JPH051737A - 回転式緩衝装置 - Google Patents
回転式緩衝装置Info
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- JPH051737A JPH051737A JP17468991A JP17468991A JPH051737A JP H051737 A JPH051737 A JP H051737A JP 17468991 A JP17468991 A JP 17468991A JP 17468991 A JP17468991 A JP 17468991A JP H051737 A JPH051737 A JP H051737A
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- casing
- shaft
- axial direction
- seal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸に軸線方向の荷重が加わっても、摩擦が増
加することなく、減衰力特性を良好に維持できる回転式
緩衝装置を提供すること。 【構成】 ケーシング(42)に設けられた端部材(4
8)が、ケーシングの内周面および固定羽根(40)の
軸線方向の一方側の端面に密封状態で接し、伸縮性があ
る第1のシール(50)が、端部材と可動羽根(46)
の軸線方向の一方側の端面との間に配置される。さら
に、軸(44)に設けられたランド(52)が、ケーシ
ングの内周面および可動羽根の軸線方向の他方側の端面
に密封状態で接し、伸縮性がある第2のシール(54)
が、ランドと固定羽根の軸線方向の他方側の端面との間
に配置される。軸のサポート(56)が、ランドから軸
線方向へシールの伸縮量の範囲内の間隙(96)をおい
て位置し、軸(44)は、間隙の範囲内で軸線方向へ移
動可能である。
加することなく、減衰力特性を良好に維持できる回転式
緩衝装置を提供すること。 【構成】 ケーシング(42)に設けられた端部材(4
8)が、ケーシングの内周面および固定羽根(40)の
軸線方向の一方側の端面に密封状態で接し、伸縮性があ
る第1のシール(50)が、端部材と可動羽根(46)
の軸線方向の一方側の端面との間に配置される。さら
に、軸(44)に設けられたランド(52)が、ケーシ
ングの内周面および可動羽根の軸線方向の他方側の端面
に密封状態で接し、伸縮性がある第2のシール(54)
が、ランドと固定羽根の軸線方向の他方側の端面との間
に配置される。軸のサポート(56)が、ランドから軸
線方向へシールの伸縮量の範囲内の間隙(96)をおい
て位置し、軸(44)は、間隙の範囲内で軸線方向へ移
動可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転式緩衝装置に関し、
たとえば、車両のサスペンションにおいて、車輪を支持
するサスペンションアームの上下の揺動運動を減衰する
のに適する回転式緩衝装置に関する。
たとえば、車両のサスペンションにおいて、車輪を支持
するサスペンションアームの上下の揺動運動を減衰する
のに適する回転式緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スペース上の制約を少なくでき、利用態
様を広げることを企図して提案された回転式緩衝装置が
ある(実願平2-38974 号)。この回転式緩衝装置10
は、図3に示すように、軸線方向へ伸びる複数(図には
1つを示す)の固定羽根12を円周方向に等間隔をおい
て内周面に有する円筒状のケーシング14と、ケーシン
グ14に液密状態で回転可能に支承された軸16と、複
数の可動羽根18とを含む。軸16は、ケーシング14
および固定羽根12と共同して固定羽根12と同数の液
室を画定し、1つの可動羽根18が各液室内に配置さ
れ、軸16に取り付けられている。減衰力を発生する手
段20が軸16の内部に設けられている。
様を広げることを企図して提案された回転式緩衝装置が
ある(実願平2-38974 号)。この回転式緩衝装置10
は、図3に示すように、軸線方向へ伸びる複数(図には
1つを示す)の固定羽根12を円周方向に等間隔をおい
て内周面に有する円筒状のケーシング14と、ケーシン
グ14に液密状態で回転可能に支承された軸16と、複
数の可動羽根18とを含む。軸16は、ケーシング14
および固定羽根12と共同して固定羽根12と同数の液
室を画定し、1つの可動羽根18が各液室内に配置さ
れ、軸16に取り付けられている。減衰力を発生する手
段20が軸16の内部に設けられている。
【0003】回転式緩衝装置10は、たとえば、図4に
示すトレーリングアーム式サスペンションに組み込んで
使用される。車体の横方向の各側部において、回転式緩
衝装置10のケーシング14をサポート22に取り付
け、サポート22を車体に固定する。ケーシング14か
ら突出している軸16の部分にトレーリングアーム24
を連結し、トーションバー26をトレーリングアーム2
4に連結する。トーションバー26は、左側のトレーリ
ングアーム24に連結されたものを右側のサポートで、
また右側のトレーリングアームに連結されたものを左側
のサポート22で支持するように配置する。
示すトレーリングアーム式サスペンションに組み込んで
使用される。車体の横方向の各側部において、回転式緩
衝装置10のケーシング14をサポート22に取り付
け、サポート22を車体に固定する。ケーシング14か
ら突出している軸16の部分にトレーリングアーム24
を連結し、トーションバー26をトレーリングアーム2
4に連結する。トーションバー26は、左側のトレーリ
ングアーム24に連結されたものを右側のサポートで、
また右側のトレーリングアームに連結されたものを左側
のサポート22で支持するように配置する。
【0004】図3に示した回転式緩衝装置において、エ
ンドプレート28から軸16を突出させ、ここにスタビ
ライザバー30を連結し、このスタビライザバー30を
介して左右のトレーリングアーム24を連結し、ローリ
ングを抑制することもある。
ンドプレート28から軸16を突出させ、ここにスタビ
ライザバー30を連結し、このスタビライザバー30を
介して左右のトレーリングアーム24を連結し、ローリ
ングを抑制することもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】車両の走行中、タイヤ
32がバウンド、リバウンド状態になると、トレーリン
グアーム24が上下に揺動し、トーションバー26にね
じりが発生する。同時に、トーションバー26の軸線C1
が軸16の回転軸線C2から離れていることから、トーシ
ョンバー26に曲げが発生し、この曲げによりトーショ
ンバー26は図4の矢印A方向へ変位する。たとえば、
トーションバー26の長さを1100mm、タイヤ接地点から
軸16の回転軸線C2までの距離と、トーションバー26
の軸線C1から軸16の回転軸線C2までの距離との比を
5:1、タイヤ32の上下方向のストロークを 100mmとす
ると、トーションバー26は、曲げによって最大 0.5mm
程度変位する。
32がバウンド、リバウンド状態になると、トレーリン
グアーム24が上下に揺動し、トーションバー26にね
じりが発生する。同時に、トーションバー26の軸線C1
が軸16の回転軸線C2から離れていることから、トーシ
ョンバー26に曲げが発生し、この曲げによりトーショ
ンバー26は図4の矢印A方向へ変位する。たとえば、
トーションバー26の長さを1100mm、タイヤ接地点から
軸16の回転軸線C2までの距離と、トーションバー26
の軸線C1から軸16の回転軸線C2までの距離との比を
5:1、タイヤ32の上下方向のストロークを 100mmとす
ると、トーションバー26は、曲げによって最大 0.5mm
程度変位する。
【0006】図3に示す構造では、固定羽根12がケー
シング14に固定される一方、一対のリテーナ34が軸
16に固定され、固定羽根12および可動羽根18の端
面に接している。その結果、前記曲げによるトーション
バー26の変位により、軸16に軸線方向の力がかかる
ことから、リテーナ34と各羽根との間、リテーナ34
とエンドプレート28との間、またはリテーナ34とサ
ポート36との間の摩擦が増加し、回転式緩衝器の減衰
力特性が悪化する。
シング14に固定される一方、一対のリテーナ34が軸
16に固定され、固定羽根12および可動羽根18の端
面に接している。その結果、前記曲げによるトーション
バー26の変位により、軸16に軸線方向の力がかかる
ことから、リテーナ34と各羽根との間、リテーナ34
とエンドプレート28との間、またはリテーナ34とサ
ポート36との間の摩擦が増加し、回転式緩衝器の減衰
力特性が悪化する。
【0007】本発明の目的は、軸に軸線方向の荷重が加
わっても、摩擦が増加することなく、減衰力特性を良好
に維持できる回転式緩衝装置を提供することにある。
わっても、摩擦が増加することなく、減衰力特性を良好
に維持できる回転式緩衝装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸線方向へ伸
びる複数の固定羽根を円周方向へ間隔をおいて内周面に
有する円筒状のケーシングと、該ケーシング内に同軸的
に配置される回転可能な軸と、前記ケーシング、固定羽
根および軸によって画定される各空間内に配置され、前
記軸に取り付けられる可動羽根とを備える回転式緩衝装
置である。前記ケーシングに設けられた端部材が、前記
ケーシングの内周面および前記固定羽根の軸線方向の一
方側の端面に密封状態で接し、伸縮性がある第1のシー
ルが、前記端部材と前記可動羽根の軸線方向の一方側の
端面との間に配置される。前記軸に設けられたランド
が、前記ケーシングの内周面および前記可動羽根の軸線
方向の他方側の端面に密封状態で接し、伸縮性がある第
2のシールが、前記ランドと前記固定羽根の軸線方向の
他方側の端面との間に配置される。前記軸のサポート
が、前記ランドから軸線方向へ前記シールの伸縮量の範
囲内の間隙をおいて前記ケーシングに取り付けられる。
前記軸は、前記間隙の範囲内で軸線方向へ移動可能であ
る。
びる複数の固定羽根を円周方向へ間隔をおいて内周面に
有する円筒状のケーシングと、該ケーシング内に同軸的
に配置される回転可能な軸と、前記ケーシング、固定羽
根および軸によって画定される各空間内に配置され、前
記軸に取り付けられる可動羽根とを備える回転式緩衝装
置である。前記ケーシングに設けられた端部材が、前記
ケーシングの内周面および前記固定羽根の軸線方向の一
方側の端面に密封状態で接し、伸縮性がある第1のシー
ルが、前記端部材と前記可動羽根の軸線方向の一方側の
端面との間に配置される。前記軸に設けられたランド
が、前記ケーシングの内周面および前記可動羽根の軸線
方向の他方側の端面に密封状態で接し、伸縮性がある第
2のシールが、前記ランドと前記固定羽根の軸線方向の
他方側の端面との間に配置される。前記軸のサポート
が、前記ランドから軸線方向へ前記シールの伸縮量の範
囲内の間隙をおいて前記ケーシングに取り付けられる。
前記軸は、前記間隙の範囲内で軸線方向へ移動可能であ
る。
【0009】
【作用および効果】回転式緩衝装置をトレーリングアー
ム式その他の型式のサスペンションに組み込んで使用す
るとき、軸線方向の力が軸に加わると、軸が可動羽根と
共に変位する。この変位につれ、伸縮性があるシールが
伸縮する。
ム式その他の型式のサスペンションに組み込んで使用す
るとき、軸線方向の力が軸に加わると、軸が可動羽根と
共に変位する。この変位につれ、伸縮性があるシールが
伸縮する。
【0010】軸が間隙の範囲内で変位するため、ランド
と各羽根との間、またはエンドプレートと各羽根との間
の摩擦は実質的に変化しない。一方、シールは軸の変位
につれて伸縮し、液漏れを防止する。これにより、回転
式緩衝装置の減衰力特性を実質的に同じ状態に維持でき
る。
と各羽根との間、またはエンドプレートと各羽根との間
の摩擦は実質的に変化しない。一方、シールは軸の変位
につれて伸縮し、液漏れを防止する。これにより、回転
式緩衝装置の減衰力特性を実質的に同じ状態に維持でき
る。
【0011】軸を軸線方向へ移動可能に支持させ、端部
材と可動羽根との間、およびランドと固定羽根との間に
伸縮性のシールを配置すればよく、構造が特に複雑にな
るものではない。
材と可動羽根との間、およびランドと固定羽根との間に
伸縮性のシールを配置すればよく、構造が特に複雑にな
るものではない。
【0012】
【実施例】回転式緩衝装置は、図1および図2に示すよ
うに、複数の固定羽根40を有するケーシング42と、
回転可能な軸44と、複数の可動羽根46とを備えるも
のであって、端部材48と、第1のシール50と、ラン
ド52と、第2のシール54と、サポート56とを含
む。
うに、複数の固定羽根40を有するケーシング42と、
回転可能な軸44と、複数の可動羽根46とを備えるも
のであって、端部材48と、第1のシール50と、ラン
ド52と、第2のシール54と、サポート56とを含
む。
【0013】ケーシング42は円筒状に形成され、図示
の実施例では、2つの固定羽根40が円周方向へ等間隔
をおいて内周面に配置されている。固定羽根40は、ケ
ーシング42の中間部分において軸線方向へ伸びるよう
に、ねじ58によってケーシング42の内周面に密封状
態で取り付けられている。シール60を固定羽根40と
ケーシング42との間に配置し、密封性を高めることが
好ましい。
の実施例では、2つの固定羽根40が円周方向へ等間隔
をおいて内周面に配置されている。固定羽根40は、ケ
ーシング42の中間部分において軸線方向へ伸びるよう
に、ねじ58によってケーシング42の内周面に密封状
態で取り付けられている。シール60を固定羽根40と
ケーシング42との間に配置し、密封性を高めることが
好ましい。
【0014】軸44は、図示の実施例では、中空のもの
であり、ケーシング42内にケーシングと同軸的に配置
されている。軸44は、端部材48に装着したベアリン
グ62と、サポート56に装着したベアリング64とに
より回転可能に支持され、固定羽根40の内周面に密封
状態で接する。シール66を軸44と固定羽根40との
間に配置し、密封性を高めることが好ましい。
であり、ケーシング42内にケーシングと同軸的に配置
されている。軸44は、端部材48に装着したベアリン
グ62と、サポート56に装着したベアリング64とに
より回転可能に支持され、固定羽根40の内周面に密封
状態で接する。シール66を軸44と固定羽根40との
間に配置し、密封性を高めることが好ましい。
【0015】ケーシング42、固定羽根40および軸4
4によってよって2つの空間68、70が画定される。
これら空間は、後述するように、端部材48およびラン
ド52と相まって、2つの液室となる。1つの可動羽根
46が各空間内に配置される。可動羽根46は、ピン7
2によって軸44に密封状態で取り付けられ、密封状態
でシリンダ42の内周面を滑動する。シール74を軸4
4と可動羽根46との間に配置し、またシール76を可
動羽根46とケーシング42の内周面との間に配置し、
密封性を高めることが好ましい。
4によってよって2つの空間68、70が画定される。
これら空間は、後述するように、端部材48およびラン
ド52と相まって、2つの液室となる。1つの可動羽根
46が各空間内に配置される。可動羽根46は、ピン7
2によって軸44に密封状態で取り付けられ、密封状態
でシリンダ42の内周面を滑動する。シール74を軸4
4と可動羽根46との間に配置し、またシール76を可
動羽根46とケーシング42の内周面との間に配置し、
密封性を高めることが好ましい。
【0016】端部材48はケーシング42に設けられ、
ケーシング42の内周面および固定羽根40の軸線方向
の一方側の端面に密封状態で接する。図示の実施例で
は、端部材48は、円筒状に形成された支持部材78
と、支持部材78にボルト80によって離脱可能に取り
付けられたキャップ79とからなり、ケーシング42の
内周面との間にシールリング82を、また固定羽根40
の端面との間にシール84を配置し、密封性を高めてい
る。端部材48は、支持部材78とキャップ79とによ
ってベアリング62を保持する一方、ねじ86によって
ケーシング42に固定され、さらにボルト88によって
固定羽根40に結合されている。
ケーシング42の内周面および固定羽根40の軸線方向
の一方側の端面に密封状態で接する。図示の実施例で
は、端部材48は、円筒状に形成された支持部材78
と、支持部材78にボルト80によって離脱可能に取り
付けられたキャップ79とからなり、ケーシング42の
内周面との間にシールリング82を、また固定羽根40
の端面との間にシール84を配置し、密封性を高めてい
る。端部材48は、支持部材78とキャップ79とによ
ってベアリング62を保持する一方、ねじ86によって
ケーシング42に固定され、さらにボルト88によって
固定羽根40に結合されている。
【0017】第1のシール50が、端部材48と可動羽
根46の軸線方向の一方側の端面との間に配置されてい
る。このシール50は、ウレタンゴムのような伸縮性が
ある材料によって形成され、ケーシング42の軸線方向
へ伸縮する。
根46の軸線方向の一方側の端面との間に配置されてい
る。このシール50は、ウレタンゴムのような伸縮性が
ある材料によって形成され、ケーシング42の軸線方向
へ伸縮する。
【0018】ランド52は軸44に設けられ、ケーシン
グ42の内周面および可動羽根46の軸線方向の他方側
の端面に密封状態で接する。図示の実施例では、ランド
52は軸44に一体に形成され、ケーシング42の内周
面との間にシール90を、また可動羽根46の端面との
間にシール92を配置し、密封性を高めている。ランド
52は、ピン94によって可動羽根46に結合されてい
る。
グ42の内周面および可動羽根46の軸線方向の他方側
の端面に密封状態で接する。図示の実施例では、ランド
52は軸44に一体に形成され、ケーシング42の内周
面との間にシール90を、また可動羽根46の端面との
間にシール92を配置し、密封性を高めている。ランド
52は、ピン94によって可動羽根46に結合されてい
る。
【0019】第2のシール54が、ランド52と固定羽
根40の軸線方向の他方側の端面との間に配置されてい
る。このシール54は、ウレタンゴムのような伸縮性が
ある材料によって形成され、ケーシング42の軸線方向
へ第1のシール50と同じ量だけ伸縮する。
根40の軸線方向の他方側の端面との間に配置されてい
る。このシール54は、ウレタンゴムのような伸縮性が
ある材料によって形成され、ケーシング42の軸線方向
へ第1のシール50と同じ量だけ伸縮する。
【0020】図示の実施例のように、可動羽根46の周
囲に4つのシール50、76、92、74を配置する場
合、第1のシール50はこれらシールと一体のものとし
て形成することができる。第2のシール54についても
同様である。
囲に4つのシール50、76、92、74を配置する場
合、第1のシール50はこれらシールと一体のものとし
て形成することができる。第2のシール54についても
同様である。
【0021】サポート56は、ランド52から軸線方向
へ第1のシール50および第2のシール54の伸縮量の
範囲内の間隙96をおいてケーシング42に取り付けら
れ、軸44を支持する。図示の実施例では、サポート5
6は、ベアリング64と、円筒状の支持部材98と、オ
イルシール99とからなり、支持部材98の内周にベア
リング64とオイルシール99とが装着されている。支
持部材98は、フランジ100を有し、このフランジ1
00をケーシング42のフランジ102に突き当て、ボ
ルト・ナットによってケーシング42に取り付けられ
る。
へ第1のシール50および第2のシール54の伸縮量の
範囲内の間隙96をおいてケーシング42に取り付けら
れ、軸44を支持する。図示の実施例では、サポート5
6は、ベアリング64と、円筒状の支持部材98と、オ
イルシール99とからなり、支持部材98の内周にベア
リング64とオイルシール99とが装着されている。支
持部材98は、フランジ100を有し、このフランジ1
00をケーシング42のフランジ102に突き当て、ボ
ルト・ナットによってケーシング42に取り付けられ
る。
【0022】間隙96に対面するランド52の部分に、
ポリテトラフルオロエチレンその他の低摩擦係数の材料
からなる滑り材97を張り付けることができる。これに
より、ランド52がサポート56に突き当ったときの回
転摩擦を大幅に減らすことができる。
ポリテトラフルオロエチレンその他の低摩擦係数の材料
からなる滑り材97を張り付けることができる。これに
より、ランド52がサポート56に突き当ったときの回
転摩擦を大幅に減らすことができる。
【0023】軸44は、2つのベアリング62、64に
それぞれ嵌合する部分45a、45cを有し、これら部
分をベアリングに嵌合させ、回転可能に支持されてい
る。さらに、軸44は、間隙96の範囲内で軸線方向へ
移動可能である。軸44はオイルシール99を通ってケ
ーシング42の外部へ伸びている。
それぞれ嵌合する部分45a、45cを有し、これら部
分をベアリングに嵌合させ、回転可能に支持されてい
る。さらに、軸44は、間隙96の範囲内で軸線方向へ
移動可能である。軸44はオイルシール99を通ってケ
ーシング42の外部へ伸びている。
【0024】図示の実施例では、サポート56のベアリ
ング64の内径は、端部材48のベアリング62の内径
より大きく、一方、軸44は、ベアリング64に嵌合す
る部分45a、固定羽根40および可動羽根46を備え
る部分45b、ベアリング62に嵌合する部分45c
が、この順で小さくなる外径を有する。その結果、端部
材48と固定羽根40とをケーシング42に取り付けて
おき、その後、可動羽根46を有する軸44をケーシン
グ42に差し込み、所定の位置に組み付けることができ
る。図3に示した緩衝装置では、固定羽根12と可動羽
根18とを一対のリテーナ34間にはさみ込んだ状態
で、ケーシング14に組み付ける必要があるところ、固
定羽根12の取付け位置にわずかな誤差があっても、組
み付けることが難しくなり、組付け性が悪かったが、図
示の実施例によれば、このような不都合がなく、組付け
性を向上できる。
ング64の内径は、端部材48のベアリング62の内径
より大きく、一方、軸44は、ベアリング64に嵌合す
る部分45a、固定羽根40および可動羽根46を備え
る部分45b、ベアリング62に嵌合する部分45c
が、この順で小さくなる外径を有する。その結果、端部
材48と固定羽根40とをケーシング42に取り付けて
おき、その後、可動羽根46を有する軸44をケーシン
グ42に差し込み、所定の位置に組み付けることができ
る。図3に示した緩衝装置では、固定羽根12と可動羽
根18とを一対のリテーナ34間にはさみ込んだ状態
で、ケーシング14に組み付ける必要があるところ、固
定羽根12の取付け位置にわずかな誤差があっても、組
み付けることが難しくなり、組付け性が悪かったが、図
示の実施例によれば、このような不都合がなく、組付け
性を向上できる。
【0025】減衰力発生手段110が軸44の内部に設
けられている。図示の実施例では、減衰力発生手段11
0は、2組のポートおよび各組のポートに係合する板ば
ねからなるそれ自体公知の弁機構を備える、外周にシー
ルを装着した固定ピストン112と、固定ピストン11
2から軸線方向へ間隔116をおいて位置する、外周に
シールを装着した仕切り部材114とからなる。固定ピ
ストン112と仕切り部材114とは、筒材120に取
り付けられ、筒材120が、軸44の端部に取り付けら
れた支持部材118に連結され、これによって所定の位
置に保持されている。
けられている。図示の実施例では、減衰力発生手段11
0は、2組のポートおよび各組のポートに係合する板ば
ねからなるそれ自体公知の弁機構を備える、外周にシー
ルを装着した固定ピストン112と、固定ピストン11
2から軸線方向へ間隔116をおいて位置する、外周に
シールを装着した仕切り部材114とからなる。固定ピ
ストン112と仕切り部材114とは、筒材120に取
り付けられ、筒材120が、軸44の端部に取り付けら
れた支持部材118に連結され、これによって所定の位
置に保持されている。
【0026】ケーシング42、固定羽根40および軸4
4によって画定された空間68、70は、端部材48と
ランド52とによって覆われ、2つの液室を形成する。
これら液室68、70から減衰力発生手段110を通る
液体通路が設けられる。
4によって画定された空間68、70は、端部材48と
ランド52とによって覆われ、2つの液室を形成する。
これら液室68、70から減衰力発生手段110を通る
液体通路が設けられる。
【0027】図示の実施例では、液室68が可動羽根4
6によって2つの液室部分69a、69bに、また液室
70が可動羽根46によって2つの液室部分71a、7
1bに仕切られている。そこで、可動羽根46が図2に
おいて時計方向へ回転するとき、液室部分69aの液体
がポート122から、また液室部分71aの液体がポー
ト124から軸44の内部の、固定ピストン112と仕
切り部材114との間の間隔116に入り、その後、固
定ピストン112の一方の組のポートを通過し、固定ピ
ストン112と支持部材118との間の間隔126に至
り、間隔126からポート128を経て液室部分69b
に、またポート130を経て液室部分71bに流れるよ
うに、ポート122、124、128、130を位置決
めしてある。
6によって2つの液室部分69a、69bに、また液室
70が可動羽根46によって2つの液室部分71a、7
1bに仕切られている。そこで、可動羽根46が図2に
おいて時計方向へ回転するとき、液室部分69aの液体
がポート122から、また液室部分71aの液体がポー
ト124から軸44の内部の、固定ピストン112と仕
切り部材114との間の間隔116に入り、その後、固
定ピストン112の一方の組のポートを通過し、固定ピ
ストン112と支持部材118との間の間隔126に至
り、間隔126からポート128を経て液室部分69b
に、またポート130を経て液室部分71bに流れるよ
うに、ポート122、124、128、130を位置決
めしてある。
【0028】ポートを前記のように位置決めした結果、
可動羽根46が図2において反時計方向へ回転すると
き、液室部分69bの液体がポート128から、また液
室部分71bの液体がポート130から間隔126に至
り、その後、固定ピストン112の他方の組のポートを
通過して間隔116に至り、間隔116からポート12
2を経て液室部分69aに、またポート124を経て液
室部分71aに流れることとなる。
可動羽根46が図2において反時計方向へ回転すると
き、液室部分69bの液体がポート128から、また液
室部分71bの液体がポート130から間隔126に至
り、その後、固定ピストン112の他方の組のポートを
通過して間隔116に至り、間隔116からポート12
2を経て液室部分69aに、またポート124を経て液
室部分71aに流れることとなる。
【0029】外周にシールを装着したフリーピストン1
40が、減衰力発生手段110の仕切り部材114から
軸線方向へ間隔142をおいて軸44の内部に移動可能
に配置されており、間隔142は液体の膨張室となって
いる。フリーピストン140の図1において右側の空間
144には、空気その他の気体が圧力下で封入される。
これにより、液体の体積の変化を吸収できる。
40が、減衰力発生手段110の仕切り部材114から
軸線方向へ間隔142をおいて軸44の内部に移動可能
に配置されており、間隔142は液体の膨張室となって
いる。フリーピストン140の図1において右側の空間
144には、空気その他の気体が圧力下で封入される。
これにより、液体の体積の変化を吸収できる。
【0030】液体の温度変化による体積の変化を吸収す
るには、比較的時間をかけて液体をゆっくり流せばよ
く、そのためには、軸44と端部材48との間の微小な
すきまなどを利用できる。このようなすきまから流れ出
た液体は、図1において支持部材118の左側の空間1
46に至り、その後、支持部材118に設けた微小な口
径の孔148から筒材120を経て間隔142に達し、
フリーピストン140を移動させる。
るには、比較的時間をかけて液体をゆっくり流せばよ
く、そのためには、軸44と端部材48との間の微小な
すきまなどを利用できる。このようなすきまから流れ出
た液体は、図1において支持部材118の左側の空間1
46に至り、その後、支持部材118に設けた微小な口
径の孔148から筒材120を経て間隔142に達し、
フリーピストン140を移動させる。
【0031】回転式緩衝装置では、発生トルクTは、発
生圧力をP、1回転当りの理論吐出量をQとすれば、 T=PQ/2π で与えられる。この式中、Qの値は可動羽根の回転角度
を大きくすることにより、または可動羽根の数を多くす
ることにより大きくなる。したがって、本発明によれ
ば、いずれかによって発生トルクを大きくできる。これ
は換言すれば、回転式緩衝装置を小型化できることを意
味する。
生圧力をP、1回転当りの理論吐出量をQとすれば、 T=PQ/2π で与えられる。この式中、Qの値は可動羽根の回転角度
を大きくすることにより、または可動羽根の数を多くす
ることにより大きくなる。したがって、本発明によれ
ば、いずれかによって発生トルクを大きくできる。これ
は換言すれば、回転式緩衝装置を小型化できることを意
味する。
【図1】本発明に係る回転式緩衝装置の断面図であり、
図2の1−1線に沿って切断したものである。
図2の1−1線に沿って切断したものである。
【図2】図1の2−2線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図3】本出願人によって提案された回転式緩衝装置の
断面図である。
断面図である。
【図4】図3に示した回転式緩衝装置を組み込んだ車両
のサスペンションの一部を破断して示す要部の平面図で
ある。
のサスペンションの一部を破断して示す要部の平面図で
ある。
40 固定羽根 42 ケーシング 44 軸 46 可動羽根 48 端部材 50 第1のシール 52 ランド 54 第2のシール
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 軸線方向へ伸びる複数の固定羽根を円周
方向へ間隔をおいて内周面に有する円筒状のケーシング
と、該ケーシング内に同軸的に配置される回転可能な軸
と、前記ケーシング、固定羽根および軸によって画定さ
れる各空間内に配置され、前記軸に取り付けられる可動
羽根とを備える回転式緩衝装置であって、前記ケーシン
グの内周面および前記固定羽根の軸線方向の一方側の端
面に密封状態で接する、前記ケーシングに設けられた端
部材と、該端部材と前記可動羽根の軸線方向の一方側の
端面との間に配置された伸縮性がある第1のシールと、
前記ケーシングの内周面および前記可動羽根の軸線方向
の他方側の端面に密封状態で接する、前記軸に設けられ
たランドと、該ランドと前記固定羽根の軸線方向の他方
側の端面との間に配置された伸縮性がある第2のシール
と、前記ランドから軸線方向へ前記シールの伸縮量の範
囲内の間隙をおいて前記ケーシングに取り付けられた前
記軸のサポートとを含み、前記軸は、前記間隙の範囲内
で軸線方向へ移動可能である、回転式緩衝装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17468991A JPH051737A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 回転式緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17468991A JPH051737A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 回転式緩衝装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051737A true JPH051737A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15982963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17468991A Pending JPH051737A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 回転式緩衝装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051737A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015094439A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | カヤバ工業株式会社 | ロータリダンパ |
| US9636303B2 (en) | 2010-09-02 | 2017-05-02 | Gruenenthal Gmbh | Tamper resistant dosage form comprising an anionic polymer |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP17468991A patent/JPH051737A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9636303B2 (en) | 2010-09-02 | 2017-05-02 | Gruenenthal Gmbh | Tamper resistant dosage form comprising an anionic polymer |
| JP2015094439A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | カヤバ工業株式会社 | ロータリダンパ |
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