JPH05152334A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの製造方法Info
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- JPH05152334A JPH05152334A JP33582891A JP33582891A JPH05152334A JP H05152334 A JPH05152334 A JP H05152334A JP 33582891 A JP33582891 A JP 33582891A JP 33582891 A JP33582891 A JP 33582891A JP H05152334 A JPH05152334 A JP H05152334A
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- amorphous silicon
- insulating film
- silicon film
- thin film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アモルファスシリコン膜を結晶化する際、シ
リコンの膜厚方向に均一な結晶成長を得る。 【構成】 絶縁基板11上に酸化シリコンからなる下層
絶縁膜12が堆積され、その上にアモルファスシリコン
膜13が堆積され、その上に窒化シリコンからなる上層
絶縁膜15が堆積されている。そして、エキシマレーザ
を照射すると、アモルファスシリコン膜13全体が溶融
した時点ではアモルファスシリコン膜13の上面の温度
が最低で下部に向かうに従って漸次高くなっている。と
ころで、窒化シリコンの熱伝導率は酸化シリコンのそれ
よりも大きいので、アモルファスシリコン膜13の下面
から下層絶縁膜12に放出される熱量よりもアモルファ
スシリコン膜13の上面から上層絶縁膜15に放出され
る熱量が大きくなる。この結果、アモルファスシリコン
膜13の上面側からのみ固化が始まり、シリコンの膜厚
方向に均一な結晶成長が得られる。
リコンの膜厚方向に均一な結晶成長を得る。 【構成】 絶縁基板11上に酸化シリコンからなる下層
絶縁膜12が堆積され、その上にアモルファスシリコン
膜13が堆積され、その上に窒化シリコンからなる上層
絶縁膜15が堆積されている。そして、エキシマレーザ
を照射すると、アモルファスシリコン膜13全体が溶融
した時点ではアモルファスシリコン膜13の上面の温度
が最低で下部に向かうに従って漸次高くなっている。と
ころで、窒化シリコンの熱伝導率は酸化シリコンのそれ
よりも大きいので、アモルファスシリコン膜13の下面
から下層絶縁膜12に放出される熱量よりもアモルファ
スシリコン膜13の上面から上層絶縁膜15に放出され
る熱量が大きくなる。この結果、アモルファスシリコン
膜13の上面側からのみ固化が始まり、シリコンの膜厚
方向に均一な結晶成長が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は薄膜トランジスタの製
造方法に関する。
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アモルファスシリコンを結晶化して薄膜
トランジスタを製造する場合、例えば図9に示すよう
に、ガラス等からなる絶縁基板1の上面に酸化シリコン
からなる下層絶縁膜2を形成し、下層絶縁膜2の上面に
アモルファスシリコン膜3を形成し、アモルファスシリ
コン膜3側からエキシマレーザを照射することにより、
アモルファスシリコン膜3を結晶化してポリシリコン膜
とし、このポリシリコン膜を素子分離して薄膜トランジ
スタ形成領域を形成するようにしている。この場合、ア
モルファスシリコン膜3にエキシマレーザを照射する
と、まずアモルファスシリコン膜3の上面が高温となっ
て溶融し、次いでこの高温となった上面の熱および上面
の溶融により発生した潜熱がアモルファスシリコン膜3
の上面下部に伝わり、この上面下部が高温となって溶融
し、以下このようなことが繰り返されることにより、ア
モルファスシリコン膜3全体が溶融し、そしてアモルフ
ァスシリコン膜3から熱が放出されることにより固化す
る過程で結晶化が行われる。
トランジスタを製造する場合、例えば図9に示すよう
に、ガラス等からなる絶縁基板1の上面に酸化シリコン
からなる下層絶縁膜2を形成し、下層絶縁膜2の上面に
アモルファスシリコン膜3を形成し、アモルファスシリ
コン膜3側からエキシマレーザを照射することにより、
アモルファスシリコン膜3を結晶化してポリシリコン膜
とし、このポリシリコン膜を素子分離して薄膜トランジ
スタ形成領域を形成するようにしている。この場合、ア
モルファスシリコン膜3にエキシマレーザを照射する
と、まずアモルファスシリコン膜3の上面が高温となっ
て溶融し、次いでこの高温となった上面の熱および上面
の溶融により発生した潜熱がアモルファスシリコン膜3
の上面下部に伝わり、この上面下部が高温となって溶融
し、以下このようなことが繰り返されることにより、ア
モルファスシリコン膜3全体が溶融し、そしてアモルフ
ァスシリコン膜3から熱が放出されることにより固化す
る過程で結晶化が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような薄膜トランジスタでは、アモルファスシリコ
ン膜3の膜厚方向への熱の移動および潜熱の発生によ
り、アモルファスシリコン膜3全体を溶融しているの
で、全体が溶融した時点でアモルファスシリコン膜3の
上面の温度が最低で下部に向かうに従って漸次高くな
り、このため図9において矢印Aで示すようにアモルフ
ァスシリコン膜3の上面側から固化が始まるが、アモル
ファスシリコン膜3の下面から下層絶縁膜2に熱が放出
され、このため同図において矢印Bで示すようにアモル
ファスシリコン膜3の下面側からも同時に固化が始ま
り、この結果上面側からの固化に伴う結晶と下面側から
の固化に伴う結晶とがシリコン内部でぶつかり合い、ひ
いてはシリコンの膜厚方向に均一な結晶成長が得られな
いという問題があった。この発明の目的は、シリコンの
膜厚方向に均一な結晶成長を得ることのできる薄膜トラ
ンジスタの製造方法を提供することにある。
このような薄膜トランジスタでは、アモルファスシリコ
ン膜3の膜厚方向への熱の移動および潜熱の発生によ
り、アモルファスシリコン膜3全体を溶融しているの
で、全体が溶融した時点でアモルファスシリコン膜3の
上面の温度が最低で下部に向かうに従って漸次高くな
り、このため図9において矢印Aで示すようにアモルフ
ァスシリコン膜3の上面側から固化が始まるが、アモル
ファスシリコン膜3の下面から下層絶縁膜2に熱が放出
され、このため同図において矢印Bで示すようにアモル
ファスシリコン膜3の下面側からも同時に固化が始ま
り、この結果上面側からの固化に伴う結晶と下面側から
の固化に伴う結晶とがシリコン内部でぶつかり合い、ひ
いてはシリコンの膜厚方向に均一な結晶成長が得られな
いという問題があった。この発明の目的は、シリコンの
膜厚方向に均一な結晶成長を得ることのできる薄膜トラ
ンジスタの製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、絶縁基板ま
たは下層絶縁膜上にアモルファスシリコン膜を形成し、
該アモルファスシリコン膜上に熱伝導率が前記絶縁基板
または下層絶縁膜の熱伝導率よりも大きい上層絶縁膜を
形成し、該上層絶縁膜側からレーザを照射することによ
り、前記アモルファスシリコン膜を結晶化するようにし
たものである。
たは下層絶縁膜上にアモルファスシリコン膜を形成し、
該アモルファスシリコン膜上に熱伝導率が前記絶縁基板
または下層絶縁膜の熱伝導率よりも大きい上層絶縁膜を
形成し、該上層絶縁膜側からレーザを照射することによ
り、前記アモルファスシリコン膜を結晶化するようにし
たものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、上層絶縁膜の熱伝導率が絶
縁基板または下層絶縁膜の熱伝導率よりも大きいので、
アモルファスシリコン膜の下面から絶縁基板または下層
絶縁膜に放出される熱量よりもアモルファスシリコン膜
の上面から上層絶縁膜に放出される熱量が大きくなり、
この結果アモルファスシリコン膜の上面側からのみ固化
が始まり、したがってシリコンの膜厚方向に均一な結晶
成長を得ることができる。
縁基板または下層絶縁膜の熱伝導率よりも大きいので、
アモルファスシリコン膜の下面から絶縁基板または下層
絶縁膜に放出される熱量よりもアモルファスシリコン膜
の上面から上層絶縁膜に放出される熱量が大きくなり、
この結果アモルファスシリコン膜の上面側からのみ固化
が始まり、したがってシリコンの膜厚方向に均一な結晶
成長を得ることができる。
【0006】
【実施例】図1〜図7はそれぞれこの発明の一実施例に
おける薄膜トランジスタの各製造工程を示したものであ
る。そこで、これらの図を順に参照しながら、薄膜トラ
ンジスタの製造方法について説明する。
おける薄膜トランジスタの各製造工程を示したものであ
る。そこで、これらの図を順に参照しながら、薄膜トラ
ンジスタの製造方法について説明する。
【0007】まず、図1に示すように、ガラス等からな
る絶縁基板11の上面に常圧CVDにより酸化シリコン
(SiO2)からなる下層絶縁膜12を2000Å程度
の厚さに堆積する。次に、下層絶縁膜12の上面に減圧
CVDによりアモルファスシリコン膜13を1000Å
程度の厚さに堆積する。次に、図2に示すように、フォ
トレジスト14をマスクとしてイオン注入装置により、
ソース・ドレイン領域16bを形成すべき部分のアモル
ファスシリコン膜13に不純物を注入する。この後、イ
オン注入マスクとしてのフォトレジスト14をエッチン
グして除去する。
る絶縁基板11の上面に常圧CVDにより酸化シリコン
(SiO2)からなる下層絶縁膜12を2000Å程度
の厚さに堆積する。次に、下層絶縁膜12の上面に減圧
CVDによりアモルファスシリコン膜13を1000Å
程度の厚さに堆積する。次に、図2に示すように、フォ
トレジスト14をマスクとしてイオン注入装置により、
ソース・ドレイン領域16bを形成すべき部分のアモル
ファスシリコン膜13に不純物を注入する。この後、イ
オン注入マスクとしてのフォトレジスト14をエッチン
グして除去する。
【0008】次に、図3に示すように、アモルファスシ
リコン膜13の上面にプラズマCVDにより窒化シリコ
ン(Si3N4)からなる上層絶縁膜15を2000Å程
度の厚さに堆積する。次に、上層絶縁膜15側からエキ
シマレーザを照射し、アモルファスシリコン膜13を結
晶化してポリシリコン膜からなる半導体薄膜16とする
と共に、注入した不純物を活性化する。この場合、エキ
シマレーザを照射したとき、アモルファスシリコン膜1
3と上層絶縁膜15の境界面で反射される反射光と上層
絶縁膜15の上面から入射する入射光の位相が合ってい
ると、エキシマレーザの透過率が高くなり、このためア
モルファスシリコン膜13に到達するレーザエネルギが
最大となる。そこで、上層絶縁膜15の膜厚は、アモル
ファスシリコン膜13に到達するレーザエネルギが最大
となるようにしている。また、エキシマレーザのエネル
ギは、上層絶縁膜15に奪われる熱を補うために、従来
よりも高エネルギとしている。
リコン膜13の上面にプラズマCVDにより窒化シリコ
ン(Si3N4)からなる上層絶縁膜15を2000Å程
度の厚さに堆積する。次に、上層絶縁膜15側からエキ
シマレーザを照射し、アモルファスシリコン膜13を結
晶化してポリシリコン膜からなる半導体薄膜16とする
と共に、注入した不純物を活性化する。この場合、エキ
シマレーザを照射したとき、アモルファスシリコン膜1
3と上層絶縁膜15の境界面で反射される反射光と上層
絶縁膜15の上面から入射する入射光の位相が合ってい
ると、エキシマレーザの透過率が高くなり、このためア
モルファスシリコン膜13に到達するレーザエネルギが
最大となる。そこで、上層絶縁膜15の膜厚は、アモル
ファスシリコン膜13に到達するレーザエネルギが最大
となるようにしている。また、エキシマレーザのエネル
ギは、上層絶縁膜15に奪われる熱を補うために、従来
よりも高エネルギとしている。
【0009】ここで、エキシマレーザの照射によりアモ
ルファスシリコン膜13を結晶化する場合について、図
8を参照しながら詳述する。アモルファスシリコン膜1
3にエキシマレーザを照射すると、従来の場合と同様
に、まずアモルファスシリコン膜13の上面が高温とな
って溶融し、次いでこの高温となった上面の熱および上
面の溶融により発生した潜熱がアモルファスシリコン膜
13の上面下部に伝わり、この上面下部が高温となって
溶融し、以下このようなことが繰り返されることによ
り、アモルファスシリコン膜13全体が溶融する。この
ように全体が溶融した時点ではアモルファスシリコン膜
13の上面の温度が最低で下部に向かうに従って漸次高
くなっている。ところで、アモルファスシリコン膜13
の上面に設けられた窒化シリコンからなる上層絶縁膜1
5の熱伝導率は、アモルファスシリコン膜13の下面に
設けられた酸化シリコンからなる下層絶縁膜12の熱伝
導率よりも大きい。このため、アモルファスシリコン膜
13の下面から下層絶縁膜12に放出される熱量より
も、アモルファスシリコン膜13の上面から上層絶縁膜
15に放出される熱量が大きくなる。この結果、図8に
おいて矢印Cで示すようにアモルファスシリコン膜13
の上面側からのみ固化が始まり、シリコンの膜厚方向に
均一な結晶成長が得られることになる。なお、下層絶縁
膜12を酸化タルタン(Ta2O5)によって形成して
も、同様の効果を得ることができる。
ルファスシリコン膜13を結晶化する場合について、図
8を参照しながら詳述する。アモルファスシリコン膜1
3にエキシマレーザを照射すると、従来の場合と同様
に、まずアモルファスシリコン膜13の上面が高温とな
って溶融し、次いでこの高温となった上面の熱および上
面の溶融により発生した潜熱がアモルファスシリコン膜
13の上面下部に伝わり、この上面下部が高温となって
溶融し、以下このようなことが繰り返されることによ
り、アモルファスシリコン膜13全体が溶融する。この
ように全体が溶融した時点ではアモルファスシリコン膜
13の上面の温度が最低で下部に向かうに従って漸次高
くなっている。ところで、アモルファスシリコン膜13
の上面に設けられた窒化シリコンからなる上層絶縁膜1
5の熱伝導率は、アモルファスシリコン膜13の下面に
設けられた酸化シリコンからなる下層絶縁膜12の熱伝
導率よりも大きい。このため、アモルファスシリコン膜
13の下面から下層絶縁膜12に放出される熱量より
も、アモルファスシリコン膜13の上面から上層絶縁膜
15に放出される熱量が大きくなる。この結果、図8に
おいて矢印Cで示すようにアモルファスシリコン膜13
の上面側からのみ固化が始まり、シリコンの膜厚方向に
均一な結晶成長が得られることになる。なお、下層絶縁
膜12を酸化タルタン(Ta2O5)によって形成して
も、同様の効果を得ることができる。
【0010】さて、図3に戻って説明を続けると、アモ
ルファスシリコン膜13を結晶化してポリシリコン膜か
らなる半導体薄膜16としたら、上層絶縁膜15をエッ
チングして除去する。次に、図4に示すように、フォト
リソグラフィ技術により不要な部分の半導体薄膜16を
エッチングして除去することにより、薄膜トランジスタ
形成領域のみに半導体薄膜16をパターン形成する。こ
の状態では、既に不純物を注入しているので、半導体薄
膜16の中央部はチャネル領域16aとされ、その両側
は不純物領域からなるソース・ドレイン領域16bとさ
れている。次に、図5に示すように、全表面にスパッタ
リング装置を用いて酸化シリコンからなるゲート絶縁膜
17を1000〜1500Å程度の厚さに堆積する。次
に、チャネル領域16aに対応する部分のゲート絶縁膜
17の上面にスパッタリング装置を用いてアルミニウム
やクロム等からなるゲート電極18を1000Å程度の
厚さにパターン形成する。次に、図6に示すように、全
上面にプラズマCVD法により窒化シリコンからなる層
間絶縁膜19を3000Å程度の厚さに堆積する。次
に、ソース・ドレイン領域16bに対応する部分におけ
る層間絶縁膜19およびゲート絶縁膜17にコンタクト
ホール20を形成する。次に、図7に示すように、コン
タクトホール20および層間絶縁膜19の上面の所定の
個所にスパッタリング装置を用いてアルミニウムからな
るソース・ドレイン電極21を5000Å程度の厚さに
パターン形成し、ソース・ドレイン領域16bと接続さ
せる。かくして、薄膜トランジスタが製造される。
ルファスシリコン膜13を結晶化してポリシリコン膜か
らなる半導体薄膜16としたら、上層絶縁膜15をエッ
チングして除去する。次に、図4に示すように、フォト
リソグラフィ技術により不要な部分の半導体薄膜16を
エッチングして除去することにより、薄膜トランジスタ
形成領域のみに半導体薄膜16をパターン形成する。こ
の状態では、既に不純物を注入しているので、半導体薄
膜16の中央部はチャネル領域16aとされ、その両側
は不純物領域からなるソース・ドレイン領域16bとさ
れている。次に、図5に示すように、全表面にスパッタ
リング装置を用いて酸化シリコンからなるゲート絶縁膜
17を1000〜1500Å程度の厚さに堆積する。次
に、チャネル領域16aに対応する部分のゲート絶縁膜
17の上面にスパッタリング装置を用いてアルミニウム
やクロム等からなるゲート電極18を1000Å程度の
厚さにパターン形成する。次に、図6に示すように、全
上面にプラズマCVD法により窒化シリコンからなる層
間絶縁膜19を3000Å程度の厚さに堆積する。次
に、ソース・ドレイン領域16bに対応する部分におけ
る層間絶縁膜19およびゲート絶縁膜17にコンタクト
ホール20を形成する。次に、図7に示すように、コン
タクトホール20および層間絶縁膜19の上面の所定の
個所にスパッタリング装置を用いてアルミニウムからな
るソース・ドレイン電極21を5000Å程度の厚さに
パターン形成し、ソース・ドレイン領域16bと接続さ
せる。かくして、薄膜トランジスタが製造される。
【0011】なお、上記実施例では、アモルファスシリ
コン膜13を絶縁基板11上に形成した下層絶縁膜12
上に形成する場合で説明したが、アモルファスシリコン
膜13を絶縁基板11上に直接形成する場合にも適用で
きる。また、絶縁基板11がガラス基板等の透明材料の
場合には、エキシマレーザを絶縁基板11側から照射す
るようにしてもよい。勿論、この場合には、エキシマレ
ーザ照射側の絶縁膜の熱伝導率は、反対面側の熱伝導率
よりも大きくしておくことが絶対条件である。
コン膜13を絶縁基板11上に形成した下層絶縁膜12
上に形成する場合で説明したが、アモルファスシリコン
膜13を絶縁基板11上に直接形成する場合にも適用で
きる。また、絶縁基板11がガラス基板等の透明材料の
場合には、エキシマレーザを絶縁基板11側から照射す
るようにしてもよい。勿論、この場合には、エキシマレ
ーザ照射側の絶縁膜の熱伝導率は、反対面側の熱伝導率
よりも大きくしておくことが絶対条件である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、上層絶縁膜の熱伝導率が絶縁基板または下層絶縁膜
の熱伝導率よりも大きいので、アモルファスシリコン膜
の下面から下層絶縁膜に放出される熱量よりもアモルフ
ァスシリコン膜の上面から上層絶縁膜に放出される熱量
が大きくなり、この結果アモルファスシリコン膜の上面
側からのみ固化が始まり、したがってシリコンの膜厚方
向に均一な結晶成長を得ることができる。
ば、上層絶縁膜の熱伝導率が絶縁基板または下層絶縁膜
の熱伝導率よりも大きいので、アモルファスシリコン膜
の下面から下層絶縁膜に放出される熱量よりもアモルフ
ァスシリコン膜の上面から上層絶縁膜に放出される熱量
が大きくなり、この結果アモルファスシリコン膜の上面
側からのみ固化が始まり、したがってシリコンの膜厚方
向に均一な結晶成長を得ることができる。
【図1】この発明の一実施例における薄膜トランジスタ
の製造に際し、絶縁基板の上面に形成した下層絶縁膜の
上面にアモルファスシリコン膜を形成した状態の断面
図。
の製造に際し、絶縁基板の上面に形成した下層絶縁膜の
上面にアモルファスシリコン膜を形成した状態の断面
図。
【図2】同薄膜トランジスタの製造に際し、アモルファ
スシリコン膜に不純物を注入した状態の断面図。
スシリコン膜に不純物を注入した状態の断面図。
【図3】同薄膜トランジスタの製造に際し、上層絶縁膜
を形成した後、エキシマレーザの照射により、アモルフ
ァスシリコン膜を結晶化すると共に注入不純物を活性化
した状態の断面図。
を形成した後、エキシマレーザの照射により、アモルフ
ァスシリコン膜を結晶化すると共に注入不純物を活性化
した状態の断面図。
【図4】同薄膜トランジスタの製造に際し、不要な部分
の半導体薄膜をエッチングして除去した状態の断面図。
の半導体薄膜をエッチングして除去した状態の断面図。
【図5】同薄膜トランジスタの製造に際し、ゲート絶縁
膜およびゲート電極を形成した状態の断面図。
膜およびゲート電極を形成した状態の断面図。
【図6】同薄膜トランジスタの製造に際し、層間絶縁膜
を形成した後コンタクトホールを形成した状態の断面
図。
を形成した後コンタクトホールを形成した状態の断面
図。
【図7】同薄膜トランジスタの製造に際し、ソース・ド
レイン電極を形成した状態の断面図。
レイン電極を形成した状態の断面図。
【図8】同薄膜トランジスタの製造に際し、エキシマレ
ーザの照射によるアモルファスシリコン膜の結晶化を説
明するために示す断面図。
ーザの照射によるアモルファスシリコン膜の結晶化を説
明するために示す断面図。
【図9】従来の薄膜トランジスタのの製造に際し、エキ
シマレーザの照射によるアモルファスシリコン膜の結晶
化を説明するために示す断面図。
シマレーザの照射によるアモルファスシリコン膜の結晶
化を説明するために示す断面図。
【符号の説明】 11 絶縁基板 12 下層絶縁膜 13 アモルファスシリコン膜 15 上層絶縁膜
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁基板または下層絶縁膜上にアモルフ
ァスシリコン膜を形成し、該アモルファスシリコン膜上
に熱伝導率が前記絶縁基板または下層絶縁膜の熱伝導率
よりも大きい上層絶縁膜を形成し、該上層絶縁膜側から
レーザを照射することにより、前記アモルファスシリコ
ン膜を結晶化することを特徴とする薄膜トランジスタの
製造方法。 - 【請求項2】 前記下層絶縁膜は酸化シリコンまたは酸
化タルタンからなり、前記上層絶縁膜は窒化シリコンか
らなることを特徴とする請求項1記載の薄膜トランジス
タの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33582891A JPH05152334A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33582891A JPH05152334A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05152334A true JPH05152334A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18292861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33582891A Pending JPH05152334A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05152334A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6528397B1 (en) | 1997-12-17 | 2003-03-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor thin film, method of producing the same, apparatus for producing the same, semiconductor device and method of producing the same |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP33582891A patent/JPH05152334A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6528397B1 (en) | 1997-12-17 | 2003-03-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor thin film, method of producing the same, apparatus for producing the same, semiconductor device and method of producing the same |
| US6806498B2 (en) | 1997-12-17 | 2004-10-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor thin film, method and apparatus for producing the same, and semiconductor device and method of producing the same |
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