JPH05174601A - 樹脂製ランプリフレクタ - Google Patents
樹脂製ランプリフレクタInfo
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- JPH05174601A JPH05174601A JP3255589A JP25558991A JPH05174601A JP H05174601 A JPH05174601 A JP H05174601A JP 3255589 A JP3255589 A JP 3255589A JP 25558991 A JP25558991 A JP 25558991A JP H05174601 A JPH05174601 A JP H05174601A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で、形状デザインの自由度が優れかつ高
温時の寸法安定性がある樹脂製ランプリフレクタを得る
こと。 【構成】 熱伝導率が10kcal/mhr℃以上のフ
ィラーを容積比で30%以上含有した樹脂組成物をコア
層1に、前記フィラーを含まない樹脂組成物を該コア層
1の内表面のスキン層2に、該スキン層2の更に内表面
にアルミニウム層を設けた樹脂製ランプリフレクタ。
温時の寸法安定性がある樹脂製ランプリフレクタを得る
こと。 【構成】 熱伝導率が10kcal/mhr℃以上のフ
ィラーを容積比で30%以上含有した樹脂組成物をコア
層1に、前記フィラーを含まない樹脂組成物を該コア層
1の内表面のスキン層2に、該スキン層2の更に内表面
にアルミニウム層を設けた樹脂製ランプリフレクタ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、照射ビームの安定性
が要求される照明装置、特に自動車等の車両の前照灯な
どに使用される樹脂製ランプリフレクタに関する。
が要求される照明装置、特に自動車等の車両の前照灯な
どに使用される樹脂製ランプリフレクタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特に自動車等に使用される前照灯
の形状デザインの自由度を高める要求から金属製に代り
樹脂製ランプリフレクタが増加している。この樹脂製ラ
ンプリフレクタは、図3に示すようなアルミ蒸着層3と
樹脂層4から構成されており、樹脂層4に用いられる樹
脂は大部分が不飽和ポリエステル系熱硬化性樹脂で、一
部にポリアミド66などの熱可塑樹脂が用いられてい
る。
の形状デザインの自由度を高める要求から金属製に代り
樹脂製ランプリフレクタが増加している。この樹脂製ラ
ンプリフレクタは、図3に示すようなアルミ蒸着層3と
樹脂層4から構成されており、樹脂層4に用いられる樹
脂は大部分が不飽和ポリエステル系熱硬化性樹脂で、一
部にポリアミド66などの熱可塑樹脂が用いられてい
る。
【0003】ところが、熱硬化性樹脂を用いたランプリ
フレクタは、高温時の寸法安定性が高いものの、反射面
にアルミ蒸着をする際に平滑な面を得るための前処理と
してアンダーコーティングを要し、工程簡略化、コスト
ダウンに限界があった。一方、熱可塑性樹脂そのものか
らなるランプリフレクタは、高温時の熱変形により照射
ビームの変化が大きくなるという問題があった。
フレクタは、高温時の寸法安定性が高いものの、反射面
にアルミ蒸着をする際に平滑な面を得るための前処理と
してアンダーコーティングを要し、工程簡略化、コスト
ダウンに限界があった。一方、熱可塑性樹脂そのものか
らなるランプリフレクタは、高温時の熱変形により照射
ビームの変化が大きくなるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、安
価で、形状デザインの自由度に優れかつ高温時の寸法安
定性がある樹脂製ランプリフレクタを提供することにあ
る。
価で、形状デザインの自由度に優れかつ高温時の寸法安
定性がある樹脂製ランプリフレクタを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、熱伝導率
が10kcal/mhr℃以上のフィラーを容積比で3
0%以上含有した樹脂組成物をコア層に、フィラーを含
まない樹脂組成物を少なくとも内面のスキン層に用い、
且つ、該スキン層表面にアルミニウム層を設けることで
解決される。
が10kcal/mhr℃以上のフィラーを容積比で3
0%以上含有した樹脂組成物をコア層に、フィラーを含
まない樹脂組成物を少なくとも内面のスキン層に用い、
且つ、該スキン層表面にアルミニウム層を設けることで
解決される。
【0006】以下、この発明を図面に基づき詳しく説明
する。図1(A)および(B)は、この発明の樹脂製ラ
ンプリフレクタの一例を示すもので、コア層1と、スキ
ン層2、2’と、このスキン層のうち内側の方のスキン
層2の内側表面にアルミ蒸着層3が形成されているもの
である。この発明の樹脂製ランプリフレクタが従来と異
なるところは、熱伝導率が10kcal/mhr℃以上
のフィラーを容積比で30%以上含有した樹脂組成物を
コア層1に用いたことと、フィラーを含まない樹脂組成
物を少なくとも内側のスキン層2に用いて、この表面に
アルミニウム層を形成したことである。
する。図1(A)および(B)は、この発明の樹脂製ラ
ンプリフレクタの一例を示すもので、コア層1と、スキ
ン層2、2’と、このスキン層のうち内側の方のスキン
層2の内側表面にアルミ蒸着層3が形成されているもの
である。この発明の樹脂製ランプリフレクタが従来と異
なるところは、熱伝導率が10kcal/mhr℃以上
のフィラーを容積比で30%以上含有した樹脂組成物を
コア層1に用いたことと、フィラーを含まない樹脂組成
物を少なくとも内側のスキン層2に用いて、この表面に
アルミニウム層を形成したことである。
【0007】コア層1およびスキン層2をなす樹脂組成
物の主成分樹脂は、ポリアミド66、ポリアミド6、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト等およびそれらのアロイのような熱変形温度が高い熱
可塑性樹脂が適しており、特にポリアミド系材料はフィ
ラーの充填性が良好なことから望ましい。熱硬化性樹脂
の場合平面の平滑性に欠け、アルミニウム層を設けるた
めにはアンダーコートが必要であった。また、これら二
層をなす樹脂組成物の主成分樹脂は、両層の境界の接着
強度の点で同一熱可塑性樹脂もしくは同系のアロイが望
ましく、場合によっては前記境界の接着性を改良する添
加剤等を混入することにより異種の熱可塑性樹脂を用い
ることも可能である。
物の主成分樹脂は、ポリアミド66、ポリアミド6、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト等およびそれらのアロイのような熱変形温度が高い熱
可塑性樹脂が適しており、特にポリアミド系材料はフィ
ラーの充填性が良好なことから望ましい。熱硬化性樹脂
の場合平面の平滑性に欠け、アルミニウム層を設けるた
めにはアンダーコートが必要であった。また、これら二
層をなす樹脂組成物の主成分樹脂は、両層の境界の接着
強度の点で同一熱可塑性樹脂もしくは同系のアロイが望
ましく、場合によっては前記境界の接着性を改良する添
加剤等を混入することにより異種の熱可塑性樹脂を用い
ることも可能である。
【0008】コア層1をなす樹脂組成物に含まれるフィ
ラーの熱伝導率は、10kcal/mhr℃以上、好ま
しくは20kcal/mhr℃以上であり、この値未満
であるとリフレクタの熱変形を抑える上で不都合が生じ
るので好ましくない。また、フィラーの含有率は容積比
で30%以上、好ましくは40〜80%の範囲であり、
30%未満ではリフレクタの熱変形を抑えるのに不充分
という不都合が生じるので好ましくない。また、コア層
1をなす樹脂組成物自体の熱伝導率が0.5kcal/
mhr℃以上、好ましくは0.8kcal/mhr℃以
上で、0.5kcal/mhr℃未満であればリフレク
タの熱変形を抑えるのが困難となり不都合が生じる。
ラーの熱伝導率は、10kcal/mhr℃以上、好ま
しくは20kcal/mhr℃以上であり、この値未満
であるとリフレクタの熱変形を抑える上で不都合が生じ
るので好ましくない。また、フィラーの含有率は容積比
で30%以上、好ましくは40〜80%の範囲であり、
30%未満ではリフレクタの熱変形を抑えるのに不充分
という不都合が生じるので好ましくない。また、コア層
1をなす樹脂組成物自体の熱伝導率が0.5kcal/
mhr℃以上、好ましくは0.8kcal/mhr℃以
上で、0.5kcal/mhr℃未満であればリフレク
タの熱変形を抑えるのが困難となり不都合が生じる。
【0009】フィラーは、コア層1の熱伝導率と剛性を
高くするという点で、アルミニウム、銅、鉄等の金属お
よびそれらの酸化物、あるいはセラミックス等が使用で
き、その粒子径は分散性、熱伝導性向上の点で約0.1
〜50μmの範囲のものが好ましく用いられる。また、
コア層1には、必要に応じて各種カップリング剤、滑
剤、可塑剤、着色剤、酸化防止剤、安定剤等を適宜配合
することができ、さらに強度を改良するためガラス繊維
や炭素繊維を加えたり、耐衝撃性を向上するためエラス
トマーを添加することもできる。アルミニウム層は、樹
脂性ランプリフレクタを自動車等の前照灯に使用る際、
内蔵ランプから出射された光を反射するアルミニウム蒸
着層が最も得られ易い。
高くするという点で、アルミニウム、銅、鉄等の金属お
よびそれらの酸化物、あるいはセラミックス等が使用で
き、その粒子径は分散性、熱伝導性向上の点で約0.1
〜50μmの範囲のものが好ましく用いられる。また、
コア層1には、必要に応じて各種カップリング剤、滑
剤、可塑剤、着色剤、酸化防止剤、安定剤等を適宜配合
することができ、さらに強度を改良するためガラス繊維
や炭素繊維を加えたり、耐衝撃性を向上するためエラス
トマーを添加することもできる。アルミニウム層は、樹
脂性ランプリフレクタを自動車等の前照灯に使用る際、
内蔵ランプから出射された光を反射するアルミニウム蒸
着層が最も得られ易い。
【0010】つぎに、この発明の樹脂製ランプリフレク
タを得る方法について説明する。上述したようなコア層
1およびスキン層2をなす樹脂組成物を用いてサンドイ
ッチ射出成形法によって、コア層1と少なくともその内
側にスキン層2を形成し、ついでスキン層2の内側表面
にアルミ蒸着を施すことで得られる。図1(B)に示す
スキン層2、2’のうち外側のスキン層2’は本目的の
ためには不要であるが、サンドイッチ射出成形法を採る
場合、必然的にできるものである。しかし、この成形法
を採れば薄いスキン層が得られるので、外側に不要なス
キン層ができても、放熱性の上で有利である。コア層1
の層厚は、熱伝導性と剛性の向上及びひけ防止のため約
1〜3mmが好ましい。スキン層2の層厚は、熱伝導の効
率の向上、膨張の抑制および成形体としての剛性をでき
るだけ高くするため、薄い程効果的であり、コア層1と
スキン層2の層厚の和を100%とした時、スキン層2
の層厚は約5〜20%であることが好ましい。アルミ蒸
着層3の層厚は、表面平滑性とコストのバランスのため
約1000〜1500Åが好ましい。
タを得る方法について説明する。上述したようなコア層
1およびスキン層2をなす樹脂組成物を用いてサンドイ
ッチ射出成形法によって、コア層1と少なくともその内
側にスキン層2を形成し、ついでスキン層2の内側表面
にアルミ蒸着を施すことで得られる。図1(B)に示す
スキン層2、2’のうち外側のスキン層2’は本目的の
ためには不要であるが、サンドイッチ射出成形法を採る
場合、必然的にできるものである。しかし、この成形法
を採れば薄いスキン層が得られるので、外側に不要なス
キン層ができても、放熱性の上で有利である。コア層1
の層厚は、熱伝導性と剛性の向上及びひけ防止のため約
1〜3mmが好ましい。スキン層2の層厚は、熱伝導の効
率の向上、膨張の抑制および成形体としての剛性をでき
るだけ高くするため、薄い程効果的であり、コア層1と
スキン層2の層厚の和を100%とした時、スキン層2
の層厚は約5〜20%であることが好ましい。アルミ蒸
着層3の層厚は、表面平滑性とコストのバランスのため
約1000〜1500Åが好ましい。
【0011】なお、前述のごとくコア層1の裏側表面が
粗くてもよいデザインの前照灯等に用いる場合、コア層
1とアルミ蒸着層3との間に表面平滑化のためのスキン
層があればよく、コア層1の裏側にスキン層を形成する
必要はない。しかし、2色成形法を採る場合、この裏側
のスキン層は形成されないが、内側表面のスキン層は厚
くなることが多い。
粗くてもよいデザインの前照灯等に用いる場合、コア層
1とアルミ蒸着層3との間に表面平滑化のためのスキン
層があればよく、コア層1の裏側にスキン層を形成する
必要はない。しかし、2色成形法を採る場合、この裏側
のスキン層は形成されないが、内側表面のスキン層は厚
くなることが多い。
【0012】以上述べたように、この発明の樹脂製ラン
プリフレクタは、熱伝導率が10kcal/mhr℃以
上のフィラーを容積比で30%以上含有した樹脂組成物
をコア層に用いているので、内蔵ランプ等の熱が加わる
際、この熱をコア層を通して外部へ放散し易くなるた
め、従来の熱可塑性樹脂を用いたランプリフレクタに比
べて、熱応力が生じて変形を起こしたり、局部的な膨張
を生じることを防止できるので、自動車等の車両の前照
灯の使用する際、照射ビームの変化が大きくなることが
ない。また、フィラーを含有しない樹脂組成物をスキン
層2に用いているので、表面粗さが良好で、スキン層2
の内側表面にアルミ蒸着を施す際、アンダーコーティン
グを要さず工程を簡略でき、従来の熱硬化性樹脂を用い
たランプリフレクタに比べて安価である。さらに、スキ
ン層2をなすフィラーを含有しない樹脂組成物は溶融時
の流動性が高いため薄肉成形が容易であるので、従来の
金属プレス成形品のランプリフレクタに比べて形状デザ
インの自由度が優れている。
プリフレクタは、熱伝導率が10kcal/mhr℃以
上のフィラーを容積比で30%以上含有した樹脂組成物
をコア層に用いているので、内蔵ランプ等の熱が加わる
際、この熱をコア層を通して外部へ放散し易くなるた
め、従来の熱可塑性樹脂を用いたランプリフレクタに比
べて、熱応力が生じて変形を起こしたり、局部的な膨張
を生じることを防止できるので、自動車等の車両の前照
灯の使用する際、照射ビームの変化が大きくなることが
ない。また、フィラーを含有しない樹脂組成物をスキン
層2に用いているので、表面粗さが良好で、スキン層2
の内側表面にアルミ蒸着を施す際、アンダーコーティン
グを要さず工程を簡略でき、従来の熱硬化性樹脂を用い
たランプリフレクタに比べて安価である。さらに、スキ
ン層2をなすフィラーを含有しない樹脂組成物は溶融時
の流動性が高いため薄肉成形が容易であるので、従来の
金属プレス成形品のランプリフレクタに比べて形状デザ
インの自由度が優れている。
【0013】
(実施例1)粒子径が0.5〜50μmの範囲で、熱伝
導率が60kcal/mhr℃のフィラーに酸化マグネ
シウムを用い、これを容積比で56%含有したポリアミ
ド66をコア層に用い、フィラーを含まないポリアミド
66をスキン層に用いてサンドイッチ射出成形法により
コア層およびスキン層を形成した。ついで、スキン層の
内側表面に反射面のアルミ蒸着層を形成し、図1に示す
ような代表的な形状の樹脂製ランプリフレクタを得た。
導率が60kcal/mhr℃のフィラーに酸化マグネ
シウムを用い、これを容積比で56%含有したポリアミ
ド66をコア層に用い、フィラーを含まないポリアミド
66をスキン層に用いてサンドイッチ射出成形法により
コア層およびスキン層を形成した。ついで、スキン層の
内側表面に反射面のアルミ蒸着層を形成し、図1に示す
ような代表的な形状の樹脂製ランプリフレクタを得た。
【0014】効果の判定は、ランプリフレクタの性能評
価法の一つである図2に示すような光軸測定方法で行な
った。その結果を下記表1に示す。光軸測定方法とは、
ランプリフレクタ11の内部にハロゲン電球12が取り
付けられており、この電球12の点灯開始3分後と60
分後のスクリーン13上に投射された光のカットオフラ
インの移動量から光軸の変化角度を測定した。このスク
リーン13は、電球12の10m前方に設置されてい
る。
価法の一つである図2に示すような光軸測定方法で行な
った。その結果を下記表1に示す。光軸測定方法とは、
ランプリフレクタ11の内部にハロゲン電球12が取り
付けられており、この電球12の点灯開始3分後と60
分後のスクリーン13上に投射された光のカットオフラ
インの移動量から光軸の変化角度を測定した。このスク
リーン13は、電球12の10m前方に設置されてい
る。
【0015】(実施例2)熱伝導率が60kcal/m
hr℃のフィラーに酸化マグネシウムを用い、これを容
積比で32.3%含有したポリアミド66をコア層に用
いた以外は実施例1と同様にして樹脂製ランプリフレク
タを得た。効果の測定も実施例1と同様にして行ない、
その結果を下記表1に示す。 (実施例3)熱伝導率が30kcal/mhr℃のフィ
ラーにアルミナを用い、これを容積比で40.1%含有
したポリアミド66をコア層に用いた以外は実施例1と
同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効果の測定
も実施例1と同様にして行ない、その結果を下記表1に
示す。 (実施例4)熱伝導率が30kcal/mhr℃のフィ
ラーにアルミナを用い、これを容積比で53.4%含有
したポリアミド66をコア層に用いた以外は実施例1と
同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効果の測定
も実施例1と同様にして行ない、その結果を下記表1に
示す。 (実施例5)熱伝導率が180kcal/mhr℃のフ
ィラーにアルミニウムを用い、これを容積比で49.7
%含有したポリアミド66をコア層に用いた以外は実施
例1と同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効果
の測定も実施例1と同様にして行ない、その結果を下記
表1に示す。 (実施例6)熱伝導率が14kcal/mhr℃のフィ
ラーにボロンナイトライドを用い、これを容積比で5
4.0%含有したポリアミド66をコア層に用いた以外
は実施例1と同様にして樹脂製ランプリフレクタを得
た。効果の測定も実施例1と同様にして行ない、その結
果を下記表1に示す。
hr℃のフィラーに酸化マグネシウムを用い、これを容
積比で32.3%含有したポリアミド66をコア層に用
いた以外は実施例1と同様にして樹脂製ランプリフレク
タを得た。効果の測定も実施例1と同様にして行ない、
その結果を下記表1に示す。 (実施例3)熱伝導率が30kcal/mhr℃のフィ
ラーにアルミナを用い、これを容積比で40.1%含有
したポリアミド66をコア層に用いた以外は実施例1と
同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効果の測定
も実施例1と同様にして行ない、その結果を下記表1に
示す。 (実施例4)熱伝導率が30kcal/mhr℃のフィ
ラーにアルミナを用い、これを容積比で53.4%含有
したポリアミド66をコア層に用いた以外は実施例1と
同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効果の測定
も実施例1と同様にして行ない、その結果を下記表1に
示す。 (実施例5)熱伝導率が180kcal/mhr℃のフ
ィラーにアルミニウムを用い、これを容積比で49.7
%含有したポリアミド66をコア層に用いた以外は実施
例1と同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効果
の測定も実施例1と同様にして行ない、その結果を下記
表1に示す。 (実施例6)熱伝導率が14kcal/mhr℃のフィ
ラーにボロンナイトライドを用い、これを容積比で5
4.0%含有したポリアミド66をコア層に用いた以外
は実施例1と同様にして樹脂製ランプリフレクタを得
た。効果の測定も実施例1と同様にして行ない、その結
果を下記表1に示す。
【0016】(比較例1)熱伝導率が1.8kcal/
mhr℃のフィラーにタルクを用い、これを容積比で2
8.9%含有したポリアミド66をコア層に用いた以外
は実施例1と同様にして樹脂製ランプリフレクタを得
た。効果の測定も実施例1と同様にして行ない、その結
果を下記表1に示す。 (比較例2)熱伝導率が1.8kcal/mhr℃のフ
ィラーにタルクを用い、これを容積比で48.7%含有
したポリアミド66をコア層に用いた以外は実施例1と
同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効果の測定
も実施例1と同様にして行ない、その結果を下記表1に
示す。 (比較例3)熱伝導率が60kcal/mhr℃のフィ
ラーに酸化マグネシウムを用い、これを容積比で24.
2%含有したポリアミド66をコア層に用いた以外は実
施例1と同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効
果の測定も実施例1と同様にして行ない、その結果を下
記表1に示す。 (比較例4)熱伝導率が30kcal/mhr℃のフィ
ラーにアルミナを用い、これを容積比で22.3%含有
したポリアミド66をコア層に用いた以外は実施例1と
同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効果の測定
も実施例1と同様にして行ない、その結果を下記表1に
示す。
mhr℃のフィラーにタルクを用い、これを容積比で2
8.9%含有したポリアミド66をコア層に用いた以外
は実施例1と同様にして樹脂製ランプリフレクタを得
た。効果の測定も実施例1と同様にして行ない、その結
果を下記表1に示す。 (比較例2)熱伝導率が1.8kcal/mhr℃のフ
ィラーにタルクを用い、これを容積比で48.7%含有
したポリアミド66をコア層に用いた以外は実施例1と
同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効果の測定
も実施例1と同様にして行ない、その結果を下記表1に
示す。 (比較例3)熱伝導率が60kcal/mhr℃のフィ
ラーに酸化マグネシウムを用い、これを容積比で24.
2%含有したポリアミド66をコア層に用いた以外は実
施例1と同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効
果の測定も実施例1と同様にして行ない、その結果を下
記表1に示す。 (比較例4)熱伝導率が30kcal/mhr℃のフィ
ラーにアルミナを用い、これを容積比で22.3%含有
したポリアミド66をコア層に用いた以外は実施例1と
同様にして樹脂製ランプリフレクタを得た。効果の測定
も実施例1と同様にして行ない、その結果を下記表1に
示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1中、PA66はポリアミド66、BN
はボロンナイトライド、Al2O3はアルミナ、MgOは
酸化マグネシウム、Alはアルミニウムを表わす。
はボロンナイトライド、Al2O3はアルミナ、MgOは
酸化マグネシウム、Alはアルミニウムを表わす。
【0019】上記表1に示した結果から、一般的な光軸
変化量の上限規格値1mradより光軸変化値が大きい
ものは、熱伝導率が10kcal/mhr℃より小さく
かつ含有率が容積比で30%より小さいフィラーを用い
た比較例1、含有率が容積比で30%以上でも熱伝導率
が10kcal/mhr℃より小さいフィラーを用いた
比較例2、熱伝導率が10kcal/mhr℃以上でも
含有率が容積比で30%より小さいフィラーを用いた比
較例3および4の樹脂製ランプリフレクタであった。こ
れに比べて、熱伝導率が10kcal/mhr℃以上か
つ含有率が容積比で30%以上であるフィラーを用いた
実施例1から6の樹脂製ランプリフレクタは、すべて光
軸変化量の上限規格値1mradより小さく、照射性能
が優れていることが確認できる。
変化量の上限規格値1mradより光軸変化値が大きい
ものは、熱伝導率が10kcal/mhr℃より小さく
かつ含有率が容積比で30%より小さいフィラーを用い
た比較例1、含有率が容積比で30%以上でも熱伝導率
が10kcal/mhr℃より小さいフィラーを用いた
比較例2、熱伝導率が10kcal/mhr℃以上でも
含有率が容積比で30%より小さいフィラーを用いた比
較例3および4の樹脂製ランプリフレクタであった。こ
れに比べて、熱伝導率が10kcal/mhr℃以上か
つ含有率が容積比で30%以上であるフィラーを用いた
実施例1から6の樹脂製ランプリフレクタは、すべて光
軸変化量の上限規格値1mradより小さく、照射性能
が優れていることが確認できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、熱伝導率が10k
cal/mhr℃以上のフィラーを容積比で30%以上
含有した樹脂組成物をコア層に、フィラーを含まない樹
脂組成物をスキン層に用いるものであるので、従来の熱
可塑性樹脂を用いたランプリフレクタに比べて、高温時
の寸法安定性があり、自動車等の車両の前照灯に使用さ
れる際、スキン層表面のアルミニウム層が平滑であるの
で照射ビームが大きくなることを防止できる。即ち、ス
キン層があるためアルミ蒸着する際にアンダーコーティ
ングを要さず工程を簡略化できるので、従来の熱硬化性
樹脂を用いたランプリフレクタに比べて、安価で得られ
る。さらに、サンドイッチ成形法を採る場合薄肉成形が
容易であるので、熱伝導率を低下させる恐れがない。
cal/mhr℃以上のフィラーを容積比で30%以上
含有した樹脂組成物をコア層に、フィラーを含まない樹
脂組成物をスキン層に用いるものであるので、従来の熱
可塑性樹脂を用いたランプリフレクタに比べて、高温時
の寸法安定性があり、自動車等の車両の前照灯に使用さ
れる際、スキン層表面のアルミニウム層が平滑であるの
で照射ビームが大きくなることを防止できる。即ち、ス
キン層があるためアルミ蒸着する際にアンダーコーティ
ングを要さず工程を簡略化できるので、従来の熱硬化性
樹脂を用いたランプリフレクタに比べて、安価で得られ
る。さらに、サンドイッチ成形法を採る場合薄肉成形が
容易であるので、熱伝導率を低下させる恐れがない。
【図1】この発明の樹脂製ランプリフレクタの一例を示
した全体図(A)および縦断面図(B)である。
した全体図(A)および縦断面図(B)である。
【図2】実施例で行なった光軸変化測定方法を示した概
略図である。
略図である。
【図3】従来の樹脂製ランプリフレクタの一例を示した
縦断面図である。
縦断面図である。
1 コア層 2 スキン層 3 アルミ蒸着層
Claims (1)
- 【請求項1】 熱伝導率が10kcal/mhr℃以上
のフィラーを容積比で30%以上含有した樹脂組成物を
コア層に、フィラーを含まない樹脂組成物を少なくとも
内面のスキン層に用い、且、該スキン層表面にアルミニ
ウム層を設けたことを特徴とする樹脂製ランプリフレク
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3255589A JPH05174601A (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 樹脂製ランプリフレクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3255589A JPH05174601A (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 樹脂製ランプリフレクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05174601A true JPH05174601A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=17280828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3255589A Withdrawn JPH05174601A (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 樹脂製ランプリフレクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05174601A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5833889A (en) * | 1994-08-03 | 1998-11-10 | Tanikita; Masumi | Method of manufacturing light reflector component and light reflector component manufactured by the method |
| JP2005502172A (ja) * | 2001-08-31 | 2005-01-20 | クール オプションズ,インコーポレーテッド | 熱伝導性ランプ・リフレクタ |
| JP2006113126A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Sony Corp | 液晶表示パネルの枠体及び液晶表示装置 |
| JP2008226797A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-09-25 | Stanley Electric Co Ltd | リフレクタおよび車両用灯具 |
| KR20130038904A (ko) * | 2010-06-25 | 2013-04-18 | 디에스엠 아이피 어셋츠 비.브이. | 중합체 부품의 조립물 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP3255589A patent/JPH05174601A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5833889A (en) * | 1994-08-03 | 1998-11-10 | Tanikita; Masumi | Method of manufacturing light reflector component and light reflector component manufactured by the method |
| JP2005502172A (ja) * | 2001-08-31 | 2005-01-20 | クール オプションズ,インコーポレーテッド | 熱伝導性ランプ・リフレクタ |
| JP2006113126A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Sony Corp | 液晶表示パネルの枠体及び液晶表示装置 |
| JP2008226797A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-09-25 | Stanley Electric Co Ltd | リフレクタおよび車両用灯具 |
| KR20130038904A (ko) * | 2010-06-25 | 2013-04-18 | 디에스엠 아이피 어셋츠 비.브이. | 중합체 부품의 조립물 |
| JP2013533814A (ja) * | 2010-06-25 | 2013-08-29 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | ポリマー部分の集合体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |