JPH0528345A - 現金処理装置の入出金機構 - Google Patents
現金処理装置の入出金機構Info
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- JPH0528345A JPH0528345A JP3207458A JP20745891A JPH0528345A JP H0528345 A JPH0528345 A JP H0528345A JP 3207458 A JP3207458 A JP 3207458A JP 20745891 A JP20745891 A JP 20745891A JP H0528345 A JPH0528345 A JP H0528345A
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- bill
- bills
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- banknote
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不揃いな紙幣や折れ癖やカール癖のある紙幣
を利用者の手を煩わせることなく、良好な状態で装置内
に取り込ませる。 【構成】 紙幣上端検知センサ10は入出金プール1に
装置外部から挿入された紙幣2の上端が飛び出している
か否かを検知する。紙幣上端検知センサ10が紙幣2の
上端の飛び出しを検知すると、紙幣摺動機構制御装置9
はテーブル板5を紙幣摺動機構7によって最上位置まで
上昇させる。テーブル板5の上昇によって紙幣2の上端
が紙幣突き当て板17に突き当たり、紙幣2の上端が揃
えられる。入出金プール1内には紙幣転倒防止板11が
突き出た状態となっており、テーブル板5の紙幣2を支
持する面積が入出金プール1の挿入口側の面積よりも小
となっている。テーブル板5は異物30が落下するよう
に所定間隔の間隙を有しており、この間隙から落下した
異物30は異物受け16によって受け止められる。
を利用者の手を煩わせることなく、良好な状態で装置内
に取り込ませる。 【構成】 紙幣上端検知センサ10は入出金プール1に
装置外部から挿入された紙幣2の上端が飛び出している
か否かを検知する。紙幣上端検知センサ10が紙幣2の
上端の飛び出しを検知すると、紙幣摺動機構制御装置9
はテーブル板5を紙幣摺動機構7によって最上位置まで
上昇させる。テーブル板5の上昇によって紙幣2の上端
が紙幣突き当て板17に突き当たり、紙幣2の上端が揃
えられる。入出金プール1内には紙幣転倒防止板11が
突き出た状態となっており、テーブル板5の紙幣2を支
持する面積が入出金プール1の挿入口側の面積よりも小
となっている。テーブル板5は異物30が落下するよう
に所定間隔の間隙を有しており、この間隙から落下した
異物30は異物受け16によって受け止められる。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は現金処理装置の入出金機構に関
し、特に金融機関の窓口などに設置されるATM(自動
現金預払機)などの現金処理装置の入出金機構に関す
る。
し、特に金融機関の窓口などに設置されるATM(自動
現金預払機)などの現金処理装置の入出金機構に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、現金処理装置の入出金機構において
は、図8に示すように、入出金プール39に挿入された
紙幣(図示せず)が本体(図示せず)に固定されたフロ
ントプレート34で支持される。フロントプレート34
上に蓄積された紙幣は紙幣に対して垂直な方向(矢印A
の方向)に移動する押圧板35によってピックアップロ
ーラ31に押し付けられる。このとき、入出金プール3
9に挿入された紙幣の下端はテーブル板36によって保
持されており、紙幣の上端は紙幣上端検知センサ37に
よって検知される。
は、図8に示すように、入出金プール39に挿入された
紙幣(図示せず)が本体(図示せず)に固定されたフロ
ントプレート34で支持される。フロントプレート34
上に蓄積された紙幣は紙幣に対して垂直な方向(矢印A
の方向)に移動する押圧板35によってピックアップロ
ーラ31に押し付けられる。このとき、入出金プール3
9に挿入された紙幣の下端はテーブル板36によって保
持されており、紙幣の上端は紙幣上端検知センサ37に
よって検知される。
【0003】入出金プール39内に紙幣が蓄積される
と、シャッタ38が閉じて入出金プール39と装置外部
とを遮断する。その後に、紙幣はピックアップローラ3
1の回転によってフィードローラ32,42a,42b
およびはくりローラ33からなる紙幣繰り出し機構を介
して搬送路に押し出され、搬送路を介して装置内に繰り
込まれる。このとき、ピックアップローラ31に押圧さ
れた紙幣の次の紙幣以降ははくりローラ33でせき止め
られるので、紙幣は1枚ずつ搬送路に繰り出されてい
く。
と、シャッタ38が閉じて入出金プール39と装置外部
とを遮断する。その後に、紙幣はピックアップローラ3
1の回転によってフィードローラ32,42a,42b
およびはくりローラ33からなる紙幣繰り出し機構を介
して搬送路に押し出され、搬送路を介して装置内に繰り
込まれる。このとき、ピックアップローラ31に押圧さ
れた紙幣の次の紙幣以降ははくりローラ33でせき止め
られるので、紙幣は1枚ずつ搬送路に繰り出されてい
く。
【0004】一方、装置内部から装置外部に紙幣の受け
渡しを行う場合、装置内部から送出された紙幣が集積ロ
ーラ40a,40bによって集積プール41に集積され
る。集積プール41に集積された紙幣はブロック搬送機
構43によって入出金プール39内に送り込まれる。入
出金プール39内に紙幣が送り込まれると、シャッタ3
8が開いて装置外部への紙幣の受け渡しが行われる。
渡しを行う場合、装置内部から送出された紙幣が集積ロ
ーラ40a,40bによって集積プール41に集積され
る。集積プール41に集積された紙幣はブロック搬送機
構43によって入出金プール39内に送り込まれる。入
出金プール39内に紙幣が送り込まれると、シャッタ3
8が開いて装置外部への紙幣の受け渡しが行われる。
【0005】このような従来の現金処理装置の入出金機
構では、装置外部から入出金プール39内に挿入された
紙幣の先端が不揃いの場合、紙幣上端検知センサ37に
よって検知した紙幣を利用者に返却することによって再
度入出金プール39内への挿入を促すか、あるいは先端
が不揃いのままで装置内部に繰り込まれている。したが
って、再度入出金プール39内への挿入を促す場合には
利用者の手間を増やすこととなり、先端が不揃いのまま
で装置内部に繰り込む場合にはスキュー搬送(斜行搬
送)の原因となっている。
構では、装置外部から入出金プール39内に挿入された
紙幣の先端が不揃いの場合、紙幣上端検知センサ37に
よって検知した紙幣を利用者に返却することによって再
度入出金プール39内への挿入を促すか、あるいは先端
が不揃いのままで装置内部に繰り込まれている。したが
って、再度入出金プール39内への挿入を促す場合には
利用者の手間を増やすこととなり、先端が不揃いのまま
で装置内部に繰り込む場合にはスキュー搬送(斜行搬
送)の原因となっている。
【0006】また、テーブル板36の下には紙幣繰り出
し機構や紙幣集積機構があるため、挿入された紙幣の中
に異物(硬貨など)30が混入していた場合、異物30
が紙幣繰り出し機構による繰り出し動作や紙幣集積機構
による集積動作の障害になるばかりか、装置を破損する
可能性がある。
し機構や紙幣集積機構があるため、挿入された紙幣の中
に異物(硬貨など)30が混入していた場合、異物30
が紙幣繰り出し機構による繰り出し動作や紙幣集積機構
による集積動作の障害になるばかりか、装置を破損する
可能性がある。
【0007】さらに、入出金プール39内に折れ癖やカ
ール癖のある紙幣2bが挿入されると、その紙幣2bが
入出金プール39内で転倒し、押圧板35がピックアッ
プローラ31側に移動するときに転倒した紙幣2bを押
し潰し、押し潰された紙幣2bによって繰出し障害が発
生するという問題がある。
ール癖のある紙幣2bが挿入されると、その紙幣2bが
入出金プール39内で転倒し、押圧板35がピックアッ
プローラ31側に移動するときに転倒した紙幣2bを押
し潰し、押し潰された紙幣2bによって繰出し障害が発
生するという問題がある。
【0008】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、挿入された紙幣の先端
が不揃いとなっても、その不揃いを直して良好な状態で
紙幣を装置内に取り込むことができる現金処理装置の入
出金機構の提供を目的とする。
点を除去すべくなされたもので、挿入された紙幣の先端
が不揃いとなっても、その不揃いを直して良好な状態で
紙幣を装置内に取り込むことができる現金処理装置の入
出金機構の提供を目的とする。
【0009】また、本発明の他の目的は、折れ癖やカー
ル癖のある紙幣の転倒を防止して紙幣の挿入性を改善す
ることができる現金処理装置の入出金機構の提供を目的
とする。
ル癖のある紙幣の転倒を防止して紙幣の挿入性を改善す
ることができる現金処理装置の入出金機構の提供を目的
とする。
【0010】さらに、本発明の別の目的は、紙幣の挿入
時に混入した異物の除去を可能とし、繰り出し動作およ
び集積動作の障害や装置の破損を防止することができる
現金処理装置の入出金機構の提供にある。
時に混入した異物の除去を可能とし、繰り出し動作およ
び集積動作の障害や装置の破損を防止することができる
現金処理装置の入出金機構の提供にある。
【0011】
【発明の構成】本発明による現金処理装置の入出金機構
は、装置外から入出金口に挿入された紙幣を集積し、か
つ装置内から送出された紙幣を集積して該紙幣の装置外
への受け渡しを行う集積エリアと、前記集積エリア内に
集積された前記紙幣を前記紙幣と平行に移動する移動手
段と、前記移動手段によって移動される前記紙幣の上端
に当接して前記紙幣を揃える突き当て板とを有すること
を特徴とする。
は、装置外から入出金口に挿入された紙幣を集積し、か
つ装置内から送出された紙幣を集積して該紙幣の装置外
への受け渡しを行う集積エリアと、前記集積エリア内に
集積された前記紙幣を前記紙幣と平行に移動する移動手
段と、前記移動手段によって移動される前記紙幣の上端
に当接して前記紙幣を揃える突き当て板とを有すること
を特徴とする。
【0012】本発明による他の現金処理装置の入出金機
構は、前記集積エリア内に集積された紙幣を1枚ずつ装
置内に繰り込む繰り込み手段と、前記紙幣の前記装置外
から前記集積エリアへの集積時に前記集積エリア内に突
き出して前記入出金口に対向する位置に配置された前記
集積エリアの底面の面積を前記入出金口の面積よりも小
とし、かつ前記繰り込み手段による前記紙幣の前記装置
内への繰り込み時に前記集積エリア外に退避する紙幣転
倒防止板とを有することを特徴とする。
構は、前記集積エリア内に集積された紙幣を1枚ずつ装
置内に繰り込む繰り込み手段と、前記紙幣の前記装置外
から前記集積エリアへの集積時に前記集積エリア内に突
き出して前記入出金口に対向する位置に配置された前記
集積エリアの底面の面積を前記入出金口の面積よりも小
とし、かつ前記繰り込み手段による前記紙幣の前記装置
内への繰り込み時に前記集積エリア外に退避する紙幣転
倒防止板とを有することを特徴とする。
【0013】本発明による別の現金処理装置の入出金機
構は、装置外から入出金口に挿入された紙幣を集積し、
かつ装置内から送出された紙幣を集積して該紙幣の装置
外への受け渡しを行う集積エリアと、前記集積エリアに
おいて前記入出金口に対向する位置に設けられ、所定間
隔の間隙を有する底板と、前記底板の前記間隙から落下
した物体を収納する手段とを有することを特徴とする。
構は、装置外から入出金口に挿入された紙幣を集積し、
かつ装置内から送出された紙幣を集積して該紙幣の装置
外への受け渡しを行う集積エリアと、前記集積エリアに
おいて前記入出金口に対向する位置に設けられ、所定間
隔の間隙を有する底板と、前記底板の前記間隙から落下
した物体を収納する手段とを有することを特徴とする。
【0014】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、入出金プール1は押圧板3または紙幣
支持板6と、フロントプレート4と、テーブル板5とに
よって形成されている。入出金プール1内に挿入された
紙幣2はテーブル板5上に蓄積され、紙幣支持板6によ
って保持される。このとき、入出金プール1内において
は紙幣転倒防止板11によってテーブル板5側の面積が
挿入口側の面積よりも小さくなっている。また、入出金
プール1は入出金プール中心軸14を回転中心として駆
動モータ15の駆動によって回動されるようになってい
る。
る。図において、入出金プール1は押圧板3または紙幣
支持板6と、フロントプレート4と、テーブル板5とに
よって形成されている。入出金プール1内に挿入された
紙幣2はテーブル板5上に蓄積され、紙幣支持板6によ
って保持される。このとき、入出金プール1内において
は紙幣転倒防止板11によってテーブル板5側の面積が
挿入口側の面積よりも小さくなっている。また、入出金
プール1は入出金プール中心軸14を回転中心として駆
動モータ15の駆動によって回動されるようになってい
る。
【0016】押圧板3は押圧板駆動機構8によって紙幣
2に対して垂直な方向に移動し、入出金プール1が回動
する前にはフロントプレート4との間に紙幣2を挟み込
み、紙幣2の繰り出し時には紙幣2をフィードローラ1
9およびピックアップローラ27に押し付ける機能を有
している。
2に対して垂直な方向に移動し、入出金プール1が回動
する前にはフロントプレート4との間に紙幣2を挟み込
み、紙幣2の繰り出し時には紙幣2をフィードローラ1
9およびピックアップローラ27に押し付ける機能を有
している。
【0017】フロントプレート4は入出金プール中心軸
14に固定された入出金プールベース(図示せず)上に
形成され、入出金プール1が回動する前には押圧板3と
の間に紙幣2を挟み込み、紙幣2の繰り出し時には紙幣
2の繰出し側となる。また、フロントプレート4の紙幣
2との当接面に対向する面側には、紙幣転倒防止板11
を回動自在に軸支するためのヒンジと、紙幣転倒防止板
11がフロントプレート4の紙幣2との当接面から完全
に引込んだかどうかを検知する転倒防止板位置センサ1
3とが設けられている。ここで、紙幣転倒防止板11は
ヒンジに取り付けられたスプリング12によって紙幣支
持板6側に付勢されている。また、紙幣転倒防止板11
は入出金プール1が回動されて横方向に倒されたとき
に、突起部11aがリリースピン25によって押される
ので、入出金プール1外に退避される。
14に固定された入出金プールベース(図示せず)上に
形成され、入出金プール1が回動する前には押圧板3と
の間に紙幣2を挟み込み、紙幣2の繰り出し時には紙幣
2の繰出し側となる。また、フロントプレート4の紙幣
2との当接面に対向する面側には、紙幣転倒防止板11
を回動自在に軸支するためのヒンジと、紙幣転倒防止板
11がフロントプレート4の紙幣2との当接面から完全
に引込んだかどうかを検知する転倒防止板位置センサ1
3とが設けられている。ここで、紙幣転倒防止板11は
ヒンジに取り付けられたスプリング12によって紙幣支
持板6側に付勢されている。また、紙幣転倒防止板11
は入出金プール1が回動されて横方向に倒されたとき
に、突起部11aがリリースピン25によって押される
ので、入出金プール1外に退避される。
【0018】テーブル板5と紙幣支持板6とは一体とな
っており、紙幣摺動機構7の平行クランク7a,7bに
よって紙幣2に対して平行に移動するようになってい
る。また、テーブル板5は異物(例えば、硬貨など)3
0が落下するように所定間隔の間隙を有しており、この
間隙から落下した異物30は異物受け16によって受け
止められる。ここで、本発明の一実施例では、図1に示
すように、異物受け16には落下してきた異物30が装
置外部に放出される方向への傾斜が設けられており、異
物30を装置外部に放出してから収納するようになって
いる。
っており、紙幣摺動機構7の平行クランク7a,7bに
よって紙幣2に対して平行に移動するようになってい
る。また、テーブル板5は異物(例えば、硬貨など)3
0が落下するように所定間隔の間隙を有しており、この
間隙から落下した異物30は異物受け16によって受け
止められる。ここで、本発明の一実施例では、図1に示
すように、異物受け16には落下してきた異物30が装
置外部に放出される方向への傾斜が設けられており、異
物30を装置外部に放出してから収納するようになって
いる。
【0019】紙幣摺動機構7は平行クランク7a,7b
を有し、これら平行クランク7a,7bの可動側にテー
ブル板5および紙幣支持板6が取り付けられている。よ
って、これら平行クランク7a,7bが動作することに
よって、テーブル板5および紙幣支持板6が紙幣2に対
して平行に移動し、紙幣2を上下方向に移動する。ま
た、平行クランク7a,7bの頂点をテーブル板5の最
下位置とすることで、紙幣2の下降時に押圧板3から紙
幣2を離して紙幣支持板6で保持する構造となってい
る。
を有し、これら平行クランク7a,7bの可動側にテー
ブル板5および紙幣支持板6が取り付けられている。よ
って、これら平行クランク7a,7bが動作することに
よって、テーブル板5および紙幣支持板6が紙幣2に対
して平行に移動し、紙幣2を上下方向に移動する。ま
た、平行クランク7a,7bの頂点をテーブル板5の最
下位置とすることで、紙幣2の下降時に押圧板3から紙
幣2を離して紙幣支持板6で保持する構造となってい
る。
【0020】紙幣摺動機構制御装置9はテーブル板5が
最下位置にあるときに紙幣2の上端を紙幣上端検知セン
サ10が検知すると、紙幣摺動機構7を動作させてテー
ブル板5を1回あるいは数回上下動させ、紙幣2の上端
を揃える。
最下位置にあるときに紙幣2の上端を紙幣上端検知セン
サ10が検知すると、紙幣摺動機構7を動作させてテー
ブル板5を1回あるいは数回上下動させ、紙幣2の上端
を揃える。
【0021】紙幣上端検知センサ10はテーブル板5が
最下位置にあるときに紙幣2の上端が整然と揃っている
かどうかを検知するためのものである。すなわち、紙幣
上端検知センサ10はテーブル板5が最下位置にあると
きにわずかに飛び出した紙幣2の上端を検知するような
位置に設けられている。
最下位置にあるときに紙幣2の上端が整然と揃っている
かどうかを検知するためのものである。すなわち、紙幣
上端検知センサ10はテーブル板5が最下位置にあると
きにわずかに飛び出した紙幣2の上端を検知するような
位置に設けられている。
【0022】紙幣繰り出し機構は入出金プール1内の紙
幣2を摩擦力によって装置内に送り出すためのフィード
ローラ19およびピックアップローラ27と、フィード
ローラ19との間で紙幣2を1枚ずつはくりするための
はくりローラ20と、はくりされた紙幣2をグリップし
て入出金プール1内から引き出すためのグリップローラ
21とからなる。
幣2を摩擦力によって装置内に送り出すためのフィード
ローラ19およびピックアップローラ27と、フィード
ローラ19との間で紙幣2を1枚ずつはくりするための
はくりローラ20と、はくりされた紙幣2をグリップし
て入出金プール1内から引き出すためのグリップローラ
21とからなる。
【0023】ピックアップローラ27はフィードローラ
19の回転軸を中心として回動するアーム22に取付け
られており、アーム22を介してスプリング24によっ
て紙幣2側に付勢されている。よって、ピックアップロ
ーラ27はアーム22によってフィードローラ19の回
転軸を中心として微小角度だけ揺動するようになってい
る。ここで、ピックアップローラ位置センサ23はアー
ム22の突起部22aとの接触によって、揺動するピッ
クアップローラ27の位置を検知する。また、紙幣繰り
出し機構から繰り出された紙幣2は紙幣検知センサ29
によって検知される。
19の回転軸を中心として回動するアーム22に取付け
られており、アーム22を介してスプリング24によっ
て紙幣2側に付勢されている。よって、ピックアップロ
ーラ27はアーム22によってフィードローラ19の回
転軸を中心として微小角度だけ揺動するようになってい
る。ここで、ピックアップローラ位置センサ23はアー
ム22の突起部22aとの接触によって、揺動するピッ
クアップローラ27の位置を検知する。また、紙幣繰り
出し機構から繰り出された紙幣2は紙幣検知センサ29
によって検知される。
【0024】紙幣集積機構は紙幣繰り出し機構の上方に
設けられており、集積ローラ26a,26bによって装
置内部から送出された紙幣2を、横方向に倒された入出
金プール1内に集積する。
設けられており、集積ローラ26a,26bによって装
置内部から送出された紙幣2を、横方向に倒された入出
金プール1内に集積する。
【0025】シャッタ機構は装置外部に露出するシャッ
タ18と、シャッタ18の下部に固定された紙幣突き当
て板17とからなる。紙幣突き当て板17はテーブル板
5の上昇時に飛び出した紙幣2の上端に突き当たり、紙
幣2の上端を揃える機能を有しており、シャッタ18と
ともにスライドするようになっている。
タ18と、シャッタ18の下部に固定された紙幣突き当
て板17とからなる。紙幣突き当て板17はテーブル板
5の上昇時に飛び出した紙幣2の上端に突き当たり、紙
幣2の上端を揃える機能を有しており、シャッタ18と
ともにスライドするようになっている。
【0026】図2〜図7は本発明の一実施例の動作を示
す図である。これら図1〜図7を用いて本発明の一実施
例の動作について説明する。
す図である。これら図1〜図7を用いて本発明の一実施
例の動作について説明する。
【0027】入出金プール1に装置外部から紙幣2が挿
入される場合、図1に示すように、シャッタ18は開状
態となっている。このとき、押圧板3は紙幣支持板6よ
り後退し、テーブル板5は紙幣挿入性をよくするために
紙幣摺動機構7によって最上位置となっている。また、
紙幣転倒防止板11はスプリング12に付勢されて入出
金プール1内に突き出た状態となっている。これによ
り、テーブル板5側の面積が入出金プール1の挿入口側
の面積よりも小となる。
入される場合、図1に示すように、シャッタ18は開状
態となっている。このとき、押圧板3は紙幣支持板6よ
り後退し、テーブル板5は紙幣挿入性をよくするために
紙幣摺動機構7によって最上位置となっている。また、
紙幣転倒防止板11はスプリング12に付勢されて入出
金プール1内に突き出た状態となっている。これによ
り、テーブル板5側の面積が入出金プール1の挿入口側
の面積よりも小となる。
【0028】この後に、紙幣摺動機構7はテーブル板5
を最下位置まで下降し、シャッタ18が閉状態となる。
このとき、紙幣摺動機構制御装置9は紙幣上端検知セン
サ10の検知結果をチェックする。その結果、図2に示
すように、紙幣上端検知センサ10が上端の飛び出した
紙幣2aを検知した場合には、図3に示すように、テー
ブル板5を紙幣摺動機構7によって最上位置まで上昇さ
せ、紙幣突き当て板17に紙幣2の上端を突き当てて紙
幣2の上端を揃え、その後にテーブル板5を紙幣摺動機
構7によって下降させる。
を最下位置まで下降し、シャッタ18が閉状態となる。
このとき、紙幣摺動機構制御装置9は紙幣上端検知セン
サ10の検知結果をチェックする。その結果、図2に示
すように、紙幣上端検知センサ10が上端の飛び出した
紙幣2aを検知した場合には、図3に示すように、テー
ブル板5を紙幣摺動機構7によって最上位置まで上昇さ
せ、紙幣突き当て板17に紙幣2の上端を突き当てて紙
幣2の上端を揃え、その後にテーブル板5を紙幣摺動機
構7によって下降させる。
【0029】紙幣上端検知センサ10が上端の飛び出し
た紙幣2aを検知しない場合には、図4に示すように、
押圧板駆動機構8によって押圧板3がフロントプレート
4側に移動される。このとき、押圧板3は紙幣2をフロ
ントプレート4側へ移動させるとともに、スプリング1
2の付勢力に抗して紙幣転倒防止板11をフロントプレ
ート4側に押し付ける。
た紙幣2aを検知しない場合には、図4に示すように、
押圧板駆動機構8によって押圧板3がフロントプレート
4側に移動される。このとき、押圧板3は紙幣2をフロ
ントプレート4側へ移動させるとともに、スプリング1
2の付勢力に抗して紙幣転倒防止板11をフロントプレ
ート4側に押し付ける。
【0030】押圧板駆動機構8は押圧板3の押圧によっ
て紙幣転倒防止板11がフロントプレート4の紙幣2と
の当接面から完全に引込んだことを転倒防止板位置セン
サ13が検知するまで、押圧板3をフロントプレート4
側へ移動させる。これによって、紙幣2は押圧板3とフ
ロントプレート4との間に挟み込まれる。
て紙幣転倒防止板11がフロントプレート4の紙幣2と
の当接面から完全に引込んだことを転倒防止板位置セン
サ13が検知するまで、押圧板3をフロントプレート4
側へ移動させる。これによって、紙幣2は押圧板3とフ
ロントプレート4との間に挟み込まれる。
【0031】紙幣2が押圧板3とフロントプレート4と
の間に挟み込まれると、図5に示すように、駆動モータ
15の駆動によって入出金プール1が入出金プール中心
軸14を回転中心として横方向に倒れるように回動され
る。入出金プール1が横方向に倒れると、紙幣2がフィ
ードローラ19およびピックアップローラ27に押し付
けられる。同時に、紙幣摺動機構7がテーブル板5を上
昇させるので、紙幣2の上端がガイド28に突き当てら
れる。このとき、紙幣転倒防止板11は入出金プール1
が横方向に倒されることによって突起部11aがリリー
スピン25に当たるので、入出金プール1外に退避す
る。
の間に挟み込まれると、図5に示すように、駆動モータ
15の駆動によって入出金プール1が入出金プール中心
軸14を回転中心として横方向に倒れるように回動され
る。入出金プール1が横方向に倒れると、紙幣2がフィ
ードローラ19およびピックアップローラ27に押し付
けられる。同時に、紙幣摺動機構7がテーブル板5を上
昇させるので、紙幣2の上端がガイド28に突き当てら
れる。このとき、紙幣転倒防止板11は入出金プール1
が横方向に倒されることによって突起部11aがリリー
スピン25に当たるので、入出金プール1外に退避す
る。
【0032】押圧板3によって紙幣2がピックアップロ
ーラ27に押し付けられると、ピックアップローラ27
はスプリング24の付勢力に抗してアーム22を介して
フィードローラ19の回転軸を中心として下方向に微小
角度だけ回動する。このピックアップローラ27の回動
によって、アーム22の突起部22aがピックアップロ
ーラ位置センサ23側に押される。突起部22aがピッ
クアップローラ位置センサ23に接触すると、ピックア
ップローラ位置センサ23はピックアップローラ27有
りを検知する。その検知結果にしたがって、紙幣繰り出
し機構によって紙幣2が1枚ずつ入出金プール1内から
繰り出される。
ーラ27に押し付けられると、ピックアップローラ27
はスプリング24の付勢力に抗してアーム22を介して
フィードローラ19の回転軸を中心として下方向に微小
角度だけ回動する。このピックアップローラ27の回動
によって、アーム22の突起部22aがピックアップロ
ーラ位置センサ23側に押される。突起部22aがピッ
クアップローラ位置センサ23に接触すると、ピックア
ップローラ位置センサ23はピックアップローラ27有
りを検知する。その検知結果にしたがって、紙幣繰り出
し機構によって紙幣2が1枚ずつ入出金プール1内から
繰り出される。
【0033】紙幣2が繰り出されることによって入出金
プール1内の紙幣2が減少してくると、ピックアップロ
ーラ27はスプリング24の付勢力で押圧板3側に移動
する。この移動によって、アーム22の突起部22aと
ピックアップローラ位置センサ23との接触がなくなる
と、ピックアップローラ位置センサ23がピックアップ
ローラ27無しを検知する。
プール1内の紙幣2が減少してくると、ピックアップロ
ーラ27はスプリング24の付勢力で押圧板3側に移動
する。この移動によって、アーム22の突起部22aと
ピックアップローラ位置センサ23との接触がなくなる
と、ピックアップローラ位置センサ23がピックアップ
ローラ27無しを検知する。
【0034】押圧板駆動機構8はピックアップローラ位
置センサ23の検知結果にしたがって、ピックアップロ
ーラ位置センサ23がピックアップローラ27有りを検
知するまで押圧板3をフロントプレート4側に移動す
る。上記動作を繰り返し行うことによって、入出金プー
ル1に挿入された紙幣2を装置内に繰り込んでいく。
置センサ23の検知結果にしたがって、ピックアップロ
ーラ位置センサ23がピックアップローラ27有りを検
知するまで押圧板3をフロントプレート4側に移動す
る。上記動作を繰り返し行うことによって、入出金プー
ル1に挿入された紙幣2を装置内に繰り込んでいく。
【0035】次に、出金動作を行う場合、入出金プール
1を横方向に倒れるように回動し、押圧板駆動機構8に
よって押圧板3を紙幣支持板6側に後退させる。このと
き同時に、紙幣摺動機構7によってテーブル板5を下降
させて集積エリアを確保する。集積ローラ26a,26
bは装置内部からの紙幣2を確保された集積エリア内に
放出し、装置内部からの紙幣2を入出金プール1に集積
する。入出金プール1内に集積された紙幣2は押圧板駆
動機構8による押圧板3の移動で、押圧板3とフロント
プレート4との間に挟み込まれる。この後に、駆動モー
タ15の駆動によって入出金プール1が入出金プール中
心軸14を回転中心として、入出金プール1の挿入口が
上を向くように回動される。
1を横方向に倒れるように回動し、押圧板駆動機構8に
よって押圧板3を紙幣支持板6側に後退させる。このと
き同時に、紙幣摺動機構7によってテーブル板5を下降
させて集積エリアを確保する。集積ローラ26a,26
bは装置内部からの紙幣2を確保された集積エリア内に
放出し、装置内部からの紙幣2を入出金プール1に集積
する。入出金プール1内に集積された紙幣2は押圧板駆
動機構8による押圧板3の移動で、押圧板3とフロント
プレート4との間に挟み込まれる。この後に、駆動モー
タ15の駆動によって入出金プール1が入出金プール中
心軸14を回転中心として、入出金プール1の挿入口が
上を向くように回動される。
【0036】このとき、紙幣上端検知センサ10によっ
て、上端が飛び出した紙幣2aを検知したときにはテー
ブル板5を紙幣摺動機構7によって最上位置まで上昇さ
せ、紙幣突き当て板17に紙幣2の上端を突き当てて紙
幣2の上端を揃える。紙幣2の上端が揃った後にシャッ
タ18を開き、テーブル板5を紙幣摺動機構7によって
上昇させて紙幣2を利用者に渡す。
て、上端が飛び出した紙幣2aを検知したときにはテー
ブル板5を紙幣摺動機構7によって最上位置まで上昇さ
せ、紙幣突き当て板17に紙幣2の上端を突き当てて紙
幣2の上端を揃える。紙幣2の上端が揃った後にシャッ
タ18を開き、テーブル板5を紙幣摺動機構7によって
上昇させて紙幣2を利用者に渡す。
【0037】このように、入出金プール1内に挿入され
た紙幣2の上端を、紙幣摺動機構7によってテーブル板
5を上昇させて紙幣突き当て板17に突き当て、紙幣2
の上端を揃えるようにすることによつて、挿入された紙
幣2の先端が不揃いとなっても、その不揃いを自動的に
直すことができる。よって、不揃いに挿入された紙幣2
を利用者の手を煩わせることなく、かつ良好な状態で装
置内に取り込むことができる。この場合、紙幣摺動機構
制御装置9は紙幣上端検知センサ10が上端が飛び出し
た紙幣2aを検知しなければ、紙幣2の上端が揃ってい
ると判断し、紙幣2をそのまま装置内に繰り込むので、
紙幣2の繰り込み処理を効率的に行うことができる。
た紙幣2の上端を、紙幣摺動機構7によってテーブル板
5を上昇させて紙幣突き当て板17に突き当て、紙幣2
の上端を揃えるようにすることによつて、挿入された紙
幣2の先端が不揃いとなっても、その不揃いを自動的に
直すことができる。よって、不揃いに挿入された紙幣2
を利用者の手を煩わせることなく、かつ良好な状態で装
置内に取り込むことができる。この場合、紙幣摺動機構
制御装置9は紙幣上端検知センサ10が上端が飛び出し
た紙幣2aを検知しなければ、紙幣2の上端が揃ってい
ると判断し、紙幣2をそのまま装置内に繰り込むので、
紙幣2の繰り込み処理を効率的に行うことができる。
【0038】また、紙幣2が装置外部から挿入されると
きに、紙幣転倒防止板11を入出金プール1内に突き出
た状態とし、入出金プール1内においてテーブル板5の
面積を紙幣2の挿入口側の面積よりも小とすることによ
って、図7に示すように、折れ癖やカール癖のある紙幣
2bの転倒を防止することができる。よって、紙幣2b
の挿入性を改善することができる。
きに、紙幣転倒防止板11を入出金プール1内に突き出
た状態とし、入出金プール1内においてテーブル板5の
面積を紙幣2の挿入口側の面積よりも小とすることによ
って、図7に示すように、折れ癖やカール癖のある紙幣
2bの転倒を防止することができる。よって、紙幣2b
の挿入性を改善することができる。
【0039】さらに、テーブル板5に異物30が落下す
るような所定間隔の間隙を設け、この間隙から落下した
異物30を異物受け16で受け止めらるようにすること
によって、図7に示すように、紙幣2の挿入時に混入し
た異物30を除去し、繰り出し動作および集積動作の障
害や装置の破損を防止することができる。このとき、テ
ーブル板5を紙幣摺動機構7の平行クランク7a,7b
によって紙幣2に対して平行に移動すれば、紙幣2の挿
入時に混入した異物30をより効果的に除去することが
できる。
るような所定間隔の間隙を設け、この間隙から落下した
異物30を異物受け16で受け止めらるようにすること
によって、図7に示すように、紙幣2の挿入時に混入し
た異物30を除去し、繰り出し動作および集積動作の障
害や装置の破損を防止することができる。このとき、テ
ーブル板5を紙幣摺動機構7の平行クランク7a,7b
によって紙幣2に対して平行に移動すれば、紙幣2の挿
入時に混入した異物30をより効果的に除去することが
できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の入出金機構
によれば、装置内外への紙幣の受け渡しを行うための集
積エリア内に集積された紙幣を該紙幣と平行に移動し、
該紙幣の上端を突き当て板に当接して揃えるようにする
ことによって、挿入された紙幣の先端が不揃いとなって
も、その不揃いを直して良好な状態で紙幣を装置内に取
り込むことができるという効果がある。
によれば、装置内外への紙幣の受け渡しを行うための集
積エリア内に集積された紙幣を該紙幣と平行に移動し、
該紙幣の上端を突き当て板に当接して揃えるようにする
ことによって、挿入された紙幣の先端が不揃いとなって
も、その不揃いを直して良好な状態で紙幣を装置内に取
り込むことができるという効果がある。
【0041】また、本発明の他の入出金機構によれば、
紙幣の装置外から集積エリアへの集積時に、該紙幣の入
出金口に対向する位置に配置された集積エリアの底面の
面積を入出金口の面積よりも小とするようにすることに
よって、折れ癖やカール癖のある紙幣の転倒を防止して
紙幣の挿入性を改善することができるという効果があ
る。
紙幣の装置外から集積エリアへの集積時に、該紙幣の入
出金口に対向する位置に配置された集積エリアの底面の
面積を入出金口の面積よりも小とするようにすることに
よって、折れ癖やカール癖のある紙幣の転倒を防止して
紙幣の挿入性を改善することができるという効果があ
る。
【0042】また、本発明の別の入出金機構によれば、
装置外から入出金口に挿入された紙幣を集積するための
集積エリアにおいて、入出金口に対向する位置に所定間
隔の間隙を有する底板を設け、この底板の間隙から落下
した物体を収納するようにすることによって、紙幣の挿
入時に混入した異物を除去し、繰り出し動作および集積
動作の障害や装置の破損を防止することができるという
効果がある。
装置外から入出金口に挿入された紙幣を集積するための
集積エリアにおいて、入出金口に対向する位置に所定間
隔の間隙を有する底板を設け、この底板の間隙から落下
した物体を収納するようにすることによって、紙幣の挿
入時に混入した異物を除去し、繰り出し動作および集積
動作の障害や装置の破損を防止することができるという
効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図6】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図7】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図8】従来例を示す構成図である。
1 入出金プール
2,2a,2b 紙幣
3 押圧板
4 フロントプレート
5 テーブル板
6 紙幣支持板
7 紙幣摺動機構
7a,7b 平行クランク
9 紙幣摺動機構制御装置
10 紙幣上端検知センサ
11 紙幣転倒防止板
13 転倒防止板位置センサ
16 異物受け
17 紙幣突き当て板
23 ピックアップローラ位置センサ
25 リリースピン
Claims (4)
- 【請求項1】 装置外から入出金口に挿入された紙幣を
集積し、かつ装置内から送出された紙幣を集積して該紙
幣の装置外への受け渡しを行う集積エリアと、前記集積
エリア内に集積された前記紙幣を前記紙幣と平行に移動
する移動手段と、前記移動手段によって移動される前記
紙幣の上端に当接して前記紙幣を揃える突き当て板とを
有することを特徴とする現金処理装置の入出金機構。 - 【請求項2】 前記集積エリア内に集積された紙幣を1
枚ずつ装置内に繰り込む繰り込み手段と、前記紙幣の前
記装置外から前記集積エリアへの集積時に前記集積エリ
ア内に突き出して前記入出金口に対向する位置に配置さ
れた前記集積エリアの底面の面積を前記入出金口の面積
よりも小とし、かつ前記繰り込み手段による前記紙幣の
前記装置内への繰り込み時に前記集積エリア外に退避す
る紙幣転倒防止板とを有することを特徴とする請求項1
記載の現金処理装置の入出金機構。 - 【請求項3】 前記集積エリア内に集積された前記紙幣
の前記入出金口側の位置を検出する検出手段と、前記検
出手段の検出結果に応じて前記移動手段を駆動するよう
制御する制御手段とを設けたことを特徴とする請求項1
または請求項2記載の現金処理装置の入出金機構。 - 【請求項4】 装置外から入出金口に挿入された紙幣を
集積し、かつ装置内から送出された紙幣を集積して該紙
幣の装置外への受け渡しを行う集積エリアと、前記集積
エリアにおいて前記入出金口に対向する位置に設けら
れ、所定間隔の間隙を有する底板と、前記底板の前記間
隙から落下した物体を収納する手段とを有することを特
徴とする現金処理装置の入出金機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3207458A JP2772171B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 現金処理装置の入出金機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3207458A JP2772171B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 現金処理装置の入出金機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528345A true JPH0528345A (ja) | 1993-02-05 |
| JP2772171B2 JP2772171B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=16540107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3207458A Expired - Lifetime JP2772171B2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 現金処理装置の入出金機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2772171B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003013994A1 (en) * | 2001-08-07 | 2003-02-20 | De La Rue International Limited | Sheet accepting apparatus and recycler |
| JP2007004554A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣入出金機 |
| JP2007280299A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙葉類処理装置 |
| JP2008071248A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体処理装置 |
| JP2008276485A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣入出金機 |
| JP2010126275A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Canon Electronics Inc | シート給送装置及び画像読取装置 |
| JP2012150839A (ja) * | 2012-04-27 | 2012-08-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体処理装置 |
| CN112184987A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-05 | 深圳市倍量电子有限公司 | 钞票自动推中对齐结构及atm机 |
| US11215110B2 (en) | 2017-10-10 | 2022-01-04 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Rotary engine and method of combusting fuel |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51139692U (ja) * | 1975-05-02 | 1976-11-10 | ||
| JPH02135538U (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-09 |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3207458A patent/JP2772171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51139692U (ja) * | 1975-05-02 | 1976-11-10 | ||
| JPH02135538U (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-09 |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2003013994A1 (en) * | 2001-08-07 | 2003-02-20 | De La Rue International Limited | Sheet accepting apparatus and recycler |
| US7036650B2 (en) | 2001-08-07 | 2006-05-02 | De La Rue International Ltd | Sheet accepting apparatus and recycler |
| CN100337889C (zh) * | 2001-08-07 | 2007-09-19 | 德拉鲁国际公司 | 薄片接收装置和回收装置 |
| JP2007004554A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣入出金機 |
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| JP2008071248A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体処理装置 |
| JP2008276485A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣入出金機 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2772171B2 (ja) | 1998-07-02 |
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