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JPH05310782A - 新規な発色団含有化合物及びそのインターロイキン−1βコンバーターゼ活性決定における使用 - Google Patents

新規な発色団含有化合物及びそのインターロイキン−1βコンバーターゼ活性決定における使用

Info

Publication number
JPH05310782A
JPH05310782A JP4241180A JP24118092A JPH05310782A JP H05310782 A JPH05310782 A JP H05310782A JP 4241180 A JP4241180 A JP 4241180A JP 24118092 A JP24118092 A JP 24118092A JP H05310782 A JPH05310782 A JP H05310782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
group
aryl
substituted
hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4241180A
Other languages
English (en)
Inventor
Kevin T Chapman
ケビン・テイー・チヤツプマン
Malcolm Maccoss
マルコルム・マツクコス
Richard A Mumford
リチヤード・エイ・マムフオード
Nancy A Thornberry
ナンシー・エイ・ソーンベリイ
Jeffrey R Weidner
ジエフリー・アール・ウエイドナー
William K Hagmann
ウイリアム・ケイ・ヘイグマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Merck and Co Inc filed Critical Merck and Co Inc
Publication of JPH05310782A publication Critical patent/JPH05310782A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K5/04Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
    • C07K5/10Tetrapeptides
    • C07K5/1002Tetrapeptides with the first amino acid being neutral
    • C07K5/1016Tetrapeptides with the first amino acid being neutral and aromatic or cycloaliphatic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/54Interleukins [IL]
    • C07K14/545IL-1

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】インターロイキン−1媒介による疾病の診断と
モニター、あるいはICE阻害剤の評価において有用な
化合物の提供。 【構造】式I: (例えば で表わされる発色団含有化合物およびインターロイキン
−1β変換酵素(ICE)活性決定におけるその使用。
ICEは、肺および気道、中枢神経系および周辺膜、目
および耳、関節、骨および結合組織、心膜を含む心臓血
管系、胃腸系および泌尿生殖器系、皮膚および粘膜の炎
症性疾病あるいは免疫に基づく疾病と関連している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターロイキン−1
βコンバーターゼ活性の決定の際に有用な新規な発色団
含有化合物に関する。インターロイキン−1βコンバー
ターゼ(ICE)は、前駆物質インターロイキン−1β
(IL−1β)の生物学上活性なIL−1βへの変換に
関与する酵素であることが確認された。式IおよびII
で表わされる化合物は、IL−1媒介による疾病の診断
とモニター、あるいはインターロイキン−1βコンバー
ターゼの阻害剤の評価において有用である。
【0002】
【従来の技術】ほ乳類インターロイキン−1(IL−
1)は、炎症反応の一部として細胞タイプによって分泌
される免疫調節性蛋白質である。IL−1産生の原因と
なる一次細胞タイプは抹消血液単球である。分子のよう
なIL−1あるいはIL−1を放出したり含むものとし
て、他の細胞タイプもまた記述されてきた。これらは上
皮細胞を含む。(Luger、et al.J.Imm
unol 127:1493−1498(1981
年)、Le et al.J.Immunol.13
8:2520−2526(1987年)およびLove
ttおよびLarsen、J.Clin.Inves
t.82:115−122(1988年)、結合組織細
胞(Ollivierre他、Biochem Bio
phys.Res.Comm.141:904−911
(1986年)、Le他 J.Immunol.13
8:2520−2526(1987年)、ニューロン基
原細胞(Giulian他J.Esp.Med.16
4:594−604(1986年)および白血球(Pi
stoia他、J.Immunol.136:1688
−1692(1986年)、Acre他、Mol.Im
muno.24:479−485(1987年)、Ac
re他、J.Immunol.138:2132−21
36(1987年).およびLindenmann他、
J.Immunol 140:837−839(198
8年).生物学上活性なIL−1は別個の2つの形態で
存在する。すなわち、約pI5.2の等電点を持つIL
−1α、および、約7.0の等電点を持つIL−1β
で、両形態とも約17,500の分子質量を持ってい
る。(Bayne他.,J.Esp.Med.163:
1267−1280(1986年)およびシュミット、
J.Esp。Med.160:772(1984年).
ポリペプチドは、アミノ酸レベルで進化的に保存された
状態で出現し、約27−33%の相同性を示す。(クラ
ーク他、核酸Res.14:7897−7914(19
86年)。
【0003】ほ乳類IL−1βは、約31.4kDaの
分子質量を持つ前駆物質ポリペプチド関連細胞として合
成される。(Limjuco他、Proc.NatlA
cad.Sci USA 83:3972−3976
(1986年).前駆物質IL−1βはIL−1受容体
に結合させることができず、生物学上不活性である。
(Mosley他、J.Biol.Chem262:2
941−2944(1987年).生物活性は、成熟1
7.5kDa形へ前駆物質31.5kDa形を変換する
結果になる蛋白分解処理のある形に依存して現れる。I
L−1βを成熟させるために前駆物質IL−1βの変換
を禁じることによって、インターロイキン−1の活性を
有効に禁じることができるという証拠が強まっている。
【0004】IL−1βを産生することができるほ乳類
細胞は、カラチノサイト、内皮細胞、糸球体間質細胞、
胸腺上皮細胞、皮膚繊維芽細胞、軟骨細胞、神経膠星状
細胞、神経膠腫細胞、単核食細胞、顆粒細胞、Tおよび
Bリンパ球、およびNK細胞を含む(もっとも、これに
限定されるものではないが)。
【0005】J.J.Oppenheimなどによって
議論されたように(Immunology Toda
y、vol.7(2):45−56(1986年))、
インターロイキン−1の活性は多数ある。軟骨基質の分
解を促すカタボリンは、さらにIL−1の胸腺細胞co
mitogenic活性を示し、コラゲナーゼ中立プロ
テアーゼとプラズミノゲン活性化因子を放出するために
軟骨細胞を刺激する因子でもあることが観察された。さ
らに、蛋白質分解を引起す因子と名づけられたリンパ漿
因子は、順に、蛋白質分解、アミノ酸リリースおよび筋
肉消耗に結局は通じるプロスタグランジンを産生して、
筋細胞を刺激し、熱を引起し急性期反応と胸腺細胞共分
裂促進活性を持つIL−1の分画を表すように思われ
る。
【0006】IL−1は、炎症および創傷治癒に関係す
る細胞に対して多面的効果を持っている。IL−1の皮
下注射は、中性好性白血球の辺縁趨向、および多核白血
球(PMN)の最大のリンパ管外浸潤に通じる。試験管
内の研究によって、IL−1がPMNに対する白血球遊
走誘引物質であることが明らかになった。ニトロブルー
テトラゾリムを減少させかつそのリソゾーム酵素を放出
するために、グルコースをより急速に代謝するべくPM
Nを活性化する内皮細胞は、刺激され、IL−1によっ
て増殖し、トロンボキサンを産生し、より癒着性を持
ち、かつプロコアギュラント活性を放出する。IL−1
は、さらに表皮細胞によってコラーゲンタイプIVの産
生を強め、骨芽細胞の増殖およびアルカリ性燐酸酵素の
産生を引起し、骨を再吸収する溶骨細胞を刺激する。大
食細胞でさえも、IL−1に走化的に誘引され、L−1
に反応してプロスタグランジンを産生しかつより持続性
のある活性な殺腫瘍性を示すことが報告された。
【0007】計測形態学 Sabatini、M.他、
PNAS 85:5235−5239、1988年 に
明らかにされているように、IL−1はまた、ハツカネ
ズミに注入したときカルシウム過剰血症を引き起こし、
骨吸収表面の増加の原因となる効力のある骨吸収剤でも
ある。
【0008】従って、脳膜炎と卵管炎、敗血症性ショッ
クを含む伝染病の合併症、汎発性血管内凝固、および/
若しくは成人呼吸障害症候群;抗原、抗体および/若し
くは補体沈着による急性あるいは慢性の炎症、;関節
炎、胆管炎、大腸炎、脳炎、心内膜炎、腎炎、肝炎、心
筋炎、膵臓炎、心膜炎、再灌流創傷、および血管炎を含
む炎症性の状態のように、いかなる身体部位でも、活発
な伝染が存在する感染症と、IL−1は深く関係づけら
てきた。式IのICE阻害剤に反応するかもしれない免
疫に基づく疾病は、急性および遅延型過敏症、移植片拒
絶反応、移植片対宿主疾患、I型糖尿病および多発性硬
化症を含む自己免疫疾患のようなT−細胞および/若し
くは大食細胞を含むが、それらに限定されるものではな
い。IL−lは、さらに、細胞外基質の過度の沈着に帰
着する疾病と同様に骨および軟骨再吸収の治療と深く関
係づけられてきた。そのような疾病は歯根膜疾病間質性
肺線維症、肝硬変、全身性硬化症およびケロイド形成を
含む。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明の要約 式Iで表わされる発色団含有化合物およびインターロイ
キン−1βコンバーターゼ(ICE)活性を決定する際
のその使用が開示される。式IIで表わされる化合物
は、IL−1媒介による疾病の診断とモニター、あるい
はインターロイキン−1βコンバーターゼの阻害剤の評
価において有用である。
【0010】
【化12】 発明の詳細な説明 1つの具体例において、この発明は下記の式Iの発色団
化合物に関する。
【0011】
【化13】 上記式中、AA1は、次の(a)、(b)から成るグル
ープから別個に選択される: (a)単結合、および (b)式AI
【0012】
【化14】 のアミノ酸。
【0013】式AI中、R1は次の(a)、(b)、
(c)からなるグループから選択される。
【0014】(a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(1
1)から選択される) (1) 水素 (2) 水酸基 (3) ハロゲン (4) −S−C1-4アルキル (5) ―SH (6) C1-6アルキルカルボニル (7) カルボキシ (8) −C(=O)−NH2 (9) C1-4アルキルアミノ(アルキル部分は水素あ
るいは水酸基で置換され、アミノは水素またはCBZで
置換される) (10)グアニジノ (11)アミノおよび (c)アリールC1-6アルキルあるいは置換アリールC
1-6アルキル(アリールグループは次のものから成るグ
ループから選択される) (a) フェニル (b) ナフチル (c) ピリジル (d) フリル (e) チエニル (f) チアゾリル (g) イソチアゾリル (h) イミダゾリル (i) ベンズイミダゾリル (j) ピラジニル (k) ピリミジル (l) キノリル (m) イソキノリル (n) ベンゾフリル (o) ベンゾチエニル (p) ピラゾリル (q) インドリル (r) プリニル (s) イソオキサゾリル (t) オキサゾリル および項目(a)〜(t)中で上に定義されるようなモ
ノおよびジ−置換アリール(ここで、置換基は別個にC
1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミ
ノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6
アルキルカルボニルである)。
【0015】AA2は、次の(a)、(b)から成るグ
ループから別個に選択される: (a)単結合、および (b)式AII
【0016】
【化15】 のアミノ酸。
【0017】AA3は、次の(a)、(b)から成るグ
ループからそれぞれ別個に選択される: (a)単結合、および (b)式AIII
【0018】
【化16】 のアミノ酸。
【0019】前記式中、R2およびR3は各々、次の
(a)、(b)、(c)から成るグループからそれぞれ
別個に選択される: (a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(1
1)から選択される) (1)水素 (2)水酸基 (3)ハロゲン (4)−S−C1-4アルキル (5)−SH (6)C1-6アルキルカルボニル (7)カルボキシ (8)−C(=O)−NH2 (9)C1-4アルキルアミノ(アルキル部分は水素ある
いは水酸基で置換され、アミノは水素またはCBZで置
換される) (10)グアニジノ (11)アミノ (c)アリールC1-6アルキル、アリールは、直前に定
義した通りであり、また、アリールはモノおよびジ−置
換アリールであってもよく、置換基は別個にC1-6アル
キル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミノ、C1-6
アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6アルキルカ
ルボニルである。
【0020】nは0から16までの整数であり、(A
A)nは長さでn個(すなわち0から16個の)アミノ
酸のペプチドであり、各アミノ酸はそれぞれ式
【0021】
【化17】 を有している。
【0022】前記式中、Xは次の(a)、(b)、
(c)から成るグループから選択される: (a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(1
2)から選択される) (1)水素 (2)水酸基 (3)ハロゲン (4)−S−C1-4アルキル (5)―SH (6)C1-6アルキルカルボニル (7)カルボキシ (8)−C(=O)−NH2 (9)アミノカルボニルアミノ (10)C1-4アルキルアミノ(アルキル部分は水素ま
たは水酸基で置換され、アミノは水素またはCBZで置
換される) (11)グアニジノ (12)アミノ (c)アリールC1-6アルキル ここでアリール基は次の(1)〜(20)から成るグル
ープから選択される: (1)フェニル (2)ナフチル (3)ピリジル (4)フリル (5)チエニル (6)チアゾリル (7)イソチアゾリル (8)イミダゾリル (9)ベンズイミダゾリル (10)ピラジニル (11)ピリミジル (12)キノリル (13)イソキノリル (14)ベンゾフリル (15)ベンゾチエニル (16)ピラゾリル (17)インドリル、 (18)プリニル (19)イソオキサゾリル (20)オキサゾリル また、アリールはモノおよびジ−置換アリールであって
もよく、置換基は別個にC1-6アルキル、ハロゲン、水
酸基、C1-6アルキルアミノ、C1-6アルコキシ、C1-6
アルキルチオおよびC1-6アルキルカルボニルである。
【0023】R5は、 (a)置換C1-12アルキル(置換基は次の(1)〜(2
0)から選択される): (1)水素 (2)水酸基 (3)ハロゲン (4)C1-6アルキルカルボニル; (b)アリールC1-6アルキル(アリールグループは次
の(1)〜(20)から選択される): (1)フェニル (2)ナフチル (3)ピリジル (4)フリル (5)チエニル (6)チアゾリル (7)イソチアゾリル (8)イミダゾリル (9)ベンズイミダゾリル (10)ピラジニル (11)ピリミジル (12)キノリル (13)イソキノリル (14)ベンゾフリル (15)ベンゾチエニル (16)ピラゾリル (17)インドリル (18)プリニル (19)イソオキサゾリル (20)オキサゾリル および項目(1)〜(20)中で上に定義されるような
モノおよびジ−置換アリール(ここで、置換基は別個に
1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミ
ノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6
アルキルカルボニルである)。
【0024】R6は、次の(a)、(b)、(c)から
成るグループから選択される: (a)モノ、ジ−あるいはトリ置換アリールアミノ、
(b)モノ、ジ−あるいはトリ置換アリールオキシ、
(c)モノ、ジ−あるいはトリ置換アリールチオ、ここ
でアリールグループは次のものから成るグループから選
択される:
【0025】
【化18】 置換基は次の(1)〜(28)から成るグループから選
択される。
【0026】(1)H (2)OH (3)ハロゲン (4)C1-6アルキル (5)C1-6アルキルオキシ (6)CO2H (7)NO2 (8)S03H (9)ホルミル (10)NH2 (11)SH (12)C1-6アルキルチオ (13)−C(=O)−NH2 (14)フェニル (15)フェニルC1-6アルキル (16)NO (17)C1-6アルキルカルボニル (18)フェニルアゾ (19)C1-6スルフィニル (20)C1-6スルホニル (21)フェニルスルフィニル (22)フェニルスルホニル (23)フェニルカルボニル (24)フェニルオキシ (25)フェニルチオール (26)C1-4アルキルアミノ (27)ジC1-4アルキルアミノ (28)CN。
【0027】R8はアリールC1-6アルキルあるいはC
1-6アルキルであり、アリールはフェニルおよびナフチ
ルから選択される。
【0028】上記の如く、(AA)nは、長さにおいて
0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1
1、12、13、14、15、あるいは16個のアミノ
酸よりなるペプチドを定義する。同様に、この明細書に
おいて、アミノ酸AAI、AAIIおよびAAIIIは
各々、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロ
イシン、セリン、トレオニン、アスパラギン酸、アスパ
ラギン、グルタミン酸、グルタミン、リシン、ヒドロキ
シ−リシン、ヒスチジン、アルギニン、フェニルアラニ
ン、チロシン、トリプトファン、システイン、メチオニ
ン、オルニチン、β−アラニン、ホモセリン、ホモチロ
シン、ホモフェニルアラニンおよびシトルリンを包含す
るL―およびD−型アミノ酸から成るグループから別個
に選択され得る。
【0029】第1具体例の1つのクラスにおいて、nは
0である。このクラス内には、以下のサブクラスがあ
る。すなわち AA1は次式
【0030】
【化19】 で表わされるアミノ酸である。
【0031】AA2は次式
【0032】
【化20】 で表わされるアミノ酸である。
【0033】AA3は次式
【0034】
【化21】 で表わされるアミノ酸である。
【0035】このサブクラス内には、R2およびR3が各
々、次の(a)、(b)、(c)から成るグループから
それぞれ別個に選択される化合物がある: (a)水素 (b)C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(11)
から選択される) (1)水素 (2)水酸基 (3)ハロゲン (4)−S−C1-4アルキル (5)―SH (6)C1-6アルキルカルボニル (7)カルボキシ (8)−C(=O)−NH2 (9)C1-4アルキルアミノ、およびアルキル部分が水
酸基で置換されたC1-4アルキルアミノ (10)グアニジノ (11)アミノ (c)アリールC1-6アルキル、(ここでいうアリール
とはフェニル、ナフチル、ピリジル、フリル、チエニ
ル、チアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾフリル、ベン
ゾチエニル、インドリル、イソオキサゾリルおよびオキ
サゾリルである);そしてこのアリールは,モノおよび
ジ−置換アリールであってもよく、置換基は別個にC
1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミ
ノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6
アルキルカルボニルである。
【0036】R6は、次の(a)、(b)、(c)から
成るグループから選択される: (a) モノ、あるいはジ−置換アリールアミノ、
(b) モノ、あるいはジ−置換アリールオキシ、
(c) モノ、あるいはジ−置換アリールチオ、また、
このアリールグループは下記のものより成るグループか
ら選択される:
【0037】
【化22】 置換基は次の(1)〜(10)から成るグループから選
択される: (1)H (2)OH (3)ハロゲン (4)C1-6アルキル (5)C1-6アルキルオキシ (6)CO2H (7)NO2 (8)SO3H (9)ホルミル (10)CN。
【0038】特に、R5がメチル、R2がC1-6アルキ
ル、そしてR3が次の(a)〜(k)である化合物が好
ましい: (a) 水素 (b) C1-6アルキル (d) ベンジル (e) p−ヒドロキシ−ベンジル (f) N−カルボベンズオキシ−アミノ―(n−ブチ
ル)、 (g) カルバミルメチル (h) カルバミルエチル (i) インドール−2−イル−メチル (j) 置換フェニルC1-6アルキル(置換基は水素、
水酸基、カルボキシあるいはC1-4アルキルである) (k) 置換インドリルC1-6アルキル(置換基は水
素、水酸基、カルボキシあるいはC1-4アルキルであ
る) (l) 置換基が水素、水酸基、カルボキシあるいはC
1-4アルキルである置換イミダゾリルC1-6アルキル。
【0039】第2具体例において、この発明は、式II
【0040】
【化23】 で表わされる発色団含有化合物に関する。
【0041】前記式中、AA1は、次の(a)、(b)
から成るグループから別個に選択される: (a)単結合、および (b)式AI
【0042】
【化24】 のアミノ酸。
【0043】前記式中、R1は次のものから成るグルー
プから選択される: (1)置換C1-6アルキル(置換基はつぎの(a)〜
(t)から選択される) (a)水素 (b)水酸基 (c)ハロゲン (d)C1-6アルキルカルボニル (e)アミノ、 (2)アリールC1-6アルキルあるいは置換アリールC
1-6アルキル(ここでアリールグループはつぎの(a)
〜(t)から選択される) (a)フェニル (b)ナフチル (c)ピリジル (d)フリル (e)チエニル (f)チアゾリル (g)イソチアゾリル (h)イミダゾリル (i)ベンズイミダゾリル (j)ピラジニル (k)ピリミジル (l)キノリル (m)イソキノリル (n)ベンゾフリル (o)ベンゾチエニル (p)ピラゾリル (q)インドリル (r)プリニル (s)イソオキサゾリル (t)オキサゾリル および項目(a)〜(t)中で上に定義されるようなモ
ノおよびジ−置換アリール(ここで、置換基は別個にC
1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミ
ノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6
アルキルカルボニルである)。
【0044】AA2は、次の(a)、(b)から成るグ
ループから別個に選択される: (a)単結合、および (b)式AII
【0045】
【化25】 のアミノ酸。
【0046】AA3は、次の(a)、(b)から成るグ
ループからそれぞれ別個に選択される: (a)単結合、および (b)式AIII
【0047】
【化26】 のアミノ酸。
【0048】前記式中、R2およびR3は各々、次の
(a)、(b)、(c)から成るグループからそれぞれ
別個に選択される: (a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(1
1)から選択される) (1)水素 (2)水酸基 (3)ハロゲン (4)−S−C1-4アルキル (5)−SH (6)C1-6アルキルカルボニル (7)カルボキシ (8)−C(=O)NH2 (9)C1-4アルキルアミノ(アルキル部分は水素ある
いは水酸基で置換され、アミノは水素またはCBZで置
換される) (10)グアニジノ (11)アミノ (c)アリールC1-6アルキル、アリールは、直前に定
義した通りであり、また、アリールはモノおよびジ−置
換アリールであってもよく、置換基は別個にC1-6アル
キル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミノ、C1-6
アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6アルキルカ
ルボニルである。
【0049】AA4は、式AIV
【0050】
【化27】 のアミノ酸である。
【0051】前記式中、R4は次の(a)、(b)、
(c)から成るグループから選択される: (a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(1
1)から選択される) (1)水素 (2)水酸基 (3)ハロゲン (4)−S−C1-4アルキル (5)―O−C1-4アルキル (6)−SH (7)カルボキシ (8)−C(=O)−NH2 (9)イミダゾリル (10)グアニジノ (11)アミノ。
【0052】nは0から16までの整数で、(AA)n
は長さにおいてn個(0から16個の)アミノ酸のペプ
チドであり、各アミノ酸は式
【0053】
【化28】 を有している。
【0054】前記式中、Xは次の(a)、(b)、
(c)から成るグループから選択される。
【0055】(a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(1
2)から選択される) (1)水素 (2)水酸基 (3)ハロゲン (4)−S−C1-4アルキル (5)―SH (6)C1-6アルキルカルボニル (7)カルボキシ (8)−C(=O)−NH2 (9)アミノカルボニルアミノ (10)C1-4アルキルアミノ(アルキル部分は水素ま
たは水酸基で置換され、アミノは水素またはCBZで置
換される) (11)グアニジノ (12)アミノ (c)アリールC1-6アルキル アリールグループは次の(1)〜(20)から成るグル
ープから選択される: (1) フェニル (2) ナフチル (3) ピリジル (4) フリル (5) チエニル (6) チアゾリル (7) イソチアゾリル (8) イミダゾリル (9) ベンズイミダゾリル (10) ピラジニル (11) ピリミジル (12) キノリル (13) イソキノリル (14) ベンゾフリル (15) ベンゾチエニル (16) ピラゾリル (17) インドリル (18) プリニル (19) イソオキサゾリル (20) オキサゾリル、また、アリールはモノおよび
ジ−置換アリールであってもよく、置換基は別個にC
1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミ
ノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6
アルキルカルボニルである。
【0056】R5は、 (a) 置換C1-12アルキル(置換基は次の(1)〜
(20)から選択される) (1) 水素 (2) 水酸基 (3) ハロゲン (4) C1-6アルキルカルボニル; (b) アリールC1-6アルキル(アリールグループは
次の(1)〜(20)から選択される) (1) フェニル (2) ナフチル (3) ピリジル (4) フリル (5) チエニル (6) チアゾリル (7) イソチアゾリル (8) イミダゾリル (9) ベンズイミダゾリル (10) ピラジニル (11) ピリミジル (12) キノリル (13) イソキノリル (14) ベンゾフリル (15) ベンゾチエニル (16) ピラゾリル (17) インドリル (18) プリニル (19) イソオキサゾリル (20) オキサゾリル および項目(1)〜(20)中で上に定義されるような
モノおよびジ−置換アリール(ここで、置換基は別個に
1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミ
ノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6
アルキルカルボニルである)。
【0057】R6は、次の(a)、(b)、(c)から
成るグループから選択される: (a) モノ、ジ−あるいはトリ置換アリールアミノ、
(b) モノ、ジ−あるいはトリ置換アリールオキシ、
(c) モノ、ジ−あるいはトリ置換アリールチオ、ア
リール基は次のものから成るグループから選択される。
【0058】
【化29】 置換基は次の(1)〜(28)から成るグループから選
択される: (1) H (2) OH (3) ハロゲン (4) C1-6アルキル (5) C1-6アルキロキシ (6) CO2H (7) NO2 (8) SO3H (9) ホルミル (10) NH2 (11) SH (12) C1-6アルキルチオ (13) −C(=O)−NH2 (14) フェニル (15) フェニルC1-6アルキル (16) NO (17) C1-6アルキルカルボニル (18) フェニルアゾ (19) C1-6スルフィニル (20) C1-6スルホニル (21) フェニル スルフィニル (22) フェニル スルホニル (23) フェニル カルボニル (24) フェニル オキシ (25) フェニル チオール (26) C1-4アルキルアミノ (27) ジC1-4アルキルアミノ (28) CN。
【0059】R8はアリールC1-6アルキルあるいはC
1-6アルキルであり、アリールはフェニルおよびナフチ
ルから成るグループから選択される。
【0060】この明細書において、(AA)nは、長さ
において0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
0、11、12、13、14、15、あるいは16個の
アミノ酸よりなるペプチドを定義する。同様に、この明
細書において、アミノ酸AAI、AAIIおよびAAI
IIは各々、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、
イソロイシン、セリン、トレオニン、アスパラギン酸、
アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン、リシン、ヒ
ドロキシ−リシン、ヒスチジン、アルギニン、フェニル
アラニン、チロシン、トリプトファン、システイン、メ
チオニン、オルニチン、β−アラニン、ホモセリン、ホ
モチロシン、ホモフェニルアラニンおよびシトルリンを
包含するL―およびD−型アミノ酸から成るグループか
ら別個に選択され得る。
【0061】第2具体例の1つのクラスにおいて、nは
0である。このクラス内には、以下のサブクラスがあ
る。すなわちAA1は次式
【0062】
【化30】 で表わされるアミノ酸である。
【0063】AA2は次式
【0064】
【化31】 で表わされるアミノ酸である。
【0065】AA3は次式
【0066】
【化32】 で表わされるアミノ酸である。
【0067】このサブクラス内には、R2およびR3が各
々、次の(a)、(b)、(c)から成るグループから
それぞれ別個に選択される化合物がある: (a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(1
1)から選択される) (1) 水素 (2) 水酸基 (3) ハロゲン (4) −S−C1-4アルキル (5) ―SH (6) C1-6アルキルカルボニル (7) カルボキシ (8) −C(=O)−NH2 (9) C1-4アルキルアミノ、およびアルキル部分が
水酸基で置換されたC1-4アルキルアミノ (10)グアニジノ (11)アミノ (c)アリールC1-6アルキル、(ここでいうアリール
とはフェニル、ナフチル、ピリジル、フリル、チエニ
ル、チアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾフリル、ベン
ゾチエニル、インドリル、イソオキサゾリルおよびオキ
サゾリルである);そしてこのアリールは,モノおよび
ジ−置換アリールであってもよく、置換基は別個にC
1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミ
ノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6
アルキルカルボニルである。
【0068】R6は、次の(a)、(b)、(c)から
成るグループから選択される: (a) モノ、あるいはジ−置換アリールアミノ、
(b) モノ、あるいはジ−置換アリールオキシ、
(c) モノ、あるいはジ−置換アリールチオ、アリー
ル基は下記の中から選択される:
【0069】
【化33】 置換基は次の(1)〜(10)から成るグループから選
択される: (1) H (2) OH (3) ハロゲン (4) C1-6アルキル (5) C1-6アルキロキシ (6) CO2H (7) NO2 (8) SO3H (9) ホルミル (10)CN。
【0070】特に、R5がメチル、R2がC1-6アルキ
ル、そしてR3が次の(a)〜(k) (a) 水素 (b) C1-6アルキル (d) ベンジル (e) p−ヒドロキシ−ベンジル (f) N−カルボベンズオキシ−アミノ―(n−ブチ
ル) (g) カルバミルメチル (h) カルバミルエチル (i) インドール−2−イル−メチル (j) 置換フェニルC1-6アルキル(置換基は水素、
水酸基、カルボキシあるいはC1-4アルキルである) (k) 置換インドリルC1-6アルキル(置換基は水
素、水酸基、カルボキシあるいはC1-4アルキルであ
る) (l) 置換基が水素、水酸基、カルボキシあるいはC
1−4アルキルである置換イミダゾリルC1-6アルキル
である化合物が好ましい。
【0071】第3具体例において、この発明は、サンプ
ルのインターロイキン−1β変換酵素活性を決定するた
めの、式Iで表わされる発色団含有化合物の使用方法に
関する。この方法には、次の(a)および(b)から成
る: (a) 任意の順序で、水溶液中につぎの(1)〜
(3)を加えること; (1) 式Iで表わされる化合物 (2) インターロイキン−1β変換酵素 および (3) 前記サンプル、並びに (b)光度計測手段によってステップ(a)の生成物の
インターロイキン−1β変換酵素活性を測定する。
【0072】水溶液中の式Iの化合物の有効濃度は1μ
Mから10mMまでである。典型的には、原液は、DM
S0、エタノールあるいはイソプロパノールのような有
機溶媒中で調製され、反応混和物中に所望の基質濃度を
達成するために、水溶液中で少なくとも20倍に希釈さ
れる。酵素は、酵素活性の有意のロスを伴わない20%
(vol/vol)までのいくつかの有機溶媒(エタノ
ール、イソプロパノール、DMSO)の濃度を許容す
る。溶媒の選択は、もっぱらアッセイにおいて要求され
る濃度、および基質の溶解度によって指示される。ある
いは、基質原液は希薄濃度で緩衝液中で調製され、大き
な割合の最終反応混和物を含むことができよう。
【0073】同様に、水溶液に緩衝液が含まれることが
望ましい。
【0074】ICEに対する最適pHは、6.5と7.
5の間である。従って、適切な緩衝液は、我々が研究の
中で使用しているHEPESのように、6.5と7.5
の間のpKaを持つことになろう。一般に、6と9の間
の反応pHを維持する濃度の非反応緩衝液であれば使用
可能である。
【0075】酵素を安定させたり、反応速度を早める他
の構成要素が、反応に付け加えられてもよい。例として
は、スクロース(10%)、CHAPS(0.1%)、
DTT(1〜100mM)、BSA(0.1〜10mg
/ml)である。これらはすべて酵素を安定させること
が実証されている。他に含まれていてもよい構成要素は
グリセロール、EDTAおよび様々な標準的プロテアー
ゼ阻害剤である。
【0076】ICEの濃度は非常に可変的であり、特別
な実験目的や選択基質のための動力学的パラメータにも
っぱら依存し、1pMから1μMに及ぶこともある。特
別の反応に加えられる量はごく少量でもよいし、あるい
は所望の濃度を達成するのに必要とされる基質量より少
ない反応の全体量を含むものであってもよい。
【0077】この方法において使用できる酵素は、発明
の背景にリストされたようなIL1βを分泌することが
できるものであればどんな細胞から得られたものであっ
てもよい。調製によって、基質の開裂に対してICEと
拮抗する汚染プロテアーゼを含まないものである限り、
どんな状態の純度のICEでも容認可能である(粗細胞
溶解産物を含む)。この場合であっても、汚染プロテア
ーゼの阻害剤が反応に含まれていれば、このアッセイを
使用することは可能である。
【0078】サンプルは、典型的には、1pMから1M
まで濃度の推定上のICE阻害剤、若しくは、ICE活
性の他の任意の活性調節因子のどちらかを含む。
【0079】このアッセイは典型的には25度から37
度の間で行なわれる。これより高い温度での使用は、酵
素の安定性に依存し、また、低い温度でこのアッセイを
実行することは、現実的な考慮によっておそらく行なわ
れよう。
【0080】当業者によって認識されているように、付
加ステップ(a)は、特に記述されたアスパラギン酸と
その隣接グループR6との間の、式Iで表わされる化合
物の開裂をもたらす。発色団基R6の遊離は分光光度計
測的方法あるいは蛍光測定的方法によってモニターする
ことができる。
【0081】検出方法は、Asp−X結合の加水分解で
放出される発色団に依存する。蛍光測定脱離基(たとえ
ばAMC)は、Gilford Fluoro IVの
ような蛍光測定器を必要とする。発光および励起波長
は、基質および生成物発色団の発光および励起スペクト
ルに基いて選択される。Ac−Tyr−Val−Ala
−Asp−AMCの場合には、励起波長が380nmで
あり、発光波長は460nmである。
【0082】分光光度計測脱離基(例えば、pNA)を
持つ基質は、ケアリー210分光光度計のような分光光
度計を必要とする。この場合、反応は、基質および生成
物発色団の吸光度スペクトルに基にて選択される波長で
モニタされる。Ac−Tyr−Val−Ala−Asp
−PNAの場合には、選択波長は410nmである。た
だし、これはアッセイ感度におけるマイナーな妥協によ
ってかなり変ることもある。
【0083】一般に、蛍光測定的アッセイは分光光度計
測的アッセイより10倍高感度である。従って、酵素が
貴重な場合、蛍光アッセイのほうが好まれる。しかしな
がら、大量の活性な組換え型蛋白質が利用可能になる場
合、分光光度計測アッセイのほうが好まれる。このアッ
セイは、反応の連続的あるいは不連続的サンプリングで
調べることができる。アッセイはまた、多数のアッセイ
を同時に実行するための96−穴プレートフォーマット
で調べることができる。
【0084】例えば、蛍光測定脱離基(たとえばAM
C)に関しては、サンプルの活性は、蛍光変化の割合に
比例し、次のように計算される。
【0085】ICE触媒反応速度=(d蛍光収量/d
t)×(1μMAMC/蛍光収量)=d AMC/dt 当業者によって認識されているように、上記の使用は、
Michaelis−Menton動力学上のパラメー
タを決定したり、酵素(例えば、サンプルが推定上の阻
害剤を含んでいない場合)に関する他の特性記述情報を
決定したり、推定上のICE阻害剤を遮蔽したり、ある
いは、精製分留物を測定するために、非常に有効である
こともある。
【0086】第4具体例において、この発明は、サンプ
ルのインターロイキン−1β変換酵素活性を決定するた
めの、式IIで表わされる発色団含有化合物の使用方法
に関する。この方法には、次の(a)および(b)から
成る: (a) 任意の順序で、水溶液中につぎの(1)〜
(3)を付加すること; (1) 式Iで表わされる化合物 (2) インターロイキン−1β変換酵素 (3) サンプル、および (4) アミノペプチダーゼ、並びに (b) 分光光度計測あるいは蛍光測定的解析によるス
テップ(a)の生成物のインターロイキン−1β変換酵
素活性を測定すること。
【0087】式IIの化合物、および、成分の選択と濃
度を除いて、第3具体例のために述べたものと同じであ
る。ペプチダーゼに関して、AA4とR6間の結合を分解
することができるいかなるペプチダーゼでも、満足のい
く結果を示すものになる。
【0088】本出願人は、腎臓ミクロソーム(SIGM
A CHEMICAL社製 No.L−0632)から
分離されたロイシンアミノペプチダーゼ(LAPM)
が、非常に満足な結果を示すものであることを発見し
た。
【0089】サンプルとLAPMが同時に加えられるこ
とは本質的に不可欠なことではない。LAPMによる加
水分解速度が全体の反応の速度制限ステップでないとい
うことが不可欠である。我々は、反応を連続的にモニタ
することが有効であることを知った。アッセイ中典型的
に使用されるLAPMの濃度は1μLである。しかしな
がら、その使用量は、広く変わってもよい。(たとえば
置換物および/若しくはサンプルによって1μl当り
0.01ユニット〜100ユニット)。[1ユニット
は、1.0μモルのL−ロイシン−p−ニトロアニリン
を、ロイシンとp−ニトロアニリンに1分当り、pH7
で、37℃で加水分解する。]
【0090】
【化34】 さらに、スキームIに示されるような適切に保護された
アスパラギン酸誘導体に発色団をカップリングすること
ができる。クルチウス転位を達成するために、p−ニト
ロ安息香酸はトリエチルアミンの存在下でDPPAで処
理される。生成されるp−ニトロフェニルイソシアネー
トは、N−トリメチルシリルエチルオキシカルボニルア
スパラギン酸b−t−ブチルエステルと反応し、対応す
るp−ニトロアニリドを形成する。ウレタンはテトラブ
チルアンモニウムフッ化物で取除かれ、DCCとHOB
tを用いて、生成アミンが(N−アセチル−チロシニル
―バリニル−アリン)にカップリングされる。その後、
t−ブチルエステルはトリフルオロ酢酸で取除かれ、所
望の色素産性ペプチドを提供する。
【0091】
【化35】 さらに、スキームIIに示されるように適切に保護され
たアスパラギン酸誘導体に発色団をカップリングするこ
とができる。6−アミノキノリンは、FMOC−アスパ
ラギン酸B−t−ブチルエステルと反応し、EDCとD
MAPの存在下において対応するアミドを形成する。F
MOCグループは、ジエチルアミンで取除かれ、DCC
およびHOBtを用いて、生成アミンは(N−アセチル
−チロシニル)−バリニル−アラニンにカップリングさ
れる。その後、t−ブチルエステルは、トリフルオロ酢
酸で取除かれ、所望の色素産性ペプチドを提供する。
【0092】
【化36】 さらにスキームIIIに示されるように、発色団は適切
に保護されたアスパラギン酸誘導体にカップリングする
ことができる。7−アミノ−4−メチルキノリンは、A
lloc−アスパラギン酸B−t−ブチルエステルと反
応し、EDCの存在下において対応するアミドを形成す
る。Allocグループはテトラキストリフェニルホス
フィンパラジウムおよびdimedoneで取除かれ、
DCCおよびHOBtを用いて、生成アミンは(N−ア
セチル−チロシニル)−バリニル−アラニンにカップリ
ングされる。その後、t−ブチルエステルは、トリフル
オロ酢酸で取除かれ、所望の色素産性ペプチドを提供す
る。
【0093】
【化37】 スキームIVに示されるように、IL−1β変換酵素に
対する色素産性ペプチド基質も調製することができる。
(N−アセチル−チロシニル)―バリニル−アラニニル
−アスパラギン酸B−t−ブチルエステルはDCCとH
OBtを使用して、市販のグリシン7−アミノ−4−メ
チルクマリンアミドにカップリングすることができる。
その後、t−ブチルエステルはトリフルオロ酢酸で取除
かれ、所望の色素産性ペプチドを提供する。
【0094】以下の実施例は、この発明を例示説明する
ために意図されたものであり、添付の請求の範囲に述べ
られているような発明に制限を加えるためのものとして
意図されたものではない。
【0095】
【実施例】実施例1A 直接測定 :DEAE精製されたTHP−1細胞溶解産物
の活性のインターロイキン1β活性。
【0096】酵素:DEAE−陰イオン交換クロマトグ
ラフィを使用して、ほぼ100倍精製されたTHP−1
細胞溶解産物。
【0097】ストック濃度=5ユニット/ul (1ユニットは、基質(≧50μM)の飽和レベルを使
用して、25度で1分当たりAMC1pモルを産生する
のに必要とする酵素の量として定義される)。
【0098】基質:N−(N−アセチル−チロシニル)
―バリニル−アラニニルアスパラギン酸7−アミノ−4
−メチルクマリンアミド (すなわちAc−Tyr−Val−Ala−Asp−A
MC) DMSO中に5mMの原液 緩衝液:100mMのHepes 10%スクロース 0.1% Chaps 1mM DTT 1mg/ml BSA pH 7.5。
【0099】25℃で、基質5μlと酵素5μlが、上
に定義されるような緩衝液490μlに加えられた。
【0100】Gilford Fluoro IV 分
光蛍光計を使用して、380nmの励起波長および46
0nmの発光波長を用い、7−アミノ−4−メチルクマ
リン(AMC)の遊離がモニタされた。1μM AMC
=100% 相対蛍光収量。
【0101】結果:100%相対蛍光収量を20分(す
なわち、速度=0.005mM AMC/分)で達成。
【0102】実施例1B 直接測定 :酵素阻害剤の存在下における、DEAE精製
されたTHP−1細胞溶解産物の活性のインターロイキ
ン1β活性。
【0103】酵素:DEAE−陰イオン交換クロマトグ
ラフィを使用して、ほぼ100倍精製されたTHP−1
細胞溶解産物。
【0104】ストック濃度=5ユニット/ul (1ユニットは基質(≧50μM)の飽和レベルを使用
して、25度で1分当たりAMC1pモルを産生するの
に必要とする酵素の量として定義される)。
【0105】基質:Ac−Tyr−Val−Ala−A
sp−AMC DMSO中に5mMの原液 緩衝液:100mMのHepes 10%スクロース 0.1% Chaps 1mM DTT 1mg/ml BSA pH 7.5。
【0106】サンプル:化合物Z(つまりN−(N−ア
セチル−チロシニル−バリニル−アラニニル)−3−ア
ミノ−4−オキソ ブタン酸) H2O中に2μM。
【0107】25℃で、基質5μl、酵素5μlおよび
サンプル5μlが、上に定義されるような緩衝液485
μlに加えられた。
【0108】Gilford Fluoro IV 分
光蛍光計を使用して、380nmの励起波長および46
0nmの発光波長を用い、AMCの遊離がモニタされ
た。1μM AMC=100%相対蛍光収量。
【0109】結果:化合物Zは反応の緩慢な、強固結合
阻害剤である。その結果、蛍光光度計からの連続的な出
力では、無阻害初速として、また最終的には100%に
接近するが緩慢な阻害発現を示すものとして現われる。
初速は0.05uM AMC 産性物/分であり、阻害
速度定数は、0.25/分で、2.7分という緩慢な阻
害発現に対する半減期に対応する。
【0110】実施例2 直接測定 :DEAE精製されたTHP−1細胞溶解産物
の活性のインターロイキン1β活性。
【0111】酵素:DEAE−陰イオン交換クロマトグ
ラフィを使用して、ほぼ100倍精製されたTHP−1
細胞溶解産物。
【0112】ストック濃度=5ユニット/ul (1ユニットは、基質の飽和レベルを用いて25度で1
分当たりp−NA1pモルを産生するのに必要とされる
酵素の量として定義される。p−NAはパラ−ニトロア
ナリンである)。
【0113】基質:Ac−Tyr−Val−Ala−A
sp−p−NA DMSO中の5mMの原液 緩衝液:100mMのHepes 10%スクロース 0.1% Chaps 1mM DTT 1mg/ml BSA pH 7.5。
【0114】25℃で、5mlの基質と5mlの酵素
が、上に定義されるような緩衝液490mlに加えられ
た。
【0115】反応は、410nmの波長でケアリー21
9分光光度計で連続的にモニタされる。
【0116】結果:これらの条件下での反応速度は0.
005吸光度ユニット/分であり、0.5uM pNA
産生量/分に対応する。
【0117】実施例3 共役活性測定 :DEAE精製されたTHP−1細胞溶解
産物の活性のインターロイキン1β活性。
【0118】酵素:DEAE−陰イオン交換クロマトグ
ラフィを使用して、ほぼ100倍精製されたTHP−1
細胞溶解産物。
【0119】ストック濃度=5ユニット/ul (1ユニットは、基質(≧50μM)の飽和レベルを使
用して、25度で1分当たりAMC1pモルを産生する
のに必要とする酵素の量として定義される)。
【0120】共役 酵素:ロイシンアミノペプチターゼ ミクロソーム(タ
イプIV) (LAPM)(ブタの腎臓ミクロソームから精製) EC 3.4.11.2 Sigma No.L−0632 DMS0中で12.5ユニット/mlの原液 基質:Ac−Tyr−Val−Ala−Asp−Gly
−AMC DMSO中で5mMの原液 緩衝液:100mMのHepes 10%スクロース 0.1% Chaps 1mM DTT 1mg/ml BSA pH 7.5。
【0121】25℃で、基質5μl、LAPM50μ
l、ICE5μlが緩衝液440μlに加えられた。
【0122】反応は、Gilford Fluoro−
IV 分光蛍光計で連続的にモニタされる。
【0123】励起波長=380nm 発光波長=460nm 1uM AMC=100% 相対蛍光収量 結果:ラグ相は、定常状態速度の達成より以前に現れ
る。定常状態(0.44+0.01min-1)へのアプ
ローチについて記述する速度定数は、反応に存在する共
役酵素量によって決定され、定常状態速度はICEによ
って触媒された反応の測定値である。その結果、ICE
反応の定常状態の99%に達するのに、11分(7 x
t 1/2)を要する。定常状態反応速度は0.05
uM AMC/分である。
【0124】実施例4 ステップA:細胞成長:ATCC(受け入れ番号ATC
C TIB202)から得られたTHP.1細胞が、1
〜2x106細胞/ml(3〜4 ダブリング/週)で
毎週回収する、WHEATON TURBOLIFT
46リットルの懸垂フラスコ、あるいは75あるいは2
00あるいは300リットルの発酵槽のどちらかのロー
ラーボトルに入った9%の馬の血清を含む、ISCOV
E’S MODIFIED DULBECCOの媒質中
に、もしくは、DULBECCO’S MODIFIE
DEEAGLES媒質(JRH BIOSCIENCE
S)中に懸濁培養された。懸垂フラスコあるいは発酵槽
中で使用される媒体にはさらに、細胞に対する剪断力を
減らすために、0.1〜0.3%のF68プルロニック
が含まれていた。細胞は、典型的には、ATCCガラス
びんからの初期の開始に続いてわずか3〜4ヶ月間培養
された。
【0125】ステップB:細胞剪断および分留:細胞
は、PBS中で3回洗浄され、25mMのHEPES、
pH7.5、5mMのMgCl2および1mMのEGT
Aを含む低張緩衝液中で108細胞/mlで0℃で20
分間懸濁された。プロテアーゼ阻害剤が加えられ(PM
SF1mMおよびペプスタチンとロイペプチン10μg
/ml)、細胞は、それぞれ90〜95%の剪断(br
eakage)を産出するために25あるいは15スト
ロークを使用して、100乃至300mlのしっかりと
固定したDOUNCEホモジナイザー中で剪断された。
剪断された細胞は、核および非剪断細胞を取除くため、
3000rpmで、10分間、5℃で、BECKMAN
GPR遠心器により遠心分離された。生成したペレッ
トは、プロテアーゼ阻害剤を含む低張緩衝液の原量の約
1/4中に再び懸濁され、懸濁体は、10ストロークに
再びダウンスされ、再び遠心分離された。この第2核除
去後の上清は第1のものに加えられた。
【0126】核除去後の上清は、SS34回転子を持つ
SORVAL遠心器で20分間16,000rpm遠心
分離にかけ、続いてBECKMAN遠心器(50.2T
i回転子)中で50,000rpmあるいは45,00
0rpm(45Ti回転子)で60分間第2スピンし
た。2mMのDTTを付加後、生成上清は、ICEが精
製されるまで−80℃で保存された。
【0127】ステップC:ICEのHPLCカラム精
:解凍上清は、0.22μ中空糸ろ過によって清澄さ
れ、AMICON YM3らせんカートリッジで10〜
20倍濃縮され、一晩、20mMのTris、pH7.
8、10%スクロース、0.1%Chaps、2mMの
DTTを含む緩衝液に対して透析された(8000分子
量カットオフ透析膜)。透析上清(ca.3〜5g合計
蛋白質、1000mlの細胞質ゾル抽出に対応)は、蒸
留水で 500未満のMICROSIEMANS導電率
に調整され、475mlのベッド量DEAE−5PW
HPLC(BIORAD)カラムに注がれた。ICE
は、同じ緩衝液を用いて約40mMのNaClでグラジ
エント溶出され、0.5M NaCl及び220mM
Tris HClの割合を増加した。ICE活性分留物
は、25mM HEPES、pH7.5、10%スクロ
ース、0.1%Chapsおよび2mM DTTを含む
緩衝液中に100μM YVAD−AMC基質を含む1
00μl量で、96穴プレート蛍光測定を使用して、測
定された。
【0128】実施例5 N−(N−アセチル−チロシニル−バリニル−アラニニ
ル―アスパルチル−グリシニル)―7−アミノ−4−メ
チルクマリンステップ A :N−(N−アセチル−チロシニル−バリ
ニル−アラニニル―(アスパルチル−b−t−ブチル−
エステル)−グリシニル)―7−アミノ−4−メチルク
マリン
【0129】
【化38】 0℃のDMF2ml中のN−アセチル−チロシニル−バ
リニル−アラニニル−アスパラギン酸b−t−ブチルエ
ステル(100mg、0.163mMol)溶液に、N
−(グリシニル)―7−アミノ−4−メチルクマリン
(41.7mg、0.18mMol)、ヒドロキシベン
ゾトリアゾール(66mg、0.489mMol)、お
よびジシクロヘキシルカルボジイミド(67mg、0.
326mMol)が加えられた。24時間後、外界温度
で、混和物は、セファデックス”LH−20クロマトグ
ラフィ(1Mx50mmカラム、メタノール溶出液)に
より濾過、精製された。結果として生じた生成物は、更
に、MPLCによって、シリカゲル(22x300mm
カラム、ジクロロメタン中の10%メタノールに対する
ジクロロメタンの直線勾配溶出法で溶出)で精製され、
無色の固体として表題の化合物を生じた。:1H NM
R(200MHz,DMF−d7)d 8.5〜7.6
(m 10H),7.1(br d,2H),6.75
(br d,2H),6.3(q,1H,J=1H
z),4.8〜3.9(m,6H),3.1〜2.7
(m,4H),2.48(d,3H,J=1Hz),
2.1(m,1H),1.9(s,3H),1.44
(s,9H),1.41(d,3H,J=7.3H
z),0.93(d,3H,J=6.7Hz),0.9
1(d,3H,J=6.7Hz)。
【0130】ステップB:N−(N−アセチル−チロシ
ニル−バリニル−アラニニル―アスパルチル−グリシニ
ル)―7−アミノ−4−メチルクマリン
【0131】
【化39】 N−(N−アセチル−チロシニル−バリニル−アラニニ
ル―(アスパルチル−b−t−ブチル−エステル)−グ
リシニル)―7−アミノ−4−メチルクマリンが、トリ
フルオロ酢酸中に溶解され、20分間熟成された。混和
物は真空下に濃縮された。生成固体は、メタノール中に
懸濁され、真空下で濃縮され、この手順が繰り返され
て、無色の固体として表題の化合物を生じた。:1
NMR(200MHz,DMF−d7)d 8.5〜
7.6(m 10H),7.1(brd,2H),6.
75(br d,2H),6.3(q,1H,J=1H
z),4.8〜3.9(m,6H),3.2〜2.7
(m,4H),2.48(d,3H,J=1Hz),
2.12(m,1H),1.9(s,3H),1.41
(d,3H,J=7Hz),0.93(d,3H,J=
6.5Hz),0.91(d,3H,J=6.5H
z)。
【0132】実施例6 N−(N−アセチル−チロシニル−バリニル−アラニニ
ル−アスパラギン酸 p−ニトロアニリド)ステップA :N−(2−トリメチルシリルエチルオキシ
カルボニル)―アスパラギン酸−b−t−ブチルエステ
ル p−ニトロアニリド。
【0133】
【化40】 1,2−ジクロロエタン10ml中の、p−ニトロ安息
香酸(1.45g、8.69mMol)およびトリエチ
ルアミン(1.21ml、8.69mMol)の溶液に
対して、ジフェニルホスホリル アジド(2.39g、
8.69mMol)が加えられた。外界温度で2時間、
その後15分環流した後、1,2−ジクロロエタン15
ml中のN−(2−トリメチルシリルエチルオキシカル
ボニル)―アスパラギン酸−b−t−ブチルエステル
(1.45g、4.35mMol)が加えられ、混和物
は1時間還流された。混和物は冷却され、真空下で濃縮
され、4:1エチルアセテート:ベンゼン500ml中
で溶解され、1Nのクエン酸、水、飽和重炭酸ナトリウ
ム、水およびブラインで洗浄された。混和物は硫酸ナト
リウム上で乾燥され、真空下で濃縮された。混和物は酢
酸エチルとともにすり潰され、固形物は廃棄された。溶
液は、濃縮され、MPLCによって、シリカゲル(35
x300mmカラム、溶離液として20%の酢酸エチル
/ヘキサン)で精製され、無色の固体として表題の化合
物を生じた。:1H NMR(200MHz、CDC
3)d 9.05(br s,1H),8.18(d
t,2H,J=2.33,9.21Hz),7.68
(dt,2H,J=2.29,9.21Hz),5.9
2(br d,1H),4.63(m,1H),4.2
1(m,2H),2.95(dd,1J,J=4.1
3,17.15Hz),2.68(dd,1H,J=
6.56Hz,17.07Hz),1.44(s,9
H),0,99(m,2H),0.03(s,9H)。
【0134】ステップB:アスパラギン酸 b−t−ブ
チルエステル−p−ニトロアニリド
【0135】
【化41】 アセトニトリル2.5mL中のN−(2−トリメチルシ
リルエチルオキシカルボニル)―アスパラギン酸 b−
t−ブチルエステル p−ニトロアニリド溶液(536
mg、1.24mMol)に、テトラヒドロフラン
(2.48mMol)中の テトラブチルアンモニアフ
ルオライドの溶液2.48mlが加えられた。その後、
混和物は、酢酸エチル中に注がれて、16時間、50℃
で保持された。混和物は、1N塩酸で3回抽出され、結
合した水性層を飽和重炭酸ナトリウムで塩基化され、酢
酸エチルで抽出された。有機層は、飽和重炭酸ナトリウ
ムで2度洗浄され、蒸留水で2度洗浄されてから、硫酸
ナトリウム上で乾燥され、濃縮された。混和物は、シリ
カゲル(35x300mmカラム、0.5%アンモニア
とジクロロメタン中の5%メタノールに対するジクロロ
メタンの勾配溶出法で溶出)MPLCによって精製さ
れ、青白いオレンジの固体として表題化合物を生じ
た。:1H NMR(200MHz,CD30D)d
8.21(dt,2H,J=1.69,9.13H
z),7.85(dt,2H,J=2.22,9.02
Hz),3.77(t,1H,J=6.14Hz),
2.76(dd,1H,J=6.07,16.72H
z),2.63(dd,1H,J=6.17,16.1
2Hz),1.42(s,9H)。
【0136】ステップC:N(N−アセチル−チロシニ
ル−バリニル−アラニニル−アスパラギン酸 b−t−
ブチルエステル p−ニトロアニリド
【0137】
【化42】 メタノール3ml中のN−(N−アセチル−チロシニル
−バリニル−アラニンベンジルエステル(106mg、
0.219mMol)溶液に、10mgのパールマン触
媒(炭素にPd(OH)2)が加えられた。2時間後、
水素ガス雰囲気下で、混和物はろ過され濃縮された。ア
スパラギン酸b−t−ブチルエステルp−ニトロアニリ
ド(81.4mg、0.263mMol)が加えられ、
その後ハイドロキシベンゾトリアゾール(89mg、
0.66mmol)と2mlのジメチルホルムアミドが
続けて加えられた。混和物は0℃に冷却され、ジシクロ
ヘキシカルボジイミド(90mg、0.438)が加え
られた。16時間後、外界温度で、混和物は濾過され、
セファデックス”LH−20クロマトグラフィ(1Mx
50mmカラム、メタノール溶出液)により精製され
た。結果として生じた生成物は、更に、MPLCによっ
て、シリカゲル(22x300mmカラム、ジクロロメ
タン中の20%メタノールに対するジクロロメタンの直
線勾配溶出法で溶出)で精製され、無色の固体として表
題の化合物を生じた。:1H NMR(200MHz,
DMF−d7)d 8.3〜7.9(m 9H),7.
09(br d,2H,J=8.64Hz),6.73
(br d,2H,J=8.61Hz),4.82(b
r q,1H,J=6.03Hz),4.6(m,1
H),4.4〜4.15(m,2H),3.1〜2.7
(m,4H),2.1(m,1H),1.87(s,3
H),1.43(d,1.5H,J=6.88Hz),
1.41(s,9H),1.37(d,1.5H,J=
6.88Hz),0.92(d,3H,J=6.60H
z),0.91(d,3H,J=6.12Hz)。
【0138】ステップD:N(N−アセチル−チロシニ
ル−バリニル−アラニニル−アスパラギン酸 p−ニト
ロアニリド
【0139】
【化43】 N(N−アセチル−チロシニル−バリニル−アラニニル
−アスパラギン酸 b−t−ブチルエステルp−ニトロ
アニリド(138.9mg)が、トリフルオロ酢酸6m
l中に溶解された。15分後、混和物は濃縮され、その
後、メタノールで希釈され、数回濃縮された。混和物
は、MPLCによって、シリカゲル(22x300mm
カラム、0.2%TFAおよびジクロロメタン中の20
%メタノールに対するジクロロメタン中の0.2%TF
Aの直線勾配溶出法で溶出)で精製され、さらに、セフ
ァデクスLH〜20クロマトグラフィ(1Mx25mm
カラム、メタノール溶離液)によって精製された。結果
として生じた生成物はエーテルですり潰され、無色の固
体として表題の化合物を生じた。:1H NMR(20
0MHz,CD30D)d 8.17(dt,2H,J
=2.26, 9.06Hz),7.88(dt,2
H,J=2.15,9.06Hz),7.01(br
d,2H),6.65(br d,2H),4.75
(m,1H),4.52(m,1H),4.3〜4.0
(m,3H),3.0〜2.6( m,4H),1.9
8(m,1H),1.88(s,3H),1.35
(d,3H,J=6.81Hz),0.89(d,6
H,J=7.05Hz)。
【0140】実施例7 N−(N−アセチル−チロシニル−バリニル−アラニニ
ル−アスパラギン酸 a−6−アミノキノリンアミドステップ A :N−(9−フロレニルメチルオキシカル
ボニル)―アスパラギン酸 b−t−ブチルエステル
a−6−アミノキノリンアミド。
【0141】
【化44】 N−(9−フロレニルメチルオキシカルボニル)−アス
パラギン酸 b−t−ブチルエステル(1.00g、
2.43mMol)、6ーアミノキノリン(385m
g、2.67mMol)並びに0℃のジクロロメタン1
0ml中のジメチルアミノピリジン20mgの溶液に、
エチルジメチルアミノプロピルカルボジイミド(699
mg、3.65mMol)が加えられた。1.5時間
後、0℃で、混和物は酢酸エチルで希釈され、飽和重炭
酸ナトリウムで3回、および蒸留水で3回洗浄され、そ
の後、硫酸ナトリウム上で乾燥され濃縮された。その
後、混和物は、シリカゲル(35x300mmカラム、
溶離液として50%の酢酸エチル/ジクロロメタン)で
MPLCによって精製され、無色の泡状体として表題の
化合物を生じた。:1HのNMR(200MHz,CD
Cl3)d 8.8(m,2H),8.26(d,1
H),8.08(br d,1H),8.04(d,1
H),7.75(d,1H),7.58(m,3H),
7.45〜7.2(m,6H),6.1(br s,1
H),4.7(br s,1H),4.52(d,2
H),4.24(t,1H),2.98(dd,1
H),2.70(dd,1H),1.47(s,9
H)。
【0142】ステップB:アスパラギン酸b−t−ブチ
ルエステルa−6−アミノキノリンアミド。
【0143】
【化45】 アセトニトリル20ml中のN―(9−フロレニルメチ
ルオキシカルボニル)アスパラギン酸b−t−ブチルエ
ステルa−6−アミノキノリンアミド溶液に、ジエチル
アミン20mlが加えられた。外界温度で、1時間後、
MPLCによって、シリカゲル(ジクロロメタン中で、
35x300mmカラム、1%のアンモニアと10%の
メタノールに対するジクロロメタンの勾配溶出法で溶
出)で精製され、濃縮されて、混和物は表題の化合物を
生じた。:1HのNMR(200MHz,CD30D)d
8.73(dd,2H,J=1.52,3.92H
z),8.37(d,1H,J=2.68Hz),8.
27(br d,1H,J=8.11Hz),7.97
(d,1H,J=9.24Hz),7.84(dd,1
H,J=2.12,8.68),7.49(dd,1
H,J=4.55,8.18Hz)3.81(dd,1
H,J=6.10,7.30Hz),2.79(dd,
1H,J=6.24,16.19Hz),2.66(d
d,1H,J=6.63,16.19Hz),1.43
(s,9H)。
【0144】ステップC:N−(N−アセチル−チロシ
ニル−バリニル−アラニニル−アスパラギン酸 b−t
−ブチルエステルa−6−アミノキノリンアミド
【0145】
【化46】 メタノール3ml中のN−(N−アセチル−チロシニル
−バリニル−アラニンベンジルエステル(102mg、
0.211mMol)溶液に、10mgのパールマン触
媒(炭素にPd(OH)2)が加えられた。2時間後、
水素ガス雰囲気下で、混和物はろ過され濃縮された。ア
スパラギン酸b−t−ブチルエステルa−6−アミノキ
ノリンアミド(100mg、0.32mMol)が加え
られ、その後ハイドロキシベンゾトリアゾール(57m
g、0.42mmol)と2mlのジメチルホルムアミ
ドが続けて加えられた。混和物は0℃に冷却され、ジシ
クロヘキシカルボジイミド(65mg、0.316)が
加えられた。16時間後、外界温度で、混和物は濾過さ
れ、セファデックス”LH−20クロマトグラフィ(1
Mx50mmカラム、メタノール溶出液)により精製さ
れた。結果として生じた生成物は、更に、MPLCによ
って、シリカゲル(22x300mmカラム、2%のア
ンモニアと20%のメタノールに対するジクロロメタン
の直線勾配で溶出)で精製され、無色の固体として表題
の化合物を生じた。:1H NMR(200MHz、D
MF−d7)d 8.82(dd,2H,J=1.4
8,4.06Hz),8.53(d,1H,J=1.9
0Hz),8.32(m,3H),8.2〜8.0
(m,5H),7.49(dd,1H,J=4.02,
8.18Hz),7.09(br d,2H,J=8.
64Hz),6.73(br d,2H,J=8.00
Hz),4.87(br q,1H,J=6.03H
z),4.65(m,1H),4.5〜4.2(m,2
H),3.2〜2.8(m,4H),2.18(m,1
H),1.87(s,3H),1.41(s,9H),
1.38(d,3H,J=6.95Hz),0.94
(d,6H,J=6.34Hz)。
【0146】ステップD:N−(N−アセチル−チロシ
ニル−バリニル−アラニニル−アスパラギン酸a−6−
アミノキノリンアミド
【0147】
【化47】 N―(N−アセチル−チロシニル−バリニル−アラニニ
ル−アスパラギン酸b−t−ブチルエステル a−6−
アミノキノリンアミドはトリフルオロ酢酸中に溶解さ
れ、15分間保持された。その後、混和物は濃縮され、
メタノールとトルエンで希釈され、無色の固体として表
題の化合物を生じた。:1H NMR(200MHz、
DMF−d7)d 8.99(br d 1H,J=
5.01Hz),8.92(br d,1H,J=8.
18Hz),8.74(d,1H,J=2.22H
z),8.29(dd,1H,J=2.15,9.14
Hz),8.12(d,1H,9.13Hz),7.9
3(dd,1H,J=5.47,8.11Hz),7.
02(br d,2H,J=8.57Hz),6.64
(br d,2H,J=8.57Hz),4.8(m,
1H),4.56(dd,1H,J=5.96,8.5
0Hz),4.26(m,1H),4.12(m,1
H),3.12〜2.7(m,4H),2.05(m,
1H),1.90(s,3H),1.40(d,3H,
J=6.81Hz),0.91(d,6H,J=6.6
7Hz)。
【0148】実施例8 N―(N−アセチル−チロシニル−バリニル−アラニニ
ル)―アスパラギン酸a−7−アミノ−4−メチルクマ
リンアミド。
【0149】ステップA:N−アリルオキシカルボニル
アスパラギン酸b−t−ブチルエステルa−7−アミノ
−4−メチルクマリンアミド。
【0150】
【化48】 無水ジオキサン15ml中の、N−アリルオキシカルボ
ニルアスパラギン酸b−t−ブチルエステル(3.44
g 12.6mMol)と7−アミン−4−メチルクマ
リン(2.00g、11.42mMol)の溶液に、エ
チルジメチルアミノプロピル カルボジイミド(2.6
6g、13.86mMol)が加えられた。環流75分
後に、混和物は酢酸エチルで希釈され、1Nの塩酸で3
回洗浄され、飽和重炭酸ナトリウムで3回洗浄された。
溶液は硫酸ナトリウム上で乾燥され、真空下で濃縮され
た。混和物は、シリカゲル(35x300mmカラム、
溶離液としてジクロロメタン中の10%の酢酸エチル)
でMPLCによって精製され、無色の泡状体として表題
の化合物を生じた。:1H NMR(200MHz,C
30D)d 7.77(d,1H,J=2.39H
z),7.68(d,1H,J=9.06Hz),7.
49(dd,1H,J=2.36,9.10Hz),
6.21(q,1H,J=1.30Hz),5.95
(m,1H),5.4〜5.15(m,2H),4.7
2〜4.58(m,3H),2.85(dd,1H,J
=6.17,15.73Hz),2.65(dd,1
H,J=7.62,16.37Hz),2.43(d,
3H,J=1.44Hz),1.43(s,9H)。
【0151】ステップB:アスパラギン酸b−t−ブチ
ルエステルa−7−アミノ−4メチルクマリンアミド。
【0152】
【化49】 無水テトラヒドロフランの10ml中の、N−アリルオ
キシカルボニルアスパラギン酸b−t−ブチルエステル
a−7−アミノ−4−メチルクマリンアミド(435m
g、1.01mMol)とジメドン(1.13g、8.
08mMol)の溶液に、テトラキストリフェニルホス
フィンパラジウム(117mg、0.1mMol)が加
えられた。45分後、混和物は酢酸エチルで希釈され、
硫酸ナトリウム上で乾燥され、真空下で濃縮されて、飽
和重炭酸ナトリウムで5回洗浄された。混和物は、シリ
カゲル(35x300mmカラム、0.25%のアンモ
ニアとジクロロメタン中の2.5%のメタノールに対す
るジクロロメタンの勾配溶出法で溶出)でMPLCによ
って精製され、無色の発泡体として表題の化合物を生じ
た。:1H NMR(200MHz,CD30D)d
7.93(d,1H,J=1.76Hz),7.82
(d,1H,J=8.50Hz),7.63(dd,1
H,J=2.40,9.10Hz),6.34(q,1
H,J=1.31Hz),3.89(t,1H,J=
6.35Hz),2.88(dd,1H,J=6.0
3,16.72Hz),2.75(dd,1H,J=
6.77,16.75Hz),2.56(d,3H、J
=1.37Hz),1.54(s,9H)。
【0153】ステップC:N−(N−アセチル−チロシ
ニル−バリニル−アラニニル)―アスパラギン酸b−t
−ブチルエステルa−7−アミノ−4−メチルクマリン
【0154】
【化50】 0℃のジメチルホルムアミド2ml中の、N−(N−ア
セチル−チロシニル−バリニル−アラニン(288m
g、0.733mMol)、アスパラギン酸b−t−ブ
チルエステルa−7−アミノ−4−メチルクマリン(2
42mg、0.698mMol)、およびハイドロキシ
ベンゾトリアゾール(149mg、1.10mMol)
溶液に、ジシクロヘキシルカルボジイミド(151m
g、0.733)が加えられた。16時間後、外界温度
で、混和物は濾過され、セファデックス”LH−20ク
ロマトグラフィ(1Mx50mmカラム、メタノール溶
出液)により精製された。結果として生じた生成物は、
メタノールとともにすり潰され、無色の固体として表題
の化合物を生じた。:1H NMR(200MHz,D
MF−d7)d 8.3〜7.5(m,7H),7.0
9(br d,2H,J=8.61Hz),6.72
(br d,2H,J=8.64Hz),6.27
(q,1H,J=1.31Hz),4.84(m,1
H),4.62(m,1H),4.44〜4.14
(m,2H),3.15〜2.7(m,4H),2.4
5(d,3H,J=1.37Hz),2.13(m,1
H),1.87(s,3H),1.41(s,9H),
1.37(d,3H,J=7.38Hz),0.94
(d,3H,J=7.12Hz),0.93(d,3
H,J=7.12Hz)。
【0155】ステップD:N−(N−アセチル−チロシ
ニル−バリニル−アラニニル)―アスパラギン酸a−7
−アミノ−4−メチルクマリンアミド
【0156】
【化51】 N(N−アセチル−チロシニル−バリニル−アラニニ
ル)−アスパラギン酸b−t−ブチルエステルa−7−
アミノ−4−メチルクマリンアミドが、トリフルオロ酢
酸中に溶解された。15分後、混和物は真空下に濃縮さ
れ、無色の固体として表題の化合物を生じた。:1
NMR(200MHz,DMF−d7)d8.3〜7.
5(m,7H),7.09(br d,2H,J=8.
61Hz),6.72(br d,2H,J=8.64
Hz),6.27(q,1H,J=1.31Hz),
4.84(m,1H),4.62(m,1H),4.4
4〜4.14(m,2H),3.15〜2.7(m,4
H),2.45(d,3H,J=1.37Hz),2.
13(m,1H),1.87(s,3H),1.41
(s,9H),1.37(d,3H,J=7.38H
z),0.94(d,3H,J=7.12Hz),0.
93(d,3H,J=7.12Hz)。C33395
10・1.65 H20に対して計算された微量分析:
C,57.00,H,6.13,N,10.07; 実験値:C,56.97,H,5.84、N 10.1
6。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルコルム・マツクコス アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07728、フリーホールド、ローズ・コー ト・48 (72)発明者 リチヤード・エイ・マムフオード アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07701、レツド・バンク、サウス・ストリ ート・62 (72)発明者 ナンシー・エイ・ソーンベリイ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07090、ウエストフイールド、セント・マ ークス・アベニユー・647 (72)発明者 ジエフリー・アール・ウエイドナー アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 08830、イゼリン、チエリル・ドライブ・ 911 (72)発明者 ウイリアム・ケイ・ヘイグマン アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07090、ウエストフイールド、シヤツカマ コン・ドライブ・871

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 で表わされる化合物においてAA1が、次の(a)、
    (b)から成るグループから別個に選択され、 (a)単結合、および (b)式AIのアミノ酸 【化2】 式AI中、R1が次の(a)、(b)、(c)からなる
    グループから選択され、 (a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(1
    1)から選択される) (1) 水素 (2) 水酸基 (3) ハロゲン (4) −S−C1-4アルキル (5) ―SH (6) C1-6アルキルカルボニル (7) カルボキシ (8) −C(=O)−NH2 (9) C1-4アルキルアミノ(アルキル部分は水素又
    は水酸基と置換され、アミノは水素またはCBZと置換
    される) (10)グアニジノ (11)アミノ (c)アリールC1-6アルキルあるいは置換アリールC
    1-6アルキル (アリールグループは次のものから成るグループから選
    択される) (a) フェニル (b) ナフチル (c) ピリジル (d) フリル (e) チエニル (f) チアゾリル (g) イソチアゾリル (h) イミダゾリル (i) ベンズイミダゾリル (j) ピラジニル (k) ピリミジル (l) キノリル (m) イソキノリル (n) ベンゾフリル (o) ベンゾチエニル (p) ピラゾリル (q) インドリル (r) プリニル (s) イソオキサゾリル (t) オキサゾリル および項目(a)〜(t)中で上に定義されるようなモ
    ノおよびジ−置換アリール(これらの項目中で、置換基
    は別個にC1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アル
    キルアミノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよ
    びC1-6アルキルカルボニルである)AA2が、次の
    (a)、(b)から成るグループから別個に選択され、 (a)単結合、および (b)式AIIのアミノ酸 【化3】 AA3が、次の(a)、(b)から成るグループからそ
    れぞれ別個に選択され、 (a)単結合、および (b)式AIIIのアミノ酸 【化4】 上記式中、R2およびR3が各々、次の(a)、(b)、
    (c)から成るグループからそれぞれ別個に選択され、 (a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基が次の(1)〜(1
    1)から選択される) (1)水素、 (2)水酸基、 (3)ハロゲン、 (4)−S−C1-4アルキル、 (5)−SH (6) C1-6アルキルカルボニル (7) カルボキシ (8) −C(=O)−NH2 (9) C1-4アルキルアミノ(アルキル部分は水素ま
    たは水酸基と置換され、アミノは水素またはCBZと置
    換される) (10)グアニジノ (11)アミノ (c)アリールC1-6アルキル、 アリールが、直前に定義されたように定義され、また、
    アリールがモノおよびジ−置換アリールであってもよ
    く、置換基が別個にC1-6アルキル、ハロゲン、水酸
    基、C1-6アルキルアミノ、C1-6アルコキシ、C1-6
    ルキルチオおよびC1-6アルキルカルボニルであり、n
    が0から16までの整数であり、(AA)nが長さでn
    (すなわち0から16個の)アミノ酸のペプチドであ
    り、各アミノ酸が下記式から独立しており、 【化5】 上記式中、Xが次の(a)、(b)、(c)から成るグ
    ループから選択され、 (a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(1
    2)から選択される) (1)水素 (2)水酸基 (3)ハロゲン (4)−S−C1-4アルキル (5)―SH (6)C1-6アルキルカルボニル (7)カルボキシ (8)−C(=O)−NH2 (9)アミノカルボニルアミノ (10)C1-4アルキルアミノ(アルキル部分は水素ま
    たは水酸基と置換され、アミノは水素またはCBZと置
    換される) (11)グアニジノ (12)アミノ (c)アリールC1-6アルキル アリールが直前に定義されたように定義され、またアリ
    ールがモノおよびジ−置換アリールであってもよく、置
    換基が別個にC1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6
    アルキルアミノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオ
    およびC1-6アルキルカルボニルであり、R5が次の
    (a)、(b)から成るグループから選択され、 (a)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜
    (4)から選択される) (1)水素、 (2)水酸基、 (3)ハロゲン、 (4)C1-6アルキルカルボニル、 (b)次の(1)〜(20)から成るグループから選択
    されるアリールグループ をもつアリールC1-6アルキル (1) フェニル (2) ナフチル (3) ピリジル (4) フリル (5) チエニル (6) チアゾリル (7) イソチアゾリル (8) イミダゾリル (9) ベンズイミダゾリル (10) ピラジニル (11) ピリミジル (12) キノリル (13) イソキノリル (14) ベンゾフリル (15) ベンゾチエニル (16) ピラゾリル (17) インドリル (18) プリニル (19) イソオキサゾリル (20) オキサゾリル、 および、アリールが項目(1)〜(20)で上に定義さ
    れるようなモノおよびジ−置換アリールであり、置換基
    は別個にC1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アル
    キルアミノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよ
    びC1-6アルキルカルボニルであり、R6が、次の
    (a)、(b)、(c)から成るグループから選択さ
    れ、 (a) モノ、ジ−あるいはトリ置換アリールアミノ、 (b) モノ、ジ−あるいはトリ置換アリールオキシ、 (c) モノ、ジ−あるいはトリ置換アリールチオ、ア
    リールグループが次のものから成るグループから選択さ
    れ、 【化6】 置換基が次のものから成るグループから選択され、 (a) H (b) OH (c) ハロゲン (d) C1-6アルキル (e) C1-6アルキルオキシ (f) CO2H (g) NO2 (h) SO3H (i) ホルミル (j) NH2 (k) SH (l) C1-6アルキルチオ (m) −C(=O)−NH2 (n) フェニル (o) フェニルC1-6アルキル (p) NO (q) C1-6アルキルカルボニル (r) フェニルアゾ (s) C1-6スルフィニル (t) C1-6スルホニル (u) フェニルスルフィニル (v) フェニルスルホニル (w) フェニルカルボニル (x) フェニルオキシ (y) フェニルチオール (z) C1-4アルキルアミノ (aa)ジC1-4アルキルアミノ (ab)CN R8がアリールがフェニルあるいはナフチルからなるグ
    ループから選択されるアリールC1-6アルキルあるいは
    1-6アルキルであることを特徴とする前記化合物。
  2. 【請求項2】 nが0であり、AA1が下記の式のアミ
    ノ酸であり 【化7】 AA2が下記の式のアミノ酸であり 【化8】 AA3が下記の式のアミノ酸 【化9】 であることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 R2とR3が次の(a)、(b)、(c)
    から成るグループからそれぞれ別個に選択され、 (a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜(1
    1)から選択される) (1) 水素 (2) 水酸基 (3) ハロゲン (4) −S−C1-4アルキル (5) ―SH (6) C1-6アルキルカルボニル (7) カルボキシ (8) −C(=O)−NH2 (9) C1-4アルキルアミノ、およびアルキル部分が
    水酸基と置換されるC1-4アルキルアミノ (10)グアニジノ (11)アミノ (c)アリールC1-6アルキル ここで、アリールとは (1)フェニル (2)ナフチル (3)ピリジル (4)フリル (5)チエニル (6)チアゾリル (7)イソチアゾリル (8)ベンゾフリル (9)ベンゾチエニル (10)インドリル (11)イソオキサゾリルおよび (12)オキサゾリル と定義されるものであって、このアリールが,モノおよ
    びジ−置換アリールであってもよく、置換基が別個にC
    1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミ
    ノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6
    アルキルカルボニルであり、R6が、次の(a)、
    (b)、(c)から成るグループから選択され、 (a) モノ、あるいはジ−置換アリールアミノ (b) モノ、あるいはジ−置換アリールオキシ (c) モノ、あるいはジ−置換アリールチオ ここでアリールグループが下記のものより成るグループ
    から選択され、 【化10】 置換基が次の(1)〜(10) (1) H (2) OH (3) ハロゲン (4) C1-6アルキル (5) C1-6アルキルオキシ (6) CO2H (7) NO2 (8) SO3H (9) ホルミル (10)CNから成るグループから選択されることを特
    徴とする請求項2に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 R2およびR3が各々、次の(a)、
    (b)、(c)から成るグループから別個に選択され、 (a)水素 (b)置換C1-6アルキル(置換基は次の(1)〜
    (7)から選択される) (1) 水素 (2) 水酸基 (3) カルボキシ (4) −C(=O)−NH2 (5) C1-4アルキルアミノ、およびアルキル部分が
    水酸基と置換されるC1-4アルキルアミノ (6) グアニジノ (7) アミノ (c)アリールC1-3アルキル(アリールは下記のもの
    と定義される) (1) フェニル (2) ナフチル (3) チエニル (4) チアゾリル、および (5) ベンゾチエニル ここでアリールが、モノおよびジ−置換アリールであっ
    てもよく、置換基が別個にC1-6アルキル、ハロゲン、
    水酸基、C1-6アルキルアミノ、C1-6アルコキシ、C
    1-6アルキルチオおよびC1-6アルキルカルボニルであ
    り、R6が、次の(a)、(b)、(c)から成るグル
    ープから選択され、 (a) モノ、あるいはジ−置換アリールアミノ (b) モノ、あるいはジ−置換アリールオキシ (c) モノ、あるいはジ−置換アリールチオ ここでアリールグループが下記のものより成るグループ
    から選択され、 【化11】 置換基が次の(1)〜(7) (1) H (2) OH (3) C1-3アルキル (4) C1-3アルキルオキシ (5) CO2H (6) ホルミル (7) CNから成るグループから選択されることを特
    徴とする請求項3に記載の化合物。
  5. 【請求項5】 R1がアリールC1-6アルキルであって、
    アリールが次のものから成るグループから選択され、 (1) フェニル (2) ナフチル (3) ピリジル (4) フリル (5) チエニル (6) チアゾリル (7) イソチアゾリル (8) ベンゾフリル (9) ベンゾチエニル (10) インドリル (11) イソオキサゾリル (12) オキサゾリル および上記(1)から(12)項に定義されたようなモ
    ノおよびジ−置換アリールであって、置換基が別個にC
    1-6アルキル、ハロゲン、水酸基、C1-6アルキルアミ
    ノ、C1-6アルコキシ、C1-6アルキルチオおよびC1-6
    アルキルカルボニルであることを特徴とする請求項4に
    記載の化合物。
  6. 【請求項6】 R1がアリールC1-6アルキルであって、
    アリールが次のものから成るグループから選択され、 (1) フェニル (2) ナフチル (3) チエニル (4) ベンゾチエニル アリールが置換されていてもよく、置換基が別個に水素
    および水酸基であることを特徴とする請求項4に記載の
    化合物。
  7. 【請求項7】 R5がメチルであり、R2がC1-6アルキ
    ルであり、R3が (a) 水素 (b) C1-6アルキル (c) N−カルボベンズオキシ−アミノ―(n−ブチ
    ル) (d) インドール−2−イル−メチル (e) 置換フェニルC1-6アルキル(置換基は水素、
    水酸基、カルボキシあるいはC1-4アルキルである) (f) 置換インドリルC1-6アルキル(置換基は水
    素、水酸基、カルボキシあるいはC1-4アルキルであ
    る) (g) 置換イミダゾリルC1-6アルキル(置換基は水
    素、水酸基、カルボキシあるいはC1-4アルキルであ
    る)であることを特徴とする請求項6に記載の化合物。
  8. 【請求項8】 R5がメチルで、R2がC1-6アルキル
    で、R3が (a) 水素 (b) C1-6アルキル (c) N−カルボベンズオキシ−アミノ―(n−ブチ
    ル) (d) カルバミルメチル (e) カルバミルエチル (f) インドール−2−イル−メチル、あるいは (g) 置換フェニルC1-3アルキル(置換基は水素ま
    たは水酸基)であることを特徴とする請求項7に記載の
    化合物。
  9. 【請求項9】 下記 (a)(N−アセチル−チロシニル)−バリニル−アラ
    ニニル−アスパラギン酸p−ニトロアニリド; (b)(N−アセチル−チロシニル)−バリニル−アラ
    ニニル−アスパラギン酸6−アミノキノリンアミド;お
    よび (c)N−((N−アセチル−チロシニル)−バリニル
    −アラニニル)−7−アミノ−4−メチルクマリンアミ
    ドから成るグループから選択される化合物。
  10. 【請求項10】 サンプルのインターロイキン―1β変
    換酵素活性を決定するための、請求項1に記載の化合物
    の使用方法において、 (a) 任意の順序で、水溶液中に、 (1) 式Iで表わされる化合物 (2)インターロイキン−1β変換酵素および (3)サンプル;を加え、 (b) 分光光度計測的あるいは蛍光測定的手段によっ
    て、ステップ(a)の生成物のインターロイキン−1β
    変換酵素活性を測定することを含むことを特徴とする前
    記方法。
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