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JPH051608A - デイ−ゼルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

デイ−ゼルエンジンの燃料噴射装置

Info

Publication number
JPH051608A
JPH051608A JP3219668A JP21966891A JPH051608A JP H051608 A JPH051608 A JP H051608A JP 3219668 A JP3219668 A JP 3219668A JP 21966891 A JP21966891 A JP 21966891A JP H051608 A JPH051608 A JP H051608A
Authority
JP
Japan
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fuel
valve
pressure
fuel injection
voltage
Prior art date
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Granted
Application number
JP3219668A
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English (en)
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JP3010089B2 (ja
Inventor
Takeo Yoshida
武雄 吉田
Ryoichi Hirai
良一 平井
Minoru Suzuki
実 鈴木
Hidetaka Suhara
秀敬 須原
Giichi Nakamura
義一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP3219668A priority Critical patent/JP3010089B2/ja
Publication of JPH051608A publication Critical patent/JPH051608A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3010089B2 publication Critical patent/JP3010089B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、燃料噴射期間を一定のクランク角の
範囲内に収めるに当り、燃料噴射弁に供給される燃料圧
力を、エンジンの運転状況に応じて精度良く、かつ確実
に制御できるディーゼルエンジンの燃料噴射装置の提供
を目的とする。 【構成】燃料噴射ポンプと燃料噴射弁を接続する燃料通
路に、燃料戻し通路が接続され、この燃料戻し通路に、
ここを開閉することにより燃料の一部を逃して、燃料噴
射弁に供給される燃料圧力を変化させる開閉弁が設けら
れている。この開閉弁の駆動部を制御する演算処理装置
は、エンジンの運転状況を示すデータにもとづき、その
時の運転状況に最適な燃料圧力を基準値として記憶して
おり、エンジン運転中、燃料噴射弁に導かれる燃料圧力
を検出して、この検出値が基準値に近づくように、開閉
弁を開閉作動させることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディ−ゼルエンジン用
の燃料噴射装置に係り、特にその燃料噴射弁に供給され
る燃料圧力を、エンジンの運転状況に応じて変化させる
ための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ディ−ゼルエンジンに用いられる燃料噴
射装置は、適量の燃料を加圧する燃料噴射ポンプと、こ
の加圧された燃料をエンジンの燃焼室内に噴射する燃料
噴射弁を備えている。
【0003】そして、ディ−ゼルエンジンでは、燃焼室
への燃料噴射量を加減することで出力を制御しており、
この燃料の要求噴射量は、エンジン負荷やエンジン回転
数が増大する程、多くなるように設定されている。この
場合、燃料噴射期間(クランク角)を変化させることで
燃料噴射量を加減すると、排ガス中の有害成分、特に窒
素酸化物(NOX )の濃度が増大する傾向にあり、排ガ
ス対策面で不利となるといった問題が生じてくる。
【0004】このことから、例えば車両用ディ−ゼルエ
ンジンのように、常用回転数領域が広範囲に亘るディ−
ゼルエンジンにおいては、エンジン回転数が変化して
も、燃料噴射期間(クランク角)を変えることなく、燃
料噴射量を変化させることが望ましいものとなる。
【0005】そこで、この要望を満足するため、本出願
人は、上記燃料噴射ポンプで加圧された燃料の一部を逃
すことによって、燃料噴射弁に供給される燃料圧力を変
化させ、燃料の実質的な噴射量をエンジンの運転状況に
応じて制御することを試みている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エンジン回
転数は、エンジン運転中に刻々と変動するため、燃料噴
射弁に供給される燃料圧力を、このエンジン回転数に応
じて精度良く制御するための新たな工夫が別途必要とな
り、この点において今一歩改善の余地が残されていた。
【0007】本発明はこのような事情にもとづいてなさ
れたもので、燃料噴射期間を一定のクランク角の範囲内
に収めるに当って、燃料噴射弁に供給される燃料圧力
を、エンジンの運転状況に応じて精度良く、しかも確実
に制御できるディ−ゼルエンジンの燃料噴射装置の提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明において
は、燃料噴射ポンプと燃料噴射弁を接続する燃料通路
と、この燃料通路の途中に接続された燃料戻し通路と、
この燃料戻し通路に設けられ、燃料戻し通路を開閉する
ことにより、上記燃料通路内の燃料の一部を逃して、上
記燃料噴射弁に供給される燃料圧力を変化させるための
開閉弁と、この開閉弁の駆動部を制御するための制御手
段であって、この制御手段は、エンジンの運転状況を示
すデ−タにもとづいて、その時の運転状況に最適な燃料
圧力を基準デ−タとして予め記憶しており、エンジン運
転中、上記燃料噴射弁に導かれる燃料圧力を検出して、
この検出デ−タが上記基準デ−タに近づくように、上記
開閉弁を開閉作動させることを特徴としている。
【0009】
【作用】この構成によれば、エンジン運転中、燃料噴射
弁に供給される実際の燃料圧力が、基準デ−タから外れ
ると、開閉弁は、燃料通路の燃料圧力が基準デ−タに近
づくように開閉作動を繰り返す。このため、排ガス対策
上、燃料噴射期間を一定のクランク角の範囲内に収める
場合においても、燃料噴射弁に供給される燃料圧力を、
基準デ−タを目標として精度良く、かつ確実に制御する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の第1実施例を、図1ないし図1
5にもとづいて説明する。
【0011】図1ないし図3は、燃料噴射装置1を示し
ており、この燃料噴射装置1は、ケ−シング2を備えて
いる。ケ−シング2内には、駆動軸3が支持されてお
り、この駆動軸3は、ディ−ゼルエンジン4のクランク
軸5によって回転駆動される。駆動軸3は、ケ−シング
2内のロ−タリ−式フィ−ドポンプ6を回転駆動してい
る。このフィ−ドポンプ6は、燃料タンク7内の燃料を
吸い上げた後、この燃料をケ−シング2内の低圧燃料室
8に供給するようになっている。
【0012】駆動軸3の一端には、カップリング9を介
してカムプレ−ト10が連結されている。カムプレ−ト
10の一端面には、エンジン4の気筒数に対応した複数
のフェイスカム11が形成され、これらフェイスカム1
1は、複数のロ−ラ12に接している。ロ−ラ12は、
リング状のロ−ラホルダ13を介してケ−シング2に支
持されている。したがって、駆動軸3が回転すると、カ
ムプレ−ト10のフェイスカム11がロ−ラ12に順次
接触していくので、このカムプレ−ト10は、一回転す
る間にエンジン4の気筒数に対応した数だけ駆動軸3の
軸方向に往復動される。
【0013】ケ−シング2には、プランジャハウジング
14が連結されている。プランジャハウジング14は、
カムプレ−ト10に対向しており、このプランジャハウ
ジング14内には、プランジャ形の燃料噴射ポンプ15
が組み込まれている。燃料噴射ポンプ15は、低圧燃料
室8に開口するシリンダ16を備えている。シリンダ1
6内には、プランジャ17が軸方向に摺動可能に装着さ
れている。プランジャ17の一端は、カムプレ−ト10
に同軸状に連結されており、このプランジャ17は、カ
ムプレ−ト10と一体に回転しつつ軸方向に往復動され
る。
【0014】プランジャ17とシリンダ16の終端との
間には、ポンプ室18が形成されている。ポンプ室18
の周面には、低圧燃料室8に連なる吸入通路19が開口
されている。吸入通路19のポンプ室18への開口端
は、プランジャ17がシリンダ16から引き出された際
に、ポンプ室18に連通する構成となっており、この連
通により低圧燃料室8内の燃料がポンプ室18に吸入さ
れる。
【0015】プランジャハウジング14の側面には、凹
部20が形成されている。凹部20は、プランジャハウ
ジング14にボルト締めしたチャンバケ−ス21によっ
て覆われており、このチャンバケ−ス21は、凹部20
との間に大容量の蓄圧室22を形成している。蓄圧室2
2は、上記ポンプ室18の終端の吐出口23に連なって
いる。このため、プランジャ17がシリンダ16内に押
し込まれると、ポンプ室18に吸入された燃料が加圧さ
れて、吐出口23から蓄圧室22に吐出されるようにな
っている。
【0016】吐出口23と蓄圧室22との連通部分に
は、ポンプ室18から蓄圧室22に向かう燃料の流れの
みを許容する送出弁24が設けられている。送出弁24
は、弁体25を保持する筒状のバルブボデ−26を備え
ている。バルブボデ−26は、上記凹部20内に突出さ
れており、このバルブボデ−26の突出先端には、加圧
された燃料を蓄圧室22に導く開口部27が形成されて
いる。
【0017】プランジャハウジング14とチャンバケ−
ス21との間には、燃料フィルタ30が挾み込まれてい
る。燃料フィルタ30は、蓄圧室22をポンプ室18か
らの燃料が流れ込む上流室22aと、チャンバケ−ス2
1側の下流室22bとに区画している。そして、チャン
バケ−ス21には、燃料分配管31を介して燃料噴射弁
32が接続されている。したがって、本実施例の場合
は、ポンプ室18から燃料分配管31に至るまでの系路
によって、加圧された燃料を燃料噴射弁32に導く燃料
通路29が構成されている。次に、この燃料噴射弁32
の詳細について、図9および図10を参照して説明す
る。
【0018】燃料噴射弁32は、エンジン4のシリンダ
ヘッドにねじ込まれる円筒状のバルブボデ−33を備え
ている。バルブボデ−33の先端には、ノズル本体34
がねじ込まれており、このノズル本体34には、燃料を
噴射するためのノズル口35が開口されている。バルブ
ボデ−33の基端開口部には、電磁弁収容箱36が嵌合
され、かつキャップ37によって抜け止め固定されてい
る。電磁弁収容箱36の先端と、バルブボデ−33の内
面との間には、バルブボデ−33の内部を上下に仕切る
円盤状の仕切り部材38が挾み込まれている。仕切り部
材38の中央部には、ノズル本体34側に向けて開口す
るシリンダ部39が形成されている。そして、このシリ
ンダ部39と上記ノズル本体34との間に亘って、ノズ
ル口35を開閉するニ−ドル40が支持されている。
【0019】ニ−ドル40は、シリンダ部39およびノ
ズル本体34に摺動可能に嵌合保持される一対のガイド
部42a,42bを備えており、これらガイド部42
a,42bの間には、フランジ状の係止部43が形成さ
れている。
【0020】図11の(a)に示すように、ニ−ドル4
0の先端部は、先細り状に傾斜されたシ−ル部44をな
している。このシ−ル部44の先端には、ノズル口35
内に入り込む凸部45が形成されている。凸部45の外
径R1 は、ノズル口35の内径R2 よりも僅かに小さく
定められており、これら凸部45とノズル口35との間
には、数μの隙間S1 が形成されるようになっている。
なお、凸部45の先端には、燃料の噴射方向を案内する
ための小径部46が同軸状に突設されている。
【0021】また、ノズル口35のノズル本体34への
開口部分には、上記シ−ル部44が着脱可能に接触する
テ−パ状の弁座面47が形成されている。この弁座面4
7にニ−ドル40のシ−ル部44が接触すると、上記ノ
ズル口35が閉じられる。
【0022】バルブボデ−33の内部には、容量の大き
な燃料蓄圧室50が形成されている。燃料蓄圧室50
は、ノズル本体34と仕切り部材38との間に位置し、
この燃料蓄圧室50内をニ−ドル40が貫通している。
この燃料蓄圧室50は、ノズル本体34とニ−ドル40
との間の隙間を介してノズル口35に連なっている。
【0023】バルブボデ−33の内部には、仕切り部材
38と燃料蓄圧室50との間に位置して、第1の電磁石
51が配置されている。第1の電磁石51は、円筒状を
なすコア52と、このコア52の外周に巻回されたコイ
ル53と、このコイル53を覆うとともに、上記コア5
2の外周にねじ込まれたヨ−ク54とで構成される。ヨ
−ク54は一端にフランジ部55を備えており、このフ
ランジ部55を仕切り部材38とバルブボデ−33の内
面との間で挾み込むことにより、第1の電磁石51の位
置決めがなされている。そして、コア52には、ニ−ド
ル40が貫通する貫通孔56が形成されており、この貫
通孔56の内側にニードル40の係止部43が位置され
ている。貫通孔56の内面と、この貫通孔56から突出
されたニ−ドル40の外周には、夫々ばね受け57a,
57bが取り付けられている。これらばね受け57a,
57bの間には、圧縮コイルばね58が圧縮状態で介装
されており、この圧縮コイルばね58は、常時ノズル口
35を閉じる方向にニ−ドル40を押圧している。
【0024】第1の電磁石51のコア52と、仕切り部
材38との間には、リング状のア−マチュア60が配置
されている。ア−マチュア60の中央部には、ニ−ドル
40が貫通する円筒状のストッパ61が取り付けられて
いる。ストッパ61は、コア52の貫通孔56に対し軸
方向に摺動可能に嵌合保持されており、その先端がニ−
ドル40の係止部43に近接している。
【0025】また、電磁弁収容箱36および仕切り部材
38には、燃料供給通路65が形成されている。燃料供
給通路65の上流端は、燃料分配管31に連なっている
とともに、下流端は、仕切り部材38と第1の電磁石5
1との間の空間66に連なっている。この空間66は、
ストッパ61とニ−ドル40との間の隙間およびコア5
2の貫通孔56を通じて燃料蓄圧室50に連なってい
る。
【0026】図10に拡大して示すように、ニ−ドル4
0の上側のガイド部42aとシリンダ部39の終端との
間には、小容量の圧力室68が形成されている。圧力室
68のニ−ドル40の径方向に沿う断面積は、蓄圧室5
0の断面積よりも格段に小さく形成されている。このガ
イド部42aの内部には、空間66に開口する燃料導入
路69が形成されている。燃料導入路69は、ガイド部
42aの先端面に開口するオリフィス孔70を介して圧
力室68に連なっている。
【0027】したがって、燃料噴射装置1で加圧された
燃料は、燃料蓄圧室50ばかりでなく圧力室68にも供
給される。この際、圧力室68に臨むニ−ドル40のガ
イド部42aは、このニ−ドル40の燃料蓄圧室50を
貫通する部分よりも大径であるので、このニ−ドル40
には、これをノズル口35側に向けて押圧する力が作用
する。この結果、ニ−ドル40は、圧縮コイルばね58
による付勢力と合わせてノズル口35を閉じる方向に押
圧され、常時そのシ−ル部44が弁座面47に押し付け
られている。
【0028】仕切り部材38の中央部は、電磁弁収容箱
36内に入り込んでいる。この仕切り部材38の中央部
上面には、図10に示すように、圧力室68と電磁弁収
容箱36の内側の空間71とを連通させる圧抜き孔72
が形成されている。また、この空間71には、圧抜き孔
72を開閉するための第2の電磁石75が収容されてい
る。第2の電磁石75は、上記第1の電磁石51と同様
に、コア76、コイル77およびヨ−ク78とで構成さ
れ、ヨ−ク78の下端部が仕切り部材38にねじ込まれ
ている。ヨ−ク78は、仕切り部材38とコア76との
間に介在される支持壁79を備えている。支持壁79に
は、シリンダ部39と同軸状をなすガイド孔80が形成
され、このガイド孔80内には、プランジャ形のア−マ
チュア81が軸方向に摺動可能に嵌合されている。ア−
マチュア81の上面は、コア76の下面に近接してお
り、このア−マチュア81の径方向に沿う断面積は、第
1の電磁石51で作動される平板状のア−マチュア60
の断面積に比べて小さく形成されている。そして、この
ア−マチュア81の下面には、仕切り部材38の上面に
接離可能に接触して、圧抜き孔72を開閉する突部82
が設けられている。
【0029】コア76の中央部には、ア−マチュア81
の上面に連なる通孔83が形成され、この通孔83の上
端部に設けたばね受け84とア−マチュア81の上面と
の間には、ア−マチュア81を常時圧抜き孔72を閉じ
る方向に付勢する圧縮コイルばね85が介装されてい
る。そして、圧抜き孔72は、ア−マチュア81および
支持壁79に設けた連通孔86やばね受け84に設けた
排出孔87を介して空間71の上部に連通されている。
この空間71の上部は、電磁弁収容箱36の上面の燃料
戻し口88に連なっており、この燃料戻し口88は、燃
料戻し管89を介して燃料タンク7に接続されている。
ところで、この燃料噴射弁32は、バルブボデ−33内
に組み込まれた二つの電磁石51,75を励磁させるこ
とで、ノズル口35の開閉制御がなされる。
【0030】すなわち、第1の電磁石51が励磁される
と、ア−マチュア60がコア52に吸引されるので、ス
トッパ61がノズル口35の方向へ移動し、このストッ
パ61の先端がニ−ドル40の係止部43に近づく。こ
の状態で第2の電磁石75が励磁されると、ア−マチュ
ア81がコア76に吸引され、その突部82が仕切り部
材38の上面から離脱して、圧抜き孔72を開放する。
すると、圧力室68内の高圧燃料が電磁弁収容箱36内
の空間71に排出されるので、ニ−ドル40を閉じ方向
に押圧する力の一部が失われる。このため、ニ−ドル4
0は、そのシ−ル部44がノズル口35の弁座面47か
ら離脱する方向にリフトする。
【0031】この際、第1の電磁石51の励磁によっ
て、ア−マチュア60のストッパ61がニ−ドル40の
係止部43に近づいているので、ニ−ドル40のリフト
は、係止部43がストッパ61に当接することで制限さ
れ、図11の(b)に示すようにニ−ドル40のリフト
量LHが小さくなる。この結果、ノズル口35の弁座面
47とニ−ドル40の小径部46との隙間S1 が狭く保
たれ、このノズル口35から噴射される燃料が絞られ
る。
【0032】一方、第1の電磁石51の励磁を解除する
と、ストッパ61は自由に動き得る状態となり、このス
トッパ61によるニ−ドル40のリフト制限が解除され
る。この状態で第2の電磁石75を励磁すると、ニ−ド
ル40のシ−ル部44は、弁座面47から大きく離脱
し、図11の(c)に示すようにニ−ドル40のリフト
量LHが大きくなる。したがって、ノズル口35の弁座
面47とニ−ドル40の小径部46との隙間S1 が数十
μに拡大し、このノズル口35からの燃料噴射量が増大
する。このような燃料噴射量の制御は、第1の電磁石5
1の通電時間を燃料噴射期間内において変化させること
で行われる。
【0033】図12の(a)〜(c)は、第1の電磁石
51の駆動パルスAと、第2の電磁石75の駆動パルス
Bとの関係を示すもので、図中Tは、燃料噴射期間を示
している。なお、この燃料噴射期間Tは、クランク角で
20゜〜24゜の範囲内に設定されるが、例えば15゜
〜30゜の範囲内に設定することもできる。
【0034】図12の(a)は、低負荷・低回転運転時
での電磁石51,75の駆動パルスを示している。低負
荷・低回転運転時では、燃料噴射期間Tが20゜に固定
され、この燃料噴射期間中、両方の電磁石51,75が
励磁される。このため、図13の(a)に示すように、
燃料噴射期間中のニ−ドル40のリフト量LHは、小さ
くなる。
【0035】図12の(b)は、高負荷・高回転運転時
での電磁石51,75の駆動パルスを示している。高負
荷・高回転運転時では、燃料噴射期間Tが20゜〜24
゜の範囲内で変化し、この燃料噴射期間中、第2の電磁
石75のみが励磁される。このため、図13の(b)に
示すように、燃料噴射期間中のニ−ドル40のリフト量
LHは、逆に大きくなる。
【0036】また、図12の(c)は、中負荷・中回転
運転時での電磁石51,75の駆動パルスを示してい
る。中負荷・中回転運転時では、燃料噴射期間Tが20
゜に固定され、この燃料噴射期間中、エンジン運転状況
に応じて第1の電磁石51の励磁期間が制御される。こ
のため、図13の(c)に示すように、ニ−ドル40の
リフト量LHは、第1の電磁石51の励磁が解除されて
いる期間Eにおいて長くなり、燃料噴射期間中、ノズル
口35の開口面積が変化する。
【0037】そして、このような二つの電磁石51,7
5は、エンジン運転中、制御部としての中央演算処理装
置90から出力される信号によって励磁期間の制御がな
される。
【0038】すなわち、中央演算処理装置90には、エ
ンジン4の運転状況を示すデ−タとして、エンジン回転
数およびアクセル開度に対応したエンジン負荷が入力さ
れ、中央演算処理装置90は、これらデ−タにもとづい
てニ−ドル40のリフト量LH、ひいてはノズル口35
の開口面積を決定する。
【0039】このリフト量LHの決定に際して、中央演
算処理装置90には、エンジン回転数およびエンジン負
荷を基準として、その時の運転状況に最適なニ−ドル4
0のリフト量LH、つまり第1の電磁石51の励磁期間
(クランク角)を導くマップが予め記憶されている。図
14は、この第1の電磁石51の励磁期間(クランク
角)を導くためのマップの一例を示しており、中央演算
処理装置90は、このマップ上から検出された実際のデ
−タにもとづいて、第1の電磁石51の励磁期間を検索
する。
【0040】例えば、エンジン回転数が3000rpm
で、エンジン負荷が全負荷であるような運転状況では、
中央演算処理装置90は、上記マップ検索にもとづいて
第1の電磁石51の励磁期間が0゜(クランク角)であ
ると判断し、この励磁期間を示す制御信号を第1の電磁
石51に出力する。同様に、エンジン回転数が1500
rpmで、エンジン負荷が中負荷であるような運転状況
では、中央演算処理装置90は、上記マップ検索にもと
づいて第1の電磁石51の励磁期間が8゜から11゜に
変化される過渡領域にあると判断し、この励磁期間を示
す制御信号を第1の電磁石55に出力する。
【0041】このことから、エンジン回転数がアイドリ
ングから5000rpmまでの全回転域で、エンジン負
荷がアイドリングを含む低負荷であるような運転状況で
は、図12の(a)に示すように、第1の電磁石51の
励磁期間が燃料噴射期間Tの全体に亘る22゜に決定さ
れ、ノズル口35の弁座面47とニ−ドル40の小径部
46との隙間S1 が狭く保たれて、ノズル口35を通過
する燃料が絞られる。この絞りにより、燃料噴射量が少
ない低負荷・低回転運転域では、ノズル口35から噴出
される燃料の流れが乱れの少ない層流となり、流量のば
らつきが少なくなる。
【0042】したがって、例えば外気温の影響により燃
料の粘性が変化し、燃料噴射装置1から燃料噴射弁32
に供給される燃料圧力が変動したとしても、図15のX
1 に示すように、燃料圧力に対する燃料噴射量の変動割
合が少なく抑えられ、アイドリングを含めた低回転運転
域において、エンジン回転が頗る安定する。
【0043】一方、燃料の要求噴射量が多くなる高負荷
・高回転運転域に移行するにつれて、第1の電磁石51
の励磁期間が0゜となるので、ノズル口35の弁座面4
7とニ−ドル40の小径部46との隙間S1 が広がり、
このノズル口35からは、より多くの燃料が噴出する。
この結果、ノズル口35から噴出される燃料の流れは乱
流となるものの、図15のX2 で示すように、高負荷・
高回転運転域での要求噴射量を満足し得るような噴射量
を確保することができる。
【0044】また、本実施例のエンジン4は、最高許容
回転数が5000rpmに規定されており、中央演算処
理装置90は、エンジン回転数が5000rpmを上回
った時点で、燃料噴射弁32の電磁石51,75への通
電を停止する。すると、ア−マチュア81の突部82が
圧抜き孔72を閉塞するので、圧力室68の圧力が高く
なり、ニ−ドル40がノズル口35側に押圧される。こ
の結果、ノズル口35の弁座面47に、ニ−ドル40の
シ−ル部44が押し付けられ、ノズル口35が閉じられ
るので、燃料の噴射が停止される。
【0045】加えて、上記構成の燃料噴射弁32の場
合、第2の電磁石75の励磁によって小径な圧抜き孔7
2が開かれると、圧力室68内の高圧燃料が圧抜き孔7
2を通じて空間71に噴出するので、この噴出した燃料
中に気泡が発生することがある。この気泡が、燃料と共
に連通孔86を通じてア−マチュア81とコア76との
間に入り込んでしまうと、これらア−マチュア81とコ
ア76との間に空気層が形成され、ア−マチュア81の
円滑な作動が妨げられたり、応答性が悪くなる虞があり
得る。
【0046】しかるに、本実施例では、ア−マチュア8
1をプランジャ形の小径なものとして、コア76との実
質的な対向面積を少なくしてあるので、このコア76と
ア−マチュア81との間に気泡が入り込む確率が少なく
なるとともに、たとえ入り込んだとしても、ここに形成
される空気層は極僅かなものとなる。このため、ア−マ
チュア81の作動が気泡の影響を受け難くなり、このア
−マチュア81が平板状である場合に比べて作動が安定
する。
【0047】一方、図2や図4に示すように、燃料噴射
装置1のプランジャハウジング14の上面には、凹陥部
93が形成されている。凹陥部93には、蓄圧室22内
の燃料圧力を調整するための圧力可変装置94が取り付
けられている。圧力可変装置94は、凹陥部93に嵌合
されたハウジング94aを有している。ハウジング94
aの中央部には、第1のシリンダ95が形成されてお
り、このシリンダ95は、ハウジング94aの上面に開
口されている。そして、ハウジング94aは、凹陥部9
3にねじ込んだ円筒状のナット96によって、プランジ
ャハウジング14に抜け止め固定されている。
【0048】第1のシリンダ95は、ハウジング94a
の底面およびプランジャハウジング14に形成した導入
路97を介して蓄圧室22の上流室22aに連なってお
り、この第1のシリンダ95内には、プランジャ17で
加圧された燃料の一部が導入される。
【0049】プランジャハウジング15の上面には、ピ
ストンケ−ス98が取り付けられている。ピストンケ−
ス98は、ハウジング94aやナット96を覆い隠して
おり、このピストンケ−ス98の内部には、ピストンケ
−ス98の下面に開口する第2のシリンダ99が形成さ
れている。第2のシリンダ99は、第1のシリンダ95
と同軸状に配置されており、この第1のシリンダ95よ
りも格段に大径に形成されている。この第2のシリンダ
99には、ピストン100が軸方向に摺動可能に嵌合さ
れており、このピストン100の外周面には、第2のシ
リンダ99の内面に摺接するOリング100aが設けら
れている。ピストン100の下面中央部には、小径部1
01が同軸状に突設されている。この小径部101は、
第1のシリンダ95に軸方向に摺動可能に嵌合されてお
り、この小径部101の外周面には、第1のシリンダ9
5の内面に摺接するOリング101aが設けられてい
る。
【0050】ピストン100の上面には、略全面に亘る
大きさの凹部102が形成されている。この凹部102
と第2のシリンダ99の上端面との間には、容量の大き
な上部加圧室103が形成されている。凹部102の底
面には、小径部101内に延びる縦通路104が開口さ
れている。この縦通路104は、小径部101の先端面
に開口する連通口105を介して第1のシリンダ95に
連通されている。そして、第1のシリンダ95の底面と
小径部101の先端との間には、下部加圧室106が形
成され、この下部加圧室106には、蓄圧室22からの
燃料の流れのみを許容するボ−ル弁107が設けられて
いる。
【0051】したがって、蓄圧室22内の燃料の一部
は、下部加圧室106と上部加圧室103の双方に導入
されるが、この際、上部加圧室103に臨むピストン1
00は、下部加圧室106に臨む小径部101よりも大
径で、燃料の受圧面積が大きいため、ピストン100を
下向きに押圧する力の方が大きくなる。このことから、
ピストン100は、小径部101を介してボ−ル弁10
7を導入路97の開口部に押し付けており、蓄圧室22
と下部加圧室106との連通を遮断している。
【0052】図3に示すように、ピストンケ−ス98の
側面には、圧力センサ110が取り付けられている。こ
の圧力センサ110は、ピストンケ−ス98に設けた圧
力導入路111を介して上部加圧室103に臨んでお
り、この上部加圧室103の燃料圧力を検出するように
なっている。
【0053】この場合、上記のように上部加圧室103
を構成するピストン100は、下部加圧室106を構成
する小径部101よりも大径であるので、このピストン
100と小径部101との面積比分だけ上部加圧室10
3に作用する燃料圧力が減圧される。よって、圧力セン
サ110には、高圧な燃料圧力が直接加わらずに済むこ
とになり、高耐圧の高価な圧力センサが不要となる。
【0054】また、ピストンケ−ス98の上面には、装
着凹部112が形成されている。装着凹部112の底面
には、上部加圧室103に連なる燃料逃し孔113が形
成されている。装着凹部112内には、ホルダ114が
嵌合され、ナット115によって抜け止め固定されてい
る。ホルダ114は上面が閉塞された円筒状をなしてお
り、このホルダ114内には、図4に示すように、燃料
逃し孔113を開閉する電磁式の開閉弁120が収容さ
れている。開閉弁120は、燃料噴射弁32に供給され
る燃料圧力を、エンジン運転状況に応じて変化させるた
めのもので、装着凹部112内に位置するベ−ス121
を備えている。ベ−ス121には、燃料逃し孔113に
連なる弁孔122が形成されており、この弁孔122の
ホルダ114内への開口端には、弁孔122を開閉する
ボ−ル形の弁体123が設けられている。
【0055】ホルダ114内には、開閉弁120の駆動
部となる電磁石124が収容されている。電磁石124
は、コア125と、このコア125の外周に巻回された
コイル126と、このコイル126やコア125の周囲
を覆うヨ−ク127とで構成され、そのコア125がベ
−ス121の上方に位置されている。ヨ−ク127の下
端部は、ベ−ス121の外周にねじ込まれており、この
ヨ−ク127とホルダ114との間には、燃料流通用の
間隙128が設けられている。
【0056】コア125とベ−ス121との間の空間1
29には、弁体123を開閉するためのア−マチュア1
30が配置されている。ア−マチュア130は、コア1
25の中心部を貫通するガイド軸131を備えており、
このガイド軸131の先端部が線状のばね部材132に
よって下向きに押圧されている。この押圧により、ア−
マチュア130は、弁体123を弁孔122の開口縁部
に押し付けており、この弁孔122が閉じられている。
【0057】さらに、ヨ−ク127には、空間129と
間隙128とを連通させる連通口133が形成されてい
る。この連通口133は、間隙128を介してホルダ1
14の上部の燃料戻し口134に連なっている。この燃
料戻し口134は、燃料戻し管89を介して燃料タンク
7に接続されている。したがって、本実施例の場合は、
蓄圧室22に連なる導入路97からホルダ114の燃料
戻し口134までの各種の孔や通路および隙間等によっ
て、プランジャ17で加圧された燃料の一部を燃料タン
ク7に戻す燃料戻し通路135が構成されている。
【0058】また、プランジャハウジング14には、ポ
ンプ室18の周面に開口する燃料逃し通路140が形成
されている。燃料逃し通路140は、燃料戻し管89に
接続されている。燃料逃し通路140の途中には、ここ
を開閉する電磁弁141が設けられている。電磁弁14
1は、エンジン4の始動時と、このエンジン4が最大ト
ルクを発生させる回転数に至った際に閉じられるように
なっている。ところで、このような構成の燃料噴射装置
1は、開閉弁120の電磁石124を励磁させること
で、燃料噴射弁32に供給する燃料圧力を変化させる。
【0059】すなわち、電磁石124が励磁されると、
ア−マチュア130がコア125に吸引されるので、弁
体123の押圧が解除され、この弁体123が、弁孔1
22内の燃料の圧力を受けて弁孔122から離脱する。
すると、弁孔122が開放され、上部加圧室103内の
燃料が燃料戻し管89に流出する。このため、ピストン
100を下向きに押圧する力が減少し、ボール弁107
が導入路97を通じて加わる燃料圧力を受けて押し上げ
られる。このボール弁107の上昇により、小径部10
1を介してピストン100が押し上げられるとともに、
導入路97と下部加圧室106とが連通され、蓄圧室2
2内の燃料の一部が下部加圧室106から縦通路104
を経て上部加圧室103に流出する。
【0060】したがって、この燃料が流出した分だけ、
蓄圧室22内の燃料圧力が低くなるので、燃料噴射弁3
2に供給される燃料圧力も低くなる。そして、この場
合、電磁石124に印加される電圧の大きさによって、
ア−マチュア130を吸引する力が変化するので、この
電圧が高ければ、ア−マチュア130を吸引する力が大
きくなって、弁孔122から弁体123が大きく離間
し、燃料の流出量が多くなる。これに対し、電磁石12
4に印加される電圧が低いと、ア−マチュア130を吸
引する力が弱くなるので、逆に弁孔122の開度が小さ
くなり、燃料の流出量が減少する。このことから、電磁
石124に印加される電圧の大きさによって、燃料の流
出量、ひいては燃料噴射弁32に供給される燃料圧力が
変化することになる。
【0061】一方、電磁石124の励磁を解除すると、
ア−マチュア130がばね部材132によって下方に押
圧され、弁体123が弁孔122を閉じるので、上部加
圧室103の圧力が上昇し、ピストン100が再び下向
きに押圧される。この押圧により、下部加圧室106と
蓄圧室22との連通が遮断されるので、蓄圧室22の燃
料の流出が停止され、燃料噴射弁32に供給される燃料
圧力が高くなる。そして、このように電磁石124に印
加される電圧は、中央演算処理装置90から出力される
信号によって制御される。
【0062】すなわち、中央演算処理装置90には、エ
ンジン回転数およびエンジン負荷を示す信号の他に、圧
力センサ110を介して上部加圧室103内の燃料圧力
を示す信号が入力される。そして、中央演算処理装置9
0は、これら信号にもとづいて電磁石124に印加すべ
き電圧を決定する。
【0063】この電圧を決定するに際して、中央演算処
理装置90には、エンジン回転数およびエンジン負荷を
基準として、その時のエンジン運転状況に最適な電磁石
124の印加電圧を導くためのマップが予め記憶されて
いる。
【0064】図5は、電磁石124の印加電圧を導くた
めのマップの一例を示しており、図6は、エンジン回転
数およびエンジン負荷を基準として、その時のエンジン
運転状況に最適な燃料圧力を導くマップの一例を示して
いる。これらマップから分かるように、電磁石124へ
の印加電圧は、0.47(V)〜4.8(V)の範囲内
で変化し、この印加電圧の変化に応じて燃料噴射弁32
に供給される燃料圧力が、83.5(kg/cm2 )〜
300(kg/cm2 )の範囲内で変化するように規定
されている。ここで、中央演算処理装置90が行う処理
内容について、図7を加えて説明する。
【0065】まず、中央演算処理装置90は、圧力セン
サ110から送られてくる燃料圧力の信号を電圧V1
変換する。それとともに、この中央演算処理装置90
は、検出された実際のエンジン回転数およびエンジン負
荷にもとづいて、上記図5に示したマップ上から電磁石
124に印加すべき電圧、つまり、基準電圧V2 を検索
し、この基準電圧V2 と実際の燃料圧力を示す電圧V1
とを比較する。
【0066】この比較により、電圧V1 が基準電圧V2
を上回っていた場合には、中央演算処理装置90は、電
磁石124にこれを励磁させる駆動パルスを送出する。
すなわち、図8は、プランジャ17の動きと上部加圧室
103(蓄圧室22)の燃料圧力との関係を示すもの
で、圧力センサ110から送られてくる圧力信号は、電
圧V1 と比例関係にある。ここで、図8の(a)は、燃
料圧力を制御しない場合のプランジャ17の動きと電圧
1 との関係を示し、図8の(b)は、燃料圧力を制御
する場合のプランジャ17の動きと電圧V1 との関係を
示している。
【0067】この図8の(b)に示すように、上部加圧
室103の燃料圧力を示す電圧V1が、その時の運転状
況に最適な基準電圧V2 を上回ると、中央演算処理装置
90から駆動パルスが送出され、電磁石124が励磁さ
れる。この電磁石124の励磁により、開閉弁120が
開操作され、蓄圧室22や上部加圧室103の燃料が燃
料戻し管89に逃される。このことから、蓄圧室22や
上部加圧室103の燃料圧力の上昇が抑えられるととも
に、時間の経過とともに燃料圧力が低下し始める。この
結果、電圧V1 が低下し、燃料噴射弁32に供給される
燃料圧力も低くなる。
【0068】この燃料の流出により、電圧V1 が基準電
圧V2 を下回ると、電磁石124への通電が停止され、
電磁石124の励磁が解除される。すると、開閉弁12
0が閉操作され、蓄圧室22や上部加圧室103からの
燃料の流出が停止されるので、これら蓄圧室22や上部
加圧室103の燃料圧力が再び上昇する。このため、電
圧V1 が上昇するとともに、燃料噴射弁32に供給され
る燃料圧力が高くなる。電圧V1 の上昇により、この電
圧V1 が基準電圧V2 を上回ると、再び電磁石124に
駆動パルスが出力され、以降、開閉弁120は、電圧V
1 が基準電圧V2 に一致するように開閉動作を繰り返す
ことになる。
【0069】また、本実施例の場合、上記のようにエン
ジン回転数が5000rpmを上回った時点で、燃料噴
射弁32は、燃料噴射を停止するので、この燃料の噴射
停止と同期して、基準電圧V2 が大幅に下げられ、燃料
噴射弁32に供給される燃料圧力が、アイドリングを含
む低負荷・低回転域よりもさらに下げられるようになっ
ている。
【0070】この理由について説明すると、燃料の噴射
停止は、上述のように燃料噴射弁32の二つの電磁石5
1,75への通電を停止することで行われるので、この
燃料噴射弁32に導かれる燃料圧力は、噴射停止といっ
た点から見れば、高くても低くても良いことになる。し
かしながら、燃料圧力が高いままであると、プランジャ
17のロス馬力が大きくなるとともに、逆に燃料圧力が
低すぎると、燃料中に気泡が発生し易い状態となる。こ
のため、本実施例では、燃料噴射弁32が燃料の噴射を
停止している期間中においても、この燃料噴射弁32に
導かれる燃料を、低負荷・低回転域よりもさらに低い値
に加圧し、プランジャ17のロス馬力を大きくすること
なく、気泡の発生を防止している。
【0071】このような本発明の一実施例によれば、燃
料戻し通路135の開閉弁120は、蓄圧室22の燃料
圧力が、その時のエンジン運転状況に応じた最適な燃料
圧力に近づくように開閉作動を繰り返すので、排ガス対
策上、燃料噴射期間を一定のクランク角の範囲内に収め
る場合においても、燃料噴射弁32に供給される燃料圧
力を、目標通りに精度良く、かつ確実に制御することが
できる。
【0072】なお、上記第1実施例では、開閉弁120
の電磁石124に印加すべき最適な基準電圧V2 と、燃
料噴射弁32に送られる燃料圧力を示す電圧V1 とを比
較し、この比較結果に応じて開閉弁120を開閉操作す
るようにしたが、本発明はこれに制約されるものではな
く、図16に本発明の第2実施例を示す。この第2実施
例は、主に、開閉弁120の開閉時期を判断するための
手段が上記第1実施例と相違する。
【0073】図16に示すように、中央演算処理装置9
0には、基準電圧V2 をもとに、開閉弁120を開作動
させる際の判断基準となる開作動電圧V3 と、開閉弁1
20を閉作動させる際の判断基準となる閉作動電圧V4
が個別に記憶されている。開作動電圧V3 は、基準電圧
2 よりも大きく設定され、閉作動電圧V4 は、基準電
圧V2 よりも小さく設定されている。
【0074】そして、中央演算処理装置90は、エンジ
ン運転中、燃料噴射弁32に送られる燃料圧力を示す電
圧V1 と上記開作動信号V3 および閉作動信号V4 とを
比較する。この比較により、電圧V1 が開作動電圧V3
を上回った場合には、中央演算処理装置90は、電磁石
124にこれを励磁させるための駆動パルスを送出す
る。電磁石124の励磁によって開閉弁120が開作動
されると、蓄圧室22や上部加圧室103の燃料が燃料
戻し管89に逃がされ、これら両室22,103の燃料
圧力の上昇が抑えられるとともに、時間の経過とともに
燃料圧力が徐々に低下し始める。
【0075】この燃料圧力の低下は、電圧V1 の低下を
意味するので、上記燃料の流出により電圧V1 が閉作動
電圧V4 を下回ると、中央演算処理装置90は、電磁石
124への駆動パルスの送出を停止する。このため、電
磁石124の励磁が解除され、開閉弁120が閉操作さ
れる。この閉操作により、蓄圧室22や上部加圧室10
3からの燃料の流出が停止されるので、これら両室2
2,103の燃料圧力が再び上昇し、電圧V1 が高くな
る。したがって、中央演算処理装置90は、電圧V1
開作動電圧V3 と閉作動電圧V4 との間に収束するよう
に、開閉弁120に駆動パルスを送出することになる。
【0076】このような第2実施例によると、電圧V1
は、基準電圧V2 に対し上下に幅を持たせて設定された
開作動電圧V3 と閉作動電圧V4 との間に収束するよう
に制御されるので、電圧V1 が基準電圧V2 に対して変
動を繰り返しても、この電圧V1 の値が開作動電圧V3
と閉作動電圧V4 との間に収まっていれば、中央演算処
理装置90は電磁弁124に駆動パルスを送出せず、開
閉弁120は閉じたままの状態に保たれる。
【0077】したがって、見掛け上、基準電圧V2 の値
が上下にある幅を有しているのと同じこととなり、上記
第1実施例に比べて、開閉弁120の開閉頻度が少なく
なる。このことから、開閉弁120のうち、実際に動作
する部品である弁体123や弁孔122の磨耗等を少な
く抑えることができ、保守管理が容易となるといった利
点がある。
【0078】また、図17には、本発明の第3実施例が
示されている。この第3実施例も、主に、開閉弁120
の開閉時期を判断するための手段が上記第1実施例と相
違している。
【0079】すなわち、上記第1実施例では、電圧V1
が基準電圧V2 を上回った時、電磁石124に駆動パル
スを送出し、電圧V1が基準電圧V2 を下回った時、電
磁石124への駆動パルスの送出を停止するように制御
している。これに対し、第3実施例では、電圧V1 が基
準電圧V2 を上回った時に、この電圧V1 と基準電圧V
2 との差Dの大小に応じて駆動パルスのON期間tを決
定し、電圧V1 が基準電圧V2 に収束するように制御し
ている。
【0080】具体的には、中央演算処理装置90は、燃
料噴射装置1の駆動軸3の回転に同期した一定の周期
C、つまり、駆動軸3が1回転する毎、あるいは一定の
回転角度毎に電圧V1 の値を読み取るようになってい
る。そして、この中央演算処理装置90では、読み取っ
た電圧V1 の値が基準電圧V2 を上回っている時にの
み、電圧V1 の値と基準電圧V2 の値の差Dを演算する
処理が行われる。本実施例の場合、中央演算処理装置9
0には、上記電圧値の差Dとエンジン回転数を基準とし
て、その時の運転状況に最適な電磁石124の励磁期
間、つまり駆動パルスのON期間tを導くためにマップ
が予め記憶されている。
【0081】このため、中央演算処理装置90は、電圧
値の演算結果にもとづいて上記マップ上から駆動パルス
のON期間tを求め、この駆動パルスを電磁石124に
送出するようになっている。この駆動パルスのON期間
tは、電圧V1 と基準電圧V2 の差が大きい程、長く設
定されている。
【0082】このような第3実施例では、開閉弁120
が開作動されている期間が、電圧V1 と基準電圧V2
の差Dの大小に応じた最適値に適宜決定され、しかも、
この開閉弁120を開作動させるための駆動パルスは、
駆動軸3の回転に同期した一定の周期Cで出力されるの
で、電圧V1 の値を基準電圧V2 に短期間のうちに精度
良く近づけることができる。このため、燃料噴射弁32
に供給される燃料圧力を目標通りに制御することがで
き、目標値からのずれが少なくなる。
【0083】なお、電圧V1 を読み取る周期Cは、燃料
噴射装置1の駆動軸3に同期させること以外にも、例え
ば中央演算処理装置90に一定周波数発振手段を設け、
この一定周波数発振手段によって上記駆動軸3の回転と
は無関係に周期Cを設定するようにしても良い。この場
合、周期Cを駆動軸3に同期させると、この周期Cはエ
ンジンの回転変動の影響を受けるのに対し、一定周波数
発振手段により周期Cを設定する場合は、発信手段の設
定を変えない限り、周期Cは常に一定に保たれる。
【0084】さらに、駆動パルスのON期間tもマップ
から検索することに限らず、例えば中央演算処理装置9
0で電圧V1 と規準電圧V2 の値の差Dを演算する際
に、この差Dとエンジン回転数を元に上記駆動パルスの
ON期間tを演算により求めても良い。
【0085】また、図18には、本発明の第4実施例が
開示されている。この第4実施例も、主に、開閉弁12
0の開閉時期を判断するための手段が上記第1実施例と
相違している。
【0086】この第4実施例では、駆動パルスがONす
るデュ−ティtを、電圧V1 の値によって無段階的に決
定し、電圧V1 が基準電圧V2 に収束するように制御し
ている。
【0087】すなわち、中央演算処理装置90は、上記
第3実施例の場合と同様に、駆動軸3の回転に同期した
一定の周期C、あるいは一定周波数発振手段によって設
定された周期Cで電圧V1 を読み取り、この電圧V1
値に応じて駆動パルスがONするデューティを決定して
いる。このデューティを決定するための方法を具体的に
述べると、いま基準電圧V2 より小さな任意の電圧値A
におけるデューティを0%、基準電圧V2 より大きい任
意の電圧値Bにおけるデューティを100%に設定した
と仮定すると、中央演算処理装置90は、読み取った電
圧V1 の値と電圧値A,Bとを比較する。そして、電圧
1 <電圧値Aの関係が成立した時は、デューティが0
%であると判断し、電圧V1 >電圧値Bの関係が成立す
る時は、デューティが100%であると判断する。ま
た、電圧値A≦電圧V1 ≦電圧値Bの関係が成立する時
は、 (電圧値V1 −電圧値A)/(電圧値B−電圧値A)×100 なる式にもとづいて演算を行い、デューティを無段階的
に決定する。
【0088】この第4実施例では、駆動パルスがONす
るデューティが、所定の周期C毎に無段階的に設定され
るので、図18に示されるように、電圧V1が基準電圧
2に達しない段階でも電磁弁124に駆動パルスが送
出され、開閉弁120が開操作される。このため、電圧
1 ひいては燃料噴射弁32に供給される燃料圧力の立
ち上がりが抑えられるので、電圧V1 が基準電圧V2
上回る以前から予測による電圧V1 の制御を行え、電圧
1 が基準電圧V2 に収束し易くなる。したがって、燃
料噴射弁32に供給される燃料圧力を、短時間のうちに
目標値に近づくように制御することができる。
【0089】なお、この第4実施例では、駆動パルスが
ONするデューティを無段階的に設定したが、例えばこ
のデューティを予め0%から100%の間で段階的に設
定しておき、電圧V1 の値と基準電圧V2 の値の差とデ
ューティとを比較して、この差が一致もしくは最も近接
するデューティで駆動パルスをONさせるようにしても
良い。
【0090】また、上記第1実施例の開閉弁120は、
ボール形の弁体123を用いて弁孔122を開閉する構
成となっている。しかしながら、開閉弁120の構成
は、これに特定されるものではなく、例えば弁体として
ニードル弁を用い、このニードル弁を弁孔内に挿入する
とともに、このニードル弁の挿入量を、電磁弁124で
調整するようにしても良い。
【0091】この構成によれば、ニードル弁の挿入量を
調整することにより、弁孔の開口面積を無段階的に変え
ることができるので、例えば電圧V1 の値と基準電圧V
2 の値の差に応じて上部加圧室103の燃料の逃がし量
を変化させる場合に、この燃料の逃がし量を無段階的に
変化させることができる。
【0092】一方、図19には、本発明の第5実施例が
開示されている。この第5実施例は、主に、燃料圧力を
検出する圧力センサ110の取り付け位置が上記第1実
施例と相違しており、この第5実施例において、上記第
1実施例と同一構成部分には、同一の参照符号を付して
その説明を省略する。
【0093】図19に示すように、プランジャハウジン
グ14の側面には、センサ取り付け部200が設けられ
ている。センサ取り付け部200は、圧力導入路201
を介して凹部20(蓄圧室22の上流室22a)に連な
っており、このセンサ取り付け部200に圧力センサ1
10が取り付けられている。
【0094】したがって、センサ取り付け部200に
は、圧力導入路201を通じて蓄圧室22内の燃料が導
入され、圧力センサ110は、燃料噴射弁32に連なる
蓄圧室22の燃料圧力を直接検出するようになってい
る。
【0095】このような構成の第5実施例によると、制
御の対象となる蓄圧室22内の燃料圧力を直接検出する
ことができ、燃料圧力の検出精度をより高めることがで
きる。
【0096】また、図20には、本発明の第6実施例が
開示されている。この第6実施例は、主に、燃料圧力を
検出する圧力センサ110の取り付け位置と、開閉弁1
20の取り付け位置が上記第1実施例と相違しており、
この第6実施例において、上記第1実施例と同一構成部
分には、同一の参照符号を付してその説明を省略する。
【0097】図20に示すように、ピストンケース98
の上面には、センサ取り付け部300が設けられてい
る。センサ取り付け部300は、圧力導入路301を介
して低圧側である上部加圧室103に連なっており、こ
のセンサ取り付け部300に圧力センサ110が取り付
けられている。そして、上部加圧室103は、図示しな
いオリフィスや弁等の減圧手段を有する逃がし通路を経
て燃料戻し管89に連なっている。
【0098】また、プランジャハウジング14の側面に
は、装着凹部302が設けられている。装着凹部302
は、圧力導入路303を介して凹部20(蓄圧室22の
上流室22a)に連なっており、この装着凹部302に
上記第1実施例と同様の構成をなす開閉弁120が取り
付けられている。このため、開閉弁120の弁孔122
は、圧力導入路303を介して蓄圧室22に連なってお
り、この開閉弁120の弁体123に燃料噴射弁32に
連なる蓄圧室22の燃料圧力が直接作用するようになっ
ている。
【0099】このような構成の第6実施例によると、制
御の対象となる蓄圧室22から燃料戻し管89までの通
路長が格段に短くなるので、蓄圧室22内の燃料を精度
良く逃がすことができ、燃料噴射弁32に供給される燃
料圧力の制御を、より一層正確に行うことができる。
【0100】また、上部加圧室103内の燃料を燃料戻
し管89に戻す通路に、減圧手段を設ける場合、この減
圧手段としてオリフィスを用いれば、上部加圧室103
内の燃料は、オリフィスによって絞られて徐々に抜ける
ことになる。このため、弁を用いた場合のように、弁の
開閉に伴って上部加圧室103に燃料の脈動が生じるこ
とはなく、圧力センサ110による燃料圧力の検出精度
が安定するといった利点がある。
【0101】さらに、上記第1実施例では、圧力可変装
置94を構成するピストン100が、第2のシリンダ9
9に嵌合されており、このピストン100の外周面に第
2のシリンダ99の内面に摺接するOリング100aが
取り付けられている。
【0102】この構成によると、シリンダ99とピスト
ン100およびOリング100aとの間に摺動抵抗が発
生するので、例えばピストン100をピストンケース9
8に対しダイヤフラムを介して浮動状態に取り付け、こ
のピストン100の作動時に、第2のシリンダ99との
間に生じる摺動抵抗をなくすような構成としても良い。
【0103】加えて、上記実施例では、開閉弁やこの開
閉弁によって作動される圧力可変装置を、燃料噴射装置
のプランジャハウジングに一体的に組み込んだが、本発
明はこれに限らず、開閉弁や圧力可変装置をプランジャ
ハウジングと別体としても良い。
【0104】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、燃料戻し
通路の開閉弁は、燃料通路の燃料圧力が、その時のエン
ジン運転状況に応じた最適な燃料圧力に近づくように開
閉作動を繰り返すので、排ガス対策上、燃料噴射期間を
一定のクランク角の範囲内に収める場合においても、燃
料噴射弁に供給される燃料圧力を、予め決められた基準
デ−タを目標として精度良く、かつ確実に制御すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における燃料噴射装置の概
略を示す構成図。
【図2】燃料噴射装置全体の断面図。
【図3】図2のAーA線に沿う断面図。
【図4】圧力可変装置回りを拡大して示すた断面図。
【図5】エンジン回転数およびエンジン負荷を基準とし
て、その時のエンジン運転状況に最適な電磁石の印加電
圧を説明するための図。
【図6】エンジン回転数およびエンジン負荷を基準とし
て、その時のエンジン運転状況に最適な燃料圧力を説明
するための図。
【図7】中央演算処理装置の処理内容を示すフロ−チャ
−ト。
【図8】電磁石に印加される基準電圧、燃料圧力を示す
電圧および中央演算処理装置から出力される駆動パルス
との関係を示す図。
【図9】燃料噴射弁の断面図。
【図10】燃料噴射弁の第2の電磁石によって駆動され
るプランジャと圧抜き孔との位置関係を示す断面図。
【図11】(a)は、燃料噴射弁のノズル口が閉じられ
た状態の断面図。 (b)は、低負荷・低回転運転時のノズル口の断面図。 (c)は、高負荷・高回転運転時のノズル口の断面図。
【図12】(a)は、低負荷・低回転運転時における中
央演算処理装置から出力される駆動パルスを示す図。 (b)は、高負荷・高回転運転時における中央演算処理
装置から出力される駆動パルスを示す図。 (c)は、中負荷・中回転運転時における中央演算処理
装置から出力される駆動パルスを示す図。
【図13】(a)は、低負荷・低回転運転時における燃
料噴射弁のニ−ドルのリフト量を示す図。 (b)は、高負荷・高回転運転時における燃料噴射弁の
ニ−ドルのリフト量を示す図。 (c)は、中負荷・中回転運転時における燃料噴射弁の
ニ−ドルのリフト量を示す図。
【図14】エンジン回転数およびエンジン負荷を基準と
して、その時のエンジン運転状況に最適な電磁石への通
電期間を説明するための図。
【図15】燃料圧力と燃料噴射量との関係を示す特性
図。
【図16】本発明の第2実施例における駆動パルスと電
圧との関係を示す図。
【図17】本発明の第3実施例における駆動パルスと電
圧との関係を示す図。
【図18】本発明の第4実施例における駆動パルスと電
圧との関係を示す図。
【図19】本発明の第5実施例における圧力可変装置を
示す断面図。
【図20】本発明の第6実施例における圧力可変装置を
示す断面図。
【符号の説明】
15…燃料噴射ポンプ、29…燃料通路、32…燃料噴
射弁、90…制御手段(中央演算処理装置)、120…
開閉弁、124…駆動部(電磁石)、135…燃料戻し
通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須原 秀敬 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内 (72)発明者 中村 義一 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 燃料噴射ポンプと燃料噴射弁を接続する
    燃料通路と、この燃料通路の途中に接続された燃料戻し
    通路と、この燃料戻し通路に設けられ、燃料戻し通路を
    開閉することにより、上記燃料通路内の燃料の一部を逃
    して、燃料噴射弁に供給される燃料圧力を変化させるた
    めの開閉弁と、この開閉弁の駆動部を制御するための制
    御手段であって、この制御手段は、エンジンの運転状況
    を示すデ−タにもとづいて、その時の運転状況に最適な
    燃料圧力を基準デ−タとして予め記憶しており、エンジ
    ン運転中、上記燃料噴射弁に導かれる燃料圧力を検出し
    て、この検出デ−タが上記基準デ−タに近づくように、
    上記開閉弁を開閉作動させることを特徴とするディ−ゼ
    ルエンジンの燃料噴射装置。
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