行い、調味料製剤を得た。最大粒子径は
3.4mm以下、平均粒子径は0.9mmであった。
(サンプル) 市販の5′−リボヌクレオチド類無添加のみそ300g
に、サンプルまたは、比較例2として5′−イノシン
酸カルシウムと5′−グニアル酸カルシウムの1:2の
混合粉末をおよびサンプル5′−リボヌクレオチド類換
算で0.2%になるように添加、分散させた後、5℃で
保存し経時的に5′−リボヌクレオチド類の残存率を測
定した。残存率の測定方法は実施例1と同様である。
【0018】5′−リボヌクレオチド類の残存率の測定
結果を表2に示す。
【0019】
【実施例3および比較例3】デキストリン(DE=7)
37重量部、5′−イノシン酸ナトリウム15重量部、
5′−グアニル酸ナトリウム15重量部、大豆硬化油
(融点15℃)30重量部を混練する。その混練物にグ
リセリン3重量部を添加してさらに混練した後、1.5
mmφのスクリーンより押し出しを行い、調味料製剤を
得た。最大粒子径は3.4mm以下、平均粒子径は1.
2mmであった。(サンプル) 25℃の水中に、サンプルまたは比較例3として、
5′−イノシン酸ナトリウムと5′−グアニル酸ナトリ
ウムの1:1の混合粉末を5′−リボヌクレオチド換算
で0.5%となるように添加、攪拌しながら経時的に液
中の5′−リボヌクレオチド類の溶出率を測定した。
【0020】溶出率の測定は液体クロマトグラフィーを
用いた。条件は実施例1の残存率の測定方法と同様であ
る。5′−リボヌクレオチド類の溶出率の測定結果を表
3に示す。サンプルは、混合粉末に比べて、5′−リ
ボヌクレオチド類の溶出が抑えられている。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【発明の効果】本発明の粉末調味料製剤は、前述の通り
の構成とすることで、ミソ等のフォスファターゼを含む
食品中に添加した場合、保存時の5′−リボヌクレオチ
ド類の酵素分解を抑制し、かつ、従来の被覆法の欠点で
あった異臭と皮膜生成の回避を同時に達成した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 5′−リボヌクレオチド類、融点50℃
    以下の油脂類、粉末化基材、およびポリオールよりなる
    酵素分解に対して安定な粉末調味料製剤。
JP3158338A 1991-06-28 1991-06-28 調味料製剤 Withdrawn JPH053765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3158338A JPH053765A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 調味料製剤

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JP3158338A JPH053765A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 調味料製剤

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JPH053765A true JPH053765A (ja) 1993-01-14

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ID=15669457

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JP3158338A Withdrawn JPH053765A (ja) 1991-06-28 1991-06-28 調味料製剤

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JP (1) JPH053765A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07213250A (ja) * 1994-02-03 1995-08-15 Matsutani Chem Ind Ltd 顆粒状調味料の製造法
US7009018B2 (en) 2002-12-19 2006-03-07 Asahi Glass Company, Limited Tetrafluoroethylene copolymer
JP2009529324A (ja) * 2006-03-10 2009-08-20 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 固相酵素製剤およびその製造方法

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Legal Events

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Effective date: 19980903