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JPH05162938A - ロープレスエレベータ救出装置 - Google Patents

ロープレスエレベータ救出装置

Info

Publication number
JPH05162938A
JPH05162938A JP32882091A JP32882091A JPH05162938A JP H05162938 A JPH05162938 A JP H05162938A JP 32882091 A JP32882091 A JP 32882091A JP 32882091 A JP32882091 A JP 32882091A JP H05162938 A JPH05162938 A JP H05162938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crane
rescue
elevator
hoistway
car
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32882091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimimoto Mizuno
公元 水野
Toshiaki Ishii
敏昭 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP32882091A priority Critical patent/JPH05162938A/ja
Publication of JPH05162938A publication Critical patent/JPH05162938A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、超高層ビルにも適用可能なロー
プレスエレベータ救出装置を得る。 【構成】 昇降路16内のガイドレール17に沿って直接昇
降駆動するエレベータかご4と、昇降路の所定間隔毎に
対応して設置された複数のクレーン22と、エレベータか
ごが階床間に緊急停止したときに異常信号を出力するエ
レベータ制御装置と、異常信号に応答してクレーンのう
ちの1つを待機位置から救出位置に駆動するクレーン制
御装置とを備え、クレーンに設けられた救出用ロープ23
の端部が、クレーンが待機位置にあるときには昇降路の
外側の建屋21内に位置し、クレーンが救出位置にあると
きには昇降路の内側に位置するようにし、エレベータか
ごの運転に支障を与えることなく乗客を安全且つ確実に
救出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リニアモータ等を用
いたロープレスエレベータの救出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図11は一般的なロープ式エレベータ装置
を示す構成図である。図において、1はエレベータ装置
の昇降路の最上部に設置された機械室、2は機械室1内
に設けられた巻上機、3は巻上機2に掛けられたエレベ
ータロープ、4はエレベータロープ3の一端に固定され
たエレベータかご(以下、単にかごという)、5はエレ
ベータロープ3のそらせ車、6はエレベータロープ3の
他端に固定された釣合重り即ちカウンタウェート、7は
機械室1内に設けられてかご4の過速度落下を検出する
ガバナ、8はガバナ7に掛けられ且つかご4に一部が固
定されたガバナロープ、8Aはガバナロープ8とかご4と
の接続部に設けられて過速度落下検出時に作動される非
常止めである。
【0003】9は機械室1内に設けられた巻上機2の減
速機、10は減速機9に設けられた機械式ブレーキ、11は
巻上機2を駆動するための交流モータ、12は交流モータ
11の速度及びかご4の位置を検出するための回転エンコ
ーダ、13は回転エンコーダ12からのパルス信号等に基づ
いて機械式ブレーキ10及び交流モータ11を制御するイン
バータを含むエレベータ制御装置、14はエレベータ制御
装置13に供給される交流入力を必要に応じてノーヒュー
ズで遮断する電源ブレーカ、15はエレベータ制御装置13
等が故障したとき又はかご4が緊急停止したときにかご
4を定位置に作動させる手動救出用のハンドルである。
【0004】次に、図11に示したロープ式エレベータ装
置の動作について説明する。通常、かご4内に設置され
た行先ボタン、又は、各階床に設置された乗場呼びボタ
ンがエレベータ制御装置13に入力されると、エレベータ
制御装置13内のインバータにより、交流モータ11の回転
方向及び回転速度が制御されて、かご4の位置が制御さ
れる。又、かご4が階床の一定位置に停止すると、エレ
ベータ制御装置13内のマイコン制御回路はブレーキ信号
をLレベルとし、機械式ブレーキ10を無励磁として制動
力を発生させる。
【0005】一方、エレベータ制御装置13が故障したり
モータ電流の過電流や交流モータ11の過速度を検出する
と、エレベータ制御装置13から生成させる異常信号によ
り、交流モータ11はフリーラン状態となり、機械式ブレ
ーキ10が作動状態となる。同様の動作状態は、手動の外
部スイッチにより非常停止させた場合や、電源ブレーカ
14が遮断された場合にも発生する。
【0006】例えば、ガバナ7は、かご4に結合された
ガバナロープ8を介して、かご4の昇降に応じて連動回
転している。従って、もし、エレベータロープ3の破断
や、機械式ブレーキ10、エレベータ制御装置13の故障等
により、かご4の下降速度が所定の速度以上になると、
ガバナ7の内部に設けられた遠心力スイッチによりガバ
ナロープ8は拘束され、かご4の下降を直ちに停止させ
る。この非常止め8Aの作動により、かご4の過速度落下
は防止される。
【0007】このように一旦非常止め8Aが作動すると、
かご4が階床間に拘束されてしまうので、かご4内の乗
客を救出してエレベータの通常運転を再開する必要があ
る。従って、巻上機2が設置された機械室1で作業員が
ハンドル15を手動回転させ、かご4を定位置に昇降駆動
させる手動バックアップ操作により、かご4内に拘束さ
れた乗客を救出する。
【0008】しかし、図1のようなロープ式エレベータ
装置の場合、例えば1000m以上の高さの超高層ビルに適
用することは、エレベータロープ3の許容長さ(重量)等
を考慮すると実用的ではない。そこで、近年では、昇降
路に沿って建屋側に電機子コイルを設け、かご4側に電
機子コイルに対向する永久磁石又は超電導コイルを設
け、かご4を直接駆動可能なリニア同期モータを構成す
ることにより、巻上機2を含む機械室1を省略したロー
プレスエレベータ装置が提案されている。
【0009】図12は例えば特開平3−23171号公報に参照
されるリニアモータ式のロープレスエレベータ装置を示
す透視斜視図である。図において、16は建屋内に形成さ
れた昇降路、17は昇降路16の内壁に設けられたガイドレ
ール、18はガイドレール17に沿って一体に設けられた電
機子コイル、19は電機子コイル18に対向するようにかご
4に設けられた永久磁石、20はかご4の上部に設けられ
たバッファである。
【0010】電機子コイル18はガイドレール17と一体の
ヨークの内壁に設けられており、電機子コイル18に対向
配置された永久磁石19と共にリニア同期モータを構成し
ている。リニアモータの界磁となる永久磁石19は超電導
コイルで構成されてもよい。かご4は、リニアモータの
推進力によりガイドレール17に沿ってロープレスで直接
昇降駆動されるが、具体的な動作は周知なのでここでは
説明しない。
【0011】このようにリニアモータで直接かご4を昇
降駆動する場合、機械室1及びエレベータロープ3が不
要になるので、建屋の高さにかかわらずかご4を駆動で
きる反面、ハンドル操作による手動バックアップが不可
能になる。従って、特にロープレスエレベータ装置が超
高層ビルに用いられるため、かご4が階床間に緊急停止
した場合、乗客救出が非常に困難になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のロープレスエレ
ベータ装置は以上のように、緊急停止した場合の対策を
考慮していないので、乗客救出が非常に困難になるとい
う問題点があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、超高層ビルにも適用可能なロー
プレスエレベータ救出装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るロープレスエレベータ救出装置は、建屋に形成された
昇降路内のガイドレールに沿って直接昇降駆動するエレ
ベータかごと、昇降路の所定間隔毎に対応して設置され
た複数のクレーンと、エレベータかごが階床間に緊急停
止したときに異常信号を出力するエレベータ制御装置
と、異常信号に応答してクレーンのうちの1つを待機位
置から救出位置に駆動するクレーン制御装置とを備え、
クレーンに設けられた救出用ロープの端部が、クレーン
が待機位置にあるときには昇降路の外側の建屋内に位置
し、クレーンが救出位置にあるときには昇降路の内側に
位置するものである。
【0015】又、この発明の請求項2に係るロープレス
エレベータ救出装置は、クレーンがガイドレール保持側
建屋に配置されたレールに沿って横行する橋形クレーン
からなり、救出用ロープの駆動系がクレーンの位置にか
かわらず常に建屋側に位置するものである。
【0016】又、この発明の請求項3に係るロープレス
エレベータ救出装置は、クレーンがガイドレール非保持
側建屋に配置されており、救出時にはクレーンのジブ又
は橋脚が延長することにより救出用ロープの端部を昇降
路の内部に位置させるものである。
【0017】又、この発明の請求項4に係るロープレス
エレベータ救出装置は、クレーンが待機位置に退避して
いることを検出するセンサを設け、エレベータ制御装置
は、センサからの検出信号がクレーンの退避を示してい
ないときにはエレベータかごを停止させるものである。
【0018】又、この発明の請求項5に係るロープレス
エレベータ救出装置は、クレーン制御装置と各救出用ロ
ープの駆動系との間に、駆動されるクレーンに対応した
駆動系のみを有効にするための切換選択手段を設けたも
のである。
【0019】
【作用】この発明の請求項1の発明においては、緊急停
止による拘束かごに対して救出用ロープが使用可能な所
定位置のクレーンが作動し、乗客を安全且つ確実に救出
する。
【0020】又、この発明の請求項2の発明において
は、ガイドレールにぶつからない範囲内で横行する橋形
クレーンを用いて、救出時のクレーン強度の信頼性を向
上させると共に、救出用ロープ駆動系の不所望な重量が
印加されないようにする。
【0021】又、この発明の請求項3の発明において
は、救出用ロープが設けられたジブ又は橋脚のみを延長
させて救出用ロープ駆動系を常に建屋側に位置させて、
不所望な重量印加及びエネルギロスを防止する。
【0022】又、この発明の請求項4の発明において
は、クレーンが確実に退避している場合のみにエレベー
タかごを昇降駆動し、クレーンが退避していない場合に
はエレベータかごを停止させて安全性を向上させる。
【0023】又、この発明の請求項5の発明において
は、単一のクレーン制御装置で全てのクレーン及び救出
用ロープを駆動し、コストダウンを実現する。
【0024】
【実施例】実施例1 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
及び図2はこの発明の実施例1(請求項1及び2に従う)
を示す側面図及び平面図であり、4及び16〜19は前述と
同様のものである。尚、図1においては、図面の煩雑さ
を避けるため、かご4及びガイドレール17等を省略して
いる。
【0025】21は昇降路16が形成された超高層ビルの建
屋、22は昇降路16の所定間隔毎に対応して設置された複
数のクレーン、23はクレーン22に設けられた救出用ロー
プ、24及び24Aは救出用ロープ23の端部を位置決めする
ためのそらせ車、25は救出用ロープ23の先端に設けられ
てかご4の上端と係合するフックである。この場合、ク
レーン4は、ガイドレール17を保持する側の建屋21上に
またがる形状の橋形クレーンからなっており、例えば、1
000mの超高層ビルに対して100mのサービス領域毎に10
台設置されている。又、昇降路16には、かご4の位置を
検出するための位置センサ(図示せず)が設置されてい
る。
【0026】26はガイドレール17を保持する側の建屋21
に配置されたレールであり、クレーン4を矢印方向に横
行可能にガイドしている。この場合、クレーン22は、ガ
イドレール17が設置された昇降路16の2面の中央までし
か移動できないので、レール26は、ガイドレール17の位
置する昇降路26の中央部までのみに配置されている。27
はクレーン22の両側に設けられた車輪であり、各レール
26上を回転することによりクレーン22を矢印方向に横行
させる。28は救出用ロープ23の巻上機、29は巻上機28を
駆動するための減速機を含むモータであり、これらは救
出用ロープ23の駆動系を構成しており、クレーン22の一
端に設けられている。
【0027】図3はクレーン22が図2の待機位置から救
出位置に向かって矢印方向に横行した状態を示す平面図
である。図2及び図3から明らかなように、救出用ロー
プ23の駆動系28及び29を橋形のクレーン22の一端に設け
ることにより、駆動系28及び29は、クレーン22の位置に
かかわらず、常に昇降路16の外側即ち建屋21上に位置す
る。一方、そらせ車24により位置決めされる救出用ロー
プ23の端部は、クレーン22が待機位置(図2)にあるとき
には昇降路16の外側の建屋21側に位置し、クレーン22が
救出位置(図3)にあるときには昇降路16の内側に位置す
る。
【0028】図4はこの発明の実施例1の制御系を示す
構成図である。13はエレベータ制御装置であり、電機子
コイル18等を駆動制御すると共に、かご4が階床間に緊
急停止したときに異常信号EMを出力する。30は各クレ
ーン22に対応して設けられた複数のクレーン制御装置で
あり、エレベータ制御装置13と協動している。クレーン
制御装置30は、異常信号EMに応答してモータ29等を駆
動制御し、かご4の緊急停止位置に対して最適の1つの
クレーン22のみを待機位置から救出位置に駆動する。
【0029】33は巻上機28の駆動用のモータ29のブレー
キ、34はクレーン22を横行させるための車輪27を駆動す
るモータ、35はモータ34のブレーキであり、これらはク
レーン制御装置30により駆動制御される。36はクレーン
22が昇降路16の外側の待機位置即ち建屋21上に退避して
いることを検出するセンサであり、センサ36からのクレ
ーン位置を示す信号は、各クレーン制御装置30及びエレ
ベータ制御装置13に入力されている。
【0030】次に、図5に示した救出時の側面図を参照
しながら、図1〜図4に示したこの発明の実施例1の動
作について説明する。通常は、異常信号EMが生成され
ず、かご4はエレベータ制御装置13の制御下で駆動され
ており、クレーン制御装置30は作動せずに待機位置に退
避している。このとき、センサ36はクレーン制御装置30
が確実に待機位置にあることをチェックし、エレベータ
制御装置13及びクレーン制御装置30に報知する。
【0031】もし、センサ36からの検出信号がクレーン
22の退避を示していない場合には、エレベータ制御装置
13はかご4を停止させる。これにより、かご4は全ての
クレーン22が昇降路16内に存在しないときのみに駆動さ
れ、安全性が確保される。又、クレーン制御装置30は、
異常信号EMの発生によってかご4が緊急停止したとき
のみに機能するようにインタロック条件が組まれる。
【0032】いま、何らかの異常によりエレベータ制御
装置13から異常信号EMが発生すると、かご4は階床間
に緊急停止し、図示しない位置センサはかご4の停止位
置を検出する。これにより、クレーン制御装置30は、異
常信号EM及びかご位置検出信号に応じて、かご4の停
止位置より上で最も近い位置にある最適のクレーン22を
駆動する。
【0033】即ち、クレーン制御装置30は、対象となる
クレーン22のモータ34を駆動して車輪27を回転させ、そ
のクレーン22をレール26に沿って図2の待機位置から図
3の救出位置に横行させる。これにより、そらせ車24で
位置決めされた救出用ロープ23の端部は、昇降路16内の
ほぼ中央(かご4の真上)に移動する。
【0034】続いて、モータ29を駆動して救出用ロープ
23の巻上機28を駆動し、図5のように、救出用ロープ23
を下降させて先端のフック25をかご4の上部に係合させ
る。このとき、救出用ロープ23の長さは高々100m程度
なので、巻上機28の回転速度を小さくすることができる
ので、減速比を大きく設定することができ、モータ29が
大形化することはない。尚、ここでは、詳述しないが、
フック25をかご4に係合させる方式は種々考えられ、例
えば、公知のマニピュレータ技術等を適用すればよい。
【0035】以下、かご4を緊急停止させているブレー
キ装置を解放し、救出用ロープ23で吊して上下させ、か
ご4を最寄りの所定階床に移動させて乗客を救出する。
乗客の救出が終了して異常原因が解消すると、クレーン
22は再び待機位置に移動され、かご4の運転を可能にす
る。
【0036】このとき、駆動系28及び29は、橋脚を形成
するクレーン22の一端に設けられているので、その重心
は建屋21上に位置しており、駆動系28及び29の大重量が
クレーン22に直接かかることはない。従って、クレーン
22に不所望な荷重負担がかかることはなく、強度的に余
裕が得られるので、クレーン22を小形にすることができ
る。
【0037】実施例2 尚、上記実施例では、救出用ロープ23の駆動系28及び29
をクレーン22の一端に設けたが、図6及び図7のよう
に、駆動系28をクレーン22から分離して建屋21側に固定
し、クレーン22のみを横行させるようにしてもよい。こ
の場合、クレーン22の横行に伴って、図7のように救出
用ロープ23が延びることになる。
【0038】実施例3 又、上記実施例では、昇降路16の2面で支持しながらク
レーン22を横行させるようにしたが、クレーン22の延長
方向に伸縮させてもよい。図8及び図9はこの発明の実
施例3(請求項3に係る)を示す平面図であり、クレーン
22はガイドレール17が保持されていない側の建屋21に配
置されている。
【0039】この場合、救出時においては、図9のよう
に、クレーン22のジブ又は橋脚を、ガイドレール17を有
する昇降路16の2面を結ぶ線に対して垂直に延長させ、
対向する側の建屋21上にクレーン22の一端を位置させ
る。これにより、クレーン22は昇降路16の2面で支持さ
れ、クレーン22の中央貫通孔に通された救出用ロープ23
の端部は、昇降路16の中央に位置される。このとき、ク
レーン22の移動部分が軽減されるので、所要エネルギが
軽減される。
【0040】実施例4 図9の実施例では、クレーン22が2面支持により橋脚を
形成したが、クレーン22が片持ち状態でかご4の重量を
支持することができるならば、クレーン22の先端をそら
せ車24の位置とし、救出用ロープ23の端部が昇降路16の
中央に位置するようにしてもよい。この場合、クレーン
22を昇降路16を横断させずに半分だけ移動させればよい
ので、クレーン22が小形化され移動のための所要エネル
ギは更に節減される。又、駆動系28及び29をクレーン22
から分離して建屋21側に固定すれば、更にエネルギロス
を低減することができる。
【0041】実施例5 又、上記各実施例では、図4のように、クレーン制御装
置30をクレーン22に対応させて複数設けたが、図10のよ
うに単一のクレーン制御装置30で複数のクレーン22を制
御してもよい。40はクレーン制御装置30と各駆動系28及
び29との間に挿入されたコンタクタであり、駆動対象と
なるクレーン22に対応した駆動系のみを有効にするため
の切換選択手段を構成している。この場合、各救出用ロ
ープ23毎の駆動系28及び29、横行用モータ34並びにブレ
ーキ系33及び35のうちの1組を、単一のコンタクタ40に
より切換選択して駆動制御することができるため、更に
コストダウンが実現する。
【0042】実施例6 又、リニア同期モータ式エレベータ装置に適用した場合
を示したが、他のロープレスエレベータ装置にも、任意
に適用できることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1の発明
によれば、昇降路内のガイドレールに沿って直接昇降駆
動するエレベータかごと、昇降路の所定間隔毎に対応し
て設置された複数のクレーンと、エレベータかごが階床
間に緊急停止したときに異常信号を出力するエレベータ
制御装置と、異常信号に応答してクレーンのうちの1つ
を待機位置から救出位置に駆動するクレーン制御装置と
を備え、クレーンに設けられた救出用ロープの端部が、
クレーンが待機位置にあるときには昇降路の外側の建屋
内に位置し、クレーンが救出位置にあるときには昇降路
の内側に位置するようにしたので、エレベータかごの運
転に支障を与えることなく乗客を安全且つ確実に救出す
ることができ、超高層ビルにも適用可能なロープレスエ
レベータ救出装置が得られる効果がある。
【0044】又、この発明の請求項2に係る発明によれ
ば、クレーンがガイドレール保持側建屋に配置されたレ
ールに沿って横行する橋形クレーンからなり、救出用ロ
ープの駆動系がクレーンの位置にかかわらず常に建屋側
に位置し、ガイドレールにぶつからない範囲内で横行す
る橋形クレーンを用いて救出時のクレーン強度の信頼性
を向上させると共に、救出用ロープ駆動系の不所望な重
量が印加されないようにしたので、更に信頼性が高く超
高層ビルにも適用可能なロープレスエレベータ救出装置
が得られる効果がある。
【0045】又、この発明の請求項3に係る発明によれ
ば、クレーンがガイドレール非保持側建屋に配置され、
救出時にはクレーンのジブ又は橋脚が延長することによ
り救出用ロープの端部を昇降路の内部に位置させるよう
にしたので、救出用ロープ駆動系を常に建屋側に位置さ
せて、不所望な重量印加及びエネルギロスを防止するこ
とができ、更に信頼性が高く超高層ビルにも適用可能な
ロープレスエレベータ救出装置が得られる効果がある。
【0046】又、この発明の請求項4に係る発明によれ
ば、クレーンが待機位置に退避していることを検出する
センサを設け、センサの検出信号が退避状態を示さない
場合にはエレベータかごを停止させるようにしたので、
更に安全性を向上させたロープレスエレベータ救出装置
が得られる効果がある。
【0047】又、この発明の請求項5に係る発明によれ
ば、クレーン制御装置と各駆動系との間に切換選択手段
を設け、単一のクレーン制御装置で全てのクレーン及び
救出用ロープを駆動するようにしたので、更にコストダ
ウンを実現したロープレスエレベータ救出装置が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す側面図である。
【図2】図1の実施例1の待機状態を示す平面図であ
る。
【図3】図2の実施例1の救出状態を示す平面図であ
る。
【図4】この発明の実施例における制御系の一例を示す
構成図である。
【図5】この発明の実施例1の救出状態を示す側面図で
ある。
【図6】この発明の実施例2の待機状態を示す平面図で
ある。
【図7】この発明の実施例2の救出状態を示す平面図で
ある。
【図8】この発明の実施例3の待機状態を示す平面図で
ある。
【図9】この発明の実施例3の救出状態を示す平面図で
ある。
【図10】この発明の実施例における制御系の他の例を
示す構成図である。
【図11】一般的なロープ式エレベータ装置を示す構成
図である。
【図12】一般的なリニアモータ式エレベータ装置を示
す透視斜視図である。
【符号の説明】
4 エレベータかご 13 エレベータ制御装置 16 昇降路 17 ガイドレール 21 建屋 22 クレーン 23 救出用ロープ 26 レール 28、29 救出用ロープの駆動系 30 クレーン制御装置 36 センサ 40 コンタクタ(切換選択手段) EM 異常信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建屋に形成された昇降路内のガイドレー
    ルに沿ってロープレスで昇降駆動するエレベータかご
    と、 前記昇降路の所定間隔毎に対応して設置された複数のク
    レーンと、 前記エレベータかごが階床間に緊急停止したときに異常
    信号を出力するエレベータ制御装置と、 前記異常信号に応答して前記クレーンのうちの1つを待
    機位置から救出位置に駆動するクレーン制御装置と、 を備え、前記クレーンに設けられた救出用ロープの端部
    は、前記クレーンが待機位置にあるときには前記昇降路
    の外側の建屋内に位置し、前記クレーンが救出位置にあ
    るときには前記昇降路の内側に位置することを特徴とす
    るロープレスエレベータ救出装置。
  2. 【請求項2】 クレーンは、ガイドレールを保持する側
    の建屋に配置されたレールに沿って横行する橋形クレー
    ンからなり、救出用ロープの駆動系は、前記クレーンの
    位置にかかわらず常に建屋側に位置することを特徴とす
    る請求項1のロープレスエレベータ救出装置。
  3. 【請求項3】 クレーンは、ガイドレールを保持しない
    側の建屋に配置されており、救出時には前記クレーンの
    ジブ又は橋脚が延長することにより救出用ロープの端部
    を昇降路の内部に位置させることを特徴とする請求項1
    のロープレスエレベータ救出装置。
  4. 【請求項4】 クレーンが待機位置に退避していること
    を検出するセンサを設け、エレベータ制御装置は、前記
    センサからの検出信号が前記クレーンの退避を示してい
    ないときには前記エレベータかごを停止させることを特
    徴とする請求項1のロープレスエレベータ救出装置。
  5. 【請求項5】 クレーン制御装置と各救出用ロープの駆
    動系との間に、駆動されるクレーンに対応した駆動系の
    みを有効にするための切換選択手段を設けたことを特徴
    とする請求項1のロープレスエレベータ救出装置。
JP32882091A 1991-12-12 1991-12-12 ロープレスエレベータ救出装置 Pending JPH05162938A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023053517A (ja) * 2021-10-01 2023-04-13 フジテック株式会社 エレベータ

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