JPH0513446A - 化合物半導体装置 - Google Patents
化合物半導体装置Info
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- JPH0513446A JPH0513446A JP3166653A JP16665391A JPH0513446A JP H0513446 A JPH0513446 A JP H0513446A JP 3166653 A JP3166653 A JP 3166653A JP 16665391 A JP16665391 A JP 16665391A JP H0513446 A JPH0513446 A JP H0513446A
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- JP
- Japan
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- layer
- layers
- doped
- delta
- semiconductor device
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/17—Semiconductor regions connected to electrodes not carrying current to be rectified, amplified or switched, e.g. channel regions
- H10D62/213—Channel regions of field-effect devices
- H10D62/221—Channel regions of field-effect devices of FETs
- H10D62/228—Channel regions of field-effect devices of FETs having delta-doped channels
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、広い温度範囲において電子移動度
等の特性に変化がない、高速、高周波回路に適するトラ
ンジスタを構成できる化合物半導体装置を提供すること
を目的とする。 【構成】半絶縁性のGa As 単結晶基板11上に、i−G
aAs のバッファ層12およびi−Al Ga As の障壁層1
3を形成し、その上にi−Ga As 層141 〜146と、この
i−GAs 層141 〜146 の表面にSi をドープして構成
したデルタドープ層151 〜155 とを交互に積層した多層
構造を形成する。そして、その上に障壁層16およびキャ
ップ層17を形成し、ゲート電極21形成した後不純物を注
入することによってn+層221 、222 を形成し、ソース
電極23およびドレイン電極24を形成することで電界効果
型トランジスタが構成されるようになる。
等の特性に変化がない、高速、高周波回路に適するトラ
ンジスタを構成できる化合物半導体装置を提供すること
を目的とする。 【構成】半絶縁性のGa As 単結晶基板11上に、i−G
aAs のバッファ層12およびi−Al Ga As の障壁層1
3を形成し、その上にi−Ga As 層141 〜146と、この
i−GAs 層141 〜146 の表面にSi をドープして構成
したデルタドープ層151 〜155 とを交互に積層した多層
構造を形成する。そして、その上に障壁層16およびキャ
ップ層17を形成し、ゲート電極21形成した後不純物を注
入することによってn+層221 、222 を形成し、ソース
電極23およびドレイン電極24を形成することで電界効果
型トランジスタが構成されるようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に広い温度域にお
いて電子移動度等の特性が安定して設定されるようにし
た化合物半導体装置に関する。
いて電子移動度等の特性が安定して設定されるようにし
た化合物半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】Ga As 電界効果型トランジスタを用い
て構成された高速論理ICにおいて、このICの動作速
度の上限が、このICを構成するトランジスタのスイッ
チング速度から計算される速度限界よりも遅くなるもの
であることが知られている。
て構成された高速論理ICにおいて、このICの動作速
度の上限が、このICを構成するトランジスタのスイッ
チング速度から計算される速度限界よりも遅くなるもの
であることが知られている。
【0003】このICの動作速度が遅くなる原因は、I
Cを構成する電界効果型トランジスタの電流供給能力が
小さいためであり、トランジスタの負荷となる次段のト
ランジスタの入力容量や配線の浮遊容量を放電する速度
が、トランジスタのスイッチング速度より遅くなるため
である。
Cを構成する電界効果型トランジスタの電流供給能力が
小さいためであり、トランジスタの負荷となる次段のト
ランジスタの入力容量や配線の浮遊容量を放電する速度
が、トランジスタのスイッチング速度より遅くなるため
である。
【0004】この様な問題を解決するためには、トラン
ジスタの負荷容量駆動能力を高める必要がある。このた
め、トランジスタの能動層のキャリア(Nチャンネルの
電界効果型トランジスタの場合は電子、Pチャンネルの
電界効果型トランジスタの場合は正孔)濃度を高めるこ
とが必要となる。ここで、Ga As 系の化合物半導体装
置において、不純物原子を1原子層にドープしたデルタ
ドープ構造では、高いキャリア濃度が得られることが知
られている。
ジスタの負荷容量駆動能力を高める必要がある。このた
め、トランジスタの能動層のキャリア(Nチャンネルの
電界効果型トランジスタの場合は電子、Pチャンネルの
電界効果型トランジスタの場合は正孔)濃度を高めるこ
とが必要となる。ここで、Ga As 系の化合物半導体装
置において、不純物原子を1原子層にドープしたデルタ
ドープ構造では、高いキャリア濃度が得られることが知
られている。
【0005】デルタドープ構造のトランジスタにおいて
は、デルタドープ層を表面から10〜100nm程度の範
囲に設定している。この様な構造では、キャリアの移動
度の温度特性が、不純物のドープ量によって大きく変化
する。したがって、移動度の温度依存性の小さい条件で
は、キャリア濃度および移動度が一義的に決まるように
なり、性能を向上させることができない。
は、デルタドープ層を表面から10〜100nm程度の範
囲に設定している。この様な構造では、キャリアの移動
度の温度特性が、不純物のドープ量によって大きく変化
する。したがって、移動度の温度依存性の小さい条件で
は、キャリア濃度および移動度が一義的に決まるように
なり、性能を向上させることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、特にデルタドープ構造を有
するトランジスタの相互コンダクタンスおよびしきい値
電圧の温度依存性を改善し、広い温度範囲にわたって電
子移動度等のトランジスタ特性に変化のない、高速およ
び高周波回路に適用可能な化合物半導体装置を提供しよ
うとするものである。
な点に鑑みなされたもので、特にデルタドープ構造を有
するトランジスタの相互コンダクタンスおよびしきい値
電圧の温度依存性を改善し、広い温度範囲にわたって電
子移動度等のトランジスタ特性に変化のない、高速およ
び高周波回路に適用可能な化合物半導体装置を提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る化合物半
導体装置は、例えばGa As 単結晶でなる半導体基板上
にバッファ層を介して多層構造層を形成するもので、こ
の多層構造層は一単位とされる母材半導体層を積層して
構成したもので、このそれぞれの母材半導体層の積層界
面に、この半導体層の1原子層内に異種の原子をドープ
してドープ層を形成するもので、このドープ層が少なく
とも2層形成されるよう複数段積層するようにしてい
る。
導体装置は、例えばGa As 単結晶でなる半導体基板上
にバッファ層を介して多層構造層を形成するもので、こ
の多層構造層は一単位とされる母材半導体層を積層して
構成したもので、このそれぞれの母材半導体層の積層界
面に、この半導体層の1原子層内に異種の原子をドープ
してドープ層を形成するもので、このドープ層が少なく
とも2層形成されるよう複数段積層するようにしてい
る。
【0008】
【作用】この様に構成される化合物半導体装置において
は、異種原子をドープして形成したデルタドープ層を1
層ではなく複数層形成して多層構造層を構成するように
しているものであるため、電子移動度の温度依存性が改
善されるものであり、キャリアの濃度をトランジスタの
目的に応じて所望の値に設定できるようになる優れた特
徴を有する。
は、異種原子をドープして形成したデルタドープ層を1
層ではなく複数層形成して多層構造層を構成するように
しているものであるため、電子移動度の温度依存性が改
善されるものであり、キャリアの濃度をトランジスタの
目的に応じて所望の値に設定できるようになる優れた特
徴を有する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1はエピタキシャル成長基板によって構成
された電界効果型トランジスタの断面構造を示している
もので、まずこのエピタキシャル成長基板の構造を、そ
の製造工程にしたがって説明する。
説明する。図1はエピタキシャル成長基板によって構成
された電界効果型トランジスタの断面構造を示している
もので、まずこのエピタキシャル成長基板の構造を、そ
の製造工程にしたがって説明する。
【0010】ここで、エピタキシャル成長は分子線エピ
タキシャル成長法(MBE法)によって形成するもので
あるが、MOCVD法(有機金属気相成長方)等の原子
層オーダの成長制御が可能な手段であれば、適宜使用可
能である。
タキシャル成長法(MBE法)によって形成するもので
あるが、MOCVD法(有機金属気相成長方)等の原子
層オーダの成長制御が可能な手段であれば、適宜使用可
能である。
【0011】まず、半絶縁性Ga As 半導体の単結晶基
板11を用意し、この単結晶基板11上に不純物をドープし
ないi−Ga As によるバッファ層12を、厚さ0.5μ
mでエピタキシャル成長によって形成する。
板11を用意し、この単結晶基板11上に不純物をドープし
ないi−Ga As によるバッファ層12を、厚さ0.5μ
mでエピタキシャル成長によって形成する。
【0012】この様にバッファ層12が成長されたなら
ば、このバッファ層12上に障壁層13を厚さ300nmで形
成するもので、この障壁層13は、Al0.3 Ga 0.7 As
で構成される。
ば、このバッファ層12上に障壁層13を厚さ300nmで形
成するもので、この障壁層13は、Al0.3 Ga 0.7 As
で構成される。
【0013】この障壁層13の上には、不純物をドープし
ないi−Ga As 層141 を厚さ6nmで成長させた後、こ
の成長のために開かれていたGa 蒸発源のシャッタを閉
じ、これと同時もしくは数秒後にSi 蒸発源のシャッタ
を60秒間開き、Si ドーピング層151 を形成し、1つ
のデルタドープ層が形成されるようにする。
ないi−Ga As 層141 を厚さ6nmで成長させた後、こ
の成長のために開かれていたGa 蒸発源のシャッタを閉
じ、これと同時もしくは数秒後にSi 蒸発源のシャッタ
を60秒間開き、Si ドーピング層151 を形成し、1つ
のデルタドープ層が形成されるようにする。
【0014】次に、再びこのSi 蒸発源のシャッタを閉
じると共に、Ga 蒸発源のシャッタを開いてi−Ga A
s 層142 を6nm成長させ、このGa 蒸発源シャッタを閉
じた後Si 蒸発源のシャッタを60秒間開き、Si ドー
ピング層152 を形成する。この様な工程を5回繰り返す
ことによって、不純物をドープしないi−Ga As 層14
1 〜145 (14)およびSi ドーピング層151 〜155 (15)を
交互に配置した多層構造が形成され、最後にさらにi−
Ga As 層146 を形成してこの多層構造層が完成され
る。
じると共に、Ga 蒸発源のシャッタを開いてi−Ga A
s 層142 を6nm成長させ、このGa 蒸発源シャッタを閉
じた後Si 蒸発源のシャッタを60秒間開き、Si ドー
ピング層152 を形成する。この様な工程を5回繰り返す
ことによって、不純物をドープしないi−Ga As 層14
1 〜145 (14)およびSi ドーピング層151 〜155 (15)を
交互に配置した多層構造が形成され、最後にさらにi−
Ga As 層146 を形成してこの多層構造層が完成され
る。
【0015】すなわち、この多層構造層は一単位となる
i−Ga As 層を母材半導体層として積層しているもの
で、この母材半導体層の積層界面において、この母材半
導体層の少なくとも1原子層内に異種原子をドープして
ドーピング層(デルタドープ層)を形成するようになる
もので、このデルタドープ層が5層形成されるようにな
っている。
i−Ga As 層を母材半導体層として積層しているもの
で、この母材半導体層の積層界面において、この母材半
導体層の少なくとも1原子層内に異種原子をドープして
ドーピング層(デルタドープ層)を形成するようになる
もので、このデルタドープ層が5層形成されるようにな
っている。
【0016】この様な多層構造部の上には、i−Al
0.3 Ga0.7 As の障壁層16(バリア層)を30nmの厚
さで形成し、最後にi−Ga As キャップ層17を形成し
て、このエピタキシャル成長基板が完成される。
0.3 Ga0.7 As の障壁層16(バリア層)を30nmの厚
さで形成し、最後にi−Ga As キャップ層17を形成し
て、このエピタキシャル成長基板が完成される。
【0017】この様なエピタキシャル成長基板を用いて
電界効果型トランジスタを構成するもので、まずエピタ
キシャル成長基板の表面、すなわちキャップ層17の表面
上の全面にWSi x (x=0.6)の薄膜を厚さ30nm
となるように高周波スパッタリングによって形成し、こ
の薄膜を反応性イオンエッチングによってパターンエッ
チングすることにより、ゲート電極21を形成する。
電界効果型トランジスタを構成するもので、まずエピタ
キシャル成長基板の表面、すなわちキャップ層17の表面
上の全面にWSi x (x=0.6)の薄膜を厚さ30nm
となるように高周波スパッタリングによって形成し、こ
の薄膜を反応性イオンエッチングによってパターンエッ
チングすることにより、ゲート電極21を形成する。
【0018】この様にゲート電極21が形成されたなら
ば、このゲート電極12をマスクとして用い、キャップ層
17の表面からSi イオンを注入し、900℃で5秒間ア
ニールしてドープされたSi を活性化し、n+層221 、2
22 (図に鎖線で囲まれた点の集合で示す領域)を形成
する。
ば、このゲート電極12をマスクとして用い、キャップ層
17の表面からSi イオンを注入し、900℃で5秒間ア
ニールしてドープされたSi を活性化し、n+層221 、2
22 (図に鎖線で囲まれた点の集合で示す領域)を形成
する。
【0019】そして、キャップ層17の表面のn+層221
および222 に対応するソースおよびドレイン部分に、A
u Ge 40nm、Au 150nmで形成し、450℃で90
秒間のシンタを行うことで、ソース電極23およびドレイ
ン電極24を形成する。
および222 に対応するソースおよびドレイン部分に、A
u Ge 40nm、Au 150nmで形成し、450℃で90
秒間のシンタを行うことで、ソース電極23およびドレイ
ン電極24を形成する。
【0020】図2は上記のように構成されたエピタキシ
ャル成長基板における電子移動度の温度依存性を示して
いる。この図から明らかなように、電子の移動度は77
K〜350Kの範囲で1020〜950cm2 /Vsという
極めて狭い範囲に収まるようになる。また、シートキャ
リア濃度も2×1013cm-2と、デルタドープ層が1層の
場合よりも大きい。
ャル成長基板における電子移動度の温度依存性を示して
いる。この図から明らかなように、電子の移動度は77
K〜350Kの範囲で1020〜950cm2 /Vsという
極めて狭い範囲に収まるようになる。また、シートキャ
リア濃度も2×1013cm-2と、デルタドープ層が1層の
場合よりも大きい。
【0021】この様な現象は次のようなことが要因とな
る。まず、デルタドープ層を1層から2層以上の多層と
することにより、シートキャリア濃度は層の数の倍数に
することができる。したがって、このデルタドープ層の
間隔を適当な値に選定することができる。
る。まず、デルタドープ層を1層から2層以上の多層と
することにより、シートキャリア濃度は層の数の倍数に
することができる。したがって、このデルタドープ層の
間隔を適当な値に選定することができる。
【0022】実施例においては、デルタドープ層の数は
5層に設定されたが、この層数は2層以上ならば同様の
効果が発揮される。図3はデルタドープ層が1層の場合
と2層の場合の移動度の温度依存性を比較して示してい
るもので、デルタドープ層を2層にすることによって、
1層の場合に比較して温度依存性が極めて小さくなって
いることが理解できる。
5層に設定されたが、この層数は2層以上ならば同様の
効果が発揮される。図3はデルタドープ層が1層の場合
と2層の場合の移動度の温度依存性を比較して示してい
るもので、デルタドープ層を2層にすることによって、
1層の場合に比較して温度依存性が極めて小さくなって
いることが理解できる。
【0023】このデルタドープ層の間隔は、実施例にお
いては6nmとしたが、100nm以内ならば同様の効果が
発揮され、その間隔が狭いほど2次元フォノン化の効果
は顕著になることが期待できる。図4はデルタドープ層
が1層の場合と2層の場合のシートキャリア濃度の温度
依存性を示しているものであるが、必要なシートキャリ
ア濃度はデルタドープ層の数を複数層化することによっ
て達成できる。
いては6nmとしたが、100nm以内ならば同様の効果が
発揮され、その間隔が狭いほど2次元フォノン化の効果
は顕著になることが期待できる。図4はデルタドープ層
が1層の場合と2層の場合のシートキャリア濃度の温度
依存性を示しているものであるが、必要なシートキャリ
ア濃度はデルタドープ層の数を複数層化することによっ
て達成できる。
【0024】n型のAl Ga As 層とこれに接するGa
As 層との界面では、Al Ga AsとGa As とはバン
ドギャップ(禁制帯幅)が異なり、Al Ga As の方が
バンドギャップが大きい。このため、Al Ga Asから
電子親和力の大きいGa As側に電子が移動するように
なるもので、禁制帯幅が大きいほど絶縁性が大きくな
る。
As 層との界面では、Al Ga AsとGa As とはバン
ドギャップ(禁制帯幅)が異なり、Al Ga As の方が
バンドギャップが大きい。このため、Al Ga Asから
電子親和力の大きいGa As側に電子が移動するように
なるもので、禁制帯幅が大きいほど絶縁性が大きくな
る。
【0025】これを実施例に対応してみると、図1にお
いてデルタドープ層を含むGa As層14は、Al Ga As
層13および16によって挟持された構造となっている。
したがって、禁制帯幅の大きなAl Ga As 層13および
16側へ電子が入り難くなり、Ga As 層14側に電子が閉
じ込められた状態となる。すなわち、シートキャリア濃
度が向上する。また、Al Ga As 層16が存在するた
め、ゲート電極21の直下はショットキー障壁が大きくな
り、ゲート耐圧が向上されるようになる。
いてデルタドープ層を含むGa As層14は、Al Ga As
層13および16によって挟持された構造となっている。
したがって、禁制帯幅の大きなAl Ga As 層13および
16側へ電子が入り難くなり、Ga As 層14側に電子が閉
じ込められた状態となる。すなわち、シートキャリア濃
度が向上する。また、Al Ga As 層16が存在するた
め、ゲート電極21の直下はショットキー障壁が大きくな
り、ゲート耐圧が向上されるようになる。
【0026】尚、実施例では単結晶基板11をGa As に
よって構成したが、特にGa As に限らず、Si 、Ge
、In P等の半導体一般に適用できる。また、デルタ
ドープする不純物原子は、実施例に示したSi に限るも
のではない。
よって構成したが、特にGa As に限らず、Si 、Ge
、In P等の半導体一般に適用できる。また、デルタ
ドープする不純物原子は、実施例に示したSi に限るも
のではない。
【0027】また、図1で示した構造において障壁層13
をはぶいた構造とすることも可能であり、また障壁層16
をはぶいた構造とすることもできる。そのいずれにおい
ても温度特性が改善される効果が得られる。また、障壁
層16およびキャップ層17をそれぞれ構成するi−Al G
a As 層およびi−Ga As 層をn型に構成して、電界
効果型トランジスタを構成するに際してイオン注入を行
わない構造とすることもできる。
をはぶいた構造とすることも可能であり、また障壁層16
をはぶいた構造とすることもできる。そのいずれにおい
ても温度特性が改善される効果が得られる。また、障壁
層16およびキャップ層17をそれぞれ構成するi−Al G
a As 層およびi−Ga As 層をn型に構成して、電界
効果型トランジスタを構成するに際してイオン注入を行
わない構造とすることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る化合物半導
体装置によれば、広い温度範囲にわたって電子移動度等
のトランジスタ特性に変化のない、高速および高周波回
路に適用可能なトランジスタが構成できるようになる。
体装置によれば、広い温度範囲にわたって電子移動度等
のトランジスタ特性に変化のない、高速および高周波回
路に適用可能なトランジスタが構成できるようになる。
【図1】この発明の一実施例に係る化合物半導体によっ
て構成された電界効果型トランジスタを示す断面図。
て構成された電界効果型トランジスタを示す断面図。
【図2】実施例で示した化合物半導体の電子移動度、シ
ートキャリア濃度の温度依存性を説明する図。
ートキャリア濃度の温度依存性を説明する図。
【図3】デルタドープ層を1層にした場合と2層にした
場合の電子移動度の温度依存性を比較して示す図。
場合の電子移動度の温度依存性を比較して示す図。
【図4】デルタドープ層を1層にした場合と2層にした
場合のシートキャリア濃度の温度依存性を比較して示す
図。
場合のシートキャリア濃度の温度依存性を比較して示す
図。
11…単結晶基板(Ga As )、12…バッファ層、13、16
…障壁層、14、141 〜146 …i−Ga As 層、15、151
〜155 …Si ドーピング層、17…キャップ層、21…ゲー
ト電極、221 、222 …n+層、23…ソース電極、24…ド
レイン電極。
…障壁層、14、141 〜146 …i−Ga As 層、15、151
〜155 …Si ドーピング層、17…キャップ層、21…ゲー
ト電極、221 、222 …n+層、23…ソース電極、24…ド
レイン電極。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 伊藤 寛
愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電
装株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板と、 この半導体基板上に形成されたバッファ層と、 このバッファ層上に形成された多層構造層とを具備し、 この多層構造層は、一単位となる母材半導体層を複数の
層に積層構成したもので、その母材半導体層は、各々そ
の積層界面でこの母材半導体層の少なくとも1原子層内
に異種原子をドープして形成されたドープ層を有し、 このドープ層が少なくとも2層設定されるように前記母
材半導体層が積層されるようにしたことを特徴とする化
合物半導体装置。 - 【請求項2】 前記多層構造層を構成する一単位の母材
半導体層は、その積層界面に前記ドープ層を挟むように
前記母材半導体層よりも広い禁制帯幅を有する半導体層
を有していることを特徴とする請求項1記載の化合物半
導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3166653A JPH0513446A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 化合物半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3166653A JPH0513446A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 化合物半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513446A true JPH0513446A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15835258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3166653A Pending JPH0513446A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 化合物半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513446A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001067521A1 (en) * | 2000-03-03 | 2001-09-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device |
| US6617653B1 (en) | 2000-05-31 | 2003-09-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Misfet |
| US6654604B2 (en) | 2000-11-21 | 2003-11-25 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Equipment for communication system |
| US6903383B2 (en) | 2000-11-21 | 2005-06-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor device having a high breakdown voltage for use in communication systems |
| KR100707325B1 (ko) * | 1999-05-06 | 2007-04-13 | 소니 가부시끼 가이샤 | 헤테로 접합 전계 효과 트랜지스터 및 그 제조방법 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP3166653A patent/JPH0513446A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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